“無料の鈴木拡樹”――。そんな不思議な言葉が昨年11月、「VS嵐」放送をきっかけにネット上を駆け巡りました。福士蒼汰、宮野真守らと共に、ゲストチームの一員として同番組に出演していたのが鈴木拡樹。“無料の――”という言葉の意味については後述しますが、つい先日、発表されたディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』日本語吹替版の声優キャストの中にも鈴木拡樹の名前が!「ついにディズニー作品に!」「でも、なんだか遠くに行っちゃったような…」そんな会話が熱烈なファンの間で繰り広げられたことでしょう。と、ここまで読んで「てゆうか、鈴木拡樹って誰?」という方もいるはず。いや、残念ながら、彼の存在を知っているという人の方がまだ少数派かもしれません(涙)。でも今後、彼の顔と名前を見かける機会はガンガン増えるはず(と勝手に期待…)。「WHO IS 鈴木拡樹?」――知っておいて絶対に損をしない、鈴木拡樹の魅力をご紹介いたします。■2.5次元の世界に欠かすことのできない“最重要俳優”鈴木さんは、漫画やアニメ、ゲームを原作とした、いわゆる2.5次元舞台/ミュージカルの世界では、その名を知らぬ者のいない人気、実力ともにトップの俳優です。2.5次元の作品を生で見たことがない人でも「弱虫ペダル」「薄桜鬼」、そして昨年、新語・流行語大賞にもノミネートされた「刀剣乱舞」といった作品の名前は聞いたことがあるのでは?鈴木さんはこれらの作品をはじめ、数々の2.5次元舞台に出演し、観客を魅了してきました。甘いマスクが印象的ですが、作品ごとに見た目からセリフの言い回し、声質まで大きく変化させ、まるで役が憑依したかのようにキャラクターになり切ってしまうところが大きな魅力であり、その佇まい、立ち居振る舞いにはどこか美しさ、品の良さが漂います。明確な原作が存在し、キャラクターが舞台そのものの成立にとって、非常に重要な要素となる2.5次元の世界において、もはや欠かすことのできない、最重要人物と言える俳優です。1985年生まれの32歳で、俳優になる前は美容師をやっていたという変わり種。いま、舞台に出演する多くの若手俳優が、目標とする俳優として鈴木さんの名を挙げます。■“無料の鈴木拡樹”というパワーワード以前、「仮面ライダーディケイド」に出演した経験もありますが、現在の活動は舞台が中心で、ほぼ1年中、何らかの舞台に出演しているという状態です。映像系の仕事としては、「弱虫ペダル」が2016年に舞台からほぼ同じキャストで実写ドラマ化され、鈴木さんも舞台に続いて荒北靖友役を演じたほか、現在、シーズン2が放送中の、2.5次元の俳優に密着する「2.5次元男子推しTV」でMCを担当。しかし、「弱虫ペダル」はBSスカパー!、「2.5次元男子推しTV」はWOWOWでの放送ということでどちらも有料チャンネル。(「弱虫ペダル」は地上波サンテレビにて一部地上波放送)。冒頭に紹介した“無料の鈴木拡樹”というパワーワードは、普段、お金を払って舞台を見に行くか、有料放送に加入しないと、ほぼ見ることができない鈴木さんの顔を、地上波で拝むことができる!というファンの喜びを端的に表した言葉です。そんな“地上波希少俳優”であるはずの鈴木さんが、なぜ「VS嵐」に出演していたかというと、劇団☆新感線の人気舞台「髑髏城の七人」のプロモーションのため。昨年の3月より今年の5月まで、キャストや演出を変えて“花”“鳥”“風”“月”“極”の5パターンが上演されていますが、その中でも鈴木さんは、人気声優の宮野真守を主演に迎え、鈴木さんをはじめ、廣瀬智紀(舞台「ダイヤのA」「男水!」)、松岡広大(「ミュージカル・テニスの王子様」、ライブスペクタクル「NARUTO」)など、2.5次元の人気俳優が脇を固めた「Season月 下弦の月」に出演。主人公・捨之介の前に立ちはだかる敵役・天魔王を演じました。この天魔王役は、「髑髏城の七人」における最重要人物と言っても過言ではなく、強烈な存在感、激しいアクションが要求され、悪役ながらも強さとカッコよさの際立つ役どころ。これまで、新感線の看板役者である古田新太をはじめ、市川染五郎、森山未來、成河、松山ケンイチ、早乙女太一といった錚々たる面々が演じてきましたが(※古田さん、染五郎さん、松山さんのバージョンは、主人公の捨之介と天魔王は一人二役)、鈴木さんは彼らに全く引けを取らない天魔王を見事に熱演!凄まじいまでの存在感、美声に華麗な殺陣&マントさばきを見せつけました。また、捨之介、天魔王のかつての盟友で、信長の下で共に天下統一を夢見た無界屋蘭兵衛を廣瀬智紀が演じたのもファンにとってはたまらないところ。「弱虫ペダル」シリーズで共演を重ねた2人が、再び同じ舞台に立ち、相まみえる姿にファンは胸を熱くしました!■ディズニーも認める美声の持ち主そして、このたびディズニー/ピクサー『リメンバー・ミー』(3月16日公開)への、鈴木さんの声優参加の一報です。死者の国に迷い込んだ少年の冒険を描く本作ですが、鈴木さんは、死者の国の住人である“コーンを持った男”の声を担当しています。ディズニー作品と言えば、吹替声優キャストにもオーディションが課され、本国のGOサインが出なければ出演ができないというのは知られた話です。つまり、今回の出演は、2.5次元作品のファン層へのアピールということではなく、これまで数々のミュージカル、朗読劇などで美声を響かせてきた鈴木さんの声をディズニーが認めたということ。もちろん、2.5次元の舞台と映像作品、洋画アニメーション、どれが上でどれが下とかいうものでもないですし、2.5次元を中心に活動する俳優が映像作品に出ることが“出世”を意味するわけではありませんが、豊かな才能がより多くの人の目に触れる機会ができるのは素晴らしいことに間違いありません。残念ながら今回は“無料の鈴木拡樹”ではありませんが、1,800円のチケット(舞台に比べたら安い!)を払ってその声を聴きに行く価値あり(いや、というか普通に映画作品として楽しめるはず)!それを機に、2.5次元作品に興味を持つもよし。映画館で、2.5次元のカリスマの美声に酔いしれるべし!(text:Naoki Kurozu)
2018年02月27日俳優の佐藤流司が11日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『Reception』(2月14日発売 3,000円税込 Mファクトリー刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Reception』の発売記念イベントを行った佐藤流司テレビ東京系にて現在放送中のドラマ『御茶ノ水ロック』やミュージカル『刀剣乱舞』など2.5次元の作品で大活躍の佐藤流司。そんな彼の3枚目となる同写真集は、昨年末に東京近郊と静岡で撮影され、ストーリーテラーとなった佐藤が、6つの物語を展開していく内容となっている。最新の写真集を手にしながら「自分の脳内とか自分の人生観をファンの皆様にお見せするために今回の写真集を作りました。今まで以上に気合の入った写真集になったと思います」と自信を見せた佐藤は、「今回は本棚から本を取るところからスタートし、6つの世界が広がっていきます」と内容を紹介。お気に入りを「猫耳の写真」とあげて「猫耳は非常に『何やっているんだ?』感がありました。途中からはゴスロリも出てきて、内股でやれと言われてやった内股が一番恥ずかしかったです(笑)」と苦笑いを浮かべ、女性ファンが気になる肉体美の写真は「温泉に入っているところはありますが、自分の中ではあまり出さないというのがあります。今後、人気が落ちたら脱ぐしかないですね(笑)」と笑いを誘った。2.5次元俳優として人気の佐藤。同写真集は初版の4万部を突破し、発売前から重版が決まった人気ぶりだ。「自分の中でも過去最大ですし、4万部は想像できない数字ですね。売れることによって僕のことを知っていただけたらと思いますし、汚い手を使って頑張っていきたいと思います(笑)」と茶目っ気たっぷり。今後の目標としては「一番の望みは安定です(笑)。これ以上下がらないことを目標にしていますが、本当は今以上に上に行けたらいいんですけどね(笑)」と謙虚な一面も、「プライベートでは英語の勉強を今年中にして、ペラペラになりたいです」と海外進出にも意欲を見せていた。
2018年02月12日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー番組「情熱大陸」。1月28日(日)は、いま話題の“2.5次元ミュージカル”の仕掛け人、演劇プロデューサーの松田誠に密着した模様を放送する。「テニスの王子様」「黒執事」「刀剣乱舞」――。“2次元”の漫画やアニメ、ゲームと、“3次元”のリアルな舞台の中間としてファンから自然発生的に名付けられた“2.5次元ミュージカル”。原作の世界観はそのままに、生身のキャストと斬新な演出によって新たな魅力を生み出すとして海外からも注目を集め、斎藤工、城田優、加藤和樹ら実力派俳優も多数輩出、いまや若手俳優の登竜門にもなりつつある。今回番組では、2.5次元ミュージカルの仕掛け人、松田さんの手掛けた中でも最近大ブレイク中のミュージカル、刀剣男士を育成していく大人気シミュレーションゲームを原作としたミュージカル「刀剣乱舞」の出演俳優たちが集結した大型ライブ、佐藤流司や黒羽麻璃央らが出演する「真剣乱舞祭2017」をプロデュースする姿に密着。国内だけでなく、今回初めての中国広州公演が決定しているが、現地で思いもよらぬトラブルに見舞われる松田さんたちの姿をカメラがとらえた。さらに、実はブレイク前から「乃木坂46」に関わっていた松田さん。1期生~3期生から選抜したメンバーでキャストを構成する舞台「三人姉妹」や、元「AKB48」渡辺麻友の新プロジェクトを手掛ける様子も放送予定だ。「情熱大陸」は1月28日(日)23時~TBS系列全国28局ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月22日アニメ『ドリフェス!R』でキャラクターの声を演じる2次元+リアルキャストとしてアーティストデビューを飾った3次元=5次元──多方面で活躍する「DearDream」の初ライブツアーが決定!なんとそのファイナルはパシフィコ横浜 国立大ホールと、かつてない規模で開催される。DearDream チケット情報メンバーは、石原壮馬(as:天宮奏)、溝口琢矢(as:及川慎)、富田健太郎(as:佐々木純哉)、太田将熙(as:片桐いつき)、正木郁(as:沢村千弦)の5人。早速、意気込みを伺った。石原「ひたすら楽しみで、お客さまの期待を越えていかなければならないと思っています。僕は熊本出身で九州(福岡)での凱旋公演もあるので、来ていただくだけでなく、僕らから会いに行ける、そのことがすごく楽しみです」溝口「……正直言って、発表になったときは喜びもありましたが、戦いだ……とも思いました。会場が広くなったからこそ、より密度を濃くすべての空間をこの5人で埋め尽くしたいし、来てくださる方々との距離をよりいっそう縮めたいです。埋めるぞ!と約束します」富田「今年、外部のイベントに色々出演させていただくことで、僕らの音楽をもっと知っていただくためにどうしたらいいのか?と、みんなで考えるようになりました。そんなふうに意識が変わってきたところで与えていただいた機会なので、魂込めて届けます。ユニット曲も楽しみにしていていください!」太田「大きな機会を与えていただき、それだけにステージに立つ僕らの責任も大きいと思っています。だからこそ、この5人だけでなく関わっている全員が一丸となって全力で応えられるよう、挑みます。様々なところで待っていてくれている方々に会いに行ける、そのことが本当にうれしくて、ステージの上でどんな景色が見えるのか今から楽しみです」正木「『ドリフェス!』が始まって3年、デビューして2年目を迎えますが、まだ僕達を知らない方々がたくさんいて、そういった方々に僕らの音楽を届けることができる機会をいただけたことが幸せです。この5人で出来る最高のLIVEになるよう頑張ります」最後に、センターをつとめる石原が全員の思いを代表し「2017年の集大成であり、2018年の僕らを見せる大切な機会なので、ひとりでも多くの方に観にきていただきたいです!」と熱く語った。そんな彼らが出演する「ドリフェス!presents DearDream 1st LIVE TOUR 2018『ユメノコドウ』」の公演は、2018年1月10日(水)東京・TOKYO DOME CITY HALLを皮切りに、福岡・大阪・愛知をまわった後、2月25日(日)神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにてファイナルを飾る。取材・文/おーちようこ
2017年12月11日2.5次元舞台などで注目の俳優・荒牧慶彦さん。彼が俳優を目指したきっかけとは。「ミュージカル『テニスの王子様』は、間違いなく自分の人生の分岐点でした。芸能の世界に挑戦しようと思ったあのタイミングでオーディションに受かっていなかったら、いまこの仕事をしていなかったかもしれません」そう話すのは、舞台『刀剣乱舞』や舞台『K』などに出演している荒牧慶彦さん。俳優を目指し始めたのは大学時代の就職活動中だそうだけど、すごいのは、すでにテニミュ出演も含め、先々のプランを立てていたらしい。「20歳を過ぎていましたから、スタートが遅いのはわかっていました。僕はもともとゲームやアニメが好きだったし、このジャンルの舞台がもっと盛り上がっていくだろうと確信がありましたから、まずはそこで人気者になろう、と」同時に、演技の経験値を上げたいと、大小問わず多くの舞台に出演。着実に人気を獲得していった。「モチベーションは、お客さんの眼差しと歓声と拍手。ファンの方から舞台の感想の手紙やSNSでの反響をいただく度に、この道は間違いじゃなかったって思うんです。じつは結構単純で(笑)」状況を見極め判断する冷静さと、こんなピュアさを持ち合わせる人。「僕は、『まっきーが演じると、より役が魅力的になるよね』って言われたいんですよ。原作物の舞台化にだってちゃんと意味があるんだって思ってもらいたいんです」理知的なしっかり者かと思えば、すぐ後に、「豆乳に牛乳が入っていないなんて知らなかった!」なんて天然発言も飛び出す。この意外性こそが一番の魅力なのかも。CHARACTER FILE舞台『K ―MISSING KINGS―』「出演が決まった時、誰よりも作品の世界観に詳しくなりたいと思ってアニメを何度も観て、しぐさや刀の振り方を勉強しました」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。’12年にミュージカル『テニスの王子様』(2ndシーズン)でデビュー。12月に舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り、来年1月に『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』~To the shining future~に出演。コート¥43,000(ステュディオス/ステュディオス 原宿本店)パンツ¥24,000(ステュディオス×イッティビッティ/ステュディオス 原宿本店)Tシャツ¥14,000(ジョン エリオット/サザビーリーグ)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)
2017年12月05日若手俳優の登竜門となったミュージカル『テニスの王子様』を筆頭に、今熱視線を浴びている2.5次元舞台。今回はそんな2.5次元界からananが注目する俳優の一人、宮崎秋人さんに話を聞きました。舞台『青の祓魔師』の冷静沈着な雪男、『FAIRY TAIL』の直情型のナツ、『弱虫ペダル』の飄々とした新開。宮崎秋人さんが演じてきた役はじつに多彩。「以前は原作のキャラに似せることばかり考えていたんです。でも新開役に決まった時、自分とかけ離れすぎていて、そのやり方じゃ難しくて。役を追っかけるのをやめ、誰より役のことを研究して、自分の受けた印象を大事に演じようと思ってから楽になれました」役に合わせて体を絞ったり太ったり、ストイックなアプローチも。「体は、やれば確実に結果が伴うから、芝居が上手になるよりも手っ取り早いので」。そう言って一拍置き、「そもそも自分はお芝居に向いてないんです」とぽつり。「僕、勉強もスポーツもさして努力しなくてもできたんで、親からは、『早く挫折を経験した方がいい』と言われてきました。そんな時に出合ったのが芝居。手を抜いた途端に止まってしまうのがわかるのに、かといって頑張れば前に進めるというわけでもない。ただ、どんなに苦しい状況に陥っても、もともと向いていないからと思えば耐えられるだろうと思って。でも、なにより好きだからやれてると思います」自身を、どネガティブと評する。「どんなに褒めていただいてもどこかで信じきれない。だからこそ貪欲になれるのかもしれません」今後の目標を問うと「いいオジさんになりたい」とまさかの答え。「20代はその準備期間。いまのうちに、人として俳優として何を積み上げるかを考えています」CHARACTER FILE舞台『弱虫ペダル』新開隼人「初めて主演をさせてもらったのがこの役。その辺から僕を応援してくれる人が増えてきて、仕事への責任感が生まれた気がします」みやざき・しゅうと1990年9月3日生まれ、東京都出身。現在、BSスカパー!で放送中のドラマ『弱虫ペダル Season2』でも新開役で出演。1月6日より出演舞台『ピカレスク◆セブン』が開幕。出演映画『ちょっとまて野球部!』は来年1月27日公開に。ジャケット¥59,000(ジョン エリオット/サザビーリーグ)シャツ¥28,000(ステュディオス×ネーム/ステュディオス 原宿本店TEL:03・5785・1864)パンツ¥12,800(ステュディオス/ステュディオス 原宿本店)※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・仲田須加
2017年12月05日ミュージカル「テニスの王子様」などの人気から今や注目ジャンルの一つになった2.5次元舞台。今回はそんな2.5次元でも人気の俳優・崎山つばささんにインタビューしました。これまで演じた印象深い役として、真っ先にミュージカル『刀剣乱舞』で神社に縁のある石切丸を挙げた崎山つばささん。「基本的に、2.5次元作品の時には1秒たりとも崎山つばさを出したくないと思っているんです。ただ石切丸の場合、参考になるものがゲームのボイスくらいしかない。それで、神道や神社について、日本刀や平安時代のこと、着物の所作といったものから固めていくやり方をしたんです。そこに辿り着くまでも大変でしたが、歌にダンスに殺陣と、他にもやるべきことが山積みで、たくさんのハードルを越えなければいけない現場でした。でも、そうやってできない理由を並べて逃げたりはしたくないと思っているんです」物腰が柔らかく落ち着いた穏やかな口調からは、ともすると控えめな印象を受けるけれど、内には揺るがぬ芯を持った人なのだ。「スポーツをやってきたからか、ハートは強い方なんです(笑)。昔から負けず嫌いで、どんなに否定されても『次こそは…』って、挑んでいくタイプでした。熱血ではないですが、内なるものは強い。青い火系だと思います」そう言って、小さくフフと笑う。「自分が苦手なことに敢えて挑んでいくようなところがあるんです。苦しいけれど、そこまで嫌じゃない…そういう性分なんですよね」先頃、夏に演じた舞台『煉獄に笑う』の劇中歌として歌った『月花夜』でCDデビューも果たした。「最初は僕も驚きましたが、機会があるなら可能性を探りたい。つねに挑戦していきたいんです」CHARACTER FILEミュージカル『刀剣乱舞』石切丸「もともと僕が神社が好きだったので、神社に奉納されたご神刀だった石切丸を演じられたことに特別な縁を感じています」さきやま・つばさ1989年11月3日生まれ、千葉県出身。読者モデルとして活躍後、’14年より俳優として舞台を中心に活動中。11月1日に崎山つばさ with 桜 menでCD『月花夜』をリリース。来年1月に開幕の舞台『クジラの子らは砂上に歌う』に出演。ニット¥36,000(ジョン メゾン スミス/HEMT PRTEL:03・6721・0882)パンツ¥14,000(オールド パーク/HEMT PR)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・天日恵美子スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年12月05日若手俳優の登竜門となったミュージカル『テニスの王子様』を筆頭に、人気ジャンルへ成長した2.5次元舞台は、いま群雄割拠の時代へ。そんななか、ananが注目する俳優をご紹介します。いま熱狂的な人気を集めているミュージカル『刀剣乱舞』で黒羽麻璃央さんが演じているのは、「刀剣乱舞-ON LINE-」のアイコンにもなっている三日月宗近。「この役との出合いは本当に大きかった」と話す。「この作品に携わり始めた当初を振り返ると、発声法も演技も、舞台に立つための基礎を何も知らなかったなと思うんです。まさにレベル1から始めた感じで、たくさん怒鳴られましたけれど、おかげで度胸がつき、いま約1年ぶりに三日月宗近として出演している公演に、生きている気がするんです。先日、演出家の方から『ようやくハマったな』と笑顔で言われたのは嬉しかったですね」。そう言った後、「厳しい現場を経験すると、つい上手くなった気になるけれど、学んだことを次に生かせなきゃ意味ないですよね」と付け加えた。デビューはミュージカル『テニスの王子様』。しかし、最初の1年は「全然楽しくなかった」そう。「そもそも、ちやほやされたいくらいの気持ちでイケメンコンテストに参加したんで、俳優でやっていこうという意思も薄くて。それでテニミュに入ったら、芝居はできないしキツイし…。いま思うと単なる逃げだったんですけれど」ある時、「自分の場面で、客席からすすり泣く声が聞こえて、届いているんだって」気づいてから、徐々に面白くなっていったそう。近頃はドラマ映像にも活躍の場を広げている。「でも根本的には変わってないんです。いまも、ちやほやされたいし、人気者になりたいんです(笑)」CHARACTER FILEミュージカル『テニスの王子様』菊丸英二「当時は技術もなく、とにかく一生懸命にやるしかなかった。振り返るとちょっと小っ恥ずかしくて、いまだにあまり観たくは…ない」ミュージカル『刀剣乱舞』三日月宗近「トライアル公演の初日、内番の衣裳で出たら客席から拍手が起きたんです。その時、客席は味方なんだとホッとしたんですよね」くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。現在、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演中。また放送中のドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)では劇中ドラマ「恋神」に出演。来年2月には主演映画『Sea Opening』が公開になる。ニット¥26,000(ワンダー ランド/ノット ワンダー ストアTEL:06・6110・5466)パンツ¥40,000(ジョン エリオット/サザビーリーグTEL:03・5412・1937)※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年12月05日人気作であるミュージカル『テニスの王子様』でデビューを果たした、2.5次元界でも注目の俳優・木村達成さん。そんな木村さんが、デビュー当時の意外なエピソードを明かした。木村達成さんのデビューは、ミュージカル『テニスの王子様』。「照明の位置を把握して動くとか、立ち位置でどう魅せるかとか、テニミュの現場で教わったことは、いまもあらゆる現場で役に立っている。本当にやってよかったなと思います。ただ、スタッフさんには本当によく怒られましたが…」ここで本人からの申告。「当時はかなり態度が悪かった」そう。「ナメられてたまるかみたいな気持ちで、かなり中二病入っていたと思います。ある日、プロデューサーに『続ける気があるのか?』と呼び出されて、自分から『やらせてください』と頭を下げました。その時には、目の前のお客さんが歓声をくれることに痺れ、舞台の魅力にハマっていたんです」取材するうちにわかってきたのは、木村さんの一見挑発的だったり攻撃的な言葉は、自身を鼓舞させるためのものだということ。「大口を叩いているのに、何も成し遂げられなかったら、それが一番カッコ悪い。だから絶対やってやります」来年には、鹿賀丈史さん、市村正親さんら大ベテランと共演するミュージカルへの出演が控える。「新たな挑戦は怖いですが、環境が変わるのは嫌いじゃないし、新しいことに出合える楽しみを考えれば、大したことじゃないです」今後は「日本の過去を題材にした作品に携わってみたい」とも。「平和な時代に生まれた僕らも、過去に何があったかは知っておかなきゃいけない。それを伝えていくのも僕らの仕事なんだと思うんですよ」CHARACTER FILEミュージカル『テニスの王子様』海堂 薫「まさに、舞台に立つためのことすべてを教えてもらった舞台。間違いなく自分の原点で、ずっと変わらず大切な作品で経験です」きむら・たつなり1993年12月8日生まれ、東京都出身。’12年にミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。出演ドラマ『弱虫ペダル Season2』がBSスカパー!で放送中。来年3月のミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』に出演予定。カーディガン¥20,000シャツ¥16,000パンツ¥15,000(以上アンルート/アンルート 二子玉川店TEL:03・5797・3184)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年11月30日いま大ブームを巻き起こしている2.5次元舞台。そのなかで、原作に忠実なキャラクター造形で、第一人者と言われているのが鈴木拡樹さん。なんと次回作は初出演となる劇団☆新感線です。ものすごくゆっくりのペースでしか成長していけないタイプなんです。漫画やアニメ、ゲームの世界を舞台上に忠実に立ち上がらせ、いま大ブームを巻き起こしている“2.5次元舞台”。メイクやウィッグ、衣裳による完璧なビジュアル作りもさることながら、声や表情、仕草、動きに至るまでの役の造形が的確で緻密だと評価を受けているのが鈴木拡樹さん。しかし、鈴木さんがその世界の代表者のように語られるのには別の理由がある。どんなキャラクターを演じていても、普通なら介在するはずの役者の自我や肉体というものの存在を消し去り、すべてを役に明け渡しているように見えるのだ。それはまるで、丸かったり尖っていたり、いろいろなキャラクターの器に合わせて形を変えていく水のような。だからこそ今回、鈴木拡樹という人そのものの形を確かめたくて、さまざまな表情での撮影とインタビューをお願いした。――これまで2.5次元作品への出演が多かったのですが、今回は、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月に出演されます。鈴木:出演のお話が来ていると知った時には、やっぱりびっくりしました。初めて新感線さんの作品を観たのが『鋼鉄番長』(‘10年)で、好きな世界観の舞台だと思いましたけれど、自分が出るのはピンとこないというか…僕のことを知ってもらえる機会はないだろうと思っていましたから。――そんなはずはないですが、確かに、今回のキャスティングが発表になった時、「ついに見つかってしまったか」とは思いました。鈴木:…はははは(笑)。――初めて触れる新感線の稽古場はいかがですか?鈴木:覚えなければいけないキッカケ数が多いです。体の向きを変えるタイミングのような細かいところまで決まっている。ただ、それに合わせて効果音が入ってきて、それが気持ちいいんですよ。新感線さんの舞台って、いつもとってもテンポがいいですけれど、お客さんを盛り上げられるテンポ作りには、あの細かい演出が必要なのかもしれないなと思っています。――チラシのビジュアル撮影で、役の扮装をした鈴木さんの役づくりがあまりに完璧で、現場が騒然となったと聞いたのですが…。鈴木:…台本はいただいていなかったけれど、以前に観たことがある作品でしたから、一応、ざっくりとした自分なりのイメージでアプローチさせていただいたんですよね。でも、カメラマンさんが、「冷たく指示を出しているように」とか、いろいろお題をくださったので、セリフのないお芝居をしている感覚で、僕も楽しかったです。ただ、他のキャストがいなかったので、完全に“ひとり髑髏城”でしたが。――わりとすぐに役に没入できてしまうほうなんですか。鈴木:どうでしょう…なんとなく、こういう場面でこういう反応をする人なのかな、とか、ある程度ベースを考えておくとやりやすいし、すぐに入れると思います。だから、撮影前に資料を集めて、こういう性格のタイプで、こういう癖があって…ということは、ある程度考えておいたりはします。ただ、稽古が始まってみて、全く変わってくることもありますからね。――実際に稽古が始まって、どんな『髑髏城~』になりそうですか。鈴木:今回、全体的にキャストが若いということもあって、若さゆえの青さみたいなものを、これまでより強く描くと言われています。僕が演じる天魔王は、天下を狙う男ですが、未熟さゆえの思い込みの激しさだったり、人間的な部分が出てくるのかなと思っています。――先日、鈴木さんがMCを務めている『2.5次元男子推しTV』を見直したんですが、ゲストの皆さんが鈴木さんの印象として、一様に「神様」だとか「宇宙人」のような、人間じゃないものに例えていたのが面白かったです。鈴木:普段、あんまり怒ったり声を荒げたりしたくない人なんで、そのせいなんだと思います。――もともとの性格ですか?鈴木:そういう部分もありますし、心がけてもいます。自分の身の丈に合った形で、できるだけ人に優しく接しようとは思っています。――10代や20歳前後には…?鈴木:一般的にトガってると言われる時代ってやつですね(笑)。――まさに、その若気の至りみたいな過去もあるんですか?鈴木:逆パターンですが…もう少しトガっておけばよかったなと思います。学生時代…いわゆる思春期と呼ばれる時期に、親に反抗したりすることがなかったんですよね。今回の役もそうですし、不良役を演じる時も、何か参考にできたかもしれないなって。――不良文化に憧れる、みたいなことはありました?鈴木:たぶん感覚が違うんですよね。反抗している同級生を見て、「ダメだよ」って思っていました。だから、僕自身はそんなつもりはないけれど、同級生からは大人に見られることが多かったですね。――逆に、ハメを外せない自分に対して悩むことはありました?鈴木:そういう瞬間がラフにできる人間だったらよかったなとは思うんですけれど、そんな自分と何年も付き合ってきているんで(笑)。無理するのも違うし、自然にこういう自分をわかって受け入れてくれる人と付き合ってきましたし。――天魔王もですが、ものすごく悪い役や気性の激しい役を演じている時はどんな気持ちですか?鈴木:解放感はありますよ。でも、自分はほぼ持っていない部分なので、想像のなかで作っていくしかないぶん、極端な振り方になってしまうのかもしれません。――今回、同時期に上弦の月と下弦の月の2チームが交互に演じることになりますが、上弦チームへのライバル意識はありますか?鈴木:なくはないですが、同じ天魔王役の(早乙女)太一さんが、稽古中もいろんなことを教えてくださいますので、いまは吸収させていただいて、それを下弦チームに生かすことを考えています。周りを見て動くというのは、自分の得意分野なので、いいと思ったところは積極的に盗んでいきたいな、と。すずき・ひろき1985年6月4日生まれ。大阪府出身。‘07年、ドラマ『風魔の小次郎』でデビュー。翌年の舞台『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たし、以降、舞台を中心に様々な作品に出演。おもな出演作に舞台『刀剣乱舞』『弱虫ペダル』などがある。MCを務めるトーク番組『2.5次元男子推しTV シーズン2』(WOWOW)が11月23日より放送開始。劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月は、11月23日(木・祝)~2018年2月21日(水)に豊洲・IHIステージアラウンド東京 にて上演。上弦の月と下弦の月のW チームでおこなわれ、鈴木さんは下弦の月に出演。共演に宮野真守、廣瀬智紀、木村了、松岡広大、羽野晶紀、千葉哲也ほか。ステージアラウンド専用ダイヤルTEL:0570・084・617(10:00~20:00)※『anan』2017年11月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中村美保ヘア&メイク・AKIインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年11月10日女優の観月ありさ(40)が11日、自身のインスタグラムとブログを更新。大きな木の前で撮影した全身ショットを公開し、「スタイル良すぎ」「別次元」と絶賛の声があがっている。観月は「本日! 櫻子さんの足下には死体が埋まっている。 第8話でーす!!!」と、主演を務めるフジテレビ系ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(毎週日曜21:00~)をアピール。「いよいよ最終回に向けドラマが展開していきますお楽しみにー!!!」と呼びかけた。そして、大きな木の前で万歳をした全身ショットを公開。ファンから「10頭身!!!」「スタイル良すぎ」「脚長!顔小さいっ!」「長さが別次元」「このスタイル、、、リアルですか」「手足が長くて細くて惚れ惚れしちゃいます・・・」「なんと言うスタイル」などとさまざまなコメントが寄せられている。同ドラマで観月が演じているのは、名家のお嬢様にして、日本に数人しかいない骨格標本を組み立てる「三度の飯より骨が好き」というプロ標本士・九条櫻子(くじょうさくらこ)。法医学・自然人類学の豊富な知識、鋭い観察眼や洞察力、想像力を駆使して難事件を次々と解決していく姿を描く。
2017年06月12日俳優のレオナルド・ディカプリオ(42)が、モデルのニーナ・アグダル(25)と破局したと報じられている。2016年5月より交際をスタートさせていたディカプリオとニーナは、別々の道を歩んでいくことに決めたというが、これからも友人として付き合っていくようだ。ある関係者は『エンターテイメント・トゥナイト』に対し「2人は最近破局しました。とはいえ、友人として友好的な関係を築いていますよ。まだ連絡を取り合っていますし、親しい関係ではあります。2人にとって別れは自然な成り行きだったようですね」とコメントしている。2016年度のカンヌ映画祭で行動を共にしていたことで交際の噂が浮上した2人は、その数カ月後にカリフォルニア州マリブのビーチでキスをしている姿が目撃されていた。さらに、昨年7月にはニーナの祖母ローナさんがディカプリオとの交際を認める発言をしたことが話題になっていた。(C)BANG Media International
2017年05月20日「第6回ananマンガ大賞」の準大賞を受賞し話題となっている「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて連載中の町麻衣原作の「アヤメくんののんびり肉食日誌」が、黒羽麻璃央(くろばまりお)と足立梨花のW主演で実写映画化されることが決定した。脚本は、「ラーメン大好き小泉さん」「カインとアベル」などを手掛ける阿相クミコ、監督は芝崎弘記が務める。舞台はとある大学の生物学科の研究室。一見“草食系男子”で、のほほんとした雰囲気の菖蒲瞬は、好奇心旺盛で恐竜オタクな優等生。イギリス育ちの彼は、帰国した直後、先輩の女子大生・椿雛菊(つばきデイジー)と出会ったことで恋に目覚め、椿への恋愛感情をストレートにグイグイ表現する肉食系のアプローチを仕掛けていく。一方、いまどきの恋愛に積極的に見える椿は、昔地味で太っていたことをコンプレックスに持つ、恐竜の化石や骨が大好きな少々変わりモノの美女。そんな椿は、ひと筋縄じゃいかないアヤメからの猛烈なアプローチに、最初は戸惑いふり回されながらも、自分に対する真っ直ぐな気持ちに徐々に心惹かれていく。しかし、不思議な2人の恋が成就し掛けたとき、アヤメの幼なじみのイギリス美女・エリザベスが現れ、椿に好意を持つ先輩・仁英も加わり、恋の四角関係に突入する――!“草食系”と“肉食系”の良さを合わせ持ったハイブリッドな“ロールキャベツ男子”のアヤメ役を演じるのは、「テニスの王子様」「黒子のバスケ」「刀剣乱舞」など人気2.5次元ミュージカルで主要キャストとして出演し、人気急上昇中の黒羽さん。そして、ヒロイン・椿役には、4月放送の新ドラマ「人は見た目が100パーセント」への出演も決定し、ドラマや映画、バラエティ番組、CMと様々な場面で活躍する足立さんが務める。黒羽さんは、「アヤメくんを演じていると、アヤメ沼みたいなものにズブズブはまっていくんです。だってアヤメくん可愛いんです!」と演じた役について語り、「個人的にはアヤメくんの肉食スイッチを観ていただきたいです。そして観ていただいた方にも、純粋にアヤメくんと椿ちゃんの恋愛を応援していただけたら嬉しいです!」とコメント。足立さんは、「化石や骨を見ているときと普段のギャップ、そしてなかなか素直になれない椿ちゃんは可愛くて、大切に演じさせてもらいました!いつも叶わない恋の役が多いので、演じていてすごく楽しかったです!」とふり返り、「いろんなことが巻き起こります!それを乗り越えていく姿や、それぞれの想い、可愛らしい恋に注目してほしいです」とアピールした。さらに、黒羽さんとともに「刀剣乱舞」で人気を二分する佐伯大地と、雑誌「ViVi」の専属モデルであり、次世代のファッションリーダーとして人気を集める瑛茉ジャスミンが、主人公2人の恋路を邪魔する恋敵として登場。そのほか、研究室仲間に尾関陸、永田崇人、唯月ふうから今年ネクストブレイクが期待される勢いのある若手俳優陣、アヤメの父親役に鶴見辰吾、研究室の先生役に酒井敏也、研究室のOBの化石の技術者役にGENKINGが参加する。『アヤメくんののんびり肉食日誌』は10月7日(土)よりシネリーブル池袋、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月04日「連載開始当初は、次元も五右ェ門も、みんなルパンの敵だったんですよ。次元なんて、刑事として出したこともありますから(笑)。そこから新しい次元にして仲間にしました」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる次元大介誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「イメージしたのは、映画『荒野の七人』でのジャームズ・コバーン。ナイフを使うシーンがすごくカッコよくてね。この役を次元のキャラクターにしたいと思ったんです。後にアニメーションになった次元の声が、ジェームズ・コバーンの吹き替えをやっていた小林清志さん。まさに僕のイメージとピッタリでした。“よく小林さんを次元の声に選んだな〜”と感心したことを覚えています」 次元は無口で、とにかく腕がよく、そして火気にはめっぽう強いイメージで描いたという。 「そして、ルパンとは逆に硬派。本当はあまりしゃべらないキャラでやるつもりだったけど、五右ェ門よりはしゃべりましたね(笑)。五右ェ門はさらに輪をかけたような硬派キャラだったので……。とくにこだわったのは風貌だね。帽子とヒゲで、あのスタイルを出したかった。どこか西洋っぽく、ヤンキーな感じがする。次元は僕の狙いどおりのキャラクターなんです。まぁ、ルパンの兄貴分みたいな感じですよ」 そんな「次元大介」の名前の由来を、モンキー・パンチ先生は次のように明かす。 「『次元大介』という名前の由来は、たまたまなんです(笑)。僕は3次元、4次元の『次元』という言葉の字面が好きで、名前に使ってみたという、単なる思いつきですね。『大介』もそうで、字面にしていちばん覚えやすいというか、格好がいいかな〜と。だからすべてひらめきから生まれたもので、じつは深く考えたわけじゃないんですよ。ただ、次元大介という名前で正解だったと思っています。おそらく電話帳を調べても、次元という名字はないと思いますから。それだけに、誰をモデルにしたかというよりも、『次元は次元そのものである』−−。そういう人物像を作り上げていったという気持ちもありますね」
2017年03月26日まずはこれを! 必読『風の歌を聴け』(講談社文庫)言わずと知れたデビュー作。村上春樹がジャズバーを運営していた頃、営業後にキッチンで書いていたのだとか。29歳になった「僕」が8年前の夏の出来事を回想するこの物語は、彼の有名な「鼠三部作」の一作目としても知られる原点。初心者にはまず読んでほしい、まさに“入門編”の一冊です。読みやすい短編集『カンガルー日和』(平凡社)「短編集のなかでも傑作が多い本」として評価されている本です。国分寺でジャズバーを運営していた下積み時代の作品で、村上春樹ファンの中でも根強い人気を誇ります。18のショート・ストーリーで構成されていて、佐々木マキ氏の素敵な絵と溶けあったやさしい世界観が魅力的。より深く世界感に没入するならこの一冊『アフターダーク』(講談社)渋谷駅周辺で繰り広げられた一晩の物語。作品内に描写されている渋谷の風景は実際の渋谷の風景そのままで、現実の世界でも作品の追体験ができます。渋谷になじみがある人であれば、自分の知っている街の物語を読む楽しさを味わえるでしょう。物語の舞台となる渋谷で、夜に読むのがおすすめです。取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:6次元住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
2017年02月24日ハルキストにとって欠かせない聖地サブカルチャー栄える中央線・荻窪駅の路地にひっそりと佇む「6次元」は、ジャズバーの跡地をリノベーションしたブックカフェ。ノーベル文学賞発表の際には毎年中継場所となり、国内だけでなく、海外からもファンが訪れるといいます。村上春樹関連本を執筆するナカムラクニオさんが店主を務め、ハルキストにとってはまさに“聖地”と呼べる場所。アートや読書イベントも盛ん普段は、クリエイターを招いたアート関連のイベントや読書会など、体験型イベントを幅広く開催しています。共通の趣味・関心を持つ人たちが集まり、まるで村のようなコミュニティが育まれるディープな文化スポットです。悩みもがく人の夢を実現する場所本に囲まれた古民家のような空間に漂う、芳しいコーヒーの香り。ゆっくりと本を選び、コーヒーといっしょに一文字一文字を味わいたくなる雰囲気に満たされています。店内には展示スペースも設けられていて、これまで多くのアーティストたちの応援をしてきた歴史があります。「6次元」は表現や会話を通して夢を実現する場所。モヤモヤした気持ちを抱えている人は、ゆっくり自分と向き合い、人とつながる時間を持つために足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと人生が豊かに広がっていくはずです。取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:6次元住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
2017年02月23日こんにちは。ママライターのあしださきです。突然ですが、皆さんに質問です。最近美しいものを見て心を動かされたことはありましたか?「美は世界を救う」ロシアの小説家であり思想家である、ドストエフスキーが残した言葉です。暗いニュースが毎日流れる現代社会の中で、この言葉の示す通りその美しさで世の女性を救っている(彼女たちに生きがいを与えるほどに心酔させている、という意味で)男性たちがいるのをご存じでしょうか?2次元でもなく、3次元でもない。“2.5次元”という活躍のフィールドを新たに生み出し、その美しい容姿、話し方、歌声で多くの女性ファンを獲得している「2.5次元俳優 」の魅力を、今回はご紹介したいと思います。●2.5次元俳優ってどんな俳優さん?・漫画やアニメ、ゲームを元にした舞台(主にミュージカル)に出演する俳優。・これまでは2次元(漫画などの中)に存在していたキャラクターを、(1)高い演技力 (2)圧倒的歌唱力 (3)魅力的な容姿 の3本柱をもって完璧なまでに舞台上で演じきる、まだメジャーになっていない若手俳優。●美しくて当然! さらに、原作ファンをもうならせる“憑依系”であることが必須これは、2.5次元俳優ファンの方が各方面でおっしゃっていることですが、彼女たちは「原作への愛」が半端じゃないんです。漫画は何百回と(あるいはもっと)読み、アニメ化されたものも総チェック。登場人物のセリフの一言一言まで暗記しているなんてザラなんだとか。『自分の大好きなキャラクターが実際の人間として動き、話し、歌う姿をただ見るためにこんなに入れ込んでいるんじゃない。キャラそのものになっていて欲しい』(20代女性/看護師)というのが、彼女たちの意見。完璧にそのキャラクターを自分のものにしていてくれないと嫌 なわけです。つまり、役が完全に“憑依”したかのような仕草、振る舞い、話し方が大事。そのためには、俳優自身もその原作への愛を十分に観客にアピールできないとダメなのです。このような高すぎるハードルを悠々と越えてきた俳優さんのみが与えられる、「2.5次元俳優」というポジション。●舞台の魅力は“一期一会”の出会い私のような無知な主婦(しかも若くはない30代)にとってみると、足を運ばないと見られない“敷居の高さ”を感じるミュージカルや舞台。また高額なチケット代も、世間一般の感覚との差を感じてしまうポイントになるのです。趣味にしてはコストがかかりますから。ただ、今は動画配信サービスが充実し、誰もが広く利用できる環境になりました。自宅に居ながら好きなドラマや映画も手軽に楽しむことができますよね。では、なぜあえて舞台なのでしょうか。そこには、舞台にしかない“一期一会”の出会いが待っている から。2.5次元俳優の魅力を語る上で欠かせない、最高のエッセンスがこの“一期一会”。『生の舞台は1度として同じ回はないです。アドリブやその日の空気も全然違う。俳優さんと観客が一体感をもって舞台を完成させている実感が味わえるから好き』(20代女性/会社員)これが2.5次元舞台の最大の魅力でしょうか。●まだメジャーになっていない若手俳優さんじゃないと出せない“萌え”多くの2.5次元俳優の皆さんは、まだテレビや映画にバンバンでまくっているような方ではないということに、お気付きでしょうか?『2.5次元って、すでに売れている俳優さんがやってしまうと「何か違う」という感じだと思います。まだ発掘されていない原石のような若手俳優さんがキャラクターそのものになってくれる。それに“萌える”ファンが多いと思います』(30代女性/主婦)すでに何かの役で認知され、イメージが付いてしまった俳優さんではなく、“原石”の俳優に萌える のですね。本当に奥が深い!----------いかがでしたか?私は実はまだ2.5次元ミュージカルは見たことがありませんでした。しかし、今回の調査でかなり興味がわいてきて、これからもしかしたらハマっていくこともあるかもしれないな、と感じています。皆さんもぜひ、この奥深き、美しい世界を覗いてみませんか?●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年02月13日高校の競泳部の青春を描いた大ヒットコミックを人気の2.5次元舞台俳優をキャストに迎えドラマ化する「男水!」が、1月21日(土)今夜より日本テレビ系で放送開始。5月には舞台版の公演が控えている。原作は白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で大人気連載中の木内たつやによる同名コミック。都立東ヶ丘高校の弱小男子水泳部を舞台に料理男子、カナヅチ、おネエなどさまざまなキャラの男子たちが織りなす“ゆる×ガチ”な青春部活ストーリーを、今回、マンガやアニメを原作にした“2.5次元”舞台で大活躍中の若手イケメン俳優を揃えてドラマ化。主人公の東ヶ丘高校男子水泳部、榊秀平役には「仮面ライダー鎧武」への出演、ミュージカル「薄桜鬼」の主演などで知られる松田凌。水泳部のエース・篠塚大樹役には昨年上演された「FAIRY TAIL」での主演や「青の祓魔師」京都紅蓮篇の奥村雪男役などの宮崎秋人。ライバルとなる龍峰高校・藤川礼央役には“テニミュ”の通称で愛されるミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンで白石蔵ノ介を演じ、舞台「戦国無双~関ヶ原の章~」では主演を務めた安西慎太郎。また“オネエキャラ”の小金井晴美役には「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」で主演の赤澤燈。運動音痴の後輩・滝結太役には“テニミュ”出演の佐藤永典。舞台「おそ松さん」十四松役の小澤廉と、ミュージカル「刀剣乱舞」の黒羽麻璃央、舞台「ライチ☆光クラブ」の池岡亮介が龍峰高校の水泳部員に。東ヶ丘高校にやってくるコーチ・川崎亮也を舞台「『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~」主演の廣瀬智紀が演じる。第1話では一年生2人が加わったものの部員が足りず廃部直前の東ヶ丘高校水泳部の面々が帰宅途中、ランニング中の水泳界の名門・龍峰高校チームに遭遇。龍峰の新エース・礼央は、同じ中学だった秀平と大樹に嫌悪感を示す…というストーリーが展開。競泳にかける男子高校生たちの熱いドラマのはじまりが描かれる。ドラマ「男水!」は1月21日(土)より毎週土曜24時55分~日本テレビにて、24日(火)より毎週火曜25時29分~読売テレビにて放送。(笠緒)
2017年01月21日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日メ~テレ・TOKYO MXでは、来年1月期より新ドラマ「スター☆コンチェルト~オレとキミのアイドル道~」を放送することを決定した。主演には舞台「ハイキュー!!」などに出演し、今回が連続ドラマ初主演となる猪野広樹を迎え、2.5次元舞台で活躍する俳優陣らが登場する。主人公(=視聴者)は、芸能事務所の新人マネージャー。ある日突然、一軒家に呼び出され、「ここにいる6人の新人男性タレントをアイドルグループとしてデビューさせろ!」と言われる。しかも「デビューするまで6人は一軒家で共同生活。もちろんマネージャーも」!?キラキラしたアイドル候補生6人と、新人マネージャーとのドキドキの共同生活!目指すは、デビュー・ライブ!軌道に乗りかけた6人とマネージャーだったが、ある日ネット配信で人気の2人も加入するように言われ…。果たして、彼ら8人は試練を乗り越え、デビューすることができるのか――!?ドラマは、一軒家で共同生活を送ることになったアイドル候補生たちが、デビューに向けてときにぶつかり、ときに助け合いながら成長していく物語。本作の主人公である新人マネージャーは“視聴者”となっており、新感覚のドラマとなっている。アイドル候補生たちとのドキドキわくわくな共同生活を、自分目線で楽しむことができる本作は、“壁ドン”“近距離シーン”などメンバーのキラキラをふんだんに味わえる“キラキラシーン”も存在。ゲームのような「恋愛感覚」が楽しめるようになっている。舞台「ハイキュー!!」を始め、ミュージカル「薄桜鬼」シリーズなどに出演する猪野さんが演じるのは、瑛倉ヒロキ。太陽のように明るく人懐っこい性格で、メンバーを明るく引っ張っていく「スタ☆コン」のリーダーだ。連続ドラマ初主演となる猪野さんは「自分自身かなりのプレッシャーを感じています。ですが、とにかく楽しんでこの作品と向き合えたらいいなと思っています!」と意気込み、「恋愛ゲームをドラマ仕立てにした作品になるので、いままでのドラマとは違う新しい世界観を皆様にお届けできるように作り上げていきたいので、ぜひご覧ください!!」とコメントした。そして、ヒロキと共にアイドルデビューを目指すメンバーに、「ミュージカル テニスの王子様」の鎌苅健太、舞台「ハイキュー!!」「TARO」の川隅美慎、「ROCK MUSICAL BLEACH~もうひとつの地上~」の永田崇人、舞台「暁のヨナ」の鷹松宏一と2.5次元舞台常連者、さらに鈴木祐士郎、古川龍慶、桐矢彰吏とフレッシュな面々も登場。また、そんな彼らを支える事務所の先輩マネージャー・小須田誠役に波岡一喜。彼らが住む星輝(ほしきら)寮の管理人と名乗る謎の人物・権田原稲造役に半海一晃が出演する。プロデューサーコメント・柳川由起子は「寒い冬にハートがカッと熱くなるような、胸がポッとするようなドラマです。主人公は芸能事務所の新人女性マネージャー=自分(視聴者の皆さま)。初めての経験ですが、女性視聴者にのみ向けてドラマを作っています」と本作について語っている。「スター☆コンチェルト~オレとキミのアイドル道~」は2017年1月期よりメ~テレ、TOKYO MXにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月13日白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で大人気連載中の、木内たつやによる高校部活水泳漫画「男水!(ダンスイ)」が、2017年1月より日本テレビほかにて地上波ドラマ化、2017年5月には舞台化されることが決定した。都立東ヶ丘高校の弱小男子水泳部は、元競泳選手をコーチ候補に迎えたものの…。料理男子、カナヅチ、おネエなど、さまざまなキャラ有リ男子が織りなす、ゆる×ガチな青春部活漫画がついに実写化。“2.5次元”と呼ばれる、アニメやマンガのキャラクターを再現した舞台で大活躍を見せる若手イケメン俳優が一挙に勢ぞろいし、男子高校生たちの熱い競泳部活ドラマを描き切る。主人公の東ヶ丘高校男子水泳部、榊秀平役を務めるのは、「仮面ライダー鎧武」に出演し、ミュージカル「薄桜鬼」などで主演を務めてきた松田凌。水泳部のエース・篠塚大樹役には、ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」主演や舞台「青の祓魔師」京都紅蓮篇の奥村雪男役を務めてきた宮崎秋人、ライバルの龍峰高校・藤川礼央役には、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンで白石蔵ノ介を演じ、舞台「戦国無双~関ヶ原の章~」で主演を務めた安西慎太郎。さらに、「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」主演の赤澤燈がオネエの小金井晴美役、ミュージカル「テニスの王子様」出演の佐藤永典が運動音痴の後輩・滝結太役に。舞台「ダイヤのA The LIVE」に主演、舞台「おそ松さん」の十四松役の小澤廉、ミュージカル「刀剣乱舞」の黒羽麻璃央、残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」の池岡亮介が、龍峰高校の水泳部員に扮し、舞台「『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~」で主演を務めた廣瀬智紀が、東ヶ丘高校にやってくるコーチ・川崎亮也を演じる。まさに現在活躍中の“2.5次元”俳優たちが奇跡的に勢ぞろいし、地上波ドラマに殴り込みを果たす今回。メインキャストはドラマと舞台両方に出演し、TVで見ていた俳優たちの生の芝居を目の前で楽しむことができる。なお、11月13日(日)には、東京汐留・日テレタワー大階段広場にて、メインキャスト全員が参加予定の「男水!プロジェクト壮行会」と題した無料イベントの開催も決定。イベントでは、キャストがドラマの衣装とメイクで初お披露目。彼らがドラマ化から舞台化へと続く本プロジェクトにかける意気込みを語るほか、トークショー、お見送り会、ここでしか貰えないスペシャル特典配布などを予定している。さらに、10月20日(木)発売の「花とゆめ」22号では「男水!」特集を掲載するなど、一気に盛り上がりを見せそうだ。以下、豪華キャスト陣と原作者、スタッフ陣からコメントが到着した。■松田凌榊秀平を演じさせて頂きます松田凌です。ドラマ、舞台と自分にとって挑戦であり、新たな魅力を引き出す一歩であると思います。僕らが織り成す爽やかでも熱い青春を監督をはじめ最高のスタッフとキャストでお届けします。乞うご期待。よろしくお願いします!■宮崎秋人今回、篠塚大樹役を演じさせていただきます。何度も共演してる役者や、プライベートから仲良くしてる役者たちが多く、このメンバーとドラマで共演できることがとにかく嬉しいです。競泳の話なのでしっかりと綺麗に速く泳げるようになるために日々練習しております。正直、かなり難しいですがこれも見所の1つだと思うので楽しみにして欲しいです。■安西慎太郎「男水!」ドラマ&舞台出演に、嬉しくてとてもわくわくしています。僕が演じる藤川礼央はバタフライの選手で、水泳の臨場感やかっこよさを出せるように、現在猛練習中です!男臭さ、熱さ、美しさと、皆さんをドキドキさせたいです!ドラマからそして舞台と違った楽しみ方もできると思いますので、是非期待してて下さい!!■廣瀬智紀川崎亮也役を務めさせていただきます廣瀬智紀です。原作の持つ水泳の熱さを映像で一生懸命表現できるよう頑張りたいと思います。スポ根系で熱いこのような作品に出演できることはとても嬉しいですし、舞台を中心に仕事をしてきた自分たちだからこそできる作品作りを心がけたいと思います。一緒に盛り上げて応援して頂けたら嬉しいですっ!!■木内たつや(原作者)大変ありがたいことに「男水!」がドラマ、舞台になります。原作はいわゆる「天才たちが紡ぐ物語」ではありません。選手一人一人が高校水泳という枠組みの中で水泳や自分の気持ちや誰かと向き合う、そんなテーマを目標に描いています。実写という世界で、「男水!」がどんな物語になるのかそわそわしながら眺めていたいと思います。それにしてもキャスティングすごいなぁ…!!!一生の記念です。■松永洋一(監督)原作の持っている水泳のダイナミックさと彼らの青臭い青春を実写でも真正面から表現して行こうと思っています。本番まで鍛えてあげた身体を水中に浸し、筋肉の躍動(スイミング)と共に熱いエネルギー(芝居)を放出する俳優さんたちを美しく撮ることが、実写「男水」のテーマになります。ご期待ください。■日本テレビ渡部智明(プロデューサー)2.5次元舞台には、地上波テレビには出ていない、素敵な役者たちがたくさんいます。そんな人たちと、最近の深夜ドラマにはなかった男だらけの熱い部活ドラマをやってみたいと思いました。女性向けのドラマだと思われていますが、男性にも見てほしい泣けるドラマになっています!来年の春には、「男水!」旋風が吹き荒れているはずです!イケメン×青春×競泳…彼らの織りなす実写化「男水!」に、ぜひ注目していて。「男水!」ドラマは2017年1月より日本テレビほかにて放送予定、舞台は2017年5月に上演予定。(text:cinemacafe.net)
2016年10月17日'03年4月から始まったミュージカル『テニスの王子様』をきっかけに一大ブームが巻き起こっている、漫画やゲームの舞台化。その理由について、原作モノ舞台に造詣の深い、佐藤ちまきさん、岸野恵加さん、臼井祥子さんが分析します!***――テニミュから火が付いて、追随する作品が作られ、いまやジャンルそのもののブームへと拡大しています。そうなった理由はなんだと思います?臼井:テニミュを通じて俳優さんにファンがついて、その方々が、テニミュ卒業後の舞台も観に行っているというのも大きいと思います。それが結果的に演劇というジャンル自体を活性化させているんですよね。佐藤:私は宮城に住んでいるんですが、舞台に多くの人が足を運ぶようになったのって、やっぱり3.11の震災も大きいと思うんです。リアルに体験することの大切さをあらためて実感したというか。岸野:それはあるかもしれませんね。現に音楽業界でも、CDは売れないのにライブには人が入る、という現象が起きていますから。臼井:あとやはり漫画やゲーム原作の舞台を“2.5次元”と名付けたことも大きかったんじゃないかな。キャッチーだから、テレビや新聞などで取り上げられる機会は確実に増えました。岸野:以前は“2.5次元舞台”と“演劇”の間に壁のようなものがあったと思うのですが、最近では、元惑星ピスタチオの西田シャトナーさんが『弱虫ペダル』の脚本・演出をやっていたり、ウォーリー木下さんの演出、劇団・柿喰う客の中屋敷法仁さんの脚本で舞台『ハイキュー!!』をやっていたり、いわゆる演劇人と言われる方々がスタッフィングされるようになってきて、垣根が取っ払われてきている気がします。臼井:シャトナーさんといえば、『弱虫ペダル』のパズルライドシステム(俳優が自転車のハンドルだけを持ち、ペダルを漕ぐマイムで自転車に乗っている疾走感を演出)を生み出したのはすごいですよね。――テニミュの、テニスボールをピンスポットのライトで見せる演出に匹敵する発明だと思います。これまでは漫画でなければ描けなかった世界が、演出の工夫や技術の向上から、舞台上で見せられるようになったのも、ブームの一因かもしれません。臼井:プロジェクションマッピングを用いた映像で文字を出して漫画的な見せ方をする『ハイキュー!!』のような作品が生まれているのも興味深いです。佐藤:演出の発明とは少し違うかもしれませんが、ミュージカル『刀剣乱舞』の1部は芝居、2部はライブという2部構成には驚きました。さっきまで芝居をしていた刀剣男士たちが目の前で歌い踊り、客席はペンライトを振って彼らを応援する。そのカタルシスはすごいです。岸野:強烈な印象を残した舞台というと、忘れてならないのは、市川猿之助さんのスーパー歌舞伎II『ワンピース』じゃないでしょうか。本物の水を使ったり、宙乗りしたり…まさか漫画と歌舞伎の世界があんなに親和性があるなんて思いもしませんでした。猿之助さんという名プロデューサーの目の付け所のよさに、ただただ感心します。佐藤:ミュージカル『忍たま乱太郎』もすごいですよ。3頭身のアニメをどう舞台にするのかと思っていたら、同じ忍術学園の6年生を主人公にしたスピンオフ的な作品でした。こういうやり方もあるんだな、と。◇佐藤ちまきさん漫画家。'07年に『りぼん』でデビュー。現在、観劇サイト「最善席」で、エッセイ漫画を連載。連載をまとめた書籍『観劇女子オペラちゃん』(双葉社)のほか、LINEスタンプも好評発売中。◇岸野恵加さん音楽、映画、お笑いなどのカルチャーを幅広く取り上げるニュースサイト「ナタリー」に所属。「コミックナタリー」と、今年2月にスタートした「ステージナタリー」の編集、執筆に携わる。◇臼井祥子さん演劇&エンタメ系WEBマガジン「omoshii」を運営。雑誌の編集も手がけており、『omoshii mag vol.4』(アンファン)では2.5次元舞台を特集。最新刊のvol.5ミュージカル特集も好評発売中。◇高校バレーを題材にした青春漫画が原作。プロジェクションマッピングに、俳優の動きやフォーメーション、照明と効果音とを複雑に組み合わせ、漫画のスピーディな展開とバレーの生の迫力を舞台の上に再現。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”秋上演(日程未定)原作/古舘春一演出/ウォーリー木下脚本/中屋敷法仁、ウォーリー木下(C)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会写真:引地信彦◇物語の中心は、ロードレースと呼ばれる自転車競技。キャストは、自転車のハンドルを模したバーを持ち、あとはパントマイムで疾走感を表現する。秋の公演はライバル校・箱根学園を描いたスピンオフ作品に。舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇9月30日(金)~10月2日(日)水道橋・TOKYO DOME CITY HALL大阪公演あり原作/渡辺航脚本・演出/西田シャトナー出演/東啓介、河原田巧也、秋元龍太朗、谷水力、兼崎健太郎ほか(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会2014(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、トムス・エンタテインメント◇歴史に名を残す刀剣が、刀剣男士として戦士の姿になって、改変された歴史を正すために立ち向かう。秋に予定されている新作は、近藤勇や土方歳三、沖田総司といった新撰組の隊員が使用していた刀たちが揃う。ミュージカル『刀剣乱舞』新作公演9月24日(土)~10月10日(月・祝)渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyo福岡、大阪、東京凱旋公演あり演出/茅野イサム脚本/御笠ノ忠次出演/佐藤流司、鳥越裕貴、有澤樟太郎、小越勇輝、高橋健介、伊万里優ほかネルケプランニングTEL:03・3715・56248月21日チケット一般発売開始(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ
2016年07月14日赤塚不二夫生誕80周年を記念して、名作マンガ「おそ松くん」の未来を描き人気を博し、社会現象を巻き起こしたTVアニメ「おそ松さん」の舞台化が決定!「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」と題して、第1弾キャストに、高崎翔太、柏木佑介、植田圭輔、北村諒、小澤廉、赤澤遼太郎ら人気2.5次元俳優の6名が発表された。TVアニメ「おそ松さん」は、2015年10月から2クールにわたりテレビ東京系列にて放送。名作ギャグマンガ「おそ松くん」の未来を描いた本作は、二十歳を過ぎてもニート生活を続けるどうしようもない6つ子の日常、時には奇想天外な非日常がユーモアたっぷりに描かれ、彼らの個性豊かなキャラクター性も相まって大人気に。3月に惜しまれつつ放送が終了してからも、各種イベント、タイアップの実施、グッズ商品の販売などその勢いはとどまるところを知らず、TVアニメ2期放送を望む声も止むことがない。そんな中、本作が「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」として舞台化される決定。岸谷五朗と寺脇康文の演劇ユニット「地球ゴージャス」の演出助手などを務める小野真一が演出を手掛け、東京と大阪の2都市で公演予定だ。また、第1弾キャストも発表。TVアニメでは櫻井孝宏が演じた長男・おそ松役には、「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」鳴子硫黄役、「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」瀬名泉役、「ミュージカル『薄桜鬼』新選組奇譚」山崎烝役など舞台で活躍する高崎さんがキャスティング。「長男としてゆるーく6つ子をまとめて、愛される6つ子をつくれるよう頑張ります」と意気込みを寄せた。中村悠一が演じた次男・カラ松役を演じるのは、「ミュージカル『薄桜鬼』」シリーズで不知火匡役を務めた柏木さん。「ほかの兄弟みんなに気持ちよく突っ込めるように全力でかっこつけていきます」と意欲十分の様子。三男・チョロ松役には、舞台「弱虫ペダル」シリーズ・真波山岳役、舞台「曇天に笑う」曇空丸役で知られる植田さんが配役され「ミスター突っ込みとして頑張ります」と、アニメで声優・神谷浩史が確立した突っ込みキャラを継承するとのこと。そして福山潤が演じた四男・一松役を、舞台「弱虫ペダル」東堂尽八役、舞台「刀剣乱舞」薬研藤四郎役など話題作に立て続けて出演する北村さんが務め、「大変だけどとてもやりがいのある役なので、キャラに沿って良い意味で無気力に頑張っていきたいです」とコメント。小野大輔が演じた五男・十四松役には、「仮面ライダー鎧武/ガイム」ラット役でテレビ初出演を果たした小澤さん。「おもしろいアニメの原作なので、見ている皆さまがいっぱい笑って笑顔になってもらえる舞台をつくっていきたいです」と観客への思いを明かした。最後に、入野自由演じる六男・トド松役に、舞台「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」大神晃牙役の赤澤さんがキャスティングされ「6つ子の仲の良さをうまく演じられるように頑張っていきたいです」と語った。本日公開されたメインビジュアルにも、6つ子のトレードマークとしてお馴染みのパーカーを着用したキャストが登場。そのポージングや表情に、それぞれの個性が滲み出ており、いまから舞台本番で動き、話す6つ子の姿に期待が高まる。本舞台には、アニメに登場していた6つ子以外のキャラクターたちも登場予定とのこと。テレビ画面を飛び出した6つ子が、今度は舞台上でどのようなドタバタ劇を繰り広げるのか、舞台でしか観られない「おそ松さん」はファン必見となりそうだ。「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」は。9月29日(木)~10月3日(月)まで大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、10月13日(木)~10月23日(日)まで東京公演はZeppブルーシアター六本木にて、上演予定。6月25日(土)よりチケットのオフィシャルHP抽選先行開始。(text:cinemacafe.net)
2016年06月23日コミックス累計発行部数が1,500万部を突破している大人気自転車ロードレース漫画「弱虫ペダル」。アニメ化、舞台化に続きBSスカパー!にて連続ドラマ化が決定。この度、キャスト20名が発表され、舞台版で主人公を務めた小越勇輝を始め、舞台「弱虫ペダル」シリーズお馴染みの俳優陣や、2.5次元俳優たちが大集結した。千葉県立総北高校に入学した小野田坂道(小越勇輝)は、秋葉原を愛するオタク少年。高校では友達を作るために、アニメ・漫画研究部に入部をしようとする。しかし、同級生の今泉俊輔(木村達成)や鳴子章吉(深澤大河)と出会い、自転車で走ることに楽しさを見出した坂道は自転車競技部へと入部する。総北高校自転車競技部は3年のキャプテン・金城真護(郷本直也)を中心に、「暴走の肉弾頭」の異名を持つスプリンターの田所迅(友常勇気)や独特のダンシング走法で「頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)」の異名を持つ巻島裕介(馬場良馬)といった個性のある強力なメンバーが揃い、インターハイの頂点を目指している。自転車競技については素人であった坂道は、今泉や鳴子と一緒に走った経験、1年生ウェルカムレース、4日で1000Kmを走る耐久合宿を乗り越えながら、クライマーとしての素質を一気に開花させていく。主人公・小野田坂道が自転車競技と出会って、友達を獲得し、変化していく姿、そして、そんな坂道の加入によって、大きく変化していく金城を中心とした総北高校自転車競技部。はたして誰がインターハイメンバーに選ばれるのか。ついに今年のインターハイの出場メンバーが発表される――!これまで、主演に本郷奏多、宿敵に津川雅彦を迎えて福本伸行原作「アカギ~闇に降り立った天才~」(竹書房刊「近代麻雀コミックス」連載中)や、竜騎士07原作「ひぐらしのなく頃に」を実写化してきたBSスカパー!が、今回実写ドラマ化するのが渡辺航原作「弱虫ペダル」。2008年に「週刊少年チャンピオン」で連載が始まり、2016年6月現在で単行本45巻、累計発行部数は1,500万部を突破。2012年には舞台化され、3月の新作含む8本の作品が公演。アニメも好評で、劇場版はランキング1位を獲得するほどの大ヒットを記録した。そんな熱いファンを持つ本作の実写ドラマ化には、2.5次元俳優たちがずらりと集結!主人公・小野田坂道役には「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~」「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」でも同主役を務めた小越さんが続投。また、坂道の同級生・今泉俊輔役には「ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン」で青学の海堂薫役、舞台「ハイキュー!!」で影山飛雄を務めた木村達成。同じく坂道の同級生・鳴子章吉役には舞台「ダイヤのA」で小湊春市役を務めた深澤大河が演じる。さらにライバル校である箱根学園には、荒北靖友役に鈴木拡樹、東堂尽八役に北村諒、真波山岳役には植田圭輔、といった舞台「弱虫ペダル」でおなじみの出演者がキャスティング。そのほかの出演者も舞台「弱虫ペダル」シリーズ出演者を中心に、BSスカパー!ならではのこだわりキャストが実現した。8月の本放送を前に、7月BSスカパー!ではドラマ事前特番の放送も決定。収録現場潜入リポートやキャストインタビューなど、ドラマをさらに楽しむためのナビゲート番組となるようだ。BSスカパー! オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」は2016年8月~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日「テニスの王子様」や「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」などの舞台版で活躍する“2.5次元俳優”と呼ばれる若手俳優たちの、舞台では見られない素顔を、女性が“キュン”とするシチュエーションでお届けする番組「眉目集麗~ハンサムビュッフェ~」が、4月8日(金)より「FOD(フジテレビオンデマンド)」にて配信決定。植田圭輔、黒羽麻璃央、北村諒、橋本祥平らいまをトキメク俳優たちが登場することが分かった。「眉目集麗~ハンサムビュッフェ~」は、コミックやアニメ・ゲームを原作とし、その舞台化・ミュージカル化など、3次元の俳優が2次元のキャラクターを演じる“2.5次元”舞台で活躍している、いま流行りの“2.5次元俳優”たちにフィーチャーした新番組。“眉目秀麗”な俳優を“集め”、舞台上では見られない素顔や隠れた魅力を、女性が“キュン”とするシチュエーションで発信していく。今回は、2つのシチュエーションが用意され、各シチュエーションを2話に分けて放送する。1つ目のシチュエーションは、「料理男子を召し上がれ」と題し、“料理×イケメン”という胸キュン必至のシチュエーション!登場するのは、舞台「弱虫ペダル」真波山岳役をはじめ、舞台「ノラガミ」、舞台「曇天に笑う」など数々の人気舞台でメインキャストを務める植田圭輔と、ミュージカル「刀剣乱舞」三日月宗近役や、舞台「『黒子のバスケ』THE ENCOUTER」黄瀬涼太役の公演が控える黒羽麻璃央。プライベートでも仲の良い2人は、「おかん対決」として母親から伝授された料理を披露。植田さんは「オシャレ風サラダ」と実家の思い出「たこ焼き」を、黒羽さんは「ガッツリ肉丼」と両親の出身地である福島の郷土料理「ひきないり」を互いに振る舞うという。2つ目のシチュエーションは、「犬といっしょ」と題し、“動物×イケメン”という萌えキュン確実なシチュエーション。舞台「暁のヨナ」キジャ役や、舞台「刀剣乱舞」薬研藤四郎役と立て続けに話題作に出演する北村諒と、演劇「ハイキュー!!」で西谷夕役を演じる橋本祥平が犬カフェを訪れる。犬を飼っているという橋本さんが、猫好きの北村さんに犬の良さを伝えるため犬カフェへとやってくるが、11匹の犬たちのお出迎えに北村さんは序盤からメロメロ!犬とイケメンが戯れるシーンはもちろん、舞台を演じる上での裏話や、実際に飼っている犬の話、子どの頃の思い出など、貴重な2人のプライベートトークも注目だ。2.5次元舞台俳優たちの、これまであまり語ることのなかった貴重なプライベートトークや、舞台でしか会うことができなかった彼らの素顔に出会える新番組に、ファン激増の予感だ。「眉目集麗~ハンサムビュッフェ」は、「FOD(フジテレビオンデマンド)」にて、4月8日(金)12時より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年04月08日国際航業は3月29日、ドローンの運航とドローンを用いた3次元計測に関するスクール「ドローン運航・3次元計測スクール」を5月に開設すると発表した。建築分野では、3次元データを駆使した情報化施工の導入が進んでおり、国土交通省も工事の全工程で3次元データを活用する「i-Construction」の取り組みを本格化させている。ドローンは3次元データを高効率・高精度に取得できるが、正確な3次元データを取得するための運航方法や計測方法を習得できる教育機関は整っていないのが現状となっている。今回開設するスクールでは、ドローンの仕組みや関連法令・安全管理方法の座学講習と、ドローン実機を用いた実技講習を通じて、ドローンの操縦・安全運航管理を習得することが可能。加えて、国際航業がこれまで培ってきた運航方法・計測方法も習得することができる。座学が3日間、実技が2日間で計5日間の内容となっており、国際航業東京事業所および関西事業所が会場となる(実技はドローン飛行が可能な場所に移動して実施する)。20歳以上のドローン運航および3次元データ取得に関わる実務者が対象で、4月公開予定のWebサイトで申し込みを受け付ける。受講費については後日発表するとしている。また、同スクールは日本UAS産業振興協議会(JUIDA)に認定されており、修了者はJUIDAの操縦技能証明書および安全運航管理者証明書を取得可能となっている(修了後にJUIDAへの申請が必要)。
2016年03月29日美味し懐かしの駄菓子コメディー『だがしかし』より、印象的なシーンがTシャツとなって二次元コスパより発売される。■オッティモTシャツうまい棒の新たなマリアージュに昂ぶった"ほたる"さんのリアクション「オッティモ!」がTシャツに! イタリアにある塔が背後に見えていても、思い浮かぶのはフランス。思わず「見えるわ、フランスが!」と叫びたくなる1枚!? 発売は2016年5月下旬の予定で、価格は2,900円(税別)。■サヤ師爆誕Tシャツメンコにおいて非凡な才を見せ、ほたるさんに師と言わしめた"サヤ"。彼女が「サヤ師」となったあのシーンもTシャツになって登場する。前面に描かれた勢いのある「サヤ師爆誕」の文字と、背面の"三ノ舞"に驚愕するココノツとほたるさんの表情が、その衝撃を物語っているかのような1枚。発売は2016年5月下旬の予定で、価格は2,900円(税別)。なお、ここで紹介したアイテムは、5月1日(日)に東京ビッグサイトで開催される『character1 2016』での先行販売も決定している。詳細は二次元コスパの公式サイトをチェックしてほしい。(C)2016 コトヤマ・小学館/シカダ駄菓子
2016年03月24日「第8回 カメラを用いた3次元計測(2)」では、OpenCVに実装されているステレオ法について説明しました。今回は、高精度な3次元計測に必要なサブピクセル推定について解説します。OpenCVでは、対応点探索(ステレオマッチング)の関数内で自動的にサブピクセルを計算してくれますが、対応点探索を自分で実装する場合は、サブピクセル推定も合わせて実装するようにしましょう。○サブピクセル推定とは?対応点探索では、画像の小領域をテンプレートとして、探索対象の画像上を1画素ずつ(または数画素ずつ)ずらしてスキャンしていくことで対応点を求めます(図1)。しかし、デジタル画像は画素が2次元に配置されたデータ構造ですので、対応点の座標は整数値でしか求まりません。そこで、対応点の座標の小数値を推定する技術(サブピクセル推定)が必要となります。サブピクセル推定では、対応点探索に用いる評価関数がSAD(Sum of Absolute Difference)のように一次関数であれば、等角直線フィッティングを用います。SSD(Sum of Squared Difference)のように二次関数であれば、パラボラフィッティングを用います。○等角直線フィッティングとパラボラフィッティングテンプレートと小領域間の一致度合を表す評価関数(SADとSSDの場合は誤差、NCCの場合は相関値)をF(d)とし、誤差が最小となった小領域の座標をdmin、その1画素前をdmin -1、1画素後をdmin +1とすると、図2に示すように等角直線フィッティングとパラボラフィッティングによりサブピクセル値(dsub)を求めることができます。○ピクセルロッキング現象のその対策実際にサブピクセルを推定した結果が、図3(左)です。図4の画像を0.1画素刻みでバイリニア法によりシフトした画像と、シフト前の画像の変位を、SSDとパラボラフィッティングを用いて求めた結果です(図4の画像は、ステレオマッチングの評価用データセットの画像です)。図3(左)を良く見ると、サブピクセルが0.5未満のときはマイナスの誤差が、0.5以上のときはプラスの誤差が発生していることが分かるかと思います。これがピクセルロッキング現象です。画像をバイリニア法によりシフトした画像の変位を求める、という理想的な条件下でも0.08pixel前後の誤差が発生してしまうわけです。ピクセルロッキング現象の解決手段として、EEC(文献[1][2][3])という手法が提案されています。EECでは、図3(左)に示したサブピクセル推定結果に加え、対応点探索に用いる画像の一方(テンプレート画像、あるいは探索対象の画像)を0.5画素だけ平行移動した画像を生成し、SSDとパラボラフィッティングを用いてサブピクセルを推定します。0.5画素平行移動することで、位相が真逆の誤差が発生します(図3(中))。つまり、図3(左)の結果と、図3(中)の0.5画素平行した画像を用いた結果の平均を取ることで、ピクセルロッキングが打ち消され、精度の高いサブピクセル推定結果が得ることができます(図3:右)。EECを高速化する試みとして、0.5画素シフトした画像を生成せずに、dminの近傍±2画素分のdmin -2、dmin -1、dmin +1、dmin +2を用いて近似的に解を求める近似EECも提案されています。詳しく知りたいかたは、Googleで検索してみてください![1]清水, 奥富:“画像のマッチングにおける高精度なサブピクセル推定手法”, 電子情報通信学会論文誌, J84-D-II, 7, pp. 1409-1418 (2001).[2] M. Shimizu and M. Okutomi: “Sub-pixel estimation error cancellation on area-based matching”, International Journal of Computer Vision, 63, 3, pp. 207-224 (2005).[3] M. Shimizu and M. Okutomi: “Precise sub-pixel estimation on area-based matching”, Proc. ICCV 2001, Vol. 1, pp. 90-97 (2001).高精度な3次元計測に必要不可欠なサブピクセル推定について、ご理解いただけたでしょうか? 0.1画素以下の誤差が影響するような精度が求められる場合は、ピクセルロッキング現象の対策も取り入れてみてください。著者プロフィール樋口未来(ひぐち・みらい)日立製作所 日立研究所に入社後、自動車向けステレオカメラ、監視カメラの研究開発に従事。2011年から1年間、米国カーネギーメロン大学にて客員研究員としてカメラキャリブレーション技術の研究に携わる。現在は、日立製作所を退職し、東京大学大学院博士課程に在学中。一人称視点映像(First-person vision, Egocentric vision)の解析に関する研究を行っている。具体的には、頭部に装着したカメラで撮影した一人称視点映像を用いて、人と人のインタラクション時の非言語コミュニケーション(うなずき等)を観測し、機械学習の枠組みでカメラ装着者がどのような人物かを推定する技術の研究に取り組んでいる。また、大学院での研究の傍ら、フリーランスとしてコンピュータビジョン技術の研究開発に従事している。専門:コンピュータビジョン、機械学習
2016年02月23日「二次元コスパ」ブランドより、TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』の新グッズとして、主人公・佐藤和真のパーティーメンバーである、とても個性的な美少女3人のTシャツがリリースされる。■水の女神アクアTシャツ死後の世界で、若くして死んだ人間を導く女神「アクア」のTシャツ。アンティーク風の装飾で、女神らしくアクアの姿がデザインされている。背面にはデフォルメされた姿をシール風のデザインがさりげなくプリントされているのもポイント。発売は2016年4月中旬の予定で、価格は2,900円(税別)。■爆裂魔法(エクスプロージョン) Tシャツ最強の火力を誇る、究極の攻撃魔法「爆裂魔法(エクスプロージョン)」と、その使い手で、紅魔属随一の魔法使い「めぐみん」がデザインされたTシャツ。裏面には魔力を使い果たし、身動きがとれなくなったドット絵のめぐみんの姿が……。発売は2016年4月中旬の予定で、価格は2,900円(税別)。■クルセイダー ダクネスTシャツどんな攻撃でも受けきるクルセイダーの「ダクネス」が、盾になってくれそうなTシャツも登場。このTシャツを着ていればどんな攻撃も怖くない!? むしろ歓迎したくなるかも!? 発売は2016年4月中旬の予定で、価格は2,900円(税別)。今回紹介したラインナップは、コスパオフィシャルショップにて3月中旬より先行販売予定となっている。(C)2016 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば製作委員会
2016年02月19日