タニタは11日から17日までの1週間の期間限定で、「丸の内タニタ食堂」の特製ランチボックスを東京・中央区の「三越銀座店」で販売する。同商品は、タニタ社員食堂のレシピから食堂担当栄養士が弁当に適した主菜、副菜を厳選してアレンジを加えたオリジナルメニューになっている。丸の内タニタ食堂と同じスタイルで、日替わりと週替わりの2品。いずれも米飯(精白米100g)、主菜、副菜2品で構成され、価格は945円。栄養バランスに配慮しつつ野菜をたっぷりと使い、1定食当たり500kcal前後、塩分は3g前後としたタニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現しているという。保存料や添加物、化学調味料は不使用。弁当容器は、要加熱メニュー(白米や主菜など)と非加熱メニュー(サラダや和え物など)とを分けられるように工夫。電子レンジで再加熱がしやすく、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいうちに、つくりたてのおいしさを味わえるようになっているという。メニューは、日替わりとして「ふわふわつくね弁当」「鮭のこしょう揚げ弁当」「アスパラの中華風炒め弁当」「ささみの唐揚げ弁当」「さわらのネギソース弁当」「豚肉と玉ねぎの甘辛炒め弁当」「鮭のカレー焼き弁当」が販売される。週替わりメニューには「さわらの野菜あんかけ弁当」、6席あるイートインコーナーでの提供メニューは「ふわふわつくね定食」「さわらの野菜あんかけ定食」となっている。なお、特製ランチボックスは、生産体制が整い次第三越銀座店および丸の内タニタ食堂で本格販売を始める予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日ご存知、空前の社員食堂ブームの日本。ウーマンエキサイトでも、「体脂肪計タニタの社員食堂」が大ベストセラーとなった健康機器大手の タニタの社員食堂 や、渋谷のセルリアンタワーにオフィスを構える GMO インターネットグループの社員食堂 と、羨ましい限りの社員食堂を勢力的に取り上げてきたが、今回はそんな社員食堂の先駆者ともいえる世界のインターネット企業・Googleにおじゃました。本国アメリカの社員食堂の様子やその他素敵すぎるオフィスの様子はテレビで度々見かけるが、日本の社員食堂はどのようになっているのだろうか?2年前に移転したという六本木ヒルズを直撃…とその前にオフィスフロアものぞいてみる。これは銭湯……?いえいえ、打ち合わせスペースです。外国から見た日本というのイメージを充実に再現したのだそう。忠実すぎて銭湯に行きたくなってしまう。続いて今度はコミュニケーションルーム…なんだかこれも旅館のようだ。さてさてお待ちかねの社員食堂。ランチタイムでにぎわうそこは、まるでホテルのバイキングのよう。前菜、おかず、炭水化物、デザート、そして催し物と、主に5つのエリアに分かれている。ちなみにこの日の催し物は、三陸を応援する「わかめ」フェア。前菜の種類がたくさんありすぎておかずまで盛り付けられなかったけれど、こんな感じ。気持ち野菜が多め。三陸のわかめの彩りがグー。そして本日の炭水化物はカルボナーラととろろそば。もちろんカロリー高めのカルボナーラをチョイス。※メニューにはなんとカロリー表示が…!ダイエットを気にする女性社員もこれを目安に選んでいるそう。味は濃すぎず薄すぎずちょうどいい、代官山あたりでこの手の食べ放題をいただいたら軽く¥2,000はいってしまいそう。もちろん、福利厚生の一環で社員は無料。普段私たちが何気なく使っているGoogleのサービスは、こうした環境から生み出されているのね。なんだか感動。ウーマンエキサイトおすすめGoogle機能・ Google Chorome ブラウザ。とにかくスピーディーな動き。珍しい書類を開く時もかなり寛容に対応してくれるところがポイント。・ YouTube 動画サービス。流行を知るにはここが一番。最近では 英語も勉強できるらしい。
2012年03月07日気仙沼の食堂を復活させる復興プロジェクトとして、新横浜ラーメン博物館に気仙沼「かもめ食堂」が、2月2日(木)復活開店する。 「かもめ食堂」は、昭和17年に気仙沼市で創業した老舗の食堂。昭和30年頃からラーメン展開を始め地元客に愛され続けた食堂だったが、平成18年4月後継者不在を理由に惜しまれつつも閉店。そして、昨年3月11日、東日本大震災の津波により店舗跡が全壊してしまった。そんな誰もが知っている気仙沼のシンボル「かもめ食堂」の復活を通して、震災前の平和な気仙沼を取り戻そうと立ち上がったのが、料理人の千葉憲二氏。日本料理の名店、銀座「江島」で料理長まで登りつめた、気仙沼出身の千葉氏が作る復活メニューは、気仙沼ラーメン 潮味など。味は当時の「かもめ食堂」のものではないが、気仙沼らしさを前面に出した復興への想いがつまったものになっている。気仙沼ラーメン 潮味 かもめの玉子(半熟煮玉子)入り ¥900この力強い復興への希望の味を、一杯いかがだろうか。お問い合わせ: 新横浜ラーメン博物館
2012年01月20日ヘルシー食でおなじみのタニタ食堂、開店社員食堂で有名になった、健康機器大手のタニタ。レシピ本の売れ行きも好調なほか、関連する商品も次々ヒット商品となっている。そんなタニタのヘルシーメニューを食べることのできる「丸の内タニタ食堂」が東京・丸ノ内国際ビルヂングに11日開店した。この日の11時にオープンした食堂。ガラス張りのおしゃれで開放的な店内に、最大70席が設けられているという。営業時間は午前11時から午後3時まで。開店当日の11日は、午前8時30分から整理券が配布されたそうだ。一般でも気軽に味わえる!これでヘルシーに食生活改善?!メニューは、800円の日替わり定食と900円の週替わり定食の2種類。どちらも500kcal前後におさえたヘルシーメニューで、塩分も3g程度とひかえめ、一方で野菜はたっぷり150~250g使用しているそうだ。気になる初日のメニューは、日替わり定食が「ささみのピカタ定食」。キノコサラダやわかめの味噌汁が付き、479kcalとなっている。週替わり定食は「寒ぶりとれんこんのみぞれ煮」だそうだ。店内では、累計420万部という驚異的なヒット本となった、レシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」や体組成計などの同社製品の販売も行うとか。そのほか、管理栄養士による食事摂取のアドバイスも無料で受けられるそうだ。ヘルシーな食生活を目指し、一度訪れてみては。元の記事を読む
2012年01月12日「タニタ食堂の100kcalデザート香るメープルプリン」発売決定森永乳業がタニタとコラボレーションして発売する100kcalデザートシリーズが好評だ。今回、13日からは「タニタ食堂の100kcalデザート香るメープルプリン」が発売される。カロリーや脂肪分をおさえた「ライト」型のデザートとして注目の商品。カロリー摂取は控えたいけれど、甘いものは食べたい、美味しいスイーツが欲しいという欲張りな悩みに、今回もしっかりと応えてくれるものとなっている。100kcalとは思えない美味しさを「なめらかカスタード」「まろやか豆乳プリン」などでも通常に比べカロリーを3割から5割抑えながら、美味しさと満足感を実現したスイーツとして展開してきたが、今回もそれに続き、“100kcalとは思えない美味しさ”を実現したという。砂糖やはちみつに比べ、カロリーが低く、それでいて香り高い味わいが楽しめるメープルシロップ。とくに秋冬のシーズンには恋しくなるフレーバーでもあるだろう。そのメープルシロップを採用したプリンということで、期待も大きい。なめらかな口どけにもこだわったそうで、甘い香り漂うメープルソースとの組み合わせも魅力的だ。隠し味に丸大豆醤油と海洋深層水から作った塩も加えられているとか。甘みを引き立たせるこんなポイントも注目点だ。商品は全国のスーパーやコンビニエンスストアにて、13日以降発売される。参考小売価格は120円(税別)。元の記事を読む
2011年12月10日タニタ社員食堂監修メニューを発売「体脂肪計タニタの社員食堂」として、そのヘルシーなメニューが話題となり、料理本としても人気を博している“タニタ”。その社員食堂監修のメニューを、ローソンがナチュラルローソン店舗で販売している。15日からはミツカンも協力した新商品が並んでいるそうだ。ナチュラルローソンでは、今年の2月から「体脂肪計タニタの社員食堂」出版に携わった、社員食堂担当栄養士である荻野菜々子氏監修の弁当や総菜を販売しており、女性を中心に高い支持があるそうだ。そこで今回は「ミツカン」の協力も得て、お酢を使ったヘルシーメニューを提案。食べておいしくキレイを、よりアピールし、展開していくという。食べごたえも満足☆肉、魚介、野菜といずれも相性が良い酢は、料理全体の味を引き締めたり、引き出したりしてくれる効果があり、美味しさを損なわずに塩分を控えることもできる。また、毎日一定量のお酢を継続的に摂取すると、内臓脂肪が減少するという効果も確認されているから、酢は積極的に摂りたい。15日から店頭で販売されるのは、「豚肉と野菜のさっぱり炒め弁当」「チキンとハーブのマリネ風サラダ」「豚しゃぶと温野菜の和風ビネガーソース」の3種類。いずれも素材のよさを活かし、塩分控えめながら美味しさと食べごたえにもこだわった、美容に最適なメニューとなっている。ヘルシーをコンビニで手軽に。毎日の生活の中に取り入れてみたい。元の記事を読む
2011年11月16日パンとお菓子のレシピ投稿サイト「キッチン」では、「dans la nature」 千葉奈津絵さんの特集がスタートした。マフィンを中心にタルトやパウンドケーキなど、焼き菓子で評判の高い千葉さん。契約店舗やイベントでの焼き菓子の販売のほか、書籍装丁や映画『食堂かたつむり』などでも菓子製作を担当している。初の著書となるレシピ&エッセイ集『ももの木 なしの木 りんごの木』(mille books)は10月10日に発売されたばかり。今回千葉さんがご提案してくれたのは、「かぼちゃのクッキー」と「りんごとオートミールのケーキ」のレシピ。 千葉さんのオリジナルデザートレシピはこちら!「キッチン」千葉奈津絵さんインタビューへ ≫ 【お知らせ】千葉さんのイベント情報 『ももの木 なしの木 りんごの木』発売記念イベント■巣巣の文化祭『ももの木 なしの木 りんごの木』の販売のほか、本に使用された写真展も開催。会期:10月1日(土)~23日(日)場所:東京都世田谷区等々力8-11-3 1F このほかのイベント情報はこちら≫ 取材/キッチン編集部
2011年10月12日社員食堂といえば、一昔前は日替わり定食が2、3種類というのが相場。学生食堂の延長線上?という意識の人も多かったはず。しかし、近年健康志向の高まりなどを受けて、本にもなった「タニタの社員食堂」をはじめ、「再春館製薬所」など社員食堂に力を入れる企業が増えてきた。今回はそんな中で、世界規模で展開する有名IT企業「GMO インターネットグループ」の社員食堂・シナジーカフェ「GMO Yours(ジーエムオーユアーズ)」に行ってきた。まず目をひくのが、山積みのフルーツ(朝はもっと山積みだそう)。オブジェかと思いきや、自由に食べられるとのことで、特に朝食として利用する人が多いそう。フルーツの横には「くまのみみ」と呼ばれる、いわゆる意見BOXが。ここに寄せられた意見が元になり、日々進化につながっている。食事はビュッフェ形式。ここはどこかのホテルのディナービュッフェ?と錯覚するほどの、本格的な料理が並ぶ。そして、健康を気にする働き盛りのスタッフにやさしいのが、すべてのメニューの産地とカロリーが明確に提示されている点。さらには、「アンチエイジング」メニューなるものが見本コーナーに!見本通りに料理をとっていくと、ご覧の通り、野菜・魚介類・たんぱく質など、バランスを考えた食材で作られたランチプレートの出来上がり。代官山あたりのカフェでいただいたら、軽く¥1,500くらいはいくであろうおしゃれなプレートも、社員食堂なのでもちろん無料。また、りんご酢・ぶどう酢なども並ぶ、ドリンクメニューは、特に女性社員に人気だとか。この夢のような社員食堂、なんと24時間営業でしかも無料。昼時メインとなるこのビュッフェのほか、焼きたてパン(お隣のセルリアンタワー東急ホテルから仕入れた!)と美味しいコーヒーを提供するカフェコーナーや、残業や深夜のスタッフ向けにおにぎりやサンドイッチなどの自動販売機など様々な施設がそろう。加えて毎週金曜日の夜には、社員食堂がBARへ様変わり。仕事を終えて一杯いきたい時にうれしい。。また、社内にある託児所に預けていた子どもと、昼時は一緒にランチができるなど、福利厚生もこの上ない。GMOインターネットグループは世界でナンバー1のサービスを提供するために、世界一の人財が集まる場を提供する、この理念で社員食堂をオープンさせた。ただ、使われない施設は最大のムダ。そこでスタッフ自身の意見を取り入れるため「世界一をめざす社食プロジェクト」チームをグループ内の公募で集めた。8名のプロジェクトメンバーが意見を出し合い、200近くのアイディアからそのほとんど(95%)が実現した。社員のことを一番に考えた社員食堂は、昼時ともなると、グループ各社からスタッフが集まり、大きなテーブルを囲んだランチタイムが始まる。いい社員食堂は仕事の効率を上げること間違いなし。動き方次第では、あなたの会社にも、このように素晴らしい社員食堂が出来る日も、夢じゃないかも?取材/ウーマンエキサイト編集部
2011年09月26日2009年に放映され、人気を集めた深夜ドラマ『深夜食堂』が2年ぶりに復活し、10月から放映されることが決定した。その他の情報『深夜食堂2』は、前シリーズの主要スタッフとキャストが続投し、安倍夜郎の人気コミックを基に繁華街の片隅で深夜にだけお店を開く“めしや”を舞台に、マスター(小林薫)と店に集う個性豊かな人々の姿を描く。前シリーズは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司、『マイ・バック・ページ』の山下敦弘らが監督を務め、フードスタイリストに『かもめ食堂』の飯島奈美、ゲストに田畑智子、オダギリジョー、あがた森魚らを迎え、毎話こだわり抜いた作品作りを行い、深夜ながら熱狂的なファンを生み出しただけでなく、優秀な放送番組に贈られるギャラクシー賞でテレビ部門選奨(第47回)を受賞するなど、人気・評価の両面で成功をおさめた。マスター役の小林は、本作の魅力について「個性的なキャスティングと、グルメとは180度違った、とはいえB級グルメなるものとは一味違った、あのなつかしい料理の数々じゃないでしょうか」と述べ、「予算が無い、ゆえに不便な場所へのスタジオ通い。無い無い尽くしの番組ではありますが、松岡、山下監督らがいなければあのテーストは実現しなかったでしょう。今回は前回にも増して、(監督の)小林聖太郎さん、(脚本の)荒井晴彦さんらが加わり、大変パワーアップしており楽しみです」と続編への意気込みを語っている。『深夜食堂2』(全10話)TBS・MBSにて10月より深夜放送(曜日・時間未定)(C)2011安倍夜郎・小学館/「深夜食堂」製作委員会
2011年08月22日テレビや雑誌で話題のカタツムリエキス配合クラブコスメチックスが今秋、話題のかたつむりを原料とする、カタツムリエキス配合のBBクリームを発売することが分かった。正式発売は9月1日を予定しているが、すでに7月末から一部店舗で先行販売も開始されているという。そもそも、食用かたつむりの飼育業者の手肌がとても美しく、きめが細かい、しかも傷を負っても治りが早いという話から、話題が話題を呼び、大注目の美容成分となったカタツムリエキス。多数発売される配合製品に関心を抱いたことのある人も多いだろう。ポイントは“純日本製”BBクリーム!そんな話題の有効成分、カタツムリエキスを配合し、1本でハリ、ツヤ、しみやしわのカバー、くすみの改善、うるおい保湿などエイジングケアを含む美肌効果抜群。美容液、クリーム、UVカット製品、化粧下地にファンデーションなどを複数使う必要のないBBクリームに仕上げた点は注目度の高い点だ。しかも、こうしたカタツムリエキス配合のBBクリーム。これまでその便利さ、魅力は知っていても、店頭で一般に見かけるものは全てヨーロッパ製や韓国製で、それゆえの独特な抵抗感を感じていた人も少なくない。その点、このクラブコスメチックスの新製品は純日本製。その安心感も魅力だ。日本製ということで、日本女性の肌質と肌色になじむ自然なカラーに仕上げられている点も特筆ポイント。気になっていたけど、試す勇気がなかった人も、美容フリークも、この商品はぜひ一度チェックを。元の記事を読む
2011年08月03日流れる時間に身を委ねるように「人」が「場所」に集うさまを描いてきた、『かもめ食堂』、『めがね』、『プール』の制作プロジェクトから、また新たな作品が誕生する。そのタイトルは、『マザーウォーター』。フィンランド、南の島、タイに続き、本作の舞台となるのは、シンプルな美意識を貫いてきた街、京都。3月10日(水)より京都オールロケにて快調撮影中の本作だが、完成を間近に控えた3月29日(月)、出演陣が全員登壇しての製作会見が行われた。『かもめ食堂』『めがね』を手がけた荻上直子監督に代わり、今回指揮を執るのは松本佳奈監督。小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮、市川実日子、光石研の『めがね』組に、今回初参加となる小泉今日子、永山絢斗を加えた総勢7人の俳優陣が京都に集結した。まずは一人ずつ自己紹介からスタート。小林さんが「どこからかやってきて、バーをやっているセツコを演じています、小林聡美です。だんだん映画が出来上がってきて、気も引き締まる思いです」と口火を切れば、コーヒー屋を始めるタカコ役の小泉さんは「この街に最後にたどりついて、新しい人生が始まる役でワクワクします」と笑顔で挨拶。続いて、市川さんは「お豆腐屋のハツミ」、加瀬さんは「中古家具屋で修理をしているヤマノヤ」、永山さんは「銭湯・オトメ湯で働くジン」、光石さんは「オトメ湯の主人・オトメ」と自己紹介。そして「マコト役」のもたいさんはというと、「よく分からないのですが、いろんなとこで、いろんな人と関わる謎のおばさん?おばあさん?それも分からないような不思議な存在です」とのこと…。京都を舞台に選んだワケを、「たくさん人がいて大きい街だけど、個人商店とか昔からの人との関係が残っている場所。大きな鴨川から派生する小さな川、人と水の生活が繋がっています。人から人を描くのに、日本の中で京都は特別な街だと思って、京都にしました」と説明する松本監督。キャスト陣も各々、京都での楽しみを見つけているようで、「奥が深く素敵な街」(小林さん)、「仕事とかを大事にしている意気込みを感じる」(小泉さん)、「道の先が異界につながっているんじゃないか」(加瀬さん)と、東京とは違う神秘さにとりつかれた様子。そんな中、もたいさんは「京都に来たら…たくさん寝ています(笑)」。実は、小林さんと小泉さんは意外にも映画では本作が初共演となるが、小泉さんは小林さんについて「同級生ですし、とても信頼している方のひとりです。また一緒に映画の世界の中で何か残せたら良いと思っていたので、とても楽しい日々を過ごしています。最近もらうのは癖のある役が多かったので、この現場で毒消ししている感じです(笑)」と全幅の信頼を寄せている様子。同じく初参加の永山さんも「独特な雰囲気になじめるか不安で、クランクイン前はすごく緊張していました。久しぶりに手に『人』という字を書いて飲みました(笑)。いまもう大丈夫です。すごい世界観の中で、毎日が楽しいです」とすっかりなじんでいる様子。そんな2人に向けて、小林さんは「このチームは半分“寅さん”みたいな雰囲気なので(笑)、女性のマドンナと男性のマドンナが来てくれた!という感じです」と意気揚々。撮影の様子について尋ねると、小林さんはもう一人の出演者に言及。「田熊直太郎くんという1歳半くらいの男の子です。いつも機嫌の良い子で、もたいさんのセリフの口癖に『今日もキゲンよくやんなさいよ』というのがあるんですが、まさにそんな子です」と溺愛ぶりを見せる一方、小泉さんからは「バーの控え室が卓球場なので、みんなで卓球をしました。みんなすごくうまくなったよね」と微笑ましいエピソードも飛び出し、和やかな撮影の様子が伝わってきた。本作はまもなく、4月4日(日)にクランクアップ予定。果たしてどんな作品に仕上がるのか?『マザーウォーター』は10月下旬、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:マザーウォーター 2010年10月下旬、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010パセリ商会
2010年03月29日女優の柴咲コウが2月6日(土)、TOHOシネマズシャンテで主演映画『食堂かたつむり』の初日舞台挨拶を行い、ひと足早いバレンタインデーとしてかたつむり型チョコレートを共演者、観客ら来場者全員にプレゼントした。かたつむり型チョコについて、司会のTBS青木裕子アナウンサーが「柴咲さんのはからいでみなさんにお配りします。打ち合わせになかったからみなさん、ビックリされていると思いますが」と紹介。柴咲さんはカゴに入った同チョコを富永まい監督、共演の余貴美子、ブラザートムと順番に手渡しつつ「撮影ではお世話になりました」と頭をちょこんっと下げて感謝の弁。「もったいなくて食べられない」と感激する余さんに「ちょっと見つめてちょっと食べてください」と勧めた。同作は、失恋のショックで心因性失声症になった倫子(柴咲さん)が、故郷に戻って始めた食堂で独創的料理をふるまい周囲の人々を幸せにし、確執があった母親・ルリコ(余さん)との関係を修復していく物語。柴咲さんは「この作品に関わったことで前の自分より優しくなれた気がします。家族とか友人とかの枠組みの前に一個人であることを受け入れられたらもっとハートフルな関係を築くことができると思う。それを目標に生きていきたいです」と柔らかい表情で観客に語りかけた。劇中に引っ掛け青木アナが「家族、友人、恋人などとのスイートでハッピーなひとときを教えてください」と質問すると、柴咲さんは「スイート? ハッピー? 家族とか?」と質問に違和感を感じた様子で疑問の声。すかさずトムさんから「ちょっとすみません、ケンカ売ってんの?」と“注意”され、「私の言い方がぶっきらぼうで、そんなつもりはございませんで、申し訳ございません」と苦笑いでお詫び。質問に「家族でも友人でも恋人でも同じ食卓で食べられること」と答えた。一方で、余さんは、初共演となった柴咲さんについて「写真集をいただいたし、今度ライヴにも行こうと思っています」と仲良しモード全開。トムさんは「写真集…いただけていないしライヴもいま知りました。これだけの距離感があったんだ…」とショックを受けた様子。柴咲さんは「後で…」となだめ、観客の笑いを誘っていた。『食堂かたつむり』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:『食堂かたつむり』富永まい監督インタビューリアルとファンタジーの間にある愛柴咲コウ、楽しく1人自炊生活中?「七草がゆで心が温まりました」柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年02月06日冒頭、柴咲コウの泥にまみれたひどい(でもかわいい!)顔がアップで映し出され、何やらワクワク。かと思えば、全編を通じて“ミュージカル絵本”とでも言うべきキュートな世界観が展開。おまけに物語は“食”や“いのちを食べる”といったことについて考えさせつつ、母と娘の心の絆にほっこりさせてくれたりと楽しみどころ満載のこの映画の名は『食堂かたつむり』。小川糸の同名ベストセラー小説に柴咲コウ、余貴美子、ブラザートムら強力なキャスト陣などなど、魅力的な“材料”を得て、新鋭女流監督・富永まいはどのように“調理”し、映画を作り上げていったのか?公開を前に富永監督に語ってもらった。失恋のショックで失語症になった柴咲さん演じる倫子が、故郷で食堂を開き、その料理で周囲の人々を幸せにしていくという物語。監督はまず原作を読んで、自分の頭の中に浮かんだイメージを絵として描いたという。「倫子の心象風景ですね。(倫子の故郷の村から見える)おっぱい山の景色を眺めているんだけど、おっぱい山はまさにお母さんのおっぱいで、風景がお母さんのように見えてくる、という。物語を読んで、こういう絵が見たいなという感じで浮かんだものをパッと描いた感じです。私の場合、いつも発想は絵からなんです」。失語症の倫子は当然のことながら、劇中、ほとんど言葉を発しない。言葉以外の部分で複雑な内面、感情を表現する。監督が柴咲さんに求めたのは、「倫子の芯の強さを内側に秘める」ということだった。「柴咲さんのことは会って話をして、一緒に仕事をするまで、芯が強くブレない女性というイメージを持ってたんです。実際に接してみると、そうした面ももちろん持っているんですが、同時に女性的な柔らかさも備えた人だった。倫子という子は、ちっちゃな体で言葉を使わずにとんでもないことをする役。これは相当な根性を秘めてないとできない。だから、私が元々、柴咲さんに対して抱いていた彼女のイメージ――芯の強さといった部分――を表に出さず内側にしまう演技をしてほしいとお願いしました」。冒頭に触れた泥んこのシーンは、撮影初日に撮られたものだったとか。柴咲コウが泥まみれに…さぞや楽しい(!)撮影だったのでは?「はい(笑)。早朝の本当に初っ端から、全力でぶつかってくる感じがびんびん伝わってきて。アップのカット見て『やるなぁ、柴咲コウ!』って感じで(笑)。現場もあれで凄くいい雰囲気で入れましたね」。現実と、おとぎの国の境目の場所のような…どこかメルヘンチックな世界観が本作の魅力。この部分を魅力的に感じられるのは、何より登場人物の佇まいや関係性、距離感といった部分のリアリティあってこそ!「ファンタジーって、架空の世界だから“何でもあり”ってなりがちですが、だからこそ、リアリティがないと誰にも信じてもらえない。優秀なファンタジーほど、リアルにできているものだと思います。ハリウッドと違って、全てを作りこんで世界を作ることは不可能だから、日本のどこかの風景を使うことになる。その実在の風景の中で、架空の物語が展開して、でもそこに登場する人物は生きていて、血が通ってないといけない。脚本をお願いする段階から、そこのバランスは考えてました」。では、物語の根幹を成す2つのテーマ、“食”の部分と“母と娘の関係性”という部分については?「まず、原作を読んで純粋に、“生きるということは命をもらうということ”というシンプルなメッセージが心にあった。そこに尽きるな、と。母と娘の部分に関しては、私が母親ではないので、娘の視点の方が近いというのはあります。ただ、私自身、母が自分に“無償の愛”を注いでくれたという実感を持ってる。産んだ瞬間から死ぬまで絶対に頭から離れることはない――ある意味で“かわいそう”って感じるくらい切ない思いを母親というのは背負ってるんだと思う。だから、どんなにひどいことを言っても、根っこの部分で愛があるというのは信じられます」。最後に、“食”にちなんだ質問をひとつ。監督のこれまでの人生で、最も強烈な“食体験”は?「私は基本的に好き嫌いがないんですが、中国を訪れたとき、卵の中身の半分がヒヨコで半分が卵という食べ物が出てきて…。あれは食べられなかったですね(苦笑)。普段は何でも食べるのに、あれだけは食べられなかった自分の軟弱さを感じました」。■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:柴咲コウ、楽しく1人自炊生活中?「七草がゆで心が温まりました」柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年02月04日女優の柴咲コウが1月21日(木)、東京国際フォーラムで行われた主演映画『食堂かたつむり』の完成披露試写会で舞台挨拶を行い、自炊生活について語った。失恋のショックで心因性失声症になった倫子(柴咲さん)が、故郷に戻り食堂で愛情を込めた料理をふるまい、周囲の人々を幸せにし自身も癒し、確執があった母親・ルリコ(余貴美子)との関係を修復していくという本作。料理が得意なことで知られる柴咲さんは、劇中の料理シーンを全て吹き替えなしでこなしている。自身にとっての幸せを呼ぶ料理メニューを司会者がキャスト陣に質問。共演のブラザートムは「ずっと母親と2人で住んで2人の食事でしたが、母親が死んでしまい、最初に1人で食べたとき、1人で食べるご飯はエサだと思いました。結婚して2人に戻り、子供ができて4人で食べたときには、何を食べても美味い!と思いました」と心に沁みる話を披露。柴咲さんは「最近、1人で自炊して食べることが多いんですけど、先日、七草がゆを作って自分で自分を労うみたいなことをしました。七草は買って冷蔵庫にあったので。鶏がらスープを入れたら心があったまりました」と1人ご飯を楽しんでいる様子。トムさんは「料理上手の良い手をしているんだから、いろんな人に作ってあげたら?料理が上手い、良い手を大事にして、ね!」と2人以上での食事のススメ。柴咲さんは「ありがとうございます」と照れながら頷いた。一方、余さんは「トムさんのいい話の後にスミマセン、焼肉です。やっぱり勝負するときに元気ややる気が出るので」と勇ましい発言。観客の笑いを誘った。この日は、劇中でルリコ(余さん)が飼っているブタのエルメス役を演じた(?)ブタが大きく成長しすぎたため、その娘にあたるブタがエルメスとして登場。ブタとの初共演をふり返り柴咲さんは「最初、緊張していたら伝わったみたいでナイーブな子だなと思いましたが、だんだん慣れてブラッシングさせてくれたりして心を開いてくれた」と“エルメス”に温かい眼差し。だが、飼いたい?と聞かれると、「飼わなくていいです。所有したいとは思わない。共演は楽しいですけど」と即答していた。『食堂かたつむり』は2月6日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年01月21日女優の柴咲コウが1月10日(日)、東京・金刀比羅宮(ことひらぐう)で主演映画『食堂かたつむり』の大ヒット祈願イベントを、共演の余貴美子、ブラザートム、富永まい監督と行った。同作は、失恋をきっかけに心因性失語症になった主人公の倫子(柴咲さん)が、小さな食堂で料理を作ることで人を幸せにし、自身も癒し、確執があった母との関係を温めていく姿を描く物語。実生活でも料理が得意な柴咲さんが吹き替えナシで料理シーンをこなしていることで話題を呼んでいる。祈願を終えて、自身が過ごした年末年始について柴咲さんは「おせちを作りました。3段重で6個なので18段。家族も含めてお世話になっている人に配りました」と報告。MCから評判は?と聞かれると「まあまあでした。おせちは毎年作りますが、今回初めて黒豆を煮ました。初めてにしてはよくできたかなと。この作品を昨年の5、6月に撮って、それから食に対しての気持ち、向き合い方を学んだ気がして、年末のおせち作りにもつながったと思います」と微笑んだ。さらに今年の抱負については「去年はくすぶっていた部分があるので、今年は飛ぶ、飛び立つ、コツコツやってきたことをつなげて形にして飛躍の年にしたい。『食堂かたつむり』に始まり、ライヴツアーもあるので、その時その時あることを見据えてやっていきたい」とヤル気が充満。一方、成人式が近いとあって自身の20歳をふり返り「19、20の頃はいろんなことがあり過ぎて苦労…という言葉が正しいか分かりませんが、悩んだ時期でした。大人と子供の狭間で揺れ動いて葛藤しましたが、そこから逃げないでいっぱい悩んだ方がいいと思う」と新成人にエール。トムさんも「自分たちが一番正しいと思い、やりたいことをやってほしい」と激励の言葉。余さんは、「劇団で働いていたのでいつの間にかこんな年になってしまい、悲しい青春時代でした。私のようにならないように」と自虐メッセージで共演陣、関係者の笑いを誘っていた。『食堂かたつむり』は2月6日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年01月11日女性から多くの支持を集める小川糸の同名小説を原作に、料理を通じて母娘の絆を描く『食堂かたつむり』。来年2月6日(土)の公開に先駆けて、“食材かたつむりキャンペーン”と銘打って、本作の特別特典付き前売り券が12月12日(土)より発売された。映画に因み、実はこの前売り券、抽選で3,000名に豪華な“生”の国産食材が当たる特典が付いてくる。本作は、柴咲コウ扮する失恋で心因性失声症に陥ってしまった主人公・倫子が母親(余貴美子)の暮らす田舎へ戻り、小さな食堂を始め、料理を作ることから起こる奇跡を描いた物語。1日1組のお客様のために料理を作る、という倫子のスタイルに、食卓で待っている消費者のためにおいしい野菜を作りたいと願う“生産者”に通じる点があるとした映画製作サイドとJA農協がタイアップを検討、同社の提供により今回の企画が実現した。特典の食材として用意されるのは、肉・果物・野菜の3種類。「生きることは、食べること」という映画のメッセージに沿うような、文字通りダイレクトに伝わる形が実現、まさに前代未聞の取り組みとなった。映画から食の魅力を発信!『食堂かたつむり』は2010年2月6日(土)より全国東宝系にて公開。<前売券概要>特典:3,000名に国産食材プレゼント【A賞】50名国産黒毛和牛肩ロースすき焼き用約1キロ(1万円相当)【B賞】100名愛媛県産せとか約3キロ(5千円相当)【C賞】2,850名北海道産男爵・玉ねぎセット約2キロ(1,300円相当)応募方法:前売券についているIDを応募サイトに登録して応募応募期間:2010年2月末日まで『食堂かたつむり』公式サイト:■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ
2009年12月14日