2016年1月19日 20:00
mameデザイナー・黒河内真衣子「ブランドとしての挑戦は続いている」--1/2【INTERVIEW】
mameの服からは、情景が浮かび上がる。
凛とした強さを、繊細なディティールで包み込んだかのようなコレクションで私たちを惹き付けるmame。11SSのデビューから5周年を迎えたmameのデザイナー黒河内真衣子さんに会いにいった。彼女の言葉から、mameの現在地とこれからを読み解く。
ーーmameのデビューから5年が経ちました。この5年でmameが思い描く女性像に変化はありましたか?
具体的な女性像は大きく変化していませんが、ブランドとしての挑戦は続いています。例えば「mameの洋服を着るシーン」は、以前よりも多様化していると思います。海外で展示会をしたり、様々な人たちとの出会いの中で、自分自身が「こんな服を着てみたい」という思いが新たにめばえ、そこからデザインやコレクションのイメージが広がることもあります。
環境が変わることで、自分たちが着る洋服のバリエーションも増えていき、同時にアイテムの多様化に繋がっていると思います。
ーー「挑戦」というキーワードが挙りましたが、mameにとっての「挑戦」とは?
具体的なアクションではありませんが、昨年はmameをというブランドを新たに知って下さる方が増えてきていることを実感した1年でした。