歌手の松任谷由実がパーソナリティを務めるニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』が25日(22:00~)に放送され、ラグビーW杯日本代表の堀江翔太選手がゲスト生出演した。ラグビー大好きの松任谷と堀江選手とはこの日が初対面。松任谷が観戦したスコットランド戦の話などラグビーW杯の話はもちろん、「ラグビー選手って下の毛を剃るって本当?」との質問に対しては、堀江選手は「本当です。全員ではないですけど、剃る人は足の毛から全部です。テーピングを足に巻くことが多いので、毛が引っ張られるのが嫌なんだと」と明かした。さらに松任谷からは「その髪型は作戦?」「奥さんとの出会いは?」などといった質問もされ、堀江選手も様々な裏話やエピソードを披露した。続いて、ゲストに登場したのは、りんごちゃん。ラジオ出演は今回が初めてであり、2人の前で「ミニミニものまねショー」を披露した。「りんごちゃんのギャップがたまらなく面白い」という堀江選手に対して、りんごちゃんは「試合中の闘争心と、今目の前にいる普通のときの柔らかい感じがすごくいい空気です」とお互いのギャップを語っていた。
2019年10月27日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が24日深夜、ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に出演。東京国税局から7年間で合計約1億2000万円の申告漏れを指摘されたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実について言及した。岡村は、独身男性芸人で結成された「アローン会」の仲間である徳井の騒動について「我らがアローン会のハンサムこと徳井さんが申告漏れということで」と切り出し、「昨日の夜、謝罪されたということなんですけど、アローン会のグループLINEのほうも『申し訳ありません』って徳井さんから来ていた」と謝罪LINEを明かした。そして、「たぶん本人ほんまに所得を隠すつもりはなかったと思う。ただただ本人が言うようにルーズだったということなんでしょう。僕が思うに、悪質な感じではなくて、やろうやろうと言ってやらないままきたって感じはある」と意見。「本人は反省はしているでしょうし、本人の言葉を信じるなら、無知でルーズでっていうことなんだろうなと思う」との見方を示した。また、「こんだけ仕事をしててもこういうことになるわけですからね。ほんまに怖い世の中やなというか、一斉にみんなワーって言うわけじゃないですか。一歩間違えたらこっちに何が飛んでくるかわからない」と発言。「本人、徳井が一番反省していると思いますし、これからどういう風に徳井さんがされていくのか、それを見守るしかない」と語った。徳井は、2009年に設立した個人事務所「チューリップ」を通じて出演料などを受け取っていたが、2016~18年の3年間、所得を一切申告しておらず、申告漏れを指摘された。さらに、2012~15年に旅行代などを会社の経費として計上していたが、経費と認められず、所得隠しと判断された。23日深夜に行われた会見で徳井は謝罪し、「想像を絶するだらしなさ。僕のルーズなところ。作業をどんどん先延ばしに」などと釈明していた。
2019年10月25日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン冬イベントの「クリスタル・クリスマス・アンバサダー」に就任した関ジャニ∞が出演するテレビCMが、10月23日(水)以降USJ公式サイトや一部地域でテレビ放映がスタートする。このテレビCMでは、クリスタルの輝きに包まれたパークのクリスマスを関ジャニ∞がそろって満喫、新クリスマスの感動を発信していく構成だ。今回のCMには関ジャニ∞に加え、CDデビュー前であるなか、11月から全国ツアーも開催されるほど勢いにのる関西ジャニーズJr.の人気グループ「なにわ男子」もサポーターとして登場する「クリスタル・クリスマス・アンバサダー(関ジャニ∞)編」と、「関ジャニ∞」大倉忠義さんとのクリスマスデート気分を満喫できる“恋人目線”のストーリー「恋人(大倉忠義さん)編」の2編があり、ファンならずとも見逃せない注目の演出だ。また、パークでは関ジャニ∞のクリスタル・クリスマス・アンバサダー就任を記念して、クリスマス期間限定で「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に関ジャニ∞の新曲が搭載されるほか、関ジャニ∞の思いがつまったメッセージに触れられるという「クリスタル・アンバサダー・ウォール」が、パーク内のパレスシアターに登場するという。■CM公開詳細【テレビ】2019年10月23日(水)~※一部地域にて放映※ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式WEBサイトにて2019年10月23日(水)10:00AM公開予定(text:cinemacafe.net)
2019年10月23日「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ。たとえば、King&Princeの『シンデレラガール』もね……」数台のモニターに囲まれるように置かれたキーボードを前に、編曲家・船山基紀さん(68)は語り始めた。今、ジャニーズで最も旬な“キンプリ”のデビュー曲も、船山さんの編曲だ。「元の曲が、とってもいいですよね。作曲家(河田総一郎)の作品はコンピューターで作ったものだったから、それをスタジオミュージシャンで録り直しました。スパイスとして入れたのが、生のストリングス(弦楽器による演奏)。途中からヒュルルンと入ってくる。派手に、楽しく、そしてキングとプリンスだから、ノーブルな感じも出したくてね」手がけた曲を聴きながら、船山さんは満足そうに髭を触った。編曲とは、作曲家が作ったメロディーを、どんな楽器の編成で演奏し、どんなハーモニーやリズムで色付けするかをアレンジする作業だ。曲全体のイメージを作り上げるのが編曲家ともいえる。だから、同じ曲でも編曲が違うだけで、ヒットするか、しないか、大きく左右される。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を象徴する楽曲のアレンジを手掛けてきた。これまで2,700曲もの編曲を手がけ、編曲家部門のシングルの総売上げは、小室哲哉(60)に次いで2位。そのうちの265曲はジャニーズ関連の楽曲になる。ジャニーズ事務所の仕事を最初に手がけたのは、1970年代後半からだった。「ジャニー喜多川さん(享年87)に始めて会ったときのことは強烈に覚えています。’79年、レコーディングの現場にいらしてね。羽織っていた毛皮のコートが極楽鳥みたいな、レインボーカラーなの。今でもあの色は刷り込まれていますよ」当時のジャニーズは冬の時代だった。’75年3月限りで、郷ひろみ(63)が別の事務所に移籍。’78年にはフォーリーブスが解散している。’79年、ドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)の生徒役に、田原俊彦(58)、近藤真彦(55)、野村義男(54)が抜擢され、「たのきんトリオ」として人気が出たのをきっかけに、翌年、田原が歌手デビュー。ジャニーズがひさびさに生んだスター候補だった。船山さんは、2枚目のシングルを担当した。「メリー喜多川さん(92)がトシ(田原)を連れて、スタジオにいらしてね。トシが緊張しているのがありありとわかった。皆の期待が凄かった。事務所の命運が、19歳のトシの肩に全部かかっているみたいな……」それが『ハッとして! Good』。船山さん自身、3本の指に入ると自負する作品に仕上がった。この曲は、オリコン初登場で第1位を獲得。田原は、その年のレコード大賞最優秀新人賞に輝き、ジャニーズ初の快挙をなし遂げる。以降、ジャニーズから編曲の依頼が次々とくるようになる。「ジャニーさんは、バンドだけじゃダメで、ストリングスにブラスセッション(金管楽器)も入れるのを好んだ。ラスベガスの華やかさを求めたんです。僕も、ジャズなどを通して、そういう世界は大好きだった。アメリカへの憧れのようなものを共有していたから、僕の手掛けるアレンジがジャニーさんの心に刺さったんじゃないかな」すでに、時代のトップアレンジャーとして活躍していた船山さんは、オリコンの年間売り上げランキング編曲家部門で1、2位の常連。だが、’82年、突如、拠点を米国・ロサンゼルスに移す。「ロスでアレンジの修行がしたい」。それが、体のいい“言い訳”だと見破ったのが、ジャニーさんだ。「『船山くん、ジャニーズみたいなアイドルの仕事が嫌で、ロスにきちゃったんでしょ』。ロスを訪れたジャニーさんと会食したとき、いきなりそう言われたんです。その瞬間、冷や汗がダラ~ッと出た。仕事を毎日、目茶苦茶にやって、これじゃ壊れる、と。まぁ、逃げたようなもんでした(苦笑)」夜22時から打ち合わせ、朝は5時起きで、6~9時、9時~12時の間に1曲ずつアレンジし、午後はレコーディング。そんな生活をずっと続けていた。ジャニーさんは、焦る船山さんを見て、してやったりとニヤニヤ。ご機嫌になって、アメリカ軍時代の話までしてくれた。「『僕ね、鉄砲の訓練していたの。僕はね、CIAだったんだよ(笑)』とおっしゃって。でも、要は、軍の情報部所属の語学将校として、通訳で朝鮮戦争に行っていたんだって。その後、日本に戻ったという話でした」ロスで生まれたジャニーさん。父親は高野山真言宗米国別院の僧侶だった。船山さんが帰国すると、すぐにまたジャニーズからオファーがきた。’85年には、少年隊のデビュー曲『仮面舞踏会』の編曲を担当。「『ニューヨークで修行させている男の子が3人いる。逸材だから、絶対に売らなきゃいけない』というジャニーさんからのプレッシャーがかかっていた。『前に、ぎょっとするものをつけてくれ』と言われてね。これやったら、誰も文句は言えないだろうという5拍子のイントロをつけたんです。あり得ないから、みんないいか悪いかも判断できない。でも、ジャニーさんがすごく気に入ってくださって。斬新なものはいつも面白がってくれる」その後も、田原の『抱きしめてTONIGHT』や、SMAPのデビュー曲『CAN’t Stop!! LOVING』、KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』、TOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』、近年はキンプリの『シンデレラガール』やSexy Zoneの『カラクリだらけのテンダネス』……。時代が変わっても多くのジャニーズの楽曲を手掛けてきた。「新しいブームが起きるたびに、いろんな仕事が断ち切られたけど、ジャニーズの仕事はずっとある。そこで出会った仲間も大勢いる。私の編曲家人生において、ジャニーズ音楽は大きな柱です」10月10日、これまでの編曲家人生を振り返って『ヒット曲の料理人編曲家船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版した。’20年、船山さんは編曲家人世45年を迎えるが、もうすでに次の仕事にとりかかっているという。時代を彩ってきた編曲家は走り続ける。(取材:岡野誠)
2019年10月17日「お別れ会の随所に、ジャニー喜多川さんが好きな銀のテープやパーン!という派手な演出があったよね」ジャニー喜多川さん(享年87)のお別れの会をそう振り返るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)の『時代』や沢田研二(71)の『勝手にしやがれ』、五輪真弓(61)の『恋人よ』やC-C-Bの『Romanticが止まらない』、Winkの『淋しい熱帯魚』など、時代を彩った多くの曲のアレンジを手掛けてきた。編曲した曲は2,700曲以上を数え、編曲家部門のシングルの総売上げは小室哲哉(60)に次いで日本2位だ。船山さんはジャニーズの楽曲の編曲も多く手掛けている。田原俊彦(58)の『ハッとして!Good』や『抱きしめてTONIGHT』、少年隊の『仮面舞踏会』、SMAPのデビュー曲『CAN’t Stop!! LOVING』、KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』、TOKIOの『AMBITIOUS JAPAN!』や『宙船』、近年はKing&Princeの『シンデレラガール』やSexy Zoneの『カラクリだらけのテンダネス』などなど、その数およそ265曲にのぼる。7月9日に帰らぬ人となってしまったジャニーさん。9月4日に東京ドームでお別れの会が行われ、業界関係者向けの午前の会に、船山さんも参列した。「僕の席のまわりには、一緒に曲を作ってきたディレクター陣や、森浩美(作詞家)とか馬飼野康二(作曲家、編曲家)とか作家連中が集められていました。なんかイメージ的にアメリカのような形になるんじゃないかとか思っていたけど、普通に位牌が置いてあって。よくよく考えたら、ジャニーさんの家はもともとお寺さんなんだなぁとか、ふとそんなことを思ったり……」父は高野山真言宗米国別院の僧侶で、米国・ロサンゼルスで生まれたジャニーさん。朝鮮戦争のときは、米軍で通訳として働いていた経験もある。その生い立ちもあって、ニューヨークのブロードウェイやラスベガスのショービジネスへの造詣が深かった。愛した音楽もまた、そういうものだった。「ジャニー喜多川さんが好きなサウンドは“派手”。でも、ただ派手なだけじゃダメで、そこにこれまで聴いたことのない、『えっ?』という“驚き”が必要なんです。それこそ、車が宙を舞うような、ラスベガスの手品師みたいなことを、求められてきたわけですよ」船山さんは、そんな要求に常に応えてきたと自負している。「僕のアレンジの特徴も、無理矢理“派手”なんですよ(笑)。昔は、レコードに針を落としたでしょ。その5秒が勝負なわけ。そこで『えっ!?』と、思わせたい。100点満点じゃダメ。それを110にも120にもして『これ何~すごい』というところまでいかないと。僕は、どんな歌でも、舞台の上で映える感じや、歌った瞬間の驚きを目指してきました。だから、ジャニーさんの目に止まり、今もジャニーズの仕事ができるんじゃないかと思うんです」40年間にわたり、ジャニーズの楽曲に携わってきた船山さん。’00年に堂本光一(40)主演の舞台『SHOCK』に参加した時は、ジャニーさんが納得するまで、10回くらい曲を書き直しさせられたことも。そんな経験を通じて、ジャニーさんの仕事に対する厳しさに触れてきた。また、同時に優しさにも……。「人にご飯ご馳走するのが、本当に好きな人でね。現場にはよく焼き肉弁当などの差し入れを『重い、重い』と言いながら、ジャニーさん自ら、両手に下げて持ってきていた。それも晩年まで、全部、自分で買いに行っていたそうだよ。ディレクターが夜、自宅に打ち合わせに行けば、『YOU、お腹空いてない?』って、ステーキ焼いてくれたという話も聞きました」船山さんが、他の事務所のタレントの仕事をしようと、ジャニーズを辞めたアイドルの仕事をしようと、ジャニーさんは頓着しなかった。「ジャニーズで良いものを作れば、それでいいって考え方。タレントだけじゃなく、スタッフの才能を見抜く力も抜群だった。一生懸命、作ってきたものを鼻先で突き返すようなことは絶対にしない。悪く言う人はいないよ。皆が尊敬してるから」お別れの会で、船山さんはジャニーさんの遺影に手を合わせ、感謝の思いを伝えた。スライドでは、ジャニーさんの全人生が流された。「子どものころにメリーさんと撮った写真、軍隊時代、野球チームのジャニーズ、数年前の誕生会で、マッチや中居くん、大勢のタレントに囲まれた元気な姿もあったな」NHKの「思い出のメロディー」で仕事を共にしたばかりの東山紀之(53)を会場で見つけた。声をかけようとしたが、思い止まった。「泣いていたんだよね、東が。後ろ向いて、涙を拭っていた……。ジャニーさんの魂は、ジャニーズのみんなに叩き込まれている。教え子たちがみんなで送ってくれる。いいよね、ああいう人生って」’20年、編曲家人生45周年を迎える船山さん。10月10日に、著書『ヒット曲の料理人編曲家船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版した。もう、人生を振り返る時期に来ていると思いきや、夢が尽きることはない。「コンピューターが発達したおかげで、作家が孤立している。1人で何でもできるようになったから、昔、皆でスタジオに集まって音源を作ったときのように、“ハプニング”や“驚き”が、生まれにくくなっていると思う」コンピューターの発展は音楽に新たな可能性ももたらしたが、コンピューターの性能に音楽が制限もされるようにもなったという。「だから、今こそ、原点に戻るというか、新しい形の音楽を人間の力でやりたいなと。音楽って12音の組み合わせだから、限りはありますよ。だけど、そこに音符で表すことができない魂を込められたら……。それが人間力だと思うんだよね」ジャニーさんが求めた驚きを、誰も経験したことのない感動を、船山さんはこれからも、追い求めていく――。(取材:岡野誠)
2019年10月17日「『SHOCK』が始まったとき、舞台はジャニーさんの道楽とかいう人もいました。当時は、CDが売れなかったら、舞台に客が入ってくれない。だから、CDを一生懸命売っていた。でも、だんだんと逆になっていった。いまは舞台を楽しむためにCDを買う。CDが売れない時代になっても、(堂本)光一くんの舞台は即完売ですよ。本当にジャニー(喜多川)さんの先を見通す目はすごい」そう語るのは編曲家の船山基紀さん(68)だ。中島みゆき(67)や沢田研二(71)、C-C-BやWinkなど、時代を彩ってきた多くのアーティストの楽曲の編曲を手掛けてきた。編曲した曲は2,700曲以上を数え、編曲家部門のシングルの総売上げは小室哲哉(60)に次いで日本2位。今も、ヒットメーカーとして、トップを走り続ける船山さんは、10月10日にこれまでの編曲家人生を振り返って、『ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代』(リットーミュージック)を出版したばかり。そんな日本を代表する編曲家の船山さんは、’00年、堂本光一(40)主演の舞台『SHOCK』が始まったときから、編曲に加えて、作曲でも同舞台に関わってきた。『SHOCK』は故・ジャニー喜多川さん(享年87歳)の肝いりで始まった舞台だ。込めた思いは、「Show must go on(何があってもショーは続けなければいけない)」。「もちろん、そういうコンセプトはあります。でも、それ以上に、ジャニーさんは、ラスベガスやブロードウェイのショーのようなマーケットを日本に作りたかった、ということだと思うんですよ。それが、ジャニーさんのいちばん好きなものでしたから」自分自身だけではなく、ときには所属タレントも渡米させて、本場ラスベガスやニューヨークのブロードウェイの最新のショーを見学させていたというジャニーさん。それだけに、舞台に対するこだわりは並々ならぬものだった。「もうね、ジャニーさんが『こういうのやりたい』というのは伝わっていて。しびれるくらい曲の書き直しさせられてね。最初の時すごかった…。いやぁ…何回くらいやったんだろう。10回くらいやり取りしたんじゃないかな」KinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』や『フラワー』などを含む、およそ265曲ものジャニーズの楽曲の編曲を手掛けてきた船山さん。それでも、「あれほど書き直させられたことは最初で最後だ」と笑う。本場ラスベガスやブロードウェイのような華やかさに、和太鼓や殺陣など、日本固有の演出を取り入れたジャニーさんの夢が詰まった舞台『SHOCK』は、ジャニーズファンのみならず、多くの人から熱狂と共に受け入れられた。「YOU、最悪だよ!」。9月に行われたお別れの会で、堂本光一はジャニーさんに事あるごとにそう言われたと振り返ったが、半世紀近く年の離れたこの愛弟子の才能を、誰よりも買っていたのもまたジャニーさんだった。’05年にジャニーさんは『SHOCK』の演出を光一に任せるという決断する。名前と内容を一新した『Endless SHOCK』が始まった。「『Endless SHOCK』は光一くんのものですよ。ここでこうしたいとか、ここで階段落ちをみせるとかを、全部光一くんが決めている。もちろん、ジャニーさんが作り上げたいちばん最初の『SHOCK』があってのことですけど、’05年以降の舞台を作り上げているのは、完全に堂本光一です」もちろん、光一のこだわりは船山さんが手がける楽曲にも及ぶ。「『Endless SHOCK』になってから、光一くんから直接注文がきますよ。彼は自分で作曲もして、すごく良い曲を書く。コンピューターで作ったメロディに、自分の歌を入れたデモテープを作ってくる。編曲に関してのリクエストは『こういう場面で使いたいから、こういうアレンジをしてください』みたいな形で具体的なイメージを伝えてくる。本当に素晴らしい才能です。ジャニーさんとは指示の出し方が違いますね。ジャニーさんは『ここは派手に』とかもっと直観的。でも、それがことごとく的を射ているのが、すごいところなんだけどね(笑)」ジャニーさんの舞台は、「3分に1回観客を驚かす」というのが信条だった。「それはもう、叩き込まれていますね。舞台を観てもらえばわかります。“何もなかったら嫌だ”、“絶対驚かしてやる”、“ビックリしてもらう”、“喜んでもらう”。ジュニア時代から何十年、エンターテイナーとしての心得がジャニーさんから叩き込まれている。だから、これほど、愛される舞台ができるのだと思います」ジャニーさんは晩年も、劇場に足を運び、愛弟子が作り上げた舞台を嬉しそうに眺めていたという。’19年3月、『SHOCK』は1700回公演を達成。国内のミュージカルとしては単独主演の最多記録を更新中だ。さらに、光一は、King&Princeの岸優太(24)が主演を務め、ジャニーズの若手が中心となった舞台『DREAM BOYS』(9月3日~27、日帝国劇場)での演技指導も担当。すでに、ジャニーさんの遺志を後輩たちに伝える仕事に取り組んでいる。「ラスベガスやブロードウェイ以上のショーを日本で作りたい」。そんなジャニーさんの夢は堂本光一を通じて、多くのタレントに引き継がれていこうとしている。――Show will go on.(取材:岡野誠)
2019年10月17日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは11月14日(木)開幕の「ユニバーサル・クリスタル・クリスマス」を盛り上げるため「関ジャニ∞」が「クリスタル・クリスマス・アンバサダー」に就任することを発表した。ツアー動員数1,000万人を超え、これまで数多くのファンを元気に輝かせてきた関ジャニ∞は、USJが掲げるまったく新しいクリスマスのコンセプト“クリスタルの輝きで全てのゲストを心から輝かせる”に賛同。そして、「ユニバーサル・クリスタル・クリスマス」と関ジャニ∞は、<今年新たにスタートを切る>という部分で共通点も。また、イベント期間限定で関ジャニ∞とのコラボレーション企画も予定され、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが仕掛ける完全刷新のクリスマスに、早くも期待が高まる。■「関ジャニ∞」コメント「去年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開業以来初のクリスマス・アンバサダーに就任しました。新しくなったユニバーサル・スタジオ・ジャパンのクリスマスのテーマは、クリスタルの輝きで女性たちを心から輝かせる。関ジャニ∞も、エンターテイメントで人々を輝かせたいという思いで、がんばってきました。たくさんの人々を輝かせたい、とのユニバーサル・スタジオ・ジャパンの想いに賛同しました」(横山裕さん)「まるでランウェイを歩いているかのように主役になった気分になれる、全く新しいクリスマスです」(丸山隆平さん)「今年のクリスマスはゲストの皆さんが主役です。ユニバーサル・クリスタル・クリスマスで、ぜひ、新しい自分に出会ってください!」(村上信五さん)ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのシーズナル・イベント「ユニバーサル・クリスタル・クリスマス」は、2019年11月14日(木)~2020年1月13日(月・祝)の期間開催。ユニバのきらめくクリスマスが待ちきれない。(text:cinemacafe.net)
2019年10月16日ジャニーズ事務所所属の4人組ユニット・ふぉ~ゆ~が、26日に放送されるニッポン放送『ふぉ~ゆ~のオールナイトニッポン0』(27:00~)でパーソナリティを担当することが決定した。ふぉ~ゆ~が「オールナイトニッポン」のパーソナリティを担当するのは、今回が初めて。当日は、福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介のメンバー4人全員が出演する。当日は、「リスナーとの電話コーナー」「松崎のすべらない話」などの企画を展開予定。リスナーからのふぉ~ゆ~への質問メールにも答える予定だ。メンバーコメント福田悠太:どうも、ふぉ~ゆ~というグループをやっている者です。一応、ジャニーズ事務所の人間です。マネージャーや社員ではなく、タレントです。「ふぉ~ゆ~」、とても面白いグループです。自分で言うのもなんですが最高です。自己紹介が遅れました。リーダーやってます福田悠太です。これって本当にオールナイトニッポンですか? ちゃんとしたジャニーズのタレントなら、まあ出てそうですが、なんと我々ふぉ~ゆ~を出してくださるという事で、ドッキリだと思ってます。ドッキリかどうかは26日にはっきりします。その日まで、実際には首は長くなりませんが、首を長くして待ちたいと思います。辰巳雄大:「いつの日か!」と思っていたオールナイトニッポンに出る事が決まりました。夢が1つ叶います。あのBGMに乗せて僕らふぉ~ゆ~の声がリスナーさんに届くと思うと、興奮で今から夜は8時間しか寝れなそうです。これを機にレギュラーを目指すふぉ~ゆ~をどうぞ宜しくお願いします!是非聞いて下さい~越岡裕貴:まさか、私達ふぉ~ゆ~がオールナイトニッポン0を担当するとは…一番私達が驚いております。2時間の生放送で、少しでもふぉ~ゆ~のコトを知っていただければ嬉しく思います。2時間の生放送、初体験なので温かい目でお聴きください。皆さん、一緒に素敵な時間を過ごしましょう。松崎祐介:オールナイトニッポン0に出ることになりました~!! ふぉ~ゆ~の松崎祐介です。まさか、出れるなんて思ってもいなかったので、ビックリマンですよ!! あのBGMが!?あの空間に!?私が!?一人でも多くの方に、ふぉ~ゆ~を知ってもらいたいです。生放送なので、生でリスナーさんの気持ちや感情が伝わってくるので、最高な時間にしたいと思っています。皆様よろしくお願いし松。
2019年10月12日テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜 27:00~)のリスナー感謝イベントを、東京・本多劇場で行った。「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー感謝祭2019~sailing day~」と題して行われた同イベントでは、事前にラジオでリスナーから募集した演出も多く取り入れられた。冒頭、スポットライトが当たるなか、佐久間がゲーテやウィリアム・シェイクスピアといった偉人たちの名言を朗読した。そして、映画『パルプ・フィクション』パロディのオープニングVTRの後、改めて登場した佐久間。380名定員に対して、1万通もの応募があったことを明かし、「今、ニッポン放送がちょっとしたパニックになっている」と笑顔。「革命が起きているんですよ。(以前にラジオで『夢は革命家』と発言した)弘中(綾香)じゃない革命が起きている」と満足気だった。続けて"ノーツイート"の約束のもと、ラジオでも話せない業界裏話を披露した。ラジオでの1コーナー「カンペ」も行われた。実際に佐久間がスタジオ内でカンペを出すスタイルで実施されたが、「リハで気づいたんですが、『一人ごっつ』スタイルじゃない? って(笑)。芸人が怖くて誰も挑戦しなかったスタイルに偶然挑戦するなんて」と漏らしていた。リスナー企画の佐久間による「お悩み相談」の後、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明がサプライズゲストで登場。佐久間がプロデューサーを務める『ゴッドタン』などに出演する小木は、「スタンダップコメディにも見えるし、(古舘伊知郎の)『トーキングブルース』にも見えるし」と驚いていた。また佐久間は、アルコ&ピース・平子祐希にもオファーしたというが、「この間、(『ゴッドタン』の)「マジギライ1/5」の件もあったから、声をかけたんだけど、『ネタパレ』の収録があった」と説明し、「アイツはいつもそうなんですよ。加地さん(テレビ朝日・加地倫三プロデューサー)が来て、平子をボロクソ言ったときはモンゴルにいたし」と嘆いた。小木は「平子と『仲直りフレンドパーク』やりたいね」とニヤリ。佐久間も「加地さんにも出てもらって、3人でビンタし合いますか」と応じた。そして、小木は「佐久間さんは編集がすごい」と絶賛。しかし「ホームの現場は安心しきって、自分の力を出していない。『ゴッドタン』でハネなかったときも、俺は堂々と帰っていくから(笑)。でも他の現場では、編集を信頼していないから頑張っちゃう」と続けると、佐久間は「う~ん、複雑」と苦笑いだった。その後も小木の"佐久間愛"は止まらず、「このライブでリスナーの一体感ある姿を見たときに、『キィー』ってなった。あ、佐久間さんを持ってかれちゃうって」と会場に詰めかけたリスナーに嫉妬心を見せる場面も。さらには、「神田松之丞くらいの衝撃。まったく一緒なんだよ! ビックリした」と佐久間のトーク力を評し、「この人、もっていくなと。これからの時代、この人が背負っていくというか、ラジオのスターみたいな。ニッポン放送がすごいことをしたという感じはするわけ」と、佐久間がニッポン放送の起爆剤になるのではとの展望を語った。小木が退場した後、佐久間が自身の生い立ちについて語り、BUMP OF CHICKENの「sailing day」をギター弾き語りで披露。そして最後には、番組ラストの決めゼリフ「野郎ども、港に別れを告げろ、ヨーソロー!」で締めくくった。(C)ニッポン放送
2019年10月09日関ジャニ∞の元メンバー・錦戸亮が6日、自身のツイッターを更新し、認証バッジを獲得したことを報告した。ジャニーズ事務所を退所した翌日10月1日にソロ活動始動を発表した錦戸。SNSも開設したが、本人であるという“認証バッジ”がついておらず、元KAT-TUNの赤西仁から「本物がどれか分かりづらいからはよバッジとってこいやんけ」とツッコまれた。その後、錦戸は「バッジってどうやったらつくんだろ?誰か助けてください」とツイート。これに対し、同じように認証バッジが欲しいと考えている企業のツイッターなどが反応し、また、アドバイスも寄せられた。そしてついに錦戸のツイッターに認証バッジが付き、6日にツイッターで「改めまして、認証鬼怒亮です。いただきました。やったぜ!」と当て字も用いて歓喜の報告。「多方面の企業の皆様!ご検討お祈りしています!!!」とエールも送った。
2019年10月06日ニッポン放送の『オールナイトニッポン』(25:00~)と『オールナイトニッポン0(ZERO)』(27:00~)が、10月14日~19日の1週間、『オールナイトニッポン ミュージックウィーク』と題して、すべての番組をミュージシャン・アーティストが担当する。『オールナイトニッポン』は、レギュラーパーソナリティの菅田将暉・星野源に加え、オールナイトニッポン初挑戦となるサカナクションの山口一郎、現在も月に1回オールナイトニッポンを担当しているWANIMA、2005年までレギュラーでパーソナリティを務めた西川貴教が一夜限りの復活でパーソナリティを担当する。さらに月曜の『菅田将暉のオールナイトニッポン』にはTOSHI-LOW(BRAHMAN / OAU)が出演。水曜はレギュラーパーソナリティの乃木坂46に加え、欅坂46・日向坂46から2名ずつが登場し、「坂道グループのオールナイトニッポン」として、一夜限りのオールナイトニッポンを担当する。『オールナイトニッポン0(ZERO)』は、レギュラーパーソナリティのCreepy Nuts、King Gnuの井口理に加え、パーソナリティ初挑戦となる打首獄門同好会、TENDOUJI、2回目の担当となるハマ・オカモト(OKAMOTO’S)がパーソナリティとして登場。そして大トリを務めるのは、銀杏BOYZ・峯田和伸とサンボマスター・山口隆の2名となる。
2019年09月30日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼が出演する、ニッポン放送『GENERATIONS小森隼のGood Laugh and Sleep』(毎週火曜 21:30~21:50)が、10月1日よりスタートする。番組では、小森の近況に関するトークはもちろん、プライベートなエピソードを披露するほか、ゲストを迎えて仕事の話や毎日の生活に欠かせない睡眠やリラックスに関する話などにも迫る。初回の収録では、小森自身がつけた番組タイトル「Good Laugh and Sleep」の意味や思いに触れ、さらには最近笑顔になった瞬間、涙してしまったエピソードなども語った。また、眠りのプロフェッショナル「スリープマスター」とも対談し、自身の睡眠に関する疑問を投げかける場面も。初回収録を終えた小森は「初めての収録はすごく緊張しました(笑)! まだ手探りな自分がいて、皆さんの耳に届くのがすごく不安です。普段はグループでの活動ですが今回のラジオは1人ということで、明るいところやおしゃべりなところといった自分らしさを出していきたいです。ポジティブ思考で頑張ります!」とコメントした。
2019年09月30日アイドルグループ・日向坂46が、10月12日に放送されるニッポン放送『日向坂46のオールナイトニッポン0(ZERO)』(27:00~)で、パーソナリティを担当することが決定した。10月2日に3rdシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」をリリースすることを記念して、パーソナリティを担当する。ニッポン放送では、日向坂46として3度目の冠ラジオ特番となる。番組では、シングルのタイトルにちなんで、「僕の!私の!こんなの好きになっちゃった」と題して、リスナーの「これまでのあまり人に言えなかった・マニアックな好きなこと」をメールで募集する。さらにアドリブドラマの設定案を募集し、そのシチュエーションに沿って日向坂46のメンバーが「こんなに好きになっちゃっていいの?」のセリフで終わる“即興芝居”に挑戦する。
2019年09月24日生田斗真主演、安田顕、小池栄子、杉野遥亮らが出演する新ドラマ「俺の話は長い」の主題歌を、新たなスタートを切った「関ジャニ∞」が担当することが決定した。4年ぶりに連続ドラマ主演を務める生田さんが、31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”を演じる「俺の話は長い」。本作の主題歌に決定したのは、「関ジャニ∞」が歌う全ての“友”に向けた応援歌「友よ」。繰り返した挫折の数だけ何度でも背中を押してくれる、打ちのめされた心を何度でも奮い立たせてくれる、そんな「関ジャニ∞」の究極のエールだ。「関ジャニ∞」横山裕は「5人の関ジャニ∞として初めての楽曲『友よ』が、日本テレビ10月期土曜ドラマ『俺の話は長い』の主題歌に決定しました!僕にとっての大切な“友”である斗真の作品を、今の関ジャニ∞の魂が詰まった楽曲で、全身全霊背中を押していければと思います!」とコメント。ドラマ主演の生田さんは「彼らとは本当に『長い』付き合いですので、こうして歌でバックアップしてもらえる事、本当に本当に嬉しく思っています」と喜び、「新しい関ジャニ∞、そして新しいドラマ『俺の話は長い。』末永く!末長く!応援宜しくお願いします!関ジャニ∞よ!友よ!ありがとう!」と熱いメッセージを寄せている。なお、音源は10月5日(土)地上波ドラマPRにて解禁予定だ。「俺の話は長い」は10月12日(土)22時~日本テレビ系にて放送スタート。(cinemacafe.net)
2019年09月21日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、14日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)で、ブレイク当時の忙しさについて語った。12日に放送されたバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で、俳優・田中圭と共演した若林。若林と田中は2011年に行われた舞台「芸人交換日記」でも共演していた過去がある。当時はかなりの仕事量だったらしく、若林は「今より夜遅くまで収録していたし。その後に稽古をしていたのよ。もう本当にヘトヘトで、ネットで落語家になる方法をずっと調べてたんだから。もう、きついなって思って」と語った。さらに「アイスを5本ぐらい買って泣きながら食べてたもん、1人で」と振り返ると、相方の春日俊彰は「ギリギリだな、それ」とツッコミ。若林は「うん。ホントそうだよ」と応じていた。また、若林から「今の方が気分的には楽でしょ。2009年~2011年の方がちょっと変な行動してたでしょ?」と聞かれた春日も「まあ、そうだね。だから、ノーパンで収録に臨んだりとか、女性もののパンツはいたりとか」と振り返った。そしてスタッフから、現在ブレイク中の霜降り明星も自身のラジオ番組で「大変だ」との旨を話していると聞かされると、若林は「でも放送で言うのはすごいね。肝が据わっているよね。俺らは言えなかったもんな」と言い、春日も「そうだね。なに言ってるんだ、みたいな感じにはなったかもな」と話していた。
2019年09月17日お笑いコンビ・スタンダップコーギーが、14日深夜(深夜3時~)に放送されたニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)~決戦!お笑い有楽城~』で優勝し、『オールナイトニッポン0(ZERO)』の単発パーソナリティ権と優勝賞金10万円を手にした。この番組は、各芸能事務所イチオシの若手芸人がラジオ形式でのトーク力を競うというもの。スタンダップコーギーの他、オキシジェン、きくりん、コマンダンテ、真空ジェシカ、新作のハーモニカ、スタミナパン、ティモンディ、納言、ブリキカラス、モンローズが競った。また、審査員をお笑いコンビ・磁石、NGT48・中井りか、『オールナイトニッポン』チーフディレクターの石井玄氏が務めた。優勝決定直後、囲み取材に応じたスタンダップコーギーの2人。自分たちが優勝するとは思っていなかったとのことで、奥村うどんは「ウソだと本当に思って、ズッコケようと思ったんですけど。でもうれしいです」、三森大輔は「2人でのトークライブとかもやったことないですし、まさかです」と振り返った。事務所の先輩であるお笑いコンビ・三四郎は現在、『オールナイトニッポン』金曜日パーソナリティを務めている。「小宮(浩信)さんと売れる前から遊んでいただいている」という奥村は、「報告はもちろんしますが、軽々しくは聞けないといいますか。全部を教えてもらうというよりは、自分で考える方が己にとって良いものだと思うので」と笑顔。また、スタンダップコーギーの2人は、ラジオを今まであまり聴いてこなかったという。奥村は「ラジオを聴いていないことに、ちょっとコンプレックスみたいのがあった」と述べ、三森は「聴く文化がなくて、身近な芸人さんがラジオやるとなったら、時間があるときに聴く程度」と明かした。しかし三森は「聴いてこなかったからこそできる放送を」と意気込んだ。『オールナイトニッポン0(ZERO)』の単発パーソナリティ権を獲得したことについて、三森は「今回は聴き手に回りましたが、趣味でカブトムシや遊戯王カードを集めたりが好きなので、そういう話をしたいです。奥村さんは趣味がないので、趣味の1つを共有できたらいいですね」と展望を語った。そして奥村も「相方はむちゃくちゃ趣味があって、僕は無趣味で。そのコンビがしゃべったらどうなるか、上手いことぶつかる様を見せられたら」と話した。優勝賞金10万円の使い道については、奥村が「『オールナイトニッポン0(ZERO)』で何か話せるような使い方をしたいです」と言う一方で、三森は「すぐ浮かんだのが、遊戯王カード」とのこと。奥村は「『オールナイトニッポン0(ZERO)』のために使え!」とツッコみつつ、「こういうことをしゃべれたら良いなとおもいますね」と笑顔で語っていた。
2019年09月15日アイドルグループ・Kis-My-Ft2がパーソナリティを務めるニッポン放送『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium』(毎週土曜 19:00~21:00予定、10月5日スタート予定)が、10月から2020年3月の半年間限定で復活する。昨年秋から半年間限定で放送された同番組。3月22日に放送した最終回には、メンバー7人全員が生放送に登場し、同時間帯のradiko聴取数字で首位を獲得。また、放送時間中のメール総数は1万7000通を超え、総ツイート数5万7000を記録するなどの反響だった。今シーズンも半年間限定で番組が復活し、「キスマイジャーナル」など昨シーズンからの人気コーナーも復活するだけでなく、「笑顔」をテーマにした新コーナーもスタート予定復活する感想北山宏光「前回終わったときに寂しかった思いがあって、それがこうやってまたできることをうれしく思っています。リスナーさんとのつながりもすごく楽しくて、自分たちからの発信だけじゃなく、みなさんからいろいろなパスをいただいて生放送がどうなっていくか、自分たちも楽しみにしています」藤ヶ谷太輔「以前やらせていただいたときに、難しさと同時にその面白さ、深さみたいなものを感じることができましたし、僕らのグループらしさ、メンバー内での発見もあったので、そういうことも楽しみにしているのと同時に、ファンの方はもちろん、ファンでない方にも僕たちを知っていただく機会ですので、まじめな話からくだらない話まで幅のあるトークができたらなと思ってます」横尾渉「今回は土曜日でより聴いてくれる人も増えるのかなと思うので、キスマイ7人をしっかり覚えてもらえるように、より一層、みなさんに届くように、ひとつひとつの言葉を大切にしながら、そして、勉強させてもらいながら、楽しんでいきたいなと思っています」千賀健永「生放送だからこその緊張感とか、生放送だからこそ出る言葉、キャラクターみたいなものが前回、新鮮で、そういうつながりでコーナーができたので、今回も生放送だからこそというものを大切に、楽しんでいけたらと思います」玉森裕太「前回やらせてもらって感じたのは、生放送はすごく緊張もするけど、すごく楽しいなと。また今回も楽しむという気持ちを忘れずに、いろんな発見をしてもらいたいなと思います」宮田俊哉「前回、2時間半の生放送をやっててよかったと思ったのは、リスナ―の方に、『これってこういうことだよね?』と質問したときにリアルタイムでメールがかえってきて、そういうところにもリスナーやファンの方々との絆というものをすごく感じました。今回もより絆が強くなればと思っています」二階堂高嗣「土曜の19時から2時間、聴いてくれる方があっというの2時間だったね、と感じていただけるような楽しいひとときにできたらいいなと思いますし、幅広い年代の方に聴いていただけるとうれしいです」リスナーへのメッセージ玉森裕太「またやらせてもらえるという喜びとともに、またキスマイらしい、楽しい2時間をお届けできることが、ひとつの目標です。グループとしても、そんな2時間にできるよう頑張っていくので、楽しんで聴いていただければと思います」北山宏光「声だけで、トークだけで楽しんでもらうということは、僕らにとっても勝負だと思うんですね、ちょっと裸に近いというか…だから、僕たちが勝負している姿も楽しんでほしいですね。情報があふれている中で、ラジオって今、すげぇ面白いコンテンツじゃんと思ってるところがあるので、僕たちがきっかけで番組を聴いてくれる方もそうですけど、いつも楽しみに聴いてくれているリスナーの方にも こいつら面白いなと思ってもらえるようなラジオにしていきたいなと思っていますので、楽しみにしていてください」
2019年09月14日10月12日(土)・13日(日)・14日(月・祝)に千葉・幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールで開催される「テレビ朝日開局60周年記念テレビ朝日ドリームフェスティバル2019」。10月12日(土)の出演アーティストが決定!【チケット情報はこちら】初日となる12日(土)は、番組「関ジャム 完全燃SHOW」とのコラボ企画となる関ジャムFES!!各アーティストと関ジャニ∞メンバーとのこの日しか見られないスペシャルパフォーマンスにも乞うご期待!!【出演】10月12日(土)関ジャニ∞、打首獄門同好会、清塚信也×NAOTO、ゴスペラーズ、東京スカパラダイスオーケストラ、Perfume。現在、オフィシャル先行を実施中。受付は9月16日(月)23:59まで。■「テレビ朝日開局60周年記念テレビ朝日ドリームフェスティバル2019」日程:10月12日(土)・13日(日)・14日(月・祝)会場:幕張メッセ国際展示場9・10・11ホール(千葉県)
2019年09月10日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が、7日に放送されたニッポン放送『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』(毎週土曜 23:30~)にて、錦戸亮がグループを脱退し、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表したことについて言及した。大倉は番組冒頭、「始まって早々なんですけど、関ジャニ∞にとって大きな出来事がありまして」と切り出し、手紙を読む形で自身の思いを語った。「この度、亮ちゃんが抜けて、関ジャニ∞が5人になるということになりました」と報告。そして「グループとは、永遠に続くもんだと当たり前のように思っていました。ですが、(渋谷)すばるくんの脱退ということで永遠はないのだと改めて知り、ヤス(安田章大)の病気で命について深く考え、濃い2年間を過ごしてきました」と回顧した。続けて「7人が6人になること。世間からは1人減るだけ、言葉にすればそれで終わりですが、そんな簡単なことではありませんでした。1人がいなくなることにより、絶妙に保っていたバランスが急に崩れてしまいました」と述べ、「そこから、ヤスが動けない状態での5大ドームツアー。どうにかみんなに気付かれないように頑張っていたんですけれど、心はすり切れて限界に近づいていました」と吐露した。「2004年に活動を始めてから、初めて立ち止まりました。そこから6人になった自分たちの方向性、来年はどうするんだと、なにも見えない中、手探りで話しあい、一度立ち止まろうとか全員がグループを閉じる覚悟もしたはずです」としたが、「それでも、6人で時間をかけてたくさん話し合った結果、今この選択になりました」と明かした。錦戸の脱退について「チャレンジの方向性の違いです」とし、「亮ちゃんは多くを語る人ではない分、これから自分の活動で体現していくはずです」と語った。そして「すげえ寂しいですね」としつつも、「でも、一歩ずつゆっくりでいいから、歩き出さなきゃいけないと、僕たちは歩き出そうと頑張っています」「僕にとってもグループのメンバーにとっても、一度きりの人生。今の選択が正解になるように頑張ります」と決意を述べた。
2019年09月08日お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、6日深夜に放送されたニッポン放送『霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週金曜 27:00~)にて、写真週刊誌『FRIDAY』で報じられた自身の熱愛報道について語った。『FRIDAY』で美女との「お泊まり愛」を報じられた粗品に対して、せいやは「急に『FRIDAY』載ったな。まったく女の子のイメージもなかったし。テレビとかでも発言してこなったんですよね、女の子のことに関しては一切。いや、ビックリしたな~」と驚きの様子。報じられた内容に対して、粗品は「9割9分9厘、事実です。ほぼ事実」と認め、記者から突撃されたときを振り返り、「正直、大パニックで覚えてへんのよ。俺、なんて返事したか(笑)。ちゃんと取り乱しました」と話した。そして「まあ、彼女ですね」と告白し、「で、同棲してます。だから同じマンションに住んでます」とした。さらに粗品が「俺もいつかはバレると思ってたんで、うれしかったんですよね、正直」と言うと、せいやは「兼近やん、それ」とツッコミ。また、粗品はお相手の女性について「大阪にいるときから、ずっとめちゃくちゃ仲良くしてた女の子」と明かし、「(付き合ったのは)めちゃくちゃ最近です。2週間、経ってないくらいかな」と語った。
2019年09月07日錦戸亮さんが、2019年9月末日をもって関ジャニ∞を脱退、ジャニーズ事務所を退所することを発表しました。9月5日16時にオフィシャルサイトにて「ファンの皆様へご報告」と題した本人コメントを掲載し、ファンのみならず日本中に衝撃が走りました。発表後、ツイッターでもすぐさまトレンド入りし、多くのコメントが寄せられました。また「ビビット」(TBS、月〜金/8時~)の金曜コメンテーターを務めるNEWSの加藤シゲアキさんは、9月6日の生放送で、「僕にとって一番厳しくて、一番尊敬できるお兄ちゃんみたいな人だった」と、錦戸さんと共にNEWSとして過ごした時代を振り返りました。さらに「当時の印象」と前置きをしながらも、「むき出しの人だったんですよ。感情むき出しだし、自分に絶対嘘をつかない人だったなっていうところもあって、やりたくないことを無理して頑張ったりはできない」「グループのためだったり、15周年があってファンのためだったり、いろんな部分でバランスを取りながら(渋谷)すばるくんの分も一手に背負ってやってたところでどうしても無理がきてしまって……無理だったんじゃないかな」とコメントしました。発表前の9月3日に行われた関ジャニ∞の15周年コンサート、「十五祭」最終日の東京ドーム公演では、渋谷すばるさん、内博貴さん含む8人での関ジャニ∞のオブジェが登場したばかりでした。錦戸さんは脱退という選択を選びましたが、「8人の関ジャニ∞は永遠」というメッセージ性を感じます。今後もそれぞれの道を選んだ8人の活躍が楽しみです。
2019年09月06日お笑いコンビ・EXITの兼近大樹とりんたろー。が、5日にニッポン放送で行われた『オールナイトニッポン0(ZERO) ~決戦!お笑い有楽城~』の公開収録イベントに出席した。兼近は、同日発売の『週刊文春』で2011年に売春防止法違反の疑いで逮捕されていたと報じられた。イベント冒頭、りんたろー。は「まずはニッポン放送さんに言いたいです。勇気ある起用、ありがとうございます」とあいさつし、兼近も「お休みになると思っていました」と吐露。続いてりんたろー。が「皆さん、本当にいろんな心配をおかけしまして、申し訳ないです。ここから1から頑張りますので、よろしくお願いいたします」と謝罪すると、兼近も「申し訳ない。よろしくお願いします」と謝った。『お笑い有楽城』は、若手芸人がオールナイトニッポンの単発パーソナリティ権をかけて、ラジオ形式でのトーク力を競う大会ものであり、前回大会で優勝したEXIT。実際にラジオブースをつくりフリートークを披露したことを振り返り、兼近は「ほぼ刑務所でしたもん」と一言。りんたろー。からは「今言うと、いろんな問題がある! なんで中の感じ知ってんだってことになる」とツッコまれた。さらに前回大会優勝後の反響を振り返り、兼近が「(優勝後に仕事が)一気に入って。でも、この後はどうなるか分からない…」と言うと、りんたろー。は「編集大変なんじゃないですか。大丈夫ですかね」と漏らした。さらにイベント中盤には、兼近がりんたろー。に「最近なにかありましたか?」と質問。りんたろー。は「よう聞けたな!」と驚きつつ、「今日僕、いろんなことがあって、何となくなんですけど、3年ぶりぐらいにヒゲ剃ったんですよ。今の今まで、誰にも気づかれなかった! 兼近しかり、マネージャー、吉本の社員さんしかり」と嘆き、兼近は「あると思ってしゃべってました! いつもあったヒゲが今日はない!」と驚いていた。今回の公開収録では、オキシジェン、きくりん、コマンダンテ、真空ジェシカ、新作のハーモニカ、スタミナパン、スタンダップコーギー、ティモンディ、納言、ブリキカラス、モンローズがトーク力を競った。収録の模様は、14日深夜(27:00~)にニッポン放送で放送される。
2019年09月05日ジャニーズ事務所は5日、アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮がグループを脱退し、9月30日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表した。事務所は「このような決断に至りました経緯としまして、2018年、関ジャニ∞は長年苦楽を共にしたメンバーの脱退、また、安田章大の大きな怪我により環境が大きく変化致しました。全員が満身創痍の状態でグループ活動ならびに個人活動を続ける中、それぞれが“自分達の人生”、そして、“これからの生き方”について考え、メンバー同士、また、事務所スタッフとも沢山の話し合いを重ねて参りました」と報告。「一人一人が各々の『これから』のことを熟考した結果、本年3月末、錦戸が7月から始まる5大ドームツアーを最後にグループから脱退し、9月末にジャニーズ事務所を退所して新たな活動をする事になりました」と経緯を説明した。ツアー終了後の発表となったことについては「錦戸の脱退を受け入れて15周年の記念ツアーを開催させて頂く上で、メンバーの希望はファンの皆さまに心からコンサートを楽しんで頂きたい、皆さまのお陰で関ジャニ∞がデビュー15周年を迎えられた事に感謝したいという強く、熱く、純粋な想いが全てで、今回のことはコンサートツアー終了後にお知らせすることにさせていただきました。ご報告遅れましたことを心よりお詫び申し上げます」と伝えた。また、「ツアー準備中の6月18日に弊社社長のジャニーが救急搬送され、その病床をメンバー全員で見舞った際、一人一人が自身のこれからの人生に向き合う覚悟を、心の中で伝えました。そして7月14日からのツアー開始前にジャニーとの悲しい別れが訪れ、6人は長きに渡る感謝の想いを胸にステージに立ちました」とメンバーの思いを説明。「関ジャニ∞の新たなスタートにつきましては、ジャニーのお別れ会が滞りなく執り行われた後に発表したいとメンバー・スタッフ間で話し合い、本日、このような形での発表となりました」とし、「6人それぞれがファンと関係者の皆さまへの感謝を胸に、これからも芸能活動を続けて参りますので、今後とも関ジャニ∞並びに錦戸亮を温かくご支援いただけますこと、心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2019年09月05日ジャニー喜多川さん(享年87)のお別れ会が9月4日に東京ドームで行われた。設置された祭壇の脇には、ジャニーさんが愛用していた野球帽などが飾られていた。また左右に設置されたモニターにはジャニーズからデビューしたタレントたちのジャケット写真が。ジャニーズ事務所を代表して挨拶に立った近藤真彦(55)は「ジャニーさんらしく、Show must go on。笑顔で見送ってほしい」と述べた。またKinKi Kidsの堂本剛(40)は「少年のようなキレイな眼差しだった。その美しい眼差しが、苦しい時も、悲しい時も、つらい時も大きく支えてくれた」と語り、「シンプルに『ありがとう、愛してるよ』と伝えました」と別れのエピソードを明かした。ジャニーさんは12年、ギネスブックに『最も多くのコンサートをプロデュースした人物』『最も多くのNo.1シングルをプロデュースした人物』『最も多くの音楽チャート1位獲得アーティストを生み出した人物』の3分野で登録されている。27年前、本誌に登場した際にジャニーさんは「僕はひと山いくらで売り出すためにグループをつくっているんじゃない。個々のキャラクターを生かすために組ませているんです」と自身のポリシーについて語った。また「“18歳までに基礎を教えれば育つ”というのが僕の信念。才能を磨いて輝かせるのがわれわれの仕事です。これからは、日本発の世界に通用するアーティストがどんどん育っていくことでしょう」とも明かしていた。その手腕はさることながら、面倒見の良さも“ジャニーズ帝国”を築く要因となったようだ。18年末に芸能界を引退し、現在ジャニーズ事務所の子会社・ジャニーズアイランドの社長となった滝沢秀明(37)は引退時に《ずっと自分を育ててくれたジャニー社長のタレントを育成、プロデュースしていくという意思を継ぐ》とコメントしている。そこには13歳からジャニーさんの寵愛を受けていた滝沢にとって“恩返し”の気持ちがあったようだ。「週刊新潮」の同年10月4日号で、滝沢はジャニーさんについてこう語っている。「昔は怖かったですね。若い頃、生意気言って、怒られたこともありますし…。でも、そういったところをすべて受け止めてもらってここまで来られたので、もう本当に親以上の存在です。だから何かを返さなければという思いも強いんです」メンバーを我が子のように慈しんだジャニーさん。その親心は、嵐の大野智(38)の人生を変えるキッカケにもなった。「大野さんはジャニーズに入所してからも、2年ほどは芸能活動に積極的ではありませんでした。『辞める』とジャニーさんに伝えたところ、(堂本)光一さんの舞台『MASK』の稽古場に連れて行かれ、ジャニーさんの勢いに押されダンサーとして参加することに。それでも再び『辞める』と宣言したところ、レコーディングを手伝うように言われました。そうして出向くと『嵐』『大野ソロパート』と書かれた紙を渡され、さらに翌週にはハワイで嵐のデビュー会見に。もともとジャニーさんは大野さんの歌唱力を高く評価していたのです。『辞めるなんてもったいない!』と思い、引き止めたのでしょう」(音楽関係者)ジャニーさんの亡くなった翌日、大野は《ジャニーさんと出会えたことで僕の人生は大きく変わりました。嵐をつくってくれてありがとう》とコメントを発表している。「人生で最大の恩人は?」との質問に「ジャニーさん」と即答したのは嵐の相葉雅紀(36)だ。8月に放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)では20年末に活動休止となる嵐メンバーへ涙ながらに手紙を送ったが、放送終了後の会見では手紙について「『休止の期間というのが無駄にならない、パワーアップの時間になったらいいな』っていう思いを込めて書かせてもらいました」と語っていた。相葉が手紙に込めた“思い”について今月、ある音楽関係者は本誌にこう明かしている。「嵐を結成する際、最後に選ばれたのが相葉さんでした。誰よりも気遣いができて、周囲を明るくする彼の人柄を見抜いていたんです。今回の相葉さんの涙の手紙には“天国のジャニーさんに報いたい”という思いも強くありました」ジャニーさんへの思いを胸に、メンバーたちは未来へと向かう。
2019年09月04日光GENJIの元メンバーで俳優の大沢樹生が4日、東京ドームにて執り行われたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に参列。その後、報道陣の取材に応じ、ジャニーさんへの思いを語った。大沢は「ジャニーさんにお礼を伝えに。言えました。本当に、この場を設けさせていただいたジャニーズ事務所に感謝しています」とコメント。ジャニーさんについては「亡くなられた気がしないですね。妙に。ひょっこり現れそうな」と、いまだに死を実感できていない様子。「ゆっくり休んでくださいって感じなんですけどね。でも、遠隔操作であちらの世界からプロデュースしてそうな気もするんです」とも語った。その後、「しょっちゅう小言を言われていた」とも明かした大沢は、ジャニーさんのことは「芸能界の父」と表現。お別れの会で川崎麻世らと再会したことも報告し、「同窓会みたい」と頬を緩めていた。
2019年09月04日KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が4日、東京ドームで開催されたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に参列。光一は「やっぱりYOUって言ってほしいんですね」と思いを明かし、これを聞いた剛も「言ってほしいですね」と、ジャニーさんを象徴する言葉を懐かしんだ。近藤真彦や嵐といったジャニーズ事務所所属タレントのほか、光GENJIの元メンバーである大沢樹生、真矢ミキ、黒柳徹子なども来場した今回のお別れ会。報道陣の前に登場した光一は「(お別れの会で)ジャニーさんの子供である私たちは、本当に穏やかで。そういった時間をジャニーさんが最後に作ってくださったんだなあと」としみじみ。剛は「お父さんの代わりもしてくれたり、友達みたいにもしてくれたり」とジャニーさんとの関係を振り返りつつ「本当にジャニーさんに一つ謝らなきゃいけないなあと思っているのは、ジャニーさんの物まねをね、むちゃくちゃやりすぎた」と懺悔。「いじらずにはいれなかった」とジョーク交じりに続けたが、ものまねはジャニーさん本人にも見せていたそうで「公認なはず」とも。そんな剛は、ジャニーさんが少年のような眼をしている人だったと回想。「そのままの目でいつも優しく見つめてくれていた」と感謝したうえで「地球上にある言葉と思いを探してみても、感謝とか、愛しているよという思いが、うまく伝えられないなあっていうのが正直なところ」と襟元を開いた。光一はお別れ会を行ったことについて「(ジャニーさんは)たぶん嫌がっている」と言い、剛も「恥ずかしがり屋なので」と人柄を紹介。剛はお別れの会が東京ドームで行われることを踏まえ「僕たちにとっても思い出深い、この東京ドームという場所で、ジャニーさんのお別れ会をやる日が来るっていうのは、思っていなかったことですけど…色々な思いが、やっぱり今日は駆け巡りますね」と感慨深い様子だった。その後、ジャニーさんに伝えたいことを問われた剛は「『ありがとう』ということと『愛してるよ』ということ」とシンプルに回答。光一は今でも心に残っている言葉を聞かれると「YOU最悪だよ」を挙げ「いつも言うんですよ」と照れ笑い。ただ、ジャニーさんが自分を褒めていたことも知っていたとしたうえで「それこそがジャニーさんの愛情なんだなって、僕ももちろん分かっています」とも話していた。
2019年09月04日●弘中アナ&桝アナ出演の経緯はテレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが、31日(27:00~)に放送されるニッポン放送『弘中綾香のオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務め、さらには日本テレビの桝太一アナウンサーが、30日と9月6日に放送されるニッポン放送『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』(毎週金曜 24:00~)にゲスト出演する。つまり、フジサンケイグループであるラジオ局・ニッポン放送の番組に、他局系列のテレビ局のアナウンサーが出演するということだ。さらには現在、『ゴッドタン』などで知られるテレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、水曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』レギュラーパーソナリティを務めている。ニッポン放送において、媒体や系列の垣根を超えたキャスティングが次々実現している理由は何なのか。『オールナイトニッポン』プロデューサーの冨山雄一氏に話を聞いた。○■「旬なアナを起用して話題をつくる」というよりは…――弘中アナの『オールナイトニッポン0(ZERO)』が決定しましたが、4月には『オードリーのオールナイトニッポン』にゲスト出演しました。元々、『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)で共演している若林(正恭)さんとの関係の中でゲスト出演という話になりました。ただ、弘中さんはテレビ朝日のアナウンサーで、ニッポン放送はフジサンケイグループですし、『オールナイトニッポン』は全国の36の放送局で流れています。その36局の中には、TBS系列や日本テレビ系列のラジオとテレビの兼営局もあります。普通に考えると、「あまりに複雑なのでやめておいた方がいいんじゃないか」となってしまうのですが、いろいろと交渉して、各局の皆さんにもご理解いただき、ゲスト出演いただきました。――ゲスト出演の反響はいかがでしたか。本当に面白かったですよね。春日さんのプロポーズ成功直後ということもあり、前半1時間はオードリーの2人がプロポーズの裏話をして、満を持して弘中さんが出てきたら「結婚ってそんなに偉いことなんですか」みたいなカウンターパンチを浴びせていて、すごいなと思いました。言葉のチョイスがラジオパーソナリティ的に面白いし、「革命を起こしたい」とも話していたのも印象に残りました。――革命家発言は話題になりましたね。その後に、テレビ東京の佐久間さんが水曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』で、「食事をしていた所に弘中さんが来て、『どうやったらラジオ番組を持てるんですか』と相談された」と話していたのを聴いて、いつかできれば良いなと思っていたのですが、本格的にオファーをさせていただきました。――そうなんですね。弘中さんにオファーした理由はなんですか。僕が『オールナイトニッポン』のオファーをする時は「ラジオリスナーが面白がってくれるかどうか」が根本にあります。世の中のラジオを聴いていない人は「弘中さんはすごく人気のアナウンサーだし、ラジオやるんだ」という反応ですが、本当にラジオの文脈を分かっているリスナーの人たちって「船長危うし」みたいな反応をしてくれるじゃないですか(笑)。――そうですね(笑)。リスナーは佐久間さんのことを「船長」と呼んでいます。そして佐久間さんは、以前から弘中アナを「最強のライバル」と警戒していました。やっぱりラジオリスナーだけが分かる共通言語といいますか、リスナーだけが分かる世界観が僕はラジオの醍醐味だと思っています。なので、旬なアナウンサーを起用して話題をつくるというよりは、オードリーや佐久間さんの番組を普段から聴いているような、ラジオ好きな人たちに喜んでもらいたいという意図ですね。――そして日本テレビの桝アナも、『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』にゲスト出演します。去年の4月から山下さんが『ZIP!』(日本テレビ系)に出演されていて、山下さんの『オールナイトニッポン』(2015年4月~2019年3月)時代から「いつか桝アナを呼びたいね」とは話していました。そうした流れの中で今回、番組にゲスト出演していただくことになりました。1年以上『ZIP!』で共演していることもあってか、収録ではすごくフランクにしゃべっていただきました。テレビとは違った枡さんの素顔が随所に出ていると思います。○■TBSラジオ色の強い宇多丸&宇垣アナの起用――今年6月には、TBSを退社したばかりの宇垣美里さんが『オールナイトニッポン』を担当しました。TBSラジオの『アフター6ジャンクション』を聴かせていただいていて、やっぱり面白い方だなと思ってオファーさせていただきました。『オールナイトニッポン』を放送した前後の『アフター6ジャンクション』では、宇多丸さんがイジってくれていましたね。――そんな宇多丸さんも、6月の『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』にゲスト出演していました。Creepy Nutsとの深い関係があっての出演ですが、スペシャルウィークに他局の月曜~金曜の帯番組のパーソナリティが出るというのは、今までなかったんじゃないですかね。今までだったらレーティング週に他局に出るということは、業界的にやめておこうかというのがありました。そうした中で、TBSラジオがスペシャルウィーク廃止を打ち出したり、ラジオ業界の環境が劇的に変わっていることも、実現した理由の1つだと思います。○■伊集院光、『オールナイトニッポン』に“帰還”――そして6月には、伊集院光さんが『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演しました。かつて伊集院さんは『オールナイトニッポン』パーソナリティを務めていたこともあり、大きな話題となりましたね。まさに“王の帰還”ですよね。初回放送で、佐久間さんが伊集院さんへの思いを話していたのを、後から伊集院さんの耳に入ったそうです。そして佐久間さんに『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)からオファーが来ました。その『らじおと』で、伊集院さんが「ゲストに出るよ」と言ってくださったことで出演いただきました。そう考えると、ラジオ界で好き勝手にやる流れができているのは、水曜日の『オールナイトニッポン0(ZERO)』に佐久間さんを起用したことが大きいと思っています。●反響が大きい佐久間宣行の『ANN0』――そうなんですね。そもそもの話になりますが、佐久間さんを起用した理由はなんだったのですか。『オールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを起用するにあたっては、過去1年の特番の反響やリスナーの声などを反映しています。昨年、佐久間さんが『AKB48のオールナイトニッポン』に何度か乱入し、そのときの放送が面白いなと思っていました。AKB48関連で秋元康さんとも打合せをする中で「佐久間でラジオやったら面白いんじゃない」という後押しもありました。フジサンケイグループの放送局で他局のテレビプロデューサーがレギュラーとしてしゃべるというのは、正直ハードルは高かったんですけど、そこもラジオ業界が過渡期ということもあって、実現しました。『オールナイトニッポン』は自由なことができるという原点に立ち返った結果だと思っています。――ここまでの佐久間さんの『オールナイトニッポン0(ZERO)』の反響はいかがですか。radikoの生放送やタイムフリーの数字もかなり良いですし、テレビ朝日の加地(倫三)さんが来た回などは特にハッシュタグが盛り上がったり、radikoでも1週間ギリギリまで再生されたりします。反響が大きくなっている要因は、佐久間さんのラジオに対する“熱”がラジオを聴く人に届いているからだと思います。10月には本多劇場で番組イベントをやりますが、尋常じゃない数の応募が来ました。刺さる人にはやっぱり届くんだなと思いましたし、すごくラジオっぽいですよね。――確かに佐久間さんの番組にも、他局系列の加地プロデューサーや、『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)のイメージが強い放送作家・オークラさんが来ましたね。佐久間さんの番組が1つの流れをつくっている感じはします。佐久間さんの『オールナイトニッポン0』はこの上半期で一番のエポックメイキングじゃないですかね。それとニッポン放送自体も、開局以来あった制作部が廃部になったり、編成部もなくなりました。さらにはフリーアドレスになって、僕の固定席もなくなって(笑)。そう考えると、ラジオ業界としてもニッポン放送としても、自由にやれる空気感があります。「パーソナリティは他のラジオ局には原則出ない」といった既存の考え方を突破できるチャンスなのかなと思います。○■Creepy Nuts・DJ松永はTBSラジオでもレギュラー出演中――他のラジオ局に比べても、特にニッポン放送はそうした意識が強いんでしょうか。ニッポン放送は今までどちらかというとかなり保守派だったんですが、今はすごく改革派・推進派になっていますね。例えばですが、Creepy NutsのDJ松永さんがこの4月からTBSラジオの夕方の『ACTION』に出演していますが、今までだったら『オールナイトニッポン0(ZERO)』もやっていますし、なかなか実現しにくかったと思います。でも「DJ松永さんのラジオトークをもっと多くの人に聴いてほしい!」という気持ちで実現したというのがあります(笑)。――そういった意識になったきっかけはあるんですか。ずっとラジオの現場にいましたが2016年7月に異動し、約2年ほどイベントの部署にいました。ラジオ制作の現場から離れてみると、思った以上に世の中の人はラジオを気にしていないし、聴いていないなと客観的に思ったんです。そして2018年4月、イベントの部署から『オールナイトニッポン』のプロデューサーに戻った後は、ラジオ業界の状況はすごく過渡期で、状況が変わっていました。そうした中で「ラジオは他局と積極的に交流したり、話題発信しないと他のメディアやネットに埋もれちゃうな」と思うようになりました。それですぐにやったのが、『岡村隆史のオールナイトニッポン』とNHK総合テレビの『シブヤノオト』とのコラボです。○■NHK番組と『オールナイトニッポン』のコラボ――2018年5月にやったものですね。ラジオとテレビ番組のコラボということもあり、話題になりました。NHKのテレビ番組とニッポン放送の『オールナイトニッポン』を同時放送しました。「CMどうするの?」とか「同じ放送が流れているのってどうなの?」とかいろんなことがありましたが、やってみたら意外とすんなりできましたね。これがきっかけとなり、ダメと決めつける前にとりあえず無理そうでもやってみるというマインドになった気がします。――『岡村隆史のオールナイトニッポン』と『シブヤノオト』とのコラボが1つのきっかけだったんですね。今年の2月からは、在京6局(NHK・TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送・TOKYO FM・J-WAVE)のプロデューサーたちと、『#このラジオがヤバい』というNHKと民放ラジオ101局の共同ラジオキャンペーンをやってきました。そこで各局のプロデューサーとも話をしましたが、今後は「自分の局だけでいい、自分の番組だけでいい」という考えじゃなくて、ラジオ業界全体でまだラジオを聴いたことのない人へのきっかけを作ったり、ラジオが注目されるようなムーブメントやバズをつくっていく必要があるなと改めて思っています。最近では特番『かが屋のオールナイトニッポン0(ZERO)』を放送したんですが、これは広島のRCCラジオ『かが屋の鶴の間』の番組ディレクターから『オールナイトニッポン0(ZERO)』をやりたいとオファーをいただいて実現しました。当日は『かが屋の鶴の間』の番組チームが『オールナイトニッポン』に乗り込んでくるという形で番組をやったのですが、こうやって違うエリアのラジオ局とコラボする方法もあるんだと感じました。■冨山雄一(とみやま・ゆういち)1982年生まれ。NHKに新卒入社後、2007年にニッポン放送に中途入社。その後、『ポルノグラフィティ岡野昭仁のオールナイトニッポン』『小栗旬のオールナイトニッポン』『星野源のオールナイトニッポン』など数多くの番組を担当。2016年7月にエンターテインメント開発部に異動し、「岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭」などに携わった後、2018年4月より『オールナイトニッポン』プロデューサーに就任し、現在はコンテンツプロデュースルーム所属。
2019年08月28日お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健とお笑い芸人・出川哲朗がパーソナリティを務めるニッポン放送『堀内健と出川哲朗のオールナイトニッポン』が、9月2日(25:00~)に放送されることが決定した。2015年から過去4回、年に1度行われてきた堀内と出川の2人だけの生放送。とにかく『オールナイトニッポン』に憧れを持つ出川は、タイトルコール、そして提供クレジットを読むのが夢と語る。以前、2人は家を出るとき短パンにサンダルだったが、『オールナイトニッポン』は神聖な場所だと引き返し、サンダルからスニーカーに履き替えたほど。どんなに忙しいスケジュールでも『オールナイトニッポン』だけは別物と言う2人は、今回もお互いの頑張りを誉めあうとともに、この1年の世の出来事を独自の目線で斬る予定だ。
2019年08月27日「ジャニーさんの“後継者”として、おもにJr.の育成を担当する事務所の子会社社長となった滝沢さんですが、KinKi Kidsの2人も多忙な滝沢さんのサポートをすることになりました。光一さんは9月から開幕する舞台『DREAM BOYS』の演技指導と台本の修正を。剛さんは10月からの舞台『ジャニーズ伝説2019』の楽曲をそれぞれ担当します」(舞台関係者)ジャニー喜多川さん(享年87)の背中を追って裏方に回ったジャニーズ・アイランドの滝沢秀明社長(37)。先輩であるKinKi Kids・堂本光一(40)と堂本剛(40)の2人に後輩たちの舞台を支えるように依頼したという。光一が担当するのは、9月3日から東京・帝国劇場で開幕する『DREAM BOYS』。04年に滝沢主演の初演から、ジャニーさんの作・構成・演出だった。その後も、亀梨和也(33)や玉森裕太(29)主演で上演され、今回、King&Princeの岸優太(23)が4代目座長を務める。「滝沢さんはJr.時代に、キンキのバックダンサーを務めていました。舞台に対する情熱が人一倍強い滝沢さんにとって、00年から始まり今春に上演1,700回を達成した『SHOCK』のステージに立ち続ける光一さんは憧れの先輩。もともと『DREAM BOY』として初演時のテーマ曲を光一さんが書き下ろしていたんです。今回、滝沢さんが直接、光一さんに後輩たちの舞台指導を頼んだそうです」(前出・舞台関係者)光一は9月11日から大阪で舞台『Endless SHOCK2019』を控えていたが…。「光一さんは滝沢さんからの依頼を快諾したんです。『彼は今、多くを抱えすぎているから手の回りにくい部分で力になりたい』と話していました」(別の舞台関係者)昨年10月、滝沢の“引退”が発表された直後、光一は『日経エンタテインメント!』18年11月号のインタビューで、こう語っている。《滝沢が昔からジュニアとの接点が多いことは僕ら先輩もよく分かっています。彼は自分の活動を通じてジュニアの面倒を見ることにずっと取り組んでいました。それが年月とともにライフワークみたいになっていったんじゃないかな。素敵なことだと思います。我々も彼の覚悟を受け止めて、全力でサポートできたらと思っています》前出の舞台関係者は続ける。「今や所属タレント300人以上の大所帯となったジャニーズ事務所ですが、デビュー組の中ですら、コンサートの演出について、ジャニーさん本人から直接薫陶を受けていない人たちも出てきています。演出は若い世代の振付師が担当して、ジャニーさん流のステージの作り方が“薄まって”伝わってしまうことに、光一さんは危機感を抱いていたようですね」光一は40代を迎え、実体験を後輩に伝えるのがジャニーさんからの“特命”と痛感したという。先のインタビューでもこう力説する。《ジャニーさんのそばでエンタテインメントを実践してきた先輩タレントが直接後輩に意見してあげたほうが、ジャニーズが本来目指すステージになる。そうした現状を踏まえると今後は中堅以上の所属タレントが若いタレントたちのコンサートの現場に出向いて何か助言をするといったことが増えてくると思います。ジャニーさんもそれを望んでいますし。(略)中堅以上にはもちろん僕も含まれてますから今まで以上に後輩に目を向け、お手伝いする機会も増えていくでしょう》その思いは、剛も同じだった。「『YOU、やっちゃいなよ』というジャニーさんの名ゼリフは今でこそ有名ですが、そもそもジャニーさんのことをメディアで最初にユーモラスに話したのは剛さん。亡くなったときに剛さんは『宇宙一大好き』と追悼コメントを出し、その後ライブで『お別れにおでこにチューをした』と話すほど、ジャニーさんを心から慕っていました」(音楽関係者)8月10日に放送されたラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』(bayfm)で剛はジャニーさんから、「君は、君が思っていることをステージで表現すればいいだけ。とても最高のファンを持っていることに自信を持つべき。君がやりたい世界をステージでぶつけて表現することが正解なんだ」と言われてうれしかったと明かしていた。そんなジャニーさんの言葉を胸に、剛は10月7日から東京・日生劇場で始まる『ジャニーズ伝説2019』で音楽を担当する。「作・構成・演出というクレジットはジャニーさんのままですが、実質のプロデュースは滝沢さん。彼が打ち合わせに剛さんを呼び、A.B.C-Zの河合郁人くんを引き合わせたのです。河合くんが“未来のジャニーズ”をイメージした楽曲提供をお願いしたところ、剛さんも『ええよ!』と引き受けてくれたそうです」(別の舞台関係者)光一そして剛もジャニーさんの“滝沢を支えてほしい”という願いを強く受け止めていたのだ。今秋の舞台から、キンキの2人が滝沢社長を支える形で、ジャニーさんの遺志を伝えていく――。
2019年08月27日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が22日深夜、ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)に出演。自身が出演する2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影現場に、日本テレビ系『笑ってはいけない』シリーズで知られる吉本興業の藤原寛副社長が見学に来たことを明かした。長谷川博己が演じる主人公・明智光秀が美濃で出会う三河出身の農民・菊丸役で大河初出演を果たす岡村は、本格的に自身の撮影が始まったことを報告。そして、「藤原副社長が紙袋を抱えて現場に来て、『見学に来ました。ご挨拶に』と言うて」と明かした。7月25日深夜に放送された同番組では、藤原副社長が立ち会っていることを明かし、「藤原さんだけですよ、手ぶらで来るの」と差し入れを持ってこなかったことをいじった岡村。「ラジオで言うたもんだから仰山の差し入れを持ってきてくれて」と大河の現場には差し入れを持ってきてくれたという。岡村は「『吉本からです』『どっから買ったやつかわからないから気を付けてくださいね』『反社から買っているかもしれないですけど』『いやいやいや』というやりとりもありつつ」と闇営業騒動をネタにしたやりとりを明かし、「ここで言ってよかった。山ほど持ってきてくれて」とほっとした様子。その後、現場の人数分より少なかった可能性もあることが判明したが、「それなりに一生懸命持ってきてくれたから、よしとしよう」と話した。
2019年08月23日