くらし情報『ルーターオススメの最新規格「IEEE 802.11ac」はどこがスゴい? - Wi-Fiルーターの選び方(第2回)』

2015年5月5日 10:00

ルーターオススメの最新規格「IEEE 802.11ac」はどこがスゴい? - Wi-Fiルーターの選び方(第2回)

ルーターオススメの最新規格「IEEE 802.11ac」はどこがスゴい? - Wi-Fiルーターの選び方(第2回)
●11nとの違いは?
前回は無線ルーターの、据え置きタイプとモバイルタイプの違いについて触れ、「IEEE802.11ac」がオススメだということを紹介した。今回は、なぜオススメするのか、「11ac」について説明しよう。

○11acは11nの改良版

最新の無線ルーターやスマートフォンがサポートする「IEEE 802.11ac」は、2012年に正式な規格が策定された最新の無線LAN規格だ。

それまでの主流だった「IEEE802.11n」では最大600Mbpsでの通信を実現していたが、11acではGbpsクラスの速度を実現することが目標におかれた。11acではこの目標を、まったく新しい機能を追加するのではなく、11nにあった機能を整理・改良して導入することで実現しようとしている。

たとえば11nでは2.4GHz帯と5GHz帯の電波を利用していたのに対し、11acでは5GHz帯だけを利用する。2.4GHz帯は電子レンジなど、ほかの機器も含めて非常に混雑している帯域な上に、使えるチャネル数も少ないので、高速化には不向きなのだ。比較的空いている5GHz帯だけを使うことで、効率よく高速化できるわけだ。

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