パナソニックは省エネランプの普及促進への取り組みを加速させ、一般家庭用白熱電球(E26口金タイプ)の生産終了を半年前倒しして実施する。同社は2008年5月の経済産業省発信における“省エネランプ等の普及促進対策”に従い、白熱電球代替の電球形蛍光灯などを生産・発売し、省エネを促進。2009年10月のLED電球の発売以降、2012年7月末時点で合計48機種(54品番)をラインアップし、品種拡充を推進している。同時に、一般家庭用白熱電球の生産品目を207機種(2008年)から段階的に減らし、2012年現在、生産しているのは長寿命シリカ電球4機種のみ。同製品の生産は2013年3月31日に終了予定だったが、半年前倒しして2012年10月31日に生産終了する。なお、特殊電球については提供が必要と判断し、引き続き生産する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日パナソニックのLED電球クリア電球タイプ20形が、アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)が主催する2012年IDEA賞 (International Design Excellence Awards)において、このほど金賞を受賞した。IDEAはアメリカ・インダストリアル・デザイナー協会が主催する米国で最も権威のある賞の一つであり、世界的に著名なプロダクトデザイン賞。今回、金賞を受賞したLED電球クリア電球タイプ20形は、白熱電球のクリア電球の大きさ、形状、光源の位置、光の色、明るさ、配光にこだわった製品。同社独自の光拡散・放熱技術でクリア電球のようなきらめくあかりを実現している。光と形状がクリア電球に極めて近く、従来光源からLEDへの置き換えが違和感なくでき、省エネに大きく貢献するという。同製品はこれまで「2011年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞、日本)」、「2012年iFプロダクトデザイン金賞(ドイツ)」を受賞。今回の「2012年IDEA賞(米)」 受賞で、日独米の3つのデザイン賞で金賞受賞を果たしたことになる。このほか、「2012年ユニバーサルデザイン賞(ドイツ)」、「2012年レッドドット・デザイン賞(ドイツ)」も受賞しており、グローバルで高い評価を得ている。
2012年07月03日