マメ(mame)は、5月18日から24日まで、伊勢丹新宿店で、2016春夏コレクションアイテムを紹介する期間限定ショップを同店本館3階段センターパーク/ザ・ステージ#3にオープンする。今シーズンのマメのテーマは、錬金術師を意味する「アルケミスト(Alchemist)」。デザイナーの黒河内真衣子によれば、小説家パウロ・コエーリョ(Paulo Coelho)の作品『アルケミスト-夢を旅した少年』の主人公を自らと重ね、黒河内が夢の中で旅をしたアメリカ・ニューメキシコ州での出来事を「錬金術」と捉え、この錬金術こそが自らにとっての「服をつくる」ことであり、2016春夏アイテムで具現化したという。今回の展開アイテムは、ニューメキシコの広大な大地を“乾いた土色のようなベージュ”や、足元を這う植物を“白みがかったグリーンの白緑(びゃくろく)”で表現。会場では三越伊勢丹限定として4つのアイテムが発売される。「Lace & Embroidery I-Line Dress」(5万8,000円)は、デコルテを透かして見せる繊細なレースが印象的なブラックのドレス。女性のフォルムにフィットするこのシルエットは、同ブランドのアイコニックな定番スタイルで、キーカラーであるミントグリーンのレースに、シーズンを象徴するボタニカルなモチーフが刺繍されている。「Open Shoulder Cotton Blouse」(3万9,000円)は、ハリ感のあるコットン地がナチュラルな風合いを醸し出し、肩口や胸元が大胆なカッティングのブラウス。オーバーサイズのゆったりとしたシルエットは、リラックスした着こなしを実現。カラーはホワイトとネイビーの2色展開となっている。「Botanical Embroidery Tight Skirt」(4万3,000円)は、程よい光沢感とハリ感のあるジャージ素材を使用したネイビーのタイトスカート。削ぎ落としたミニマルなデザインに、ややハイウェストのシルエットがクラシカルなニュアンスがプラスされ、こちらもボタニカルな刺繍が施されている。「Rayon Tuck Pants」(4万3,000円)は、八分丈のパンツで、直線的なラインを意識したデザインがすっきりとした着こなしを実現。ミニマルなデザインが美しい生地感とドレープを強調する仕上がりになっている。尚、会期中、5万円以上購入した先着12名には、会場装飾でも展示されている「叢 - Qusamura(くさむら)」(広島県西区)の植物がプレゼントされる。
2016年05月19日マメ(mame)は、2016年春夏コレクションの新作PVCバッグコレクションを発表。2016年4月より順次発売される。ファーストシーズンから登場しているPVCバッグ。アートピースのような繊細な美しさと、画期的なアイディアで瞬く間に注目を集め、ブランドのアイコンのひとつとなっているアイテムだ。新作コレクションでは、トート2種とクラッチ、チェーンバッグの全4型を展開。ガラスビーズのような模様のPVCがもつ、透明感ある美しさを生かすために、シンプルなデザインに仕上げた。バッグにあしらわれた金具は、デザイナー黒河内真衣子自身が、コーディネートのキーカラーとしてよく使用するゴールドを採用。繊細なマテリアルにアクセントとしてプラスされている。【詳細】mame 新作PVCバッグコレクション発売時期:2016年4月展開店舗:三越伊勢丹、そごう西武、オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)、ビームス(BEAMS)、そのほか大手百貨店・セレクトショップ※そのほか取扱い店舗詳細についてはブランドニュースまで。価格:・チェーンバッグ 48,000円+税・クラッチ 30,000円+税・トート縦長 25,000円+税・トート横長 28,000円+税【問い合わせ先】ブランドニュース03-3797-3673
2016年04月09日mame(マメ)の2016-17年秋冬コレクションが発表された。今季も「Alchemist」と題された、デザイナー黒河内真衣子の旅は続いている。現実と夢の狭間に広がる儚げなムード、古い屋敷を改装したホテルの雰囲気、旅の最中で出会った老夫婦。それらの要素一つひとつが、クリエーションの中に落とし込まれ、艶やかさを秘めたコレクションを築き上げている。肩のラインは落ち、アームラインは驚くほどに大きなガウンコートは、アイコンルックに。ビックシルエットの特性を活かし、ボリューム感のあるドレスとワイドパンツを合わせたり、胸元が大きくあいたカットソーを差し込んだり。少し短めに設定した袖口から、柄インナーをのぞかせたり。様々なレイヤードスタイルを生み出している。パンツスーツを筆頭に、少しだけ香るマスキュリニティ。ミリタリー調の布地は、洗いをかけたり、切り裂いて編み込んだりして、ソフトに。キルティングは、光沢を足して、女性らしさへと近づける。一方で、繊細なテキスタイルは今季も健在。羊をイメージしたというドット柄のジャカード、金刺繍で縁取った花模様、黒河内自らパッチワークしたオリジナルパターン。古い邸宅にある壁紙をイメージしたというジャカードは、美しいライトブルーに染め上げ、色っぽく仕上げた。コーディネートの幅を広げたのも、今季の特徴。編地や糸を変えて表情を出したニットや刺繍入りの羽織りなどを仲間に加え、オリジナリティをプラス。ナイトウェアのようなルーズシルエットも、デコラティブなベルトやアクセサリーなどの小物で着飾り、ドレスのような華やかなものへと昇華させている。
2016年04月07日2016春夏は「アルケミスト(錬金術)」をテーマに選んだmame。デザイナー・黒河内真衣子さんのインスピレーションを刺激するものとは?そして、彼女が考えるデザイナーの役割とは?彼女の言葉から、mameの現在地とこれからを読み解く。ーー2016春夏では錬金術、アルケミストがテーマになっています。これも、様々な素材や技術をmameなりのやり方で編んでいく「美しいイメージ」なのでしょうか。今回のコレクションにあたり、ニューメキシコと奄美大島を旅されたと伺いました。黒河内さんご自身が、その場所に赴くことは、クリエイションにはどのような影響があるのでしょうか?今は情報を集める方法が多岐に渡る時代です。携帯電話でも、自分が気になる情報をすぐ、簡単に調べることが出来ますよね。ところが「こういうものが見たい」と思って、実際にその場所に赴いてみると、探していた目的以上の何かを発見することがあります。目にしたささいなことに心を動かされることがよくあります。例えば、目的地への道中で見た光景だったり、工場の片隅にあるゴミ箱に捨てられていた試作品の一部だったりするかもしれません。実際の現場でしか触れられないものは、携帯の画面上では決して出会えないものだと感じています。その何かに出会うために、時間を作り、なるべく現地へ行くようにしています。試作品の一部は、現場の人にとっては日常の光景だったり、捨ててしまうほど、些細なものかもしれませんが、私たちにとっては、新しいデザインを想像するための重要なヒントにもなりえます。「このピースを、美しいドレスのパーツとして使ってみたい」という思いが沸き上がってきます。デザイナーとして私がいつも行っていることは、そういったパズルの組み合わせを考えていくことです。半年後の次のクリエイションのために、パズルを完成させるためのかけらとかけらの組み合わせを探しています。ーー具体的に、2016春夏のコレクションではどのようなパズルの組み合わせが見つかりましたか?今シーズンは、鹿児島県の奄美大島とニューメキシコの2カ所をリサーチに訪れました。それぞれの場所ではまだパズルは完成しなくて、破片のようなものでしかありませんでした。途中の鹿児島ではミルク色の薩摩焼を目にしたり、奄美大島のでは泥染の技術を学びました。ニューメキシコでは、美しいグリーンの風景を表現するためには、どんな色の掛け合わせや技法が出来るだろう?と思いを馳せていました。それらの記憶を元に、日本に戻って職人さんと話しながら「自分が見てきた、あの景色の色を作りたい」と相談しながら進めてきました。そうして完成したのが2016春夏コレクションです。ーーこれからのmameは、女性にとってどんなファッションでありたいと考えていますか?ブランドを設立した当初からずっと変わらないことですが、自立した女性には、オンでもオフでも、様々なシーンの中でその人だけの戦いがあると思います。その人たちの背中を押してあげられるような、そんな洋服を作っていきたい。それがmameというブランドの役割だと思っています。1/2に戻る。
2016年01月19日mameの服からは、情景が浮かび上がる。凛とした強さを、繊細なディティールで包み込んだかのようなコレクションで私たちを惹き付けるmame。11SSのデビューから5周年を迎えたmameのデザイナー黒河内真衣子さんに会いにいった。彼女の言葉から、mameの現在地とこれからを読み解く。ーーmameのデビューから5年が経ちました。この5年でmameが思い描く女性像に変化はありましたか?具体的な女性像は大きく変化していませんが、ブランドとしての挑戦は続いています。例えば「mameの洋服を着るシーン」は、以前よりも多様化していると思います。海外で展示会をしたり、様々な人たちとの出会いの中で、自分自身が「こんな服を着てみたい」という思いが新たにめばえ、そこからデザインやコレクションのイメージが広がることもあります。環境が変わることで、自分たちが着る洋服のバリエーションも増えていき、同時にアイテムの多様化に繋がっていると思います。ーー「挑戦」というキーワードが挙りましたが、mameにとっての「挑戦」とは?具体的なアクションではありませんが、昨年はmameをというブランドを新たに知って下さる方が増えてきていることを実感した1年でした。mameの商品には刺繍やレースなど繊細なディティールを用いたアイテムも多く、その強度と共に商品のクオリティを高めていくことが、次の大きな挑戦になっています。次のステージに向けて生産背景を整えている段階なので、わかりやすい挑戦ではないかもしれません。かといって、コレクションが守りに入る訳ではありません。今まで取り入れなかった素材や技術に挑戦することで、新たな表現を模索しています。ーー昨年末には、ファッションシーンの明日を担う女性に贈られる賞として『VOGUE JAPAN Women of the Year 2015』の中に新設された「Rising Star of the Year 2015」を受賞されました。黒河内さんご自身は、ファッションにおけるデザイナーの役割をどう捉えていますか?ファッションには華やかなイメージがあります。そういった華やかな面が、誰かの希望や憧れの対象になることもあると思います。一つのブランドとして、ファッションのそういった側面を見せることも大切だという思いはあります。華やかさがある一方で、様々な生産工程があることも事実です。工場やファッションに携わる現場の方々の働きがあって初めて、私たちのブランドが華やかな憧れの対象になりえるのだと思います。押し付けがましく生産背景を発信していくのではなく、ファッションが生まれる現場が持つ魅力を、まず私たちがよく理解すること。そしてmameというフィルターを通して「美しいもの」として発信していきたいです。2/2に続く。
2016年01月19日今年、圧倒的な活躍をした女性たちに贈られる「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」の受賞式が26日、目黒雅叙園にて行われた。11回目となる同誌のアワードで最も幅広い17歳から91歳までの女性たちが、そのスタイル、生き方、美において女性たちをインスパイアするとして選出された。15年の受賞者は、阿部千登勢(サカイ・デザイナー)、志村ふくみ(染織作家、随筆家)、菅原小春(ダンサー)、西加奈子(作家)、広瀬すず(女優)、BABYMETAL(メタルダンスユニット)、吉田羊(女優)、渡部香生子(競泳選手)。そして、ファッションシーンの明日を担う女性を応援するとして今年新設された「Rising Star of the Year 2015」を、黒河内真衣子(マメ・デザイナー)が受賞した。受賞式にサカイの16春夏のブラックドレスで登壇した阿部は「今年はナイキとのコラボレーションや、ブランドブックを発表したりと目白押しで、充実した1年であったことは確か。今後も安定を求めるのではなく、今後も攻めていきたい。そして、まだみたことのない風景を見るために挑戦し続けたい。」と情熱を込めてコメントした。バーニーズ ニューヨークのキャンペーンや、スティービー・ワンダーとの共演も話題になったダンサーの菅原小春は長身が映えるルイ・ヴィトンの白地にブルーの装飾が煌めくロングドレスで登場し「ダンスが私をここに連れてきてくれた。これからも女性の強さをダンスで表現していきたい」と、喜びに満ちた表情で語った。そして、カンヌ国際映画祭への出品作品『海街 diary』でのみずみずしい演技も記憶に新しい広瀬すずはシャネルの膝丈ワンピースの胸元にフラワーモチーフのブローチを添えた清楚なスタイリングで登場。「この賞に恥じないよう、すてきな女性になりたい」とまっすぐな瞳で述べた。また、出演映画が今年6本公開されるなど“遅咲き女優”としてブレイクした女優の吉田羊はプロエンザ スクーラーのファーがあしらわれたブラックドレスで登壇。今年女性に生まれてよかったと思った瞬間を問われ「母親役を演じられること。役を通じて、子を愛しいと思えたり、子宮がうずく感覚を覚えること」と女優ならではのコメントを返した。そして、明日のファッションシーンを担う女性として「Rising Star of the Year 2015」を受賞した黒河内は「ブランドとして新しい出会いがある一方、新しい課題もある。これからもいい物づくりが出来るよう精進したい」と、15秋冬マメのブルーのドレスに身を包みコメントした。
2015年11月27日エイベックスが3年半の開発期間を経て開発した大麻布「麻世妙 majotae(まよたえ)」を使ったアイテムが3月25日から伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で展開される。「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」「マメ(mame)」「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」らが、日本古来の布の魅力を活かした限定アイテムで表現する。ヨウジヤマモトは、女性らしいシルエットのロング丈ブラウス(5万6,000円)のパターンを新たに引いた。同アイテムはフロントタックに麻世妙を使用し、その素材感を際立たせている。メンズアイテムとしては、1987年のコレクションで好評を得たパネルデザインのモノトーンジャケット(12万円)を、麻世妙でリバイバルさせた。同ジャケットに数シーズン前から人気の高いサルエルパンツ(6万円)をスタイリングすることで、麻世妙を軸に過去と未来を繋げるルックに仕上げている。デザイナーの山本耀司も「伝統を未来に繋げる」という麻世妙のコンセプトに共感し、今回の限定品製作に至ったという。マメは、麻ならではの透け感を活かしたチュニック(7万1,000円)、トップス(3万8,000円)、ワンピース(7万5,000円)の3アイテムを製作。ワンピースの前面には、14-15AWコレクションにも採用されたスズランモチーフの刺繍が施されている。デザイナーの黒河内真衣子は、日本各地の伝統的な技法にインスピレーションを受けたコレクションを発表しており、今回のコラボレーションが実現した。ケイタマルヤマは、麻世妙でドレス2型(8万5,000円から)とスカーフ1型(3万3,000円)を製作。デザイナーの丸山敬太は「麻は保温性もある一方、涼感も与えてくれる素材。環境に寄り添う素材を活かすため、着る人の肌に近いアイテムを作りたいと思い、着るごとに肌になじむようなシルエットのシャツワンピースをデザインした」と同店の公式動画内でコメントする。ミナ ペルホネンは、麻世妙を使った新生児のためのおくるみ(2万円)と帽子(1万5,000円)をデザイン。ミナ ペルホネンを代表する鳥や草花のモチーフが連なる「forest parade」のレースが施されている。いずれも肌触りのよい麻世妙を赤ちゃんの肌に触れる内布に、外布にはオーガニックコットンを採用している。また、同モチーフのレディスアイテムとして、ドレス(6万5,000円)とブラウス(3万8,000円)の2型も製作した。4月1日から6日には、同店本館7階催物場で「麻世妙~日本人が忘れていた布」が開催される。同展示では、麻世妙が持つ魅力と未来への可能性について、貴重な自然布コレクションやファッションアイテム、インスタレーションアート作品などを通じて伝えていく。
2015年03月25日「パフューム(Perfume)」は12月31日放送の第65回NHK紅白歌合戦にて、デザイナー・黒河内真衣子による「マメ(mame)」の衣装を着用して登場した。まとったアイテムは14-15AWと同様スズランの刺繍が施されたグリーン×ブラック×ホワイトのドレス。シースルーのレースやカッティングがセンシュアル。オープニングや司会の嵐と吉高由里子とのトークコーナーなど歌唱シーン以外で着用した。Perfumeは今回「クリンクリン(Cling Cling)」を歌唱。昨年に引き続き、ライゾマティクス(Rhizomatiks)の真鍋大度が手掛けた演出は、行灯を携えたドローン(マルチコプター)が舞い、最後にPerfume3人がキャッチするというもの。これらはwi-fiで制御された。パフォーマンス終了後、真鍋の公式インスタグラムにて最後のキャッチはPerfume3人からの提案と明かされた。真鍋は、「紅白2014無事完了!! 連日連夜お疲れ様でした。 Perfume最高です」とポストしている。また、振り付けを担当したMIKIKO先生はツイッターにて、直前に「緊張し過ぎてワクワクして来た」とポスト、終了直後には「号泣」とやり切ったつぶやきをアップした。
2014年12月31日日本ファッション・ウィーク推進機構は都内で会見し、11月5日と6日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催する「JFW ジャパン・クリエーション2015(JFW JAPAN CREATION 2015以下 JFW-JC)と「プレミアム・テキスタイル・ジャパン2015秋冬(Premium Textile Japan 2015A/W以下PTJ)」の開催概要を発表した。全国の産地・企業が集結する国内唯一の繊維見本市「JFW-JC」には韓国、台湾、中国、タイなど海外からテキスタイルゾーンに出展する41社を含む269社が出展。付加価値の高い素材を作り出すテキスタイルメーカーとアパレル・リテール企業のバイヤーやデザイナーブランドのデザイナーのビジネスマッチングの場を提供するテキスタイル・ビジネス商談会「PTJ」には68社が出展。最新のテキスタイル、関連製品、服飾資材などを紹介する。昨年は併催による相乗効果などで両展あわせて約2万人が来場した「JFW-JC」と「PTJ」。今回の「JFW-JC」では、トレンド&インデックス・コーナーを「PTJ」来場者も自由に入ることができる会場入り口に設置。トレンドコーナーでは来年のトレンド素材576点(「JFW-JC」294点、「PTJ」282点)、JFW-JCインデックス・コーナーでは国内と海外の175点を紹介する。日本のテキスタイルやファッション、マーケットの最新情報などを紹介するセミナー「Forum」では「これが日本のワザとクオリティー」(5日14時から 辻洋装店社長 辻庸介、オンワード樫山品質管理部部長 山下隆)、「“定点観測”34年で見えたトレンド変化」(5日16時から パルコ「WEBアクロス」編集部編集長 高野公三子)、「エコを加味した機能素材のトレンド」(6日11時から 台湾テキスタイル連合会事務局次長 楊暁琴)「MilanoUnicaで得た日本の実力」(6日時から カイハラ会長 貝原良治、日本繊維輸出組合研究員武藤和芳)の4本のセミナーを開催する。その他、テキスタイルへの知識とクリエイティブな発想力を持つ人材発掘を目的とした産学連携事業「フォーラムプレゼンテーション」やメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京でランウェイショーを行った東京レザーピッグスキン2015の展示なども実施する。尚、「JFW-JC」は入場料当日2,000円、事前登録・学生割引1,000円で一般や学生も入場することが出来る。一方、バイヤー及び招待者限定の「PTJ」では、出展ゾーニング別に各社の一押し素材をインデックスとして編集・展示するPTJインデックスコーナーを設置。テキスタイル181点、服飾資材65点の計246点を展示する。また、JFW招待バイヤーと参加企業が個別専用商談室で商談を行うビジネスマッチング・プログラムには日本素材の比率の高い大手アパレル・リテール企業4社とJFW参加4ブランド、「PTJ」出展企業20社が参加。41件のマッチングを行う。参加する大手アパレル・リテール企業とブランドはサンエー・インターナショナル「ジル スチュアート」、東京スタイル「ナチュラルビューティー」、レナウン「チャージ」、イタリー「Pink Champagne」、「マメ(mame)」黒河内真衣子、「レスザン(lessthan*)」「ミドラ(MIDDLA)」の安藤大春、「シセ(Sise)」松井征心、「ヤストシエズミ(Yasutoshi Ezumi)」江角泰俊。川島朗JFWテキスタイル事業事務局長は「両展をあわせ約2万人が来場するなど展開面積あたりでは世界一の展示会と言える。内容はこれまでと大きくは変わらないが、運営部分ではJFW-JCの受付を1カ所から2カ所に増やすとともに団体受付を設置したほか、誘導人員も増やし、さらに試験的に過去3年間の来場者名簿をもとにパスを郵送するなど、よりスムーズに入場することが出来るようにしている」と話す。
2014年11月04日