17歳差の不倫愛を大胆に描き、社会現象を巻き起こしたNHKの同名ドラマを映画化した『セカンドバージン』が9月23日(金・祝)、公開初日を迎え、主演の鈴木京香を始め、長谷川博己、深田恭子、メガホンを取った黒崎博監督が東京・有楽町の丸の内ピカデリーで舞台挨拶を行った。鈴木さんは「長谷川さんの魅力が女性を惹きつけたのだと思う。長谷川さんの“モテキ”がずっと続くことを確信しています」と太鼓判。一方、長谷川さんは「僕らに世界を変えることはできません。そしていま、僕は一番のモテキです」と挨拶。同日公開されたライバル作品への宣戦布告?はたまた大人の余裕か?いずれにせよ、キャスト陣は自信満々で、強い想いをこめた本作の船出を祝した。20代の頃に離婚して以来、出版業界でキャリア一筋に生きてきた中村るい(鈴木さん)と、17歳年下のネット証券会社社長、鈴木行(長谷川さん)の狂おしくも切ない不倫愛。そして、それを見つめる行の妻・万理江(深田さん)の嫉妬と執念をセンセーショナルに描く。完成した劇場版はドラマの最終回から5年後を舞台に、マレーシアで運命的な再会を果たしたるいと行の新たな“純愛”が紡がれる。鈴木さんは「17歳も差があると、(恋に)飛び込むときに葛藤が生じるもの。でもいったん恋に落ちれば、年齢だとか状況なんて軽く乗り越えられるんだなって。きっとそれが愛の力なのだと思う」と持論を展開。「るいを演じることで、女性としていろんなことを思ったり、感じたりした。ぜひ女性のみなさんにも映画から何かを感じ取ってもらえれば。でも怖いから、いまは感想を聞きたくないです。追々聞かせていただければ」とお茶目な一面も見せた。一方、長谷川さんは「おふたりに愛していただいたからこそ、行という男性が素敵に見えたんだと思う。それに俳優としても鍛えていただいた」と、鈴木さんと深田さんに最敬礼。それでも「ご一緒していると圧倒されてしまい、自分の存在がどんどん薄くなって…。まるでカゲロウになった気分でした」と本音もチラリ。そして深田さんは「るいさんと行の愛が濃厚で、私が割って入る隙はまったく無かった」と悔しそうな表情を見せると同時に、「想いが強いからこそ、過剰な行動に出てしまうが、一途でまっすぐなところは素敵。調節が難しいってことですね」と演じた万理江に対して理解を示した。3人の名優がぶつかり合う撮影に、黒崎監督は「楽しい現場だった。だって毎日、京香さんや深田さんに会えるんですから。それに長谷川さんはいつも足が長いなぁーって(笑)。とにかくキャストのパワーにあふれる作品」とご満悦。最後に“純愛”、さらには“情熱・大胆・勇敢”というまさに本作にふさわしい花言葉を持つなでしこの花を手に、登壇者が写真撮影を行った。『セカンドバージン』は全国にて公開中。■関連作品:セカンドバージン 2011年9月23日より公開© 2011映画「セカンドバージン」製作委員会■関連記事:長谷川博己インタビュー役とともに変化していく自分、素顔は「ない」鈴木京香、長谷川博己に伴われ、華麗にマレーシア凱旋!長谷川博己、「鈴木先生」での自らの姿を変態呼ばわりも続編に強い意欲!長谷川博己、脚本家からの追い討ちと大女優陣の共演に「カゲロウになった気分」『セカンドバージン』京香&長谷川博己の最も幸せな日々をとらえた映像を独占公開
2011年09月23日17歳差の不倫愛を描き、大きな話題を呼んだNHKドラマ「セカンドバージン」が、鈴木京香、長谷川博己、深田恭子という主要キャストをそのままに映画化されることが決まった。ドラマの続編ではなく、ドラマ放送時には描かれなかった衝撃の真実が、マレーシアを舞台に明かされることになるという。昨年10月から12月にかけて、大石静の脚本で、NHKドラマ10の枠にて放送された本作。鈴木京香扮する離婚歴ありの出版プロデューサー(鈴木さん)と、妻を持っている17歳年下の男性(長谷川さん)の危険な不倫愛が展開。夫の不倫を知り憎悪の念を燃やす男の妻(深田さん)も巻き込んでのスキャンダラスな愛の物語が大人の女性たちを虜にし、放送を重ねるごとに視聴率は上昇。特に、鈴木さん、深田さんが見せる激しいベッドシーンは大きな話題を呼んだ。先述の通り、今回の劇場版はドラマの続編ではなく、3人の設定はそのままに新たな物語として展開。辣腕の出版プロデューサー・中村るい(鈴木さん)と17歳年下のネット証券会社社長の鈴木行(こう/長谷川さん)は不倫の末に様々な試練を乗り越え、一緒に暮らし始める。だが、ある日突然、行はるいの前から姿を消してしまう…。5年後に、出張先のマレーシアで2人は運命的な再会を果たすが、行は彼女の前で撃たれてしまう。彼が生死のはざまをさまようさなか、行の妻・万里江(深田さん)もマレーシアへ。イスラムの地で虚々実々の駆け引きの果てに、愛憎、嫉妬、情欲が絡み合う――。ドラマ版で、行が凶弾に倒れるのはシンガポールという設定だったが、映画ではマレーシアの首都・クアラルンプールに変更。クアラルンプールという地名には「泥が合流する場所」という意味があり、まさにそれぞれの思いが折り重なり、濁流に飲み込まれていくという意味で本作の舞台にぴったりの場所と言えそうだ。映画化にあたり鈴木さんは「ドラマを楽しんで下さったみなさまの期待を裏切ることのないよう精一杯演じます」とコメント。ドラマで一気に知名度をアップし、現在放送中の「鈴木先生」(テレビ東京)にも主演するなど活躍を広げている長谷川さんは今回の劇場版で映画初出演、そして初主演を飾るが「また新たな気持ちで鈴木行役を全うしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします」と意気込みを語る。そして、ドラマ版の万里江役で陰湿な嫌がらせを次々と繰り出し、“悪女”として新たな境地を開いた深田さんからは「映画化のお話を聞いたときはまた監督、京香さん、長谷川さんとご一緒できることを嬉しく思いました。暑い国での海外ロケがあると聞いていますので、私も万理江という役を熱く力強く演じたいと思います」とのコメントが到着した。6月初旬にクランクインし、マレーシアおよび関東近郊での撮影を経て7月中旬にクランクアップの予定。3人以外のキャストに関しては、今後、発表される。泥の絡み合うイスラムの街を舞台にどんなドラマが展開するのか?鈴木さん、深田さんの激しいベッドシーンが今度は大スクリーン上で?いやいや、さらに艶めかしく、大胆な描写も!?『セカンドバージン』は9月23日(金)より全国にて公開。■関連作品:セカンドバージン 2011年9月23日より公開© 2011映画「セカンドバージン」製作委員会
2011年06月02日どんなにだらしない部分があっても、何回裏切られても、運命の愛を感じた人ならば、その愛を貫ける…?高良健吾×鈴木杏主演、電光石火のごとく恋に落ち、一輪の花の生命のごとく逃避行に駆け抜ける、若き男と女の“純愛”を描いた、逆境のラブストーリー『軽蔑』。本作にちなんで、シネマカフェではあなたの愛の度胸を試す、「『軽蔑』<純愛>度チェック診断」を実施中!地方の資産家一家に生まれながら、新宿・歌舞伎町でギャンブルに明け暮れる毎日を過ごすカズ(高良健吾)と、歌舞伎町のバーでNo.1のポールダンサー、真知子(鈴木杏)。互いに惹かれ合った2人は、駆け落ちを決行し、カズの故郷で一緒に生活を始める。だが、彼らの愛を許す者はいなかった――。「男と女は、五分と五分」という約束のもとに、相思相愛を確かめ合うカズと真知子。だが、互いが抱えるハンディや不実の前では、歯がゆくもそれを果たすことは難しいのが現実。劇中のふたりの覚悟の逃避行が、愛の本質を観る者に問いかける。さて、もしあなたが真知子だったとしたら、その覚悟を貫き通す自信はある?『軽蔑』は6月4日(土)より全国にて公開。『軽蔑』<純愛>度チェック診断Q.こんなダメ男でも愛せる?(何個当てはまるかチェック!)□ 金銭感覚に少々難ありで、浪費グセがある。□ 賭けごとやゲームにハマりやすい質である。□ 恋人をひとりにして、仲間とつるみに行くことが多い。□ 両親に対する反抗期から、抜けきれてないところがある。□ お酒を飲むより、飲まれることが多い。□ カッとなりやすく、優しいときとのギャップが激しい。□ セックスでわだかまりを解決しようとすることがある。□ 後先考えず、衝動で突っ走ってしまうことがある。□ 尽くしてくれるが、基本的に振り回されることが多い。□ 大事なことにかぎって、黙って一人で決めてしまうことがある。※診断結果は、『軽蔑』特集ページをご覧ください。特集「『軽蔑』“この純愛、どこまで逃げ切れる?”」■関連作品:軽蔑 2011年6月4日より全国にて公開© 2011「軽蔑」製作委員会■関連記事:鈴木杏が『軽蔑』完成披露で涙の舞台挨拶シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第9回) 来年ブレイクしそうな俳優は?高良健吾、今度は鈴木杏とW主演!中上健次の最後の長編『軽蔑』が映画化
2011年05月23日