ファイブフォックスが展開する子供服「コムサ・フィユ」のフォーマルブランド「コムサ・エンジェル」が、2018年新作ランドセルの8月3日(木)の受け渡しに向けて予約を受付中です。“大人が背負わせたい”ランドセル「コムサ・エンジェル」のランドセルは、コムサらしい上品上質でシンプルベーシックなデザインにこだわり、永く親しんでめる仕上がりとなっています。前回のモデルより容量アップなのに重さダウン新作は、前回モデルよりマチ幅を2cm広げながら、重量は40gダウンを実現。また教科書を入れるマチ部分と背面を縫い合わせる“チリ”と呼ばれる縫い代部分があり、この部分を排除することにより、すっきりした形状に仕上げています。教科書ページの増量やタブレットの導入に対応しているところが魅力です。国産の上質な素材を使用山形県の上質な牛革を使用しています。時が経つにつれ柔らかで、味わいのある風合いになる素材です。表面にはウレタン加工が施され、撥水性が高く、雨や汚れからランドセルを守ります。また丈夫な国産の糸が使用されており、縫い上げ後のほつれや糸抜けが起こりにくいのが特徴です。ステッチはカーマインには女の子らしいライトピンク、ブラウンには知的な印象のベージュ、ネイビーには落ち着きのあるグレー、ブラックにはスポーティーなブルーが使用されています。内装には日本の伝統柄を採用内装は、江戸時代に歌舞伎役者の佐野川市松が舞台に用いて大流行した市松柄で仕上げています。日本の伝統柄をお子様に伝えていきます。商品概要素材:牛革(一部合成皮革)カラー:カーマイン、ブラウン、ネイビー、ブラック重量:1,410gサイズ:[外寸]H32×W24.5×D19.5cm[内寸]H32×W23.5×D12.5cm価格:66,960円(税込)ワンタッチ自動ロック採用肩ベルト、持ち手、両サイド、かぶせの下縁に反射材を使用6年間保証書付き※修理内容により有料になる場合があります。WEB
2017年07月28日ブルーノ・マーズが2018年4月12日(木)・14日(土)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで、2014年以来となる来日公演を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】昨年リリースしたアルバム『24K Magic』を携え、今年の3月より開催中のワールドツアーの全米・ヨーロッパ公演は、24時間で100万枚のチケットがソールドアウト。全世界で高い注目を集めている。チケットの一般発売に先がけて、最速先行となるH.I.P.会員先行(抽選)を実施。受付は8月25日(金)昼12時から9月3日(日)23時59分まで。■Bruno Mars 24K MAGIC WORLD TOUR 20182018年4月12日(木)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)開場18:00 / 開演19:002018年4月14日(土)さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)開場17:00 / 開演18:00
2017年07月27日ディースクエアード(DSQUARED2)が、2018年春夏メンズ・ウィメンズコレクションを統合ショーとしてイタリア・ミラノで発表した。今季のディースクエアードはアバンギャルドなハワイアン。リゾート感が漂うというよりも、力強くて、エッジィで、そして何よりもパンキッシュ。ブランドらしい大胆な柄合わせとスタイリングで勝負に出る。サーフ柄は今シーズンのキープリントだ。艶のあるレザーをはじめ、ヒョウ柄やチェック柄など、おそらく普通なら引き合わせないもの同士をコレクションで通わせた。さらに、その着こなしが斬新で、デニムジャケットやパーカーの上にアロハシャツをレイヤードしているのも面白い。パンクロックな印象を与えるメタル装飾は、ライダースにスキニーパンツ、ニットカーディガン、それからタイトなミニスカートに至るまで、隙間なく並べられた。大きすぎるバックルは、歩けばジャラジャラと音がするほど存在感を放っている。こういったパンクな要素を押し出しながら、メンズ、ウィメンズともに対比的なフェミニンも装っている。メンズでは、スーツにペールカラーを採用し、シャツの胸元にはフリルをあしらった。一方、ウィメンズでは、ゴシック調のマーメイドスカートがあらゆるバージョンで現れた。ブラックラメのティアード風からシアーなミントグリーンの重なりまで、ディーンとダンの実験的な組み合わせに一捻りあるゴージャスを盛り込んだ。そして、前シーズンに引き続きフランス・パリのレインウェアブランド「ケーウェイ(K-WAY)」とのコラボレーションが登場する。デニム素材にビニール加工を施した独特なテクスチャーのスポーツブルゾンには、以前よりも主張的にロゴをあしらった。ルックの中では、ガーリーなワンピースと絶妙なバランスを楽しんでいる。
2017年07月24日ダンス・ボーカルグループ「EXO」のメンバー、カイが日本のドラマに初主演する連続ドラマW「春が来た」。今年の3月に製作決定が発表されて以来、放送がいつになるのか待ち望まれていた本作だが、この度、放送日が2018年1月になることが決定。あわせてカイさんの単独キービジュアルが到着した。デパートの下着売り場に勤める岸川直子(倉科カナ)は、地味で冴えない31歳の独身の販売員。岸川家はうだつの上がらない父・周次(佐野史郎)、くたびれた部屋着で過ごす母・須江(高畑淳子)、生意気で可愛げのない高校生の妹・順子(古畑星夏)との4人暮らし。ひょんなことから、ひとりの韓国人のカメラマン、イ・ジウォン(カイ)と出会う。その日をきっかけにジウォンの存在は直子とその家族を少しずつ変えていくのだが…。WOWOWのオリジナルドラマ史上、初の海外キャストが主演となる本作は、“家族の再生”という普遍的なテーマを描いた向田邦子の傑作短編「春が来た」の映像化。 向田氏の遺作ともいうべきこの短編を、連続ドラマとしてオリジナルストーリーを加筆、再構成し、大胆に現代のヒューマンドラマとしてよみがえらせる。ドラマ化にあたり、連続ドラマ「鈴木先生」でギャラクシー賞優秀賞し、『俺物語!!』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』などを手掛ける河合勇人が監督を務め、韓国人カメラマンのイ・ジウォン役を務めるカイのほか、倉科カナ、古畑星夏、健太郎、高田聖子、高畑淳子、佐野史郎ら豪華キャストたちが脇を固めている。また放送日決定とあわせて、タイトル通りにまるで春がやってきたかのような桜の装いと温かな木漏れ日の中、カイさん演じるジウォンが優しい眼差しを向けるキービジュアルも公開された。連続ドラマW「春が来た」は2018年1月よりWOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年07月21日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)は、2018年春ウィメンズコレクションと2017年秋冬メンズコレクションをプレゼンテーション形式で東京・虎ノ門で発表。デザイナーのステラ・マッカートニーも来日し、2017年7月11日(火)アンダーズ 東京でイベント「ワールド オブ ステラ」を行った。会場中央には、ミニゴルフ会場が設けられ、CHIHARUや福士リナ、江原美希といったモデルたちが、最新コレクション2018年春ウィメンズのウェアを纏って登場。ウェアは、暖かな季節の訪れを感じさせるカラフルなものが多く、オレンジやイエローなどビタミンカラーのドレスなどが多く並んだ。一方、クレーンゲームなどが揃う奥のアーケードゲームコーナーでは、英国のメンズウェアにインスパイアされた2017年秋冬メンズコレクションを展開。タータンチェック柄のコートやグレンチェック柄のアウターといった、ブリティッシュカルチャーを強く感じさせるアイテムのほか、オーバーサイズニットやレオパード柄のシューズなどパンキッシュな装いも発表された。同時に、アディダス バイ ステラ マッカートニーのスペースも設けられ、VR技術を使って2017年秋冬コレクションが紹介された。ゴーグル・ヘッドフォンを付けると、ランニング・トレーニング・ヨガのカテゴリーの新作ウェアが頭の先からつま先まで全身リアルに鑑賞でき、360度のバーチャルリアリティでステラ マッカートニーの世界が体感可能に。なお会場には、太田莉菜、秋元梢、竜生涼、夏木マリ、蜷川実花などセレブリティが駆けつけ、ステラ・マッカートニーとともにスペシャルな東京の夜を祝った。【問い合わせ先】ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2017年07月15日ヴェトモン(Vetements)は、2018年春夏、世界有数の物流企業DHLとのコラボレーションアイテムを発売。2017年12月から2018年3月にかけて展開予定だ。ヴェトモンとDHLは、2015年から関係をスタート。ヴェトモン 2016年春夏コレクションに登場したコラボレーションTシャツが話題を呼び、ロゴTシャツブームの火付け役となった。デザインはシンプルだが、レッドとイエローの象徴的なカラーリングが特徴。そして、2018年春夏、両者の関係は継続的に発展し、全10点に及ぶカプセルコレクションが誕生した。Tシャツ、フードジャケット、スウェットパンツ、キャップ、ポロシャツ、ソックスなど、アイテムはバリエーション豊かに展開。ファーストモデル同様に、いずれもレッド×イエローの配色で提案されている。これらのアイテムは、2018年春夏のパリ ファッション・ウィークにて発表され、2017年12月から2018年3月にかけて、国内百貨店およびセレクトショップを中心に発売される。【アイテム詳細】ヴェトモン×DHLコラボレーション カプセルコレクション発売時期:2017年12月~2018年3月(予定)取扱店舗:アディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)、アイン(AYIN)、COLOR、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、エストネーション(ESTNATION)、HIGH & SEEK、伊勢丹、LIFT、マギークープ(MOGGIE CO-OP)、オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)、リステア(RESTIR)
2017年07月14日kolor(カラー)が2018年春夏コレクションを発表。今シーズンはショーは行わず、展示会形式での初お披露目となった。優しい色と柄の世界に包まれた今季。ベースは、クラシカルでトラッドな雰囲気のユニフォームウェア。それを編集し、再構成することでカラーらしいアイテムへと転換している。マドラスチェックはワイド幅にして色と柄の主張を激しくし、ボーダーは多種多様に組み合わせて地層のように積み重ねた。夏らしい素材のドッキングは、シアサッカーとハワイアンのパッチワークの組み合わせ。欲張って入れたスポーティーなエッセンスは、ハーフパンツにレイヤードしたメッシュ素材が掻き立ててくれる。ユニフォームっぽさの出るブレザーやチルデンニットを投入しているのも今シーズンならでは。ブレザーには人形のアップリケを胸に添え、チルデンニットはブランドの頭文字である「K」がカがデフォルメされてドンと居座る。普通ならファンタジックでポップになりそうなこのデザインも、カラーらしい上品さを得るためにエンブロイダリーにゴールドヤーンやビジューを追加している。シルエットはというと、トップスは緩くリラックスした表情で。メンズでは、オープンカラーのシャツ、軽量でシャリ感のある素材でできたダッフルコート、Vの深いトルグ付きのカーディガンなど。ボトムスは、少しワイドなテーパードが基本で、きっちりと足に沿うものはない。一方、ウィメンズでは、空気をはらむようなふんわりとしたフレアのスカート、フリルをレイヤードしたトップス、それからメンズでも着られそうなほどオーバーサイズの袖がレイヤード仕様のアップリケ付きブルゾンといった具合。ネクタイやローファーもまた、トラッドな服装に似合うためのアイテムでありながら、リラックスを助長するためのアイテムでもある。なぜなら、ネクタイは首にさらりと巻いてスカーフみたいにも使えるし、ローファーのかかとはカジュアルサンダルみたいなストラップ仕様。色柄も、シルエットも、そしてディテールも。ユニフォームと言っても硬く縛られたものではなくて、肩の力を抜いたエフォートレスな感覚と、遊び心とともにある気品に溢れた小さな気遣いが、どこをとってもひっきりなしに見つかるのだ。
2017年07月03日台湾カフェ・春水堂(チュンスイタン)(Chun Shui Tang)から夏季限定スイーツ「愛玉(アイユイ)マンゴーかき氷豆花(トウファ)」が新発売。2017年6月28日(水)から8月31日(木)までの期間、ルミネエスト新宿店を除く春水堂全店舗にて販売される。夏、台湾ではスイーツである豆花に氷をかけた冷たい「氷豆花(ビントウファ)」が定番。春水堂の「愛玉マンゴーかき氷豆花」は豆乳を固めてつくったヘルシーな豆花に、ジャスミンティーとレモンの風味の愛玉ゼリー、マンゴーを贅沢にトッピング。手作りのきび砂糖シロップにシャリシャリの氷を浸して食べる、夏にぴったりの甘味だ。さらにお好みで黒蜜をかけると、レモンと甘酸っぱく混じり合って相性抜群。タピオカミルクティーや阿里山烏龍茶とのドリンクセットも。ざくざくの氷とトッピングを混ぜ、さわやかな素材の食感を楽しみながら涼んでみてはいかがだろうか。【詳細】愛玉マンゴーかき氷豆花 黒蜜付価格:単品700円+税、ドリンクセット1,050円+税〜販売期間:2017年6月28日(水)~8月31日(木)販売店舗:春水堂全店舗(ルミネエスト新宿店を除く)
2017年06月30日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2018年春夏コレクションが、2017年6月22日(木)にフランス・パリで発表された。今季のカラーは、ドリス ヴァン ノッテンがもつ美しさ、優しさ、儚さ、強さ、色気……全てを表現している。ランウェイで移り変わる色味はくすみがかったものから明瞭なものまで様々。控えめながらも時折主張的に映る。色彩の遊びには、規制のないシルエットをベースとし、より自由奔放にコレクションを創り上げる。ボックス型のジャケット、ドロップショルダーのニット、コンパクトなシャツ、そしてロング&リーンなコート。一方、ボトムスはショート、ハーフ、ロングと長さのバリエーションに加えて、クロップド丈のテーパードだったり、股上の深いナードなワイドストレートだったり、細やかにバランスが調整されている。ドリス ヴァン ノッテンらしいフローラル柄やボタニカル柄は、色に負けじと種類が豊富。荘厳な柄の中には、ヤシの木を描いたハワイアンモチーフも登場している。と言ってもこの世界に入れば、通常はハッピーなイメージの柄が、一目見ただけでは分からないほどクラシカルな雰囲気を纏っている。幾何学模様やチェックなど柄同士を合わせても、あるいは上品なシルクとエッジィなデニムを共存させても、ぶつかることなく、派手になることもなく、むしろ自然と溶け合っている。毎シーズン少しずつ姿を変えるエンブロイダリーが唯一といっていいほどの装飾で、コレクションの中に決して特異なものはない。しかしながらそのバランスが絶妙で、いつの間にかここにしかない空間が完成している。
2017年06月30日時の流れは早いもので、2017年も折り返し地点となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?2018年まで「あと半年もある」と思うか「もう半年しかない」と思うかは人それぞれですが、Twitterではすでに2018年気分になっているインコが話題となっています。今回ご紹介するのは、だるまん(@darumann230)さんが飼っているインコの画像。【すべての画像はこちらから→】誰よりも先に2018年を迎えてしまったとTwitter上が騒然としています。今回の主人公はこちらのインコ。名前はルビーちゃんです。パピマミでは以前にもルビーちゃんを紹介させていただいており、その際は2017年が始まったばかりなのにカレンダーを一気に3月まで進めたことが話題となっていました。こちらが2017年になって半月ほどしか経っていないときにカレンダーを3月に進めるルビーちゃんの様子。左の方をみると何気に6月あたりまで裁断されていることが分かります。そんなお茶目なルビーちゃんですが、今回はもっとすごいイタズラを敢行してくれたとのこと。それがこちら!うわああぁ!2017年分のカレンダーがすべて裁断されてしまっています!まだ2017年に入ってから半年しか経っていませんが、飼い主さんの家ではすでに2017年が終了した形に。……心なしか、ルビーちゃん誇らしげな表情をしているようにも見えます。このルビーちゃんのイタズラを見た人からは、『何かをやり遂げた、澄んだまなざしをしていますね』『ゆく年くる年まだ流れてないのにwww』『してやったり感ww』などの反響が寄せられています。ルビーちゃんのイタズラの様子はページ下部のリンク『【おもしろインコ画像】誰よりも先に2018年を迎えてしまったイタズラ好きのインコ』からご覧ください。よく見ると右上と左上の前月・翌月カレンダーが残されていて、ルビーちゃんの優しさ(?)が垣間見れますね。●文/パピマミ編集部
2017年06月29日ケンゾー(KENZO)の2018年春夏コレクションが、パリファッションウィーク最終日の2017年6月25日(日)に発表された。5日間にわたって開催されたパリコレクションもついに最終日。ラストショーはケンゾーだ。今シーズンもメンズ・ウィメンズ統合で発表。そのシチュエーションを活かし、今回は坂本龍一の生まれ変わりである男性と山口小夜子の生まれ変わりである女性の出会いを描いたという。サイケデリックなモチーフは、70年代~80年代の2人が若かった当時を想わせる。メンズではテーラードの打ち出しからはじまり、様々な色柄を乗せてスポーティーなニュアンスを匂わせた。特に、顕著に表れたのはモーターサイクルのテイスト。ジャケットはパッチワークでポップに表現し、シャツはまるで架空のチームを想わせるロゴ入りだ。ボトムスは一貫してハイウエストで提案している。フォーマルでもタックによって大きく膨らんだペグトップ・パンツや、インパクトのあるテキスタイルは緩いシルエットのハーレム・パンツを合わせるのが、今シーズンのムードらしい。一方ウィメンズでは、エッジィなスタイルをグラマーなドレスを中心に表現している。光沢のあるドラスティックなワンピースは、フリルやラッフルをあしらい、シアーなブラウスをプラス。まるでトルネードのようにあしらわれた波打つディテールの存在感は大きく、ドレスをより躍動的に見せてくれる。ストライプは、自由気ままに洋服を走り抜け、シースルーの素材でセンシュアルなテイストも加味する。それらはまさしく、山口小夜子の繊細さと力強さをそのまま見ているようでもある。2人の出会いに際して登場したポップな花柄は、セットアップで提案。そして、独特のペイズリー柄、斜めにも縦にも走るストライプ、立体的な絞りのプリーツ。多彩なテキスタイルは、組み合わせることでより一層、パワーをみなぎらせている。
2017年06月29日ポール・スミス(Paul Smith)の2018年春夏メンズコレクションが、パリファッションウィーク最終日の2017年6月25日(日)に発表された。思う存分、海の世界を繰り広げた今シーズンのポール・スミス。海中の魚やサンゴ、それから浜辺の景色を、大胆に、そして時に繊細に落とし込んだ。海の世界はテーラードから始まる。ネクタイやショルダーバッグ、ベルトといった小物にはマグロのプリントがのせられた。一見いつも通りのセットアップは、裏地が海中の景色。時間を経てオープンカラーのシャツに夜の海辺が映し出され、いよいよリゾートシーンの演出が熱を帯びてくる。カラーパレットは海で見たサンゴのようにカラフルに。グリーンのシャツ、オレンジのスラックス、それからピンクのショートブーツ。楽しげな海の世界は、ラペルの精緻な刺繍によって繊細に描かれる。幻想的な海の中は青だけじゃないと、ポールスミスお得意のテーラードが教えてくれた。そのハッピーな色使いは加速を続けているが、足元はビーチサンダルやエスパドリーユが基本。今回のテーマをより色濃くすると同時に、ラグジュアリーなリゾートスタイルにポップで軽快なムードを流し込んだ。
2017年06月29日Y-3(ワイスリー)の2018年春夏コレクションが、パリファッションウィーク最終日の2017年6月25日(日)に発表された。アディダス定番のスリーラインを再解釈し、ありとあらゆる形で表現した今季のY-3。メンズではトラックパンツを筆頭に、背中心に線を走らせたブルソン、両足で3ラインを表現するハーフパンツなど、ウィメンズではアシンメトリーに3本線を引いたランダムヘムのトップス、ワイドボーダーのカットワンピースなど。全く見方を変えることで、このアイコニックな直線の多様性を見出した。メインカラーはお馴染みのブラック。今回はホワイトとグレー、そしてレッドとブルーをプラスした。特にブルーのテキスタイルは、ハワイアンをY-3らしくモードに表現している。ファブリック自体は、春夏らしい爽快感と機能性を持ったものが多く、シームレスのフード付きセーター、ナイロンジャケットは軽やかな演出に欠かせない存在となった。こうして近未来的で、常にハイテク素材を駆使するY-3が、今シーズンはその正反対にある“リゾート感”に挑んだ。サルエルパンツは、いつものモードなアイテムより、どちらかというとエスニック感を漂わせている。さらにTシャツには象徴的なプリントとしてヤシの木やハイビスカス、そしてジャングルの動物たちがロゴと共に配した。バッグはボディバッグやビッグサイズのバックパックといった定番に加え、バカンスでも役立ちそうなナップサック型の巨大バッグが登場。足元のスタイリングは、スリッポンやスポーツサンダルをメインにして、いつもよりリラクシングに仕上げた。
2017年06月29日sacai(サカイ)の2018年春夏メンズコレクションが、2017年6月24日(土)にフランス・パリで発表された。どのカテゴリーにも属さないsacaiのハイブリッドな服は、国境も超えて表現された。まず、目に留まったのがウエスタンモチーフ。ジャケットにはフリンジをあしらい、収縮したダウンベストとパンツの形を合体させ、新解釈のスーツを提案。シャツは、素材に光沢感を与えることで上品なアイテムへと昇華。さらに、ウエスタンブーツを合わせて、軽快な足元を演出している。ノルディック柄は、打って変わってほっこり温もりある印象。さらに加わる表情豊かなテキスタイルには、フロック加工のベルベット、なめらかなシルク、ボリュームのあるサマーツイードが登場する。普遍的なミリタリーやアウトドアといったテイストは、コレクションの中でミックスされてコンテンポラリーな新ジャンルへと転換。ミリタリーと言っても、アーミーパンツには光沢のある上品なカットソーを合わせている。あるいは、アウトドアは、ミニマル・ポスト・ミニマル・コンセプチュアル・アートの創始者ローレンス・ワイナー(Lawrence Weiner)のタ イポグフィー・アートワークを取り入れてたモードなアイテムで再解釈している。進化を続けるsacaiのハイブリッドは、今シーズンになって、より一層たくさんのものを巻き込むことに成功した。国境も季節も関係ない。まさに“究極のハイブリッド”を提案しているようだ。
2017年06月27日アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)の2018年春夏メンズコレクションが、2017年6月23日(金)にフランス・パリで発表された。儚く切ない。それでいて、軽やかで華やか。今シーズンはブランドらしいそんな空気感をスリットやレイヤーで感じさせる。ジャケットやガウンは、後ろが羽のように背中心で分断されている。幾らかに別れたリネンやシルクの繊細な素材を風にのせ、伸びやかなシルエットと、布の重なりを表現する。シアーな素材のレイヤードは肌と楽しむ。それによってセンシュアルな雰囲気がそこはかとなく流れてくる。一方で、個性の強いファブリックは、春夏らしさを強調している。極細の糸で編まれたニット、ピンク色のアイレットレース、編み上げたチェーン、タイダイ染めのような模様、なめらかな薄手のナッパレザーなど、ある時は力強さを求め、またある時はフェミニンを求める。中性的な装いは、意外にもたくさんの表情をもつ。今季のスタイリングは、ラフ、ルーズといった言葉が似合うだろう。緩いワイドパンツは前明き部分がアシンメトリーで、さらにボタンは止めていない。ガウンやシャツは肩を落として気だるく、しかしながら気品を残して着こなしている。
2017年06月26日クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)の2018年春夏コレクションが2017年6月23日(金)にフランス・パリで発表された。今回のクリスチャン ダダは、ものが朽ちるということをデザインに転換している。デニムの裾は切りっぱなしだし、ニットはツギハギや糸のほつれが見られる。レザーはさながらビンテージ。そして、パッチワーク状のテキスタイルは、立体感があるとともに、同じ柄でも一枚一枚表情が違う。時を重ねればもっと、その違いが感じられそうだ。激しい装飾は、そういった奥ゆかしいデザインよりわかりやすく目立った。ビーズをぎっしり配したパンツは歩くたびにシャラシャラと音がなるほど立体的になっている。そして、クリスチャン ダダらしい刺繍のモチーフには、和の歴史を取り入れた。骸骨の絵が印象的な、歌川国芳の 「相馬の古内裏」は「クリスチャン ダダ」の名前をプラスして採用。また、「OIRAN」は、艶やかに、かつ少しコミカライズされガウンにのせられた。小物類で加えたウエストへのアクセントは、ルーズな着こなしの中で重要な役割を担っている。ウエストに置いた小さなウエストポーチは、オーバーサイズのジャケットをグッと絞めるため。あるいはリングベルトは長く垂らして使用された。そのなかでも一番面白かったのは、クロコダイルの革を、ぐるりをコルセットのように巻いたスタイルだ。Tシャツだろうがジャケットだろうが気にせずウエストを覆っている。
2017年06月26日ファセッタズム(FACETASM)の2018年春夏コレクションが、パリファッションウィークの初日2017年6月21日(水)にフランス・パリで発表された。今回のショーの“はじまりのご挨拶”は、ファセッタズムらしい正装で挑んだ。オーバーサイズの燕尾服に、デニムのオーバーオール。スーパーワイドのストレートは肥大化した正装に新たな威厳をもたらす。女性は、まるで中世ヨーロッパの女性像をも彷彿とさせるボリュームのあるブラウス。目いっぱいのフリルとハートで飾った、アバンギャルドなフェミニンテイストだ。ベーシックな洋服もクラシカルな洋服も、デザイナー落合宏理のメスが入ると新たなデザインの発見へとつながる。ランウェイで絶えず登場したデニムジャケットはデフォルメされているだけでなく、解体され、ジッパーで再構築されている。シャツはたっぷりの分量でラッフル仕様に、メンズではバックスタイルにマントにして古典的な装飾を再解釈する。ラグジュアリーなベルベットはコーデュロイのようになっていて、ワイドなトラックパンツとしてカジュアルダウン。さらに、トラッドなタータンチェックのスカート、クラシカルなポルカドットは、ストリートムードへと導かれている。突拍子もない装飾は、今季のファセッタズムに必要不可欠であった。折り重なるフリル、ヘムに沿う丸いメタル、そして意味深な安全ピン。足元のドレスシューズは穴飾りが前面に施されているだけでなく、上からエラスティックバンドをしめている。こうして抜かりなく、見慣れた正装を型破りなデザインで、世界共通の“カッコイイ”に仕上げていく。だからこそ、今回起用したモデルは老若男女問わず、さらに国境も問わない世界各国の人。服というコミュニケーションは、あらゆる境界線を越えるということを、ファセッタズムはこのショーを通して感じさせてくれた。
2017年06月24日バレンシアガ(BALENCIAGA)の2018年春夏コレクションが、フランス・パリで発表された。週末に若い父親が子供たちと公園にやってくる――。普遍的な現代のリアリティに目を向けた今回は、2017-18年秋冬シーズンの際にスポットを当てた働く男性たちの休日を描いている。オフィスから離れた彼らは、とても幸せそうだ。父の着る服を、しかも長年着古したお気に入りの1着を表現するため、あらゆる手法を駆使している。ジャケットのくたっとした風合いは、裾やライニングに重石を入れることで実現。洗いをかけてシワの入ったのトレンチコートも、色を落として変色させたポロシャツも、故意的な加工で自然におこるリアルな日常を再現している。この着古した様子を見る限り、きっとお気に入りを何回も着てしまう父親なのだろう。でも、仕事の日はやっぱりきちんとスーツを着ているし、休日にはクリーニングに行って、仕事に備えている。バレンシアガの創造による父親は、家ではリラックスしきっているけど、外ではしっかり決める人。だからこそドライクリーニングにはよく向かうらしい。それを想起させたのは、ナイロン真空パックのようなデニムジャケットやシャツで、きちんとクリーニングタグまで用意している。こうした日常を切り取った洋服は、父親らしく威厳あるビックサイズに仕立てた。そんな中にも、メゾンのクチュールテクニックは変わらず潜んでいて、360度どの角度から見ても洋服が立体的であることが分かる。例えばパーカーは後ろに穴が開いていて、そこから穴を出すと前後アシンメトリーのシルエットに変わる仕組み。また、シャツ、ダウン、スポーツブルゾンは、パターンの調整によって首元に微量のドレープが感じられる。着古したときにおこる生地の弛みをクチュールテクニックで実現させた。ゆったりした休日もいいが、アクティブな休日もいい。子供たちと一緒にアウトドアに出かけられるように、ボトムスには、3段階に切り離しが出来るモジュラー式のアウトドアトラウザーを選んだ。これがあれば海でも山でも、子供の行きたいところに出かけられる。父親の洋服だけでなく、今季は初めて子供服も打ち出した。“パパとおそろい”を楽しめる小さなバレンシアガには、パーカーやTシャツ、そして2017年春夏コレクションにデビューした人気の「スピード トレーナー(SPEED TRAINER)」までもが登場している。
2017年06月24日パーム・エンジェルス(Palm Angels)の2018年春夏コレクションが、ミラノファッションウィーク最終日の2017年6月19日(月)に発表された。ブランドのインスピレーション源は、ロサンゼルスのヴェニスビーチやマンハッタンビーチの独特な雰囲気とそこに住む人々の習慣。今シーズンは思い切りそのテーマを活かしたモチーフがあしらわれている。ヤシの木を羅列させたテキスタイルはその筆頭で、パーカーからトラックスーツまでに採用された。アイテム自体は両極端のシルエットで、タイトなスイムスーツやリブニットがあれば、ワイドすぎるカーゴパンツに、これまたワイドすぎるベルスリーブのトップスも提案されている。これらアイテムの中で、共通していたのは何かを“防衛”するということ。消防士をイメージしたようなスタイリングが終始一貫されている。中にはTシャツに「FIRE」とあしらって、ワイドパンツをギラギラの防火布で仕上げているものだってある。一方でオレンジのカラーはレスキュー隊のイメージからだろう。ライフセーバーがに欠かせない、救命胴衣みたいなボリュームいっぱいのダウン、スイムスーツも登場している。スタイリングでいえば、フードはかぶった後にギュッとコードを絞ったかたちで、タートルネックは顔をすべて覆ってしまう。それから、サングラスやケープ付きキャップは彼らには必需品だ。ジャケットであろうとTシャツであろうとお構いなしに、命綱のようなベルトを体に巡らせているのも興味深い演出だった。
2017年06月23日マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)が、2018年春夏コレクションを、イタリア・ミラノで2017年6月17日に発表した。今シーズンは、マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン流、独特のビーチスタイルの提案だ。カラーパレットに採用したのはサンセットの空。ブランドのアイコンカラーである赤から始まり、グラデーションとなって、オレンジ、黄色、そして黒へ移り変わる。そのグラデーションと共に表現されたのは、グラフィカルなプリントの数々。ヤシの木はいつも見慣れた陽気さとは異なり、モードな雰囲気を煽る。あるいは、幾何学的に羅列されたブランドマークやピクセル化されたカモフラージュ柄などが、プリントだけでなくジャカードとして立体的にも表現された。そんな中、突如として現れたミッキーマウスは、蛇が渦巻くパンチの効いたプリントからできたものだ。このような色柄の力強さとは対照的に、ナイロン、キャンバス、ギャバジン、洗いをかけたコットンなど夏という季節に適した素材を配置し、決して重くならないように軽やかさを見出した。デニムのイージーパンツや、テクニカル素材のセットアップなど、素材とフォルムの緩急のさじ加減が秀逸で、いずれにおいてもリラクシングなアイテムへと昇華している。スタイリングは、パーカーやボックスシャツ、ジャケット、トラックパンツといったオーソドックスなサーフスタイルの構図。ハワイアンシャツにハーフパンツといったサーファーさながらのルックも登場している。しかしながら、足元は常にスニーカー。分かりやすくもいつも通り、ストリートの基盤を守り続けている。
2017年06月21日08サーカス(08sircus)初のウィメンズ期間限定ストアが、銀座三越に2017年6月20日(火)までオープン。2010年にスタートした08サーカスは、デザイナー・森下公則によって創り出されたクオリティーとオリジナリティ溢れるデザインが特徴だ。限定ストアでは、ウィメンズの2017年春夏コレクションおよび秋冬コレクションのウェアが展開される。春夏コレクションからは、得意とするパターンワークを駆使したタックやドレープ使いを用いたスカートやワンピース、トップスなどが登場。鮮やかな色使いや光沢感のある素材なども特徴となっている。一方、秋冬コレクションからはスプレーを吹きかけたようなランダムな柄のファーを使用したジャケットなど、ユニークなファブリックを使用したウェアが数多くラインナップする。【詳細】08サーカス 期間限定ストア期間:2017年6月14日(水)〜20日(火)場所:銀座三越3F ル・プレイス プロモーションスペース住所:東京都中央区銀座4-16-6営業時間:10:30〜20:00※期間中、43,200円(税込)以上の購入者には、数量限定の08sircusオリジナルトートバッグがプレゼントされる
2017年06月18日モスキーノ(MOSCHINO)2018年春夏メンズコレクションとともに発表された、2018年リゾートコレクション。テーマは「アメリカーナ(Americana)」。コレクション会場となったロサンゼルスから、ネオンの街・ラスベガスまで旅するように、アメリカ文化とそれぞれの地域の特色をミックスして、ポップなモスキーノワールドを完成させる。手掛けるのは、”モスキーノフリーク”たちを虜にするクリエイティブ・ディレクターのジェレミー・スコットだ。ショーの始まりは、永遠の憧れアメリカンミューズの登場から。多くの男性のハートに火をつけてきた、マリリン・モンロー、ベティーズ・グレイブルといったピンナップガールたちがアップリケとなり、シフォンドレスやスリップドレスの上に現れる。時が経つにつれ、注目の的はレディたちからキャラクターへと変化。アメリカン・コミック『ポパイ』のオリーブやベティ・ブープが、バニーガールやカウガール風にコスプレして、カラフルパンツやオフショルダートップスに登場する。人気キャラクター「スポンジ・ボブ」は、燃える炎の中から現れ、ファンキーな表情に。ショーも終盤に差しかかると、モスキーノワールドもさらに加速。目的地・ラスベガスのムードを投影し、ポップカラーのテンガロンハットとスイムウェアを合わせた”イケイケギャル”や、鮮やかファーで飾ったショーガールなどがランウェイの主役になる。カジュアルなデニムはスパンコール装飾で、クラシックなスーツは炎の模様をあしらって、通常よりぐんとパンチの効いたパーティーピースへと昇華している。
2017年06月16日モスキーノ(MOSCHINO)2018年春夏メンズ・2018年リゾートコレクションへ訪れた、タレント・モデルのローラをキャッチ。「アメリカーナ」をテーマにしたモスキーノの最新コレクションは、アメリカで発表された。会場へ足を運んだローラは、ジェレミー・スコットの新作を楽しみにしているファン”モスキーノフリーク”同様に、モスキーノのアイテムで決めて登場。選んだのは、カーキのミニドレス。光沢ある素材には、ベルトやスナップボタンなどが残り、ミリタリーウェアを解体したかのようなデザインだ。マイクロミニ丈でベアドレス型なので、セクシーな印象を受けるが、首元から胸元へ、そして腰から長く伸びたグレーのチュールがエレガンスをも香らせる。足元にはミドル丈のブーツを。背の高いプラットフォームシューズは、ドレス同様ミリタリー風のデザインで、中央にはドローコードのアクセントが施されている。どちらも素敵なアイテムであるが、残念ながら日本での展開はなし。お揃いのコーディネートはできないが、ローラ風に、この夏ミリタリーテイストのファッションを楽しんでみてもいいかも。【問い合わせ先】ウールン商会TEL:03-5771-3513
2017年06月16日バーバリー(BURBERRY)とゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)がコラボレーション。ゴーシャ ラブチンスキーの2018年春夏コレクションにて8体のコラボレーションピースが発表され、2018年1月以降バーバリー直営店数店舗で発売を予定している。ゴーシャ ラブチンスキーは、ロシア・モスクワ出身のゴーシャ・ラブチンスキーが手掛けるファッションブランド。コム デ ギャルソンの川久保玲が見出した新悦ブランドともいわれ、ファッションフリークや多くの若者から注目を集めている。今回、ゴーシャ ラブチンスキーがロシア・サンクトペテルブルクで最新コレクション2018年春夏を発表するに伴い、バーバリーとのコラボレーションを実施。伝統的なバーバリーのモチーフが、ゴーシャの手によってアレンジされ新しいスタイルとして提案されている。登場したのは全8ピース。バーバリーのアイコン・トレンチコートは、ベージュとブラック左右異なる生地をつなぎ合わせてリデザイン。また、ベージュにブラック、レッド、ホワイトを組み合わせたハウスチェックは、シャツとなり、ショーツとなり、ハットとなり、ストリート色の強いコンテンポラリーな姿で世に送り出されている。【アイテム詳細】バーバリー×ゴーシャ ラブチンスキー発売時期:2018年1月以降取扱店舗:バーバリー直営店数店舗【問い合わせ先】バーバリー・ジャパンTEL:0066-33-812819
2017年06月15日グッチ(GUCCI)の2018年リゾートコレクションが発表された。ショーの舞台となったのは、イタリア・フィレンツェ市内のピッティ宮殿内にあるパラティーナ美術館。ルネサンスを代表する芸術作品の数々を収蔵する場所で有名であるが、本コレクションにも、イタリア・ルネサンスのように官能的で緻密な表現や、古代ギリシャ・ローマを彷彿とさせるようなディテールが散りばめられた。アレッサンドロ・ミケーレの創る世界は、より様々な要素をミックスする方向へと向かっているように思われる。ゴールドのスパンコールを敷き詰めたポンチョ風のアウターのルックと、古代ローマを彷彿とさせるドレープが美しいピンクドレスのルックの間に、色の落ちたブルージーンズにブルゾンを合わせたカジュアルなメンズのルックを挟み込む。極めてゴージャスなピースも、そのままストリートに登場しそうなラフなスタイルも、それらの間には境界などないらしい。しかし、いくらカジュアルなアイテムであってもラグジュアリーな味付けを忘れないのがグッチ流。前述のブルゾンにはベルベットのライン装飾を施し、中に合わせたメッシュのTシャツには“GUCCI”のロゴを目立つようにプリントしている。ミックススタイルは、ウェアとアクセサリーを混同してしまう、プレイフルなコーディネートにも表れた。タペストリーのようなプリントのジャケットのウエストの位置に、グリーンのベルトバッグをベルトのようにきつく締め付けたり、ショルダーバッグの紐を短くしてペンダントのように首から下げたり、モデルの頭を飾る古代ギリシャやローマ風の冠アクセサリーを、まるでバッグかスマートフォンのように手に持って歩いたり…。また、これまで通り、リボンのモチーフや、プリーツやフリルがあるように見せかけるトロンプルイユ風の柄、大きなアイウェア、ピンク×オレンジ×緑といったプレイフルなカラーリングなど、ミケーレのグッチを代表するような要素が引き続き登場してランウェイをにぎわせた。もはやこれらのモチーフがアイコン化していることは間違いないだろう。そして今回も、新たなステイトメントアイテムが登場したようだ。それは、“guccification”、“guccify yourself”と書かれたTシャツだ。もちろん造語だが、“グッチらしくなろう”、“グッチ化すること”という意味に訳すことができる。グッチが誘う、過剰でラグジュアリーな世界に魅了されたら、いっそのこと、この強烈なファッションに染まり切ってしまうのもいいかもしれない。
2017年06月13日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の2018年春夏コレクションが発表された。ヴィヴィアンは今季もファッションを通して私たちに深刻なメッセージを投げかけた。まず、コレクションの主役とも言えそうな“柄”に注目してみよう。ファーストルックは、動物の斑点のように見える手描きの柄で覆われているが、この柄は、×10を繰り返して果てしなく増えていくお金のゼロを意味しているという。ヴィヴィアンはこのデザインを通して、少しのゼロで守れる熱帯雨林の存在と、そうはされずに消えていく何十億ものお金のことを伝えている。さて、これらの印象的なプリントで覆われた序盤のルックは、柔らかで身体に沿うニット素材がメインのようだ。ニットの柔らかな性質を生かして、ネックをドレープさせたトップスや、シンプルなシルエットのカットソー、袖を独特なカッティングでデザインしたワンピースなどのアイテムとなって登場した。中盤以降は、アヴァンギャルドな雰囲気はそのままに、ジャケットを用いたよりボリュームのあるコーディネートが提案された。ダブルブレストのジャケットは、非常に大きなラペルとショートの丈感によって型にはまらないスーツスタイルとなり、チュールのボリュームスカートを合わせた黒のジャケットは、大きな襟と、前開きが斜めにずれたデザインによって、唯一無二のスタイルを生み出している。前衛的な柄とカッティングでデザインされた衣服に、伝統的なイギリスのタータンチェックを挟み込む手法も印象的だった。非常に短いメンズのパンツとなったり、メタリックゴールドのオールインワンに合わせたリュックに配されたりすることで、ブランドのアイデンティティとも言える柄と、型破りなデザインとの融合を垣間見ることができた。
2017年06月12日ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)のサマー フレグランス「イストワール ド オランジェ オードパルファム」が限定復活。2018年7月4日(水)より、数量限定で再登場する。夏限定のフレグランス「イストワール ド オランジェ オードパルファム」は、2017年に発売され完売した人気の香り。調香師のマリー・サラマーニュが訪れたモロッコの旅からインスピレーションを得て、タルーダントとタズナフトの間、アンティアトラス山脈のふもとにある「スース渓谷」で降り注ぐ太陽の下、ビターオレンジの木陰で過ごしたひと時の思い出から、この香水が生み出された。メインで感じるのは、ピュアなオレンジブロッサムのまろやかで気品あふれる香り。軽やかで、まるで空に立ちのぼっていくような印象を与える。フレグランスを吹きかけると、まずトップに現れるのは、ネロリビガラードとみずみずしい花びらを散りばめたホワイトティー。その後、柔らかなムスクと贅沢に配合したアンバーノートが続き、ラストはほのかなアーモンドの香りがするトンカビーンが余韻を残していく。フレッシュなサニー フローラルの香りで、エキゾチックな魅力溢れるモロッコに想いを馳せてみては。【詳細】イストワール ド オランジェ オードパルファム<数量限定>発売日:2018年7月4日(水)価格:19,500円+税容量:100mL【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン株式会社香水・化粧品事業本部TEL:0120-005-130 (受付時間 10:00〜16:00)
2017年06月03日2015年春夏よりスタートしたレディースブランド77circa(ナナナナサーカ)が2017年春夏コレクションを発表。こだわり抜いた良質な古着をリメイクしたレディースウェアを展開している。77circa 2017 SS LOOK77circa"circa(サーカ)は、「約」「およそ」「頃」を表すラテン語です。1977年前後に生まれた私たちは、私たちに共感していただける方々と共に、それぞれの背景、文化を反映し、形を産み、選別し、リリースしていきます。"HP / Facebook / Instagram / OnlineSHOP
2017年05月30日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2018年リゾートコレクションが5月24日、ニューヨークで発表された。コレクションのエレメンツは、シャツ、ドレス、プリーツスカート、トラックジャケット、トレンチコートなど。それぞれのベーシックなシルエットは保ちつつ、ボリュームを足したり、新しいカットで表情を一変させて、洗練さを際立たせている。カラーパレットは、クリエイティブディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)がこだわりを持って表現する、さまざまなトーンのピンク、レッドやバーガンディー、モスグリーン、スカイブルーなど、ビビッドなカラーを効果的に使った躍動感のある色彩が心地よい。70年代のトラックスーツをモダンにチューニングしたアイテムは、大胆なシアーカットやドローストリングがアクセントとなり、動くたびに揺れるステッチのラインでさらに表情豊かに。トップスにはボリューミーなファーコートやボタニカル柄のジャケット、なめらかなフーディーシャツがスタイリングされ、フェミニンなムードも薫り立つ。ツタンカーメンを思わせる古代のシンボルや野獣、鳥、蝶など、いくつものユニークなモチーフがスパンコール刺繍やステッチで彩られ、時空を旅するかのようにボーダレスな世界へと誘う。そして、イギリス出身のデザイナー、ザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)のイラストを起用したドレス。今シーズンは、彼女が1970年代に発表した“口紅と唇”のモチーフを採用。先シーズンの「ラブブレード」が新ラインとして人気を博しただけに、今回のコラボレーションも大いに注目を集めた。さらに、ソックスとスニーカーが一体化したようなストライプファーのシューズや、アイコニックな角鋲をあしらったカラフルなキルティングバッグ、エスニック調のジュエリーなども、ピッチョーリの洒脱なアイデアとアヴァンギャルドな精神を強く印象付ける要素となっていた。
2017年05月30日台湾カフェの春水堂(チュンスイタン)から、夏季限定ドリンクとして日本オリジナル「タピオカマンゴーミルクティー」が登場。2017年6月6日(火)から春水堂の全店舗にて発売される。限定ドリンクは、マンゴーをジャスミンティーとブレンドし、タピオカを加えた一品。ほんのり酸味のきいた濃厚なマンゴーを贅沢に使い、爽やかな香りのジャスミンティーとミルクにブレンド、そしてたっぷりのクリームとマンゴーソースをトッピングした。マンゴーの甘酸っぱさとジャスミンミルクティーのまろやかなハーモニー、もちもちとしたタピオカの食感が一度に楽しめる。ランチやティータイムに、夏らしいデザート感覚のドリンクを味わってみてはいかが。【詳細】タピオカマンゴーミルクティー(アイス)発売日:2017年6月6日(火)価格:650円+税販売店舗:全店舗(テイクアウト可)
2017年05月28日