神戸製鋼所は1月13日、耐応力腐食割れ性(耐SCC性)と耐力400N/mm2級の高強度を両立させた7000系アルミ合金「7K55」を開発したと発表した。同社によると、同製品はすでに日系自動車メーカーにおいて、バンパーの内側に装着する補強材であるバンパービーム用押出材として採用が決まっているとしている。亜鉛やマグネシウムを添加することで強度を高めた7000系アルミ合金は、現在アルミ製バンパービームで主流となっている6000系アルミ合金と比較してより薄肉での設計を可能にしており、同製品をバンパーに適用すると、部品重量が6000系アルミ合金製比で約30%軽量化されるという。一方、7000系アルミ合金は一般的に、高強度になるほど耐SCC性が劣化する特性があり、高強度化と耐SCC性の両立が課題とされていたが、同社は化学成分と熱処理条件を最適化し適切な組織制御を行うことで、同社従来品に対して耐SCC性を維持しつつ、約30%高強度化し、400N/mm2級の耐力を持たせることに成功した。
2016年01月13日Mentor Graphicsの日本法人であるメンター・グラフィックス・ジャパンは12月4日、都内で同社の自動車関連ソリューションの紹介を行うプライベートカンファレンス「IESF 2015 Japan」を開催。併せて自動車や航空宇宙システムのシステム設計の効率を向上させる新製品「Capital Systemsシリーズ」を発表した。自動運転に代表されるように自動車のエレクトロニクス化は年々進んでおり、それにあわせて複雑度も高まっている。一方で、高機能化を理由に価格を引き上げることは困難であるため、システムの低価格化も重要になっている。同社はこれまで、そうしたニーズへの対応を目指し、電装システム/ワイヤハーネスを設計するためのツール群「Capital」を自動車の設計領域に向けて提供してきたが、「Capital Systems」は、その上流工程で、各ECUや配線、バスなどの要件を検討するアーキテクチャ設計(Define領域)に用いることを想定して開発されたツールで、「Capital Systems Caputure」と「Capital Systems Architect」の2つのツールが提供される。Capital Systems Caputureは、ECU内部のそれぞれの要素や機能をファンクショナルブロックとして分け、それらを結びつけることで、モデルベースでのネットワークの接続を可能とするもの。一方のCapital Systems Architectは、各種の機能をクルマの全体にマッピングしていき、整合性をとりながら、開発に渡すことを可能とするもので、物理的な各機能の配置をフロアプランとして行った後、簡易的な配置配線まで行うことができるため、どこがどういった配線長となっているかを理解できるほか、どこに分岐を用意する必要があるか、といった確認などを行うことができる。また、仮配置を行った段階での部品点数や配線長などの予測を確認することができるほか、ECUレベルでのCPUパフォーマンスなども見える化された状態でのシミュレーションも実行できるため、配線箇所の変更などを行った際のパケットの流れに伴うパフォーマンスの変化なども比較することが可能となる。さらに、こうしたデータを元に入力スペックデータとして、プリント基板の設計ツールなどにその情報を渡すことも可能だという。なお、Mentor GraphicsのIntegrated Electrical Systems Division(IESD)、General ManagerであるMartin O’Brian氏は、「例えば自動車に照明システムに1つ新たな機能を実装しようと思うと、2000のファンクショナルブロックが必要になる。今後、エレクトロニクス化がさらに進めば、その数は膨大なものとなり、旧来手法では設計の複雑性に対応できなくなる。そうした意味で、Capital Systemsを用いることで、アウトプットとして、それぞれの機能開発を担当するチームに、こうしたスペックでこのように作ってもらいたい、といった提示が可能になる」としており、ファンクションからフィジカル、ロジカルまですべてがつながるこれらのツールを活用することで、カスタマの開発効率向上につなげたいとした。
2015年12月09日ルネサス エレクトロニクスは12月3日、直流(DC)電力を用いる機器向けにUSB Power Delivery(USB PD)の最新規格に対応したコントローラLSI「μPD720251」を発表した。USB PDは、USBケーブルを介して、従来のUSB規格で実現していた最大7.5WのDC供給電力を13倍強となる100W(20V/5A)まで高める規格。これにより、電力供給にUSBケーブルを利用する機器においては、ケーブル1本でデータ通信と電力給電を同時に行うことが可能となる。CPUとして独自の低消費電力コア「RL78」を採用しているほか、フラッシュROM、オシレータ、パワーオンリセット回路なども内蔵しているため、外付け部品の削減が可能。さらに、受電側、給電側などニーズに合わせた各種リファレンスボードも用意しており、カスタマの開発効率を実現する。なお、同製品は、12月よりサンプル価格1000円(税別)でサンプル出荷を開始し、2016年5月より月産100万個で量産を開始することを計画している。また、同製品を搭載した各種リファレンスボードも2016年2月より順次提供が開始される予定だという。
2015年12月03日光岡自動車は30日、新型霊柩車「ミツオカリムジンタイプV」と「リューギセンターストレッチリムジン」を発表し、12月8日に発売すると発表。また、12月8日~10日の3日間に東京ビッグサイトで開催される「エンディング産業展2015(ENDEX)」での、両車の発表展示会開催も発表した。ミツオカリムジンタイプVは、オリジナルデザインの厳格な面持ちと高級車としての品格を備えた霊柩車のフラッグシップモデルで、「尊厳ある終焉を格別な畏敬の念でお見送りする」というコンセプトで開発。リューギセンターストレッチリムジンは、端正なデザインと女性でも運転可能な車輌寸法が特長で、環境に配慮したハイブリッド車の設定や、霊柩車としては手頃な価格帯で変わりゆく葬儀様式とニーズにマッチしたモデルとなっている。生産方法は、1台1台職人の手作業により行われ、車輌延長工程では職人自らが部品図を描いて溶接を行い、国内では最大級となる8基の塗装下地ブースと3基の塗装ブースであらゆる板金塗装に対応する。これまで乗用車メーカーとして公に霊柩車を生産・販売をしているメーカーはないとのことだが、同社はアフターサービスで肝心な補給部品の安定供給や、店舗での販売・修理受付まで一貫したメーカーならではの体制を提供する。また海外への輸出も試験的に開始し、市場性を分析しながら拡販してゆく予定。価格は、ミツオカリムジンタイプVの400mmオーバーハングストレッチ仕様(乗車定員2名)が750万6,000円~828万3,600円、1,200mmセンターストレッチ及び400mmオーバーハングストレッチ仕様(乗車定員5名)が955万8,000円~1,033万5,600円、リューギセンターストレッチリムジン(乗車定員2~3名)が570万2,400円~635万400円(いずれも税込)。
2015年11月30日マツダは27日、新型「ロードスター」および同車の開発グループが、「日本自動車殿堂」による「2015~2016日本自動車殿堂カーオブザイヤー」を受賞したと発表した。授賞式は同日、マツダ東京本社にて行われた。マツダ車による同賞受賞は、2003~2004の「RX-8」に続いて3回目となる。新型ロードスターは、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用した新世代商品の第6弾となるモデル。人がクルマを楽しむ感覚の深化に徹底的に取組み、「人馬一体」の楽しさを追求した、後輪駆動(FR)の2シーターライトウェイトオープンスポーツカーとなっている。今回の受賞理由としては、「洗練されたオープンスポーツカーデザイン」「軽量高剛性ボディによる卓越した走行性能と低燃費」「進化した『SKYACTIV(スカイアクティブ)技術』」が挙げられている。
2015年11月27日台湾PQIは5日、QC2.0規格急速充電に対応したモバイルバッテリ「PQI Power 9000QC」を、14日に国内で発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別7,800円前後。Qualcommの急速充電規格QC2.0対応ポートを備えたモバイルバッテリ。QC2.0規格に対応したスマートフォン、タブレットでは、非対応製品と比べ充電時間が約75~80%に短縮されるという。バッテリ容量は9,000mAh。電源スイッチはタッチ式で、正面にはバッテリ残量がわかるLEDも備える。インタフェースは出力がUSB Type-A×2(5V/2.4A・9V/1.8A・12V/1.35A、5V/1.5A)、入力がmicroUSB Type-B×1(5V/2A・9V/1.8A)。。本体サイズは95.8×58.7×21.7mm、重量は197g。
2015年11月06日ファッションデザイナーのラルフ・ローレン氏は世界でも有数の自動車のコレクターとして知られており、2011年には彼のコレクションの中から選り抜きの名車を「The Art of Automobile 」展としてパリのルーブル宮殿にて展示したことも。その愛する自動車のディテールを、腕時計のデザインで表現した新作ウォッチ コレクションを発表した。「ラルフローレン オートモーティブ コレクション」はローレン氏が所有するコレクションの1つである1938年型ブガッティ タイプ 57SCアトランティック クーペにインスピレーションを得ている。デザインにはブガッティのステアリングホイールやダッシュボードを彷彿させる楢材やインドシタンを使用するなど、イメージだけでなくドライバーが感じる質感も取り込んでいる。10月21日にラルフ ローレン 表参道にて行われたレセプションでは女優の高島礼子さんとモータージャーナリストの九島辰也さんによるトークショーが行われた。会場となったラルフ ローレン 表参道の店舗前には、ブガッティが展示されており、久島さんは会場入り前に写真を撮影したと告白。会場内にはラルフ・ローレン氏が所有する車の8分の1サイズのミニチュアコレクションを展示されており、高島さんは「男性が車とか時計とか語りだすと目の色が変わりますよね」とレーサーのライセンスも所有する車好きでありながらも、女性とは違う男性ならではの特徴を笑顔で指摘。「ラルフローレン オートモーティブ コレクション」がステアリングなどのデザインを時計に落とし込んでいることについて久島氏は「本当にびっくり。他の時計メーカーで1950年代、60年代の車のメーターを意識してレタリングを作りましたというものなど見せていただくことはあるのですが、これを見たらみんなぶっとぶと思う。実際に車を持っているからウルトラ級の発想ができるのでしょうか」と興奮した様子で語った。九島氏の「車好きと時計好きはリンクしているところがある」という言葉に対し、高島さんはこれには強く同意。「私もそう思います!車と時計は収入よりもいいものを持とうと子供の頃からずっと思っていました。『いいものを持って、これに見合ういい人間になるんだ』」と自分自身の成長の目標として車と時計を大切にしてきたと熱い思いを語っていた。こちらのモデルはラルフ ローレン 表参道で販売中。
2015年10月27日日産自動車、三菱自動車工業、並びに両社の合弁会社であるNMKVは、このたび、現行軽自動車の次期型モデルについても、これまでと同様に三社共同でプロジェクトを進めていくことに合意したと発表した。近く、三社間でMOU(覚書)を締結する予定。今後更に競争力ある商品を開発していくため、三社は、最適なリソース配分・役割分担を構築していくとのこと。具体的には、設計開発、実験など実際の開発業務については、今後、日産自動車もより深くかかわることとなる。また、NMKVの機能を強化し、従来担当してきた商品企画やプロジェクト開発などのマネジメント機能に加え、開発と生産の連携をより円滑、強化するための部署を新たに設ける。生産については、引き続き、三菱自動車の水島製作所で行う予定となっている。日産自動車、三菱自動車両社の軽自動車に関する協業事業は、2011年6月に企画開発を行う合弁会社としてNMKVを設立し、2013年6月には「デイズ」「eKワゴン」、2014年2月には 「デイズルークス」「eKスペース」を市場に送り出してきた。両ブランドを合わせた販売台数は9月末までに累計50万台を達成するなど、非常に順調な道のりを歩んでいる。そして今回の基本合意を経て、協業事業は新たなステップに入るとしている。この協業プロジェクトでは、軽自動車EVの企画開発にも取り組んでおり、軽EVを含め、次期型軽自動車の車両概要、発売時期など詳細については然るべきタイミングで公表する予定。
2015年10月16日本田技研工業(ホンダ)は10月14日、同社の歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」が、生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」の認証を日本品質保証機構(JQA)から取得したと発表した。認証取得には、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の成果として得られた安全設計、および認証取得に必要なデータ整備などの知見が活用されたという。「Honda歩行アシスト」は、歩行訓練の補助を目的に開発されたもので、装着者の歩行パターンに合わせて歩行動作を誘導する「追従モード」、歩行パターンをもとに左右の脚の屈曲、伸展のタイミングが対称になるように誘導する「対称モード」、歩行中のスムーズな重心移動動作が回復できるよう繰り返しステップを誘導する「ステップモード」という3種類も訓練モードが設定可能となっている。重量は約2.7kg(バッテリー含む)で、1回の充電で約60分使用することができる。11月からリース販売を開始する予定で、リース価格は3年間の契約で月額4万5000円となる。
2015年10月14日NTTドコモは、米国国防総省の軍用規格MIL-STD-810Gに準拠した耐久性を備える4.5インチAndroidスマートフォン「Galaxy Active neo SC-01H」(サムスン電子製)を11月上旬より発売する。30日より予約受付を開始し、価格は未定。「Galaxy Active neo SC-01H」は、4.5インチサイズのAndroidスマートフォン。高い耐久性が特徴で、ディスプレイには耐衝撃性に優れたCorning Gorilla Glass 4を搭載する。キャップレス防水に対応し、端末が汚れた際には、水道水で洗うことも可能となっている。また、手袋をしたままでも操作できる高感度タッチパネルや操作のしやすいハードキーを搭載している。機能面では、端末を使っていないときに省電力になる「バッテリー温存モード」や、ワンタッチでアプリや機能にアクセスできるアクティブキーを備える。カメラは、撮影した場所の温度や湿度、天気情報を確認できるタグ付け撮影モード、暗い場所や高速の被写体向けのスポーツモードといった機能を搭載。また、ホーム画面を2度押しすることでカメラが起動し、側面のアクティブキーで静止画撮影、音量キーで動画撮影できる。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMSM8916(クアッドコア、1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)。バッテリー容量は2,200mAh。連続待受時間は約490時間(LTE)/約580時間(3G)/約490時間(GSM)。連続通話時間は約740分(LTE)/約730分(3G)/約620分(GSM)。ディスプレイ解像度は480×800ピクセル。IPX5/7、IP6Xに準拠した防水・防塵性能を備える。サイズ/重量は、高さ約133mm×幅約70mm×厚さ約10.1mm/約154g。カラーバリエーションはCamo WhiteとSolid Blackの2色。通信面では、受信時最大150Mbps/送信時最大50MbpsのLTE、受信時最大14Mbps/送信時最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。PREMIUM 4Gには対応しない。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、VoLTE(海外対応)、ワンセグなどに対応する。
2015年09月30日日立製作所と日立オートモーティブシステムズは9月28日、電気自動車やハイブリッド電気自動車をはじめとした環境対応自動車向けにSiCパワー半導体(SiC-MOSFET)を複数並列実装した両面冷却型パワーモジュールを用いたインバータを開発したと発表した。同インバータは、各SiCデバイスへの制御信号線の長さを均一化することで、配線の抵抗特性をそろえることに成功。これにより電力容量の拡大を実現したとするほか、両面冷却型パワーモジュールの缶状の金属製冷却フィンの中に実装する構造のインバータとすることで、冷却フィンが内蔵した配線が作りだす磁場を打ち消し、配線に蓄えられた磁場エネルギーの低減を実現したという。これらの結果、従来製品(Si IGBT)比で電力損失を60%削減し、同体積での電力容量を約2倍に拡大することに成功したという。なお、同社は今後も環境対応自動車向けインバータの高効率化と高出力化に向けた技術開発を進めていくとしている。
2015年09月28日日産自動車は2日、電気自動車「e-NV200」を47都道府県の自治体に3年間無償貸与する「電気自動車(e-NV200)活用事例創発事業」を開始すると発表した。同事業では、「静粛性や給電機能を活かした各種作業車両としての活用」「災害時の蓄電池としての活用」「中山間地域でのガソリンスタンド減少対策」といった、より良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる活用方法を考案した自治体に対して、e-NV200を3年間無償貸与し、同車を実際に活用してもらう。これにより同社は、e-NV200の特長を活かした活用事例を積み上げ、全国に水平展開することにより、電気自動車の更なる普及を目指していく。e-NV200は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、NV200の室内の広さや多用途性と、EVならではの滑らかな加速と静粛性を兼ね備えたモデル。最大1,500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給も可能となり、走る蓄電池として、さまざまなシーンに役立てることが可能となっている。
2015年09月02日カスペルスキーは8月24日、テスラモーターズの電気自動車「モデルS」の乗っ取りに関する記事を同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説した。モバイルセキュリティ企業Lookoutの共同創立者で最高技術責任者(CTO)のケビン・マハフィ(Kevin Mahaffey)氏と、同氏のパートナーでCloudFlareの主席セキュリティリサーチャー、マーク・ロジャース(Marc Rogers)氏が、モデルSのシステムに6件の脆弱性を発見。テスラと共に数週間かけて修正プログラムを作成し、パッチを公開した。この6件の脆弱性は、車内にPCを持ちこんで車載Ethernetネットワークに直接つなぎ、PCからソフトウェアコマンドを送ることで、攻撃者がエンジンをかけられるようになっていた。システムにトロイの木馬を感染させることも可能で、その場合は、運転中であっても遠隔操作でエンジンを止められる。さらにリサーチャーたちは、エンターテインメントシステムを完全に掌握、窓の開閉、ドアの施錠と開錠、サスペンションの上げ下げ、自動車の電源オフにも成功した。しかし、テスラ車に搭載されているシステムでは、走行中に電源が切れるとハンドブレーキが作動、時速8km未満の場合は車はよろよろと走行しながら徐々に停止する。また、それより速度が出ている場合は予防策が発動する。高速走行中でのテストでは、ドライバーはステアリングとブレーキを制御しながらギアをニュートラルに切り替え、路肩に寄せて止めることができ、エアバッグも機能した。似たような状況にあるクライスラーのケースでは、1400万台の車両をリコールして緊急セキュリティパッチを適用せざるを得なかったが、テスラモーターズは無線経由のパッチ配信で切り抜けることができた。マハフィ氏は、「パッチを効率よく提供できるプロセスがあれば、多くの問題を解決できる。最近の自動車はPC並みかPCよりも頻繁にパッチを適用する必要があるが、毎週、毎月、ディーラーに車を持っていくのは困難だ。インターネットに接続されている車両には、OTA(無線ネットワーク経由)の仕組みが必要」とコメントしている。
2015年08月25日光岡自動車は、富山県の伝統工芸品「井波彫刻」とコラボレーションし、インテリアに井波彫刻を施したコンセプトカー「ビュート トヤマ(Viewt TOYAMA)」を、8月22日・23日に開催される『第41回井波彫刻まつり』で発表・展示する。ビュート トヤマは、地元富山の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい、という思いから、富山の伝統工芸品である井波彫刻や越中和紙と共演したコンセプトカー。コンパクトセダン「ビュート」のインテリアに、富山県の伝統工芸品をあしらった究極の"Made in TOYAMA"となっている。オプション装着された「クラシックインパネ」のウッドタイプパネル部分には、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な景色で有名な雨晴海岸の絶景などを、井波彫刻の「欄間」の技法で制作した木製パネルを装着。同じく富山の伝統工芸品である「越中和紙」を使用した木製の一輪の花やパーセルボードが華を添え、富山県の魅力を全国に向けて発信する。同社は今後、富山のみならず北陸、ひいては日本の魅力を世界中に発信し、皆が元気になれるような「地域の産業が持つ魅力を再発見出来るコラボレーションカー」を企画していきたいとのこと。ビュート トヤマが発表・展示される『第41回井波彫刻まつり』は、富山県南砺市の井波彫刻総合会館にて、8月22日・23日に開催。車両展示に関しては、8月30日まで行われる。ビュート トヤマの発売については検討中。
2015年08月21日日産自動車は19日、島根県松江市が管理する松江城天守の国宝指定を記念して、電気自動車(EV)「e-NV200」を松江市に寄贈したと発表した。松江市役所にて同日行われた寄贈式では、同社副社長の片桐隆夫氏と島根日産自動車及び日産サティオ島根社長の櫻井誠己氏より、松江市の松浦正敬市長に記念キーが手渡された。今回寄贈するe-NV200は、走行時のCO2排出量がゼロという特性が、水と緑の豊かな自然と歴史的な文化遺産や伝統に恵まれた国際文化観光都市である松江市に適したモデル。松江市には、今後同車を松江城天守国宝指定のPRイベントや同市の環境保全活動イベントなど、環境にやさしい街づくりの取り組みに役立ててもらう。なお、松江市は次世代自動車充電インフラ整備促進事業として、EVの導入を促進するため、急速充電器の設置も進めている。e-NV200は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースに、e-パワートレインを組み合わせることで、「NV200」の室内の広さや多用途性と、EVならではの滑らかな加速と静粛性を兼ね備えたモデル。また、最大1,500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源供給が可能となり、走る蓄電池として、さまざまなビジネスシーンに役立てることができる。5人乗り/7人乗りのワゴンタイプの設定により、乗用ユースとしても使用可能となっている。
2015年08月19日トヨタ自動車と日野自動車は、7月24日から30日にかけて、東京都において燃料電池バス(FCバス)の実証実験を実施すると発表した。今回、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」向けに開発したシステム「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を搭載したFCバスで、非常時を想定した外部電源供給システムの公開給電実証と、路線バスなど公共交通としての実用性を確認する走行実証を、東京都の協力を得て実施する。使用車両は両社が共同で開発したFCバスで、日野のハイブリッドノンステップ路線バスをベースに、FCV「MIRAI」向けに開発したTFCSを搭載したもの。出力を高めるためにFCスタックおよびモーターなどを2個搭載するほか、高圧水素タンクを8本搭載し、バス用に最適な設計を実施している。外部電源供給システムの公開給電実証は東京都環境科学研究所で行われ、FCバスの走行は東京都都心部および臨海地域で行われる予定。
2015年07月22日帝人は7月13日、同社グループ会社の東邦テナックスが、航空機や自動車用途において求められる高強度と高弾性率を両立した新たな炭素繊維「XMS32」を開発したと発表した。一般的にPAN(ポリアクリロニトリル)系の炭素繊維は、弾性率を一定以上に高めると強度が低下する傾向があることが知られていた。今回、同社では、炭素繊維の原料であるプリカーサーの構造設計や、炭素繊維の製造プロセスの最適化を図ることで、均一な構造を有する高強度・高弾性率の炭素繊維を開発したという。このXMS32は、従来、航空機用途を中心に使用されてきた炭素繊維「IMS65」に比べ、強度・弾性率ともに10%以上の向上を達成したとするほか、炭素繊維表面の化学的特性と平滑性をナノレベルで制御する表面改質技術を開発したことで、樹脂との接着性が向上したという。なお東邦テナックスでは、すでに航空機用途に向けて同繊維シートに樹脂をしみこませたプリプレグの開発を進めており、将来的には、自動車用途やハイエンドスポーツレジャー用途に向けてもこれを展開していく予定としている。
2015年07月13日CarPlayやAndroid Autoなど、ここのところ名だたるITベンダーの自動車業界進出が激しいが、最近ではさらにAppleやGoogleなどの名前を冠した自動運転車プロジェクトの米国内での目撃情報が相次ぐなど、動きが活発化している様子がうかがえる。一方で、自動車メーカーらはこの動きを非常に警戒しており、特に事業のコアである「運転制御」の技術情報や、自動車から得られる各種データをこれらITベンダーに渡さないよう、データ利用に制限をかける意向だという。同件はReutersが内部関係者の話として伝えている。現在のところ、自動車メーカーとAppleやGoogleらITベンダーとの関係は「カーエンターテインメント(もしくはインフォテインメント)」の世界に留まっているが、一部自動車メーカーによれば、ステアリングやブレーキ、スロットルといった自動車制御に関わる情報について、これら技術パートナーには渡さないと説明しているという。現在、自動車の制御システムは新しい世代の技術へと移り変わりつつあり、特に自動運転など各種制御系システムに食い込むべく、ベンダー各社が参入を図っている段階だ。一方で、省燃費や安全に関わる運転制御の技術や、今後「Connected Car」として日々の自動車利用から得られる膨大な情報は自動車メーカーにとってのコアであり、データ解析などを合わせ将来的に膨大な収益源となる可能性を秘めている。ゆえに、この虎の子を渡したくないと考えるのは当然の動きだろう。以前からこうした話は何度かあり、電機メーカーらが新技術を携えて自動車メーカーへの売り込みを行ったものの、自動車メーカーは制御系システムへのアクセスを制限する形で対応していたという。これら参入を画策していたメーカーは一部品メーカーの域を出ることはなく、旨みも少ないという理由で自動車メーカーへの接近を諦めるケースが後に報告されている。AppleとGoogleも同様のスタンスで対応される可能性が高いとみられ、ITベンダー側としても関連メーカー含めて膨大な雇用を抱える自動車業界相手に、正面から圧力をかけて対応することは難しいとみられ、もうしばらくはアクセス可能な情報を巡って異なる業界同士のつばぜり合いが続きそうだ。
2015年07月11日トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業の自動車メーカー3社はこのほど、インフラ事業者に対する運営費の支援内容に加え、インフラ事業者と共同でサービスの向上等に向けた水素充填環境づくりに取り組むことを決定したと発表した。これは2015年2月12日に発表した、燃料電池自動車用の水素ステーションの整備促進に向けた支援策を共同で推進するとの考え方を踏まえたもの。具体的には、自動車メーカー3社は、政府による水素ステーションの運営支援と協調し、水素供給ビジネスへの参入を決めたインフラ事業者に対して水素ステーションの運営に係る経費の一部を支援するとともに、本支援の周知を図り水素供給ビジネスへの新たな事業者の参入を促していく。運営費の支援は、水素供給・利用技術研究組合(「HySUT」)に設置する「燃料電池自動車新規需要創出活動助成事業」への資金拠出を通じて行う。さらに、自動車メーカー3社は、水素ステーションに関する利用者のニーズやステーション稼働履歴等の情報を活用したサービスの向上に向けた取り組みの推進、水素ステーションの営業日数や営業時間の延長、稼働情報の充実・提供、及び多くの利用者がアクセスしやすい効率的なステーション整備等による利便性の向上、広く一般も対象とした燃料電池自動車や水素に対する理解促進および認知度の向上に取り組むとしている。水素を燃料とする燃料電池自動車の普及のためには、魅力ある商品の提供はもとより、燃料供給の拠点となる水素ステーションの整備が必要であるが、燃料電池自動車の導入初期においては普及台数が少なく、ステーションの稼働率も高くないため、インフラ事業者による水素ステーションの設置・運営は容易ではない。政府は、2014年6月に策定した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を踏まえ、水素ステーションの整備に向けては、設置に対する補助金の交付や様々な規制の見直しなどに取り組み、さらに、2015年2月には、燃料電池自動車の新たな需要創出活動を推進するために、水素ステーションの運営に係る経費の一部支援による施策の強化を図ることを決めた。一方、燃料電池自動車に関しては、トヨタ自動車が2014年12月に販売を開始し、本田技研工業は2015年度中の販売開始を、日産自動車も早ければ2017年の販売開始を予定している。したがって、自動車メーカー3社は、政府やインフラ事業者とともに水素ステーションの整備促進を図ることが不可欠であるとして、燃料電池自動車の市場導入が本格化し、水素ステーションの整備が軌道に乗るまでの中期的な視点(2020年頃までを予定)で運営費の支援および水素充填環境づくりに取り組み、着実に水素ステーションの整備を後押ししていくとしている。
2015年07月02日光岡自動車は1日、ミディアムクラスセダン「リューギ」のマイナーチェンジを行い、3日に発売すると発表した。リューギは、縦型ラジエターグリルや大型のメッキバンパー、箱型のキャビン、踏ん張りの効いたフェンダーアーチなど、ベーシックな自動車らしい姿が特徴のミディアムクラスセダン。クラシカルで端正な面持ちでありながら、生産の全工程を職人が手作業で行うという希少性を備え、最新の性能で安心して気軽に楽しめるクルマとなっている。今回のマイナーチェンジでは、新たに設定された安全装備の充実が図られた。前方障害物を検知してドライバーへ警告する「衝突回避支援」、走行速度約50km/h以上で車線逸脱の可能性が発生した場合に警告する「車線逸脱アラーム」、対向車のヘッドライトや先行車のテールランプを認識してハイビームとロービームの切り替えを自動で行う「オートマチックハイビーム」、信号待ちなどで先行車が発進しても停止し続けた場合にドライバーに知らせる「先行車発進告知機能」、シフト操作時における急発進・急加速を抑制する「ドライブスタートコントロール」、急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅する「緊急ブレーキシグナル」が、標準装備もしくはオプションとして設定(グレードにより異なる)されている。リューギの価格は、226万2,600円~319万6,800円(いずれも税込)。
2015年07月01日シリコンパワージャパンは1日、UHS-I規格に対応した色鮮やかなmicroSDカード「Superior カラフル」「Elite カラフル」を発表した。発売は7月中旬。価格はオープン。Superior カラフルとElite カラフルは、同社のmicroSD「Superior」「Elite」に新デザインを採用したモデル。今回のデザインはシリコンパワージャパンのスローガン「Memory is Personal」を表現しており、カード表面には容量を表す数字を印字している。Superior カラフルの容量は32GB / 64GBの2種類。最大読み込み速度は90MB/秒で、最大書き込み速度は45MB/秒。ハイエンドクラスのデジタル一眼レフカメラや、4K動画記録に向いている。Elite カラフルの容量は8GB / 16GB / 32GB / 64GB / 128GBの5種類。最大読み込み速度は85MB/秒。デジタル一眼レフカメラやフルHD動画記録向けの位置付け。本体サイズはいずれもW15×H11mm×D1mm。SDアダプターが付属する。
2015年07月01日日立オートモーティブシステムズは、中国における自動車機器システム事業の拡大を目的に、重慶市に新たな製造会社を設立すると発表した。すでに中国に対しては日立の自動車機器システムの製造を行う連結子会社が沿岸地域を中心に13社が事業を展開しているが、今後、内陸地域へ拠点を拡大する自動車メーカーへの対応がグローバル戦略上、重要となると判断し、今回の新会社設立に至ったとする。新会社は「日立汽車系統(重慶)有限公司(予定)」で、敷地面積は約17万m2、2018年からの量産開始を計画しており、需要が高まるシャーシ系製品やエンジンマネジメントシステムなどの事業拡大を目指すとしている。
2015年06月22日Maxim Integratedは6月15日(米国時間)、CENELEC A、ARIB、FCC周波数帯のG3-PLC、Prime、およびP1901.2規格に1チップで対応可能な電力線通信(PLC)モデムSoC「ZENO/MAX79356」を発表した。電力線通信の規格および周波数帯は地域や国によって異なっており、従来のPLCモデムはそれらをすべてサポートできていなかった。そのため、電力メーターのメーカーは、各国・地域の規格との互換性を確保するために複数のモデムを開発するジレンマを抱えていた。同製品は、そうした課題の解決を可能とするもので、ソフトウェア設定により、すべての国際規格に対応することが可能だという。また、G3-PLCアライアンスによる3つの主要周波数帯(CENELEC A、ARIB、FCC)とPANデバイスおよびPANコーディネータの認定も取得済みであるほか、将来の規格にも対応が可能だという。さらに、アナログフロントエンド(AFE)とベースバンドを1チップに内蔵しているため、チップ数とコストの削減も可能。通信待ち受け時の使用電力も従来比で80%低減(300mWに対し55mW)することも可能だという。なお同製品はすでに同社のWebサイトおよび一部の販売代理店から入手が可能となっている。
2015年06月16日夜間にペットの体調が急変した時、頼りになるのが夜間救急診察が可能な動物病院そこで夜間救急診察に対応している東京都の動物病院をまとめてみました(中にはかかりつけ医として利用している場合のみ診察可能な病院もありますので、事前に公式サイトでご確認を)。○墨田区にある緊急病院■ひがし東京夜間救急動物医療センターかかりつけ医の紹介不要で夜間救急診察が可能な夜間緊急病院。かかりつけ医が提携している場合は、動物病院の診察券・診察手帳を持参のこと。最寄り駅:両国駅・徒歩12分、錦糸町駅・徒歩13分、都営新宿線菊川駅・徒歩10分夜間救急診察割増料金:夜間救急料金8,400円事前連絡:必要○江東区にある緊急病院■ACプラザ苅谷動物病院・明治通り病院かかりつけ医の紹介不要で夜間救急診察が可能な動物病院最寄り駅:都営新宿線・西大島駅より徒歩約10分夜間救急診察割増料金:10,000円、別途保証金20,000~(入院の場合40,000円~)が必要(診察代差額は翌日9時以降の清算)事前連絡:必要○品川区にある緊急病院■東京動物夜間病院かかりつけ医の紹介不要で夜間救急診察が可能な動物病院夜間往診にも対応可能。田園調布を起点とする5km圏内であれば同院提携先の動物救急車を利用可能(別途代金が必要)最寄り:車で首都高速2号線よりIC荏原出口すぐ夜間救急診察割増料金:3,000円(夜間往診料10,000円~)事前連絡:必要○目黒区にある緊急病院■夜間救急動物病院-目黒かかりつけ医の紹介不要で診察可能な夜間救急専門動物病院最寄り駅:東急東横線・都立大学駅より徒歩10分夜間救急診察割増料金:8,640円、(朝5~8時)10,800円、(朝8時以降)14,040円事前連絡:必要○渋谷区にある緊急病院■日本動物医療センターかかりつけ医の紹介不要で診察可能な夜間救急対応動物病院最寄り駅:幡ヶ谷駅夜間救急診察割増料金:時間帯により異なる事前連絡:必要○台東区にある緊急病院■いわせ犬猫クリニック年中無休で22:30まで外科、内科、皮膚科、腫瘍科、眼科など総合的診療が受けられる。最寄り駅:東京メトロ日比谷線・三ノ輪駅より徒歩約10分夜間救急診察割増料金:なし事前連絡:急患の場合は事前連絡○杉並区にある緊急病院■グラース動物病院かかりつけ医の紹介不要で救急の場合のみ夜間診察してもらえる動物病院最寄り駅:荻窪駅事前連絡:必要○豊島区にある緊急病院■池袋ハートワン動物病院かかりつけ医の紹介不要で夜間診療(平日・土曜のみ)が可能な動物病院診療時間は20~23時(最終受付22時30分)。最寄り駅:北池袋駅、西巣鴨駅、大塚駅、板橋駅、池袋駅、都電荒川線・巣鴨新田駅事前連絡:必要○北区にある緊急病院■ティアハイムどうぶつ病院かかりつけ医の紹介不要で夜間診療(年中無休)が可能な動物病院夜間診療時間は19時30分~9時。最寄り駅:板橋駅、新板橋駅事前連絡:必要○足立区にある緊急病院■ACプラザ苅谷動物病院・日光街道病院かかりつけ医の紹介不要で夜間救急診察が可能な動物病院最寄り駅:竹の塚駅夜間救急診察割増料金:10,000円、別途保証金20,000~(入院の場合40,000円~)が必要(診察代差額は翌日9時以降の清算)事前連絡:必要○江戸川区にある緊急病院■葛西りんかい動物病院急患のみ夜間救急診察が可能な動物病院対応時間は19~9時(通常診療日・その他曜日は公式サイトに記載がないため要確認)。最寄り駅:西葛西駅夜間救急診察割増料金:公式サイトに記載がないため要確認(同院にカルテがある場合は半額)事前連絡:必要○葛飾区にある緊急病院■ガク動物病院夜間救急診察が可能な動物病院最寄り駅:京成立石駅よりバス、奥戸三丁目もしくはスポーツセンター下車事前連絡:必要■だいき動物病院夜間救急診察が可能な動物病院最寄り駅:柴又駅事前連絡:必要○世田谷区にある緊急病院■夜間往診専門梅原動物病院夜間往診専門の動物病院対応エリアは東京・千葉・埼玉(所定の予約数に達した場合は受付終了)夜間救急診察割増料金:夜間往診料8,000円、夜間診察料8,000円。事前連絡:必要■TRVA夜間救急動物医療センター夜間救急診療専門の動物病院かかりつけ医がある場合はかかりつけ医の診察カードを持参のこと。対応時間21~6時。最寄り駅:桜新町駅夜間救急診察割増料金:8,400円事前連絡:必要○大田区にある緊急病院■大田中央動物病院事前連絡にて急患のみ、可能な限り休診日・深夜・診療時間外でも対応してもらえる動物病院最寄り駅:池上駅より徒歩19分事前連絡:必要○中央区にある緊急病院■日本橋動物病院かかりつけ医として日頃から利用している場合、可能な限りで夜間診察時間外対応最寄り駅:東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅夜間救急診察割増料金:時間外(救急)診療費追加加算有り事前連絡:必要○港区にある緊急病院■白金高輪動物病院かかりつけ医として利用している場合で緊急診察が必要な場合のみ、可能な限りで夜間診察時間外対応最寄り駅:白金高輪駅夜間救急診察割増料金:別途夜間診察料5,000円~が必要事前連絡:必要○荒川区にある緊急病院■西日暮里ペットクリニックかかりつけ医として利用している場合のみ、可能な限りで夜間診察が可能な動物病院最寄り駅:西日暮里駅、三河島駅、新三河島駅事前連絡:必要○文京区にある緊急病院■アニムペットクリニックかかりつけ医として利用している場合、時間外診察が可能なケースあり最寄り駅:都営三田線・白山駅夜間救急診察割増料金:時間外診察料4,000円~事前連絡:必要■動物救急センター文京(ER文京)ホームドクターからの紹介・予約により休診日や夜間に診療してもらえる2次救急センター病院。ホームドクター休診時は直接予約も可能。診察時間は12~22時最寄り駅:都営三田線・白山駅夜間救急診察割増料金:紹介時診察料3,000円、紹介予約と直接来院で診察料が異なる場合あり事前連絡:事前連絡先はホームドクターへ確認○中野区にある緊急病院■動物救急センター中野(ER中野)ホームドクターからの紹介・予約により休診日や夜間に診療してもらえる2次救急センター病院。ホームドクター休診時は直接予約も可能。診察時間は17~25時最寄り駅:新中野駅より約5分、中野新橋駅より約7分、中野坂上駅より約10分夜間救急診察割増料金:3,000円事前連絡:事前連絡先はホームドクターへ確認○練馬区にある緊急病院■動物救急センター練馬(ER練馬)ホームドクターからの紹介・予約により休診日や夜間に診療してもらえる2次救急センター病院。24時間受付最寄り駅:練馬高野台駅、光が丘駅夜間救急診察割増料金:紹介時診察料3,000円、夜間診察料(21:00~)10,000円、別途検査費・治療費事前連絡:事前連絡先はホームドクターへ確認(画像は本文と関係ありません)(掲載している情報は2015年5月時点でのものです)
2015年06月05日バッファローは、Wi-Fi規格IEEE802.11ac、4ストリーム(4×4)の通信に対応し、規格値最大1,733Mbpsの通信が可能なWi-Fiルーター「WXR-2533DHP」を6月中旬より発売する。価格は税別28,800円。「WXR-2533DHP」は、5GHz帯で規格値最大1,733Mbps、2.4GHz帯で規格値最大800Mbpsの通信が可能なWi-Fiルーター。1.4GHzのデュアルコアCPUを採用しているほか、5GHz向け、2.4GHz向けにそれぞれ補助チップを搭載しており、2種類の電波を同時に高速処理できる。これにより実効スループットも約1,258Mbpsを実現した。スマートフォンやタブレットは、持つ角度や向きを変えるだけでも受信感度が変わることがあるが、「WXR-2533DHP」では搭載する4本の大型可動式アンテナにより、宅内の様々な場所で使用する端末に対して安定したWi-Fi通信を提供する。また、環境別で推奨するアンテナの向きを記載した「アンテナ設置ガイド」も公開している。そのほか、多台数接続時に通信を安定させる「MU-MIMO」機能や、室内を移動するスマートフォンなどの端末を自動追尾し、通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」機能に対応する。有線LANポートはインターネット側が1ポート、LAN側が4ポートで、いずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。サイズ/重量は、幅約316mm×高さ約161×奥行き約57mm/約900g。初期設定は、スマートフォン、タブレット向けに提供されている専用アプリ「QRsetup」を利用して行う。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.9/10.8、iOS 5以降、Android 2.2以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月03日サイコムは27日、Intel NUC規格に準拠した超小型デスクトップPC「Radiant SPX2450NUC」の選択オプションとして、CPUに「Intel Core i7」を追加した。標準構成の本体価格はCore i5搭載モデルが69,420円、Core i7搭載モデルが85,960円(いずれも税込)。一例として、Core i7搭載モデルの標準構成は、CPUがIntel Core i7-5557U(3.10GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 6000(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載せず、OSはオプションとなる。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェース類は、USB 3.0×4、HDMI×1、MiniDisplayPort×1など。本体サイズはW115×D111×H48.7mm。VESAマウントとACアダプタが付属する。
2015年05月28日エレコムは19日、USB3.1規格のType-Cコネクタに対応したカードリーダー/ライター「MR3C-AP010BK」を発表した。価格は税別7,980円。5月下旬に発売する。MR3C-AP010BKは、USB Type-Cコネクタに対応したカードリーダー/ライター。SD/SDHC/SDXC、microSD/microSDHC/microSDXC、コンパクトフラッシュ スロットを装備し、33種類のメディアに対応している。同社の試験結果によると、デジカメからPCへ直接転送する場合と比較して、USB3.1 Gen1対応機器との接続で約9倍、USB2.0対応機器との接続では約4倍速いデータ転送が行えるという。インタフェースはUSB 3.1で、電源はパスパワー。本体サイズはW68.0×D45.0×H16.0mm、重さは約46g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10。
2015年05月19日ブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は5月11日(米国時間)、4Kコンテンツ向けの規格「Ultra HD Blu-ray」の策定が完了したことを発表した。映像コンテンツの解像度は3,840×2,160ドット、ディスクの記録容量は片面2層で最大66GB、片面3層で最大100GBとなる。Ultra HD Blu-rayは4K解像度の映像記録向けに策定が進められた次世代Blu-ray規格。記録する映像コンテンツは、3,840×2,160ドットの解像度となるほか、ダイナミックレンジの拡張(HDR)もサポートする。色域を拡大したり、フレームレートを高速化したコンテンツの記録・再生も可能となる。Ultra HD Blu-rayのライセンスは2015年夏から提供開始される。
2015年05月14日大垣共立銀行はこのたび、OKB大垣共立銀行のホームページから岐阜県自動車税をクレジットカードなどにより納付できるサービスを開始した。同サービスは自動車税の期限内納付率の向上を目的とする行政支援の一環として2013年から毎年実施しているという。ヤフー運営の「Yahoo!公金支払い」を利用したサービスで、OKB大垣共立銀行と取引のない人でも自宅で24時間いつでも岐阜県自動車税を納付できるという。また、共立カードおよびOKBデビット(JCB)で納付した人の中から抽選で100名にギフトカードをプレゼントする「岐阜県自動車税インターネット納付キャンペーン」も併せて開始した。OKB大垣共立銀行はこれからも、顧客の目線に合わせた利便性の高い商品・サービスを届けていくとしている。
2015年05月13日●「MIMO」とは?前回は無線規格「IEEE 802.11ac」について紹介したが、今回は11acを構成する技術要素について説明していこう。少々難しくなるが、11ac製品を購入する際の重要なポイントなので、しっかり理解しておきたい。○高速化のキモ「MIMO」同時に複数の送受信アンテナを使ってデータをやり取りし、1組のアンテナを使うより数倍の速度を実現するのが「MIMO」(Multiple Input Multiple Output)だ。11nでもMIMOは使っていたが、これまでは最大で4組(4×4)だったものが、11acでは最大8組(8×8)まで利用できる。もっとも、現在販売されている無線ルーターでは、ストリーム数が4つの「4×4 MIMO」対応が最高だ。4x4 MIMO用でもすでにかなりのボリュームがあるが、8×8 MIMOともなるとアンテナの物理的なサイズも相当なものになるため、コンシューマ向けの市販品として登場するかは少々疑問が残る。MIMOによる速度向上は、送信側だけでなく受信側も同数のアンテナを持っている必要がある。現在市販されている11ac機器のうち、スマートフォンでアンテナ1~2組、タブレットで2組、ノートPCでようやく3組のMIMOを載せているかどうか、という普及度だ。3×3 MIMO以上の速度を確実に得ようと思ったら、ルーターを2台用意して、片方を親機、片方を子機(ネットワークアダプタ)として使うのがベストというのが現在の状況だ。では自分の使っている端末が対応していないから2×2 MIMO以上のルーターを買う意味がないかというと、そんなこともない。11acではルーター側(親機)のストリーム数に応じて複数の子機と同時に通信できる「MU-MIMO」が使える。11nまでは、どんなにアンテナが余っていても、一度に通信できるのは1台の子機だけで、順番に切り替えながらデータを送受信していたが、MU-MIMOなら親機のアンテナ数が許す限りの子機と同時に通信できる。これにより、端末側の通信速度は変わらずとも、これまでより通信レスポンスが格段に向上することになる。魅力的なMU-MIMOだが、これを有効に使うにはやはり子機側も11ac&MU-MIMOに対応している必要がある。とはいえ、無線LAN機器は今後11ac&MIMO化が進んでいくため、近い将来を見据えれば、MIMO構成のルーターを買っておくメリットは大きい。●「ビームフォーミング」とは?○距離を伸ばすビームフォーミングMIMOと関連して、複数のアンテナを持ったルーターでは「ビームフォーミング」を利用できる機種がある。通常、無線LANルーターのアンテナは全方向に等しい強さの電波を飛ばしているが、それぞれのアンテナの強度を調整し、壁などの反射を利用して指向性を持たせ、目的の端末に向けて最適な電波が届くようにするのがビームフォーミングだ。11acとしてはオプション扱いだが、注目したい機能のひとつだ。ビームフォーミングでは5GHz帯が苦手とする障害物が多い環境でも高速で通信しやすくなり、これまで届かなかったところでも通信できるようになる。ビームフォーミングでもルーターだけでなくクライアント側が同機能をサポートする必要があり、今の所、同機能に対応を明記しているのはiPhone 6/6 PlusやGalaxy Sシリーズ、AQUOS PHONE ZETAなど、数が少ない。自分が対応機種を使っているなら、積極的に対応ルーターを使うようにしたい。なお、バッファローは同社の無線LANルーターの一部で、11ac非対応のiPhone 5/5c/5sやNEXUS 7などでも速度向上が得られるとする「ビームフォーミングEX」を搭載している。ビームフォーミングEXも対応機種が限られる機能ではあるが、11ac非対応端末がある場合、選択肢のひとつとして考えておいてもいいだろう。●「チャネルボンディング」とは?○帯域を拡張するチャネルボンディング無線LANでは2.4GHz帯、5GHz帯といった使用される帯域が、さらに20MHzずつの「チャネル」に分けられている。2.4GHz帯ではチャネル数が13、5GHz帯では合計19チャネルある。通常は1つずつ使うのだが、隣接するチャネルを複数束ねて使い、通常のチャネルの2倍、3倍と速度を上げていくのが「チャネルボンディング」だ。LTEにおける「キャリアアグリゲーション」と似た仕組みと言っていいだろう。11nまでは20MHz+20MHz=40MHzまでのチャネルボンディングが使えたが、11acからは4チャネル束ねて80MHz、さらにオプションとして8チャネル束ねて160MHzのボンディングまでが規格に入っている。2.4GHz帯の場合、隣接したチャネル同士では干渉が強く、影響を避けるためには5チャネル離す必要があり、チャネルボンディングを前提にすると実質1回線しか使えなかった。ところが11acが使う5GHz帯では、もともと隣接するチャネルどうしが干渉しにくいように確保されており、チャネル数も多いため、80MHzのボンディングでも5GHz帯全体で4回線、160MHZでも2回線確保できる。11acなら、安定した高速性能を期待できるわけだ。今回はIEEE 802.11acを構成する技術要素について説明してきたが、次回は実際に11acをサポートする製品を紹介するとともに、無線LANルーターを使う上でのメリットやセキュリティといった注意点について紹介していこう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月06日