大学在学中の2011年、第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、若くして写真家としてデビューした奥山由之による初の大型写真展「BACON ICE CREAM」が、1月22日から2月7日まで渋谷パルコ パート1の3階にあるパルコミュージアムにて開催される。同展は、奥山由之が直近5年間で撮影した写真作品を収めた新作写真集『ベーコン・アイスクリーム(BACON ICE CREAM)』に合わせて開催されるもの。同写真集の掲載写真を中心に、デビューから現在に至るまでのアーカイブ作品の中から厳選した約100点が展示される。タイトルの“BACON ICE CREAM”は相反する味覚のベーコンとアイスクリームを合わせた実験的な料理のこと。イギリスのバラエティ番組でジョークとして登場したものの面白がった料理人により普及し、いまではエイプリルフールに作られるデザートのひとつとして定着している。この料理を、奥山由之の冗談のような発想を出発点にした作風と常に新たな表現を求め試行錯誤する実験的なスタイルに例えている。会場では写真集『BACON ICE CREAM』が先行販売されるほか、オリジナルプリント、アンリアレイジ(ANREALAGE)のカメラストラップ、アーティストユニット・マグマ(magma)のキーホルダーなどのグッズも販売される。会期中にはトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「BACON ICE CREAM」会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ PART1 3階会期:1月22日~2月7日時間:10:00~21:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)料金:一般 税込500円、学生 税込400円、小学生以下無料【書籍情報】『BACON ICE CREAM』著者:奥山由之出版社:PARCO240ページ/257mm×190mm価格:2,800円
2016年01月09日東京都・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、新進作家の登竜門として知られる公募コンクール「FACE」受賞作家12名の近作・新作約90点を展示する「絵画のゆくえ2016FACE受賞作家展」を開催する。会期は2016年1月9日~2月14日(月曜休館、ただし1月11日は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:00まで)。観覧料は一般600円、大・高校生400円、中学生以下無料。同展は、2012年度に創設された公募コンクール「FACE」の3年間の、「グランプリ」および「優秀賞」受賞作家たち12名の、近作・新作約90点を一堂に会し、あわせて過去のグランプリ受賞作3点も展示することで、時代の感覚を捉えた作品の真価を問い、「絵画のゆくえ」を探るもの。「FACE」は、年齢・所属を問わない新進作家の登竜門として毎回数多くの応募があり、出品作品は美術評論家を中心とした審査員による厳正な審査のもと、将来国際的にも通用する可能性を秘めた作品を入選とし、さらに優れた作品には「グランプリ」、「優秀賞」等の各賞を授与しているという。また、同展では、各作家30分のアーティスト・トークが開催される。1月9日は堤康将、永原トミヒロ、近藤オリガ、田中千智、1月16日は川島優、二川和之、眞田勇、西村有、1月23日は宮里紘規、大橋麻里子、和田和子、村上早によるアーティスト・トークが開催される。各日とも開始時間は14:00~。また、休館日に貸切の美術館で、ボランティアガイドと対話をして楽しむ参加型の作品鑑賞会「ギャラリー★で★トーク・アート」が開催される。開催日時は2016年2月8日14:00~約2時間(対話鑑賞と自由鑑賞各1時間程度)。参加費は500円(観覧料不要、中学生以下無料)、参加する際の詳細に関しては同館Webページで確認できる。
2015年12月25日写真が趣味のサラリーマン・いくしゅんの初写真集『いくしゅん写真集 ですよねー』が11月30日に刊行された。いくしゅんは、10年程前から趣味で写真を始めたサラリーマン。空港のベンチに隙間なくみっしり腰掛ける力士たちや、まるでマフィアのボスが葉巻を噛んでいるかのように堂々と竹をかじるパンダなど、街ゆく人やモノ、動物などを瞬間的に切り取った、じわじわと見る者の笑いを誘うスナップ写真の数々を生み出している。今回発売される同書は、いくしゅんがこれまでに撮りためた作品を厳選し、いくしゅん自ら写真の組み合わせや順序などの構成を行った写真集。作品一枚一枚が持つ面白さに加え、一瞬を逃さない瞬発力や、連続する数枚の写真で構成されたストーリーの意外性なども楽しめる作品集となっている。【書籍情報】『いくしゅん写真集 ですよねー』写真・構成:いくしゅん出版社:青幻舎並製/240ページ/四六判発刊:2015年11月30日価格:1,800円
2015年12月11日女優・二階堂ふみが12月15日、自身の写真集『near, far』の発売を記念したサイン会を東京・表参道のマーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が手掛けるブックストア・ブックマーク(BOOKMARC)にて開催する。12月11日に発売される『near, far』は、女優の他、小説を執筆するなど、若くして多彩な活動を行う二階堂ふみが自らのディレクションで制作した写真集。撮影は、ライアン・マッギンレーのアシスタントも務めていた気鋭の若手フォトグラファー、チャド・ムーアが担当した。15年秋のニューヨークで21歳のバースデーを挟むオフを伸びやかに過ごす二階堂ふみを、ドキュメント写真として記録している。今回開催されるサイン会は、事前購入者の中から先着100名を対象にしたもの。1人につき購入は1冊までとなっており、ブックマークにて12月11日の11時より発売される。また、13日までは、青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店・ギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)にて写真展が開催中。【書籍情報】『near, far』写真:チャド・ムーア出版社:スペースシャワーネットワークソフトカバー発刊:2015年12月11日価格:2,000円
2015年12月11日20周年を迎えるラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)と、アーティスト・花代による写真展「“MUSIC” HANAYO × LAD MUSICIAN」が、12月17日から16年1月17日まで東京・恵比寿のAL 1階のメインスペースにて開催される。今年で20周年を迎えるラッド ミュージシャンは、音から得られる目に見えない様々なインスピレーションを洋服で表現し、ファッションのみならず多くのカルチャーを内包し、時代を席巻してきたブランド。ひとつのテーマに縛られない自由な発想でアイテム製作を行っている。同展では、ラッド ミュージシャンのコレクションやその舞台裏を、写真家の花代が独自の繊細な視点から撮り続けた写真作品が展示される。なお、会場では写真集『MUSIC』の販売も行う。花代は、写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルなど多彩顔を持つアーティスト。東京とベルリンを拠点に活動しており、自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ作品、それらに音楽や立体表現を加えたインスタレーション作品などを発表している。これまでに国内外で多数の個展を開催している他、『ハナヨメ』、『MAGMA』、『ベルリン -hanayos saugeile kumpels』などの写真集も発売している。【イベント情報】「“MUSIC” HANAYO × LAD MUSICIAN」会場:AL 1階 メインスペース住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 AL 1階会期:12月17日~16年1月17日(※)時間:12:00~19:00入場無料休館日:月曜、12月28日~1月5日、12 日(※11日は開廊)
2015年12月09日日経ナショナル ジオグラフィックは、11月16日に、写真集「うさぎ島 会いに行けるしあわせ動物」を発売した。○野生のままに暮らすうさぎたち本書は広島県竹原市大久野島に暮らすうさぎの姿を、「しあわせ動物写真家」の福田幸広さんが撮影した、癒やしの写真集。大久野島は「うさぎ島」とも呼ばれ、日本では珍しいアナウサギの仲間が約700匹暮らしている。島には民家が無く駆除されることが無いので、うさぎたちは野生のままに暮らしており、野生でありながら人間への警戒心が無い。そのため、巣穴から顔をのぞかせるかわいらしい姿や、無防備な寝姿、縄張り争いをするシーンなど、自然のままのうさぎたちの姿が数多く写真に収められている。うさぎファンにはたまらない「うさくち」「うさけつ」の特集ページや、こうさぎのショットなども掲載。さらに「うさぎ島」へのアクセス方法や、「抱っこをしない」「追いかけない」などうさぎへの接し方や島に訪れた際のルール、宿泊施設の情報も収録されている。定価は1,600円(税抜き)。
2015年11月25日豊川悦司と鈴木京香がおよそ10年ぶりに共演を果たし、禁断の恋に生きるWOWOWの「連続ドラマW 荒地の恋」から、このほど待望の場面写真が解禁。2016年1月9日(土)からの放送に先がけ、第1話が「WOWOWへGO!12/5(土)は無料放送!」にて先行放送されることが決まった。戦争の爪痕が色濃く残る1947年、詩誌「荒地」創刊のため、北沢太郎(豊川悦司)、三田村貴一(松重豊)、有川信夫(田口トモロヲ)ら戦後日本の現代詩運動の中心となる詩人たちが集まった。それから28年後の1975年、53歳となった北沢は妻の治子(富田靖子)、娘の優有子(川島海荷)、息子の尚に囲まれた彼は、平凡な幸せを慈しみながら、新聞社の校閲部に勤務しながら細々と詩作を続けていた。だが、親友である三田村の妻・明子(鈴木京香)と頻繁に接触を持つようになり、恋に落ちる。北沢は仕事を捨て、家族を残し、同じく家を出た明子と暮らしていく中でこれまでにない情熱と“言葉”を取り戻していく……。豊川さんと鈴木さんが「青春の門―筑豊編―」以来、約10年ぶりにTVドラマで共演を果たす本作は、直木賞作家・ねじめ正一の同名小説を原作にした“荒地”のような人生を生きる大人のラブストーリー。2008年に第1作目「パンドラ」からスタートしたWOWOWの連続ドラマWは、昨年10月より<土曜オリジナルドラマ>と<日曜オリジナルドラマ>の2本枠となり、好評を博しているが、今回、連続ドラマWとしては初めて第1話が先行無料放送されることになった。また、初解禁となった場面写真には、逢瀬のさなかの深刻な表情をとらえた豊川さん演じる主人公・北沢と鈴木さん演じる明子の姿が。さらに、若きころの情熱あふれる詩人たちの姿とともに、松重豊が演じる北沢の親友の三田村と見知らぬ女性の姿もあり、ドラマの展開が気になる写真となっている。戦前、戦中を生き抜いた世代が50代に入り、「残された時間をどのように生き、どのように死ねばよいのか」を自問し、「納得する人生」を真摯に見つめたひとりの詩人の生きざまに、まずは思いを馳せてみて。連続ドラマW「荒地の恋」は12月5日(土)に第1話を先行無料放送、2016年1月9日(土)22:00~WOWOWにてスタート(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月17日ぴあは11月18日、『メンズ温泉』写真集(1,512円/税込)を発売する。○オーディションを勝ち抜いた5人のメンズが登場同書は、BSジャパンで今年7月より放送され、話題を集めた『メンズ温泉』のスピンオフ企画写真集。『メンズ温泉』は、厳しいオーディションで選び抜かれたさまざまなタイプの5人の男の子たちが温泉地を旅する温泉番組。彼らの美しさを十二分に引き出すべく撮影にこだわった美しい入浴シーンと共に、温泉の魅力を余すところなく伝える番組として、注目された。同書では、同番組のスピンオフ企画として、5人が再び温泉へと向かう。水も滴るイイメンズが箱根を旅し、美しい景色の温泉地を巡ったセクシーでチャーミングな、撮り下ろしカットで贈る写真集となっている。登場するメンズは、1987年生まれの俳優で、メンバーきってのムードメーカー・田中康寛。1988年生まれで、麿赤兒率いる舞踏集団『大駱駝艦』の俳優部に所属、その後ヒーロー特撮ドラマで大躍進を果たした加藤貴宏。1982年生まれで劇団TRASHMASTERS所属、最年長メンズならではの色気を漂わせる倉貫匡弘。1991年生まれのK–1ファイター、"現役K-1世界チャンピオン"の武尊。1992年生まれで純文学作家志望、村上春樹の様なベストセラー作家を目指す大森翔太の5人。脱衣所から露天風呂風景・そして布団ではしゃぐ姿など、まるで、彼らと温泉旅行に来たような気分に浸ることができる。また、湯けむりに浮かぶタオル一枚まとうだけの体と、限りなく素に近い表情にドキドキしつつも、癒やしをもらえる仕上がりとなっているという。
2015年11月05日映画、ドラマと活躍の場を広げている新進女優の水谷果穂が11月3日(火・祝)、初の写真集「水谷果穂」(ワニブックス刊)発売を記念して握手会を行なった。公開中の映画『先輩と彼女』、前クールのドラマ「ナポレオンの村」に出演するなど10代の注目女優として躍進が期待される水谷さん。この日がちょうど、18歳の誕生日で、祝福の特製バースデーケーキも用意された。写真集は、水谷さんが現在も暮している地元の浜松でオールロケを敢行!家の中、自分の部屋など、文字通り“素”の水谷さんの姿を切り取っている。初の写真集刊行について水谷さんは「2年前にワニブックスさんを訪れた時に『いつか写真集を出せたらいいね』というお話をしたんですが、まさか本当に出させていただけると思ってなくて、本当に嬉しいです」と喜びを語った。我が家での撮影は、家族の協力もあって実現したが「お仕事している姿を家族に見せるにも初めてで、変な感じでした(笑)」と振り返る。お弁当を作っているカットも掲載されているが「毎朝、お弁当を作ってます。得意料理は卵焼きです」とニッコリ。このほか、実際に普段から使っている自転車に乗っての通学路、所属する「物理化学部」での白衣とメガネを着用してのカットなども掲載している。一番のお気に入りは、シーツにくるまったショット。「早朝に温泉に入って、スッピンの素顔の私です」と胸を張り、「あんなにスーツにくるまったのは初めてでした」と楽しそうに振り返る。自己採点ではこの写真集は「一兆点!」と自信満々。「家族に初めて自分のお仕事を褒めてもらえました」と嬉しそうに語った。水着でのセクシーなショットも撮影したが「普段、プライベートで水着を着ることは少ないので、最初は恥ずかしかったけど、撮影になると開放感があって、全然気になりませんでした。こうして本になると緊張します」と語った。高校卒業後は、進学せずに芸能界1本に絞り、本格的に女優としての活動を開始する予定。「社会人になるので、責任を持って仕事をしていきたい」と意気込む。女優としては「綾瀬はるかさんが憧れ。いろんな作品、経験を積んでも、いつも見ている人に新鮮な印象を与えられる、瑞々しい女優でいたい」と力強く語っていた。写真集「水谷果穂」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日人気少女マンガを実写化した『俺物語!!』の初日舞台あいさつが10月31日に、都内で行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、ヒロイン役の永野芽郁、坂口健太郎、鈴木砂羽、寺脇康文、河合勇人監督が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真見た目はイカツイが心優しい15歳の高校生・剛田猛男が、恋や友情に一途に奮闘する姿をコミカルに描く本作。わずか1カ月間で体重を30キロ増やし、役作りに臨んだ鈴木は「妥協せず、やれることはやった。ただ、若くないし、絶世の美男子でもない…。映画を見てくださる方がいるのか不安だった」と葛藤を明かし、「今日は集まってくださりすごくうれしいです。ありがとう!そして好きだあ!」と客席に向けて、猛男ばりの雄叫びを披露した。ハロウィンにちなみ、「どんな仮装がしたいか?」と質問されると、鈴木は「この映画で中学生、高校生を演じたので、次は小学生がいいですね。自分の限界を試したい」と笑いをさそった。舞台あいさつには、鈴木が役作りのために増量した30キロと同じ重さの“猛男かぼちゃ”も登場し、「これだけの重さが、(体に)ついていたなんて」と当の本人も驚いた様子だった。鈴木の役作りに対しては、「とにかく食べて食べて、さらにジムにも通っていて、すごかった」(坂口)、「菓子パンをプロテインで流し込んでいたよね」(寺脇)と称賛のコメント。周囲の心配をよそに、鈴木本人は「先日、人間ドックを受けましたが、すこぶる健康でした」と余裕の表情だった。劇中には、鈴木がラップ越しの坂口を相手に“キスの練習”をするシーンもあり、「本番前に、とりあえず歯は磨こうって話になって(笑)。うがい薬で口をゆすいで、歯を磨く自分になぜかキュンとしました」(坂口)、「ラップがあるとはいえ、やっぱり(歯を磨くのが)マナーかなって」(鈴木)。人気俳優の“胸キュン”トークに、会場は大いに盛り上がった。『俺物語!!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月31日ディオール(Dior)が、一流写真家たちの作品とともにメゾンの歴史を紐解く写真集『Dior : New Looks』を発売する。過去から現在に至るまで、様々な一流写真家のビジョンによってメゾンのクリエイションの素晴らしさを表現してきたディオール。同書では、リチャード・アヴェドン、ジェローム・ゴティエなど一流写真家たちの芸術作品とともに、ニュールックが誕生した1947年から現代までのメゾンの歴史が語られている。ラインアップは、リチャード・アヴェドンが撮影した伝説の写真「ドヴィマ・ウィズ・エレファンツ」や、ウィリー・ヴァンデルペールによるラフ・シモンズのクリエーションをとらえた空撮写真、セシル・ビートンが撮影したミッツァ・ブリカール、ジャン=バティスト・モンディーノが撮影したマリオン・コティヤールなど。アイコニックな作品や極めてプライベートなショットまでを含む貴重な作品の数々が収録された。
2015年10月28日飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルで知られるチェーンファーストキャビンは11月2日、7店舗目となる「ファーストキャビン愛宕山」を東京都港区西新橋に開業する。オープン前にその使い心地を体験してみた。○コンセプトは「オアシス」ファーストキャビンのコンセプトは「コンパクト&ラグジュアリー」。カプセルホテルとビジネスホテルの間の料金帯で気軽に利用できる施設として人気だ。現在、東京で3店(秋葉原・築地・羽田ターミナル1)、京都1店(京都烏丸)、大阪1店(御堂筋難波)、福岡1店(博多)の計6店舗を展開している。7店舗目となる「ファーストキャビン愛宕山」のコンセプトは「オアシス」。同チェーンとしてはフラッグシップ施設として位置づけられ、既存店舗と比較してバリューアップした内装はラグジュアリー感が漂う。優しい木調とスタイリッシュなインテリアが印象的だ。立地は、虎ノ門ヒルズに隣接する注目のエリア。オフィス街、そして病院も隣接する立地のため、急増する訪日外国人客はもちろんだが、様々なゲストの利用が見込まれている。○ラウンジスペースやカフェバーも設置他店舗と同様、ファーストクラス/ビジネスクラスの2クラス制。ファーストクラスは専有面積4.4平方メートルで120cm幅のセミダブルベッドを完備。ビジネスクラスは専有面積2.5平方メートルで100cm幅のベッドが採用されている。キャビン数は、ファーストクラス47キャビン、ビジネスクラス103キャビンの計150キャビン。うち男性専用が93キャビン、女性専用が57キャビンと女性の利用も可能だ。宿泊のほか2時間から利用できるショートステイにも対応する。その他、大浴場、ラウンジスペース、カフェバーなども完備。一般のホテルと比較してプライベートスペースは限定的な分、オシャレで快適なパブリックスペースはうれしい。ファーストクラスは宿泊6,800円(ショートステイは1,000円/1時間)、ビジネスクラスは宿泊5,800円(ショートステイは900円/1時間)。カプセルホテルの中では割高な部類になるが、虎ノ門という立地も含め、通常のホテルに比べると随分お得である。昨今、東京でもホテルの稼働率は上昇、料金も高止まり傾向にある。宿の確保が困難になる中、"東京ホテル難民"にもこのような気軽に快適に、何より安価に利用ができる宿泊施設の増加は朗報といえよう。※記事中の情報は2015年10月取材時のもの。価格は税込の通常料金○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2015年10月27日世界を代表するフォトグラファーであるテリー・リチャードソン(Terry Richardson)が10月26日、最新写真集『Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion』の刊行を記念したサイン会を代官山蔦屋書店3号館2階の音楽フロアにて開催する。最新写真集『Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion』では、テリー・リチャードソンの20年に渡るキャリアを網羅。広告キャンペーンなどのファッションフォトや著名人のポートレートなど活動初期作品を含めた600点以上の写真が収録されている。ラインアップは、グッチ(GUCCI)、イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)、クロエ(Chloe)、アー・ペー・セー(A.P.C.)などの広告キャンペーンや、『ヴォーグ(VOGUE)』、『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』を始めとした有名雑誌のエディトリアルページとインタビューなど。滅多に見ることが出来ない廃刊となった雑誌での仕事も見ることが出来る貴重な写真集となっている。今回は、『Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion』の刊行を記念してサイン会を実施。同イベントは、テリー・リチャードソンにとって日本で開催する約7年ぶりの公式イベントとなる。参加券は、『Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion』を代官山蔦屋書店店頭、オンラインストアにて購入した人、または電話にて予約した人に配布。定員は70名となっている。【イベント情報】テリー・リチャードソン『Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion』出版記念ブックサイニング会場:代官山蔦屋書店3号館2階 音楽フロア住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:10月26日時間:20:00~21:30【書籍情報】『Volumes 1 & 2: Portraits and Fashion』著者:テリー・リチャードソン出版社:Rizzoli New York言語:英語288ページ(Vol.1)、360ページ(Vol.2)/240mm×318mmイベント特別価格:1万6,200円(通常価格:1万9,440円)
2015年10月25日ディオール(Dior)より、ブランドと近しいコラボレーターの一人であるフォトグラファーのリチャード・アヴェドンによる写真集『Dior by Avedon』が発売された。発売日は、フランス、イギリスが9月23日、アメリカが10月27日。リチャード・アヴェドンは、クリスチャン・ディオールの最初のオートクチュールコレクションショーが行われた1947年からディオールの撮影を手掛けるフォトグラファー。当時のフェミニンで大胆なクリエーション、それらが与えたセンセーショルなど、ニュールックの本質を忠実にレンズ越しに捉え、力強く弾けるような作品を生み出した。リチャード・アヴェドンはクリスチャン・ディオール亡き後もメゾンとのつながりを続け、イヴ・サンローランのポートレートなど多くの作品を残した。また、新人の発掘にも熱心で、チャイナ・マチャドやジーン・シュリンプトンを見出し、1964年にディオールの装いに包まれた姿を撮影している。一方で、当時の一流モデルたちとの仕事も好み、ディオールを纏ったツイッギー、ヴェルシュカ、ペネロペ・ツリーらを、永遠の時の中に刻み込んだ。今回発売される写真集は、アイコニックなイメージを通してリチャード・アヴェドンとメゾンの関係を回顧させるもの。著者であるイギリス版『ハーパース バザー』編集長のジャスティン・ピカディによる序文から始まり、150点の写真と、当時のモード界の象徴でソーシャライトでもある、ジャクリーヌ・ドゥ・リーブの回想に沿って進んでいく。あとがきは、ガリエラ・モード美術館館長で歴史家のオリヴィエ・サイヤールが担当した。【書籍情報】『Dior by Avedon』著者:ジャクリーヌ・ドゥ・リーブ、ジャスティン・ピカディ出版社:Rizzoli206ページ発刊:フランス・イギリス 2015年9月23日、アメリカ 10月27日価格:150ユーロ、115ポンド
2015年10月23日ユニット「TrySail」としても活躍中の声優・雨宮天のファースト写真集「雨宮天ファースト写真集ソライロ~青と旅する~」(発行:主婦の友インフォス情報社)。10月2日に発売されて以来、好評な売れ行きの本書だが、TrySailのライブ「The Golden Voyage of TrySail」会場でも「会場限定生写真付き」(2Lサイズ・直筆コメント・サイン入り)で発売されることが決定した。さらに、発売記念イベントが2015年11月29日(日)に都内某所で開催されることもあわせて決定。イベントでは、「未公開の写真やオフショット満載のスライドトーク」「クイズ大会」「Q&Aコーナー」「大抽選会」などが予定されている。イベント応募用紙は、全国のアニメイト、ゲーマーズ(オンラインショップ含む)、TrySailライブ「The Golden Voyage of TrySail」会場にて本書を購入すると配布される。応募締切は2015年11月5日(木 / 当日消印有効)。■店舗別 特典生写真 一覧
2015年10月09日青菁社より、9月28日に、日本全国の「島ねこ」を集めた写真集「島ねこぽん」が発売される。○島で暮らす猫たちの写真集本書の著者は「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」で知られる、自称サラリーマン猫写真家のあおいとりさん。余暇を見つけては島を巡り、1年強の撮影期間を経て、納得したショットのみを集めて写真集にしたという。日本各地の島で暮らす猫たちの「島ねこ」らしさを写しだしており、都市部とは違う環境の中で、活き活きと生きる猫、恋するLOVEねこ、ジャンプ猫など、「島ねこ」らしさが詰まった一冊に仕上がっている。「島ねこ」たちの暮らす美しい自然も、見どころ満載だ。
2015年10月05日パイ インターナショナルは、9月11日に写真集「庭猫」を刊行した。○ある家族と猫の日常を写した写真集「庭猫(にわねこ)」の主役は、家の庭に住みついた2匹の猫「アフ」と「サブ」で、「とうとう猫がとびました」の説明の通り、ある日から網戸にピッタリと張り付いてご飯を催促するようになったという。庭猫の「アフ」と「サブ」、家の中で飼われる家猫「くま」、その飼い主たちの日常にカメラを向けた、全84ページの不思議な写真集だ。網戸に張り付いたり、窓から家猫を覗き込んだりと、ユーモアあふれる中にもせつなさを感じさせる猫の姿が可愛らしい。写真は全て、第2回ひとつぼ展グランプリ受賞の安彦幸枝さんの撮影によるもの。「PIE BOOKS」のWeb連載コーナーで庭に訪れる猫や旅先で出会った猫や犬などの写真を日記として連載している「どこへ行っても猫と犬」が、元となっている。価格は1,400円(税抜き)。写真集「庭猫」の紹介ページでは、掲載写真の一部を見ることができる。
2015年10月05日青菁社は9月28日、写真集『島ねこぽん』(税別1,200円)を発売する。今回発売する同書は、写真集「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」を出版した写真家・あおいとり氏による写真集。男木島や佐柳島など日本各地の島で暮らす猫たちを集めた写真集となる。同氏が「島ねこ」をテーマに決めた理由は、猫の撮影のために竹富島へ訪れた際に感じた景色の「青」の美しさにあるという。サラリーマンでもあるあおいとり氏は、竹富島をきっかけに余暇を見つけては島を巡り、1年強の期間で写真を撮影。今回の写真集では、撮りためた写真から厳選を重ねた作品だけを集めた。同書では、島ごとに異なるさまざまな猫の様子や、海に囲まれた自然豊かな風景も収録しており、旅行気分も楽しめる内容となっているという。9月26日~10月9日には「猫本専門 神保町にゃんこ堂」にて同書の発売記念イベントを開催し、同書の先行販売を行う。期間中、収録作品の展示や限定グッズを販売するほか、同書または前作『猫だって鼻提灯くらいできるもん。』のいずれかを購入すると"鼻提灯猫"のオリジナルポストカードがもらえるとのこと。なお、同イベントの開催時間は、月~金曜日で10時~21時、土曜日で12時~18時となる。日曜日は定休で、入場は無料。
2015年09月24日ぴあは9月25日、フィギュアスケート・羽生結弦選手の過去から現在における発言の数々を写真とともにつづるフォト&メッセージ集「羽生結弦語録」を全国の書店・ネットショップで発売する。同書籍は、2014年12月のグランプリファイナル後や、ソチ五輪の開幕前、そして五輪で金メダルを獲得した直後の記者会見などで羽生選手が発した言葉を、羽生選手の写真とともにつづったもの。「逆境や自分の弱さが見えたときが好きです」(2014年12月のグランプリファイナル後)、「とにかく負けず嫌いでした。できないことがあると『絶対に一番になってやる』と誓って練習に取り組んでいました」(2014年11月)など、羽生選手の生きざまが垣間見える言葉が掲載されている。また「好きなスケートを一生懸命やっているだけなのにそれを支えて応援してくれる人がいる。ソチ五輪では自分の幸せとして金メダルを取り結果、みなさんの力になれた。今は、僕の好きなことができるように応援していただけることが幸せです。僕のスケート人生でなくてはならないもの」(2014年12月)と、ファンに感謝を伝えるメッセージも載せられている。同社は「ファンだけではなく、子どもから大人まで幅広い世代に、ぜひとも手にとってほしい1冊です。これまでの、これからのあなたが生きていくヒントをきっと与えてくれるはずです」としている。価格は税込1,296円。四六判上製本のカラー刷で、ページ数は168ページとなっている。
2015年09月03日KADOKAWA/エンターブレインは、動物時代劇として人気の「猫侍」シリーズにおいて人気の白猫・玉之丞の写真集「玉之丞とゆかいな仲間たち」を8月17日に発売した。○玉之丞の撮り下ろし&フテ猫“春馬”もコワモテの剣豪・斑目久太郎と、白猫・玉之丞のツンデレな関係が人気を呼んでいる同シリーズより、写真集が発売となった。同書では玉之丞を演じるスター猫・“あなご”の撮り下ろし作品のほか、Season1に出演しCMでも人気を集めたフテ猫“春馬”とのコラボレーションなども見ることができる。また、その他江戸の長屋の仲間猫たちや、南の島で出会った黒猫も登場するなど、ファンには嬉しい充実の内容となっている。写真とともにドラマ版および、9月5日に公開となる劇場版「猫侍南の島へ行く」の登場人物やストーリー紹介、さらに監督渡辺武氏をはじめ、動物トレーナー北村まゆみ氏などへのインタビューも楽しむことができる。○既刊の写真集もすでに発売されている写真集もあり、ティー・オーエンタテインメントからは、ドラマ&映画「猫侍」の久太郎と玉之丞にスポットを当てた、斑目久太郎名言集や猫侍川柳で綴るビジュアルブック「猫侍公式フォトブック 斑目久太郎featuring玉之丞」が発売中で、「まだら鬼のテーマ」CD付の大型本写真集。扶桑社から発売中の、猫侍「玉之丞」写真集には、「玉之丞」の撮り下ろし写真の他にも「収録中に逃げ出して白猫なのに真っ黒に! 」「どうやって撮影中おとなしく抱っこさせるのか」など動物トレーナーによる撮影エピソードなども掲載されている。
2015年08月28日今度の旅は奮発してファーストクラス――近場の香港だからこそできる選択だろう。機内で快適に過ごすことができるし、なにより至れり尽くせりのサービスが心地よい。そんなアッパーなおもてなしは空港に着いた時点ですでに始まっている。そこで今回、新しくオープンしたキャセイパシフィック航空(以下、キャセイ)のファーストクラス専用ラウンジを体験してみた。○五感に響く、まずは嗅覚から2015年6月に香港国際空港で新たにお目見えしたのが「ザ・ピア(The Pier)」。キャセイのファーストクラス専用ラウンジだ。香港国際空港といえば端から端まで行くのに電車が必要なほどの広大な空港。その北西側、63番ゲート近くにザ・ピアはある。階下へ降りていくと、照明を落としシックな雰囲気の漂うレセプションが。中へ入るとふわっとさわやかな香りが鼻腔をくすぐる。ラベンダーや竹、緑茶にジャスミンなどをブレンドしたこのザ・ピアだけのオリジナルフレグランスだ。新しくオープンしたこのラウンジは、"五感に響く"をコンセプトとしている。この香りにも、「いつでもここへ戻る度に"いつもの香り"としてリラックスしてもらえるように」との想いが込められている。○広々とした邸宅のようなアプローチレセプションを通過すると、左右に伸びる広い廊下がある。入ってすぐにいきなりラウンジにならず、アプローチがあるのはまるで普通の家のような感覚でくつろげるように、との配慮からだ。確かに、まるでホテルのような落ち着いた空間が、空港の喧騒を一気に忘れさせてくれることは請け合いである。右へ曲がればダイニング、左に曲がればバーへと、この廊下を通ってそれぞれのセクションに移動することが可能だ。さすがにこれだけの広さを"自宅のよう"と思える日本人は少なそうだが、同じ空間に設備があるのではなく、それぞれ独立しているところは確かに"家"のような感じ。ラウンジ全体の広さは2,061平方メートルと広大なため、はじめは迷ってしまうものの、ここを迷わずに闊歩(かっぽ)できるとかっこよさそうだ。○小部屋でお昼寝も可能このザ・ピアの目玉といえばなんといっても「デイ・スイーツ」だろう。マッサージやシャワールームなどのセクションの奥の方に位置し、カーテンで仕切られた8室の小さな小部屋が用意されているのだ。奥まっているため人通りもなく、廊下との仕切りのカーテンや窓のブラインドを下ろしてしまえば静かなお昼寝スペースにも早変わり。シャワールームにも近いから、例えばロングフライトの前や後でシャワーを浴びて、人目を気にせずに自分だけの時間を過ごすことができる。もちろん、窓外を行き交う飛行機を眺めながらぼーっとするのも、空港ラウンジならではの過ごし方だろう。○フルコースも! きっと誰もが食べすぎに……もうひとつのお楽しみは、やはり食。気軽に自分でバフェから好きなものをチョイスできるパントリーのほかに、まるでレストランのようなダイニングも併設している。お腹の空き具合に応じて使い分けたい。パントリーでは1日に何度もメニューが入れ替わり、朝食から始まりランチ、ディナーとそれぞれの時間帯に合ったものが並ぶ。その並べ方もなんだかおしゃれ! ジャーに入れられた前菜など、最近の流行を取り入れたプレゼンテーションはとても洗練されている。自分の好きなだけとることができるので、ちょっとお腹が空いているだけの時やフライト時間まであまり余裕がないときなどにちょうどいい。一方、ダイニングはオーダーを受けてから料理が作られるレストラン方式。スターターからメイン、スイーツとフルコースでいただくことも可能だ。メニューには広東料理だけでなく、アンガスビーフのバーガーなど西洋料理も並んでおり、しっかりがっつりいただける。キャセイのラウンジといえば、のシグネチャーメニュー担々麺はメニューには載っていないが、注文すればちゃんと作ってくれるのでご安心を。これを食べなければ香港国際空港に来た意味がない(?)とすら思えるほどの安定のおいしさだ。○早めに空港へ行きたくなる魅力がたっぷりフットマッサージも、この6月に新しくお目見えしたサービスのひとつだ。バスエリアの手前にあり、3つのブースに区切られやや照明を落とした室内は本物のスパのよう。ゆったりチェアに深く腰を下ろして施術を受ければ、うっかり居眠りでもしてしまいそうなリラクゼーションに誘ってくれるだろう。眠たくなったらデイ・スイーツで一眠り、なんていうのも良さそう。もはや飛行機の出発時間を快適に過ごしながら待つというより、ラウンジを使いたいのでわざわざ早目に空港に行きたいくらいだ。ファーストクラス専用ラウンジはここだけで、広大な香港国際空港ゆえ出発ゲートが遠いという可能性もあるものの、キャセイのラウンジは全部で5つ(うちひとつは到着客用)あるため、自分の利用するゲート近くにもラウンジを見つけることができるだろう。ほかのラウンジはビジネスクラス、ファーストクラスの共用で、内部で使用エリアが分かれている。だがせっかくファーストクラスを利用するのなら、ぜひとも早目に空港に行って、ちょっとくらいゲートが遠くてもがんばって歩いて(あるいは空港内トラムに乗って)ザ・ピアを利用することをオススメする。エコノミークラスの搭乗でもマイレージでザ・ピアを利用することができるので、例えば香港を経由してアフリカやヨーロッパなどへ、というロングフライトが控えている時などにも重宝しそうだ。一度ここを体験したらそれなしでは飛行機を待てないほどに、快適な空間を約束してくれるザ・ピア。一度は必ず体験してみてほしい。※記事中の情報は2015年8月取材時のもの
2015年08月25日東京都・原宿のギャラリー「PATER’S Shop and Gallery」では8月21日~9月2日、写真展「古賀学『水中ニーソキューブ』展」が開催される。同展は、水中でニーハイソックスを履いた女の子をモデルにした古賀氏の「水中ニーソ」の新作写真集『水中ニーソキューブ』の発売にあわせて実施される。古賀氏は2013年8月に「水中ニーソ」、2014年10月には「水中ニーソプラス」を販売しており、同作は第3弾となる。『水中ニーソキューブ』は、"足し算"をテーマにした前作「水中ニーソプラス」の続編。女の子同士の"掛け合わせ"をテーマに、モデル同士が水の中で互いに影響し合って生まれる関係性を写しだしているという。なお、モデルが着用している衣装はそれぞれ、女性向けブランド・feast by GOMI HAYAKAWA、水着メーカー・REALISE、口枷屋モイラさんとのコラボレーションデザインによるものとなっている。さらに今回、フィギュアメーカー・海洋堂とのコラボレーションで、モデル・真縞しまりすさん(しまりすちゃん)を10分の1スケールでフィギュア化。宮崎駿氏の「鉄砲侍 蛭子八郎太」の原型製作などを手がけた辻村聡志氏が造形と彩色を担当した。フィギュアは、写真集の中でも印象的に登場するとのこと。写真展「古賀学『水中ニーソキューブ』展」では、同書収録写真をプリントした作品や、海洋堂フィギュア、全天球映像制作チームによる映像作品「全天球水中ニーソ」を展示するほか、オリジナルの水中ニーソグッズの販売も行うとのこと。開催時間は12時~19時で、入場は無料。8月27日は休館となる。
2015年08月04日アイドルグループ・嵐の大野智によるアート作品集第2弾『FREESTYLE II』(MCO/7月24日発売)が、オリコン8月3日付の週間"本"ランキング(集計期間:7月20日~7月26日)で、男性ソロ写真集で歴代最高の売り上げを記録したことが30日、明らかになった。集計期間中の週間売り上げは11.5万部。これは、2008年8月11日付で『上地雄輔フォト&エッセイ「上地雄輔物語」』(ワニブックス/2008年7月発売)が記録した8.7万部を上回り、2008年4月の同ランキング発表開始以来、写真集部門の男性ソロ名義の作品として、歴代最高の週間売り上げとなった。この週の売り上げは、写真集部門では当然1位だが、BOOK(総合)部門でも、ピース・又吉直樹の『火花』に次ぐ2位にランクインしている。さらに、ランキング登場わずか1週目で、AKB48・小嶋陽菜の写真集『どうする?』(宝島社/3月24日発売)の累積売り上げ11.2万部を一気に抜き去り、現時点での今年の写真集部門(2014年12月1日付~)で1位に踊りでた。なお、写真集部門で週間売り上げが10万部を突破したのは、2012年10月22日付で、関ジャニ∞のフォトブック『for No. ∞』(講談社/2012年10月発売)が10.4万部を記録して以来、2年9カ月ぶりとなる。『FREESTYLE II』は、7月24日から8月23日まで、東京・表参道ヒルズのスペースオーで開催されている、自身7年半ぶり、2度目となる作品展『FREESTYLE II』に合わせて発売。ここで展示される写真、映像、絵画、フィギュアなどに加え、それぞれの制作過程も垣間見える内容となっている。
2015年07月30日昨年、NHKのドキュメンタリー番組「地球イチバン」で特集された、世界一エレガントな紳士集団「サプール(SAPEURS)」を特集した写真集『SAPEURS the Gentlemen of Bacongo』(2,300円)。今年6月に日本語版が刊行されたがその後、大きな反響を呼び、発売1ヶ月で3刷に至ったことが明らかとなった。「サプール」は、“エレガントであることに全てを捧げる”を信念とする、コンゴ共和国の首都・ブラザビル郊外にあるバコンゴ地区を拠点とする紳士集団。彼らは決して裕福とはいえない生活を送りながら、エレガントであることに誇りと情熱を持ち、働いて貯めたお金をハイブランドの衣服注ぐ。闘争のための武器ではなく、ファッションに人生をかける姿から、非暴力・平和の体現者として世界中から大きな注目を集めている。そんな彼らを捉えた同写真集は、09年にイギリスで刊行され、ファッショニスタの間で話題になっていたものの日本語版。イタリア人写真家のダニエーレ・タマーニが「サプール」の中心的人物を撮影したスナップを始め、インタビューや彼らのファッションセンスに衝撃を受けたデザイナーのポール・スミスによる序文などで構成されている。若者たちの“ファッション離れ”が叫ばれる昨今だが、TVや雑誌などでも彼らの存在が紹介されたことで、SNSなどを見てみると、彼らの“生き様”は業界関係者だけでなく若者たちにも大きな衝撃を与えているようだ。【書籍情報】『SAPEURS the Gentlemen of Bacongo』著者:ダニエーレ・タマーニ出版社:青幻舎並製/224ページ/A5判発刊:2015年6月中旬価格:2,300円
2015年07月28日写真家・鈴木理策の個展「鈴木理策写真展 意識の流れ」が、東京オペラシティ アートギャラリーにて、7月18日より開催される。9月23日まで。1963年和歌山に生まれた鈴木理策は、1980年代半ばから写真を媒体に創作活動をはじめた。故郷の熊野をテーマとした初の写真集『KUMANO』(1998年)など、連続性のある写真手法や物語性のある表現が評価され、2000 年に第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。熊野での撮影をライフワークとしながら、南仏のサント・ヴィクトワール山やセザンヌのアトリエ、桜や雪など、様々な対象を異なるアプローチからとらえ続けてきた。2006年にニューヨークで、2011年にチューリッヒで個展を開催するなど、国際的に活動の場を広げている。本展のタイトル「意識の流れ」は、「見るという行為に身をゆだねると、とりとめのない記憶やさまざまな意識が浮かんできて、やがてひとつのうねりのような感情をもたらすことがある」という鈴木自身の経験に基づいてつけられたものだという。「『見るということ』そのものを提示したい」と語る彼の言葉の通り、説明的ではなく抽象的で、感覚と視覚により訴える作風が鈴木の写真の特徴だ。それを観る者は、写真を見る時間の流れの中で鈴木のまなざしを追体験し、さらに純粋に「見ること」へと導かれていくだろう。2007年以来、約8年ぶりの大規模個展となる本展は、新作および未発表作品を中心に写真作品約100点と映像作品3点を展示する。なお映像作品3点は、鈴木が近年関心を寄せるデジタルカメラで撮影されたもの。“スティル写真”、“動画”、“動画の静止画”による構成からは「見ること」と「見ている時間」をめぐる鈴木の実験精神がうかがえる。【イベント情報】「鈴木理策写真展意識の流れ」会 場:東京オペラシティ アートギャラリー会 期:7月18日~9月23日時 間:11:00~19:00(金・土は20:00まで、最終入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝休日の場合は翌火曜日、ただし9月22日は開館)、8月2日入場料:一般1,200円、大・高生800円、中学生以下無料
2015年07月10日パイ インターナショナルは7月13日、海洋写真家・古見きゅう氏の写真集『THE SEVEN SEAS』(1,900円・税別)を発売した。古見氏は、独特な視点から海の美しさやユニークな生き物の姿を追い続け、『ナショナルジオグラフィック』誌などの雑誌や新聞で作品を発表しているという。その姿は、テレビ番組『情熱大陸』(TBS系)にも取り上げられた。同書では、インド洋や南太平洋、日本海、南極海など、同氏が旅した世界の9つの海洋を地域別に紹介する。同氏の集大成とも言える写真集となっており、サンゴ礁やアザラシなどの海洋生物、クジラやサメなどの姿も収録しているとのこと。また、8月1日には、「湘南 蔦屋書店」(神奈川県藤沢市)にて同書の発売記念トークとサイン会を行う。水中写真家の鍵井靖章氏を特別ゲストに迎え、互いの作品を鑑賞しながら対談するとのこと。開催時間は18:00~20:00。申し込み方法など、詳細は湘南T-SITEの公式サイトにて。
2015年07月03日ドゥーズィエム・クラス(Deuxieme Classe)が7月24日から全店で、写真集『Jane & Serge A Family Album』(7,900円)とのコラボレーションコレクションを発売する。女優で歌手のジェーン・バーキン(Jane Birkin)と、元夫のセルジュ・ゲンズブールが家族として過ごした12年間を、ジェーン・バーキンの実兄であるアンドリュー・バーキンが撮影した写真を掲載した同写真集。ジェーン・バーキンの16歳の誕生日から、1979年の娘のシャルロットとセルジュ・ゲンズブールのスナップまで、家族ならではのプライベートな素顔が詰まった作品となっている。デザインは、ファッション、アート、音楽、デザインと様々な分野で活動を行うクリエイティブユニットのM/M(Paris)が手掛けた。同コラボレーションでは、写真集とその中からセレクトした写真をプリントしたフォトTシャツ6点(9,800円から1万1,000円)を始め、ジェーン・バーキンのワードローブをイメージしたトレンチコート(5万8,000円)やシャツ(2万3,000円)、ボーダーTシャツ(9,800円)を展開する。さらに、ドゥーズィエム・クラス六本木店では、同書の写真展も開催する。また、同店内には1970年代のジェーン・バーキンの家を再現したブースを設置。まるで彼らの家にタイムスリップしたかのようなバーチャル体験が出来る。
2015年06月29日ボクシング東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルとしても活躍する高野人母美(ともみ)選手が6月20日、都内にて自身初の写真集「Positive High」(税別3,000円)の発売記念握手会を行った。初めて写真集を出すことになった高野選手は、その喜びを聞かれると「10年後、20年後に自分を見つめなおすツールとして……」と話したところで、「完全に(コメントを)覚えてきたってバレバレですよね、これ」と照れ気味にはにかみ。「やっぱり素の言葉で言います。正直、海外での撮影だったのですごくうれしかったです! 日本じゃない環境でどんなふうに撮るんだろうって楽しみにしてました」と満面の笑顔で話した。撮影が行われたのは、タイ・バンコク。グラビアはあまりやったことがなくて、恥ずかしい気持ちもあったそうだが「ボクシングでも何度も行った国だったので、親しみやすかった」と、リラックスして撮影できたという。グラビア撮影を終えてみて「ちょっとフェロモンが出てきたかな? 」と、その仕上がりに自信をのぞかせた。お気に入りの写真は、巻末のイスとイスの間でブリッジをしている写真とのこと。「『まさかこの写真が』って感じ(の写真)なんです。私、アクロバティックなストレッチをよくしているんですが、この写真のときも完全にオフな状態だったんです」とエピソードを明かした。そのほかにも、「いわゆるその、男性が女の子と遊ぶ場所があるじゃないですか。そこでの撮影は印象に残っていますね。衣装も大胆だったので……」と、刺激的だった撮影を振り返った。撮影が行われたのは今年の2月だったそうで、「ちょうど大みそかの試合が終わって、それから7キロくらい増量してますね」と、写真集のための体作りなどは特別にしていなかったという。「あえて何もしていない、ナチュラルな私だと思います」と、ボクサーとしての一面とはまた違った、女性らしい一面を見ることができる一冊に仕上がっているとアピールした。モデルとして「初の写真集」という"タイトル"を手にした一方で、ボクサーとしても6月10日に東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者というタイトルをゲットしたばかりの高野選手。今の胸中を問われると、「責任感が出てきました。遊びたいっていう欲求もなく、練習に集中できています」と、ボクサーとしての心境の変化を感じている様子だ。ボクシングでの今後の予定は、「今、言えることはない」としながらも、「東洋、アジアだけでなく、世界チャンピオンになりたいです」。しっかりと決意を感じられる表情で、今後の目標を掲げた。なお、写真集発売を記念した握手会には300人のファンが詰めかけ、高野選手は笑顔でファンとの交流を楽しんでいた。
2015年06月22日青幻舎から、コンゴの紳士集団「サプール(SAPEURS)」の全貌を伝える写真集『SAPEURS the Gentlemen of Bacongo』が6月中旬に発売された。「サプール」とは、アフリカ・コンゴ共和國郊外にあるバコンゴ地区を拠点に、“エレガントであることに全てを捧げる”という志向を持ち、限られた所得の中で独自のファッションセンスで選りすぐったハイブランドの衣服を身に着けた紳士的な男達のこと。彼らの名前の由来は、正式名称「おしゃれで優雅な紳士協会(La Societe Des Ambianceurs et des Personnes Elegantes)」の頭文字をとった「サップ(SAPE)」の通称が「サプール(Sapeur)」だ。そんな彼らをドキュメントした本書は、2009年にイギリスで刊行され話題を集めた以来の待望の日本語版。過去数年にわたり、世界のアフリカ人コミュニティーを取材してきたイタリア人写真家、ダニエーレ・タマーニが捉えたサプールの写真を始め、タマーニ自身が行ったサプールへのインタビュー記事も収録されている。また、ポール・スミスによる序文付き。ファッションヘッドラインでは、本書をメルマガ会員様の中から抽選で1名様にプレゼントいたします。※応募締切は6月23日正午。当選者には同日18:00にメールにてご連絡いたします。※応募の詳細は、平日7:30に配信中のメルマガでお知らせいたします。<メルマガ会員の新規ご登録はこちらから>
2015年06月15日“視覚と知覚の関係性”をテーマに作品を発表する写真家・鈴木崇の個展「Form-Philia」展が、5月29日から7月12日まで六本木のIMA CONCEPT STORE内のIMA galleryで開催される。今回の個展のタイトル「Form-Philia」とは、形を意味する“Form”と嗜好、偏愛などを意味する“Philia”を組み合わせた造語。期間中は代表作「BAU」や「ARCA」に加えて、新作を合わせた3つのシリーズが展示される。昨年、オランダで行われた写真フェア「Unseen」でも人気を博した「BAU」シリーズは、カラフルなスポンジを組み合わせて様々なフォルムを構築していく作品。黒い背景をバックに、様々な色や形のスポンジを多様なパターンで組み合わせることで、日用品であるスポンジが「BAU」が意味する“建物”や“構造”へと変容し、別の側面を浮かび上がらせる。今回は500点にも及ぶシリーズの中から、IMA galleryの空間に合わせたインスタレーションで展示する。「ARCA」は影を正面から写した作品。大判カメラで撮影し、大きく引き伸ばされたイメージは、輪郭やサイズなどの情報が奪われ、影本来の意味を超えた新しい構造物となって現れる。さらに同展では新シリーズとして、日本の混沌とした家々の写真をモンタージュしながら、建築物が重なることによって生まれる奇妙な風景を写し出した作品も出展される。また関連イベントとして、5月30日には批評家の布施英利と鈴木崇とのトークショー「写真とフォルムの関係性」を開催。被写体の形態を通じて何を撮ろうとしているのか、鈴木崇の写真史をたどりながらその作品の変遷と、写真とフォルムの関係性に迫る。6月21日には、美術ジャーナリスト・鈴木芳雄との対談によるトークショー「美術史で読み解く鈴木崇作品」も実施。鈴木崇がアメリカやドイツで学んだ写真の考え方やコンセプトの作り方から、アウトプットの仕方まで、現代作家と密接に関わる美術史について語られる。【イベント情報】「Form-Philia」会場:IMA gallery住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階IMA CONCEPT STORE内会期:5月29日~7月12日時間:12:00~22:00(土、日、祝日は11:00~20:00)入場無料
2015年05月29日