イギリスのデザインチームTomatoのサイモン・テイラー(Simon Taylor)と、スペシャリティーコーヒーの父として有名なジョージ・ハウエル(George Howell)の下で働いていた経験もあるトレイ・ショアーズ(Trey Shores)とのコラボレーションによるコーヒーブランド、I Love You So Coffee(ILYS)がデビューする。同ブランドでは、サイモン・テイラーがデザイン、及びブランディングを担当。「I Love You So Coffee」のロゴマークも手掛けている。今回はTomatoの結成25周年を記念した限定出店で、渋谷パルコ パート1の3階にて4月3日までの週末限定で開催されている企画展「O」の一環として会場に期間限定のキオスクをオープン。アジアのトップロースターのひとりである小島賢治がケニア原産の特別な豆を使用した「Kick-ass Kenya」のコーヒーを提供する。淹れたてのハンドドリップコーヒー(450円)、ドリップコーヒー(300円)に加えて、コーヒービーンズ(1,850円)も販売される。ユニフォームであるエプロンは、グラフィックデザイナーの長嶋りかこが着物をモチーフにデザインした。また、日本橋にあるコーヒースタンド・マイティ ステップ コーヒー ストップ(Mighty Steps Coffee Stop)がコーヒーの淹れ手として応援に入る予定だ。なお、5月には、I Love You So Coffeeの初となる店舗が香港のポテトヘッド内にオープン。デザインは建築家の藤本壮介が担当する。【展覧会情報】「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」会場:パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)会期:16年3月12日~4月3日入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料時間:10:00~21:00【キオスク情報】「PUBLIC THREE」会場:パルコミュージアム前(PART1・3F)会期:3月29日~4月10日までの期間の土日時間:11:00~18:00予定
2016年03月25日結成25周年を迎えるデザイン集団Tomatoと、アンリアレイジ(ANREALAG)による限定アイテムが発売される。3月12日より東京・渋谷パルコでスタートするTomato結成25周年記念展「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」の開催に伴って今回販売されるアイテムには、これまで多くの人々に親しまれてきた五十嵐威暢による現在のPARCOロゴを、Tomatoがこの展覧会の為にアレンジし再構築を行ったタイポグラフィーが用いられている。ラインアップは、アンリアレイジの「A」と「Z」を重ねた“AZロゴ”をTomatoのタイポグラフィーで表したTシャツ(税込6,480円)や、「OOOO」の4文字から再帰性反射で新たに文字が浮かび上がるTシャツ(税込8,640円)の他、Tomatoのタイポグラフィーをドライフラワーの樹脂で表したキーホルダー(税込2,700円)と、円形のノート(税込864円)。なお、展覧会は4月3日までとなっている。【イベント情報】「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」会場:パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)会期:16年3月12日~4月3日入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料時間:10:00~21:00
2016年03月12日3月12日にツクモパソコン本店4階特設会場で、女性クリエイターチーム「つくる女」によるイベント「ツクモ DE つくる女」の第20弾が開催される。開催時間は15時からで、誰でも観覧が可能。今回はゲームプレゼンターとして活躍する「高橋名人」をスペシャルゲストに招き、AMDの最新APU「A10-7890K」とRadeon R9 380搭載グラフィックスカードを搭載したゲーミングPCで、タイトーのシューティングゲーム「ダライアスバーストクロニクルセイバーズ」に挑戦する。また、司会に「つくる女」メンバーで声優の山下まみさん、ゲストにコメディアンのインコさんが参加する。イベントの様子はニコニコ生放送でも配信する。
2016年03月10日世界的に活躍するデザイン集団Tomatoの結成25周年企画展の開催に伴い3月12日、世界で最も影響力のあるエレクトロニックグループのひとつであるアンダーワールド(Underworld)の来日ライブ「Underworld Live: Shibuya Shibuya, we face a shining future」が東京・渋谷某所で開催される。同ライブは、3月12日から4月3日までパルコミュージアムにて開催されるTomatoの結成25周年企画展「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」の開催を記念して行われるもの。エキシビション初日である3月12日に、抽選に当選した200名のオーディエンスに向けて彼らが推奨するBowers & Wilkins社製P5 ハイファイヘッドフォンを使った一夜限りのライブを披露する。6年ぶり7作目となる3月16日リリース予定の最新アルバム『Barbara Barbara, we face a shining future』に収められた楽曲も初披露する予定だ。ライブはこの春開局する「渋谷のラジオ」(87.6MHz FM)ともコラボレーションし、ラジオ電波を通じて渋谷の街だけに生放送される他、2次会場にて360度映像で楽しめるライブストリーミングも開催される。その他、エキシビション本展には、アンダーワールドのカール・ハイド(Karl Hyde)によるペインティング作品と、リック・スミス(Rick Smith)によるサウンド演出からなるアートインスタレーションも展示される予定だ。なお、ライブの応募方法は、Tomatoの結成25周年企画展「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」のオフィシャルサイトの案内に従い、e+(イープラス)受付ページで2月24日の18時までにライブエントリー権利付き展覧会前売り券を購入。発券されたチケットのバーコード番号にてライブに応募エントリーすると、3月5日にメールで当選結果が発表されるという流れになっている。【イベント情報】「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」会場:パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)会期:16年3月12日~4月3日入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料時間:10:00~21:00「Underworld Live: Shibuya Shibuya, we face a shining future」会場:渋谷某所会期:3月12日時間:日没頃
2016年02月26日『トレインスポッティング』のアートワークや「Underworld」が在籍したことで知られるデザイン集団「Tomato」の結成25周年を記念したプロジェクトが、3月12日(土)~4月3日(日)の期間、渋谷パルコを中心に渋谷の街で開催される。1991年にロンドンで発足し、デジタル世紀の先導者としてグラフィック、バーチャルメディア、デザインの最先端を常に走り続けてきた「Tomato」。アーティスト、ミュージシャン、デザイナーとクリエイティブ思想から構成される同集団は、現在メンバーはロンドン、メルボルン、東京、カッセル(ドイツ)と、世界中の都市に分散し、メディアデザイン、映像、ブランディング&CI、ファッションデザイン、近代彫刻&都市建築設計、実験的コンピューターグラフィック、ファインアートなどの分野で、世界中から新たな表現作品を作り続けている。「Tomato」は、創立メンバーとして世界中に影響力のあるエレクトリック・デュオ「Underworld」のカール・ハイドとリック・スミスが在籍していたことでも知られ、2人が2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督を努めたことも記憶に新しい。ほかにも、外国人として初めて東京タイプディレクターズクラブの会員にもなったタイポグラファー/アーティストのジョン・ワーウィッカーや、ファッションブランド「Work Not Work」のサイモン・テイラーなどが在籍している。今回の展示が開催される渋谷と「Tomato」との関わりは長く、1996年に世界的に一躍脚光を浴びることとなった『トレインスポッティング』にいち早く注目し、日本公開を行ったのがパルコであり、メンバーは日本に訪れる際には常に新しい発見と刺激を求めて渋谷を訪れるという。「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」と題された本プロジェクトは、過去と今と未来、始まりと終わりがなく永遠に続くことや、誰かと誰かの出会い、または日本の文化おける“輪”、人々の繋がりや神秘的な関係性を意味し、「Tomato」と「Parco」の言葉の中にも存在する“O”をテーマに掲げている。本展は、「Tomato」が創作してきた様々な作品を一堂に展示するほか、結成から25年間に渡り作られてきた商業作品や自身たちの作品、チーム内で実験的に制作された作品も展示。また、一般初公開作品としては、「Tomato」が「Underworld」の為に制作したレコードジャケット、グラフィック、映像、アートワークなども展示される。本プロジェクトは、渋谷パルコ「PARCO MUSEUM」、「GALLERY X」、そして階段などを活用したインスタレーションギャラリーを中心に渋谷パルコ全館を使って展示され、さらには渋谷の街も巻き込み、様々なインスタレーションで「Tomato」が作るクリエイティブな世界が披露される。AR技術を駆使したバーチャルなストリートアートの展開や、パルコ館内や街頭の大型ビジョンでは映像作品も放映されるほか、「Tomato」プロデュースのPop-upショップの限定オープンや、メンバーによるトークショーやワークショップの開催も予定。渋谷を舞台に大規模に展開される気鋭のアート集団のプロジェクトを、ぜひお見逃しなく。「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」は3月12日(土)~4月3日(日)渋谷パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)ほかにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日東京都・渋谷の渋谷パルコは、デザイン集団「TOMATO」の結成25周年を記念したプロジェクト「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION "O"」を開催する。開催期間は3月12日~4月3日。開催時間は10:00~21:00(4月3日は18:00まで)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下無料。同プロジェクトは、渋谷パルコ・パルコミュージアムを中心に、渋谷の街とも連動し、アート展示、インスタレーションを行い、Tomatoが創作してきた様々な作品を一堂に展示するもの。結成から25年間に渡り作られてきた商業作品や自身たちの作品、チーム内で実験的に制作された作品も展示される。また、一般初公開として、TomatoがUnderworldの為に制作したレコードジャケット、グラフィック、映像、アートワークなども展示されるということだ。会場は渋谷パルコ内の、パルコミュージアム、ギャラリーX、シネクイントやステアケース(階段)など、館内複数箇所の特設ギャラリー等で開催される。そのほか、TomatoプロデュースのPop-upショップの限定オープンや、エキシビションを記録した会場限定販売の図録の販売、Tomatoメンバーによるトークショーやワークショップの開催も予定されている。さらに、この春開局をする「渋谷のラジオ」とコラボレーションや、AR技術を駆使したストリートへのバーチャルなアート展開、パルコ館内や街頭の大型ビジョンで映像作品の放映も予定されている。なお、Tomatoは、1991年にロンドンで発足し、先駆者として知られるアーティスト、ミュージシャン、デザイナーとクリエイティブ思想から構成されているデザイン集団。メディアデザイン、映像、ブランディング&CI、ファッションデザイン、近代彫刻&都市建築設計、実験的コンピューターグラフィック、ファインアートなど広い分野で活躍する。メンバーには、タイポグラファー/アーティストとして知られ、外国人として初めて東京タイプディレクターズクラブの会員にもなったJohn Warwickerや、Work Not Workのファッションブランドも立ち上げているSimon Taylorなどが在籍。音楽の分野ではTomatoの創立メンバーでもあるKarl HydeとRick Smithの2人が作る世界中に影響力のあるエレクトリック・デュオUnderworldも在籍し、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督を努めた。Tomatoは表現活動において日本文化から影響を受けることが多く、常に新しい発見と刺激を与えてくれるという理由で、メンバーは日本に訪れる際の拠点として常に東京・渋谷を選択し滞在しているとのこと。
2016年02月01日パイプドビッツは10月21日に、中小規模事業者や個人事業主向けのクラウド型会計ソフト「ネットde会計」と「ネットde青色申告」の新バージョン15.4.0を提供開始した。新バーションは、入力機能・日計表機能・付箋機能を中心に改良されている。具体的には、勘定科目の検索機能が拡充され、部分一致検索に対応。また、登録した伝票の番号を画面右上に表示させるようにした。さらに、伝票形式の借方もしくは貸方の片方において、入力データを全てクリアできるようにした。そのほか、前年度の伝票コピーや異なる会計単位データの伝票コピーをすることも可能としている。日計表機能では、登録したデータを削除することによって、伝票だけでなくカレンダーの「済」スタンプも削除されるように改善し、入力漏れを防止する。また、日計表設定画面のUIも調整されているという。会計事務所や商工会議所における記帳指導ツールとなる付箋機能では、検索性を向上し、記帳指導先とのやりとりも見やすくしたという。また、付箋につけたカラーラベルや、解決/対応中などのステータス、未読/既読などの属性で絞り込みが可能となり、操作性も向上させている。
2015年10月21日宝幸はこのほど、「楽チン! カップ」ブランドから「レンジdeおつまみ」シリーズ4品を発売した。「楽チン! カップ」とは、同社が5年前から販売しているオリジナルブランド。「フタが開けやすい」「中身が出しやすい」「ごみの分別が簡単」をコンセプトとしている。今回は、同ブランドから「レンジdeおつまみ」シリーズが登場した。「もつ煮込み」(税別280円)、「鶏照焼(とりてりやき)」(税別280円)、「牛煮込」(税別450円)、「豚角煮」(税別450円)の4品がラインアップ。なお、「牛煮込」と「豚角煮」は、横浜ロイヤルパークホテルの総料理長が監修した。調理法は、カップ容器のまま電子レンジで40秒加熱するだけで完成する。販売場所は、全国の量販店、食品店、コンビニエンスストアなど。
2015年09月08日KDDIは8月26日、スマートフォンを活用して自宅で手軽に健康チェックができるサービス「スマホdeドック」の受付を開始したと発表した。料金は1検査につき4980円(税別)。スマホdeドックは、在宅検査キットとWebサービスを組み合わせて健康診断を受診できるサービス。2015年4月からすでに全国15の自治体、3つの企業の健康保険組合で実証事業として提供しており、今回は一般への提供が開始される。実証事業の結果、日常的に健康への不安を感じている人がサービスを利用する傾向が強かったほか、疾病リスクの早期発見や医療機関への受診促進に有効であるとの声が多く寄せられたという。こうした実証事業の実施状況やフィードバックなどを受け、今回、若年層の健康意識向上や疾病リスクの早期発見に少しでも貢献できるようにサービスを改良している。受診するには、専用のWebサイトからサービスを申し込み後、郵送される検査キットで採血し、キットを返送することで、約1~2週間後にスマートフォンやパソコン上で検査結果の確認、近隣の病院検索が行える。また、8月7日から追加された「気になる病名検索」機能では、検査結果に応じてリスクのある病気が表示され、200名以上の医師が編纂した病気に関する正しい情報を確認できる。
2015年08月27日日本ネイリスト協会はこのほど、親子でネイルを楽しみながら参加できるフォトコンテスト「おやこDEネイルコンテスト2015」を開始した。同協会は、創立30周年を迎える今年、創立30周年プロジェクトを5月より展開している。同コンテストはプロジェクトの一環で、「全国縦断! ネイルキャラバン」に続く第2弾。第1弾では、ネイル施術を無料で体験できるキャラバンカーが全国各地の15都市20会場を巡り、2,000人以上がネイルケアを体験した。第2弾は「ハッピーネイル! ハッピースマイル! 」をテーマに、親子ペアで参加するフォトコンテストを行う。JNA認定ネイルサロンでネイルの施術を親子で受け、店内で撮影した写真を応募すると、優秀作品にはハワイ旅行や旅行券などをプレゼントする。また、参加者全員には「東京ネイルエキスポ2015」の招待券を進呈する。申込締切は9月30日。応募はJNA認定ネイルサロンで受け付ける。結果発表は11月中旬を予定している。
2015年08月17日「de:code 2015」は開発者向けイベントではあるが、今夏リリース予定のWindows 10が注目の話題であることに違いはない。そのため日本マイクロソフトは、Windows 10に関するブレイクアウトセッションを用意した。本稿ではその概要を大掴みにご紹介する。なお、登壇者やセッション名の公表、スライド撮影などは禁止だった点をご了承いただきたい。筆者が参加したセッションはWindows 10に関する多くの機能説明が行われたが、なかでも「サービスとしてのWindows」と「アップデートブランチ」について整理する。○これからも続くWindows Insider ProgramこれまでMicrosoftは公式ブログを通じ、Windows 10に関して70件以上のアナウンスを行ってきた。これはWindows 10が従来のバージョンアップと異なる存在であり、MicrosoftがクラウドOSとデバイスOS&ハードウェアという両軸を持った「One Core」を中心に定めているからだ。核となる"デジタルワーク&デジタルライフ"は、職場の一員も家に帰れば一個人であるように、プライベートとビジネスの垣根がなくなりつつあることを示している。Microsoft/日本マイクロソフトが目指すビジョンの入り口が、Windows 10であると同社は定めているようだ。このことを的確に表しているのが、「サービスとしてのWindows(Windows as a Service)」。少し歴史を振り返りつつ、このキーワードを見ていこう。これまでのWindows OSは、複数のクライアントOSに分かれていた。簡単にまとめると、Windows 2000とWindows 9xを統合したWindows XPから始まり、Windows 8の時点でWindows Phone 8とXbox Oneでカーネルを完全統合。Windows 8.1にてWindows Phone 8.1のアプリモデルを統合してきた。そしてWindows 10は、あらゆるデバイスで同一のコアカーネルやアプリケーションプラットフォーム(UWP: ユニバーサルWindowsプラットフォーム)が動作する、「One Windows」へと至る。注目すべきは、Windows VistaがWindows 7へバージョンアップしたような従来的スタイルを、完全に捨て去ることを決定している点だ。「サービスとしてのWindows」が意味するところは、数年内に登場するであろう新技術やセキュリティ脅威に対応するためである。以前のWindowsはカーネルレベルでの根本的な見直しが求められてきたため、OSのメージャーバージョンが繰り上がるまで、大幅な機能拡張が見送られてきた。Windows 10は、新技術やセキュリティ脅威に対応するため、機能改善や新機能をWindows Update経由で無償提供するスタイルに切り替わる。これが「サービスとしてのWindows」の正体だ。ただし、Microsoft関係者が壇上で「Windows 10は常に最新の状態を維持する」と語ってきたのは、OS XやiOS、Androidなど他のOSが無償提供スタイルに切り替わり、デバイス販売やライセンス提供で構築してきたビジネスモデルをMicrosoftも取り入れるという意味も持つ。2000年頃から開発者の間では、迅速かつ現場に適応したソフトウェア開発を行う手法「アジャイル開発」が重要視されるようになった。Microsoft/日本マイクロソフトはソフトウェアを核とした企業であるため、アジャイル開発にも積極的だ。その一例がWindows 10のプレビュー配布に用いた「Windows Insider Program」である。Windows 10 Insider Previewは、「高速リング」「低速リング」の2パターンによって、不安定さを厭わない能動的なテストユーザー(高速リング)、安定性を重視するテストユーザー(低速リング)と位置付け、Windows 10のプレビューテストを行ってきた。この"リング"という概念は今後も継続するという。Windows 10リリース以降もOSの開発が継続し、その成果はMicrosoft/日本マイクロソフトの社員(数万人)が検証を行う。Windows NT時代からいわれ続けてきた「ドッグフードを食らう」という手法だ。そして、Windows Insider Programの参加者である約100万人(2015年5月時点で約700万人)に配布し、バグの発見や新機能といったフィードバックを開発チームに渡す仕組みを残す。このスパンは約4カ月を予定し、一定のタイミングで、前述したWindows Update経由で更新プログラムの配布を行う。つまり、今夏リリースするWindows 10は終わりではなく、「継続の始まり」となるのだ。だが、Windows 10をビジネスシーンに使用するユーザーや組織にとって、このビジョンは必ずしも最適とはいえない。そのため多くの企業ユーザーは、4~8カ月後に更新プログラムなど適用する、「Windows Update for Business」を使用するスタイルとなるのだろう。さらに、銀行などミッションクリティカルな環境でWindows 10を使用するユーザーに対しては、別の仕組みを提供する。ここで新たなアップデートシステムを整理しよう。Windows 10のアップデートシステムは、コンシューマー向け「CB(Current Branch)」、ビジネスユーザー向け「CBB(Current Branch for Business)」となる。基幹システム向けには機能アップデートを行わず、セキュリティ更新とバグフィックスに限って、最長10年間の運用をサポートする「LTSB(Long Term Servicing Branch)」と、3つのブランチを用意する。読者諸氏の多くは、CBもしくはCBBを選択することとなるだろう。さらにアクティブなユーザーはWindows Insider Programに参加し、リリースの数カ月前から最新のWindows 10を利用可能になる仕組みだ。阿久津良和(Cactus)
2015年05月28日●Microsoft/日本マイクロソフトが目指す「3つの野心」「de:code」は、Microsoftが以前から開催してきた「TechED」と「build」を融合させた、日本マイクロソフト独自のイベントだ。開発者を対象としているが、MicrosoftのBuild 2015と同じく、次期製品に関する多くの情報を披露するため、注目イベントの1つに数えられる。また、Microsoft/日本マイクロソフトが持つ数多くの新技術を一挙に披露するため、読者諸氏にとって興味深い話題に事欠かないだろう。まずは2015年5月26日に行われた、140分にわたる基調講演(キーノート)の内容をご報告する。○Microsoft/日本マイクロソフトが目指す「3つの野心」とは最初に登壇したのは、日本マイクロソフト執行役 デベロッパー エバンジェリズム統括本部長の伊藤かつら氏。Microsoft/日本マイクロソフトの最新技術を内外にアピールする、エバンジェリストの大黒柱を勤める。伊藤氏は、Microsoftが今年創立40周年を迎えたその日、創業者の1人であるPaul Allen氏のツイートコメントと、同社最初の製品となる8080プロセッサ用BASICのソースコードをスライドに映し出し、わずか8週間で完成したといわれていると紹介した。次に40周年を迎える前日に、もう1人の創業者であるBill Gates氏が全社員に向けて送信したメールをスライドで紹介。そこには「ポール・アレンと私は『すべての机上と家庭内にコンピューターがある世界』をゴールと定めたが、当時は想像を超えた不可能なアイディアだといわれていた。コンピューターの進化と未来を想像することは素晴らしく、我々はMicrosoftが果たしている役割を誇りにしてよい」と書かれている。伊藤氏はGates氏の「大事なのは過去ではなく、我々が次に何をやるかだ」を用いて、自社の変革と"マイクロソフトの次"を感じてほしいと、導入スピーチをまとめた。次に登壇したのが、来期(2015年7月)から代表執行役 社長に就任する、日本マイクロソフトの現・代表執行役 副社長 平野拓也氏。昨年のde:codeは現・代表取締執行役 社長の樋口泰行氏によるユニークなスピーチが好評だったが、平野氏は文字どおり"マイクロソフトの次"を象徴する存在だ。平野氏が自身で述べたように、今回のde:codeは社長就任発表後初のメジャーイベントとなるため、次期新社長を開発者にアピールする狙いもあったのだろう。平野氏は「マイクロソフトはWindowsの世界に皆さんをお招きした後に、その周りに壁を建てて囲い込んでいたのかもしれない」と過去を振り返りつつ、「我々はPCや人を中心とした考え方に変化している」と、Microsoft CEOのSatya Nadellaのビジョンを紹介した。さらに過去のビジョンを捨てて、新たなメッセージを発信している点を強調。例えば、9インチ未満のWindowsタブレットに対するOSライセンスの無償提供、iOS/Android向けOfficeの提供、そしてLinuxへの歩み寄りは、Microsoft/日本マイクロソフトの変革を示した好例だ。平野氏によれば「Microsoft Azureの20%はオープンソース(Linux)が動いている」という。その上で競合企業ともパートナーシップを組みつつ、モビリティ&クラウド世界においてチャレンジャーからリーダーを目指すという、強い姿勢も打ち出した。平野氏は続けて「(我々は)3つの野心を持っている」と述べ、Microsoft/日本マイクロソフトの目指す将来を次のように定義した。1つめはPCやスマートフォン、タブレットに限らず、車などを含めた広義のスマートデバイスで、変わらぬシームレスな経験が重要になるという。その上で同社は、SurfaceやSurface HUB、HoloLensといったデバイスを世に送り出し、Windows 10というプラットフォームを重要視していると説明した。2つめはプロダクティビティー(生産性)とプロセス(手順)の再定義だ。一般的に、これらのキーワードはビジネスで用いることが多いものの、ビジネスとコンシューマーの垣根は既になくなり、場所やデバイスにとらわれないデュアルシナリオが必要になるという。3つめはインテリジェント(知性的な)クラウド。これまでのように、データセンターにすべてを集約させるのではなく、ハイパースケールもしくはトップグレードなセキュリティなど対応力を高め、モビリティ環境を包括的にサポートする考え方だという。平野氏は話をそのままMicrosoft Azureにつなげ、MicrosoftのMicrosoft Azure team in the Cloud & Enterprise group担当CVPのJason Zander氏に交代したが、本稿では割愛し、その次に登壇したDeveloper Experience & Evangelism group担当シニアディレクター Giorgio Sardo氏のスピーチを紹介しよう。●「ユニバーサルWindowsプラットフォーム」の姿○UWPが実現するOne Windowsの具体的な内容をアピールSardo氏の発言内容は、基本的に今年のBuild 2015やMicrosoft Igniteで披露した情報を改めてトレースしたものとなるので、キーポイントを大掴みに紹介する。Windows 10が生み出すチャンスとして、Sardo氏は4つの注目ポイントがあるした。1つめは巨大なターゲット市場。平野氏の説明と重複するが、Microsoftはさまざまなデバイスに対して1つの経験を提供すると述べ、この2~3年内に10億台のデバイスがターゲットになると語った。2つめはスマートエンゲージメント。日本語に置き換えると洗練した参加スタイルというべきだろうか。Sardo氏はロック画面におすすめのアプリケーションを提供する「App Spotlight」や、アクションセンターやトースト通知からメッセージアクションに対して直接返信できる"対話型の通知"、そしてパーソナルアシスタントして働くCortanaを紹介。音声検索時に該当する情報がローカルに存在しない場合は、Webへ情報を探しに行くという。3つめとして、デスクトップモードとタブレットモードをシームレスに切り替えるContinuum(コンティニューム)や、スマートフォンをPCとして利用するContinuum for Phonesも紹介。残念ながら実機を用いたデモンストレーションは行われなかったが、スマートフォンを簡易PCとしてWordやExcelを利用できるシナリオは実に興味深い。以前寄稿した記事でも述べたように、デバイス側の対応や国内の正式リリースが必要だが、日本マイクロソフトの社員にWindowsスマートフォンのLumia 830を配布したことを踏まえると、Continuum for Phonesを体験するのも遠くない話になりそうだ。4つめは「One WindowsのためのOne Store」。Sardo氏は「1つの方法でアプリケーションを開発し、配信できる」と、シームレスなシナリオを強調した。さらに統合した開発プラットフォームとして、Windows 10に搭載したアプリプラットフォーム「UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)」を紹介。ここでスピーカーは日本マイクロソフトのテクニカルエバンジェリスト高橋忍氏に切り替わった。UWPアプリは、同じアプリケーションが異なるデバイスで正しく動作するものだが、高橋氏は「楽天トラベル」のUWPアプリ版をデモンストレーションとして披露。ディスプレイが小さなデバイスでは、そのサイズに応じた内容へフレキシブルに変化する仕組みを持ち、デスクトップやタブレット、スマートフォンといった異なるデバイスで同一の情報を提供することが可能だという。スピーカーがSardo氏に戻り、UWPの概要について説明された。UWPのデバイスが最適な情報を提示するUIを、「レスポンシブルデザイン」と呼ぶ。コントロールするツールを使えば、開発者は難しいレイアウトを意識せず、Microsoftがデバイスに応じた最適なUIを提供するため、UWPアプリに移行できるという。さらにUWPは、Windowsカーネルと各開発言語(ランタイム)の間に存在するため、開発はワンパッケージで進められる点も強調。大半はAPIとして提供し、2,500以上もの機能を利用できると語った。具体的なコード利用のデモンストレーションも行われたが、そこは割愛してエンドユーザーが気になるMicrosoft Edge(Internet Explorerに代わる新しいWebブラウザー)について紹介する。Microsoft Edgeが4,200以上もの相互運用性を改善し、Webスタンダードに準拠しながらも、ベンチマークなどの結果が好調といった点は、ご存じの方も多いだろう。注目すべきは「Hosted Web Apps」と呼ばれるWebサイトのアプリ化だ。HTMLやJavaScriptといったWebコンテンツをUWPアプリ化し、ストアに登録するというものだが、その一例としてWebブラウザー上で動作するフライトシミュレーターをアプリ化するデモンストレーションを披露。下図に示したように、画面右上にはXbox Liveのトースト通知が現れ、アプリケーション化していることが確認できる。さらに、アプリケーション側から利用時間の警告を発したい場合も、数行のコードで実現する様子も目の前で行われた。この様に、Sardo氏は具体的なデモンストレーションを交えてUWPの可能性や開発の容易性をアピールしていた。●スクウェア・エニックスの超美的なリアルタイムCGも披露○スクウェア・エニックスの超美的なリアルタイムCGも披露Sardo氏のスピーチはIoT関係など多岐にわたったが、最後にゲストとして登場したスクウェア・エニックス 第2ビジネス・ディビジョン ディビジョン・エグゼクティブの田畑端氏らによる発表に注目しよう。ここでの発表は2つ。1つめは「FINAL FANTASY AGITO」のWindows 10版リリース。具体的なリリース時期は不明だが、年内のローンチを予定しているという。もう1つがBuild 2015でも披露した「WITCH CHAPTER 0 [cry]」。会場では4K解像度の動画をフルHDで出力した映像が流された。筆者もBuild 2015のセッションやYouTubeで視聴したが、目の前のスライドで動画を視聴したのはこれが初めて。その迫力や映像の細やかさは筆舌しがたいクオリティの高さだ。田畑端氏らには話を伺ったので詳細は別記事として紹介したい。蛇足だが、Sardo氏が登壇する前には、日本マイクロソフトのテクニカルエバンジェリスト 高橋忍氏と安納順一氏が会場に現れ、Microsoft Power BIプレビューとマイクで収集した声の大きさをデシベルに変換して、一定値を越えたらSardo氏を招くという休憩を兼ねたミニイベントも披露。ちょうど基調講演時間が半分を過ぎたあたりで行ったため、来場者にリラックスしてもらいたいという開催陣の心遣いもあったのだろう。この他にもBuild 2015のキーノートで紹介した手書きの譜面をデジタライズして、演奏する「StaffPad」や、Microsoft AzureのDockerのデモンストレーションなど、数多くの情報が140分の間に詰め込まれていた。ここですべてを紹介するのは難しいため、興味があって状況が許すなら(de:code 2015の参加費は税込73,440円と高価だった)、ぜひ来年はご自身の目でご覧になってほしい。今回の基調講演を振り返ると、情報提供の多さはもちろんだが、日本マイクロソフトが開発者に歩み寄る姿勢が強く感じられたのが印象的だ。次期社長である平野氏が語っていたように、ITの変革とともMicrosoft/日本マイクロソフトは変革を受け入れ、社全体が変わりつつあるようにも思える。阿久津良和(Cactus)
2015年05月27日サンコーは3月23日、スマートフォンを取り付けると小型プロジェクターになる簡易キット「スマホdeシアター」を販売開始した。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込3,980円。スマホdeシアターは、スマートフォンをセットすると、壁などにスマートフォン画面を投映できる簡易プロジェクターキット。幅80mm、高さ160mm、約5.5型までのスマートフォンをセット可能で、iPhone 6 Plusにも対応している。外枠は段ボール製のため、重量は309gと軽い。投映する映像は上下左右が逆になる点に注意が必要だ。Androidの場合、上下は「画面回転制御」、左右は「左右反転ムービーメーカー」というアプリで反転を解消できると確認済み。iOSの場合、上下はiOS端末側の「設定」、左右は「mirrTube」というアプリで反転を解消できる。本体サイズはW180×D170×H103mm。
2015年03月23日KDDIは16日、自宅にいながら健康チェックを行えるセルフチェックサービス「スマホdeドック」を今夏より提供すると発表した。第1弾として、リージャーと事業提携し、糖尿病の指標などを検査できる「生化学14項目血液検査サービス」を提供する。検査推奨年齢は20歳以上で、費用は検査1回につき税別4,980円。「スマホdeドック」は、自宅にいながら健康チェックを行えるセルフチェックサービス。専用の在宅検査キットと、スマートフォンやPCから検査結果を確認できるWEBサービスを組み合わせることで気軽に素早く健康チェックができるという。「スマホdeドック」の第1弾として「生化学14項目血液検査サービス」を提供する。同サービスでは、専用の検査キット「デメカル血液検査セットFF」を用いて0.065mlの血液を採取。専用の検査センターに郵送すると、約1週間後にWEB上のマイページから、糖尿病の指標などを含む14の検査項目結果を確認できる。検索結果に対する医学的見地からのコメントや、悪化要因・改善ポイントに対するアドバイス、自宅近くの病院を検索できる機能も搭載されている。「生化学14項目血液検査サービス」の提供にあたり、販売を含むサービス全体の統括およびWEB上での健康チェックプラットフォームの提供をKDDIが、検査キットの供給をリージャーが、血液検査をアイルがそれぞれ担当する。今後は、感染症検査や血液以外の検査など、検査メニューを拡充する予定だという。「生化学14項目血液検査サービス」の検査項目は以下の通り。総タンパクアルブミンAST(GOT)ALT(GPT)γ-GT(γ-GPT)尿素窒素クレアチニン尿酸血糖HbA1c中性脂肪総コレステロールHDL-コレステロールLDL-コレステロールまた、サービス提供開始に先立ち、2015年4月中旬から2016年3月末まで、順次、北海道・石狩市、神奈川県・鎌倉市、埼玉県・入間市、ベルシステム24健康保険組合など全国20市区町村・2健康保険組合と提携し、対象となる約24万人の市民・社員に同サービスの無料利用を案内する。WEBサービスの対応OSは、Android 4.1/4.2/4.4、iOS 7以降、Windows 7/8.0/8.1、Mac OS X 10.6以降。対応ブラウザは、スマートフォン、タブレット端末の場合、OS標準ブラウザ、Chrome。PCの場合Internet Explorer 9以降、Firefox最新版、Chrome最新版、Safari 5.1/6.1/7.0。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月16日OKIとシーエステック、中沼アートスクリーンは2月19日、PET(ポリエチレンテレフタレート)製透明シールタイプのはんだ供給用マスク「シールdeマスク」を発表した。同製品は、PET製フィルムの透明シールタイプになっており、実装基板のリペア作業の際に、高密度な狭いリペア部に合わせて自由にカットできるため、基板上にクリームはんだを直接印刷できる。また、粘着層付き透明フィルムであることから位置合わせが容易で、段取り時間が短縮できる。さらに、使いきりではんだ洗浄が不要となるため、全体の作業時間を約7割削減することが期待できるという。具体的には、OKIの高密度実装基板技術と、シーエステックのフィルム精密打抜き加工技術、中沼スクリーンのはんだマスク製造のノウハウにより実現した。厚み0.125mmのフィルムをレーザでカットするため、標準サイズ品に加え、実装する部品に合わせたカスタム品の製造にも迅速に対応できる。さらに、国内で製造するため製造期間も短く、納期短縮と品質向上に貢献するとしている。なお、実装基板のリペア作業や試作基板など極小ロット用に、2月より中沼アートスクリーンから販売を開始し、年間5000セットの販売を目指す。
2015年02月19日NTTドコモグループのABCクッキングスタジオが、一風変わった研修を展開している。"チーム内で活躍する人材の育成"を目指した「クッキング de チームビルディング研修」である。この取り組みでは、料理教室を通じて企業人の成長を促すことができるという。静岡ガスのショールームで2月13日に開催された研修の模様を取材する機会を得たので、本稿で紹介していこう。○クッキング de チームビルディング研修とは?「クッキング de チームビルディング研修」は、企業の人材を育成するための法人向けの研修。NTTドコモが全体の企画・主導を担当し、ABCクッキングスタジオとキャプランが共同でプログラムを開発する。今回は、静岡ガスが会場の提供と運営のサポートを担当した。この4社が共同で研修を開催するのは初めてとのこと。当日は静岡県内の企業13社から選ばれた22名の一般社員が参加。キャプランから招かれた土屋圭子氏が講師を務めた。チームビルディング研修は、自己紹介からスタートした。「人の第一印象は、どのくらいで決まると思いますか? 」と土屋氏。同氏によれば、若い人ほど早い段階で第一印象が決まるという。「高校生はパッと見た瞬間に決める。年齢が進むにつれ、経験を積むので決定までの時間が長くなる。全体の平均は3~7秒くらい。したがって最初の挨拶が大事になる。目が合っていたか、望ましいものだったか、初対面時の印象を振り返ってみましょう」と参加者にうながした。土屋氏は、チームとグループの違いに言及。「例えばグループ旅行、グループ交際など人の集まりはグループ。一方、サッカーなどの団体競技ではチームと言う。チームとは目標に向かって一致団結する集団。構成員それぞれが役割・責任を担っている」と説明した。その上で「良いチームの条件」について議論させた。参加者からは「全員が信頼関係で結ばれている」「役割の相互理解」「規律を守る」「長所・短所を補う」などの意見が出ていた。土屋氏は「これを踏まえてピザを作ってもらいます。全員が帰属意識をもって、お互いの短所を補いながら作業してください」と話した。○料理教室はABCクッキングスタジオが主導料理の進め方はABCクッキングスタジオが主導。調理器具の使い方については、静岡ガスから事前説明があった。初めは緊張し、お互いに遠慮があった参加者たち。しかし親しくなり会話が活発になるにつれて、作業効率も向上したようだった。生地をこねた後、オーブンに入れて発酵させる。ここで小休止。参加者は机に戻り、どのようなトッピングにするか議論した。与えられたテーマは「静岡県」。富士山、お茶、サッカーなど、静岡県にまつわるキーワードをいかにピザに落としこんでいくか、活発な意見が飛び交った。話がまとまる頃にはプレゼンを実施。自分のチームのピザがいかに優れているか、4チームの代表者が主張し合った。ピザのテーマが決まると、再び作業台へ。この頃にはチーム内に連携する姿が見られるようになった。タイムマネージメントをする人、トッピングの具材を切り分ける人、ピザの生地を伸ばす人、使い終わった食器を洗う人。お互いが役割を分担しながら作業を進めていく。やがて教室のあちらこちらで、美味しそうな匂いとともにこんがりとしたピザが焼きあがった。○目的を忘れてしまうくらい楽しい!何人かの参加者に話を聞いた。ある参加者は「研修の本来の目的を、良い意味で忘れてしまうくらい楽しい」「初対面の方が多いはずなのに、打ち解けるのが早かった」と驚いていた。「話し合いをしながら、個人の意見を重ねて良いものが出来上がるのが嬉しい」といった意見もあった。運営のサポート体制の良さや、短時間でチームが形成されるプログラムを評価する声が多かった。NTTドコモの担当者にも話を聞いた。料理教室の題材をピザにした理由については「工夫次第で様々なトッピングができるので、チームの特色を出しやすい」ためと回答。研修に料理教室を絡めると、どのような特長が出せるのだろうか。その意義については「一般的に、企業研修は額に皺を寄せて行うものというイメージがある。しかしクッキング de チームビルディング研修では、参加者の笑顔がとても多くなる」「女性が多いのも、この研修の特色」と回答した。○良いチームの条件とは?研修の最後に、講師の土屋氏から総評が行われた。同氏は「仲間の労をねぎらう言葉が、普段から職場に飛び交っているか。仲間を配慮する気持ちを言葉や行動にして、惜しむことなく表現しあう職場環境があるだろうか」と参加者に問いかける。そして「職場環境を作っていくのは新入社員ではない。リーダーになる立場の方たちが積極的に発信しなければ、職場は変わっていかない」と話した。ワクワクしながら作業を進めれば、良い仕事が行える。では、そのためにはどうしたら良いのだろうか。土屋氏は「ストローク」という心理学の言葉を用いて説明する。ストロークとは、人が人に触れ合うための働きかけのこと。「目を見て、アイコンタクトをとる。挨拶をする。丁寧なお辞儀をする。相手の意見に頷く。笑って目を見る。褒めていく。良いチームをつくるために、これらのプラスのストロークを積極的に出していくことが大事になる」と説いた。そして「歳をとればとるほど、誰からも褒められなくなる。そんなときは自分で自分を褒める。寝る前に、今日はよくがんばった、と自分に対してストロークを出す。このように、プラスのストロークを出し続けていくことをオススメします」と結んだ。ABCクッキングスタジオが提供する料理教室をベースに「協調性」「時間管理能力」「調整能力」といった能力を引き出すプログラムが組み込まれていた、今回の「クッキング de チームビルディング研修」。講師の話を聞き(学習)、デスクで議論し(相互理解)、キッチンで料理する(実践)という作業を繰り返しながら進められる、とても濃密な4時間だった。(執筆:大石はるか)
2015年02月16日ベストメガネコンタクトはこのほど、購入するめがね2本のうち、1本を無料にするサービス「ペア de タダ」を開始した。同サービスは、めがねを2本購入する際に、安い金額の方のめがねを無料で提供するというもの。例えば、税別2万5,000円のめがねと税別1万8,000円のめがねを購入しようとしたとき、購入者は2万5,000円分のめがねの金額を支払うだけで2本のめがねを手に入れることができる。2本以上同時購入した場合のみ同サービスが適用され、1人で2本購入しても割引の対象になる。また、2人以上で購入する場合は、人数分の眼科処方せんが必要となるなどの条件もつく。なお、同サービスで無料になるめがねは、税別2万5,000円未満の商品に限り、どちらも税別2万5,000円以上のめがねを選択した際は、それぞれのめがねの定価から3割引で購入できる。
2014年11月13日フラッシュバックジャパンは28日、ハイフレームレート撮影などで発生する映像のちらつきを自動除去するAfter Effects用プラグイン「DE:Flicker (デフリッカー)」を発売した。ダウンロード販売のみで、価格は2万8,350円。ただし、1月31日までは発売記念価格の2万2,680円で購入できる。本製品は、ハイスビードカメラなどによる高速度撮影で発生するフリッカーや、ストロボ現象、タイムラプスの際に異なる位置に落ちる雲の影などを自動除去する、RE:Vision Effects社製のAfter Effectsプラグイン。収録されるエフェクトは、ハイフレームレート(HFR)で光源を撮影した際に生じるフリッカーを最小限に抑える「DE:Flicker High Speed」、タイムラプス映像で目立つ雲の影やフレーム間で起きるライティングの不一致などを解決する「DE:Flicker Time Lapse」、フッテージの輝度とカラーの平均と差異を解析・キーフレーム化し、シーンを滑らかに変換する「DE:Flicker Auto Levels」の3種で、あらゆる光源による映像のちらつきを効果的に抑制し、HFRの映像品質を向上させるという。対応アプリケーションは、Adobe After Effects CC/CS6/CS5.5/CS5。対応OSは、 Windows 8/7/Vista(Pentium 4以降、32-bit/64-bit)および、Mac OS 10.9/10.8/10.7/10.6 (Intel Macのみ)。
2014年01月28日日本橋三越本店 の本館・新館食品フロアで、5月15日(水)~21日(火)の1週間、TOMATOウイークが開催される。カゴメと三越伊勢丹の共同企画商品“スウィートルビー”今、栄養学の世界で注目されている、植物中の色素や苦味などの成分「フィトケミカル」。この夏、日本橋三越では5大栄養素、食物繊維に次ぐ【第7の栄養素】とも呼ばれるフィトケミカルの中から、赤の色素に注目。食材として多くの可能性を秘めているトマトをピックアップし、フレッシュトマトから惣菜、スウィーツまで多彩な美味しさをご紹介。5/29から始まる三越のお中元でも展開する”スウィートルビー”、貴重な完熟トマトだけで作ったジュースが、一足早く地下1階フードコレクションにお目見えします。■貴重な完熟トマトだけで作った“スウィートルビー”※上記写真ポルトガルで育ったフルーツのように甘い高糖酸比トマトを使い、独自の製法で仕上げたカゴメと三越伊勢丹共同企画された、デザートワインのようにディナー後に飲みたいトマトジュース。<カゴメ×三越>スウィートルビー…1,050円(500ml)※本館地下1階フードコレクション■新定番にしたいトマトの和・洋菓子<菓匠花見>トマト大福…189円(1個)島根<彩雲堂>野菜羹とまと…840円(1本)<マドモアゼルC>TOMATO BLOSSOM…630円(1個)※上記3点は本館地下1階和・洋菓子コーナーにて■家庭で楽しむトマトを使った銘店の味a.北海道<田中青果>ミニトマトのピクルス…630円(100g)b.静岡<岸商店>グリーントマトのカレーピクルス…350円(140g)c.鹿児島<fruits foresta果の菓>ドライフルーツトマト…389円(100g)日本人の味覚に合わせた甘酢ベースのピクルスと、熟す前の緑のトマトで作った風味爽やかなピクルス。ドライトマトはリコピンを多く摂れる、食べやすい人気商品。※本館地下1階 味匠庵・グロサリー<三條屋>甘酒トマト越乃寒梅粕仕込み…368円(270g)越乃寒梅の酒粕と完熟トマトのジュースを合わせた、冷やしていただく甘酒。(アルコール06%含む)※本館地下1階 三條屋■トマトの新しい美味しさコレクション高知<カフェ・デュ・グラス>トマトソフトクリーム…481円(1個)高知の特産フルーツトマトで作った無添加ソースでいただく、自家製ソフトクリーム。※本館地下1階フードコレクション神奈川<イスコ>トマトリコピン入りオリーブオイルスラット…1,890円(125ml)トマトの香味が楽しめるオリーブオイル。お刺身や肉料理、パンやフルーツにも。※本館地下1階フードコレクション新しいトマトの味との出会いに、是非足を運んでみて。 ・日本橋三越本店webサイト
2013年05月13日ローソンとヤフーの合弁事業会社「スマートキッチン」は2月2日、自宅の電子レンジで調理できる「レンジDE からあげクンしょうゆ味」を発売する。同社のスマートキッチン(定期宅配サービス)限定の商品となる。価格は、460g(約20個)698円、920g(約40個)1,298円。同商品は、鶏のむね肉を用いた、新しいナゲットタイプの「からあげクン」。からあげ専門店の味を参考に、しょうゆとにんにくで味付けた。冷凍のまま電子レンジで1~2分加熱するだけで、いつでも出来たての味が楽しめるという。なお、店頭のからあげクンとは製法やフレーバーが異なるとのこと。からあげクンは、ローソンが1986年に販売開始した同店店内調理の唐揚げ。定番の「レギュラー」「レッド」「チーズ」に加え、期間限定や地域限定の味を合わせると、これまでに104種類を販売してきたという(2013年1月末時点)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月01日ヒューマンリンクはこのほど、インターネットから簡単に病気の症状や状態を自己診断できるサイト「ネットde問診」の提供を開始した。同サイトは、インターネット上で簡単に体の症状や病気の自己診断(リスクチェック)ができる無料のサービス。会員登録・メールマガジン登録などは一切不要となっている。病名からの検索や、症状から病気の可能性を逆引きで検索したり、身体・メンタル・美容のなどのカテゴリーごとに気になる病気を検索したりすることが可能。病気ごとにその要因や原因、具体的な症状など、詳しい情報をひき出す機能も備えている。同社では、「生活習慣病への意識が少ない人が、同サービスを通じて自身の疾患を簡単に調べられ、予防や治療の方法を提示し健康に貢献できるようになる」、また、「リスク発見をすることで将来的には日本の医療費を削減できるのではないか」と結んでいる。31日まで、同サイト内の病気診断チェックシートより病気のセルフチェックをした人を対象に、抽選でiPad miniなどの賞品が当たるサイトオープニングキャンペーンを実施している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日これは英語でも“celebrity”、それに発音は微妙に違うけど日本のように“celeb”と短縮もしたり(英語式“celeb”は「レ」を強く)。つまり言い方自体にはなんら問題はないんですけど、残念なのがその意味。本来“celebrity”は「有名人、著名人、マスコミによく取り上げられるような人」のことなのに、日本ではいつの間にか「お金持ちで優雅な暮らしをしている人」ってことに。以前はこのような人のことを「ハイソな人(high society)」と呼んでいて、こっちのほうがよっぽど英語的には正しかったのに……残念。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日グランセナフットボールクラブ(新潟)は5月3日、ゴールデンウィークイベントとして親子を対象とした「親子deサッカー教室」を開催する。同時に5月3日から6日に「個人スキルアップ」「試合したい子集まれ!」「ブラジルテクニック」の3イベントも行う。同フットボールクラブの「親子deサッカー教室」は毎年恒例のイベントで、2012年は5月3日に開催。年中・年長・小1の親子2人1組で行う。この親子サッカーをきっかけにサッカーを始める人もいるという。当日は、親子でのボール遊びや親子サッカーゲームを行い、20~25組(総勢50名程度)のサッカー教室になる予定とのこと。屋根付フットサルコート(人工芝)で行うため、雨天でも開催となる。参加費は500円(1組)。教室終了後、希望の人にはクラブハウスでランチが用意される(お子様ランチ500円、大人日替りランチ700円)。また、同イベントのほか、5月3日から6日まで、小学1~4年を対象とした「個人スキルアップ」、当日集まった小学1~4年生までのメンバーでチームを作り、ゲームを行う「試合したい子集まれ!」、ブラジルのサッカーテクニックが学べる「ブラジルテクニック」の3つのイベントも同時開催する。申し込みは、グランセナフットボールクラブまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日三菱東京UFJ銀行は、インターネット受付専用商品「ネットDE教育ローン」について、金利優遇キャンペーンを実施している。期間は6月29日まで。同キャンペーンでは、期間中に同商品を申込み、かつ9月28日までに借り入れた顧客を対象に、借り入れ時の通常金利より年0.7%引下げを実施する。金利は変動タイプで、例えば2月29日までに借り入れた場合の適用金利は年2.775%(通常金利は年3.475%)となる。「ネットDE教育ローン」は、担保・保証人不要で申込みが可能。返済期間は最長10年(変動金利のみ)で、最高500万円まで借り入れることができる。また、在学中(最長4年間)は元金据え置き(利息のみ支払い)とすることも可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月20日青山、代官山などの都内や横浜で6店舗展開する、世界初のトマト専門店「Celeb de TOMATO」。選ばれしトマト達が織り成す多彩な料理たちは前菜、メインはもちろん、お酒、スイーツに至るまで全てトマトが主役。食や美容に関心の高い女性や、著名人・タレントが足繁く通う人気店だ。そんな「Celeb de TOMATO」のフレッシュトマトたちがギフトになって登場。ファミマ.comでは、色鮮やかなギフトボックスを3種販売している。ふわりと香るトマトの魅力がいっぱいに詰まった、季節色豊かなトマト達をアソートした「トマトの宝石箱」(¥5,450/税込・送料込)。自分へのご褒美にはもちろん、大切なあの人にも絶対に喜ばれるスペシャルセット。美しいボックスに包まれた「彩りトマトの詰め合わせ」(¥3,250/税込・送料込み)は、グルメな方への贈りものに、大切な人との食卓にも最適だ。トマト好きの方へのプレゼントなら、彩りトマトサラダセット(¥1,950/税込・送料込み)がオススメ。 「Celeb de TOMATO」自慢のトマトの旨みがぎゅっと凝縮された、トマトジュースも多数取り揃えている。なかでも「さらトマ」(¥1,575 /税込)は「お手ごろな価格でご提供したい」との思いで開発したファミマ.comオリジナル商品。濃厚ながらさっぱりした味わいの毎日でも飲みたくなる完熟トマトジュースだ。購入は ファミマ.com にて取材/おうちスタイル編集部
2011年09月28日エリカ・アンギャルの「恵比寿 de 美活」9月25日にミスユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルによる「恵比寿 de 美活」セミナーが東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで行われる。セミナーは、「美しさは知ることから始まる」「何を食べるか?いかに食べるか?」「胡麻の魅力」「本物の美はライフスタイルから創られる」などの内容が語られる。エリカ・アンギャルはオーストラリアのシドニー出身でオーストラリア伝統的医薬学会(ATMS)の会員にもなっている。日本在住は合計15年になり、「世界一の美女になるダイエット」の著者でもある。2004年からはミスユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントに抜擢され、ファイナリストたちの栄養指導をしてきている。「恵比寿 de 美活」は恵比寿ガーデンプレイスで9月25日13:30から15:00までの90分開催される。定員は300名で参加費は2000円になる。元の記事を読む
2011年09月11日