2017年11月10日 16:00
2.5次元舞台で活躍! 鈴木拡樹の“本当の顔”とは?
いま大ブームを巻き起こしている2.5次元舞台。そのなかで、原作に忠実なキャラクター造形で、第一人者と言われているのが鈴木拡樹さん。なんと次回作は初出演となる劇団☆新感線です。
ものすごくゆっくりのペースでしか成長していけないタイプなんです。
漫画やアニメ、ゲームの世界を舞台上に忠実に立ち上がらせ、いま大ブームを巻き起こしている“2.5次元舞台”。メイクやウィッグ、衣裳による完璧なビジュアル作りもさることながら、声や表情、仕草、動きに至るまでの役の造形が的確で緻密だと評価を受けているのが鈴木拡樹さん。しかし、鈴木さんがその世界の代表者のように語られるのには別の理由がある。どんなキャラクターを演じていても、普通なら介在するはずの役者の自我や肉体というものの存在を消し去り、すべてを役に明け渡しているように見えるのだ。
それはまるで、丸かったり尖っていたり、いろいろなキャラクターの器に合わせて形を変えていく水のような。だからこそ今回、鈴木拡樹という人そのものの形を確かめたくて、さまざまな表情での撮影とインタビューをお願いした。
――これまで2.5次元作品への出演が多かったのですが、今回は、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月に出演されます。