金子大地主演、共演に前田敦子と北乃きいを迎えたNHKドラマ10「育休刑事」が4月18日(火)より放送。育休中の刑事が0歳児の赤ちゃんと一緒に事件を解決する!? ホームドラマ&ミステリーとなる。育児休業中の刑事・秋月春風(あきづき・はると/金子大地)は、妻の沙樹(北乃きい)とともに、生後4か月の息子・蓮くんの育児に奮闘中。そんなある日、春風は法医学者の姉・涼子(前田敦子)と蓮くんの3人でお出かけ中に、強盗事件の人質になってしまう。前田敦子職場の県警本部・捜査一課にこっそり電話し、事件の解決を待つ春風。しかし、蓮くんのウンチやミルクの時間は事件とはお構いなしにやってきて…。育休中の男性刑事が事件に巻き込まれ、“赤ちゃんの育児中”だからこそ気づいたヒントをもとに事件を解決していくライトミステリー。北乃きい子育てにまつわる様々な社会問題も背景にしつつ、赤ちゃんの成長と育児のあるあるエピソードに“ほっこり”、事件やアクションに“ハラハラ”、さらにはキャラクターの濃い登場人物たちの会話劇に“くすっ”とする、そんなコメディテイストのホームドラマ&ミステリーとなっている。第1話スタート時に4か月だった赤ちゃんは、回が進むごとにどんどん大きくなっていく点にも注目だ。金子大地金子大地コメント(主人公・秋月春風役)この度、「育休刑事」で主演を務めさせていただきます。育児というものはこんなにも大変なんだということを、日々感じながら撮影に臨ませていただいております。日々、お仕事、育児や学業などさまざまなことに対して頑張っている方々に、火曜よる10時にほっこりしてもらえたらうれしいです。ぜひご覧ください。前田敦子コメント(春風の姉・吉野涼子役)見てくださる方に楽しみながら赤ちゃんのかわいさに癒やされる時間になって欲しいです。弟の家族と巻き込まれる事件に首を突っ込みつづける、楽しそうな事には居ても立っても居られないとにかく明るい姉を演じさせていただきます。弟と姉のちょっと変わったバディも楽しんでいただけたらうれしいです。明るい色の作品になるようにみなさんと試行錯誤しながら撮影頑張っています。北乃きいコメント(春風の妻・秋月沙樹役)台本はとにかく面白くて、テンポも良くアッという間に読み終えてしまいました。育児あるあるもたくさん出てくるのでお子さんのいらっしゃる方はもちろん、私のような独身の方が見ても、さまざまな方向性から楽しめる内容だと思います。このテンポの良さと、様々な事件を解決していく刑事と育休という組み合わせが予想外の化学反応を起こします。どの世代の方にも楽しんで見ていただけると思いますので、ぜひご覧ください!!!ドラマ10「育休刑事」は4月18日(火)より毎週火曜22時~NHK総合・BS4Kにて放送予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2023年02月16日妊娠前から育休の取得に興味があった夫。「2人で一緒に育休取れたらいいね~」なんて話をしていました。そしていざ私が妊娠すると、夫は「育休、取るよ!!」と宣言。そんなわが家の体験談です。 もとから男性育休が取りやすい環境ニュースやSNSで、「男性が育休を取得したら昇進できない」「周りの人から嫌味を言われた」ということを目にする機会がありました。自分が妊娠しても、里帰り出産か、生後1カ月くらいは実家の母に手伝いにきてもらうんだろうなと思っていた私。 しかし、夫の会社は男性の育休取得の実績が多数ある会社でした。もとから子育てに興味があった夫は、私が妊娠後に半年の育休の取得を申請しました。上司に話をしたときに、「半年? 1年取らなくていいの?」と言われたほど、理解のある職場でした。 出産までもサポート出産予定日が1月中旬だったため、夫は1月はたまっていた有休を使いすべて休み、2月から7月末まで、半年間の育休を取得することに。 妊娠期間はマタニティヨガに通ったり、行きたいお店にランチに行ったりと元気に出歩いていた私も、1月に入ってからの外出は夫に付き添ってもらうことが多くなりました。産後だけでなく、初めての出産で不安も多い中、産前もサポートしてくれたのは本当に助かりました。 いざ息子が生まれると無事に出産し、5日後に退院。家族3人での生活が始まりました。出産した病院の規則で、入院中に赤ちゃんに直接触れられるのはママのみ。面会者は新生児室のガラス越しで見学しかできませんでした。そのため、夫は退院してから初めて息子のおむつ替えや授乳をおこないました。はじめはおぼつかない手つきでしたが、徐々に慣れて、1週間もすると私と変わらない対応ができるように。 また、産褥期は家事を積極的におこなってもらえるようお願いし、私は息子のお世話が最優先の生活。生後3カ月ごろまで混合栄養だったため夜中の授乳は私が対応しましたが、おむつ替え、ミルク、そして息子と遊ぶことも、夫は率先しておこなってくれました。 育休を終え、夫は⋯夫婦そろっての育休期間は、親子3人で濃密な時間を過ごせたと思います。特に新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が多くなりましたが、逆にそれが3人でたくさん過ごした良い思い出です。 夫自身は、息子が生まれて間もない時期からずっと一緒に生活をしたことで「大変さも楽しさもよくわかった」と言っています。ちなみに夫は、もし2人目を授かっても育休を取得する気満々です! 夫は育児や家事を「手伝う」ものではなく、「2人の子どもだから2人で育てる」という意識を持ってくれています。当たり前のことだと思う反面、そう考え、実行してくれる夫は心強い存在。夫や、理解のある会社や周りの環境に感謝を忘れず、今後も2人で子育てをしていきたいと思います。 イラストレーター/まっふ著者:森まり子男の子のママ。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして活動中。主に子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの美容記事を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年02月15日2023年1月30日に行われた衆院予算委員会で、岸田文雄首相は産休や育休期間中における学び直し(通称:リスキリング)支援について発言しました。当事者の希望を前提として、「ライフステージのあらゆる場面で、学び直しを後押しできる環境整備を強化することが大事である」と意見を述べた、岸田首相。ネットでは、妊娠や出産、子育てを経験した人を中心に、「産休や育休の期間中に、そんな余裕はない」という声が上がりました。そういった批判に対し、岸田首相は「負担があることは認識しており、決して育休や産後を甘く見るということではない」とも述べています。『産休・育休中のリスキリング』に1人の親が思うこと1児の父親である、たけ(@take2022_)さんが描いたのは、子育てに奮闘するたけさん一家の日常。生まれたばかりの0歳児を育てるにあたって、たけさんは『産休・育休中のリスキリング』について疑問を覚えたといいます。夫婦で協力して子育てに励む、たけさん。その姿に、子育てを経験した多くの人から共感の声が寄せられました。育休中のリスキリングて(2/2)子育て支援、少子化対策ということなら、シンプルに妊娠から出産、育児教育の部分の心身、金銭的負担軽減が何より一番必要だと思います。 pic.twitter.com/TgLClhn5dH — ©︎たけ (@take2022_) January 31, 2023 この漫画に描かれているのは、あくまでも『たけさん一家のケース』。子供の性質や生活環境、また子育てのサポートによって、中には育休中にリスキリングを行う余裕のある人もあるでしょう。しかし、たけさん一家のように『リスキリングどころか、自分の健康的な生活さえ困難』という状況に置かれる人は少なくないはず。悲しいことに、子育ては軽視されやすい傾向にあるため、今回の件で「育休中は、ほかのことに取り組む余裕がある」という偏った印象を持ってしまう人もいるかもしれません。たけさん一家を描いた漫画に対し、子育ての負担が大きかった経験者から共感する声が寄せられています。・本当にそう。今回の話題を聞いた時、「育休中にそんな余裕ってあるの!?」って驚いたな。・中にはこういう家庭もあることを知ってほしい。子供がよく泣いて落ち着きのないタイプだと、より大変だよね。・我が家も同じだ…。「育休中はリスキリングができるくらい楽なもの」と、ひと括りにした印象を世間に持たれたら嫌だな。世間では、岸田首相によるリスキリングの提案に対し、「選択肢が増えるのはいいこと」とする声もあれば、「少子化対策としては、ほかに優先すべき施策があるのではないか」という意見も。日本では長年、少子高齢化や婚姻数減少が問題視され続けてきました。しかし2023年現在も、改善の目途は立っていません。少子化の原因は1つではなく、社会構造のさまざまな部分にあるといわれています。未来のために、私たちは『子育てしやすい社会』を作っていかなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2023年02月06日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は、娘さんの体調が悪くなってしまったとき感じた育児の大変さについてのお話です。 あのときの疑問が出産後、一気に解決! 1歳から保育園に通い始めた娘。 最初の半年間は、月に一度は熱を出していました。 具合が悪いときの娘は、いつも以上に親にべったり。 ほんの少しでも離れず、どこに行くにも抱っこして連れて行かなければなりませんでした。 もちろん、寝ているときもずっとべったり。 体調が悪いので眠りも浅く、離れるとすぐに起きてしまい、また大泣きでべったり……。 子どもの体調が悪いときの大変さを、嫌と言うほど知った半年間でした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2023年02月04日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は娘さんの離乳食に関するお話です。たまには娘さんに手の込んだものを作ってあげようと思ったこむぎさん。しかし、一生懸命作ったものの、娘さんは口も開けてくれなくて……!? 「たまには手の込んだものを作ろう」しかし、ママの心遣いも虚しく… 離乳食も終わり、大人と同じ食事をするようになった娘。 だんだんと味の好みも出てきたのか、好きなものしか食べなくなりました。 "できるだけ色んなおいしいものを食べてほしい……"そう思って本やサイトで調べて新しい料理に挑戦したりするも、一口も食べない! なんてこともしょっちゅう。 大人の私が「おいしい!」と思っても娘は食べなかったり、逆に私が「これはちょっと……」と思っても、娘はモリモリ食べたり。 最近では、娘のご飯のことばかり考えてしまう毎日です。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2023年02月02日男性の「とるだけ育休」とは?パパの育休の過ごし方から生まれた言葉厚生労働省が発表した「令和2年度雇用均等基本調査」結果では、男性の育児休業取得率が12.65%(※1)となり、初めて1割を超えました。2023年4月からは、従業員が1,000人を超える企業は男性の育児休業取得率などを公表することが義務化されます。パパの育休取得をうながす環境が整いつつあり、育休を取得する男性も増えています。ところが、育休を取得したパパの家事・育児時間について調べたところ、家事・育児時間が3時間以下という回答が47.5%を占める結果となりました。育休を取得したにもかかわらず、育休を「とるだけ」になっている実態が浮かび上がったのです(※2)。このように、パパが育児や家事をする時間が短く、パパの育休取得に対する満足度が低い状況を「とるだけ育休」と呼んでいます。ママの負担が大きい現状子育て中のママ・パパに行った別の調査では、仕事がある日の家事・育児時間はママが4.73時間なのに対しパパが1.55時間、休日はママが7.42時間なのに対しパパが3.43時間という結果でした(※3)。ママとパパの育児分担割合を見る調査ではママが8割、パパが2割となっています(※4)。いずれの調査でも、家事・育児の負担に大きな差があることがわかります。育休を取得しているのにもかかわらず負担感が変わらないままだとしたら、育休を取得する意味を問いたくもなるでしょう。夫婦ともに満足度が高まるパパの育休中の過ごし方について、考える必要がありそうです。2022年10月から産後パパ育休がスタート2022年10月からは「産後パパ育休(出生時育児休業)」がスタートしています。産後パパ育休は1歳までの育児休業とは別に、出生後8週間以内に4週間まで育児休業が取得できる制度です。分割して2回まで取得可能で、このあいだ一時的に就業することもできます。この制度を活用すれば、ママの入院中から退院までのあいだにきょうだいのお世話をしたり、里帰り先から自宅に帰る際に迎える準備をしたりできます。また、授乳やおむつ替えが頻回な新生児期に家事・育児を分担するなど、柔軟にママをサポートすることが可能です。「とるだけ育休」を防ぐためのポイント1ヶ月以上は育休を取得する育児休業は原則として、子どもが1歳になるまで取得できます。しかし、2022年6月に行われた調査では、男性の育休取得日数は全国平均で8.7日と、月の半分にも満たない状況が明らかになっています(※3)。短い育休期間では、生活のリズムをつかむことは難しいでしょう。たとえ生活リズムがつかめたとしても赤ちゃんの成長スピードは早く、1~2ヶ月単位で生活リズムが変わるため、そのたびに育児のアップグレードが必要です。2022年10月には育児・介護休業法が改正され、夫婦ともに分割して2回取得することが可能となりました。夫婦が交代で育休を取得できるなど、柔軟な働き方・休み方が選択しやすくなっています。育休をとるときはできれば1ヶ月以上まとめて取得し、赤ちゃんの生活の変化を感じながら家事・育児に向き合いたいものです。子育ての勉強をする出生届や健康保険の加入など、パパが主体で進めるとスムーズな手続きや、産後ケアなどの公的に利用できる制度について事前に把握しておきましょう。健診やワクチンの定期接種などのスケジュールを共有し、ママとパパが交代で連れていくようにすると、かかりつけ医との連携がとりやすいですよ。子育て中は月齢に合わせて授乳・離乳食の回数、着るもの、部屋の環境などを変える必要があり、成長に応じて遊びの内容や働きかけ方も変わってきます。母子手帳などに書かれた成長の目安を参考に、子どもの成長の段階を覚えておくと良いでしょう。お宮参りやお食い初め、初節句といった節目のイベントを準備したり、アルバムをつくったりといった作業を一緒にするのもおすすめです。子どもの成長を夫婦で実感できる機会となりますよ。家事・育児の担当を決めるパパが育休で家にいるあいだは、ママとパパの家事・育児の負担が分散できるように、タスクを見える化して担当を決めておきましょう。ママの美容院や歯医者、リフレッシュなど、パパがいるあいだにやりたいこともピックアップしておきたいですね。乳幼児期は夜中も授乳やおむつ替えがあり、夜泣きする赤ちゃんにつき合う場面も出てきます。パパの育休中は夜中の家事・育児も分担して、どちらかに負担が偏らないように工夫していきましょう。子育てについて話し合うパパの育休の質を高めるには、夫婦のコミュニケーションも大事なポイントです。家事・育児のタスクを洗い出し、役割分担を決めていきましょう。話し合いの際は当事者意識をもって、お互いに意見を出し合えるのが理想です。「頼まれたからやる」のではなく、「自分で気づいて取り組む」「わからないことは調べる」という姿勢がお互いの満足感を生みます。産後のママの体調やホルモンの変化についても理解しておきたいですね。ママの疲れがたまっているときや気持ちの変化が大きいときは、パパがママの気持ちに寄り添うよう意識してみましょう。パパが話を聞いてくれる安心感が、ママの精神的なサポートにつながります。育休前の準備をして「とるだけ育休」を回避しようパパの育休取得が進んでいるとはいえ、その実態が「とるだけ育休」なのだとしたらママはがっかりしてしまうでしょう。こうした状況に陥らないためにも、パパはママの妊娠中から子育てについて学んでおきたいですね。育休中の過ごし方をイメージしておけば、気持ちの切り替えがスムーズにいきますよ。あらかじめ準備をしておくと、想定外のことが起こっても臨機応変に対応できます。パパのための休日ではなく、ふたりで一緒に子どもがいる生活を作るための期間として、有意義に過ごしていきましょう。※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2023年01月19日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は娘さんのバイバイブームについてのお話です。誰彼構わず、出会った人にバイバイする娘さん。ある日、娘さんが怖そうなお兄さんの顔を覗き込むんでバイバイ! 心の中で「やめてー!!」と絶叫していたこむぎさん。しかし、この後まさかの展開になって……!? 出会う人全員にバイバイしまくる娘に困惑 1歳半の娘は7ヵ月の娘は、バイバイブーム真っ盛り。外を歩けば、道行く人、すれ違う人、車や自転車にさえもとにかくバイバイしまくります。 バイバイを返してくれる人もいれば、突然のことに戸惑わせてしまうこともあり、申し訳ない気持ちになることもしばしば。 そんなある日、娘がちょっと怖そうなお兄さんに向かって近づき、思いきりバイバイをしました。 「すいません!!」と言おうとした瞬間、素敵な笑顔でバイバイを返してくれたお兄さん。 「ちょっと怖そう」なんて思ったことを申し訳なく思いました。 人様の意外な一面を知ることができるのも、娘のおかげだなぁ……なんて思いました。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2023年01月06日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回はこむぎさんご夫婦が娘さんのことを「小さな怪獣」と実感したときのエピソードです。 娘が「小さな怪獣」になるなんて、想像できなかったけれど…? 娘が産まれて間もないころ、2〜3歳くらいの子どもを「小さな怪獣」と表現しているCMを見ました。 そのころ娘はまだ新生児で、「寝返りも歩くこともできないこの子が怪獣になる日なんて、想像できない!」なんて夫と話していました。 そして、1歳7カ月になった現在……。 物を投げる、踏む、ぶつけるので、壊されないように必死で止める毎日。 そして、私も夫も怪我をしてしまうこともしばしば……。 娘も立派な「小さな怪獣」になったなぁと、しみじみと思うようになったのでした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2023年01月01日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が手がけるパパ専用アプリ「パパninaru」は、育休取得を検討しているプレパパと、育休取得経験のある先輩パパをつなぐ「パパninaru育休座談会」をオンラインにて開催しました。10月~11月にかけて3回実施し、計25名の方にご参加いただきました。「パパninaru育休座談会」の様子■背景2022年10月より出生時育児休業(通称:産後パパ育休)制度が始まり、男性の育休取得に向けた取り組みが増えています。一方で、実際に男性が育休を取得しようと思っても、前例がない、法改正により情報が複雑化していてわからない、育休中のリアルな情報を聞ける人がいない、という悩みを抱える人も多くいるのが現状です。今回は、今まさに育休取得を検討しているプレパパをサポートすべく、実際に育休を取得したことのある先輩パパをお呼びしてオンライン座談会を実施しました。育休はどれくらい取得できたか、会社との交渉や説明方法はどのようにしたか、育休を取って良かったことや後悔したことなど、さまざまな疑問を解消していただく場となりました。また、パパninaruのプロダクトオーナー自身もこの12月に第一子が生まれたばかりの新米パパです。12月から半年間育休を取得する当事者として、今感じている不安や悩みをもとに今回の座談会を企画いたしました。■座談会概要開催日時:2022年10月31日(月)、11月7日(月)、11月14日(月)いずれも19時~20時開催場所:オンライン(Google Meet)参加人数:計25名参加費 :無料内容 :第1部 <出産前>育休検討~取得編 30分第2部 <出産後>育児編 30分■当日の内容座談会は第1部を出産前、第2部を出産後に関する話題とし、それぞれ参加者からの質問に先輩パパが答える形で進めました。各回先輩パパ2名にご協力いただき、以下のような質問に対し、ご自身の経験談とともにお話いただきました。【参加者からの質問例】・育休を取得してよかったこと・おすすめの育休取得期間・社内へ伝達した時期や方法・育休中のタイムスケジュール・育休中のお金のやりくり・生協やAmazonなどのサービス活用について・おすすめの高価格帯の育児グッズこのような男性の育休に特化したセミナーはまだ少なく、参加者からは非常に参考になったとの声を多くいただきました。■参加者の声(一部抜粋)【プレパパ】先輩パパさんの経験談をみんなで聞けたこと、嬉しく思います。また機会があれば参加できたら嬉しいです。【先輩パパ】実際に育児をしていて思うのですが、父親向けの情報発信や交流などまだまだ少ないと感じています。今回のイベントは本当に有意義なものだと感じているので、これからも応援しています。■パパninaruプロダクトオーナー三木より企画当時、私自身がプレパパで、育休取得や育児のこと・復職について不安を感じていました。また、身近な立場で相談できる(プレパパ、産後直後の)友人がおらず、疑問や不安を独りで抱えていたため、同様の悩みを持つパパが多いと考え、本企画を実施しました。発表したところアプリ内の反響だけでなく、先輩パパ、プレパパともにTwitterからも参加希望のDMをいただき、企画の必要性を感じました。「同じ境遇のプレパパと一緒に、体験談を聞くことができ、嬉しく思った」「(育休中の先輩パパ側も)育児に専念しており、交流の機会が少ないため、イベントを応援している」など、参加者の方からお声をいただきました。プレパパ・パパともに育休・育児の不安や悩みに寄り添う企画ができたことを、嬉しく思います。12月上旬には、アプリ内でパパ育休に特化した新機能「パパ育休ペディア」を新設しました。今後も、多くのプレパパ、パパが利用する「パパninaru」だからこそできる企画を通して、パパがもつ妊娠~育児の課題を解決していきたいと思います。■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年11月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。パパninaru【サービス名】パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長 牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月13日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は赤ちゃんの食事についてのお話です。食事中、スプーンや食器を投げる娘さんに困っていたこむぎさん。「なんでそんなことするんだろう?」疑問に思ったこむぎさんは、早速ネットで調べることにしたのですが……!? スプーンや食器を食事中投げてくる娘に困ったママは… 1歳半の娘は、自分でスプーンとフォークを持って何でも食べたがります。 しかし、食器を渡してしまうと、すくって食べ物を飛ばしたり、食器ごと投げたりともうやりたい放題。 「子どもは親の気を引こうとして悪さをすることがある」という記事を見つけたため、きちんと目を合わせてご飯をあげてみると、なんと食器を投げずに食べてくれました! "本当だったんだ!コミュニケーションって大事なんだ!"と喜んだのも束の間、また普通に暴れ出した娘にはため息しか出ませんでした。 コミュニケーションがしっかりできるのは、まだまだ先のようです。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年12月11日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は初めて娘さんに電動吸引器を使ったときのお話です。使いだした瞬間からギャン泣きの娘さん。あまりの大泣きぶりに「絶対無理!」と戸惑っていたこむぎさん。しかし、数カ月経つと、娘さんの反応に変化が見られて……!? 育児のマストアイテム!電動吸引器を娘に使ってみたら… 育児には欠かせないと噂のアイテム、「電動鼻水吸引器」。 わが家でも重宝し,ほぼ毎日のように娘の鼻水を吸引しています。 最初はものすごく泣いて嫌がっていた娘。 おさえつけるのもひと苦労でしたが……。 最近では、吸引後に鼻がスッキリすることに気付いたのか、吸引中に「おや? 痛くないぞ?」というような顔をするようになりました。 しかし、不思議そうな顔をしながらも、「え〜〜ん……」と、とりあえず泣いたフリを続ける娘……。 その様子に、思わず笑ってしまいました。 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年12月09日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が手がけるパパ専用アプリ「パパninaru」は、12月5日(月)よりプレパパの育休検討をサポートする「パパ育休ペディア」機能を追加しました。パパ育休ペディア【「パパ育休ペディア」主な機能】(1)育休の基本が学べる「育休の教科書」(2)プレパパの疑問を、社労士・管理職・先輩パパが回答!「育休の知恵袋」(3)取得期間や企業規模ごとに検索できる「先輩パパの体験談」(4)あなたの育休タイプや受け取れる給付金がわかる、2種類のシミュレーター(「育休シミュレーター」、「育休手当シミュレーター」) ▼開発背景改正育児・介護休業法が段階的に施行される中、パパninaruでは育休座談会や先輩パパの体験談を通じて、プレパパ・先輩パパの声を聞いてきました。上がった声から「育休制度が複雑であること」「会社側も正確に理解できていない」ケースがあることがわかりました。また周囲に相談できる人がおらず、育休の悩みや不安を抱えるプレパパも多くいます。男性の育休は、育休を取得する前の検討段階から高いハードルがあるのです。育休検討時点での課題を解決するために、「複雑な制度をよりわかりやすく」を念頭において、育休検討するパパが増えてほしいという想いから「パパ育休ペディア」を開発しました。▼主な機能(1)育休の教科書複雑な育休制度を取得期間、お金、仕事の3つのポイントからわかりやすく解説。一読することで育休制度の全体を理解することが可能です。育休の教科書(2)育休の知恵袋プレパパが抱える育休にまつわるお金・職場・育児の不安や悩みを、専門家や先輩パパがQ&A形式で回答します。疑問や不安があれば、「育休の質問フォーム」へ投稿することも可能です。・社労士が答える「お金・制度の疑問」・管理職が答える「仕事・職場の疑問」・先輩パパが答える「産休・産後の不安や悩み」育休の知恵袋(3)先輩パパの体験談育休を取得した先輩パパの体験談をもとに、育休取得前~育休中のエピソードを紹介。育休取得期間別、企業規模別に検索も可能で、より自分にあった体験談を発見することができます。先輩パパの体験談(4)育休シミュレーター/育休手当シミュレーター1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します。・診断は簡単なアンケート・5問に答えるだけ(1分で完了)・合計12パターンから、あなたにおすすめの育休タイプを診断・「育休手当シミュレーター」で、育休でもらえる金額・減ってしまう金額を可視化育休シミュレーター/育休手当シミュレーター■ご賛同いただいた企業様ピジョン株式会社PRグループ 笠井様弊社の男性社員は、「ひとつきいっしょ」という名の最低1ヵ月間の育休を6年連続100%で取得しています。でも、社会に目を向けると、まだまだ男性が当たり前に育児をする世の中には到底たどり着いていないのが現状です。そのような日本の社会に対し、同じ課題感をもって世の中に解決策を提供しようとお取り組みをされている「パパninaru」のアプリは、これから育休を考えているパパにとっては心強いミカタになってくれると思います。これから育児に前向きに取り組もうとされているパパたちを一緒に応援したいですね。■監修いただいた専門家かもめ社会保険労務士事務所 代表 小橋 海生先生「パパ育休ペディア」のリリース、おめでとうございます。育休を円滑・円満に取得するためには、とにかく早く、職場に取得意向を伝えることが重要です。その点で、パートナーの妊娠直後からプレパパのお供となる「パパninaru」は、育休を真剣に考えるためには最高のツールです。私自身、長期の育休を経験したパパ社労士として、「よく分からないから取得しない」を一掃したい。そして一つでも多くのご家庭で、「パパ、育休取って良かったね」という心からの会話が生まれてほしい。そんな思いで監修にあたりました。■パパninaruプロダクトオーナー三木より法改正の後押しにより、男性の育休取得については様々なメディアで取り上げられることが増えています。私自身、12月に第一子が生まれるプレパパであり、このような世の中の流れを嬉しく思っています。一方で当事者としては、育休制度や育休中の話を、当事者の体験談を交えて、わかりやすく解説している情報はまだまだ少ないと感じてきました。今回の新機能「パパ育休ペディア」を通じて、まだ育休や育児に詳しくないプレパパでも、育休や育児について考えるきっかけをつくり、抱えている不安や悩みを解消できると嬉しいです。■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年11月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。【サービス名】パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長 牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月05日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回は、いろいろな動きができるようになってきた娘さんのお話です。テレビを見ながら楽しそうに踊る赤ちゃん。しかし、ある動作がとあるお笑い芸人の動作と一致していて……!? いつの間にかできる動きが増えていて… 1歳半になり、どんどん活発になってきた娘。 ダンスが大好きで、テレビや動画でダンスを見ては、動きをマネしています。 しかし何故か、どのダンスをしても、片手を振りつつ足をダンダン!とする動きが好きで取り入れる娘。 その動きは、どう見ても「そんなの関係ねえ!」の小島よしおさんそのもの……。 「そんなの関係ねぇ!」とばかりに踊る娘を、夫婦で笑いながら今日も見守っています。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年12月04日先日第2子となる男の子が誕生したわが家。出産にあたって、夫が初めての育休を取ることになりました。普段はほとんど家事をしない夫が育休中にどれだけ動いてくれるのか不安に思っていましたが、あることがきっかけで自らすすんで家事をするように。その意外なきっかけをご紹介したいと思います。 普段はほとんど家事をしない夫長男を出産したときは1カ月里帰りし、夫はほとんど新生児のわが子と触れ合うことができませんでした。今回は「あの貴重な期間を夫にも満喫してほしい! 」と自宅で産後を過ごすことに。夫には4カ月間の育休を取得してもらうことになりました。とはいえ普段はほとんど家事をしない夫。特に料理はまったくで、キッチンに立ってすることといえば、パンを焼くか、ラーメン用のお湯を沸かすくらい。 産後、毎日の食事をどうするかが1番の心配ごとでした。大人だけなら適当でも良いのですが、長男がいるとなると話は別。もうしっかり食べる2歳児のごはんを3食用意するのは簡単なことではありません。産後のボロボロの体を1度経験している私は、夫がどこまで家事をしてくれるのか、長男にきちんとしたごはんを食べさせられるのか、とても心配でした。 不安な気持ちから喧嘩にそうして臨月に入り、育休を目前に控えたころ、家事分担について1度、きちんと話し合おうと夫に相談すると、お互いの不安から喧嘩に。すると「ちゃんとやることをリスト化してくれれば俺はできる! 引継書を作ってくれ! 」とまさかの「家事引継書」の作成を夫に求められました。 「なんでわざわざ夫婦で引継書!? ここは職場じゃない! 」と内心イライラした私でしたが、「どうせやるなら完璧な物を作ろう」とすぐに引継書の作成に取りかかりました。 「家事引継書」で家事をリスト化それから毎日の掃除、洗濯から週1でのトイレ掃除、換気扇掃除など思いつく限りすべての家事をリスト化。特に料理に関してはかなり力を入れて、息子の好きなメニュー、肉、魚のバランス、なるべく朝からたんぱく質をとれるようにするなど……正直私自身も普段できていないところまでここぞとばかりに「理想」を書きました。 そうして翌日にはA4用紙6枚にも渡る「家事引継書」を完成させた私。夫に引継書を渡したときはその細かさに驚かれましたが、改めて普段夫が意識していなかった家事の数々を認識することができたようです。 「家事引継書」の思わぬ効果 引継書を渡した次の日、なんと朝起きると引継書片手にお味噌汁を作る夫の姿が! 「やってるやってる~! 」と私は思わずにやけずにはいられませんでした。 「今まで家事をやっても夫から感謝の言葉もない、私だけがひとりで動いてる……」と不満に思っていましたが、きっと夫も何をしたらいいかわからない状態だったのかもしれません。 あれやって、これやってといちいち指示するより、「今日やることはこれ」とリストにして提示したほうがやらされている感もなく、夫も自分から動きやすかったのかなと感じました。それからはなんと夫は料理に目覚め、産後1カ月以上経ち私が動けるようになったあとも夕飯作りを担当してくれています。「家事引継書」がわが家に意外な効果をもたらしてくれました。 作画/山口がたこ監修/助産師REIKO 著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2022年11月29日わが家には2歳9カ月と1歳6カ月の兄妹がいます。夫は2人の子どもが生まれる際、どちらも約半年の育休を取得しました。育休中、そして育休後も「夫婦で子育てしている」と実感できる、わが家の子育て事情を紹介します。1人目から有休&育休を取得した夫息子は、1月中旬が出産予定日でした。出産のとき夫は、1月はすべて有給休暇を取得して休み、2月から7月末まで育児休業を取得してくれました。初めての出産で不安も多い中、妊娠後期にサポートしてくれたのは心強かったです。また、夫は息子が生まれてから、私の産褥期に積極的に家事をして、おむつ替えや授乳といった息子のお世話もしっかりおこなっていました。そのため、息子のことは私も夫も変わらず同じように対応できました。 2人目妊娠時にはトラブル発生!?娘は6月中旬が出産予定日でした。そのため、夫は息子のときと同じように、予定日の当月は有休を使い、7月から育休に入る予定でした。しかし、4月下旬に私が切迫早産となり緊急入院。そしてそのまま、出産予定日から2カ月ほど早く出産となったのです。夫が会社に事情を話すと、5月も何度か出社はしたものの、ほぼ仕事をしなくて良い状況をつくってくれました。 早産で低出生体重児として生まれた娘は1カ月ほど入院していたので、私はほぼ毎日母乳を病院に届ける日々。夫は1歳4カ月になった息子と毎日遊びに出かけてくれました。突然の入院、出産となりましたが、夫と夫の会社のおかげで息子に寂しい思いをさせずに済んだことが、何よりありがたかったです。 家族4人での生活は…?娘は出生から1カ月ほどで退院、家族4人での生活が始まりました。約1歳3カ月しか離れていない兄妹の育児は、とにかくバタバタ! まだまだひとりでごはんを食べるのは難しく、抱っこ抱っことせがむ息子と、3時間おきに授乳が必要な娘。これを自分ひとりで対応するのは難しいなと痛感しました。 夫がいることで息子と娘、2人とも泣いていても、手分けしてどちらかを見れば良いので焦らず対応できました。 お互いにリフレッシュ時間を!週に1度は夫も私も「お休みデー」をつくり、もう一方が育児担当。日中は出かけても家でのんびりしても自由! 息抜きの時間としました。私は外に出かけておいしいランチを食べたり、骨盤矯正に行くことが多かったです。 夫は読書をしたり体を動かしたりと自分なりに気分転換を楽しんでいるようでした。この時間をお互いに設けることで、お互いストレスを溜めずに楽しく育児ができたと思います。 夫が2度、約半年の育休を取得したことで「夫婦一緒に育児をしている」という意識が強くなりました。夫は家事や育児といった家庭生活に必要なことを「手伝う」ではなく「一緒におこなう」という当事者意識を持っています。それが当たり前だと思わず、日々感謝を忘れずに、子どもと一緒に毎日を楽しんで過ごしていきたいと思っています。 著者:林 ゆり2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月24日この記事では、育休を取得してくれたものの家事も育児も手抜きばかりだったパパが、ママが病気になったことによって心を入れ替えたという体験談をご紹介しています。パパをイクメンにするには、ママの弱さを見せることも大切だと感じたそうです。育児休暇を取得する男性が少しずつ増えてきている昨今ですが、本当に育児ができている男性は想像以上に少ないように感じています。 実は、私の夫も育休取得当時はダメダメパパでした。そんな夫がイクメンに進化していった軌跡をご紹介します。 育休を取得してくれた夫私の夫は、私が妊娠する前から「絶対に育児休暇をとる!」と息巻いていました。実際、田舎の地方公務員だった夫は産後1カ月は有給休暇をとり、その後半年間は育児休暇を取得してくれました。 妊娠期間中は頼りになる夫だと思っていて、周囲からは「育児休暇を取ってくれるなんてすごいね。いい旦那さんだね」とうらやましがられて鼻高々でした。しかし、赤ちゃんが生まれた直後、夫の知られざる本性が露わになったのです……。 1から10まで言わないと動かない夫退院後、赤ちゃんと一緒にわが家に帰ってまず驚いたのは、部屋の汚さでした。部屋の片づけをお願いしたのですが、夫は何もしていませんでした。これには私も大激怒。すぐに物を片づけるように夫の尻を叩きました。 ところが、「何をどこにどう置くのか、ひとつひとつ教えてくれないとわからない」と夫はブツブツ文句を言います。こまごま指示しないと動かないなら……と、産褥期という言葉も忘れ、私がひとりで部屋の片づけをしたのでした。 夫より先に仕事に復帰、しかし予想外の出費がかさんで貧窮したわが家では、私が産後1カ月半で仕事に復帰することになりました。 そのころには、夫ひとりで赤ちゃんのお世話ができるようになっていました。しかし、私が仕事から帰ってくると、夫は私に赤ちゃんを押しつけてぐうたら。しかし、夫は「育児休暇をとったイクメンパパ」と言われ、鼻高々になっていました。 夫が目覚めたきっかけは「その辺の父親よりは育児もできるし、家事もしている」と言って開き直っていた夫でしたが、ある出来事がきっかけで心を入れ替えてくれました。 それは、私が慣れない育児と仕事でうつ病になったことです。昼を過ぎると熱が出る日が続き、ついには耳も聞こえなくなって食べ物の味もわからなくなってしまいました。このことによって病院の先生や看護師さんの指導を受けた夫は、育児はもちろん、家事も真面目にこなしてくれるようになったのです。 ママは意外と弱くて頼りない存在だということを、もっと早く夫にわかってもらえたら……と、今でもたまに振り返ります。ママは育児に一生懸命になりがちですが、夫をイクメンにするためには「もう限界」と、投げてしまうことも必要だと思いました。 イラストレーター/Michika著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2022年10月30日株式会社エバーセンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:牧野 哲也)が展開するパパ専用アプリ「パパninaru」は、たった5問でオススメの育休タイプがわかる「育休シミュレーター機能」を追加しました。段階的に施行される改正育児・介護休業法のうち、10月1日に施行された出生時育児休業(産後パパ育休)にも対応しています。パパninaruは第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞した、パパ専用アプリです。パパninaru■産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」の特徴これから育休を検討するパパにピッタリ!1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します。● 診断は簡単なアンケート・5問に答えるだけ(1分で完了!)● 合計12パターンから、あなたにおすすめの育休タイプを診断● 「育休手当シミュレーター」で、育休でもらえる金額・減ってしまう金額を可視化産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」■産後パパ育休にも対応!「パパninaru育休シミュレーター」を利用する こちらのURLよりアクセスください。※スマートフォンでのアクセスを推奨1分で完了するアンケートに答えるだけで、あなたにあった育休タイプを診断します!これから育休を検討するパパにおすすめです。■開発背景【先輩ママの本音】パパの育休は「1ヶ月以上取得してほしい」が93%を占める結果に理想の育休取得期間先輩ママにアンケートを取得したところ、1ヶ月以上が93%。内訳で多かったのは、・3ヶ月~6ヶ月未満 33%・6ヶ月以上 31.3%という結果になりました。先輩ママメッセージ【先輩パパの本音】育休取得が1ヶ月未満のパパは「後悔している」育休満足度育休を取得した先輩パパにアンケートを取得したところ、満足度の平均点は7.5点でした。取得期間が[1ヶ月未満]の場合、平均を下回る結果となりました。一方で[1ヶ月以上]の場合、全て平均を上回っており、取得期間が長いほど満足点が高い結果となりました。先輩パパメッセージ満足の高い育休を過ごすために、まずは検討を開始!ママと話し合おう!妊娠期間にパパがすべきこと育休を取得したことのあるパパに、満足度の高い育休を過ごすために準備することを聞いたところ、・より早い段階で育休の検討を開始する 38.6%・パートナー(ママ)とよく話し合う 38.6%が重要という結果になりました。育休の検討やパートナーと話し合うきっかけに、今回リリースした「パパninaru育休シミュレーター」を活用していただけると幸いです。■調査概要調査名称 :パパの育休に関するアンケート実施期間 :2022年8月2日~8月15日調査対象 :ninaru baby、パパninaruユーザー有効回答数:554件収集方法 :アプリ内アンケート■パパninaruについてパパにとって、妊娠中~産後のママの身体や赤ちゃんの成長のことは、わからないことばかり。そんなパパたちのために、妊娠・出産・育児に関する必要な情報が毎日届きます(妊娠中~3歳まで。3歳~4歳は週1回)。ママの気持ちや先輩パパからのアドバイスも届き、今やるべきことがわかるから、初めての妊娠・育児でも安心です。App Storeのレビュー点数は、5点満点中4.8(2022年3月末時点)。「BabyTech(R) Award Japan 2021」妊活と妊娠部門において大賞、第16回キッズデザイン賞において「優秀賞 男女共同参画担当大臣賞」を受賞しました。【サービス名】 パパninaru【月額料金】 無料【配信形式】 スマートフォン(iOS、Android端末)向けアプリ【URL】 ■株式会社エバーセンスについて「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をミッションとし、WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発をしています。妊娠アプリ「ninaru(ニナル)」から始まった「ninaruシリーズ」では、育児アプリ「ninaru baby」、パパ専用アプリ「パパninaru」、祖父母専用アプリ「祖父母ninaru」、育児マンガ・エッセイアプリ「ninaruポッケ」など多くの無料アプリを展開。今後もさまざまな領域で、家族を幸せにするサービスを増やします。【会社概要】社名 : 株式会社エバーセンス代表者 : 代表取締役社長:牧野 哲也所在地 : 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町4-7 グリームス日本橋8F設立 : 2013年1月事業内容: WEBメディアの企画・運営、子育て支援アプリの企画・開発資本金 : 11,750,000円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月24日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが初めて娘さんを叱ったときのお話です。娘さんの目を見て「登ったら危ないの! 痛い痛いだよ」と、しっかりと伝えます。すると、娘さんはシュンとした表情を見せるのですが……? 「娘に伝わった!」と思ったのに…!? 最近できることが増えて、危ないことにも挑戦するようになってきた娘。 ソファをよじ登ったり,椅子の上で立ってみたり……。その度にヒヤヒヤさせられています。 「ダメ!」と言っても分からないだろうし……と思うも、「最近はコミュニケーションが取れるようになってきたし、ちゃんと言えば伝わるのかも?」と、しっかりと目を見て注意してみました。 すると、大人しく聞き、少しむくれてしょんぼりする娘。 これはちゃんと伝わっているのでは!?と期待したのも束の間、すぐさままたソファによじ登りはじめました。 やっぱりまだ全然伝わらないな……と、思い知らされた出来事でした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年10月11日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが同じ職場の方に「赤ちゃんの写真を見たい!」と言われたときのお話です。 「他にも見せて」と言われ、慌てて写真を探したものの… 仕事に復帰してから、「お子さんの写真を見せて!」と言われることが増えました。 先日そう言われたときに、写真を1、2枚見せるも、「他には?」と言われてしまい……。 他に見せれそうな写真を探すも、なかなか子どもがちゃんと写っている写真は少なく‥…。 汚い部屋や自分の姿が写り込んでいて、とても人様には見せれない写真も多く、困ってしまいました。 最初からきちんと、「人に見せるようのアルバム」を作っておこうと思った出来事でした。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年10月08日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが娘さんに後追いをされたときのお話です。二日酔いになり、急いでトイレへ駆け込んだこむぎさん。そこに娘さんが後追いをしてきたのですが、予想外の結末が待っていて……!? 衝撃的な結末が待っていて…!? 絶賛後追い中の、1歳の娘。 歩くことができるようになると、部屋の中でも私の後を走って追いかけてくるように。 そして、なんでもいいからとにかくボタンを押したいブームの娘。 先日、久しぶりに私がお酒を飲んだ翌日のこと。 産後はあまり飲まないようにしていたためか、気持ち悪くなってトイレで吐いてしまいました。 そんな私を追いかけてきた娘が、さりげなく背後から近づき……いつのまにか横に来て、ウォシュレットのボタンを押してしまいました。 その瞬間、突然噴き出るウォシュレットの水が私に直撃し、びしょ濡れになってしまいました。 「子育てはこんなにも予想外のことが起きるんだ……」と学んだ出来事でした。(その後すぐに私も娘もシャワーを浴びました) 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年10月05日サンケン電気株式会社ならびにサンケン電気グループは、育児・介護休業法の改正に伴い、2022年10月から新たに創設される産後パパ育休(出生時育児休業)の導入において一部有給化を実施します。育児休業の取得を原則必須化とし、約1ヵ月間の有給化と産後パパ育休期間中の就労を可能とします。休業中の経済的不安などで取得に後ろ向きになりがちな男性社員の取得促進を後押しし、よりフレキシビリティの高い働き方につなげたいと考えています。<導入する育児休業制度>1. 育児・介護休業法の改正に伴い、有給の産後パパ育休を導入・育児休業の取得を原則必須化とする。・育児休業及び産後パパ育休期間中に、最大20日間まで特別有給休暇を取得できる。・産後パパ育休期間中のみ、最大で延べ2週間までの就業を可能とする。2. 本制度は、法改正と合わせて2022年10月1日から適用します。<介護休業制度への援用>産後パパ育休の導入に合わせて、20日間の特別有給休暇取得は、介護休業でも同様の取り扱いとします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月30日積水ハウス株式会社は、男性の育児休業取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定し、2019年から企業で働く男性の育休取得実態を探る「男性育休白書」を発行しています。4回目となる今回は、全国の小学生以下の子どもを持つ20代~50代の男女9,400人を対象とした調査に加え、マネジメント層400人を対象とした調査も実施しています。(URL: )■男性育休白書2022<決定!男性の家事・育児力全国ランキング2022>1位:高知県 2位:沖縄県 3位:鳥取県「男性の家事・育児力」の指標として (1)配偶者評価 (2)育休取得日数 (3)家事・育児時間 (4)家事・育児参加による幸福感の4つの指標を設け、ポイント算出により都道府県ランキングを作成。<男性の育休取得や家事・育児の実態>・男性の育休取得率は17.2% 前年から5ポイント上昇女性の家事・育児時間が減少 夫のリモートワークが家事・育児の分担を促進女性の家事・育児時間が減少、勤務日4.73時間(前年-19.8分)、休日7.42時間(前年-35.4分)。夫のリモートワーク時間が「増えた」女性の家事・育児時間は、勤務日4.15時間、休日6.90時間とさらに時短化している。・制度の認知も高まる一方、本人・上司・同僚それぞれ不安を感じている男性の育休制度について国の制度(77.6%→79.5%)も職場の制度(51.8%→57.7%)も認知率は前年より高まっているが、育休取得を検討する男性本人(61.1%)も、相談された上司(43.9%)も、同僚(29.6%)も不安を感じている。<マネジメント層の男性の育休取得に対する思い>・マネジメント層の8割が男性の育休取得に「賛成」するも前年より微減法改正もあり「推奨」しているものの業務を優先してしまう… 悩めるマネジメント層男性の育休取得は「必要」「賛成」「推奨」している。しかし男性社員が育休をとると、「家庭を大切にしてほしい」(75.5%)と喜ぶ気持ちより「人手不足で会社の業務に支障が出る」(76.0%)と心配ごとが優先されてしまう。当社は、男性社員の育児休業1カ月以上の完全取得を目指し、2018年9月より特別育児休業制度の運用を開始しました。2022年8月末時点において、取得期限(子が3歳の誕生日の前日まで)を迎えた男性社員1,423名全員が1カ月以上の育児休業を取得しており、2019年2月以降、取得率100%を継続しています。「男性の育児休業取得が当たり前になる社会の実現」を目指して活動を続け、世の中に先んじたダイバーシティを今後も推進し、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。■「男性育休白書2022」 ~企業で働く男性の育休取得実態調査~<決定!「男性の家事・育児力」全国ランキング2022>・「男性の家事・育児力」全国ランキング2022 TOP20「男性の家事・育児力」調査を都道府県別にランキングした結果、全国1位は「高知県」(223点)、2位「沖縄県」(208点)、3位「鳥取県」(189点)となりました。「男性の家事・育児力」全国ランキング2022 TOP20「男性の家事・育児力」全国ランキング2022 TOP3の指標別スコア・積水ハウスが独自設定した「男性の家事・育児力」を決める4つの指標積水ハウスでは「男性の家事・育児力」を決める4つの指標を設定しました。1つ目は「女性の評価」で、男性が行っている家事・育児の数と、男性が子育てを楽しみ、家事や育児に積極的に関与すると思うかどうかを4段階評価しています。2つ目は男性の「育休取得経験」で、育休取得日数が基準となります。3つ目は男性の「家事・育児時間」で、男性の自己申告ではなく女性から見た男性の家事・育児時間を基準とします。4つ目は男性の「家事・育児参加による幸福感」で、男性本人に家事・育児に参加して幸せを感じているかどうかを4段階で聞きました。これら4指標5項目をそれぞれ数値化して47都道府県別にランキングし、1位:47点~47位:1点を付与し、各項目の点数を足し上げることで、都道府県別の家事・育児力を算出しました。高知県 濱田 省司 知事 コメント<男性の育休取得や家事・育児の実態>・男性の育休取得率17.2% 前年から5ポイント上昇男性の育休取得について聞くと(男性は自分自身の育休取得、女性は夫の育休について回答)、育休を取得した男性は全体の17.2%で、前年(12.2%)より5ポイント増加しています。年代別で見ると20代が24.9%と最も高く、4人に1人が育休を取得しています。男性の育休取得率・リモートワークと男性の家事・育児時間に相関関係 女性の家事・育児時間は減少傾向次に1日の家事・育児にかける時間を勤務日と休日とで聞きました。勤務日は男性1.55時間、女性4.73時間と、前年より男性は5.4分長く、女性は19.8分短くなっています。休日は男性3.43時間、女性7.42時間となり、前年より男性は16.2分、女性は35.4分短くなっています。家事・育児の時間的な負担は女性が大きいものの、前年と比べ減少傾向が見られました。勤務日の1日の家事・育児時間 / 休日の1日の家事・育児時間女性の家事・育児時間が減少した理由として、リモートワークをする夫が家事・育児をしていることが要因として考えられます。そこで、男性の家事・育児とリモートワークとの関係を調べてみました。コロナ前と比べて家事時間の変化を聞くと、リモートワークをしない男性は57.6%が「変わらない」と答えていますが、リモートワークをする男性では65.3%が「増えた」と答えています。育児時間についても同様で、リモートワークをしない男性は6割が「変わらない」(58.1%)のに対し、リモートワークをする男性は6割が「増えた」(61.5%)と答えています。コロナ禍による男性の家事時間の変化 / コロナ禍による男性の育児時間の変化リモートワークをする時間が「増えた」男性の家事・育児時間を調べると、勤務日1.84時間、休日4.09時間と、男性の平均(勤務日1.55時間、休日3.43時間)より長く、夫のリモートワーク時間が「増えた」女性の家事・育児時間は、勤務日4.15時間、休日6.90時間と、女性の平均(勤務日4.73時間、休日7.42時間)より短くなっています。夫のリモートワークが、妻の家事・育児時間の時短化に貢献していることがうかがえます。男性の家事・育児時間 / 女性の家事・育児時間<男女9,400人に聞く、改正「育児・介護休業法」の影響>・男性の育休取得、国の制度も勤務先の制度も認知率は上昇傾向男女9,400人に男性の育休に関する国の制度について聞くと、「利用した」7.1%、「利用していないが期間や制度利用の要件等は知っている」24.7%、「名前を聞いたことがある程度」47.8%となり、認知率は79.5%と前年(77.6%)よりやや高くなっています。また、勤務先の制度については、「利用した」9.4%、「利用していないが期間や制度利用の要件等は知っている」22.2%、「名前を聞いたことがある程度」26.1%となり、認知率は57.7%とこちらも前年(51.8%)より高くなっています。国の男性の育児休業制度の認知 / 勤務先の男性の育児休業制度の認知・男性の育休取得は、本人も周りの人も「不安」を感じてしまう認知率は高まっているものの、男性の育休取得には不安がつきもののようです。育休取得を検討した男性に、検討時に不安を感じたかと聞くと、61.1%が「不安を感じた」と答えました。「いつまで休むのかしつこく聞かれ、休みづらさを感じた」(岐阜県 34歳)、「男なのに育児休暇をとるのかと言われ悲しかった」(岩手県 38歳)などの経験談が寄せられました。不安を感じるのは本人だけでなく、職場の上司や部下も不安を感じています。男性部下から育休取得を打診されたとき、上司の43.9%が「不安を感じた」と答えており、女性上司(33.6%)より男性上司(45.2%)の方が不安度が高くなっています。また、男性の同僚や上司が育休を取得した際に不安を感じた人は29.6%で、こちらも女性(19.3%)より男性(32.7%)の方が不安度が高めです。男性の育休取得は、自分が取るときだけでなく、職場の男性が取るときにも不安が生じるようです。育休取得に際して「不安」を感じる<マネジメント層の男性の育休取得に対する思い>・マネジメント層の8割が男性の育休取得に「賛成」「必要」も、前年より微減法改正もあり推奨はしているものの…と悩むマネジメント層の実態が明らかにマネジメント層400人(経営者・役員200人+部長200人)を対象に、男性社員の育休取得に対する意見を聞きました。男性の育休取得について聞くと、経営者・役員の74.0%、部長の77.5%が「賛成」と答え、経営者・役員の75.0%、部長の77.5%が男性の育休は「必要」と答えています。さらに、男性の育休取得を促進していると答えたマネジメント層に、男性社員に育休取得を推奨しているかと聞くと、83.6%が「推奨している」と答え、部下の男性社員から育休取得の申し出があった場合、90.3%が「取得させることができる」と答えています。いずれもスコアは高く、マネジメント層は男性の育休取得の推進・浸透に積極的ですが、前年と比べると割合がやや低下しています。法改正もあり、男性社員の育休取得を推奨してはいるものの、本心からは取り組めない…。そんな複雑な思いのマネジメント層も少なくないようです。マネジメント層400人の男性社員の育休取得に対する意見・「会社規模」「社員負担」、男性社員の育休取得促進のハードルに男性社員の育休取得制度を「促進していない」と答えたマネジメント層203人に理由を聞きました。すると、「企業規模が小さい」(43.3%)、「休業する社員以外の社員の負担が大きい」(31.0%)、「社員が少なく休業社員の代替手当てができない」(26.6%)などの理由が上位に挙げられました。男性社員の育休取得制度を「促進しない理由」・悩みの種は「業務への支障」、前年よりも業務優先が課題に男性社員が育休を取得したときの気持ちを聞きました。「人手不足で会社の業務に支障が出る」が76.0%と最多で、「同僚には取得してもらい家庭も大切にしてほしい」(75.5%)を僅差ながら上回っています。前年は「業務に支障」(73.8%)より「家庭も大切に」(75.0%)の方が高かったことから、長引くパンデミックや不安定な国際情勢による不況感が、社員を思いやる前に業務を優先せざるを得ない…、マネジメント層の苦しい心の内が感じられます。男性社員が育休を取得したときのマネジメント層の気持ち「男性育休白書2022」の詳細はこちらからご覧いただけます <「男性育休白書2022」 調査概要>実施時期 :2022年6月7日~6月14日調査方法 :インターネット調査調査委託先:マクロミル・男女調査の対象全国47都道府県別に、配偶者および小学生以下の子どもと同居する20~50代の男女200人 計9,400人、人口動態に基づきウエイトバック集計(男性の家事・育児力ランキングについては人口動態+12歳未満のお子さまとの同居率もウエイトバック値に加味)・マネジメント層調査の対象従業員10人以上の企業の経営者・役員、部長クラスの男女400人※構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。<参考>積水ハウスのマネジメント層に聞く「男性社員の育休取得に対する意識調査」積水ハウスでは、2018年9月より「男性社員1カ月以上の育休完全取得」を実現するために、特別育児休業制度を推進しています。男性社員の育休取得には、当事者だけでなくマネジメント層の意識も重要です。積水ハウスの部長や役員などマネジメント層573人を対象に、男性社員の育休取得について調べました。・積水ハウスのマネジメント層は、男性社員の育休取得推進に積極的男性社員の育休取得について聞くと、「取得に賛成」(99.7%)、「男性の育休は必要」(99.3%)と高く、育休の周知義務化は「必要ない」(1.4%)と低くなっています。今回調査した全国マネジメント層の平均と比べ、男性社員の育休取得の推進意識が高くなっています。また男性の育休取得に必要なことを聞くと、「育休にとどまらず、従業員の多様な生活に配慮した人事制度の構築」(70.0%)、「業務の分担、ワークシェアへの取り組み」(68.2%)、「取得促進にむけた職場の雰囲気の醸成」(65.8%)などが挙げられ、こちらも全国マネジメント層の平均値と比べかなり高くなっています。男性社員の育休取得に対する考え方 / 男性社員の育休取得に必要なこと・男性社員の育休取得は、本人にもチームにも会社全体にも有益と高評価また、当社のマネジメント層は、男性の育休取得制度は「取得した本人」の仕事に好影響(86.9%)を与えるだけでなく、「同僚やチーム」にも好影響をもたらす(79.9%)と考えています。個人にも組織にも好影響をもたらす男性の育休取得が、推進されていくことについて99.3%が「当たり前」と答え、97.6%が「もっと浸透させるべき」と考えています。推進すべき理由を聞くと、本人にとっても、チームにとっても、会社にとっても、育休取得が有益であるという意見が寄せられました。男性社員の育休取得の仕事への影響 / 今後、男性社員の育休取得は…男性社員の育休取得をもっと推進させるべきだと思う理由●本人にとって有益・夫婦間の絆が生まれ、育休中の経験から新たな発想が生まれる。・仕事ばかりではなく、育児を通じてより豊かな人生を送ってもらいたい。●チームにとって有益・チームメンバーの業務を共有する良いきっかけになる。・多様な働き方を推進することで、職場に多様な考え方をする仲間が増える。多様な働き方の推進は、企業の優秀な人財確保に有益。●会社にとって有益・社員が幸せになれば仕事にも良い影響を及ぼす。育休制度は浸透させるべき。・時代の変化に対応できる組織・人財に育たなければ、現代社会から求められる会社にはならない。率先して業界をリードすべきだと考えます。<積水ハウスのマネジメント層に聞く「男性社員の育休取得に対する意識調査」調査概要>実施時期:2022年6月20日~6月27日調査方法:インターネット調査調査対象:積水ハウスグルーブの部長職以上のマネジメント層の男女573人 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月15日積水ハウス株式会社は、男性の育休取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定し、様々な立場の方々と共に、「育休を考える」活動を実施してまいりました。活動4年目の今年は、当社初の取り組みとして、男性の育休取得推進に賛同する81企業・団体の皆様と、9月19日「育休を考える日」に向けて、共に「育休を考える」プロジェクトを順次展開してまいります。「男性が当たり前に育休を取得できる世の中にしていく」というビジョンに共感いただける多くの企業・団体の皆様と共に、日本の男性の育児休業取得促進に寄与していきたいと考えています。特設サイト「IKUKYU.PJT」( )WEB動画「男性育休、あなたはどう思いますか?」また、9月19日「育休を考える日」に先駆けて、9月14日(水)から、WEB動画「男性育休、あなたはどう思いますか?」を公開します。また、9月15日(木)から、同動画を基に制作したテレビCMも全国で放送開始します。賛同企業・団体の皆様と共に、「日本にもっと男性の育児休業を」というメッセージの下、男性も育児休業を取得できる社会を応援し、男性の育休取得について考えるきっかけを創出します。■プロジェクトの背景今年は4月の改正育児・介護休業法施行、10月に「産後パパ育休」開始を控え、企業の男性育休取得推進がより一層推進されていますが、現在の男性育児休業取得率は13.97%(2021年度)※にとどまっています。また、積水ハウスが実施した男性育休の実態調査「男性育休白書2022」では、国や勤務先の制度についての認知は進んでいるものの、育休取得を検討した男性本人の61.1%、男性部下から育休取得を打診された上司の43.9%が「不安を感じた」と答えており、企業規模や休業する社員以外の社員の負担などを理由に、男性社員の育休取得推進に悩むマネジメント層の姿が浮き彫りになりました。そうした中、積水ハウスは男性育休取得推進に関する様々な課題を共に考え、解決する糸口を見つけたいという思いから、9月19日「育休を考える日」に向けて、男性の育休取得推進に賛同する企業・団体の皆様と共に本プロジェクトを実施することにいたしました。テレビCM、イベント、屋外広告、SNS、プロジェクトサイトなどを通じて、賛同企業・団体の皆様と一緒に、男性が当たり前に育児休業を取得できる社会づくりを応援し、一歩を踏み出すきっかけとなるメッセージを発信してまいります。※厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」より■プロジェクトの概要プロジェクト期間:2022年9月14日(水)~9月25日(日)主催:積水ハウス株式会社プロジェクト賛同企業・団体:※企業名五十音順・グループ別株式会社朝日新聞社/石坂産業株式会社/株式会社エウレカANAホールディングス株式会社/江崎グリコ株式会社/NTN株式会社株式会社オカムラ/株式会社 CAM(新R25)/株式会社CAMPFIRE/株式会社熊谷組株式会社グライダーアソシエイツ/グラクソ・スミスクライン株式会社株式会社クラダシ/株式会社コーソル株式会社こどもりびんぐ(あんふぁん・ぎゅって)/コネヒト株式会社サイボウズ株式会社/サカタインクス株式会社/株式会社ジェイ・キャスト株式会社JSOL/株式会社ジェイフィール/上新電機株式会社/昭和電工株式会社スウェーデン大使館/株式会社Sparty/住友ゴム工業株式会社住友生命保険相互会社/双日株式会社/株式会社ソーシャルインテリア大建工業株式会社/ツナガル株式会社/株式会社ディー・エヌ・エー帝人株式会社/テクノプロ・ホールディングス株式会社デロイト トーマツ コンサルティング合同会社/東京都栃木県 とちぎ女性活躍応援団/株式会社トラストリッジ(macaroni・ELENEMIST)トランスコスモス株式会社/トレンダーズ株式会社/日産自動車株式会社日本航空株式会社/日本マイクロソフト株式会社/日本郵政株式会社日本郵便株式会社/株式会社ゆうちょ銀行/株式会社かんぽ生命保険株式会社ネットネイティブ(モデルプレス)/農林水産省/note株式会社野村ホールディングス株式会社/BuzzFeed Japan株式会社HAPPY WOMAN 実行委員会/バリュエンスホールディングス株式会社P&Gジャパン合同会社/株式会社日立システムズ/株式会社日立ハイテク株式会社BitStar/NPO法人ファザーリング・ジャパン/株式会社扶桑社ビジネスインスピレーションメディア AMP/古河電気工業株式会社株式会社プロントコーポレーション/株式会社ベター・プレイス/株式会社Voicyhomeal 株式会社/本田技研工業株式会社/マンパワーグループ株式会社株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ/株式会社三菱UFJ銀行三菱UFJ信託銀行株式会社/三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社三菱UFJニコス株式会社/アコム株式会社/株式会社明治/株式会社メンバーズ株式会社ヤッホーブルーイング/株式会社ユーグレナ/ユニ・チャーム株式会社株式会社Luup/Retty株式会社全81企業・団体<施策 1> WEB動画・テレビCM公開9月19日「育休を考える日」に先駆けて、9月14日(水)から、WEB動画「男性育休、あなたはどう思いますか?」を公開します。また9月15日(木)から、同動画を基に制作したテレビCMも全国で放送開始します。WEB動画では、男性育休をテーマに、賛同企業・団体の皆様にアンケートやヒアリングを行い、育休取得者やマネジメント層、育休取得者と同じ職場で働く同僚など、様々な立場の方のリアルな声をご紹介しています。映像を通じて、見た人が前向きに男性育休に取り組む一歩を踏み出せるような、ポジティブなメッセージを発信していきます。また、本映像には、高い音楽性で、今最も注目されているアーティストの一人である河原 太朗氏のソロ・プロジェクト「TENDRE(テンダー)」を起用し、本映像のために書き下ろした楽曲を使用しています。映像の世界観を情緒的に表現する「TENDRE」のオリジナル楽曲にもぜひご注目ください。<WEB動画概要>タイトル:「男性育休、あなたはどう思いますか?」(2分20秒)公開日:2022年9月14日(水)WEB動画URL: 動画特設サイト: <新CM概要>タイトル:「男性育休、あなたはどう思いますか?」編(30秒)公開日:2022年9月15日(木)~9月25日(日)オンエア地域:全国<TENDRE プロフィール>ベースに加え、ギターや鍵盤、サックスなども演奏するマルチプレーヤー、河原 太朗のソロ・プロジェクト。ARABAKI ROCK FEST、VIVA LA ROCK 、GREENROOMFESTIVAL 、FUJI ROCK FESTIVAL 、RISING SUN ROCK FESTIVAL 、SWEET LOVE SHOWER 、Local Green Room Festival、SUNSETLIVE、COUNTDOWN JAPANなど国内の主要フェスにも軒並み出演を果たした他、Charaや堀込 泰行、三浦 透子、坂本 真綾といったアーティストへの楽曲提供・プロデュース、SIRUPやベニー・シングスとのコラボレーションなどを行う。2021年4月7日、満を持してEMI Records/UNIVERSAL MUSICよりメジャーデビュー。そして、NHK「あさイチ」2022年度テーマ曲を担当し、話題を呼んでいる。さらに、6月29日にはDigital Single「LIGHT HOUSE」をリリースし、9月には、2ndアルバム「PRISMATICS」発売、そして全国ツアーを開催する。<TENDREさんコメント>このプロジェクトに関わらせて頂いたことで気づけたことが増えました。時代は移りゆく中、ひとりひとりがどうしたらもっと生きやすいものか。その方法を模索する上で大切なことが、お互いに良き影響を与え合えること。未来を作る上でのベストや兆しは、様々な問題があろうともその狭間に必ず待ち構えているはずだと感じております。年齢性別問わずひとそれぞれの生き方を尊重し、新しいと思われようともその考えが未来へ自然に繋がるようにと、そんな想いをぼくなりに音楽という形で残させて頂きました。全員にさちあれ。<施策 2>「男性育休フォーラム2022」開催賛同企業・団体の皆様から代表して3社にご登壇いただき、主に企業の育休取得推進担当者を対象にした共創イベント「男性育休フォーラム2022」をオンライン開催します。「どう変える?男性の育児休業 企業の悩みを共に考える 日本にもっと男性の育児休業を|#育休を考える日」をテーマに、事前に賛同企業・団体の皆様にお答えいただいたアンケートを基に、各企業・団体の課題感や実際の取り組み事例をご紹介しながら、業種・業態を超えて、男性育休取得促進のヒントを探るディスカッションを実施します。日時:2022年9月14日(水)16:30~18:00 (配信開始16:00~)登壇者:NPO法人 ファザーリング・ジャパン代表理事・ファウンダー 安藤 哲也大妻女子大学 人間関係学部 准教授 田中 俊之社会保険労務士法人 名南経営 特定社会保険労務士/産業カウンセラー 宮武 貴美積水ハウス株式会社 ダイバーシティ推進部 森本 泰弘※順不同・敬称略プログラム:・積水ハウスの実例紹介・プロジェクト賛同企業の紹介本田技研工業株式会社様株式会社コーソル様株式会社ヤッホーブルーイング様・賛同企業数社の男性育休推進に関する課題を登壇者でディスカッション<施策 3>屋外広告掲出9月19日(月)「育休を考える日」から1週間、品川、新宿など、ビジネスパーソンが多く集まるエリアに屋外広告を掲出します。賛同企業・団体の皆様と共に「日本にもっと男性育休を」というメッセージを発信していきます。掲出先:J・ADビジョン品川 自由通路(動画広告)新宿メトロスーパープレミアム(駅貼り広告)掲出期間:2022年9月19日(月)~9月25日(日)<施策 4>SNS投稿・リリース配信など情報発信9月14日(水)から9月19日(月)「育休を考える日」にかけて、賛同企業・団体の皆様と共に、各社の取り組みや、男性育休取得推進に関するメッセージを発信していきます。ハッシュタグ「育休を考える日」を付けたSNS投稿やリリース配信、オウンドメディアでの記事掲載など、様々な形で男性育休に関する情報を発信し、「育休を考える」きっかけを創出します。<施策 5>プロジェクトサイト公開積水ハウスHP内プロジェクトサイト( )にて、本プロジェクトの概要および「男性育休白書2022」を9月14日(水)より公開します。サイトでは、一部賛同企業・団体の皆様の男性育休取得推進の取り組み事例もご紹介します。■積水ハウスについて積水ハウス株式会社は、子育てを応援する社会を先導する「キッズ・ファースト企業」として、ダイバーシティ推進の取り組みを一層加速させるため、2018年9月より「男性社員1ヵ月以上の育児休業(育休)完全取得」を推進しています。2019年2月以降、取得対象者全員が1ヵ月以上の育児休業を取得しており、2022年8月末時点で、1ヵ月以上の育児休業取得者は1,423人です。制度の主な特徴として、最初の休業日から1ヵ月(分割取得の場合は通算31日)までを有給扱いとし、家庭の事情等に合わせ最大4回までの分割を可能にしています。また、産後8週期間中は1日単位で柔軟に休業日を設定できるようにし、取得対象者全員が1ヵ月以上の育休を取得できるようサポートしています。また、イントラサイトや定期的な社内向けフォーラムの開催で継続的な啓発を行っているほか、「家族ミーティングシート」や「取得計画書」「男性育休ガイドブック」といった独自のツールの整備、男性育休制度と勤怠システムを連携したシステム支援など、様々な取り組みを展開し、社内に蓄積された知見やデータ・事例を社会と共有してまいりました。今後も“「わが家」を世界一幸せな場所にする”というグローバルビジョンの下、男性の育児休業推進から、よりよい社会づくりへの貢献を目指します。積水ハウスの特別育児休業制度について<運用開始日>2018年9月1日(グループ会社は2019年8月1日~)<取得対象者>3歳未満の子を持つ積水ハウスグループ社員<主な特徴>・育児休業1ヵ月以上の完全取得・最初の1ヵ月を有給(性別不問)・最大で4回の分割取得が可能 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月14日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、こむぎさんが娘さんと一緒に童謡のテレビ番組を見ていたときのお話です。 改めて驚きや発見があって… 子育てをするようになってから、子ども向けの歌をよく流したり、一緒に聴くようになりました。 私が子どものころからある歌を聴くと、「懐かしい〜!」となって、つい口ずさんでしまいます。 しかし、子どものころは全く気にしていなかった歌詞の内容が気になってしまったり、2番や3番があることに驚かされたりすることもしょっちゅうで……。 そんなときはつい、歌詞の意味や由来を調べてしまい、「これ、こんな歌だったんだ!」と驚くことも。 慣れ親しんだ歌について今更深く知ることができ、なんだかお得な気持ちです。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2022年09月13日夫婦ではじめての育児の大変さや苦労を分かちあいながら、半年間の育休期間を終えたパパ社員。この半年間を振り返って、男性が育児に参加することの必要性をつよく感じたようです。育休から復帰時期が近づくにつれて生じた不安や父親としての役割などについて、詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる男性の育休は必要?ずばり男性の育休取得は必要だと思いますか?絶対に取るべきだと思いますね。取れるなら、絶対に取るべきという考えです。2週間とか短い期間で取るという人も取らないよりは良いと思いますが、やっぱり最低でも3ヶ月。理想は半年ぐらいは絶対に必要だと個人的には思いますね。半年ぐらいが理想だと感じたのはなぜですか?子どもの成長や生活スタイルにもよるかもしれませんが、実際に育休3ヶ月時点で「もし今、育休が終わってたらどうだろうね」と妻と話したことがあるんですが、「絶対無理!」という結論でした(笑)。赤ちゃんってどうしても夜間対応が発生するんですよね。仕事しながら育児で夜間起きていると、かなり無理があると思うんです。夫婦ふたりで疲れがたまっていく一方なので、日中は寝て過ごすぐらいでいないと身体に無理が生じると思いました。あと、赤ちゃんの首がすわるかどうかの時期は結構親が神経を使うころでもあります。なので、半年育休をとって良かったねっていうのがうちの考えですね。会社に前例がなかったり人員が不足していたりして、どうしてもパパが育休を取得できない場合もあるかもしれません。そういった場合にはどのような対応が必要だと感じましたか?もしパパが育休を取得できない場合は、妻以外の誰かに育児を割り当てられるようにサポートの人手が必要だなと思います。お互いの両親でも良いし、シッターさんなども検討しても良いかもしれません。妻ひとりで育児をするのは持続可能じゃないと僕は感じました。仕事復帰への不安育休から仕事への復帰時期が近づいてきて不安などはありましたか?やはり不安が大きかったです。仕事柄リモートが多いので大体家にいるんですが、リモート勤務は今までの育休期間中の生活に仕事が加わってくるだけなんですよね。どう回していこうかと、今もまだ手探り状態というか…赤ちゃんが泣いていたら、抱っこしながらスタンディングデスクで仕事をするという場面もあります。まだ利用の検討段階ですが、一時保育や市が運営しているファミリーサポートなど近所で子どもを預かってもらえる施設がないか探しているところです。父親として存在するから、育児をする育児に積極的に参加するパパを「イクメン」と呼びますが、ご自身でイクメンを意識することはありますか?意識したことはないですね。というのも、育児はどうやっても人手不足なんですよね。夫婦ふたりで育児をしても人手不足だと感じたので、妻ひとりで回すのは大変だとこの半年間で思いました。なので、イクメンだから育児をするというよりは、この場に父親として存在するから育児をする、育児に参画するのは当然という気持ちが大きかったです。最後に、育休取得を検討しているパパに向けてメッセージをお願いします。特に産後間もないころは、本当に妻があまり動けない状態でした。そうしたら、やるやらないではなくて、僕がやらざるを得ないみたいな期間がしばらく続き、もうそれは夫であり父親だからやるべきだと感じました。男性の育休は必要だと思います。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1・2はこちらからパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月12日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回は、娘さんがつかまり立ちをできるようになってきたころのお話です。 娘に合った高さの物が見当たらず… 娘がつかまり立ちをはじめたころ。 足を震えさせながら、テーブルや椅子などを掴んで立ち上がろうとする娘。 しかし、ちょうど良いサイズのものがなく、低すぎたり高すぎたりで、ときにはよろけたり転びそうになったり……。 そんな様子をハラハラと見ていた夫は、うずくまって自ら踏み台になりました。 自身で高さを調節しながら、つかまり立ちの練習をさせる夫。 愛する娘のため、けなげだなぁ……と、その光景を見て思いました。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年09月08日育休取得するまでの不安や葛藤を乗り越えて、半年間の育休をスタートさせたパパ社員。仕事とはまったく異なる苦労や感動があったそうです。育休を取得したからこそ味わうことができた特別な日々について、詳しく話を聞いてみました。パパが育休を取得してみた vol.1はこちら【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休中のエピソード大変だったこと育児がスタートして、特に大変だなと感じたエピソードがあれば教えてください。夜間のおむつ替えやミルクにひとりで対応するのが大変でした。我が家は妻とお互いの睡眠時間を確保するためにシフト制を組んでいるのですが、妻が寝ているあいだは完全にワンオペなんですね。そのあいだに赤ちゃんがおしっこをまき散らしたりミルクを吐き戻してしまったり、赤ちゃんが服や布団を汚すと全部ひとりで取り替えないといけないので、それがめちゃめちゃつらかったです。夜中1時とか2時とかにひとりで心を無にして対応するというか、修行だと思ってやっていたという感じはあります(笑)。ワンオペだと相手に苦労がわかってもらえず不満がたまるケースが多いようです。夫婦で大変さを共有するために、どんな工夫をしていたのでしょうか?妻からは朝起きたときに「お疲れ様」や「大変だったね」といった声かけがありました。あとは育児アプリで赤ちゃんのお世話の記録をつけていたので、夫婦で共有するためにその日にあったできごともメモに残していましたね。それを見返して「ああ、大変だったんだね」とお互いをねぎらうことが多かったです。そのほかに、想定していたよりも大変だったことはありますか?やはり赤ちゃんが生まれると、おでかけがかなり難しくて…。趣味の映画を見に行くことも基本的にできないですし、生活の切り替えが必要だと感じました。買い物に行くにしてもコロナ禍なので赤ちゃんを連れていくのは…という気持ちがありました。夫婦のどちらかが赤ちゃんを見て、どちらかが買い物をするというのも、ふたりとも結構疲れていたので大変だった印象です。すぐに必要なものや卵や牛乳などの食材は買いに出かけて、急ぎではないものや重いものはネットスーパーを使っていました。良かったこと育休を取得したからこそ経験することができた「良かったこと」を教えてください。赤ちゃんの日々の成長を細かく見られることはすごく良かったです!「今日初めて笑ったよ」「寝返りが打てるようになったよ」というのを仕事から帰ってきて妻に聞くのではなくて、自分の目で成長を追えているというのは、育児休業を取っていなければできなかっただろうなと実感しています。毎日赤ちゃんを見ているので「あぁ笑うようになったか」と一つひとつの成長が感慨深いこと、やっぱりめちゃめちゃかわいいこと、写真もたくさん撮れることが最高です。妻ともふたりで「赤ちゃん笑ってるね」と言いながら、一緒に笑っていました。あと育休を取得して良かったことは、家族や友人が家に遊びに来てくれることですね。平日だから来れるという人もいるので、そういう人が来てくれて子どもをかわいがってくれるという機会があり、すごく楽しかったですね。育休中、夫婦トラブルはあった?育児に対する価値観の違いなどから喧嘩になってしまうことがありますよね。育休中に夫婦でのトラブルなどはありましたか?基本的にお互いに喧嘩にならないように気をつけていましたが、ちょっとした衝突はありましたね。たとえば、子どもがお腹が空いていそうで泣いているとき、僕はわりとすぐにミルクあげるんですけれど、妻は決まった時間に決まった量をあげて生活リズムを大事にしたいという考え方だったので、イライラさせてしまったかもしれません。ただ、お互いに気をつけていたので大きな喧嘩はなかったです。育児の理想と現実のギャップはじめての育児を経験していく中で、理想と現実のギャップを感じる瞬間はありましたか?楽観的なところがあったと思いますが、育児はしんどいと思いつつ、最初の1ヶ月ぐらいは赤ちゃんのかわいさのほうが大きかったです。ただ育児に少し慣れて育休の生活にも慣れてくると、わりと疲労の蓄積が重くのしかかってきました。夜間にお世話をしているときに、睡眠不足の影響もあって赤ちゃんがかわいいはずなのにちょっとかわいく見えなくなるという瞬間は正直ありました。同じように妻も感じることがあったようです。そんなときは疲れているというのを正直に共有して「じゃあ身体を休めて良いよ」と話したこともあります。少し休むとスッキリしてまたお互いに気遣えるという感じですね。疲れたときはそれぞれ休もうと明確に話し合ったわけではないですが、お互いにつらくなったら話し合おう、順番に休もうという雰囲気でいました。持続可能な生活が必要だと思ったので、できるだけ無理をしないよう意識していました。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた1はこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月08日ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ。今回はこむぎさんが産後の体型を引き締めようと、自宅で筋トレやヨガを始めたときのお話です。 家で筋トレやヨガに励んでいると…? 今回は、娘が立って動けるようになったばかりのころの話です。 産後の体型を引き締めようと、私は筋トレとヨガを家で始めました。 あまり激しく動くと娘に当たるかもと、動きの少ない内容を中心にこなしていましたが、私の動きに興味を持った娘が、私のおなかに乗ったり、負荷をかけてくるようになりました。 おまけに筋トレ中は、じーーっと私の様子を見つめていて、その姿は、まるでサボらないよう見張る、スパルタ指導員のようでした(笑)。著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年09月06日パパが育休を取得することで、ママの負担が減ったり家族の絆が深まったりとメリットは大きいですよね。しかし実際に育休を取得している男性は現在12%ほどで、少しずつ増加はしているものの決して高い数字ではありません。周囲に育休を取得している人がいないため、男性の育休に関する情報が少ないと感じているパパも多いようです。不安や葛藤がありながらも半年間の育休を取得を経験し、「男性も育休をとるべき」と語るパパ社員に男性育休について詳しく話を聞きました。【育休取得パパのプロフィール】開発部エンジニア2022年1月に長男が生まれる育休復帰後、ままのてアプリの開発に携わる育休取得のきっかけや不安・葛藤育休を取得しようと思ったきっかけなぜ育休を取ろうと思ったんですか?元々、妻と妊娠中から育休が取れるなら取りたいねという話をしていました。出産後に妻がひとりで育児をするのは大変ですし、ワンオペで育児をするのはつらいという話を周囲の女性からよく聞いていたこともきっかけのひとつですね。妻と出産予定日の5ヶ月ほど前から育休が取れるのかどうかを調べて、その後、出産予定日の3ヶ月ほど前に職場の上長に相談しました。すると最大半年間の育休が取得できるということがわかったので、まずは半年間の育休取得を検討しました。半年間の育休が取得できるとわかり、奥様もきっと嬉しかったでしょうね。それはもう本当に良かったという感じでした。半年も取れるとは思っていなかったようでちょっと驚いていましたが、本当に嬉しそうにしていました。育休中も「育休を取ってくれて良かった」と言ってくれましたね。育休を取っていなかったら育児が大変すぎてどう乗り切るか想像ができないと感じる場面もありました。仕事や収入に対する不安・葛藤半年間の育休を取得すると決めたとき、仕事や金銭面に対する不安や葛藤はありましたか?半年も仕事をしなかったら、仕事のやり方を忘れてしまうんじゃないかという不安がありました。技術的なことが必要な仕事なので、業務内容を忘れてしまったら復職したときに会社に迷惑をかけてしまうのではという心配もありました。不安な気持ちがある反面、育休中にまとまって机に向かう時間はなくても隙間時間に単語帳アプリなどを活用して資格の勉強や、新しい技術を暗記しようと考えていましたね。スキルアップの時間を確保することで育休の半年間は乗り越えようという気持ちに切り替えました。毎日単語帳アプリを消化することをノルマとしていましたが毎日続けることは難しかったですね。やっぱり育児に追われて勉強に集中できない日もありました(笑)。金銭的な面では、育児休業給付金が出ることはわかっていましたので大きな不安はありませんでした。給付金と貯金でなんとかいけそうかなという感じでしたね。育休取得に対する会社からの反応は?育休取得を希望する際に、会社から嫌がられたり出世にひびいたりしないか気になるパパが多いようです。実際に会社はどんな反応でしたか?育休を取ると伝えたときに僕が担当していた業務は、僕ともうひとりのふたり体制でした。僕が抜けるとひとりになってしまうので心配でした。その後、育休取得までにさらに人員不足が起こってしまい、あらためて育休に入って大丈夫か上長に話したところ「絶対に大丈夫だから、どうにかするから。安心して育休を取ってください」と言ってもらい、背中を押してもらいました。僕が半年間抜けても大丈夫なように、体制を整える準備期間もありました。会社のバックアップが大きかったのはとても感謝しています。育休取得前に夫婦で話し合ったこと育休が取得できることが決まった後、夫婦でどんな準備や話し合いをしましたか?赤ちゃんの月齢によってどんな生活になりそうかとか、買っておいたほうが良さそうなものや育児関連の情報を調べました。その中で事前に対策を考えたものもありました。たとえば、赤ちゃんは最初の数ヶ月は夜も2〜3時間ごとに起きることを知り、パパ・ママがふたりとも2〜3時間ごとに起きるのは多分しんどいよね…ということで、夜間はシフト制を組もうという話になりました。妻が19時〜3時まで寝て、僕が3時〜11時ぐらいまで寝るというシフトを組むことで、とりあえずお互い8時間の睡眠を確保していましたね。これは育休を取らなければできなかったことです。8時間の睡眠が確保できるのは身体的にもかなり大きいですね。そのほかに、事前に決めておいて良かったと感じていることはありますか?できるだけ家事の負担は減らしたいと話していたので、お役立ち家電に頼ることを決めていました。たとえば、お皿洗いは食洗機に全部任せるとか、掃除はお掃除ロボットに任せるとか、乾燥機能までついている洗濯機にするなどです。人手は夫婦ふたりしかいないので、任せられる家事は全て家電に任せるという方針を話し合っておいて良かったです。家電は出産前に揃えておくことを視野に入れていましたね。事前に準備しておいても良かったと思う、役立ったおすすめの育児グッズがあれば教えてください。赤ちゃんが生まれてからですが、哺乳瓶が挟み込めるクッションを買いました。クッションを置いておくと哺乳瓶が斜めに固定できるというもので、赤ちゃんの哺乳の際に役立ちました。首がすわるまでは上手に飲めてはいなかったですが、生後6ヶ月くらいになるととても上手に飲めるようになって、これは単純に人手がひとり増えた感覚でしたね(笑)。もちろんクッションを使っているときは目の届くところで使用していますが、このクッションを使ってミルクをあげながらおむつのゴミを片付けたり、簡単な洗い物ができたりします。少し疲れたときも一緒に横になりながら哺乳でき、我が家では重宝しています。このインタビューは2022年8月時点のものです。パパが育休を取得してみた vol.2はこちら育休を取得したパパのおすすめグッズはこちらパパモードもOK!ままのてアプリ「ままのて」アプリには、パパ向けに赤ちゃんの週数や月齢にあったメッセージが届くパパモードもあります。妊娠記録や育児日記など新機能も充実し、より毎日のココロと身体に向き合えるようになりました。医師監修のQ&Aや体験談が豊富なので、「プレママ・ママ・パパにぴったりのアプリ」と好評です。赤ちゃんに出会える日を楽しみにしながら、ママの体調変化や赤ちゃんへのメッセージ、妊婦健診などの大切な予定をままのてアプリに記録してみませんか。
2022年09月05日株式会社スエヒロ工業(本社:静岡県沼津市、代表取締役社長:櫻井 弘紀)では、2022年9月12日(月)から、男性育休を初めて取る社員が一人います。20代男性社員の妻の出産を機に、社内で男性育休を取得できるように、経営陣・対象社員・管理職・経産婦(ママさんチーム)がそれぞれに話し合い、模索してきました。従業員数が少ないなど、クリアしなければならない3つの課題と向き合い、社員とその家族にとって意義のある、支えとなる時間になるような「スエヒロ流・男性育休のカタチ」を公表します。男性育休に関しては、中小企業ならではの課題や過程があると思い、当社が男性育休を整備するまでの考えを提示します。当社の整備は未完成で、今回の状況から、次の取得者に向けて職場環境の改善、また出産・育児期間以外での介護や療養などの整備にもつなげていきたい考えてます。【先輩ママが主導!「スエヒロ流・男性育休のカタチ~2022~」】代表取締役社長・櫻井 弘紀は「社員と協力会社の職人たち、そして、その家族の幸せ」を最も考えて行動しています。2021年8月に、「えるぼし」(2段階目)を取得(全国の専門工事業では初の認定)。これをきっかけに、社内キッズスペースの開設、トイレを男女別にリフォーム・ベビーシッター割引券の導入などを行ってきました。当社は、女性社員のほとんどがママで、男性社員の配偶者の気持ちを考え、当社ならではの男性育休制度を作りたいと思い、先輩ママが主導となって男性育休プロジェクトを進めています。現在の状況を考慮し、当社が「男性育休」として行うのは以下の5点です。(1) 「虎の巻」の配布&男性社員へ育休研修(2) 対象夫婦への面談(産前産後のサポート体制について話し合う)(3) 1週間(平日5日間+前後の土日)の休暇取得(4) 育休支援金として3万円を支給し、育休中の金銭的不安を解消(5) ゼロから業務の棚卸を実施。管理職チームが徹底サポート先輩ママ社員作成の「男性育休虎の巻」のイメージ今回、男性育休取得対象になる社員へは、当社の女性社員から「虎の巻」を渡し、独自のプログラムで「男性育休」を支援しています。また、対象の夫婦への面談をオンラインで行い、ママとして大変だったことを話したり、家庭の状況に応じた取得時期をアドバイスしたりしました。業務に関しては、女性社員の呼びかけにより管理職に対して「男性育休」の必要性を女性目線から話をしたり、部下が育休を取るためにできることを洗い出したりしました。株式会社ワーク・ライフバランスが推進する「男性育休100%宣言」に賛同しました。【中小企業の男性育休制度。見えてきた3つの課題】当社は、「施工管理」という建設現場の責任者にあたる職種です。一人の社員が多いときで15件の現場を担当しています。基本的に一つの現場に対して一人担当します。これまで、病気やケガの時には、業務を分散させてきました。主導となって男性育休プロジェクトを推進する女性社員は、「自分の夫が産後育休を取得してくれたらよかった」という気持ちから、当初は1か月取得が可能か検討し、課題が多いことに気づきました。当社が男性育休を整備するにあたって見えた課題は以下の3点です。課題1:従業員が少ない。対象社員と同じ職種は4人。業務をフォローする人員への負担。課題2:対象社員が「現場責任者」。替えがききにくい職種。一人で複数社の取引先を担当。現場に対して担当者1人制。お客様からの本人への連絡体制を変更。課題3:対象社員が東京支店で関東圏内の物件を担当。支店・本社での連携が必要。こうした課題もあり、今回、社員からの申し出は、里帰り期間を終え自宅に戻ってきた1週間を育休取得期間にしたいとのことでした。本人にヒアリングを行い、一か月健診の日は同行を希望したため、その日は有給を取得。所定休の土日も含めて、合計10日間業務をせず、家族で過ごす時間を確保するために業務の整理を行いました。「もっと前から整えることができれば、もっと長い期間の取得を促せた」という点は会社側の整備の至らなさと痛感しています。ただ、取得期間を充実して過ごしてもらいたいと思い、虎の巻の進呈と先輩ママ社員からの面談などを実施しました。また、3つの課題がある中でも、できるだけ本人に電話がかかってこない体制をつくるべく、業務の棚卸に力を入れました。管理職の社員と社長を交えてのMTGを二回、そして本人が普段整理が出来ていない部分も踏まえて個人面談を四回ほどかけて、棚卸シートを完成。育休は「休みではなく、大切なパートナーとその子供のために育児を担う期間」という点を伝え、「妻子のケア専念中により電話のかかってこない状態をつくる」を目標にしました。これにより、産後ではなく、次の「夜泣き期間」「第二子妊娠期間」など様々なタイミングで育休として1週間また分散して取得することも可能になると考えています。当社初の男性育休を取得をする社員。2022年9月12日から取得予定。【4人の出産&育児中のママ部長が伝える「男性育休虎の巻」】経理部長の大野は、第三子を2019年7月に、第四子を2021年10月に出産。産後56日で復帰をしました。自身のパートナーは育休を取れる環境になく、実母の支援を受けました。今回の制度整備について大野は、「いまだに女性に偏りがちな家事、育児。男性育休により、出産や育児の大変さを分かち合い、女性が出産により、継続して就業することを諦めないことにも繋がるはず。なにより、家事も育児も「夫が手伝う」から「夫婦で家庭を守っていく」という考え方に変化してほしい」と考えています。今年は、当社にとって、男性育休の第一歩となります。まだまだ制度は、大企業とは異なり整っていませんが、少しずつ整備を続けていきます。男性育休について整備を進める4児のママ・大野【会社概要】名称 : 株式会社スエヒロ工業(本社:静岡県沼津市足高287-29)代表 : 代表取締役社長 櫻井 弘紀(3児のパパ)事業内容: 防水工事業、塗装工事業、左官工事業、内装仕上工事業、とび・土工工事業、石工事業、屋根工事業、タイル・レンガ・ブロック工事業、板金工事業、建設工事業、ヘルスケアウェルネス事業会社創業: 1987年5月1日従業員数: 25人(職人5人・ヘルスケアウェルネス事業5人を含む)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日