歌舞伎俳優の市川海老蔵が7日、自身のブログを更新し、急死した芸能リポーター・武藤まき子さんへの感謝の思いを明かした。海老蔵は「武藤まき子さん」というタイトルで更新。「子供の頃からいらっしゃった、いつも歌舞伎座の楽屋やブラウン管の中に、朝ニュースを見て驚いた」と書き出し、「私の事を武藤さんが伝えることはよくあったけれど私が武藤さんの事を記事にするのは初めてです」とつづった。そして、「麻央さんを支える海老蔵も今年の顔」と、自身と乳がん闘病中の妻・小林麻央について書いた武藤さんの記事の見出しを記し、「遺稿になってしまった、、、」とコメント。「この見出し嬉しかったよ。誰にもわからない戦いを武藤さんは感じてくれてるのだなと、嬉しかった」と打ち明けた。さらに、「揚げ足取りのような記事が錯乱する中嬉しかった、しかし嬉しいものだけを、取り上げるわけにも行かぬ世知辛い世の中、あえてこのタイミングで感謝を述べます。ありがとうございます。嬉しい見出しを」と感謝した。
2016年12月07日季節が変わり、日によっては夏日になるなど街はすっかり春夏の装いです。この時期に陥りがちなのが、「着る服がない!」というお悩み。「去年のいまごろはなにを着ていたんだっけ?」なんてつぶやきながら、クローゼットを眺めている人も少なくないのでは?『洋服で得する人、損する人 1万人の人生を変えたパーソナルスタイリスト』(霜鳥まき子、大和書房)の著者は、一般の人々にコーディネートのアドバイスやショッピングのお手伝いをする“パーソナルスタイリスト”。1万人以上のクライアントのワードローブの整理をサポートした実績の持ち主です。著者の実感では「着る服がない」と相談に来るクライアントの多くが、クローゼットの整理をすると洋服を大小合わせて200着、靴は40足程度出てくるといいます。こうした、着ない服、着たくない服の整理がおしゃれの第一歩。でも、一度は気に入って手に入れた洋服を処分するのは難しいですよね。そこで本書を参考に、「いますぐ処分したい服」の7つの特徴をチェックしていきましょう。季節の変わり目のいまこそ、新たなおしゃれに目ざめるチャンスです!著者は、自分らしさを表現できて気持ちが上がる「幸せ服」1着を中心に、トップスとボトムス合わせて1シーズン20着あれば、普段のおしゃれが十分楽しめるといいます。そのためにまず大切なのは、着ても気持ちが盛り上がらない「不幸服」を見つけて処分すること。太って見える、貧相に見える、気持ちを後ろ向きにさせる、第一印象を悪くさせるなど、百害あって一利なしの「不幸服」とは、どんなものでしょうか。■1:やせたら着る服まず目をつけたいのが、「やせたら着よう」「いつか着よう」という服。「いま、なんとしても着こなしたい」という情熱がもてない時点で、いまの自分とマッチしていません。やせたらそのときに、ご褒美として着たい服を買えばいいのです。「いつか着よう」という服に袖を通す日は、永遠にやってきません。■2:無難な服自分なりの個性をプラスするシンプルシックな装いと「無難な服」とは、似て非なるもの。単なる「地味な装い」は個性を隠し、気持ちまで消極的にしてしまいます。服がブレーキになって思うままの生き方ができないなんて、こんなにもったいないことはありません。久しぶりの友人に会うときなど、いざというときに着られない服なら思い切って処分しましょう。■3:体型を隠す服たとえばふんわりと体型をカバーするチュニック。着ていてとてもラクですが、体型が隠せるだけにオバサン化を加速させる危険アイテムです。体が甘やかされ、肥満と老化を招きます。女性らしいラインを活かし、緊張感のある服を着続ければ、若々しさと体型の美しさを自然とキープできます。■4:昔似合った服10年以上前に気に入っていた服も要注意。時間が経つうちに色あせ、生地が劣化し、型くずれを起こしている可能性大です。年齢が上がり、肌の質感やトーンが変わってきたところに色あせた服を着ていると、自分が思っている以上に相手に貧相な印象を与えてしまいます。■5:若い人向けの服10代、20代の娘さんがいる方の場合、サイズが合うからといって若い人向けの服を着ることにも著者は警鐘を鳴らします。洋服のパターンは年代ごとの体型に合わせたつくりになっているため、一見サイズが合っているようでも、バストやヒップのトップ位置、肩の位置や袖つけのラインなど、ミスマッチな部分があるものです。服の細かいシワにミスマッチが表れてしまいます。■6:上質感のない服ファストファッションは手がかかる服だと著者は指摘します。手ごろな価格で手に入るファストファッションは、生地のランクを下げるなどコストも抑え、ワンシーズン限りと割り切ってつくられています。10代、20代ならサラッと着てもさまになりますが、年齢を重ねた女性の場合、フィット感をしっかり見極め、きちんと手入れしないとみすぼらしい印象になってしまうこともあるのです。■7:着ていないブランド服買ってはみたけれど、どうにも着こなせない、でも手放せない……そんなブランド服を著者は「一見豪華不幸服」と断じます。このミスマッチは、ブランド名に惑わされて自分との相性を見極めきれていないときに起こるもの。どういうシチュエーションで着るか、どんなアイテムと合わせるかまで想像できないものは、残しておいてもクローゼットの肥やしになるだけです。サイズがフィットしていない場合はお直しでグッと着心地がよくなることも。品はいいので自分との相性をしっかりと見極め、「合わない」と判断したら潔く手放しましょう。*著者は、1着の「幸せ服」を見つけることができればファッションの幅が広がるだけでなく、人生そのものが輝き出すと説きます。着るものひとつで自信がついたり、積極的にコミュニケーションがとれるようになった経験のある方も少なくないはず。本書では、「幸せ服」の見つけ方、コーディネート術、自分にマッチする服を見つけるお買い物術などプロのテクニックを惜しみなく披露しています。「もう、毎朝着る服に悩みたくない」という方におすすめです!(文/よりみちこ) 【参考】※霜鳥まき子(2016)『洋服で得する人、損する人 1万人の人生を変えたパーソナルスタイリスト』大和書房
2016年05月11日