人気ドラマ「glee/グリー」の意地悪教師“スー先生”の役で有名な女優ジェーン・リンチが、配偶者で心理学博士のララ・エンブリーとの離婚を発表したのは去年の6月のことだった。ジェーンは離婚を発表した時に「お互いのことを思いやっている」との声明を出し、友好的な別れであることを明言していた。離婚も成立し晴れて自由の身かと思いきや、お金の問題がまだ残っているのだという。離婚における資産分配は同性婚も異性婚と変わらず、一家の稼ぎ手がもう一方に資産の半分を渡すのがルールであるようだ。二人の場合は人気俳優であるジェーンが主な稼ぎ手であるのは疑いようもないだろう。「TMZ」が報じたところによると、ララはなんと120万ドル(約1.2億円)を2年間に渡りジェーンから受け取るのだという。しかもそれだけではなく、分配には、複数の銀行預金口座の資産の半分、401K(年金制度のこと)の半分、「glee」で得た全ての出演料の半分、税の払い戻しの半分、LAヨットクラブのメンバーシップが含まれるようだ。有名人の離婚が金銭を巡って泥沼化するのは古今東西よくある話だ。ジェーンの場合はドラマ「glee/グリー」で一躍有名になり、多額のお金を稼いだことも裏目に出てしまったのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日Squareは25日、全国のクレジットカード保有者を対象に実施した「クレジットカード非対応がもたらす機会損失に関する調査2014」の結果を発表した。それによると、クレジットカード決済に対応していない店舗は、1カ月に1回以上クレジットカードを使う潜在顧客のうち21%の来店機会を失っていることがわかった。同調査は、2014年8月27日~28日の期間にインターネット上で行われ、2,566人から有効回答を得た。1カ月に1回以上クレジットカードを使う成人は全体の87.1%。このうち18%が事前に店舗のクレジットカード対応の有無を確認し、使えない場合はクレジットカードの使える別の店舗を選んだ経験があった。さらに、3%はカードが使えないと知らずに店舗に入ったものの、その後は二度と行かなくなったか、行く回数が減ると答えた。1カ月に1回以上カードを利用する人のうち、74%がカードが使えるかどうかを店舗選びの基準にすると回答。年代別に見ると、20代が80.5%で最も高く、次いで、50代が77.2%、40代が72.6%と続いた。クレジットカードで支払う人の割合を業種別に見た場合、アパレル(衣服・靴)は66.4%、旅館・ホテルは56.5%、レストランは55.7%。このうちレストランでは、10人に1人の男性が会計時にカードが使えず困った経験があり、そのような人の20%は二度とその店舗に行かないと回答した。
2014年09月26日(画像はイメージです。Tomomarusan)人工甘味料の歴史1950年代の砂糖不足の時代には、人々は甘みを得るため人工甘味料を使っていました。その頃使われていた、「チクロ」、「ズルチン」は発がん性が見つかり、使用できなくなりました。「サッカリン」は発がん性の有無について論争になりましたが、最終的には認可を受けました。その後毒性試験では問題のない、人工甘味料が作られて、世の中に広まりました。現在は甘みが不足している時代ではありませんが、カロリーを抑えるために砂糖の代用品としての需要が増えています。ワイツマン科学研究所の発表イスラエルのワイツマン科学研究所は人工甘味料は低カロリーであることが安全で使用価値があると思われているが、それを支持する科学的データは少なく議論の余地があることから、人工甘味料の研究を行いました。2014年9月17日にNatureに発表した文献で、ワイツマン科学研究所の研究者たちは、広く使われている人工甘味料は腸内細菌叢の組成と機能に影響を与えることで耐糖能異常を引き起こすことを示しました。人工甘味料による有害な代謝に与える影響は抗生物質によって抑えられることから、腸内細菌叢の変化によると推定しています。代謝病に結びつく可能性がある、腸内細菌叢の代謝経路を人工甘味料が影響を与えることと、天然甘味料が腸内毒素を発生させ耐糖能異常を引き起こすことを健常成人で確認しました。この研究結果より、天然甘味料の大量消費に関しては再検討が必要と警告しています。【参考】・Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota.(人工甘味料は腸内細菌叢に影響を与えて耐糖能異常を引き起こす)Nature (2014) doi:10.1038/nature13793 Published online 17 September 2014
2014年09月26日彼氏いない、好きな人いない、表参道で並んだりしない、エステ行ったりしない、そんな非リア、非モテ女子。キラキラ女子の対極をなす存在です。筆者を含めた我々非モテ女子もそれはそれで穏やかに日々を過ごしているわけですが、たまーにリア充キラキラ女子の言葉に笑顔の裏で「うっせーわ黙ってろクソが!!」と口汚くも思う時があるのです。今回は、非リア・非モテ女子へ「私の心を乱す女友達のひとこと」をインタビューしてみました。■1.「彼氏作りなよー」「『彼氏作らないの?』ってそんな粘土細工みたいに簡単にできないんですけど!」(21歳/学生)「だいたい彼氏作るって何?人体錬成でもするの?それ禁忌だよ?等価交換でもってかれるよ?」(23歳/フリーター)非モテ女子にとっては「よーし!いっちょ彼氏でも作ってみっか☆」といった感じで乗り越えられる問題ではありません。「作る」とは、自分の意志次第でなんとでもなるというニュアンス。非リア女子にとって、彼氏はめちゃくちゃ頑張って「創りだす」か、なんか運良く弾みで「できる」ものです。簡単にちょちょっと作れるもんなら2~3人とっくに作っています。■2.「彼氏できないよ?」「Twitterの私の投稿を見た友だちに言われた。普段人に迷惑かけずに暮らしてるんだから、Twitterぐらい好きにさせてよって感じだわー。第一、こっちだって『きょうはパンケーキたべたよ♪』みたいな女子に引っかかる脳内ゆるふわ男子に興味はない」(20歳/学生)Twitterでブランディングを行うキラキラ女子がいる一方、普段おとなしいのにTwitterではめちゃくちゃパワフルな人もいますよね。オタク層に多く、そのままツイ廃にまでなっていくあれです。普段の生活で抑圧されている部分を出すからこそ楽しいのであり、面白くもないキャラ作りをしてまでつぶやく意味がわかりません。正直、キラキラ女子のキラキラツイートは「でたwスイーツwww」という格好のネタです。■3.「合コンセッティングしようか?」「なんか哀れみを感じる。しかもさ、合コンに来る男子ってどうせ『ウェーイww』みたいなリア充たちでしょ?怖い・・・」(24歳/メーカー)出会いの場を提供してあげなきゃ・・・!という優しさから来る発言なんでしょうが、若干「哀れまれてる感」を感じます。しかも、合コンは「ちょっとした飲み会」ではなく、出会い目的。魑魅魍魎の世界に生きる肉食系たちが集まってきそうで、非リア非モテの草食系女子たちにとっては恐怖感すらあります。■4.「もったいない」「『メイクとかファッションとかをCanCam系にすれば絶対いけるのに、もったいない』て言う友達。私的には、流行追いかけて量産型になる方がもったいない気がするんだけどね。口では『彼氏ほしいwモテたいw』って言ってるけど、そんな今の生活が案外楽しい」(22歳/販売)結局のところ、どんなライフスタイルを選択するかは本人が決めること、当然、何に価値を置くかも本人が決めることです。そこを「もったいない」と言われるとちょっとカチンときそうです。なんだかんだ言っても、友達と「リア充爆発しろwww悔しいから飲みにいこwww」といってる方が楽しかったりするものです。それをどうこう言われる筋合いはありません。■おわりにいかがでしたか?コレを読んだキラキラリア充女子が、自らの言動を振り返ってくれれば幸いです。どんな生き方を選ぶかは人それぞれ。人生の主人公は自分です。非リアにも、非モテにも、楽しく生きる権利があり、「かわいそう」に思われる筋合いはありません!毎日を楽しくしてくれるのは、自分しかいません。結局は、自分の納得いくやり方で楽しむのが一番ですよね!(Sakura/ハウコレ)
2014年05月22日近年、夫婦間の問題として、すっかり認知度を上げた言葉のひとつにドメスティックバイオレンス(以下、DV)なるものがある。ご存知の通り、同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力のことだ。最近はDVの概念も広がったため、同居の有無を問わず、元夫婦や恋人など近親者間に起こる暴力全般を指す場合もあるという。確かに、夫が妻に対して暴力を振るうという光景はいただけない。一般的に、フィジカルにおいては女性よりも男性のほうが圧倒的に強いのだから、男性が女性を殴るという行為は、これはもう弱い者イジメと言わざるをえないだろう。大人が子供を虐待する、あるいは人間が小動物を虐待するということと、構図的には同じである。結婚して5年になるFさん夫婦の場合もそうだ。38歳になる夫は有名企業に務めるエリートサラリーマンで、年収は1000万円の大台を突破。妻は34歳の専業主婦で、3歳の息子と1歳の娘の育児に精を出している。夫妻どちらも社交的で礼儀正しく、近所の評判もすこぶる良好、いわゆる幸せな家庭である。しかし、そんなFさん夫婦であっても、実は人知れずDVの悩みを抱えているというからわからない。一見すると、妻はいつも美しく着飾っており、笑顔も絶やさない素敵な30代女性であるため、家庭の中では夫に暴力を振るわれているなどという凄惨な光景が微塵も想像できない。彼女にはいわゆる陰が見当たらないのだ。もっとも、真相を明かすと、それもそのはずである。Fさん夫婦におけるDVの被害者は、この妻ではなく、エリートサラリーマンの夫だからだ。すなわち、妻が夫に対して暴力を振るうという、世間一般のDVのイメージとは逆の関係なのだ。事の発端は、結婚して1年が経ち、妻の第一子妊娠が発覚して以降である。妊娠発覚直後は夫妻ともども大喜びで、未来の明るい家庭を思い描きながら、互いに心を躍らせていたという。やがて生まれてくる子供のために、夫はこれまで以上に仕事に精を出すようになり、妻は妊娠を機にそれまで働いていた職場を辞め、専業主婦になった。ところが、ほどなくして妻の様子が少しずつ変わってきた。それまでの妻はどちらかというとアクティブなタイプで、OL時代は仕事だけでなく、交友においてもバイタリティに溢れた女性だっただけに、一日中家事に勤しみながら胎教を考える日々にストレスを感じだした。要するに、日々が退屈でつまらなくなったのである。一方、夫は仕事が忙しい時期だったため、それに伴い夜の付き合いも多くなり、必然的に家で食事をする機会が減少。そうなると妻のストレスはますます顕著になっていくわけで、深夜遅くに帰ってきた夫に対して、なにかと八つ当たりを繰り返すようになった。かくして、夫婦喧嘩が急増した。といっても、夫がなにか悪いことをして、それに対して妻が怒るという流れではない。日々のストレスを溜めに溜めた妻が、その鬱憤を夫にぶつけるだけの場合がほとんどだ。ある日の夫は、仕事で夜遅く帰宅しただけなのに、玄関でいきなり妻から「遅いんだよ、バーカ!」と怒鳴られたという。これだけならまだしも、いつからか妻が暴力を振るうようになったからたまらない。それも最初は軽いものだったが、夫が一切抵抗しないのをいいことに、どんどん激しくなっていった。中でも夫にとって一番つらいのは、殴る蹴るといった打撃系の定番暴力ではなく、女性特有の長く強固な爪による「引っかき攻撃」だという。なるほど、猫と同じ理屈だ。肉体的に非力な動物が、自分よりも強く大きな動物を攻撃しようと思ったら、そもそも力に頼ろうとせず、なにか違う武器を利用して相手にダメージを与えたほうが効果的だ。それがすなわち、爪なのだろう。また、男性から女性へのDVと違って、被害者が男性の場合、妻からのDVをなかなか周囲に明かせないという人も多い。その夫も人知れず妻の引っかき攻撃に悩み、背中には無数の引っかき傷があるというのに、それを会社の同僚や上司などには言えず、一人で抱え込んでいるという。これは男性特有の傾向なのかもしれないが、男性は社会的・世間的なメンツを重んじるところがあるため、恥をかきたくないという心理が働くわけだ。さらに、その夫は非常に紳士的で優しい男性である。だからこそ、男性が女性に手を上げることをタブー視しており、そのため妻からのDVに対して正当防衛の名のもとに同じ暴力で応戦することは絶対にしない。つまり、ひたすら我慢しているのである。しかし、夫が我慢していると、妻はだんだん感覚が麻痺してきたのか、あるいは調子に乗ってきたのか、ますますDVが激化。殴る蹴るの暴行と違って、地味ながらも激痛と傷跡を伴う引っかき攻撃は大きな音が出ないため、まだ幼い息子と娘も、父の苦しみにまったく気づかない。こうして、夫の悩みはますます孤独化していくのだ。世の中には夫から妻へのDVもある一方で、妻から夫へのDVもある。それにもかかわらず、一般的にはDVといえば「夫から妻への暴力」というイメージがあるのは、夫が被害者の場合は、その悩みが孤独化し、世間にばれにくいからなのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月26日PR会社であるコミュニケーションデザイン総合研究所は10月、「いい夫婦の日」(11月22日)を前に、20代から60代の既婚者1,291名を対象に家事に関するアンケート調査を実施した。その結果、妻が1日に負担する家事の量は夫の3.5倍であり、家事分担について妻は夫の2.5倍不満を抱えていることが明らかになった。調査期間は10月26日から10月30日。「家事にかける1日あたり平均時間は?」と尋ねたところ、妻は176.1分、夫は51分となり、妻は夫のおよそ3.5倍となった。「配偶者の家事への満足・不満は?」という質問で「満足している」と回答した割合は、夫が81.5%、妻が53.6%。妻が夫の家事に不満を持つ割合(46.5%)は、夫が妻の家事に不満を持つ割合(18.6%)のおよそ2.5倍となっている。「家事に積極的な夫」(カジメンの夫)の妻と、「家事に積極的でない夫」(カジメンでない夫)の妻に「夫の家事の満足度は?」と質問したところ、夫がカジメンの夫婦(82.9%)は、夫がカジメンでない夫婦(46.4%)のおよそ1.8倍満足している結果となった。また、「配偶者の家事に満足」と回答した人のコメントでは、「本来は自分も手伝うべきだと思っているが、やってくれていることに対してはとても満足している」(30代男性)、「お互いが共働きで家事の分担をしているため、かなり満足」(30代女性)などがあげられた。一方、「配偶者の家事に満足していない」と回答した人からは、「まったくきれいになっていないし、おいしくもないし、そもそもやる気がない」(40代男性)、「基本的には何もしないのが不満です。男は家事をしないで良いと育てられたらしいです」(50代女性)、「共働きなのに家事や育児の負担が大きすぎる。言っても理解できないのが情けない」(60代女性)などのコメントがよせられている。なお、「夫婦で過ごす時間(食事、会話、外出)は?」という質問のうち「夫婦で会話をする時間」については、夫がカジメンの夫婦(80.2分)は、夫がカジメンでない夫婦(68.0分)より、およそ2割(12.2分)長い。同様に、「夫婦で一緒に食事をする時間」も、カジメン夫婦がおよそ1割(3.8分)長く、「夫婦で一緒に外出する時間」はおよそ3割(13.2分)長い結果となった。同調査では、夫の家事時間が平均値より長い夫を「家事に積極的な夫」(カジメン)とし、夫が”カジメン”の夫婦を「カジメン夫婦」と定義している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日「日本版ISA」をご存知だろうか? 実は今回の記事を書くまで、筆者も全く知らなかった。なんでも、投資に関する非課税制度で、投資初心者や大金をもってない人でも、優遇を受けやすい制度らしい。今回は、その「日本版ISA」について、思い切って専門家に聞いてみることにした。インタビューしたのは、日興アセットマネジメントの汐見拓哉氏。インタビューの内容を紹介する前に、同社ホームページにある「日本版ISA」に関するページを元に、簡単にその内容を紹介しておきたい。これによると、日本版ISAとは、2014年から導入が予定されている投資信託や上場株式などのための非課税制度。英国の「Individual Savings Account(個人貯蓄口座)」を参考にした制度であるため「日本版ISA」と呼ばれている。投資信託や上場株式等から生じる所得への課税は、現在の10%から将来20%になる予定だが、「日本版ISA」の制度を利用することで、最大300万円まで(毎年100万円×3年)投資から得られる値上がり益や配当・分配金が最長10年間非課税となる。すでに英国ではISAが1999年4月からスタートしており、2005年の調査では、対象者の37%が英国版ISAで口座を開設している。詳しくは同ページ「読んでわかる 日本版ISAとは?」を参照。以下では、「日本版ISA」について、疑問に思ったことを、汐見氏に次々とぶつけてみた内容を紹介したい。――「日本版ISA」制度が導入されるに至った経緯をお教えていただけますか?投資信託や上場株式等から生じる所得への課税は、本来20%であるところを現在10%とする優遇措置がとられています。ですが、これは、「お金持ち優遇」という批判があったんですね。というのも、投資額が大きければ大きいほど、優遇される金額は大きくなりますから、資産がたくさんある人にとって有利な点があります。この優遇措置は2003年から実施されているのですが、この措置を本来の20%に戻すことになっています。ですが、これだけだと、「貯蓄から投資へ」という流れが、断ち切られてしまうことにもなりかねません。それで、20%に戻すのとセットで、増税への軽減措置として、2014年から、毎年100万円までの少額の投資を非課税にする「日本版ISA」が導入されることになったのです。――なるほど。すでに導入は決定されているわけですね?はい。法案自体は2年前の2010年の通常国会で通っています。本来は2012年に始まる予定でしたが、2011年6月に2年間導入を延期する法案が通って、2014年から導入されることになりました。――日興アセットさんでは、専用のホームページを作っているぐらいこの制度について積極的に情報発信されていますが、その理由を教えてください。法案が通った時点で、「日本版ISA」が、日本の投信の世界全体に大きく貢献する制度であると思ったからです。これまでの10%の軽減税率では、たくさんの金額を投資している人に特に大きな恩恵がありました。これに対し、「日本版ISA」は、普通の人でも行える額の投資について「非課税」にするという内容で、非常に画期的な制度となっています。日本では以前は「マル優」という非課税制度がありましたが、当社では「日本版ISA」制度は”非課税”であるということがポイントと認識し、「日本版ISA」に『投資マル優』という愛称を付けています。かっての「マル優」が人気があったのは、”非課税”だったというのが大きかったと考えています。「日本版ISA」は、「少額”投資”非課税制度」に相当し、『投資マル優』ともいえるので、当社では”日本人が好む制度”との仮説をたてています。我々の使命として、投資信託を世の中に普及させたいと考えていますので、既存の投資家以外にも、投資未経験の方にも広く投資信託を利用していただくきっかけとなるのが、この「日本版ISA」ではないかと考えています。――なるほど。「日本版ISA」の名称の由来ともいえる、英国の「ISA」はどのようなものでしょうか?英国のISAは1999年4月からスタートしています。ちなみに日本ではISA「アイエスエー」と発音していますが、英国のISAは「アイサ」と発音します。ISAには「預金ISA(Cash ISAs)」と「株式ISA(Stocks & Shares ISAs)」の2種類があり、どちらも1999年に導入されました。「株式ISA」は1987年に導入されたPEP(Personal Equity Plans:個人株式投資プラン)から替わったもので、「預金ISA」は1991年に導入されたTESSA(Tax-Exempt Special Savings Account:非課税特別貯蓄口座)から替わったものです。残高は46兆円(1ポンド120円で円換算)、そのうち23兆円が株式ISA、23兆円が預金ISAとなっています(2011年4月現在)。英国の投信残高全体(71兆円)に占めるISA経由の投信残高は、18%にあたる12兆円となっています(2012年6月現在)。――投信の普及に大きく貢献しているわけですね。2008年に「英国版ISA」を利用している人は2,365万人ですから、その広がりを分かっていただけると思います。毎年少額で利用している人も多いと推測され、だいたい40~50万円ぐらいを毎年投資しているケースなどが多いのではないでしょうか。投資を促す目的の非課税制度は、英国のISA以外にも、カナダの「TFSA(Tax-Free Savings Accounts(非課税貯蓄口座))」、米国の「Roth IRA」などがあります。TFSAの残高は4兆円(1カナダドル80円で円換算)で、カナダ人の20%にあたる670万人が856万口座を開いています(2011年6月末現在)。また、米国のRoth IRAは、1970年代から導入されているTraditional Individual Retirement Arrangement(個人退職年金制度)の新しいタイプで、上院金融委員会のウィリアム・ロス(Roth)議長の名前をとって名づけられた制度です。残高は21兆円(1米ドル80円で円換算)で、うち70%にあたる15兆円が投資信託です(2011年12月現在)。(※ 海外の投資非課税制度については、こちらを参照)――英国だけでなく、カナダ、米国でも多くの人が投資非課税制度を利用しているんですね。ところで、これから日本に導入されようとしている「日本版ISA」ですが、どのような特徴がありますか?2010年に通った法案では、「日本版ISA」の導入期間は2014年から2016年にかけての3年間。1年に1人1口座、3年間で1人3口座を開設できます。投資額は、口座開設年に100万円を上限に投資可能で、最大3口座で300万円まで投資可能です。非課税の期間はそれぞれの口座で最長10年間で、適用投資対象は上場株式、株式投資信託となっています。途中換金は自由ですが、売却分を再利用することはできません。――導入期間は3年間で、1年ごとに口座を開設しなければならないわけですね。実は、この内容では、銀行や証券会社の収益に貢献しにくいため、「日本版ISA」の普及に一生懸命に取り組もうとする金融機関は少ないのではないかと思っています。ですから、石田さんのように、「全く知らない」「聞いたこともない」という人も多いわけです。金融庁は、こうした点を考慮して、今年9月7日に公表した「平成25年度税制改正要望項目」の中で、日本版ISA制度の拡充案などを要望項目として盛り込んでいます。拡充案では、今後導入予定の「日本版ISA制度」の恒久化や、非課税総額の上限を300万円から500万円に拡大すること、対象商品を公社債・公社債投信へも拡大することなどが要望項目として挙げられています。非課税期間をそれぞれの口座で最長5年間、途中換金は自由とし、5年経過後はISAの新たな枠を活用できるため非課税期間は事実上無期限となっています。口座も、開設数を原則1人1口座としており、1年ごとに口座を開設しなければならないというようなことはなくなっています。――それなら、少額投資を長い期間にわたって続けられますし、毎年の口座開設の煩雑さもなくなりますね。実際、英国でも、ISAが広がり始めたのは、制度導入から5年目以降だったのです。従いまして、現行のものだと、導入期間が3年ですから、非課税の恩恵も受けにくく、リスクの低い商品を選ばざるをえないといったことになりかねません。また、現行のままだと、口座開設は非常に煩雑なものとなっていますので、金融庁の要望のように開設数を原則1人1口座となると、そういった煩雑さがなくなるのも事実です。――要望が通るのと通らないのとでは随分ちがいますね。金融庁の要望については、平成25年度税制改正大綱に向けた議論が、これから行われる予定となっています。――いずれにしても、「日本版ISA」は2014年から導入されるわけですが、例えばどういった活用法が考えられますか?投資経験者にとっては、大変有利なものと実感してもらえるのは確実ですし、投資未経験者にとっても、「非課税」というのは、大変魅力的だと思います。現在日本では年配の方に資産が偏っている傾向にありますが、例えば贈与税の基礎控除が110万円ありますので、その枠を利用して、高齢者の方からお子さんやお孫さんに、毎年100万円ずつ資産移転することができます。ただし、お孫さんは20歳以上である必要があります。また、金融庁の要望が通れば、非課税期間が事実上無制限ですから、いろんな選択肢が考えられます。株式や株式投信だけでなく、「J-REIT」や「ETF」など、少しリスクをとった商品でも選びやすくなるのもその一つです。――この記事を通じて、ぜひ、「日本版ISA」について知っていただきたいですね。何も知らないままでの取材にも丁寧に応じていただき、本当にありがとうございました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日女優でモデルのシエナ・ミラーが第1子を出産した。「US Weekly」誌の報道によれば、シエナは先週末にロンドンで 婚約者トム・スターリッジとの間の第1子を出産したという。ただ、シエナの生んだ赤ちゃんの性別や名前、出産時の体重などはまだ公表されていない。シエナは、5月27日に出産祝いパーティを開いて、生まれてくる赤ちゃんのためにケーキや風船などの贈り物を友人からもらっていた。当時、シエナはゆったりとしたドレスとサンダルを履いており、目撃者によれば、パーティを終えたときに笑顔を見せるなど“妊娠した母親の輝き”を放っていたという。さらに妊娠初期の頃、運動嫌いなシエナはリラックスするためにヨガをやっていると話していた。「私は絶対にジムに向いたタイプの人間じゃないから、マタニティヨガに挑戦しているの。私の母親は70年代にロンドン初のヨガスクールの1つをオープンさせたくらいだし、私は本当に姿勢が悪いから母の知識に頼るべきかしらって思ったのよ。けど、母が私の姿勢をしゃんとさせるのはかなり難儀なことかもしれないわね(笑)」。■関連作品:G.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Pictures
2012年07月10日衆議院は13日、同日の本会議において、「北朝鮮による「人工衛星」打ち上げに抗議する決議案」(小平忠正氏ほか14人提出)を議題とし、佐藤勉氏が、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、新党きづな、みんなの党、国民新党、新党大地・真民主、たちあがれ日本を代表して趣旨弁明を行った後、全会一致で可決した。この決議に対し、野田内閣総理大臣は所見を述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日株式会社ロジクールと株式会社アイシェアが、14日、「平日の家族コミュニケーションに関する意識調査」を公表した。回答者は20代から40代、既婚で小学校低学年以下の子どもがおり、配偶者・子どもと同居中の有職者683名。まず、平日に配偶者と一緒に過ごせる平均時間を尋ねたところ、最も多かったのは「2時間~3時間未満(23.7%)」で、『3時間未満』の合計は49.6%と半数近くとなった。また、平日の配偶者とのコミュニケーションについては、約7割が『不充分』と感じていることが分かった。『配偶者とのコミュニケーションが不充分』と感じている人に、平日の配偶者とのコミュニケーション不足で心配なことをすべて挙げてもらったところ、1位は「不安・不満に気付けなくなる」で41.6%。2位は「お互いの愛情が薄れる(36.8%)」、3位は「子育てに関する意見が食い違う(36.4%)」の順に。次に、平日の子どもとのコミュニケーションに関しては、63.5%が『不充分』と感じていた。配偶者の場合よりは少ないが、6割以上が不足と感じているという実情が浮き彫りとなった。『子どもとのコミュニケーションが不充分』と感じている人に、平日の子どもとのコミュニケーション不足で心配なことをすべて挙げてもらったところ、「成長過程を見逃してしまう(49.8%)」が1位。2位が「不安・不満に気付けなくなる(47.9%)」、3位が「言うことを聞かなくなる(29.7%)」と続いた。また、実際にその成長過程を動画(映像)で記録しているかどうか、全員に尋ねたところ、「残している」としたのは71.9%。一方で「残していないが残したい」と後回しになってしまっている人も18.9%いた。調査概要の詳細は下記の通り。■調査概要有効回答数:683名調査日:2012年1月25日~26日男女比:男性:50.1%女性:49.9%年代比:20代:5.6%30代:52.6%40代:41.9%調査対象:既婚・有職で小学校低学年以下の子どもがおり、配偶者・子どもと同居している方【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日京都府は、不妊治療のうち保険適用外となっている人工授精を受ける人に、年間10万円を上限として助成することを決めた。1月31日発表の11年度一般会計当初予算案に、約2億4千万円の費用を盛り込んだと毎日新聞が報じている。(画像はイメージ)保険適用される投薬や注射では効果がない場合に行う人工授精には、1回に数万円の自己負担が必要となるが、大抵は複数回受けることとなる。期限や回数制限のない助成制度は他になく人工授精への助成は大分県でも実施しているが、助成期間は5年間に限られており、期限や回数の制限を設けていない今回の府の制度は、他に例が見当たらないとのこと。府ではこれまで、保険適用される治療につき年間3万円を上限に助成してきたが、女性1人が産む子供の数が全国で最低レベルとなっていることなどを考慮し、大幅拡充を決めたもの。なお、体外受精などは国の助成制度があるため対象外という。府の「こども未来課」では、不妊治療の患者は府内に毎年3千人以上おり、このうち4割程度が人工授精を希望していると見込んでいる。
2011年02月06日