GLIM SPANKY(グリムスパンキー)の新曲「形ないもの」が配信リリース。GLIM SPANKYの新曲「形ないもの」GLIM SPANKYは、松尾レミ、亀本寛貴による男女2人組ロックユニット。2022年は、約2年ぶりとなる最新アルバム『Into The Time Hole』のリリースや、全国ツアーの開催など、話題のニュースが目白押しだ。そんなGLIM SPANKYが新曲「形ないもの」をリリース。「形ないもの」は、「GLIM SPANKY 野音ライブ 2022」で披露した1曲で、トランペットとストリングスアレンジが響くミディアムバラードとなっている。<松尾レミコメント>色々なものが目まぐるしく変化していく時代を生きていますが、そんな中で卒業したり引っ越ししたり、何かを始めたり、何かが無くなったりします。寂しいこととか納得いかないこともたくさんあります。でも、自分にとって一番大切にするべきものは何だろうと悩んだ時に生まれた曲です。モノなのか、思い出なのか、何なのか?全ての人の、生活のどこかで寄り添える曲になったら良いなと思います。進むことを鼓舞してくれるようなマーチングドラム、何かが始まるようなトランペットの音色、暖かく包みこんでくれるチェロ、クラシックで厳かなブリティッシュロックのアプローチ、気に入っています。たくさん聴いてもらえたら嬉しいなあ!<亀本寛貴コメント>今までのGLIM SPANKY感はそのままに、より多くの方に聞いていただけるワンランクアップした楽曲に仕上がったので、様々な方に届いたらいいなと思います。【詳細】GLIM SPANKY 新曲「形ないもの」配信日:2022年5月29日(日)
2022年06月01日ボーカル松尾レミさんのハスキーな声やオーセンティックなロックサウンドに、一瞬で心を刺される人が急増中のGLIM SPANKY。待望のニューアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』が完成した。しかも憧れていたLAでのレコーディングも実現。そもそも二人をアメリカへと向かわせたのはCDジャケットを撮影した「サルベーションマウンテン」という場所。「私の好きな古着屋やビンテージショップのサイトなどによく登場するヒッピー的な場所で、ずっと気になっていました。LAから灼熱の砂漠を4時間ぐらい走り、突然このカラフルな場所が出現するんです。厳しい環境の先にあるオアシス。人工的なものだけど、魂の叫びをすごく感じました。その気持ちをメッセージとして音楽にも込めたいという思いが高まり、LAでレコーディングしようと決めました」(松尾)アルバムタイトル通り《MAGIC》に出会った二人。すぐに、THE BLACK KEYSのアルバムで「グラミー賞最優秀ロックアルバム賞」を受賞したエンジニア、ケニー・タカハシにオファーし、レコーディングにはジャック・ホワイトのサポートドラマーなどが参加した。「レコーディングは豪快でしたね。当たり前ですが、アメリカ育ちで、オルタナティブやインディーズなロックのニュアンスがよく分かっている人たちなので、ナチュラルに弾いてるだけなんだけど、わぁ、ロックの音だ!とシビレました」(ギター・亀本寛貴)「タイトル曲と『TV Show』を録ったんですが、ビートも気持ち良かったし、乾いた感じのギターの音も耳にこびりついています。それはリスナーの方にも必ず伝わると思う。日本だったらきれいに消しちゃうノイズもあえて全部残したので、アメリカの空気感を生々しく録れたし、伝えたいメッセージにも迫力が出たと実感してます」(松尾)LAで録音した2曲を聴くと、若い彼らが百戦錬磨の有名ミュージシャンを相手に、引け目を感じることなく最高のコラボレーションを遂行したことが分かる。それもまた、気持ちいいのだ。「日ごろからひらめきや魔法を探し続けて生きているのですが、砂漠の先にあるオアシスからはじまった今回の素晴らしい経験は、私の人生にも重なる気がします」(松尾)4th Album『LOOKING FOR THE MAGIC』【初回限定盤CD+DVD】¥4,600リード曲「TV Show」など11曲を収録。日本武道館ライブの本編をほぼ収録した特典DVD付き。【通常盤CD】¥2,700(UNIVERSAL MUSIC)グリム・スパンキー松尾レミ(V&G)、亀本寛貴(G)によるロックユニット。今年は初の武道館ライブが大成功。3月から全国ツアー「LOOKING FOR THE MAGIC Tour 2019」を行う。※『anan』2018年12月5日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・北條尚子(by anan編集部)
2018年12月04日