シグマは6月19日、開放絞りF2を実現した大口径広角ズームレンズ「SIGMA 24-35mm F2 DG HSM」を発表した。発売日と価格はともに未定だ。マウントはシグマ用、キヤノン用、ニコン用を用意する。SIGMA 24-35mm F2 DG HSMは、ハイレベルな芸術的表現に向けた「Art」プロダクトラインに属する大口径広角ズームレンズ。35mmフルサイズをカバーするズームレンズとして、世界で初めて開放絞りF2を実現した(シグマ調べ)。焦点距離は24mmから35mmまでをカバー。シグマは、24mm F2と28mm F2、35mm F2の単焦点レンズ3本を一度に持ち歩くような感覚で使えるとしたうえで、特に24mmと35mmの焦点距離では、Artラインの単焦点レンズと同等の光学性能を発揮するとしている。大口径非球面レンズやFLDガラス1枚、SLDガラス7枚(うち2枚はSLD非球面レンズ)を採用した光学設計となっている。レンズパワー配置の最適化を行い、球面収差や軸上色収差、像面湾曲などを徹底的に補正した。フレアやゴーストの発生を低減するスーパーマルチレイヤーコートを採用し、逆光時でもコントラストの高い描写を実現する。AF面では、超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)を搭載することで、AF速度の高速化と静粛性を実現。フォーカスやズームにより全長の変化が起こらないインナーフォーカス・インナーズームを採用している。主な仕様(以下の数値はいずれもシグマ用のもの)は、レンズ構成が13群18枚、画角が84.1~63.4度、絞り羽根枚数が9枚(円形絞り)、最小絞りがF16、最短撮影距離が28cm、最大倍率が1:4.4、フィルターサイズがφ82mmとなっている。サイズは最大径φ87.6mm×全長122.7mm、重量は940g。なお、本製品は2013年1月に発表された「SIGMA USB DOCK」に対応。USB接続したパソコンを介して、レンズのファームウェアアップデートや合焦位置の調整などを行える。
2015年06月19日シチズン時計は6月10日、人気シリーズの「ATTESA」(アテッサ)から、エコ・ドライブGPS衛星電波時計の「F900」を3モデル、「F150」を3モデル発表した。発売予定は前者が10月下旬、後者が8月下旬。税別価格は170,000円~230,000円。F900とF150は、時刻情報のみなら最短3秒、位置情報を含めた場合は最短30秒でGPS電波を受信し、時刻やタイムゾーン、カレンダーを自動修正する。なお、今回のATTESAシリーズ「F900」とは別に、共通のムーブメントを採用した「エコ・ドライブ サテライトウエーブ F900」が2015年3月開催のBASELWORLD 2015で発表されている。○多機能クロノグラフ「F900」高速ツインコイルモーターを搭載し、針の動きを正回転・逆回転ともに高速化。例えば時差±1時間の時刻を修正するとき、2秒弱で完了する。ワールドタイム機能では、メインタイムとローカルタイム(6時位置インダイアル)、2つの時刻を簡単に入れ替え可能だ。ケース素材には、純チタニウムを研磨して表面加工技術「デュラテクト」を施した「スーパーチタニウム」を採用。軽量で肌に優しく錆びにくいほか、デュラテクト加工によって小キズや擦りキズが付きにくくなっている。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがブラックの「CC9015-54E」が200,000円、シルバーの「CC9010-66A」が190,000円、ブラックの「CC9017-59E」が230,000円。主な違いはデュラテクトDLC加工の有無。共通の仕様として、風防がサファイアガラス、ケースサイズが径43.5mm×厚さ13.1mm、パーペチュアルカレンダー、10気圧防水、パーフェックス(JIS1種耐磁・衝撃検知・針自動補正)など。○シンプル&スマートデザイン「F150」シンプルな機能と、装着感や視認性に注力したモデル。ケース素材にはスーパーチタニウムを採用し、ケースの厚みが12.5mmという薄さを実現した。全世界40エリアのタイムゾーンに対応したワールドタイム機能を備える。ラインナップと税別価格は、文字板カラーがブラックの「CC3010-51E」が170,000円、シルバーの「CC3010-51A」が170,000円、ブラックの「CC3015-57E」が190,000円。「CC3015-57E」は、ケースとバンドにデュラテクトDLC加工を施している。共通の仕様は、風防がサファイアガラス、ケースサイズが径43.5mm×厚さ12.5mm、パーペチュアルカレンダー、10気圧防水、パーフェックス(JIS1種耐磁・衝撃検知・針自動補正)など。
2015年06月15日玄人志向は19日、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニットの新モデルとして、700Wモデル「KRPW-GT700W/90+」と、600Wモデル「KRPW-GT600W/90+」を発表した。どちらも6月下旬の発売を予定する。店頭予想価格は、「KRPW-GT700W/90+」が税別12,980円前後、「KRPW-GT600W/90+」が11,980円前後。奥行き125mmのコンパクト筐体を採用した電源ユニット。3ピンのケースファン用電源端子を備え、電源と連動してファンをコントロールできる。ケーブルは取り回ししやすいプラグイン式をで、PCケース下部に電源を設置する場合も考慮して、長めのケーブルを採用する。「KRPW-GT700W/90+」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが18A、+12が58A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「KRPW-GT600W/90+」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが18A、+12が49A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。
2015年05月20日武井咲と綾野剛をW主演に迎え、2014年フジテレビ系10月期に実写ドラマ化され話題を集めた、小説家・森博嗣の傑作ミステリー小説「すべてがFになる」。このたび、10月よりフジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ”ほかにて「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」としてTVアニメ化されることが明らかになった。原作は、羽海野チカ、押井守ら多くのトップクリエーターたちにも多くのファンを持つ、シリーズ累計発行部数385万部を記録したベストセラー小説。本作は、スーパー理系頭脳をもつ“リケジョ”の女子大生と工学部建築学科の准教授の師弟コンビが、孤島の研究所で少女時代から完全に隔離された生活を送る天才プログラマーを訪ね、ウエディングドレスを纏い両手両足を切断された死体を発見し、この不可思議な密室殺人に挑むサイエンスミステリーとなっている。実写ドラマ版で武井さんが演じたのは、莫大な資産家の家に育った世間知らずながら、抜群の瞬発力と発想力を持ち、驚異的な計算能力を有する理系女子・西之園萌絵。綾野さんは、少し変わり者のクールな二枚目で、ズボラな性格だが、警察からも頼られるほどの天才的な分析力と考察力の持ち主・犀川創平を好演した。さらに“人類のうちで最も神に近い”と言われる天才プログラマー・真賀田四季を演じたのは、「ももいろクローバー」の元メンバー早見あかり。彼らメインキャラクターの声優はいまだ明らかとなっていない。武井さんや綾野さんが演じた役を誰がアニメ版で担当するのか、続報が待たれる。今回のTVアニメ化でキャラクター原案を手掛けるのは、「ソラニン」、「おやすみプンプン」などの大ヒット漫画で知られ、現在「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」をビックコミックスピリッツにて連載中の浅野いにお。アニメ放送に先駆け、浅野氏による犀川創平、西之園萌絵、そして「真賀田四季」の3人のメインキャラクターたちが描かれた、キービジュアルが公式サイトにて公開された。また、公式サイトでは本作のティザーPVが併せて解禁。実写ドラマ版「すべてがFになる」の音楽担当・川井憲次が、本PVやアニメ本編でも音楽を続投し、圧倒的な世界観の楽曲で再び「すべてがFになる」ワールドを盛り上げている。さらに、アニメ版の原作「すべてがFになる」と「四季」シリーズのコミカライズがそれぞれ「ARIA」、「ITAN」にて掲載決定。実写化に続き、アニメに漫画にますます加速する森博嗣ワールドに今後も目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2015年05月15日F5ネットワークスジャパンは5月12日、同社自身が提供するクラウドサービス「Silverline」において、第二弾として、SaaS型のウェブアプリケーション攻撃防御(WAF)「F5 Silverline Web Application Firewall (以下、F5 Silverline WAF)」ソリューションを発表した。同社は今年の2月、、クラウドサービスの第一弾として、DDoS攻撃対策のソリューション「F5 Silverline DDoS Protection」を発表。今回のF5 Silverline WAFはこれに続くもの。F5 Silverline WAFは、オンプレミス向けのアプライアンス製品「BIG-IP」のWAF機能「Application Security Manager(ASM)」を使用しており、レイヤ7攻撃(DDoS、SQLインジェクション、ゼロデイ攻撃、AJAXアプリケーション、JSONペイロード、OWASP Top Tenなど)から防御することができる。また、米国本社にあるSecurity Operation Center (SOC)専門スタッフを通じ、24時間体制でWAF運用管理サービスも提供する。ここでは24時間体制でセキュリティポリシーの構築、 コンフィグレーション、 およびポリシーチューニングを行う。F5ネットワークジャパン セキュリティソリューションアーキテクト 谷村透氏は、Silverline WAFの特徴について、「本日発表したサービスはF5の戦略的なサービスとなっており、クラウド上で加速するアプリケーションへの対応、運用に対する難しさに対応するためのもので、サブリクションモデルで提供する。クラウド型のWAFは、オンプレミスのBIG-IPで使われているASM(Application Security Manager)と同じエンジンが使われており、信頼おけるプラットフォームを使える点、F5が運用するエキスパートサービスが使える点、どこで利用する場合も1つのポリシーですべてをカバーできる点が大きな特徴だ」と述べた。また、ユーザー向けにカスタマーポータルを設け、脅威の可視化、秒間リクエスト状況などをユーザー自身が確認できるという。○「F5 LineRate Point Load Balancer」も発表また同社は、仮想環境で動作する(ベアメタルでも動作)ソフトウェア版のADC「F5 LineRate Point Load Balancer」(以下、F5 LineRate Point)も発表した。BIG-IPはミッションクリティカル領域とADCを必要とするアプリケーションをターゲットにしているが、LineRateは、ユーザー数が数十人程度のベーシックな負荷分散を必要とするアプリケーションをターゲットにしているという。F5ネットワークジャパン セールスエンジニア本部 本部長 ギド・フォスメア氏によれば、ローエンドのADC市場において 、OSSによる無料版を使う動き、IT部門ではなくユーザー部門でADCを買うという動き、1つのアプリケーションにADCが必要な場合の3つの変化があるという。同氏によればこれらの市場をカバーするのがSoftware Defined Datacenterで、同氏は「こちらの市場が今後大きくなっていくとい考えている」と述べた。F5 LineRate Pointはシンプルな負荷分散機能、アプリケーション・プロキシ、高可用性、SSL機能が提供され、月あるいは年単位のサブスクリプションモデルでの課金となる。また、JavaScript技術を採用した「Node.js」に対応した「LineRate Precision Load Balancer」も同時に提供を開始される。
2015年05月12日F-Secureはこの4月に、都内でパートナー企業向けのカンファレンスを開催した。F-Secureのチーフリサーチオフィサーであるミッコ・ヒッポネン氏が「セキュリティ脅威の最新状況」として、プライバシーの問題と、IoTでのセキュリティ脅威についてセミナーを行った。○フリーでオープンなインターネットには「セキュリティ」と「プライバシー」が欠かせないミッコ・ヒッポネン氏は、F-Secureの顔とも言えるリサーチャーだ。寡黙な人が多いとされるフィンランド企業(関連記事:"Freedome"で安全・安心な通信環境を - 簡単にVPNを利用できる新アプリを投入したF-Secure CEOインタビュー)の中で、派手なパフォーマンスを入れながら、わかりやすくセキュリティ脅威・プライバシー問題を語るエバンジェリストとして、TEDにも登壇している。そのミッコ・ヒッポネン氏が、F-Secure「パートナーカンファレンス2015」でセミナーを行った。まずミッコ・ヒッポネン氏は、1991年にF-Secureへ入社したころを振り返った。「21歳の青年としてF-Secureに入社当初、マルウェア分析の仕事して最初にもらったのが、5インチのフロッピーディスクだった。当時から様々なマルウェアがあったが、大きく状況が変わったのはインターネット、特にWebの登場によるものだった。ネット登場以前の犯罪は、自分の生活エリアだけの犯罪を心配すればよかったが、ネットにより距離がなくなり、世界中のどこからでも、誰に対しても被害を与えることができるようになった」(ヒッポネン氏)そんな中、フィンランドの企業としてF-Secureは生まれている。ロシア・アメリカ・中国といったネットを支配する大国から独立した国であることをミッコ・ヒッポネン氏は強調している。「フィンランドの法律はプライバシーに厳しいことで有名。加えて国連の汚職度ランキングでは、もっとも汚職が少ない国となっている。そしてフィンランド人は必ず約束を守る。セキュリティを預かる企業として、私たちはもっとも信頼できる企業だと自負している」またミッコ・ヒッポネン氏は、フリーとオープンなインターネットを子孫に繋げていくには「セキュリティ」と「プライバシー」が欠かせないものだと語った。「セキュリティでは、犯罪組織が敵。しかしながら、プライバシーの敵は合法に活動している企業だ。たとえばGoogle。Googleは、Gmail、Google Map、Youtubeを無料で提供している。しかし『There’s no such thing as a free lunch』、つまり、無料の昼食などないのだ」日本語なら「タダより高いものはない」ということだ。Googleは無料サービスを提供しながら、実際にはプライバシーの収集で大きく儲けていると指摘している。○Googleはユーザー1人あたり12ドルの売上ミッコ・ヒッポネン氏は、厳しくGoogleのビジネスを指摘する。Googleは自社のデータセンターに、四半期ごとに20億ドルもの投資を行っているが、これはサーバーメーカーとして世界第4位の規模だとのこと。サーバーを販売しているわけではないのに、自社のデータセンターのサーバーを作るだけで世界第4位になっている。「サーバーだけで世界第4位になるほど、極端に多い投資を行っているのに、ユーザーはGoogleに対してお金を払っていない。Googleの1年間の売上げは120億ドルもある。ユーザーが10億人だと仮定すると、1人あたり12ドルになるが、実際には誰もお金を払っていないのだ。では、Googleはどうやって、収益を上げているのか。それは『プロファイリング』だ。ユーザーのプライバシーを分析し、その分析データを広告に使うことで1人12ドルの収益を上げている。私は無料であってもGoogleにプロファイリングされたくない。私が12ドル払ってでも、自分のプライバシーを守りたいと思う」と激しくGoogleのプライバシー収集について批判した。またミッコ・ヒッポネン氏は、FacebookやTwitterでも、同様にプライバシーを侵害し、個人情報からユーザー像を分析していることでサービスが行われていると指摘した。加えて無料のスマートフォンアプリについても危険性を訴えた。「スマートフォンアプリを無料だと思っているが、実際にはあなたのプライバシーを集め、プロファイリングし、広告に利用することで儲けている。利用許諾にOKを押しているから構わないと言うかも知れないが、実際には誰も読んでいない。ブラウザのある拡張プログラムを分析したところ、110万人が使っていたが、利用許諾を最後まできちんと開いたのはたったの146人だった。利用許諾を誰もが読んでいないのが実態だ」これらのプライバシーの問題に対し、独特のアプローチでプライバシー侵害を防止するのが、F-Secureの「FREEDOME(フリーダム)」という製品だ。スマートフォンやタブレットからの通信を、すべてエフセキュアのVPNを通して行うことで、追跡やプロファイリングを防ぐ。Wi-Fiでの通信を守る、クッキーを無効にする、仮想ロケーションで位置情報を隠すなどの手法によるプライバシーを守るサービスとなっている。この「FREEDOME」の企業向けサービス「FREEDOME FOR BUSINESS」が、新たに発表された。企業向けに機密情報を守るツールとして販売していくとのことだ。プライバシー保護だけでなく、ウイルスチェック、フィッシングサイトのブロック、匿名通信などの機能を提供する。○スマートテレビを狙う詐欺がポーランドで登場次にミッコ・ヒッポネン氏は、最新のセキュリティ脅威について解説した。まずヨーロッパで増えているランサムウェア(ファイルを暗号化して脅迫する身代金型ソフト)について、ビットコインが大きな役割を果たしていると指摘した。「『CTB-Locker』というランサムウェアでは、企業でもファイルが暗号化されてしまう被害が出ている。バックアップを取っていなかったため、脅迫に屈してお金を支払わざるをえない場合もあったと聞いている。ランサムウェアの多くは、ビットコインでの支払いを求められる。犯人が追跡やプロファイリングされることを防ぐためだ。ビットコインそのものは悪いものではないが、犯罪者はビットコインを好む。現金同様にビットコインは匿名性が高いからだ」次にIoTでのセキュリティ脅威の例を取り上げた。昨年10月にポーランドでスマートテレビでのマルウェアがみつかっている。「IoTを狙うマルウェアは、すでに登場している。ポーランドで発見されたもので、LGのスマートテレビで『テレビ税(架空)を支払え』と脅迫する画面が出るものだ」このマルウェアはブラウザのホーム画面を書き換える単純なものだったが、逆に言えば、Web表示ができるIoTであれば、どれでもターゲットに成り得る。ミッコ・ヒッポネン氏はスマートカーでのマルウェア犯罪についても解説した。「スマートカーの犯罪というと、メディアは勝手にクルマが動くなど遠隔操作の想定をする。しかし犯罪者はそんなことはしない。お金にならないからだ。実際に起きるのは、クラッキングでキーを解除してクルマを盗む、エンジンをかけたらランサムウェアで警告表示を出して脅すといった手口だろう」ミッコ・ヒッポネン氏は、今後のセキュリティ脅威として、国家によるサイバー攻撃も問題だと話し、「F-Secureではロシア政府が作ったと思われるマルウェアを3件発見している。スパイ行為のためのマルウェアで、ターゲットはウクライナだった。現実の紛争が、オンラインでも戦争となっている」と、政府によるマルウェアの実例を紹介している。ロシア以外では中国の人民解放軍による「Medre(メドレ)」というマルウェアを取り上げた。AutoCADの3D図面を狙うもので、図面ファイルそのものに感染し、中国にあるサーバーに送るマルウェアだった。AutoCADによる製図データを盗み取るスパイ行為だと考えられている。「中国は最近のGithubへの攻撃でも関与が疑われている。Githubに対するDDoS攻撃が行われたが、これは中国のグレートウォールに入り込んだJava Scriptによるものだと分析されている。Githubに対して大量のトラフィックを流して攻撃されたが、中国政府がGithubをイジメているようなものではないかと考えている」また、日本に関係した話では、東京オリンピックでのセキュリティ対策について、「東京オリンピックのチケット販売のフィッシングサイトや、大規模なDDoS攻撃が起きる可能性がある。混乱を起こして開催国に恥をかかせるためにサイバー攻撃することも考えられる」として、2020年の東京オリンピックでは、サイバー攻撃に対する備えが重要だと語った。F-Secureはビジネス向けのソリューションを強化していくとともに、パートナー企業と協力し、個人向けの販売も行っていく。ミッコ・ヒッポネン氏は「歴史のあるセキュリティ企業としての信頼が、F-Secureの最大の強みだ。日本でもセキュリティ対策のお手伝いをしていきたい」とまとめた。
2015年04月23日ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の単焦点レンズ「FE 28mm F2」(SEL28F20)と、専用コンバーター2モデルを発表した。「FE 28mm F2」の発売は4月17日で希望小売価格は65,000円(税別)。○FE 28mm F2「FE 28mm F2」は焦点距離28mmの広角単焦点レンズ。フルサイズ対応のFEレンズで、9枚羽根の円形絞りを採用。高度非球面AAレンズ 1枚を含む非球面レンズ / EDガラス / マルチコートにより、美しいボケ味とシャープな描写を提供する。本体もコンパクトなため、日常のスナップ撮影にも最適だ。主な仕様は、焦点距離が28mm、レンズ構成が8群9枚、開放絞りがF2、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率がAF時:0.13倍、MF時:0.16倍。画角は35mm判で75度、APS-Cで54度。最短撮影距離はAF時で0.29m、MF時で0.25m。フィルター径は49mm。本体サイズは最大径が64mm、長さが60mm、重量は約200g。花形バヨネット式のレンズフードが付属する。また、専用コンバーターを自動検知するセンサーを搭載。コンバーターを装着した際は、その状態のレンズ情報がExifに記録される。○SEL075UWC「SEL075UWC」はFE 28mm F2専用のウルトラワイドコンバーター。4月17日に発売し、希望小売価格は38,000円(税別)。倍率は0.75倍で、これをFE 28mm F2に装着すると21mmの焦点距離で撮影できる。装着時のレンズの開放F値はF2.8となる。主な仕様は、レンズ構成が4群4枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、最大撮影倍率がAF時:0.15倍、MF時:0.2倍、画角が35mm判で92度、APS-Cで68度、最短撮影距離がAF時で0.24m、MF時で0.2m。本体サイズは最大径が72mm、長さが51mm、重量は約267g。フードは花形固定式。○SEL057FEC「SEL057FEC」はFE 28mm F2専用のフィッシュアイコンバーター。5月22日に発売し、希望小売価格は45,000円(税別)。倍率は0.57倍で、これをFE 28mm F2に装着すると16mmの焦点距離で撮影できる。開放F値はF3.5となる。主な仕様は、レンズ構成が4群5枚、開放絞りがF3.5、最小絞りがF22、最大撮影倍率が0.14倍、画角が35mm判で180度、APS-Cで105度、最短撮影距離が0.22m。本体サイズは最大径が89mm、長さが58.5mm、重量は約418g。フードは花形固定式。
2015年04月06日フィンランドのセキュリティ企業・F-Secure(エフセキュア)のCEO・クリスチャン・フレデリクソン氏が来日した。F-Secureは日本でどんな展開をするのか、またスマートフォン時代のセキュリティの在り方とは。インタビューレポートをお伝えする。○「フィンランド気質」は日本にそっくり?F-Secureは、フィンランドのセキュリティ企業として、ヨーロッパでは高いシェアがある。しかし日本ではなじみが薄く、ユーザーは多くないのが現状だ。来日したF-Secure社のCEO・クリスチャン・フレデリクソン氏に、そもそもF-Secure社はどんな企業なのか話を聞いた。フレデリクソン氏「設立して26年、セキュリティ専門の企業としては、歴史ある企業と言っていいだろう。強固なセキュリティと、高度な技術のソフトウェアを提供しており、AV-TESTなどの第三者機関のテストでNo.1を続けている。ただ正直に言って、マーケティングやブランドの構築は得意ではない(笑)。いわゆる『フィンランド気質』の典型なのかもしれない」筆者「『フィンランド気質』とは何ですか?」フレデリクソン氏「一言でまとめるなら『寡黙』だろう。勤勉、実直、スキルも高いが、マーケティングや自己主張はうまくできないことが多い」筆者「ちょっと日本人に近い気がします」フレデリクソン氏「私もそう思う。前職から何度も日本に来ており、日本人の友人が多いのだが、フィンランド気質と共通するものを感じている。勤勉だけど自己主張がうまくないという点で(笑)。友人の作り方も、フィンランドと日本は共通するものがある。すぐには仲良くならないが、心が通じ合うと一生の友達になる。これはセキュリティにも通じる話だ。新たな高度な脅威が次々と襲ってくる時代において、何を信じていいのか、誰を信じればいいのかわからない人が多いと思う。F-Secureはフィンランド気質のいいところ、つまり技術が高くて実直なこと、個人情報を大切にすることを誇りに思っている。信じることができるソフトウェアを提供することがF-Secureの使命だ」○個人ユーザー向けはパートナー企業との連携を視野に筆者「日本の一般ユーザーはセキュリティに対する意識があまり高くない状況です。F-Secureとしては、この日本市場にどう取り組むつもりでしょうか?」フレデリクソン氏「PCはそこそこ対策ができているが、スマートフォンなどのモバイルデバイスへの意識が低い。スマートフォン普及初期の頃に比べて、攻撃は複雑化してきている。たとえばオンラインバンキングではスマートフォンの二段階認証が狙われている。このようなモバイルでの深刻な状況にまだ気づいてない人が多い」筆者「日本では企業向けと一般ユーザー向け、どちらを重視する形でしょうか」フレデリクソン氏「どちらも取り組む。企業向けにはF-Secureのエンタープライズ製品・サービスで、APT攻撃(標的型攻撃)の防御、マルウェアからの保護、スキャンニング、事後のフォレンジックなどにあたる。我々のハードコアな技術が生きるジャンルだ。また一般ユーザー向けはパートナー企業と共に、ホームセキュリティと個人情報保護の製品を提供する。アプリストアでの一般ユーザー向け直接販売にも取り組んでいる。」筆者「企業向けの製品の柱は?」フレデリクソン氏「『ProtectionService for Business』を中心に展開していく。エンドポイント=端末、ネットワーク=クラウド、フォレンジックの3つをカバーする製品で、社内でも社外でも安全に利用できる。我々のラボによるクラウド監視システムでは、平均して1日に30万のマルウェアの亜種を検知し、50億のリクエストを受けてチェックを行っている。今現在わかっているものをブロックするだけでなく、未知のマルウェア・攻撃を防ぐ製品だ。」筆者「一般ユーザー向け製品ではどんなことを?」フレデリクソン氏「簡単さ・シンプルさを目指す。私たちセキュリティ関係者は、あまりに多くの技術的な話をしてしまい、物事を複雑化する傾向があると思う。今後の製品では複雑さをなくし、考える必要なしに自宅であろうと会社であろうと、簡単に使えるセキュリティ製品を提供していきたい。その1つが、スマートフォンでセキュリティと個人情報保護を行う『Freedome』だ」○スマートフォンアプリ「Freedome」とは筆者「『Freedome』はモバイル向け個人情報保護製品と聞いていますが、どんな製品ですか?」フレデリクソン氏「VPNテクノロジーを使った、今までにない新しいプライバシー保護・セキュリティ製品だ。AndroidとiOS向けのアプリを通じて暗号化し、すべての通信をF-Secureのサーバーを経由させることにより、匿名性と追跡ブロック、Wi-Fiセキュリティ、安全なブラウジング、仮想ロケーションを提供する。」筆者「日本ではオリンピックに向けて、公衆Wi-Fiのセキュリティが問題になっています。Wi-Fi利用でも、メールも含めてすべて暗号化される?」フレデリクソン氏「その通りだ。公衆Wi-Fiでのセキュリティは大きな問題で、我が社ではロンドンで実験を行った。電気屋で誰もが入手できる200ユーロのWi-Fiルーターを購入し、コーヒーショップ・会議場などで既存のWi-Fiに似た適当な名前で設置してみた。すると100人以上がそのWi-Fiルーターにアクセスし、公衆Wi-Fiの契約を行ってしまった。契約条項が適当であっても、ほとんどの人がそれを読まずに契約してしまうのだ。トラフィックはすべて見えてしまうし、メールも読まれてしまう、パスワードが抜かれる危険性があるにも関わらず、安易にWi-Fiに接続してしまうユーザーが多い」筆者「Wi-Fiでのデータ傍受はそれほど簡単なのか?」フレデリクソン氏「Googleで検索すると『2分でWi-Fi盗聴を行う方法』といった情報が出回っている。特別な技術を必要としない簡単な方法だ。こういったWi-Fiでの傍受を防ぐには、通信の暗号化が必要。F-Secureの『Freedome』を動かしていれば、意識せずに暗号化することが可能だ。正確に言うと、『Freedome』でもトラフィックがあることはわかるが、通信の内容自体は暗号化されているので傍受ができなくなる。」筆者「『Freedome』の追跡ブロックとは?」フレデリクソン氏「Webサイトのクッキーを防止する。クッキーによる追跡・トラッキングを阻止するものだ。あるチケット販売サイトでは、クッキーでのトラッキングによって価格を変えるといったことも行われている。たとえば初めて見た時はエアラインのチケットが300ドルだったのに、2回めに見た時には450ドルに値上げされているといった手口だ。2回めに見るユーザーには買う意志があるとみなしているためだろう。これも『Freedome』なら阻止できる。合わせてジオタグ変更による仮想ロケーションも提供する。今は日本にいるわけだが、フィンランドからのアクセスに見せかけることが可能だ。これによってフィンランドでしか見れないサービス・サイトを出張の時でも見ることができる」筆者「プライバシー保護を徹底するスマートフォン向け製品ですね?」フレデリクソン氏「単にデバイスを守るのではなく、ユーザーのプライバシー全体を守る製品だ。今までのセキュリティ製品とは異なる、モバイル時代の新しい形のセキュリティ製品として普及を目指していく。キーワードは『Switch on FREEDOM for yourself』。人も企業も、インターネットを安全に自由に使えるようにしましょう、ということだ」どちらかと言うと企業向けのセキュリティ製品という印象の強いF-Secureだが、『Freedom』などのモバイル製品では一般ユーザー向けを強く意識していくようだ。日本国内ではキャリアなどのパートナー企業との連携がメインになるようだが、今後の動向に注目していきたい。
2015年03月22日脂肪と糖にダブルではたらくWトクホコカ・コーラシステムは、1本で2つの働きをもつ清涼飲料水の特定保健用食品“Wトクホ飲料”として日本で初めて許可されたブレンド茶「からだすこやか茶W(ダブル)」の1.05リットルPETボトルを2015年4月13日(月)から新ラインナップとして発売する。「からだすこやか茶W」は、毎日の食事で必要以上に摂ってしまいがちな“脂肪”と“糖”に着目した日本初の「脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする」Wトクホ飲料だ。特に脂肪と糖を中心とした寿司、スパゲティやラーメンなどの麺類、丼物など普段のあらゆる食事に合うよう、ほうじ茶・烏龍茶・紅茶をブレンドしたすっきりした美味しさが特徴。【からだすこやか茶W製品概要】・製品名:からだすこやか茶W・品名:清涼飲料水・原材料名:食物繊維(難消化デキストリン)、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶、ビタミンC・栄養成分表示(1回350ml当たり):エネルギー0kcal たんぱく質0g 脂質0g 糖質0g 食物繊維5g ナトリウム40mg カフェイン47mg・メーカー希望小売価格:348円(消費税抜き)(ニュースリリースより引用)初年で2倍以上の年間販売目標2倍以上を達成「からだすこやか茶W」は、2014年4月7日の発売以来、初めてのトクホ飲料となる新規ユーザーが4割を占め、一般のトクホ飲料と比べて女性ユーザーの比率が高い傾向にある製品ということがインテージMBI調べにより分かっている。今後も、毎日の食事と一緒に、家庭でも、職場でも気軽に食事シーンに合わせて飲用できるよう、よりすこやかな生活に向け1.05リットルPETを導入し幅広いニーズに対して提案する。(画像はニュースリリースより)【参考】・日本コカ・コーラ株式会社ニュースリリース
2015年03月17日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の3月9日、ターキッシュ エアラインズが貨物専用機A330-200Fを4機追加発注したことを発表した。A330-200Fは子会社であるターキッシュ カーゴによって運航され、貨物市場における同社のシェア拡大に貢献する。ターキッシュ エアラインズは現在5機のA330-200Fを運航させており、追加発注した4機とともに成長する貨物市場の需要に対応する。ターキッシュ エアラインズは現在合計で139機のエアバス機を運航させており、エアバスにとってはトルコ最大の顧客。保有機の内訳は、エアバス単通路型ファミリーが91機、A310貨物機が2機、A330-200が17機、A330-300が18機、 A330-200Fが5機、A340が6機となっている。A330-200Fはペイロード65tから70tを運び、4,000海里を飛行することができる。ユニットコストがより大型の貨物機と同等レベルで、新規路線開拓や路線の拡充にリスクを最小限に抑えながら運用できる中型貨物専用機となっている。
2015年03月10日3月5日、六本木・CoLoR TOKYO NIGHT CAFEにて、雑誌『GOLD』『LEON』各編集部協力のもと、「The eve of F1 エキサイティングナイト」がおこなわれました。これは現在開催中の「The F1展~華麗なるフォーミュラ・ワンの世界~」のオープニング記念イベントです。ゲストとして、ファッションモデル・タレントの平子理沙さん、モデルの相沢沙世さん、生方ななえさん、パンツェッタ・ジローラモさんが登場しました。イベントは、『GOLD』の内山編集長と『LEON』の前田編集長による乾杯からスタート。F1優勝者が表彰台でおこなうシャンパンファイトに使われるF1公式シャンパン「MUMM」が特別に提供されました。そして、実はデビューがF1リポーターという平子さんとジローラモさん、そして前田編集長が「F1スペシャルトークショー」を繰り広げました。平子さんが91年のブラジルグランプリの思い出について語ると、前田編集長がそれを受けてマニアックな話をするなど、F1への熱い想いを披露。何度も観戦の経験があるジローラモさんも交え、間近に迫った開幕に対する期待感溢れるトークでした。続いておこなわれたのは、女性誌『GOLD』のモデルの相沢さん、生方さんによる、「F1モナコ・グランプリ観戦ファッション」をテーマとした「F1ファッションスペシャルステージ」。内山編集長によるスタイリングで、相沢さんはモナコ・グランプリ観戦スタイルのラグジュアリーな白いワンピース姿で、生方さんはシンガポール・グランプリ観戦スタイルのピンクのギンガムチェックのパンツスタイルで登場しました。世界中でおこなわれるF1グランプリだけに、各国に合ったスタイルで観戦するのも、女性らしいF1の楽しみ方かもしれません。さらに、90年代に一世を風靡したDJ OSSHYによるディスコタイムがスタート。F1が最も盛り上がっていた90年代を彷彿とさせる音楽で、会場全体が盛り上がりました。F1は、今年、新たにHondaがチャレンジすることもあり、ブームの再来が予想されます。「The F1展」に足を運んで、ブームに先駆けてF1についてチェックしておくとよさそうです。「The F1展」は、西武池袋本店、西武渋谷店、そごう横浜店で開催中(会期は3月4日~15日まで※横浜店は9日まで)です。それぞれテーマが異なっており、西武池袋本店では「学ぶ」をテーマに、1964年日本の自動車メーカーとして初めてF1に参戦したHondaの歴史を、写真やレーシングスーツなど貴重なF1アイテムで振り返ります。西武渋谷店は「感じる」がテーマ。F1マシンの軌跡を光で再現し、床と壁を縦横無尽に駆け巡る光のインスタレーション(装置)で、時速300kmでサーキットを疾走するF1マシンのスピードを体感できます。「遊ぶ」をテーマにしたそごう横浜店では、2008年にサーキットで活躍したRA108のコックピットに乗って写真を撮れるイベント(小学生以下限定)のほか、1/32スケールのF1マシンを自らコントローラーを操作してコースを走らせることのでこるスロットカーレースなど、子ども楽しめるコンテンツが多数用意されています。2015年F1グランプリの開幕は、3月13日です。今年はモータースポーツの最高峰であるF1から目が離せなくなりそうです。・Honda 公式サイト
2015年03月06日F5ネットワークスは2月25日、同社のプライベートイベント「F5 Agility Tokyo 2015」を東京都内のホテルで開催した。このイベントでは、同社およびパートナー各社のソリューション展示が実施されたほか、モバイル・クラウド時代に必要な3つのテーマとして「SDN」「クラウド/コア」「セキュリティ」を掲げ、これらに関連したセッションが開催された。SDNについては、「エコシステムで実現する F5のHybrid Cloud 戦略」と題して、F5ネットワークスジャパン パートナー営業本部 ビジネスディベロップメントマネージャ 兼松大地氏によるセッションが開催された。ここでは、F5およびパートナー・エコシステムを活用した、Hybrid Cloudソリューションが紹介された。兼松氏はセッションの冒頭、「ITリーダーの多くは、今後アプリケーションをクラウドに移行しようとしている。クラウドのメリットは利便性で、すぐにほしい機能が手に入ることと、コストパフォーマンスが高いことだ。また、スケールアップ/ダウンが自由に行えるので、突発的なワークロードにも対応できる」と、パブリッククラウドのメリットを挙げた。一方、情報の厳重管理が必要な点、基幹システムの移行方法、何でも動くわけではない(クラウド向けのライセンスが用意されていない)という課題も示した。プライベートクラウド(オンプレミス)については、ユーザーに最適化できるというメリットがあるが、初期コストがかかるというデメリットがある指摘。そのため、ユーザーはどちらにを利用すれば良いのか悩むことになると説明した。同氏はこれに対して、「どちらか一方に寄せることは難しい。アプリケーションの性質によって使い分けることが必要だ」と回答。ハイブリッドクラウド環境を構築することがポイントだと強調した。しかし、ハイブリッドクラウドにも、「アプリケーションの配置」、「クラウド・バースティングへの対応」、「SDN環境におけるL4-7の自動化」、「認証」、「セキュリティ」など、悩みがあるという。同氏はこれに対して、同社のパートナーがこれらに対応したソリューションを提供しているので、それらを利用するのがよいとアドバイスした。具体的には、「クラウド・バースティングへの対応」(コンピュータリソースがひっ迫したときに、処理をクラウドに逃がしバランスを取る方法)では、AWSを利用した「BIG-IP on AWS」、「アプリケーションの配置」では、Microsoft AzureにIPsecトンネルを利用して接続する方法、「SDN環境におけるL4-7の自動化」では、Cisco ACIとの連携やHyper-Vネットワーク仮想化ゲートウェイを紹介。認証では F5 BIG-IPによるSAML連携を、DRサイト構築ではvVloud Airを利用した方法を紹介した。
2015年02月27日F5ネットワークスは2月25日、イタリア・ミラノにおける「Cisco Live」で、クラウド環境向けアプリケーション配信の管理ソリューションである「F5 BIG-IQ」の新バージョンを発表した。新バージョンでは、アプリケーション・デリバリの集中管理とロールベース・アクセス制御(RBAC)を採用。これにより、ネットワーク・オペレーション・センターとDevOpsチームとの間のより密接な連携が可能になるという。また、運用を簡素化できると同時に効率性を改善し、ネットワーク・チームが個々のアプリケーション・デリバリ・ポリシーを策定する必要が無くなり、柔軟なアクセス制御の維持が可能とのことだ。アプリケーション・デリバリ・サービスの管理では、ソフトウエア定義によるオーケストレーションを通じ、ネットワーク全体のアプリケーション・デリバリ機能をロールベースで集中管理し機動性を向上した。クラウドでのアプリケーション・デリバリのオーケストレーションでは、サードパーティが提供するさまざまなオーケストレータとの連携が可能であり、利用環境に縛られない柔軟なBIG-IPの管理を実現するという。また、1つのウィンドウ上で複数のBIG-IPデバイスの一括管理を可能とし、セキュリティ・ポリシーの導入・管理・運営の集中化によりファイアウォール・ポリシーの管理を簡素化、簡素化したコンフィギュレーションと複数のデバイスの管理を不要にしたことで安全な変更管理を実現するとしている。新バージョンへのアップデートは、シスコが提唱するACI(Application Centric Infrastructure)のポリシー・コントローラーであるAPIC(Cisco Application Policy Infrastructure Controller)を通じて実行可能。従来のアーキテクチャおよびSDN環境の双方における物理および仮想プラットフォームのオーケストレーションにより、アプリケーション・サービスを初めて扱うネットワーク・エンジニアのラーニングパスを短縮できるという。またレイヤ4-7(L4-7)ファブリック全体にポリシー・ドリブン型アプリケーション・サービスを導入する際、同社製品ではセキュリティや可用性、パフォーマンスを保ちつつ、大幅なコスト削減を可能だとしている。ACIと、プログラム可能なSDNおよびF5 Synthesisアーキテクチャの中核となるBIG-IQソリューションの統合により、シスコのACI環境下でL4-7マルチテナントを実現できるとのこと。
2015年02月26日パナソニックは2月23日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」と「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」を海外発表した。日本での発売については明らかになっていない。○LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が約60mmとなるマクロレンズ。ステッピングモーターの採用によって、高速かつ静粛なAFが可能となった。LUMIX Gシリーズとの組み合わせにおいては、240fpsの合焦検知スピードに対応する。主な仕様は、焦点距離が30mm(35mm判換算で60mmの画角に相当)、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が40度、最短撮影距離が0.105m、最大撮影倍率が1倍(35mm判換算で2倍)。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載。フィルター径は46mm、本体サイズは最大径が58.8mm、全長が63.5mm、重量は180g。レンズキャップ、レンズリアキャップ、収納用ケースが付属する。○LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が約85mmとなる中望遠のポートレートレンズ。速くて小さい動きだけでなく、ゆっくりで大きな動きも補正する光学手ブレ補正機構「POWER O.I.S.」を採用している。AFシステムについてはLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.と同様だ。主な仕様は、焦点距離が42.5mm(35mm判換算で85mmの画角に相当)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が29度、最短撮影距離が0.31m、最大撮影倍率が0.2倍(35mm判換算で0.4倍)。フィルター径は37mm、本体サイズは最大径が55mm、全長が50mm、重量は130g。レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフード、デコレーションリング、収納用ケースが付属する。カラーはブラックとシルバー。
2015年02月24日キーサイト・テクノロジーは2月6日、1/f雑音測定システムの第4世代品「E4727A 1/fノイズ・RTN測定システム」を発売した。1/f雑音やランダムテレグラフ雑音(RTN:Random Telegraph Noise)などの、低い周波数で支配的になる雑音の大きさを測定するシステムである。1/f雑音は、周波数(f)にほぼ反比例してエネルギー密度が増加する雑音を指す。電子機器や電子回路ユニット、半導体集積回路、半導体素子、抵抗器などはすべて、1/f雑音を発生する。そもそもは真空管の電流雑音として1/f雑音は見つかった。このため1/f雑音の歴史は非常に長い。最近では低雑音MOS FETやCMOSイメージセンサ、低雑音アンプ、パワーデバイスなどで問題となっている。ランダムテレグラフ雑音(RTN)は主にMOS FETのチャンネル領域で発生する。半導体製造技術の微細化によって近年、注目を集めるようになった。電流が2つの値を行き来する、あるいはしきい電圧が2つの値を行き来するという、離散的な変動を伴う雑音である。キーサイトは15年以上も前から、1/f雑音やRTNなどの低周波雑音を測定するシステムを開発、市販してきた。100Hz以下の低い周波数領域で雑音のような微小な信号を測定することは、容易ではない。測定システムの構成は複雑で大掛かりになりがちである。従来品である第3世代の「E4725A」では、1.6mもの高さがあるラックマウントシステムや測定治具などで低周波雑音の測定システムを構成していた。第4世代品の「E4727A」では測定システムを大幅に小型化するとともに、測定性能を格段に向上させた。測定システムは作業机の上に構築できる。そして測定周波数範囲とバイアス電圧範囲を大きく拡大した。測定の下限となる周波数は0.03Hzである。従来品の下限は1Hzだった。最近ではデジタルカメラの手ブレ補正用センサーで1Hz未満の周波数領域を測定する需要があることなどに応えた。バイアス電圧は最大で200Vである。従来品は最大50Vだった。最近では自動車のエレクトロニクス化などで高耐圧パワーデバイスを測定する需要が高まっていることに応えた。そして測定限界を大きく左右する、測定システム自体の雑音を大きく下げた。雑音フロアは-183dBV2/Hzである。従来品の雑音フロアは-177dBV2/Hzだった。新製品(E4727A)のコーナー周波数は20Hzである。従来品のコーナー周波数は10kHzだった。雑音フロアとコーナー周波数が下がったことで、従来は測定が難しかった、抵抗器の低周波雑音特性を測定できるようになったという。さらに、これがたぶん最も重要なのだが、新製品では測定時間を大幅に短縮した。新製品の測定時間は、下限が1Hzのときに約40秒である。従来品の測定時間は、下限が1Hzのときに約2分(約120秒)。およそ3分の1に短くなった。例えば、シリコンウェハに作り込まれた数多くのダイの低周波雑音特性を測定する場合、検査コストを大きく削減することを期待できる。測定システムの構成では、入力端子用モジュール、出力端子用モジュール、基板バイアス用モジュールを新たに開発し、被測定デバイスの近傍に配置できるようにした。各モジュールと半導体デバイス・アナライザの間はケルビン三重同軸(トライアキシャル)ケーブルで接続してあるので、環境雑音の影響を受けない。さらにはモジュールを被測定デバイスの近傍に置くことで、被測定デバイスとモジュールを接続するケーブルを短くし、環境雑音の影響を抑えた。またモジュール本体は三重の電磁シールドが施されており、環境雑音の影響を受けない。そして各モジュールの底部には磁石が組み込まれており、レバーの操作によって磁石の効果をオン/オフできる。作業机の表面が鉄製の場合には磁石を効かせることで、モジュールの機械的振動やガタつきなどを抑えられる。「E4727A」の価格(税抜き)は約2,500万円から。納期は約3週間からである。
2015年02月09日アスクは23日、Thermaltake製電源ユニットの新モデルとして、80PLUS BRONZE認証を取得した「TR2 Bronze」シリーズを発表した。450W / 500W / 600Wのモデルを用意。24日に発売し、店頭予想価格(税別)は、450Wが5,800円前後、500Wが7,400円前後、600Wが8,000円前後。奥行き140mmのコンパクトな筐体で、本体に120mmの冷却ファンを備える。回転数は最大1,500rpmだが、負荷に応じて回転数を制御する。ケーブル管理に優れた長めのケーブルを備え、小型ケースだけでなくフルタワーケースにも対応する。450Wモデル「TR2/450W」の各DC出力は+3.3Vが16A、+5Vが15A、+12が34A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。500Wモデル「TR2/500W」の各DC出力は+3.3Vが18A、+5Vが16A、+12が38A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。600Wモデル「TR2/600W」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12が46A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2015年01月23日NTTドコモは、「Xperia Z2 Tablet SO-05F」のソフトウェアアップデートを26日10時に行う。これにより、高音質通話が可能な技術「VoLTE」に対応する。VoLTEはLTE回線上で音声通話を実現する技術。従来の音声通話に比べて、高音質通話で、高精細かつ高音質なビデオコールも行えることなどが特徴。ただし、同一キャリアのVoLTE端末同士でなければ、VoLTEのメリットを享受できないといった制限がある。ドコモでは昨年6月24日に同サービスを開始。サービス開始当初は対応端末が数機種に限られていたが、次第に増え、今回のソフト更新で全13機種となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月23日2015年4月18日より全国公開されるアニメーション映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の劇中バトルソングに、4人組ロックバンド・マキシマム ザ ホルモンの楽曲「F」が起用されることが5日、明らかになった。激しいラウドロックサウンドでカルト的人気を誇り、昨年10月にはアメリカで行われた米ヘヴィメタルバンド・スリップノット主催の「KNOTFESTUSA」への出演とともに、ニューヨークの単独公演で大成功をおさめたマキシマム ザ ホルモン。「F」は、2008年に発売された同バンドの8thシングル『爪爪爪/「F」』に収録された楽曲で、ボーカル/ギター(歌と6弦と弟)のマキシマムザ亮君は「『ドラゴンボール』を読んでこの楽曲が生まれた」と語っており、メンバー4人全員が『ドラゴンボール』のファンであることを公言している。原作者の鳥山明氏は、今回のマキシマム ザ ホルモンの起用について「今回、フリーザが復活します!『F』はフリーザのFです。これは、映画の次回作の話をあれこれ悩んでいた頃、友人を通じて知り合ったマキシマム ザ ホルモンの『F』という曲を聴いてひらめいたアイデアです」と語っており、同楽曲からフリーザ復活のアイデアが生まれたという。また「『F』はフリーザのことを、えげつなくもカッコよく歌った曲です。もちろん、ただ復活しただけじゃないので、すさまじい対戦をどうぞお楽しみに!」と本作のバトルシーンを見どころに挙げている。『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2013年3月に劇場公開された『ドラゴンボールZ 神と神』の続編で、フリーザを復活させるためにドラゴンボールを狙って地球にやってきた1,000人のフリーザ軍と戦う孫悟空らZ戦士たちの激烈なバトルが描かれる。原作、脚本、キャラクターデザインは、原作者の鳥山氏がすべて担当。監督は、『ドラゴンボールZ 神と神』でアニメーションキャラクター設計、総作画監督、絵コンテ、原画を、人気ゲーム『クロノ・トリガー』でアニメーションキャラクターデザイン、作画監督を担当した山室直儀氏が務めている。(C)バードスタジオ/集英社(C)「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会
2015年01月05日CFD販売は9日、GIGABYTE製マザーボードの新モデルとして、チップセットにAMD A68Hを搭載した「GA-F2A68HM-DS2」を発表した。12月上旬~中旬の出荷を予定し、店頭予想価格は税別6,980円。AMD A68Hはエントリー向け最新チップセットで、USB 3.0やSATA6Gbpsのサポートが特徴となっている。「GA-F2A68HM-DS2」は、GIGABYTE独自の品質基準である「Ultra Durable 4 Plus」に準拠。湿度や熱、静電気、突然の電断から基板を保護し、低発熱で効率的な運用を考慮したコンポーネントを採用する。また、同社独自の「DUAL UEFI」を搭載し、メインUEFIが故障してシステムが起動しなくなった場合でも、自動的にバックアップUEFIが動作してシステムを復旧する。このほか、ニチコン製オーディオコンデンサの搭載や、アナログ回路とデジタル回路を分けて電磁妨害(EMI)を防止するオーディオ向けの設計を採用する。
2014年12月09日ディラックは8日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、80PLUS BRONZE認証の600Wモデル「SST-ST60F-PB」と、700Wモデル「SST-ST70F-PB」を発表した。12月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は「SST-ST60F-PB」が12,500円前後、「SST-ST70F-PB」が14,800円前後。○SST-ST60F-PB「SST-ST60F-PB」の最大出力は600Wで、フルプラグイン方式を採用。ケーブルはフラットケーブル仕様になっている。+12Vはシングルレーン仕様で、搭載ファンは140mm×1基。ブルーLEDで発光する。保護機能は、Active PFC / OCP / OPP / OVP / OTP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12V1が46A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm、重量は約2.0kg。○SST-ST70F-PB「SST-ST70F-PB」は最大出力が700Wのモデル。各DC出力は+3.3Vが22A、+5Vが18A、+12V1が54A。そのほかの仕様は「SST-ST60F-PB」とほぼ共通。
2014年12月09日ディラックは8日、コストパフォーマンスに優れた台湾SilverStone製の電源ユニットとして、400Wモデル「SST-ST40F-ESB」と、500Wモデル「SST-ST50F-ESB」を発表した。12月19日から発売し、店頭予想価格(税別)は「SST-ST40F-ESB」が6,900円前後、「SST-ST50F-ESB」が7,900円前後。80PLUS BRONZE認証を取得している電源ユニット。+12Vはシングルレーン仕様で、400Wモデルは30A、500Wモデルは37.5Aの出力に対応する。ケーブルはレギュラーケーブル方式を採用し、搭載ファンは120mm×1基。保護機能はActive PFC / OCP / OPP / OVP / OTP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V1が30A(500Wモデルは37.5A)、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6ピンPCI-E電源コネクタ×2(500Wモデルは6+2ピン×1)、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm、重量は約2.0kg。
2014年12月09日NTTドコモは1日、Androidスマートフォン「ARROWS NX F-01F」向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、電池残量の表示が急激に変化する不具合を修正する。最新ソフトは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定された時間(デフォルトは午前2時~午前5時)に書換えが行われる。ホーム画面で「メニューアイコン」⇒「本体設定」⇒「端末情報」⇒「ソフトウェア更新」の順に選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、即時更新も可能。FOMA/Xi/Wi-Fi回線でアップデートでき、更新時間の目安は約4分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月01日綾野剛と武井咲がW主演を務めるドラマ「すべてがFになる」。このほど12月2日(火)に放送される第7話で、武井さんが戦隊ものヒロインの“女剣士”と“ナース”のコスプレ姿を披露していることが判明。“女剣士”のコスプレ・ビジュアルが到着した。スーパー理系頭脳をもつ“リケジョ”の女子大生と工学部建築学科の准教授の師弟コンビが、天才的頭脳の持ち主が仕掛ける、解の見えない密室殺人と猟奇犯罪方程式に挑む2話完結型のサイエンスミステリー。武井さんのコスプレ姿が披露される第7話は、知人の主催するイベントで、全国からフィギュアや模型のファンが集まる「モデラーズフェス」に出席することになった萌絵(武井さん)が、連絡のつかなくなった出演者の代役としてコスプレスーツ“女剣士”を着用。その後、会場で起こった凄惨な殺人事件の謎に迫る萌絵は、警察の監視下にある病院に入院している容疑者に会って話を聞くため、今度は知人に借りた看護師に変装し、病院に潜入するというもの。コスプレスーツを着ての撮影となった現場では、背中についた羽がひっかかるためまっすぐドアを通ることのできない武井さん。「すいませ~ん!通ります!」と言いながら、横歩きで部屋を出てくるなど和やかな雰囲気で撮影が行われた。しかし、この日撮影されたのは、首から上が切断された死体とその近くに倒れている人を発見するというシーン。武井さんは、「あんな格好をしているのに、シリアスな演技で(倒れている人に駆け寄り)『どうしたんですか?大丈夫ですか?』とか『救急車を呼んで下さい!』っていうセリフがあって、そういうミスマッチなところが面白かったです」と語る。「コスプレは、ちょっとテンション上がりました」と話す武井さんは、衣装の中でお気に入りの部分があるようで、「頭についている角みたいな“コレ”(白い頭飾りのようなもの)。いまだにこれが何なのか分からなくて。スタッフの方に聞いてみたら、“通信機器”らしいんですけど、何なんだか、分からないままつけています」と笑いながら語った。また、共演の綾野さんからは「角をちょんちょんと触られました。(私は)『すいません…』って言うしかなかったんですけど、『いいね!』って言って下さったので救われました」と撮影の秘話も語った。さらに、看護師姿も披露しているそうで「コスプレっぽいナース服を選びました」と武井さん。シリアスな表情ながらも可愛すぎるコスプレ姿…ファンには見逃せない回となりそうだ。ドラマ「すべてがFになる」は毎週火曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日NTTドコモは18日、Androidスマートフォン「Xperia Z2 SO-03F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)向け最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、通話中に雑音が混入する不具合に対処する。新しいソフトウェアは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定された時間(デフォルトは午前0時~午前6時)に書換えが行われる。また、ホーム画面で「アプリボタン」、「設定」、「端末情報」、「ソフトウェア更新」の順に選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、即時更新も可能。ソフト更新後の最新ビルド番号は「17.1.1.B.3.195」となる。更新時間は約4分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月18日本田技研工業は13日、爽快な走りを楽しめるモデルとして開発した1,800ccの大型二輪クルーザー「ゴールドウイング F6B」に、電動リバースシステムとクルーズコントロールを新たに採用するとともに、最高出力と最大トルクを向上させて、受注生産にて12月5日から発売すると発表した。今回のゴールドウイング F6Bは、狭い場所での方向転換などで取り回しやすさに寄与する電動リバースシステムを搭載したほか、高速道路でのツーリングにおける快適な走行に配慮したクルーズコントロールを採用。エキゾーストシステムは、新開発マフラーの採用によって力強いエキゾーストサウンドが楽しめ、最高出力値は従来モデルの80kWから87kWへ、最大トルク値は161N・mから167N・mへと向上。燃費値は、従来モデルの21.0km/Lから21.8km/Lへと向上している。また、ゴールドウイング発売40周年記念のエンブレムを、フロントカウル部とインストルメントパネルに採用し、40周年記念メインキーも付属する。車体色は、「マットビュレットシルバー」と「アトモスフィアブルーメタリック」の2種類を設定。価格は221万4,000円(税込)。
2014年11月13日F5ネットワークス(以下、F5)は11月11日、NECが「ネットワーク運用自動化ソリューション」にF5のアプリケーションデリバリコントローラー(ADC)「BIG-IP Local Traffic Manager」(以下、BIG-IP LTM)を正式サポートしたと発表した。F5とNECは両社製品の連携ソリューションを国内外の市場で展開する。NECのネットワーク運用自動化ソリューションは、運用管理ソフトウェア「WebSAM Network Automation」によって、従来技術で構築したネットワーク環境とSDN環境の統合管理を実現するもの。さらにクラウド環境下では、OpenFlow連携によってクラウド運用を自動化する「WebSAM vDC Automation」を追加導入することで、ネットワークに加え、サーバ、ストレージを含めた運用の自動化を実現する。今回、F5のBIG-IP LTMを正式サポートしたことで、データセンターや大規模かつ複雑なクラウド環境の構築/運用において、NECのネットワーク運用自動化ソリューションを利用するユーザーは、ネットワーク設定変更の手間が大幅に省略できるようになった。加えて、SDN環境でのネットワークリソースの迅速な提供が可能となった。
2014年11月11日NTTドコモは4日、Androidスマートフォン「ARROWS NX F-05F」(富士通製)向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、通話中に雑音が混入する不具合が修正される。新しいソフトウェアは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定された時間(デフォルトは午前2時~午前5時)に書換えが行われる。ホーム画面で「メニューアイコン」⇒「本体設定」⇒「端末管理」⇒「ソフトウェア更新」の順に選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、即時更新も可能。ソフト更新後の最新ビルド番号は「V36R71C」となる。更新期間は2017年11月30日まで、更新時間は約4分。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月04日玄人志向はこのほど、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニットとして、600Wモデル「KRPW-G3-600W/90+」と、500Wモデル「KRPW-G3-500W/90+」を発表した。いずれも10月中旬より発売する。店頭予想価格(税別)は、「KRPW-G3-600W/90+」が11,000円前後、「KRPW-G3-500W/90+」が10,000円前後。プラグイン仕様ながら奥行き140mmの筐体を採用。ケーブルは電源ユニットをケースの下部に設置するタイプのPCケースも考慮したケーブル長となっている。搭載ファンは120mm×1基でファンコントロール機能を備える。「KRPW-G3-600W/90+」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が50A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。「KRPW-G3-500W/90+」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が41.5A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。「KRPW-G3-600W/90+」のコネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(550mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(450mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(150mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm/150mm/150mm、400mm/150mm/150mm)、ペリフェラルコネクタ×3(400mm/150mm/150mm)、FDDコネクタ×1(150mm)。「KRPW-G3-500W/90+」のコネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(550mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(450mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(150mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm/150mm/150mm、400mm/150mm/150mm)、ペリフェラルコネクタ×2(400mm/150mm/150mm)、FDDコネクタ×1(150mm)。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2014年10月14日NTTドコモは6日、Androidスマートフォン「AQUOS PHONE EX SH-02F」向けの最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、APN設定時に誤った入力をした場合にエラーが発生し続ける不具合に対応する。最新ソフトは自動でダウンロードされ、あらかじめ設定された時間(デフォルトは午前2時~午前5時)に書換えが行われる。ホーム画面で「メニューキー」⇒「設定」⇒「端末情報」⇒「ソフトウェア更新」を選択し、画面の案内に従って操作を行うことで即時更新も可能。ソフト更新後の最新ビルド番号は「01.01.02」。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月06日玄人志向は3日、80PLUS PLATINUM認証を取得した電源ユニットとして、600Wモデル「KRPW-TI600W/94+ LE」と、500Wモデル「KRPW-TI500W/94+ LE」を発表した。10月上旬より発売する。店頭予想価格(税別)は、「KRPW-TI600W/94+ LE」が17,000円前後、「KRPW-TI500W/94+ LE」が15,000円前後。搭載ファンは120mm×1基でファンコントロール機能を搭載し、一次側のコンデンサには耐熱105度の日本製のアルミ電解コンデンサ、また二次側の主要個所に固体電解コンデンサを採用する。保護回路は、過負荷保護(OPP)、過電流保護(OCP)、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、短絡保護(SCP)、過温度保護(OTP)、無負荷運転保護(NLO)を備える。冷却は120mmの大口径ファンで、ファンコントロール機能を搭載し、高い静音特性が得られるという。「KRPW-TI600W/94+ LE」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が49A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。「KRPW-TI500W/94+ LE」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が41A、-12Vが0.6A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1(450mm)、4+4ピン電源コネクタ×1(500mm)、6ピンPCI-E電源コネクタ×1(400mm)、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1(150mm)、SATA電源コネクタ×6(400mm/150mm/150mm、400mm/150mm/150mm)、ペリフェラルコネクタ×6(500mm/100mm/100mm)、ペリフェラル+FDDコネクタ×1(400mm/150mm/150mm)。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2014年10月03日