人気作家・池井戸潤の小説を、役所広司主演でドラマ化した「陸王」。現在、TBSにて放送中の本作の11月5日(日)放送の第3話に、お笑い芸人・鳥居みゆきが“高校教師役”として出演することが分かった。本作は、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語。2006年にドラマ「クロサギ」に出演以来、今回が約11年ぶりのTBSドラマ出演となる鳥居さん。彼女が本作でが演じるのは、高校教師・栗山。学校の体育の授業で生徒たちに足袋を履かせるため、数社の足袋会社に問い合わせをしており、その中で「こはぜ屋」の宮沢と連絡をとり、面会するという役どころだ。秋田生まれ、埼玉県育ち、今作の舞台ともなっている行田市の観光大使に、今年5月就任した鳥居さん。今回撮影が行われた高校は偶然にも鳥居さんの母校だそうで、およそ20年ぶりに帰った母校で役所さんと共演を果たすことになった。育ったのがずっと行田市だと言う鳥居さんは、「私がずっと通っていた母校に、こういった形で戻ってくるとは思いませんでした。びっくりしましたが、うれしいです」と喜び、「久しぶりのドラマ出演で、緊張からずっとトイレを我慢していたので、眉間にしわが寄っていないか心配です。緊張しちゃって脇汗たくさんかいたので、それが映らないように受話器をとるのが大変でした~(笑)」とちょっと変わった苦労も明かす。また、「看板女優として、頑張ります!行田はすごくいいところなので、『陸王』とともに盛り上がっていけたらいいなと思っています」とコメントしている。「陸王」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月04日高良健吾と城田優を主演に迎え、伊坂幸太郎のベストセラー小説を連続ドラマ化する「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」。このほど、本作の最新メイキング映像が公開された。『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』『ゴールデンスランバー』『グラスホッパー』など、これまで数多くの名作が映画化されてきた伊坂作品だが、連続ドラマ化は今回が初めて。老若男女問わず幅広い原作ファンも注目の本作最大の見どころは、多額の借金を抱えた5股男を演じる高良さんと、謎の組織から見張り役として送り込まれたヒロイン役の城田さんという凸凹コンビが、テンポよくトップギアで繰り広げる会話劇。今回、5人の恋人たちに別れを告げる主人公・星野一彦を演じる高良さんと、“規格外のヒロイン・繭美”を演じる城田さんによる、撮影の裏側を濃縮したメイキング映像が公開。なんと本作は冬の設定ではあるもののの、クランクインは真夏。そのときの様子をはじめ、星野が涙ながらに食す謎の“ジャンボラーメン”や、繭美の無駄にカッコよすぎる(?)アクションシーンなど、見どころが盛りだくさん。城田さんは全編女性役で、真夏にもかかわらずコートを着込んでいるほか、高良さんとの撮影合間のオフシーンなども満載。そしてラストは、謎のコスプレラインナップ紹介など、本編が待ちきれなくなる映像となっている。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年10月30日2018年3月3日に東京・日本武道館にてライブイベント「オールナイトニッポン50周年記念 中島みゆきリスペクトライブ2018歌縁」が開催される。【チケット情報はこちら】同公演は中島みゆきの名曲を女性アーティストが歌うイベントで、2015年に東京・大阪、2017年に全国で開催された。今回はニッポン放送「オールナイトニッポン」の50周年を記念して、クミコ、研ナオコ、島津亜矢、高畑淳子、中村 中、新妻聖子、半崎美子、平原綾香の8組で行われる。なお、東京・日本武道館公演のほか、全国9か所でも開催予定。東京・日本武道館公演のチケット一般発売は10月28日(土)午前10時より。一般発売に先がけて、先行を実施中。受付は10月10日(火)午後11時59分まで。■「オールナイトニッポン50周年記念中島みゆきリスペクトライブ2018歌縁」日時:2018年3月3日(土)午後15:00 / 開演16:00会場:日本武道館(東京都)出演:クミコ / 研ナオコ / 島津亜矢 / 高畑淳子 / 中村 中 / 新妻聖子 / 半崎美子 / 平原綾香(表記:五十音順)※「半崎美子」の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記料金:全席指定8,800円(税込)※未就学児のご入場はできません。※本公演に中島みゆき本人の出演はございません
2017年10月02日“ずっと楽しみだった”という30歳の節目を、目前に控えた高良健吾さん。10代、20代の経験を冷静に振り返る視線のなかに、仕事にかける熱い信念が見え隠れします。インタビュー中、意志の強さを感じさせる目を、けっしてそらさない。最新出演作について、演じる仕事について、丁寧にひと言ずつ選んでいく高良健吾さん。その言葉の数々は、冷静だけどどこか熱を帯びていて…。自分の思いを正しく伝えたい気持ちがビンビン伝わってきました。一転、交流の深い同年代俳優の話題になると、頬を緩ませてリラックスモードに。――最新出演作の映画『月と雷』では、人との出会いや再会によって、結婚を控えた泰子の人生が変わっていきます。高良さんが演じた智は、無邪気に泰子の人生をかき回す側ですね。高良:この映画では誰もが寂しそうで、傷ついています。智は、台本を読んで掴み切れない部分もありました。なので、自分が引っかかった智の言動に対する疑問や違和感を大切に演じました。――智は母親と共に、小さい頃から転々と根無し草のように生きてきたわけですけど、どんなところに引っかかりましたか?高良:素直な性格がゆえに、やってしまう言動は、なんでなのかなと。きっと、智は何かに飢えているんでしょうね。――…愛?高良:確かにそうなんですけど、僕はその言葉を使うのは、智に悪い気がします。智のような人生を歩んできた人に対して「愛に飢えている」と言うのはたやすいし、言葉にするとしたら、それで合ってはいるんですけど…。智は、一般常識や女性からしたら、身勝手に感じる言動もあるけど、育った環境からしたら、素直ないい子だと思う。道を踏み外す可能性もあったのに、そうならなかったのは、母親の直子の漂うような生き方がいい方向に影響したんでしょうね。受け入れられそうになったら消えてしまう。その感覚は、僕にもわかります。大きな幸せを掴みそうな時、僕も怖いと思うんです。ちゃんと、その幸せを受け止めるだけの器はあるのか。自分に問いかけた経験が、具体的には伏せますが、大小問わず何度もありました。――智には父親がおらず、智や直子と幼少期に一緒に暮らしていた泰子は、母親が家出。家族の在り方を否応なしに考えさせられる映画でした。高良:家族のことを考える人もいるでしょうし、今まで生きてきた環境を振り返る人もいるでしょうし、いろんな考え方ができる映画だと思います。ただ、僕はこの映画のテーマが“家族の形”だとは思っていません。家族という形をとって、もっといろんなことを伝えていると思います。――この映画に参加してよかったと感じる点は?高良:この映画の時間の切り取り方と人の描き方が、僕は好きです。微妙な時間の進め方や、描くところと描かないところがはっきりしているところに、映画らしいどっしりとした重さがちゃんとあったと思います。普段からなるべく多くの映画を観るようにしていますが、時々、登場人物の行動をまるで理解できないまま、置いていかれることがあるんです。『月と雷』では、置き去りにされなかったし、置いていかせない作品。それが嬉しくもあり、参加できてありがたかったです。――泰子役の初音映莉子さんや直子役の草刈民代さんとの共演はいかがでしたか?高良:初音さんは、主演としての覚悟や熱を感じました。草刈さんは、バレエという身体表現に人生をかけてやってきた方。「身体で表現」というと、ものすごく簡単になってしまうんですが…。ただ立っているだけでも、身体を使っていないように見えて確実に使っているし、僕たちが考えるのとは違うレベルで表現しているのだと思います。そうした方と親子役として近くにいられたことは、とてもいい経験でした。撮影中は、いろいろな話をしました。「普段は何をしているか」だとか「何が好きか」とか、なんてことのない会話を溢れるようにできたんです。具体的には、ネイチャーの話題ばかりでした。ふたりとも自然が好きなので、「自然は大切にしないと」みたいな(笑)。芝居からも会話からも刺激をたくさんもらえたので、今日の取材でまた会えるかと楽しみにして来たのですが、いらっしゃらなくて残念です。――智と同じように、もちろん理由は違いますが、高良さんも小さい頃、引っ越しを繰り返していたんですよね。高良:そうです。転勤族で九州各地を転々と。なので、地元というと大きく九州だと思っています。その中でも、熊本は特別です。――転校するのは嫌でした?高良:小さい頃で選択の余地はなかったから、しなきゃいけないことという感覚でした。新しい土地で学校に行って、馴染んだらまた引っ越しではあったのですが、そのことに不幸を感じることはなかったです。地元に対する思いは、人よりある方だとは思います。地元のいろんな人によって、僕は作られてきましたし、僕の根っこは確実に地元にあります。でも、「それで?」って感じというか…。――地元愛を特別なことだとは思わないと。高良:当時は地元だけが、自分の知る世界でしたからね。でも、地元は上京してからもずっと大好きです。――『月と雷』の撮影は、‘16年の5月から始まったそうですね。熊本地震の1か月後です。地元を襲った大地震は、作品に参加する上で何かしらの影響は?高良:ないです。自分が今、何を思ってどういう生活をしているのか、私生活が役に影響しているとしたら、すごく嫌ですね。僕が震災に対してどう思ったとかは、役にはまったく関係ないですから。プライベートで、自分が何についてどう考えているかが、どうしても出てしまうんです。それが嫌だから隠そうとするんだけど、出る、絶対に。出るものだってわかっていますし、仕方がないとも思うのですが、僕は自分のことがダダ漏れするのは嫌なんです。10代や20代の自分は、出すぎてました。出演作を観ても、漏れすぎ。恥ずかしいです…。でも、許せます。若いから。ただ、30代からはもう通用しない。30~40代になってからもダダ漏れしている僕がいるとしたら、ほんとうに嫌ですね。――以前から、30代に対する強い意識を話してらっしゃいましたね。高良:10代後半から20代を通じてずっと「このままじゃいけない」「こんな芝居で申し訳ない」と思ってきました。30代に入れば、演じる役も変わるだろうから、若さや勢いだけでは通用しなくなる…。その時に備えて、どういうふうに変わったらいいのか、変わるために何をすべきか、考えてきました。なので、30代に対する意識がデカいんでしょうね。――あと1か月で、30代突入です。高良:急には変わらないかもしれないけど、いろんな変化が起きた時に、楽しめる人間でいたいです。今は息苦しくて…。もう少し呼吸しやすくなったらいいですね。そうなると信じてやってきたから、今は30代を迎えるのが楽しみです。こうら・けんご1987年生まれ、熊本県出身。‘06年、『ハリヨの夏』で映画デビュー。『軽蔑』で日本アカデミー賞新人俳優賞、『横道世之介』でブルーリボン賞主演男優賞を受賞。‘17年には『彼女の人生は間違いじゃない』『うつくしいひと サバ?』が公開。‘18年、主演するWOWOW連続ドラマW『バイバイ、ブラックバード』放送予定。ジャケット ¥78,000シャツ¥31,000パンツ¥44,000(以上BED j.w. FORD/バースリーTEL:03・6432・9313)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年10月4日号より。写真・網中健太スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・森田康平(TETRO)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2017年10月01日伊坂幸太郎原作のベストセラー小説「バイバイ、ブラックバード」が、WOWOW「連続ドラマW」としてドラマ化決定。主人公の“5股男”役に高良健吾、そのお目付け役として城田優を迎え、伊坂作品としては初の連ドラ化が実現する。“ある組織”への多額の借金の清算として、「とてもじゃないけど人間の生活が送れない」場所に“あのバス”で連れ去られるという運命が待ち受ける星野一彦(高良健吾)。そんな星野の願いは、“あのバス”で連れて行かれる前に、5股をかけていた5人の恋人たちに会って別れを告げること。そんな彼のお目付け役として、“お別れ行脚”に付き合うことになったのが、怪異な外見と毒舌を発揮する繭美(城田優)。監視役の繭美と共に「大切な人にさよならを告げる」日々がスタートする…。2009年、太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませ、「ゆうびん小説」として書き下ろされた伊坂氏の傑作小説を原作にする本作。『ゴールデンスランバー』『アヒルと鴨のコインロッカー』など、数々の映画化でも知られる伊坂作品としては意外にも初の連続ドラマ化となり、6章仕立ての小説を6話連続形式で見せていく。最大の見どころは、多額の借金を抱えた5股男の高良さんと、謎の組織から見張り役として送り込まれた“女性”を演じる城田さんの凸凹コンビが、テンポよくトップギアで繰り広げる会話劇。いつの間にか(?)5股をかけてしまった主人公・星野は、シンプルに言うとダメ男だが、なぜか憎めず、人の懐にスルっと入ってくるようなキャラクター。その星野を監視するのが、強烈なインパクトを放つ異色のヒロイン・繭美。「身長3m、体重200kg、金髪でハーフ」と本人もうそぶく男性プロレスラー並みのスタイルで、誰に向かっても「おまえ」呼ばわり、言動は常に破壊性を帯びている。そんな掴みどころのない星野と繭美のバディが織りなす、5人の女性に別れを告げるなんとも不思議な数週間。デビューから10年を経て伊坂幸太郎が到達した痛快な傑作が、初めての連続ドラマでどう描かれていくのか。5人の女性たちのキャスティングも含め、続報にも期待していて。■高良健吾(星野一彦役)作品を読んだとき、この世界観を伝えるには「ひとつひとつの台詞を大切にすべき」だと感じました。森(義隆)監督にお伝えしたら、監督もそう決めていたようでうれしかったですね。これまでにやってこなかった“一語一句忠実に台詞に縛られる”ことを楽しんでいます。優くん演じる「繭美」は理不尽ですけど、気持ちのいいキャラクターですね。優くん自身はピースフルであり、エンターテイナーであり、一緒にいて面白い人。この作品はとても不思議な魅力を持っています。僕自身も演じながら、その魅力を掴み取っていった感じです。ドラマを見ていると、展開の速さにふっと置いていかれる瞬間が必ずあると思うんですけど、必死にしがみついて見てください。きっと生きていく上で大切な“何か”を感じ取ってもらえると思います。■城田優(繭美役)最初で最後であろう女役が繭美でよかったなと思うくらい、やりきっていますね。星野、繭美というそれぞれのキャラクターの相反する2人の正反対の部分が、だんだん近づいて、“あうん”の呼吸じゃないですけど、夫婦漫才みたいになっていくシーンがあって、そこがすごく好きです。あと悪気がないんだけど、結果的に誰かを傷つけている健吾が構築した星野というキャラクターが、すごく癖になるんですよ。誠実すぎる故に時々イラッともさせられるんですけど、結果、5人の女性は惹きつけられていくんです。回を重ねるごとに面白みも増していきますので、ぜひご覧ください。■原作・伊坂幸太郎氏この小説は毎回、同じシチュエーション、「出会いの場面」と「恋人に別れ話を切り出す」ところから話がはじまります。それだけに、単調にならないよう、出てくる女性や物語の雰囲気に変化をつけることに力を注ぎましたから、各話の共通点や違いが楽しめる「連続ドラマ」という形で映像化してもらえるのは、本当にありがたいです。もともと森監督の作品は好きでしたし、脚本の鈴木さんは、世の中で僕の作品を最も理解してくれている方の一人だと常々思っています。いまからできあがりが楽しみでなりません。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年08月30日7月15日公開の映画『彼女の人生は間違いじゃない』の完成披露試写会舞台あいさつが12日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、瀧内公美、光石研、高良健吾、柄本時生、廣木隆一監督が出席した。『ヴァイブレータ』(2003年)や『さよなら歌舞伎町』(2015年)などの作品を手掛けた廣木隆一監督が、作家デビュー作となった同名小説を自らが監督した本作。主演の瀧内公美がデリヘルのアルバイトで福島から東京を往復する主人公のみゆき役を好演し、戻る場所もなく進む未来も見えない若者たちの姿を描き出す。厳しいオーディションを勝ち抜いて主演の座を射止めた瀧内は「難しい作品で自分の力を信じられずダメかと思った時に監督に選んでいただきました。廣木監督は厳しいと聞いていましたが、本当に優しくて、『ありのままでいいよ』と言われて力が抜けました」と優しい言葉をかけてくれたという監督に感謝の言葉。劇中で平日は市役所勤めの公務員、週末はデリヘル嬢という難役については、「スタッフさんが用意してくれたデリヘルさんの取材や仮設住宅でのお話を聞いて、そこから感じたものをノートに書き溜めました。初日からずっと悔しい気持ちがあってノートに『クソ!』と書きましたが、じょじょにそういう空気にさせてもらいました」とスタッフの気配りに感謝したというが、デリヘルの店員役を演じた高良は「廣木組はデリヘルに詳しい人が多いんです。なのでスタッフさんみんなに聞いて役作りをさせてもらいました。みんなで行きましたよ。嘘です(笑)」と廣木組の実情を明かして客席の笑いを誘った。平日は市役所勤め、週末はデリヘル嬢というみゆきのキャラクターにちなみ、「自身の隠れた顔は?」という質問に、瀧内は「写真だと怖くて無口という印象があるらしいんですが、色んな人に会うと『おしゃべりなんだね』とか『明るいですね』と言われます」とファーストインプレッションとは異なる点を強調。そんな瀧内について高良は「すごい闇の深い人かと思いましたが、試写会が終わった時にすごい笑顔でやつれていたのが戻っていたので良かったです」と瀧本本来の姿を目の当たりにして安堵した様子だった。映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、7月15日より全国公開。
2017年06月13日歌手・中島みゆきが、テレビ朝日系ドラマ『やすらぎの郷』の主題歌として書き下ろした「慕情」が、通算45枚目のシングルとして8月23日に発売されることが12日、発表された。YouTubeの公式チャンネルには、同曲を視聴できる音源が公開されている。『北の国から』(フジテレビ系)など、数多くのドラマを手掛けてきた倉本聰氏がシニア世代に送る『やすらぎの郷』(毎週月~金12:30~12:50)。主題歌「慕情」は、人生を振り返りつつ、「あらためて愛することの大切さ」を伝える。その歌詞の内容には多くの視聴者が共感し、CD発売を望む声が多数寄せられていたという。同日公開された約2分のトレーラーでは歌詞が表示され、その世界観に触れることができる。コメント欄には、発売決定を喜ぶ声が早くも書き込まれている。なお、シングルにはカップリング曲として新曲「人生の素人(しろうと)」が収録される。中島がテレ朝ドラマの主題歌を担当するのは、2006年放送の『松本清張 けものみち』の主題歌「帰れない者たちへ」以来、約11年ぶり。倉本氏の代表作『北の国から』でも挿入歌を歌っており、今回のオファーに「倉本さんがね。ひと言ひと言を、命を削るようにして、紡いでいらっしゃるんですから。そこへ徒(あだ)や疎(おろそ)かな歌詞など書いてはならない……と思えば思うほど、もう、冷や汗がダダ流れなお仕事でした。はい」とコメントを寄せていた。
2017年06月12日直木賞作家・角田光代の同名小説を、『海を感じる時』の安藤尋監督が実写映画化した『月と雷』。主演に初音映莉子を迎え、高良健吾や草刈民代らが豪華共演。幸せの形を探し求める不器用な大人たちの、切なく孤独な旅を描いた本作の予告編&場面写真が一挙解禁された。「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく――。」結婚を控え、そう考えていた泰子の前に現れた、かつて半年間だけ一緒に暮らした父の愛人の息子、智。20年前、愛人・直子と智が転がり込んできたことで、泰子の家族は壊れたはずだった。根無し草のまま大人になった智は、ふたたび泰子の人生を無邪気にかき回し始める。「邪魔しないであたしの人生」、そう普通の幸せを願っているはずなのに…。泰子は智とともに自分の母親、異父妹、そして智の母・直子を訪ねて行くことで、“普通の幸せ”を求めていたはずの自分の人生が、少しずつ変わっていくのに気づき始める。人と出会うこと、そして人を受け入れることで、人生が予想もしない方向に転がっていくさまを描き、 「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田光代文学の真骨頂と評された同名小説を、これまでにも揺れ動く女性の心情をまざまざと描いてきた安藤尋監督と、『人のセックスを笑うな』の本調有香が繊細かつ力強く映像化した本作。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、ハリウッドデビュー後も数々の映画、舞台で活躍する実力派女優・初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を『きみはいい子』などの高良さん、男から男へと各地を流転する智の母・直子を『Shallweダンス?』の草刈さんが演じ、それぞれ個性あるキャラクターを演技のみならず、衣装やメイクに至るまで、出演者が自らイメージ、監督とディスカッションをして作り上げ、見事に体現している。この度、解禁された予告編では、過去を忘れ、普通に生きようとする泰子の前に、突然直子の息子・智とかつて共に暮らした父の愛人・直子が現れ、20年ぶりに3人が再会したことから、泰子の置き去りにされた時間が動き出し、泰子の中で少しづつ何かが変化していく様子が映されている。“普通”の人間関係を築けない大人たちがその意味を探し続ける切なく孤独な旅――。まずはこの予告編からチェック。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日直木賞作家・角田光代の同名小説を初音映莉子と高良健吾の主演で実写映画化する『月と雷』。このほど、高良さん演じる人なつこい男・智と、初音さん演じる“家族愛”を知らない泰子のハッグハグが印象的なポスタービジュアルが解禁となった。「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」など、現代女性の“人生の選択”を描いた小説で絶大な支持を受ける角田光代の同名小説を原作に、『海を感じる時』の安藤尋監督が『人のセックスを笑うな』の脚本・本調有香と『blue』以来のタッグを組み、繊細かつ力強くスクリーンに蘇らせる。“家族愛”を知らない主人公・泰子役には、『終戦のエンペラー』でハリウッドデビューし、その後も数々の映画、舞台で活躍する初音さん。人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を朝ドラ「べっぴんさん」、『横道世之介』『きみはいい子』など、日本を代表する若手俳優の地位を確立した高良さん。さらに、世話をしてくれる男性を見つけては、男から男へと各地を流転する智の母・直子を、『Shall weダンス?』『終の信託』の草刈民代が熱演し、新境地を見せている。泰子(初音映莉子)は、家と職場を往復する代わり映えのない日々を送り、可もなく不可もない婚約者と結婚の準備を進めていた。「あたしはこれから普通の家庭を築き、まっとうな生活を重ねていく――」。そんなときに彼女の前に現れたのは、無邪気な笑顔を浮かべた男・智(高良健吾)。智はかつて父が愛人として連れてきた女・直子(草刈民代)の連れ子だった。短い期間だがともに暮らした彼が、大人になって泰子の前に現れたのだ…。“普通”の家族を知らぬまま大人になった2人。このたび解禁となったポスターは、動き出した過去の時間への戸惑いと不思議な雰囲気を漂わせ、自然と体を重ね合わせた2人のバックハグが印象的なビジュアルに仕上がっている。「普通の家庭とは?」「まっとうな人生とは?」という問いを自問自答しつつ、“自分の人生に欠けた何か”を探しながら彷徨う主人公たち。角田作品の真骨頂ともいえる不器用な大人たちへ贈る人間ドラマを、真摯に丁寧に見つめた本作は、観る者の心の隙間にすっと入り込み、自分の足元を照らしてくれるかのよう。そんな本作への共鳴を映し出すポスターに仕上がっている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月21日初音映莉子と高良健吾の共演で、直木賞作家・角田光代の同名小説を映画化する『月と雷』。このほど、本作で高良さん演じる智の母親で、根無し草のような暮らしを続ける直子を、草刈民代が“汚しメイク”で熱演していることが判明。さらに、村上淳、市川由衣らの豪華共演者も発表された。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然、泰子の前に現れたことによって、平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく――。本作は『blue』(‘03)、『海を感じる時』(‘14)と、揺れ動く女性の心情を真正面から描いてきた安藤尋監督の最新作。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田作品の真骨頂ともいえる小説の映画化で、“家族愛”を知らない主人公・泰子役を初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を高良さんが演じる。その本作で草刈さんが演じるのが、智の母で、不思議な魅力で男たちから絶えず愛情を注がれるも、継続的な深い関係を築けず、男から男へ、各地を渡り歩く女性・直子。草刈さんは、今回が夫・周防正行監督の作品以外の映画出演は初めてながら、難役を体当たりで演じ切っている。昼間から酒に煙草、自由奔放のようでいて深い孤独を漂わせ、虚無的なその姿は、観る者を圧倒するほどの新境地。すさんだ雰囲気を出すため、あえて汚しメイクを施し、並々ならぬ覚悟で挑んでいる。草刈さんは、まるで根無し草のような東原直子という役柄について「運命に抗わない人」と直感的に感じた印象を明かし、「いわゆるダメな人です。『この役、なぜ私に?』と思いました。でも安藤監督とお話させていただき、『できる?やってみよう、やってみたい!』と気持ちが動き出しました。いままでにお見せしたことのない私の姿が、直子として皆様の目に映れば幸いです」とコメント。泰子を演じる初音さんについては「率直な演技は、この作品を象徴しているもの」と語り、「葛藤を抱えながら健気に生きる泰子の姿から、いつも見落としている何かが掘り起こされるのではないでしょうか」と期待を寄せる。そして、息子役の高良さんにも「撮影初日から母と子として共鳴するものを感じました」と、その母子関係に自信を覗かせた。今回の意外ともいえるキャスティングについて、安藤監督は「風景を背負って、スクリーンの中を歩ける女優は草刈さんだけです!」と絶賛。「僕の中で、直子は『パリ、テキサス』の(荒涼とした砂漠を放浪する主人公を演じた)ハリー・ディーン・スタントンです」と草刈さんに説明した際、「笑顔で頷いてくれた草刈さんが素敵でした。やっぱり直子はこの人しかいない」と確信したことを明かしている。また、さらなるキャストとして、泰子の異父妹にあたる佐伯亜里砂役に、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などの映画やCMなどで活躍する藤井武美が抜擢。泰子の婚約者で彼女の心配をするが束縛も強い山信太郎役を、『恋人たち』で繊細な演技を見せ、第30回高崎映画祭などで高い評価を受けた黒田大輔が存在感たっぷりに演じる。泰子の友人で、同じスーパーマーケットのレジで働く吉村役には『海を感じる時』での主演が光った市川さん。泰子の父親役を演じるのは、安藤作品には欠かせない存在といえる村上さん。泰子が幼いころ、直子と連れ子の智と一緒に暮らしていたが、亡くなった後も泰子を翻弄する存在となるという。そして、田舎町を流浪していた直子を拾い、一緒に暮らし始める初老の男性・岡本役を、多くの舞台出演で知られドラマ「小さな巨人」にも出演中の木場勝己が務めている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月25日直木賞作家・角田光代の長編小説「月と雷」が、初音映莉子と高良健吾主演で映画化されることが決定。『blue』 『海を感じる時』の安藤尋監督がメガホンを取り、10月より公開されることが分かった。本作は、「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」などで知られる、世代を超えて女性の支持を得ている作家・角田氏の2012年に出版された同名小説。一つどころに定住しない根無し草のような女・直子とその息子の智、そしてその母子と過去に一緒に住んだ男の娘・泰子の物語だ。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者も出来、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然泰子の前に現れたことによって、大きな喜びはないが小さな不幸もない平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく…。「親と子」、「家族」、「生活」の意味を根源から問いかける角田光代の真骨頂ともいえる作品。主人公・泰子を演じるのは、『ノルウェイの森』『ミツコ感覚』などに出演し、『終戦のエンペラー』ではハリウッドデビューも果たしている初音さん。そして、初音さんと共に主演を務めるのは、『軽蔑』で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞、『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞し、現在放送中の連続テレビ小説「ぺっぴんさん」では主人公の幼なじみを演じるなど、多くの映画監督から愛される実力派俳優の高良さん。本作では、泰子と同じ過去を共有し、突如として泰子の日常に大きな変化をもたらす役、智を演じる。泰子について初音さんは、「大好きな父を亡くし、東京に出るわけでもなく、清算しきれない過去を持ちながら、人の人生にかかわることに積極的でない女性」と説明し、「自分が持っていたもの、現場で感じたことを一番大切にし、心のアクセルとブレーキを小さく刻みながら、この役を作り上げました」と役作りを明かす。また高良さんは、「まず台本を読んで、智の行動を智自身掴み切れてないからこそ、智に対してしょうがないと思えるところがいくつもありました。多くを理解しながらというよりは、その場その場で演っていた記憶です。そして、そこには智の切なさがいつも側にあったと思います」とコメントしている。そして安藤監督は、「初音映莉子さんが、美人であることは面接で分かっていたのですが、実はかなりぶっ飛んだスンゲー女優であり、高良健吾さんがとにかくいいヤツに輪をかけたようにいいヤツで、さらに輪をかけてプロフェッショナルな俳優であることを目の当たりにし、とても貴重な体験でもありました」と主演の2人を絶賛。原作者の角田氏も「映画では、登場する人物のひとりひとりが、みんな、断然、小説よりもすてきな人だ。それは生身の人が演じているからかもしれない。俳優さんと女優さんが、登場人物たちの不器用な時間を、ていねいに真摯に生ききってくれているからかもしれない」と映像化についてコメントを寄せている。『月と雷』は10月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月12日140万部を突破した宮部みゆきのミリオンセラーを、主演に仲間由紀恵を迎えて初めて映像化するWOWOWの連続ドラマW「楽園」。本作の初回放送日が2017年1月8日(日)に決定、合わせて最新の予告動画が解禁となった。本作は、大人気作家・宮部さんの代表作「模倣犯」から9年後の世界を描いたヒューマン・サスペンス。主人公・前畑滋子(仲間由紀恵)は、9年前に起こった「死の山荘事件」のトラウマを抱えながらも、新たな事件の扉を開ける。今回届いた新たな予告編は、土井崎元(小林薫)の「骨があるはずです…」という衝撃的な言葉から幕を開ける。娘の遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻。一方、土井崎夫妻の次女・誠子(夏帆)は、両親が誠子と縁を切ろうとしていることを知り、弁護士・高橋治美(黒木瞳)に詰め寄る。その事件に酷似した10歳の少年・等が描いた絵、不穏な言葉を誰かに投げかける元、「人生を取り戻したい」という誠子。緊迫の状況の中、登場人物たちが“人生”とは何かを訴えかける、見応えたっぷりの映像となっている。WOWOWでは、本作の放送に先立ち、宮部みゆき原作作品と仲間さん出演の映画計5本を一挙放送。本ドラマの前身となる『模倣犯』、そして“校内裁判”という異色の題材をテーマにし、話題をさらった『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』。また、仲間さん主演で狂言誘拐の行方を描いた『g@me.』、TVシリーズの集大成となった『大奥(2006)』の2作も登場。なお、本日11月25日(金)より全国2,000店舗の書店で、本作の特別版ポスター、ポップ、帯巻文庫本展開が順次展開される。社会の暗部を精緻なタッチで描き出した、実力派キャスト勢ぞろいの本作。“謎”のヒントが随所に隠された予告編を、こちらから確かめてみて。日曜オリジナルドラマ連続ドラマW「楽園」は、2017年1月8日(日)より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年11月25日人気作家・宮部みゆきが「模倣犯」から9年後の世界を描いたミステリーを、仲間由紀恵主演でWOWOWが連続ドラマ化する連続ドラマW「楽園」。このほど、そのポスタービジュアルと豪華追加キャストが一挙に解禁となった。当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、10歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。一方、土井崎夫妻の次女・誠子は、父の代理という弁護士・高橋治美から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされ戸惑う。そのころ、ある街で女子高校生が監禁されていた。ばらばらに思えた事件は、やがてひとつの“真実”へつながっていく――。先日、テレビ東京系でもドラマ化された「模倣犯」といえば、2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞した宮部作品の代表作の1つ。本作「楽園」は、「模倣犯」での事件から9年後を描いたもので、ライター・前畑滋子が再びある殺人事件の真相へと迫っていく。主役の滋子を演じるのは、WOWOWのドラマ初出演となる仲間さん。解禁されたポスターでの、意志のある眼差しと「『模倣犯』の傷が癒えぬまま、わたしはまた深みにはまる。」というコピーがまた興味をそそるものとなっている。そんな本作への参戦が判明したのは、黒木瞳、夏帆に、金子ノブアキ、松田美由紀、石坂浩二(特別出演)、小林薫、さらに西田尚美、甲本雅裕、忍成修吾、利重剛、前野朋哉、そして「ラストコップ」で注目を集める伊藤沙莉ら、幅広い個性を放つ19名。豪華な面々が織りなす、苦悩と葛藤の中で“楽園”を求めて生きる家族の姿を描いたヒューマンミステリーに、引き続き注目していて。以下、キャストからコメントが到着した。■黒木瞳(弁護士・高橋治美役)原作は出版されたときに拝読しておりましたので、今回お話をいただき、久しぶりに自分の本棚から「楽園」を取り出しました。ドラマは、原作とは多少異なる部分もありますが、宮部先生の大事になさっている世界観が感じられる作品になっているかと思います。私が演じる高橋治美は、この物語の中で思い悩む土井崎元さんのマスコミ窓口として色々手助けをするという役柄なのですが、考え込むシーンがとても多く。また、仲間さん演じる前畑滋子さんに辛辣なセリフをぶつける場面が多々あるのですが、ひとつひとつのセリフが大変難しくもあった分、やりがいのある撮影になりました。様々な謎を繋ぎ合わせるうち、途中で見るのをやめられなくなる作品になっていますのでお楽しみに(笑)。■夏帆(土井崎夫妻の次女・誠子役)両親が姉を殺害したことが発覚し、当たり前だと思っていた日常が突然壊れていく中、どうにか自分を保つため葛藤する、土井崎誠子という女性を演じています。私の経験したことのない場面の連続で、彼女の気持ちを追いかけていくのがとても大変でした。でも、疑問に思ったことや誠子の気持ちを監督に相談すると、すぐに明確な答えを返してくださったので、混乱することなく撮影に挑むことができました。原作を拝読する前に、台本を3話までいただいて読んだのですが、私自身一気に引き込まれてしまって。話が進むにつれ事件が明らかになっていく面白さがある作品なので、ぜひご覧ください。■小林薫(土井崎元役)今回は権野監督の力をお借りしようと思って、撮影に入りました。最初の打ち合わせで「頼みます」って言ってもらったんですけど、監督のほうが僕よりも圧倒的に台本を読み込んでいるというのが分かっていたので「こうして欲しいとかっていうのは言ってください」という風にお話ししました。また、私が演じる土井崎元は非常に影のある役柄なので、現場でも休憩中に共演者の皆さんと明るく和気藹々っていうよりも、静かにしていようとは思っていました。でも、仲間さんはプライベートで親交があったり、黒木さんとは以前夫婦役で共演したり、それぞれニュアンスは違いますが「久しぶり」っていうメンバーが揃っていたので、もう少し色んな話ができても良かったかな(笑)。日曜オリジナルドラマ連続ドラマW「楽園」は、2017年1月より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日熊本地震から半年を迎えた本日10月14日(金)。高良健吾をはじめ、水前寺清子、「くりぃむしちゅー」、コロッケ、スザンヌら熊本出身の著名人が出演するWebムービー「フレフレくまもと!」が公開された。今回解禁されたムービーは、熊本へのたくさんの支援に対する感謝の気持ちや、熊本の“いま”を伝え、そして、熊本県が元気に前を向く姿を伝えるべく制作。同県出身の歌手・水前寺さんが歌う「三百六十五歩のマーチ」が使用され、県立熊本工業高校吹奏楽部の演奏にのせ、原曲の1番の歌詞に加え、熊本の未来に向けて作られた「フレフレくまもと!」オリジナル熊本バージョンの作詞が続く。復興に向けたシンボルマーク「くま紋」の旗を振りながら、熊本城や阿蘇、学校など県内20か所で歌いつないでいく。映像には、約900人の熊本県民や蒲島郁夫県知事、くまモン、ロアッソ熊本選手たち、そして熊本出身の著名人らが登場。水前寺さんをはじめ、タレントのコロッケさん、お笑い芸人の「くりぃむしちゅー」の上田晋也と有田哲平。月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純とW主演を果たし、この夏の話題映画『シン・ゴジラ』でも活躍する俳優の高良さん。モデルやタレントとして活躍するスザンヌさんも顔を揃えた。本ムービーにも登場する水前寺さんは「地震から半年が経ちました。まだ復興半ばですが、熊本は元気です!これからも、もっともっと元気になります!がまだす熊本!!」と力強いメッセージを寄せている。また、震災時にグラウンドにパイプイスで「SOS」というメッセージを出した熊本国府高校の生徒たちは、人文字で「アリガトウ」というメッセージを作り、支援に対する感謝を伝える。振り付けは、様々なアーティストのPVやライブなどの振り付けを担当する振付師チームの「air:man」が務め、誰でも踊りやすい振り付けとなっている。(cinemacafe.net)
2016年10月14日高良健吾と早見あかりが共演する、株式会社創味食品「創味のつゆ」の新CM「京都弁」篇が、本日9月29日(木)より順次オンエアを開始される。2人は本CMで、これまで以上に息の合ったカップルぶりを発揮しているようだ。新CMでは、なぜか突然“京都弁”を話し出す早見さんに、「なんで京都弁?」と聞いたが最後、「好きなん?嫌いなん?」と怒涛の追求を受けたうえ、眼光鋭く「困ったときのどっちつかずね!」と責められ、顔を歪ませる高良さん。そして早見さんが「決められへんなら創味にしよし」と決めコメントをするというものになっている。撮影では、今回は2回目の共演ということで、終始なごやかな雰囲気で進み、2人の息もぴったり。朝から晩まで、ほぼ1日中の長丁場となった撮影だったが、疲れも見せず個性の光る演技を披露。高良さんは「楽しかったです。 2回目だったので、早見さんと。だからこの前よりは息があっていた気がしますし、途中の合間合間も結構しゃべってましたし、それで掛け合いがこの前よりよくなったんじゃないかなって」と撮影終了後の感想を語り、今回のCMの見どころについては「僕と早見さんの、カップルの攻防戦だと思っています」と回答。それを受けて早見さんも「すべて高良くんがおっしゃった通りです(笑)ギリギリのせめぎ合いをしているので、私たちの距離が近くなればなるほど、やりやすくなるというか、お芝居が。なので、今回は前回よりもさらにやりやすかったっていうのはありますね」とお互い息ぴったりだったようだ。また東京都出身の早見さん。着物での仕事が多いそうで、もうだいぶ着慣れたと話すも、初めての京都弁については「何よりも難しい」「現場での指導だったので、正しい京都弁がしゃべれているのか不安だったんですけど、温かい気持ちで見ていただけたら」と今回の挑戦について語る。また高良さんは早見さんの京都弁について「できあがったものはたくみになっているのかもしれないけど、僕はその前を見ているから必死になってがんばっている早見さん素敵でした。常に進化していると思います」とコメントした。「創味のつゆ 200mlボトル」新CM「京都弁」篇は、9月29日(木)より順次放映。(cinemacafe.net)
2016年09月29日女優の仲間由紀恵が、宮部みゆき原作の連続ドラマ『楽園』(WOWOW 2017年1月放送)に主演することが21日、明らかになった。同ドラマは、宮部の代表作の一つでもある『模倣犯』での事件から9年後を描いたもの。仲間演じる主人公のライター・前畑滋子が「模倣犯事件」のトラウマを抱えながらも、再びある殺人事件の真相に迫っていくヒューマン・サスペンスだ。WOWOWドラマ初出演となる仲間は「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、 いろいろな謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています。なぜ事件は起こったのか……最終話に待ち受けている、タイトルにもある"楽園"に込められたメッセージとは? 全6話、最後まで楽しんでご覧ください」と、ドラマの見どころについて語っている。また、原作者の宮部みゆきは「仲間由紀恵さんが出演されているドラマや映画を楽しく拝見してきました。今回主人公を演じてくださることが何より嬉しいです。『楽園』は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか…私が一番オンエアを心待ちにしております」と、ドラマ化に期待を寄せている。
2016年09月22日大人気作家・宮部みゆきのミリオンベストセラー「楽園」が、主演に女優・仲間由紀恵を迎え、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定。併せて本作の特報映像も到着した。当時15歳の娘を殺害し、遺体を自宅の床下に16年間隠していた土井崎夫妻の事件がニュースを騒がせていたある日、小さな編集プロダクションで働くライターの前畑滋子(仲間由紀恵)のもとに、主婦の萩谷敏子が訪ねてくる。敏子は、12歳の息子・等に“他人の記憶が見える”特殊能力があるかもしれないと前置きし、等が描いたという1枚の絵を差し出す。そこにはコウモリ形の風向計が特徴的な家の中で横たわる、灰色の顔をした少女が描かれており、土井崎夫妻の事件に酷似していた。滋子は半信半疑で調査を引き受けるが、等は交通事故で亡くなってしまう。一方、土井崎夫妻の次女・誠子は、父の代理という弁護士・高橋治美から、両親が誠子と縁を切ろうとしていると聞かされ戸惑う。そのころ、ある街で女子高校生が監禁されていた…。ばらばらに思える事件はやがて1つの“真実”へ――。これまで様々な作品が映像化されてきた宮部みゆき作品。今回映像化に挑戦するのは、社会の暗部を精緻なタッチで描き出したヒューマンドラマの最高峰「楽園」だ。2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などを受賞したサスペンス「模倣犯」は宮部氏の代表作の1つであるが、「楽園」はこの「模倣犯」での事件から9年後を描いたもの。ライター前畑滋子が再び、ある殺人事件の真相へと迫っていく謎が謎を呼ぶ展開の中、単なるミステリー要素だけではなく、家族に向き合う“心”の物語が描かれている。そんな主人公の滋子を演じるのは、WOWOWドラマ初出演となる仲間さん。「模倣犯事件」の“トラウマ”を抱えながらも、新たな難事件に立ち向かう勇敢な心を持った女性を真っすぐに演じる。また、脚本は連続テレビ小説「まれ」の篠崎絵里子が務める。仲間さんは「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、色々な謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています」と本作について語り、「なぜ事件は起こったのか…最終話に待ち受けている、タイトルにもある“楽園”に込められたメッセージとは?全6話、最後まで楽しんでご覧ください」とメッセージを寄せた。また原作者の宮部氏は「今回主人公を演じてくださることが何より嬉しい」と仲間さんについて語り、「『楽園』は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか…私がいちばんオンエアを心待ちにしております」と期待を寄せていた。また宮部氏の「模倣犯」は、中谷美紀主演で9月21日(水)&22日(木・祝)の2夜連続、前後篇で放送中。こちらと併せて見てみるのもいいかもしれない。日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 楽園」は2017年1月より毎週日曜22時~WOWOWにて放送(全6話)。※第1話無料放送(cinemacafe.net)
2016年09月22日声優の沢城みゆきが、この秋、完全新作で蘇る『デスノート Light up the NEW world』に新たに登場する真っ白な姿の死神・アーマの声を務めることが決定した。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された「デスノートを手に入れろ―」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんななか、三島(東出昌大)が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が加わり、無差別殺人事件の現場で1冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラの信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる──!死神・リュークの声を、歌舞伎役者の中村獅童が続投する本作。今回、本作に新たに登場する死神の“1人”となるのが、死神・アーマだ。原作の“シドウ”をベースにデザインされ、漫画原作の小畑健監修のもと、制作が行われた。VFXアドバイザーを務めた土井淳氏は、前作映画から10年を経ていることもあり、リアリティを追求し存在感のある死神を目指したという。「色気と美しさのある死神」という佐藤信介監督からの要望もあり、その要素をどうデザインに落とし込むか、描いては壊しが繰り返された。そうしてでき上がったアーマは、死神の“友達”を持たず、むしろ人間にシンパシーを感じているようなキャラクターで、マスカットが好物。「まあね」が口癖で、仕草や話しぶりもエレガントな、“女性”の死神だ。そんな愛嬌がある死神・アーマに息を吹き込むのは、 「べるぜバブ」(ベル坊)、「HUNTER×HUNTER」(クラピカ)、「テガミバチ」(ラグ・シーイング)、「GO!プリンセスプリキュア」(紅城トワ:キュアスカーレット)ほか、ナレーション、洋画&海外ドラマ吹き替え、舞台でも活躍中の沢城さん。「週刊少年ジャンプ」作品でお馴染みの沢城さんは、「佐藤監督からお声がけいただきまして、なんとも豪華な俳優陣の中に、恐縮ながら参加させていただくことになりました」と真摯にコメント。「死神ってこういうもの、という何か共通項があるのかなと思っていたら、私たち人間同様、本当に三“神”三様だったのが印象的です」とふり返っている。果たして、沢城さんが声を務めるアーマは、誰にデスノートをもたらすのか!?先日解禁となった本予告には、“金色”の新たな死神も映りこんでおり、リュークに関しては獅童さんのフェイシャルキャプチャーが行われ、よりリアリティを追求したという本作の死神たち。フルCGによって誕生する、“演技派”な死神たちの活躍もまた見逃せない。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日俳優の高良健吾や、熊本県のゆるキャラ・くまもんが、7日に東京・六本木ヒルズで行われる熊本地震のチャリティイベント「くまモト応援宣言」に登場する。これは、テレビ朝日の夏イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」内で行われるもので、高良が出演する熊本を舞台に制作された映画『うつくしいひと』が行っている熊本復興支援の取り組みなどを紹介。この中で、高良は12時から行われるトークショーに登場し、熊本に向けての思いを伝える。さらに、くまモン隊がステージパフォーマンスを繰り広げるほか、モアリズム、Coby、タイチジャングル、鐘ヶ江隆二、神井大治という熊本出身のアーティストによるライブも展開。会場では、熊本の物産展や、今回の地震の報道写真展なども行われる。(C)2016 くまもと映画製作実行委員会
2016年08月05日テレビ東京が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾として宮部みゆきの「模倣犯」がドラマ化されることが決定。主演には、テレビ東京のドラマ初出演の中谷美紀が演じることが分かった。史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑滋子(中谷美紀)、第一発見者の少年、そして、孫娘を殺された老人。皆がそれぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そしてそんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人。が、やがて事態は急転直下。交通事故死した男の自宅から「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか? 女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは――!?「模倣犯」は、宮部みゆきの代表作のひとつで、これまでに単行本と文庫本あわせて累計420万部を突破し、「芸術選奨文部科学大臣賞」「司馬遼太郎賞」など合わせて6冠を達成している大ベストセラー。すでに2002年には、中居正広、伊東美咲、木村佳乃らで映画化がされているが、今回が14年ぶりの映像化となり、テレビドラマ化は初となる。“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われるこの作品は、未曽有の連続誘拐殺人事件をめぐり、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人などなど、多くの視点から重層的に見つめた、いまなおミステリーファンを魅了し続ける名作。テレビドラマ化にあたり、壮大なスケールで、かつ原作のもつ世界観を丁寧に表現していく。主演を務めるのは、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」のコミカルな役柄や、舞台での好演が記憶に新しい中谷さん。今回中谷さんが演じるのは、事件を追うルポライターの主人公・前畑滋子。滋子は連続誘拐殺人事件の第一発見者・塚田真一や、被害者家族の有馬義男と関わり、事件の全貌に迫ると同時に、自分にこの事件のルポを書く資格があるのか苦悩する…といった役だ。今回のオファーに中谷さんは「宮部みゆきさんの作品に出演することは今回が初めてで、大変光栄に思っております」と喜んだ。また「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と作品についてコメントしていた。これまでになかった大型スケールの特別番組「模倣犯」。中谷さんのほかにも、いま注目の若手からベテランまで、豪華なキャストが集結するという本作に期待していて。六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は2016年、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年06月29日女優・中谷美紀がテレビ東京系ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス『模倣犯』(2016年放送)に主演することが28日、わかった。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーが原作。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。事件を追うルポライター・前畑滋子を演じる中谷は、「宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします」と、原作の深さを讃えた。役柄については「事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在」と表現し、「いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと…夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と、背景を説明した。そして、「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と意気込んだ。原作は14年前の作品だが、中川順平チーフプロデューサーは「時代設定も、ネットや携帯、SNSの発達した現代にアレンジ」と明言。さらに、「恐ろしい犯罪と立ち向かわざるを得なくなった時、人はいかにふるまい、どう、それを乗り越えていくのか。強烈なサスペンスはもちろん、何よりも、ごく普通の人々が持つ、勇気と希望の物語にしたいと考えます。ご期待ください」と視聴者にメッセージを送った。このドラマは、同局が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾。キャスト陣に注目の若手からベテランまでを迎え、大型スケールでの特番となっている。
2016年06月28日小泉今日子の5年ぶりの映画主演作『ふきげんな過去』の完成披露試写会が5月31日(火)に行われ、小泉さんをはじめ、共演の二階堂ふみ、高良健吾、板尾創路、前田司郎監督が舞台挨拶に登壇した。劇団「五反田団」主宰の気鋭の劇作家・前田司郎のオリジナル脚本による、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』に続く映画第2作。毎日が退屈で不機嫌な果子の家に、かつて爆死したはずの伯母の未来子がひょっこりと現れ、奇妙な同居生活が始まる。しかも、未来子は果子にただならぬ事実を告白するのだが…。壇上に姿を現した小泉さんに客席からは「キョンキョン!」と歓声がわき起こる。小泉さんにとっては2013年の『つやのよるある愛に関わった、女たちの物語』以来の映画出演であり、主演は『毎日かあさん』以来となる。「台本をいただき、これは私にしかできない役かもしれない…という気持ちにちょっとなった」と明かし「監督は芝居の世界の人で、普通の映画監督とは全然違う発想がある。小っちゃな石を一緒に投げられると思いました。自信は…あります!」と充実の表情で語る。二階堂さんは、小泉さんとの共演を熱望してきたそうで、念願かなって現場で対峙し「ドキドキしました。優しくて、かっこよくて、生き様が現場で感じられました」と嬉しそうにふり返る。ちなみに、二階堂さんの父親役を演じたのが板尾さんだが、板尾さんは二階堂さんについて「(自身と)雰囲気が似てる。僕にもこんな子がおってもおかしくない。養女にでも来てくれたら」と語り「あとで電話番号聞きます」とニッコリ。二階堂さんは「目もとが似てるかも…と思うカットがありました。ぜひ養女に行けたら(笑)。お世話になります!」と返し、会場は笑いに包まれた。帽子の謎の男を演じた高良さんも、小泉さんとの共演を「ドキドキしました」と述懐。さらにこの日も「バスで『月9見てたよ』とおっしゃってくださり、メチャクチャ嬉しかったです!何も言えず『あ、あざーず…』とか言ってましたが(苦笑)、本当はすごく嬉しいです」と感激を口にする。小泉さんは、高良さん出演の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」について「メチャクチャ、ハマってました!」と明かした。前田監督は本作について、自身の家に近い北品川を舞台に「同じ時間に過去(=果子)と未来(=未来子)が同居していたら面白いと思った」と着想のきっかけを語る。また、前田監督に初めて映画作りを勧めた故・市川準監督の存在に触れ「一緒に映画を作ろうとして、もうすぐクランクインというところで市川監督は亡くなった」と説明。前作で監督デビューを果たすも「まだ市川監督に見てもらえるものができてない」と本作に取り掛かったと市川監督への強い思いを明かした。『ふきげんな過去』は6月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日女優の武井咲が、TBSで7月期に放送される北川みゆき原作ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜22:00~)で主演を務め、タッキー&翼の滝沢秀明と初共演を果たすことが24日、わかった。小学館『プチコミック』で連載されていた北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、"本気で純粋な"大人の恋愛ドラマ。とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井咲)が、既に妻を持つ自社の副社長・三好海里(滝沢秀明)に恋に落ちてしまうというストーリーで、2人の禁断の不倫愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描く。本作がTBS初主演となる武井は、演じる未亜について「本当に純粋で、恋にも仕事にも真っすぐ。理想的な女の子だなと思うと同時に、いろいろなことに対して必死にもがいている」と説明し、「同じ20代の女性として共感しながら演じています」とコメント。「今回のような大人のラブストーリーはあまり経験がなかったので楽しみですが、その反面、私にできるのだろうかと不安な気持ちもあります」と心境を明かした上で、「未亜の純粋な想いや、働く女性の輝きなども表現していければ」と意気込んでいる。『オルトロスの犬』以来、7年ぶりのTBSドラマ出演となる滝沢は「非常に複雑で障害のある恋愛を描いたドラマですが、それ以上に未亜と海里のピュアな思いに惹かれました」と話し、「特に、海里は副社長という立場ながら、仕事にも未亜にもまっすぐぶつかっていく男性。その姿勢が、男の僕から見てもカッコ良く憧れます」と自身の役への思いを告白。「仕事にも恋愛にもひたむきな大人の男女を描いているので、女性だけでなく男性にも、楽しんで見ていただければ幸いです」と期待している。2人のほか、未亜のライバル会社の敏腕営業マンであり、海里の最大の恋敵となる宮沢綾役には中村蒼。未亜のルームシェア仲間で恋愛に奥手な真咲あかり役に水沢エレナ、同じくルームシェア仲間でモデルをしている恋に奔放な美山千明役にトリンドル玲奈、未亜の元カレ・山下陽大役に高橋光臣が決定した。(C)TBS
2016年05月25日ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作といわれる同名小説を2部作で映画化、昨年3月に公開され大ヒットした『ソロモンの偽証 前篇・事件』が20日(金)、金曜ロードSHOW!で地上波初放送される。物語はクリスマスの朝、雪に埋もれた校庭で見つかったある男子生徒の遺体。警察は自殺と断定するが、“殺人”の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発されたのは彼のクラスメイト。マスコミ報道が過熱する中、あまりにも無力な学校と親。もう大人たちに任せておけないと、生徒たちは学校内裁判を開廷することに…というもの。主演は本作が女優デビュー作となった藤野涼子。藤野さんは2014年「日本映画最大規模」とも言われた本作のオーディションで約1万人の中から主人公の藤野涼子役に抜擢され、役名がそのまま芸名となったことも話題となった。藤野さんのクラスメイトとなる中学生役のキャスト33名も同じく1万人オーディションで選ばれた精鋭。『アオハライド』の板垣瑞生、「E-girls」のメンバーでもあり『ガールズ・ステップ』で主演を務めた石井杏奈、『渇き。』の清水尋也など次世代の才能が勢ぞろい。撮影時は夏だったが酷暑のなか体育館での撮影に冬服で挑んだという彼らに対し、涼子の父親を演じた佐々木蔵之介は公開当時の舞台挨拶で「1万人を背負って立っている“覚悟”があった。毎日、全身全霊で芝居をぶつけてくるのに心打たれていました」と称賛の声を送っていた。また佐々木さんのほか、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら日本映画界が誇る豪華俳優陣が大人キャストとして脇を固める。また『聯合艦隊司令長官 山本五十六』などで知られる成島出監督のもと『八日目の蝉』チームが再結集、この大作を描き上げた。金曜ロードSHOW!『ソロモンの偽証 前篇・事件』は日本テレビ系で20日(金)の21時~の放送。(笠緒)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2016年05月20日熊本地震発生直後から被災地で給水活動を行っていた熊本市出身の俳優・高良健吾が25日(月)、都内で行われた短編映画『うつくしいひと』のチャリティー上映会に、女優の橋本愛、行定勲監督らと出席した。同作は、昨年10月に熊本市出身の行定監督が、初めて故郷・熊本を舞台に撮りあげた地域発の短編作。今月21日に発売されたこの日の座席指定券218席は完売し、立ち見券32枚も完売した。劇中には、甚大な被害を受ける前の熊本の美しい風景や熊本城の姿が映されている。今年3月に熊本で行われた「菊池映画祭2016」で上映されたほか、6月2日から開催する「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2016」でクロージング作品として上映される。18日に博多経由で被災地入りしたという高良さんは「熊本で地震が起こるなんて誰も思わなかったし、地元の皆もそう言っていた。阿蘇大橋は小さいときに通っていた橋なので、そこがああいう景色になっているのはちょっと…」と変わり果てた故郷の姿にしばし絶句。一部被害を受けた熊本城は復旧まで約20年かかるといわれているが「熊本城は熊本のシンボル。直すのに20年かかると言われているけれど、それくらい長いスパンで支援していきたい。支援は今回だけで終わりではない。故郷は特別。長く育ててもらった気持ちが心の根っこにあるので、そこに対しての恩返しの気持ちが強い」と復興活動継続への思いを明かした。一部ネット上では芸能人による復興支援活動に対して懐疑的な声や批判もある。高良さんは「いいことも悪いこともジャッジされる仕事」としながらも「(復興支援している人は)応援したいという気持ちが真中にあるので、ちょっとしたミスや上げ足を取って批判する様な気持ちは分からない。批判されているのは可哀想」と述べた。これに現地で被災した行定監督も「相手の気持ちを考えれば、寛容になれるはず。それぞれが一度、相手の気持ちに立ってみるのは重要」と呼びかけた。同じく熊本市出身の橋本さんは、本作について「複雑な心境だけれど、この映画を撮って、映像として以前の景色を残すことが出来て良かったと思う。そしてこのようにチャリティー上映が実現出来て嬉しい」としみじみ。被災地には親族や友人もいるが「励ましの言葉や行動は、被災地の人たちを安心させる。これまではそういう力を甘く見ていたけれど、思い知らされた。心のケアも必要で、被災地の方々が安心して暮らせるように自分でも何かの助けになりたい」と想いを馳せた。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日熊本出身の俳優・高良健吾(28)が16日、約2年ぶりにオフィシャルブログを更新し、地震で甚大な被害が続く故郷への思いと共に、「自分にできることはすべてやりたい」と決意のほどをつづった。2014年7月10日以来となる投稿で「熊本の皆さんへ」と題し、「自分の声出せるのここしかなくて」の書き出しから、「自分の大切にしてる場所が大変なことなってて九州のみなさん心配です」「熊本のみなさん心配です」と胸の内を明かした。記事よると、高良の実家は福岡にあり、阿蘇に住む祖父母や熊本の友人の無事を確認。明日、友人らと益城町で炊き出しをする話もしていたが、交通網に影響が出ていることから断念したという。高良は、「今この時点ではどうにもこうにも動けません」「ずっとニュースを見ているだけしかできなくて」「今の状況だと、気持ちだけで動くことがかえって迷惑になることもわかるから」など歯がゆい思いを記し、「なにが今必要ですか?熊本のみなさん」「タイミングは見極めて動きます」と呼びかけている。■4月16日付投稿の全文(アメーバブログより)熊本の皆さんへ自分の声出せるのここしかなくて自分の大切にしてる場所が大変なことなってて九州のみなさん心配です熊本のみなさん心配です今自分の実家は博多なんですけど、福岡もだいぶ揺れたみたいで、阿蘇に住んでる祖父祖母は無事でした熊本の仲間も無事でした熊本の仲間とは明日から益城で炊き出しを一緒にしようと話して動いてたのですが、熊本全域で被害が広がってて、今の時点で空港も高速も機能していないので、、今この時点ではどうにもこうにも動けませんずっとニュースを見ているだけしかできなくて今の状況だと、気持ちだけで動くことがかえって迷惑になることもわかるから大切な場所で感謝しかない場所で大好きな人達が住んでる場所だから熊本に自分はなにができるのか常に思うことだからなにが今必要ですか?熊本のみなさんタイミングは見極めて動きますもう少し落ち着いてからの動きは考えています、力を貸してくれる人達もたくさんいます自分にできることはすべてやりたい不安な時間を過ごしてると思います熊本の尊敬するところは隣にいる人を自然に自分の身内のように大切にできるところだと思います人と人とのつながりをめちゃくちゃ強く持っていてそれを意地でも大切にしてるところだと思っていますそれはめちゃくちゃな強さだからその心の強さがみなさんの側に常にありますように常に味方でありますように今は祈るばかりです届きますように
2016年04月16日人気発泡酒「淡麗 極上<生>」の「キリン 淡麗 極上<生>新CM発表会」が4月4日(月)に行われ、新CMキャラクターとなった高良健吾がゲストで登場。新CMでは街中を馬で颯爽と駆け抜けるシーンがあるが、それにちなみ、高良さんは実際に馬に乗って颯爽と駆け付けてみせ、報道陣をにぎわせた。この日は、4月5日(火)より全国で放送開始される新CMシリーズ「淡麗侍」が先だって上映された。都内で働くサラリーマンに扮する高良さんが、同僚や部下のために日々汗を流す“淡麗侍”として働く姿が描かれている。慣れた手つきで馬を乗りこなし、戯れる姿がまぶしい高良さんだったが、「以前大河ドラマで馬に乗るシーンはありました。結構練習していたので、少しは慣れていました。僕自身、馬が好きなので抵抗もないんです」と話した。さらにCMでも共演した馬ということもあり、相性は抜群だと付け加えた。高良さんがCMで演じる「淡麗侍」はまさに現代の侍のような人物。周りにそのような人がいるかと尋ねられると、共演した俳優・松重豊の名前を挙げ、「大先輩ですけど本当にお芝居も大好きですし、現場のときの佇まいとか、寡黙でもやるときはやるというところ。実際、ユニークな芝居を毎回変えてやるんです。笑いそうになるんですけど、それより見入ってしまって」と悪代官役として絶妙な演技を見せた松重さんを絶賛した。イベントでは、新社会人へ向けたメッセージを毛筆で披露。書道は「小学生のころ唯一続いた習い事(笑)」とするだけあり、力強く男らしく書き上げた。高良さんが書いた文字は「考」。その真意を問われると、「いま、考えすぎるなとか、感じろとか、直感を大切にしろとか言われていて、考えることがネガティブに捉えられることがありますよね。でも自分はとにかく考えまくってからの先にある言葉だと思っているんです。変に最初から自分の勘や感覚を信じずぎず、その前に考えることはすごい大切なのかなって」と、「自分もまだ若いんですが」と前置きしながらも若者に警鐘を鳴らした。(cinamacafe.net)
2016年04月04日女優の有村架純が、主演ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)をふり返り、曽田練役を演じた高良健吾ら共演者との思い出をつづった。21日の放送をもって終了した同ドラマ。有村さんが演じたヒロインの杉原音と練、そして西島隆弘が演じた音の恋人・井吹朝陽による三角関係は、密かに思いを寄せ合った音と練が結ばれるというハッピーエンドで幕を閉じた。有村さんは24日に更新したブログで、「最終回が無事に終わった今、とっても気持ちが良いです!!燃え尽き症候群になりそうなくらい。笑」と、同ドラマで完全燃焼し、「約4か月、大恋愛しました」と音に成り切っていたことを明かした。そんな“大恋愛”を繰り広げた高良さんについては、「高良くんは、前にも言ったけど本当に練のような人でまっすぐ、ちゃんと言葉たちを大切に心に届けてくれる。スタッフさんたちのことも一人一人きちんと名前で呼んでどんな話も真剣に聞いてくれる優しくて優しくて優しい人でした」と人柄を明かし、「現場に入って、最後まで有村さん。って呼んでくれたのは今までで高良くんだけでした。年下だとか関係なく、いつも真摯に向き合ってくれました。きちんと人を尊重してくれる素晴らしい方でした」とつづった。西島さんについては「にっしーは6人の中で一番気遣いさんで、一番人のことを思って考えてくれて逆に気にしすぎて心配になるくらい自分のことよりも相手を優先してくれて人が落ち込んでたり、悲しい顔をしてると真っ先に声をかけてくれるような人でした」とコメント。音楽活動との両立で多忙な中でも“にっしースマイル全開”のムードメーカーだったとのことで、「どれだけ忙しくても、朝陽みたいに大人で柔らかくて笑顔が素敵な人でした」とつづった。(花)
2016年03月25日月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で主人公の若者を好演中、4月1日(金)からは二階堂ふみ主演『蜜のあわれ』の公開も控える高良健吾が、今週の「さんまのまんま」に初登場!28歳・熊本男児の若手演技派が「結婚願望あります」と打ち明けるも、明石家さんまから「お前、ちゃんと声張れ!」と“愛にあふれた”お説教を受けていたことが分かった。「さんまさんにお会いするの2度目です」と、緊張しながら登場した高良さん。飲み物を聞かれ「コーラで!」と元気に答えると、「いいねぇ、そのネタ、いただいておこう」と喜ぶさんまさん。若手きっての実力派俳優として、数々のドラマや映画に出演している高良さんは、今年の11月で29歳。「早く30歳になって、お父さん役とかやってみたいです」と、この年齢ならではの心境や、今後の芝居への願望などを打ち明けていく。現在、毎週「切なすぎる」と話題の月9、通称「いつ恋」に有村架純や高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎らと出演中だが、これから最終回に向け、ひと筋縄ではいかない展開が待ち受けていそうなところ。ドラマの撮影はすでに終了しており、「今日の朝まで打ち上げしてました」と、さんまさんに報告する。2次会はカラオケに行ったといい、さんまさんは「何歌うん?ちょっと歌うてくれ」と高良さんにまさかのリクエスト。急遽、アカペラで歌を披露することになった高良さんの歌声とは!?そして、その歌声を聞いたさんまさんからは、厳しいツッコミが飛び出し…!?さんまさんに笑いを伝授され、「バラエティーに出てしゃべれないのは嫌なので、こういうのも覚えていきたい」と意欲を見せていく高良さんだが…。そして、打ち上げには「有村架純ちゃんも来てたんか!?」と興味津々のさんまさん。すると、高良さんは「有村さんから預かってきました」と、1枚の写真をさんまさんに手渡す。その裏側には有村さんの直筆メッセージが!それを読んださんまさんは「LINEのIDが…」と暗号解読(?)を始めることに。また、端正な顔立ちの高良さんに対し、「キレイな顔やけど、俺は変わりたないわ」と言い放つさんまさん。さらに「女性は好き?」とストレートな質問をぶつけると、高良さんは「…(小声で)好きです」と答え、さんまさんを爆笑させる。だが、プライベートでは男友達と遊んでばかりだとか。地元の友達と一緒にいることも多いため、セリフでもつい熊本弁が出てしまい、苦労したことも明かす。その後、「上京してから1人暮らしをしている」と話す高良さんとさんまさんが、なぜか洗濯機の話で大盛り上がり!さらに高良さんの言ったひと言が、スタジオ中の女性のハートをキャッチすることに!?最後に、まんまコーナーでは、高良さんがドローンを使った3ショット撮影に挑戦!必死の表情の高良さんにも、ぜひ注目していて。「さんまのまんま」(ゲスト:高良健吾)は3月12日(土)13:56~関西テレビにて、3月13日(日)13:00~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日高良健吾さんといえば、これまで映画中心の活動が多く、地上波民放のドラマにはほとんど出演してこなかった。そんな彼が、“月9”に主演。心境の変化が?「変わりたかったんです。30代になれば必ず役が変わります。そのとき今の勢いや感覚だけでは表現できないし、このスタンスではきつい。そんなときに、月9の話が来て。一瞬戸惑いましたけど、月9、しかもラブストーリーをやれる機会はもう一生ないかもしれない。これは絶対にやるべきだと。『変わるんだ』という目標があって、変われると確信もしているし、苦手なことをやれていることが、最高に楽しいです」苦手だったことのひとつが、主演として重要な役割でもある番宣。今、それさえも楽しめている自分がいる。「スタジオの景色は新鮮だし、話のプロはほんとうに面白い!作品を撮りながら演技以外のいろんなことをするのが苦手だったのですが、今回は番宣を頑張ると決めたんです。それ以外は、カメラの前に立ってやることは変わりません」脚本は、『東京ラブストーリー』や『最高の離婚』などで知られる坂元裕二さん。「坂元さんの書く台詞は、日常的でもありますが、実はすごくドラマティック。それをどう日常的に見せるか、役者としてチャレンジできる脚本です。僕の演じる練(れん)は、見ず知らずのヒロインの音(おと)に、ある手紙を届けるために北海道まで行くんです。だから“この人なら本当に届けに行きそうだな”と、練を表現しなければいけない。そこが難しいですね」練も音も、彼らを取り巻く人物も、それぞれに故郷があり、思いを秘めて上京。熊本から東京に来た高良さん自身にも重なる部分だ。「境遇は違えども、上京したときの寂しさやワクワクは誰しもが経験していると思うんです。うまくいかないことも、諦めたものもある。でも音や練は、僕らが忘れてしまった感情を大事にしている。このドラマの登場人物は、今いる場所をなんとか自分の居場所にしようと必死なんです。みんな懸命で好きだな」共演者には、音を演じる有村架純さんや高畑充希さん、坂口健太郎さんと気鋭の若手俳優が並ぶ。「有村さんは、必死で現場にいる人。音にぴったりです。高畑さんは実力があって、坂口くんは初々しくてかわいい。みんな根性ありますよ。僕は彼らより年上なんです。先輩から学んだことを、言葉ではなく、現場での居住まいで伝えられたら」実はインタビューで自分自身について語るのは、「役には関係ないことだから」と苦手。「すごく…恥ずかしいんです。けど、自分のことを知りたがってくれることは、めちゃくちゃありがたいし嬉しい」とも。そこであえて、高良さん自身が、ドラマのメインテーマである愛について、どう感じているか聞いてみた。「人と人がリンクしたときに、人生がよりよくなったり輝いたりするのは、愛の力でしかない。自分より人のことを想い、行動したり生きたり。愛は、いちばん大事だと思う」◇こうら・けんご’87年生まれ、熊本県出身。’15年には『悼む人』『きみはいい子』で日刊スポーツ映画大賞主演男優賞を受賞。’16年公開作品に『ふきげんな過去』『うつくしいひと』『蜜のあわれ』。◇北海道で、義父母にがんじがらめにされている音(有村架純)と東京で夢とは違う現実を惰性的に生きている練(高良健吾)。東京を舞台にした、若者たちの切ない恋愛群像劇。1/18より、毎週月曜21:00~放送(フジテレビ系)。※『anan』2016年1月20日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・澤田石和寛文・小泉咲子
2016年01月17日