いよいよスタートした本年度の映画賞レースを早くも席巻している、ブラッド・ピットの製作会社プランBエンターテインメントが贈る『MOONLIGHT』が、『ムーンライト』とのタイトルで2017年に日本公開されることが決定した。学校では“チビ”(Little)というあだ名でいじめられ、麻薬常習者の母親ポーラ(ナオミ・ハリス)からは育児放棄をされているシャロン(アレックス・ヒバート)は、マイアミの貧困地域で暮らす内気な性格の男の子。行き場を失ったシャロンにとって唯一の救いは、自分の親代わりになってくれる、近所に住む麻薬ディーラーの男ホアン(マハーシャラ・アリ)とその妻、そしてたった1人の男友達のケビンだった。そんな日々の中、シャロンは、ケビンに惹かれている自分に気づく。しかし、このコミュニティではこの感情は受け入れてもらえないと、幼いながらも勘づいていたシャロンは、誰にも、もちろんケビンに対してもそのことを伝えられずにいた。そんなとき、ある事件が起き…。本作は、マイアミの貧困地域を舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を、少年期、ティーンエージャー期、大人になるまで、3つの時代構成で描いたヒューマンドラマ。ドラッグ、いじめ、虐待、父親の不在など、たくさんの傷を負いながらも、自我に目覚め、強く生き抜く主人公の姿が、本作の最大の魅力。公開決定とともに解禁となった海外版のポスターも、彼の3つの時代の主人公をひとつにコラージュした、力強いデザインとなっている。すでに本作は、賞レースの幕開けとなった「第26回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワード」で作品賞、審査員特別賞、観客賞、脚本賞の最多4部門を受賞。同賞で作品賞を受賞した作品は、『スポットライト 世紀のスクープ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』や、プランB製作『それでも夜は明ける』と、そのままアカデミー賞作品賞に輝いており、本作も大きな注目を集めている。また、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」ではトップ10作品に選ばれ、監督賞(バリー・ジェンキンス)、助演女優賞(ナオミ・ハリス)が受賞、「インディペンデント・スピリット賞」では作品賞、監督賞ほか最多6部門ノミネートを受け、「NY批評家協会賞」では監督賞、撮影賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門、今週発表された「LA映画批評家協会賞」では作品賞、監督賞、助演男優賞、撮影賞の最多4部門を受賞。「放送映画批評家協会賞」にも計8部門にノミネートされ、本年度のオスカー最有力候補として早くも話題沸騰。来週、12月12日(現地時間)発表のゴールデン・グローブ賞ノミネートにも期待がかけられている。エグゼクティブプロデューサーを務めるのは、もちろんブラッド・ピット。監督・脚本を務めたのは、前作『Medicine for Melancholy』(未)も高い評価を受けたバリー・ジェンキンス。シャロンの麻薬常習者の母親には『007』シリーズや『われらが背きし者』のナオミ・ハリス、主人公の少年の面倒を見る麻薬ディーラーに、『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』、人気ドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」「Marvel ルーク・ケイジ」などに出演するマハーシャラ・アリに、新星アレックス・ヒバートらが出演。賞レースの行方とともに、日本上陸も楽しみにしていて。『ムーンライト』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日人気司会者のジミー・キンメルが、2017年アカデミー賞授賞式の司会を務めることになった。ジミーは5日、妻モリー・マクナーニーとの間に第2子が誕生予定であるという2つのニュースを同時に『ジミー・キンメル・ライブ!』の中で発表した。ジミーは番組内で「うちの妻は今体の中に赤ん坊を宿しているんだ」「それにほかにもたくさんエキサイティングなことが起こっているんだよ。僕、おめでとう。僕はアカデミー賞のホストもするんだ」と明かした。9月に開催されたエミー賞でもホストを務めていたジミーだが、来年2月26日に開催されるアカデミー賞の司会を務めるのは今回が初めてとなる。ジミーには、妻モリーとの第1子ジェーンちゃん(2)のほか、初婚相手のジーナとの間にケビンとケイティーという成人した2人の子供がいる。誕生予定の赤ん坊の性別は事前に知るつもりではないそうで、どちらにも使えそうな名前を考えているところだと明かしている。「僕たちはサプライズにしたいんだけど、男の子でも女の子でもいいような名前を考えようとしているところだよ」(C)BANG Media International
2016年12月07日アカデミー賞の前哨戦の1つとされているLA映画批評家協会賞が4日(現地時間)に発表された。作品賞と監督賞はバリー・ジェンキンス監督の『Moonlight』(原題)が受賞。どちらの賞もデミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』(原題)が次点に選ばれた。『Moonlight』からは、マハーシャラ・アリが助演男優賞、ジェームズ・ラクストンが撮影賞を獲得。計4部門で受賞し、高い評価を受けた。助演男優賞は、遠藤周作の「沈黙」を原作とし、ハリウッドで映画化された『沈黙-サイレンス-』に出演のイッセー尾形さんが次点として発表されている。アニメ賞に輝いたのは、世界でも話題、いまもなお日本で記録的なヒットを更新中の『君の名は。』だ。アカデミー賞にまた一歩近付き、ますます期待が高まる。新海誠監督は現在、海外プロモーションでロサンゼルスに滞在中だとのこと。リアルタイムで受賞を耳にし、ツイッターで「LAで取材中に嬉しいニュース。『君の名は。』がロサンゼルス映画批評家協会賞、アニメ部門受賞だそうです。なんと。マジですか…」と喜びを語っている。なお、次点はスタジオジブリ初の海外共同作品『レッドタートル ある島の物語』だった。(Hiromi Kaku)
2016年12月05日11月も終わりを迎え年末の季節も近づこうかという11月29日(火)、毎年注目を集める国内外の映画賞レースの中から、第41回「報知映画賞」の全9部門が発表された。まず、注目を集める「主演男優賞」および「主演女優賞」では、『葛城事件』での怪演が大きな話題となり“新境地”で魅せた名優・三浦友和が「主演男優賞」に、『湯を沸かすほどの熱い愛』にて死にゆく母の大きな愛を“熱演”した宮沢りえが「主演女優賞」にそれぞれ輝いた。また同作からは、宮沢さんの娘役として銭湯の若女将に扮した杉咲花が「助演女優賞」に、さらに中野量太監督が「新人賞」に輝き、『湯を沸かすほどの熱い愛』は作品賞・邦画も受賞した。「助演男優賞」は、『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64-ロクヨン-』『怒り』と今年も出演作が目白押しだった綾野剛が受賞。「EXILE/三代目J Soul Brothers」のメンバーとして絶大な人気を誇る岩田剛典が、映画初主演を務めた『植物図鑑』にて「新人賞」を受賞した。また、この夏の公開から興行収入・動員数を右肩上がりに伸ばし、空前の大ヒットを記録している新海誠監督最新作『君の名は。』が「特別賞」を受賞。「監督賞」には、海外の映画祭でも高い評価を受け、渡辺謙をはじめ森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡ら豪華俳優陣が集結したことでも注目を浴びた、李相日監督作品『怒り』が選ばれている。<第41回報知映画賞/受賞一覧>■作品賞(邦画):『湯を沸かすほどの熱い愛』(中野量太監督)■監督賞:李相日(『怒り』)■主演男優賞:三浦友和(『葛飾事件』)■主演女優賞:宮沢りえ(『湯を沸かすほどの熱い愛』)■助演男優賞:綾野剛(『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64-ロクヨン-』『怒り』)■助演女優賞:杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)■新人賞:岩田剛典(『植物図鑑』):中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』)■作品賞(海外):『クリード チャンプを継ぐ男』(ライアン・クーグラー監督)■特別賞:『君の名は。』(新海誠監督)(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日2017年のバレンタイン商戦に向けての発表が相次ぐなか、銀座三越と日本橋三越本店では、それぞれ独自のテーマを掲げ、限定商品を含めた商品構成で新たなバレンタイン需要に対応するという。銀座三越の2017年バレンタイン「ギンザ スイーツ コレクション(GINZA Sweets Collection)」のテーマは「tressaillir de joie!」。直訳すると「ワクワクする」を意味する。恋人だけでなく友達や家族など、誰かと一緒にチョコレートを楽しんだり、お気に入りの味を見つけるなど、バレンタインを新たな経験で記憶に残るものにしてほしいという意味が込められている。今回日本初上陸で銀座三越のみの限定販売となるのが「リリアン・ボンヌフォア(Lilian Bonnefoi)」。南フランスの高級リゾートホテル「オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(Hotel du Cap Eden-Roc)」で腕をふるうリリアン・ボンヌフォアが2015年10月にフランス・アンティーブに開いたブティックだ。これまでにホテルのショコラティエとしての味は日本にも届いていたが、今回は産地別のクーベルチュールを使用したボンボンショコラのアソートやタブレットなどがモダンなパッケージのオリジナルブランドの味わいに注目したい。例年会期の早い段階で完売してしまうのが、ベルギーの8ブランドを代表する味わいを揃えた「ベルギーセレクションボックス」(税込3,501円/800点限定)だ。2017年度は「メモリー」をテーマに、「セントー(Centho)」「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」「ヴィタメール(WITTAMER)」「デルレイ(DelRey)」「ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)」「プラリベル(Pralibel)」「ブリュイエール(Bruyerre)」「デジレー(Desiree)」が、それぞれ思い入れのあるショコラで競演する。銀座三越のバレンタイン向けの特設販売は17年1月25日から2月14日まで、銀座三越7階の催物会場と9階銀座テラス/テラスコートにて実施する。約70ブランドが登場する予定だ。一方、日本橋三越本店の2017年バレンタイン「ニホンバシ スイーツ コレクション(NIHOMBASHI Sweets Collection)」のテーマは「cacao journey ~カカオを旅する・カカオと旅する~」。16世紀に南米から世界中へ広がったカカオだが、昨今はその産地や製法、伝統などの背景にも注目が集まっている。そこで、日本橋から様々なカカオに出会う旅に出てほしいというのが今回の意図だ。会期は17年2月1日から14日までの2週間、本館7階催物会場にて約90ブランドを予定。ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの徳永純司によるショコラは、バレンタイン限定のものが登場する。なかでもバラとフルーツを使った4種類のショコラは、華やかなピンクや赤のハートの形にダマスクスローズのローズウォーターを使用。食べると口のなかでバラの香りが広がる優雅な体験ができる。徳永氏によると、香りのバランスには配慮したという。このほか、日本橋三越本店で先行販売される「岡田美術館チョコレート」の神坂雪佳「燕子花図屏風」をモチーフにしたボンボンショコラや「ショコラトリー・ドゥ・モナコ(Chocolaterie de Monaco)」の陶磁器のトレイがついたショコラなど、バレンタイン以外の贈り物にも使いたくなる商品も並ぶ。さらに、日本橋三越本店ではスイーツ コレクションの開始に先駆けて、17年1月25日から31日まで約12ブランドを集めたコーナーを設置する。なかでも注目なのが、中目黒の「グリーン ビーン トゥ バーチョコレート(green bean to bar chocolate)」。カカオ豆と砂糖のみを使い、約45日かけて作られるチョコレートの販売のほか、産地別チョコレートの食べ比べワークショップなど、チョコレートの学び体験も提供する。担当者によると、バレンタインの男性への贈り物としての需要に加え、昨今は男女問わず自分のために購入する人が多く、むしろ贈る場合よりも購入単価は上がっているという。旧来の女性が男性に愛を告白するためのツールとしてではなく、「目移りするほどのチョコレートに出会えるイベント」としての位置づけがさらに強まっているようだ。インターネットでの販売はいずれの店舗も17年1月9日の午前10時から、2月3日の午前10時までとなっている。
2016年11月25日インディペンデント・スピリット賞のノミネーションが発表になった。最多ノミネーションは、『Moonlight』と『American Honey』の6部門。作品部門には、この2作品のほかに、『Manchester by the Sea』『ジャッキー』『Chronic』が候補入りした。その他の情報主演男優部門の候補は、ケイシー・アフレック(Manchester by the Sea)、デビッド・ハレウッド(Free in Deed)、ヴィゴ・モーテンセン(Captain Fantastic)、ジェシー・プレモンズ(Other People)、ティム・ロス(Chronic)。主演女優部門の候補は、アネット・ベニング(20th Century Women)、イザベル・ユペール(Elle)、サーシャ・レーン(American Honey)、ルース・ネガ(Loving)、ナタリー・ポートマン(Jackie)。監督部門の候補は、アンドレア・アーノルド(American Honey)、バリー・ジェンキンス(Moonlight)、パブロ・ラレイン(Jackie)、ジェフ・ニコルズ(Loving)、ケリー・リチャード(Certain Women)。今年の賞レースでフロントランナーと考えられている『ラ・ラ・ランド』は、2000万ドル以上の予算がかかっているため、資格外となった。受賞発表はオスカー前日の2月25日。文:猿渡由紀
2016年11月24日2016年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した巨匠ケン・ローチ監督の『I, DANIEL BLAKE』が、『わたしは、ダニエル・ブレイク』として2017年3月、日本公開されることが決定した。舞台は、イギリス北東部ニューカッスル。大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは心臓の病を患い、医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり、必要な援助を受けることができない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと彼女の2人の子どもを助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく――。前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に、映画界からの引退を表明していた社会派の巨匠ケン・ローチが、現在のイギリス、そして世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、どうしても最後に伝えたい物語として引退を撤回してまで挑んだ本作。複雑な国の制度に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ、貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流は、世界中に感動と涙を届け、カンヌ国際映画祭では見事、『麦の穂を揺らす風』(’06)に続く2度目のパルムドールを受賞した。今年6月、EU離脱を決めたことも記憶に新しいイギリスでは、10月21日より公開されており、ケン・ローチ作品史上最大のヒットを記録。常に労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人々の明るさや温かさ、底力を描き続けてきた監督の集大成であり、最高傑作との声が相次いでいる。そして、衝撃的な大統領選を終えたばかりのアメリカでは、12月25日に公開を控えている。早くもアカデミー賞ノミネートを確実視する声が続出するなど、作品への賞賛はとどまるところを知らない。また、2017年は『夜空に星があるように』(‘67)での長編映画デビューから50周年を迎えるケン・ローチ記念イヤーでもある。決して遠い国の出来事ではない本作の、満を持しての日本公開を楽しみにしていて。『わたしは、ダニエル・ブレイク』は2017年3月18日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日フィルム・ソサエティ・オブ・リンカーン・センターが、優れた才能をもつ業界人に贈るチャップリン賞の来年の受賞者に、ロバート・デ・ニーロが決まった。デ・ニーロは44人目の受賞者となる。その他の情報昨年の受賞者はモーガン・フリーマン。それ以前には、アルフレッド・ヒッチコック、ビリー・ワイルダー、エリザベス・テイラー、メリル・ストリープなどが受賞している。授賞式は5月8日。来月のAFIフェストで世界プレミアされることになったデ・ニーロの次回作『The Comedian』は、オスカー狙い作と位置づけされており、期待が寄せられている。彼は最近、エクゼクティブ・プロデューサーと主演を兼任するHBOのテレビ向け映画『The Wizard of Lies』を撮り終えたところ。デ・ニーロは、金融詐欺で多くの人たちに被害を与えたバーナード・マドフを演じる。監督はバリー・レビンソン。放映予定は来年5月。文:猿渡由紀
2016年10月17日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーから、早くも2017年度のスケジュールが発表されました!新しいアトラクションやスペシャルイベントが続々登場しますよ。ちょっと先取りして、気になるスケジュールをいくつかピックアップ。いち早く紹介します。東京ディズニーランド&東京ディズニーシー●スペシャルイベント「ディズニー・イースター」(東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)※2017年4月4日(火)~6月14日(水)春のイベントといえば、イースター! 2017年度は東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの両方でイベントを開催します。パレードにはディズニー映画『ズートピア』の主人公ジュディ・ホップスやニック・ワイルドも参加しますよ。パーク内にはウサギの耳がついたおかしなタマゴ「うさたま」があちこちに逃げ出し、大騒動に。「へんてこで楽しい」イースターになること間違いなしです。東京ディズニーシーのイースターは、ファッショナブルで華やか。メディテレーニアンハーバーのメインショーでは、ディズニーの仲間たちがイースターファッションを披露してくれます。パーク内の装飾も要チェック。●スペシャルプログラム「ディズニー七夕デイズ」※2017年6月15日(木)~7月7日(金)東京ディズニーランドではミッキーマウスが彦星に、ミニーマウスが織姫に変身。人力車でパレードルートをグリーティングします。ワールドバザールに設けられたウィッシングプレイスで、願い事を書いたウィッシングカード(短冊)を飾り付けましょう。東京ディズニーシーでも、彦星と織姫に変身したミッキーマウスやミニーマウスたちのグリーティングショーを開催。ウィッシングプレイスはアメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアに設置されます。●スペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」※2017年9月8日(金)~10月31日(火)「ハロウィーン・ミュージックフェスティバル」が東京ディズニーランドのテーマ。音楽パフォーマンスをメインにしたパレードにスケルトンやおばけも参加して盛り上げます。思わず手拍子やダンスをしたくなるパレードです。東京ディズニーシーでは、悪役(ディズニーヴィランズ)を全面に押し出した「クールで妖しいハロウィーン」を展開。スタイリッシュで美しいハーバーショーをお見逃しなく。●お正月のプログラム※2018年1月1日(月)~1月5日(金)それぞれのパークエントランスに門松を飾り、ディズニーの仲間たちがお正月の衣装でお出迎え。2018年の干支、戌にちなんだグッズやメニューで新年を祝います。東京ディズニーランド●スペシャルイベント「ディズニー夏祭り」※2017年7月11日(火)~8月31日(木)華やかで粋な「和」がテーマの夏祭りで盛り上がりましょう!ディズニーの仲間たちと水しぶきを浴びながら一緒に踊るショーに参加しませんか?期間中はパークにショーの和太鼓や祭ばやしが響きわたります。夏祭りらしいフォトロケーションやグッズ、メニューもお楽しみに。●エンターテイメント「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」(リニューアル)※2017年7月11日(火)~新しく5台のフロートが登場します。注目は、ディズニー映画『アナと雪の女王』のアナとエルサを乗せた氷の城のフロート。2011年7月に終了したディズニー映画『美女と野獣』のフロートも、リニューアルして復活。LEDを使い、よりきらびやかに夜のパークでかがやきます。●スペシャルイベント「クリスマス・ファンタジー」※2017年11月8日(水)~12月25日(月)ワールドバザールの中央に高さ15メートルのクリスマスツリーが登場。「クリスマスのストーリーブック」がテーマのクリスマスイベントに参加しましょう。ディズニーの仲間たちによるパレード公演もおこなわれます。●スペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」※2018 年 1 月 11 日(木)~3 月 19 日(月)ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界に浸る、スペシャルイベントが開催されます。期間中はパーク内がスノーギースや雪の結晶をモチーフにしたデコレーションに。パレードのほか、キャッスルプロジェクションの公演もおこなわれますよ。映画でおなじみのアノ歌も聞けるはず。東京ディズニーシー●アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」※2017年春~子どもたちに大人気の映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』のアトラクションが誕生!映像とライドシステムの動きを駆使して、海底の世界を疑似体験。ニモやドリーになった気分で、海中を探検しましょう。●『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスペシャルイベント(名称未定)※2017 年 7 月 11 日(火)~8 月 31 日(木)2017年7 月1日(土)の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』公開に合わせ、映画の世界観を楽しめるスペシャルイベントを開催。ジャックスパロウや海賊たちが繰り広げるハーバーショーは、豪快な水しぶきが上がって迫力満点です。グッズやメニュー、パークの装飾も海賊仕様に変わります。●スペシャルイベント「クリスマス・ウィッシュ」※2017年11月8日(水)~12月25日(月)パーク全体がクリスマス一色のデコレーションに様変わり。華やいだ雰囲気が満ちあふれます。メディテレーニアンハーバーで昼のショー、水上のクリスマスツリーがかがやく夜のショーは必見。もちろんイルミネーションも見られますよ。豪華客船S.S.コロンビア号前には高さ15メートルのクリスマスツリーが。クリスマスデートにピッタリなイベントです。2017年度もワクワクするイベント、新アトラクションがいっぱいですね。スケジュールの詳細は公式サイトで確認できます。ぜひチェックしてください。■スポット詳細【東京ディズニーランド】所在地:千葉県浦安市舞浜1-1電話番号:045-330-5211公式サイト:【東京ディズニーシー】所在地:千葉県浦安市舞浜1-13電話番号:0570-008-632公式サイト:©Disney
2016年09月29日東京ディズニーランドならびに東京ディズニーシーでは、2017年度に、新規アトラクションの導入や、新しいエンターテイメント、スペシャルイベントなどを実施していく。2017年春頃~「ディズニー・イースター」春の定番イベントとして人気のイースターイベントを、2017年度は東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで開催。注目は、東京ディズニーランドの仲間たちと“うさたま”が登場する新しいパレード。パーク内で初登場となるディズニー映画『ズートピア』の主人公ジュディ・ホップスやニック・ワイルドも参加する。時期:2017年4月4日(火)~6月14日(水)アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」<新規>東京ディズニーシーのポートディスカバリーに、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』の世界を舞台にした新規アトラクションが登場。映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を体験することができるアトラクションとなっている。時期:2017年春~「ディズニー七夕デイズ」2017年6月15日(木)から7月7日(金)までは、毎年恒例となった日本のディズニーテーマパークならではの“七夕”をテーマとしたプログラムを開催。2017年夏頃~「ディズニー夏祭り」東京ディズニーランドならではの、和をテーマとした“夏祭り”を実施。会場では、煌びやかで夏祭りらしいフォトロケーションやちょうちんが登場する。東京ディズニーシーもスペシャルイベントを行うが、まだ名称は未定。7月1日(土)に最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が公開されるにあたり、ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界を舞台にしたスペシャルイベントを新たに開催することは決定している。メディテレーニアンハーバーでは、ジャックスパロウや海賊たちが大量の水しぶきとともに繰り広げるハーバーショーを公演。海賊をイメージしたグッズやメニューも登場し、パークの装飾も『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界に様変わり。時期:2017年7月11日(火)~8月31日(木)「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」<リニューアル>東京ディズニーランド・エレクトリカルパレードのリニューアルでは、新たに5台のフロートが導入される。映画『アナと雪の女王』のアナ、エルサを乗せた氷の城のフロートは夜のパレードに初登場、映画『シンデレラ』のフロートもリニューアルし、シンデレラを乗せたかぼちゃの馬車と、プリンス・チャーミングを乗せたボールルーム(舞踏会)をモチーフとしたフロートとなってやってくる。また、2011年7月のリニューアルで惜しまれつつも終了した、ディズニー映画『美女と野獣』のフロートも、LEDを採用し輝きを増したフロートとなって再登場し、夜のパークを一層美しく彩る。時期:2017年7月11日(火)~2017年秋頃~「ディズニー・ハロウィーン」東京ディズニーランドは、“ハロウィーン・ミュージックフェスティバル”がテーマ。パレードでは、ディズニーの仲間たちやお化けが、様々なジャンルの音楽パフォーマンスを繰り広げる。東京ディズニーシーは、ディズニーヴィランズ(悪役)一色の“クールで妖しいハロウィーン”をテーマに開催。メディテレーニアンハーバーでは、ヴィランズとミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが、妖しくも美しい、スタイリッシュなヴィランズ流のハロウィーンを楽しむハーバーショーを公演。時期:2017年9月8日(金)~10月31日(火)東京ディズニーランド「クリスマス・ファンタジー」“クリスマスのストーリーブック”をテーマに、ファンタジックなクリスマスを届けてくれる。パレードは、絵本の中から飛び出してきたクリスマスを楽しむディズニーの仲間たちの物語を演出するほか、ワールドバザールの中央には高さ約15メートルのクリスマスツリーが登場する。時期:2017年11月8日(水)~12月25日(月)東京ディズニーシー「クリスマス・ウィッシュ」豪華客船S.S.コロンビア号の前には高さ約15メートルのクリスマスツリーが登場し、パーク全体がクリスマスの華やかな装飾やオブジェで彩られる。メディテレーニアンハーバーでは昼のショーを公演するほか、水上のクリスマスツリーが幻想的に光り輝く夜のショーや、アメリカンウォーターフロントのイルミネーションなど、バラエティに富んだイベントを楽しめる。時期:2017年11月8日(水)~12月25日(月)お正月のプログラムミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが、華やかなお正月の衣装で挨拶。それぞれのパークのエントランスには門松などを飾り付けるほか、2018年の干支である戌にちなんだグッズやメニューなどを用意して、新年に来園するゲストを迎える。東京ディズニーランド「アナとエルサのフローズンファンタジー」ディズニー映画『アナと雪の女王』をテーマにしたイベントを開催。アナとエルサたちが繰り広げる映画の世界観が表現されたパレードのほか、スノーギースや雪の結晶をモチーフにしたデコレーションなど、パークは『アナと雪の女王』の世界に様変わりする。時期:2018年1月11日(木)~3月19日(月)
2016年09月27日2015年度の賞レースを賑わせ、圧倒的な衝撃度で大ヒットを記録した『セッション』のデイミアン・チャゼル監督最新作『LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)』(原題)。第73回ヴェネチア国際映画祭でオープニング上映された本作でヒロインを務めたエマ・ストーンが、見事、同映画祭で女優賞に輝いた。オーディションに受からず、落ち込んでいた女優志望のミア(エマ・ストーン)は、ふとピアノの音色に誘われて入ったジャズバーでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と最悪な出会いを果たす。偶然にも二度目に出会ったときは、セバスチャンはふてくされながら80年代ポップスをプールサイドで演奏していた。初めての会話でぶつかり合う2人。しかし、お互いの才能に惹かれ始め、次第にそれは恋へと変わっていく――。本作は、28歳にして『セッション』で数々の賞レースを席巻し、世界中を虜にした“若き天才”デイミアン・チャゼルが、圧倒的音楽×ダンスで贈る極上のエンターテインメント。古き良きハリウッドの50~60年代のミュージカル映画を彷彿とさせながら、最高にゴージャスでロマンチックに、若きジャズピアニストと若手女優の恋を描き出す。『きみに読む物語』『ドライヴ』などで人気を博し、『ブレードランナー』続編にも出演するライアン・ゴズリングと、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞助演女優賞など数多くの賞にノミネートされたエマ・ストーンが、『ラブ・アゲイン』『L.A. ギャング ストーリー』に続いて共演。さらに、『セッション』でアカデミー賞を受賞したJ・K・シモンズや、『ハートビート』『エクス・マキナ』の日系女優ソノヤ・ミズノらが名を連ねる。そんな本作は、カンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭の1つで、今年で73回を数えるヴェネチア国際映画祭のオープニング作品に選出され、8月31日に華やかに同映画祭の開幕を飾った。今回、エマが受賞した女優賞といえば、過去にジュリアン・ムーアが『エデンより彼方へ』(’02)で受賞し、アカデミー賞主演女優賞にノミネート、ヘレン・ミレンが『クィーン』(’06)で受賞し、そのままアカデミー賞を獲得しており、エマにとってもアカデミー賞は射程圏内に。なお、本作は賞レースの前哨戦として知られる、現在開催中のトロント国際映画祭にも出品されている。『LA LA LAND』(原題)は2017年2月、 TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日俳優のジャッキー・チェンが、アカデミー賞特別名誉賞を受賞することになった。『ラッシュアワー』などでおなじみのジャッキーと、映画編集者のアン・V・コーツ、キャスティングディレクターのリン・スタルマスター、ドキュメンタリー映画監督のフレデリック・ワイズマンが、11月に行われるガバナーズ・アワードでこの特別賞を受け取ることになると映画芸術科学アカデミーが1日に発表した。同団体のシェリル・ブーン・アイザックス会長は、声明文の中で「アカデミー賞特別名誉賞はジャッキー・チェン、アン・V・コーツ、リン・スタルマスター、フレデリック・ワイズマンのような、その分野における真の先駆者であり、伝説的な存在である人物のために作られた賞です」「彼らの素晴らしい功績を称えられることを誇りに思います」とコメントしている。ジャッキーは自国香港の映画作品への出演、脚本、監督、プロデュースだけでなく、世界中においても興行成績の成功をおさめた「他に類を見ない国際的なキャリア」を称えられ、今回の受賞に至った。一方、1962年作『アラビアのロレンス』で知られるアンは、『エレファント・マン』『アウト・オブ・サイト』『オリエント急行殺人事件』『エリン・ブロコビッチ』など、60年間にわたるキャリアの中で多くの有名作品を手掛けてきた。『卒業』『屋根の上のバイオリン弾き』『トッツィー』を含む200作品以上の映画に携わってきたリンは、ジョン・トラボルタやジョン・ヴォイト、故クリストファー・リーヴらをはじめとする俳優の才能の発掘してきた人物だ。フレデリックは、自身にとって初のドキュメンタリー作品である精神異常を抱える犯罪者たちを収容した病院の舞台裏に迫った1967年作『チチカット・フォーリーズ』をリリース後、ほぼ毎年ドキュメンタリー作品を世に送り出してきた。この4人は、11月12日にハリウッド&ハイランドセンターのレイ・ドルビー・ボールルームで開催される第8回ガバナーズ・アワードでアカデミー賞特別名誉賞を受賞する。2015年度には、デビー・レイノルズ、スパイク・リー、ジーナ・ローランズらが同賞を受賞していた。(C)BANG Media International
2016年09月05日「ほぼ日手帳」の2017年の新作が、2016年9月1日(木)より発売される。今回は、全79種類のコレクションがラインナップ。増田セバスチャンとコラボアートディレクターでありアーティストの増田セバスチャンとのコラボレーションでは、可愛い家やドーナッツ、目玉焼き、ぬいぐるみなど甘い雰囲気の手帳「THANK YOU ALL」を制作。文庫本サイズのオリジナルとA5サイズのカズンで登場する。ウォレットサイズのweeksは、表と裏の柄がシンメトリーで独自の世界観を持った「Day Dream」が発売される。待望のMOTHER2シリーズ新作2016年版でも大人気だった「MOTHER2」シリーズからは3種類が登場。ゲームの中で主人公たちが訪れる場所をパッチワークのようにつなぎ合わせた「MEMORIES」、発売当時のファミコンのパッケージを敷き詰めた「1994」、ブルーパープルの表紙に主人公が並んだ「ぼく(ネス)」。ファンにはたまらない懐かしさを詰め込んだデザインは、早く持ち歩きたくて2017年が待ち遠しくなるだろう。スノーピークの機能的カバーアウトドアブランド・スノーピーク(snow peak)とのコラボレーションでは機能的な手帳カバーが登場。手帳本体やカードはもちろん、ペン差し、鍵留め、メッシュポケットなど立体的なものも収納しやすい作りになっている。防水に優れたポリエステル生地で、アウトドアシーンでも雨や水滴から中身を守る。毎年人気「ミナ ペルホネン」もミナ ペルホネン(minä perhonen)は2000年に発表されて以来、洋服やバッグに用いられてきた「bird(バード)」柄や、過去に2度登場した「tambourine(タンバリン)」柄などを発表。中身の手帳本体も改良を重ねており、より使いやすくなっている。カバーだけ変えたり、中身を新しくしたり、2017年度に向けて新しい手帳で気分も一新してみてはいかがだろうか。【アイテム情報】■増田セバスチャン・「THANK YOU ALL」[オリジナル]カバー&本体セット 4,752円(税込)、カバーのみ 3,024円(税込)[カズン] カバー&本体セット 7,020円(税込)、カバーのみ 3,780円(税込)・「Day Dream」[ウィークス] 2,592円(税込)■Snow Peak・「Stuffed Shell」[オリジナル]カバー&本体セット 10.800円(税込)、カバーのみ 8,640円(税込)■MOTHER2・「1994」「MEMORIES」[オリジナル]カバー&本体セット 3,024円(税込)、カバーのみ 4,752円(税込)・「ぼく(ネス)」[ウィークス] 2,376円(税込)■ミナ ペルホネン・「piece,」[オリジナル] カバー&本体セット 18,360円(税込)、カバーのみ 16,200円(税込)[カズン]カバー&本体セット 25,380円(税込)、カバーのみ 21,600円(税込)・「bird」[オリジナル] カバー&本体セット 9,180円(税込)、カバーのみ 7,020円(税込)・「tambourine(black)」[オリジナル] カバー&本体セット 11,880円(税込)、カバーのみ 9,720円(税込)【発売情報】ほぼ日手帳発売日:2016年9月1日(木)■オリジナル(文庫本サイズ)とカズン(A5サイズ)価格:オリジナル 2,000円+税、カズン 3,500円+税場所:「ほぼ日ストア」、全国のロフト■ほぼ日手帳WEEKS(週間タイプ)価格:1,800円+税〜場所:「ほぼ日ストア」、全国のロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなどほぼ日手帳WEEKS取り扱い店舗にて販売。
2016年08月23日アカデミー賞受賞女優であるブリー・ラーソンが長編映画監督デビューを果たすことになった。インディペンデント映画『ユニコーン・ストア』でメガホンをとる。サマンサ・マッキンタイアが脚本を担当した同作品は、実家へ戻らざるを得なくなった1人の女性のもとにある店への不思議な招待状が届き、成長する本当の意味を問われるこの女性の姿を描くストーリー。ブリーは同作品に出演するほか、デヴィッド・バーナ、ルーベン・フライシャー、パリス・カシドコスタス=ラティス、テリー・ドゥーガスらと共にプロデュースも務める。ハリウッド・レポーターによると、カシドコスタス=ラティスとドゥーガスのリア・フィルムズとヘラクレス・フィルム・ファンドが資金面を援助することになるという。同作品は当初、レベル・ウィルソン主役、ミゲル・アルテタが監督を務める予定だったが、スケジュールの関係で降板せざるを得なくなったようだ。ブリーは以前、短編映画『ウェイティング』『ジ・アーム』の監督を務めたことがあり、『ジ・アーム』は2012年度サンダンス映画祭で審査員賞を受賞している。そんな中ブリーは、マーベルが贈るキャロル・ダンバース、またの名をキャプテン・マーベルを主役とした映画作品の主役候補に選ばれているほか、2017年3月公開予定の『コング:スカル・アイランド』、現在公開日未定の『ザ・グラス・キャッスル』に登場する。(C)BANG Media International
2016年08月11日ジミー・ファロンが2017年度ゴールデン・グローブ賞の司会を務めることが決定した。第74回ゴールデン・グローブ賞の司会に選ばれたジミーは自身のツイッターで2日、「来年1月に行われるゴールデン・グローブ賞の司会を務めることになったことにワクワクしているよ。1月8日に賞のパーティーのプランを立てておいてね。もしかしたら君も式典に参加できるかもしれないよ」と発表した。NBCエンターテイメントのロバート・グリーンブラット会長は「われわれは記念すべき夜に最高にふさわしい司会者を見つけました、ジミー・ファロンです」「彼がユニークでウィットにとんだ式典を作り上げてくれることを確信しています。ハリウッド外国人記者協会とわれわれは彼が引き受けてくれたことにとても感激しています」とコメントしている。ゴールデン・グローブ賞は2010年、2011年、2012年、2016年はリッキー・ジャーヴェイスが、2013年から2015年はティナ・フェイとエイミー・ポーラーが司会を担当。第74回ゴールデン・グローブ賞は2017年1月8日にNBCで地上波放映されることになっている。(C)BANG Media International
2016年08月04日イタリア インディペンデント(italia independent)の期間限定ストアが7月13日(水)から19日(火)まで、阪急メンズ大阪にオープンする。店内では、今夏の新作やベストセラーモデルが一堂に並ぶ。特に注目したい「フルカモフラージュ・コレクション」は、フレームだけでなくレンズまでもが迷彩柄に染められたサングラス。カラーはブルー、イエローをはじめ、インパクトのあるレッドやグリーンなどが登場する。また期間中、サングラスを購入した先着30名には、イタリア インディペンデントのオリジナルカーボン・ブレスレットがプレゼントされる。【詳細】イタリア インディペンデント 期間限定ストア期間:2016年7月13日(水)〜19日(火)場所:阪急メンズ大阪 1階 特設スペース住所:大阪府大阪市北区角田町7-10TEL:06-6361-1381(代表)営業時間:<月・火>11:00〜20:00<水〜金>11:00〜21:00<土>10:00〜21:00<日・祝>10:00〜20:00 ※7/17(日) 10:00〜21:00
2016年07月11日第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞をW受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』のDVD&Blu-rayの発売がこのほど決定。特典内容も明らかとなった。2002年1月、米国の新聞「ボストン・グローブ」が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による児童への性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。「スポットライト」という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を探り当てたのだろうか――?「ピューリッツァー賞」に輝いた「ボストン・グローブ」紙の調査報道チームの軌跡を映画化した本作。“世紀のスクープ”の内幕を取材に当たった新聞記者の目線で克明に描き、社会派ドラマの傑作として高い評価を得ている。脚本と監督を『扉をたたく人』『靴職人と魔法のミシン』のトム・マッカーシーが出手掛け、キャストにはマイケル・キートンや、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマーク・ラファロ、同じくアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバーら実力派が勢揃いしている。また、日本語吹替版のキャストには、「スポットライト」班のマーク演じるマイク・レゼンデス役を宮内敦士、マイケル演じるウォルター“ロビー”ロビンソン役に牛山茂、レイチェル演じるサーシャ・ファイファー役に森なな子、リーヴ演じるマーティ・バロン役に大塚明夫、ジョン・スラッテリー演じるベン・ブラッドリー・Jr.役に仲野裕、そして弁護士のスタンリー・トゥッチ演じるミッチェル・ガラベディアン役を岩崎ひろしが担当し、こちらも豪華声優陣が集結している。このほど発売が決定したDVD&Bru-rayでは、特典映像としてスタッフやキャスト、モデルとなった記者のインタビュー映像や、撮影風景、日本版と海外版の予告編&TVスポット集が収められている。『スポットライト 世紀のスクープ』のDVD&Blu-rayは9月7日(水)より発売。<『スポットライト 世紀のスクープ』発売情報>発売日:9月7日(水)※同日レンタル開始価格:DVD3,800円+税/Blu-ray4,800円+税発売元・販売元:バップ(C)2015 SPOTLIGHT FILM, LLC(cinemacafe.net)
2016年07月08日8日(水)、第42回「放送文化基金賞」が発表され、「番組部門」のテレビドラマでは、最優秀賞に「赤めだか」(TBS)、優秀賞に「天皇の料理番」(TBS)が選ばれた。同部門の演技賞には、「天皇の料理番」主演の佐藤健と、福岡発地域ドラマ「いとの森の家」で樹木希林が受賞している。過去1年間の放送番組から優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに毎年贈られる「放送文化基金賞」。今年も平成27年4月~28年3月に放送されたものを対象に選出した。全国の民放、NHK、プロダクションなどから、全部で268件の応募、推薦があり、テレビドキュメンタリー、テレビドラマ、テレビエンターテインメント、ラジオの4つの番組部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16番組と、演技賞や企画賞など個人5件、さらに個人・グループ部門の放送文化、放送技術で8件を決定した。昨年は「相棒 season13」(テレビ朝日)が最優秀賞に選ばれた「番組部門」におけるテレビドラマ番組。今年は、立川談春の同名エッセイを原作に、「嵐」二宮和也主演で昨年12月28日(月)に放送された、年末ドラマ特別企画「赤めだか」が受賞。ビートたけしが立川談志を演じ、17歳で談志に入門した二宮さん演じる談春と、談志の弟子たちの成長物語。「厳しさを自らのものとすることで人は成長できることを教えてくれる啓発的ドラマでありながら、笑いを随所に盛り込んでぐいぐい引き込むストーリー」などと評され、最優秀賞に輝いた。優秀賞に選ばれた「TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場『天皇の料理番』」。大正・昭和時代に宮内省の厨司長を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた杉森久英の同名小説が原作で、田舎のやっかい者・秋山篤蔵を佐藤さんが演じ、天皇の料理番を勤め上げるまでに成長していく物語。「キャスティング、ストーリーの構成どれをとっても完成度が高い」と絶賛され、主役の脇を固めた黒木華、鈴木亮平といった俳優たちの演技も「質がみな高かった」とされた。主演の佐藤さんは演技賞も本作で受賞し、「難しい役柄を、多くのハードルを越えて演じ切り、ドラマの強力な牽引力となった演技は秀逸」と評価されている。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日企業のエントリー受付もどんどん始まり、就職活動にいそしむ人も多いと思います。株式会社マイナビが調査したところ、2017年度の採用予定数は「大学(文系)」で26.0%(前年比2.3%増)、「大学(理系)」で31.4%(前年比2.3%増)となり、大学卒の文系理系ともに採用者数を「増やす」という回答が「減らす」という回答を20pt上回ったのだそう。就活が売り手市場の昨今、今回の調査では「企業側のアピールポイント」と「就活生の企業を選ぶ時のポイント」には、こんな相違が見られたようです。■企業のPRポイントと学生の求めるもの同調査によると、「企業側が学生にアピールしたいポイント」としては1位「企業経営が安定している」32.9%2位「社員の人間関係の良さ」35.2%3位「社員が成長できる環境がある」32.9%の3つが並びました。また、2017年度の就活生が「企業を選ぶ時のポイント」は1位「社員の人間関係の良さ」36.7%2位「企業経営が安定している」29.4%3位「自分が成長できる環境がある」24.9%と続き、企業がアピールしたいポイントと就活生が企業を選ぶ時のポイントが合致している事が判明した。■しかしこんな相違も一方、「企業はアピールしていないが、学生が企業を選ぶ時のポイント」として挙げられたのが「福利厚生がしっかりしている」「勤務希望地が選べる・立地がいい」「給与や賞与の高さ」の3つ。この3つはどれも待遇面となるため、企業によってはアピールが難しいといえます。しかし、勤務希望地のPRを工夫することで、就活生に選ばれる可能性も高くなると言えそうですね。■ゆとり後半世代は「やりがい」よりも「お金」重視?この結果からもわかるように、ゆとり世代の中でも2017年度の就活生は給料などの「お金」を重視する人が多いよう。ゆとり世代は仕事に対し「やりがい重視」と言われてきましたが、そのイメージもゆとり世代後半になるにつれて薄れていくのかもしれませんね。自分にとって何が一番大切か。それを踏まえて、企業側のアピールポイントをしっかりと見極め、慎重に就活をしていきましょう。
2016年04月19日主演のブリー・ラーソンが本年度のアカデミー主演女優賞に輝いた映画『ルーム』が今週末から公開になる。小さな部屋に閉じ込められていた母子が脱出し、世界に触れ、新たな一歩を踏み出す過程を描いた作品だが、監督を務めたレニー・アブラハムソンは、部屋の“中”の物語と“外”の物語のバランスをとることに最も力を注いだと語る。その他の画像本作は、小さな部屋に閉じ込められた状態で暮らす母と、部屋しか知らない息子が脱出をはかり、部屋の外の世界に踏み出していく物語。エマ・ドナヒューの小説が原作で、日本では“インサイド”と“アウトサイド”の上下巻で刊行されている(講談社文庫・刊)。アブラハムソン監督は「通常ならばパートナーや子どもの友達といった周りの人間や、学校などの機関があって子育てをするのですが、この極端な物語の中では、母親がその負荷を全部担っている」という。「教育だったりメンタル面だったり、子どもの世界のすべてを母親ひとりが提供しなければいけない、一緒に作っていかなければいけない状況に置かれているわけです。こういった極端な設定によって、子育ての大変な部分と素晴らしい部分のすべてを掘り下げて模索するドラマを描こうとしました」このような設定の物語であれば、部屋からの“脱出”が物語のクライマックスになると想像する人もいるかもしれない。しかし、本作では、部屋が世界のすべてだった前半と、現実の世界に触れる後半が同じウェイトで描かれる。「この映画を作る上で最大の挑戦は、部屋の内と外とのバランスをとることでした。部屋から逃げられたことで観客の興味が失われてしまったら、後半はおまけみたいなものになってしまいます。観客に後半にもついてきてもらうために必要なものを考えたとき、それはやはり前半部分で、いかに観客がこの親子とつながりを持てるかということでした」母と子が部屋を出ても、物語は続く。それどころか、部屋を出た後の方が、“部屋”の存在感は大きくなり、観客は母子から目が離せなくなるだろう。「そのため前半から後半へと移る際には、作曲家、編集と僕で独特なテンションを作りあげなければいけませんでした。それは(脱出を果たした)ふたりの再会の後からすでに、少しだけ感じられるようになっています。この部分は編集で一番時間をかけたかもしれません。特に後半に入ってからの最初のフェーズは、前半で作り上げたストーリーの要素を、改めて積み立てなおしてから後半へとつなげていくようにしました」小さな部屋に監禁された母子が暮らしている場面から始まるこの物語は、観客の予想外の方向へと展開するが、アブラハムソン監督は「普段目にはしないような極端な状況ではあるものの、普遍的な話でもあります。本作は、実は子育てという子どもと親の絆が掘り下げられている物語なのです」と語っている。『ルーム』4月8日(金)TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開
2016年04月05日日本生産性本部の「職業のあり方研究会」は3月23日、平成28年度の新入社員の特徴をまとめた結果を発表した。これによると、平成28年度新入社員のタイプは「ドローン型」だという。同研究会は、「ドローン型」について、「強い風(就職活動日程や経済状況などの目まぐるしい変化)にあおられたが、なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた者が多かった。さらなる技術革新(スキルアップ)によって、さまざまな場面での貢献が期待できる。内外ともに社会の転換期にあるため、世界を広く俯瞰できるようになってほしい。なお、夜間飛行(深夜残業)や目視外飛行は規制されており、ルールを守った運用や使用者の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も必要」とコメントしている。平成28年入社組の就職活動の特徴としては、昨年と同様に新卒の採用に積極的な企業が目立ったほか、「大学等の卒業予定者の就職内定率状況調査」(2015年12月1日時点、厚生労働省・文部科学省)では内定率が昨年の 80.3%とほぼ同等の80.4%で、リーマンショック前の水準に近づいており、いわゆる第2次就職氷河期はほぼ終息したと考えられるとしている。日本生産性本部は毎年、その年の新入社員の特徴からネーミングを行っている。平成27年度の新入社員は「消せるボールペン型」、平成26年度の新入社員は「自動ブレーキ型」、平成25年度の新入社員は「ロボット掃除機型」、平成24年度の新入社員は「奇跡の一本松型」、平成23年度の新入社員は「はやぶさ型」、平成22年度の新入社員は「ETC型」と名づけられている。
2016年03月24日第39回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『百円の恋』で最優秀主演女優賞を獲得!本作は超低予算で制作され、わずかな館数での公開で始まったが、主演女優賞に加え、最優秀脚本賞(足立紳)にも輝き、今回の授賞式で大旋風を巻き起こした。優秀主演女優賞には『海街diary』での長女役が絶賛された綾瀬はるか、『ビリギャル』の有村架純、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合と若手からベテランまで多彩な顔ぶれが並んだが、予算規模も最小、撮影期間もわずか2週間の『百円の恋』で存在感を見せつけた安藤さんが最優秀賞を受賞した。安藤さんは2013年に「第86回キネマ旬報ベスト・テン」で史上初の、主演女優賞(『かぞくのくに』)、助演女優賞(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)のW受賞を達成。昨年は実姉の安藤桃子がメガホンを握った『0.5ミリ』でも優秀主演女優賞を受賞したが、今年ついに最優秀賞主演女優賞受賞となった。安藤さんは本作の撮影を振り返り「2週間での撮影というのが悔しくて、みんな『やってやるぜ!』という気持ちでした」と述懐。映画では、30代になっても自堕落な生活を送っていたが、あるきっかけでボクシングに打ち込んでいく主人公・一子を演じている。オーディションでこの役を勝ち取った安藤さんは「彼女のようになりたかった」と語り、短期間での過酷な肉体改造についても赤裸々に語った。そして、プレゼンターの岡田准一から、最優秀賞受賞者として自身の名が読み上げられると、安藤さんは信じられないという表情を見せ「驚いてます!びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と驚きを口にした。『百円の恋』は最優秀脚本賞(足立紳)も受賞。小規模公開の低予算作品の主要部門での2冠に会場は、称賛の拍手に包まれた。会場内の同作のテーブルには新井浩文(優秀助演男優賞)、武正晴監督(優秀監督賞)も同席していたが新井さんは脚本、主演女優部門での最優秀受賞について、テーブルで「絶対にない!」と語っていたそうで、最優秀脚本賞で名前を呼ばれた足立さんは「新井さんは『絶対にありませんから』と言ってたんですが、1ミリくらい期待していて…メッチャ嬉しいです」と喜びを口にした。安藤さんも、壇上でトロフィーを受け取ったのち、新井さんの発言に言及し「新井くんが『ないと思うけど、サクラが獲ったら、ウチ泣いちゃうよ』と言ってたのに、全然泣いてない!」と、壇上からツッコミ。改めて「思い出されるのは、数館から始まって口コミで上映館が増えて、みなさんに会いたくていろんなところに行かせていただいたこと。見ていただいた方のエネルギーや熱気を劇場に入った時に感じました。ジワジワとエネルギーが繋がって、こんなところにまで来られるようになった映画に参加できたことを嬉しく思います」と感激の面持ちで語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞の授賞式が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『海街diary』が作品賞、監督賞、照明賞、撮影賞の4部門で最優秀賞を受賞。是枝裕和監督と綾瀬はるから出演女優陣が登壇し、受賞の喜びを語った。『海街diary』は、鎌倉の一軒家で暮らす3人の姉妹と、腹違いの末っ子が家族になっていく姿を描いた作品。優秀主演女優に長女役の綾瀬はるか、優秀助演女優賞に次女役の長澤まさみと三女役の夏帆、新人俳優賞に四女役の広瀬すずと、姉妹そろっての受賞が話題となっていた。是枝監督は、「すごく長い時間をかけて撮影させていただいた、お金を出していただいたプロデューサーの方々にも本当に感謝しています」と関係者の貢献に言及。撮影は実在する鎌倉の民家を借りて1年を通して行われたため、「あの家がなかったら多分撮れなかった映画だと思います」と振り返った。一方の綾瀬は、「本当にうれしいです。みんなで一つになって作ったものを多くの方々に見ていただけたことが、何よりありがたいと思っています」と笑顔を見せ、続く姉妹たちも「同世代の女優さんと共演する機会はなかなか少ないなと思っていて、一緒に現場にいることで、自分の未熟さも感じられて、頑張らないとと勇気をもらえました」(長澤)、「ここにみんなで立てることが本当に嬉しいです」(夏帆)と喜びを伝えた。末っ子役の広瀬は感極まった様子で「この空間にいるのがすごく、鳥肌が立ちっぱなしなんですが」と前置き。「お姉さんたちのような女優さんになれるように、追いかけ続けられるように頑張ります」と今後の目標を話すと、司会を務めていた西田敏行も優しい声で「すずちゃん、頑張ってね」と声をかけていた。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『海街diary』監督賞…是枝裕和(『海街diary』)主演男優賞…二宮和也(『母と暮せば』)主演女優賞…安藤サクラ(『百円の恋』)助演男優賞…(本木雅弘『日本のいちばん長い日』)助演女優賞…黒木華(『母と暮せば』)アニメーション作品賞…『バケモノの子』脚本賞…足立紳(『百円の恋』)音楽賞…サカナクション(『バクマン。』)編集賞…大関泰幸(『バクマン。』)録音賞…松陰信彦(『海難1890』)照明賞…藤井稔恭(『海街diary』)撮影賞…瀧本幹也(『海街diary』)美術賞…花谷秀文(『海難1890』)外国作品賞…『アメリカン・スナイパー』■これまでの最優秀作品賞第38回…『永遠の0』第37回…『舟を編む』第36回…『桐島、部活やめるってよ』第35回…『八日目の蝉』第34回…『告白』第33回…『沈まぬ太陽』第32回…『おくりびと』第31回…『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』第30回…『フラガール』第29回…『ALWAYS三丁目の夕日』第28回…『半落ち』第27回…『壬生義士伝』第26回…『たそがれ清兵衛』第25回…『千と千尋の神隠し』第24回…『雨あがる』第23回…『鉄道員(ぽっぽや)』第22回…『愛を乞うひと』第21回…『もののけ姫』第20回…『Shall we ダンス?』第19回…『午後の遺言状』第18回…『忠臣蔵外伝 四谷怪談』第17回…『学校』第16回…『シコふんじゃった。』第15回…『息子』第14回…『少年時代』第13回…『黒い雨』第12回…『敦煌』第11回…『マルサの女』第10回…『火宅の人』第9回…『花いちもんめ』第8回…『お葬式』第7回…『楢山節考』第6回…『蒲田行進曲』第5回…『駅 STATION』第4回…『ツィゴイネルワイゼン』第3回…『復讐するは我にあり』第2回…『事件』第1回…『幸福の黄色いハンカチ』
2016年03月05日第39回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『百円の恋』で最優秀主演女優賞を獲得!本作は超低予算で制作され、わずかな館数での公開で始まったが、主演女優賞に加え、最優秀脚本賞(足立紳)にも輝き、今回の授賞式で大旋風を巻き起こした。優秀主演女優賞には『海街diary』での長女役が絶賛された綾瀬はるか、『ビリギャル』の有村架純、『あん』の樹木希林、『母と暮せば』の吉永小百合と若手からベテランまで多彩な顔ぶれが並んだが、予算規模も最小、撮影期間もわずか2週間の『百円の恋』で存在感を見せつけた安藤さんが最優秀賞を受賞した。安藤さんは2013年に「第86回キネマ旬報ベスト・テン」で史上初の、主演女優賞(『かぞくのくに』)、助演女優賞(『愛と誠』『その夜の侍』ほか)のW受賞を達成。昨年は実姉の安藤桃子がメガホンを握った『0.5ミリ』でも優秀主演女優賞を受賞したが、今年ついに最優秀賞主演女優賞受賞となった。安藤さんは本作の撮影を振り返り「2週間での撮影というのが悔しくて、みんな『やってやるぜ!』という気持ちでした」と述懐。映画では、30代になっても自堕落な生活を送っていたが、あるきっかけでボクシングに打ち込んでいく主人公・一子を演じている。オーディションでこの役を勝ち取った安藤さんは「彼女のようになりたかった」と語り、短期間での過酷な肉体改造についても赤裸々に語った。そして、プレゼンターの岡田准一から、最優秀賞受賞者として自身の名が読み上げられると、安藤さんは信じられないという表情を見せ「驚いてます!びっくりして…ジワジワと心臓が出てきちゃいそう!」と驚きを口にした。『百円の恋』は最優秀脚本賞(足立紳)も受賞。小規模公開の低予算作品の主要部門での2冠に会場は、称賛の拍手に包まれた。会場内の同作のテーブルには新井浩文(優秀助演男優賞)、武正晴監督(優秀監督賞)も同席していたが新井さんは脚本、主演女優部門での最優秀受賞について、テーブルで「絶対にない!」と語っていたそうで、最優秀脚本賞で名前を呼ばれた足立さんは「新井さんは『絶対にありませんから』と言ってたんですが、1ミリくらい期待していて…メッチャ嬉しいです」と喜びを口にした。安藤さんも、壇上でトロフィーを受け取ったのち、新井さんの発言に言及し「新井くんが『ないと思うけど、サクラが獲ったら、ウチ泣いちゃうよ』と言ってたのに、全然泣いてない!」と、壇上からツッコミ。改めて「思い出されるのは、数館から始まって口コミで上映館が増えて、みなさんに会いたくていろんなところに行かせていただいたこと。見ていただいた方のエネルギーや熱気を劇場に入った時に感じました。ジワジワとエネルギーが繋がって、こんなところにまで来られるようになった映画に参加できたことを嬉しく思います」と感激の面持ちで語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年03月04日JALとANAは3月1日、2017年度入社の採用概要を発表。JALは地上職事務系社員を70人程度、地上職技術系社員を30人程度、運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)を60人程度、客室乗務職社員を350人程度(正社員)採用。ANAは総合職事務職を30人程度、総合職技術職を50人程度、客室乗務職を東京ベースで700人程度採用する。JALは客室乗務職を除き、2014年4月~2016年3月までの間に4年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了した人 (就業経験者も可能)、あるいは、2016年4月~2017年3月までの間に4年制大学または大学院(修士課程)を卒業・修了見込みの人を対象としている。客室乗務職は、2016年4月~2017年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士 課程)を卒業見込みで、2017年2月以降、会社の指定する時期に入社できる人としている。なお、JALは2016年4月より、客室乗務職における契約社員制度を廃止し、在籍する契約社員を正社員として雇用。4月以降に入社する客室乗務職についても正社員として雇用する。地上職の選考方法は書類選考・面接試験・筆記試験など、運航乗務員訓練生は書類選考・面接試験・適性検査・筆記試験・身体検査など、客室乗務職は書類選考・面接試験・筆記試験・健康診断・体力測定・適性検査などを予定している。ANAの総合職採用では、2015年4月から2017年3月までの間に4年制大学を卒業または大学院を修了(見込み)の人を対象に、書類選考・グループ面接・グループディスカッション・個人面接などで選考する。客室乗務職では2016年4月から2017年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院(修士課程)を卒業または修了見込みの人を対象に、書類選考・面接・身体検査などで選考する。なお、ANAの客室乗務職もまた、正社員としての採用となる。
2016年03月02日『スポットライト 世紀のスクープ』がインディペンデント・スピリット賞を受賞した。同作品は、監督、脚本、編集、ベストアンサンブル部門でも受賞している。その他の写真主演男優賞は、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のエイブラハム・アター。同作品のイドリス・エルバは、助演男優賞を受賞した。主演女優賞は、『ルーム』のブリー・ラーソン。このアワードシーズンにこの部門を総なめしているラーソンは、オスカー前の最後の賞となるここでも、見事に受賞してみせた。助演女優賞は、『タンジェリン(原題)』のミア・テイラー。トランスジェンダーの女性たちの物語をiPhoneで撮影した低予算の画期的な作品で、テイラーはこれが映画デビューとなる。撮影賞は『キャロル』、国際映画賞は『サウルの息子』。『ルーム』の脚本家で原作者のエマ・ドノヒューは、初めての脚本家に贈られるファースト・スクリーンプレイ賞を受賞した。『スポットライト 世紀のスクープ』4月15日(金)、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開文:猿渡由紀
2016年02月29日アサツーディ・ケイは9日より、2017年度採用施策「相棒(バディ)採用」を開始した。同制度は、応募が「この人と働いてみたい」と感じる社員を探し、指名すると、指名された社員が書類選考と1次面接を担当するという仕組み。また、1次選考を通過した応募者には、相棒社員がサポーターとなり、選考期間中もサポートを受けていく。応募者は同社の採用サイトの投稿や、気になった社員と話せる「相棒訪問」などのイベントで、相棒社員を探し、指名することができる。今回の採用プロセスを導入した理由としては、採用市場における選考中の辞退者数・内々定辞退増加などの売り手市場化が上げられる。応募者が社員と接点を持つことで、従来の説明会やOB訪問等の施策よりも企業理解を深めることを目的としている。応募者からは企業の実態が見えづらいといった、日本の採用活動の課題に一石を投じる採用システムだ。
2016年02月16日ももいろクローバーZが、「第39回日本アカデミー賞」で話題賞の俳優部門に選ばれた。話題賞は日本アカデミー賞で唯一、一般投票によって選ばれる賞で、総投票数4万7,014通。結果はニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)内で発表された。映画『幕が上がる』で5人そろって主演を務めたももクロ。劇作家・平田オリザ氏の小説デビュー作となる同名作を原作に、本広克行監督がメガホンをとった。地方高校の演劇部の生徒たちをメンバーが演じ、彼女たちが全国大会を目指す青春模様を描いている。また、作品部門には『週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載を目指す漫画家を佐藤健、神木隆之介が演じた『バクマン。』が選出された。監督・脚本を『モテキ』の大根仁氏が務め、『オールナイトニッポン』のヤングリスナーから高い支持を得たという。3月4日に行われる日本アカデミー賞授賞式では、『永遠の0』で前回の話題賞・俳優部門を受賞した岡田准一がプレゼンターとなり、受賞者への贈賞を予定。岡田は2002年に大根監督演出のドラマ『TEXAS』(フジテレビ『演技者。』内で放送)にも出演しており、注目を集めている。また、ニッポン放送では同日、授賞式の模様を『オールナイトニッポンGOLD 第39回日本アカデミー賞スペシャル』(22:00~24:00)として放送する。(C)2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン 東映 ROBOT 電通 講談社 パルコ(C)2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月12日第43回アニー賞が6日(現地時間)に発表され、最多14部門でノミネートされた『インサイド・ヘッド』が最優秀作品賞、監督賞、脚本賞など10部門で受賞を果たした。日本から『バケモノの子』と『思い出のマーニー』がノミネートされていたインディペンデント長編作品賞はブラジルのアレ・アヴレウ監督の『父を探して』(3月公開)が受賞した。今年は『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』の高畑勲監督が功労賞にあたるウィンザー・マッケイ賞を贈られた。実写映画におけるアニメーション映像に対する賞では、最優秀キャラクター・アニメーション賞を『レヴェナント:蘇えりし者』が受賞、最優秀視覚効果賞を『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が受賞した。映画部門最優秀長編作品賞:『インサイド・ヘッド』最優秀長編作品賞(インディペンデント):『父を探して』監督賞:ピート・ドクター(『インサイド・ヘッド』)脚本賞:ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー(『インサイド・ヘッド』)編集賞:『インサイド・ヘッド』視覚効果賞:『アーロと少年』音楽賞:『インサイド・ヘッド』キャラクター・アニメーション賞:『インサイド・ヘッド』美術賞:『インサイドヘッド』キャラクター・デザイン賞:『インサイド・ヘッド』絵コンテ賞:『インサイド・ヘッド』ヴォイス・キャスト賞:フィリス・スミス(『インサイド・ヘッド』)キャラクター・アニメーション賞(実写映画):『レヴェナント:蘇えりし者』視覚効果賞(実写映画):『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ウィンザー・マッケイ賞:ジョー・ランフト、フィル・ローマン、高畑勲(text:Yuki Tominaga)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2016年02月07日“アニメーション界のアカデミー賞”といわれるアニー賞のセレモニーが現地時間2月6日に行われ、『インサイド・ヘッド』が作品賞に輝いた。監督賞をはじめ3部門へのノミネートを果たしたジブリ作品『思い出のマーニー』は惜しくも受賞を逃す結果となった。2015年5月より、英題『When Marnie Was There』としてニューヨーク、ロサンゼルスを皮切りに全米公開された『思い出のマーニー』。本作では、イギリスの作家ジョーン・ロビンソンによる同名児童文学を原作に、海辺に暮らす親せきに預けられることになった少女・杏奈と、海辺に佇む“湿っ地屋敷”に暮らす金髪の少女・マーニーがひと夏を過ごし、ある秘密を分かち合う姿を描く。本作は第43回アニー賞の最優秀監督賞、最優秀脚本賞、インディペンデント作品賞にノミネートされていた。同じくインディペンデント賞へのノミネートを果たした細田守監督『バケモノの子』(『The Boy and the Beast』/英題)も受賞には至らなかった。『思い出のマーニー』は2月28日(現地時間)に開催される第88回アカデミー賞の長編アニメーション部門にもノミネートされており、同賞での受賞に期待がかかる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い出のマーニー 2014年7月19日より全国東宝系にて公開(C) 2014 GNDHDDTK
2016年02月07日