高杉真宙がフィリピン家庭料理作りに挑戦。「#おうちでフィリピン フィリピン料理にチャレンジ」企画の目玉であるクッキング動画が公開された。本企画は、話題のゲストを迎えてフィリピン料理にチャレンジしてもらうクッキング動画。昨年に引き続き、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』などに出演している高杉さんが登場し、「料理は初心者です」と言いつつも、様になったエプロン姿や料理姿を披露した。現地の屋台でも味わえるフィリピン風ラーメンや、豪快な炒め物など、今回、3品の家庭料理が完成。さらに、自ら作ったフィリピン料理を絶賛し、「今回、フィリピン料理にチャレンジさせていただきました。僕でも簡単に作ることができたのと、フィリピンを感じることができました。また自宅でも作ってみたいですし、現地を訪れて味わってみたいです!」とコメント。動画の中では、詳しいレシピや調理工程が紹介されている。フィリピン料理はスペイン、中国、アメリカなど、多彩な文化の影響を受け、様々な味わいが楽しめるのが特徴。主食は日本と同じ米で、醤油や酢を使うため、実は日本人の口に合う料理がたくさんあるそう。今回のクッキング動画では高杉さんと一緒に自宅でフィリピン料理に挑戦し、旅行気分を少しでも味わえそう。料理動画の第2弾、第3弾は5月中に、フィリピン政府観光省の公式YouTubeで配信予定となっている。(text:cinemacafe.net)
2021年04月29日俳優の高杉真宙が17日、自身のインスタグラムでライブ配信を行い、個人事務所「POSTERS」の設立を報告した。高杉真宙配信では、個人事務所の報告とともに「自分がこんなことをやりたいなということを優しく送り出してくださった」と前事務所への感謝の気持ちも語っていた。配信を見ていたファンからは「ずっとずっと応援してます!」や「新たなスタート頑張って!!」など応援コメントが寄せられた。また、事務所ホームページも開設され、「株式会社POSTERS立ち上げのご報告」として、本人からのコメントが公開されている。■高杉真宙コメント株式会社POSTERSを立ち上げたことをご報告させて頂きます!会社名の由来は、すべての人の日常にある素敵な出来事を映画のポスターにできるような会社にしていきたいという思いと願いを込めて名付けました。これから、株式会社POSTERSで皆様にたくさんのワクワクをお届けできるように、そして応援してくださる皆様と共に成長できる会社になれるように、努力してまいります。高杉真宙と株式会社POSTERSを、皆様どうか応援よろしくお願いいたします!高杉は、現在公開中の映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』に出演中で、4月29日公開『映画 賭ケグルイ絶体絶命ロシアンルーレット』にも出演予定と、俳優としての活動が続々と控えている。
2021年04月18日求められたのは、その場で出し切る力だったスクリーンの中でくるくると変わる表情。目を丸めて驚いたり。困ったようにオドオドしたり。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら』で高杉真宙が見せる顔は、感情豊かで、ちょっと頼りなくて、一言で言うと“ヘタレ”キャラ。そう感想を伝えると、本人も笑って全面同意する。「実際の僕も完全な“ヘタレ”なので。そこは僕自身が出ているのかもしれません(笑)」なぜなら、映画で演じたのは、高杉真宙本人役。2017年のスタート以来、多くのファンを獲得してきた『バイプレイヤーズ』シリーズ。人気の秘密は、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一ら名脇役たちが本人役として登場するという、リアルとフェイクが入り混じった世界観。高杉真宙も、先日最終回を迎えたシーズン3に続き、映画版でも奮闘している。「ドラマのときは、ストーリー上の明確な目的があって、そのためのキャラクターとしていたので、本人役といってもそんなに高杉真宙っぽさを意識はしていなかったんですけど、映画は素の僕に近いところがあった気がします。喋り方なんてまんま僕ですし」本人役ではあるけれど、本人そのものではもちろんない。虚実皮膜の楽しさは、観る側だけでなく、演じる側にもある。「他の作品と比べても、つくり込む感覚は薄いと思います。事前に用意していくというより、その場で出たものを受け取って、それを返していくという感覚の方が近かったですね。その中で、この場面では何を伝えたいかとか、フィクションとしてどう見せたいかを考えたり。要は、そのバランスですよね。どれくらい役と本当の高杉真宙のブレンドをするかという作業でした」今までとは違う筋肉が求められる現場でした映画では、田口、松重、光石、遠藤という“元祖バイプレイヤーズ”をはじめ、勝村政信や渡辺いっけいら日本を代表する名脇役たちが名を連ねている。飄々とした味を醸しつつ、ギアが入ると一気にパワフルになるベテラン陣の演技は、24歳の高杉真宙にも大きな刺激を与えた。「先輩方がかなり思い切りやられているんですよね。それを見て、自分ももっとやらなきゃなと思ったし、監督からも『負けないで』と言われていたので、出来るだけガツガツ行こうという気持ちでした。先輩方の一生懸命で楽しそうな姿が『バイプレイヤーズ』の魅力。あのパワーに対応しようと思ったら、僕も持っているものを出し切るしかない。そういう爆発力が大事な現場でした」普段の高杉真宙は、どちらかと言うと内気でシャイ。生来の真面目さも手伝って、芝居の際はとにかくしっかり準備して臨むことが信条だったという。「準備をしている時間も好きなんですよ。家でこんなふうにやろう、あんなふうにやろうって役のことを考えている時間が、いちばん好きだったりします」そんな思考型の高杉にとって、瞬発力が求められる『バイプレイヤーズ』は、今までと違う筋肉が求められる現場だった。「『バイプレイヤーズ』の撮影を終えて次の現場に行ったとき、言われたんですよ、『準備というより、反射で話すようになったね』って。何度かご一緒したことのある方たちだったので気づいたんだと思いますが。おかげで準備型に戻すのが大変でした(笑)。しっかり準備する方法も、その場の反射でやる方法も、役者ならどっちも必要。でも僕はその両方を同時に持っておくのが苦手で。融通が利かないというか、どっちかにしか偏れないんですよね。だから、もっと柔軟力がほしい。柔軟力は、この仕事を始めてからずっと課題です」ラジオとコントで笑いの勉強をしています映画づくりに邁進する俳優たちの舞台裏をコミカルに描いた本作。近年は『前田建設ファンタジー営業部』などコメディ作品でも活躍が光るが、本人曰く「コメディはめちゃくちゃ苦手」なんだとか。「コメディを演じるには、台詞の間とかテンポとか言い方とかいろいろあって、その上で重要になってくるのが発想力。僕はこの発想力が壊滅的にダメで(笑)。発想力がすごい方ってたくさんいらっしゃいますけど、見てると羨ましくて羨ましくて。僕が準備型なのも、その場で面白いことを思いつくのが絶望的に無理だからというのがあるんですけど」目下、笑いのセンスを磨くべく勉強中。最近はお笑い芸人のトークやコントを教材にしている。「もともと会話が苦手なんです。みんな何で会話のやり方を学んでいるんだろうと考えていたら、そうだ、僕、トーク番組というものをほとんど観たことがなかったなということに気づいて。そこからラジオをよく聴くようになりました。よく聴いているのは、バナナマンさんとかハライチさんとか。あとはコントからも笑いを学べるかなと思って、コントも見ています。中でも大好きなのが、うしろシティさん。あの意地悪な感じがいいですよね。東京03さんも好きです」自分の伝えたい思いとリンクする作品に挑戦したい自分のできないことや弱点を見つめつつ、成長のための積み重ねを決して怠らない。その真摯な姿勢が実を結んだのだろうか。ここ数年の高杉真宙には、何か覚醒したような面白さがある。人目を引く端正な顔立ちから、多くの恋愛映画や青春映画で重宝される一方、舞台『カリギュラ』では父を殺した暴君を憎みながらも惹かれる詩人・シピオンを透明感たっぷりに演じ、舞台『てにあまる』では藤原竜也、柄本明という演劇界の怪物とがっぷり四つに組みながらも確かな存在感を示した。俳優として新たな変化を迎えているように見える。そう話題を向けると「大声出してるだけじゃないですか。あはは」と茶化したあと、自分で自分に確かめるようにこう話しはじめた。「今年で25歳になるんですけど、20歳を超えてからの芝居に対する認識の変わり方は尋常じゃなかったと思います。ここ最近は特に目立たなくていいやと思うようになりました。役が目立つのはいいことだけど、僕自身が目立つのはいらないなって。作品の中の、ひとつの役であれるようにしたいなと考えはじめてから、だいぶ変わったと思います」あくまで、自分は作品のピースのひとつ。俳優部の一員としてはまっとうな考えだが、本人の人気がバロメーターとなりやすい若手俳優という領域では、なかなかそう構えるのは難しい。だが、高杉真宙はあくまで作品至上主義を貫く。「そういうふうに考えるようになってからは、台本の読み方もだいぶ変わりましたね。今はまず自分の役がストーリーを動かす上でどういう役割を担っているのかを考える。何でここで出てくるんだろうとか、何のためにこのお話の中にいるんだろうとか、読み解いていくのが面白くて。そういうことを考えるのが、最近の僕の中のトレンドですね」大きな瞳が、芝居の話になると、爛々と光を宿す。その頭の中は、大好きなお芝居で占められている。「やっぱりお芝居は面白い。特に『バイプレイヤーズ』は映画づくりの舞台裏を描いた作品なので。フィクションではあるけれど、作品づくりに対する熱量はきっと観ている方たちに届くと思うし、僕も改めて映画をつくるのは面白いなと思いました」7月で25歳。30代に向けて、20代も折り返しのコーナーを迎える。この先はどんなロードマップを思い描いているのだろうか。「今まで僕は観ている人たちに干渉をするのが好きじゃなかったんですね。感動とか、勇気とか、口にするのは簡単だけど、作品を通して何かを与えるのは責任が伴う。その責任を持つことは自分にはできないと思っていたんです。でもせっかくこうしていろんな人に見てもらえる仕事についたなら、何かもっと自分の伝えたい思いを出していってもいいのかなと思いはじめて。たとえば『ギャングース』は裏社会で生きる犯罪少年たちのお話。映画としてエンタメに昇華されているけど、こんな世界もあるんだって、僕はあの映画で初めて知ったし、伝えたいと思った。そんなふうに自分の伝えたい気持ちとリンクする作品にこれから先はもっと挑戦したいですね」高杉真宙を、ただの眉目秀麗な若手俳優や、内気な青年と見ていたら、大間違いだ。内側には、芝居への求道心が滾っている。その熱を前面に出すタイプではないのかもしれない。けれども、高杉真宙という炎は、静かに、青く、燃えている。高杉真宙さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=fe01d65e-cc23-4a23-b107-ec5bc9b90d53&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年04月10日新海誠監督の『天気の子』地上波初放送を記念して、同監督の2作品『秒速5センチメートル』と『星を追う子ども』が一挙放送されることが決定した。『秒速5センチメートル』は、互いに思いを寄せ合いながらも離れ離れになった少年と少女が、大人になるまでの心の変化を描いた連作短編アニメーション。単館上映ながら異例のロングランを記録した人気作だ。そして、新海監督が冒険ファンタジーに挑んだ意欲作『星を追う子ども』は、地下世界アガルタからやってきた少年と出会った少女が冒険の旅へ。彼らを待ち受ける運命と少女の成長を映し出す。金元寿子、入野自由、井上和彦ら、豪華声優がキャラクターの声を担当しているのも注目ポイント。なお、これらは全て本編ノーカット版で放送する。『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』は12月29日(火)深夜2時20分~テレビ朝日にて一挙放送。『天気の子』は2021年1月3日(日)テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月17日俳優の高杉真宙(24)が16日、所属事務所のスウィートパワーを通じ、2021年4月11日をもって同事務所を退所し、独立することを報告した。同事務所は、「この度、弊社所属タレントの高杉真宙が、2021年4月11日をもって退所する運びとなりました」と発表。「弊社は2009年に福岡で高杉真宙をスカウトした事をきっかけに、スパイスパワーを発足させ、初の男性タレントである高杉真宙と共にスパイスパワーも成長してまいりました」「この程、高杉真宙より『裸一貫』から活動してみたいという想いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でございます」と経緯を説明し、「ファンの皆様、関係各位におかれましては、今後とも高杉真宙、弊社ともにご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と結んだ。一方の高杉は、直筆署名入りの文書で退所と独立をあらためて報告し、「13歳だった私をスカウトし俳優として育ててくれたスウィートパワーですが『裸一貫』からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と同事務所への思いをつづる。そして、「何より、応援して下さったファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にも大変感謝しておりますため、恩返しの気持ちを胸に、今後も俳優として精進していく所存です」と決意を新たにし、「引き続きどうぞ宜しくお願いいたします」と呼び掛けた。
2020年11月16日「来春放送の朝ドラ『おかえりモネ』の主要キャストとして、高杉さんの出演が決まっていました。ところが、急遽、高杉さん本人の強い意向で降板。スキャンダルや体調以外での自主降板は朝ドラ史上初で、ディレクターも唖然としています」(NHK関係者)21年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』。主演は『なつぞら』(19年)でヒロインの生き別れの妹を演じた清原果耶(18)。気象予報に向き合う仕事を通じ人々に幸せな未来を届ける物語だが、登場予定だった高杉真宙(24)が突如、出演を辞退したというのだ。テレビ局関係者はこう語る。「高杉さんは09年にデビューし、12年に映画初主演後、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍しています。今回の朝ドラは、清原さんや『King&Prince』永瀬廉さん(21)などフレッシュな顔ぶれで話題です。NHKも脇を固めるために“演技派”の彼にオファーして、いったん受諾したのですが……」実は高杉は同時に“大きな決断”を下していたという。「先日、彼は10年以上所属した事務所に対し、『アイドル的な役者と僕は違います。やはり共演したくないです。これからは役者の道を極めたい』と強く訴えて退所を申し入れたそうです。その背景には、彼をデビュー初期から育てた個性派マネージャー・Aさんの影響もあるようです。選ぶ仕事に極端に偏りがあり、いわゆるメジャー作品よりも、単館の映画や舞台など、アート志向の作品を好む考え方を受け継いだのかもしれません。誰もが願う朝ドラ出演まで断ってしまったのですから……」(別のテレビ局関係者)高杉の所属事務所といえば、年初にマネージャーが次々と退社する“お家騒動”が一部で報じられた。前出のテレビ局関係者は言う。「高杉さんを溺愛していたAさんも退社し、高杉さんなりに思うところがあったのでは……。新事務所は芸能界と関わりのない幼馴染がサポートするそうですが、Aさんも関与するのでは……という話も。所属事務所は彼に“せめて朝ドラが終わるまでは”と強く慰留したのですが、彼の頑強な意志は変わらず、来春の退所と朝ドラの降板が受け入れられたそうです」制作関係者によれば、“同世代へのライバル心”も今回の決断の大きな要因なのではないかと語る。「高杉さんは今夏、横浜流星さん(24)主演ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)に出演。2人は同学年なのですが、横浜さんの躍進ぶりに胸中穏やかではなかったようです。もう一人、高杉さんが意識している俳優がいるんです。それが、現在の所属事務所の“後輩”である岡田健史さん(21)。話題作に続々と名を連ねる岡田さんの活躍を目の当たりにして“なぜ岡田くんばかり……”と、嫉妬が募るようになったようです」高杉の所属事務所は16日、退社についてコメントを出し、「高杉真宙より“裸一貫”から活動してみたいという思いの申し出があり、弊社としましても、その男の夢とロマンを応援していく所存でごさいます」と語った。高杉もコメントを出し「13歳だった私をスカウトし俳優として育ててくれたスウィートパワーですが“裸一貫”からやってみたいという私の希望に対して、温かく送り出してくださる運びとなりました。深く感謝しています」と綴り、今後は「恩返しの気持ちを胸に俳優として精進していく所存です」と明かしていた。前代未聞の朝ドラ降板劇。高杉を待ち受ける“未来の雲行き”は果たして――。「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月16日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「アルバイター」編が、22日より公開される。同CMは、au PAYについて現地調査をするためコンビニでアルバイトを始めた高杉くん(神木)と細杉くん(中川)が松本さん(松本)のレジ対応をするストーリー。レジの会計を待つ松本さんに、高杉くんは「こちらのレジどうぞ~」と声を掛け、思わぬ人物に驚く松本さんをよそに「いらっしゃいませ」と接客。「バイト始めたんだ」と松本さんが尋ねると、「au PAYの現地調査を兼ねてね」と高杉くんらしい意識の高い返答をする。そこへ、高杉くんと共にアルバイトをする細杉くんが「コンビニは絶好の調査ポイント!」と言いながら現れ、松本さんが購入しようとしている消しゴムに対し、「温めますか?」と問うが、華麗に「やめときます」と返す松本さん。いざ支払いとなり、高杉くんと細杉くんが「お支払いは?」と尋ねると、呼吸を止めて回答を待つ2人に困惑しつつ、松本さんは「au PAYで」と返答。2人はうれしそうに「いただきました~」「au PAY!」「たまりました~」「Pontaポイント!」と盛大に声を上げ、それに合わせるかのように入り口にいた犬までも「ワウ~」と遠吠えを上げる。会計が終わり店を出る松本さんは、細杉くんが敬礼をして「休憩入ります、バイトリーダー」と高杉くんに声をかけ、高杉くんが「いってらっしゃい!」と返す様子を見て少し楽しそうにほほ笑む。今回のCMは、高杉くんと細杉くんがコンビニアルバイターとして登場。店員の制服をバッチリ着こなす2人の名札は、それぞれのキャラクターを意識して本人に書いた。会計時のテンションの高い掛け合い部分では、店の外まで聞こえてくる声量でスタッフもびっくり。気合十分に撮影に挑み、その気合いが伝わったのか一緒に出演した犬も見事1テイクでOKを出した。
2020年06月22日演劇プロデューサー・松田誠が、『舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」』プロジェクトを発足したことが24日、明らかになった。同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の影響により大きなダメージを受けている舞台業界に希望を与えるために発足。5月1日よりクラウドファンディングを開始する。具体的には、インターネット配信サービスを開始し、「既存の舞台公演の映像配信」「今後上演される公演のライブ配信」「オリジナル番組配信」を行う。特にオリジナル番組配信は、クラウドファンディングで募った資金を利用し、キャストによる発案やファンの意見を取り入れたかたちでの実現を予定し、6月のサービスインを目指している。同プロジェクトは「この趣旨に賛同いただけるキャストやクリエイター、スタッフの皆さまには、新たな仕事が提供できる場を作れればと考えています・今までにない『舞台』に特化した配信サービスとして、演劇(ストレートプレイ、ミュージカル)を主軸とし、幅広いジャンルのエンターテインメントを提供いたします」とコメントしている。○松田誠 メッセージ自分の人生を救ってくれたのは舞台でした。また人生を豊かにしてくれたのも舞台です。その舞台が今まで経験したことのない危機に瀕しています。今まで当たり前だったことが当たり前では無くなってしまいました。役者、クリエイター、スタッフ、主催者、劇場など様々な仲間を守りたい。お客様との絆を守りたい。お客様に何かを届けたい。決して舞台の火を消してはいけない。何ができるか試行錯誤の上、クラウドファンディングで舞台専門の配信プラットフォームを立ち上げようと思い当たりました。ネット上に架空の劇場を作るイメージです。この架空の劇場を作ることによって様々な舞台のアーカイブ作品が観られたり、舞台の生中継を共有することができます。さらに役者が自ら企画をしたりお客様から企画を募って実施する新しい形のリモート演劇をお届けします。お客様が参加したり応援したりできる劇場にしたいと思ってます。新しいコンテンツを作ることで俳優やクリエイターに新しい仕事が生まれます。これによって多くの仲間を守れると考えました。キーワードは『舞台を救え』です。この活動に様々な会社や俳優の方々からご賛同をいただきました。舞台の火を消さないために、どうか皆さんの力をお貸しください。またリアルな劇場でお会いできる日を目指して!!舞台を救え○シアターコンプレックス協力企業一覧(順不同)ネルケプランニング、マーベラス、ぴえろ、バンダイナムコアーツ、集英社、講談社、小学館、KADOKAWA、白泉社、手塚プロダクション、ニトロプラス、リベル・エンタテインメント、キングレコード、テレビ東京、ブシロード、キューブ、エイベックス・エンタテインメント、エイベックス・ピクチャーズ、ゴーチ・ブラザーズ、DMM.com、ドワンゴ、AbemaTV、グリー、リコモーション、ユークリッド・エージェンシー、銀河劇場、アイア、MixaliveTOKYO、サンライズプロモーション東京、ローソンエンタテインメント、ぴあ、イープラス、ツインプラネット、S-SIZE、代々木アニメーション学院、デジタルクルーズ、ポニーキャニオン、日本2.5次元ミュージカル協会
2020年04月24日俳優の高杉真宙主演の映画『前田建設ファンタジー営業部』が24日、期間限定のオンライン無料上映を実施することを発表した。本作は、建設業界の新市場を切り開き「マジンガーZの格納庫」の建設設計に本気で挑んだ熱きサラリーマンたちの実話から生まれた感動の積算エンタテインメントで、アニメの世界の曖昧で辻褄の合わない設定に翻弄されながらも、技術の底力を駆使して無謀なプロジェクトに立ち向かう姿を描く。1月31日より全国公開となったが、新型コロナウイルス対策による緊急事態宣言の対象地域が全国に及び、作品を映画館で観ることができなくなったことを受け、製作委員会で協議を重ねたと結果、オンライン無料上映が決定。期間中、スタッフ・キャスト参加で、ビデオ会議アプリZoomを使用した生実況イベントの実施も予定している。オンライン無料上映期間は5月3日12時~5月6日23時59分。映画の公式サイト、もしくは公式Twitterの応募フォームから、1人1回に限り応募可能となっている。募集人数は1,000名で、当選者にはシリアルナンバーをメールにて配布、シリアルナンバー1つにつき1回限り視聴可能。特別サイトにアクセスのうえ、シリアルナンバーを入力することで、視聴開始(24時間有効)となる。シリアルナンバーは2つ送られるため、1つを友人にプレゼントして一緒に視聴したり、一緒に実況イベントを見ることも可能となっている。また、生実況イベントは5月6日15時より、ヨーロッパ企画 公式YouTubeチャンネルで行われる(Youtube上では本編の上映はなし)。ヨーロッパ企画の上田誠(脚本)・本多力が参加し、高杉、岸井ゆきののゲスト出演を予定している。○高杉真宙 コメント熱く夢があり元気になれるお話。今だからこそ観て頂きたい映画になっています。そしてそんな映画を今回、生実況させて頂けるということで、皆さんと一緒に映画を見る時間を共有出来るというのは初めてのことなので、少しでも皆さんの楽しみに繋がって頂ければ嬉しいです!○小木博明(おぎやはぎ) コメントこの映画を観て頂いたら、夢や、やる気が溢れて来てしまいます。こんな時期だから、慌てて外に出ないで下さいね。○上地雄輔 コメントこの作品は笑って泣けてホッとする作品になってます。ぜひ今、自分の中でモヤモヤやフラストレーションが溜まってる方はスッキリして素敵なゴールデンウィークを迎えて欲しいと思います!○岸井ゆきの コメント本当にあった前田建設"ファンタジー"営業部! 普段見ることのできない作り途中のトンネルのシーンがお気に入りです。今建っているもの全てに、想像して、計算して、実際に建てた人達がいて、そこには常にアツイ想いがある。熱量を感じられる作品です!○本多力 コメントとにかく熱が人から人へ伝播していく作品です。撮影現場も映画同様エネルギーに溢れてました。毎日もどかしい時間が続いていますが、お家でこの映画を観ていただいて、少しでもみなさんの日々の活力や楽しみに繋がったら嬉しいです!○町田啓太 コメントおうち時間にこの映画を!是非たくさん笑って気晴らしにしてください!ゆっくり楽しんでもらえることを願っています。○六角精児 コメントなかなか希望の持てない今日この頃ですが、この映画が少しでも皆様の明日への活力になることを願うばかりです。○上田誠(脚本) コメントいまこそ脳内に、いろんなものをおっ立てる時代がやってきたのではないかと思います。マジンガーZの格納庫なんか、おっ立ててみるのも面白いのではないでしょうか。おうちで見てください。あなたの脳を、大脳新皮質をこえ辺縁系の下、脳幹まで掘削し、ジャッキアップの夢をありありとお見せします。(C)前田建設/Team F(C)ダイナミック企画・東映アニメーション
2020年04月24日俳優のみならず、近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮している、神木隆之介さん。アニメーション監督の新海誠監督が“俳優・神木隆之介”の色気について語ってくれました。『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうに。役者は感情を表現するのに全身を使いますが、神木くんは優しさ、雄々しさ、色っぽさなんかを、声という彼固有の「音」だけで演じることができてしまう。声の持つ情報量が、普通の人よりとても多いのが魅力ですね。芝居の勘が抜群によくて、アニメーション作品に必要な「間合い」や「息芝居」というものを、理屈でも体感でも完璧に把握していると思います。考えることが大好きで、演じることも大好きで、作品も愛している神木くんと仕事をすることは、最高に楽しいですよ。素顔のときは「あなたのことが好きだから、僕は今あなたと話しているんですよ」と思わせてくれる。手のひらの上で踊らされているだけかもしれないけれど(笑)、とても素敵な資質だと思います。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』では、マルクルの芝居のあまりの可愛らしさに一観客として悶絶しました。僕が『君の名は。』を監督したときには声の青春感、爽やかさに聞き惚れましたし、『天気の子』では青年としての色気に腰が抜けそうになりました(笑)。これからも声の演技もたくさん聞かせてほしいけれど、あまり他のアニメには出演しないでいてほしいです。嫉妬しそうだから(笑)。しんかい・まことアニメーション監督。2002年、短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年、神木さんが声優を務めた『君の名は。』が国内外で高い評価を受け、続く『天気の子』も大ヒット。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台の出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。最新作『連続ドラマW 鉄の骨』は、4月18日(土)22時よりWOWOWプライムにて放送スタート。全5話・第1話無料放送。ジャケット¥24,000シャツ¥11,800トラウザーズ¥13,800(以上メゾン スペシャル/メゾン スペシャル青山店 TEL:03・6451・1660)※『anan』2020年4月1日号より。写真・ティム・ギャロスタイリスト・百瀬 豪ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年03月31日俳優の高杉真宙、女優の奈緒が30日、東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリア TOKYOで行われたコニカミノルタプラネタリウム『流星たちの物語』公開記念 プレス発表会に出席した。昨年12月19日のオープンから1周年を迎えた「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」は、新作『流星たちの物語』を制作。離れ離れになってしまった2つの流星の"かけら"たちが運命に導かれ、長い年月の後に地球と深海で再会するというファンタジック・ラブストーリーで、CGアニメーションで描かれる壮大な宇宙空間や深海、そして海の生物たち、ドーム映像と音楽に包まれるプラネタリウム作品となっている。本作で声を担当した高杉真宙と奈緒がイベントに登場。すでに鑑賞したという高杉は「空間全体で包まれている感じがして、リラックスして見させていただきました。すごく楽しかったです」と感想を。奈緒も「すごく映像がキレイで、映像の中に自分がいるような感じで自分の声を忘れた楽しめました」と笑顔を見せた。また、流星のかけらを演じていることについて高杉は「最初に説明された時に石役かと思ってビックリしました(笑)」としつつ、「流星だからということを考えていた訳ではないので、戸惑いはありませんでした」と振り返り、奈緒は「最近何の役やりましたか? と言われて流星というのも(笑)」と苦笑いも「流星とは考えず、1人の男性と女性という気持ちでやりました」と語った。収録は通常のアフレコのように1人ずつ声を収録するのではなく、2人が同じ場所で掛け合いながら収録したという。その収録で初めて会った奈緒について高杉は「声がすごくキレイでマッチしていて、すっと入る気がしました。(現場で)ちゃんと言えなかったので、ここで言わなきゃと(笑)。僕は口下手なのでちゃんとはっきり言えなくて…」と告白し、これに奈緒は「(現場で)ちゃんと褒められたと思いますよ。現場でもお互いの声を褒めあっていました(笑)」とニッコリ。奈緒のコメントで思い出したのか、高杉は「収録のペースは2人だけの空間で緊張してました。僕は人見知りなので何て喋ればいいのかと。緊張の中、褒めあっていましたね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
2020年01月31日グラビアアイドルの高杉杏が、最新イメージDVD『unlimited』(4,180円税込 発売元:エスデジタル)をリリースした。今年1月に発表した衝撃の1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを飾った高杉杏は、迫力ボディーとマシュマロGカップバストを披露してファンの視線を釘付けに。その勢いはとどまることを知らず、同DVDで早くも4枚目を数えるなど、注目度の高さをうかがい知ることができる。大胆な脱ぎっぷりで話題の高杉。今作ではさらに大胆なポーズを披露している。高杉の魅力は、ベビーフェイスには似つかわしくないGカップのバスト。最新作でもその魅力がいかんなく発揮されており、黒のセクシー水着やY字系水着、露出度ピカイチの赤のセクシー水着では、バストが溢れんばかりだ。シーン的には、黒のセクシー水着を着用したベッドのシーンが必見。彼女の代名詞でもあるベビーフェイスが一転し、"オトナ"の表情を見せている。また、メイド風コスプレのシーンは高杉の魅力が凝縮されており、ベビーフェイスとセクシーボディーの両方が楽しめる貴重なシーンだ。なお、同DVDの発売を記念したイベントが11月17日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA①号店 サブカル・モバイル館7F(15:00~)で開催される。
2019年11月16日俳優の菅田将暉、高杉真宙、女優の秋山菜津子が8日、東京・新国立劇場 中劇場で行われた舞台『カリギュラ』のフォトコール・囲み取材に参加。菅田と高杉は、食事に行ったエピソードなどを明かした。日本演劇界を代表する演出家・栗山民也と、今年デビュー10周年を迎えた俳優・菅田将暉が初タッグ。菅田は、ローマ帝国第3皇帝である狂気の暴君・カリギュラを演じ、カリギュラに目の前で実父を殺され、カリギュラを憎みながらも彼の苦悩や狂気を理解する若き詩人シピオンを高杉、カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど彼を深く愛する女性セゾニアを秋山が演じる。菅田は、細眉がインパクトあるメイク、そして鍛えられた腹筋が見える衣装で、カリギュラの苦悩と狂気を迫真の演技で表現。菅田と2度目の共演となる高杉は「相変わらず迫力があるというか、オーラをまとっている感じ」と語り、菅田が「威圧感?」と尋ねると、「威圧感じゃないです」と慌てて否定した。カリギュラは妹の死をきっかけに暴君へと豹変するが、「これがないと豹変するものは?」と聞かれた菅田は「ないです」と返してから、「なんかあるかな」と少し考え、「おいしい食べ物とか…」と回答。好きな食べ物は「寿司」とのこと。稽古期間に菅田、高杉、秋山にケレア役の橋本淳を加えた4人で鶏料理の店に行ったことも明かした。また、菅田と高杉の2人でラーメン店に行ったこともあったそう。菅田は「二郎系のガッツリのやつに行きました。食べたあと、(高杉の)目がギラギラしちゃって、ニンニクが効いたんでしょうね。『ごちそうさまでした! おいしかったです!』って、すっごい怖くて、“二郎系+まっひー”は危険だなと感じました」とギラギラした目を再現して笑いを誘った。高杉は「いっぱい食事に連れて行ってもらいました。愛情をいただきました」と菅田に感謝。菅田は「いたずらしていただけだもんね? いいリアクションするんですよ。(お腹をつついて)『あ!』って言うまっひーが見たくて、それを癒やしに僕は稽古を頑張っていました」とにやっと笑い、高杉も「うれしいです。僕からはちょっかいできないので」と喜んでいた。
2019年11月08日イラストレーターの和田誠さんが7日に肺炎で亡くなったことを受け、女優・上野樹里が11日、インスタグラムを通じて義父である和田さんを追悼した。2016年5月に、和田さんの長男でロックバンド・TRICERATOPSのボーカル・和田唱と結婚した上野。インスタグラムで「誠さん」と優しく語りかけるような書き出しから、「私が間違えて言った映画のタイトルを、さっと直してくれたり、会う度に本をくれたり、その優しいお人柄と寛大さに、いつも感動していました。家族全員でお出かけしたり、ご飯を食べたり、いつも楽しくて、みんな明るくて、和田家に来てからずっと夢をみているようでした」と在りし日の姿を回顧。「誠さんとお別れする時も、みんなの愛が溢れていて、沢山のプレゼントと共に旅立って行かれました。とっても寂しくなりました」と別れを惜しみつつ、「でも誠さんと一緒に過ごした日々は温かく、思い出の一つ一つが宝物です。短い間だったけど、娘のように接してくれて本当に嬉しかったです。これからもみんなで誠さんのお話をしながら、レミさんとお料理して、みんなで元気に生きていきますね。樹里」と前向きな気持ちをつづっている。また、上野の夫・和田唱もツイッターを通じ、「親父が天国へ旅立った。最近は日々具合が悪くなっていったから、どこかで覚悟はしていたけれど、同時に奇跡が起きることも願っていた。でもそれは叶わなかった。今思えば、きっと、親父なりにベストなタイミングでの旅立ちだったんだろう。親父はキャンプとか釣りとかスポーツとは無縁で、その辺のことは一切教えてくれなかった。お陰で俺はインドア派だし、スポーツのルールも大体知らない。でも親父は映画を教えてくれた。ジャズを教えてくれた。ルールに縛られないこと、好きなものは好きでいいこと、自分がこうだと思ったら貫くことを教えてくれた。お陰で俺は幸せな人間だ。だから明るくサヨナラをしたい。それが和田家流だ。でも魂は死なないし、心にその人がいる限り、どのみちサヨナラなんてない。肉体的なしばしの別れに過ぎないから、『おとう、またな!』くらいにしておこう。でもThank YouとI Love Youは添えておくよ。 唱」と思いを記している。
2019年10月12日俳優の高杉真宙が29日、都内で『高杉真宙 10thメモリアルカレンダー』(10月3日発売 3,456円税込 発売元:KADOKAWA)の発売記念イベントを開催した。同カレンダーは、芸能活動10周年という記念すべきタイミングだからこそ実現したスペシャルなアイテムで、衣装、撮影場所、コンセプトから、使用写真のセレクトまで、高杉が"いま"の自分と思いを表現したいとセルフプロデュース。さらに12ヶ月のカレンダーではなく「たくさんの写真を見てほしい」と自らセレクトしたお気に入りの写真を64枚も詰め込んだ週替わりの豪華仕様となっている。そんな同カレンダーについて高杉は「"こんなに絡んでいいのかな"と思うくらい、最初から最後までガッツリ関わらせていただいて、皆さんといい作品を作れたらいいなと思ってやらせていただきました。高杉真宙が強いものになっていますね」と紹介し、セルフプロデュースを行っての感想を聞かれると「撮影場所を決めないといけないときに、僕はあまりにも部屋から出ないので、毎回『秋葉原』としか答えられなくて、今回も秋葉原に出陣したのは印象的ですね(笑)」と答えた。お気に入りには、そんな秋葉原の横断歩道で撮影したカットを挙げ「秋葉原の好きなところは、みんなが好きなものに集中しているところなんですよ。その中で写真を撮られていることに違和感があって、それが写真でもすごく表れていて、衣装とか光を使って浮いているように見せていただいているんですけど、CGのような写真になっていて面白いなと思いました」と声を弾ませた。また、プライベートでも秋葉原に行くそうで「俳優と言ったら表参道というイメージが…」と声を掛けられると、「割合でいうと表参道は完全に少ないと思います」とキッパリと答え、「僕はマンガ、アニメ、ゲームが好きなんですけど、それ関連で行ったり、街にいる人や雰囲気が好きなんですよね」とニッコリ。秋葉原で声を掛けられた経験については「一切ないですね(笑)。みんな自分の好きなものに集中していますし、(撮影で着たような)きれいな格好で行ったりもしないので。寝癖隠しで帽子を被るくらいですね」と明かした。さらに、同カレンダーをどんな人に見てほしいか尋ねられると「毎日僕を見てくれる人、見て嫌にならない人だったらいいですね(笑)。僕もいただいたんですけど、毎日自分の顔を見るのは恥ずかしいので、そうじゃない人に見ていただきたいですね」とアピールし、どこに飾ってほしいかとの問いには「せっかく週替わりですし、毎週替えていただきたいので、よくいる場所においていただきたいですね。卓上にもなるので」と語った。デビューして10年を振り返っての感想を求められた高杉は「長かったですし、濃かったです。まだ10年しか経ってなんだって思ったりしますね。10年前も必死だったので、今も昔もそこに関しては変わらない感じがしますね。ずっと必死な感じがします」と感慨深げに語り、今度の目標については「気持ちでもっと大人っぽくなりたいと思いますね。23歳という歳で10年目というのは数でしかないなと思うので、その分、心の中で成長できたらいいなと思いますし、渋いかっこいい大人になりたいですね(笑)」と吐露。プライベートでの目標も尋ねられると「秋葉原以外を提供したいです(笑)。外に出ようっていつも思うんですけど、自分の求めているものが部屋の中にたくさんあるんですよね。そこで完結されているので、部屋以外のもので見つけたいなと思いますね。そこ以外を見つけないともったいないなと思うんですけど、惹かれるのは部屋なので、外に出て行きたいなと思いますね、低い目標ですね(笑)」と脱引きこもり宣言をした。
2019年09月29日どこまでも実直で謙虚な人、という印象の高杉真宙さん。類まれなルックスと人気を誇りながら、それでもなお、「自分には何もできない」と語る。その心とは?仕事に懸ける正直な思いを聞いた。自分には何もできないと思っているので、ボロクソに言われても大丈夫。今年に入って連続ドラマ4作品に出演し、すでに封切られた映画は3本。さらに来年にかけて4本の劇場公開作が控え、なんと11月からは舞台にも出演。今、最も出演オファーが絶えない若手人気俳優の一人、高杉真宙さん。最新公開作『見えない目撃者』では、吉岡里帆さん演じる目が見えない元女性警察官と共に女子高生連続殺人事件を追う高校生・国崎春馬を演じている。――最初に脚本を読んだ時はどんな印象を受けましたか?高杉:こういう猟奇殺人を扱う本格スリラーは、海外ドラマを彷彿させるというか、あまり日本にはない作品だなと思いました。――春馬を演じる上で、一番こだわったのはどんなところですか?高杉:一番はじめにいただいた台本だと、春馬はもっと不良感が強かったんです。でも、それよりは何かを諦めている感じというか、他人に対して無関心な感じのほうが現代の高校生っぽいかなと。そこから徐々に成長していく姿を見せたかったので、最初のキャラクター設定はできるだけしっかり伝わるようにしたいなと思いました。――一番難しかったのは?高杉:やっぱり、クライマックスの追われるシーンです。なんというか、すごく想像の世界だったんですよね。例えば、泣いたり、怒ったりするシーンの場合は、演じる上で手伝ってくれるものがたくさんあるんですけど、追われている気分というのはなかなか経験することもないですし、とにかくその状況を想像して余計に恐怖心を作り出さないと、観ている人にも伝わらないんじゃないかと思ったんです。実際にはたくさんのスタッフの方が周りにいたりもするので、油断をすると現実に引き戻されてしまうというか、ふと我に返ってしまう瞬間もあったりして。でも、その追われているドキドキ感を体感できるのがこの作品の面白いところでもあると思うので、表情と息遣いを大事に演じました。――原作は韓国映画の『ブラインド』ですが、高杉さんはあえて原作は観ないようにしていると。高杉:そうですね。映像になったものは観ないようにしています。――その理由は?高杉:怖いんですよね。僕が演じるものを他の誰かが演じているということが。なんというか、どう頑張ってもそれに引っ張られてしまう気がするんです。それに、その人が時間をかけて作ったものはその人だけのものだと僕は思うので、それを目指すのも違うかなと。――自分で作るオリジナルのキャラクター像を大事にしたい、と?高杉:そうですね。もちろん台本があるので、誰が演じてもある程度は同じキャラクターになるというか、核となる部分に正解はあると思うんです。でも肉付けの仕方は人によって全然違ってくる気がしていて。まぁやっぱり、一番の理由は怖いからなんですけどね。――比べてしまうことが?高杉:例えば、その人の演技を見て“すごいな”と思っても、自分にそこまで辿り着けるほどのスペックはあるんだろうか、とか考えてしまうんです。基本的に自分は何もできないと思っているので。――これだけご活躍されていてもですか?高杉:いやいやいやいや、全然です。何もできないから、その分、誰に何を言われても大丈夫なんです。たとえボロクソに言われても、それは当たり前のことだから。――少しでも自信が出てきたな、と思ったことはないですか?高杉:ないですね。もちろん「これ、できる?」と聞かれたら、一応「できます」とは言うんです。でもそれは、できると思っているわけではなくて、できるところまで持っていくために自分にプレッシャーをかけるような感覚。できない中でどれくらいできるように持っていけるかということが、面白いところでもありますし。時間はみんなに平等にあるわけですから、努力次第だと思うんですよね。――それでも大きな壁にぶち当たってしまった経験はありますか?高杉:いっぱいありますけど、一番大きな壁は去年出演した舞台『メタルマクベス』の歌とダンスですね。僕、本当にリズム感がなくて音痴なんですよ。だから本番の2年前くらいにお話をいただいていたんですけど、その2年間はずっと、いうなれば夏休みの宿題の締め切りに追われる小学生のように、「もうすぐ舞台だ…」と思いながら憂鬱に過ごしていました。――そんなプレッシャーを抱えてまで、なぜ出演しようと?高杉:劇団新感線さんの舞台に出るのが夢でもあったんです。だからもう、練習あるのみだな、と。本番が始まってからもずっと、練習、練習の毎日でしたね。――高杉さんは小学校6年生の時にスカウトされて芸能界入りしたんですよね。それまで、このお仕事に興味はなかった?高杉:まっっったくなかったです。うちはアニメ以外、ドラマも映画も観ない家庭だったので。――それなのに、なぜやってみようと思ったんですか?高杉:2年間は拒否し続けたんですけどね(笑)。それくらい、興味がなかったんですけど、やると決めたからには適当にはやりたくなかったんです。出会う方もいい人ばっかりでしたし、現場で周りの人に迷惑をかけたくないと思っていたので、必死にはやっていました。ただ、演技が楽しいというところまで辿り着いていなくて、部活の延長線上のような感覚でしたね。――それが「仕事」という意識に変わったのはいつですか?高杉:映画『ぼんとリンちゃん』の時ですね。たしか、高校1年生の冬だったと思います。3か月くらいリハをして、さらに2か月近くかけて撮影をしたんですよ。舞台と違って映画でリハをするというのが初めての経験でしたし、一つの役をここまで突き詰めていったことで、演技の楽しさを知ったというのもあります。――というと?高杉:それまでももちろん、しっかり考えて演じてはいたんですけど、そこで初めてキャラクターは自分で作り上げていくものということを知ったんです。台本を読んで、スタートからゴールまでの間、このキャラクターを成長させるためには、この出会いとこのエピソードが重要なんだなとか、自分なりにパズルを組み立てていく感覚といいますか。リアルに寄せることだけがお芝居ではなくて、ちょっと大げさに面白おかしく演じてみたり、演じ方にもいろいろな種類があるということも知りました。『見えない目撃者』交通事故によって自らの視力と最愛の弟、そして警察官としての未来を失った浜中なつめ(吉岡)は失意の中、ある誘拐事件に遭遇。残された感覚で感じた手がかりをもとに、もう一人の目撃者・国崎春馬(高杉)と共に事件を追っていく。出演/吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、浅香航大、田口トモロヲほか。9月20日(金)全国ロードショー。たかすぎ・まひろ1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2009年、舞台『エブリ リトル シング‘09』で俳優デビュー。11月9日スタートの舞台『カリギュラ』に出演するほか、主演映画『超・少年探偵団NEO ―Beginning-』が10月25日、『糸』『前田建設ファンタジー営業部』が来年公開。「高杉真宙 10thメモリアルカレンダー」は10月3日発売。カーディガン¥16,000パンツ¥42,000シューズ¥54,500(以上シャリーフ/Sian PR TEL:03・6662・5525)カットソー¥12,000(ブフト/HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年9月25日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・石橋修一ヘア&メイク・堤 紗也香インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年09月22日9月20日公開の映画『見えない目撃者』のティーン女子限定試写会が5日、都内で行われ、吉岡里帆、高杉真宙が出席した。吉岡美穂主演の本作は、強烈な戦慄を覚える究極のノンストップスリラーで、交通事故によって視力を失い、弟を亡くした主人公の浜中なつめを吉岡が熱演。車の接触事故に遭遇して車内から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考えたなつめは、高杉が演じる寡黙な少年の春馬とともに事件の真相に迫る、というストーリーとなっている。本作で目の見えない元警察官という難しいキャラクターを演じた吉岡。「来ていただいたお客さんにドキドキしていただかなくてはいけませんので、そこは苦労しましたね。集中してやるだけではなく、客観視しながら撮っていくことに気をつけていました」と明かしつつ、「盲導犬のパルトとはすごく仲良くなれたので、2人だけの絆が芽生えたように思います」と振り返った。吉岡の演技について高杉は「圧倒されましたね。目が見えないお芝居ってだいぶ制限されると思うんですが、ストレートに伝わってくる感じがしました。それに僕がお会いした中で一番ストイック。大変な役だったんですが、色んな人に気を使い、それがあったから座長の吉岡さんについていこうと思えました」と絶賛。それを受けた吉岡は「恐縮です(笑)」と照れ笑いを見せ、「高杉さんのことを高校生だと思っていて、現場でも制服だったから学校帰りに大変だなと思いました。現場で年齢(23歳)と聞いて作品の中で年齢をコントロールできる力は役者として凄いなって思いました」と印象を語った。この日のイベントはティーン限定ということで、10代の参加者の質問に吉岡らが答えるというコーナーも実施。「10代のうちにやっておくべきことは?」という質問に「海外旅行」と回答した吉岡は「高校時代、シンガポールとマレーシアが修学旅行だったんですが、前日にパスポートを失くして行けなかったんです。今でも友だちからイジられますよ(笑)」と明かし、「何気なく過ぎていく日常の中で、遊んだり食べるとか何でもいいんですが、思い出って意外と今しか作れないことがたくさんあるなって思います」とアドバイスしていた。映画『見えない目撃者』は、9月20日より全国公開。
2019年09月06日法医学サスペンスドラマ「サインー柚木貴志の事件ー」に出演中の高杉真宙の俳優生活10周年を記念した「高杉真宙10thメモリアルカレンダー」が発売決定。その画像の一部と高杉さんからのコメントが到着した。映画『見えない目撃者』に、主演作『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』『前田建設ファンタジー営業部』などが待機し、精力的に活動する高杉さん。今回のメモリアルカレンダーは、衣装、撮影場所、コンセプトから使用写真のセレクトまで、高杉さんが“いま”の自分と思いを表現したいとセルフプロデュースし、10周年という記念すべきタイミングだからこそ実現したスペシャルなアイテム。さらに、通常の12か月カレンダーではなく「たくさんの写真を見てほしい」と高杉さんが自らセレクトした、お気に入りの写真を64枚詰め込んだ週替わりの豪華仕様。2020年1月第1週から1週間ごとに絵柄が変わる 52週分+αの、撮りおろし写真が凝縮したカレンダーとなっている。「10周年というものを今まではあまり意識していなかったのですが 、 今回こうやってカレンダーを作らせて頂いてやっと実感が湧いてきた気がします」と高杉さん。「初めてちゃんとカレンダーを作らせて頂いたのですが 、 写真集などとはまた違って日にちを確認する為に毎日見る物なので少し違った緊張感がありました。撮影したのは今年の春くらいだったのではっきり覚えているのですが、とにかく撮影が楽しかったです」とふり返り、「自分自身のお気に入りは秋葉原で撮った写真」とコメント。「今回、どんなカレンダーを作りたいかや、衣装、撮る場所や写真選びなど最初から最後まで関わらせて頂いて、今までよりも更に高杉真宙が強い気がします。なのでボリュームたっぷりです」とアピールした。なお、カレンダー発売に合わせ、 “デビュー10周年”を記念したミニトークイベントやサイン入りカレンダーのお渡し会など、今回だけのスペシャルな特典も盛りだくさんとなっている。「高杉真宙 10thメモリアルカレンダー」は10月3日(木)より発売(定価:税込3,456 円)。(text:cinemacafe.net)
2019年08月28日俳優の高杉真宙が、10月3日に俳優生活10周年を記念したカレンダー「高杉真宙 10thメモリアルカレンダー」(KADOKAWA)を発売する。今回のカレンダーは、衣装、撮影場所、コンセプトから使用写真のセレクトまで、高杉が「いま」の自分と思いをセルフプロデュースで表現。通常の12カ月カレンダーではなく、「たくさんの写真を見てほしい」という意向でお気に入りの写真を64枚詰め込んだ、週替わりの仕様となっている。9月28日に大阪・HMV&BOOKS SHINSAIBASHI、9月29日に東京・日比谷のHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEで、先行お渡し会を開催予定。高杉は、「10周年というものを今まではあまり意識していなかったのですが、今回こうやってカレンダーを作らせて頂いてやっと実感が湧いてきた気がします。初めてちゃんとカレンダーを作らせて頂いたのですが、写真集などとはまた違って日にちを確認する為に毎日見る物なので少し違った緊張感がありました」と振り返り、「撮影したのは今年の春くらいだったのではっきり覚えているのですが、とにかく撮影が楽しかったです。自分自身のお気に入りは秋葉原で撮った写真です。皆さんにお見せ出来るのが楽しみです」とファンに届ける日を心待ちにしている様子。「今回、どんなカレンダーを作りたいかや、衣装、撮る場所や写真選びなど最初から最後まで関わらせて頂いて、今までよりも更に高杉真宙が強い気がします。なのでボリュームたっぷりです」とアピールし、「カメラマンの神藤さんとも色々と話し合わせて頂き今回完成しました。沢山の方と力を合わせて作ったこの作品を色々な方に見て、使って頂けたらと思います」と呼び掛けている。
2019年08月28日グラビアアイドルの高杉杏が、最新イメージDVD『アンの日記~An’s Diary~』(4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。今年1月に発表した衝撃の1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを飾り、迫力ボディーとマシュマロGカップバストを披露してファンの視線を釘付けにした高杉杏。その勢いはとどまることを知らず、今年早くも3枚目となるDVD『アンの日記~An’s Diary~』をリリースした。1stDVDから過激なシーンに挑戦してファンを魅了した高杉が、最新作ではさらなる大胆なシーンに挑んでいる。特技がダンスとあって、随所でダンスを披露している高杉。腰をくねらせてセクシーさを全面に押し出すなど、身体の動きにも注目ポイントとなっている。水着はどれも過激なものばかりで、現在のグラビア界で流行している変形Y字水着はもちろん、チューブトップ風水着に眼帯水着などどの水着も布の面積が少なく、高杉のGカップバストを堪能できる。さらに、ベッドのシーン着用した赤いオープンブラ的な水着は、バストのトップだけ隠した優れもので、谷間はもちろん下乳や横乳、さらにはバストのサイズ感を目の当たりにすることだろう。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月17日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館(15:00~)で開催される。
2019年08月16日新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』で、主人公の瀧を演じた神木隆之介さん。新海映画をこよなく愛する神木さんが、愛情溢れる解説を披露してくれました!取材現場に現れた神木隆之介さんの傍らには、小さなノートが。「大好きな新海作品について語るので、昨日の夜、いろいろ観直して予習してきたんです(笑)」と言う神木さんは、自他ともに認める筋金入りの“新海誠マニア”。魅力を語り始めると、とにかく言葉が止まりません!「最初に監督の作品を観たのは高校生のときです。レンタルビデオ店に並んでいたパッケージの美しさに惹かれ、『秒速5センチメートル』を借りたのですが、始まって数秒で、なんだこの世界観は!!とノックダウンされました。こんな美しく描かれた世界にもっと浸りたい…と思い、そのときに観られる新海作品を一気に観ました」入り口は絵の美しさでしたが、観続けていくうちに、セリフの内容や言い回しのリアリティ、人間を描く深さ、そして日常音の美しさなど、魅力を発見してはますますハマっていったそう。「僕が思うに新海監督は、きっと心にずっと空洞があって、そこを埋めるための何かをずっと探しているのかな、と思います。その、どこか満たされていない状況は寂しくて切なくて儚いのですが、そこに監督が憧れているロマンがあるような気が…。『ほしのこえ』からずっと、一貫してその雰囲気を感じますね」ここでは、お話に出てきた『秒速5センチメートル』、『ほしのこえ』、そして主人公を演じた『君の名は。』の見どころを神木さんが熱く解説。神木さんの溢れる愛を汲み取りながら、お楽しみください!『ほしのこえ』(2002年)2046年、同じ中学で同じ部活に所属する、同級生のミカコとノボル。淡い恋心を感じていた二人だったが、中3の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれ、宇宙に旅立つ。高校に進学したノボルは、遠く離れたミカコと携帯メールで通信をするのだが、ミカコが太陽系の深淵に向かうに従い、メールのやりとりにかかる時間が、数日、数週間、そして年単位…と開いていく。「宇宙と地上に引き裂かれる恋人の話です。監督の第1作ですが、後の作品に脈々と引き継がれていく、新海さんの核みたいなものが描かれている作品だと思う。宇宙にいるミカコとノボルの間には、想像もできないほど遠い距離があって、メールがどんどん届かなくなっていくわけですが、強く思えば思うほど、二人は遠く離れていくんです。すごく切ない、悲しい恋物語。繊細で儚くて、でもだからこそとても美しい。実はこの作品も、登場人物と天気が大きく関わっていて、彼らの心情で雨が降ったり、入道雲が発生したりするんです。『天気の子』にも通じますよね。監督の描きたいものにブレがないんだなと、観返して改めて思いました」『ほしのこえ』第1作は、監督、脚本、演出、作画、美術、編集のほとんどを一人で手がけた完全個人制作アニメ。オリジナル版はノボルの声を新海監督が務めている。ミニシアター1館での公開ながら、1か月で約3500人の観客動員が。声の出演/武藤寿美、鈴木千尋25分DVDサービスプライス版¥2,286(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『秒速5センチメートル』(2007年)東京に住む小学生のタカキとアカリはお互いに想い合う仲。しかし卒業後、アカリが栃木へ引っ越して二人は離れ離れに。さらに中学生になったタカキは鹿児島に転校が決まる。遠くに引っ越す前にアカリに会おうと決め、大雪の中タカキは栃木に向かう。時は過ぎ、種子島で高校生活を送るタカキは、同級生からの想いを知りつつ、遠くにある何かを見つめていた。後日、東京で社会人になり、タカキは仕事に追われて疲弊する中で、忘れかけていた一人の女性のことを思い出す。「物語は〈桜花抄〉〈コスモナウト〉〈秒速5センチメートル〉の3章から成り立っていて、僕は最終章が一番好きです。タカキはアカリの面影を求め、彼女に似た女性と付き合うんですが、過去を思い出にできず、関係は破綻します。その、タカキのダメな感じが、だらしない生活ぶりから強く伝わってきて、特に部屋の中で空き缶が転がるシーンの音と描写がとにかく秀逸。何かを追い求めているんだけれど、それが何なのかわからない。タカキのその感覚は、僕にも重なるところがある。最終章の彼の言動を見るたびに、なんとも言えない気持ちになります」『秒速5センチメートル』題意は、作中でアカリが「桜の花びらが舞い落ちる速度」と言う。惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を、3章の連作で描く。海外でも、アジアパシフィック映画祭の最優秀アニメ賞など、映画賞を受賞。声の出演/水橋研二、近藤好美、尾上綾華1時間13分DVD通常版¥3,800(発売:コミックス・ウェーブ・フィルム)©新海誠/コミックス・ウェーブ・フィルム『君の名は。』(2016年)1000年ぶりとなる彗星の来訪を控えた日本。東京に住む男子高生の瀧はある日、山奥の田舎に住む女子高生・三葉になる夢を見た。一方、三葉は瀧になる夢を見た。二人とも「変な夢」と思うが、この妙にリアルな夢は繰り返される。抜け落ちた記憶、不思議な時間感覚…。「もしかして、入れ替わってる?!」と気がつく二人。奇妙と思いつつも二人なりのやり方で協力し合い、瀧と三葉は打ち解けていくのだが…。「それまでの作品と比べると、とにかくテンポが速いです。それからコメディシーンがあるのも、過去の新海作品にはない新しい側面かも。コメディ要素を盛り込みながら展開の速い作品ですが、登場人物の心情をしっかり丁寧に描いているところはさすがです。観てほしいところは…やっぱり二人が入れ替わっているシーンかな。瀧くんの中に三葉が入っている場面は、僕はちょっと内股で演じていましたし、三葉を演じた(上白石)萌音ちゃんは、逆にガニ股になっていたのを覚えています。最先端のCG技術を使った映像がとにかく美しく、RADWIMPSの音楽と一体化したときのエンタメ感は、本当に素晴らしい」『君の名は。』日本における邦画の興行収入第2位という大ヒット作。世界100以上の国と地域で公開され、世界興行収入が日本映画として歴代1位になった。RADWIMPSが映画音楽を担当したことも話題に。声の出演/神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ1時間47分DVDスタンダード・エディション¥3,800(発売、販売:東宝)©2016「君の名は。」製作委員会かみき・りゅうのすけ1993年生まれ、埼玉県出身。俳優として、また声の出演でも数多くの作品に参加。公開待機作に、『屍人荘の殺人』(今年12月公開)、『Last Letter』(’20年公開)が。※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年08月14日前作『君の名は。』からの怒涛の3年を経て、さまざまな思いを詰め込んだ新作映画『天気の子』が完成。「良いことも悪いこともありました」。そう語る新海誠監督の想いを聞きました。日本国内のみならず、世界をも感動させた映画『君の名は。』。国内で1900万人以上が観たというその事実は、新海誠さんの中でもかなり大きな出来事だったよう。「正直ちょっと、桁の違う観客との出会いでした。最初は、熱狂の中にいて幸せだったんです。でも観客数が増えるに従って、面白かったという声と同じくらい…いや、それ以上に批判のほうが耳に入るようになって。有識者がメディアであれこれ書いているのも読みましたし、それこそ外で飲んでいるときに批判的な声が聞こえてくることもあった。もちろん皆さんお金を払って観ているわけですから批判する権利はあります。ただ、想像もしていなかった視点からの批判や、映画によって傷ついてしまった人からの意見というのは、予想もできていませんでした」そんな経験の中で、次の映画をどのようなものにするかを思案していたとき、考えた選択肢は2つあったそう。一つは『君の名は。』を観て怒った人たちが怒らない映画にする。もう一つは逆に、彼らがもっと怒るような映画にする。新海さんが選択したのは、後者でした。「人はたぶん、どうでもいいことには怒りませんよね。もし僕の中に何か作家性のようなものがあるとしたら、そこに彼らを怒らせた何かがあるんだろう、と。ならばそこをもっと追求したいと思い、『天気の子』の制作に取り掛かりました。まあ僕は、あまのじゃくなのかもしれません(笑)」その思いの延長線上に見つけたのが、10代の、『君の名は。』の瀧と三葉と同じくらい若い主人公とヒロインでした。「もともと僕はアニメーションをはじめとするエンタメは、悩める10代の人のためのメディアだと思っていて。なので、思春期の人たちが共感できる同世代のキャラクターを出すことは、僕の作品作りの前提条件の一つです。それから『君の名は。』に関して批判を浴びたとき、僕は“社会”から何かを言われたような気持ちになっていたんですが、ただよく考えれば“社会”というのは概念であり、いろいろ言っているのは、その中の個々人なんですよね。SNSなんかを見ていても、毎日誰かがどこかで揉めていて。人はそれを眺めて娯楽として消費している場合もあるし、正義感から立ち向かうこともあるだろうけれど、でもそれもある種の消費の形であって。そういう状況を見ていると、人間って、随分と原始的な生き物であり、同時に社会ってなんて窮屈なんだと改めて感じさせられて。そのときに、この、僕が感じている社会に対する憂鬱や憂慮を物ともせず、軽々と乗り越えて別の場所に走っていく、そんな人たちを描きたいと思いました。そしてそれはきっと、“今”を一生懸命生きている10代の若者たちだろうと。そこから帆高と陽菜という二人が生まれました」『天気の子』の舞台は、数か月も雨が降り続けている東京。劇中の須賀のセリフを借りるなら、〈狂った天気〉の世界。’16年あたりから、昔に比べて天候が変わってきたと思うことが増えた、と監督は語ります。「僕は今まで作品の中で、日本の季節の移り変わりとして、あるいは情緒的な表現として雨を描いてきましたが、でもどうもここのところ雨は情緒的なものではなく、備えるもの、準備をしなければならないものに変わってきた実感があって。“今年の夏は大変に暑くなります。命に関わるかもしれないので、気をつけて”とか、“命に関わる寒波が来ます”とか、よく聞くようになりましたよね。たぶん僕だけじゃなくて、たくさんの人が気候変化を実感しているのでは、と思ったとき、これをエンターテインメントの形にして何かが言えるのではないかと考えたことが、天気をテーマにしようと思ったきっかけです。’11年の震災以降、穏やかな時代は一度途切れてしまったのかもしれない、という気持ちもあります。その中で、映画監督という立場の自分が何ができるのか。その矜持もあります」今作で描かれるのは、雨に濡れて色が変わっていく東京の風景と、晴れ女という役割を担った天野陽菜の“祈り”で晴れていく、雨上がりの空。雨の東京は切なさとやるせなさ、晴れた空には清々しさが溢れていて、どちらも違う美しさがあり、胸が打たれます。「僕自身が雨が好きか…?大好きなわけではないですが、部屋で一人で雨の音を聞いたりするのは好きです。水たまりに雨が落ちて広がる波紋も好きだし、雨が塗り替えていく街の色も結構好き。あ、あと雨の日の夜って、特に人を内省的にさせますよね。普段考えないようなことを考えたり、ちょっといいことが思い浮かんだり…。孤独と雨って、意外と相性がいいのかもしれません。でも、“天気が狂ってるね”と言うのは、“その前の天気”を知っている世代の人間であり、今しか知らない10代の人たちにとっては、正直きっと、別にどうでもいいんだと思うんです。そういう人を描くことで、たぶん僕自身もスッとできると思ったし、僕が思う窮屈さの背中を笑って蹴飛ばしてくれるような気がしたんですよね」しんかい・まこと1973年生まれ、長野県出身。’02年、個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。’16年に公開された『君の名は。』で、国内外で数々の映画賞を受賞。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2019年08月03日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」は、新海誠の監督作品『天気の子』『君の名は。』とコラボレーションした「新海誠作品コレクションUT」を、2019年7月15日(月・祝)に、国内ユニクロ大型店などで発売する。2019年7月19日(金)に公開される映画『天気の子』と、新海誠の代表作『君の名は。』に共通するテーマである“空”をカラーコンセプトに、Tシャツを展開。それぞれ同じ空を描きながら『天気の子』では“昼”を、『君の名は。』では“夕暮れ”を表現している。新海誠ならではの、こまやかなタッチのグラフィックに注目だ。『君の名は。』モデルでは、物語の鍵となる“組紐”を取り入れたデザインや、“お前は誰だ?”と書かれたメモのダイナミックなプリントなど、作品の世界観を象徴的に表すデザインを採用している。尚、Tシャツは全てメンズサイズでの展開ではあるが、ユニセックスで着用可能なデザインに仕上げられているので、男女ともに着て楽しむことができる。【詳細】ユニクロ「新海誠作品コレクションUT」発売日:2019年7月15日(月・祝)販売店舗:国内ユニクロ大型店およびオンラインストア価格:1,500円+税柄数:全7柄(天気の子 3柄/君の名は。 4柄)展開サイズ:メンズ XS-4XL ※XS, XXL-4XLはオンラインストアのみで展開
2019年07月04日日本が誇る伝説的アニメ「マジンガーZ」に登場する“格納庫”を現実に再現するとしたらどうなるかを、いたって真面目に検証する高杉真宙主演の映画『前田建設ファンタジー営業部』。この度、高杉さんを取り囲む“ファンタジー営業部員”として新たに小木博明(おぎやはぎ)、上地雄輔、本多力、岸井ゆきのの出演が決定した。本作の舞台は2003年、バブル崩壊後の建設業界。ある日、アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、“現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?”を、マジンガーZが格納されている光子力研究所の所長・弓教授から発注を受けた……というテイで検証するウェブ連載がスタート。高杉さん演じる若手会社員・土井航は、いやいやながらプロジェクトに携わっていくうち、社内外の技術者たちの熱意、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにして、“意味のないこと”だと思っていた業務に本気で取り組んでゆく。そんなファンタジー世界からの受注という奇想天外な企画を立案した破天荒な上司には、お笑いタレントの枠を越え多彩な活躍をみせる小木博明(おぎやはぎ)。その上司に翻弄されながらも、マジンガーZの格納庫の建設に挑む…というテイのブログを作るべく奔走するファンタジー営業部のメンバーとして、俳優、タレント活動のほか、歌手としても幅広く活躍する上地雄輔、劇団「ヨーロッパ企画」に所属し、個性的な演技で圧倒的な存在感を放つ本多力、そして朝ドラや大河ドラマにも抜擢され、大ヒット公開中の『愛がなんだ』の主演で注目を集める最旬女優・岸井ゆきのが登場する。小木博明「下手とか思っては駄目です」最初に内容を聞いた時に、ファンタジーか…と思ったのですが、よくよく聞いてみると、僕が何よりも大好きな実話を基にした映画だということで、がぜんやる気になりました。さらに僕の役柄のモデルとなった方にもお会いして忠実に役作りをさせて頂きました。だから、映画を観る方にご理解頂きたいのですが、下手とか思っては駄目です。上地雄輔「初めましての方が多い現場」初めて顔合わせる際に、多くのスタッフが楽屋に来てくださったのですごくこの作品に対する気持ちを感じました。ここまでスタッフさんや共演者の方と初めましての方が多い現場もこの20数年間無かったので、どういう作品でどういう現場になるのか楽しみな気持ちと、初心にかえる気持ちで撮影に臨もうと思いました。本多力「キャストを見て『どんな組み合わせ!?』」舞台化のときに思った「あの作品が舞台に!?」という驚きを超える「あの作品を映画に!?」という驚きがありました。キャストを見て「どんな組み合わせ!?」と更に驚きました。映画観て「こんなことに熱くなってる人達がいたんだ!?」と驚いて欲しいです。岸井ゆきの「SFですか! え?ウェブで…?」マジンガーZの格納庫を作ろう、って、SFですか! え?ウェブで…?最初はあまり意味が分からなかったのですが、大人のの自由研究みたいで面白そうだな、と思いました。実際に設計図や模型、掘削などを目の当たりにすると、もー少年の心が騒いで、「興味がなさそうなエモト」というト書きを忘れてうっかりワクワクしてしまうほどでした。なお、本作はモデルとなった前田建設工業株式会社をはじめ、日立造船株式会社、株式会社栗本鐵工所、株式会社前田製作所と、実在する企業の協力のもとに完成。各企業施設のほか、静岡県川根本町の長島ダム、福島県のいわき市と田村市をつなぐ県道吉間田滝根線広瀬1号トンネル工事など実際のインフラや施工中の現場などでもロケを行い、スケールを感じさせる作品となっている。『前田建設ファンタジー営業部』は2020年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年06月28日2003年よりウェブ連載されている「前田建設ファンタジー営業部」が、主演・高杉真宙、脚本・「ヨーロッパ企画」上田誠、監督・英勉で映画化することが決定した。アニメの建造物をホントに再現、検証する!?「前田建設ファンタジー営業部」とは、実在する企業・前田建設工業株式会社が、アニメやゲームの世界に存在する、特徴ある空想上の構造物・建造物の建設を“本当に受注し、 技術の粋を集約して実現するとしたらどうなるか?”という、誰もが子どもの頃に思いを馳せた“ファンタジーの世界を現実に再現したい”という企画を、工期・工費を含め正確に検証するウェブコンテンツ。連載が開始した2003年2月、バブル崩壊を経て国からの新規発注がなくなり、経費削減にあえぐ民間企業からの発注にも苦労し、建設業界は先行きの不安を抱える中で「新市場(ブルーオーシャン)」としてファンタジーの世界を見出すことに。前田建設の試みは、まず「マジンガーZ」の地下格納庫兼プール建設の検証から始まり、2004年に幻冬舎より書籍化、2012年に文庫化。その後もシリーズとして「銀河鉄道999」高架橋編、「機動戦士ガンダム」地球連邦軍ジャブローを創ろう編が発表されるなど、建設業界内外でも話題の取り組みとして知られてきた。広報グループ社員が一見、“意味のないこと”に全力投球映画化での舞台となるのは2003年、バブル崩壊後の建設業界。ある日、アニメ「マジンガーZ」の出撃シーンで目にする地下格納庫兼プールを、“現状の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?”マジンガーZが格納されている光子力研究所の所長・弓教授から発注を受けた....というテイで検証するウェブ連載をしようと、広報グループ長が提案する。そこで、広報グループの若手社員・土井航は、いやいやながらプロジェクトに携わっていくうち、社内外の技術者たちの熱意、架空のものに対してどこまでも真剣に向き合う姿を目の当たりにして、“意味のないこと”だと思っていた業務に本気で取り組んでゆく。一見、“意味のないこと”に七転八倒しながら、本気で取り組んだサラリーマンたちの姿を描いた本作は、まさに“積算エンターテイメント”(積算=工事などの費用を見積もること)。意味のないことに情熱を注ぐのは、バカげているのか?現実とファンタジーの垣根を越えた先に、待ち受ける未来とは――!?高杉真宙「どんな作品になるのか今までで一番予想つかない」主演は大ヒット上映中の『映画 賭ケグルイ』をはじめ、映画『ギャングース』『見えない目撃者』『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』、7月期ドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」など活躍が続く若手実力派の高杉真宙。ファンタジー世界からの受注という奇想天外な企画を立案した破天荒な上司を、冷静かつドライに眺めながらも、徐々に周囲の熱量に影響されてゆく若手サラリーマンを演じる。高杉さんは「『マジンガーZ』、ではないその格納庫を作る為に皆が奮闘する話。そんな、なかなかないお話がまずは単純に面白い!と思いました」とコメント。「すごくちぐはぐで撮影している時は映画っぽくないなぁ。どんな作品になるのか今までで一番予想つかないなぁ。と思っていたんですけど確実に素敵な作品になっていると思います。夢を見させてくれる、思い出させてくれる映画なんじゃないかなぁ」と、手応え(?)がある様子。まだ明らかになっていない共演者はどうやら個性派揃いらしく、「周りの皆さんはかなり濃いのでそこに巻き込まれながら自分は自分のキャラクターをブレさせないように。と演じていきましたが、特にファンタジー営業部のメンバーの皆さんは強烈で毎日の撮影が戦いだった気がします(笑)と明かしている。また、脚本はTVアニメ「四畳半神話大系」をはじめ、2013年春に同作の舞台化を果たし、2017年「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞した「ヨーロッパ企画」代表・上田誠。「世の中にニッチな映画は数あれど、『マジンガーZ』の格納庫を建設する、しかもWEB上で、ということを描いた映画はちょっとすごいな、と思っています。原作はそしてお堅いゼネコンなイメージの前田建設さんで、その持ち前の誠実さと技術の確かさと意欲とで、そこのところが執拗に丹念に描かれています」と、上田さん。「知略あり甘酸っぱさあり妄想ありダムへの詩情ありの、青春を過ぎた青春映画です」と表現している。その脚本を元に、夢中になって仕事に取り組むサラリーマンたちの姿を愛ある目線で描き出すのは、『映画 賭ケグルイ』『ヒロイン失格』などヒット作を手掛ける英勉監督。「これは夢のお話だと思っています。大人の夢、子供の夢、仕事への夢、『マジンガーZ』への夢。観て頂く皆さんにも、いろんな夢がご自分の近くにもあるんだと思ってもらえれば幸いです。色々タダでは済まさない仕掛けを用意してます」と、意味深なコメントを寄せている。『前田建設ファンタジー営業部』は2020年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年06月20日若手俳優・高杉真宙が、吉岡里帆主演の究極のノンストップ・スリラー『見えない目撃者』に出演することが決定。猟奇殺人事件に立ち向かう高校生を演じる。高杉さんは、『散歩する侵略者』で毎日映画コンクール新人賞を受賞したほか、『十二人の死にたい子どもたち』「賭ケグルイ」などに出演。また「サイン -法医学者 柚木貴志の事件-」「サギデカ」の放送を控えている。本作で演じるのは、視力を失った主人公なつめ(吉岡さん)と共に事件に立ち向かう、事故現場で車に接触した“もう一人の目撃者”、スケボー少年の国崎春馬。初めは捜査に非協力的だったが、なつめの熱意に感化され、彼女のもう一つの目となり、事件に立ち向かっていくのだ。今回そんな人間的に成長する青年を、等身大の姿で静かに熱演する高杉さんは「今回は『スリラー』という、これまであまり経験したことのないジャンルに挑みました。この作品の中には得体の知れない緊張感がずっとあって、追い詰められている雰囲気を感じ取り、自分の中で“想像しながら演じること”を大切にしながら演技していかないとと必死でした」と撮影をふり返り、「スケボーも、クランクイン前から何度も特訓しました」とも語っており、劇中でのスケボーシーンに期待高まる。また「吉岡さんは、役柄上ではサポートする役だったのですが、撮影時に『やりにくいところある?』と聞いていただくなど、助けていただきっぱなしでして本当に有り難かったです」と主演の吉岡さんとの共演を語り、「そのおかげで、追い込むところは追い込んで狂気的なカッコよさを纏う春馬に仕上がったかと思います」と手応えを感じている様子だ。一方、吉岡さんも「私自身、なつめとしてどんなに苦しくても、純粋で真っ直ぐな春馬の姿勢に勇気付けられ、闘い抜く力をいただいたように思います」と共演を明かし、「今作はサスペンススリラーとして、犯人を想像しながら演じていく事、犯罪に巻き込まれていく様のアクション、特殊技能など、技術的にも難しい要素が詰まっていましたが、高杉さんの真面目さや表現の細やかさには驚かされました。見てくださる皆様にはぜひそこにも注目していただきたいです!」とアピールしている。出演決定と合わせて公開されたティザービジュアルでは、春馬の強さと覚悟が感じられるような仕上がりに。「事件を目撃した。ただ“真実”は見えていなかった。」と印象的なコピーも添えられている。『見えない目撃者』は9月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:見えない目撃者(2019) 2019年9月20日より全国にて公開(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.
2019年06月17日俳優の高杉真宙が、菅田将暉の主演舞台『カリギュラ』に出演することが30日、明らかになった。『カリギュラ』は、20世紀のフランス文学界を代表する劇作で小説家のアルベール・カミュによる戯曲。暴君として知られるローマ帝国第3代皇帝カリギュラを題材に、彼の絶望や狂気、悲しみなどを描き、作者自身が『異邦人』『シーシュポスの神話』とともに“不条理三部作”と位置付けている。今回の舞台では、演出家の栗山民也が指揮を取り、今年デビュー10周年を迎える菅田将暉が主演を務める。高杉は、『カリギュラ』の中でも重要人物の1人、幼い頃からカリギュラの寵愛を受けてきた若き詩人・シピオンを演じる。菅田との共演は、6年ぶりとなる。高杉は本作への出演について、「自分にとってどの作品も挑戦し、食いついていかねばと思っているのですが、このカリギュラという作品で初めて栗山民也さんに演出して頂くということが、嬉しくそして緊張もしています」と心境を吐露。また、「初めてのビジュアル撮影で菅田さんの写真を見た時にカリギュラという人間を見る感覚と言いますか。静けさの中で爆発している様に感じて、自分はどんな風になるのか、どんな風に撮られるかなと楽しみにしていました」と菅田から刺激を受けたようで、「父を殺され、しかし彼に憎しみだけでなく、色々な感情が交差するという純粋なシピオンを、真っ直ぐに舞台上で生きていきたいと思います」と意気込んでいる。舞台『カリギュラ』は、11月から東京・初台の新国立劇場中劇場、福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、12月からは兵庫・神戸国際会館こくさいホール、宮城・仙台銀行ホールイズミティ21大ホールで上演される予定となっている。
2019年05月30日現在公開中の映画『映画 賭ケグルイ』の大ヒット記念御礼舞台あいさつが22日、都内で行われ、高杉真宙、森川葵、宮沢氷魚が出席した。ゴールデンウイーク明けの5月9日に大ヒット御礼舞台あいさつが行われた本作。さらにヒットを記録中で、この日は2回目の大ヒット舞台あいさつが行われ、浜辺美波演じる主人公・蛇喰夢子の同級生で、本作にはなくてはならないキャラクターで劇場版も大いに盛り上げた鈴井涼太役の高杉真宙、早乙女芽亜里を演じた森川葵、そして映画オリジナルキャラクターとして今回の劇場版で物語のカギを握る村雨天音を演じた宮沢氷魚が登壇した。周囲の反応として高杉は「現場で言われることが多いです」と反応も上々のようだが、「僕は親からの反応があまりなく、毎回ないんです。それと友だちもそんなにいないので、現場でしかもらえませんが嬉しく思っています」と笑いを誘う場面も。森川は「母親から見たよと連絡が来ましたし、今日バラエティーの収録があって、音声さんがマイクをつけるときに『見ましたよ』と言われたり本当に色んなところから声が届いてますね」と周囲の反応も上々だという。対する宮沢は、本作が映画初出演。村雨天音というキャラクターが強烈だったのか、「街中で声を掛けられる機会が増えて、『天音っち!』とか『村雨さんですよね?』と声を掛けられることが多いんです。村雨がクールなので、僕もクールを装って格好つけました(笑)」とおどけた。TVシリーズから出演している高杉と森川は、本作からの登場となった宮沢と初共演。宮沢の印象について高杉が「村雨はクールな役で格好良くて、(宮沢の)写真を見たらクールそうだなと思ったら、意外に可愛らしいところがある方で、ご一緒していて和む感じがあって素敵でした」と称賛。一方の宮沢は「お会いするまでは怖い人なのかなという印象がありましたが、本当に優しくてこんなにいい人中々いないですよ。セリフとかも現場でギリギリまでブツブツ練習していて、みんな楽屋でリラックスしている中、外で練習していて、そういうところは素晴らしかったです」と刺激を受けた様子だった。河本ほむら・尚村透による人気同名コミックを実写映画化した本作。ドラマのシーズン1、シーズン2を経て、オリジナルストーリーでの映画化となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺)と、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田)の対決が望まれる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが台頭する。
2019年05月23日『君の名は。』の新海誠監督と人気ロックバンド「サカナクション」が、TBSの報道番組「NEWS23」の新オープニングを担当することが分かった。毎週月~金曜日の夜に放送中の同番組は、6月3日(月)から新たなメンバーで新たなステージを迎える。これに合わせて、番組のオープニングも一新。新海監督作品の美しい風景映像の中から、「働く人の一日」をテーマに再編集し、新たな映像作品として息を吹き込み、「サカナクション」の新たな挑戦が詰まった「ワンダーランド」がオープニングテーマに。時代を代表するアーティストたちのコラボが実現した。「サカナクション」山口一郎は「サカナクションは楽曲制作・音楽活動において『混ざり合わないものが混ざり合った時に生まれる良い違和感』をコンセプトにしております。報道番組というフォーマットと、自分たちの作る音楽が混ざり合って“良い違和感”を作り出せればと思っております」とコメントを寄せている。なお、「サカナクション」の「ワンダーランド」は、6年ぶりとなるニューアルバム「834.194」に収録される。「NEWS23」は毎週月-木曜日23時~、毎週金曜日23時30分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月20日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「真剣勝負」篇が、7日から放送される。「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「真剣勝負」篇より同CMは、高杉くん(神木)と細杉くん(中川)がau WALLET ポイントを使ってどちらがゆで卵をおごるかを賭け、あっち向いてホイで真剣勝負をするストーリー。コンビニの前で、「あっち向いてーそい」という高杉くんの掛け声とともに、高杉くんが指差した方向へ細杉くんが「あぁっ」っと叫びながら飛び上がる。コンビニから出てきた松本さんが2人に「何してるの?」と声をかけると、「au WALLET ポイントで、どっちが奢るか勝負してたんだ」と高杉くんが返答。au WALLET ポイントやau WALLET アプリの説明をしてお勧めする。そして、高杉くんとの真剣勝負に負けた細杉くんが、店員さんに指で“3”を作りながら「ゆで卵3つください」と注文。続いて高杉くんが「袋は結構です」と、身体を反らしながらにこやかに店員さんに伝える。会計後、コンビニのベンチへ。食べる前に高杉くんが「親鳥に感謝!」と言うと、いつものように「意識高すぎ高杉くん」と心の中でつぶやく松本さん。そんな松本さんが突然自分のおでこでゆで卵を割る姿を見て、高杉君と細杉くんは「おでこで割るのね松本さん」とびっくりする。
2019年05月07日