俳優の窪田正孝が、20日に開催された授賞式「ELLE CINEMA AWARDS 2022」で、今年の映画界で目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エル メン賞」を受賞した。本アワードは2005年から始まり、ファッションメディア『ELLE』がその年に公開された映画作品を独自の視点で選定する映画賞。日本の映画界で輝く女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」、優れた監督に贈る「エル ベストディレクター賞」、今後の活躍が期待される女優に贈る「エル・ガール ライジングアクトレス賞」、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」の4部門が設けられている。今年、『決戦は日曜日』、『劇場版 ラジエーションハウス』、『MIRRORLIAR FILMS Season4「おとこのことを」』、『マイ・ブロークン・マリコ』、『ある男』と映画5作品に出演した窪田。今回の受賞作となった『ある男』は、ベネチア国際映画祭や釜山国際映画祭、東京国際映画祭など、国内外の映画祭で注目を集め、窪田は物語の鍵となる、過去を変えて生きる男・大祐を演じた。受賞コメントは以下の通り。■窪田正孝まさか自分なんかがいただけるとは思っていなかったので、すごく光栄な気持ちです。2020年にNHK連続テレビ小説『エール』と月9ドラマをやらせてもらったり、テレビの仕事を中心にしたりしていたのですが、自分のこの仕事の中でひとつしおりをつけたいと思う瞬間があって、映画がすごく好きだったのでトライしたいなと思っていたときに最初にお声がけいただいた作品が『ある男』でした。ドラマにはドラマのよさがあるし、映画には映画のよさがあるのですが、芝居にどっぷり浸かることができて、その瞬間を切り取ってくれるのが映画だなと。映画の空間の中で経験豊富な俳優さんたちとお芝居させてもらう刺激も大きく、俳優という仕事の深みや面白さをより感じられたのが『ある男』という作品でした。
2022年12月20日門脇麦が主演する1月スタートの新ドラマ「リバーサルオーケストラ」に、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久が出演することが分かった。本作は、門脇さん演じる元天才ヴァイオリン少女で、いまは市役所職員として働く主人公・谷岡初音が、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ「児玉交響楽団」(通称・玉響)を立て直すことになる、一発逆転の音楽エンターテインメント。今回発表された俳優陣が演じるのは、初音と朝陽、2人が立て直しを図るポンコツオーケストラを応援したり、妨害したりと、それぞれの立場で躍動し、物語を盛り上げる登場人物。来年、『#マンホール』が公開を控える永山さんが、初音の幼なじみで国内外で活躍する日本屈指の人気ヴァイオリニスト・三島彰一郎。先日最終回を迎えた「ザ・トラベルナース」に出演していた恒松さんが、初音と二人暮らし中の大学生の妹・奏奈。声優であり、「最愛」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」など、近年ドラマ出演も話題の津田さんが、事あるごとにオーケストラの活動を邪魔する市議会議員・本宮雄一。原さんが日本一と名高いオーケストラ「高階フィル」のオーナー・高階藍子、生瀬さんが朝陽の父で西さいたま市長・常葉修介を演じる。<キャストコメント>・永山絢斗『天才ヴァイオリニスト』という響きに思わず飛び込んでしまった自分がいけないのです。項垂れ、前を向き、を繰り返し、毎日ヴァイオリンと向き合っています。クラシック音楽とヴァイオリンのリズムが今まで生きてきた中で聴いたことのないもので、なかなか身体に馴染みませんし、ヴァイオリンがこんなに大変なものだとは知りもしませんでした。しかし、他のキャストの方々も同じ思いをしていると考えると、少しでも形になるようにと奮起できます。音楽家の方達に敬意を持ち、とにかく最後まで三島彰一郎を演じることを楽しもうと思います。「リバーサルオーケストラ」を楽しみにしていただけたらうれしいです。よろしくお願いします。・恒松祐里主人公谷岡初音の妹・谷岡奏奈役を演じます。恒松祐里です!お話を頂いた時は、門脇麦さんを始めとする個性豊かな俳優の方々とお芝居させて頂けるということに胸が躍りました。そしていざ台本を読むと皆さんの演奏シーンの多いこと!というか作品の半分以上演奏されていて演奏者役の皆さん大変だ…と思いました。でも音楽がこんなにも沢山出てくる作品はとても贅沢ですし、読んでいて心が温かくなるシーンがたくさんあって、早く全部が繋がった映像を見たいと思いました。今回、私は玉響の皆さん、特にお姉ちゃんを全力で応援する事が1番の役でのお仕事ですが、役を超えて私自身も皆さんの事を全力でサポートして「奏奈が来ると疲れが吹っ飛ぶ!」と言われるくらいに皆さんを癒していきたいです!・津田健次郎お声掛けいただいたこと、とても嬉しかったです。今までやったことのない役柄でお声掛けいただいたので更に嬉しかったです。今回演じる本宮と、似ているところは…無いです(笑)悪役とはまた違う嫌な男を演じるのはとても楽しみです。門脇さん、田中さんをはじめ皆様とご一緒させていただくこと、スタッフの皆様との出会いなど様々な楽しみがあります。何より楽しみにしているのが、ライバルとなる生瀬さんとバトルできることです。今までやってこなかったタイプの役柄を丁寧に大胆に作り上げていこうと思っています。素敵なクラシック音楽が流れる、笑えて感動出来る物語を楽しみに待っていてくださいね。・原日出子「リバーサルオーケストラ」への出演、大変ワクワクしております。私の演じる「高階藍子」は、いわば敵役。昨今、主婦のような役所の多い中、今回は全くの非日常の役所を演じます。これぞ役者の醍醐味というものです。今は、台本を読みながらあれこれと演技プランを練る毎日を楽しんでいるところです。また、作品を通して素晴らしい音楽に触れられることも、大きな楽しみです。オーケストラの奏でる「音楽の力」に突き動かされていく、それぞれの人間模様を楽しみに観ていただけますように、私は私の役に徹して演じてみたいと思っております。「リバーサルオーケストラ」どうぞご期待ください。・生瀬勝久お話を頂き、日本テレビさんの連続ドラマは、久しぶりなので、とても嬉しかったです。政治家の役を演じた記憶は、ほとんどありません。私にとっては、未知の役です。ですから、今から、ワクワクしております。田中圭君との芝居も楽しみなんです。「あなたの番です」では、少ししか、絡みがなかったので、今回は、ガッツリ楽しみたいと思っています。頑張りますので、どうか沢山の方に観て頂きたいと願っています。「リバーサルオーケストラ」は2023年1月11日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年12月09日1月放送予定の新ドラマ「リバーサルオーケストラ」にて、主演の門脇麦がクランクインした。本作は、門脇さん演じる元・天才ヴァイオリン少女である谷岡初音が、強引すぎる変人マエストロ常葉朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことになる、一発逆転の音楽エンターテインメント。門脇さんのクランクインの場となったのは、初音が玉響の「おやこクラシックコンサート」を覗くという、公民館でのシーン。市役所職員姿で現場入りした門脇さんは、スタッフから紹介されると、50人以上の共演者やオーケストラメンバーに温かい拍手で迎えられた。そして「クランクインを心待ちにしていました、玉響メンバーの皆さんに早くお会いしたかったです。一緒に楽しく演奏できるように頑張りたいと思います!」と意気込む。そして「演奏シーンがドラマの見せ場ですが、個性的なキャストの皆さまが集まっていらっしゃるので、セリフの掛け合いもすごく楽しみです。個性が強くて色もバラバラで、圭さんを含めたメンバーが集まった時に、どういう現場になるのか、今からワクワクしています!」と期待を寄せた。また同シーンでは、福田薫(U字工事)が初音の前任のコンサートマスター・太田役で撮影に参加し、緊張気味でヴァイオリン演奏を披露。初日から音楽が溢れる明るい撮影現場だったようだ。一方、田中圭演じる常葉朝陽率いる児玉交響楽団のメンバーは、門脇さんよりも一足先にクランクインしていた。練習場でのんびりムードの団員たちに朝陽が活を入れるシーンも、初顔合わせとは思えない息ぴったりの軽快な掛け合いを披露。田中さんは「僕含めて個別で練習してきたメンバーが集まったので、僕は楽器ではないですが、一緒に頑張ろうね!という初日でした」と撮影の感想を語り、「指揮は、なかなか自信が持てません…。撮影する前に練習をしてきたとはいえ、見れば見る程、指揮の奥深さや難しさを感じます。特に僕が演じる常葉朝陽という役は、世界で活躍するマエストロなので、朝陽の指揮に説得力を持たせなくてはと思いますので、難しいことはいっぱいありますが、とにかく楽しく撮影できればと思います!」とコメントしている。「リバーサルオーケストラ」は2023年1月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月05日門脇麦主演「ながたんと青と -いちかの料理帖-」がWOWOWにて2023年春放送・配信されることが決定し、超特報映像が解禁。コメントも到着した。舞台は1951年、戦後京都。老舗料亭「桑乃木」の娘・いち日(34)は夫を亡くし、ホテルの厨房で料理人として働く日々を送っていた。西洋料理の世界で自立して生きていくと決意していたいち日だったが、一方で実家の料亭「桑乃木」は戦後の客離れが止まらず、経営の危機にさらされていた。料亭への援助を受けるため、大阪のホテル経営者・山口家との縁談が持ち上がるが、そのお相手はまさかの19歳の大学生・周(あまね)。周は、つんと辛い“青と(唐辛子)”のような歯に衣着せぬ発言をする人で、いち日とも一触即発の状態となるが、桑乃木のため政略結婚を決意するいち日。かくしてデコボコな夫婦生活と、料亭再建の幕があがる!月刊漫画雑誌「Kiss」で好評連載中の磯谷友紀の同名漫画を原作とする本作。戦後間もない京都を舞台に、年の差夫婦が料亭再建に奮闘する中で絆を育んでいく“グルメラブストーリー”だ。全話の監督を務めるのは、2021年の映画『サマーフィルムにのって』で長編映画デビューした新鋭・松本壮史。脚本はドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「大江戸もののけ物語」の川崎いづみをメインライターに、第2回WOWOW新人シナリオ大賞で優秀賞を受賞した弓削勇が執筆する。WOWOW連続ドラマ初主演となる門脇さんが演じるのは、老舗料亭「桑乃木」の長女で、ホテルのレストランで働く34歳の料理人・いち日。「ながたん」と呼ばれる包丁を残して戦死した夫を思いながら、女性料理人がまだ珍しかった時代に前向きに未来を切り開いていくいち日の、先駆者的な女性でありながら、日々悩みながら進む<繊細で等身大な姿>を、門脇さんがたおやかに、そして力強く演じる。さらに併せて超特報映像も解禁。いち日が料亭の娘としてこだわる<出汁>と、ホテルの料理人として培った<洋食の技術>を融合した<見た目もおいしい創作料理>の数々は必見だ。『ラーゲリより愛を込めて』『THE LEGEND&BUTTERFLY』「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵」など様々な時代劇で衣装を手掛けるスタイリスト・大塚満による、いち日の和装を中心とした華やかな装いも要注目。また劇伴音楽を手掛ける田辺玄、Rachel Abstractの音楽も先行解禁されている。▼主演・門脇麦コメント私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました。お話をいただいて、原作を読ませていただき、とにかくご飯が温かく美味しそうで。そして人間模様も繊細で温かくて。なんて素敵なんだろうと。演じていても毎日心がほかほかでした。女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていくいち日の気持ちを温かく見守っていただけたら嬉しいです。そして皆様にも優しい気持ちが届けば、これ以上に嬉しいことはありません。「ながたんと青と -いちかの料理帖-」は2023年春、WOWOWにて放送・配信開始(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2022年11月14日1月スタートの日本テレビ・新水曜ドラマは、門脇麦が主演する音楽エンターテインメント「リバーサルオーケストラ」を放送することが決定した。国際コンクールを総なめ、名門オーケストラと共演を果たし、“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音。彼女は10年前、とある理由で、突如表舞台から姿を消した。二度と舞台には立たないと心に決め、地味な市役所職員として働いているが、強引すぎる変人マエストロ・常葉朝陽に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことに。しかし、2人の前には、数々の障害と強敵が――。民放GP帯ドラマ初主演となる門脇麦が演じるのは、市役所職員だが、実は元天才ヴァイオリニストの主人公・初音。門脇さんは「天才に見えるか不安ですし、ヴァイオリンの練習も大変ですが、それ以上に音楽のパワーを私自身も存分に浴び、皆さまにも明るいエネルギーをお届けできたらと思っております」と意気込み、「ポンコツオーケストラと3ヶ月間、心強いスタッフと共演者の方々とともに楽しみたいと思います。皆さま、ぜひご覧ください」とメッセージ。また、初音を振り回す児玉交響楽団の強引な変人マエストロ・朝陽役で田中圭が出演。父は地元の名士で、現職の西さいたま市長。お坊ちゃま育ちでクラシック音楽の英才教育を受け、東京藝大音楽学部指揮科を卒業、現在はドイツを中心に活躍。しかし突然、父親に強引に帰国させられ、故郷のオーケストラ・児玉交響楽団の立て直しを命じられる。初音を楽団のコンサートマスターにスカウトする朝陽。演じる田中さんは「クラシックというものにちゃんと触れた事がなかった」と言い、「指揮者というのは難易度が高すぎて現状ヒーヒーしておりますが、実際にプロの方々も撮影に参加してくださりますので、胸を借りて頑張りたいと思います!!」と意気込んでいる。プロオーケストラが舞台の本作には、毎話、多くの人が耳にしたことがあるクラシックの名曲・人気曲が多数登場。「児玉交響楽団」として、「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」が撮影に全面協力し、本物のオーケストラの迫力満点の演奏シーンがドラマを彩る。脚本は、「最愛」や連続テレビ小説「エール」の清水友佳子。音楽科を卒業し、ピアノ講師の経歴を持つ清水さんが、クラシックの世界をリアルに爽やかに紡ぐ。新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は2023年1月、毎週水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年10月26日山田涼介主演の新ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」に、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、高嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎、遠藤憲一がレギュラー出演することが分かった。主題歌は「Hey! Say! JUMP」が担当する。本作は、山田さん演じる連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジがある日、自らが二重人格であることを悟り、もうひとりの自分が殺人を犯しているかもしれないと、真相を明らかにしようと決意し、そこから驚愕の事実が白日の下にさらされていく、どんでん返しのストーリー展開が見どころのサスペンスドラマ。驚天動地の秘密を持つエイジの彼女で同じ大学に通う雪村京花を、山田さんとは『ナミヤ雑貨店の奇蹟』以来、5年ぶり2度目の共演となる門脇麦。デートクラブ「アリス」を運営する、暴力団組織とも対等に渡り合うほどの勢力を誇る半グレ集団「スカル」のカリスマ的リーダー・佐井社、通称“サイ”を、尾上松也。エイジの実の父親で、連続殺人事件の犯人とされ、警察に追い詰められたことによって自殺を図る八野衣真を、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」『孤狼の血 LEVEL2』の早乙女太一が演じる。門脇麦(雪村京花役)門脇さんは「私が演じる京花は大変な役だなと…。まずは大学生に見えるようにスタッフの皆さんのお力をお借りしつつ…(笑)、自分でも頑張りたいと思っております」と台本を読んだ印象を明かし、「サスペンスでもあり、ヒューマンものだとも思いますので、原作の世界観も堪能してもらいつつ、一人一人のキャラクターに思いを寄せてみたり、一緒に考えてみたりするのも面白いドラマだと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と視聴者へメッセージ。役作りで地毛を金髪に変えた松也さんは「約10年ぶりに金髪にしました(笑)。なかなか金髪にすることもないので、新鮮でうれしいです」と心境を語り、早乙女さんは「いろいろな心理描写や人間の陰と陽の部分を描いた、すごく魅力的な作品だと思うので、それが実際に映像になったときに、生身の人間がそこに血を通すことでより濃く描けたらと思っているので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と呼びかける。尾上松也(佐井社役)また、桜井ユキがエイジを疑う刑事・桃井薫役、高嶋政宏が警視庁の管理官で桃井の上司・猿渡敬三役、佐野史郎が帝東大学の教授・白菱正人役、遠藤憲一がエイジの実の父親の保護司で、エイジを引き取り、実の息子同然に愛情を注いで育て上げる浦島亀一役で出演。桜井さんは「“どうして?なぜ?”が回を追う度に深まり、同時に物語に引き込む力も増していく、そんなドラマ」と本作について説明し、高嶋さんも「とんでもないものができると思います。ものすごい作品ができるぞと、僕を含めたこのチーム全員が感じていると思います。ぜひ、放送を楽しみにしていてください」とコメント。桜井ユキ(桃井薫役)「かなり猟奇的かつ、攻めた内容のドラマ」と印象を話した佐野さんは、「原作をお読みになっていない方には、サスペンスドラマとして素直に楽しんでいただきたいですし、原作をご存じの方も、ドラマならではの世界観を味わっていただければうれしいです」と語る。遠藤さんは自身の役について「エイジの育ての親になるので、血がつながっていなくても本当の親子みたいになれるよう、僕自身もここは工夫して役を作っていかなければいけない部分ですね。温かい家庭の雰囲気がにじみ出るように演じられればいいなと思っています」と意気込んだ。遠藤憲一(白菱正人役)なお、佐野さん以外の6名は、山田さんと今作がドラマ初共演。「今作の出演を決めたのは山田さんが主演であることも大きかったです。今回も座長という立場を全うされようとしている姿を撮影初日から目の当たりにし、原作もとても好きだとおっしゃっていて、この作品に懸ける強い思いを感じたので、これからの撮影がより楽しみになりました」(門脇さん)。「かわいい(笑)。僕らの世代からすると、また才能ある若い子が出てきたな、という印象です」(松也さん)、「僕の勝手な印象ですが、すごくきれいな方だなと…(笑)」(早乙女さん)。「前回共演したときに、涼介くんとは好きなものが似ていることが判明して気が合ったのを覚えています。彼が演じる役は非常に難しい役どころだと思いますが、サスペンスは好きなんだろうなと思いますので、お互いに好きなジャンルで再び共演できることが楽しみです」(佐野さん)。「彼の演技をお見かけしたことはありますが、ピンと張りつめた演技を得意にされている方という印象なので、一緒にお芝居するのが楽しみです。Hey! Say! JUMPの皆さんは才能豊かなグループなので、この勢いで全メンバーとの共演を果たしたいですね(笑)」(遠藤さん)とそれぞれ山田さんの印象を明かしている。Hey! Say! JUMPなお今作の主題歌は、山田さんが所属する「Hey! Say! JUMP」が担当することが決定。曲名およびどんな楽曲になるかは、今後発表されるという。「親愛なる僕へ殺意をこめて」は10月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年08月18日のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じ、『この世界の片隅に』の製作スタッフが贈る『天間荘の三姉妹』。この度、のんさん演じるたまえら三姉妹が描かれた30秒予告と場面写真が解禁となった。交通事故で臨死状態になったたまえ(のん)は、謎の女性・イズコ(柴咲コウ)によって天空と地上の間にある「天間荘」に導かれ、異母姉ののぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)に温かく迎え入れられる。たまえは旅館の仕事を手伝いながら、“地上に戻る”か“天へ旅立つか”という選択肢に戸惑いながら、自分の魂の行方を模索していく。解禁となる30秒の予告編には、「いつ愛する人を失うかもわからない、そんな世界で生きて何になるんですか?」とイズコを問いただすたまえ、そして「この世界は誰も留まることはできない」と言い放つ天間荘の大女将・天間恵子(寺島しのぶ)が登場する。この2つの言葉はどんな意味を持っているのか。果たして、天と地の間で、たまえはどんな答えを見つけるのか。今回の予告編は「どのシーンも全部大好きなんです。とても特別で大切な作品が完成しました」と語る北村龍平監督のアイディアを活かして制作。天間荘で出会う人々との交流によって、自らの運命と向き合うたまえに訪れる心境の変化が見どころとなっている。『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天間荘の三姉妹 2022年10月28日より全国にて公開©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
2022年08月04日総合格闘家の三浦孝太選手(20)といえば、父親は日本サッカー界のレジェンドの三浦知良選手(55)ということもあり、2021年の大みそかに行われた『RIZIN.33』でのプロ格闘家デビュー戦は多くの注目を浴びました。RIZINを見た視聴者からは「イケメン」と話題になり、人気急上昇中の格闘家。先日は豪華ショットを投稿し、反響を呼んでいました。早速チェックしてみましょう!父、キングカズとネイマール選手との豪華3ショットにファン歓喜 この投稿をInstagramで見る 三浦孝太(@kota_miura_official)がシェアした投稿 「obrigado!」と自身のインスタグラムを投稿した孝太選手。obrigadoとはポルトガル語で「ありがとう」という意味で、ネイマール選手へ向けた言葉だと思われます。サッカー界のレジェンド、キングカズとブラジル代表のネイマール選手との豪華ショットにフォロワーはくぎ付けに。コメント欄には「顔面偏差値えぐ」「素敵すぎて最高すぎて♡意味がわからないクラス〜最強3ショット」「このスリーショットは凄すぎる」と豪華メンバーに歓喜のコメントが相次いで寄せられておりました。また、日本のみならず外国の方からのコメントも多く見られ反響の大きさが伺えます。7月31日(日)の『RIZIN.37』に参戦決定した孝太選手。5月に開催された『RIZIN LANDMARK vol.3』に参戦予定でしたが、練習中に首を痛めた為無念の欠場。早く2戦目を見たいと待ち望むファンは多いようです。孝太選手がサッカーボールキックで勝利する姿が見たいですね!あわせて読みたい🌈悩殺級の桃尻!渋谷ゆりさん“令和の峰不二子”美ボディ動画にファン悶絶
2022年07月21日のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じる映画『天間荘の三姉妹』が10月28日(金)に公開決定、アニメーション映画『この世界の片隅に』の製作スタッフが手掛ける。5月15日、のんさん、門脇さん(事務所公式アカウント)、大島さん、それぞれのSNSアカウントに30秒の動画がアップされ、ファンの間で話題となっていた本作。本作の構想は7年前。『ルパン三世』『あずみ』、そしてルビー・ローズやジャン・レノを迎えた『ドアマン』を手掛け、現在ハリウッドを拠点に活躍する北村龍平監督と、その作風と世界観で熱狂的なフォロワーを持つ漫画家・高橋ツトムというお互いを「盟友」と呼ぶ2人が「これはどうしても映画にしなければならない」と共鳴した物語が、高橋さんの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」。そこに、社会現象を巻き起こした『この世界の片隅に』のプロデューサー・真木太郎と、NHK連続テレビ小説「エール」の脚本家・嶋田うれ葉が加わり、映画化が動き出した。物語の軸となる三姉妹の三女役には、『この世界の片隅に』の主人公・すずの声優として高い評価を得たのん。次女役は、大河ドラマから映画、舞台まで様々な作品で強烈な存在感を放つ門脇麦。長女役に、近年数多くの賞に輝き、役者としての表現力と存在感に大きな注目が集まる大島優子という3人。三ツ瀬という町の温泉旅館、天間荘が舞台となる。映画が描くのは、いのち。ひとの生と死。家族や近しい人たちとのつながり。誰にとっても他人事ではないテーマを、あたたかく、力強く、時に観る者の心に問いかけながら、日常に寄り添う視線から見つめていく。さらにこの度、カジュアルな服装に優しい笑みを浮かべたのんさん、海関連の作業服と思われる衣装をまとった門脇さん、旅館の女将らしき着物を着用した凛とした佇まいの大島さんの画像も解禁となった。<のんコメント>「天間荘の三姉妹」の原作を読ませていただいた時、とても感銘を受けました。一瞬で奪われてしまった命。残された人達はどう受け止めれば良いのか、まだ終わっていないのです。原作に込められたメッセージは、ファンタジーの世界として描かれているからこそ強く届くものだと感じ、参加したい、と決めました。そして、素晴らしいキャストの皆様と演技を交わすことができる喜びもあり大興奮でした。<門脇麦コメント>撮影で共に過ごす時間を重ねる度、本当の家族なんじゃないかと錯覚を起こすくらいに、ご一緒した方々の背中を見るだけで胸が熱くなる、そんな現場でした。幸せでした。大切な方と一緒に、大切な方を思い浮かべながら観ていただけたら嬉しいです。<大島優子コメント>ついにこの映画の情報が解禁になったことを大変うれしく思います。いつだろうかと、ずっと楽しみにしていました。北村龍平監督と最初のディスカッションをしたときにこの作品への滾る思いと信じる思いなどを受け、とても興奮しました。それはこの作品の世界のような、現実ではないような現実、狭間の世界を実際に体感したのです。天間荘の三姉妹の長女として、みなさまの魂のお立ち寄り心からお待ち申し上げます。<北村龍平監督コメント>生きること、死ぬこと、そして、その先の世界。高橋ツトムという比類無き才能が生み出した、魂の救済の物語。原作と出会ってからの長い長い旅路の果てに、優しく、切なく、温かい、とても特別な映画が生まれました。天間荘という宿に集まる「ワケあり」な人々。その一人一人をたまらなく愛おしく感じています。ひとは生きていく。いのちよりも長く。作り手の我々の想いを、観客のみなさんにお届けできる日を楽しみにしています。<原作者・高橋ツトムコメント>「スカイハイ」シリーズは死を扱うストーリーですが、描いていることは常に与えられた人生を精一杯生きるということです。『天間荘の三姉妹』をご覧になった方の1日が充実していただけたらそれ以上の喜びはございません。『天間荘の三姉妹』は10月28日(金)より全国にて公開。※高橋ツトムの「高」は、正しくは「はしごだか」(text:cinemacafe.net)■関連作品:天間荘の三姉妹 2022年10月28日より全国にて公開©2022 髙橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会
2022年05月17日漫画家・髙橋ツトムの代表作『スカイハイ』のスピンオフ作品『天間荘の三姉妹』が、映画化されることが決定。監督を北村龍平が務め、のん、門脇麦、大島優子が出演することが発表された。公開日は10月28日(金)となる。映画の構想は7年前、現在ハリウッドを拠点に活躍する、『ルパン三世』『あずみ』、そしてジャン・レノ主演『ドアマン』の監督を務めた北村とその作風と世界観で熱狂的なフォロワーを持つ漫画家・髙橋の会話から生まれた。お互いを「盟友」と呼ぶ2人が「これはどうしても映画にしなければならない」と共鳴した物語が、この『天間荘の三姉妹』だ。プロデューサーには、社会現象を巻き起こしたアニメーション映画『この世界の片隅に』を手がけた真木太郎、脚本は、NHK 連続テレビ小説『エール』を手掛けた嶋田うれ葉が担当する。舞台は三ツ瀬という町の温泉旅館、天間荘。物語の軸となる三姉妹の三女役には、『この世界の片隅に』の主人公・すずの声優として高い評価を得た、のん。次女役は、大河ドラマから、映画、舞台まで様々な作品で強烈な存在感を放つ門脇麦。長女役に、近年数多くの賞に輝き、役者としての表現力と存在感に大きな注目が集まる大島優子という実力派3人が顔をそろえた。映画が描くのは、いのち。人の生と死、たましい。家族や近しい人たちとのつながり。誰にとっても他人事ではないテーマを、あたたかく、力強く、時に観る者の心に問いかけながら、日常に寄り添う視線から見つめていく。このたび、三姉妹それぞれのビジュアルが公開。カジュアルな服装に優しい笑みを浮かべたのん、海関連の作業服と思われる衣裳をまとった門脇、旅館の女将だろうか、着物を着用し凛とした佇まいの大島と三者三様の姿が映し出されている。また、雲海からの地平線に『天間荘の三姉妹』とタイトルロゴが載った美しいイメージビジュアルも公開となっている。<コメント全文>のん『天間荘の三姉妹』の原作を読ませていただいた時、とても感銘を受けました。一瞬で奪われてしまった命。残された人達はどう受け止めれば良いのか、まだ終わっていないのです。原作に込められたメッセージは、ファンタジーの世界として描かれているからこそ強く届くものだと感じ、参加したい、と決めました。そして、素晴らしいキャストの皆様と演技を交わすことができる喜びもあり大興奮でした。門脇麦撮影で共に過ごす時間を重ねる度、本当の家族なんじゃないかと錯覚を起こすくらいに、ご一緒した方々の背中を見るだけで胸が熱くなる、そんな現場でした。幸せでした。大切な方と一緒に、大切な方を思い浮かべながら観ていただけたら嬉しいです。大島優子ついにこの映画の情報が解禁になったことを大変うれしく思います。いつだろうかと、ずっと楽しみにしていました。北村龍平監督と最初のディスカッションをしたときにこの作品への滾る思いと信じる思いなどを受け、とても興奮しました。それはこの作品の世界のような、現実ではないような現実、狭間の世界を実際に体感したのです。天間荘の三姉妹の長女として、みなさまの魂のお立ち寄り心からお待ち申し上げます。北村龍平監督生きること、死ぬこと、そして、その先の世界。髙橋ツトムという比類無き才能が生み出した、魂の救済の物語。原作と出会ってからの長い長い旅路の果てに、優しく、切なく、温かい、とても特別な映画が生まれました。天間荘という宿に集まる「ワケあり」な人々。その一人一人をたまらなく愛おしく感じています。ひとは生きていく。いのちよりも長く。作り手の我々の想いを、観客のみなさんにお届けできる日を楽しみにしています。原作者:髙橋ツトム『スカイハイ』シリーズは死を扱うストーリーですが、描いていることは常に与えられた人生を精一杯生きるということです。『天間荘の三姉妹』をご覧になった方の1日が充実していただけたらそれ以上の喜びはございません。『天間荘の三姉妹』10月28日(金)公開
2022年05月17日映画『劇場版ラジエーションハウス』公開後舞台挨拶が10日に都内で行われ、窪田正孝、本田翼、MAN WITH A MISSION(Jean-Ken Johnny・Kamikaze Boy)が登場した。同作は原作:横幕智裕、作画:モリタイシによる人気コミックの実写化作。2019年4月期、2021年10月期にフジテレビ月曜21時枠で放送された人気ドラマを映画化した。診療放射線技師と放射線科医という裏方の活躍に焦点をあてた新たな医療エンタテイメントとなる。公開後の舞台挨拶ということで、窪田は「言っていいんだよね!?」とはしゃぎながら、本田とのキスシーンについてのエピソードを明かす。本田が「写真になっちゃうしね」とシーンについて振り返ると、窪田は「監督に『あのままレントゲンになります』みたいなこと言われて。キスしたまま、頭蓋骨同士に!?」と戸惑った様子。本田は「結構長めにしましたもんね」、窪田は「『止まっててください』って言われて」とそれぞれに語った。またこの日はサプライズで、主題歌「More Than Words」を手掛けるMAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnny、Kamikaze Boyが登場した。Jean-Ken Johnnyは「本当に素晴らしい作品で、また関われて光栄です」と感謝し、「ドラマシリーズも、ずっと拝見させていただいておりましたけれども、久しぶりにラジハメンバーが一堂に会してくれて、作中でも成長されている姿やドラマシーズンで見えなかった一面も垣間見えてして、本当に素晴らしい作品でした」と絶賛する。話せるのはJean-Ken Johnnyだけということで、Kamikaze Boyはホワイトボードで質問に回答。主題歌に込めた思いについて聞かれ、その場で「仲間達ヲ鼓舞スル様ナ曲ヲ……」と書いて見せていた。
2022年05月10日女優の門脇麦と俳優のウエンツ瑛士が出演する、サントリースピリッツ・鏡月Greenの新ブランドムービー「たのしいお酒がいいお酒」編が、10日より公開される。新ブランドムービーでは、公私ともに仲が良いという門脇とウエンツの2人が登場。「たのしいお酒がいいお酒」をコンセプトに、カメラに駆け寄ったり、月を模したオブジェで頭を揺らしたりと無邪気な姿を見せている。撮影後のインタビューで感想を聞かれた門脇は、「お互いに忙しかったり、ご時世もあって久しぶりに会えたので、話したいけど話できなかったことを1日中ずっと話し続けていたと思います」と話すと、ウエンツも同意し「隙間時間が休憩じゃなくて、隙間時間も撮影現場に残ってしゃべっているから、たぶんみなさんは撮影しづらかったんじゃないかな」と笑いを誘った。さらにウエンツは「麦ちゃんが相手でよかったな」とコメントし、門脇も「今日の撮影は、一番カメラが回っているところで笑った日」だと明かした。普段からプライベートでも交流のある2人に「2人で飲むお酒は楽しい?」という質問をぶつけると、「もちろん」と即答。「どこで飲んだ、なにを飲んだかまですごく覚えています」と門脇がウエンツとのエピソードを披露した。また、門脇とウエンツによる週刊トークバラエティムービー「麦とウエンツのキョーはゲツヨウ Presented by 鏡月Green」が16日から配信開始(毎週月曜12時公開)。同商品を片手に毎週異なるテーマで2人が語り合う。
2022年05月10日堺雅人主演、絶対に騙せない詐欺師が主人公のコメディードラマ「ダマせない男」の放送が決定。門脇麦、広末涼子、生瀬勝久ら共演者も明らかになった。超が付くおひとよしのサラリーマンの絹咲正(堺雅人)は、婚活パーティーで浅香澪に出会う。正は、澪に頼まれて彼女の父親に会いに行くが、正が会った相手は裏社会にも繋がりのある大手ゼネコン社長・貴島だった。実は澪の正体は、「フレグランスの澪」という異名をもつ女詐欺師。澪は貴島から5億円を騙し取ろうとしたものの失敗し、貴島の支配下にあった。貴島は、リゾート会社社長の大森から10億円を奪ってきたら許すが、それができなければ殺すと正と澪に告げる。澪は、大森から10億をせしめる計画を立てるが、嘘がつけず悪いことのできない正には、とても引き受けられる話ではなかった。しかし、正のあまりの人の良さから、10億円詐欺計画は思わぬ方向へと転がっていく――。本作は、誰も傷つけない、新時代の詐欺師を描く極上のコメディードラマ。超おひとよし男・正を演じる堺雅人は、「変な奴だな、と思いました(笑)」とキャラクターの印象を明かし、「この作品の絹咲正という人は、ちょっとずつ操られて、ちょっとずつ嘘をついて、ちょっとずつ詐欺師に仕立て上げられていくんですが、なんだかその過程って、役者が台本をもらって、徐々に役を作って、本番に行くまでをドラマにしているような感じなんです。ちょっとずつキャラが自分のものになっていく感じを、ずっと撮られているみたいな。手の内を全部バラしているようで、商売上、非常に厄介です。『ああ、この程度なのね、堺は』みたいになるんじゃないかと(笑)。あまり人に見せたくない姿を見せてしまっているけれど、視聴者の皆様には、その姿も見て楽しんでいただければと思います」と視聴者へメッセージを寄せる。また、正を騙して詐欺師に仕立て上げる女詐欺師の澪を門脇麦、正と澪から詐欺計画のターゲットとして10億円の土地売買を持ち掛けられる社長・大森を広末涼子、その10億円を奪うよう指示する貴島を生瀬勝久が演じる。「台本を読んだ時から撮影が待ち遠しく、面白い作品になる予感しかありませんでした」とワクワクしていたという門脇さんは、「日々の撮影も本当に楽しく、何度笑いが止まらなかったことか! 本番中も多々吹き出してしまい、プロ失格ですが、あんなに魅力的な堺さんには誰も逆らえないでしょう」と現場の様子を明かす。広末さんは「このドラマを観てたくさん笑って元気になってもらえたら嬉しいです」と話し、生瀬さんも「この作品の堺雅人さんこそ、僕が見たかった堺雅人さんです!是非、楽しみにしていてください」と視聴者へ呼びかけている。ほかにも、村川絵梨、皆川猿時、小手伸也、岡部たかし、遠山俊也、光石研の出演も明らかになった。スペシャルドラマ「ダマせない男」は3月26日(土)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月09日俳優の窪田正孝が、齊藤工監督による映画『スイート・マイホーム』(2023年公開)の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は小説家・神津凛子のデビュー作の映画化作。長野でスポーツインストラクターをしている清沢賢二(窪田正孝)は「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われる。寒がりの妻と娘のために、たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められるというその家を建てる決心をする賢二は、新居が完成し2人目の娘も加わり幸せの絶頂にいた。ところが、その家に越した直後から赤ん坊の瞳に映るおそろしい影や地下室で何かに捕まり泣き叫ぶ娘など奇妙な出来事が起こり始める。「家」を取り巻く恐怖の連鎖は家族だけに留まらず、関係者の怪死などに波及し始め、そして予想を超えた衝撃の結末に向けて加速していく。俳優として活躍しながら監督としても評価を受ける齊藤と、連続ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』ではバディ役としても共演した窪田が監督と主演としてタッグ。いつか共に作品を作ることを約束してきたという2人が、これまでに見たことのない化学反応を創出し、現在撮影を行なっている。○齊藤工監督 コメント・数多くの作品で共演をしている窪田さんの今回改めて感じた魅力や新たな発見は?窪田さんとは様々な現場でご一緒してきたので現場での立ち振る舞いや些細な配慮、視野の広さ、集中力を見てきました。逆に言うと奥の奥があるというのを知っているので、窪田さんをモニター越しで見ながら、このシーンではもう一個奥まで行ってもらおうと、すごく漠然と伝えても、微細なさじ加減で計算的ではない形にしてくれます。 原作で完結しているものをあえて実写化するのであれば、それを丁寧になぞるのではなく、生身の人間でまた別の世界観を創りあげるべきだと思っています。主人公・清沢賢二像がこの映画のライフラインでありますが、窪田さんはコアな部分を捉えてくださっているので、本当に注文がほぼないです。撮影スタッフからも窪田さんの賢二は絶賛されていて、この時の賢二の表情が見たいということでシーンが増えていくほどです。例えば、相手役に向き合う窪田さんの肩だけが映っているシーンがありましたが、肩だけでも十分に伝わってきたんですよね。どのパーツでも表現出来るのだなと思いました。足の小指のみでも窪田正孝は成立させられるという、部位俳優ですね。全身がその状態になってくれているというか。本当に感動しました。・この映画を楽しみにしている方々に対するメッセージ本作が企画からクランクインする迄に約3年程かかりました。監督と言う立場としては、何よりクリエイティブファースト・作品至上主義という形で強度のある作品にしていかないと、窪田さんをはじめ関わってくださった全てのキャスト・スタッフに本当の御礼にはならないことを肝に銘じています。監督が「齊藤工」ということが独り歩きするような作品では僕は失敗だと思っています。国内は勿論ですが、斎藤工なんて存在や情報を知らない海外の厳しい映画ファンたちに突き刺さるような作品になって初めて、出演や関わって頂いた方たちへの唯一感謝の意になると思います。我々でしか生まれない化学反応、そういった意味合い、必然性のある強度をもった作品に創り上げたいなと思っています。○窪田正孝 コメント齊藤組の現場の雰囲気をどう感じているか?ちょっと不思議な感じはありますね。ドラマでも相方役をやらせてもらって、工さんといると安心感があります。でも俳優部から監督に変わった時に、ポジションが変わるだけで、映像を通して表現者に見てもらうというまた違う感覚があるのが新鮮です。特にこの作品では、僕の演じる役が色んなところに振り回されたり、(主人公として)視聴者目線だからこそ色んなものを背負わなければいけないので、どうしても台本からインプットしたものをアウトプットする時に掛け算とか足し算をしていくんです。 監督はそれを引いてくれるんです。非現実的だけど現実の方に行ってしまったり、嘘になりすぎてしまうようなところにブレーキをかけてくださって、ナビゲートしてくれています。・この映画を楽しみにしている方々に対するメッセージ今、この作品のテーマでもある主人公のホームの撮影に入っていて、色んなことを疑似体験させてもらっています。父という目線もそうだし、子供がいるという感覚だったり、色んな感情が出てきたり爆発したり消化不良を起こしています。この距離だからこそ工さんを通して、俳優部からではない視点から見えたりすることもすごく新鮮だったり、色んな感じたことのない気持ちを日々感じています。それを表現できるように、目下頑張っています。僕なんかには想像もできない視野の広さが監督にはあるので、何か一つでも残せるようにちゃんと自分の仕事を全うできるようにして、作品がどんどん大きくなって、色んな色を帯びて愛される作品なったらいいなと思います。○原作者:神津凛子コメント文字から立ち上がる世界を映像で観られるというのは、異なる世界を旅するようでワクワクします。それが齊藤工監督の素晴らしい感性と窪田正孝さんの卓越した演技で描かれるとなればなおさらです。わたしが見ていた物語のドアはたった一つでしたが、映画をご覧になる方の数だけドアが開かれるのだと思うとその世界の広さはいかばかりかと想像するだけで圧倒されるようです。旅の支度を進めながら、公開を待ちたいと思います。(C)神津凛子/講談社
2022年03月03日俳優の窪田正孝が主演を務める映画『決戦は日曜日』が公開された。坂下雄一郎監督・脚本によるオリジナル作で、とある地方都市を舞台に、衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働いている谷村勉(窪田)が、次の選挙で川島の地盤を引き継ぐ人間として白羽の矢が立った川島の娘・有美(宮沢りえ)に振り回されながら、有美の当選を目指す姿をコミカル&シニカルに描く。朝ドラ『エール』直後に撮影したという同作は、演技に対しても考え方が変わりはじめている状況だったという。現実への皮肉も多大に含む作品についてもどう思っていたのか、主演の窪田にインタビューした。○■宮沢りえと「そんな話ができるなんて…」――作品についてはどのような印象でしたか?今回初めて坂下監督とご一緒させてもらいました。前作の『ピンカートン』(『ピンカートンに会いにいく』)もめちゃくちゃ面白いですし、どんな方なのかなと思っていたら、けっこう無口で、意外にドSな感じがしました。コミュニケーションをとろうとしてもちゃちゃっとしている感じもあって、僕はすごく好きでした。『ピンカートン』でご一緒されていた内田慈さんがいろいろと監督のことを教えてくださって、一緒にいると少し会話が弾むんです(笑)。撮影自体は短かったけど、毎日楽しかったです。――とにかく現実への皮肉が効いていて、どこに着地するんだろうと思いながら観てしまいました。考えるとゾッとしてしまう感じもあって、笑っていいのか? という気持ちもありました。政治のことなど、あまり言っちゃいけないという空気があるじゃないですか。僕はそうとは思わないんです。でも、言えないところはあって、それが映画ならできる。今の政治をただ否定するのではなく、監督の歪んだ愛情を感じられる気がするんです。真面目にやってそれが滑稽って楽しいじゃないですか。だから存分に笑ってもらいたいです。本当に、笑っていいと思うんです。それと同時に、この作品が新しい視点になる気もします。これはあくまでフィクションだから……というところもあるけど、本当はもっとひどいかもよ? という気持ちもある。だから、みんなが声に出さないことを代弁してくれる作品のような気もします。声にできない声を拾っている作品を一つ残せたから、嬉しいです。――共演の方々も個性豊かで、特に有美には振り回されることになりますが、宮沢さんについてはどのような印象でしたか?魅力的な方、です。それはもう世の中が知ってると思うけど、りえさんが現場に入ってくるとすぐにわかるくらいなんです。本当に太陽みたいな方で、常に体温が高いようなイメージ。一緒にいると照らしてくれます。光みたいな、ずっとまぶしいという感じでした。りえさんと共通点があって、いろいろと話を振ってくださったりもしました。撮影の合間に「家のイスはこれがいい」とか身近な話をしていたんですけど、僕は宮沢りえさんとそんな話ができるなんて思ってもなかったので(笑)。キュートなギャップにハートを持って行かれました。家で育てている観葉植物とか、りえさんから贈りものをいただいたりもして、こちらもお返ししたりとか。妻の方がりえさんと仲がいいので、家で渡されたものを僕がそのままりえさんに渡して、仲介役みたいなことをしていました(笑)――共演するまではやっぱり「テレビで見ていた人」というような感じだったんですか?もう「テレビの中の人」でした! 高嶺の花というか。実際に会ってみるとすごく気さくで、こんなに話しやすい方はいないというくらいです。ずっとしゃべっていたいですし、話を聞いていたい方でしたね。――赤楚衛二さんとも同僚役で一緒のシーンが多かったと思いますが、いかがでしたか?何者にも染まらないピュアな感じでしたし、それが役につながっている印象がありましたね。怒ったこととか、あるのかな? すごく透き通っているから、これからどんな役をやってどう体現していくのか、楽しみな役者さんだなと思います。本当に優しい子なので、なんでもしてあげたくなるような感じでした。○■引き算することが楽しい――窪田さんは俳優生活15年になりますが、自分にとって初心に戻る場所や、原点みたいなものはありますか?三池(崇史)さんからオーディションで選んでいただいた20歳の時に「彼のことを選んだ理由は10年後にわかるよ」と言われて、その10年後にもう1度ご一緒したのが『初恋』という映画だったんです。そこで1回恩返しできたのは、1つ原点に戻ったというか、勝手に何か1つのシリーズだったような気がしています。あとはやっぱり、結婚したことで、今がまた1つの原点になったかもしれません。自分はどこか人と共有することを避けて生きてきた方で、誰かと共同生活ができると思っていなかったから、今がすごく0な状態です。初めてやりたいことも色々と出てきました。今までは仕事がないと不安で、今もその気持ちはあるんですけど、それでもプライベートのインプットの時間も大事にしないと、出てくるものも出てこないと思うようになりました。――「共有することを避けて生きてきた」というのは意外でした。人当たりをよくしている自分もいるし、でも人に会いたくないと思う自分も嘘じゃなくて。役者はプレイヤーで表に出る仕事だから、どうしても自分を着飾ったりしてしまいます。20代は特に「カッコつけたい」「よく映りたい」とか、「この作品を残したい」といった思いも強かったんですけど、今はそれよりも溶け込む方がすごく楽しくなっているんです。今まではどうしても芝居を足し算で考えていたところがあって、表現することが仕事だから、もちろん台本はあった上で役の強弱をつけなきゃいけないと思っていたんだけど、最近はそうじゃないなと思えてきて、むしろ引き算することがすごく楽しいです。何も飾らないというか、何も付けない。朝ドラ(『エール』)が終わって次の仕事がこの作品だったので、この映画を撮っていた時が、そんな自分に気付き始めていたくらいだったように思います。僕にとっては貴重な時間でした。■窪田正孝1988年8月6日生まれ、神奈川県出身。2006年に俳優デビュー。08年には『ケータイ捜査官7』でシリーズ監督をつとめていた三池崇史と出会い主演に抜擢される。以降、TVドラマ、映画などを主に幅広く活躍。12年には『ふがいない僕は空を見た』などで第34回ヨコハマ映画祭新人賞、第27回高崎映画祭で最優秀助演男優賞を受賞。主演を務めた『初恋』(20年)は第72回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品される快挙を果たし、世界中の映画祭で喝采を浴びた。20年にはNHK連続テレビ小説『エール』にて主演、第45回エランドール賞新人賞を受賞した。これまでの主な映画出演作は、『ガチバン』シリーズ(11-14年)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13年)、『予告犯』(15年)、『MARS~ただ、君を愛してる~』(16年)、『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ(17・19年)、『犬猿』(18年)、『Diner ダイナー』(19年)、『ファンシー』(20年)、『初恋』(20年)など。2022年には『劇場版 ラジエーションハウス』、『ある男』の公開を控える。 ヘアメイク:糟谷美紀 スタイリスト:菊池陽之介
2022年01月14日俳優の大泉洋が12月7日、東京・台東区で実施されたNetflix映画『浅草キッド』(12月9日配信)の配信直前イベントに柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之(ナイツ)、鈴木保奈美、劇団ひとり監督とともに出席。熱のこもった面白トークを展開した。大泉が劇団ひとりと映像作品でタッグを組むのは、映画『青天の霹靂』以来2作目。劇団ひとりは、今作のプロモーションで大泉と何度も会っていると言い、「もう飽き飽きしてるんですよ! ずっと一緒だから。おとといも一緒にいた。話すことがなくて困ってる」とぼやいた。しかし大泉は、劇団ひとりについて「友達が多くいるわけではない。撮影現場でも相当……いないんです、友達が。僕がいるときだけは、ちょっと楽しそう。僕のクランクアップが、作品のなかで早めだった。そのあとまだ1カ月くらい撮影が残っている感じだった。監督が『大泉さん、寂しいっすよ』とおっしゃって。たしかにそう。僕がいなくなると本当にしゃべる人がいない。寂しそう」と話し、反撃。門脇も、劇中で見せる歌やダンスの練習を劇団ひとりが視察に来たと言い、「本当に表情が出づらい……方(笑)。『大丈夫かな?』ってずっと不安でした」と胸中を吐露。「大泉さんのシーンで、すごい監督が楽しそうにしていらっしゃって、初めて監督の笑顔を見たかもしれない。すごいうれしそうだった」と証言。すると劇団ひとりは「おれは、大泉さんの前でだけ素直になる」と自白。満面の笑みを浮かべていた。さらに柳楽も「大泉さんといるときは楽しそう。『おれといるとき、つまらないのかな……』と」とネガティブ発言。劇団ひとりは、柳楽の今作に関する記事を読んだと話して「『作品を初めて試写で見て、監督のこと好きになりました』と。作品見るまでは嫌いだったのかな」とぼやいた。イベント最後に大泉は「劇団ひとりはダメな男ですけど、この作品はすばらしいと思います! 劇団ひとりを嫌っても、『浅草キッド』は嫌わないでください!」と往年のアイドルの名文句をもじって猛烈にアピール。会場を笑わせた。本作は、大泉と柳楽がW主演を務める青春映画。若き日のビートたけし(柳楽)とその師匠・深見千三郎(大泉)を中心としたお笑いをめぐる生き様を描く。今回のイベントは、ビートたけしが深見とかつて過ごした浅草フランス座(現・東洋館)で実施された。
2021年12月07日俳優の窪田正孝が主演を務める映画『決戦は日曜日』(2022年1月7日公開)の予告映像が28日、公開された。同作は坂下雄一郎監督の脚本によるオリジナル作。とある地方都市を舞台に、衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働いている谷村勉(窪田)が、次の選挙で川島の地盤を引き継ぐ人間として白羽の矢が立った川島の娘・有美(宮沢りえ)に振り回されながら、有美の当選を目指す姿をコミカル&シニカルに描く。解禁となる予告編は、川島有美の衆院選立候補表明会見から始まる。地元の有力な議員として手腕を振るっていた衆議院議員の父・川島昌平の地盤を引き継ぎ、二世議員が何を語るのか注目が集まる中、有美の口から発せられたのは各々を「かくかくが、かくかくの信頼を取り戻す」という読み間違い。私設秘書の谷村は心の中で 「おのおのだよ……」とツッコむ。「君たち秘書があのバカ操作してくれないと! うまくいくものもいかんだろう!」「もっとち ゃんとしなさいよ!」と地方議員や後援会からの叱責に「申し訳ない」「すみません」と頭を下げてばかりの谷村、岩渕(赤楚衛二)、田中(内田慈)、濱口(小市慢太郎)、向井(音尾琢真)の事なかれ主義の秘書チームは、やる気だけは十分な世間知らずのド素人二世候補による「他候補者の街頭演説に横槍を入れる」「突撃取材に怒り暴行」などの行動に頭を悩ませる。「クルーの皆さんも当選目指してがんばりましょう!」と発破をかける有美に対し「ちょっと欧米感あったね」「やる気あるんですけど、わかってないんですよね」とどこか冷めた反応も。さらに映像では、「気になることがあったら何でも言って!」と有美に言われ、谷村は「今の振る舞いではただの不愉快な素人に見える」「やる気があるのはいいが、やり方をはき違えている」「相槌が適当過ぎて話を聞いていないのがバレている」「スマホのカバーダサすぎ」と列挙し、怒りのあまり表情が固まった有美は事務所の屋上から「改善を要求しま す!」と演説する始末。予告の最後には有美の「日本の政治は終わってる」「選挙に落ちたらいい」という衝撃の発言と驚く谷村の姿も収められた。(C)2021「決戦は日曜日」製作委員会
2021年10月28日来年1月に公開の窪田正孝×宮沢りえ共演のポリティカルコメディ『決戦は日曜日』より、本予告が解禁となった。本作は、窪田正孝演じる事なかれ主義の議員秘書が宮沢りえ演じる世間知らずの二世議員とともに選挙戦を戦うことになる、ユーモアと皮肉に満ちた新時代のポリティカルコメディ。 脚本・監督を務めるのは『東京ウィンドオーケストラ』『ピンカートンに会いにいく』などのオリジナル脚本でコメディ作品を発表してきた坂下雄一郎。執筆に5年の月日をかけた脚本で、豪華キャスト陣によるコミカル&シニカルな選挙活動を描く。解禁となった予告編は、宮沢さん演じる川島有美の衆院選立候補表明会見から始まる。地元の有力な議員として手腕を振るっていた衆議院議員の父・川島昌平の地盤を引き継いだことを示す重要な局面だ。二世議員が何を語るのか注目が集まる中、有美の口から発せられたのは…「かくかくが、かくかくの信頼を取り戻す」というまさかの堂々たる読み間違い。窪田さん演じる私設秘書・谷村勉は心の中で「おのおのだよ…」と、心の中でツッコむのだった。「君たち秘書があのバカ操作してくれないと!うまくいくものもいかんだろう!」「もっとちゃんとしなさいよ!」と地方議員や後援会からの叱責に「申し訳ない」「すみません」と頭を下げてばかりの谷村、岩渕(赤楚衛二)、田中(内田慈)、濱口(小市慢太郎)、向井(音尾琢真)の事なかれ主義の秘書チーム。有美はド素人の二世議員であってもやる気だけは十分。他候補者の街頭演説に横槍を入れ、突撃取材に怒り暴行するなど世間知らずな行動を取り、秘書たちの頭を悩ませることに。秘書チームの面々も、「クルーの皆さんも当選目指してがんばりましょう!」と発破をかける有美に対し「ちょっと欧米感あったね (笑)」「やる気あるんですけど、わかってないんですよね」とどこか冷めた対応。足並みのそろわないまま、彼らは選挙戦を戦い抜くことができるのか…と思った予告の最後には有美の「日本の政治は終わってる」「選挙に落ちたらいい」という衝撃の発言と、それに驚く谷村の姿が。果たして、前代未聞の選挙戦の行方は…?本格的なコメディ映画は初挑戦だという宮沢さんのコメディエンヌぶりも光り、本編への期待が高まる予告編となっている。『決戦は日曜日』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:決戦は日曜日 2022年1月7日より全国にて公開Ⓒ2021「決戦は日曜日」製作委員会
2021年10月28日妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝らが出演する映画『ある男』が2022年に公開されることが31日、明らかになった。同作は第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説の実写化作。主人公である弁護士・城戸(妻夫木)はかつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は子供を連れて再婚した相手・大祐と幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまい、さらに彼が本物の「大祐」ではないことが発覚する。 城戸は“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく。監督は、『愚行録』(17年)でベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜜蜂と遠雷』(19年)では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞し、国内外で高い評価を得る石川慶。 脚本は、『リアリズムの宿』(03年)、『リンダリンダリンダ』(05年)、『マイ・バック・ページ』(11年)、『聖の青春』(16年)など、数々の話題作を手掛けてきた向井康介が務め、石川監督とは『愚行録』に続き2本目のタッグとなる。妻夫木は主人公の弁護士・城戸章良を演じ、石川監督とは『愚行録』『イノセント・デイズ』に続き、本作で3度目のタッグで初の弁護士役に挑む。安藤は城戸に夫の身元調査を依頼する谷口里枝を演じ、映画への本格出演は『万引き家族』以来4年ぶりに。窪田は里枝の夫となる谷口大祐を演じる。さらに、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明といった日本を代表する豪華俳優陣が顔を揃えた。○妻夫木聡 コメント人間のアイデンティティとは何かを問い詰めるこの作品との出会いは、自分の人生を見つめ直す良いきっかけとなりました。人生に正解はない。かといって間違いもない。どんな答えであってもいいと思う。だから恐れずに向き合って欲しい。観てくださった方にとって、この作品が人生の道標のような存在になるのであれば僕は幸せです。○安藤サクラ コメントわたし自身がこの作品がどんな映画なのか、なかなか想像ができません。ミステリーと一括りにしてしまうのは勿体ないなと思いつつラブストーリーなのかサスペンスなのか、、と問われるとこれまたわかりません。でも現場では、ジャンルにとらわれず人間模様をやさしく繊細に、且つ淡々とシンプルに描いていたように思います。久しぶりの映画、石川監督のもと、たくさん笑ってたくさん泣いて、苦しみながらも楽しく撮影させていただき、あ~わたしは現場が好きだ!と再確認しました。この作品だったからそう感じられたのだと思います。公開が楽しみです。○窪田正孝 コメントある男の静寂な心の中に蠢く「悍ましいナニカ」をずっと感じながら演じてました。人の皮を被った怪物が身体の中からずっと自分だけをみている。そんな支配されて壊れきった空っぽの心を里枝が少しずつ溶かしていく。里枝役のサクラさんはやはりとても刺激的で芝居の面白さ、やりがい、その答えをどこまでも追求していきたい衝動に駆られました。ある男が観て頂く方々にどんな感情を残すのか今から楽しみでなりません。○清野菜名 コメント今、日本映画を牽引する俳優陣の中に畏れ多くも入れていただき毎日が刺激的でした。完成した作品を観るのを、心待ちにしています。○眞島秀和 コメント大好きな石川組に再び参加することができて、大変嬉しく思っています。しかし、石川組では繊細な緩急が求められますので試練の場にもなりますが、その緊張感の心地よさが石川組の魅力でもあります。頂いた役がほんのちょっとでも映画のスパイスになってますように。。○小籔千豊 コメント台本を読んで、撮影に入る前からビビり倒しておりましたが、撮影に入り改めてとても素晴らしい映画に参加させて頂いていると、恐縮しっぱなしでした。パッパと撮影していくものかと思いましたが、じっくり監督が向き合ってくださり、演出してもらえて助かりました。妻夫木さんはただの気のいい兄ちゃんで、撮影の合間では楽しくおしゃべりしていたんですが、本番はがっつり俳優オーラ全開出してくるので圧倒されました。素敵な映画のひとつのパーツになってしまった事を、ビビりながらも密かに光栄に思っております。○仲野太賀 コメント石川組『ある男』に参加できたこと、とても嬉しく思います。脚本を読んだ時、この役の人生を辿ってみたいと強烈に惹かれました。それは物珍しさではなく、心に共感めいたものが湧き上がったからだと思います。空白になってしまった時間に色を塗っていくように、実人生では経験できないような感情を手繰り寄せて、心を込めて演じました。○真木よう子 コメント台本を読んで「心憂い」そんな言葉が思い浮かびました。重く、深く、心が滲むような、、何と表現すれば良いのか、、でもどこかで、こんな映画を待っていた。とても素晴らしい作品に携われたことが大変光栄です。○石川慶監督 コメントシンプルなタイトルに惹かれて手に取った『ある男』。 「これは誰もが映画化したがるに違いない」という思いと同時に「こんなに映画化が難しい小説もそうそうない」という、相反する感想を持ちました。でも、すでに『ある男』に強烈に共鳴してしまっていた自分には、手を挙げないという選択肢はありませんでした。この大きな挑戦に、妻夫木聡という役者が一緒に戦ってくれたことは、とても大きな意味を持っています。常に変わらず、そして常に新しく、底が見えずとも物語の深層へ、躊躇なく一緒に潜ってくれる、自分にとって唯一無二の存在です。そこに、安藤サクラさん、窪田正孝さん、清野菜名さん、眞島秀和さん、小籔千豊さん、仲野太賀さん、真木よう子さん、柄本明さんといった、日本映画界の最前線にいる俳優たちが集結してくれました。カメラの後ろで日々目撃した、あの奇跡のような瞬間の数々を、早くみなさんに届けたくてうずうずしています。○原作:平野啓一郎 コメント『ある男』は、私の小説家生活20年目のタイミングで刊行された長篇です。前作『マチネの終わりに』で描いた「未来は過去を変える」という主題を、分人主義的に更に発展させ、「愛にとって過去は必要なのか」という切実な問いを追求しました。重層的に入り組んだ複雑な構成美が持ち味の小説なので、映像化はなかなか難しいだろうと思っていましたが、素晴らしい監督と俳優陣に恵まれ、強く胸を打つ映画となったことに感動し、また感謝の気持ちを抱いています。原作と映画、両方の世界を是非お楽しみください。(C)2022「ある男」製作委員会 (C)ogata_photo
2021年08月31日ドラマから引き続き、原田知世と田中圭がW主演を務める映画『あなたの番です 劇場版』。この度、本作の新たなキャスト、門脇麦と酒向芳の2名の出演が明らかになった。菜奈と翔太が引っ越してきたあの日、もしも、住民会に出席したのが翔太だったら、あの交換殺人ゲームが始まらなかったら…そんな“もしもの世界”を描く本作。今回新たに出演することが分かった門脇さんが演じるのは、とある目的でクルーズ船に乗り込んだ謎の女。何一つ明かせない謎と疑惑に満ちた彼女が、登場人物たちとどのように絡んでいくのかが大きな見どころだ。「まさか自分が出演させて頂けるとは思っていなかったので、驚きでした」と出演が決定した当時をふり返った門脇さんは、「私が演じるのは、ある目的を持って、船に乗り込んでいる女性です。ドラマとは違う設定で、さらにパワーアップしていて、ドラマを観ていた方は勿論、ドラマを観ていない方も楽しめるようになっています」と説明。そして「たくさんの登場人物がいて、時系列が入り乱れていたり、いろんな伏線が張られているので、何度でも劇場に足を運んで楽しんで頂けたらと思います」とコメントしている。また、ドラマファンには馴染み深いながらも、名前しか登場しなかったあの早川教授が、ついにその姿を現す。演じるのは、名バイプレーヤー酒向さん。本作では彼の研究内容も明らかになる。早川教授は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の博士のイメージだそうで「ワクワクしながら、役作りを模索しました」と酒向さん。「この『あな番』チームに、ある種“違う雰囲気の存在”として、参加できていれば良いなと思います。是非、劇場で楽しんで下さい」とメッセージを寄せた。さらに今回、新キャストたちも怪しげに登場する最新映像が到着。衝撃のドラマ映像からスタートする本映像は、なぜか水の勢いで空高く飛んでいく藤井(片桐仁)や、「黙祷~!」と謡う尾野(奈緒)、絶望の表情で何かを見上げる菜奈や、なにかありそうな笑みを浮かべる黒島(西野七瀬)、二階堂(横浜流星)の華麗なキックと、気になるシーンが次々と映し出されていく。『あなたの番です 劇場版』は12月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたの番です 劇場版 2021年12月10日より全国東宝系にて公開©2021『あなたの番です劇場版』製作委員会
2021年08月19日窪田正孝と宮沢りえが共演する、ユーモアと皮肉に満ちた新時代ポリティカルコメディ映画『決戦は日曜日』よりティザーポスタービジュアルと場面写真が到着した。今回完成したティザーポスターは、選挙が近くなると街中で目にする選挙ポスターを模したデザイン。民自党公認・新人の川島ゆみ(宮沢さん)の選挙ポスターが貼られ、その下で主人公・谷村勉(窪田さん)が困惑の表情を浮かべる、選挙戦の行方が気になる仕上がりとなっている。そして今回新たに、場面写真が9点一挙に到着。谷村や、市民の前で熱弁する川島。川島をサポートする秘書軍団メンバー岩淵勇気(赤楚衛二)、田中菜々(内田慈)、濱口祐介(小市慢太郎)、向井大地(音尾琢真)。癖のありそうな後援会重鎮三人衆や、県議会議員などの姿も写し出されている。『決戦は日曜日』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:決戦は日曜日 2022年1月7日より全国にて公開Ⓒ2021「決戦は日曜日」製作委員会
2021年07月28日門脇麦主演で社宅のベランダを舞台に、不倫まで壁1枚というお隣同士の危うい関係を描く新ドラマ「うきわ ―友達以上、不倫未満―」。この度、新たに大東駿介、西田尚美、蓮佛美沙子、田中樹(SixTONES)、高橋文哉、小西桜子の出演が決定した。大東駿介が演じるのは、社宅住まいの主婦・中山麻衣子(門脇さん)の夫、“たっくん”こと中山拓也。「日常の決断で生まれた小さな波紋が、いつの間にか大きな波に変わり、大切な人が“うきわ“を必要とすることになってしまう。僕のせいですごめんなさい。と毎朝心で唱えてから現場へ向かい、それは心にしまって、日々波を起こしております」と撮影の日々を語り、「とはいえ、その波が心地よいこともあるのかもしれませんね」ともコメントしている。また西田尚美が、麻衣子の隣人・二葉さん(森山直太朗)の妻の二葉聖。蓮佛美沙子が、たっくんの同僚・福田歩。田中樹(SixTONES)が、聖が通う陶芸教室の先生・田宮悠を演じる。西田さんは「原作では、顔が一切描かれておらず後ろ姿だけなのですが、彼女の想いがすごく感じられて胸が詰まるような、なんとも言えない気持ちになりました。ドラマでは聖さんのそんな表情や感情が表現出来たらと思っています」と意気込み、蓮佛さんは「福田さんは、息苦しく海を泳ぐ魚のような人です。彼女が何に囚われ、何に救いを求め、どう変わっていくのか、ぜひハラハラザワザワしながら、見守ってもらえたら」と呼びかける。「田宮くんはストレートでピュアな男の子」と演じるキャラクターの印象を語った田中さんは、「素直にシンプルに演じようと思い臨んでいます。このドラマはいい意味で平凡。そこが溶け込みやすく、自分と状況が違ってもどこか共感しやすいのではないかなと思います。『不倫』『浮気』といったジャンルに騙されず、そしてフィルターをかけずに見てもらえると嬉しいです!」と話している。そして高橋文哉が、麻衣子のパート先のクリーニング屋のアルバイト・佐々木誠役。小西桜子が、二葉さんとたっくんの部下、愛宕梨沙役で出演。高橋さんは「一見クールでありながら、人の事をよく見ていて相手の気持ちを汲み取ることができるからこそ中山さんの変化や心情に言及していく」と役どころを明かしつつ、「中山さんと佐々木くんの掛け合いは温度差や考え方の違いが見えて、とても面白いと思います。佐々木くんの成長も合わせてご覧ください!」とアピール。今回脚本を読み、純粋さや切なさがじわじわと沁みて胸が苦しくなってしまったという小西さんは、「人間らしく魅力的な登場人物に、男女問わずどこか共感したり、少しでも救われることがあるのではないかなと思います。愛宕さんの妙に達観したユニークなキャラクターも、楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せている。さらに今回、本作の“不倫まで壁一枚”の関係を表現したポスタービジュアルも到着した。「うきわ ―友達以上、不倫未満―」は8月9日より毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月14日門脇麦主演のドラマ「うきわ ―友達以上、不倫未満―」の放送が決定。森山直太朗が共演することも明らかになった。原作は、現在新作「うきわ、と風鈴。-友達以上、不倫未満-」が連載中の野村宗弘による「うきわ」。「最終巻は涙なくしては読めない!」と、2015年に完結した本作。社宅のベランダを舞台に、不倫まで壁1枚というお隣同士の危うい関係が描かれる。門脇さんが演じるのは、自称“可もなく不可もない”主人公・中山麻衣子。不倫に揺らぐ、人妻役に初挑戦。麻衣子の隣人で、麻衣子の夫の上司でもある二葉一役を森山さんが演じる。ベランダでの会話を機に、仲良くなる2人。そんな2人の共通点は、配偶者に浮気されていること――。お互いの傷に寄り添いあう中で、ベランダの時間は2人の楽しみになっていく。不倫を通して描かれる、麻衣子の中に眠っていた強さ、二葉夫婦の過去、不倫に走ってしまった人たちの背景も見どころな、ビターで切ない、大人のラブストーリーとなっている。門脇さんは本作について「裏切った人裏切られた人、どんな人にもそれぞれの事情があり、そしてどんな状況でも誰かにとって救いの存在になることができる。今作はそんな人間模様を否定も肯定もせず、優しいまなざしで切り取った作品のように思います」とコメントし、「何より、二葉さん演じる森山さん、最高です。良い作品をお届けできるよう、現場の皆様と力を合わせてがんばります。お楽しみに!」と呼びかける。一方、「毎日がクランクアップのつもりで挑んでいます」と語る森山さんは、「門脇さんはただ真っ直ぐ前を見つめている人。ただただ頼もしいです」と共演した印象を明かし、「テーマは普遍的で裏切りや一定の嘘が介在しているけど、人の持つ業を肯定する愛情に満ちた物語です。駄目で不器用な人たちだけど、"悪い人"が一人も出てこない理想の世界がそこにあります。誰かと語らえるようなドラマです」と作品について説明した。なお、脚本は「アライブ がん専門医のカルテ」で市川森一脚本賞を受賞した倉光泰子、監督は「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」を手掛けた風間太樹が担当する。「うきわ ―友達以上、不倫未満―」は8月、月曜日23時6分~テレビ東京系にて放送予定。Paravi&ひかりTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2021年07月02日現在公開中の門脇麦主演映画『あのこは貴族』のオーディオコメンタリー付き上映が3月5日(金)より公開されることが決定した。今回公開が決定したオーディオコメンタリーに参加したのは、主人公の箱入り娘・華子役を演じた門脇さん、地方から上京し自力で生きる美紀役の水原希子、華子の友人でバイオリニストの逸子役の石橋静河、美紀の地元の友人・平田役の山下リオ、そして本作の監督の岨手由貴子。収録では、映画の本編に合わせて撮影当時の裏話や爆笑エピソードを思い出し、和気あいあいと行われ、門脇さんは、錚々たるキャストが集った榛原家の会食のシーンについて「重厚感があってゴッドファーザーみたいだった」とふり返り、食事シーンが多かったものの食べられないシチュエーションばかりだったそうだが、「蓋が締まっていた小鉢はこっそり中身を食べていた」と明かす場面も。そんなキャスト陣が撮影時の裏話を語りつくすオーディオコメンタリー付き上映は、主に視覚障がい者向けに音声ガイドを提供している仕組みを使用して、全ての上映劇場・上映回で利用可能。スマートフォンなどの端末を使って専用アプリから副音声データを事前にダウンロードすれば、上映中はネットの接続なしで利用できる。そして今回、コメンタリー収録時に一番の盛り上がりを見せたという「華子と美紀の初対面」のシーンが到着。逸子がそれぞれを紹介し、お雛様展の話題から、幼少期のそれぞれの家庭の差が垣間見える。「希子ちゃんが小鹿みたいに震えているんだよね」という岨手監督に、水原さんは「東京のお嬢様たちを目の前に緊張しました」とふり返る。一方、華子と美紀を会わせる仲介役となった逸子役の石橋さんは「華子ちゃんがフワ―としているのに意外とボス感がある」と印象を語った。また山下さんは、美紀との印象的な自転車のシーンについて「希子ちゃんに自転車を漕がせるのは私の体重が支えられるかどうかと思って不安だった」と明かしている。お昼帯の収録だったため、途中お腹が鳴るハプニングに見舞われつつも、終始、和やかな雰囲気だったという。『あのこは貴族』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月03日●影響を受けた人は三浦貴大『愛の渦』『二重生活』『止められるか、俺たちを』『さよならくちびる』など、20代にして、多くの代表作を持ち、演技派女優としてまい進している女優・門脇麦の最新主演映画『あのこは貴族』が2月26日より公開になった。山内マリコ氏の原作小説をもとに、結婚こそが幸せという価値観で生きて来た良家の子女の華子(門脇)が、全くことなる人生を生きて来た美紀(水原希子)と出会い、自身の人生を模索し始める。自らの生き方を見つめていくヒロインを演じた門脇に、自身の仕事や人への向き合い方を聞いた。また、昨年開始したInstagramのことやSNSの活用法からは、素顔がちらりと覗いた。○■『あのこは貴族』はヒロイン解放の物語――親の敷いたレールの上を歩いてきた華子ですが、大人になってから、自分自身を見つけようともがき始めます。本作から、どんなメッセージを受け取りましたか?華子という女性を主人公にしてはいますが、女性に限らず、人は生まれ育った場所や環境、仕事、出身校といったことで、知らず知らずのうちに自分のことをカテゴライズしているってことあると思います。学校や結婚など、確かに華子は両親が敷いたレールの上を歩かされてきたかもしれない。でも、そこを実際に歩いてきたのは華子です。外れることなしに。大人になればなるほど、敷かれたレールの上を歩いたままのほうが楽ですよね。ということは、歩かされているようでいながら、その上を歩くことを選択してきたともいえる。でも、自分を見つめ直したり、人との出会いや経験によって新しい自分を見つけてあげたりすること、認めてあげること、自分のことを許してあげることで、そこから外れることが可能になり、解放されていく。そうした人間の物語だと思いました。○■以前は“やってる感”の中で安心していた――門脇さんは、ご自身のキャリアや年齢について考えることはありますか?あんまりないですね。ただ、今が一番楽しいです。経験を積むことによって、だんだんバランスが取れるようになって、今まで力み過ぎていたんだなとか、そうしたことが分かるようになりました。最近は釣りをしたり山に行ったり、休みの日は外に出るようにしてますが、以前はそうした余裕がありませんでした。ストイックに追い込むことで安心感を覚えていたのでしょうね。でもそれはある意味で自己満足というか、“やってる感”の中で安心してたんだなと気づいたんです。それでやめようと。今の方が想像以上に楽だし、すごく精神的にも健康で以前よりもアイディアも作品欲も自然と湧いてくる感じがします。プライベートも仕事もいい感じで両立できるようになりました。――本作の華子ではありませんが、門脇さん自身も解放されたんですね。仕事現場でどなたか影響を受けた人はいますか?三浦貴大さんです。わたしが仕事への向き合い方に悩んでいる時期に、たまたま何度か共演する機会があって。三浦さんの作品への取り組み方が本当に素敵で、ものすごく影響をうけた先輩です。○■人と向き合っている感覚を忘れたくない――多くの人と関わるお仕事ですが、仕事人として、何か気を付けていることはありますか?真心を持つこと。ちょっとしかいられない現場もありますし、大河ドラマのように期間をかけて向かい合う仕事もありますが、どの現場でも変わらず真心を持つこと。誠実に人と向き合うこと。たくさんの人と会えば会うほど、適当におざなりにしようと思えばできると思うんです。でもちゃんと真摯に向き合う。エネルギーを使うことだけれど、そこは心掛けています。――常に、対象が人であることを意識している。そうですね。分かりやすく具体的に例を出すならば、たとえばこうした取材でも、どうしても同じ質問が出てきますよね。でも、質問内容は同じでも、質問して下さる方は毎回違うわけだから、目の前にいる方とお話しているんだという感覚になれば、全然大変じゃない。ちゃんと人と向き合うという感覚を持っていると毎回新鮮な気持ちでしゃべれるわけで。撮影の現場には本当にたくさんの人がいて、さらに現場によってスタッフさんが変わるので皆さんのお名前を覚えるのは確かに大変ですが、そういう部分を今後も大切にしていきたいです。●大河ドラマの撮影途中に手術○■昨年の夏にICLの手術をして、よりパワー全開――それも経験を積むことによって、見出してきたことですか?そうですね。昔は全然余裕がなくて。周りを見たりできていませんでした。あと、単純に目が悪くて見えていなかったのもあります。特に芝居中はコンタクトを外して、見えない状態でお芝居をしていました。それが、去年の夏くらいに、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術をして、すごく見えるようになったんです。見えない方が芝居しやすいと思って10年間やってきましたが、見えた方が間違いなく楽だと知りました。(笑)。――見え過ぎて疲れませんか?全然疲れないです。大河ドラマの撮影の途中に手術したので、視界の悪い大河も、すごく見えている状態での大河も、両方経験しました(笑)。以前は、カメラの向こう側の人まで見えてしまったら、集中できないんじゃないかと思っていたのですが、むしろ一緒に頑張っている感じがして、パワーが出るんです。目が見えるってすごいです。――なぜこのタイミングに?昔から興味はあったんです。ただ怖くて。でも、やっぱりやりたいことはやっておこうと。ちょうど同じくらいの時期に引っ越しもしました。何か行動を起こしたい時期だったのでしょうね。○■趣味の情報収集はもっぱらTwitterで――ちなみに「行動」といえば、昨年はInstagramも始めましたよね。SNSとはどう付き合っていますか?今まで自分のコンテンツを持っていなかったので、ファンの方との交流の場になればいいなと思って始めました。でも、どうやって活用していいのか、まだ分かってません。もっと素敵な活用法があるんじゃないかなと思って模索中です。――では今は発信より、情報を見たり集めたりするツールとして使っている感じですか?それはもうお世話になりっぱなしです。ニュースも何もかも、情報収集はTwitterです。私が大好きな釣りとか、キノコとかって、情報戦なんです。今年はここの太刀魚がとか、富山でこのキノコが出たとか。そうした趣味仲間がTwitterを使っているので、わたしも使っています。――すごく謳歌している感じが伝わってきて、プライベートの充実が女優としてのお仕事にも反映されていきそうで、これからの活躍も楽しみです。最後に主演作公開へのメッセージをお願いします。生まれた環境だったり、こういう自分でいなきゃいけないとか、こう生きていくべきなのだと、自らを囲ってしまった人たちがたくさん出てくる物語です。もう少し自分をいい意味で諦めたり許してあげたり、そうした勇気を持ったり、人との出会いを重ねることで、もっといい自分が見つけられる、そう思える映画になっていたらいいなと思っています。■プロフィール門脇麦1992年8月10日ニューヨーク生まれ、東京育ち。幼少期よりバレリーナを目指し、クラシックバレエに勤しむが、その後、芸能界へ。2011年に女優デビューを果たし、翌年公開された映画『愛の渦』での果敢な演技により、多くの賞を獲得。16年、『二重生活』で映画単独初主演。近年は『止められるか、俺たちを』(18)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。また『さよならくちびる』(19)で第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。第59作大河ドラマ『麒麟がくる』ではヒロインを務めた。今後は、主演舞台『パンドラの鐘』が、4月14日~5月4日、東京芸術劇場シアターイーストで上演予定。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年02月28日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、門脇さんと水原さん、それぞれの友人役を演じた石橋静河、山下リオの4人が見事なカルテットで魅せたメイキング映像が到着した。東京生まれ、東京育ちの箱入り娘・華子(門脇さん)と、大学進学をきっかけに上京してきた上京組の美紀(水原さん)。同じ空の下、まったく違う世界を生きてきた2人が出会い、交差することで、それまで囚われていた価値観から抜け出し、思いも寄らない人生を切り拓いていく。そんな女性2人の姿を小気味よく、清々しく描いた本作。門脇さんと水原さんがいまを生きる女性たちの葛藤と成長を見事に表現する中、本作には華子と美紀、そして門脇さんと水原さんにとっても欠かせない重要な役を担った女優がいる。華子の友人であり、プロのヴァイオリニストとして海外でも活躍、上流階級の家庭に生まれ育ちながら、地に足つけた独自の価値観で華子に良きアドバイスを送る逸子役を演じた石橋静河。そして、美紀と同郷で同じ大学に進学、一時は疎遠になっていたが、美紀と同窓会で再会したのを機に意気投合、美紀の良き相談相手となる平田役を演じた山下リオだ。華子にとっては、自分の素直な本音を明かせる唯一の友人といえるのが逸子であり、美紀にとっては、共に地方から上京し、支え合いながら東京を生き抜く戦友ともいえる役どころの平田。先日行われた公開直前イベントの中で、門脇さんは「この2人(華子と美紀)の友達に逸子と平田がいて本当によかったと思う」と口にしており、劇中では絶妙な距離感で心地よい空気感を作り出し、抜群の存在感を放っている。今回解禁となる映像では、そんな4人の女優に焦点を当てたメイキングシーンが切り取られている。門脇さん、水原さんの初共演シーンとなるホテルのラウンジでのひと幕や、タブレットを見ながら和やかな雰囲気で撮影の合間時間を過ごす門脇さんと石橋さんの姿、さらに、以前共演して以来、プライベートでも仲がいいという水原さん、山下さんは本当の親友のように和気あいあい。勢いあまって頭をぶつけるちょっとしたハプニングも映し出された。それぞれが演じた華子、美紀、逸子、平田という4人の女性。それぞれが抱える生き辛さを共有し、支え合いながら、自らの足で人生を切り拓いていく劇中の姿が浮かび上がるメイキング映像となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月25日21歳にして『愛の渦』で大胆な演技に挑み、表現することへの果敢な姿勢で観客の心を奪った門脇麦さん。東京に生きる2人の女性がそれぞれの人生を切り拓いていく『あのこは貴族』では、大きな愛に胸を熱くさせてくれる。愛する表現の深さは、私自身の生き方で決まる。門脇さんが演じるのは、東京生まれの箱入り娘・榛原華子(はいばら・はなこ)。結婚こそが幸せと信じて育った彼女は、良家の青年・青木幸一郎と出会うのだが、甘くない現実に息苦しさを感じる。そんななか、地方出身で自分とは違う世界に生きる時岡美紀と人生が交錯する。「華子と美紀は育った環境も価値観も違うし、気が合う者同士ではないかもしれません。でも、ひょんなことから出会い、ほんの一瞬、人生が交わるなかで共鳴し合う。すごい人間賛歌ですよね」結婚や恋愛だけではない人生を見つめる作品の根底に流れるのは、大きな愛。幸一郎への「恋」から始まった華子の成長は、ラストシーンで彼を見つめる眼差しに「愛」を感じさせる。「幸一郎への最後の眼差しは、男女の関係性を超えた人類愛ですよね。ふたりは似た環境に育っているので、おたがいの息苦しさをより感じ合える。あの表情は、華子が自分自身という人間を少し受け入れることができたから生まれたものなのかな」そう、自分を認められない人間は、誰かを愛することなどできない。華子は、それに気づかせてくれる存在でもある。「愛する」という表現で、門脇さんが大切にしていることは?「表現しようと思って出てくるものではないですからね。自分を愛せないと人を愛せないのと同じように、現場を丸ごと愛さないと愛情は溢れてこないと思っていて。脚本も監督も、共演者もその役も、自分の役もそうですし、現場の空気やスタッフさん全員に愛情がないと、そこが太くならない。愛をどう表現するかというよりは、作品丸ごと愛情を注ぐというのが、自分の中ではいちばん演じやすい方法です」演技の話をするときには、「役になりきる」という表現がよく使われる。けれども、門脇さんの感覚は、それとはまったく別物なのだそう。「役になりきるという感覚になったことがなくて。もちろん相手役の人にだんだんと情が湧いたり、その役を愛おしく感じたりもしますけれど。でも、私、そもそも恋愛の“愛する”みたいな役はそんなにないんですよね(笑)」恋愛の「愛する」表現も見てみたい。門脇さん自身は、ラブストーリーを演じてみたい?「とてもやってみたいです。『天安門、恋人たち』みたいな骨太なラブストーリー。時代に翻弄されて関係性が変わらざるを得ないけど、それでも一緒にいるみたいな話が好きなので。結局、男とか女とかじゃなくて、そこに人類愛を感じるんですよね」そんな門脇さんが「愛する」という表現に思うのは?「お芝居でいうと激しい愛でも穏やかな愛でも、使う言葉や肉体表現、瞬発力や表現の大小が違うだけで根っこのスイッチは一緒な気がします。愛の種類よりも発動スイッチがいかに深くて大きいかのほうが大事なのかなと思います。その深さや大きさは、今まで自分が生きてきた全部によって決まってくるから、自分で深くしようと思ってできるものじゃない。自分がどれだけ真剣に物事に取り組んできたかにもよりますよね。だから、その表現は役じゃなくて、完全に私自身の私生活で決まってくる。子供を産んだら、もっと深くなるんでしょうし、新しい出会いや別れによっても育ってくる。どういう表現がしたいかというよりは、自分の生きていく人生の中で、そのスイッチをどう深められるかに尽きるのかな」門脇麦1992年8月10日生まれ。東京都出身。2011年に女優デビューし、『愛の渦』(‘14年)で数々の新人賞を受賞。主人公・榛原華子を演じた『あのこは貴族』(監督:岨手由貴子、原作:山内マリコ)は2月26日公開。ワンピース¥67,000(マメ クロゴウチ/マメ クロゴウチオンラインストア TEL:0120・927・320)サンダル¥17,200(スタッカート/バロックジャパンリミテッド TEL:03・6730・9191)イヤリングはスタイリスト私物※『anan』2021年2月17日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・小谷雄太(UM)ヘア&メイク・草場妙子取材、文・杉谷伸子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年02月11日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが出演する、リアルを徹底追求した“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」より、選りすぐりの映像が映し出されるPR映像が公開された。「限定された空間、限られた時間、限られた状況」でリアルタイム進行する「半径3メートルの人間ドラマ」をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで配信する本作。リアルな臨場感を漂わせながら、様々な限定空間の中で追い詰められた主人公たちが、深みのある人間ドラマが展開されていく。配信開始まであと約1か月となった今回、全6話のエピソードがそれぞれ放つ世界観を、満を持して初めて映像で一挙公開。第1話の井戸を覗く男女3人や、第2話のタクシーに乗っている門脇さん、第3話の狭いユニットバスのシーンなどと、不思議な世界観を覗くことができる。“ここから一体何が起こるのか!?”とワクワクするような緊迫シーンや衝撃シーン、思わずハッとさせられる主人公たちの追い詰められた様子が厳選収録されている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(cinemacafe.net)
2021年02月05日門脇麦と水原希子が対照的な2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、その2人の女性をつなぐ幸一郎役を演じた高良健吾の特別映像が解禁となった。東京の上流階級に生まれ育った華子(門脇さん)と、大学への入学を機に地方から東京へ出てきた美紀(水原さん)。異なる世界を生きてきた2人を結びつけることになるのが、高良さん演じる弁護士の幸一郎。華子とはお見合いを経て、後に結婚。美紀とは大学時代の同級生であり、お互い社会人となってからも、つかず離れずの関係を続けているキーパーソンだ。代々政治家を輩出してきた名家の子息であり、将来も約束されているほかに類を見ない最高の“ハイスペ男子”である幸一郎。高良さんはそんな役柄に対して、「一流のものが生まれたときから用意されている」と明かしており、演じてみて「あまり感じたことのないドキドキ」を感じていたとか。華子と美紀、2人の女性にはそれぞれ違う表情をみせ、上流階級の家庭に生まれたからこその葛藤や悩みを抱える様を嫌味なく表現した高良さん。幸一郎が素直なキャラクターとして受け止められるのは、高良さんが演じればこそ。映像内には、実際に高良さんと対峙した門脇さんと水原さんも、「高良さんが幸一郎を演じることでどこかチャーミングな人になる」と語り合っている様子も映し出されている。幸一郎との出会いをきっかけに、引き合わされた華子と美紀。同じ東京という街でまるで違う世界を生きる互いの存在に驚きながらも、それぞれを受け入れることで自らの世界を切り拓いていく彼女たちの人生の選択に注目だ。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月02日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境で生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、主人公の“箱入り娘”華子を演じた門脇さんとその夫役を演じた高良健吾のウエディング写真と本編シーンが解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の娘・華子は、結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かった彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息。今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウエディング姿が写し出されている。特に華子を演じた門脇さんのウエディングドレス姿には注目。シンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着。さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れる。このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、挙式を迎えたシーンの空間を演出するのに一役買っている。門脇麦、後半のシーンは「関係性が変わったと感じた」門脇さんは、幸一郎を演じる高良さんとの芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影をふり返っている。劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。その様を、控えめなセリフと表情を通して雄弁に表現してみせた門脇さんの演技は圧巻。自分自身の選択によって人生を切り開いていく女性たちを描いたシスターフッドムービーの新境地の体現者となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月19日