阪神甲子園球場の恒例イベント、「甲子園ビアフェスタ」の2017年開催日が決定しました!甲子園球場外周の特設ビアガーデンで乾杯しませんか?「甲子園ビアフェスタ」の日程、あわせて実施されるイベントの詳細をご紹介します。2017年の「甲子園ビアフェスタ」は4月、6月、7月!「甲子園ビアフェスタ」は、今年で4回目。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場外周ビアガーデンで鮮度バツグンの直送生ビール、限定フードなどを楽しめる人気イベントです。外で飲むビールは開放感たっぷりで、格別の美味しさ。応援にも力が入りますよ。2017年の開催日程は次のとおり。<2017年開催日程>4月29日(土)~4月30日(日)対中日戦開門12:00、試合開始14:00、外周店舗営業10:30~15:006月3日(土)~6月4日(日)対日本ハム戦6月3日(土)開門16:00、試合開始18:00、外周店舗営業12:00~19:006月4日(日)開門12:00、試合開始14:00、外周店舗営業10:30~15:007月8日(土) ~7月9日(日) 対巨人戦開門16:00、試合開始18:00、外周店舗営業12:00~19:00※日程はいずれも予定です。第1回目・4月29日~30日の催しをチェック!●海外ビール×からあげコレクション特設の「ジャックダニエルカー」が登場し、海外ビールを中心にさまざまなドリンクが販売されます。ビールのおともは、からあげで決まり!「甲子園からあげ祭」に出店した人気からあげ店のうち、4店舗のメニューを食べ比べることができますよ。●「甲子園ビアフェスタ限定エコ箸」プレゼント「甲子園ビアフェスタ」会場内の飲食ブースでアルコールメニューを購入すると、「甲子園ビアフェスタ限定エコ箸がもらえます。黒とゴールドの阪神らしいカラーリングのエコ箸をゲットしましょう。各日、先着3,000名様限定なのでお早めに!●ステージイベントも盛りだくさん「Tigers girls」のダンスショー、阪神タイガースOBと“2017年乾杯プレゼンター”ケンドーコバヤシさんによるトークショーなどステージイベントも要チェックです。<トークショー出演者>4月29日(土) 12:50~:ケンドーコバヤシさん、野球解説者 金村義明さん、MBSアナウンサー 近藤亨さん4月30日(日) 12:50~:阪神タイガースOB 湯舟敏郎さん、ABCアナウンサー 伊藤史隆さん美味しいビールとフード、ステージイベントが満載ですね。試合観戦の前は、「甲子園ビアフェスタ」で盛り上がりましょう!開催概要「甲子園ビアフェスタ」開催日時:4月29日(土)~4月30日(日)対中日戦開門12:00、試合開始14:00、外周店舗営業10:30~15:006月3日(土)~6月4日(日)対日本ハム戦6月3日(土)開門16:00、試合開始18:00、外周店舗営業12:00~19:006月4日(日)開門12:00、試合開始14:00、外周店舗営業10:30~15:007月8日(土) ~7月9日(日) 対巨人戦開門16:00、試合開始18:00、外周店舗営業12:00~19:00会場:阪神甲子園球場外周ミズノスクエア特設ビアガーデン(兵庫県西宮市甲子園町1−82)TEL:0798-46-1818(株式会社阪神タイガース 営業部)URL: (阪神甲子園球場)
2017年04月13日ミルク(MILK)の2017年夏コレクションは、甘酸っぱいフルーツによって彩られる。熟した果実は、愛にあふれる赤い色。ピンクや黒をベースカラーに、りんご、イチゴ、さくらんぼが、ワンピースやスカートでたわわに実る。リンゴに至ってはハート型。まさに愛の象徴だ。さらには爽やかな夏を運ぶ果実、パイナップルも登場している。定番のフレアスカートはもちろん、耳元で揺れるカットパインのイアリングも、この夏を楽しませてくれるアイテムのひとつだ。一方で、フレッシュフルーツとともにコレクションを盛り上げるクラシカルなワンピースには花柄の総レースを。丈の短いブラウスにフレアを抑えたミニスカートを合わせれば、一味違う上品なスタイルが完成する。ポップでもクラシックでも、女の子の好きが詰め込まれたミルクの洋服にはフリルやリボンがつきもの。ハッピーなテキスタイルにそれらをあしらえば、フェミニンが一挙にあふれ出す。さらに助長するように今季は、サンダル、バレッタ、サングラス……愛のしるし“ハート”が取り入れられている。
2017年04月12日ローブス&コンフェクションズ(Robes&Confections)は、2017年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。「ニット」から始まったシーズンである。柔らかくて温かい、寒い季節には一番の味方となってくれるニット素材。今季はこのテキスタイルに、シルエットやディテールなどで手を加え、多くの可能性を引き出した。毛足の長いカシミヤビーバーのウールを使ったロングコート。シックな黒が似合うその佇まいは、シーズンを代表するに相応しい存在感だ。際立つのは立体的なシルエットで、上品さの中に動きのある表情が垣間見える。ダブルフェイスウールビーバー素材で仕上げた、ハーフ丈のモデルは、肩まで大きく広がった襟がポイント。身幅はたっぷりと、それでいて身体を包み込む3Dフォルムは、母性のような温かみを感じさせる。異素材との相性を確かめるのも、今季の特徴的な手法だ。ベロアとマッチさせたスカート、ボアと合わせたミリタリーコート。どのアイテムも自然にニットと溶け合っている。特筆すべきは、スライバーニットと呼ばれる技法を用いたトップスだろう。連続性のある凹凸、ぽこぽことした独特の触感。ニット特有のビジュアルを脱し、まるでコーデュロイを思わせる姿へと変化している。ニットが主役のシーズンであるが、デザイナー土屋郷の発想は柔軟だ。同じ土俵に立たせたのはリネン。夏を代表する素材にあえて光を当て‟冬に着られるリネン”として提案する。用いたのはボンディングの手法で、ポリエステル綿を忍ばせている。軽くて温かい、そんな着用者に優しい心遣いは、5ボタンのジャケットやヴィンテージライクなコートなど、どこか懐かしいウェアの上で花開いている。
2017年04月12日数量限定発売!「リップスティック ルミナイジング カラーLG」2017年4月7日(金)、IPSAのリップカラーに、新たに健康的で色鮮やかな6色が加わる。「リップスティック ルミナイジング カラーLG」は、トマト、パプリカ、シャロット、キャロット、ラディッシュ、ビーツの6色。太陽に映えるベジタブル色を取りそろえている。唇に明るい色を取り入れることで、暑さで疲労感が出そうなときにも、健康的な表情へと導く。販売価格は、各3,024円(税込み)。数量限定のため、無くなり次第終了となる。取り扱いのない店舗もあるため、IPSA公式サイトで取り扱いSHOPを確認。「リップスティック ルミナイジング カラーLG」の特長フレッシュなベジタブルをイメージした「リップスティック ルミナイジング カラーLG」は、鮮やかな発色と光の効果で、明るい口元を演出。唇の水分とタンパクによって発色が変化するため、同じ色でも、個性を生かした自分だけの色を楽しむことができる。重ねるほどクリアに発色。唇にみずみずしさを与え、色もちも長続きする。2017年は、カラフルなベジタブル色を取り入れて、暑い夏も健康的に乗り切ってみてはいかがだろうか。(画像はIPSA公式サイトより)【参考】※IPSA公式サイト
2017年04月10日ウィメンズブランド、RUMBLE RED(ランブル レッド)の2017秋冬コレクションが公開。ミリタリーやワークウェアといったヴィンテージアイテムへの憧れをテーマに、女性らしいシルエットとディテールを取り入れた上質なデイリーウェアが提案されました。ミリタリーアイテムの裏地に使われるボア素材をあえて表地で使用したジャケットは小動物のように思わず手を触れたくなるような肌触り。また、1960年代のテキスタイルをイメージして作られた花柄のスカートやブラウスは、どこか懐かしさを感じつつも計算されたカラーリングが目を引きます。独自の視点で現代的にアップデートされたヴィンテージウェアが描き出すのは、逞しさと繊細さが同居する理想の女性像です。RUMBLE RED 2017秋冬コレクションModel : Abby Jean (image)Photograph : Aimi KishimotoHair : Aya MishiroMake : KOTOMiArt Direction : OowaDesign & Styling : Nagisa Makino & Yohei Makino (RANCH FIELD INC.)RUMBLE REDメンズのヴィンテージウェアへの憧憬からつくられたウィメンズブランド。 普遍的な形、つくり、雰囲気をしっかりと捉えながらも、サイズ、シルエット、ディテールに女性ならではのエッセンスを取り入れ、 本物志向の女性がリアルに楽しめる上質な服づくりを目指す。ここにしかない高揚感と、時代に左右されない存在感を持った女性がいつまでも愛せるワードローブを提案している。HP / Online Store
2017年04月04日2017年春夏メイクのトレンドをご紹介します。アイメイクは指でスライドさせるだけで簡単にトレンドの濡れツヤEYEを作ることができますよ。綺麗で鮮やかな明るめカラーがポイントです♪リップカラーは、濃いめのリップカラーがトレンド。ピンク、赤、オレンジといった暖色系の明るいトーンが人気です。今回はオレンジ味の入ったレッドカラー「ブラッドオレンジカラー」を使用しました。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2017年03月30日エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)が東急プラザ銀座 6階の「キリコラウンジ(KIRIKO LOUNGE)」で、2017年3月25日(土)・26日(日)にショーを開催した。吹き抜けの開放的な空間は、エンポリオ アルマーニのエレガントな雰囲気で溢れていた。披露されたのは、これから店頭を彩り始めるメンズ・ウィメンズの2017年春夏コレクション。白いランウェイに繰り出されたルックの数々が、一足早く春夏の爽やかな空気を運び込む。メンズでは、洗練された女性たちをエスコートする、まさにジェントルマンたちが登場した。しかし、決め込んでいるわけではなく、どこか肩の力を抜いたようないで立ちだ。その理由は様々なのだが、例えば軽く薄い仕立てのジャケットに、側章の配したイージーパンツ、タック入りのハーフパンツなどのカジュアルなボトムスを合わせていることが挙げられる。広がる上質な世界観の中、アイコンとなったのは“アイデンティティ”の象徴ともいえる指紋。一見ゼブラ柄にも見紛うようなジャケットもそのひとつ。織りの表面には異なる糸が幾多も交ぜられ、遠目で見れば“アイデンティティ”が浮かび上がる。ディテールを知れば知るほどエンポリオ アルマーニの綿密な構想が見て取れる。指紋と同じく目立ったボタニカルな刺繍は、糸を重ねた立体的な仕上がりで、風を受けてそよぐ光景が浮かぶほどに軽快。加えてレザーの絶妙な色褪せ方、ストレッチ素材へのシワ加工といった、わざとデイリーに馴染ませるディテールも肩肘張らない彼らに似合う。小物類も豊富であり、特に今シーズンはスポーティなニュアンスが含まれた。ドレスシューズは、カジュアルな外羽かつソールがスニーカー仕様。かかとやタンもメッシュ素材で履き心地も柔らか。それでいながらアッパーには気品を盛り立てるように、小さなスタッズや草木柄の刺繍が配されている。一方、ウィメンズのテーマは世界中を旅する”Emporio Armani”ガール。エスニックムードと熱気あふれるアジアの街に足を止めた彼女たちは、都会にいながらリゾート気分が味わえるスタイルを主流としている。素材は軽やかなシアサッカー、シアーなランダムプリーツ、アニマル柄を想わせるメッシュのジャカード、そして柔らかな光沢のシルクといった具合。いずれもエフォートレスな夏のエッセンスが注ぎ込まれている。エレファントやヤシの木柄といったキャッチーなプリントは、ブルーやピンク、グリーンといった夏の太陽を味方にする鮮やかなカラーで描かれた。スリムなトップスに流れるようなボトムスのラインで、シルエットは構成されている。ジャケットの中には、後ろに4、5本のダーツを集めて滑らかにウエストを強調したものまで。目線を下に向けるとフルレングスのワイドパンツ、ヘムに遊びの効いたショートパンツとミニスカートが提案されている。洋服がコンサバティブでもドラスティックでも、小物類はミネラルたっぷりのテイストを選ぶのが今シーズンのムードだろう。ニュートラルなジャケットスタイルにはオレンジのハンドバッグ、リゾートワンピースには精緻なカッティングを施したウエストバッグ。足元では、ブルースエードのフラットミュール、そして女性らしさの象徴“リボン”をあしらったサンダルが視線を集めている。2日間にわたって開催されたショーは、25日(土)にはタレント・モデルの佐々木希、26日(日)にはタレント・モデルのラブリが登場した。2人とも共通して身に着けたのはジョルジオ・アルマーニの宝石箱からインスパイアされたカラーのヤシの木プリントだ。佐々木希はシフォンブラウスに滑らかな赤いロングスカート、ラブリはショートカットに似合うオールインワンで清々しくラストを飾った。
2017年03月30日クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)によるシーバイクロエ(See By Chloe)が、2017年フォールコレクションを発表した。穏やかで素朴なカントリースピリットが漂う今回のコレクションは、ロシアのシベリア地方に広がる大草原や、アメリカのモダニズムを象徴する女性画家ジョージア・オキーフがニューメキシコ砂漠を描いた「冬の太陽」など、さまざまなインスピレーションが混ざり合い、自然を愛する強く自立した女性像を描き出している。カラーパレットは、オークル、マスタード、ブリックレッドといった秋らしい紅葉のような色合いに、ラベンダーやダスティブルー、アプリコットなどを重ねたシーバイクロエらしい柔らかなトーン。シフトドレスは、懐かしさを感じさせるフラワーモチーフに、ハイウエストのシルエットと流れるようなカフタンシェイプ。フロントや袖にはフリルをあしらい可憐なムードを共存させた。バロック調のフローラルクレープ織りのラッフルカフスやヨークのディテールも美しく、メゾンのアイデンティティーであるフェミニティーが細部に渡って表現されている。アウターには、ダブルレイヤーのギャバジントレンチコート、カーマインレザーのペプラムジャケット、 オーバーサイズのツイードコートなど、遊び心のある大胆なフォルムにコッパーの金具が装飾されたユーティリティーウエアが揃った。ウールのセパレートやウエストマークしたバギーボリュームのセーターなど、モダンなニットウエアも健在だ。フットウエアでは、レザーとスエードのチャンキーワークブーツ、ハイキングスニーカーなどのアウトドア風シューズから、対照的なフローラル刺繍のブロックヒールサンダルまで幅広く。サンダルにニットのレッグウォーマーをスタイリングするなど、リアルに落とし込めるアイデアも散りばめた。バッグは、「オルガ(OLGA)」がミニサイズのレザーバックパックに、「ルイス(LOIS)」がチェーン付きのミニクラッチへとアップデートされ、コレクションにフレッシュなムードを添えている。
2017年03月29日ダブレット(doublet)の2017-18年秋冬コレクションが、東京コレクション最終日の2017年3月25日(土)東京・渋谷ヒカリエにて発表された。これまで写真でコレクションを発表してきたダブレットが、ショー形式での発表をするのは今回が初めて。90年代レイブの空間を意識し、踊り明かして汗にまみれた様子や、もみくちゃにされて服の乱れた様が、スタイリングとメイクアップによってリアルに演出された。ガンガンと鳴り響く音楽、空間を走り抜けるレーザービーム等の演出によって、初めてとは思えぬ熱気と迫力に溢れたショーが披露された。目を奪ったのは、1人1人が個性的なモデルたちそのものだ。27体登場したルックのうち、プロのモデルは12体、素人はそれより多い15体だという。猫背で歩くモデルは、だぼついたジャージパンツにフーディーを被ったスタイリング。太ったモデルには、あえて腹出しのTシャツに、ボリュームあるダウンジャケットとデニムジャケットを2つ重ねた。それぞれの人物に似合うようにコーディネートされた服とモデルには、ランウェイ特有の匿名性はなく、もはや私的さすら感じさせる。もちろん、服1点1点も、モデルたちに負けない猛烈な個性に溢れている。ジーンズの上をざっくり切り取って下だけになったものをガーターベルトでニーハイタイツのように吊ったボトムスや、ウエストが胸下まである大きすぎるスラックスに、スーパーショート丈のトップスを繋いだルック、片足だけ腿の付け根から無くなったパンツなど…。既存の洋服の影を残しつつも、見たこともない形の服に変化しているのだ。巷にあふれる商業ロゴをアレンジしたロゴや、スカジャンの刺繍が、あらゆるアイテムの様々な箇所に配されたことも気になるポイントだった。これら一昔前によく見たモチーフを、それとは違う見せ方で示すことで、コレクションはむしろ新鮮な感覚に包まれる。「かっこいい、かっこよくないという物差しは関係ない」と語るデザイナーは、大勢で集まって踊る匿名的なレイブや、社会に蔓延するモチーフを利用して、そこに埋もれない、しかし美しいから際立っているわけではない、新鮮で個性的な何かを表現してみせた。
2017年03月28日ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)の2017年秋冬コレクションが2017年3月25日(土)、渋谷・ヒカリエホールにて発表された。ヨウヘイ オオノ初の東京コレクションでのショー。最初で最後のつもりで臨んだというデザイナー・大野陽平は、スチールや絨毯などの無機質な工業製品をインスピレーション源に洋服作りを進めた。ベルトやロングブーツ、レザーのセットアップはランウェイの光に照らされ煌めく。メッシュのパーカーや、オーガンジーのブラウスと合わせて“透け感”と“メタリック”のバランスを実現させる。柔らかいシャツにキャミソールをレイヤードしたり、パンツに大胆に切り込みを入れ金具で留めたり…女性の身体に合わせたユニークなシルエットを構築。胸の前で布がまとまるデザインのトップスや、腕を覆うレザーのグローブ、スカートが胸まで延長したようなワンピースなど、アイテムそれ自体で成立しているものをいかに崩していくか、を狙っている。無機質さを洋服に落とし込んだとき、それが身体に馴染むように力を添えるのは温かみのあるカラーパレット。柔らかいカーキにブラウンやオレンジのワンピースをスタイリングし、非生物が元になったプロダクトに命を吹き込む。工業製品と異なり本来一人一人キャラクターを持っているはずの女性たちが、今季のアイテムをどのように着るべきか、まで提示したショーだった。
2017年03月28日EAUSEENON(オウシーナン)2017年秋冬コレクションは ”The Inocents” がテーマ。古いホラー映画に登場する女性像を参考に、純粋で騙されやすい主人公が物語の終盤に見せる「成長し、自立していく様」を表現。EAUSEENONが作り出すアイテムは一見すると少女らしさを感じる甘いデザインが特徴ですが、ほのかに匂い立つ妖艶な雰囲気が他の甘さとは違う魅力。まるですっと抜ける花の香りがする、甘さ控えめのミルクティーのような。袖からカメリアの花が咲いたようにフリルが際立つコート、デイジーのスパンコール刺繍が施されたチュールスカートなど、淡い色合いや刺繍、丸みをおびたカッティングやシルエットはヨーロッパなどの子供服のヒストリカルコスチュームから来ています。少女が好むペールトーンの色彩、ビーズ刺繍、花のモチーフなどの組み合わせは幻想的な女性を数多く描く、海外の女流画家が用いた色をヒントに。絵画の様なテキスタイルは油絵を専攻していたデザイナーによるオリジナルプリント。物語が進むにつれ少女から大人の女性に変わっていく心の混乱と成長を、花が溶けていく様子で表現しています。一般参加も可能な2017年秋冬コレクションの展示会と過去シーズンの展示販売会は4月2日まで原宿で開催中。リサーチが詰まったデザインノートを見ながら、ぜひ実物に袖を通してみてください。EAUSEENON 2017AW LOOKEAUSEENON 2017AW imageEAUSEENON水野 惠梨佳が手がけるファッションブランド。幼い頃から絵を描く事が好きで、高校では油絵を勉強する。ファッションの基礎を日本で勉強した後、アントワープでデザインを学ぶ。2015年に自身のブランド EAUSEENON(オウシーナン)を設立。ブランド名の由来は自身の名前でもあるエリカの花から。独自で描いたオリジナルテキスタイル、刺繍を中心としたコレクションを東京、NYを拠点に展開する。HP / Instagram17AW展示会 & サンプルセール会場:atelier sunnyday〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-31-21 ヴィアレット原宿002号室会期 : 3月25日(土)~4月2日(日)11:00~19:00問い合わせ先:EAUSEENON 水野(080-4180-8764 / info@eauseenon.com )※バイヤー・関係者は事前アポイントを推奨※一般入場可能
2017年03月28日2017年春の流行色を、自分らしく取り入れる日本人女性のファッションおける、「右向け右!」の時代は終わったように感じます。もちろんファッションや美容に流れはありますが、個人の選ぶ自由、趣向が入る時代になりました。80~90年代は誰かさんが「このリップカラーがいい!」というと、街中の女性の唇が同じ色だったのが記憶に残っています。そのカラーが日本人の肌には馴染みが悪く、ちぐはぐな印象を持つカラーさえ流行っていたものです。では、2017年春の流行色はどうでしょうか?ファッションメゾンごとに、様々なカラーやテーマが見受けられます。私が特に注目しているのが、次の3色。渋みのあるイエロー「マスタード」、まるで深海のようなブルー「アビス」、くすんだ春もやのようなピンク「スモーキーピンク」。今回は、この3色を使った美しい春ネイルのご提案をしてみようと思います。マスタード×アートフラワーネイル「クラシカルブーケ」2017年も引き続き人気のクラシカルテイスト。ベースカラーを透けるように作って、流行のシースルーも押さえて、そこに大きなユリと野の花たちを描き入れて優雅に。マスタードカラーで全体を引き締め、まさに大人の花束のようなデザイン。(ジュエリージェルの「スパイシーマスタード」使用。)アビス×レース柄ネイル「レディ・ダンディ」媚びない女のドレスアップをテーマに。メタリックの濃紺が、まさに深海のアビスです。ダンディなカラーに相反して、ドレスなレースをたくさんあしらってみましょう。“レディ・ダンディ”とは、粗野な女のことではないんです!「仕事も心も自分の物」な最高にかっこいい女性のことなんです。(ジュエリージェルの「メタリックMT036」使用。)スモーキーピンク×桜ネイル「桜 花いかだ」春、毎年人気の桜ネイル。今年は和洋シーンを問わない桜デザインをおすすめします。スモーキーピンクは、日本人の肌によく馴染みます。ミセスやマダムの肌も、このカラーで美しく見せることができます。花筏(はないかだ)を、あなたの指先に浮かべてみては……。(ジュエリージェルの「スモーキーピンク」使用。)今私たちは、ファッションやメイクアップの大きなテーマに乗りながら、好きなものを自分で選択できます。最高に素敵で、最先端の自分になれるのです。1色ではない、流行色のマジックをまとって、自由な「わたしネイル」を楽しみましょう。右向け、右、向~かないっ!ネイルアーティスト/田邉 薫(mini-ka SURGA)
2017年03月27日ディーベック(D-VEC)の2017年秋冬コレクションが2017年3月23日(木)、原宿・キャットストリートをランウェイに発表された。ディーベックは釣り用品の「DAIWA」が永年培ったアパレル機能をベースにした新レーベルだ。雨・風・光の自然環境の中で快適に着用できる機能性とファッション性を融合。快適さと遊び心を取り入れたユニークなプロダクトが披露された。風になびくロングアウターやワンピースは、雨と紫外線を防ぐ「傘」の生地から生まれた斬新なウェアだ。表面に施された迷彩柄のようなデザインは、油彩画風に海をモチーフにしたもの。他にも軽量のテーラードジャケットやスウェットにも同素材が用いられた。イエローやレッドといった鮮やかなカラーのAラインスカートやパンツなどが後に続く。さらに注目したいのは足元。クリーンな印象のホワイトのスリッポンシューズは、釣り用のシューズに使われている技術を落とし込み、ソールに高度なノンスリップゴムを採用した一足。アッパーには帆布生地を使用することで、靴を濡れにくくする撥水性も実現している。そんな機能性を秘めた、ファッショナブルなアウトドアアイテムをストリートテイストに着こなしている点もポイントだ。パーカーを下に忍ばせる着こなしや、アウター×アウターなどのレイヤードスタイルがメイン。そんな着こなしの首元にはチョーカー、頭上にはヘアバンドを合わせていた。
2017年03月26日ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月23日(木)、東京・銀座で発表された。今季のファンタジーは、銀座のど真ん中にある古いブリティッシュパブ「PUB CARDINAL」で綴られた。扉を開けると、そこは日本とは思えない異空間。まさにケイタ マルヤマワールドだ。“トランプゲーム”や“バックギャモン”を楽しむ人、“葉巻とウィスキー”をたしなむ人、“スウィング”のリズムに乗ってダンスを踊る人。みんなが個性的な衣装に身を包んでいる。デザインをするうえで、あげられた“Butterfly Girl”“Swing”“London”を筆頭とする20あまりの言葉が、コレクションノートに書かれていた。それぞれが洋服に反映され、この不思議な世界で溶け合っている。まるでタイムスリップしたかのような時間が流れるこの場所には、フリルが並んだ“ラメのニット”に幾何学的な柄をしたランダムヘムのミモレ丈スカートといった、柄を共存させたスタイルがよく似合う。特に、レトロを表すガングラブチェックは多用された。丸山自身が「シャーロックホームズ ケイタバージョン」と語ったチャイナドレス風のワンピースもそのひとつだ。“スポットライト”を受けて光るスパンコールは、スカラップラインが重なるドレスにあしらわれた。足元のメンズライクなオックスフォードシューズはスリムなラストからできた1足で、今にも“タップダンス”を踊れそうなほど軽やか。そんな風に“ドレスアップ”した彼女とは真逆で、ざっくりとした“手編みのセーター”を着たカジュアルな女性もいる。“ボーイフレンド”のジャケットを借りてきているような女の子は、ラペルにブローチを付けて自分風にアレンジ。一方その隣では、精緻な刺繍をあしらった“ヴィンテージのコート”と、オリエンタルなプリントをあしらったワンピースを合わせて、和洋折衷を感じさせるスタイリングを楽しむ人の姿が。そして、何より今シーズンを語るうえで忘れてはならないのが動物たちの存在。丸山は、イギリスということから派生してハンティングを思い浮かべたという。ワインレッドの“レジメンタルストライプ”のパンツに合わせたシャツには、“キツネ狩り”の様子が描かれている。楽しい時間が過ぎるのは早い。パーティーを終えて、来場者たちはドアを出た瞬間に現実に引き戻される。しかし、皆が楽しい気持ちを持って帰ったはずである。なぜなら、20あまりのキーワードとともに最後に書かれていた言葉は“ハッピーエンド♡”だったのだから。
2017年03月26日ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)の2017-18年秋冬コレクションが2017年3月23日(木)、東京・渋谷ヒカリエで発表。ファッションポートニューイースト(FASHION PORT NEW EAST)の参加ブランドとして登場した。60年代のファッション写真に魅せられ立ち上げられた今シーズンのワードローブ。当時の写真に写る若い女性たちが放つ、明るくセクシーで楽しげなオーラや笑顔、自由さと50年後に当たる現代の社会に生きる人間を対比しマッチさせ、新たなファッションに昇華させる。当時を代表するブランドたちは、ファッションで明るい未来を作ろうとしていたとデザイナーの吉田は語る。装うことによってたどり着くであろうその未来をケイスケ ヨシダも、その時代を知らなかった身として考え、便利さが格段に向上した現代というフィールドで表現する。モデルたちは髪の毛が硬く整えられ、肌にはシルバーのメイクが施される。機械的に働く現代人の無機質さを表したものだ。表情を失った彼女たちが、生命感に満たされているように見えるのは、他でもない、まとっている洋服たちのエネルギーだ。ベースには、これまで得意としてきた制服のようなシルエットを採用。フーディをジップで開きセーラー服のように見立てているものや、ネイビーのアイテム、チェック柄の配置などスクールテイストな部分は散見される。従来よりも彩度の高いパレットだと感じた人も多いだろう。明暗をあえて不明にしてきたこれまでと違い、“明”に傾けた装いとの向き合い方を配色によっても表しているのである。このコレクションが50年後の未来から見たらどのように映るのか、期待したくなるコレクションとなった。
2017年03月26日ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)の2017年秋冬コレクションが2017年3月23日(木)、東京・表参道で発表された。今季のテーマは“Combine”。個々で美しい、異なるものを組み合わせ、共存させることで独立した美しさを目指した。左右で柄が異なったり襟がアシンメトリーなコートや、大胆に入った切れ込みからプリーツが覗くトップスやスカートなど、カッティングや素材にその意識が現れている。カラーブロックで分けられたテキスタイルのワンピースや、折り紙のように胸の前で折られたひだが立体的なドレスなど、直線や曲線が洋服の中で踊る。カラーパレットはスモーキーなカーキやベージュなどアースカラーが中心。会場の照明は衛星のような照明で、ショーの空間は大地と宇宙のコントラストを表現している。曲が大地の息吹のような強いビートに変わると、コレクションの様相もリアルクローズからドレスへ。シャイニーな素材とマットな素材を同系色で組み合わせたものなど、異素材が共存する美しさがより際立つ。目を引くのが幾何学模様や曲線で配された木目。これは、実は本物の木で作られている。デザイナーの天津 憂が自然の年輪を美しいと感じ、ずっと洋服に落とし込みたかったものであるという。黒の布と合わせることで、ハードとソフトの両面性が洋服に面白い質感を生み出していた。
2017年03月26日モト ゴー(MOTO GUO) の2017-18年秋冬コレクションが、2017年3月23日(木)東京・渋谷ヒカリエにて発表された。2017年1月にミラノでもショーを開催したモト ゴー。昔から東京ファッションに憧れていたというデザイナーが披露したのは、日本あるいは世界各国の、ある少年のドキュメンタリーだ。上裸にピンクのショーツという衝撃的なルックで幕を開けたコレクションは、儚いノスタルジックな雰囲気に包まれていた。パジャマを彷彿とさせるピンクやパープルのストライプコットン、背中に背負ったフリル付クッション、トップスとしてスタイリングされたブランケットなどは、子どもの眠りのイメージだろうか。そして、学ランをベースにしたセットアップ、小学生の制帽のような帽子、ジャケットのポケット横に差し込まれた鉛筆、割烹着のように袖口や裾を絞ったリボン、子供が描いたようなイラストの装飾など、あらゆるディテールに、少年時代の記憶を映した要素が繰り返された。素材には、コットンのほか、フェルトやコーデュロイ、ウールなど、柔らかな空気感のものを採用。それらをパステルカラーやファンシーな色合いでカラフルに彩った。パターンは、肩を落としたゆるいシルエットと、制服のようにかっちりとしたシルエットのものが登場し、遊びと学校、2つのシーンを生きる少年の日常を浮かび上がらせた。また、コットンのシャツワンピースにシルエットが同じスカートをまるで1着の服のように重ねたり、ロングシャツの半身に透ける素材を重ね付けしたりする、レイヤードを活かしたデザインも今季の特徴だろう。異素材を重層的に構成していくことによって、一見するとファンキーなワードローブが、完成度の高い独創的なファッションへと昇華されていく。ヴィンテージの要素が昔から大好きだというデザイナーは、過ぎ去った時代の少年たちにとっての日常を、現代人にとっても魅力的に感じられる姿に描き直して見せた。
2017年03月26日THREE(スリー)、2017年夏の新作コスメが2017年5月24日(水)より発売される。コンセプトは、日本語で“人生は美しい”を意味する「LA VITA É BELLA」。心が弾む夏という季節に、特別な時と場所を求めてTHREEが描く夏のメイクアップコレクションは、イタリアのサルディーニャ島の自然とその土地の抒情を反映した鮮やかなカラーパレットで包まれる。情熱と生命力を瞳に宿すミネラルカラーツヤの陰影でまぶたをかたどるアイグロス「THREE ウイスパーグロスフォーアイ」から、サルディーニャ島の自然を切り取った5つの限定色が登場。神秘的なアイルランドブルー、朗らかな太陽を想わせるサニーオレンジなど、グロッシーなツヤから放たれるミネラルたっぷりの色彩は、夏メイクの強い味方に。濡れたように輝くパールバランスとナチュラルな透明感が、生命感に満ちたみずみずしい美しさを表現する。夏の光を浴びて、頬から放たれるフレッシュなツヤパラダイスにいるような表情を描き出す3色が、軽いムースのような質感のホイップドティントジェル状チーク「THREE エピック ミニ ダッシュ」から登場する。内側から輝くようなツヤを与えながら密着感をアップすると同時に、ナチュラルでみずみずしい光沢感をもたらす。使い方は2通りで、ソフトマットな質感のリップカラーとしても活躍してくれる優れもの。指先の小窓から覗く、サルディーニャの情景夏特有のエナジーやノスタルジーを、鮮明でありながら奥深い色彩で表現した「THREE ネイルポリッシュ」。限定で登場する6色は、星のようなスパークリングシルバー、鮮明なブライトオレンジ、そして深い海の輝きを閉じ込めたシマリングダークブルーなどの顔ぶれだ。THREEらしいグレーニュアンスを含んだサマーカラーは、肌との色馴染みも抜群。手の指先はもちろん、足の指先までモードなトーンで鮮やかに彩って。【詳細】THREE 2017年サマーメイクコレクション発売日:2017年5月24日(水)価格:・THREE ウイスパーグロスフォーアイ <限定発売> 全5色 各3,300円+税・THREE エピック ミニ ダッシュ <限定発売> 全3色 各3,000円+税・THREE ネイルポリッシュ <限定発売> 全6色 各1,800円+税【問い合わせ先】THREETEL:0120-898-003(フリーダイヤル)
2017年03月26日サポートサーフェス(support surface)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月22日(水)豊洲・Brillia ランニングスタジアムにて発表された。今季、デザイナーはボディと服の関係性に焦点を当て、重量感のある生地で構成される秋冬ファッションの内側から、ボディの気配を感じさせた。ボディの気配を伝えたのは、分量感のあるドルマンスリーブのトップスに代表されるような、布のゆとりが生み出す自然な動きが魅力的な服だ。腕や脇の周辺を自由に揺れ動く布が、身体のラインを隠すようでいて、ボディを暗示する。 また、胸下の切り返し部分に大胆なタックが入れられた黒のワンピースも、大きなシルエットの下にあるボディを意識させ、ほのかな色気を運んだ。カラーパレットは、ブラックやグレー、ダークグリーン、ネイビーといった重厚なカラーが中心。にも関わらず、全体を通して爽やかな印象にまとまっているのは、真っ赤なアネモネを散らした花柄テキスタイルや、ラメのような光沢感とハリ感を出したオリジナルジャカード、キラキラ輝く総スパンコールの生地といった、個性的なマテリアルが服の随所に散りばめられたからだろう。 とりわけ印象的だった素材であるレザーも、リアルレザーより軽くて薄い人工皮革を使用している。それらにボンディングを施したり、光沢感の出る箔を貼ったりし、リアルレザーではあり得ない、軽やかで、表情豊かな効果を生み出す。素材選びやパターンに見られる、何気ないようになされた努力や、表に直接は表れない色気が、真に美しい女性の姿を、私たちに伝えてくれたようなコレクションだった。
2017年03月25日アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月22日(水)、東京・渋谷ヒカリエで発表された。今季のテーマは“BREAK DOWN WALLS. ZIP UP DIFFERENCE”。政治や宗教で日々揺れ動く世界への反抗心を持ちながら、平和を主張したコレクションだ。ショーは、オールブラックのアイテムに身を包んだビートボクサーと、オールホワイトのダンサーのパフォーマンスにより幕を開ける。ビートボックスに合わせて、ダンサーがパントマイムのようなアニメーションダンスを披露。黒の世界と白の世界の壁を壊し2つの世界が一緒になるのを表現していた。2017年春夏コレクションと同様、多数のアイテムに登場したファスナー。ジャケットの背中やハット、ファスナーが曲線で走るトップスに施されており、新しい扉を開く、異なる文化や人をつなぐなどの意味が込められている。袖部分にファスナーが片方だけ付いたアウターは、袖同士を繋ぐことができ、人と人とが手を取って繋がれるアイテムだ。ボリューミーなトップスに対し、ボトムスにはスリムなレギンスなどを合わせ対照的なシルエットを実現。スキニーをスカートとスタイリングし、性差を消す意味合いも込めた。金属で模様がプリントされているエアーオーガンジーは、トップスやキャップの周りでゆらゆらと幻想的に揺れる。オールブラック、もしくはオールホワイトのスタイリングのみで展開されたコレクション。ストリート色が激しいアイテムが並ぶが、ラストはモデル達が交互にランウェイを後にし、白と黒にはっきり分かれた境界が交わりあう、デザイナーの理想とする光景が広がっていた。
2017年03月25日ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)の2017年秋冬コレクションが、2017年3月21日(火)恵比寿ガーデンホールにて発表された。テーマは、”デカダンス”。「退廃」とも訳されるその言葉は、現実の価値から離れ、時には不協和音を奏でるような脆さを垣間見せながら、象徴的で美しいものを追求する精神を表す。そんなテーマの通り、コレクションは独創的な造形と色彩が幻想的な世界を作り出し、夢の中のように少し不思議で美しい物語を紡いだ。会場の緊張感を煽るようにドラマチックなピアノの音色が鳴り響き、ショーが幕を開けた。まず繰り広げられたのは、灰色や白、黒などの禁欲的なカラーパレットで構成されるルックだ。ニットからパンツ、コートまでグレー1色でまとめたスタイルや、三角やドット柄を全身に細かく敷き詰めたモノクロのドレスが視線を奪う。時折、ディテールに鮮やかなオレンジやブルーを忍ばせ、ハッとするような色彩の効果を誘う。シルエットは、ゆったりとエフォートレスに。ドレープなどが織りなすグニャリとうねるようなフォルムが不安定さを感じさせる。グレーのニットは、肩をカットし、切り口にだらりとドレープを施し、裾はアシンメトリーに仕上げた。また、そんなフォルムと共鳴するように、重ねられたシルバーのネックレスやイヤリングが波打つようなユニークな線を描く。突然、曲調が生き生きとリズミカルなものに変化し、今までの退廃的なムードを覆すような鮮やかな色彩のルックが展開。グリーンやブルー、オレンジといったエネルギッシュなカラーが大胆に組み合わされ、現実離れしたような神秘的な印象を与える。爽やかなグリーンのトップスに大きくあしらわれたフリルは、先ほどまでのダラリと崩れるようなものとは打って変わり、それ自体が自立しているような立体的で有機的なものに。ヒダの内側から異なるカラーを使用し、それがちらりと覗くことで、よりリズミカルさを際立たせる。そしてショーの終盤は、まるで星が輝く夜空を想起させるようなロマンチックなルックが登場した。テーラードが美しいジャケットには、真っ黒の生地に、ストーンを散りばめたゴールドのラインが浮かぶ。裾からはキラキラとグリッターがきらめくチュールをなびかせ、かっちりとしたスーツとのコントラストを生み出した。
2017年03月24日ベトナムのブランド、グエン・コン・チー(Nguyen Cong Tri)が2017年秋冬コレクションを渋谷・ヒカリエで2017年3月21日(火)に発表した。アジアン ファション ミーツ トーキョー ベトナム(Asian Fashion Meets TOKYO Vietnam)」の枠で、唯一2回連続の発表となったグエン・コン・チー。前シーズンは、ベトナムの現地の女性たちの美しさを表現すべく稲作に従事する女性たちを描いたが、近シーズンも現地の女性にフォーカスしている。リヤカーを引いて花を売るベトナムの女性たちが、華やかなコレクションのキーとなった。とは言っても、過酷な労働環境の中で懸命に働く彼女たちの服は元来素朴なもの。だからこそ、カラーはホワイト、ブラック、グレーを主流としニュートラルに抑えられている。しかし彼女たちの働く姿は楽し気だから、その気持ちを反映するかのように、最初は遠慮がちに咲いていた花が時を経て色づき、まるで咲く喜びを謳歌するかの如く飛び出してく。咲き乱れた小さな花はブルゾンの開かれたラグランから飛び出し、花束は逆さ向けられ丸ごとドレスへ変換される。一方で、ベトナムの暑い日差しから体を守るアウターはデフォルメされた。その様相は、女性の小さな体と大きなリアカーがまるで一体化したよう。大きなアウターの背中は花を大きく表現するには最適の場所だった。立体的な刺繍の重なりと、時折見せるクリアな輝きによって変幻自在に姿を変える。花を支える茎を束ねたような長いリブは、洋服たちをより構築的に仕上げるために取り入れられたようだ。入り乱れ、ブルゾンなどは原型を留めるのが精いっぱいというほどにパターンが崩された。さらに女性の儚さを感じさせるランジェリードレスも登場している。それらは、町の喧騒や息苦しさを忘れさせ、人々に安らぎをもたらす彼女たちの存在を体現し、肥大化したアウターやボトムスと対比的に組み合わせられた。
2017年03月24日ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)の2017-18年秋冬コレクションが、2017年3月20日(月)、東京・渋谷ヒカリエで発表された。インターネットやSNSが普及しきった世の中。自己のプライベートやプライバシーを曝け出したり隠したり、“周囲とつながる”ことの安堵や疲弊を繰り返しながら時間が流れている。今シーズンのドレスドアンドレスドは、社会に対してブランドという立場からメッセージを発した。外界と自己を切り離す、覆い隠すという意味合いでの洋服と、そこにコントラストを描くように生ずる“出したい”という感情。そのどちらの感情をも正として、体現できるようなワードローブが披露された。短いものは太く、長いものは体を包み込むように、アイテム内はもちろん、コレクション全体としてメリハリを。シャツやコート、パンツにはスリットが多用され、その時々の感情によってシルエットを操作できる。2ルック目に登場した大ぶりのシャツは、袖に入れられた切り込みから見える腕とテキスタイルの対比が印象深い。男女どちらのアイテムも登場した、というよりもジェンダーやセックスの壁は見事に取り払われた。序盤メンズライクなアイテムが多いようにも思われたが、そこには性差というよりも、スポーツやユースカルチャーといった別のエッセンスによって乗り越えられたジャンルが存在していた。社会に対しての態度をファッションを通じて表したドレスドアンドレスド。ファーストルックのフルフェイスヘルメットが、その後披露されるアイテムの数々を暗示していたのだろう。ネガティブをポジティブと捉え直すでもなく、そのまま見せることによって生まれるメッセージを、嚙みしめさせてくれるコレクションであった。
2017年03月23日リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が手掛けるジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)が、2017年春夏オートクチュールコレクションを発表した。
2017年03月20日ラルフ ローレン ホーム(Ralph Lauren Home)2017春コレクションが発表された。2017年3月中旬より順次、全国主要百貨店で発売される。コレクションは、部屋の雰囲気に合わせて「ハーフムーンベイ」「マダレーナ」「フランソワ」の3つのテーマを展開。ハーフ ムーン ベイリラックス感あるカリフォルニアのビーチサイドコテージをイメージしたテーマ「ハーフ ムーン ベイ」。 花柄をブロックプリント風にデザインしたコンフォーターカバー、同系色のストライプのアクセサリー、繊細な刺繍と透かし細工のようなディテールが美しいピロケースなどを展開している。柔らかな色合いが、ライフスタイルに安らぎを与えてくれる。マダレーナ「マダレーナ」はペールトーンでまとめたカジュアル感のあるテーマ。ベッドカバーやピローケースに用いられている柔らかな色合いのフローラルバインプリントは、アンティーク生地をもとにオリジナル柄を描き起こしたもの。ウォッシュをかけたリネンルックの優しい肌触りのコンフォーターカバーなど、自然からインスパイアを受けたカラーのアイテムがラインナップ。フランソワ凛とした美しさを表現し、洗練されたテーマの「フランソワ」。微かなクリームとピンク、ラベンダーなどフェミニンなカラーが美しい光沢を放つサテンのヴィンテージシルバーを引き立てる。フラワープリントや刺繍、ストライプのクッションやシーツがシックな部屋を演出する。詳細ラルフ ローレン ホーム2017春コレクション発売予定時期:・ハーフムーンベイ 2017年3月中旬・マダレーナ 2017年3月中旬・フランソワ 2017年3月下旬取り扱い店舗:全国主要百貨店問い合わせ先ラルフ ローレンTEL:0120-3274-20
2017年03月20日スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)が手掛けるコーチ(COACH)が、2017年秋コレクションを発表した。大草原と大都市、ローカルなアウトドアとNYのヒップホップ、ステータスやラグジュアリーの象徴とアンプレシャスなもの。そんな対照的なムードを気ままにミックスした新しいトムボーイスタイルを提示。アメリカの荒野を想起させる枯れ草が生い茂ったランウェイ。存在感たっぷりに揺れるムートンコートにはレトロな薔薇や鷲のモチーフが施されている。馬たちが駆け抜ける躍動的なテキスタイルでカントリー調を加速させながら、足元にはストリートなハイカットシューズをスタイリング。おてんばなアメリカンガールが切り放しのシアリングを纏うことで感じる自信や強さが表されている。さまざまなバリエーションで登場したワンピースは、フラワーモチーフを巧みに取り入れて表情豊かに。膝のラインでシェイプを入れた赤や緑のワンピースには、グランマのハンドメイド風ニットを合わせ、黄色の刺繍入りワンピースにはフリンジの付いたファーティペットを。オーバーサイズのダウンジャケットやパッチワークデニムにも花柄が配されていた。定番のスタジャンやバイカージャケットの要素を取り入れたミックスタイルも健在だった。ミリタリーテイストのワッペンでアレンジされたジャケットにはシアリングを添え、レザージャケットにはスタッズでエッジの効いた遊びを加えた。そこに見えるのは、メルティングポットのNYが生み出した独自のカルチャーやユーモア。そして、特筆すべきはマイクロミニのレザーバッグを斜め掛けにしたスタイル。コレクションを彩ったさまざまなモチーフを小さなキャンバスに詰め込み、ペンダント風の“新しいアクセサリー”として提案。慣れ親しんだものをカスタマイズし、個性を吹き込むことで新しいスタイルに昇華するスチュアート・ヴィヴァースのテクニックと、尽きないアイデアを象徴する重要なピースとして、ひと際の存在感を示していた。
2017年03月19日リアーナとプーマ(PUMA)のコラボレーションによる、フェンティ プーマ バイ リアーナ(FENTY PUMA by Rihanna)の2017年秋冬コレクションが2017年3月6日(月)にフランス・パリで発表された。今シーズンは学生が主導権を持つ架空の学校「フェンティ ユニバーシティ」が舞台。図書館の机をステージに、スポーツとハイファッションが融合したスタイルで学生たちが駆け抜けていった。体育館や校庭で出くわすスポーツルックは、リアーナの魔法で最解釈された。 例えばポロシャツはクロップド丈でオフショルダーに、サッカーユニフォームはミニ丈のタイトワンピースに、そしてジャージはジッパースリットで瞬く間にセクシーなタイトワンピースへと変身。さらに、スポーツルックの代名詞とも言えるトラックパンツもスリットボタンでドレッシーなロングスカートへと姿を変えた。廊下やロッカールームでのカレッジスタイルも色っぽく。ビッグサイズのチルデンニットはオフショルダーで着こなし、ハイウェストのチェックスカートはウエストを強調。制服を彷彿させるプリーツスカートはミニ丈に仕上げ、まるでセクシーなスクールガールだ。各ウェアにはリアーナのラッキーナンバーである「13」や彼女の誕生年「1988」、FENTIの「F」をモチーフにしたレタードがあしらわれている。大学ではシューズも一新された。人気のスニーカー「プーマ クリーパー」は厚底になったソールと「PUMA」のロゴが入ったアンクルストラップが特徴だ。他にもレースアップのニーハイブーツや、ツヤのあるヴィヴィッドカラーのショートブーツが足元を彩る。インパクトのあるアクセサリー使いは今季も健在。テディベアをモチーフにしたバックパックはブルー・オレンジ・チェックとカレッジカラーに染められており、先シーズンの「ボウバッグ」に次ぐ存在感を放っている。他にも、ロープをハンドルにしたバケツバッグやカレッジストライプのチョーカー、「FS」マークが煌めく巨大なフープピアスを披露。まるで高校や大学時代を過ごした廊下に引き戻されたような感覚になるコレクションとなった。【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2017年03月17日2017年秋冬ランウェイ注目ネイルアートニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、今季2017年秋冬のファッション・ウィークのネイルトレンドと、注目のネイルアートをご紹介致します。秋冬コレクション恒例である、黒、茶色、ゴールドなどのダークトーンのネイルに加え、前回のコレクションに引き続き花柄がトレンド入り。特にヨーロッパ系のハイブランドはローズモチーフが流行中で、ファッションに敏感なセレブ達からもローズ柄ネイルの注文が後を絶ちません!!またニューヨークコレクションでは、赤や黄色とカラフルな色のボヘミアンちっくなデザインも目に付きました。最注目!ネイルピアスやチェーンの80sネイルそして今季最も注目なのが、ネイルピアスやチェーンを使った80sを意識したネイルアート。今ではいろいろな形のネイルピアスが発売されていたり、自分で簡単にカスタムできるのも魅力のひとつ。ちょっとダサかわいいところが逆に新鮮です。取り外しも自分でできるので、週末のアクセントにもいいかもしれません。ワイヤーワークネイルで海外ブロガー風に大変身♪また、ワイヤーワークネイルも大注目です!針金を使ったアートをするのが楽しいので、セルフネイラー達にも人気が高いです。ちょっとピカソっぽいシュールなキャラをつめ先に置くだけで、急におしゃれな海外ブロガー風ネイルに早変わり。針金をクリアジェルで固定するだけと簡単なため、今後定番の素材になってくるかも。2017年秋冬コレクションレポートでした。Have a wonderful day xxx!ネイルアーティスト/BritneyTOKYO(ブリトニートウキョウ)
2017年03月16日旭化成グループ「キャンペーンモデル2017」発表会が16日、都内で行われ、同モデルに選出された大伴理奈(22)が出席した。同グループでは、1976年から毎年キャンペーンモデルを選出しており、初代アグネス・ラムや、松嶋菜々子(1992年、第17代)、片瀬那奈(1999年、第24代)、久慈暁子(2014年、第39代)などを輩出。今回、選出された大伴で第42代となる。選考では、健康的でしなやかなスタイルの美しさはもとより、その場を魅了する明るい笑顔や前向きな姿勢、そして日本人の父と中国人の母の間で育ち、大学でフランス語を学んだ国際性などが高く評価され、約300名の候補者の中から選出されたという。同モデルに選ばれた心境を聞かれると「ちょうど12月16日の誕生日に事務所から連絡をいただいて、信じられないという気持ちと、不安もあるんですけど1年間突っ走って頑張ろうと思いました」とニッコリ。前日に大学を卒業し、社会人1日目で同発表会に出席した大伴は「大学の友だちも就活をしていて、それを見ていたので、私もみんなと同じように社会人1日目なので一生懸命みんなと同じように頑張ろうと思いました」と意気込みを語った。今まで、TOKYO GIRLS AWARDや着物・ウエディングショーなどモデル業を中心に活動してきた大伴は、今後の目標を聞かれると「モデルや雑誌の活動もしつつ、テレビなどいろいろチャンスがあればなんでも挑戦していきたいと思います。女優業にも興味があります」と目を輝かせ、どんな役をやってみたいかとの問いには「マンガが大好きで青年誌などいろいろ読むんですけど、悪女とかもやりたいですし、お化粧をしないと幼いって言われるので、生徒役もやりたいです」と答えた。さらに、「これから30代、40代、50代になってもずっと続けて行けるような、憧れられるようなモデルになりたいと思っています」と抱負を語った。また、具体的に憧れる人を聞かれると「モデルさんだと、テイラーヒルさんが大好きです。女優さんは井川遥さんに似ているって言われるので、ちょっと意識しつつ目指しています」とコメント。さらに発表会では、日常会話レベルの中国語を喋れるという大伴が、流暢な中国語で自己紹介を行う一幕もあった。大伴 理奈(おおとも りな)1994年12月16日生まれ。埼玉県出身。身長172cm、スリーサイズは、 B82・W60・H87。特技はピアノ、スポーツ(走ること)。趣味はカメラ、マンガ。チャームポイントは笑顔。笑顔の源は、愛猫のポン太。性格は明るい、人見知りをしない。
2017年03月16日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)が、2017年春夏「アーティザナル」コレクションを発表した。
2017年03月15日