映画『人生の約束』の初日舞台あいさつが9日、都内で行われ、キャストの竹野内豊、江口洋介、西田敏行、優香、髙橋ひかると石橋冠監督が出席した。全国公開中の本作は、テレビドラマの演出を手掛けてきた石橋冠の映画初監督作品。IT関連企業CEOで仕事人間の中原祐馬(竹野内)は、かつて共に起業するも決別した親友の死を知る。彼の故郷・富山県新湊を訪れた祐馬は、自身の人生を見つめ直していく――というヒューマンドラマだ。観客の温かい拍手で迎えられた石橋監督は、「映画をなんとか1本撮ることが、僕にとっての"人生の約束"だった。少しでもみなさんの心に届くものがあればうれしい」とあいさつ。主演の竹野内は、「非常に晴れ晴れとした気持ちと同時に寂しい。今度は監督といつ会えるのか」としんみりしながら、「石橋監督の第1作に出演できて本当に光栄。モノづくりとしての情熱、作り手はハートが大事なんだということを学ばせてもらいました」と感謝した。また、1980年のテレビドラマ『池中玄太80キロ』シリーズ以来、幾度もタッグを組んできた西田は、「石橋冠と人徳で“冠徳”と呼ばせて」と初日を祝福。「撮影中も敏ちゃんがいるだけで、すごく励まされた。ありがたいコンビを組ませてもらってます」と振り返る石橋監督に、竹野内は、「子どもの頃から『池中玄太80キロ』を見ていたので、まさか今日のこの場があるとは思っていなかった。世の中の人に、石橋監督の情熱が真っ直ぐ届いたらうれしい」と感慨深い表情を浮かべた。イベント最後は、キャスト全員が石橋監督に"約束"を花言葉に持つ白いバラを手渡すサプライズも。「新人なんだから、これからも勉強して。2年に1回くらいのペースで映画を作れば、世の中に残る監督になるんじゃない?」(西田)、「キャストやスタッフに愛される冠さんを見て、こんな大人になりたいと思いました。まだまだ2作、3作と作って、私を出してください!」(優香)と激励された石橋監督は、「照れくさくて死にそう。葬式の棺桶に入ってるみたい」とジョークを言いながら大感激していた。
2016年01月09日『人生の約束』の撮影が行われた富山県・新湊市にキャストの竹野内豊、江口洋介、高橋ひかる、石橋冠監督が凱旋し、ヒット祈願のトークイベントが開催された。“曳山まつり”で有名な富山の港町。IT関連企業のCEOを務める中原祐馬には、ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、やがて祐馬は抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。「池中玄太80キロ」シリーズを代表とする数々の名作ドラマを手がけてきた巨匠・石橋監督が、長年抱き続けてきた「映画を一本だけ撮りたい」という衝動を結実させた本作。本物の祭りさながらの賑わいぶりをみせた本イベントでは、今年5月の撮影以来となるスタッフとキャストの凱旋に盛大な拍手が沸き起こった。竹野内さんは「この映画は新湊の方々の温かい真心なしでは完成しませんでした。心から感謝しております!」と語り、同じく江口さんは「こんな温かなイベントは生まれて初めてです。撮影期間では新湊の方々の笑顔とエネルギーに本当に助けられました!」と、沸き立つ思いを抑えられない様子で感謝の言葉を語った。さらに、地元の人々がその気持ちに応えるべく、本来ならば10月1日にしか目にすることができない360年続く新湊の伝統の祭り“曳山”を特別に披露!冬季に曳山がお目見えするのは、明治38年1月1日以来110年ぶりのこと。華麗な装飾が施された昼の「花山」に対して、幻想的な灯りが夜空を照らす夜の「提灯山」。映画の中でも印象的な場面となっている曳山の一斉点灯シーンを再現するため、ゲストと曳き手150人が「イヤサー!」の掛け声で4基の提灯山を点灯させ、劇中のシーンさながらに熱狂的な夜を彩った。曳山点灯を見た竹野内さんは、「歴史の重みを感じます。この快晴の天気に恵まれたことも、神様に見守られていたとしか思えないような、奇跡といっても大げさではありません!本日は本当にありがとうございました!」と感慨深げ。同じく江口さんも「私も漁師役として、皆さんと共に役作りしてきて、ここまで役を愛せた作品は俳優人生初めてだと思うくらい、皆さんの“イヤサー!”を聞いているとジーンとしてきました」と語った。また、自分にとっての人生の約束は?という質問に対して、竹野内さんは「新湊の方々に教えていただいた心の温かさです。今後一生、俳優として物作りをやる以上、その心を忘れません」と熱くコメント。高橋さんは「芸能界に入るときに母から『やるからには中途半端にせず、最後まで諦めずに頑張りなさい』と約束しました」と語り、江口さんは「この映画を絶対に観てください!ということです。この新湊の方々、そして日本中の方々と共に、その約束を果たしたいです!」と意気込みを語った。最後に石橋監督は、「長い監督人生の中でこんなに多くの協力を頂けたのは初めてであります。新湊を撮影するということ、それが私の“人生の約束”です。いま、新湊の方々と交わしたその約束が果たせたと思っております!300年の伝統と共に受け継がれてきた新湊の方々の魂が、この映画を支えてくれたと思っております。本当に良い映画になったと思っています」と、感慨を語ると同時に本作の仕上がりへの自信を覗かせていた。『人生の約束』は、2016年1月9日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人生の約束 2016年1月9日より全国東宝系にて公開(C) 2016「人生の約束」製作委員会
2015年12月21日富山県を舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。この度、本編の一部を使用した30秒の特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。近年では「点と線」「刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~」など、幾多の名作を世に送り出し、常に時代のテーマを問うてきた石橋冠監督が、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊を舞台に、長年の映画製作への想いを結実させた本作。かつての親友と共に起業し、IT関連企業CEOを務め、根っからの仕事人間で会社の拡大にしか興味がない主人公・中原祐馬を竹野内さん、祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄であり、四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也を江口さんが演じる。その他、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣が集結した。本編初の映像解禁となる特報では、富山県の美しき立山連峰のもと、初共演となる竹野内さんと江口さんとの怒号飛び交うシーンをはじめ、ビートたけしさんや西田さんら名優たちの共演シーンが散りばめられている。本来、「新湊曳山祭り」は毎年10月1日に行われているのだが、今年のゴールデン・ウィークには本作撮影のために、述べ1,400人に及ぶスタッフ・エキストラにより祭りを完全再現していた。西田さん、ビートたけしさんは石橋監督の名前を聞いただけで台本も読まずに出演を快諾したという本作。まずはこちらの特報から巨匠・石橋冠が贈る圧巻の映像美をご堪能あれ。『人生の約束』は2016年1月9日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月29日映画『at Homeアットホーム』が8月22日(土)に公開を迎え、主演の竹野内豊を始め、劇中の“疑似家族”を演じた松雪泰子、坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗に、蝶野博監督が舞台挨拶に登壇した。一見、幸せそうな一家に見えるが実は血の繋がりがなく、それぞれにふり返りたくない過去を持ち、犯罪で生計を立てる疑似家族の5人。そんな彼らの生活にもやがて綻びが訪れ…。本田孝好の小説を原作に“家族”とは何かを問いかける。一家の“父”を演じた竹野内さんは「父親の経験もないしどういう風にいたらいいのか難しい部分もあった」と述懐。撮影は1年前ということで、“子どもたち”はすっかり成長した。「(背が)4~5cm伸びた。さんざん“高い高い”をしたけど、(いまは)ちょっと無理かな…?」という池田くんはもちろん、女優として1年前とは比べ物にならないほど知名度が上がり、注目を集めている黒島さんに「すっかり大人っぽくなって…」としみじみ。坂口さんも黒島さんと同様に次々と話題作に出演し活躍の場を広げているが、竹野内さんは「彼の瞳の中に映っている気持ちには、ちゃんと真実が宿っていて、ぶつかってくる感じで、小手先でやっていない。気迫を感じた。無我夢中っていうのが伝わってくる感じだった」と絶賛!監督によると撮影の最終日にカメラの回っていないところで「父親と長男が将来について会話をしていた」とのこと。竹野内さんはそのときのことについて「覚えてますよ」と言いつつ「何言ったっけ(笑)?」と少し照れくさそう。坂口さんは「撮影を通して、お芝居ではない会話でいろんなことを聞きました。(この先)何かあったときに竹野内さんがおっしゃってくださったことがポッと出てくる気がします」と嬉しそうに語った。竹野内さんは舞台挨拶の最後に「学生時代、まだ見ぬ未来に対し、希望を見つけ出すことがなかなかできず、自分に向き合う中で悔しい思いもしました。そんな日々の中で映画に救われて、いろんな作品を観ましたが、心の成長過程において大きな時間になりました。この映画がそういう映画としてみなさんの心に映ればいいなと思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『at Homeアットホーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:at Home アットホーム 2015年8月22日より全国にて公開(C) 映画『at Home』製作委員会
2015年08月22日竹野内豊、松雪泰子がワケあり家族の夫婦を演じる異色の“家族”映画『at Home アットホーム』の公開直前トークイベントが20日(木)、都内で行われ、本作に俳優として出演する千原せいじ、村本大輔(ウーマンラッシュ・アワー)、サプライズゲストとして主演の竹野内さんが登壇。撮影中、村本さんが松雪さんをナンパしていたエピソードなどが暴露され爆笑を誘った。この日は出演者が本作の魅力を語り明かすトークイベントとして開催するも、村本さんのシャツのロゴを見た千原さんが、「このご時世、完全にマルボロのデザインをパクっとる。アカンて!」と時事ネタへの路線変更トーク。疑惑を向けられた村本さんは、「たまたまですよ。ベルギーの劇場のやつをパクったとかじゃないですから」と笑いで返すも、MCのあべこうじに「今日は『at Home アットホーム』についての内容でお願いします」と制止されていた。中盤、客席後方から竹野内さんがサプライズで登場。割れんばかりの拍手で迎えられた竹野内さんは、犯罪で生計を立てている偽装家族を演じた本作について、「血縁がない家族なので、どう表現しようか悩みましたが、撮影が進行するにつれて皆の距離感が定まっていって、いい空気感になったと思う」と他人同士の家族がおりなす“ホームドラマ”に自信を示す一方、彼らと関わる村本さんの演技についても、「初めてとは思えないほど上手かった」と絶賛。すると村本さんが、「本当に初めてでした。演技はエッチの時だけだったので」と竹野内さんを困らせようとするも、「どちらかといえば、せいじさんの演技のほうが(笑)」と竹野内さんに逆襲され、おまけに「この間、ストーカーをやられていましたよね?」などと、お笑い芸人並みのボケで村本さんを追いつめ、劇中さながらの多芸ぶりを発揮して笑いを誘った。しかし竹野内さんの猛攻は止まらず、「本番直前に松雪さんに『ご飯行く?』とか言っていましたよね?」と村本さんのナンパ事件を暴露!その顛末について村本さんは、「最終日に『ご飯行きます?』って誘ったら、『なんであんたと行かなきゃいけないのよ』って言われて、大恥かきましたよ!」と失敗だったそうで、竹野内さんも爆笑していた。また、本作は8月27日(現地時間)に始まる「第39回モントリオール世界映画祭」フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門へ正式招待が決定している。竹野内さんは、「海外の方が彼らの演技を観たら怖いと思う。リアリズムを感じると思います」と最後は優しくフォローしていた。『at Homeアットホーム』は2015年8月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:at Home アットホーム 2015年8月22日より全国にて公開(C) 映画『at Home』製作委員会
2015年08月20日俳優の竹野内豊が主演最新作『at Homeアットホーム』で、偶然に引き寄せられた血縁のない“偽装家族”を泥棒稼業で支える父親という難役に挑んだ。「難しいからこそチャレンジし甲斐があるし、常に新たな自分を発見したい」。たゆまぬ探究心こそ、俳優としての信条だ。タイトルが示す通り、本作はある家族の姿を描いている。毎朝、空き巣に出かける主人公・和彦を、「今日も頑張って」と鼓舞する妻・皐月は結婚詐欺師。3人の子どもたちは両親の仕事を理解し、ときには食卓を囲む家族全員が「危険だから、現金以外盗まないで」「今度の相手はどうだますか?」と助言や知恵を出し合うことも…。そんな仲睦まじい(!?)5人家族だが、実際には血縁がない。それぞれに暗い過去を抱え、“ここ”にたどり着いたのだ。「いま、家族同士が傷つけあうなんて非現実的なニュースもたくさんありますよね。だからこそ、家族のあり方を考え直す意味でも、非常にいまの時代に合った作品だと思います。要は『家族とは何か?』という話で、僕らも映画を作りながら、話し合ったり、考えたりしたんですが…、きっと答えは出ないし、(映画を通して)出しちゃいけないなと。それこそが答えなんじゃないかと感じています」と本作が問いかけるテーマを語る竹野内さん。ある事件をきっかけに家族は崩壊の危機にさらされ、竹野内さん演じる和彦は父親として、家族を守る“ある決断”を迫られることに…。同時に5人の過去も描かれ、穏やかなホームドラマは一転、緊迫したサスペンスの様相を呈する。「唯一の救いは、結末に希望があること。よく『見どころは?』と聞かれますが、あえて言えば、家族の未来ですね。それをお客様には見せませんが(笑)、心に残る余韻として5人の行く末を想像してもらえれば」。シリアスな印象が強い竹野内さんだが、近年は『謝罪の王様』『ニシノユキヒコの恋と冒険』、またテレビドラマでタクシー運転手を演じるなど軽妙な一面も披露し、新たな魅力を放っている。「自分のせいでもあるんですけど(笑)、正直イメージがひとり歩きしているなと思うことはありますよ。例えばコミカルな役を演じれば、『すごく新鮮』って声を聞くし…。でも、そのあたりの線引きは、周りが言うほど意識はしていなくて」と照れ笑いを浮かべる。一方でこんな“本音”も明かす。「いただいたオファーは極力お受けしたいんですが、『形を変えただけで、やることは同じ』というのはね…。自分で言うのもヘンですけど、例えばいい人?だったり(笑)、エリート役が続けば、そこから脱出したい気持ちは芽生えますよ。挑戦したいこと?アクションや悪役に興味はありますね…かと言って、俳優側が『やりたいです!』ってアピールするのは違うと思うし。あくまで求められれば、です」アクション映画で躍動する竹野内さんに、悪役に徹する竹野内さん…どちらもファンならいつか見てみたいはず。もちろん、最新作『at Homeアットホーム』で演じる「一家の大黒柱にして泥棒」という新境地は必見だ。本作を皮切りに、アニメ声優に初挑戦した『リトルプリンス星の王子さまと私』、江口洋介ら豪華キャストとの共演が実現した主演作『人生の約束』など公開作が目白押し。俳優・竹野内豊の探究心は、止まることを知らない。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:at Home アットホーム 2015年8月22日より全国にて公開(C) 映画『at Home』製作委員会
2015年08月19日「真夜中の5分前」や「ストレイヤーズ・クロニクル」と映画化が相次ぐ人気作家、本多孝好の傑作小説を竹野内豊を主演に迎えて映画化した『at Home』。8月10日(月)、都内にて本作のプレミア試写会が行われ、竹野内さんをはじめ松雪泰子、坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗、板尾創路、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、蝶野博監督が登壇した。どこにでもある平凡で幸せな家族。けれども、実は家族全員で、犯罪で生計をたてている一家。父さんは空き巣泥棒、母さんは結婚詐欺師、長男は偽造職人…。ある夜、家族の元に一本の電話が。結婚詐欺がバレ、相手に母が拉致され身代金まで要求されてしまう――。竹野内さんは「静かな作品だけど生きるうえで大切なことが詰まっている希望のある作品」と本作をアピール。松雪さんとは意外にも初共演となるが、「本人を目の前に恥ずかしい…」と照れつつも、「いつかご一緒したいと思っていた方。穏やかで、いてくださるだけで安心感のある方でした。夫婦役でしたが、2人きりのシーンが少なかったのが残念」と初共演の感想を語った。松雪さんも「瞬間瞬間の感性を爆発させる演技に毎回ハッとさせられた。毎回、新鮮で楽しかった」と竹野内さんを称えていた。本作で映画デビューを果たした「ウーマンラッシュアワー」の村本さんは「家族5人との撮影シーンで、サプライズで池田君の誕生日を祝っているのが微笑ましかったです。竹野内さんと松雪さんが『お父さんとお母さんからだよ』とプレゼントも渡していて。僕は知らなかったので、それを端から見ていました」と寂しそうにコメント。本作で村本さんは一家をピンチに陥れる悪役を演じているが、役作りについて「ミステリアスで猟奇的な役。よく自分がストーカー被害に遭っている最中にこんな役ができたなと!役作りもストーカーを見て、自分の役に取り入れました」と自虐的に語ると、先輩・板尾さんの「演技が初めてとは思わなかった。でも挙動不審な感じは出ていた。だからストーカーにはこの場を借りて、お礼が言いたい」という発言で、会場には笑いが沸き起こった。さらに、村本さんはこの舞台挨拶のためにとっておきのエピソードを披露。撮影後に松雪さんを食事に誘おうとしたものの、「撮影後にビールを飲んでいるところで、勇気を出して誘ったら『無理無理!』と一蹴された」と残念な結果を明かし、場内は再びは笑いに包まれていた。『at Home』は8月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:at Home アットホーム 2015年8月22日より全国にて公開(C) 映画『at Home』製作委員会
2015年08月11日竹野内豊を主演に“偽装家族”の幸せを描いた『at Home』。この度、本作がアカデミー賞の前哨戦としても注目されている映画祭、「モントリオール世界映画祭」のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式招待されることが決定。竹野内さんから喜びのコメントが到着した。どこにでもある平凡で幸せな家族。けれども、実は家族全員で、犯罪で生計をたてている一家。父さんは空き巣泥棒、母さんは結婚詐欺師、長男は偽造職人…。ある夜、家族の元に一本の電話が。結婚詐欺がバレ、相手に母が拉致され身代金まで要求されてしまう。能天気にみえた家族、その裏にあるそれぞれの苦しい過去。血もつながっていない、けれどこの幸せを守るためなら、誰よりも必死になれる。これも一つの家族の姿だった…。『未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』を手掛けた蝶野博監督が人気小説家・本多孝好の珠玉の短編小説を映画化した本作。父親役の竹野内さんを始め、母・皐月に松雪泰子、長男・淳に坂口健太郎、長女・飛鳥に黒島結菜、次男・隆史に池田優斗と豪華面々が集結している。モントリオール世界映画祭は、2008年『おくりびと』が最優秀作品賞を受賞、その後2010年に『悪人』で深津絵里が最優秀女優賞、2011年に『わが母の記』が審査員特別賞グランプリを、そして昨年は『ふしぎな岬の物語』が審査員特別賞グランプリとエキュメニカル審査委員賞の2冠を、『そこのみにて光輝く』が最優秀監督賞を獲得したことなどで知られており、毎年8月下旬から9月初頭にかけてカナダのモントリオールで開かれる国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の北米最大規模の国際映画祭だ。主演作で海外映画祭の参加は初となる竹野内さんは「とても嬉しいです。監督やスタッフ、キャストの方々と作り上げた映画ですので、監督の喜びを考えると、感慨もひとしおです。また、自分が主演させていただいた映画で海外映画祭に出品されたことは初めてに等しいので、外国の方々に、この“他人同士”という一風変わった設定がどのように受け止められるのかがとても楽しみですし、人と人の、日本的な機微を感じてもらえたらと思っています」とコメントを寄せている。『at Home』は、8月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:at Home アットホーム 2015年8月22日より全国にて公開(C) 映画『at Home』製作委員会
2015年07月11日本田孝好の原作小説を竹野内豊、松雪泰子をキャストに映画化する『at Home』の予告編映像が、このほど解禁となった。どこにでもある平凡で幸せな家族。けれども、実は家族全員で、犯罪で生計をたてている一家。父さんは空き巣泥棒、母さんは結婚詐欺師、長男は偽造職人…。ある夜、家族の元に一本の電話が。結婚詐欺がバレ、相手に母が拉致され身代金まで要求されてしまう。能天気にみえた家族、その裏にあるそれぞれの苦しい過去。血もつながっていない、けれどこの幸せを守るためなら、誰よりも必死になれる。これも一つの家族の姿。母親を取り戻すことはできるのか――?今回解禁となった予告編では、ワケあり家族の成り立ちと、そんな家族が危機に立たされる姿が描かれている。冒頭、ひとりの少年を盗んでくる竹野内さんの姿が映し出される。登場人物のそれぞれの“ワケ”である過去が明らかとなる緊張感溢れるシーンが続き、1人また1人と、いびつな形ではあるが“家族”ができあがっていく様が。予告編の最後の、家族の大黒柱を演じる竹野内さんが涙ぐむシーンがなんとも印象的だ。竹野内さん率いる“家族”には、松雪さんを始め、『海街diary』『ヒロイン失格』『俺物語!!』と人気少女コミックの実写化出演が続く坂口健太郎や、『ストレイヤーズ・クロニクル』の公開を控える黒島結菜、子役の池田優斗が集結。さらに、一家の世話役として國村隼、ナルシストな金持ち役に板尾創路、暴力男に千原せいじ、そして5人をピンチに陥れる悪役に「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔が怪演する。「俺が盗んできた家族は、誰にも奪わせない」という意味深なキャッチコピーがつけられた本作。偽装家族ではありながら家族の絆が生まれようとする家族団らんを描くシーンがあるかと思えば、血だらけの松雪さんの姿が映し出され、一家が窮地に追い込まれるシーンも…本当の家族の絆とは?まずはこちらの映像から竹野内さんが盗んできた“偽装家族”をご覧あれ。『at Home』は、8月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日竹野内豊、松雪泰子がワケあり家族の夫婦役を務め、坂口健太郎、黒島結菜ら最旬キャストが集結する『at homeアットホーム』。ベストセラー作家・本多孝好の小説を映像化し、注目を集める本作の公開日が8月22日(土)に決定、複雑な“家族”の様子を表したポスタービジュアルが解禁となった。その一家は、どこにでもある普通に幸せそうな家族。しかし彼らは、決してふり返りたくはない過去を持つ、偽装家族。さらに父・和彦(竹野内さん)は泥棒、母・皐月(松雪さん)は結婚詐欺師、長男・淳(坂口さん)が偽造職人で、長女・飛鳥(黒島さん)とまだ幼い次男・隆史(池田優斗)も「犯罪で生計を立てていること」を知っていた。ところがある夜、家族のもとに1本の電話が…。皐月の身に危険が迫り、能天気にみえた家族にも、それぞれ苦しい過去や事情があることが明らかになるーー。『イエスタデイズ』『真夜中の五分前』、そして公開を間近に控えた『ストレイヤーズ・クロニクル』など、作品の映像化が相次ぐ本多孝好の同名小説を映画化した本作。メガホンを取るのは「DREAMS COME TRUE」の名曲を映画化した『未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』の蝶野博監督だ。今回解禁となったビジュアルには、親しみやすいタイトルとは裏腹に、どこか浮かない表情を浮かべた家族の姿が。険しい様子の竹野内さんの傍には、「俺が盗んできた家族は、誰にも奪わせない」という、なんとも意味深なコピーが添えられている。はたして、“家族を盗む”とは?いびつな関係を結ぶ彼らは、“家族”の幸せを守ることができるのか?本作では、竹野内さん、松雪さん、坂口さん、黒島さん、池田優斗(「ウロボロス」)のメインキャスト5人のほかに、國村隼や板尾創路、千原せいじ、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)など豪華で多様な面々が脇を固め、盛り上げるのも見どころの一つ。他人同士の家族という“アットホーム”らしからぬ設定を軸に、物語はどのように展開していくのか。今後の続報を楽しみにしていて。『at Homeアットホーム』は8月22日(土)より全国にて公開。(椎名あい)
2015年05月29日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。3月から富山・新湊を中心に撮影が行われている本作だが、このゴールデン・ウィークで物語のクライマックスにあたる重要なシーンの撮影を敢行。撮影現場の様子が到着した。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。富山県射水市(いみずし)の新湊曳山まつりでは、祭りに参加して曳山を曳くことを「つながる」と言うそう。約20人もの曳き手によって高さ約8m、長さ約7mにもなる大きな山車が曳かれていくその様は、“力を合わせること=魂を重ねること”の素晴らしさに満ち溢れている。江戸時代より約350年もの間続く曳山まつりは、新湊の人々にとって、年に一度は必ずやってくる大切な日。そんな新湊曳山まつり本番までの日々の中、不思議なエネルギーに突き動かされる人々を本作では描き出す。このゴールデン・ウィークの期間に撮影が行われたのは、本来であれば10月1日に開催される「新湊曳山まつり」の完全再現。5月2日(土)、3日(日・祝)、6日(祝)の3日間に行われた撮影に関わったエキストラ・スタッフは延べ1,400人。さらに、一目この撮影を見ようと駆けつけた見物客を合わせた総人数はなんと3,000人にも及び、本物の祭りさながらの賑わいぶりをみせた。本作が意外にも初共演となる、竹野内さんと江口さん。この日の撮影は、最初は相容れなかった二人が、この新湊曳山まつりを通じて分かち合うという大切なシーンとなっている。この祭りの最大の目玉は夜。曳山と呼ばれる山車に提灯をつけて練り歩くという“提灯山”や、海と川に挟まれ情緒溢れる港町である新湊の風景、1基の最大重量は約8トンにもなるという曳山が7基も曳かれていく光景が内川の川面に反射され、熱狂的、かつ幻想的なシーンが撮影された。この大掛かりな撮影を終え、主人公・祐馬を演じる竹野内さんは「新湊の方々の協力を得て、やっとこの撮影に挑むことができました。ここに来る前に、新湊は日本のベニスと呼ばれるほど風情のある美しい街だと石橋監督から聞いていて、その監督が長年温めてきた映画を作れることが本当に幸せです」と喜びを語った。さらに、初共演となる江口さんについては「頼れる兄貴といった感じです。初めてロケ現場に入ったときは地元の人と勘違いしてしまいました(笑)」とコメントしている。一方、竹野内さんに地元の人と間違えられてしまった江口さんは「僕の演じる役は漁師の役ですけど、何度も富山を訪れ、現地の方々の生活を実際に間近に見て、役に馴染んでいきました。竹野内くんともストーリーを重ねるごとに一緒に飲み行く回数も増えていきました(笑)」と役作りへの過程を明かす。「初めて曳山を見たときは鳥肌が立つほどでした」(竹野内さん)、「この350年続く曳山、提灯山なんて海外の人が見たら圧巻だと思いますし、同じ日本人ならDNAの中に組み込まれていると思います」(江口さん)とお二人が語る曳山まつりのシーンは、スクリーン上にどのように映し出されるのだろうか。公開を楽しみに待ちたい。『人生の約束』は2016年1月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作テレビドラマを手がけてきた石橋冠が長年の思いを実現させた初の劇場映画に、第14回国民的美少女コンテストで「グランプリ」を受賞し、「代々木ゼミナール」のCMでも話題の美少女、高橋ひかるが出演することが決定。映画初出演となる本作で巨匠・石橋監督に師事することが分かった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。石橋監督は、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊の曳山まつりを背景に、オリジナルストーリーを映画化。そんな石橋監督のもとに、主人公の祐馬を演じる竹野内さんほか、祐馬の親友の義兄で曳山総代の漁師・渡辺鉄也役に江口さん、町内会長の西村玄太郎に西田敏行、富山県警の刑事役にたけしさん、さらに松坂さん、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明といった実力派俳優陣たちが集結。その中で、祐馬のかつての親友の忘れ形見で伯父の鉄也のもとに身を寄せる、渡辺瞳役に抜擢されたのが高橋さんだ。瞳は、事情を何も知らなかった祐馬に、「四十物町の曳山を取り返してくれますか?」と頼む重要な役どころ。石橋監督は、「会ったとき、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と、ひと目で高橋さんの天賦の才能に魅せられた様子だ。また、佐藤貴博プロデューサーも、「竹野内さん演じる主人公と同じく新湊には馴染んでいない、どこか浮遊している存在として登場します。しかし、主人公が彼女を気に掛けてしまうように、観客にとっても『気になる』『彼女を追いかけてしまう』存在にならなければいけない役柄です」と説明。そこで、「田舎には馴染まない洗練さと、悲しみや切なさも併せ持ち、さらに主人公や観客にどこか懐かしさも感じさせるような複雑で重層的な女優」を探していたところ、国民的美少女グランプリを獲得した高橋さんに出会ったという。「石橋監督の厳しい演出にもしっかりとくらいついていく根性も見せてくれています」と、映画デビューとは思えない“女優”ぶりを早くも見せている高橋さん。竹野内さん、江口さんを始めとする名優たちの中でどんな演技を見せてくれるのか、期待が高まる。『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日竹野内豊を主演に迎え、「池中玄太80キロ」シリーズや「点と線」などで知られる、テレビドラマ界の巨匠・石橋冠が富山の美しい街並みを舞台に描く映画『人生の約束』。江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行ら超豪華キャストの参加が先日発表されたが、このほど江口さんの劇中ビジュアルが解禁となった。本作の舞台は、“曳山祭り”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの着信があったが、会社を出て行った人間に用は無いと無視を続けていた。しつこくかけてくる電話にしかたなく応答すると、無言のまま途切れてしまった。胸騒ぎがした祐馬は、秘書の勧めで、航平の故郷・新湊へと向かうことに。向かってみると、“曳山祭り”を支える13の町のひとつ、四十物町(あいものちょう)は、資金と人手が不足し曳山の維持が困難になっていた。四十物町にとっては苦渋の決断だったが、最後に祭のメインである「提灯山」を曳かせてもらうという約束で、新興の西町に譲渡することになるのだが…。そんな本作で江口さんが演じるのは、漁師であり四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也役。役作りのために、新湊で漁師の仕事を見学し、本作の撮影に協力する漁師の番屋(※漁に出るための基地のような場所)を訪れ、生活ぶりや漁に関する様々な話を聞きながら役のイメージを膨らませていったそうだ。そんな役作りを経て、江口さんの外見も大きくイメージチェンジ。江口さんと言えば、長髪のイメージだが、本作では役者人生30年の中で初という“超・短髪”に!町で角刈りの男性を多く見かけたことがきっかけだったそうで、短髪にしたのも自らのアイディアだという。「実は最初に切ってから、クランクインを待つ間に、もっと大胆に切った方がいいなと思い始め、二度目の散髪をして、さらに短くなりました。クランクインまでもっと日があれば、もっと短くなっていたかもしれないですね(笑)。鉄也は、曳山総代で、何人もの漁師たちを抱える親方で、自分の妹の子どもまで引き取って暮らしている。毎日を必死に生きているだろうとイメージすると、シンプルな髪型の方が鉄也らしいと思ったんです。監督に見て貰ったら、『これはいいね!』と気に入ってくださいました」(江口さん)と経緯を語っている。万全の役作りで、相対するのは初共演となる竹野内さん。水と油のような存在の役どころとあって、どんな掛け合いを見せてくれるのか?『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日俳優の竹野内豊が2016年公開の映画『人生の約束』で主演を務め、ビートたけし、江口洋介らが出演することが18日、明らかになった。本作の舞台は、14日の北陸新幹線開業も記憶に新しい富山県が舞台。竹野内が今回演じるのは、新興IT関連企業のCEOとして、企業買収によって会社の拡大を図る中原祐馬。元共同経営者である親友からの電話をきっかけに新湊を訪れ、曳山の譲渡をめぐる騒動に身を投じるうちに、人生において大切なものに気づいていく。メガホンをとるのは、『池中玄太80キロ』や『点と線』『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』など、数々のテレビドラマを手がけた石橋冠監督。共演には江口洋介、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が名を連ね、ビートたけしは祐馬の会社にかけられた金融取引法違反の嫌疑を捜査する刑事役、江口は祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄を演じる。竹野内は、「石橋監督が長年温めてきたこの作品への熱い思いを、全スタッフ・キャストの皆さまで共有させていただき、最強の一枚岩で取り組んで行く所存です」と語り、「この作品を御覧になってくださる皆さま方の心と深く結び付ける事ができるよう、私も心を込めて精いっぱい演じさせていただきたいと思っております。どうぞご期待ください」と意気込む。新湊を"第二のふるさと"と愛し、映画の舞台に選んだ石橋監督は「かねてから、一本だけ映画を撮りたいという夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、自分が発想した物語を、自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、かたくなに思い込んでいました」と、長年の思いが結実したことを喜ぶ。「もとより、ドラマが面白いことが第一です。そして、観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。それが私の信条です」とこだわりにふれ、「この映画は、『絆』とか『再生』という言葉を声高には使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います」と自信をのぞかせた。(C)2016「人生の約束」製作委員会
2015年03月18日テレビドラマ界の巨匠・石橋冠が富山の美しい街並みを舞台に描く『人生の約束』で俳優・竹野内豊が主演を演じることが決定。あわせてキャストが発表され、江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行ら超豪華俳優陣が集結していることが明らかになった。曳山祭りで有名な富山の港町。その町は歴史上初めてという「曳山の譲渡」でゆれていた。そこに東京から一人の男がやってくる。かつての親友は、最後にもう一度「曳山につながる」事を願って死んでいった。全てを失ったとき、亡き友への想い、曳山祭りに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく…。かつての親友と共に起業し、IT関連企業CEOを務め、根っからの仕事人間で会社の拡大にしか興味がない主人公・中原祐馬を演じるのは、『ニシノユキヒコの恋と冒険』に出演し、多くの女性を虜にした竹野内豊。祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄であり、四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也役に“原発テロ”を描く『天空の蜂』で主演を務めることで話題の江口洋介。さらに、四十物町の町内会長を務める西村玄太郎には西田敏行。祐馬の会社にかけられた金融取引法違反の嫌疑を捜査する富山県警の刑事役にはビートたけし。そのほか、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明という日本を代表する俳優陣が集結した。主演の竹野内さんは「石橋監督が長年温めてきたこの作品への熱い想いを、全スタッフ・キャストの皆様で共有させていただき、最強の一枚岩で取り組んで行く所存です。そして、この作品を御覧になってくださる皆様方の心と深く結び付ける事が出来るよう、私も心を込めて精一杯演じさせていただきたいと思っております。どうぞご期待ください」とコメントを寄せている。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作を世に送り出し、常に時代のテーマを問うてきた石橋監督は、本作を撮ることについて「映画を撮りたいという強い衝動に駆られました。かねてから、一本だけ映画を撮りたいという夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、自分が発想した物語を、自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、頑なに思い込んでいました。いまやっと、自信を持って撮れる素材につきあたったのが、この衝動になりました。もとより、ドラマが面白いことが第一です。そして、観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。それが私の信条です。この映画は、“絆”とか“再生”という言葉を声高には使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います」と語った。『人生の約束』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日主演・竹野内豊×脚本・バカリズムという異色のタッグで人気を博いているドラマ「素敵な選TAXI」(関西テレビ・フジテレビ系)。11月28日(金)に39歳を迎えるバカリズムさんを祝福すべく、第7話が放送される11月25日(火)、誕生日に先駆けて竹野内さんらキャスト・スタッフによるサプライズでのお祝いイベントが撮影現場で行われた。本作の主人公は、乗客を自身の望む過去まで連れていくことのできる不思議な乗り物「選TAXI」運転手の“枝分(えだわかれ)”。人生の選択に失敗して焦る乗客に飄々とした語り口で話しかけ、時にさりげなく、時にユニークなアドバイスを送る。過去に戻ることができる不思議なタクシー運転手と様々な乗客による、人生再生エンターテインメントだ。サプライズが起きたのは第8話の撮影中。竹野内さん(主人公・枝分役)、バカリズム(カフェ店長・迫田役)、南沢奈央(夏希役)、清野菜名(カンナ役)、升毅(標役)のレギュラー出演者が、いつものように行きつけのカフェ「choice」で劇中ドラマ「犯罪刑事」を見ているシーンの段取りを確認している時――全員がテレビに注目する中、「犯罪刑事」が流れるかと思いきや、画面には「バカリズムさん、これからあるビデオをご覧になっていただきます。必ず手を止めてご覧ください」とメッセージを贈る竹野内さんの姿が!素早く画面が変わり、次に夏希役の南沢さんが登場。「バカリズムさん、お誕生日おめでとうございます。バカリズムさん、ちょっと身体を酷使しすぎじゃないですか?現場でも脚本を書かれていたり、バラエティもお忙しそう。でも、そんな姿を見ていると私もいつも励まされています。これからもお身体を大切にいろんな分野で活躍していただきたいと思います。撮影もまだ残っていますが、頑張っていきましょう!」。南沢さんのメッセージが始まったあたりから、「ん?」とリハーサルのつもりだったバカリズムさんの目がパッチリと開き始めた。続いてカンナ役の清野からのメッセージは、「バカリズムさん、大好きでーす」という投げキッス付きのメッセージが。それを見たバカリズムは、「これ、今日の衣装でしょ?さっき撮ったんじゃない(笑)?」と照れ隠ししながらツッコむ。さらに標役の升は、「迫田店長、いやいやバカリズムさん!お誕生日おめでとうございます、標道雄です、いやいや升毅でございます。ご一緒できて本当に楽しいです、とってもとっても楽しいです。この…、えー、えー、この、えー、……すみません、15秒前に戻してください!」と、ドラマならではの“リプレイ”を意識したメッセージも。締めは竹野内さん。「バカリズムさん、あなたは天才です!これからますますいろんなことにチャレンジして、いろんな“枝分れ”をしていくバカリさんを、私もいちファンとして楽しみにしています」と愛情たっぷりの言葉が贈られた。その後、自身の写真がプリントされた特注ケーキが運ばれ、ニヤけっぱなしのバカリズムさん。「最高のサプライズをありがとうございます。脚本は続いていますが、おかげさまで、今夜から気合を入れて最終話に取り掛かります」と宣言して、現場を盛り上げた。プレゼントは、多忙を極めるバカリズムさんのため、安眠枕と「選TAXI」の特製ミニカーが贈られた。「38歳の最後の3カ月に脚本家もやらせていただき、本当に楽しかったのでこれをきっかけに書く方もやっていきたいと思います。脚本を書き終えたらやりたいことは…また脚本を書きたいです!」と嬉しそうに語っていた。「素敵な選TAXI」は、毎週火曜22時~関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月25日主演に竹野内豊、脚本にバカリズムという異色タッグで贈るドラマ「素敵な選TAXI」。毎回、異なるゲストを迎える1話完結型の本作から、第6話のゲストに“クール&ビューティー”な女優・栗山千明が、人気漫画の編集者として出演していることが明らかになった。本作は、乗客を自身の望む過去まで連れていくことのできる不思議な乗り物「選TAXI」運転手の男・枝分(えだわかれ)が、人生の選択に失敗して焦る乗客に飄々とした語り口で話しかけ、時にさりげなく、時にユニークなアドバイスを送る。過去に戻ることができる不思議なタクシー運転手と様々な乗客による、人生再生エンターテインメント。今回栗山さんが演じるのは、竹野内さん扮する枝分も大ファンの漫画「お人よしトレジャー」の編集者・柴山美空。締切り間際に逃亡を図る漫画家やトラブルを抱える女友達に振り回されながら、懸命に原稿を間に合わせようとする姿を、自身も漫画・アニメ好きを公言する栗山さんが演じている。栗山さんは、本作について「タイムリープ物は個人的に好きな作品が多いのですが、私が知っているどの作品とも違う魅力があるドラマです。会話の何気ないやり取りにも笑わされたかと思うと、人間味あふれる人々がそれぞれの分岐点で葛藤していく姿にホロッときたり…。ユーモアとシリアスのバランスがとにかく面白いと感じています」と魅力を語る。また第6話では、栗原さんが悪戦苦闘する漫画の作者・虫海暗役に、俳優のほかに阿部サダヲ、宮藤官九郎のバンド「グループ魂」のメンバーとしても活躍する三宅弘城。トラブルを巻き起こす女友達・佑香役に臼田あさ美がキャスティングされている。ドラマ「素敵な選TAXI」は毎週火曜日、関西テレビ・フジテレビ系にて22時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月04日関西テレビ・フジテレビ系の新連続ドラマ「素敵な選TAXI」の制作発表が10月7日(火)、都内のスタジオで行われ、主演の竹野内豊、脚本を手がけるお笑い芸人のバカリズム、南沢奈央、清野菜名、升毅が会見した。乗客の望む過去に戻ることができる不思議なタクシー「選TAXI(せんたくしー)」の運転手・枝分(竹野内さん)と、人生をやり直すチャンスを手に入れた乗客たちとが繰り広げる1話完結型の物語。第1話に安田顕と小西真奈美、第2話に仲村トオルと、豪華俳優陣が乗客役で毎回ゲスト出演する。枝分は、クールな外見に似合わず話好きでおせっかいという個性的なキャラクター。竹野内さんは、「現場はとても楽しく、バカリズムさんの脚本は最高。過去に戻れるという奇想天外な話だけど、ファンタジックなSFというよりはヒューマンドラマとして素敵です」と見どころを語った。そんな竹野内さんに、枝分行きつけのカフェ「choice」の店員役でレギュラー出演する女性陣はメロメロ。「枝分さんが素敵。真面目そうな顔をしてくだらないことを考えていたり、それもチャーミングに見えるのは竹野内さんだから」(南沢さん)、「外ではカッコイイけれどカフェではみんなに無視されて放っておかれたり。いままで見たことのない竹野内さんが見える」(清野さん)と、竹野内さんが見せる新たな“顔”に注目が集まる。初めて連続ドラマの脚本を手がけるバカリズムさんは、多忙の合間を縫って鋭意執筆中で「いまは4話まで書き終わり、5話の締切が迫っているところ。いまのところ何も浮かんでいないけれど、頑張って最終話まで“完走”したいと思います」と意気込んだ。カフェの店長役も務めるバカリズムさんは、「“多才感”が出て女性タレントさんとかにチヤホヤされるかなという思いもあった」とモテたい一心でオファーを受けたことを暴露。そんな正直なバカリズムさんに、清野さんは「テレビのイメージでサバサバした冷たい人かと思っていたけれど、いつも優しくて現場で笑わせてくれる。アリですね」と好感触。一方の南沢さんは、「気さくで話しやすくて、女性だけの場所にも違和感なくいらっしゃる。でも、あまり男性としては見ていない」と本音で笑わせた。バカリズムさんは、男子校に通っていたことへの反動から「すごく女性が好き!少しでも多くの女性に、少しでも長く囲まれていたい(笑)。そんな現場ならギャランティもいらない」と宣言。すると同じく男子校出身の竹野内さんも、「もしも過去に戻れるなら、学生時代に戻って共学を選びたい」と賛同しながらも、「1度だけ女子会に参加したことがあるけれど、あれは無理でした。話についていけず完全に置いていかれちゃった」と複雑な男心を明かした。「素敵な選TAXI」は、10月14日から関西テレビ・フジテレビ系で毎週火曜22時から放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日竹野内豊を主演に、お笑い芸人のバカリズムが脚本を手がけるドラマ「素敵な選TAXI」。このたび、第1話ゲストに安田顕と小西真奈美、第2話ゲストに仲村トオルが出演することが明らかになった。本作の主人公は、乗客を自身の望む過去まで連れていくことのできる不思議な乗り物「選TAXI」運転手の“枝分(えだわかれ)”。人生の選択に失敗して焦る乗客に飄々とした語り口で話しかけ、時にさりげなく、時にユニークなアドバイスを送る。過去に戻ることができる不思議なタクシー運転手と様々な乗客による、人生再生エンターテインメントだ。竹野内さんがタクシーの運転手として毎回、異なるゲストを迎える1話完結型の本作。第1話は、なかなか売れない俳優の村上がレストランで恋人にプロポーズをしようとするも、会って早々に些細なことで喧嘩。ついに怒りが爆発し店を飛び出した彼女を、慌ててタクシーに乗り込み追いかけるが見失ってしまい落胆する。しかし、そのタクシーは枝分が運転する過去に戻れるタクシー・選TAXI。「彼女がいたときの店に戻りましょうか?」と枝分に勧められ、藁にもすがる思いで村上は彼女がいる30分前のレストランに戻るのだが、そこには予測不可能な緊急事態が待ち受けていて…。売れない俳優の村上を演じるのは、ドラマ「ホタルノヒカリ」や「SPEC」に出演、大泉洋も所属する「TEAM NACS」のメンバーとして活躍する俳優の安田さん。「役者として有名になるから待ってろ」と恋人に告げるも8年経ったいまもドラマの端役止まりという役柄だ。その恋人・浦沢香を演じるのは多くのドラマに出演、映画『風邪』ではスパイ役として窪塚洋介と共演する小西真奈美。安田さんは本作の見どころについて「バカリズムさんの独自の世界観を他者が演じ、演出されたとき、どんなものになるのか。得体の知れぬワクワクを抱いてます。村上という、うだつの上がらない男に見どころがあるのかは分かりませんが、ヒーローではない、等身大の人間性に魅かれます」とコメントを寄せる。小西さんは「バカリズムさん独特の口語的台詞が満載で、私の演じる香は怒ってばかりなのに全く憎めないし、むしろクスリと笑えてホッコリ幸せな気持ちになる、不思議な魅力を持った作品です」と“脚本家”バカリズムさんを大絶賛。第2話では、平和な優陽町で町長の娘が誘拐され、犯人が選挙カーに乗って逃走するという大事件が起きるというスリル満点なストーリー。本作で登場するのは、「チームバチスタ」の白鳥役でおなじみの仲村トオル。海辺の田舎町・優陽町で民宿を営む男・平野役を好演する。平野は偶然出会った枝分に頼まれて、町の観光スポットまで選TAXIに乗って道案内をすることになるのだが、平野と誘拐事件の関係に注目だ。仲村さんは第2話の見どころについて「監督含め、この何年もの間、とある“変人官僚”の役で顔を合わせてきたスタッフの方々と、今回“民宿のオヤジ”というあまりにも違う役柄で現場の空気を吸っているのが、超個人的に面白いポイントなのですが、その自分で面白がってる感が、そのまま画面にも映っているかもしれないところが、このドラマの見どころでしょうか(笑)あのドラマをやっていなかったら、今回の話もなかったのかもしれない…まさに人生は選択の連続ですね」と語った。また、今回は主人公・枝分の行きつけで、バカリズムさん演じる迫田店長のカフェ「choice」のレギュラーメンバーのキャストも発表された。サバサバした性格でしっかり者の店員・宇佐見夏希役には、ドラマや映画、舞台での活動のみならず、科学番組のMCを務めるなど知的な一面も光る演技派女優・南沢奈央。同じく女性店員で夏希とは逆に天真らんまんな小悪魔系・関カンナ役には、現在公開中の園子温監督最新作『TOKYO TRIBE』でヒロインに抜擢されるなどいま最も注目の若手女優・清野菜名。明るくおしゃべりなカフェの常連客・標道雄役には、シリアスからコメディまで幅広い役をこなす実力派俳優・升毅が毎話出演する。毎回冒頭とラストに登場する竹野内さんやバカリズムさんと共に繰り広げられるクスっと笑えるカフェのシーンは見逃せないシーンとなりそうだ。ドラマ「素敵な選TAXI」は、10月14日(火)より関西テレビ・フジテレビ系にてよる10時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月19日映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』の完成報告会見が14日、都内で行なわれ、キャストの竹野内豊、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりかが出席した。同作は、芥川賞作家・川上弘美の同名小説を、「人のセックスを笑うな」の井口奈己監督が実写化したラブストーリー。仕事も出来て、ルックスもセックスも良く、女性に優しいモテ男・ニシノユキヒコ(竹野内)。オフィスラブに発展する上司・マナミ(尾野)や元恋人・カノコ(本田)、10年前に恋に落ちた人妻・夏美(麻生)らニシノを取り巻く女性たちの回想から、真実の愛を求めたニシノの切ない人生が浮かび上がる――というストーリーで、映画は2月8日から全国公開予定。稀代のモテ男を演じた主演の竹野内は、「裸にされて恥ずかしいこともあったけど、素敵な作品になった。女性が恋をしたくなるような作品」と胸を張ってアピール。長回しが多いことで知られる井口監督だが、尾野との共演初日の撮影はキスシーンだったそうで、「カットがかからないのでやり続けてたら、尾野さんが見る見るうちに赤面しちゃって。監督は本当にドS」と暴露すると、尾野は「終わってもポッポが止まらなくて……。そんなことってありますか!?芝居をしたかった。素でしたよ!」と恥ずかしそうに振り返った。また、女性にモテるニシノを「すごくうらやましいと思った」と言う麻生が、竹野内について「チャーミングでお顔も格好良いし、結構見つめてくるのでやられちゃう」と明かすと、女優陣は一斉に「そうそう!」と共感。竹野内より20歳以上年下の本田は「目の色が薄くて吸い込まれそうだった」とメロメロだったようで、成海も「可愛いところもあって、『触ってみたい』と母性本能をくすぐられる」とにっこり。そんな褒め言葉に、竹野内は「日本男児としてニシノを理解するのは非常に難しい。女性が求めてるものをすべて叶えてあげようとする人」と語りつつ、「私もモテたいので、参考にしたい」とニンマリしていた。
2014年01月15日映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』の完成報告会見が1月14日(火)に都内で開催され、主演の竹野内豊を始め、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子、中村ゆりか、井口奈己監督が揃って出席した。芥川賞作家・川上弘美の人気小説を『人のセックスを笑うな』の井口監督が映画化。女性に優しくセックスも上手で仕事もでき、女性から女性へと渡り歩き芯の愛を求めるも、なぜか必ず女性から別れを切り出されるニシノユキヒコの美しくも切ない人生を描き出していく。「死ぬほどモテる男」を演じた竹野内さんだが、なぜ彼がここまでモテるのかは「私は基本、日本男児なので(笑)、理解するのが難しい」と首をかしげる。井口監督の演出を「ドS」と語るが、特に尾野さん演じる上司とのシーンについて言及。「リハーサルをしたら『いまの10倍イチャイチャしてください』と言われてそそくさといなくなったんです(笑)。(本番で)なかなかカットが掛からないんですが、尾野さんが見る見るうちに赤面していきまして(笑)」と述懐する。尾野さんは「撮影中も(赤面して)ポッポして、完成した映画観てポッポして、今日もポッポしてます(苦笑)」とポッポ連発!竹野内さんが言及したシーンについては「カット掛けないで常にポッポさせてくるんですよ。とても恥ずかしいひと時でした。芝居がしたかったです(苦笑)」と語る。竹野内さんに「芝居してなかったの?」と聞かれると「素ですよ!」とこの場でさらに赤面しそうな勢いで語っていた。そんな“竹野内版”ニシノユキヒコについてエッセイストであり、インタビュアーとして幾人もの男性と対話をしてきた阿川さんは「自分を出すというよりも、ひとりひとりの女性のいいとこを同じように引き出そうとするので、(女性同士で)ライバル心や嫉妬がない。映画の中で私が言う『同志みたい』というセリフがあるんですが」と分析。麻生さんは「すごく見つめてくるのでそれにやられちゃう女性は多いと思う」と語り、成海さんは「スマートで何でもできちゃうけど、かわいらしい部分もあり『触ってみたい』と母性本能をくすぐる」と語る。木村さんは「竹野内さんもニシノユキヒコもよく分からない」と語るが「よく分からないからこそ気になって、気がつくと手の中にいるのかも」とすでにその術中にハマっているよう?本田さんは「竹野内さんは目の色が薄くて引き込まれそうになる」、中村さんは「話をすると穏やかで居心地の良い空間にしてくださいました」とまさに女優陣全員からべたぼめの嵐!井口監督も「想像をしていたよりも純粋な方で、普通の男性を超越していた」と役柄のイメージを超えたニシノユキヒコ像を竹野内さんが体現したと満足そうだった。竹野内さんは照れくさそうな笑みを浮かべつつ、改めてニシノユキヒコについて「女性の求めている全てを叶えたい思っており女性第一なんですね。私もモテたいので参考にしようかと(笑)」と語っていた。『ニシノユキヒコの恋と冒険』は2月8日(土)より公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:ニシノユキヒコの恋と冒険 2014年2月より全国にて公開(C) 2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会
2014年01月14日映画『謝罪の王様』のニューヨークプレミアが、現地時間4日に開催され、主演の阿部サダヲと共演の竹野内豊が、自由の女神の前で、物語のキーとなる“わき毛ボーボーダンスの自由の女神ポーズ”を披露した。その他の写真本作は『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生監督、脚本の宮藤官九郎、主演の阿部が三度顔を合わせた痛快ブラック・コメディで、阿部演じる“謝罪師”なる架空の職業を生業にする男が、さまざまなトラブルを“謝罪のテクニック”を駆使して解決していく姿が描かれる。上映後のQ&Aでは、日本とアメリカの文化の違いについての質問が飛び出すなど、日本独自といわれている“謝罪文化”にニューヨーカーは興味津々の様子で、阿部は「笑ってくれてる人が多くてうれしかった。謝ることは、トラブルの解決になることはもちろん、和やかに過ごせる道具でもあるんだと思う」と語り、スゴ腕の弁護士役を演じた竹野内は「ニューヨークに来て、謝罪文化が受け入れられるのかが心配でしたが、一体となって観れたことが本当にうれしかった」と観客の反応に手ごたえを感じたようだ。また、ふたりは自由の女神や、タイムズスクエア、ブルックリン橋で、劇中に登場する“自由の女神ポーズ”でフォトセッションを敢行し、まさかのコラボレーションを実現させた。『謝罪の王様』9月28日(土)全国ロードショー
2013年09月06日気鋭の劇作家・前田司郎の小説を映画化した『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』が5月14日(土)に公開を迎え、竹野内豊、水川あさみ、本田隆一監督が舞台挨拶に登壇した。新婚にして早くも倦怠期を迎えたカップルが、ひょんなことから“地獄”へと迷い込み、奇妙な人々との出会いや恐るべき体験を経て、夫婦の情熱を取り戻していく姿をコミカルに描く。公開を待ちわびた観客で埋め尽くされた客席を見渡し、満面の笑みを浮かべる竹野内さん。コメディ映画初挑戦となったが「ずっとやりたいと思っていたので、お話をいただいたときは素直に嬉しかったです。初めて台本を読んだときは『自分でいいのか?』と思いましたが踏み込んでしまえ!とやらせていただきました。これまでご一緒するチャンスのなかった俳優さんとお仕事ができて、刺激的であり、勉強にもなりました」とふり返った。これまでにも水川さんは、竹野内さんが役柄の信義にそっくりだと主張してきたが、この日も「クールで硬派で、あんまりしゃべらない方かと勝手に思っていましたが…お会いしてノブに似ていると思いました。優しくてどこかゆっくりしている感じが」と“信義=素の竹野内”説を展開。これに竹野内さんは「それは役作りしていたから!」と抗議すると、「じゃあ、さっき舞台に出てこようとしたのは?」と反論されてタジタジ。客席の様子をこっそり舞台袖から覗こうとした竹野内さんを、水川さんが「まだだよ!」と止めるというやり取りが裏であったそうで、“リアル大木家”のような2人の掛け合いに会場は温かい笑いに包まれた。2人と個性豊かな共演陣とのコミカルなやり取りも本作の大きな見どころだが、演じた2人は笑いをこらえるのが大変だったそう。特に、荒川良々は笑い上戸の水川さんを笑わせようと、様々な“仕掛け”を施してきたそうで、水川さんは「後ろから撮られているシーンでは、笑わないように目をつぶってました」と告白。また、樹木希林と片桐はいりが揃って登場するシーンは「勝手に3Dみたいな迫力!」(水川さん)と形容するほどで、この2人による“攻撃”も相当だったようだ。竹野内さんも思わず「テーブルの下でひざをつねって笑いを我慢していた」とのこと。だが、竹野内さんと水川さんがせっかく我慢しても、監督やスタッフが思わず笑い声をあげてしまいNGとなることもあったそうで、文字通り笑いの絶えない現場となったようだ。『大木家のたのしい旅行新婚地獄篇』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:大木家のたのしい旅行新婚地獄篇 2011年5月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 映画「大木家のたのしい旅行新婚地獄篇」製作委員会■関連記事:竹野内豊×水川あさみインタビュー大木夫婦の意識を変えた“倦怠期”の奥深さ水川あさみ、安定した夫婦がうらやましい?竹野内豊、水川あさみ登壇『大木家のたのしい旅行』完成披露試写会に15組30名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?竹野内豊、初コメディで“新妻”水川あさみと地獄旅行へ出発!?
2011年05月16日竹野内豊が3年ぶりに主演を務める感動巨編『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』の完成披露ジャパンプレミアが1月13日(木)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、竹野内さんをはじめ、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、唐沢寿明、平山秀幸監督とチェリン・グラック監督が舞台挨拶に登壇した。実話を基に、太平洋戦争下のサイパン島で、4万5,000人もの米軍を翻弄した大場栄大尉(竹野内さん)と日本兵47人の激闘を壮大なスケールで活写する。「自決するより生きて戦うことを選べ!」という信念を貫き、米軍から畏敬の念を込めて“フォックス”と呼ばれた大場大尉の姿を通して、戦争を賞賛するのではなく、生きて戦後日本の礎を築いた誇り高き日本人の姿が描かれる。竹野内さんは「ようやくご覧いただける日が来て、心から嬉しい。当たり前のように感じている平和は、大場大尉をはじめ、多くの方々の苦しい経験があったからこそ」と感慨深げに挨拶。この日は1月2日(日)に40歳になった竹野内さんのために、大場大尉の息子の大場久充さん、そして実際に大場大尉と共に現地で戦い抜いた新倉幸雄さんがサプライズで駆けつけ、竹野内さんも感激しきり。「全力で戦い抜いたみなさんに心の底から感謝したい。戦争から一世紀も満たないうちに、日米合作でひとつの作品が完成し、こんなに素晴らしいことはない」と目にうっすらと涙をためながら、約1,200人の観客に頭を下げた。米軍の攻撃で家族を失った民間人の少女を演じる井上さんは「演じる上で、怒りをテーマにした。難しかったが、やりがいがありましたね。感謝しています」と新境地となった本作に様々な思いが去来した様子。そんな井上さんも1月9日(日)に誕生日を迎えたばかり。壇上に運び込まれた特大ケーキに「こんな大きなケーキ初めて」と大はしゃぎ。今年は24歳の“年女”とあって「いい年にしたいですね」と抱負を語った。唐沢さんはスキンヘッドで任侠の世界に生きる一等兵を熱演。「こんにちは。松野内豊です。これからも竹ちゃんをよろしく」と笑いを誘い、「日米の監督が撮った作品で、突然ガラっと(作品の)雰囲気が変わる不思議な感覚を味わえる」とコメント。米キャストを代表しショーンが、日本語で「今日は来ていただき、ありがとうございます」と挨拶し、「この作品の特徴は、国や文化を超えて私たちが友人同士として完成させたこと」と日米がタッグを組んだ本作の“意義”をアピールしていた。この日は「太平洋戦争を伝えるキャンペーン」の一環として、登壇者と観客が平和への祈りをこめて、千羽鶴を制作。完成した千羽鶴は今月末、竹野内さんと山田さんが映画の舞台となったサイパンに贈呈する予定だ。『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』は2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男− 2011年2月11日より全国東宝系にて公開© 2011「太平洋の奇跡」製作委員会■関連記事:みるみる痩せていく竹野内豊を井上真央&山田孝之が心配…
2011年01月13日人気俳優の竹野内豊が、来年5月に公開される主演映画『大木家のたのしい旅行新婚地獄篇』でコメディに初挑戦することが分かった。本作は、野間文芸新人賞、三島由紀夫賞、ギャラクシー賞に、演劇界の芥川賞とも言われる岸田國士戯曲賞など文学および演劇界で次々栄誉を獲得し、三谷幸喜や宮藤官九郎に続く新しい才能との呼び声が高い人気劇作家・前田司郎の同名小説が原作。いま、映像化を熱望する声が最も多い、前田作品初の映画化となる。“新婚なのに倦怠期”の大木夫妻がひょんなことから1泊2日の“地獄旅行”に出かけることに…。旅先で出会う奇妙な人々や、2人の間に起こる不可思議な出来事を通じ、2人が“愛”と“情熱”を取り戻していくというストーリー。現在放送中の“月9”枠のドラマ「流れ星」(フジテレビ)に主演し、映画『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』が来年2月に公開を控えるなど、多忙を極める竹野内さんだが、本作では、これまで演じてきた役柄とは全くタイプの異なる、夫の大木信義を演じる。そして、新妻・咲役を演じるのは、コミカルからクールまで、幅広いジャンルをこなす女優、水川あさみ。2人の脇を固めるのは、樹木希林に片桐はいり、荒川良々、そして柄本明といった豪華な面々。樹木さんの見せるお芝居に「芝居と言えどついつい本気で笑ってしまった」という竹野内さん。大木夫妻の地獄旅行がいかに楽しいかがうかがえる!?硬派な役柄を演じることが多かった竹野内さんだが撮影をふり返り「樹木希林さんや柄本明さん、荒川良々さんなど、個性が強めな方とご一緒だったので、自分自身も楽しんで演じることができた」とコメント。また「色々な表現方法を学ばせていただいた」とコメディ初挑戦となった本作で俳優人生の新たな境地を開いたようだ。水川さんは、竹野内さんとの共演について、「いままでの竹野内さんの“クールでかっこいい”というイメージとは真逆の、“ノブ”という役をどう演じるのかなと、とても楽しみでした。どちらかというと、普段の竹野内さんは、実は“ノブ”に近いんじゃないでしょうか(笑)。どんな風に打っても予想外に楽しく打ち返してくれました」と語っており、撮影を楽しんだ様子。果たしてどんな旅が2人を待ち構えているのか?『大木家のたのしい旅行新婚地獄篇』は2011年5月、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:大木家のたのしい旅行新婚地獄篇 2011年5月、新宿バルト9ほか全国にて公開© 映画「大木家のたのしい旅行新婚地獄篇」製作委員会
2010年12月14日来年2月公開の映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の製作報告会見が11月9日(火)に行われ、主演の竹野内豊に共演の井上真央、山田孝之、アメリカ人キャストのショーン・マクゴーウァンらが出席した。65年前の戦争の激戦地のひとつ、サイパン島でたった47人の兵力を率いて激しい戦いを繰り広げて敵方のアメリカ軍から“フォックス”と恐れられ、かつ称賛された大場栄大尉の実話を映画化。この戦いに参戦していたドン・ジョーンズ氏による「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」(祥伝社刊 ※現在絶版)が原作となっており、日本人側のエピソードでは平山秀幸が、アメリカサイドのストーリーでは『サイドウェイズ』のチェリン・グラックが監督を務め、さらに戦闘シーンなどVFX・視覚パートを加えた日本映画では異例の3班体制で撮影が進められた。主な撮影が行われたのはタイ。本作の大場大尉役で初めての軍人役に挑戦した竹野内さんは「過酷さは想像を絶するものでした。体感温度は40度を超えていて、ペットボトル10本分の水を飲んでも全て汗で出てしまうのでトイレに全然行かない。ただ、僕たちはあくまで撮影であって実戦ではない。当時の方は果たしてどのような思いで時を刻んでいたのか?いや、そんなこと考えるような状況ではなかったんだろう…と。最初は大場大尉のどんな小さな手がかりでも掴んで…と思い、大場大尉を追いかけていましたが、タイに行って撮影が始まってみたら、そんなこと、平和な時代に生まれた我々にできるはずがなかった。教科書からは学べないいろんなことを感じながら、見えない糸をたどって行くような感じでした」と真摯な表情で胸の内を語った。井上さんはそんな竹野内さん、いや大場大尉に心酔していたようで「閉ざされた空間だからこそ出てくる(兵士たちの)追い込まれた表情は怖くもあり、印象的でもありました。大変な環境の中で生まれる“何か”があるのかなと思う一方で、みるみる痩せていく大尉が心配でした」と明かした。山田さんも同じ兵士役だったが、竹野内さんの現場で役に入り込み憔悴していく様子はすさまじいものがあったようで「やつれて目がギョロギョロしていて『大丈夫だろうか?』と心配していました」と頷いた。自身もジャングルでのシーンで精神的にかなり追い込まれたらしく「毎日ジャングル行って、逃げて隠れて…。終わってホテルに戻ったら、ポケーッとユルい空気で。またジャングル行って…と繰り返しでわけが分からなくなってきました。どんどん頭がおかしくなるような感じでした」とふり返った。この日のために16年ぶりの来日を果たしたショーンは、日本語を交えつつ「65年前にアメリカと日本が戦争していたというのは信じられないようなことで、時の流れ早さを感じます。いま、こうして日本とアメリカの人間がチームとして、友人としてあの戦争を描くということは意義のあること。豊と撮影現場で互いを見つめ合ったとき、自分がそこにいられることの幸運を感じました」としみじみと語った。これまでにない形であの戦争を描いた『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』。2011年2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男− 2011年2月11日より全国東宝系にて公開
2010年11月09日