三菱電機は3月19日、100Gbps高速光通信用「25Gbps光通信用DFBレーザ―」を開発したと発表した。同社は今回、高速応答性を損なうことなく、発光層に効率良く電流注入できる低容量電流狭窄層を開発。従来製品に比べて発光層への電力注入効率を約12%改善し、高温時(+85℃)でも10mW以上の高い光出力を実現した。高温動作が可能となったためデバイスの冷却が不要となり、光通信機器の低消費電力化につなげることができる。また、合波時に生じる光損失を補うことができる高光出力を実現したことで、異なる4波長の25Gbps DFBレーザー光を合波する100Gbps光通信用集積型TOSAの高性能化に寄与する。この低用量電流狭窄層の開発とDFBレーザー部分を従来比75%縮小したことで、広い動作温度範囲(-20℃~+85℃)で業界トップレベルの高品質な変調波形(マスクマージン20%以上)を実現した。さらに、レーザー駆動回路設計の調節が容易となり、光通信機器の設計をよりシンプルにすることができるようになる。同社は今後、光通信機器の高密度実装化・低消費電力化に対応するため、動作温度範囲のさらなる拡大と、電流から光への変換効率の向上を図っていくとしている。
2015年03月20日Mentor Graphicsは、高速プリント基板(PCB)設計向けのシグナルインテグリティ(SI)/パワーインテグリティ(PI)解析ツール「HyperLynx」の最新バージョンを発表した。新しいパワーアウェアモデル技術を活用することで、複雑な信号プロトコルのシミュレーションを正確に高速実行し、時間とコストを大幅に削減する。なお、最新バージョンは現在入手可能となっている。HyperLynx SI/PIの新機能には、パワーアウェアIBISモデルのサポート、DDR4/LPDDR4(ローパワー設計向け次世代メモリ)の妥当性確認ためのDDRxウィザードが含まれている。追加されたパワーアウェアSIシミュレーションは、DDR3やDDR4をはじめとする高速パラレルリンクの精密なモデル化と信号性能解析を実現。パワーアウェアIBIS v5.0モデリングに基づき、同時スイッチングノイズ(SSN)、タイミングの電源効果、SIを正確にシミュレートするほか、最新JEDEC規格に準拠するDDRxウィザードで、次世代DDR4とLPDDR4を含むあらゆる種類のDDRおよびLPDDRメモリを検証する。他手法と比べて5倍から10倍高速な統合Sパラメータ抽出とシミュレーションを実現。高性能のDC電圧降下/熱コシミュレーションは、電圧降下、高電流エリア、結果として生じる温度変化を、競合ソリューションと比較して何桁も速く予測する。最新バージョンは、非理想電源の効果を表すIC向けのIBIS(Input/output Buffer Information Specification)v5.0モデルをサポートしている。同機能は、プリドライバ効果や供給電圧降下によるスイッチング動作の遅れなど、供給される電流を正確にモデル化するとともに、バッファのキャパシタンスのモデル性能を高める。パワーアウェアIBISモデルは、DDRx解析を含むすべてのタイプのシミュレーションに適用可能で、タイミングの電源効果と信号品質を確認できる。HyperLynxは、次世代メモリのインターコネクトを設計する際に決定的に重要となるSSNをモデル化する。DDRxウィザードは最新のJEDEC規格に準拠しており、DDR4とそのローパワー版に相当するLPDDR4など、すべての種類のDDRメモリを検証できる。また、DDR3ならびに次世代のDDR4メモリシステムを完全に検証するためにアイダイアグラムを生成する。シミュレーション内の個々のビットすべての妥当性を確認するために、DDRxとLPDDRxのための統合タイミング解析などアイダイアグラムに基づくメトリクスチェックを実行する。適切なスタブ除去に伴うビアを正確にシミュレーションするためのバックドリルのサポート。「what-if」シナリオを迅速に確立し、ドリルを有効化あるいは無効化する。Touchstone Viewer機能は、IEEE 802.3 Ethernet仕様に定義されたILDやICRをはじめとするメトリクスに基づいて計算し、標準からミックスモードへのSパラメータモデル変換を含む、インターコネクトの差動クロストーク特性を評価する。SerDes機能の追加によって、新しいIBIS 6.0の機能、FastEyeウィザード内のCTLEイコライゼーション、バッチAMI実行のための128b/130bエンコーディングとコンフィギュレーションファイルをサポートする。
2015年03月19日インターネットイニシアティブは、同社が提供するMVNOサービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」において、高速データ通信量を4月1日より増量する。これまで月間2GBまでの高速通信が利用できた「ミニマムスタートプラン」は3GBまでに増量される。利用料は変わらず、データ専用SIMであれば月額税別(以下同)900円で利用できる。「IIJmio高速モバイル/Dサービス」は、NTTドコモのLTE/3G網に対応したMVNOサービス。SIMカードは、音声通話機能付き、SNS機能付き、データ通信専用の3モデルが用意されている。4月1日より、月間2GBまで高速通信が利用できた「ミニマムスタートプラン」は3GBまでに、4GBまで利用できた「ライトスタートプラン」は5GBまでに、7GBまで利用できた「ファミリーシェアプラン」は10GBまでに増量される。なお、すでに「IIJmio高速モバイル/Dサービス」を契約中のユーザーも4月1日より自動適用される。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月11日Windows 8から加わった「高速スタートアップ」。ハイブリッドブートやハイブリッドシャットダウンとも呼ばれ、OS起動時に行う初期化などのプロセスを簡略化することで、起動時間を短縮する機能だ。最近はホストドライブにSSDを用いることが多いため、その恩恵や機能自体に意識が向かないことがありかもしれない。そこで今回は改めて、高速スタートアップの概要や機能の有無について紹介する。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○高速スタートアップとは昔話から始めると、Windows 9xの時代はPCの「電源」ボタンを押してから、インスタントコーヒーを用意して口に含んでもOSの起動が終わらない環境は珍しくなかった。これには、PC全体としての性能、ストレージ性能、ユーザープロフィールの肥大化など多様な原因が考えられる。それだけに格好のチューニング材料として、デフラグやレジストリダイエット、起動サービスの取捨選択など多彩な方法が用いられてきたものだ。バージョンを重ねたWindows 7は、デバイスドライバー初期化の並行処理やサービスを一定条件下で開始するトリガー開始サービスなどの改善を加え、OSの起動時間は大幅に短くなった。それでもまだ、ユーザーニーズを完全に満たしてはいない。Windows 8では、起動プロセスの一部を休止状態に用いるハイバネーションファイルから読み取ることで、起動時間をさらに短縮している。これが「高速スタートアップ」機能だ。上図はMicrosoftの公式ブログから抜粋したものである。これをご覧頂ければ、通常の起動(コールドブート)と高速起動の違いは一目瞭然だろう。高速スタートアップ有効時は、ユーザーセッション終了後に簡易的な休止状態へと移行し、セッション0(システムセッション)の内容をファイルへ待避。次回起動時は、同ファイルを読み込むことで、起動に必要な必要最小限のドライバー読み込みやレジストリ情報の展開といった一部の処理をバイパスしている。○高速スタートアップが使えるのに無効?このような仕組みでWindows 8以降は高速スタートアップを実装しているが、同機能が使えるPCにもかかわらず、「電源ボタンの動作の変更」から高速スタートアップの有無を選択できない場合がある。お使いのPCで高速スタートアップ機能が使えるか否かは、コマンドプロンプト上で「powercfg /a」を実行すれば分かる。「以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です」というメッセージとともに、「高速スタートアップ」が並ぶはずだ。古いPCをお使いの場合、「休止状態は使用できません」と示される。○休止状態を有効にする高速スタートアップ機能は、休止状態で用いるハイバネーションファイル(hiberfil.sys)を使用する。つまり、「使えるのに無効?」という状態は、休止状態を無効にしている可能性が高いのだ。休止状態を有効にするには管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、「powercfg /h on」と実行すればよい。すると「powercfg /a」と実行したときの結果が変化するはずだ。ただし、この状態ではまだ「電源オプション」から操作できない。一度、OSがハイバネーションファイルの存在を認識しなければならないからだ。単純にPCを再起動してもよいが、コマンドプロンプトを起動した状態であれば、「shutdown /r /t 0」と実行して再起動すると簡単である。PC再起動後に「電源ボタンの動作の変更」に「高速スタートアップを有効にする」が加わり、自動的に有効になるはずだ。今回いくつかのPCで検証したところ、本操作で有効にならないケースも散見するが、お使いのPCも同様の結果が出た場合は、休止状態に対応しているか(ACPI S4をサポートしているか)確認してほしい。阿久津良和(Cactus)
2015年03月06日説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「高速道路の地下トンネルでも快適にiPhoneは使える?」という質問に答えます。***すべての路線ではありませんが、首都高速道路などで新設の地下トンネルには、通行中でも携帯電話による通話/データ通信を可能にするための通信設備が用意されています。2015年3月7日に開通予定の山手トンネルは、大井ジャンクションと大橋ジャンクションをつなぐ9.4キロの全区間で、主要3キャリアの電波を受信することが可能です。つまり、iPhoneで通話しながら、WEBブラウジングなどデータ通信を使いつつ、長い地下トンネルを通過できます。電波が届きにくい場所での通信を可能にする技術としては、「漏えい同軸ケーブル(LCX)」がよく利用されます。小型基地局を設置することもひとつの方法ですが、トンネルのように距離が長く基地局の設置がむずかしい場所には漏えい同軸ケーブルが適しています。山手トンネルにかぎらず、東京メトロなどの地下鉄トンネル区間内でも漏えい同軸ケーブルが活用されていますし、携帯電話が普及する以前からラジオの放送波を流す目的で利用されています。漏えい同軸ケーブルはその名のとおり、伝送しつつ信号を周囲に"漏らす"ことが特徴です。「スロット」と呼ばれる孔がところどころにあり、そこから携帯電話の電波が漏れ出すことで、音声通話やデータ通信が可能になります。漏えい同軸ケーブルが設置されたトンネルであれば、ケーブルから離れすぎないかぎり、iPhoneを含む携帯電話が利用できるというわけです。快適に使えるかどうかという点については、山手トンネル内を歩いて見学できるイベントに参加し、au/KDDI回線のみで試したかぎりでは、じゅうぶん快適でした。トンネル入口から1kmほどのイベント実施区間だけでいえば、ほぼ「●5つ」の状態でした。FacebookやTwitterへの投稿も試しましたが、至ってスムーズ。実際にはクルマで走行中に(助手席か後席で)利用することになりますが、問題はなさそうです。なお、3回ほどフィールドテストを実行したところ、いずれも掴んだ電波はLTE/800MHz帯、帯域幅は10MHzでした。
2015年03月05日埼玉高速鉄道、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの4社は、埼玉高速鉄道線「赤羽岩淵駅~浦和美園駅」区間のトンネル内において、13日より、携帯電話サービスの提供を開始する。携帯サービスの提供により、駅構内だけではなく、各駅間のトンネル内でも携帯電話の利用が可能になる。サービス開始は13日の午前10時を予定。
2015年02月09日サインウェーブはこのたび、大量のデータから欲しいデータを即座に取り出せるシンプルな高速解析支援ツールである「解析ブースター」の代理店販売を開始した。同ツールは、高速屋が提供する、データベース構築の必要がない高速解析支援ツール。価格は、エントリー版が24万円(税別)、スタンダード版が90万円(税別)で、どちらも別途年間保守契約がある。
2015年02月02日悪質な自転車の運転者に対し、安全講習の受講を義務づけた改正道路交通法の施行令が1月20日、閣議決定された。改正道路交通法では酒酔い運転や信号無視など計14項目の違反を「危険行為」と定め、3年以内に2回以上摘発された違反者へ講習を義務化し、受講をしなかった場合には5万円以下の罰金を科す見通しだ。警察庁によると、2008年から2013年までの都内・全国における自転車事故は徐々に減ってはいるものの、2013年における自転車事故数(死傷者数)は都内で1万4,049件、全国で11万9,929件など依然として多い。今回定められた14項目の悪質運転危険行為は以下の通り。信号無視通行禁止違反歩行者専用道での徐行違反など通行区分違反路側帯の歩行者妨害遮断機が下りた踏切への立ち入り交差点での優先道路通行車の妨害など交差点での右折車優先妨害など環状交差点での安全進行義務違反など一時停止違反歩道での歩行者妨害ブレーキのない自転車運転酒酔い運転携帯電話を使用しながら運転し事故を起こしたケースなどの安全運転義務違反
2015年01月20日1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災からちょうど20年。防災について考えをめぐらさずにはいられないが、会社員にとっては「オフィスで震災にあってしまったら」という想定も必要だろう。三井不動産は1月16日、霞が関ビルディングにて、入居企業を招いた「オフィスワーカーにわかりやすい防災訓練見学会」を行った。訓練の様子と最新の防災センターから、オフィスで被災した場合の対応を探っていきたい。○オフィスで震災にあった場合訓練はオフィス内で地震に遭遇した場合を想定されて始まった。地震速報に続き揺れが襲ってくると、全員まずは机の下に。ヘルメットをかぶり、揺れがおさまるのを待つ。ここで気を付けなければいけないのは、キャビネットなどの倒壊だ。今回は、壁際にいた社員に倒れ掛かってきて足がはさまってしまったという設定。数人で動かそうとするも、びくともしない。同ビルでは、落ち着いてビル内の防災センターに連絡することを呼びかける。程なくしてバールと担架を持ったセンター員が駆けつけ、バールを使用してキャビネットから社員を救出することに成功した。一方、地震のショックにより心配停止となった社員に対しては、心臓マッサージとAEDによる応急手当てを。救急車が到着するまでの時間は平均6分と言われている。まして震災にあっては、その場の手当てが重要となってくる。「エディ、大丈夫か!」声をかけながらの手当てにより、心臓が動き出したエディ。担架に乗せる場合もAEDは外さず、またなるべく大勢で担ぎ上げることが必要だという。ここで火災の発生が確認された。1人が防災センターへ連絡している間、ほかの2名が消火器を使用するが、火の勢いはおさまらない。そこへやってきた防災センター員はビル内の消火栓より放水、無事に火を消すことができた。○最新の防災センターとは同ビルでは、1月16日に防災センターをリニューアル。ロビー側の壁面をガラス張りにし、内部で何が起こっているのかオフィスワーカーにわかりやすく、災害時だけでなくふだんの訓練の様子も随時見られるようになったそうだ。さらに両脇に設置したデジタルサイネージで随時情報を提供できるようになった。また、防災センターの機能向上として、9面マルチモニターの情報ウォールや電子ホワイトボード、執務デスクの監視モニター設置など、災害時の対応の見える化、迅速化を進めたという。地下3階地上36階のビルに組み込まれたデータを取り込み、破損箇所がないか、あるとしたら規模はどのくらいかなど、自動で解析することも可能だ。1日の多くの時間を過ごすオフィス。何かあったときに在席している可能性は高い。これを機会に、災害時会社でどのように行動するべきか、また会社やビルの対応は問題なさそうなのか、確認しておくことをおすすめしたい。自分の身を守るために行動できるのは自分しかいないのだから。
2015年01月17日ヤフーは1月9日、阪神・淡路大震災発生より20年の節目となる2015年1月17日(土)に、写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを用いたコンテンツで振り返る「阪神・淡路大震災から20年」をトップページと特集ページで公開すると発表した。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、戦後最大の都市型災害と言われ建物の倒壊や火災などにより多くの人々が犠牲となった。この大災害の"記憶"と"記録"を未来に残していくため、1月17日(土) 0:00~23:59にYahoo! JAPANのトップページを、写真で当時の被害状況や復興の様子を振り返ることができるデザインに切り替える。また、特集ページでは写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを組み合わせたインフォグラフィックスを1月17日から2月13日の期間で公開。当時の被害状況や有事の際に取るべき行動などの情報をインフォグラフィックスを用いて視覚的にわかりやすく伝えることで、ユーザーに「いざという時にどう自分の身を守るのか」を考えるきっかけとして提供していく。なお、同企画の写真は神戸市震災写真オープンデータサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」やアフロ、映像は毎日放送、統計データは「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ」(国土交通省 近畿地方整備局)や、神戸市、兵庫県、消防庁などのデータを使用している。
2015年01月12日ナビタイムジャパンは、阪神高速道路にて「安全、安心で快適な走行を支援する情報配信実験(プロジェクト名:Project Z NAVI de HANSHIN!)」を12月17日より実施すると発表した。Project Z NAVI de HANSHIN!は、ドライバーの"安全・安心"で"快適な"走行を支援するための情報をわかりやすく配信する取組み。ナビタイムジャパンが国土交通省国土技術政策総合研究所、ゼンリン、ゼンリンデータコム、一般財団法人日本デジタル道路地図協会、阪神高速道路、本田技研工業とともに実施するもの。本実験の第1弾として、平成24年度に、阪神高速道路に関する「交通事故多発地点情報」「分合流部における安全運転に関する情報」「工事予定情報」の3種類の情報を阪神高速道路の一部路線を対象にナビタイムが提供するスマートフォン向けのカーナビアプリケーションにより配信した。今回の実験では、実施エリアを阪神高速道路全路線に拡大して実施。平成24年度と同様の情報について、ナビタイムが提供するアプリケーションに加え、ゼンリンデータコムが用意するWebサイトを用いる。本実験を通じ、ドライバーの安全・安心、快適な走行をサポートする情報配信の効果、「道路の区間ID方式」の利用による情報流通効果を検証するとのこと。なおナビタイムジャパンでは、本実験にご協力いただける参加者(実験モニター)を随時募集している。詳細は本実験の案内ページで確認できる。
2014年12月19日神戸ファッション美術館は二つの展覧会、「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」「1950-70年代の阪神間スタイル」を同時開催する。期間は1月17日から4月7日。「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」では、被災者の心身を守ることに重点を置いたファッションの紹介が行われる。家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる。このコンセプトの元に、デザイナーの津村耕佑が手掛けるブランド「ファイナルホーム(FINAL HOME)」。更に、衣服造形家の眞田岳彦が被災者の心をケアする目的で立ち上げた「Prefab Coat」シリーズから、新作となる「Prefab Coat Rice KOBE」などが出展。阪神・淡路大震災からの復興支援を目的に、95年に東京や神戸で開催されたファッションショーからも、大田記久やカステル・バジャック(CASTELBAJAC)、藤本ハルミらの作品が出品される。また、1月24日には学芸員がリレートーク形式で震災を語り継ぐイベント、「阪神・淡路大震災20年・語り継ぐこと/リレートーク vol.2ファッションとアートの繋がり」が開催される。その他、トークイベントでは2月8日に眞田岳彦をゲストに招き、「心を繋ぐ衣服と伝統文化」を予定。3月15日には、津村耕佑によるワークショップ「繋げてつくろう!わたしだけのスペース」が開かれる。一方、「1950-70年代の阪神間スタイル」では、アイビー、ミニスカート、ヒッピー、フォークロアなど、戦後の大阪や阪神に芽吹いた数々のムーブメントに注目。オートクチュール技術との出会い、「ヴァン(VAN)」をはじめとする男性衣装、帽子や靴といった小物などをテーマに、当時のファッション界やライフスタイルを回顧するような衣類や資料が出展される。田中千代や原田和枝、上田安子、石津謙介、コシノヒロコといった、この地を代表するデザイナーの作品にも注目だ。関連トークイベントは3月28日を予定しており、テーマは「阪神間の洋裁文化の形成」と「大阪から発信したVANの創業期から現在」。ワークショップ「50’s-70’sファッションをシルクスクリーンでプリントしよう!」は、2月22日に開催される。【イベント情報】特集展示「衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」特別展示「1950-70年代の阪神間スタイル」会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町2-9-1会期:1月17日から4月7日時間:10:00から18:00(入館は閉館の30分前まで)入場料:一般500円学生、65歳以上250円休館日:水曜日(2月11日は開館)、2月12日
2014年12月15日UQコミュニケーションズは3日、東京臨海高速鉄道りんかい線の「国際展示場駅」、「新木場駅」において、高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」の提供を開始した。「WiMAX 2+」は、下り最大速度110Mbpsのモバイル通信サービス。これまで同社では、東京臨海高速鉄道りんかい線において、WiMAXを提供していたが、新たにWiMAX 2+を提供することとなった。「国際展示場駅」、「新木場駅」を皮切りとして、順次全駅へと拡大していくという。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月04日ジェーシービー(以下JCB)と阪急阪神カードはこのたび、阪急阪神グループの交通機関や商業施設等で利用でき、利用に応じてポイントが貯まる多機能ICカード「エメラルドSTACIAPiTaPaJCBカード」「阪神タイガースSTACIAPiTaPaJCBカード」の付帯サービスとして、小学生・中学生・高校生の家族向けの交通乗車専用ICカード「STACIAPiTaPaジュニアカード(中高生向け)」、「STACIAPiTaPaキッズカード(小学生向け)」をあらたに募集・発行すると発表した。「STACIAPiTaPaジュニアカード」「STACIAPiTaPaキッズカード」は、阪急電鉄、阪神電車など阪急阪神グループの交通機関でのPiTaPa乗車とIC定期券の利用(一部区間を除く)が可能となっていて、同会員の家族の通学・外出に大変便利で安心なカードだという。JCBと阪急阪神カードは、今後もクレジットカード事業を通じて、より多くの顧客に喜んでもらえる商品・サービスの開発を進め、顧客の満足度向上に努めていくとしている。
2014年12月01日マツダはこのほど、警察用パトロールカーとして架装した「CX-5」を、広島県警察本部交通部高速道路交通警察隊(広島県警高速隊)に2台提供したと発表した。今回の車両提供は、2014年度末に予定されている中国横断自動車道尾道松江線の全線開通など、年々高速道路が延伸する中で、冬期の厳しい気象環境下での高速道路における交通警察活動用のモニター車両として提供したもの。シビアコンディション下でのクルマの走行性能をモニタリングすることで、より安全で耐久性のあるクルマづくりに役立てていきたいとしている。提供される「CX-5」は、厳しい使用環境を踏まえ、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」と4輪駆動(4WD)システムを搭載したモデルに。「SKYACTIV-D 2.2」は低速から高速までのスムーズなレスポンスと力強い走りに加え、JC08モードで18.0km/リットル(4WD車)の燃費性能や、ポスト新長期規制に適合した環境性能を実現しており、高速道路における長距離走行に適している。「CX-5」の4WDシステムは、ドライバーには感じ取れないほどわずかなタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、その変化に応じてクルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロールする機能を搭載。冬期の厳しい気象環境下においても、安定した走りを保つことができるという。
2014年11月30日阪神電気鉄道と近畿日本鉄道は、阪神・近鉄沿線の初詣や初旅に便利な「伊勢神宮初詣割引きっぷ」「阪神・近鉄初詣1dayチケット」を今年も発売する。「伊勢神宮初詣割引きっぷ」は阪神版・近鉄版があり、阪神版は阪神線の発駅と近鉄線フリー区間(松阪~賢島間)の往復乗車券、往復近鉄線特急券引換券(大阪難波・大阪上本町・鶴橋~近鉄線フリー区間)、近鉄線フリー区間乗車券・特急券引換券(2枚)がセットに。発売額は大人5,700円、小児2,900円で、阪神の主要駅の駅長室、阪神電車サービスセンター(神戸三宮)、おもな旅行会社などで販売する。近鉄版は松阪~賢島間のフリー区間乗車券・特急券引換券(2枚)と、発駅からフリー区間までの往復特急券がセットになり、近鉄の主要駅とおもな旅行会社などで販売。発売額は関西方面を発駅とする場合は5,200円、東海方面を発駅とする場合は4,700円(いずれも小児半額)となる。その他、往復特急券なしのきっぷ(900~3,000円)も販売する。阪神版・近鉄版ともに、発売期間は12月1日から1月12日まで、有効期間は1月1~12日のいずれか1日。1月1日に利用する場合のみ、前日18時から利用できる。いずれのきっぷにも、主要観光施設の割引、伊勢神宮参拝記念品(干支置物)引換券などの特典が付く。「阪神・近鉄初詣1dayチケット」は、阪神線と神戸高速線全線、近鉄の大阪難波~近鉄奈良間、生駒ケーブル(鳥居前~宝山寺間)が1日乗り放題になるきっぷ。発売期間と有効期間は「伊勢神宮初詣割引きっぷ」と同じ。発売額は大人1,540円、小児770円で、神社の「祈念品」引換券と社寺のおみくじ引換券が付く。大人7,000枚、小児1,000枚限定で、阪神・神戸高速・近鉄の主要駅などで販売する。
2014年11月14日サイオステクノロジーは、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズと共同で、SQL Serverとフラッシュ・ストレージを用いた低コスト・高速・高可用性サーバの構築に関するセミナーを11月14日に開催する。セミナーでは、「フラッシュ・ストレージの動向とioMemory製品」「Haswellプロセッサ搭載のSystem x製品の最新情報と、フラッシュ・ストレージの実機による効果」「フラッシュ・ストレージを使用した高速データベースサーバの可用性を向上する方法」について講演が行われる。具体的には、「IBM System x3650」+「 ioDriveによる高速データベースサーバ」のHAクラスターシステムを、「Windows Server フェールオーバー クラスタリング」+「DataKeeper」によって、非共有ディスク構成の高速HAクラスターシステムとして構築する方法が紹介される。加えて、Windows 2012からサポートされたSQL Server Always On可用性グループ機能を用いたクラスターシステムとの性能比較を行った実測データに関する解説も行われる。概要は以下のとおり。開催日時: 2014年11月14日(金)14:30-17:20(受付開始 14:00)開催場所:レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ 秋葉原本社セミナールーム定員:35名受講対象:System xを取り扱っているビジネス・パートナーのエンジニア申し込みはWebサイトから行うことができ、参加者はサイオスの 「LifeKeeper/DataKeeper 有償テクニカルトレーニング」(5万円相当)を無償で受講可能なクーポンがもらえる。
2014年11月06日大阪市建設局は、「御堂筋の道路空間再編について(案)」について多くの市民から意見を集めるため、パブリック・コメント(意見公募)を受け付けている。受付期間は11月14日まで。○御堂筋南側には自転車専用レーンを設置御堂筋は、平成26年に建設から77周年を迎えた大阪市のメインストリート。市の南北幹線の基軸として機能しているが、建設当時とは社会情勢が大きく変わり、人々の行動形態や周辺の状況も変化している。社会の変化や時代の要請に対応する道路とすべく、道路空間再編について関係機関との協議や社会実験などを実施しながら検討を進めてきた。このほど、御堂筋の道路空間再編に向けた大阪市としての基本的な考え方などをとりまとめた「御堂筋の道路空間再編について(案)」が完成した。再編案は、シャンゼリゼ通り(フランス、パリ)やオーチャード・ロード(シンガポール)など、海外におけるシンボルロードを参考に構想している。御堂筋の自動車交通量は約40年前に比べ約4~5割減少しているが、自転車交通量は増加傾向で、約40年前の約6~7倍と大きく増えているという。そこで、南側(新橋~難波西口間)東西の側道を閉鎖し、車道を6車線から4車線に縮小。その分、歩行者や自転車のための空間を新たに設ける。増加する自転車交通量に対応するため、自転車専用の通行空間も設置。専用道路にして、歩行者と自転車の通行空間の分離を図る。北側(淀屋橋~新橋間)は、南側に比べると自動車の交通量が多く、現時点で側道を閉鎖した場合、本線の渋滞など車の交通に与える影響が大きいと考えられる。そのため、段階的な整備として当面は側道の機能(6車線)を維持したまま道路構造を見直すことで、歩行者と自転車の通行空間の分離を図っていく。将来的には南側と同様、歩行者と自転車の通行空間を分離。最終的には側道を閉鎖し、南側と同じように多機能空間の充実を目指すという。同市では現在、同案についてのパブリック・コメントを募集している。同案の詳細は、大阪市のホームページで見ることができる。同市は、寄せられた意見等を参考にしながら、御堂筋の道路空間再編に取り組んでいくとしている。
2014年10月31日旅行代理店「阪神アイビートラベル」を運営する阪神ステーションネットは、阪神電車神戸三宮駅・西宮駅・尼崎駅から近鉄特急車両22600系を貸切利用して伊勢神宮を訪れる日帰りツアーを発売した。同社主催の旅行で、近鉄特急車両を使用するのは初となる。ツアー出発日は2015年1月3・17・24日。貸切列車は神戸三宮駅を8時36分に出発し、西宮駅・尼崎駅を経由して宇治山田駅に11時28分到着。伊勢では乗降り自由のバスフリーきっぷを利用し、伊勢神宮の外宮・内宮やおはらい町などの自由散策を楽しむ。帰りの列車は宇治山田駅を17時41分に発車し、行きの列車と同様、貸切利用となる。旅行代金は各日・各駅共通で、大人9,600円、小児6,000円。赤福餅のお土産(2個入り)と三重交通伊勢地区バスフリーきっぷが付く。なお、1月17日実施分のみ、2,000円アップ(大人・小児共通)で昼食付きプランも選択できるとのこと。募集人数は1月3日実施分150名、1月17・24日実施分は各300名。参加申込みは、阪神アイビートラベルの本社営業所と甲子園営業所、阪神電車サービスセンターにて受け付ける。
2014年10月28日筆まめは24日、Windows向けのPC高速化ソフトウェア「SuperWin Utilities3.1」を発表した。ダウンロード版は、筆まめ公式ECサイトなどで同日先行販売開始。パッケージ版は11月7日に家電量販店などで発売する。価格は税別7,800円。「SuperWin Utilities3.1」は、アプリケーションの起動高速化やデフラグ、メモリや不要ファイル、履歴情報のクリーニングなどが行えるPC高速化ソフトウェア。高速化デフラグソフト「FULL-DISKfighter」、アプリケーションの高速起動化ソフト「eBoostr 4.5」、Android端末のセキュリティ保護アプリ「AVG アンチウイルス PRO for Android」が付属。インターコムが7月まで販売していた「SuperWin Utilities 3」の搭載ソフトを変更したものとなる。対応OSはWindows Vista 7 / 8 / 8.1。製品には専用のガイドブックが付属する。
2014年10月24日西日本鉄道は、夜行高速バス福岡・北九州~東京線「はかた号」に2台の新型車両を導入する。西鉄グループの高速バスでは初めての試みとなる個室型シート(プレミアムシート)を4席設けるなど、これまで以上に快適さを追求した車両だという。プレミアムシートは車両前側の4席で、座席幅50cm、ピッチ135cm。背面マッサージや電動リクライニング、レッグレストに加え、背面ヒーターや座面送風などの充実した機能を備えた本革仕様のシートを採用した。座席と通路の間には従来のカーテンに代わりパーテーションを設置し、完全個室化。除菌・消臭効果に優れた専用空気清浄機も備え付け、くつろぎのプライベート空間を実現する。各席備え付けの専用タブレット端末を車内Wi-Fiに接続すれば、インターネットや電子書籍の閲覧も可能だという。車両中間は機能性に優れたビジネスシート(16席)、最後列は女性専用のビジネスシート(4席)。いずれの席もコンセント付で、車内Wi-Fiも全席で無料で使用できる。運賃は、基準となるビジネスシートが1万2,000~1万5,000円。女性専用ビジネスシートは1,000円引き、プレミアムシートは5,000円増となる。
2014年10月24日JAFはこのたび、高速道路の料金制度やネットワークのあり方、および道路を賢く使う取り組み等についての検討が行われる国土交通省の社会資本整備審議会 道路分科会 第14回国土幹線道路部会ヒアリングに出席し、自動車ユーザーの立場から下記の提言を行ったと発表した。我が国の経済分野においてサービス産業の比率が高まる中、人の流れを活発化することが一層重要となってきている。 特に自家用車交通は、観光における旅行利用交通機関で最大のものであり、人の流れを地方の隅々へと向ける特色があり、都市への一極集中を解決する極めて重要な役割を担っている。高速道路はその基幹的なネットワークと位置付けられる。一方、レジャー、観光の分野では、グローバル化が進展し、競争の激化は一層進んできている。今夏JAFが実施した「ドライブ旅行に関するアンケート」においては、ドライブ費用の中で負担に感じるものとして、実に76.2%のドライバーが「高速道路・有料道路の通行料」を挙げている。また、JAFが別途実施した「高速道路に関するアンケート」では、高速道路の利便性向上がどのような地域活性化につながるかとの質問に対しては、「観光やレジャーで地方を訪れる人が増える」との回答が圧倒的であった。実際、過去には高速道路料金を下げた場合に利用者は増えている。最近は、高速道路料金の割引見直しに加え、ガソリン価格の上昇、自動車保険料の引き上げ等により自動車ユーザーの負担はこれまで以上に大きくなっている。このような状況において高速道路料金が高いまま維持されれば、自動車が必需品である地域の観光に重大な影響を与え、都市部から地方への人の流れを阻害することになり、今後の地方創生にも大きな障害となると考えるという。○提言事項高速道路の利用促進のため、料金割引等の施策を図るべき自動車ユーザーは高速道路料金を高いと感じており、かつ負担に感じている高速道路の利用促進を図ることで地域活性化(地方創生)が期待できるもともと諸外国と比較して通行料金の設定が高い時間距離・価格距離の比較でドライブ旅行は、例えばLCC(ローコストキャリア)に対して競争力を失いつつある料金制度の根拠をわかりやすく理解できるようにし、積極的な情報の発信を図るべき料金割引の見直しが行われたこと等、料金制度に関する情報の認知度が低い自動車ユーザーは料金設定に敏感であるユーザーが理解しやすく、納得できる料金体系の構築が必要「道路を賢く使う」取り組みを推進するべき道路側の渋滞緩和策…路肩の走行車線への転用については、今後も安全に配慮しつつ推進するべき車両側の渋滞緩和策…先進技術の積極的活用を推進するべきJAFではACC(車両前方に装備されたレーダーやカメラを用いて先行車との車間距離を一定に保つように速度を制御し(追従機能)、先行車がいない場合は設定した速度を維持して走行する(定速走行機能)装置)の積極的な活用推進を呼びかけている。JAFは、道路利用者としての自動車ユーザーの声が道路行政や施策に反映されるよう、今後も積極的な提言活動を行っていくとしている。
2014年10月17日阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画」(大阪・阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディングと新阪急ビルの建替計画)の事業着手日が、10月1日に決定した。I期工事として新阪急ビル解体工事を開始し、2022年春頃の全体竣工を目指す。計画地は大阪の中心地である梅田地区にあり、御堂筋の起点に位置。両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行い、都市機能の高度化や防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じた快適で質の高いまちづくりを推進する。ビル内には11フロアから成る現在と同規模の百貨店ゾーン、西日本最大規模のフロア面積を有し最新機能を備えるオフィスゾーンに加え、災害時に帰宅困難者の一時対流スペースとしても活用予定のカンファレンスゾーンを整備。オフィスゾーン11階のスカイロビーと低層部分の屋上広場は、オフィスワーカーや来街者に開放する。ビル周辺では地下、地上、デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し回遊性の向上を図る。
2014年09月29日(画像はプレスリリースより)ラジオ体操は「ダイエット」効果あり?阪神電気鉄道株式会社は、ラジオ体操朝活第3弾「阪神沿線ラジオ体操会~西宮編~」を2014年10月1日(水)から10月31日(金)の間、六湛寺(ろくたんじ)公園にて開催します。土日祝を含んだ期間中、毎朝6時30分から所定の場所に集まり、みんなでラジオ体操を行う「阪神沿線ラジオ体操会」は、御影駅、尼崎駅と続き、今回の西宮駅で第3弾となります。誰もがおなじみの「ラジオ体操」は、1928年に国民の体力向上と健康の保持を目的に作られた体操であり、最近は「ダイエットにも効果がある」と関連本が次々と発売されて話題となっています。「朝活応援キャンペーン」もまた、同時に実施される「阪神電車朝活応援キャンペーン」では、期間中、午前7時までの間に阪神電車の各駅にてPiTaPa付きSTACIAカードで入場した方を対象にポイントを進呈。抽選でプレゼントも当たるキャンペーンです。「阪神沿線ラジオ体操会」の参加料金は無料。健康維持の目的はもちろん、楽しみながらダイエットができる「朝活」として活用もできます。近隣にお住まいの方はぜひ参加してみては。【参考】・阪神電気鉄道株式会社 プレスリリース/PR TIMES・テレビラジオ体操/NHK
2014年08月28日携帯電話のネットワークが高速化している。理論値ではあるが、下り速度は最大で150Mbpsに達し、固定の光回線並みの速度となっている。海外では200Mbps強のサービスも開始され始めており、携帯ネットワークがどんどん高速化している。今年の夏モデルから、KDDIが開始した「キャリアアグリゲーション(以下、CA)」も、携帯ネットワークの高速化技術だ。その技術の特徴を簡単に紹介する。○キャリアアグリゲーションってどんな技術?キャリアアグリゲーションは、携帯電話関連の規格を策定している「3GPP」が定めた広帯域通信のための仕様だ。もともとは現行のLTEの拡張規格である「LTE-Advanced」のための技術だったが、これがLTEでも実現できるようになった。CAは、LTE Rel.10(Release 10)で3GPPの規格として盛り込まれた。この技術は、例えるならば「水の流れるパイプが、今まで1本だったのが2本になり、1つのバケツを満杯にするスピードが上がる」「東名高速道路に加えて新東名高速道路ができたので、同じ目的地に対して一度に走れる車の量が増える」というもの。例えに出したパイプや高速道路は、ここではデータを送信する電波に相当する。LTEの道路の幅(搬送波)は5MHzごとになっており、5MHz幅だと下り最大37.5Mbpsという理論値になる。10MHz幅(2車線)なら75Mbps、15MHz幅なら112.5Mbps、20MHz幅なら150Mbps……といった具合だ。この搬送波が「キャリア」だ。アグリゲーションは「集約」といった意味で、搬送波を集約し、1つの搬送波に見立ててデータを送信する技術、というのがCAとなる。通常、周波数は連続して隣り合ったものを搬送波として利用する。連続した周波数で下り速度150Mbpsを実現するには20MHz分を確保しなければならないが、携帯事業者に割り当てられる周波数は有限で、20MHz幅を確保できるとは限らない。また、LTEの仕様上は20MHz幅までが規定されており、逆に言うと「40MHz幅を使って下り300Mbps」といった使い方は想定されておらず、将来的にさらなる増速化が難しい。CAでは、周波数が連続している必要がない。これまでは「800MHz帯の連続した20MHz幅」といったように、同じ周波数帯である必要があったが、CAでは別の周波数同士を1つの搬送波として見立てることも可能になっている。例えば国内で先行するKDDIは、800MHz帯と2.1GHz帯の2種類、それぞれ10MHz幅ずつをCA用に使い、下り最大150Mbpsを実現している。速度としては、NTTドコモも一部で下り最大150Mbpsサービスを提供しているし、KDDIも同様に下り150Mbpsのエリアがあるが、これは連続した20MHz幅を使っており、CAではない。○周波数利用効率の向上などのメリットもCAは単に高速化するだけでなく、それ以外のメリットもある。複数の周波数を使うため、一方の電波状況が悪化しても、もう一方の通信でカバーできる。速度は落ちるが、1つの周波数での通信よりも安定性の向上が期待できる。2つの周波数のうち、空いている方をユーザーに割り当てると言った効率的な運用も可能になり、周波数利用効率が良くなる、というメリットもあるとされる。通信速度と安定性、利用効率という3点が、CAの主なメリットだ。通信の高速化は、場所によっては劇的な効果があるかもしれないし、時と場所によって変動するものなので、常に高速化・安定化が実現できるとは限らないが、全体としては、これまでよりも通信速度が高速化することが期待できる。さらにCAは、最大5つの搬送波をまとめることができるため、20MHz幅×5=100MHz幅まで利用できる。単純に言えば最大速度750Mbpsが実現できると言うことになる。これに加えて、MIMOの拡張で下り最大1Gbpsを超える速度がターゲットとされているが、ここまでくると規格としてはLTE-Advancedになる。ちなみに、LTE-Advancedでも20MHz幅が基準となっているのは、LTEの仕様にあわせたようだ。KDDIでは、CAのカバーエリアを公表していないが、CA対応は基地局のバージョンアップをする必要があり、順次対応エリアを拡大している。ドコモも年度内にはCAを開始する予定。その後LTE-Advancedへと進化していくことで、携帯の通信速度はギガビットクラスへ拡張されていくことになる。
2014年07月24日JR東海バスとJRバス関東は、東京~名古屋間を結ぶ高速路線バス「東名ハイウェイバス」のダイヤ改正を7月1日に実施する。今回のダイヤ改正では、新東名高速道路経由の直行便「新東名スーパーライナー」を2往復増便し、現行の5往復から7往復に増やす。増便となるのは、東京行の「新東名スーパーライナー32号」(名古屋駅8時30分発)・「新東名スーパーライナー34号」(名古屋駅13時30分発)、名古屋行の「新東名スーパーライナー31号」(東京駅12時30分発)・「新東名スーパーライナー33号」(名古屋駅16時30分発)。その他、金曜日と土休日、休前日、ゴールデンウィーク期間、お盆期間、年末年始などに運行する東京行「東名スーパーライナー5092号」の発車時刻繰上げを実施。現行は名古屋駅8時30分発・東京駅14時25分着で運行しているが、7月1日以降は名古屋駅7時15分発・東京駅13時16分着に繰り上げるとのこと。※写真は本文とは関係ありません。
2014年06月02日IEBlogに記事「IE11 に実装されたさまざまなブラウジング高速化手法を紹介します」が掲載された。IE11で導入された高速処理の手法が解説されており参考になる。しばらくの間はシェアを落とし続けたIEだが、直近1年はシェアを増やすなど人気を取り戻しつつある。短周期リリースになって機能の取り込みが速くなっていることや、セキュリティ対応などで優れた結果を出している影響ではないかとみられる。紹介されている主な技術は次のとおり。自動ページ予測機能ヒント情報を活用したプリロード・プリレンダリング個別リソースのプリフェッチ機能(事前キャッシュ化機能)リソース(バッテリ、プロセッサ、通信帯域)を消費しない高速化技術SPDY/3によるページ読込高速化の実現HTTP/2.0への対応読み込むリソースの優先度設定による読込効率化の実現ユーザが次にアクセスするページを予測する技術には検索エンジンBingでの研究成果などが利用されている。掲載されている記述の多くはIE9およびIE10の段階で導入されたもので、IE11ではさらに洗練されている。特徴的なのはBing事業で得られた成果物をブラウザの開発にフィードバックしている点にあり、消費電力やリソース読込の効率化などに関しては先進的な状況を維持している。
2013年12月10日セイコーインスツル(SII)は、高速データ通信規格LTE/3Gに対応したM2M向け高速無線ルータ「SkyBridge MB-A100(以下、MB-A100)」シリーズを11月より発売することを発表した。用途例は、在庫管理、セキュリティ端末、決済端末、車両運行管理、映像監視、通信機器など。価格はオープン。新製品「MB-A100」は、同社によると国内で初めてLTE/3Gともにプラチナバンドに対応、つながり易く、大容量データの高速通信を少ない遅延で安定して使えるモバイル通信環境を提供する。対応回線はNTTドコモのXi(LTE)で、、FOMAハイスピード(HSDPA/HSUPA)ネットワークにも対応する。これにより、大容量データ通信が必要とされる映像監視等の分野、高速な通信が求められるオンライン決済におけるシンクライアントシステムのゲートウェイとしての活用など、これからのM2Mの可能性を広げる。また、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/a/n)アクセスポイント機能を備えたことで、普及が広まりつつあるが接続環境が十分整備されてない業務用スマートデバイスに対し、同接続による接続環境を提供することが可能となる。また、WAN回線をLTE/3Gだけでなく、有線WANにも対応させたことで、LTE/3Gネットワークに加え、有線ブロードバンド回線を利用することができ、有線WAN、無線WANそれぞれバックアップ回線として利用することが可能。設置・運用性に関しても配慮し、アンテナ内蔵により、外部アンテナ削減、外部アンテナ引き回しの設置コスト・手間を低減。さらに、豊富な遠隔監視・制御機能を提供することで遠隔地にある多数の装置を容易に管理可能となる。
2013年10月30日阪神電気鉄道は16日、はちみつの生産と商品化を手がける「阪神電車みつばちプロジェクト」の商品化第二弾として、有機野菜宅配を手がける大阪愛農食品センターと共同開発した有機JAS認定のドレッシング「六甲山アカシアはちみつと有機野菜の魔法のドレッシング 颪(おろし)」を阪神梅田本店及び「颪」特設webサイトで発売を開始した。この「颪」ドレッシングは、「お客さまの食卓に魔法を」をコンセプトに、「美味しく」「安心に」「楽しく」の三つのキーワードで開発したドレッシングで、天然はちみつの甘さと有機野菜が持つ力強い味を絶妙なバランスで引き出しているという。使用しているはちみつ、農産物等は天然由来の素材のみを使用し、添加物や保存料は一切使用していない。農林水産省の有機JAS認証において「有機加工食品」の認証を受けており、安心して食べられるほか、サラダはもちろん、肉料理、魚料理及びパスタのソースとしても使えるなど使い勝手が良く、「第二の塩麹」とも言える一品とのこと。同プロジェクトで商品化した製品は、昨年10月6日に六甲山上で発売を開始した「六甲山ミツバチ やまみつ」瓶詰め商品が発売後約1か月で完売するなど、高い人気を集めているという。同社では、今後も遊休地を活用したはちみつの生産を行い、採取したはちみつを使った新しい商品を考案・販売していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月18日全室天然温泉の都市型ホテルホテル阪神では、新春から女性にうれしいキャンペーンを行っている。『冬のほっこりキャンペーン第二弾女性宿泊者スパご入浴1回無料キャンペーン』だ。ホテル阪神と言えば、大阪のキタの繁華街、梅田からも近い福島駅の駅前にある。そのような都市型のホテルでありながら、客室全室に地下1,000mから引いている天然温泉を供給している。※画像は、ホテル阪神ホームページよりレディーススパでリラックス今回の『冬のほっこりキャンペーン第二弾女性宿泊者スパご入浴1回無料キャンペーン』では、ホテル阪神内にあるレディーススパ&サウナ「テフ」の無料入浴券を1枚もらうことが出来る。通常宿泊者の利用料1,100円。同スパ&サウナでは、全身浴ジャグジー・高温ドライサウナ・冷水風呂なども楽しむことが出来、もちろんリラクシングルーム・パウダールームも完備している。別途有料にはなるが、エステサロンも併設しているため、入浴と共に各種エステコースやヒーリングマッサージ・あかすりも楽しむことが出来る。レディース スパ&サウナ「テフ」宿泊者入浴無料キャンペーン【期間】 2013年1月1日(火)~3月31日(日)【場所】 ホテル阪神 6階 レディース スパ&サウナ「テフ」【内容】 宿泊の女性の全員に「スパご入浴券」を1人1泊につき1枚プレゼント【営業時間】 10:00~23:00(受付終了22:00)元の記事を読む
2012年12月29日