バッファローは19日、可動アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ「WXR-1750DHP」を発表した。8月下旬から発売する。価格は18,700円(税別)。大型の可動アンテナを搭載する無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、データ転送速度は最大1,300Mbps+450Mbpsに達する。デュアルコアCPUのほか、5GHz帯と2.4GHz帯用に補助チップを搭載。2種類の電波を同時に処理することによって、通信速度を維持する。通信の混雑を解消する「バンドステアリング」機能では、接続されている端末を5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していない帯域へ自動で切り替え、常に良好な通信環境を提供する。室内を移動する端末を自動追尾して接続を安定させる、「ビームフォーミング」や「ビームフォーミングEX」といった高速通信技術も導入済み。そのほか、通信の優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。「動画」「音声」「ゲーム」など、使用者の用途によって優先するコンテンツを選択できる。無線LAN接続機能はAOSS2とWPSに対応。スマートフォン用アプリ「StationRadar」をインストールすることで、「Wi-Fiリモコン」を使った各種設定が行える。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LANポート×4基、WANポート×1基、USB 3.0×1基を搭載。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA / WPA2 mixed PSK(AES mixed / TKIP)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も設定可能。アンテナ数は5GHz / 2.4GHzともに3本ずつ。本体サイズはW41×D185×H185mm、重量は約545g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.10、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2015年08月19日ベルキンは31日、最大2.4A出力に対応したAC-USBチャージャー(充電器)「Belkin MIXIT↑ メタリックホームチャージャー」を発売した。価格は3,480円(税別)。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ゴールドの3色。モバイルデバイスやタブレット向けのAC-USB充電器で、最大2.4A出力に対応。1A出力の製品と比較し、最大約40%の高速充電が行える。過剰な電流が発生した際には、充電を自動で停止し、デバイスを保護。接続したスマートフォンやタブレットなどのデバイスを認識して、適切な電流で充電する機能も備えている。本体サイズはW4.1×D1.5×H5.3cm、重さは220g。USBケーブルは付属しないため、ユーザー側で用意する必要がある。
2015年07月31日エレコムは28日、無線LANルータの新製品として、IEEE802.11ac対応モデル「WRC-1900GHBK-A」と「WRC-1467GHBK-A」、およびIEEE802.11b/g/n対応モデル「WRC-600GHBK-A」を発表した。8月中旬から発売する。税込価格は「WRC-1900GHBK-A」が19,159円、「WRC-1467GHBK-A」が12,744円、「WRC-600GHBK-A」が11,540円。○WRC-1900GHBK-A「WRC-1900GHBK-A」は、通信速度が最大1,300Mbps(理論値)の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nを利用したデュアルバンド接続に対応する。5GHz帯と2.4GHz帯の両方とも送受信×4本ずつのアンテナを装備し、複数の機器が接続しても速度低下が起こりにくいとしている。端末の位置を狙って電波を届ける「ビームフォーミング」機能をサポートしており、同じくビームフォーミングに対応した端末なら接続性や実効速度を高めることが可能。有線LANインタフェースは、Gigabit Ethernet対応LANポート×4基とWANポート×1基を備える。動作モードとして、ルータモードとアクセスポイントモードのほか、無線LANの伝送距離を延長する中継器モードと、有線LAN機器を無線化できる子機モード(イーサネットコンバータ)を備える。暗号化はWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64bit/128bit)で、ステルスSSIDやMACアドレスフィルタリングといったセキュリティ機能も一通り持つ。設定アプリ「SkyLink Manager」を使うことで、スマートフォンやタブレットからの設定も手軽に行える。無線LANの接続機能はWPSに対応。また、Android端末をウイルスから守るアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年間ライセンスを同梱している。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約219g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Mac OS X 10.5~10.10。○WRC-1467GHBK-A「WRC-1467GHBK-A」は、通信速度が最大867Mbps(理論値)のモデル。5GHzのアンテナ数が送受信2本になっている以外は、主な仕様は上記「WRC-1900GHBK-A」とほぼ共通。○WRC-600GHBK-A「WRC-600GHBK-A」は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応するモデル。通信速度は最大600Mbps(理論値)で、そのほかの仕様は上記「WRC-1900GHBK-A」とほぼ共通。
2015年07月28日センチュリーは22日、リテイル事業のひとつ「秋葉館」から、MacBookのACアダプタ専用ケース「Juiceboxx Charger Case」を発売した。MacBookのMagSafe電源アダプタ容量に合わせて85W用(18インチおよび17インチMacBook Pro)、60W用(MacBookおよび13インチMacBook Pro)、45W用(MacBook Air)の3種類をラインナップ。いずれの価格も2,970円(税込)で、カラーはクリアのみ。Juiceboxx Charger Caseは、MacBookのMagSafe ACアダプタに装着するケース。アダプタとコードをつなぐコネクタ部で発生しやすい衝撃や摩擦によるコードの断線を防止する。また、使用しない時や持ち運ぶ際には、本体にコードを巻き付けてまとめることができる。素材は軽くて高強度のポリカーボネットを採用している。本体サイズと重量は、85W用がW91×H92×D34mm/37g、60W用がW85×H81×D34mm/33g、45W用がW71×H72×D34mm/29g。
2015年07月22日プラネックスコミュニケーションズは16日、IEEE802.11acに対応した無線LANルータ「MZK-1200DHP2」を発表した。7月23日に発売する。価格はオープンで、Amazon.co.jpでの価格は8,480円。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LANルータ。通信速度は866Mbps(理論値)+300Mbpsで、接続管理アプリ「見えルンです!」に対応。接続されているすべてのWi-Fiデバイスの一覧表示が可能なので、身に覚えのないWi-Fiデバイスが見つかった場合すぐにアクセスを禁止できる。Android / iOSで利用可能。中継機としても利用でき、「見えルンです!」を使うことで接続されているWi-Fiデバイスへの電波強度を把握可能。安定したネットワーク構築を構築できる。「URLリダイレクト機能」では、ゲストアクセス用SSIDでアクセスした場合に任意のURLへ誘導。店舗のオフィシャルサイトなどを設定しておけば、フリースポットの提供とともに販促効果も得られるとしている。内蔵アンテナは2本で、セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WEP(64 / 128bit)。有線LANインタフェースは、Gigabit Ethernet対応LANポート×4基とWANポート×1基を搭載。本体サイズはW115×D32×H175mm、重量は約239g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6~10.10。
2015年07月17日エレコムは14日、急速充電が可能なAC充電器2モデルを発表した。発売は7月下旬の予定で、価格はオープン。店頭予想価格はケーブル一体型の「MPA-ACMQC150」シリーズが2,180円、ケーブル着脱式の「MPA-ACUQN000」シリーズが1,980円(ともに税別)。両製品ともに、クアルコムが提唱する急速充電の規格「Quick Charge 2.0」に準拠したAC充電器。バッテリー容量3,000mAhのスマートフォンに対しては、約2時間でフル充電できるという。出力は接続するスマートフォン・タブレットに合わせて、5V/1.8A、9V/1.8A、12V/1.35Aを自動的に切り替える。サイズはW28×D55×H55mm(ACプラグ収納時)。重量はMPA-ACMQC150シリーズが115g、MPA-ACUQN000シリーズが100g。MPA-ACMQC150シリーズのケーブル長は1.5mで、コネクタ形状はmicroUSB(タイプB)。
2015年07月15日エレコムは14日、据え置きタイプの無線LANルータとして、IEEE802.11ac対応モデル「WRC-733GEBK-I」と、IEEE802.11b/g/n対応モデル「WRC-300GHBK2-I」を発表した。7月下旬から発売し、価格は「WRC-733GEBK-I」が8,996円、「WRC-300GHBK2-I」が8,305円。○WRC-733GEBK-I「WRC-733GEBK-I」は、通信速度が最大433Mbps(IEEE802.11ac時、理論値)の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯で通信速度が最大300Mbps(理論値)のIEEE802.11b/g/nの両方に対応する。5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続も可能。5GHz帯と2.4GHz帯でアンテナを独立させ、安定した通信を可能にするハイパワーアンテナを搭載する。アンテナ本数は5GHz帯が送受信×1本、2.4GHz帯が送受信×2本。ルータモードとAPモードのほか、伝送距離を延長できる中継器モードと、有線LAN機器を無線化できる子機モードを備える。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEP(64 / 128bit)で、ステルスSSIDやMACアドレスフィルタリングも使用可能。無線LANの接続機能はWPSに対応する。有線LANインタフェースは、Gigabit Ethernet対応LANポート×4基とWANポート×1基を搭載。「ハードウェアNAT」機能などによって、最大940Mbpsの有線LANスループットを実現している。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約223g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Mac OS X 10.5~10.10。製品には、Android用のセキュリティアプリ「イカロスモバイルセキュリティ for Android」の1年間ライセンスを同梱している。○WRC-300GHBK2-I「WRC-300GHBK2-I」は、通信速度が最大300Mbps(理論値)のモデル。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する。きょう体デザインやそのほかの仕様は「WRC-733GEBK-I」とほぼ共通。アンテナ本数は送受信×2本。本体サイズはW26×D130×H182.5mm、重量は約231g。
2015年07月14日バッファローのIEEE802.11ac 4×4 MIMO対応Wi-Fi(無線LAN)ルータ「WXR-2533DHP」について、過日は簡単なレビューをお届けした。ここでは、WXR-2533DHPの開発コンセプトやユーザーへの配慮などに関して、バッファローのネットワーク事業部の富山強氏と成瀬廣高氏にお話を伺った。○11acもついに4×4 MIMOですが、商品企画として重視したところはどこでしょうか?富山氏「11acが規格化された時から、4×4製品は視野に入っていました。4×4 MIMOによる最大1,733Mbpsの速度はインパクトがあり、WXR-2533DHPも実測で1,258Mbpsの転送性能は持っています。ただ、スピードは大切ですが、WXR-2533DHPの開発でもっとも重視したのはスピードではありません。現在、無線LAN市場の主役はパソコンではなく、スマホやタブレットです。家の外では3GやLTEで使わざるをえないことが多いと思いますが、自宅の中ではWi-Fiを使うことで、転送量制限を気にせず大容量のコンテンツを利用できます。ただ、スマホやタブレットが11acに対応しているといっても、ほとんどは1×1のシングルストリームですから、規格上の最大速度は433Mbpsです。さらに、パソコンでの利用と大きく異なるポイントは、端末が小さく、よく動くという点です。スマホやタブレットは、リビングでも使えば、ベッドで横になって使うかもしれない。トイレにこもってみたり、防水機種が増えてきたのでお風呂でも見たい。パソコン以上に『家の隅々まで電波が届く』ことが重要視されるようになっています。WXR-2533DHPとは直接関係ありませんが、弊社は無線LANの中継機もラインナップしておりまして、ここ一年で急成長しました。家のどこでも使いたいというニーズから、市場が拡大したと思います。また、子機側の11ac対応が広がったため、昨年(2014年)は親機販売の60%が11n製品でしたが、今年(2015年)は60%が11ac製品になりました。スマホは小さいので内蔵アンテナの位置にも制約があり、向きによる感度差があります。立てて使っている場合は速度が出るけど、ベッドで横になったとたんに速度が低下するのはストレスがたまります。そこでWXR-2533DHPでは、インライン配列の外部アンテナを採用したわけです。WXR-2533DHPのアンテナを立てる、横にする、角度を変えるというセッティングによって、設置場所や気になる利用場所で最適なアンテナ展開にすることが可能です」○従来の製品と比べて、かなり大型の印象がありますが?富山氏「これには2つの理由があります。一つはアンテナの配置です。いくつかのパターンを試した結果、一直線に並べたほうが様々な環境で使いやすく、設定の幅も広がるのです。たとえば、本体の四隅にアンテナを配置するパターンだと、アンテナが重なりあって効率が落ちてしまいます。また、アンテナ間が短いと干渉の原因になります。安定した動作のためには、ある程度の長さも必要でした」成瀬氏「1cmごとに穴を開けた試作ボードを作って、そこにアンテナを固定して検証を繰り返した結果、WXR-2533DHPのアンテナ配置になりました。内蔵アンテナだと電波の飛ぶ向きを調整できず、スマホでも安定して利用するという企画意図にそぐわなかったのです。WXR-2533DHPのアンテナは、周囲にまんべんなく飛ぶ素直な特性のものを使っています。そのため、アンテナの角度と方向を調整することで、使用環境に合わせて最適に設定する自由度が高くなりました」富山氏「もう一つの理由は、安定した動作のためで、WXR-2533DHPの内部はこのようになっています(と筐体を開けたものを見せていただいた)。ご覧のとおり、ヒートシンクが付いています。本来ならば一枚のアルミ板で済ませたいところですが、速度アップしたCPUなどの放熱を考えました。室温40度くらいの使用環境を想定すると、コストアップになりますが、ヒートシンクを付けなければなりません。WXR-2533DHP本体内部のエアフローも考えると、これだけの本体サイズが必要だったのです。見た目を重視して小さく作ることも可能なのですが、問題なく動作しても、放熱がうまくいかないと徐々に実効速度が下がってしまうのです」成瀬氏「また、USB 3.0ポートは無線LANと干渉することが多いのですが、配置を見直すことで、追加のシールドパーツなしで設置できました」富山氏「本体が大きくなったぶん、シンプルなデザインにして部屋に溶け込むように考えました。設置も、スタンドで立てる、スタンドなしで横置き、そして壁掛けと、3通りの方法を想定しました。本体のインジケーターLEDも、かなり暗めにしてあります」○そのほか、配慮した点があれば教えてください。富山氏「自宅に来たお客さんに無線LANとインターネット接続を提供する、ルータ側の機能「ゲストモード」を見直しました。ゲストモード自体は従来の製品にもありましたが、管理者が設定しないといけなくて、『お父さんがいないから友達が来てもゲストモードが使えない』という点が問題でした。WXR-2533DHPには、ゲストモードのボタンを用意しています。友達が来たら、お母さんでも子供でも、ワンプッシュでゲストモードにできるようになりました」*IMG_5199.jpg*AOSSボタンの下にあるのがゲストモードボタン。これを2秒ほど押すと、ゲストモードが動作する。ボタンの中間にゲストモードのランプがあり、一目でわかるのもうれしい
2015年06月19日●外付けアンテナを含め大きな本体サイズ。設置場所は事前にチェックを○IEEE 802.11ac/a/b/g/n準拠で4×4 MIMOの最新スペックバッファローの無線LAN(Wi-Fi)ルータ「[WXR-2533DHP(]」は、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、現状使われている無線LAN規格のすべてをサポートした製品だ。IEEE802.11ac準拠の製品としては最新スペックとなる、4ストリームMIMOに対応しており、最大1,733Mbps(規格値)という能力を持つ。今回は発売直前のほぼ製品版を試用できたので、実際のスループットを中心に紹介したい。バッファローの開発陣は、最高の速度を追求するより、安定した転送と使い勝手を重視しているようだ。○外付けアンテナを含め大きな本体サイズ。設置場所は事前にチェックをWXR-2533DHPの第一印象は、デカイ。バッファローの無線LANルータだと、3×3 MIMO対応の「XR-1900DHP」も外部アンテナを採用しているが、こちらはアンテナとアンテナのすき間が6cmで本体サイズはW185×D41×H185mmだ。これに対してWXR-2533DHPは、アンテナとアンテナの間隔が8cm~9cmと広い。全体として、本体サイズはW316×D57×H161mmとなる。参考までに、同じく4×4 MIMOモデルで、最大のライバルになるであろうNECプラットフォームズの「Aterm WG2600HP」は、内蔵アンテナで本体サイズはW38×D130×H181mmだ。必ずしも小さいほうが良いとはいわないが、WXR-2533DHPの本体サイズと実際(宅内)の設置場所は、購入前にきちんと考えておくべきだろう。一方、過去からバッファロー製品を使っているユーザーの視点でいうと、薄型シンプルな本体デザインとインジケーター類に好感を持った。従来の無線LANルータ製品は、部屋の中でインジケーターの発光色が気になっていたが、WXR-2533DHPでは照度をグっと抑えた白で目立たない(エラー時には色が付く)。○セットアップカードが便利WXR-2533DHPは、本体裏にAirStasionセットアップカードが入っており、片面には初期SSIDと暗号化キー、反対側にはセットアップ用のQRコードが書かれている。必要なときに本体から取り出して、セットアップカードの情報を見ながら手打ち、あるいはスマホカメラでQRコードを撮影し、Wi-Fi接続を設定できる。セットアップカードはいわゆる「カードサイズ(85x54mm)」なので、なかなか収まりがよい。かつて初期SSIDやパスワードは、マニュアルに用意された空白に自分で書き込んで保管したものだが、それと比べてずいぶん進化したものだ。ちなみに、セットアップカードを紛失しても、本体に初期SSIDと暗号化キーが印字されているので問題ない。●気になる「電波の飛び」と「転送スピード」は?○電波の「飛び」は良好まず、手持ちの11ac対応機器である「Nexus 5」を使って、WXR-2533DHPと通信してみた。自宅内のあちこちで試したところ、接続性はよい。直線にしてどれくらいの距離で通信できるのかと、屋外でも利用できる電波(W56の100ch)に設定し、家の外からも通信してみた。すると、おおむね40mまで接続していることが確認できた(もちろん転送速度は落ちる)。○条件しだいでギガビット有線LANに比肩するスピード2015年6月の時点では、11acの4×4 MIMOに対応した「子機」が存在しない。よって、WXR-2533DHPの最大通信速度(規格値)である1,733Mbpsに対して、実際にどれほどのスループットが出るのかをきちんと検証するのは難しい。今回は2台のWXR-2533DHPを用いて、WXR-2533DHP同士の実効速度を計測してみた。計測用のPCはWXR-2533DHPの有線LANハブに接続しているため、1000BASE-T(Gigabit Ethernet)が規格上の上限となる点はご容赦いただきたい。仮に、1000BASE-Tと同レベルのスループットが出るとすれば、それはそれで注目に値するだろう。テスト環境だが、木造二階建ての隅にある仕事部屋に、WXR-2533DHPを設置。そして転送テスト用のサーバーマシンを接続した。もう一台のWXR-2533DHPはブリッジモードにして、仕事部屋に置いたWXR-2533DHPに接続(いわゆるイーサネットコンバータとして使用)。ブリッジモードのWXR-2533DHPには、転送速度テスト用のノートPCを1000BASE-Tで接続し、WXR-2533DHP(仕事部屋)とWXR-2533DHP(ブリッジモード)の無線LANスピードを計測した。テストには「LAN Speed Test」という有償ソフトを使用し、500MBのデータを同時に10ストリーム流して比較している。事前のテストとして、WXR-2533DHPの有線LANハブにサーバーマシンとノートPCをつなぎ、100BASE-Tの実効速度を計測。これは950.4Mbps程度となった。WXR-2533DHP同士の無線LAN通信は、仕事部屋の中に二台のWXR-2533DHPを設置した場合は「912.6Mbps」程度と、1000BASE-T有線LANとほぼ同等だ。さらに、仕事部屋から壁を一枚へだてた隣室では「655.7Mbps」、さらに二部屋を離すと「402.0Mbps」だった。距離と障害物の影響はあるものの、十分な速度といってよいだろう。●外付けアンテナの利点。アンテナの向きを調整して速度アップ○アンテナの向きを調整して接続性と通信速度を高めるまた、仕事部屋から見て隣室の真下にあるリビングで通信を行いつつ、WXR-2533DHPのアンテナを調整した結果、701.7Mbpsまで通信速度が上がった。木造住宅とはいえ、1階と2階の無線LAN通信で701.7Mbpsも出れば上々だろう。一般論として、無線LANアクセスポイントの設置場所と住居の構造によって、最適な設定は異なる。アンテナを動かして最適な「電波の飛び」を調整できる、WXR-2533DHPのメリットを感じ取れた。アンテナの調整は、大きなファイルを転送してネットワークのスループットを確認しつつ、WXR-2533DHPのアンテナを動かしながらスループットの変化を見るとよいだろう。アンテナ向きの調整に関しても一工夫ある。バッファローのWebサイトで「アンテナ設置ガイド」を配布しており、これを印刷して使う。このアンテナ設置ガイド、WXR-2533DHPの標準的なアンテナ配置が型紙のようになっている。WXR-2533DHPの後ろにアンテナ設置ガイドを置き、型紙の図に合うように、WXR-2533DHP本体のアンテナ向きを調整する。標準設定のほかにも具体的な4種類の設定例があるので、アンテナ設置ガイドで仮設定したのち、実際のスループットを見ながら微調整するとよいだろう。WXR-2533DHPは、安定感の高さと良い意味で見た目の地味さ、そして外部アンテナならではの、環境に合わせたアンテナ調整が可能という点に魅力を感じる。使い勝手を考えたセットアップカードやアンテナ設置ガイドも完成度が高く、設定しやすい作りは高く評価できる。逆の見方をすれば、アンテナが目立って本体サイズが大きい点は、人によってはデメリットにもなるだろうが、無線LANの親機はあまり買い替えるものではない。筆者個人としては、WXR-2533DHPのような安定性を重視するだろう。
2015年06月19日アイ・オー・データ機器は10日、IEEE802.11ac規格を含む、5GHz帯の無線LANがPCで利用できるようになる超小型のUSB無線LAN子機「WN-AC433UM」シリーズを発表した。6月下旬に発売予定で、価格は税別2,600円。PCに挿した時の「飛び出し」部分が、わずか約7mmとなる超小型サイズのUSB無線LAN子機。対応するのはIEEE802.11ac/n/aの5GHz帯のみで、IEEE802.11n/b/gといった2.4GHz帯は利用できない。最大通信速度は433Mbps(規格値)。カラーバリエーションとして、ホワイトとブラックをラインナップする。主な仕様は、インタフェースがUSB 2.0、本体サイズがW17×D20×H7mm、重量が約3g、対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.9~10.10。
2015年06月10日バッファローは、Wi-Fi規格IEEE802.11ac、4ストリーム(4×4)の通信に対応し、規格値最大1,733Mbpsの通信が可能なWi-Fiルーター「WXR-2533DHP」を6月中旬より発売する。価格は税別28,800円。「WXR-2533DHP」は、5GHz帯で規格値最大1,733Mbps、2.4GHz帯で規格値最大800Mbpsの通信が可能なWi-Fiルーター。1.4GHzのデュアルコアCPUを採用しているほか、5GHz向け、2.4GHz向けにそれぞれ補助チップを搭載しており、2種類の電波を同時に高速処理できる。これにより実効スループットも約1,258Mbpsを実現した。スマートフォンやタブレットは、持つ角度や向きを変えるだけでも受信感度が変わることがあるが、「WXR-2533DHP」では搭載する4本の大型可動式アンテナにより、宅内の様々な場所で使用する端末に対して安定したWi-Fi通信を提供する。また、環境別で推奨するアンテナの向きを記載した「アンテナ設置ガイド」も公開している。そのほか、多台数接続時に通信を安定させる「MU-MIMO」機能や、室内を移動するスマートフォンなどの端末を自動追尾し、通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」機能に対応する。有線LANポートはインターネット側が1ポート、LAN側が4ポートで、いずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。サイズ/重量は、幅約316mm×高さ約161×奥行き約57mm/約900g。初期設定は、スマートフォン、タブレット向けに提供されている専用アプリ「QRsetup」を利用して行う。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista、Mac OS X 10.9/10.8、iOS 5以降、Android 2.2以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月03日バッファローは3日、IEEE802.11acの4ストリーム(理論最大1,733Mbps)に対応したWi-Fiルータ「WXR-2533DHP」を発表した。6月中旬から発売し、価格は28,800円(税別)。WXR-2533DHPは、4本のアンテナを一直線上に外部配置しているのが特徴。4ストリームをすべて使った通信では実測1,258Mbpsと、有線LANのGigabit Ethernetを超える速度を実現した。また、IEEE802.11acのビームフォーミングに対応したスマートフォンなどの子機と通信する場合、WXR-2533DHPの送信アンテナ×4本を有効に使うことによって、距離が遠くても安定した転送性能を保てる。MU-MIMOにも対応しているため、同じくMU-MIMO対応の子機を接続したときは、それぞれ同時に高速転送を実現する。アンテナの向きを最適化するために、別途ダウンロードできる「アンテナ設置ガイド」を提供。これを原寸大で印刷して、WXR-2533DHPのアンテナと印刷図を合わせると、標準的なアンテナ角度に設定できる。WXR-2533DHP本体は、スタンドを使った縦置き、壁にネジで取り付ける設置、スタンドを外した横置きが可能。内蔵のプロセッサ(CPU)には、1.4GHz駆動・デュアルコアのものを採用。ヒートシンクとエアフローによって発熱対策を行い、長時間のデータ転送でも性能が劣化しにくい設計となっている。拡大するスマートフォンユーザーに対応するため、管理メニューにスマホ対応画面を用意。端末の接続設定には、AOSSやWPSのほか、Android用やiOS用の「QRsetup」アプリも使える。WXR-2533DHPに付属するQRコードを、スマホやタブレットのカメラ機能で読み取ることで、端末のWi-Fi接続設定が可能。また、「お友達」が家に来たときに、Wi-Fiアクセスポイントを開放するゲストモードが改良された。本体のGUESTボタンを押すだけで設定/解除できる(管理画面からの設定も可能)。有線LANインタフェースはGigabit Ethernet対応で、インターネット側が1ポート、LAN側(スイッチングハブ)が4ポートだ。USB 3.0×2ポートも搭載し、USB HDDを接続すれば簡易NASとして利用できる。本体サイズはW316×D57×H161mm、重量は約900g。
2015年06月03日ASUSTeK Computerは3日、1,734Mbps(理論値)の通信速度を持つIEEE802.11ac対応無線LAN子機「EA-AC87」を発表した。6月5日から発売し価格はオープン、店頭予想価格は17,000円前後。5GHz帯のIEEE802.11acに対応する無線LAN子機。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nには対応していない点に注意。本体は有線LANポートを5ポート装備し、TVやゲーム機などの有線LANポートと接続することで、有線LAN機器の無線化が可能。ASUSTeK Computerは、ゲーム機などの内蔵無線LAN機能よりも安定した通信が行えるとしている。最大通信速度は1,734Mbps(理論値)で、送受信アンテナ数は4本。親機モードも搭載しており、ルータと接続して無線LANアクセスポイントとしても使用できる。IEEE802.11acのMU-MIMO技術に対応しており、親機モードのときは、同じくMU-MIMO対応の子機×4台まで、完全に同時通信を行える。子機モードのときも、MU-MIMO対応無線LANルータとはMU-MIMOで接続されるので、複数の無線LAN機器を使用していても速度低下を抑えられる。「Ai Radar機能」は、接続されている無線LAN機器の位置を検出し、その機器を狙い撃ちするように電波を飛ばす機能。これにより無線LAN通信の安定性を高める。親機モードの場合、カバーする範囲も最大465平方メートルと広い。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LANポート×5基、無線LANセキュリティはWPA2-PSK / WPA-PSK / WPS。本体サイズはW160×D160×H40mm、重量は約480g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.1以降、Linux。
2015年06月03日日本エイサーは20日、IEEE802.11acの無線LANに準拠した13.3型ノートPC「Aspire V3」シリーズを発表した。スティールグレイとプラチナホワイトの2色を用意。6月4日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は70,000円前後。CPUにIntel Core i3を搭載する13.3型ノートPC。IEEE802.11ac準拠の無線LANを備える。トップカバーはアルミ製で、ナノインプリントパターンをあしらったプレミアムデザインを採用。OfficeソフトとしてKINGSOFT Office 2013がプリインストールされている。主な仕様は、CPUが Intel Core i3-4005U(1.70GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)。ディスプレイは13.3型非光沢(ノングレア)液晶、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 8.1 Update 64bit。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1(電源オフUSB充電機能搭載)、USB 2.0×1、HDMI、SDメモリーカードスロット、HD Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約7.5時間。本体サイズは約W327×D228×H19.65mm、重量は約1,500g。
2015年05月20日バッファローは20日、4ストリーム対応のIEEE802.11ac無線LANルータ「WXR-2533DHP」の近日発売を告知した。送受信4×4のアンテナを備え、4ストリームの11ac通信が行える無線LANルータ。干渉しにくい複数の信号波を同時に送信することで、スマートフォンやタブレットなど、接続した複数の端末と同時に高速通信できるMU-MIMO(Multi User-Multi Input Multi Output)技術にも対応する。この他の詳細は不明だが、同時に公開されたビジュアルイメージでは、アンテナは内蔵ではなく、本体上部に4本の長いアンテナを搭載するようだ。
2015年05月20日シュナイダーエレクトリックは15日、家庭やオフィス向けの電源タップとして、ACコンセントとUSB充電ポートの両方に雷ガード機能を持たせた「USBチャージ付き雷ガードタップ P3U3-JP」を発表した。5月29日から発売し、税別価格は4,400円。P3U3-JPのポート数は、サージ保護機能付きACコンセント×3個(合計14.5A)と、サージ保護機能付きUSB×3個(合計5V/2.1A)。本体にタブレット充電スタンドを設けている。本体サイズはW132×D132×H3.6mm。
2015年05月16日バッファローは13日、IEEE802.11ac規格に対応する無線LANルータ「WHR-1166DHP2」を発表した。6月上旬より発売する。店頭予想価格は税別8,300円。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LANルータ。最大866Mbps(理論値)での通信が可能となっている。WAN側は1,000Mbps(理論値)での通信に対応し、LANポートの規格を100BASE-TXに抑制することで価格を抑えて提供する。。無線LANルータから離れた場所や障害物が多い場所などにも電波を届けるWi-Fi高速化技術「ビームフォーミング」に対応。屋内のどの場所でスマートフォンなどを使っていても、快適な通信環境が得られる。PCがなくともスマートフォンやタブレットなどからルータの初期設定が行える「QRsetup」にも対応し、スマートフォン用アプリ「StationRadar」を使うことで「Wi-Fiリモコン」を利用可能。ブラウザなどを使っての各種設定の確認や変更が行える。来客用の無線LAN回線を提供する「ゲストポート機能」も搭載。無線LAN簡単接続はAOSSとWPSに対応。インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANポート×3基と10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応WANポート×1基を搭載。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA / WPA2 mixed PSK(AES)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も設定可能。アンテナ数は内部2本。ルータだけでなく中継機としての利用もサポートする。本体サイズはW55×D131×H159mm、重量は約265g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10.10、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2015年05月13日ネットギアジャパンは5月13日、802.11acに対応した無線LANの中継機、デュアルバンド・ワイヤレスエクステンダー『EX6200』を、6月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンだが、市場想定価格は13,800円。EX6200と無線LANアクセスポイント(無線LANルータ)と組み合わせて使うことで、ワイヤレス・インターネットアクセスを宅内の隅々まで拡げることが可能になる。EX6200は、従来の802.11a/b/g/n規格と互換性があり、ワイドレンジ、超高速ワイヤレス接続5GHz帯2.4GHz 帯のデュアルバンドを同時に使用でき、それぞれ最大867Mbps(802.11ac)、300Mbps (802.11n) のワイヤレススピードを実現する。有線LAN機器を無線化するためのコンバーターにもなり、ギガビットイーサネットを5ポート装備。LAN ポートを持つテレビやHDD レコーダーなどのネットワーク家電をギガビット接続することで、有線LAN機器を無線ネットワークへ参加させることができる。設定は、Webブラウザ上のセットアップウィザードに従って設定していくことで、使用開始できる。WPSにも対応しており、プッシュボタンまたはPIN番号を使用して、既存の無線LAN アクセスポイントとの接続を手軽に行うことができる。また、USB 3.0 を1ポート装備しているので、HDDをつなげることでホームサーバーとしても利用できる。
2015年05月13日NEC、NECプラットフォームズは8日、4ストリームのIEEE802.11acに対応し、理論値最大1,733Mbpsの通信が可能なWi-Fiホームルータ「Aterm WG2600HP」を22日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別20,000円弱。「Aterm WG2600HP」は、5Hz帯で理論値最大1,733Mbps、2.4Ghz帯で理論値最大800Mbps(256QAM変調)の通信が可能なWi-Fiホームルータ。IEEE802.11acの技術である「MU-MIMO」に対応し、スマートフォンやノートPCなど複数端末の同時接続時でも通信速度が低下しないという。またアンテナには同社のμSRアンテナを活かした「新アンテナシステム」を採用しており非採用時に比べ、実効通信速度では約20%、実測値では100Mbps以上の通信速度の向上を実現している。デザイン面では、μSRアンテナの採用、放熱設計の最適化などにより、4ストリームの11ac対応Wi-Fiホームルータとしては国内最小(2015年5月8日時点、同社調べ)サイズとなっている。「Aterm WG2600HP」のサイズ/重量は、幅約38mm×高さ約181mm×奥行き約130mm/約600g。「Aterm WG2600HP」単体での販売のほか、イーサネットコンバータがセットになったモデルも6月4日より販売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別39,000円弱。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月08日NECおよびNECプラットフォームズは8日、4ストリームの11ac通信で最大1,733Mbps(理論値)の高速通信が可能なフラッグシップ無線LANルータ「Aterm WG2600HP」を発表した。単体モデルとイーサネットコンバータセットを用意。価格はオープン。店頭予想価格(税別)は前者が20,000円弱、後者が39,000円弱の見込み。発売日は単体モデルが5月22日、イーサネットコンバータセットが6月4日。NECプラットフォームズ製無線LANルータ「Aterm」シリーズの最上位に位置付けられる新製品。4×4の送受信アンテナを本体に内蔵し、5GHz帯で最大1,733Mbps、2.4GHz帯で最大800Mbps(256QAM変調)の高速通信が可能となる。また、MU-MIMO(Multi User-Multi Input Multi Output)技術に対応し、干渉しない複数の信号波を同時に送信することで、複数端末との同時高速通信が可能。同時利用で速度が低下しない最大接続台数は、スマートフォンの場合で3台、スマートフォンとノートPCの場合で各1台。いずれもMU-MIMOへ対応している必要がある。MU-MIMOとは、接続端末の位置を検知し、端末がある方向に向け集中的に電波を発射することで電波強度や通信速度を上げるビームフォーミング技術を利用し、同一時間軸上で複数の端末と同時通信を可能とするIEEE802.11acで定義される技術。ビームフォーミング技術は、特定の方向以外へ電波を発しないため、近くの場所にある他機器の通信に干渉しにくい特徴がある。従来のSU-MIMO(Single User MIMO)技術では、複数の端末を接続する場合に1台ずつ順番に通信するため、複数台接続すると通信速度が落ちる場合があった。本体内部には、世界最小クラスの「μSRアンテナ」と人工衛星用のGPS受信機に採用されているμEBG構造を採用。それぞれのアンテナが干渉しない仕組みを導入した。外観は新デザインを採用し、「曲げ木」をイメージした曲線的な形状。4本のアンテナを内蔵した11ac・4ストリーム対応無線LANルータにおいて、国内最小サイズを実現した。縦置きおよび横置き、壁掛けに対応する。無線LAN簡易接続機能としては、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」を備える。iOS/Android用アプリ「Atermスマートリモコン」にも対応し、本体設定やクイック設定Web画面の閲覧、インターネット接続を許可する曜日や時間帯を個別に設定しておける「こども安心ネットタイマー」機能が利用できる。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)など。有線LANインタフェースは、WAN側がGigabit Ethernet×1基、LAN側がGigabit Ethernet×4基。本体サイズはW38×D130×H181mm、重量は約0.6kg。背面のUSBポートは新たにUSB 3.0に対応した。
2015年05月08日●「MIMO」とは?前回は無線規格「IEEE 802.11ac」について紹介したが、今回は11acを構成する技術要素について説明していこう。少々難しくなるが、11ac製品を購入する際の重要なポイントなので、しっかり理解しておきたい。○高速化のキモ「MIMO」同時に複数の送受信アンテナを使ってデータをやり取りし、1組のアンテナを使うより数倍の速度を実現するのが「MIMO」(Multiple Input Multiple Output)だ。11nでもMIMOは使っていたが、これまでは最大で4組(4×4)だったものが、11acでは最大8組(8×8)まで利用できる。もっとも、現在販売されている無線ルーターでは、ストリーム数が4つの「4×4 MIMO」対応が最高だ。4x4 MIMO用でもすでにかなりのボリュームがあるが、8×8 MIMOともなるとアンテナの物理的なサイズも相当なものになるため、コンシューマ向けの市販品として登場するかは少々疑問が残る。MIMOによる速度向上は、送信側だけでなく受信側も同数のアンテナを持っている必要がある。現在市販されている11ac機器のうち、スマートフォンでアンテナ1~2組、タブレットで2組、ノートPCでようやく3組のMIMOを載せているかどうか、という普及度だ。3×3 MIMO以上の速度を確実に得ようと思ったら、ルーターを2台用意して、片方を親機、片方を子機(ネットワークアダプタ)として使うのがベストというのが現在の状況だ。では自分の使っている端末が対応していないから2×2 MIMO以上のルーターを買う意味がないかというと、そんなこともない。11acではルーター側(親機)のストリーム数に応じて複数の子機と同時に通信できる「MU-MIMO」が使える。11nまでは、どんなにアンテナが余っていても、一度に通信できるのは1台の子機だけで、順番に切り替えながらデータを送受信していたが、MU-MIMOなら親機のアンテナ数が許す限りの子機と同時に通信できる。これにより、端末側の通信速度は変わらずとも、これまでより通信レスポンスが格段に向上することになる。魅力的なMU-MIMOだが、これを有効に使うにはやはり子機側も11ac&MU-MIMOに対応している必要がある。とはいえ、無線LAN機器は今後11ac&MIMO化が進んでいくため、近い将来を見据えれば、MIMO構成のルーターを買っておくメリットは大きい。●「ビームフォーミング」とは?○距離を伸ばすビームフォーミングMIMOと関連して、複数のアンテナを持ったルーターでは「ビームフォーミング」を利用できる機種がある。通常、無線LANルーターのアンテナは全方向に等しい強さの電波を飛ばしているが、それぞれのアンテナの強度を調整し、壁などの反射を利用して指向性を持たせ、目的の端末に向けて最適な電波が届くようにするのがビームフォーミングだ。11acとしてはオプション扱いだが、注目したい機能のひとつだ。ビームフォーミングでは5GHz帯が苦手とする障害物が多い環境でも高速で通信しやすくなり、これまで届かなかったところでも通信できるようになる。ビームフォーミングでもルーターだけでなくクライアント側が同機能をサポートする必要があり、今の所、同機能に対応を明記しているのはiPhone 6/6 PlusやGalaxy Sシリーズ、AQUOS PHONE ZETAなど、数が少ない。自分が対応機種を使っているなら、積極的に対応ルーターを使うようにしたい。なお、バッファローは同社の無線LANルーターの一部で、11ac非対応のiPhone 5/5c/5sやNEXUS 7などでも速度向上が得られるとする「ビームフォーミングEX」を搭載している。ビームフォーミングEXも対応機種が限られる機能ではあるが、11ac非対応端末がある場合、選択肢のひとつとして考えておいてもいいだろう。●「チャネルボンディング」とは?○帯域を拡張するチャネルボンディング無線LANでは2.4GHz帯、5GHz帯といった使用される帯域が、さらに20MHzずつの「チャネル」に分けられている。2.4GHz帯ではチャネル数が13、5GHz帯では合計19チャネルある。通常は1つずつ使うのだが、隣接するチャネルを複数束ねて使い、通常のチャネルの2倍、3倍と速度を上げていくのが「チャネルボンディング」だ。LTEにおける「キャリアアグリゲーション」と似た仕組みと言っていいだろう。11nまでは20MHz+20MHz=40MHzまでのチャネルボンディングが使えたが、11acからは4チャネル束ねて80MHz、さらにオプションとして8チャネル束ねて160MHzのボンディングまでが規格に入っている。2.4GHz帯の場合、隣接したチャネル同士では干渉が強く、影響を避けるためには5チャネル離す必要があり、チャネルボンディングを前提にすると実質1回線しか使えなかった。ところが11acが使う5GHz帯では、もともと隣接するチャネルどうしが干渉しにくいように確保されており、チャネル数も多いため、80MHzのボンディングでも5GHz帯全体で4回線、160MHZでも2回線確保できる。11acなら、安定した高速性能を期待できるわけだ。今回はIEEE 802.11acを構成する技術要素について説明してきたが、次回は実際に11acをサポートする製品を紹介するとともに、無線LANルーターを使う上でのメリットやセキュリティといった注意点について紹介していこう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月06日●11nとの違いは?前回は無線ルーターの、据え置きタイプとモバイルタイプの違いについて触れ、「IEEE802.11ac」がオススメだということを紹介した。今回は、なぜオススメするのか、「11ac」について説明しよう。○11acは11nの改良版最新の無線ルーターやスマートフォンがサポートする「IEEE 802.11ac」は、2012年に正式な規格が策定された最新の無線LAN規格だ。それまでの主流だった「IEEE802.11n」では最大600Mbpsでの通信を実現していたが、11acではGbpsクラスの速度を実現することが目標におかれた。11acではこの目標を、まったく新しい機能を追加するのではなく、11nにあった機能を整理・改良して導入することで実現しようとしている。たとえば11nでは2.4GHz帯と5GHz帯の電波を利用していたのに対し、11acでは5GHz帯だけを利用する。2.4GHz帯は電子レンジなど、ほかの機器も含めて非常に混雑している帯域な上に、使えるチャネル数も少ないので、高速化には不向きなのだ。比較的空いている5GHz帯だけを使うことで、効率よく高速化できるわけだ。また、データを電波に置き換える(またはその逆)変調方式の改良や、データを収めるフレームサイズの拡大(多重化)で、一度に送信できるデータ容量が拡大している。一つ一つは小さな改善であっても、トータルでは元の規格の10倍以上の速度を実現している。また、速度だけでなく通信の安定性や電波の利用効率なども大幅に改善しており、限られた資源である電波帯域をよりよく使えるようになるのが11acのメリットなのだ。●結局どのくらいのスピードが出るの?○実効速度はどれくらい出る?有線・無線を問わず、コンピュータのインターフェースはどれも理論上・規格上の速度と、実際の通信速度(実効速度)に大きな差がある。これは単純にデータを通すためのパイプの設計としての数値と比べ、実際にデータを流すときにはエラー訂正等の仕組みが入ったり、ノイズ等の影響があるためだが、無線規格の場合、概ね実効速度は理想的な環境で規格値の半分程度、条件が悪ければ10分の1以下になることもザラだ。いくら11acが利用効率や接続環境を改善するといっても、ルーターと同じ部屋にクライアントがある場合で数百Mbps、違う部屋なら100Mbps台、階が変われば数十Mbpsまで落ちることも覚悟しておこう。また、スマートフォンで利用する場合、フラッシュメモリ等の速度がボトルネックになり、そこまで大きな速度改善を感じられないこともある。ベンチマークアプリで計測すると高い数値が表示されるが、これはベンチマークアプリで扱うデータが小さく、高速なメモリ上で処理できてしまうため。大きめのデータをフラッシュメモリに書き込む際は、どうしても速度が遅くなる。また、インターネットに接続する回線もボトルネックになる。無線LANの速度は、あくまでルーターと子機の間での話。ルーターから先の回線が遅ければ、インターネット接続の最大値はその回線の速度が上限になる。11acの速度を完全に生かすのであれば、1Gbps以上の光回線を使うのが理想的だ。とはいえ、やはり無線側が早くなれば全体的なパフォーマンスは上がるので、まったく無意味というわけではない。これまでの無線LANでは繋がりにくかった環境でも繋がりやすく、パフォーマンスを出せるようにしているのが11acなので、少なくとも11n環境と同等以上の速度が望めるはずだ。今回はIEEE 802.11acの概要について説明したが、次回は11acを構成する技術要素について、もう少し詳しく見ていこう。11acでは製品ごとにサポートする機能の範囲が異なり、製品選びの際の要チェックポイントなのだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月05日cheeroは10日、漫画「よつばと!」の登場キャラクター「ダンボー」をモチーフにしたACアダプター「cheero DANBOARD AC ADAPTOR」の販売を開始した。同社はこれまでも「ダンボー」をモチーフにした充電器などを発売している。Amazon.co.jpの直販ストアでの価格は税込み1,780円。「cheero DANBOARD AC ADAPTOR」は、USBケーブルを接続することでスマートフォンやタブレット端末などを充電できるACアダプター。Android用とApple製品用2つのUSBポートを装備しており、合計出力3.1Aで端末2台の同時充電ができる。「cheero DANBOARD AC ADAPTOR」のサイズ/重量は、高さ約40.5mm×幅約62.5mm×奥行き約39mm/約65g。プラグは折りたたむことが可能。Amazon.co.jpの直販ストアでは税込み1,780円だが、先着500個限定で税込み1,580円で販売する。通常価格は税込み2,600円。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月11日エレコムは24日、IEEE802.11acに対応した小型無線LAN(Wi-Fi)ルータ「WRH-733G」シリーズを発表した。4月上旬の発売を予定し、価格は税別8,970円。ギガビット対応の有線LANポートを備えたIEEE802.11ac対応無線LANルータ。持ち運びやすいコンパクトなボディを生かし、ホテルの客室などに設置されている有線LANの無線化といった用途に適している。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、最大通信速度は433Mbps(理論値)。また、ルーターモードとAPモードに加え、有線LANポートを持つネットワーク機器を無線化する「子機モード」を搭載。本体にあるモード切替スイッチで、「子機モード」に切り替え、ネットワーク対応TVなどに接続することで、別途用意された無線親機との無線LAN通信が可能となる。このほか、QRコードを読み込んでWi-Fi設定を行う専用アプリ「QR link」を使えば、スマートフォンやタブレットから簡単にインターネット接続が可能。WPSによる接続にも対応する。アンテナは5GHz帯の送受信が1本ずつ、2.4GHz帯のの送信が2本、受信が1本を内蔵する。セキュリティはSSIDステルス、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2-Mixed(TKIP/AES)、WEP(64/128bit)、MACアドレスフィルタ。有線LANポートはWAN×1、LAN×1。本体サイズは約W68.9×D64×H14.5mm、重量は約35g。本体カラーはホワイトとブラック。「イカロスモバイルセキュリティ for Android」90日特別体験版シリアルカードが付属する。
2015年03月24日Microchip Technologyは、高速データレートWi-Fi規格のIEEE 802.11acに対応した新しい5GHzパワーアンプモジュール(PAM)「SST11CP22」を発表した。同製品は、従来製品と同じ信頼性を提供しながら、従来製品より低いEVMと使いやすさ、低い高調波放射を実現したことで、IEEE 802.11acシステムの応用範囲の拡大と製造コスト低減を実現するもの。同製品はMCS9、80MHz帯域幅の変調を使った1.8%ダイナミックEVM(Error Vector Magnitude)で19dBmの線形出力を提供する。また、802.11a/nアプリケーション向けに3% EVMで20dBmの線形出力を提供し、802.11a通信で最大24dBmのスペクトラムマスクに適合し、20dBm出力時にRF高調波出力を-45dBm/MHz未満に抑えるため、システム基板に対するFCC規制への準拠が容易となっている。なお、4mm×4mmの小型20ピンQFNパッケージで提供する50Ω整合の同モジュールは、出力高調波阻止フィルタを内蔵し、外付け部品を4つしか必要としない。さらに、内蔵された線形出力検出器が温度と2対1出力不整合に対して正確に出力を制御する。同製品はサンプル出荷および量産出荷をすでに開始している。開発サポートについては、SST11CP22評価用ボード「SST11CP22-GN-K」を用いることで、すぐに設計を始めることができる。
2015年03月24日Texas Instruments(TI)は、最大75WのAC/DCフライバック型電源向けに「待機電力ゼロ」の電源コントローラチップセットを発表した。同チップセットは700V一次側レギュレーション(PSR)フライバックコントローラ「UCC28730」と200V二次側ウェークアップコントローラ「UCC24650」で構成。UCC28730は、最大20Wの標準フライバック電源で追加部品なしで「待機電力ゼロ」を実現。また、アダプティブリレー制御向けのインテリジェントスリープ機能の使用により、最大75Wまで拡張。フォトカプラと関連フィードバック部品を不要にし、総システム・コストの低減と信頼性の向上を実現する。さらに出力コンデンサ容量を半減しながら、無負荷から全負荷までの全ステップで高い出力安定度を維持し、変換効率の向上と基板実装面積の低減を実現。コンバータの負荷状態に適応的に対応し、無負荷時にシステム機能の停止、ACリレー制御への適応、同期整流回路の停止が可能となっている。UCC24650は、Vddやウェークアップ回路への外部クランプ回路を不要にし、5V~24V出力電圧電源との互換性を提供。また、電圧ドループ検出機能により、無負荷から全負荷過渡動作まで高い出力電圧安定度を維持しながら、小型出力コンデンサの使用を可能する。これらの組み合わせにより、高い過渡応答特性と「待機電力ゼロ」を実現。5V~24Vの出力電圧をサポートするとともに、テレビ、家電、ACアダプタ、HVAC(暖房、換気、空調)、ビル・オートメーションシステム向け電源のサイズ低減と効率向上を可能にする。「WEBENCH Power Designer」設計支援ツールに対応し、カスタム設計が可能となっている。TI DesignsリファレンスデザインにはUCC28730とUCC24650チップセット搭載のテスト済み12W、24Vオフライン電源(PMP10927)リファレンスデザインを用意しており、製品開発期間を短縮できる。UCC28730とUCC24650は量産出荷中。UCC28730は7ピンSOICパッケージで供給され1000個受注時の単価(参考価格)は0.45ドル、UCC24650は5ピンSOT-23パッケージで同0.14ドルとなっている。なお、TIはUCC28730とUCC24650のデモを、3月15日~19日に米国ノースカロライナ州シャーロットで開催されるAPEC(Applied Power Electronics Conference and Expo) のTIブースで行う。
2015年03月13日ASUSTeK Computerは4日、無線LANオーディオレシーバー機能を搭載するIEEE802.11ac対応無線LAN中継器「RP-AC52」を発表した。3月5日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は7,000円前後。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LAN中継機。背面プラグを備え、無線LANの電波が届かない場合などに電波を中継して到達距離を伸ばせる。最大通信速度は443Mbps(理論値)。10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN×1ポートも備え、有線LANを無線化する無線LANアクセスポイント機能も備える。本体にはオーディオ出力インタフェースとして3.5mmミニジャックを搭載し、無線LANオーディオレシーバーとしての利用も可能。アンプ内蔵スピーカーなどを接続することで、タブレットやスマートフォン内の楽曲などを、「RP-AC52」を介してワイヤレスで再生できる。iOS/Android向けの専用音楽プレイヤーアプリ「ASUS AiPlayer」も無料提供。対応する音楽ファイル形式はFLAC / AAC / WAV / MP3。FLAC / AAC / WAVは96kHz / 24bitまで、MP3は44.1kHz / 16bitまで対応する。インターネットラジオ機能も内蔵。搭載アンテナ数は3本(5GHz×1本、2.4GHz×2本)。セキュリティはWPA2-PSK / WPA-PSK / WEPで、簡易無線LAN設定機能WPSにも対応。無線LAN受信電波の強さが分かるLEDも搭載する。本体サイズはW54×D31×H85mm、重量は約90g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X、Linux。
2015年03月04日サンワサプライは4日、ACアダプタやマウス、充電器などのパソコン周辺機器を1つにまとめて収納、持ち運びができるACアダプタポーチ「IN-AD3」シリーズ4色を発売した。価格は税別1200円。ACアダプタやマウスほか、テンキー、モバイルバッテリ、充電器、モバイルルータなどのさまざまな周辺機器や小物をまとめて収納できるので、ノートパソコン本体と一緒に持ち運ぶ際に適している。ケース上面・底面の両面ともメッシュ構造を採用しており、中身がひと目でわかるため、目的のものを探しやすい設計となっている。サイズはW260×D40×H85mm、重量は40g。カラーバリエーションはブラック・オレンジ・グレー・ネイビーの4色。
2015年02月05日エレコムは3日、家庭用コンセントからスマートフォンなどを充電できるフラットタイプのUSB-AC充電器6モデルを発表した。2月中旬より発売する。価格はオープン。○MPA-ACMBC151シリーズmicroUSBコネクタを搭載するケーブル一体型のUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。フラット形状となっており、コンセントの差し込み部分は折り畳み可能。最大出力は1.8Aで、ケーブル長は約1.5m。本体サイズはW50×D50×H22mm、重量は85g。○MPA-ACMCC151シリーズmicroUSBコネクタとUSBポートを1基搭載するUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。最大出力はUSBポートが2.0A、microUSBコネクタが1.8A、2ポート合計2.0Aとなっている。重量は88gで、その他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。○MPA-ACUCN001シリーズ”USBポートを1基搭載するUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。最大出力は2.0Aで重量は55g。その他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。○MPA-ACUCN002シリーズUSBポートを2基搭載するUSB-AC充電器。ブラック / ブルー / ピンク / フェイス / ホワイトの5モデルを用意する。最大出力は1ポート最大2.0Aで、2ポート合計2.0A。重量は55g。その他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。○GM-ACMCC15PSPBK / GM-ACMCC15PSVBK「GM-ACMCC15PSPBK」はPSPを充電するための充電器。最大出力は2.0Aで、重量は83g。「GM-ACMCC15PSVBK」はPS Vitaを充電するための充電器。最大出力は1.8Aで、重量は85g。ともにその他の仕様は「MPA-ACMBC151」シリーズとほぼ共通。
2015年02月03日センチュリーはこのほど、スマートフォン用とニンテンドー3DS用の充電器「3DS&スマートフォン用AC充電器(1AC-NDSSM/W)」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格は980円。USB-ACアダプタに、microUSBケーブル(約70cm)と3DS用充電ケーブル(約150cm)がセットになったパッケージ。USB-ACアダプタの入力はAC100V-240V対応、出力はDC5V1Aだ。出力(USB Aコネクタ)は1系統なので、スマートフォンか3DS、どちらか1台を充電できる。
2015年02月02日