映画『超高速!参勤交代 リターンズ』が、2016年9月10日(土)より全国の劇場で公開される。本作は2014年6月に公開され、大ヒットを記録した映画『超高速!参勤交代』の続編。幕府から突如参勤交代を命じられ、金も人手も時間も無い中、知恵と工夫で無理難題に挑み、見事江戸への参勤を成し遂げた弱小貧乏藩だったが、その“帰り道”、彼らに再びトラブルが襲いかかる…。キャスト陣には、お人好しだが民に愛される閉所恐怖症の藩主・内藤政醇役の佐々木蔵之介、政醇と出会い恋に落ちる飯盛り女・お咲役の深田恭子、抜け忍の旅先案内人・雲隠段蔵役の伊原剛志のほか、個性あふれる湯長谷藩の藩主たちを演じる西村雅彦、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)ら豪華キャストが再集結。そして前作に続き、本木克英がメガホンを取り、土橋章宏が脚本を担当する。待ち受けるのは、”ありえない“奇策と、手に汗握る戦い。スピードもスケールもアップし、奇想天外な展開で送る痛快歴史エンターテインメントが再び。【作品情報】映画『超高速!参勤交代 リターンズ』公開日:2016年9月10日(土)キャスト:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、六角精児ほか監督:本木克英脚本:土橋章宏音楽:周防義和主題歌:「行き先は未来」斉藤和義(スピードスターレコーズ)(c)「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会【ストーリー】前作で見事江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だったが、そもそも参勤交代とは、〈参勤〉だけでなく、藩に帰る〈交代〉まで終えてこそ完結するもの。湯長谷藩の参勤交代は、まだ終わっていなかった…!今度は故郷を目指し、ゆっくり江戸を出発した一行だったが、その道中、湯長谷で一揆が起きたとの知らせが入る。2日以内に一揆を収めなければ、藩のお取り潰しは免れない。彼らは行きの倍の速さで帰るはめに。そしてなんとか命からがら湯長谷にたどり着くが、すでに城は乗っ取られた後だった…。果たして彼らは城を奪い返し、民を守ることができるのか?今度はどんな作戦で挑む!?
2016年07月11日2014年6月に公開し、大ヒットを記録した『超高速!参勤交代』の“帰り”を描く続編『超高速!参勤交代 リターンズ』。このほど、本作の主題歌に、斉藤和義の新曲「行き先は未来」が決定。その主題歌や古田新太をはじめ新キャストも交えた予告編&本ポスターが解禁となった。本作は、佐々木蔵之介演じる殿・内藤政醇が率いる弱小貧乏藩が、金も人手も時間もない中、知恵と工夫で幕府の無理難題に挑む、痛快歴史エンターテイメント。前作では、やっとのことで江戸に“参勤”した政醇たち。しかし、行って帰るまでが“参勤交代”。今度はふるさとの藩へと向かうが、またもやトラブルが続出する。そんなスピードもスケールもアップして帰ってくる本作では、音楽もパワーアップしてリターンズ。主題歌を手がけるのは、映画『ゴールデンスランバー』『ポテチ』などの映画音楽も担当している斉藤さん。本作に合わせて新曲を書き下ろした。本作の矢島プロデューサーが「“男たちの熱さ”を表現したいと思ったときに、一番に頭に浮かんだ人」としてオファーをかけたところ、斉藤さんは前作のファンであったこともあり快諾。斉藤さんの希望で完成前の本編を鑑賞して制作された新曲は、歌詞も映画のストーリーにぴったりな、ライブ感あふれる楽曲が完成した。また、躍動感あふれる熱く力強いイメージの本ポスターと合わせて解禁となった予告編では、“殿”の佐々木さんをはじめ、深田恭子、寺脇康文、陣内孝則、西村雅彦ら、前作に続く豪華キャストとともに、古田さんや渡辺裕之、中尾明慶、富田靖子ら新キャストたちも初お披露目。前作で無事に“参勤”を終えた湯長谷藩だったが、参勤交代は帰るまでがワンセット!藩に戻る“交代”の道中で、また無理難題に立ち向かうこととなる。速さ2倍で敵3倍!?スケールやアクションもアップする中、彼らはさらなる知恵と工夫でどう乗り切るのか?斉藤さんの主題歌「行き先は未来」ともマッチした、本編が楽しみな映像となっている。本作の本木克英監督は、主題歌決定に「斉藤和義さんのことば選びのセンスと、懐かしいけど古くないサウンドが大好きでファンのひとりでした。前作をご覧になって『面白かったんでやりま~す』と仰って下さったそうで本当に嬉しかった」と喜びを表現。「果たして、『行き先は未来』は土の匂いのするロックンロールに仕上がり、映画の最後に鳥肌が立つほどの感動を覚えました」と、“リターンズ”に期待高まるコメントを寄せている。『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年06月10日大ヒットした痛特報映像快時代劇の続編『超高速!参勤交代リターンズ』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。前作で無事に江戸への“参勤”を果たした弱小貧乏藩が、江戸から藩に帰るまでの“交代”を描く今作。幕府の陰謀によって、彼らはまた“超高速”で藩に帰らなければいけない危機に見舞われる。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)率いる湯長谷藩の一行は、江戸への参勤を果たし、磐城国(現在の福島県いわき市)を目指して江戸を出発する。あとは帰るだけ、と思ったのも束の間、その道中、湯長谷で一揆が起きたことを耳にする。彼らに打ち負かされた老中・松平信祝(陣内孝則)が逆襲を始めたのだ。一揆を収めるため、彼らは4日かかった道のりを今度は2日以内で引き返そうと知恵を絞る。しかし彼らが湯長谷に着くと、すでに城は乗っ取られ、おびただしい数の幕府軍が、城を取り巻いていた…。特報映像には、政醇(佐々木)とともに参勤を成功させた湯長谷藩の面々(伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、柄本時生、六角精児)や、政醇を支えたお咲(深田恭子)らが登場する。金なし、人手なし、時間なし、そして城までなくした7人の藩士は、藩や民を救うため、非道な幕府を相手にどのような奇策を繰り出すのか? 展開が気になる内容になっている。『超高速!参勤交代リターンズ』9月10日(土)公開
2016年03月11日佐々木蔵之介が弱小貧乏藩の藩主として参勤交代に挑む姿を描き、“超高速”の続編製作が実現した『超高速!参勤交代リターンズ』。本作の公開が9月10日(土)に決定するとともに、新たなるキャストとして古田新太、富田靖子など7名の豪華俳優陣の出演が解禁となった。幕府から突然の参勤交代を命じられた、磐城国(現在の福島県いわき市)の藩主・内藤雅醇(佐々木蔵之介)率いる湯長谷藩。山道を走り抜けなんとか江戸への参勤を果たした彼らだったが、故郷へ無事帰る“交代”までが“参勤交代”。政醇ら一行は、湯長谷を目指し江戸を出発する。あとは帰るだけ、と思ったのも束の間、その道中、湯長谷で一揆が起きたことを耳にする。 政醇たちに打ち負かされた老中・松平信祝(陣内孝則)が、さらに大きな権力と最強の刺客を手に入れ、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。果たしてたった7人の彼らは敵から城を取り戻し、民を守ることができるのか?“殿”の佐々木さんを主演に深田恭子、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、陣内孝則、西村雅彦ら豪華キャストの競演で2014年に大ヒットを記録した『超高速!参勤交代』の待望の続編となる本作。このほど新たに出演が発表されたのは、信祝の陰謀に気付き、密かに信祝の動きを見張る南町奉行・大岡忠相役に古田新太、信祝が湯長谷藩を潰すために味方につけた尾張柳生の刺客たち――諸坂三太夫役に渡辺裕之、森極蔵役に中尾明慶、柳生幻道役に宍戸開。そして、寺脇さん演じる湯長谷藩士・荒木源八郎の妻・富江役に富田靖子、湯長谷藩の次席家老・福田弥之助役に橋本じゅん、湯長谷村の農民・与作役に大鶴義丹という、個性豊かな実力派俳優たち。数々の映像作品や舞台でおなじみの古田さんは「この作品のメンバーになれたことを心から嬉しく思います。おいらは参勤交代しませんでしたが、大岡越前です。心は加藤剛さん。同時期に東山紀之さんも大岡役を演じていて俄然、鼻高々です」とその喜びをコメント。本木監督も「強力なオーラを放つ実力派俳優ばかりを選抜し、それぞれ意外性のある役柄を演じていただきました。予想は的中、全編を通して一時も目の離せない、超濃厚な味わいとなりました」と、豪華キャストが加わりより一層魅力を増した本作に自信を覗かせた。敵も味方もパワーアップし、日本映画界の錚々たる顔ぶれが集結した本作。笑って泣ける 痛快・歴史エンターテインメントを、ぜひスクリーンで楽しんで。『超高速!参勤交代リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日さくらインターネットは1月28日、Webコンテンツを国内向けに高速かつ安定的に配信するという「コンテンツ配信サービス」を提供開始した。月額料金はデータ転送料とストレージ使用料で構成し、いずれも1GB単位の従量課金。新サービスでは、Webサイトの他、オンライン・ゲームや大容量アプリケーション、動画、広告、画像の配信といった大量のアクセスやトラフィックが集中するコンテンツの配信に適するとしている。同社のバックボーン・ネットワークに直結したコンテンツ配信システムを利用しており、予測外の突発的なアクセス集中によるWebサイトの表示速度の低下や、サーバ・ダウンを防ぐことができるという。また、同社が用意するストレージにファイルをアップロードすることで配信が可能となるため、新規の設備投資が不要とのこと。初期投資や運用コストを抑えつつ、さらに使用した分に応じて課金する安価な従量課金の料金体系で利用可能としている。配信可能なコンテンツはHTML/JPEG/PNG/MOV/WMVなどの静的コンテンツであり、対応プロトコルはHTTP及びHTTPS。ユーザーの独自ドメイン及びSSLサーバー証明書の利用も可能だ。配信コンテンツをファイルとして保存するストレージの容量は1GB~数100TBであり、アップロード方法はFTP/SCP/rsyncなどに対応する。コンテンツに一定時間のみアクセス可能なURLを発行する「ワンタイムURL機能」を備え、不正・不要なアクセスを可能な限り防止できるとしている。また、「ダウンロード速度制御機能」により、適切な速度での配信が可能という。特定のリクエストがあった場合に指定したヘッダを付与する「ダウンロードヘッダ付与機能」を装備、httpリクエスト・ヘッダ内に条件を設定して適切なコンテンツ配信が可能であり、レスポンス・ヘッダにも特定の文字列を付与できるとのこと。この他、API/コントロール・パネルのどちらからでもキャッシュを削除可能な「キャッシュパージ機能」や、ストリーミング再生などで利用可能でありファイルを途中からダウンロードできる「Range Request」を備える。
2016年01月29日ザインエレクトロニクス(ザイン)は1月26日、超高速通信用16Gbps伝送技術の開発に成功したと発表した。同技術は、16Gbps超高速通信を機器内で実現する技術であり、同社のV-by-Oneシリーズの超高速通信方式のほか、Fibre Channel 16GFC、PCI Express 4.0 (Gen4)、USB3.1、などに対応可能となっている。同社は今後、この16Gbps超高速通信技術を核として8K映像などの高解像度の画像伝送、データーセンター間通信、サーバー基板間通信、PC関連通信などを含めて、光伝送に至るまでの広範な超高速通信におけるソリューション提案が可能になるとしている。また、今回確立した16Gbps超高速通信は車載画像機器に求められる温度条件など品質条件にも対応するものであり、民生機器、産業機器、車載機器などに向けたソリューションを提案していくとともに、32Gbps以上のさらなる超高速通信技術の確立に取り組む方針を打ち出している。同社は今回開発した技術を製品化し、2017年上期を目処に新製品をサンプル出荷する予定だ。
2016年01月26日Googleは1月22日(米国時間)、「Google ドライブ API がアップデート:より無駄なく高速に - Google Developers Japan」において、GoogleドライブAPIのバージョン3が、バージョン2よりも優れた性能を実現したこと、また扱いやすさが向上したことを伝えた。GoogleはこれまでデベロッパーがどのようにこのAPIを使ってきたかを調査してきたことを踏まえ、よりデベロッパーに扱いやすいAPIになるようさまざまな変更を実施したと説明している。デベロッパーが理解する必要があるコレクションの数を減少させた重複している部分を排除メソッド名やプロパティ名などに一貫性が出るように変更高速および効率的に処理できる値をデフォルト値として採用バージョン2からバージョン3では扱いやすさが向上したほか、デフォルト値の変更で性能も向上している。Googleは今後のリリースでは機能の追加が中心的に行われることになるだろうと説明している。GoogleドライブAPIのバージョン2のサポートは継続されるとのことだが、バージョン2を使って開発したアプリは将来的な移行を考慮し、バージョン3への移行を検討したほうがよいだろう。
2016年01月24日●防滴・防塵モデルや超高速モデル○大容量のポータブルSSDサンディスクは、高速なポータブルSSDを3ラインナップ発売する。ここでは発表会の内容と、実際に触ってみた感想をお届けする。価格や主なスペックに関しては別記事、「サンディスク、読み書き最大850MB/秒のポータブルSSD」および「サンディスク、薄くて小さなポータブルSSD - 防滴・防塵モデルも用意」を参照いただきたい。発表会の冒頭、サンディスク 代表取締役の青柳マテウ氏があいさつ。サンディスクはSSDの技術開発に関して25年以上の取り組みがあり、2014年から日本でもコンシューマー市場に参入したが、早くも昨年(2015年)金額シェアでトップになったことを紹介。新製品を説明したのは、米国サンディスクでSSD/USB製品を担当するプロダクトマーケティングマネージャーのフィリップ・ウイリアムス(Philippe Wilams)氏だ。「サンディスクはNANDフラッシュのリーダーとして常にイノベーションを追及している企業」と述べたのち、強みとして、品質管理が厳しい日本で製造されたNANDウエハをマレーシアと中国の工場でアセンブリして出荷し、NANDフラッシュの約40%をサンディスクが生産していることを挙げた。余談だが、今後出荷が予定されている3次元構造のNANDフラッシュに関しては、まず大容量リムーバブルプロダクト、クライアントSSD、組み込みで使用し、最終的にはエンタープライズSSDにも採用する予定という。サンディスクのSSD製品は、内蔵型からから参入。現在、世界第2位のシェアがあるという。コンシューマー向けの内蔵SSDは3ラインナップを提供しており、エントリーからハイエンドまで幅広いエリアに適合している。今回の新製品によって、外付けSSD市場に参入。2015年現在、外付けHDDの5,500万台という市場に対して、外付けSSD市場は27万台強しかない。ただし成長率は非常に高く、2018年には350万台に拡大する見込みだ。そこで、プロフェッショナルフォトグラファーやビデオグラファーを対象とした、ハイエンド製品を投入する。サンディスクは、プロフェッショナルフォトグラファーに対して「エクストリームチーム」と呼ぶスポンサードを行っている。これらのトップカメラマンがストレージに要求することは、まずは信頼性、高速性、耐久性だ。加えて、全天候(防水・防塵)と携帯性(小型化)が望まれているとし、こうした要望に応えるべく今回の新製品を開発した。●「モックアップかと思った」ほどの軽量さと高速性○小型、防滴・防塵、圧倒的な高速大容量という3シリーズ最初に披露されたのは、「サンディスク エクストリーム500 ポータブルSSD」だ。一般的なHDDの4倍という転送能力を持たせ、外周にはゴムの緩衝材を使用して耐衝撃、耐久性に配慮した。また、メタルリング(ストラップリング)でバッグに取り付けることもできる。これに加えて、IP55の防滴・防塵性能を持たせたのが「サンディスク エクストリーム510 ポータブルSSD」だ。IP55なので水没には対応せず、USBコネクタのキャップを閉めていないといけないが、キャップを開けていて濡れたとしても、乾かしてから問題なく使用できるとのこと。両者とも、74mm四方(厚み11mm)、重さは約40gと、非常に小型軽量だ。容量ラインナップは、500シリーズが120GB/240GB/480MB、510シリーズは480MBモデルのみから展開する。続いては、2.5インチ外付けHDDのように見える「サンディスク エクストリーム900 ポータブルSSD」だ。内部RAID構成でUSB 3.1対応(推奨はUSB 3.1 Gen2)、速度は読み書きともに最大850MB/秒と、外付け製品とは思えないパフォーマンスを持つ。容量は480GBと960GB、および1.92TBだ。この高速な外付けSSDは、4K動画の編集や最終イメージの輸送にも使えるとアピールしていた。○日本のエクストリームチームメンバーからも高評価サンディスクの長谷川史子氏は、日本における外付けSSDの意識を紹介。今回の新製品は写真/映像のプロユースをひとつのターゲットとしていることもあり、日本のカメラマン(150名)にアンケートを実施。その結果、外付けSSDに求める要素は世界とあまり変わらず、耐久性、信頼性、転送速度を望むカメラマンが多数を占めた。プロのカメラマンとしては、シャッターチャンスをモノにしても、それが失われては意味がない。日本のエクストリームチームメンバーに製品を使用してもらった感想も、大変よいフィードバックだったそうだ。今回の新製品は量販店やECサイトで販売されるが、直近のイベントとして、2月25日から神奈川県・パシフィコ横浜で開催されるCP+ 2016に出展する。エクストリームチームメンバーから生の声を聞けるステージや、タッチアンドトライコーナーを設ける予定だ。○「モックアップかと思った」ほどの軽量さと高速性を実感発表会のゲストとして、エクストリームチームメンバーの一人であるモータースポーツフォトグラファー・熱田護氏が登壇。熱田氏は1992年からF1全戦を取材するなど精力的な活動を行っている。熱田氏がポータブルSSDに求めるのは、やはり信頼性、高速性、耐久性とのこと。取材先では、通常1TBの外付けHDD×2台を使用しているそうだ。例えばF1の場合、2台のうち1台は、一戦当たり350GB~450GBにおよび撮影データをバックアップ。もう1台は、これまでの主な写真データを格納しておき、出先での対応に使っているそうだ。撮影した当日、使い物にならない写真を捨ててバックアップすると、転送速度が切実な問題になるという。「画像の転送が終わらないので、夕飯が食えない、寝られない」(熱田氏)。その熱田氏、サンディスクからエクストリーム500の試用を依頼されての第一印象は「(40gと軽くて)モックアップじゃないかと思った」という軽量性。また、現場では高速転送性能を実感したと話す。MacBook Proから11.44GBの転送を行うのに、Thunderbolt接続のHDD(2製品を利用)では95秒と226秒かかったが、エクストリーム500は43秒と半分以下の時間でコピーできた。一方で、エクストリーム500のラインナップは最大480GBで、1TBモデルがないのはちょっと残念とコメント。なお、エクストリーム900もオフィス作業で使用したところ、これも快適で仕事のやり方が変わりそうと実感したと述べた。○SSDならではの低消費電力もポイント今回、評価用機材があったので、エクストリーム500(240GB)をお借りして少々触ってみた。筆者の作業環境はかなり古め(第2世代Intel Core i3の省電力重視マシン)で、背面にしかUSB 3.0コネクタがないのでUSBハブを前面に持ってきている。このUSBハブ、現在はバスパワーで使っている関係で、外付けHDDを使うことができない(電源容量不足と表示される)。一方、エクストリーム500はSSDならではの低消費電力によって、バスパワーでも問題なく利用できる。また、外で作業することが多いので、ノートPCをバッテリ駆動で使うケースが多い。デジタルカメラで撮影した写真を即バックアップするような作業において、高速性と省電力性は重宝しそうだ。
2016年01月18日新東名高速道路 NEOPASA駿河湾沼津 上り(静岡県沼津市)に12月10日、高速道路初となる「TSUTAYA」と「スターバックス」によるBook&Cafeと、ベーカリー「ベルべ」がオープンした。Book&Cafeでは、コーヒーの香りを楽しみながら購入前の本をカフェテーブルで楽しめたり、コーヒーを片手に書棚の前で本や雑貨を選んだりすることができる。また、店舗の前には駿河湾が広がっており、オーシャンビューを眺めながらカフェタイムが過ごせる。営業時間は8:00~21:00。ベーカリー「ベルべ」は、生地作りから焼き上げまでの全ての工程を店内で行う「オールスクラッチ製法」と、無添加食材にこだわった焼きたてパンを提供するベーカリーとなっている。営業時間は7:00~20:00。
2015年12月11日日立製作所は11月11日、Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)ファミリーのラインアップにビッグデータの高速分析を支えるデータアクセス性能と信頼性を備えたオールフラッシュアレイ「Hitachi Virtual Storage Platform VSP F400」「Hitachi Virtual Storage Platform VSP F600」「Hitachi Virtual Storage Platform VSP F800」(VSP Fシリーズ) の3機種を追加し、全世界で販売を開始した。各製品の出荷開始は同月17日を予定している。VSP Fシリーズは、データアクセス性能やデータ容量を強化したフラッシュモジュールの「Hitachi Accelerated Flash DC2(HAF DC2)」を採用し、システムの導入や運用にかかるコストを抑えつつ、データ分析に必要となるデータアクセス性能と信頼性を実現するオールフラッシュアレイ。HAF DC2に独自のデータ圧縮機能を新たに搭載することで、高いデータアクセス性能を維持しながら大量データの効率的な格納が可能となるため、搭載フラッシュモジュール台数を抑え、導入コストの軽減を図るとともに、消費電力や設置スペースを削減することができる。また、ストレージ基本ソフトウェアにはハイエンド向けストレージシステムを含むVSPファミリー全製品で採用する「Hitachi Storage Virtualization Operating System(SVOS)」を搭載し、データの欠損を防ぐデータ保護機能を備えている。大量データへの高速アクセスを実現することで、顧客の新たなサービス開発や業務改善などに向けたビッグデータの利活用が可能だ。各製品ともに物理容量は6.4TB~、ファイバチャネルは16Gbps×4ポート~、キャッシュはVSP F400で128GB、VSP F600で256GB、VSP F800で256GB~となる。価格はいずれも税別でVSP F400が1740万円~、VSP F600が2490万円~、VSP F800が4060万円~。なお、HAF DC2はディスクアレイシステムの「VSP Gシリーズ」にも搭載が可能。ハイエンドからミッドレンジまで幅広く対応するVSP Gシリーズにシステムの規模や用途に応じて組み合わせて利用することができるという。
2015年11月11日ネットワールドは29日、米PernixData製ストレージ高速化プラットフォームの最新版「PernixData FVP 3.0」の販売を開始する。最新版では、VMwareの最新ハイパーバイザー「vSphere 6.0」に対応している。「PernixData FVP」は、VMwareのハイパーバイザー内にカーネルモジュールとしてインストールし、サーバに搭載された高速なメディアをキャッシュ利用することで、既存ストレージのI/O性能、レスポンスタイムを高めるソフトウェア。最新版の「PernixData FVP 3.0」では、VMwareの最新ハイパーバイザー「vSphere 6.0」に対応。また、関連する顧客のデータを収集し、環境の健全性を事前に把握する機能「PernixPlus」を搭載。これにより、問題の発生以前に潜在的な問題を発見したり、サポートチームによる迅速な問題解決に役立てたりすることが可能となる。ユーザーインタフェースは、HTML 5をベースとしたデザインに刷新し、よりモダンで高速、かつ柔軟なインタフェースになったという。エディション構成は、全5種類の有料ライセンスに加え、今回から無償で利用できる「FVP Freedomエディション」を提供。無償版は、読み込み(リード)の高速化、分散耐障害性メモリ(DFTM)など、「PernixData FVP」の基本的な要素を備えている。無償版のサポートは、PernixDataが運営するコミュニティフォーラムにより提供されるが、これに加え、ネットワールドは独自の日本語コミュニティフォーラム「FVP Freedom」を開設する。同フォーラムは、当面はネットワールドが運営を支援し、いずれはPernixData本社の管理下に移行する計画。
2015年10月29日日本IBMは10月22日、データ保護や可用性と同時にデータに基づくリアルタイムな洞察を提供することを目的にフラッシュデバイスで高速化したミッションクリティカル業務向けハイブリッドストレージ「IBM DS8880ファミリ」を発表した。同シリーズはプロセッサやメモリ、搭載ストレージ構成などが異なる「IBM DS8884」「IBM DS8886」「IBM DS8888」の3モデルが用意されており、用途に応じて選択することが可能。99.9999%超の可用性に加え、ハイパフォーマンスフラッシュエンクロージャーモジュールを組み込んでおり、銀行や金融業界、小売業界のシステムのほか、電子カルテ、ERP、CRMなどのミッションクリティカルアプリケーションを従来機比で最大2倍程度の高速化を実現するという。また、ストレージ需要の増大に伴い複雑になりがちな管理を、直観的でわかりやすいGUIを採用することで、簡素化と集中化を実現し、運用上の課題解決を図ることができるほか、IBM Power Systemsベースの最新アーキテクチャでは冗長化されたすべての構成部品のオンライン・アップグレードが可能なため、システム停止のリスクが軽減され、ダウンタイムも年間30秒程度に最小化できるという。さらにリモート・ミラーリングが可能なため、可用性に優れたサーバ機能と統合することで高い可用性が実現可能。マルチサイト化された災害復旧ソリューションが導入されている場合、ダウンタイムのさらなる短縮が図れるとする。なお、最小構成価格はいずれも税別でDS8884(物理容量4.8TB)が7259万500円、DS8886(同)が9124万7800円で12月4日に発売を予定し、DS8888については価格は検討中で2016年上半期に提供開始を予定している。いずれも新型の19インチラックを採用することで、設置面積は従来ラック比で30%の削減ができるとのことで、同社ではスペースとコストを含めたリソースの稼働率を最大化できるようになると説明している。
2015年10月22日日立ソリューションズは10月16日、エンタープライズ型地理情報システム「GeoMation」において、日立製作所の高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binderプラットフォーム」(以下、HADBプラットフォーム)と連携し、ビッグデータ活用を実現するための並列時空間検索機能を組み込んだオプション製品「GeoMation Option for Hitachi Advanced Data Binderプラットフォーム」の販売を10月23日から開始すると発表した。価格は個別見積もり。「GeoMation」は保管する業務データを地図上で可視化して業務効率の向上を支援する地理情報システム。「GeoMation Option for Hitachi Advanced Data Binderプラットフォーム」に組みこまれた並列時空間検索機能は、日立が総務省から受託した「G空間プラットフォームにおけるリアルタイム情報の利活用技術に関する研究開発」において、日立が研究開発したアルゴリズムを基に、日立ソリューションズが開発したもの。「GeoMation」に「HADBプラットフォーム」と同製品を導入することによって、時間軸に応じた車両や人の位置情報や移動状況、気象情報およびSNSなどのビッグデータを高速に検索し、地図上に時系列に重ねて表示できるようになる。企業や自治体はそれらを分析・加工することで、交通環境の改善や防災対策、販売促進施策などに活用することが実現される。
2015年10月19日FacebookやAppleに続いて、米GoogleがモバイルWebを高速化する取り組みに乗り出した。10月7日(現地時間)、同社は「Accelerated Mobile Pages (AMP) プロジェクト」の最初の技術仕様をGitHubでリリースしたと発表、また開発者向けデモの提供を開始した。Webがデスクトップからモバイルへと拡大し、今では主流がモバイルに移ろうとしているが、デスクトップ環境では小さな差に過ぎなかったコンテンツ配信や広告配信の質のばらつきがモバイルでは大きな体験の差に感じられる。Soastaの調査によると、3.3秒かかっていたモバイルページのロード時間を1秒短縮できたらコンバージョン率が最大27%も向上する。そこでFacebookは、Facebookのモバイルアプリのニュースフィードにおいてパートナーメディアがコンテンツを高速に表示できる「Instant Articles」というダイレクトホスティングを開始した。Appleも媒体がiOSユーザーに記事やニュースを配信する仕組みを用意し、iOS 9に「News」という新しい標準アプリを追加した。しかしながら、Instant ArticlesやNewsのようなソリューションは高速化という点では有効であるものの、特定のプラットフォームに配信が制限されるためWebの断片化につながる可能性が指摘されている。AMP HTMLは既存のWeb技術で構成されており、テンプレートベースのシステムではなく、媒体やコンテンツ管理システム(CMS)プロバイダーがそれぞれのCMSに統合してAMPコンテンツを生成できる。媒体が引き続き自身のコンテンツを提供でき、柔軟に広告やビジネスモデルを統合することが可能。この高速化の取り組みがモバイルWeb全体に浸透するように、Googleはオープンソースで共有する。7日の段階で、同プロジェクトには、朝日新聞、BBC、BuzzFeed、Conede Nast、Financial Times、The Guardian、The Huggington Post、毎日新聞、The New York Times、産経デジタル、The Wall Street Journal、The Washington Postなど数多くの媒体が参加している。現段階で技術プレビューは高速化の仕組みを示すのみにとどまっているが、数週間の内にサブスクリプションモデルのサポートや広告提供のためのベンダーサポートなど、数々の機能追加が行われるという。
2015年10月08日Nginxは10月5日(米国時間)、「10 Tips for 10x Performance - NGINX」において、Webサーバを高速化するためのノウハウを紹介した。高速化は対象となるシステムがどのような特性であるかを加味するとともに、状況に応じて実施する必要がある。予算の関係もあり実施できる高速化にも限界があるが、さまざまな側面から高速化する方法が紹介されており、チューニングのための導入資料として役に立つはずだ。紹介されている主なノウハウは次のとおり。ロードバランシングとリバース・プロキシサーバの導入ダイナミック・キャッシュの導入とスタティック・コンテンツの活用適切なメディアファイルの使用(写真にはJPEG、グラフィックにはPNG、動画にはMPEG-4、音楽にはMP3といったもの)HTMLやテキストデータの圧縮機能の有効化TLS/SSLの最適化HTTP/2やSPDYの活用バッファ、キープアライブ、ワーカープロセス、ソケットシャーディング、スレッドプールなど性能に関連する機能の活用やチューニングNginxの性能に関与するLinuxカーネルのパラメータの変更(net.core.somaxconn、sys.fs.file_max、net.ipv4.ip_local_port_range、net.ipv4.tcp_fin_timeout)関連するソフトウェアを最新版へアップグレードロードバランシングを導入すれば高いスケーラビリティが期待できるが、それだけ予算も必要になる。Nginxの設定やカーネルのパラメータ設定の変更などで実現できる高速化もあることから、Nginxの高速化に興味ある場合には試してみる価値はありそうだ。
2015年10月07日2014年6月に公開され、スマッシュヒットを記録した佐々木蔵之介主演の映画『超高速!参勤交代』の続編が、“超高速”で製作決定。タイトルも『超高速!参勤交代リターンズ』として、深田恭子らおなじみのキャストが再び勢ぞろいし、今度はご当地・いわきでのロケも交えて、故郷までの“帰り”を描くことが明らかとなった。“人なし・金なし・時間なし”で挑んだあの「参勤交代」は、まだ終わっていなかった!金山奪略を狙う老中・松平信祝によって無理難題を吹っ掛けられた弱小の湯長谷藩。金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木さん)を筆頭に、精鋭6名で“とんでもない”知恵を使って見事、「参勤」を成し遂げ、藩の取り潰しの危機を免れた前作。行きの「参勤」でお金も体力も使い果たした政醇たちだったが、最後の力を振り絞り「交代」を始めた一行は、その道中、故郷・湯長谷で農民一揆が起きたことを耳にする。政醇たちに打ち負かされ復讐に燃えた老中が、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。それを阻止するために、さらに“超高速”で走り抜け、なんとか藩に帰るのだが…、なんと城がない!?再び大ピンチに見舞われた湯長谷藩は、今度はいったいどんな奇策を使って、この無理難題に挑むのか!?観る者の度肝を抜く展開と、笑いあり涙ありの新感覚エンターテインメント時代劇が、さらに加速し、今度は“超高速”で故郷の湯長谷藩にリターンするさまを描く本作。佐々木さん、深田さん始め、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP) 、陣内孝則、西村雅彦ら前作でおなじみのキャスト陣と、監督の本木克英、脚本の土橋章宏らスタッフが再び勢ぞろいする。しかも今回は、前作では叶わなかった、かつて湯長谷藩があった福島県いわき市でのご当地ロケが実現。監督の念願でもあったいわきでの撮影には、清水敏男いわき市長や地元の青年団らも参加し、佐々木さん、深田さん、監督たちは温かな拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受けていた。さらに、本作の代名詞ともいえる“走り”のシーンを、いわきの小浜(おばま)海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、県立いわき公園内にある暮らしの伝承郷にて、村人に扮した衣裳に身を包んだ総勢150名の地元エキストラも参加し、いわきの伝統芸能である“じゃんがら念仏踊り”を披露。佐々木さん演じる湯長谷藩・藩主の内藤政醇と深田さん演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくというシーンが撮影された。ハマリ役だった“殿”役に再び戻ってきた佐々木さんは、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった。話をいただいたときは、やるの?またやるの?どうせまた走るんでしょ(笑)と話していましたが、結局前作の倍以上走ることになりまして、前より過酷です(笑)」と、撮影は様子を明かす。とはいえ、深田さんとの再共演には「あー姫が戻ってきた!と思いました。僕も待っていましたけど、皆が姫を待っていました(笑)」とうれしそうで、深田さんも「(佐々木さんが演じる)内藤様はとても心が温かいお殿様ですので、その側に戻ってくることができてすごく嬉しいです」と、2人の息はぴったり。深田さんは「前作もすごく面白かったですが、今回も台本を読んで皆さんの絵がすぐ浮かんできてとても面白かった。ぜひ楽しみにしていただきたい」と、期待を込めてコメント。佐々木さんも、10月末まで続く残りの撮影に「思いっきりやるだけです!一生懸命頑張っているのが美しく、可笑しくて、愛しい人々なので、ただただそれを演じていきたい」と決意を新たにしていた。『超高速!参勤交代リターンズ』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代 2014年6月21日より全国にて公開(C) 2014「超高速!参勤交代」製作委員会
2015年09月28日NECは9月17日、バックアップの複数拠点の集約を容易にする機能や大容量のバックアップ高速化する機能を搭載した「iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)」の新製品「iStorage HS8-50」と「iStorage HS3-50」を販売開始した。最小構成価格はいずれも税別でシングルノードモデルのiStorage HS3-50(8TB)が298万円から、スケールアウトモデルのiStorage HS8-50(12TB)が900万円から、増設ハイブリッドノードが2400万円、増設ストレージノードが1450万円。出荷日は10月30日を予定している。iStorage HS8-50は従来機(iStorage HS8-40)比で処理性能2倍、最大構成時容量2.8倍、iStorage HS3-50は従来機(iStorage HS3-40)比で処理性能を1.5倍に向上させており、順次海外でも販売開始を予定している。複数拠点からのバックアップを1カ所に集約可能にするバックアップシステムをプライベートクラウド型で構築する際に適したソフトウェア・オプション「High Speed Data Transfer option」」を「クラウドバックアップソリューション」として提供。同オプションは、バックアップ・サーバ側で重複排除を行って「iStorage HSシリーズ」専用の高速な通信方式を活用することで、回線コストおよびバックアップに必要な時間を大幅に削減する。大容量データのフルバックアップの高速化を実現するオプション「Open Storage Suite Option」を「高速フルバックアップソリューション」として提供。Open Storage Suite Optionは、Symantecのバックアップ・ソフトウェア「NetBackup」とiStorage HSシリーズを連携させ、従来のフルバックアップ運用を変更することなく、初回のフルバックアップ以降は自動で差分データのみを転送し、「iStorage HSシリーズ」内で新たなフルバックアップを自動合成することで、高速なバックアップ運用を実現する。両オプションの最小構成価格は338万円から(税別)で10月30日に出荷を予定している。
2015年09月17日以前、当媒体で「OutSystems Platform」という超高速開発ツールについて紹介した。同ツールの特徴のひとつに、「Visual Modeling」という視覚的言語を用いてモデル駆動型開発を行うことにより、ドラッグ&ドロップでプログラムを設計できることがある。最終的にC#やJavaのソースコードが生成されるが、開発者はソースコードを見ることも触ることもできないようになっており、C#やJava言語の知識を身に付けることなく業務アプリケーションを開発できるようになっている。今回、Outsystemsの国内総販売元であるBlueMemeによるプレス向けセミナーにて、筆者が実際に同ツールを使ったアプリ開発を体験してきたので、その様子をレポートする。ちなみに筆者は、当媒体に掲載するプログラミング学習記事の動作確認などのためにソースコードを“写経”したことがある程度で、実際にアプリを開発した経験はない。果たして、筆者のような未経験者でもアプリを無事に完成させることができるのだろうか。ではまず、OutSystemsのWebサイトで提供されているOutSystems Platformの個人向け無償ダウンロード版をインストールするところから始めよう。OutSytemsのWebサイトTOPページ右上の「Try now for free」ボタンをクリックすると、名前とメールアドレスを入力する画面となるので、情報を入力して「Get Started」ボタンをクリックする。しばらくすると登録したメールアドレスにメールが送られてくるので、そのなかの「ACTIVATE YOUR ACCOUNT」ボタンをクリック後、Sign UP画面が開いたら、名前とメールアドレスを入力し「SIGN UP」ボタンをクリックする。その次の登録画面で「Personal Environment」のURLやパスワードなどの情報を設定し「ACTIVATE ACCOUNT」をクリック。下記の画面になったら、「CLICK HERE TO CONTINUE」→「LET’S START」→「Download the Development Environment」で、同ツールのダウンロードが開始する。ダウンロード後は、画面の指示に従ってインストールを進めていけばよい。インストールが完了したら、「Service Studio」を立ち上げ、「Environment」のURLと登録メールアドレス、パスワードを入力して、「Personal Environment」環境へ接続し開発画面にログインする。以上で開発環境の構築ができた。このように、Personal Environmentを使用した場合は、OutSystems Platformの心臓部となるモデル変換エンジンがインターネット上のクラウドサーバで動作するため、サーバのセットアップやデータベースの設定は必要ない。また、生成されたアプリもクラウドサーバ上に構築されるため、接続する端末からURLを入力することでアクセス可能となる。さて、ここから実際に開発へ移っていく。今回著者は、あらかじめExcelで作成しておいたデータベースを連携させた簡易的な連絡帳アプリを作成した。OutSystems Platformでは、プロセスとインターフェース、ロジック、データの4種類のモデルを設計することにより、ソフトウェアの製造工程を自動化している。下記の画面は、ロジックモデルの設計画面。今回は、「BootStrapContact」をクリックするだけで自動でモデルが生成され、Excelで作成したデータベースと連携することができた。なお、この画面からSAPや外部APIと連携させることも可能だという。インターフェースモデルの設計画面に、データモデルをドラッグ&ドロップして、「1-Click Publish」というボタンを押すと、サーバへのアップロード、C#のソースコードとSQLスクリプトの生成・コンパイル実行、データベース定義の更新、アプリケーションサーバへのデプロイまでがすべて自動で行われる。簡易的なものではあるが、一応これでアプリの完成だ。作成したアプリはレスポンシブルデザインに対応しており、デスクトップ、タブレット、スマホなど端末にあわせたUIで表示される。こうして、アプリ開発未経験の著者でも、数十分ほどでWebアプリを作成することができた。もちろん、コードは一切書いていない。BlueMeme 代表取締役の松岡真功氏は、同ツールのコンセプトについて「OutSystemsの目指す方向性は、一般市民の人がアプリを作れるようになること。昔はエンジニアしかできなかったインストールという作業も、今では誰もがスマホからできるようになった。このように将来的には、ママが子どもの時間割を管理するアプリを作るなど、必要なアプリは誰もが自分で作れるようになることを目標としている」と説明していたが、今回の開発体験を通して、身をもってその可能性を感じることができた。興味のある方は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
2015年09月15日デネットは11日、PC内の不要なファイルやレジストリを自動的に削除したり、PCの設定を変更して動作を軽快にするWindows用ソフトウェア「かんたんパソコン高速化」を発売した。価格は税込3,229円で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。3台のPC(3つのOS)までインストールできる。不要なファイルやレジストリの削除をボタンひとつで自動的に行う「おまかせ高速化設定」や、細かく設定を決めることで自分に合ったクリーンナップを行える「カスタム設定」を用意。削除されたデータをバックアップし、復元することも可能。PCの動作速度に関係する各種設定を変更し、動作を軽快にする機能も搭載。該当項目は、「ウィンドウの最小化・最大化のアニメーションを表示しない」、「エクスプローラで画像のサムネイルを表示しない」といったものから、「ファイルやフォルダの最終アクセス時刻記録を無効にする」、「カーネルを常に物理メモリに配置する」、「アクティブなアプリケーションに優先的にCPUを割り当てる」まで幅広く、項目のオンオフは自動/手動で設定できる。このほか、PCにインストールされているプログラムを表示しアンインストールするツールも付属する。
2015年09月14日AOSデータは28日、クラウド技術を使ってPCを高速化するソフト「ファイナルいつでも高速化 Windows10 対応版」を発表した。9月4日から発売し、価格は4,280円(税別)。2億台のPCを分析したクラウドデータベースにより、PCに大木か負荷をかけずに最適なアルゴリズムを個別判別してメンテナンスを行うPC高速化ソフト。PCの状態を診断し、ソフトやドライバを最新の状態に更新、最適な状態へと自動チューニングする。PCの高速化として、HDDのデフラグ実行、レジストリやメモリの最適化に加えて、スタートアップや常駐アプリを改善して起動の高速化を図る。インターネットのブラウジングにおいても、帯域をフルに利用できるようにするなど応答速度の改善も行う。ファイルのダウンロード速度は平均で3倍ほど高速になるとしている。また、ドライバ類の自動更新(スケジューリング)も可能だ。セキュリティ面では、ウイルス、スパイウェア、アドウェアの検知を実施し、侵入を防ぐ。クラウド型のセキュリティエンジンを搭載することで、PCに負荷をかけずにチェックきるほか、別のセキュリティソフトとも併用できる。主な自動更新の対象アプリケーションは、Adobe Flash Player、Reader、Air、ShockWave、Google Chrome、Firefox、Opera、Apple iTunes、Microsoft Skype、Oracle Javaなど。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。
2015年08月29日Facebookは8月19日(米国時間)、「HHVM 3.9.0 ≪ HHVM」において、同社が開発している高速PHP実行環境であるHHVMの最新版「HHVM 3.9.0」の公開を伝えた。UbuntuとDebian向けのパッケージが提供されているほか、それ以外の環境ではソースコードからビルドするなどして利用することが可能。HHVM 3.9.0では型チェッカとランタイムのさまざまな機能拡張が実施されたほか、パフォーマンスを向上させるための変更が随所に取り込まれている。新しいトランスレーション・キャッシュ(TC)ではメモリ回りの処理が改善されており、これまでメモリを使い尽くしてトランスレーション・キャッシュがクラッシュしていたようなケースで適切に動作するようになっている。HHVM 3.9.0は長期サポートバージョンと位置づけられており、向こう12カ月にわたってサポートが提供される。HHVMとしては最初の長期サポートバージョンとなるHHVM 3.3はそろそろサポート期間が終了するため、2つ目の長期サポートバージョンであるHHVM 3.6や、今回リリースされたHHVM 3.9への移行実施が望まれる。
2015年08月21日センチュリーは29日、SSDとソフトを組み合わせてPCの動作を高速化するインタフェースカード「OS活してSSD de 高速化 (CIF-HBC25MS)」を発表した。7月30日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込6,458円前後。SSDと付属のソフトを組み合わせてPCの動作を高速化するインタフェースカード。すでにOSがインストールされているPCに対して、SSDとこのインタフェースカードを組み込み、OS高速化ソフトを導入すると、PCの動作を高速化できる。仕組みは、PCのHDDに保存されたデータのキャッシュをSSDに読み込み、OSの起動やソフトの起動、Webページの読み込みなどを高速化するというもの。使用できるのは2.5インチSATA SSDとmSATA SSD。キャッシュして高速化するために必要なSSD容量の目安は、PCのメモリ容量の2倍~4倍程度。32GBといった容量の少ないSSDを使用しても効果が得られるとしている。インタフェースはSATA 3.0で、バスインタフェースはPCI Express x1に対応。対応SSDは5V駆動の9.5mm厚2.5インチSSD、3.3V駆動のmSATA SSD。本体サイズはD138×H80mm、重量は約60g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。
2015年07月29日STAYERホールディングスは、iPhone対応メモリ「iShowFast32GB」を7月下旬に発売する。データの高速転送ができ、USB 3.0コネクタにも対応する。価格はオープン。同製品は、iOSデバイスのLightningコネクタとMac/PC用のUSB3.0コネクタに対応した32GB容量のUSBフラッシュメモリ。iPhone、iPadやパソコンなどに接続でき、音楽、動画、写真、プレゼン資料などのデータが保存できる。専用アプリの「iShowFast」(無料)を使えば、データの閲覧や再生が可能。セキュリティにも配慮し、パスコードロックによりデータの保護も行える。転送スピードの速さが最大の特徴で、約500MBのデータ転送は、国内で流通している他社製品と比べ、USB側の読み出しで約10倍、書き込みで約4倍、Lightning側の読み出しで約2.6倍、書き込みで2.4倍程度の転送速度になったという。MFi(Made for iPhone)も取得している。
2015年07月27日バッファローは6月30日、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ PD-1000」シリーズのソフトウェアアップデートを公開した。高速化や問題点改善を図ったほか、「ごみ箱」からの「かきだし」機能を追加したものだ。「おもいでばこ」は、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画を取り込んで保存し、テレビやタブレット、スマートフォンなどの画面で再生するボックス型のフォトストレージだ。今回のソフトウェアアップデートによって、終了時などにバックグラウンドで実施する「最適化」が高速化される。そのほか、一部のデジタルカメラで撮影したMP4動画の再生中に、定期的に映像が乱れる現象や、初回起動時の時間設定で画面上から「午前」を選べないなどいくつかの問題、軽微なバグの修正を行った。さらに、「ごみ箱」内の写真や動画をUSBメモリーなどの外部ストレージに直接書き出すこと機能を追加。ごみ箱から完全に削除する前に、別のストレージへデータを移動できる。アップデートは、本体をインターネット接続している場合、ホーム画面の「アップデート」ボタンから行える。パソコンで同社サイトからアップデータをダウンロードし、USBメモリー経由でアップデートすることも可能だ。
2015年06月30日富士通研究所は、遠隔地からファイル共有サーバを利用する際のファイルアクセスをソフトウェアで高速化するデータ転送高速化技術を開発したと発表した。従来、クラウドに集約されたファイル共有サーバを遠隔地から利用する際に、ネットワークの遅延によりファイルのアップロードやダウンロードに時間がかかるという課題があった。そこで同社ではこれまで、遠隔地間のデータ転送を高速化する技術として、一度送信したデータを2回目以降省略する重複除去技術を開発してきたが、ファイル共有プロトコル(CIFS、SMB)特有の処理があるため、効果が限定的だったという。ファイル共有プロトコル(CIFS、SMB)特有の処理と課題としては、多数のファイルを含むフォルダーのコピーでは、ファイルごとに属性情報やファイル取得の通信が発生するため、遅延が大きいネットワーク環境でフォルダーを転送すると各通信の遅延が累積して遅くなる点や、比較的大きなサイズのファイルを転送する場合、転送するファイルを数十KBといった小さなデータに分割して、各データにヘッダー情報を付加するが、このヘッダーは毎回変更される情報であるため、過去に同一のデータを転送したことがあっても異なるデータに見えるため、重複除去が効かない点があるという。そこで同社は今回、クライアント・サーバ間の通信を中継するソフトウェアを新たに導入することで、遠隔ネットワーク上で複数のファイル名、ファイルサイズなどの情報取得で発生する通信回数を減らし、ネットワーク遅延の影響を低減する技術を開発した。同社の社内実験では、容量の小さな多数のファイル転送を最大で10倍高速化できることを確認したという。さらに、ヘッダーの分離技術により、大容量ファイルの転送を最大で従来の20倍高速化することも確認した。今回、開発した技術では、サーバとクライアントの両方にデータ転送高速化のモジュールを設置し、以下の手順で高速化する。[サーバ側のモジュール](1) 複数ファイルを含むフォルダーのダウンロードが実行されていることを認識(2) ダウンロードするすべてのファイルを一括してクライアントの代理で先読み(3) 先読みしたファイルはまとめてクライアント側のモジュールに転送[クライアント側モジュール](4) ファイル共有クライアントからのデータ取得の要求にサーバの代理で応答これにより、遠隔ネットワーク上で複数のファイル名、ファイルサイズなどの情報取得で発生する通信を大幅に減らし、ネットワーク遅延の影響を低減することができるという。同社では、富士通での社内実証を経て、2015年度中にデータ収集・統合ソフトウェアの転送高速化機能として製品搭載を目指す。
2015年06月22日ロームは6月16日、物流用途や医療用途のプリンタ向けに高画質かつ高速印字を実現する、新構造を採用したサーマルプリントヘッド技術を開発したと発表した。医療用途のプリンタでは、リストバンドや医療容器ラベルのような微細領域に高精度の写真や微細な文字を印字するといった高解像度と印字品質が求められる一方で、インクを使わずに安全である、といったニーズが求められている。従来、サーマルプリントヘッドは、高速に連続印字をする場合に完全に放熱しきれず蓄熱するため、発熱体の温度が徐々に上昇してしまうことで、発色にじみが発生し、印字品質が低下するといった問題があった。今回開発された新構造のサーマルプリントヘッドは、材料と構造の見直しを抜本的に実施し、独自の微細加工技術と組み合わせることで、医療分野で使用される小型ラベルなどで、従来では表現しきれなかった小さな文字をプリントすることを可能とする600dpiの解像度と300mm/秒の印字速度を実現した。また、高熱伝導材料と新構造を組み合わせることで、高速印字の際に問題となっていた放熱性を従来品比の数倍に高めることに成功。高速連続印字時でも発熱体部の温度を安定させることができるため、高速でも印字品質を損なわず鮮明な印字を実現したという。なお、同社では今後、同技術を用いた製品の2015年中の量産化とともに、高画質と印字速度を活かしたラインアップの拡充を目指すとしている。
2015年06月16日○Javaエンジニア不足を解消!Java高速開発支援ツール「JRebel」「XRebel」とは景気上昇にともなうJava開発案件の増加により、Javaエンジニアの確保が困難になっているという。そこで、少人数の開発スタッフでも高品質なJavaアプリケーションを短期に開発できるような開発体制の実現が強く求められている。これを支援するのが「JRebel」および「XRebel」だ。両製品は、米国マサチューセッツ州ボストンに活動拠点を置き、エストニア共和国を本社とするIT企業 ZeroTurnaround社によって開発。現在世界80カ国で5,200社以上、フォーチュン100の36%の企業で導入実績があり、6万5,000人以上のユーザーに利用されているツールだ。このZeroTurnaround社の製品を日本国内総代理店として事業展開しているのがインフォメーション・ディベロプメントである。○わくわくする未来創りに参加する1969年に創業したインフォメーション・ディベロプメントは、「わくわくする未来創りに参加する」という企業理念に基づき、幅広いITサービスを提供する。グループ全体で1,800名を超えるエンジニアが、金融、運輸、公共など、24時間365日止めることができない社会インフラをサポート。また、中国、シンガポール、米国、英国、ミャンマーを拠点に、グローバルで事業を展開している。事業戦略として「i-Bos24(ID’s Business Operations-Outsourcing Service24)」と名づけたビジネスモデルを展開。国内4社、海外4社のグループ企業全体で、コンサルティングからソフトウェア開発、システム運営管理、クラウド/セキュリティ、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)までをワンストップで提供している。同社でITプラットフォーム・サービスとセキュリティを担当する部門が、iD-Cloudソリューション(iCS)部である。同部 次長の原田旨一氏は、「システム開発および運営管理は人月ビジネスのため、エンジニアが不足するとビジネスに大きなインパクトがあります。そこでシステム開発および運営管理のサービス化を推進しています」と語る。iCS部では、さらに人月に依存しないビジネスモデルとして、パッケージ製品の販売事業も展開している。パッケージ販売ビジネスでは、同社米国子会社の研究開発(R&D)部門が、まだ日本で販売されていない製品やサービスを世界中から見つけ出し、日本国内で販売するための研究開発に取り組んでいる。その一環として、2015年2月より販売を開始した主力パッケージ製品が「JRebel」と「XRebel」である。前者はJavaアプリケーション開発におけるアプリケーションサーバの再起動を不要にすることで開発工数を削減するツールで、後者はJavaアプリケーションの画面操作で問題を見つけて品質を向上するツールだ。○Javaアプリの開発工数を削減するJRebel一般的なJavaアプリケーション開発では、機能変更やバグ修正などを行う場合、コードを変更し、ビルドおよびコンパイルを行い、アプリケーションサーバを再起動して、正しく変更されたかを確認する作業を繰り返す。このとき、アプリケーションサーバの再起動には速いもので30秒、遅いものでは30分もの時間が必要になる。しかも1日あたり50回以上の再起動が必要であり、ムダな開発工数と開発期間を費やすことになる。JRebelを導入することで、アプリケーションサーバの再起動が不要になり、コードを変更してビルドおよびコンパイルを行うと、すぐに変更を確認できる。これにより、開発工数の削減と開発期間の短縮が可能だ。それでは、実際にどれくらいのコスト削減効果があるのか。(A)アプリケーションサーバの再起動時間を1分(B)1時間あたりの平均再起動回数を10回(C)1日あたりのコーディング時間を7時間(D)1カ月あたりのコーディング日数を20日(E)1時間あたりの開発者単価を3300円(月単価:52万8000円)※1上記のとおり仮定した場合、計算式は(A×B/60)×C×D×Eとなり、結果として1開発者1カ月あたり約7万7000円、約23.3時間の削減効果が期待できるという(※1参考サイト 「開発対象別係数」、「使用技術別係数」は単価に含めていません)。システム・インテグレーション・サービス第2(SIS-2)事業本部 第1部 GL、渡辺暁氏は「システム開発の現状として、プロジェクトが短納期化、業務や技術が複雑化する傾向にあります。JRebelを導入することで、少数精鋭のJavaエンジニアにより、Javaアプリケーションを短期間で開発することが可能になります」と語る。○Javaアプリの品質を向上するXRebel一般的なJavaアプリケーションの機能確認では、SQLやセッションの情報、メモリ上に保存されているオブジェクトの状況、例外情報などをログで確認していた。XRebelは、機能を確認したいJavaアプリケーションの画面操作を行うことで、Javaアプリケーションに潜む問題を容易に発見することができる。XRebelは、アプリケーションサーバの起動オプションを1カ所指定するだけで導入が可能。開発中のシステムに手を加えることなく導入することができる。XRebelで確認できるのは以下4つの情報である。・画面遷移中のサーバ内処理時間・SQL/NoSQL/ウェブサービスのアクセス時間、処理時間・セッションに保存されているデータの内容、サイズ・処理中に発生した例外情報渡辺氏は「XRebelを導入することで、一般的なテストでは発見することが難しい問題を容易に見つけることができます。画面操作でJavaアプリケーションの問題を発見できるので、Javaに関する高度な知識を持たないエンジニアや管理者でも問題を発見できます。この結果、高品質なJavaアプリケーションが開発できます」と話す。原田氏は「システム開発を取り巻く環境の変化により、今後は少人数で高品質なJavaアプリケーションを短期間で開発しなければなりません。特に要件定義などの上流工程に開発時間の多くを費やすため、コーディングやテストの工程がきわめて短期間になっており、こうした状況ではJRebelおよびXRebelが非常に有効となります」と強調する。JRebelでは今後、Androidアプリケーション開発に対応した製品の提供も予定されており、ますます活躍の場が広がりそうだ。
2015年06月16日富士通は6月9日、20Gbpsのネットワークに流れる通信データをPCサーバでフルワイヤーキャプチャしながら、蓄積したデータから必要な情報を高速に検索できるソフトウェア「FUJITSU Network Virtuora TC」の販売を開始した。同製品は通信データの証跡を完全に管理するためのソフトウェア。広帯域なネットワークを流れる通信データをフルワイヤーキャプチャーし、セションごとにインデックスを生成することで、大量の通信データの中から目的のデータを数秒から数十秒で抽出できる。本来、広帯域のネットワークを流れる通信データをフルワイヤーキャプチャーするには高価な専用機器が必要だが、PCサーバ上のソフトウェアで実現することで、ネットワーク品質管理システムなどのCAPEX(Capital Expenditure:機器投資)の削減を実現する。システムを止めずにデータ保存サーバを増設でき、通信データの欠損なく蓄積容量を拡張可能。蓄積を継続しながら最大702TBまで蓄積容量を拡張できる。同製品の利用シーンとしては、「通信回線サービスの品質管理」「ネットワークDevOpsソリューションの強化」「セキュリティ対策」などがある。価格は、「基本ソフトウェアライセンス V01」が600万円、「データ保存サーバ1追加ライセンス」が40万円、「V01 メディアパック」が2万円(いずれも税別)となっている。同社は2015年度中に、セキュリティやネットワークフォレンジック用途向けにAPIをさらに拡充した製品を販売する予定。
2015年06月10日島津製作所は5月28日、高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8060を発売すると発表した。LCMS-8060は同社の超高速質量分析計UFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズのフラッグシップモデルに位置づけられており、世界最高のスキャンスピード(30,000 u/sec)と極性反転スピード(5 msec)を両立するとともに、イオンサンプリング能力の向上により3倍の高感度化を実現した。また、新開発のイオンガイドUF Qarrayの搭載により優れた頑健性も備えており、測定部の性能低下を抑制しながら安定した連続分析を行うことが可能だという。同製品はルーチンの高感度分析に適しており、特に血液などヒトから採取した生体試料中の薬物濃度の測定(バイオアナリシス)での活用が期待される。
2015年05月28日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン電子製のドキュメントスキャナ「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品として、高速スキャンと搬送力を両立したA4対応モデル「DR-C240」を5月28日より発売すると発表した。価格はオープンプライスとなっている。新製品は、カラー毎分30枚で両面原稿60ページ、モノクロ・グレー毎分45枚で両面原稿90ページ(いずれもA4タテ、200dpi時)の読み取り速度を備えたA4対応のドキュメントスキャナで、デスクサイドや店舗のカウンターに置けるコンパクトボディでありながら、原稿の重送を高精度に検知する「超音波重送検知」や重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用している。また、ADF(自動原稿送り装置)の給紙性能が向上し、さまざまな紙文書に加え発注書や領収書、名刺などをスムーズに連続で読み取りが可能。厚みのあるカードや免許証に加え、パスポートもADFを通してスキャンでき、一台で幅広い用途に対応している。さらに、高機能スキャニングソフト「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成、白紙によるファイル区切り、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリーム対応など、多彩な機能が備わっている。
2015年05月26日