インテリアとしてもリラックスする場所としても日常生活に欠かせない「椅子」。お店でもさまざまなタイプの椅子は手に入りますが、DIYすれば自分好みのものをリーズナブルに作ることができますよ♪初心者でも簡単にできる、すてきな椅子のDIYアイデアをたっぷりご紹介します!椅子ってどうやってDIYするの?ダイニングチェア、スツール、ベンチ……。ひと口に椅子といってもその種類はさまざま。家具としてだけではなく、置くだけで様になる椅子はインテリアのアクセントにぴったりですよね。おしゃれな椅子が欲しいけれど、自分でイチから作るにはハードルが高く、費用もかさんでしまいます。でも、もともとある椅子をリメイクするなら自由にデザインすることができちゃうんです!DIYすれば、自分好みのものをリーズナブルに作ることができますよ♪古い鉄脚椅子をカフェ風チェアにリメイク♪ヴィンテージの椅子はそこに一脚あるだけで存在感を放ち、空間を一気にスタイリッシュな雰囲気にしてくれるアイテムです。でも、本物を購入するとなるとかなり高額。リメイクなら手軽にヴィンテージ調の椅子を作ることができますよ。例えばゆぴのこさんは、ネットオークションやリサイクルショップで鉄脚の椅子をリーズナブルに購入。鉄脚の素材感を生かしたりDIYで見事におしゃれな椅子にリメイクしています。元の椅子はこちら。昔の食堂で使われていたような古い鉄脚椅子ですが、シート部分を外して付け替えることでクールなカフェ風チェアに!使うのは鉄脚部分のみ。まず、座面と背もたれを取り外して処分。ネジでとまっているだけなので簡単に取り外せるそうです。鉄脚のサビや汚れは紙やすりで落とし、鉄部用塗料でペイントします。次に座面と背もたれ部分を作っていきます。座面部分は柔らかめの木材を選ぶと良いそうです。また、背もたれを小さめにすることでよりカフェ風なチェアに仕上がるのだとか。ノコギリで台形にカットし、全体にやすりをかけて滑らかにした後、お好みの塗料でペイント。鉄脚の穴からビスで固定して完成!元の姿かたは想像できないおしゃれなカフェ風チェアができあがりました♪ゆぴのこさんは座面や背もたれに自然な傷がつくように、コンクリートの上で作業したとのこと。こうすることでよりヴィンテージ感が生まれましたね。ゆぴのこさんのアイデアをもうひとつ。まるでパリのカフェにあるようなこのスツール。実はこちらもリサイクルショップで見つけたものをリメイク。こちらが元のスツール。先ほどのチェア同様、鉄部分は錆び、座面も破れ放題なのに加え、脚もガタガタだったそうです。椅子同様、クッション部分を外してリメイクしていきます。座面の地となる木材をジグソーで丸くカット。ちょっと小さめがオシャレ仕上げるのがポイントです。次に、中に詰めるクッションを作ります。布を板のサイズに合わせて丸くカットして袋状に縫い、綿を詰めたら閉じます。市販のクッションを使ってもOK。ブラウンのフェイクレザーを座面よりも大きめにカットします。カバーはデニムやコーディロイなどお好きな生地で構いませんが、座ることも考えて強くて厚手のものがおすすめとのこと。鉄脚→底板→クッション→生地の順に置き、引っくり返し、たるまないよう生地をひっ張りながらタッカーで留めて行きます。仕上げに太鼓鋲で側面を装飾して完成!脚のガタつきは市販の脚キャップをはめ、浮いている部分にティッシュなどを詰め高さ調節します。ネットオークションやリサイクルショップで鉄脚の椅子やスツールを見つけたら、ぜひトライしてみましょう!▼詳しいアイデアはこちら▼古い鉄脚椅子をカフェ風チェアにリメイクする方法ポップなキッズチェアが男前に大変身!?小さなお子さんがいらっしゃるご家庭によくあるキッズ用豆イス。子どもの成長とともに使わなくなり、持て余している方も多いのでは?ファンシーなキッズチェアも、DIYマスターのHANDWORKS*RELAXさんの手にかかればおしゃれなアイテムに大変身!何かと便利な踏み台やグリーンの置き場所に重宝する男前なリメイク術をご紹介します。リメイクする椅子はこちら。まずは座面を外し、脚だけの状態にします。今回、HANDWORKS*RELAXさんが以前使用していた椅子の座面を使いましたが、板をカットして使用してもOK。お好みせ座面になる板とパイプにペイントをします。脚部分はアイアン調になるように〔ターナーミルクペイント〕の《アイアンペイント》を使用。ビスで脚に座面を取り付けて完成!不要になったものを再利用して楽しむリメイクDIY。ご家庭で眠るキッズチェアをリメイクしてみてはいかが?▼詳しいアイデアはこちら▼不要になったキッズ用豆イスを男前にリメイクDIY超簡単!100均のパイプ椅子をかっこよくアレンジありとあらゆる生活雑貨がそろう100均はDIYの宝庫!キャンプやフェスなどに便利な折りたたみ式のパイプ椅子をかっこよくリメイクしたのは我が家さん。100均のアイテムはシンプルなものが多く、そのまま使っても様になりますが、ちょっとした工夫で自分だけのオリジナル椅子を作ることができますよ。今回使用するのは、我が家さんが〔セリア〕の男前シリーズとして愛用しているボードやバスロールサイン。黒いボードは分解し、発泡スチロールを外して生地だけの状態にしてからカットします。バスロールも欲しい部分だけをカット。カットしたものを好きな所に貼り付けて完成!貼るだけでインダストリアルなインテリアになりました。我が家さんはこれに〔セリア〕のレザー風シールを使ってさらにブラッシュアップ!室内に置いても良し、アウトドア用にもぴったりなお手軽リメイクテクニック、ぜひ参考にしてみてくださいね。▼詳しいアイデアはこちら▼100均のパイプ椅子をかっこよくする♪シンプルおしゃれ♪北欧風スツールをDIYおしゃれなカフェや雑貨屋さんをのぞくと、スツールを使ったディスプレイを見かけることってありませんか?でも、いざスツールを買うとなるとちょっとお高いのが難点。また、お気に入りのデザインを探すとなるとこれまた難しい……。そんなときはDIYで自分だけのオリジナルスツールを作ってしまいましょう!macahomeさんの廃材を組み合わせるだけの作り方なら、簡単に作ることができますよ。用意するのは、余った廃材。もちろん、木材を購入してもOK。ただし、すべて厚み15mm・幅55mmの木材にそろえることがポイント(①と②だけは幅30mmに細くカットしてあって③は斜めにカットしたそうです)。長さは①220mm×2本②230mm×2本③440mm×4本④250mm×4本⑤170mm×2本⑥220mm×2本⑦230mm×2本これらを組み立てていきます。木工ボンドやビス、釘を使って組み立てて行くだけなので、DIY初心者でも簡単に作ることができます。このとき、完成をイメージしながら木材を展開図のように並べることで、失敗が少なくなりますよ。完成したスツールは、全体にはペイントせずに、部分的にペイントしていくのがmacahomeさん流。使用したのは〔ニッペ〕の《STYLEのコットン》。柔らかい白は、北欧インテリア風に仕上げてくれるのでおすすめなのだとか。前面に白を塗ったスツールには脚を1本だけグレーを、前面にグレーを塗ったスツールには脚を1本だけ白でペイントすることでさらにおしゃれなスツールになりましたね♪▼詳しいアイデアはこちら▼採寸付きの簡単DIY・廃材で北欧風の爽やかなスツール男前ミニスツールDIYの鍵は「クラフト紙」!よりシンプルなスツールのDIYを紹介してくれたのはwagonworksさん。クラフト紙を使うことでハンサムなスツールに!材料も角材と板材、クラフトシートだけなので、手軽に作ることができますよ。スツール本体の材料の寸法は次の通り。・角材30×40×270㎜・板材210×295×25㎜それぞれホームセンターでカットしてもらったそうです。ただし、ホームセンターでは角度カットはしてもらえなことが多いため、スライド丸ノコを借りてカット、または《ソーガイド》というツールを使ってカットしましょう。また、卓上の丸ノコを使うとあっという間に仕上がるそうです。脚の長さが27cmと短いため、脚の接合部分には強度のために木工ボンドを使用。その後、表側から6cmのビスを2本打ちます。これでかなり強度がでるとのこと。形はこれで完成ですが座面のビスがちょっと気なります。そこでwagonworksさんは一工夫。ブックカバー用にプリントアウトして余ったクラフト紙を木工ボンドで貼ることにしました。クラフト紙はちょっと斜めに置き、はみ出した部分をカット。このとき使用するクラフト紙の印刷は、レーザー印刷がおすすめとのこと。インクジェット印刷の場合、使っているうちににじんできてしまうことがその理由。レザー印刷はコンビニやスーパーなどの印刷サービスで利用することができますよ。また、クラフト紙の代わりにお好みポスターや紙袋、包装用紙や雑誌などを使ってもOK。クラフト紙の裏側に少し水で薄めた木工ボンドを塗り、紙が丸まらないうちに急いで貼り、手際よく布でシワを伸ばします。乾いたらサウンドペーパーで角を中心にやすりをかけ全体をなじませていきます。仕上げにドイツの自然塗料〔オスモ&エーデル〕のチークを塗って完成。紙に塗る塗料はトロリとしたジェル状のテクスチャーがおすすめとのこと。クラフト紙のデザインを変えるだけでさまざまなデザインを楽しむことができるお手軽スツール。材料も作り方もシンプルなので、DIYビギナーも手軽に作ることができそうですね。▼詳しいアイデアはこちら▼DIYer必見!ステップにもなるかっこいいスツールをDIY!座面のビスを隠すとっておきの方法!初心者さんにも◎100均でキッズチェアDIY♡イチから椅子を作るよりも、リメイクする方が簡単ではありますが、キッズチェアのような簡単なものならDIYすることも可能。しかも材料はすべて100均でそろえることができちゃうんです。Yukoさんが、とってもキュートなキッズチェアをDIYしてくれました。実は100均にある木はホームセンターにある木材よりも柔らかく、扱いやすい特徴があるのだとか。これならDIY初心者も手軽にトライすることができそう!Yukoさんは次の材料を全て〔ダイソー〕でそろえたとのこと。・杭角80cm✕3本・板材B-7✕4枚・丸棒ダボの大きさに合うもの1本・水性ニスウォルナット・水性ペイントホワイトこれらをカットして組み立てていきます。杭の下の部分を〔セリア〕の《のこぎりガイド》を使ってカットし、椅子の土台を作ります。寸法と本数は次の通り。・39.5cm2本・18.5cm6本・19cm4本次に板材を使って座面をカットします。・24cm3枚・24×7cm1枚(この板は背板になる部分の奥につけるので杭の幅にもカットします)続いてこれらをボンドで仮止めをした後、ダボ穴を開けてネジを使って組み立てていきます。すべてネジ止めできたらダボ穴にボンドを流し込み、丸棒を穴に刺し、余分な部分をカットしてダボ穴を閉じましょう。座面、背板は茶色、土台はホワイトで塗ります。乾いたら土台に座面、背板をボンドで仮止めをしたのち釘を打ってしっかり固定しましょう。仕上げに床キズ防止のフェルトシールを貼って完成!キッズチェアとしてはもちろん、グリーンを置く鉢台にもぴったり!ぜひチャレンジしてみてくださいね。▼詳しいアイデアはこちら▼100均で作るキッズチェア!お部屋スッキリ!来客時にも便利な収納ボックスベンチ収納付きのベンチ椅子は、子どものおもちゃや日用品などを収納できる便利なアイテム。突然の来客時もさっと隠すことができ、そのまま椅子として使うこともできるこのスグレモノを、DIYで作ってしまったのがChiakiさんです。使う材料はこちら。・端材30×80cm4枚・30×30cm2枚(端材30×60cmを二等分にカット)・フェイクレザー生地・トッパー付きキャスター4個・ベンチのクッション用ウレタン意外にも材料はシンプル!これらをビスを使って組み立てていきます。コンパネの厚みがあるため、まず、ビス打ちする箇所にドリルで下穴を開けます。次にそれぞれの上下角真ん中と3箇所ずつビス留めしてボックスを作ります。組み立てたら底の四隅にそれぞれビスでキャスターも取り付けましょう。座面にはフェイクレザー生地を裏表にしてウレタン、コンパネの順に乗せていきます。ウレタンの余ったところはコンパネに沿ってカッターでカット。タッカーでフェイクレザー生地の片側をコンパネに留めてから反対側はピンとなるように張りながらタッカーでコンパネに留めていきます。フタの裏側はタッカーの針が目立つため、目隠し用にフェイクレザーを使ってコンパに固定。フタを蝶番でボックスに取り付けて完成。入れたいものの大きさや量に合わせて作ることができるのがDIYの魅力。既製品では満足できない方も、ぜひ参考にしてみてはいかが?▼詳しいアイデアはこちら▼収納ボックスベンチDIYでおもちゃスッキリ!来客時の増席にも♪インダストリアルな雰囲気がかっこいいソファーもDIY!最後にご紹介するのは、完成度が高い、インダストリアルな雰囲気たっぷりのベンチソファーです。こちらもChialiさんによるDIY作品。なんとこちら、元になったのはオークションで1,600円でゲットした1000×1400mmのパレット。これを半分にカットして重ね、高さを出すために実家で使っていたベッドの脚を取り付けたのだとか。背面のパイプはなんとガス管!さすがのアイデアとセンスに脱帽です。クッション部分は以前使用していた三つ折りのマットレスをサイズに合わせてカットし、カバーを付けたそうです。スタイリッシュ雰囲気は、まるでアトリのよう。すべて再利用というのもポイントですね。▼詳しいアイデアはこちら▼コンパクトで男前なベンチソファーをDIY欲しい椅子はDIYで手に入れよう!インテリアの主役にもなる椅子はいざ、買うとなるとお気に入りが見つからなかったり、買ったはいいけれど空間においてみたらサイズ感やデザインがイマイチ、なんてことも。DIYなら自分好みでデザインすることができ、用途に合わせてリメイクすることもできます。紹介したアイデアを参考に、あなただけの特別な椅子をDIYしてみませんか?
2018年09月01日