国民的新聞漫画『サザエさん』の生誕70周年を記念して4月28日から5月22日まで、作者である長谷川町子にフォーカスした「よりぬき長谷川町子展」が京都・美術館「えき」KYOTOで開催される。『サザエさん』を生み出した長谷川町子は、幼いころから絵の才能に恵まれ、14歳のとき田河水泡に弟子入りすると、翌年日本初の女性漫画家としてデビュー。これまでに普遍的なユーモアとそれを表現する卓越した画力で多くの人々を魅了してきた。同展では、長谷川町子美術館の全面協力のもと、昭和の文化史に残る長谷川町子の生涯と知られざる豊かな創作世界を全5章に分けて紹介する。第1章の「15歳の天才少女」では、『サザエさん』以前の仕事を紹介。デビュー作や戦時中の仕事、初めての新聞連載などを貴重な掲載紙やパネルなどで展示する。第2章「サザエさん登場!」では、厳選した原画100枚や掲載紙の複製、単行本などでその人気ぶりを紹介。第3章「いじわるばあさん」では、強烈な個性を持ちつつもどこか憎めない『いじわるばあさん』をはじめとした『サザエさん』以外の漫画作品を紹介する。続いて第4章の「町子の絵本」では、戦前からつながっている『動物絵本』や、漫画と連動した『サザエさん絵本』、『町子えほん』などといった絵本の原画を展示。第5章の「うちあけ話」では、町子とサザエさんが重ねあわせてイメージされることが多くなったことから書かれた自伝的な漫画入りエッセイ『サザエさんうちあけ話』などについて紹介される。また、会場では展覧会記念グッズも販売される予定だ。【イベント情報】「よりぬき長谷川町子展」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区東塩小路町657会期:4月28日~5月22日時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)料金:一般800円、高大生600円、小中学生400円会期中無休
2016年04月23日カゴメは3月17日、モデルの長谷川潤さんを招き、生鮮飲料「GREENS」の新アンバサダー就任式を開催。2児の母親でもある長谷川さんが、ハワイでの子育てについて語った。○子どもがうまれて「食生活」が変わった2011年に結婚し、現在はハワイ在住の長谷川さん。子どもがうまれてからは、特に食生活に気を配るようになったという。「もともと野菜が好きではなかったのですが、子どもができて、どんどん野菜が好きになってきました。というより、好きになるように努力をしています。子どもたちは私をまねするし、子どもは親の鏡だと思うので」とコメント。子どもには食べ物の好き嫌いもあるとのことだが、「食材の切り方を変えたりとか、好みそうな味つけにしたりとか、いろいろ挑戦しています。全然うまくいかないときもあるんですけどね」と笑顔で語ってくれた。ハワイにいるときは完全な"主婦の生活"を楽しんでいるという長谷川さんは、料理上手になるために日々努力を重ねているという。子どもたちが好きなメニューは意外にも「おにぎり」。日本の食材を販売しているスーパーに通い、日本食も楽しんでいるようだ。○家の中でも英才教育!?また子どもたちの教育についても、エピソードを披露してくれた。ハワイでのコミュニケーションは英語が主流だが、長谷川さんが子どもと話すときは「日本語」だけ。「家の中では英語禁止にしています。学校では英語を学ぶので、日本語が教えられるのは私だけだから」とのことで、「夫は中国語が話せるので、目指せ3カ国語ですね! 」と意気込んだ。ハワイで生活しながらも日本に対する思いは強く、「いつか子どもたちと日本で暮らす機会も作りたい」と話した長谷川さん。以前日本を訪れた時は、いちご狩りを楽しみ、旬のフルーツを家族で味わったそうだ。「ハワイは季節感があまりありません。今しか収穫できないいちごを食べるのは、いい経験になるかなと思いました。バクバクと食べていましたよ」と子どもたちの様子をうれしそうに語った。野菜中心の生活を送ることが美の秘訣(ひけつ)にもつながっていると話した長谷川さんは、子育てをしながらも週に2回はヨガに通っているという。2児の母とは思えないプロポーションと、周りを一瞬で明るくしてしまう笑顔が印象的な彼女のライフスタイルに今後も目が離せない。
2016年03月17日最新ネイチャードキュメンタリー『シーズンズ2万年の地球旅行』で日本版ナレーションを務める女優の木村文乃。昨年、破竹の勢いで一気にブレイクした彼女が、厳しい自然を生き抜く動物たちの生命力から学んだこととは?本作は日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』のジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督コンビが、総製作費40億円、構想4年を費やし、生命が紡ぐ2万年の時空をドラマティックに描いている。最新のケーブルカメラや無音電動バギーといった人間のテクノロジーを用いて、忍耐勝負で切り取られた躍動感あふれる生命の鼓動は、ときに神々しさを感じるほど。動物と人間の“関わり”にもスポットをあてている点が、大きな特徴だ。「スクリーンに映るものすべてが愛おしいですよね。撮影隊の皆さんが生き物や自然に対して、どれだけ愛情を抱いているかが伝わります。決して自分たちの都合やルールを押し付けず、彼らの仲間として“撮らせてもらっている”という気持ちが強い。だからこそ、伸び伸びと自由に生きている姿が、ありのまま映っているんでしょうね。距離感も近いから、毛の一本一本もはっきり見えて、まるで触れられるんじゃないかと思うほどです」。映画のナレーションを務めるのは今回が初めて。「主人公はあくまで動物たちなので、自分としては観客の方々が気持ちよく映画を観れるように、水が体に入るようなクセのない語りを心がけました。でも、どうしても感情が動く瞬間に“力み”が出てしまって…。東京生まれ、東京育ちなので、逆にこれまで言葉のイントネーションを意識してこなかったので、作品に気持ちが寄り添う、最良の形を見つけるのが苦労しました」とアフレコをふり返る。子どもの頃は、イルカの調教師になるのが夢だったという木村さん。現在はネコを2匹飼っているそうで「飾らない表情が一番かわいいし、生きているなって実感するんです」。本作で改めて、動物たちの姿に触れ「変に大人になるのではなく、まっすぐ純粋に自分だけの発想で表現しなければ、ありきたりなお芝居しかできなくなってしまいます。この気持ちは、いつまでも失いたくないですね」と女優としての矜持も受け取った。昨年は3本の出演映画が公開されたほか、連続ドラマ初主演を果たした「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」、予想不可能な展開で視聴者をクギづけにした「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」ですっかりお茶の間の顔に。2016年も本作を皮切りに、重松清の同名小説を映画化した『十字架』、野村萬斎が初めての現代劇に挑む映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』と快進撃は続く。同時に、責任やプレッシャーも増しているのでは?「確かに昨年あたりから、いただくお仕事の幅がグッと広がり、その分、環境や気持ちに振り回されて、感情の揺れが大きくなっているのは事実ですね。以前は、ただ目の前のことを頑張るだけでしたが。いまは、まだまだプレッシャーを楽しむ、という心境にはなれない自分がいる。不器用なので、ひとつのことが終わらないと、次の目標が立てられないですが、自分に発破をかけ続けることで、良いお芝居をする。それに尽きると思います」。木村さんといえば、自身のインスタグラムにアップする手料理の数々が「プロ級」と話題を集めている。「料理は生活の一部であり、気分転換ですね。どんなに忙しくても、生活リズムは崩したくないので、毎朝、洗濯と掃除は欠かさず、部屋がきれいな状態で外出するようにしています」と思わずこちらの背筋が伸びてしまうコメント。無駄なくシンプルで、均等のとれた日常…。それは本作に登場する動物たちの生き方に、大いに共通している。スタイリング:藤井享子ヘアメイク:野中真紀子(photo / text:Ryo Uchida)
2016年01月13日2016年1月15日公開の映画『シーズンズ2万年の地球旅行』日本語版完成披露試写会が23日、都内で行われ、日本語版ナレーションを担当した笑福亭鶴瓶、木村文乃が出席した。本作は、世界の海のすべてを魅せた『オーシャンズ』の製作陣が、総製作費40億円をかけて描く、全く新しいネイチャー・ドキュメンタリー。氷河期が終わり、あらゆる生命が春を謳歌しはじめた2万年前から現在、そして未来へと至る地球の歩みを動物の目でとらえ、感動的なストーリーを紡ぎ出す。クリスマス目前とあり、サンタ帽をかぶってプレゼントを配りながら登壇した鶴瓶は、「親子の話がだいぶ出てきますね。どないして撮っているのかなと思うところがあって、そこを楽しんでほしい」と本作をアピール。また、「(人間も動物もメスは)ほんまにエグイ」と吐露。メスのクマを取り合うためにオス同士が戦うシーンに触れ、「メスが『どっちが勝つねんやろなぁ』と木の上から見てるのは人間と一緒。本当に男は可哀想ですね。(オスが)殺し合いするんですよ。それを木の上で(メスが)じっと見てるんです。人間と一緒ですよ」と、男の悲哀を強調した。一方の木村は、「野生の動物は動物園や図鑑でしか見たことないと思うけど、この映画では毛の一本一本まで繊細に感じられるくらい近い距離で、ありのままで観られます」と感慨深げにコメント。そして、「野生の動物の生きている姿が愛おしくて可愛らしいと感じていただけることが、この作品の一番の魅力なのかな」と自身の見解を示した。この日、64歳の誕生日を迎えた鶴瓶のために、木村と可愛いアニマルスタイルの子供たちがバースデーソングとケーキをプレゼントするサプライズ演出も。実は鶴瓶、今朝、娘二人に今日の予定を聞いたところ、「弟家族と一緒にクリスマスパーティーすんねん」と言われ、「ちょっと待って、俺の誕生日やで」と思わずツッコんだという。その後、「そこへ来る?」と軽く誘われたそうで、「もう集まってるんですよ。夜は焼肉に行くんですけど。俺が(席を)押さえたんですよ。どんな悲しい誕生日や!」と大騒ぎ。そんなこともあって、鶴瓶は木村と子供たちに「うれしい。ありがとう」と目じりを下げっぱなしだった。映画『シーズンズ2万年の地球旅行』は、2016年1月15日より全国公開。
2015年12月24日松坂桃李と木村文乃が出演するドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」がいよいよ今夜15日(火)の放送で最終回を迎える。本作の黒幕について予想合戦が繰り広げられる中、最終回の内容が一部明らかとなった。本作は、刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある松坂さん演じる里見偲と木村さん演じる猪熊夕貴が、とある殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会い、運命を狂わされていく、ラブサスペンス。先週放送の第8話放送終了後から“黒幕は誰だ”という予想合戦が繰り広げられ、爆発的な盛り上がりをみせている本作。ネット上では「橘カラが生きているなら、黒幕はカラ」「まさかの松坂桃李?」「猪熊もなんか怪しい」「もしかしてチビデカ?」「レナちゃん?アイちゃん?」など、様々な予想が飛び交っているようだ。また、ドラマのタイトルに含まれる“刑事×彼女×完全悪女”という原作コミックにはないドラマオリジナルで加えられた部分に何か秘密が隠されているのか…との見方もできる。また第8話では、渡(光石研)に襲われ意識不明の状態に陥っていた里見(松坂さん)は、なんとか意識を取り戻し、猪熊(木村さん)の荷物から居場所を推測。潜伏先を割り出した里見は、アイ(佐野ひなこ)と共にそこへ向かう。銃を手にしたカラ(菜々緒)と激しいバトルになりつつも気絶させ、猪熊を救出する。だが、戻ってみると拘束したはずのカラの姿がない。そのとき、背後からカラが忍び寄り今度は斧で襲いかかる。間一髪のところで猪熊の発泡によりカラは即死した。いままでのカラは実は戸籍を乗っ取り、月本(要潤)の整形によって生まれたニセの“橘カラ”だったことが明らかになるなど、さらに衝撃の展開をみせた回。最後には、キソウの刑事たちが駆けつけるも別荘は燃えさかり呆然と見つめる…というところで終了した前回。今夜放送の最終回は、燃えさかる別荘から何とか逃げ出した2人は、駆け付けた速水(北山宏光)や安藤(船越英一郎)に保護され、焼け跡からはカラの遺体が発見された。病院で目を覚ました里見が猪熊の病室を訪ねると、そこには無事保護されたアイとレナ(入山杏奈)の姿が。アイとレナが病室を出ていくと、里見は「生きた心地がしなかった」と猪熊を抱きしめる。一方で、里見はまだ心のどこかで今回の事件のことが引っかかっていた。猪熊の証言によると、カラは里見と猪熊の関係に嫉妬し、猪熊を監禁したうえで、里見を殺そうと企んでいたという。しかし、これまで幾度となくカラと対峙し、決して失敗しない用意周到な計画の数々を目の当たりにしてきた里見には、そんな完璧な悪女・カラの犯行動機が単なる“嫉妬”だとは到底思えなかったのだ。そして、ある疑惑を胸に、もう一度カラの過去を洗い直そうと、再び単独捜査を開始。しかしそこには、誰も予想していなかった衝撃の結末が待っていた。カラの恐ろしい計画は、まだ終わっていなかった…。また本作では、ドラマ公式とカンテレ公式のTwitterが毎週ツイートしているハッシュタグが話題となっている。毎週OA当日、日付が変わった深夜0時直後に、里見、猪熊、カラ、そして、チビデカの4パターンのハッシュタグを発表。このハッシュタグが、ドラマの見どころのキーワードになっているという仕掛けもあり、ファンの中ではこれも楽しみの一つと評判になっている。さらに、松坂さんら出演者や原作者らも、自身のアカウントで、このハッシュタグをつけてツイートし、話題となっている。そして気になる最終回のハッシュタグは、「#今夜は桃李に守られたい」「#文乃が黒幕かもってどゆことやねん」「#菜々緒様は永遠に不滅だカラ」「#この署内のチャンピオンさチビデカナンバー1」の4つだ。さらに現在放送されている最終回の予告では、里見が号泣しながら「夕貴!」と恋人の猪熊の名前を叫んでいるシーンが、様々な憶測を呼ぶなど、当初から告知されていた“原作と異なる結末”にさらなる拍車をかけている。カラの計画に最後まで惑わされること間違いなしの最終回をぜひその目で確かめてみて。「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は毎週22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月15日『劇場版 MOZU』ヒット御礼舞台あいさつが11月18日に都内劇場で開催され、主演の西島秀俊をはじめ、共演の長谷川博己、羽住英一郎監督が登壇した。ヒット御礼舞台あいさつ/その他の写真TBSとWOWOWの共同製作で2シーズンにわたり放送された人気サスペンスシリーズの待望の劇場版にして完結編。シリーズを通じて謎の存在とされてきた“ダルマ”の正体が明らかになると共に、全ての謎に決着がつけられる。今回の『劇場版 MOZU』のプロモーションで、長谷川が舞台あいさつに立つのは初めて。西島は長谷川を「TVシリーズからの戦友」と語り、揃っての登壇を「本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。長谷川はノリノリで、自身が演じた東が発する「チャオ!」というセリフで挨拶し会場をわかせる。これには西島も「いきなり“生”チャオを見られると思ってなかったので感動しちゃった(笑)」と大喜び! ちなみにこの東の「チャオ」に関して、長谷川はその誕生の秘話を告白。「池松(壮亮)さんとのシーンで、車に乗って東が去っていくシーンですが、リハーサルが終わった後に監督が『ここは最後に東の狂気を見せてください』と仰って、すぐに『よーい、スタート!』となったんです。どうしよう? 何を言ったらいいのか? と思ったら、車がイタリア車のマセラティだったので『チャオ!』と言いました」ととっさにイタリア車を目にして生まれたアドリブであったと明かし、場内は驚きに包まれた。今回の映画でも、西島は長谷川の狂気じみた芝居を目の当たりにして驚いたよう。特にカーアクションのシーンに触れ「結構、危ないんですが、あんなふざけたことをやってる!」と語り、長谷川は慌てて「ふざけてるわけじゃなくて、演技は真面目にやってます!」と苦笑交じりに訴えていた。TVシリーズから2年以上にわたった『MOZU』シリーズも完結となり、この舞台あいさつが最後のプロモーションとなるが、羽住監督は改めて西島に「文字通り、体を張って満身創痍で演じ切ってくれました。おつかれさまでした」とねぎらいの言葉を掛ける。西島は「『MOZU』という作品は観客のみなさんに育てていただいた作品です。みなさんが見て育ててくださったから、これだけ充実した作品になりました」とファンへの感謝の言葉を口にし、最後に深々と客席に頭を下げた。『劇場版 MOZU』公開中
2015年11月18日女優の木村文乃が22日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第28回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットに登場した。同映画祭の特別招待作品『シーズンズ2万年の地球旅行』(2016年1月15日公開)の日本版ナレーターを務める木村は、同じくナレーターを務める笑福亭鶴瓶と、ジャック・クルーゾ監督と共に登場。白いロングドレスで、カーペットに華を添えた。木村はステージで、「愛にあふれた作品。監督の動物に対しての愛情がこんだけあるんだというのが、動物たちの表情を通して伝わってくる作品」と本作を絶賛。「かわいがるだけじゃなくて、愛することが大事なんだなっていうのを一緒にわかってもらえたらうれしい」と呼びかけた。『シーズンズ2万年の地球旅行』は、日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』(09)のジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督コンビが手がけた新たなネイチャードキュメンタリー。氷河期が終わった2万年前から現代に至るまでの地球、そして生き物たちの壮大な生命の歩みを、野生生物の目線でとらえている。第28回東京国際映画祭は、10月22日~31日の10日間にわたって開催。従来の六本木を中心に、今年は新宿にもエリアを広げて展開する。上映本数は205本(昨年:200本)。出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。撮影:蔦野裕
2015年10月22日女優の木村文乃が、ネイチャードキュメンタリー映画『シーズンズ2万年の地球旅行』(2016年1月15日公開)の日本版ナレーターを務めることがこのほど、明らかになった。木村が映画のナレーターを務めるのは今回が初となる。本作は、日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』(09)のジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督コンビが手がけ、氷河期が終わった2万年前から現在、そして未来へと至る地球の歩みを、野生生物の目線でとらえた作品。総製作費40億、構想4年、400人のスタッフが最新の撮影機材を駆使し、歴史学や動物行動学、植物学ら多くのスペシャリストと共に、感動的なストーリーを完成させた。先日、日本版ナレーターに笑福亭鶴瓶が起用されたことが発表されたが、このたび、木村文乃が共に日本版ナレーターを務めることが決定。「小さい頃、何度も繰り返して見るほどネイチャードキュメンタリーが大好きで、この仕事をする上でいつからか追いかける夢の一つになっていました。ずっとこういうお仕事をしたいと言い続けてきたのでとてもうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。本作を鑑賞した木村は「登場するすべての生き物たちをいとしいと思わずにいられないほど動物が動物たるかわいらしい瞬間と、今にもその毛並みに手が触れられそうな至近距離での映像が詰まっていました」と感激。「どう撮っているのか目を見張るカメラワークと生きるままの姿を伝えようとするスタッフ陣の熱い気持ちが伝わってくるような気がしました」と語る。また、何度か経験のあるナレーションの仕事について「声というものはとても表現や扱いが難しいものだと常々思っています」と言い、「初心の気持ちを忘れず、スタッフの方々の意図をしっかりと組み込みながら映像に寄り添う事ができたら」とコメント。共演の鶴瓶を「とても尊敬する方」「気持ちのくみ取り方、物事への思いやりを言葉にして表現する幅がとても広く大きい方」と尊敬し、「光栄である反面、並ぶことが大きな挑戦でもあるなと引き締まる思いですが、すてきな大先輩と共演させていただくことを楽しみつつこの作品にとってのベストは何かを考え、そして表現していけたらと思っています」と意気込んでいる。配給するギャガは、一人でも多くの世代の人たちに見てもらい、かつわかりやすく伝えるため、日本版ナレーターは「幼年から壮年まで幅広く愛される方に」と考えていたと説明。「笑福亭鶴瓶さんには、動物たちに寄りそった目線で語っていただく一方、壮大な時間軸の中で、移ろいゆく自然の様子と懸命に生きる動物たちを、俯瞰(ふかん)の立場で観客をナビゲートしていただく女性パートには、動物好きとして知られ、その確かな演技で説得力ある木村さんは最適な方だと確信し、オファーさせていただきました」と木村の起用理由を明かした。本作は、10月22日より開催される第28回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定している。(C)2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances.
2015年10月20日フジテレビ系連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の製作発表会見が10月4日(日)都内スタジオで行われ、主演の松坂桃李、共演の木村文乃、菜々緒、山口紗弥加、光石研、船越英一郎が出席した。漫画家・山崎紗也夏による同名コミックの連続ドラマ化。仕事上の相棒で恋人関係でもある警視庁機動捜査隊の里見偲(松坂さん)と猪熊夕貴(木村さん)が、謎の悪女・橘カラ(菜々緒さん)に翻弄されながらも、難事件解決に奔走していく。自分の中の悪女部分を聞かれた木村さんは「ちょっとわからないですねぇ」と首をかしげておとぼけ顔。すると船越さんが「今の態度がもう悪女。現場では毎回貢物を渡しています。木村さん程無自覚な悪女はいない」と暴露すると、松坂さんも「現場でも男性スタッフが今の感じでハッとなっていますよ」と手の平で転がすジェスチャーを交えてその悪女ぶりを証言した。当の木村さんは「スタッフさんには、構っていただいているだけ。テンションを上げてちょっかいを出して元気をもらおうと思って」と言い訳するも「あ、私ダメな奴かも……」と自らの悪女ぶりを反省していた。一方、悪女役が続く菜々緒さんは「性格が男っぽいので、世間的なイメージも気にしません。“悪女役ばかりで可哀想”と言われる事があるけれど、それも全然ない。街中を歩いていても怖がられて声をかけられないから楽」とサバサバ。劇中ではセクシーなランジェリー姿を披露するが「撮影中はバスローブも羽織らず、下着姿でウロウロしていました。今考えたらまずかったかな?と思う」と大胆過ぎる一面を明かした。地上波ゴールデン枠連続ドラマ初主演の松坂さんは「会話に入って行けないタイプだけれど、スタッフさんと交流したり、アダナをつけたり、現場を明るくしようと和気あいあいやっています」と座長ポジションを意識的に自覚。ビルの窓から飛び降りるなどのハードアクションにも挑戦しており「吹替えなしでやっています。本当はスタントを使った方がいいけれど、アクション監督から“やっちゃえ”と言われて。飛んだり跳ねたりしています」と熱演を報告した。フジテレビ系連続ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は、10月20日(火)22時スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年10月04日オーダーメイドウェディングを提案するイベント「The Praise vol.2」が9月26日、27日の2日間、東京・目黒の「She said YES!」で開催される。同イベントを手掛けるのは、これまで数多くのオーダーメイドウェディングをプロデュースしてきた「トランジットクルー(TRANSIT CREW)」と、移動式教会“モバイル・チャペル”などで空間演出を行う「サンタフラミンゴ(Santaflamingo)」。今年の2月に開催された第1回目では、レセプションを含めた3日間の来場者数が1,300名を超え、好評を博した。今回は、会場を2フロアに拡大。1階では“Folk Table”をテーマに、ナイトギャザリングのスタイルを提案する。2階では“the contemporary mood”をテーマに、結婚式の披露宴で新郎新婦が座る席となる“高砂(たかさご)”やゲストテーブルのアレンジなどのコンテンツを展開する。出店するのはドレスブランド・エヌ_ドレス(N_DRESS)、ブライダルセレクショップ・ザ・サリィ(THE SURREY)、オーダーメイドの花屋・フィグ(figue)、ランジェリーブランド・チヨノアン(Chiyono Anne)、ヘアジュエリーブランド・プリュイ(pluie)など。また26日にはスペシャルコンテンツとして、10年10月に閉館した神奈川・藤沢のミニシアター「フジサワ中央」の元スタッフである高林健と長谷川文乃が立ち上げた移動式映画館「輪輪シネマ」による特別上映も行われる。【イベント情報】「The Praise vol.2」会場:She said YES!住所:東京都目黒区青葉台3-18-3 THE WORKS 2階会期:9月26日、27日時間:12:00~21:00(22日は19:00まで)
2015年09月13日「anan」1967号8/19発売は「愛される心理術。」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。長谷川潤さんのナチュラルさ、実は計算!?長谷川潤さんといえば、ナチュラルビューティの代名詞的存在。飾りっけもなく、天真爛漫で常に笑顔。あざとさや計算高さ、媚びとは程遠いイメージ。ところがどっこいです!すごーく計算された“自然体”だったことが今回インタビューで判明!人と接する時の距離感、異性に対しての接近法……実はかなり考えた上でしているのだとか!!詳しくは、本誌のインタビューでご確認いただければと思うのですが、後々考えると撮影中にも長谷川さんのかけひき術が潜んでいたような。まずは最初の挨拶。スタジオに入ってくるなり、手を挙げ「おっはよーう!」と陽気な挨拶で現れた長谷川さん。とたんに現場が華やぎ、初対面の私も話しかけやすい雰囲気に(気づけば馴れ馴れしく「潤ちゃん」と呼んでいました)。後のインタビューで「相手の気持ちを和らげること」が長谷川さん的な心理テクの序奏だと明かされ……もしやあの時の挨拶も既に仕事上でのかけひき術のスタート??ということにはじまり、記憶を巻き戻せばなんだか「もしやもしや」と思い当たることばかり。もちろん接している間はこちらにまるで気を使わせず、気づけばみんないい気分で仕事していたので、見かけは“自然体”なのですが。かけひき術はもはや相手への思いやりと同義かも!と気づかされた撮影でした。(N)
2015年08月18日女優の木村文乃と杉咲花が、狂言師・野村萬斎とお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之がタッグを組む映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で、Wヒロインを務めることがこのほど明らかになった。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読める元お笑い芸人・仙石和彦を現代劇初挑戦の野村萬斎が、その元相方の丸山竜治を宮迫が演じる本作。木村と杉咲は、この元お笑いコンビ・マイティーズの2人を10年ぶりに再会させるきっかけとなり、ある事件の捜査へと巻き込んでいく。木村が演じるのは、行方不明の美人ピアノ教師・沢村雪絵。残留思念の中で仙谷の心をわしづかみにしてしまう美貌を兼ね備えている。自身の役柄について、木村は「人に面と向かって言えるくらいの経験をしている人だと思っています」と分析。「狼狽したりとか、女性らしさがあるというよりかは、どこか凛としていていいのかなと思って演じています」と語った。一方、雪絵の教え子で女子高生ピアニスト・秋山亜美を演じる杉咲。雪絵がかつてマイティーズのファンだったことから、2人に雪絵の捜索を依頼する。この役柄を杉咲は「いちずな子です。とにかく雪絵さんのことが大好き。ピアノは嫌いでやりたくないと思っているんですけど、どこかで雪絵さんがやれなかった分を頑張りたいって思いもある」と受け止めていて、「亜美の雪絵が好きだという思いを大事に演じています」という思いで役と向き合った。本作でメガホンを取った金子修介監督は、木村を「美しさはもちろん演技もしっかりした女優さん」「モニターを見ていて、仙谷の気持ちのように本当にドキッてなりますよ」と称賛。杉咲については、"今までにあったことのないタイプ"だとした上で、「お芝居が本当にうまいです。まだ17歳ですが、すごいキャリアがある女優に見える。大物ですよ」と太鼓判を押している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年08月16日WOWOWの連続ドラマW「石の繭」で初めて刑事役に挑戦した木村文乃と共演の青木崇高、内片輝監督が8月5日(水)に製作発表記者会見に臨んだ。麻見和史の人気警察小説「警視庁殺人分析犯」シリーズの第1作の実写化。父の遺志を継いで刑事になり、捜査一課に配属となった塔子が、人間をセメントで塗り固めて殺すという猟奇殺人事件を追いかける。木村さんは初の刑事役について「初めてですが、塔子にとっても悲惨な現場に行くことになったり、銃を抜くことはいままでなかったので、初めての経験をうまくリンクさせることができればと思いました」と語る。前髪を切って撮影に臨んだことが大きな話題を呼んだが、それ以外にも「原作では小柄なので、華奢な感じを出そうと(小さめの)7号の上着を着続けました」と明かす。「いままでの私の役の中で、一番、女の子の役。感情の揺れを出さないといけなかった」と内面についても語った。青木さんは「僕も前髪をちょっとは切ったんですが」と陽気に語るが、演じた先輩刑事の鷹野は「クールで物事を俯瞰で見るタイプ。いままで演じてきた役と違った」と語る。青木さんのほか、捜査一課の面々には段田安則、渡辺いっけい、北見敏之、平岳大、小柳友らベテランから若手まで重厚な面々が居並ぶ。木村さんは「男性陣がみなさん、仲良くて、井戸端会議を始めたらいつまでも男の子なんだなと分かりました。ワイワイ楽しかったです」と和気あいあいとした現場の様子を明かす。昨日、クランクアップしたばかりで、酷暑の中をスーツで動き回らなくてはならず、さぞつらかったかと思いきや、木村さんは「(撮影が)始まった頃はまだ肌寒いくらいで、だんだん暑くなってきて、汗がいい演出になりました」と余裕の表情。これに青木さんが「それは彼女だけです!」と慌てて異議!「そういえば思い返すと(木村さんの)汗を見てないです。男連中は汗でビショビショでした(苦笑)。防弾チョッキを着るとさらに暑くて…」と述懐する。青木さんは水着姿で現場入りしたこともあったとか…。「アイスをちょくちょく差し入れしたり、昨日はスイカを差し入れしました。撮影中ですがせめて“夏感”を出せればと思って…」と笑顔で語っていた。作品について内片監督は「サイコサスペンスの傑作が原作ですが、WOWOWでこそ楽しめるエンターテイメントになってます」と猟奇殺人の描写なども含めて濃厚なドラマに自信をのぞかせる。木村さんは「ミステリは犯人が分かるまでが一般的ですが、この作品が普通じゃないのは(犯人が)分かってからも、なぜそうなったのか?人の心、根っこの部分が色濃く描かれているところです」と人間ドラマ、心理ドラマとしての見どころも強調した。ドラマW「石の繭」は8月13日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年08月05日木村文乃が初めての刑事役に挑むWOWOWの連続ドラマW「石の繭」。このほど、8月16日(日)の放送スタートに先駆け、衝撃の予告編がWEBにて解禁となった。如月塔子(木村文乃)は、刑事だった父(仲村トオル)の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった。ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見される。犯人はいったいなぜ、こんな残忍な殺し方をしたのか?捜査会議が開かれるが、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがて、トレミーから第二の犯行予告の電話が入る!そして、頭部をセメントで塗り固められていた第二の犠牲者が出る。犯人の動機は?なぜセメントにこだわるのか?被害者たちに共通点は?やがて捜査を進めるうち、犯人の本当の狙いが浮かび上がり…。連続ドラマ初主演となった「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」も記憶に新しく、映画『ピース オブ ケイク』では多部未華子の友人役を松坂桃李と演じることでも話題の木村さんが、“新人刑事”という初めての役柄に自身の心境を重ね合わせながら挑戦している本作。このたび解禁となった予告編映像には、思わず目を覆いたくなるような凄惨な事件現場の描写とともに、木村さん演じる塔子の指導的立場でコンビを組む鷹野秀昭役の青木宗高を始め、警視庁捜査一課十一係の渡辺いっけい、平岳大、北見敏之、小柳友、段田安則といった個性豊かなメンバーの姿が。さらに、捜査一課の刑事だった塔子の亡き父役の仲村トオルが、「絶対、刑事になんかなるなよ」と幼いころの彼女に諭す姿も収められている。新人の女性刑事と猟奇殺人事件の犯人の攻防戦を軸とした、緊迫のクライムサスペンス。その衝撃の幕開けを、まずは予告編から目撃してみて。連続ドラマW「石の繭」は8月16日(日)22:00よりスタート(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月19日初主演を務めた「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」や多部未華子×綾野剛の『ピース オブ ケイク』など、話題作への出演が続く木村文乃が初めての刑事役に挑戦する連続ドラマW「石の繭」。このほど、本作に青木崇高、渡辺いっけい、古川雄輝、段田安則、仲村トオルら、豪華キャストが参戦することが明らかとなった。刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(木村文乃)。ある日、廃ビルの地下室で床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。捜査会議が始まると、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から捜査本部に電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがてトレミーから第2の犯行予告の電話が!そして予告通り、またもセメントで塗り固められた第2の犠牲者が出てしまう…。本作は、作家・麻見和史の人気警察小説シリーズ「警視庁殺人分析班」を、連続ドラマWでも初主演となる木村さんでドラマ化。リアリティあふれるストーリーと練りに練られたサスペンス、そしてアクションが交錯した原作の世界観を、『舟を編む』の渡辺謙作が脚色するノンストップ・クライムサスペンスだ。そんな本作で、木村さん演じる塔子の指導的立場で、コンビを組む鷹野秀明役には、映画『るろうに剣心』などで肉体派の“豪快”好青年のイメージを確立した青木さんが抜擢。警視庁捜査一課十一係のメンバーには、平岳大、北見敏之、小柳友、段田安則が出演。さらに、警視庁捜査一課の刑事だった塔子の亡き父を仲村さんが演じ、視聴者を物語の世界へと引き込んでいく。また、いまだ役名は明らかにされていないが、『脳内ポイズンベリー』や「イタズラなKiss」シリーズで人気の古川さんが、この豪華キャストにどうかかわってくるのか、注目だ。連続ドラマW「石の繭」は8月16日(日)22:00よりスタート(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月30日WOWOWで8月16日からスタートする木村文乃主演のドラマ『石の繭』(毎週日曜22:00~)のオールキャストが30日、発表された。原作は麻見和史の人気警察小説シリーズ『警視庁殺人分析班』の第1作目。刑事だった亡き父の後を継いで警視庁捜査一課十一係の刑事になった如月塔子(木村)が大胆不敵な謎の殺人犯"トレミー"を追うサスペンスミステリー。木村は本作が刑事役初チャレンジとなる。塔子とコンビを組む鷹野秀昭役には青木崇高、十一係のメンバーには渡辺いっけい、平岳大、北見敏之、小柳友、段田安則、そして塔子の亡き父に仲村トオルと個性あふれる演技派俳優が集合。主演の木村とどのような芝居を見せてくれるのか、今から楽しみだ。ほかにも古川雄輝、神野三鈴が出演する。『石の繭』はWOWOWにて8月16日(日曜22:00~)スタート(第1話無料放送)。
2015年06月30日俳優の長谷川博己が6月27日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演作『ラブ&ピース』の初日舞台挨拶に登壇し、「これからも『ラブ&ピース』の精神で生きていきたい」と宣言。願いがかなうなら「優等生的な答えですが、やっぱり世界平和」と語った。長谷川さんが演じるうだつの上がらないサラリーマンが、偶然出会った不思議なミドリガメに導かれ、人気絶頂のロックスターに転身するというファンタジックなラブストーリー。舞台挨拶には長谷川さんをはじめ、共演する麻生久美子、西田敏行、マキタスポーツ、園子温監督が出席。一度はあきらめた願いをかなえる主人公にちなみ、「不動産がほしい」(麻生さん)、「世界平和と不動産」(西田さん)、「去年生まれた双子の子育てを誰にが手伝ってほしい」(マキタさん)、「早く子どもが欲しい」(園監督)と各々の“願い”を語った。25年前に自身が書き上げたオリジナル脚本を映画化した園監督は、「ずっと地下に沈んでいた台本を、(映画として)ようやく皆さんにお披露目できて、僕もうれしいです」と感無量の面持ち。長谷川さんを主演に起用した理由を「前回の『地獄でなぜ悪い』の流れで…」と明かすと、当の長谷川さんは「それだけですか?」と苦笑い。主人公が歌やギターを披露するシーンもあるが、「長谷川さんは歌もギターもできないと後から知って、演奏できる人を起用すべきだったと後悔した(笑)」(園監督)、「こちらが『演奏できないですけど、いいですか?』と言ったら、監督は一瞬戸惑っていましたね。もちろん、練習はしましたし、作曲も手がける監督がなかなか曲を作ってくれないので、家に押しかけた」(長谷川さん)と笑いを誘っていた。『ラブ&ピース』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ&ピース 2015年6月27日よりTOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 「ラブ&ピース」製作委員会
2015年06月27日女優の木村文乃が、8月16日スタートのWOWOW連続ドラマ『石の繭』(毎週日曜22:00~)で主演を務めることが16日、明らかになった。同作は、麻見和史の人気小説シリーズ『警視庁殺人分析班』の第1作を映像化するもの。木村演じる警視庁捜査一課の刑事・如月塔子は、死体がセメントで塗りこまれた殺人事件の犯人と電話交渉を行う。"トレミー"と名乗る犯人は、そこで第2の犯行を予告し、またもや頭部がセメントで塗り固まれた死体が発見される――。木村は刑事役に初挑戦。正義感が強い努力家である反面、そそっかしく無鉄砲な性格で、そんな役柄の印象を木村は「すごくもったいない人」と表現し、「自分に才能があるのに、それに気が付かずに損をしてしまっている感じがあります」と語る。ただ、それゆえに「"自分のこれだけは"ということに、後々自信を持っていけるのかなと思っています」と分析。こうした2つの性格に「メリハリをつけて演じていきたいと思います」と意気込みを語った。今作は、リアリティあふれるストーリーに、サスペンス性とアクションを織り込んだ原作の世界観を忠実に再現。これまで、刑事ドラマの演出を数多く手掛けてきた内片輝が監督を務め、脚本は『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が担当する。
2015年06月16日映画『イニシエーション・ラブ』ほか、TBS系「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」で連続ドラマ初主演を果たすなど、いま注目度抜群の木村文乃が、作家・麻見和史の人気警察小説シリーズをドラマ化した連続ドラマW「石の繭」で主演を務めることが決定。初めての刑事役に挑戦することが分かった。刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の刑事となった如月塔子(木村文乃)。ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた死体が発見された。捜査会議が開かれるが、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から電話が入り、塔子が交渉相手となる。殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発するトレミー。やがてトレミーから第二の犯行予告の電話が!やがて予告通り、頭部をまたもセメントで塗り固められていた第二の犠牲者が出る。犯人の動機は?なぜセメントにこだわるのか?被害者たちに共通点は?やがて捜査を進めるうち、犯人の本当の狙いが浮かび上がり…。リアリティあふれるストーリーにサスペンス性とアクションを織り込み、警察小説の新機軸を打ち立てたとして高い人気を誇る、麻見和史による「警視庁殺人分析班」シリーズ。その第1作「石の繭」を初めて映像化する本作で、連続ドラマW・初主演を務めるのが木村さんだ。「マザー・ゲーム」では気っぷのいいシングルマザー役を好演した木村さんは、本作では、正義感が強く努力家である反面、そそっかしく無鉄砲な警視庁捜査一課の刑事役に。監督は、刑事ドラマの演出も数多く手掛けてきた内片輝。脚本を、『舟を編む』で日本アカデミー賞「最優秀脚本賞」を受賞した渡辺謙作が務める。木村さんは、「原作も人気がある作品なので、主演をやらせていただけることが光栄です。原作にしっかりキャラクターがある役ですが、そのイメージを活かしつつ、ドラマから見ていただいた方にも純粋に楽しんでいただけるようにドラマとしてのオリジナリティも入れていけたらと思っています」とコメント。主人公・如月塔子の印象を「すごくもったいない人」と語り、「自分に才能があるのにそれに気が付かずに損をしてしまっている感じがあります。でも、その損をたくさんするからこそ“自分のこれだけは”ということに、後々自信を持っていけるのかなと思っています。そのメリハリをつけて演じていきたいと思います」と意気込む。猟奇殺人に立ち向かう、初めての女性刑事役への挑戦に、「新鮮な気持ちを活かして、みなさんをドラマの中の世界へ誘えるようにがんばりたい」と語る木村さん。二転三転する展開や張り巡らされた伏線、事件の驚愕の真相と犯人の真の目的がやがて明かされていくさまなど、原作の世界観を忠実に再現したノンストップ・クライムサスペンスに、いまから目が離せなくなりそうだ。連続ドラマW「石の繭」は8月16日(日)22:00よりスタート(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日サントリースピリッツの新商品「フォレスティ 森のソーダ〈レモン&ライム〉」が6月9日に発売になる。発売に伴い、イメージキャラクターに女優の木村文乃さんを起用した、新テレビCMが全国で放映される。同製品は、森に漂う香り成分を加えた、アルコール度数0.00%の“お酒風味の炭酸飲料”。「森の香り」篇と題して制作された今回のCM映像は、清々しい空気に包まれた新緑の森が舞台となっている。“恋人と2人きりで過ごす森の中”という設定で、商品を片手に、リラックスした様子の木村さんが、CMのオリジナルソングを気持ち良さそうに口ずさみ、“森の香り”が楽しめる新商品の特長を印象的に伝える。途中で立ち止まり、目をつぶって缶から立ち上る香りを楽しみ、ふと誰かの視線に気付いたかのように、おもむろにカメラの方を振り返り、CMソングを歌いながら茶目っ気たっぷりにカメラの側に近づいてきて商品を差し出し、森の中でデートを楽しんでいるかのような、自然体な木村さんの美しさとチャーミングな仕草が印象的だ。撮影は、微妙な揺れを意図的につくり出すために手持ちカメラを使用。ワンカットで撮影が行われたため、尺が1秒長いなどの理由でNGになることもあったとのこと。木村さんは「CMでは、ゆったりとくつろげる空間を表現するということで、あまり肩肘を張らず、ホッとひと息つけるようなしっとりとしたイメージで撮影させていただきました。歌で難しかったのは音程です。ちょっと高いキーで歌いつつ、そこに気持ちを乗せたり、タイミングよく振り返ったりという部分が難しかったです」と撮影を振り返る。また、「飲む瞬間にふわっと森の香りがして、本当に森の中で深呼吸したような気持ちになります。これならリラックスを感じられて癒やされちゃいそうというか。ぜひ皆さんにも楽しんでほしいですね」と新商品についてコメントしている。
2015年06月09日火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(TBS)を始め、『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』などドラマ、映画に引っ張りだこの女優、木村文乃。本日より、木村さんが出演するアルコール度数0.00%の“お酒風味の炭酸飲料”「フォレスティ森のソーダ<レモン&ライム>」の新TV-CM「森の香り」篇が全国にて放送されることが決定した。同CMでは、清清しい空気に包まれた新緑の森を舞台に、「フォレスティ」片手に、リラックスした木村さんが「森の香りがする~♪」「ふぉれ ふぉれ ふぉれ フォレスティ~♪」と不思議な歌を気持ちよさそうに口ずさむ様子が描かれており、木村さんの美しさとチャーミングな仕草が魅力的なCMに仕上がっている。“恋人と2人きりで過ごす森の中”という設定で、「少し照れくささも見えたほうが良い」という監督のアドバイスを受け、動きや表情にアドリブも入れながら撮影に臨んだ木村さん。本番では、カメラを手持ちにしたワンカットでの撮影だったため、パーフェクトに見えた撮影でも「惜しい…1秒長い」などとNGになることもあったそう。木村さんはCMで歌った感想を尋ねられると、「難しかったのは音程ですね(笑)」と撮影をふり返った。撮影前にはカメラから離れて歌の自主練習をし、「音程に少し不安が」と明かしていたようだが、本番では豊かな自然にぴったりの澄んだ歌声を響かせ、その歌声に周囲のスタッフもうっとりしていたようだ。また“森林浴によるリラックス”がテーマのCMということで、普段のリラックス法を尋ねられると「何も考えずにボーッとすることでしょうか(笑)。日々の仕事の中でいろんなことを考えてしまうから、ほかの時間はなるべく考えないようにしています」と明かした。サントリー「フォレスティ 森のソーダ<レモン&ライム>」新TV-CM「森の香り」篇は6月9日(火)より全国にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日映画『イニシエーション・ラブ』が5月23日(土)に公開され、主演の松田翔太、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が揃って舞台挨拶に登壇した。乾くるみの160万部突破のベストセラーの実写化。80年代のバブル期を舞台に、静岡の恋人と転勤先の東京出であった女性との間で揺れる主人公を描くラブストーリーとして展開するが、ラスト数分のまさかの展開でサスペンスに変貌してしまうと大きな注目を集めている。ラストの衝撃シーンから「あなたは必ず2回観る」がキャッチコピーとなっているが、2回目を観る上でのポイントについて尋ねると、2人の女性の間で揺れ動く主人公・鈴木について松田さんは「2回見たら誠実さが見えてくると思う。深く読んで観てほしい。あの最後のシーンの後で、彼はどうしたのかと想像して観ると楽しいと思う」とニヤリ。鈴木の静岡の恋人・マユを演じた前田さんも「2回目はセリフが全く違ってくると思います」と意味ありげに微笑む。東京で鈴木が惹かれていく美弥子を演じた木村さんは、美弥子が鈴木を誘惑するシーンについて語ったが「私が鈴木を大人に導くシーンで…」という言葉に、松田さんは「強引だったよ(笑)」と述懐。すると木村さんは「そういうのがいいんでしょ(笑)?」と返し、さらに「いま、大変だもんね、いろいろ」と元横綱千代の富士(九重親方)の娘でモデルの秋元梢と交際報道があった松田さんを気遣う発言!これには松田さんも動揺した表情で「何言ってるんですか…(笑)?早く答えて!」と語り、会場は笑いに包まれた。ちなみに劇中、カニがあちこちに登場するが、これは監督の遊び心。この時、2人が入ったホテルの入口もカニの装飾で、ホテルの名前も「クラブ」とカニのオンパレード!堤監督は「プロデューサーとカニづくしで盛り上がって」と明かすが、松田さんはアパートの部屋でのシーンにもカニが登場したことに触れ「カニ臭がすごかった」と苦笑していた。『イニシエーション・ラブ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月23日幻冬舎は4月23日、アラサー女性向けファッション誌「GINGER(ジンジャー)」6月号を発売した。同誌では、モデルの長谷川潤が表紙に初登場している。○モデル・長谷川潤が9カ月ぶりに始動魅力的なビッグスマイルとハッピーオーラで絶大な人気を集めるモデルの長谷川潤が、同誌の初カバーとなって登場。ハワイでの第2児出産を経て、ますます美しさに磨きがかかる彼女が、「"幸せを運ぶ"服とは?」をテーマに最新のファッションを着こなす。洋服への思いだけでなく、普段は語られない家族、そしてプライベートなことまで語ったインタビューが掲載される。そして、なによりも注目は、"大人の肌見せ"を200%表現したビジュアル。「思いきってインナーなしのスタイルに挑戦したら、驚くほど自分にフィットした」と発言したコーデは、大胆な露出が早くも話題となっている。"盛る"ばかりだった若いときにはわからなかった、大人ならではのファッションの"引き算"テクニックを披露。これまでに見たことの無い、大胆でナチュラルな大人の女性の魅力、輝きを存分に放つ新しい"長谷川潤"に出会える誌面となっているという。価格は670円(税込)。
2015年04月24日木村文乃が連続ドラマ初主演を果たす4月スタートの火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」。庶民派シングルマザーが “セレブ”ママ友と本音で関わり合っていく様を描くこのヒューマンドラマから、ポスタービジュアルが到着。なんと、日本のTVドラマとしては初めて世界的有名ブランド「CHAUMET(ショーメ)」とのコラボが実現し、総額2億円超えのジュエリーが登場していることが分かった。本作で、連ドラ初主演となる木村さんが演じるのは、バツイチ&シングルマザー&低所得というヒロイン・蒲原希子。ひょんなことから名門幼稚園に息子を入園させることになった彼女は、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、そして檀れいという錚々たる女優陣が顔を揃えるセレブママたちと、ひと筋縄ではいかない(!?)関係を築き上げ、本当の自分、本当の幸せを見つけ出していく。今回、そんなドラマの世界観を1枚のポスターの中に表現するため、希子役・木村さんはごくシンプルな白シャツ&ジーンズにノーアクセサリー、そして長谷川さん、貫地谷さん、安達さん、檀さんのセレブママたちは総額2億円超えといわれる「CHAUMET」の宝石や時計をそれぞれ身に着けての撮影を敢行。「CHAUMET」と日本のドラマとのコラボレーションは、今回が初の試み。しかも、ポスターのみならず、全話を通して数々の高級ジュエリーや時計を提供するという。本作の制作は、さまざまな名門幼稚園や保育園などをリサーチし、実際のママたちから生の声を聞いてストーリーに反映させているというだけに、衣装や劇用車、装飾にも「BMW」などを始め、高級ブランドの品々が続々登場するらしい。世界にも名高いセレブブランドである「CHAUMET」では、「自然体でエレガントに生きる女性のためのブランドとして、このドラマのストーリーに共感して今回のコラボレーションが実現しました。ドラマは、世間体やしがらみの中で生きてきた母親たちが、自分らしさと女性としての輝きを取り戻し幸せになるストーリー。ショーメのジュエリーが、女性の飾らない上質な幸福感に華を添えられればと思います」とコメント。また、本作の新井順子プロデューサーは、「今回のドラマは、セレブの世界の演出を徹底的にこだわりました。『BMW』を始め、今回、高級ジュエリーと時計で知られる『CHAUMET』など、日本で初めてコラボレーションし、ドラマの世界観を盛り上げていきます」と、よりリアルさを追求したことを明かす。「1話だけでも登場するアイテムの総額は億単位」というセレブママたちの日常も、楽しみとなりそうだ。火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は4月14日(火)22:00よりTBSにてスタート(初回は15分拡大放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月30日『愛のむきだし』『ヒミズ』の園子温監督作品ながら、“誰も死なない&エロくない”という園監督が新境地を見せる映画『ラブ&ピース』。そんな本作で、主演の長谷川博己が劇中でロックバンドを結成し、魂の歌声を披露していることが明らかとなった。本作の舞台となるのは、2015年ーー来る東京オリンピックに向けて湧く東京。主人公は、うだつの上がらない日々を過ごすサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)。ある日、良一はデパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。あきらめたロックミュージシャンへの道、まともに話せないが恋心を抱いている寺島裕子(麻生久美子)への想い。人生を取り戻すのに必要な最後の欠片(ピース)、それが…そのミドリガメだったーーというひとりの男が行きあった奇想天外な物語が展開する。そんな本作で長谷川さんは、バンド「レボリューションQ」を結成している。そのデビュー曲として、園監督自ら作詞・作曲した渾身の一曲「ラブ&ピース」を長谷川さんが実際に劇中で歌唱。一度聞いたら耳から離れない、心振るわせる魂の歌声を披露しているのだ。長谷川さんの歌う「ラブ&ピース」を収録した、オリジナルサウンドトラックの発売も決定。本作の主題歌である「RCサクセション」の泣ける名曲「スローバラード」を始め、他にも、日本を代表する音楽プロデューサー・福田裕彦が手掛けた印象的な劇伴音楽が収録され、園子温ワールドを堪能できる、ファン垂涎の1枚に仕上がっている。ちなみに、実は園監督、脚本制作当時に伝説のロックスター・忌野清志郎氏へ主演のオファーを出したそうなのだが、申し出を断られ映画化は実現せず…。20年のときを経て“主題歌”という形で忌野氏の映画参加を現実させたそうだ。『ラブ&ピース』は6月27日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。オリジナルサウンドトラックは6月3日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日現在『くちびるに歌を』が公開中、さらに『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』など出演作が相次ぐ木村文乃が、4月スタートの火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」で連続ドラマ初主演。長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、そして檀れいという豪華な“セレブママ”たちとともに、名門幼稚園に子どもを通わせることになったバツイチ・シングルマザーを演じることが分かった。バツイチ・シングルマザーの蒲原希子(木村文乃)は、商店街で自ら弁当屋を立ち上げようと祖父・徹治の家に移り住む。5歳になる息子・陽斗を保育園に預けるため、地域の区役所で待機児童の担当職員に掛け合うが、「すぐに入園はできない」と言われてしまう。そんな彼女に、幼稚園の園長だという奈良岡フネが声をかける。やがて、陽斗の初登園日。これまでのように普段着&ママチャリで幼稚園まで送り届けると、園の校門前では高級自動車のプチ渋滞が起き、母親たちは皆、高級ブランドバッグ&ヒールで園内を闊歩…。そんなママたちの中に、中高時代の同級生でソフト部でバッテリーを組んでいた由紀(貫地谷しほり)の姿を発見した希子は声を掛けるが、「希子のような庶民が来るところではない」とバッサリ。そう、ここは地元でも評判の名門幼稚園だった!新・火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は、幼稚園を舞台にした現代の母親たちを描く完全オリジナル作品。“幼稚園のママ友の世界”といえば、これまでの数々のドラマからも、ママカースト、いじめ、お受験トラブルといったネガティブなイメージを抱かれがちだが、それが“名門”と呼ばれる教育熱心な母親が集まる幼稚園ならば、なおさら。だが、その中には、裕福で地位もステイタスもあるがゆえ、仮面を被って“母親”という役割をまっとうしようと必死にもがいている現代女性たちがいることも確か。そんな名門幼稚園のママたちの“救世主”となる、バツイチ&シングルマザー&低所得(年収250万)というヒロイン・蒲原希子を演じるのが、木村さん。ひょんなことから入園することになった希子は、セレブ幼稚園の内実に驚きながらも、自分を敵対視する母親たちにストレートに自分の思いをぶつけ、凝り固まった母親たちの考えを変えていく。別世界に飛び込んでいく希子に家族はハラハラしながら見守り、希子は持ち前のパワフルさと快活さ、そして人情深さで、全く別の世界に生きる世代の違う母親たちと新しい絆をつくっていく。その裕福なセレブママたちには、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、檀れいと錚々たる女優陣が集結。年収3,000万、開業医の妻でありながら “モラハラ”地獄に悩む矢野聡子役に長谷川さん、希子の同級生で年収750万、実はギャンブル依存の神谷由紀役には貫地谷さん、元キャリアウーマンで年収1,800万、だが“お教室不倫”中の後藤みどり役には安達さん。そして、年収5億3,000万、園ママ・カーストの絶対的トップに君臨する小田寺毬絵を檀さんが演じる。連続ドラマ初主演で、元気で前向き、でも空気を読めない(?)庶民ママを演じる木村さんは、「台本を作り上げる段階から話し合いの場に混ぜていただいていたので、希子の気持ちや作品に対しての愛情を持ちながら心の準備ができました」と準備万端。「共演者の皆さんが主演を経験されているのでその頼もしさが支えになり、あまり肩に力を入れすぎずに良いバランスで作品に挑めそうです。何があっても前向きにがんばるシングルマザー希子の役を通して、女性の皆さんを元気にする作品にしたいです」と意気込みを語る。新井順子プロデューサーは「清楚なイメージが強い木村さんに、パワフルで親しみやすく愛情にあふれたシングルマザー役をお願いしました。新ジャンルの木村文乃さんは必見です!」とコメント。また、「各世代を代表する、美しさと実力を兼ねそろえた」豪華なママたちには「この5人が並んだときの美しさの破壊力は、想像を超えるものになるでしょう」と期待を寄せた。“子育てをする母親たち”のみならず“現代を生きる孤独な女たち” の友情物語であり、異文化に飛びこんで行く“ヒロインの成長と冒険の物語”ともなる本作。幼稚園という、世代も価値観も違う“女たちの第二の学校”で逆境に立ち向かっていく痛快なヒロインに注目だ。火曜ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」は4月14日(火)22:00よりTBSにてスタート(初回は15分拡大放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年03月09日まもなく放送開始の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」完成披露試写会が1月12日(月・祝)に開催され、主演の杏、長谷川博己をはじめ、国仲涼子、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、松尾諭、風吹ジュン、和久井映見、松重豊が舞台挨拶に登壇した。月9枠では1年ぶりの恋愛ドラマで、「リーガルハイ」シリーズ、「鈴木先生」といった話題作を手がけてきた古沢良太の脚本による本作。共に結婚を単なる契約に過ぎないと考える“恋愛力ゼロ”の依子と巧が恋愛感情を持たないままに結婚という明確なゴールを目指してデートを繰り返していくさまを描き出す。東大出身でマクロ経済の動向を予測するエキスパートという理系の超合理主義者・依子を演じる杏さんは、役柄の衣裳の野暮ったいメガネ姿で登場。自己紹介でも役柄そのままに理詰めで早口の口調で挨拶し笑いを誘う。本作について「“ロマンチックラブコメディ”と銘打ってますが、ロマンチックの90%くらいは横浜の景色で補ってます(笑)」とあくまで自分たちのやりとりはコメディであると強調。父親役を演じる松重さんは、依子と巧の2人は「変態です(笑)」と断言するが、杏さんは「2人は常軌を逸脱してますが(笑)、私たちが普段、思っている“恋愛”に鋭い切り口で切り込んでいます。面白い脚本が続いています!」と充実の表情を見せる。長谷川さんが演じる巧は文学や映画、エンターテイメントが好きな母親と暮らすニートだが、自らは“高等遊民”と称しており、母親がいなくなった時のための新たな“寄生先”として依子との結婚を目指しており長谷川さんも「最低な男です(苦笑)」と認める。「僕なんかに月9のお話が来るようになったのか…と思ったら、ニートの高等遊民と聞いて『なるほど、そういうことか』と思いました(笑)」と漏らす。この“最低な男”を長谷川さんも楽しんで演じているようで「普通は口に出して言っちゃいけないことをいうのは楽しいです。毒を吐いて、デトックス効果を感じて気持ちいです」と笑顔で語っていた。この先、2人がどんな道を歩み、どんな結末を迎えるのか気になるが、杏さんは「変わっていって恋愛を見つめ直すのもアリだし、いっそこのまま変わらないでという気持ちもある。でも、お父さんが報われてほしい!」と父親思いの一面も。長谷川さんは「このまま契約で結婚して、巧が高等遊民として自分を貫けるのか見てみたい」と期待を口にしていた。ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日(月)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日俳優の長谷川博己が12月27日(土)、都内で行われた出演作『海月姫』の初日舞台挨拶に登壇。現在37歳の長谷川さんは「(ヒロインに)つきまとう30歳のエリート役なので、変態おやじにならないように、できるだけ若さを出すのが難しかった」と語った。舞台挨拶には長谷川さんをはじめ、主演を務める能年玲奈、共演する菅田将暉、太田莉菜、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、原作者の東村アキコ、川村泰祐監督が勢揃い。クラゲ命の月海(能年さん)ら「男を必要としない人生」をモットーとする筋金入りのオタク女子軍団“尼~ず”の面々が、取り壊しの危機に直面した自分たちの男子禁制アパートを守ろうと奮闘する。能年さんは「いよいよ今日から、海月祭りの本番。ぜひたくさんの皆さんに参加していただければ」と上機嫌。カルト的人気を誇るミュージカル映画『ロッキー・ホラー・ショー』を引き合いに、「コスプレや女装して、みんなで合唱しながら観てほしい」とアピールしていた。また、本作で女装にチャレンジした菅田さんは「周りの男たちからはゲスな反応ばっかりでしたが、今日は僕にとってブラジャー記念日。この日を迎えられて嬉しい」とニッコリ。長谷川さん演じるエリート政治家秘書の修と、菅田さん扮する女装男子の蔵之介は正反対の兄弟という設定で、修は月海にひと目惚れするという役どころだ。個性豊かなキャラクターを演じきったキャスト陣に対し、原作の東村さんは「漫画以上」と太鼓判を押し、「続編がある感じのラストでしたよね。(客席に向かって)続編作ってほしい人、いますかあ?」とシリーズ化に意欲的。川村監督も「紆余曲折あったが、こんな素晴らしいキャストが揃ってくれて嬉しい」と感無量の表情だった。『海月姫』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年12月28日東村アキコの人気コミックを能年玲奈主演で実写映画化する『海月姫』に長谷川博己が出演しており、彼の出演シーン画像が公開になった。本作で長谷川は、恋愛経験のないエリート男性・修を演じており、劇中では主人公・月海にひとめ惚れしてしまう。その他の写真本作は、“男性を必要としない人生”をモットーに掲げ、男子禁制の天水館で暮すクラゲを愛する月海(つきみ)、三国志を熱烈に愛する“まやや”、枯れたオジ様専門の“ジジ”ら、ヲタ女子集団“尼~ず”が、自身の聖地“天水館”を守るために奔走する姿を描く。能年のほか、菅田将暉、池脇千鶴、太田莉菜、馬場園梓(アジアン)、篠原ともえ、片瀬那奈らが出演する。長谷川が演じる修は、美しい女装男子・蔵之介の兄で、政治家である父親の秘書を務める未来の首相候補だが、恋愛経験が極めて乏しい男性だ。しかし、彼は蔵之介がメイクした月海にひとめ惚れしてしまい、彼女に少しでも近づこうと奔走する。いつも冷静で、頭がキレる修だが、恋愛になると話は別。彼は月海がクラゲに夢中であることを知り、一緒に水族館を訪れ、大きなクラゲのぬいぐるみをプレゼントしようと勇気をふりしぼる。一方の月海は前述の通り“男性を必要としない人生”を掲げて生活しており、ふたりの間に恋が芽生えるのか気になるところだ。ちなみに、劇中では速水もこみちが、修と行動を共にする鯉淵家の運転手・花森よしおを演じており、長谷川と速水の絶妙な掛け合いも見どころのひとつになっているという。『海月姫』12月27日(土) 全国ロードショー
2014年10月31日『ツナグ』などの直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『太陽の坐る場所』の初日舞台あいさつが4日、に都内で開催され、水川あさみ、木村文乃、森カンナ、矢崎仁司監督が登壇した。高校時代、クラスの中で太陽のように輝いていた高間響子(水川あさみ)と、彼女に寄り添っていた同じ名前のクラスメイト、鈴原今日子(木村文乃)。しかし、ある日をきっかけに2人の立場は逆転する。その10年後、彼女たちはクラス会で再会し、過去と対峙する。水川と木村は本作で初共演を果たした。水川は「いっしょに撮影したのは、ラストシーンだけだったんだけどね」と、笑顔で木村と顔を見合わせる。木村は、水川について「普段から明るい方だと思っていたけど、本当に太陽のような方でした」と好印象だった様子。水川も木村について「すごく真っ白で何色にも染まらない強さがある。でも女らしくて仮面な一面もある」と称えた。その後、冬の寒かった撮影について、水川たちから矢崎監督に恨み節が。木村が、ポスター撮りのシーンで急遽、動画撮影が始まった件で「ものすごく寒くて、セリフの量もけっこうあったけど、使われてなかったです」と訴えると、矢崎監督は「すみません」と苦笑い。水川も「寒くて口がガタガタ言って、NGを出したことを覚えています」と続け、森も「たぶん、いちばん私が寒かった。お墓参りのシーンでは、セリフをしゃべると口から白い息が出るから、氷を食べろと言われました」と抗議。矢崎監督は恐縮しきりで、会場からは笑いがもれた。最後に、水川は『太陽の坐る場所』について「人の心のどこかにあるざらっとした部分に触ってくるような映画です」と表現。矢崎監督は、『太陽の坐る場所』について「僕の中の最高傑作。素晴らしい俳優さんの今を撮れた最高のものだと思っています」と自信をもってアピールした。
2014年10月05日