エレコムは23日、モバイルバッテリーの一部製品にて、在庫管理の状態で発煙する事象が確認されたため、同製品の回収・返金を行うと発表した。今回リコールの対象製品となった製品は、モバイルバッテリー「DE-M01L-10440(BK / WH)」、「DE-M01L-13040(BK / WH)」。エレコムによると、モバイルバッテリーの発煙の原因調査を行った結果、通常使用において発煙などが起こることはないとの結論にいたったが、今回の事象を重く受け止め、対象製品の回収・返金に踏み切ったとのこと。回収・返金を依頼するには、同社Webページ内受付フォームより所定の手続きを行う。現在はWebページでの受付フォームのみの案内。後日、電話による問い合わせ窓口も開設するとのこと。
2015年02月25日米ジュニパーネットワークスは2月18日(現地時間)、キャリア・イーサネット製品を拡充するユニバーサル・アクセス・ルータの新製品「ACX500」「ACX5000」の2機種および、ネットワーク管理ソフトウェアである「Junos Space Network Management Platform」の機能拡張を発表した。ルータ新製品の提供開始時期は、いずれも2015年第2四半期。今回発表の新製品により、サービスプロバイダはより優れた費用対効果で追加容量に対応でき、サービス・オーケストレーションおよびプロビジョニングの加速化が可能になるという。ACX500は、高度なLTEネットワークに起因する容量の課題を緩和するために専用設計。同社によると業界初となる統合型GPS受信機の搭載により、セル信号の切り替えの正確性を向上した。これにより、通話中の途切れの減少、緊急通報などの位置情報サービスの改善、移動中の消費者向けの動画ストリーミング品質の向上を実現したという。拡張およびカスタマイズ可能なサービス・オプションに加え、ファンレスで堅牢な設計を採用し、屋内外での使用が可能としている。ACX5000は、10GEのメトロ・イーサネット・ディストリビューションおよびアグリゲーションと40GEインタフェースを備える、テラビット規模のキャリア・イーサネット・ルータ。ネットワーク構造に仮想化機能を直接組み込み可能であり、スモールセルやマクロセル、家庭用/商用のブロードバンド・ネットワークなどの多様なネットワークを統合するという。また、ソフトウェアベースでポートのアップグレードが可能という特長を持つ。さらに、ネットワーク分析やセキュリティサービス、ユーザー固有の仮想化ネットワーク機能などのサービスを迅速に提供する、KVM(Kernel Virtual Machine)と互換性のあるネットワーク機能の仮想化をサポートする。Junos Space Network Managementの拡張機能である「Connectivity Services Director」および「Cross Provisioning Platform」は、IPおよびイーサネット・サービス向けのマルチベンダ・ネットワーク全体におよぶキャリア・イーサネット・サービスのプロビジョニングを自動化。マルチベンダ・キャリア・ネットワーク上でのイーサネット・サービスの統合ネットワーク管理を実現し、導入に要する時間の短縮と総運営コストの削減を可能にするという。
2015年02月23日ファイア・アイは11月10日、MacOS XおよびiOSの保護に対応した標的型攻撃対策製品を発表した。今回の対応は、アップル製品を利用する企業が増加していることを受けてのこと。米Forrester Researchのレポートによると、Apple製品を利用する企業の割合は約50%になるという。セキュリティリスクから防御する手段を提供する。MacOS X向けに、ネットワーク・セキュリティ脅威対策プラットフォームの「FireEye NXシリーズ」、フォレンジック分析の「FireEye AXシリーズ」を提供する。NXシリーズの「FireEye NX 7500」では、「FireEye Multi-vector Virtual Execution(MVX)」という仮想マシンベースの検知エンジンを搭載する。MVX検知エンジンは、OSXユーザーに対するゼロデイ攻撃とAPT攻撃の検知機能で、既知や未知の脅威を特定し、マルウェアのアウトバウンド通信を阻止できる。iOS向けの「FireEye Mobile Threat Prevention(モバイル脅威対策)」は、2014年中にApp Store内で提供する方針だ。iOS向けのMobile Threat Preventionは、 クラウドベースの分析機能により、iOSアプリへの振る舞い、コールバック、ライブ分析の詳細情報が得られるほか、脅威スコアを表示。各アプリ内の悪意ある振る舞いや不要な振る舞いの詳細を示して、エンドポイント機器の不正アクセスに関連した要因を検証できる。
2014年11月11日アップルは10月20日、アップルストアにおけるボーズ製品の取り扱いを停止したようだ。すでにオンラインストアのヘッドホン一覧からボーズの製品が消えている。米Appleは5月にBeats ElectronicsとBeats Musicを30億ドルで買収することを発表。BeatsとBOSEはヘッドホン製品で競合関係にあり、7月にはノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホンに関する特許技術をめぐって、BOSEがBeats Electronicsを提訴していた(その後、訴訟取り下げ)。国内のアップルオンラインストアのヘッドホン一覧をみたところ、AppleとBeatsの製品以外にも、SennheiserやJBL、AKGほか多くのメーカーを扱っており、BOSEだけが撤去された模様だ。
2014年10月20日JR北海道は14日、学園都市線(桑園~新十津川間)のうち、札幌圏で唯一の非電化区間となっていた桑園~北海道医療大学間(28.9km)を6月1日より電化すると発表した。これにより札幌~北海道医療大学間の列車の約7割が電車となり、札幌~石狩当別間の所要時間は最大9分短縮される。10月には、札幌~北海道医療大学間の列車をすべて電車化する計画だ。同社はこれに合わせて、学園都市線を含む札幌圏(小樽~札幌~滝川間、札幌~新千歳空港・苫小牧間)に新型通勤電車733系・735系を投入。733系は6月に18両、10月に残り18両の計36両を導入予定だ。同車両はステンレス鋼製、オールロングシートで、定員439人(座席数148)。最高運転速度は時速120km。現在運行している通勤電車731系より客室床面が10cm低く、ノンステップで乗降できる。車体幅は従来の車両より約9cm広く、客室スペースの拡大により混雑緩和を図れるとしている。さらに、従来よりスペースを拡大した車いす対応トイレや車いすスペースも設けるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日