一本松海運はこのほど、道頓堀川開削400年を記念した企画パス「道頓堀クルージングパス」(4,000円・税込)を発売した。同社は、大阪ミナミ・道頓堀を中心に大阪府大阪市内でクルーズ船などを運航している。今回発売する「道頓堀クルージングパス」は、道頓堀川で運航する人気のクルーズを割引料金で楽しめる企画パスとなる。同パスで乗船できるクルーズは、「落語家と行く なにわ探検クルーズ」「アクアmini 大阪城・道頓堀コース」(湊町・太左衛門橋船着場からの乗船のみ)、「とんぼりリバークルーズ」「とんぼり River JAZZ Boat」の4つ。通常料金は計6,900円となる。同パスで期間中に各クルーズに1回乗船できるだけでなく、同パスに付属する「道頓堀あきんどパス」により道頓堀・ミナミエリアの人気店舗の特典も利用できるとのこと。同パスの販売期間は8月31日までで、利用期間は5月11日~11月30日。販売場所は、大阪水上バス大阪城港・湊町船着場・太左衛門橋船着場・一本松海運となる。なお、取り扱いは大人のみ。
2015年04月30日クラフトビールとは、小規模な醸造所でビール職人が手造りするビールのこと。アメリカはこのクラフトビールの本場で、たくさんのブルワリー(小規模ビール醸造所)があり、レベルの高いビールが造られています。近年、日本のクラフトビール業界も盛り上がりをみせており、大手ビールメーカーが造っていないようなバラエティー豊かなビールを製造・販売しています。都内にもクラフトビールの専門店が続々オープン中。そこでおいしいクラフトビールが味わえる、最近オープンしたばかりの注目の3軒をご紹介します。■キリンビールのクラフトビールブルワリー「SPRING VALLEY BREWERYTOKYO」で6種類のビールを味比べ「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレー ブルワリー トウキョウ)」は、キリンビールの新しいクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」のブルワリーに併設されたオールデイダイニング。その場で作られた鮮度抜群のクラフトビールが楽しめます。場所は、東横線の地下化により新たに創出されたトンネル上部の旧線路跡地に、4月17日に開業した複合施設「ログロード代官山」内。木の温もりあふれる店内には、麦芽を煮込んで麦汁を作る工程が中まで見える、日本初導入の透明なガラスの仕込み設備やタンクがあり、ビール造りを身近に感じることができます。年間を通して味わえるのがフラッグシップビール「496」をはじめ、ピルスナーの「コープランド」、濃色ビール「アフターダーク」、ホワイトビール「オンザクラウド」、ゆずが香る「デイドリーム」、フルーツビールタイプの「ジャズベリー」の6種類。初めて訪れる人には、その6種類のビール全種類+それぞれのビールに合わせたタパスのセット2,000円がイチオシ。そのほか季節限定ビールも登場し、ビールとの相性にこだわった多彩な料理もラインナップ。特製ブロイラーオーブンを使用し、肉本来の旨みを内側に閉じ込め一気に焼き上げるグリルや自家製スモークなど、どれも絶品。新しいビア・カルチャー発信拠点として、ブルワリーツアーやワークショップも展開していくそう。■世界や日本のクラフトビールが存分に味わえる「SMITH」「SMITH(スミス)」は、原宿の明治通り沿いに3月28日に開業した「キュープラザ原宿」の4階にオープン。ここは、多数の飲食店を手がける「オペレーションファクトリー」プロデュースで、ニューヨークのブルックリンをイメージしたカジュアルな雰囲気が素敵。ビルのワンフロアを占める広い店内は5つの空間を演出。バーカウンターや個室、テラス席のほか、グリーンルームと呼ばれる開放的なテーブル席は女子会にピッタリ。そのほかシックなボックス席もあります。店内には樽生ビールのタップが8本並び、ノースウェストで生まれたオリジナルビール「SMITH」をはじめ、世界10カ国以上40種類のクラフトビールが味わえます。オリジナルビールの味は、トロピカルで華やかな感じ。バランスがよく、どんな料理にも合いそう。茨城や新潟など、日本のクラフトビールも豊富に揃います。さらに世界中のワイナリーから届く産地直送ワインもバリエーション豊か。フードは“インターナショナル&ヘルシー”をキーワードに、関東近郊の契約農家から届く新鮮野菜を中心とした石窯野菜ピザが名物。シャキシャキのレンコンとゴボウがたくさんのったものからデザートピザまで6種類。クラフトビールとピザで、ワイワイ楽しい時間が過ごせそうですね。■女性に人気のヤッホーのビールがズラリ 「よなよな BEER KITCHEN 神田店」ここはエールビール専門ブルワリーとして業界トップクラスの歴史とノウハウを持つ「ヤッホーブルーイング」の公式ビアレストラン。赤坂店に続き、3月24日にオープンし、連日大盛り上がりです。神田店はカジュアル感を意識し、カウンター席を大きく設けてあるのが特徴。おひとり様でも入りやすいのがうれしいですね。中央にオープンキッチンを配しライブ感も満載。毎日長野県佐久市のブルワリーから直送されるフレッシュなクラフトビールが楽しめます。代表ブランド「よなよなエール」はもちろん、「水曜日のネコ」「インドの青鬼」「東京ブラック」など定番のビールは10種類。さらにここで味わうことができない限定醸造ビールも登場するそう。フードは、看板料理の「ローストチキン」をはじめ、ハーブやスパイスを使用したオリジナルソーセージも10種類以上! ジューシーな肉料理と香り高いクラフトビールの相性抜群で、ついつい飲み&食べ過ぎちゃいます。ビールがおいしく感じる季節到来。今宵は、今大注目のクラフトビールに酔いしれてみては。 SPRING VALLEY BREWERY TOKYO SMITH よなよな BEER KITCHEN 神田店
2015年04月28日キリンビールは17日より順次、東京と大阪で"醸造家魂"が楽しめる体感型ビアガーデン「キリン一番搾りガーデン Brewer’s Spirit(ブルワーズ スピリット)」を展開する。○「一番搾り」にかける"醸造家魂"が楽しめる体感型ビアガーデン同店は、今年で発売25周年を迎える「キリン一番搾り生ビール」に込められた醸造家の想いやブランド独自の価値を体感できる場として展開する「一番搾り」ブランドのコンセプトショップ。「醸造家魂」というコンセプトのもと、「一番搾り」にかける醸造家の熱い想いや「一番搾り」ならではのおいしさを体感することができるビアガーデンになるという。一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の比較試飲や釜を模したシアター内の映像体験などを通して、楽しみながら「一番搾り」独自の価値を実感できる。店内では、「キリン一番搾り生ビール」をはじめ、泡がシャリッと冷たい、新食感の生ビールとして好評を得ている「一番搾り フローズン<生>」に加え、「一番搾り」やビールの素材を使用したオリジナルフードメニューを提供。また今年は、キリンビールの全国9工場所在エリア(キリンビール北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場)の、「うまいものめぐり」フードメニューが期間限定で提供される。主なメニュー(税込)は、ドリンク(550円~)が「キリン一番搾り生ビール」「一番搾り フローズン<生>」「一番搾り スタウト」「一番搾り フローズン<ビアカクテル>」「一番搾り プレミアム」(5月13日~)、「全国9工場限定 一番搾り」(5月19日~、期間限定)など。フード(300円~)は、「一番搾り スタウト仕立て国産手羽先」「麦富士豚の一番搾りスペアリブ」「ローストビーフと麦芽とクレソンのサラダ」などとなる。なお、ドリンク・フード内容/価格/提供期間は、変更になる場合がある。オープン予定日は、東京(東京都渋谷区宇田川町3-7)が4月17日、大阪(大阪府大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪 うめきた広場)は4月28日。
2015年04月15日江崎グリコは12月16日、大阪府のネオン看板「道頓堀グリコサイン」の点灯開始時刻を18時から日没30分後に変更した。「道頓堀グリコサイン」は大阪・道頓堀のそばにある高さ20mの同社の看板で、両手を上げたランナーをモチーフにした「ゴールインマーク」が描かれている。10月23日にリニューアルが行われ、現在の看板は"6代目"。約14万個のLEDチップによって多彩な映像演出が可能となり、ランナーが世界を駆け抜ける特別動画も楽しめる。これまで同看板の点灯時間は18:00~24:00となっていたが、夜間のLED点灯をよい状態で多くの人が楽しめるように、点灯時刻が日没30分後に変更された。消灯時刻はこれまで通り24:00となるとのこと。なお、大阪府の日没時刻は、冬至ごろで16:50~17:00前後、夏至ごろで19:05~19:15前後となるという。
2014年12月16日グローバルグロサリーはこのほど、オーストリア・ザルツブルクのBrauerei Gusswerk GmbH(グスヴェルク醸造所)より12種類のオーガニック認証ビールの輸入を開始した。グスヴェルク醸造所は、マイクロブルワリーと呼ばれる小規模醸造所で、伝統にとらわれない個性的なビールを発表している。原材料は全てEUおよびオーストリアで有機認証された素材のみを使用するオーガニック醸造所(日本国内では『有機農産物加工酒類』として販売)でもあり、独創性と素材や製法に対するこだわりには高い評価を得ている。ヨーロッパにおけるビール醸造家の権威『EUROPEAN BEER STAR』では金賞、『GLOBAL CRAFT BEER AWARD』では銅賞を受賞した。今回、発売するビールは12種類。2013年 EUROPEAN BEER STARで金賞を受賞した「ヴァイツェン」、今年の GLOBAL CRAFT BEER AWARDで銅賞を受賞した「ホーニー ベティー」など、コンテストで受賞したビールも取りそろえる。その他、満月の日のみに限定醸造する「ジェイコブスゴールド」や、麦芽を煮沸する際に真っ赤に熱した石を釜に投入する中世の醸造法を再現した「シュタインビア」、度数9%超の「トリプルボック」と呼ばれるストロングビールなど、個性的なビールも用意している。いずれも、全国の酒販店や飲食店、オンラインサイトamazon.co.jpなどで販売している。
2014年10月29日●「ビールはどれも同じ」という声に、「新次元のビールを」キリンはなぜクラフトビールをつくったのか - サラリーマン醸造家の挑戦街を歩いたとき「クラフトビール」の文字を見かけることはないだろうか。作り手の顔が見えるこだわりのクラフトビールは、従来の「生ビール」のイメージを覆す存在となり、若い世代を中心に人気を集めている。このクラフトビール業界に、大手ビールメーカーであるキリンが参入したというのだ。「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)」と名付けられたこのプロジェクト、第1弾「496」はWEBでの予約販売のみ(※2014年9月現在)という状況に関わらず、予定していた4,000セットが4日で完売。第2弾「Willy」も3日で完売、第3弾の予約開始が待たれるという状況だ。大きく注目を集める「キリンのクラフトビール」を開発したのは、サラリーマン醸造家だったといううわさを聞きつけ、キリンビール商品開発研究所 蒲生徹さんと、デジタルマーケティング室 丹羽靖彦さんに話を伺ってきた。○ビール、発泡酒、新ジャンル…違いがわかりにくいという声--そもそも『クラフトビール』って何なんでしょう?丹羽さん「マスプロダクトとは違う嗜好性・多様性を持ち、味の違いや個性、つくり手のこだわりが楽しめるようなビールとご理解ください。もともと、世間で地域に根ざした小規模なブルワリーが作り手の思いを大事にしながら造るビールを地ビールと呼んでいますが、われわれとしては、小規模ブルワリーだけでなく、作り手が明確で主張を持ったビールを『クラフトビール』と呼んでいます。素材などの関係上、大量生産はしていません」--今回の企画がうまれるきっかけは?蒲生さん「ビール類の市場縮小、若者離れといった状況がある中で、キリンとして、何かできることはないかと、2011年くらいからマーケティング部の数人が発起人となり、企画を始めました」丹羽さん「そうですね。一部のお客さまからビールも発泡酒も新ジャンルも、違いがわかりにくいというご意見を頂いておりました。われわれも、それなりの価格帯で満足いただけるおいしいものをというニーズには応えてきたつもりですが、今度はもう1回、お客さまがビールを味わって色々なシーンに応じ、自ら楽しんで選択して、飲んでもらうものにしたいと考えたのが、起点ですね」--それにはクラフトビールのこだわりが重要だったのでしょうか丹羽さん「日本酒などは等級制が廃止になってから個性が弱まり低下していたのですが、個性的なものや主張のはっきりした嗜好性を明確に打ち出すことによって、市場に回復の兆しがみえます。われわれとしても、味や作り手に目を向けてもらえる商品を出していきたいと考えました」--クラフトビールという形であれば個性を出していけるぞと。蒲生さんの「企業の中の醸造家」と言うのはどういう仕事ですか?蒲生さん「基本的には、ビールのレシピを書いている仕事です。その商品がお客さまに伝えたい価値(コンセプト)を考慮しながら商品のコンセプトを考えて、技術に落としています。さらに実際のレシピをつくって、試験醸造して、できたものの香味や分析値を見て、また次の指標にフィードバックしていくことの繰り返しですね」--レシピとはどういう形のものですか?蒲生さん「原材料としてどんな麦芽を使うか、ホップをどれくらい入れるか、たん白や糖タンパク質の割合をどうするかなどを定めたものです。数値を決めていきます。今回はコンセプトのハードルが高くて…コンセプトチームからマーケティング部からは『新次元のビールを』と言われましたので、それは何なんだというところからはじめました(笑)」--新次元ってなんだ!? みたいな…蒲生さん「もう、『ビールって何だろう?』みたいなとこから(笑)。ビール通の人もうなるし、普通のビールを飲んでる人も驚くようなものをつくるというテーマでした。コンセプトチームとアメリカに行き、クラフトビールブルワリーを訪問したり…開発まで2~3年かけました」--アメリカ視察で飲んだものは、どのように活かされているんですか蒲生さん「みんなに共通しておいしいものがわかったという感じですね。アメリカのクラフトビールはとてもたくさん種類があって、レベルもバラバラなんです。そのなかでも売れている何商品かは、味がまとまっている印象がありました」--「新次元はこれだ!」と定義ができましたか?蒲生さん「『香りはすごく華やかだけど、口当たりは穏やか』『モルトのやわらかさを感じられる』『すっと後味が終わる』という仮説を立てました。普通、香りを華やかにするためにはホップの量を増やしていくのですが、そうすると苦くなってしまうんです。香りがあって苦いものはたくさんあるけど、香りがあって味がまとまっているビールはなかなかない。これが新次元だろうという話をしています」--本当に、ビールの定義を塗り替えるようですね。つくれるものなんですか…!?蒲生さん「お酒に関するさまざまな研究を行っている部門と協力しながらやっていますね」--いろいろな要素をわけて組み合わせが一つの味になるんですね蒲生さん「そうですね、麦芽とホップと酵母の組み合わせのバランスがうまくとれるように。『これは他のものとは違うだろう』という試作品ができても、全然ビールらしくなかったりするんです(笑)。そこからの調整が大変です」--蒲生さんは新卒で入社されたんですか蒲生さん「そうですね。名古屋の工場で生産管理の仕事を4年半、その後ビールの開発を5年半行っています。今までに担当したのは『グランドキリン』『キリン濃い味 糖質0』『キリン濃い味 デラックス』などです。現在、直接ビールを担当している開発担当者は10人弱ですね」--今回のプロジェクトでは、選ばれし存在なんですか!?蒲生さん「そういうことではないんですけど(笑)。いろいろな部署とオーバーラップしながら作っています。ただ、やりがいはすごくあると思いますね。私もずっとそういう商品がつくりたいと思っていたので。プレッシャーが大きいですが…ビールが好きな人はやってみたい仕事だと思います」--今後もラインナップが続きますが、そちらは試飲されているのでしょうか蒲生さん「試飲して、言いたいことを言い合っていますね。開発者同士、お互い自分の造るビールの試作品が1番だと思っているんじゃないでしょうか(笑)」●ビール業界自体を盛り上げる存在に--今回の第1弾~第4弾に加えて、さらにクラフトビールをつくっていくような戦略はあるのでしょうか丹羽さん「今回はWEBでの予約販売となりますが、来春には店舗で実際に飲めて買えて、さらに"作り手"が見えるような、ブルワリー併設店舗をオープンします。今回のクラフトビールは、マスプロダクトとは違う設備を導入して原料や売り方にもこだわっています」--あらためて整えたんですか?蒲生さん「今回のために設備を新しく作りましたし、新たに設立するレストランにも小規模のブルワリー設備を設置する予定です」--マスプロダクトとの具体的な違いとは蒲生さん「大きい設備でつくれないわけではないのですが…どうしても普通の工場だとすごい量ができてしまいます。マスで作る時には量が確保できないから使えないような原料も、使うことができるんです。また、今回DRINXというサイトでの予約販売も行っていますが(※第1弾、第2弾は完売)、こちらは詰めてすぐお客さまのところに行くことになります」--すぐに売り切れたのはうれしかったですか蒲生さん「これから届くのでプレッシャーはありますけど、うれしいですね」--満足させなければならないと。開発にあたって1番大変だったのはどのプロセスなんですか?蒲生さん「やはり、新次元ってなんだろうというところが一番難しかったです。ただこの商品もプロトタイプですので、お客さまの声を伺いながら仮説を検証していって、また考える悩むことになると思います」--これからさらに進化するということでしょうか?丹羽さん「蒲生さんは大きな課題を与えられて苦しみ、最高の状態をつくったのだと思いますが、お客さまがどういう形で受け取ってくれたかの意見を踏まえながら、共にビールの魅力を考えていきたいというのが今回のプロジェクトの趣旨です。そのためには、お客さまと対話ができる仕組みが必要だと考えました」--それが予約受注という仕組みに現れているのですか?丹羽さん「そうですね。4月1日から、キリンのオンラインショップ『DRINX(ドリンクス)』をオープンし、商品の販売をしています。『飲み物を進化させることでみんなの日常をあたらしくしていく』と言いますか、新しい飲み方、新しい味わい方、新しい暮らしの提案、こういうものを目指して商品をつくっていますね。直販サイト運営の利点として、どういうお客さまが買ってくださっているのかがわかりますので、イベントなどを通じて直接交流をはかっていくとともに、開発にもお客さまの声を取り入れていければと思っています」--暮らしの提案についても何かコンテンツなど発信する予定なんでしょうか丹羽さん「今回もそうなんですが『ビールって、ただ乾杯のときに飲めればいい』とか、疲れたときのプファーとか、機能面でも大事だと思いますけども、誰かと会うときに『こういうビールなんだよ』と楽しんでもらえる、印象に残ってもらえるようになってほしいと思っていますので。もちろんサイトで扱っているのはビールに限りませんので、こだわっている人の顔が見えるような売り方や、みなさんにコミュニケーションをとってもらえるようなやり方もできればと考えています」--精神の豊かさや余裕のある飲み方を提案するような…丹羽さん「蒲生さんが造った作ってくれた商品もそうですし、今回のプロジェクトではまた今後も違ったコンセプトでのクラフトビール商品を企画しております。『ビールはどれも同じ味じゃないか』という意見に対して、『このビールは好き』『これは好みじゃない』など語られるように。あるいは『これはこの料理と合う』『女性と飲むときはこれ』と、選ぶことへの関与を促進したい、お客さまの嗜好(しこう)性を取り戻したいというところがありますね」--実際に予約されている方はどのような方が多いのでしょうか?丹羽さん「今回は第1弾~第4弾まで企画しています。第1弾の販売時にのみ、第4弾までの一括予約コースを実施したのですが、このコースをご注文いただけるお客さまがかなり多かったんですよ。第2弾以降は詳細がわからない状態で、1万2000円のセットをご予約いただけた。内訳を見ますと、これまでは40~50代のお客さまが中心だったものが、今回は他のビール商品に比べて30代の方が10~15%くらい多くなっているんですよね。総じて若い方に『今までとちがうな』と思っていただけているようです。今後の反応についても、継続してうかがっていきたいなと思っています」--確かに、若い層がクラフトビールを楽しんでいるイメージがあります丹羽さん「現在、東京でもクラフトビールの飲食店などが増えていまして、若い男女が多く見られます。量を追うわけではなく、1杯とか2杯、自分の価値観に合ったものを飲みたいという方もいらっしゃるんだなと。一般にクラフトビールというと、ちょっと高めの設定ですので、みなさまの期待感に応えられるものをつくっていきたいなと思いますね。今回もパッケージを見ると、蒲生さんのサインが入っているんですよ。ラベルに『Passion』と入れています。パッションを感じてほしい!」--自分の名前がこんなにバーンと!蒲生さん「初めてですね」丹羽さん「サイトに大々的に出るのも初めてですよね(笑)」--今後、こういう商品をつくりたいなどありますか?蒲生さん「具体的にはいっぱいあるんですが…そうですね、もっとゆったり飲むとか、1人で飲むといったスタイルが、まだあまり浸透できてないように思いますので、そういう飲み方を広められる商品をつくりたいです」--最近クラフトビールという市場が盛りあがっているなかでのキリンさんの立ち位置とは丹羽さん「競合という意識はまったくありません。日本のビール市場は特定の味覚領域に集中した商品が多く、もっと楽しんでもらえるものを、と考えています。クラフトメーカーさんとは共同して市場を活性化していきたいというスタンスです。日本のビール産業が楽しいものになってほしいなと。共同して、もう1回ビールの嗜好性を高めて、お客さまがいろいろと選択できる環境をつくりたいですよね」--どんどん、暮らしのなかの新しいビールの飲み方の提案をしていくんですね丹羽さん「そうですね!」--ありがとうございました
2014年09月29日イートアンドは12月7日、餃子専門店・大阪王将の新店舗として、大阪ミナミの繁華街・道頓堀に大阪王将をオープンした。このほどオープンした道頓堀本店は4階建てで、全189席の大型店舗。食の都・大阪での「大阪王将」の旗艦店となる。同店では通常メニューのほか、「~餃子屋さんのたこ焼き!~カリとろ餃子丸(6ヶ/350円)」、「たこ焼きちゃんぽん(730円)」、「道頓堀焼きそば(630円)」など、道頓堀本店限定のメニューも多数取りそろえる。道頓堀本店の営業時間は、11時~23時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日セブン&アイ・ホールディングスとサントリー酒類は、限定醸造ビール「サントリー 深みの贅沢」を共同開発し、4日より「セブン-イレブン」「イートーヨーカドー」などのセブン&アイグループの種類取扱店約15,000店で、数量限定発売する。サントリー酒類はセブン&アイグループ限定商品として、2010年「サントリー 穫れたて素材 生ビール」を、2011年「サントリー 深みの逸品」を発売、好評を得ていた。同商品は、完売となった「サントリー 深みの逸品」の再発売を求める声に応え、いっそうの深みのある味わいを目指し開発されたもの。「麦芽100%」「天然水100%仕込み」などサントリービールの特徴はそのままに、アルコール度数を6.5%に高めたという。「サントリー 深みの逸品」は、レギュラー缶(350ml)が238円、初めての発売となるロング缶(500ml)が338円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日年間通して、世界中から観光客が訪れる天下の台所・道頓堀。そんな活気あふれるこの街に、しばしば「芸能人」が訪れるビルがあるらしい。これは調査せねばと駆け付けたのは、「中座くいだおれビル」。大阪名物がいっぱいのアミューズメントが集結しているというビルの3階へ上がってみると、そこには衝撃の看板が……!「串カツしろたや」と大きく書かれた看板をくぐって入店すると、「いらっしゃいませ!」と元気のよいあいさつと共に、見覚えのある顔が出迎えてくれた。数多くの大食い番組や大会で優勝し、その名を全国に知らしめた「ジャイアント白田」さんだ。店内はモダンな雰囲気で、揚げ場が見えるカウンター席からファミリーにうれしいテーブル席までゆったり42席。揚げ場には芸能人のサインが並んでおり、その人気がうかがえる。案内された席でオススメメニューを聞いてみると、「人気は牛串カツ(120円)です。でも個人的にはレンコン(180円)も好きなんですよ」と白田さん。初めて串カツを食べる方にオススメな、「食べ歩きセット」(750円)というメニューもある。これは、牛串カツ・豚かつ・たまねぎ・大エビ・うずら卵の全5種がセットになっているものだ。さて、いざ注文!という時に衝撃のメニューを勧められた。その名は「元祖!串かつ大食い王決定戦!」。60分間で何本の串カツを食べられるのかというチャレンジメニューだ。これはオーダーしないわけにいかない、とチャレンジスタート。まず登場したのは串カツ(豚)、シューマイ、ウインナー、牛ヘレ、じゃがいもの5品。衣、ソース、油、全てにこだわり抜いたという「しろたや」の串かつはソース2度づけ厳禁の大阪ルール。ソースに軽く浸していただこう。口に運べば、サクッと揚がった軽い衣の中に閉じ込められた素材のうまみがふわっと広がり、ソースと絶妙のバランスを奏でる。5本ずつどんどん揚げていってくれるので、ついついハイペースで食べ進めてしまう。残り30分!と言われたその時には、全ての串カツメニュー30本を完食していた。驚くことにまったく胃もたれがなく、飽きもきていない。パン粉の目が非常に細かいので油の吸収量が少なく、何本でも食べられるんだとか。千葉から旅行で大阪を訪れたという陽香ちゃん・友梨香ちゃんご一家は、串カツ初体験。パパ・ママチームはやっぱりビールに合う牛串カツがおいしい!とご満悦のご様子。お子さまチームは変わり種のお餅がお気に入りで、思わずリピートしたそうだ。白田さん考案のメニューの中でも変わり種なのが「ゆきみ大福」。アツアツのカツもおいしいけど、冷た~いカツもおいしいのでは!?という思いから生まれたひんやり串カツ。来店の際にはぜひ召し上がれ。最後に、大阪の串カツが大好きという白田さんに「最高で何本食べられますか?」と聞いたところ、「300本位は余裕でしょうね」と笑顔。ジャイアント白田も店に出る「串カツしろたや」で、あなたも絶品大阪串カツにトライしてみては?●information 串カツしろたや 大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル3F 「串カツしろたや」に続いて訪れたのは、「中座食い倒れビル」6階の「BOYOYON SWEETS GARDEN」。こちらも関西で絶大な人気を誇る芸能人がやってくる店なんだとか。わくわくしながら入店してみると、パステルカラーを基調にした内装がめっちゃかわいい。まずは入場券(中学生以上1,480ポヨ、こども980ポヨ、1ポヨ=1円)を購入して入場しよう。お客さんは女性が多いのかと思いきや、男性2人連れや中高年のご夫婦など男性のお客さんも目立つ。お店で出合った佐藤豊一さん、坂本出雲さんのおふたりは、今回が初来店だとか。「友達が働いているから一度来てみたかったんです」というふたりは、おなかが空いたらコンビニスイーツを食べるというほどの大の甘党スイーツ男子。価格設定もリーズナブルで、とにかくおいしい!と大満足。中でもプリンはかなりオススメとのこと。スイーツ男子も大満足のメニューはおばさまたちにも高評価。「おいしい!」「かわいい!」と声をあげていたのは新田さん、奥井さん、小西さんの3人。おいしいもの大好きの小西さんが一度来店した際に、あまりのおいしさと安さに感動して、職場の同僚であるおふたりを誘ったそうだ。小西さんがこの店でもっとも気に入っているのは、席の配置だそう。多くの席が囲み席のような形になっているので周りの目を気にすることなく、食事が楽しめるという。さらに、「こだわりの食器や手書きのメッセージカードなど、女性がうれしくなる心遣いもポイントが高いです」と新田さん。さすが、高級ホテルのスイーツバイキングによく通っているというだけあって、目を付けるポイントが違う。スイーツだけなのかと思っていたら、「パスタやピザ、カレーなどもう全部おいしい」と話してくれたのは奥井さん。確かにスイーツ以外のメニューも充実しており、なおかつ、一つひとつにこだわりがある。絶品料理に舌鼓をうっていると、店内中央からあのフレーズが!「キャー」と女の子が歓声をあげるなか「いらっしゃいっませ~!はぁ~ボヨヨ~ン!!」というおなじみのキャッチフレーズで登場したのは「かつみ・さゆり」さん。関西で絶大な人気を誇る夫婦漫才師だ。この店は、「かつみ・さゆり」プロデュースの食べ放題のお店で、今、女子高生を中心に安くておいしいと口コミで話題沸騰中。「かつみ・さゆり」のおふたりが登場して始まったのは、握手会&写真撮影会。「芸能人=写真をあまり撮ってくれない」というイメージを覆したサービスに、お客さんが次々と列を作っていく。「お店には週1回は出ているんで、見付けたらぜひ声をかけてください」とかつみさん。さゆりさんは、「また食べたい!というものがあれば、リクエストできるのでスタッフにどんどんお声かけしてくださいね」と耳寄りな情報を教えてくれた。とっても気さくふたりなので、お店で見付けたら気軽に声をかけてみよう。さらにお話を伺うと、なんとあの超有名芸能人の娘さんもこちらのお店でスタッフさんとして働いているんだとか!どの方の娘さんかはぜひお店で確かめてほしい。2店舗ともに、味、雰囲気ともに抜群なので、道頓堀を訪れる際はぜひ立ち寄ってほしい。記念写真も撮影できるので、友だちへの土産話もたくさん持って帰ってはいかが?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日