Jリーグは2月19日、Jリーグメディアプロモーションおよびデータスタジアムと協力して実用化を目指していたトラッキングシステムを、2015年明治安田生命J1リーグ全試合において導入すると発表した。同システムは軍事技術で使われる自動追尾システムを応用したもので、欧州主要リーグでも採用されている。スタジアムに専用カメラ6台を設置してピッチ全体を撮影し選手・ボール・審判の動きを追尾するシステム。スウェーデンに本社を置くCHYRONHEGO社の「Tracab」が採用された。このシステムの導入により、選手の走行距離、走行スピード、プレーの位置やボールの動きなどのデータをリアルタイムで取得することが可能となる。取得したデータはJリーグ全体の競技力の向上のほか、リアルタイムのアニメーションなど、テレビ中継やWebサイトコンテンツとして多岐にわたる活用が期待される。
2015年02月20日M-AUDIOは、プロレベルのパフォーマンスと快適さを提供する新たなモニタリングヘッドフォン「M40」および「M50」を発表した。価格は、M40が59.99ドル、M50は79.99ドル。2015年1月ごろ発売予定。「M50」は50mmドライバを搭載したオーバーイヤーモニタリングヘッドフォン。 付け心地の良さを追求したノイズアイソレーションオーバーイヤーデザインで、長時間のスタジオモニタリングにも適する。ワイドレンジな28~20kHzの再生周波数帯域は、ソースやジャンルを選ばず音楽を聴くことができる。レザークッションヘッドバンドおよびイヤーキャップにより長時間でも快適に使用可能で、1.8mの取り外し可能なケーブル、および1/4インチアダプタが付属する。一方、「M40」は40mmドライバを搭載したオンイヤーモニタリングヘッドフォン。36~20kHzの再生周波数帯域を実現した。M50同等のレザークッションヘッドバンドおよびイヤーキャップにより長時間でも快適に使用でき、1.8mの取り外し可能なケーブルが付属する。
2015年02月16日●Cortex-M7の命令セットはCortex-M4と同じ2014年9月にARMはCortex-M7を発表し、早速AtmelとFreescale、STMicroelectronicsがライセンスを受けたことを発表したのは既報の通り。加えて11月にはSpansionもライセンスを取得しており、恐らくすでにCortex-M4のライセンスを受けているメーカーのほとんどはこれに追従するのではないかと思われる。そのCortex-M7、内部構造が2014年に行われたARM TechConで発表されているので、これを紹介しつつ、今後のMCUの動向についてちょっと考察してみたいと思う。○内部構造Cortex-M7そのものの命令セットはCortex-M4と完全に一緒である(Photo01)。恐らく次のARM v8Mが発表されるまで、これは変わりそうに無い。逆に言えば既存のCortex-M0~Cortex-M4のコードはそのまま完全に互換に動作することが保障されているわけでもあるが、ただし最適化に関してはちょっと話が面倒なことになりそうだ(これは後述)。さて、そのCortex-M7の内部構造はこんな具合である(Photo02)。直接比較できる図ではないが、Cortex-M4と比較した場合に、このレベルでの大きな違いは、当初からCacheとTCMが(オプション扱いながら)用意されていることだ。こちらにもちょっとあるが、Cortex-M7プロセッサは5 CoreMark/MHzの性能とされており、なので90nm世代で200MHz、40nm世代で400MHz、28nm世代では800MHzを狙えるという見積もりになっており、何をどうやってもEmbedded Flashでは絶対に追いつかないし、QuadSPIの外部Flashでも間に合いそうにない。なので命令キャッシュに加え、L2としても利用できるTCMの利用はまぁ必然になるのは当然であろう。さてそのパイプライン構造がこちら(Photo04)。ALU×2、Load/Store×1、MAC×1の4命令同時実行が可能で、さらにFPUがオプションで利用される。ただDec #2というかIssue unitはそこまでの命令幅はないと思われる。Cortex-M4の性能との比較で考えると、Issue unitは2命令の同時発行で、FPUが加わってもこれは変わらないものと思われる。これを3命令以上にしようとすると、命令Fetchの帯域もさることながらData Fetchの帯域も同時に増やさないとバランスが悪くなるし、一般論として3命令のIn-Order Superscalarがどこまで有効なのかは疑問で、そろそろOut-of-orderの実装が欲しくなるが、そこまでいくとMCUの枠をはみ出している気がする。バランスを考えれば2命令のIn-orderは悪くない選択だろう。これに組み合わされるのがTCM(Photo05)である。TCMそのものはCortex-M世代でもオプションでは使えた(最初に登場したのはARM9の世代で、ARM926EJ-Sあたりが実装を始めた走りだったと記憶している)はずだが、Cortex-M7ではこれを積極的に実装に利用している。Photo02を見直していただくと判るが、Instruction TCMはオプション扱いだが、Data TCMは標準装備扱いになっており、しかもわざわざTCM Arbitoration I/Fを標準装備しているあたりが従来と大きく異なるところだ。Instruction TCMがオプションなのは、Instruction Cacheを実装する方法も取れるからで、どちらを使うかはメーカーの好みで選べる事になる(両方実装するのは不可能ではないが、構造的には意味がなさそうだ)。TCMはメモリアドレス的にはAXI経由で接続される外部メモリと連続する空間にmappingできる(ので、アプリケーションから見るとどちらも同一の空間として扱える)が、外部I/Fは異なっており、専用のDMA Channelに繋がっているのが判る(Photo06)。これはどういうケースかというと、そもそもTCMはSRAMなどと比べてもずっとエリアサイズが大きくなるので、あまり大容量にするのはコストへのインパクトが大きい。そこでTCMの容量はそこそこにしておき、外部に専用SRAMを装備してDMAで繋ぐ、といった逃げ方が考えられる。実際Data TCMが32bit Block×2の構成になっているのは、Dual Bank的な使い方を想定していると考えられる。あるBankをCPUがアクセスしている間に、もう片方のデータを外部SRAMに退避、あるいは外部SRAMからデータを取り込みといった使い方で、この際にはDMAで高速転送を掛けるという形だ。Instruction TCMの方は(Photo02にもちらっと出てきているが)、Flash Accelerator的な使い方が主になるだろう。さてそれではキャッシュは? というとこんな感じ(Photo07)。サイズは最大64KBで、MCU向けとしては最大級ではあるが、下手なアプリケーションプロセッサ並みという性能を考えると、もう少し大きく取れても良い様な気もする。ちなみにTCMとCacheの使い分けとしては、トータルとしてどれだけ大きなメモリ量を扱うか次第である。TCMの場合、その領域はNon-Cachableであり、かつ入れ替えなどのメカニズムは用意されない。だからこそアクセス時間が一定のものとして扱えるという話であるが、逆に言えばTCMの容量より大きいデータやプログラムを扱うのは著しく困難になる。キャッシュの場合は当然Hit/Missに応じてアクセス時間が変わる一方、かなり大きなプログラム/データであっても相応の効果が期待できる。つまるところはどっちを狙うかという話で、原理的に両立は難しい(というか、両方装備しても構わないけど無駄が多い)。なので後はアプリケーション要件(リアルタイム性を狙う製品か、アプリケーション性能を狙う製品か)に応じて構成を選ぶ形になる。話を戻すと、D-CacheのControllerの方は、AXI Master以外にAHBのPeripheral Portも搭載されている(Photo08)。これは、大量のデータを扱う場合などに便利である。特にストリーミングデータを連続して処理、なんて場合にいちいちデバイス→メモリ→CPUコア→メモリなんて形でデータの移動を行っていると、こうしたデータの転送に要する時間が馬鹿にならない。ところがAHBP経由で直接データをD-Cacheに流し込み(この際にMemoryへのWritebackは行わない)、そのままMACユニットで処理、必要ならその結果を再びAHBP経由でデバイスに送り返すなんて事も可能であろう(この際もWritebackは行わない)。この動作は、あるメモリ領域をNon-shared cacheable memoryに指定しておくことで可能になるようだ。AHBPの話をしたついでに、システム構成について説明しておく。最小構成のCortex-M7ベースMCUはこんな形で構成できる(Photo09)。とりあえず余分なものが一切入らない分、シンプルではある。周辺回路はこの場合、AHBP経由でぶら下がる形になる。ただ、これだとInstruction TCMの容量を超えるサイズのプログラムでは急速に性能が低下するというか、Flash Memoryのサイズを相当小さくしておかないと、TCMが占めるエリアサイズが肥大しかねない。そこでこれを超えそうな場合はFlash Acceleratorを外部に接続することで、性能の低下をなるべく抑える必要がある(Photo10)。逆に拡張性やアプリケーション性能を重視するのであれば、むしろPhoto11の様にAXIを使って多くの周辺回路やFlashなどを繋ぐようにしたほうが楽である。このあたりは各メーカーの判断によるわけだが、例えばSTMicroelectronicsの「STM32F7」の場合はPhoto11の方式を選んだ様だ(Photo12)。もう一度コアに話を戻すと、設計時点で省電力に向けた設計もかなり盛り込まれている(Photo13)ほか、ECCの強化とLock Stepの対応が当初からなされているのは流石と言える(Photo14)。●Cortex-M7はCortex-M4に比べてどの程度性能が改善されるのか?○最適化技法まだ実際のプロセッサが世の中に出ていない状態ではあるが、すでにCortex-M7に向けたプログラミングマニュアルがリリースされている。最適化にというよりもコード移植に関しては、たとえばこちらのApplication Noteが参考になる。とはいっても、先に述べた通り基本的にはCortex-M4までとCortex-M7はバイナリ互換だから、既存のプログラムが動かないというケースはほとんど無い。もちろんMCUだから、実際にはI/O空間やら周辺回路やらの違いに起因する問題はあるが、それは別の議論なのでここでは措いておく。先のApplication Noteによれば、Cortex-M4までとCortex-M7の違いはまずFPUにあるとしている。Cortex-M4はFPv4だがCortex-M7はFPv5に準拠しており、新たな命令が追加されて性能が改善しているとする。また、整数演算命令に関してはタイミングをDelay loopで調整している場合、コードの変更が必要。Cortex-M7では、起動時にIVT(Initial Vector Table)が0x00000000である必要がないので、IVTはVector Table Offset Registerから取得するように変更すべき。Cortex-M7ではメモリが複数のバスに分散して配置される必要があり、またメモリのLoad/Storeが他の命令と並行に実行される可能性があるので、メモリアクセスの整合性を取るBarrier命令(DMB/DSB/ISB)を積極的に利用して整合性を取る必要が出る場合がある。Cortex-M4までに用意されていたBit bandingの機能はCortex-M7には搭載されていないので、これを利用している場合はコードの変更が必要。Flash Patchの機能もCortex-M7には無いので、(非常に稀ではあるが)利用している場合は変更が必要。Cortex-M3/M4ではAuxilary Control Register経由でWrite BufferやMulti-cycle instruction interruptionをDisableに出来たが、Cortex-M7ではその機能が無くなった。Cortex-M3/M4ではCCR(Configuration and Control Register)にDouble word stack alignmentのDisable/Enableの機能があったが、Cortex-M7では64bitバスになった関係で常にDouble word alignmentになり、Disableにすることはできなくなった。といった細かな違いはあるが、概ね既存のコードはそのまま動くとする。では性能改善は? というと、例えばLoad/Store UnitがALUと並行して動くようになったから、Cortex-M4ではPhoto15の様にLoad/StoreとALUをInterleaveで実施するように記述することで性能が改善するとしている。またMAC Unitに関しても、浮動小数点演算のサポートや1サイクルでのMAC演算が追加され(Photo16)、随分DSPに近くなった。特にMAC演算に関しては、Cortex-M4が加算・乗算それぞれ2cycleずつで、しかも同時には発行できなかったのに対し、Cortex-M7では1cycleで乗加算をまとめて実行できるようになっており、大幅に性能が改善しているとする(Photo17)。ただ、命令のスループットが4倍になったからといって、I/OのThroughputはそこまでは上がらない訳だが、それでも主要なMAC Unitを使う演算で2倍の性能を出せる(Photo18)のは、常時Load/Store Unitが稼動することで見かけ上従来の2倍の帯域が利用できるからということと考えて良いと思う。●今後はCortex-M7の活用がMCUのトレンドに!?○今後のMCUの方向性さて、ここからはちょっと与太話になってゆくので、そのつもりでお読みいただきたい。Cortex-M7のエリアサイズは(もちろんプロセスによるのだが)どの程度か、という数字は今もってARMからも発表されていない。何しろサンプルにしろ製造しているのはSTMicroelectronicsのSTM32F7のみで、そのSTM32F7も遅れている(こちらの記事では今年第1四半期中にNucleoを出す予定という話だったが、どうも遅れている様で、早くて5月位になりそうらしい)状態ではまだ具体的な指針も出しようがないのだろう。流石にこの規模の製品で、しかも90nm前後だと、ARMがPOPを出したりすることもないから、ある程度製品が揃うまで(NDAベースの資料はともかく公式には)出てこないと思われる。今のところ唯一ヒントになりそうなのは、STM32F7の発表会の際に示されたFloor Planの写真(Photo19)である。この中のCPUコア以外の部分を色分けしたのがこちら(Photo20)で、ラフに言って1MB Flashの2倍ほどの面積を占めているのが判る。さて比較対象だが、適当なものがなかったので、英語版のWikipediaのARM Cortex-Mの項目にリンクされている「STM32F100C4T6B」の写真を使わせていただくことにした(Photo21)。Wikipediaの説明では16KB Flashの構成とあるが、このSTM32F1ファミリーは130nmのembedded Flashプロセスを利用し、最大128KBのFlash Memoryと8KBのSRAMという構成で、ダイをいちいち16KBにあわせて作り直しているわけではないので、ダイそのものは最大構成で製造され、ここから必要な容量だけが有効になっていると思われる。それを加味してエリアの推定を行ったのがPhoto22である。ラフに言えば、Cortex-M3のダイサイズは、128KB Flashの半分、つまりFlash 64KB程度ということになる。Cortex-M7の推定エリアサイズは1MB Flashの2倍近いから、2MB分。なので、両者のエリアサイズを比較する、Cortex-M7のエリアサイズはCortex-M3の32倍という恐ろしい推定になる。もっともこの推定は、embedded Flashの寸法がノードごとに同じ寸法で縮小された場合の計算である。実際には同社のembedded Flashは130nmで0.16μm2が90nmでは0.076μm2とプロセスノード比をやや上回る比率で縮小されており(Photo23)、これを勘案するとほぼ30倍というところだろうか。随分差があるように思われるだろうが、STM32F7の構成が先のPhoto11に近い事を考えると、そう不思議ではない。Photo12にある8-Layerのmulti-AHB bus matrixもCPUコア部の中に入っていると考えられるためだ。この分を抜くと、いいとこ20倍程度だろう。しかもCortex-M7コアには4KBのCacheとFPUユニットも搭載されている(これもCPUコア部の中に含まれている)から、これを抜いて純粋にCortex-M3とCortex-M7の整数演算部だけを比較するとまぁ10倍というあたりではないかと思う。さて、大雑把に推定が出来たところで、ちょっと実データを見て見たい。下の表はCortex-M3/M4の実装データをまとめたものである。何故かCortex-M3は28HPMがある一方で130/180nmの数字がなく、Cortex-M4は逆に180nmから始まってるあたりが不思議というか面白いのだが、概ねプロセスノードに従った比率でサイズが変化するCortex-M4のエリアサイズはCortex-M3の概ね2倍という数字になっていることが判ると思う。ここから考えて、Cortex-M7のエリアサイズはCortex-M4の5倍程度で、90LPで0.9平方mm、40LPで0.2平方mm、28HPMで0.1平方mmというあたりに落ち着くのではないかと思われる。本命が40LP以降ならこれは十分許容できるエリアサイズであろう。さて、ちょっと話が飛ぶのだが、昨今の半導体プロセスを見ると、現時点では40nmが一番低価格(300mmウェハ1枚あたり3000ドル程度)だが、今年中に28nmプロセスが最低価格になりそうという勢いである。これはTSMC/Globalfoundries/Samsungあたりが設備の減価償却を終え、その分価格が下がったことと、Yieldが上がったこと、それと低価格なプロセスが開発されたことなどによる。どうやって低価格化したかというと、HKMG(High-K/Metal Gate)を省いたプロセスを用意したことだ。Mobile向けなどの1~2GHz以上で動くデバイス向けには、それなりに高速動作するトランジスタが必要で、すると絶縁膜を厚くできないから、リークを抑えるためにHKMGが必要になる。ところがMCUなどのデバイスは1GHzを超えることはないから、トランジスタは遅くてもよく、であれば単に絶縁膜を厚くすれば高価なHKMGを利用する必要はない。実際UMCやSMICはこうした低価格オプションをすでにラインアップしており、TSMCも28ULPに同様のオプションを用意しようとしている。ということで、仮に300mmウェハ(面積は70,650平方mm)を3000ドルで製造できるとすると、100平方mmあたりの製造コストは概ね4.2ドルほどになる。実際はウェハの端っこは使えなかったりするから、多少無駄が出ることを考えて、100平方mmあたり5ドルと試算することにしたい。さて、では今10mm×10mmで100平方mmのダイを製造するとする。このダイのコストはいくらか? というと、実は5ドルではなく、約5.1ドルになる。何でかといえば、図1の様には配置できないからだ。いや配置はできるのだが、製品が作れない。ここには、ダイシング(ウェハからダイを切り出す作業)の際の切り代が含まれていないからだ。このダイシングの最大手は国内のディスコだが、条件にもよるのだが概ね切り代として100μmほどの寸法が必要である。なので、実際には図2の様に10.1mm×10.1mmになる訳で、その分0.1ドルほど価格が上がることになる。もちろん100平方mmものダイサイズならスマートフォン向けのアプリケーションプロセッサなどのアプリケーションの範疇なので、ここで0.1ドルあがるのはそれほど問題ではない。ところがMCUの場合、ダイサイズが数十平方mm台はおろか、数平方mm台で済んでしまう場合すらあることだ。とりあえずPad Limit(外に配線を引き出すために必要なPad部を取るために最低限必要な面積)は無視して、ダイサイズと製造コスト、およびエリア利用率(ウェハの何%を実際にダイとして利用したか)をまとめたのがグラフ1である。実はコストそのものは、ダイサイズが0.1平方mmでも1平方mmでもさして違わない(0.01ドル/0.06ドル)事が判る。コストが0.1ドルになるのは2平方mm、0.2ドルになるのは4平方mmからである。つまり、むやみやたらに小さくしても原価が下がるとは限らないことだ。ということで、再びCortex-M7のエリアサイズの話に戻る。先ほどのPhoto20を例に取ると、アナログ回路部はプロセスを微細化しても小さくならない事が多い。これらは何しろ受動部品であり、例えばコンデンサは体積で容量が違うから、プロセス微細化にあわせて底面積を小さくするためには高さをその分増す必要がある。ただこれは現実には結構難しく、結局底面積は殆ど代わらない。これはインダクタンス(コイル)や抵抗でも同じことで、なのでプロセス微細化の恩恵は受けない。ところがそれ以外の部分、つまりCPUコアやSRAM、Flash Memoryなどは全部微細化に応じて寸法が小さくなる。先ほどのCortex-M3/4/7の寸法の比率が正しいとすれば、Photo20におけるCPUパイプライン部の面積は90nmで凡そ0.9平方mm。FPUやらキャッシュやらmulti-AHB bus matrixやらを全部含んだ面積は2.7平方mm、ダイサイズ全体としては6平方mmあたりではないかと想像される。うちアナログ部は1割の0.6平方mmといったところか。さて、ではこれを仮に40nmに微細化するとどうなるか? というと、アナログの0.6平方mmはそのままだが、残る5.4平方mmは1.1平方mm程度にまで縮小されてしまう。アナログをあわせても2平方mmに達しないという予測が立つわけだ。ましてやこれを28nmにもってたらどうなるか…というと、アナログとあわせても1.1平方mm程度に収まってしまう計算になる。そろそろ、効率が悪いというか、「もう少し機能を追加してダイサイズ増やしてもいいんじゃないか?」という領域に入ってきているのがお分かりいただけよう。ましてや、先ほど無視したPad Limitの話が出てくると話はさらに困難になる。Photo21で、ダイの周囲に結構大きな丸い端子が見えているのが判ると思うが、これが外部に信号線を引っ張り出すためのPadと呼ばれる領域である。MCUでもある程度のピン数が必要な場合は、外周にこのための領域をきちんと確保する必要がある。問題は、これを小さくするとむしろコストが上がることだ。こちらは後工程でリード線を貼り付ける作業を行う場所だから、これが小さいと難易度が上がってしまい、下手をするとダイコストよりもパッケージコストが高くつきかねない。手頃な価格にパッケージコストを抑えるためにはある程度のダイサイズが必要であり、今の試算だとSTM32F7をそのまま40nmに持ち込むとやや割高になりかねない。もう少しTCMを増量するとかFlashの容量を増やすなどの形でダイサイズを大きくしたほうが経済合理性に適うだろう。実はこの経済合理性の壁が、Cortex-M7が今後主流になってゆくだろうと想像される最大の理由である。先のテーブルで、Cortex-M3の28nm HPMを利用したエリアサイズが僅か0.01平方mmであることを示した(これそのものはARMが示している数字である)。つまり正方形だと100μm×100μm、ダイシングの切り代と同じ幅という事になってしまう。いくら周辺機器やメモリをてんこ盛りにするといっても、CPUパワーが無ければそうしたものは宝の持ち腐れになってしまうわけで、Cortex-M7はそれなりにエリアサイズを食うという意味でも、周辺回路や大容量メモリを使い切る性能があるという意味でも、こうした最先端プロセスに適した製品だという訳だ。トランジスタコストを考えれば、古いプロセスを使い続けるよりも先端プロセスに移行したほうが安くなるのは明白であり、となると130nm~90nmにいつまでも留まるというのは価格競争力の低下に繋がるからこれもありえない。先にSpansionがCortex-M7ベースのFM7を40nmプロセスで製造するという話をこちらでご紹介したが、動機は同じ事と思われる。実際、40nmやその先の28nmに移行するMCUはCortex-M7を利用した先端製品に留まり、既存のCortex-M3/M4のほとんどは90nm世代に留まりそうだ。技術的可能性で言えば65/55nmプロセスというアイディアもあるはずだが、いくつかのMCUベンダーに聞いた限りでは65nmに移行するという計画は現状持ち合わせていないそうだ。実はここまで書いてこなかったもう1つのアイディアがある。それはマルチプロセッサ(MP)化だ。実はMCUとマルチプロセッサはそれほど相性が悪くない。例えば複数の処理を決められた時間で必ずこなす、という(MCUにはよくありがちな)作業を、タイマー割り込みなど使いながらうまくハンドリングするのは結構大変である。ところが複数の処理を別々のコアに割り当ててしまえば、それぞれの処理のレスポンス時間が正確に見積もりできるので、システム構築が非常に楽になる。実際そうしたコンセプトのマルチコアMCUもあるし、ARMベースでもNXPの「LPC4300」の様なCortex-M4/M0の製品が存在する。これだとコアの数だけエリアサイズを食うから、微細化したプロセスには丁度手頃なソリューションである。にも関わらずこの方法が普及しない最大の理由は、現在のARM v7-Mにはマルチプロセッサのための標準サポートが含まれていないためだ。NXPの製品にしても、現在は同社独自の方法でコア間の同期や通信を行っており、折角のARMのエコシステムの利点を損なっている。解決法は簡単で、ARMがMP拡張を施せば済むのだが、冒頭に触れたとおりARM TechCon 2014の折にIan Ferguson氏にこれを確認したところ「Lock Stepはともかく、MPはCortex-Rシリーズの領分で、Cortex-Mでは今のところサポートの予定は無い」と明確に断言されてしまった。そんなわけで、当面はCortex-M7が40nm以降のMCU市場を牽引してゆくことになると思われる。あるいは今年中にはひょっとしてARM v8-Mが発表され、そこにMP対応が入ったりするのかもしれないが、そのあたりまではまだ正確に見通すのは難しい。この節の冒頭に述べた通り、この段落は基本的に与太話である。どの辺が与太話かといえば、エリアサイズの推定のあたりが非常にラフすぎる&大胆に推定しまくりの計算だからであるが、桁のレベルでは間違ってないとは思っているので、その程度の精度だと理解していただければ幸いである。
2015年02月16日サーコム・ジャパンは1月22日、国内IoT/M2M市場向けにOEMホワイトボックスブランド「ジェイワン」の製品第1弾としてIoTカメラ「RC8110J」を発表した。同社は、欧米市場で培ってきた無線/ブロードバンド通信技術を応用し、新しい市場として注目されるIoT/M2Mを主要戦略の1つとしている。近年、同分野においてもコストの安さを求める日本メーカーによる海外への製造委託が進んでいるが、EMSやODMの形態は製品1台ごとの価格が安くても最少の製造数量が大きく、スモールスタートを好む慎重な日本市場には発注が難しい現実があった。これを受けて発表された「ジェイワン」は最少10個から購入可能なOEMのホワイトボックス品でありながら、要望に応じたカスタム開発による新サービスや、既存サービスとの連携など、機能の追加(オプション)が可能となっている。また、今回発表されたIoTカメラ「RC8110J」は、IoT時代の到来に先駆けたネットワークカメラ製品で、IoTゲートウェイ、各種センサ、ウェアラブルデバイスなどの機器と連携できる。さらに、簡易的なセキュリティ、見守り用途だけでなく、映像のモニタリング機能を軸として他のソフトウェアとの組み合わせにより、さまざまなサービスの実現が可能になる。これらにより、BtoB分野では業務の効率化・最適化によるコスト削減、BtoC分野では潜在顧客の獲得と顧客情報の分析による収益の向上を実現するとしている。なお、「ジェイワン」では「RC8110J」に続き、各種センサ類やゲートウェイ、家電制御コントローラなど、さまざまな製品を拡充していく予定。
2015年01月22日サン電子は1月15日、FA市場向けにPLCや産業機械、プラント施設などの各種装置の遠隔監視、遠隔制御を可能にするクラウド型ワイヤレスM2Mプラットフォーム「M2MGrid Platform」を発表した。1月下旬より提供を開始する。同プラットフォームは、サン電子が2014年8月に株式取得および業務提携を行ったイスラエルBacsoftがサービス提供している、工場設備やプラント施設などのFA市場向け遠隔監視・制御用ワイヤレスM2Mプラットフォームである。今回、サン電子では日本国内のユーザー向けに最適化およびクラウドサービス化を行い、日本国内とアジア地域をターゲットに展開していくという。具体的には、「M2MGrid Platform」は、PLCや産業機械、センサデバイスなどの各種装置と連携し、機器情報の収集・管理、機器の状態監視・異常通報、機器の制御、データ保存を可能とするアプリケーションをサン電子が日本国内で運営するクラウド型のM2MGrid共通プラットフォームとして提供される。また、PLCなどの制御を可能とするアプリケーション搭載の専用ゲートウェイに同社の「Rooster GX」を採用することで、通信機器からクラウドサービスまでワンストップで提供できるとしている。これにより、高い信頼性を有する遠隔監視、遠隔制御システムを、短期間、低コストで構築することができ、機器の状態の見える化や、機器が持つビッグデータの有効活用を実現することで、ユーザーの付加価値向上に貢献するとしている。なおコストとしては、導入費用が約20万円(税別)で、1サービスあたり年間契約5万円(同)となっているほか、顧客ごとの見える化を促進するダッシュボード作成用のAPIも別途提供が可能。こちらも標準契約は年間契約で導入年で20万円(同)、次年度以降で10万円(同)としている。
2015年01月15日ニュマークジャパンコーポレーションは、M-AUDIOブランドの小型USBオーディオ・インタフェース「M-Track mk2」および「M-Track Plus mk2」を発売した。価格はいずれもオープンプライスで、市場予想価格はM-Track mk2が1万4,800円、M-Track Plus mk2が1万9,800円。「M-Track mk2」は、頑丈なメタルシャシーボディを採用したコンパクトな2チャンネルUSBオーディオ・インタフェース。ファンタム電源に対応し、ギターやベース、ボーカルレコーディングなど多様な入力ソースが利用可能なふたつのXLR/1/4"ライン入力端子を装備。USBバスパワー駆動に対応。Ableton Live Lite、Waves(Audio Track/Eddie Kramer Effect Channel/TrueVerb)などのソフトが付属する。一方、「M-Track Plus mk2」は、24bit/96kHzの高解像度サウンドを有する、メタルシャシーボディの小型USB2.0オーディオ・インタフェース。ファンタム電源、およびライン/インストゥルメント切り替えスイッチを装備しそれぞれダイレクトに調整が可能な2つのXLR/1/4”ライン入力端子を装備。USBバスパワー駆動に対応。Ableton Live Lite、Cubase LE 7、Waves(Audio Track/Eddie Kramer Effect Channel/TrueVerb)などのソフトが付属する。
2015年01月09日この週末、全国各地で緊迫感に包まれた90分間がピッチを支配することだろう。J1リーグ優勝戦線に残留争い、そして『J1昇格プレーオフ』準決勝とそれぞれ立場は違えど、勝利を渇望する気持ちは同じだ。第32節・ガンバ大阪との大一番に敗れ、ホームでの優勝から一転、勝点2差に詰められた浦和レッズはサガン鳥栖のホームに乗り込む。対戦成績では2勝3敗とする浦和は、対鳥栖は2連敗中で、ベストアメニティスタジアムでは2戦2敗と相性が悪い。ホームで迎えた第2節も、鳥栖のシュート3本に対して17本ものシュートを浴びせながら、豊田陽平に決められ、0-1と敗れた。勝点5差で逆転優勝の可能性を残す鳥栖のモチベーションも高い。浦和は8年ぶりの優勝に値するチームか、昨年終盤1分3敗と優勝戦線から脱落した二の舞となるか、審判が下る。前節浦和を2-0で下し、11月26日・味の素スタジアムで清水エスパルスを5-2で粉砕し、『天皇杯』決勝進出を決めたG大阪には、神がかり的な勢いがある。『ナビスコ杯』を制し、3冠の可能性を残すチームは、過密日程の疲れを凌駕する精神面での充実を見せる。最終節は最下位の徳島ヴォルティス戦が控える。まずは第33節・ヴィッセル神戸戦で、神戸キラーを発揮する宇佐美貴史の決定力で勝点3を手繰り寄せるのみ。首位・浦和に勝点4差の3位・鹿島アントラーズは、J1残留争いを強いられているセレッソ大阪の本拠地で勝点3の積み上げを狙う。迎え撃つC大阪は勝点31の17位と降格圏から脱していない。最終節で戦う勝点32・16位の大宮アルディージャは名古屋グランパスとのアウェイ戦に臨む。勝点35・14位のべカルタ仙台は18位の徳島をホームで迎え撃ち、勝点35・15位の清水エスパルスは柏レイソルの本拠で戦う。清水はメンバーを大幅に入れ替え、G大阪との『天皇杯』準決勝に臨んだが、大敗を喫した。第33節に万全を期す決断を下した大榎克己監督の判断が功を奏すか。中3日で『J1昇格プレーオフ』準決勝が待っているモンテディオ山形の石崎信弘監督は、出場停止を除き、スタメンをいじらず、『天皇杯』準決勝・ジェフ千葉戦に挑んだ。『J1昇格PO』決勝を睨み、メンバーを変えてきた千葉を3-2で倒した。『J1昇格PO』準決勝ではジュビロ磐田がホームの利を生かすか、山形が強行日程と移動のビハインドを跳ね返すか、興味深い。来週末のJ1リーグ最終節に『J1昇格PO』決勝、そして12月13日(土)の『天皇杯』決勝まで、ヒリヒリした戦いが繰り広げられる。まず11月29日(土)・30日(日)に笑うのは、泣くのは、どこだ。
2014年11月27日マネースクウェアHDの子会社であるFX事業会社、マネースクウェア・ジャパン(以下M2J)はこのたび、10月にスタートした「マネースクウェアプラスPROJECT」の第2弾として、トラップリピートイフダン(以下「トラリピ」、らくらくトラリピ(らくトラ)含む)に新機能「決済トレール」を追加する。サービスの開始は2015年1月下旬を予定しており、22日より「M2JFXバーチャル」にて先行リリースをしたと発表した。○トラップリピートイフダン(トラリピ)決済トレールの概要「マネーゲームではない、資産運用としてのFX」を実現させるべく、同社が提供する独自の発注管理機能「トラリピ」は、レートが一定の範囲で上下をくり返す「レンジ相場」で真価を発揮する発注管理機能。そこに、「決済トレール」機能を搭載することで、レンジ相場だけでなく、レートがどちらか一方向に推移を続けるトレンド相場の局面においても収益力を高めることが可能となるという。レンジ相場向きであったトラリピの決済にトレール機能が加わることによって、トレンド相場でも利益の追求をねらうことができ、顧客のトラリピ戦略における"利益追求の新しい可能性"が広がるとしている。一度設定すれば、想定レンジ内で相場が動いてる限り、常に収益チャンスを捉えることが可能なのが現在のトラリピ。利益値幅をあらかじめ設定するため、上昇トレンド前の安値で買ったとしても利益を大きく伸ばすことができなかった。トレンドに合わせて決済価格が移動するので、利益極大化を図ることが可能になるという。
2014年11月25日インターネットイニシアティブは、M2M(Machine to Machine)/IoT(Internet of Things)ビジネスに必要なシステム要素をワンストップで提供する「IIJワイヤレスM2Mソリューション」において、ゲートウェイサービス機能を拡張し、仮想化したクラウド型ゲートウェイを提供するサービスを12月1日より開始すると発表した。「IIJワイヤレスM2Mソリューション」は、通信端末からモバイル回線、クラウド基盤、アプリケーションまでをトータルに提供するソリューション。従来は、契約ごとに大規模なセッション数を収容するゲートウェイ機器を設置する必要があり、小規模利用の場合には導入のハードルが高いことが課題であった。そのため、今回の機能拡張では、ゲートウェイ機器を仮想化したクラウド型ゲートウェイで提供し、物理的な制約を気にせずセッション数の増減に柔軟に対応することができようにする。100セッションからの利用が可能で、さらに、クラウド化により導入までのリードタイムが約1/3に短縮されるという。
2014年11月20日NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は11月19日、M2Mクラウドプラットフォーム「Field Cloud」のインテグレーション機能の提供を開始した。料金は個別見積もり。インテグレーション機能では、セールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce1 Platform」と「Field Cloud」とが連携し、顧客管理(CRM)や営業対応情報(SFA)などの各種データとM2Mデータを統合管理できる。また、センサー端末からネットワーク、クラウド、アプリケーションをインターネットから隔離されたVPN上でデータ管理・運用可能することで、高い安全性を確保する。金融・医療などの業界のような高い安全性が求められる業界でも利用できるとしている。さらに、統合データを用いたビッグデータ解析に活用すれば、新商品開発や顧客分析などのマーケティングアプローチへも還元できるとしている。今後は、セールスフォース・ドットコムが提供する「wave」などの新サービスにおいても順次対応する。なお、NTTPCでは、11月19日~21日にパシフィコ横浜にて開催される「組込み総合技術展Embedded Technology 2014」および12月4日に虎ノ門ヒルズにて開催される「Salesforce World Tour Tokyo」において、連携機能のデモンストレーションを行う。
2014年11月19日J2リーグ戦も残り2試合。『2014 J1昇格プレーオフ』を賭けた戦いが熾烈を極めている。2014 J1昇格プレーオフ 決勝 チケット情報ご存知の通り、すでに1位・湘南ベルマーレと2位・松本山雅FCが自動昇格を決めている。J2リーグ3位から6位が、『J1昇格プレーオフ』に出場するのだが、3位・ジュビロ磐田・勝点66、4位・ギラヴァンツ北九州・勝点65、5位・ジェフユナイテッド千葉・勝点62、6位・モンテディオ山形・勝点61、7位・大分トリニータ・勝点60、8位・コンサドーレ札幌・勝点57、9位・ファジアーノ岡山・勝点57、10位・京都サンガF.C.・勝点56と、混戦模様である。しかし、北九州はJ1ライセンスを持っていないため、6位以内に入っても、プレーオフには出場できない。3つないし4つの枠を7チームが争っているのだ。磐田は11月15日(土)・ホームで迎える山形戦で引き分け以上の結果を収めるか、大分がカマタマーレ讃岐に勝たなければ、6位以内を確定させる。だが、名波浩監督にとってプレーオフ出場は目標ではないだろう。4試合連続引き分けに終止符を打ち、勝点3を手にして、PO出場の最上位を決めたいはずだ。プレーオフは通常、3位×6位、4位×5位の準決勝を経て、決勝が行われる。北九州が6位までに入った場合、出場圏内の上位1クラブはシードされ、下位2クラブによる準決勝の勝者と決勝で対峙する。2012年は6位の大分が下克上を果たした。昨年は4位の徳島ヴォルティスがJ1昇格を決めた。何が起こるかわからないプレーオフでは、是が非でもシード権がほしいところ。北九州が連敗し、大分が連勝すれば、4チームによるプレーオフになるが、準決勝のホーム開催権とドローでも勝ち上がりとなるアドバンテージが手に入る。何よりもチーム状態を上げたい。前田遼一や駒野友一、松井大輔、伊野波雅彦ら日本代表経験者たちには、10月11日以降白星から遠ざかっているクラブに勝利をもたらす仕事が求められる。前節、8試合無敗がストップした千葉だが、ショックはない。22位でJ3降格となったカターレ富山、21位・讃岐との残り2節を連勝で飾り、プレーオフに突入したい。ここ5試合で4勝1敗の山形は次節・磐田戦が鍵を握る。7位・大分との勝点差はわずかに1。前節、アディショナルタイムに2失点を喫した大分は、前記の通り4試合勝利なしの讃岐との対戦だ。磐田戦のターゲットはもちろん勝点3である。札幌、岡山、京都は勝ち続けるのみ。特に京都は2年連続3位ながらプレーオフで敗退を余儀なくされた。25得点で得点ランキングを独走する大黒将志を中心にゴールを重ね、ライバルたちの結果を待つしかない。わずかな可能性に賭けるためにも、勝点6が必須だ。『2014 J1昇格プレーオフ』決勝のチケットは11月15日(土)午後11時59分まで先行先着「プリセール」発売中。11月16日(日)午前10時より一般発売。
2014年11月14日ビー・エム・ダブリューは15日、「BMW 2シリーズ クーペ」の高性能モデルである「M235i クーペ」の特別限定車「M235i M Performance Edition」を、全国15拠点のBMW M認定ディーラーにて発売する。この特別限定車のベースとなる「235i クーペ」は、3リットル直列6気筒ターボエンジンやアダプティブMサスペンションを搭載するハイパフォーマンス・モデル。BMW M社の高い技術が生かされたプレミアムコンパクトモデルだ。このベースモデルに、BMWモータースポーツのテーマ・カラーであるアルピン・ホワイトをボディカラーに採用し、数々の特別装備を追加したのが今回の特別限定車となる。エクステリアには専用の19インチ鍛造アルミホイール、カーボン・ミラーカバー、カーボン・リヤスポイラー、アクセントストライプ、ブラック・キドニーグリルなどを装備した。インテリアには左右独立温度調節機能を持つオートエアコンを装備。走行性能を高める装備として、タイヤの空転を防いでトラクションとコントロール性を向上させる機械式リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを装備している。価格は、6速MTモデルが676万円、8速スポーツATモデルが690万円(ともに税込)。全国限定30台の販売となる。
2014年11月11日1/2より続く。――30年間ブランドを続けて来られた秘訣は?モニク(以下M):自分達のやっていることに対して情熱を持ち続けること。そして、私達2人はいつも同じゴールに向かって歩んできたわ。ジョン(以下J):僕達は、時には周りがヒヤヒヤするぐらい激しい口論をするんだけど(笑)、根底にあるものが一緒なので、最後にはお互いの意見を調整し、そして前進してきた。ブランドを育てていくことは、例えていうならワインのようなもの。30年では、まだまだ若いワインだね。――ブランド設立当初から変わったこと、変わらないことを教えてください。J:89年からウエアを展開しているが、J&Mデヴィッドソンはあくまでもレザーグッズブランドだと思っています。ウエアはあくまでバッグに合わせてスタイルを完成させるためのアクセサリーの一部という考え方です。他のブランドとは全く逆の発想だね。バッグはクリーンで洗練されたデザインになってきた反面、カラーはもっと冒険するようになりました。14-15AWシーズンは口紅のような赤など、ビビッドな色を採り入れました。今後はホームコレクションやジュエリーの分野にも興味があるね。M:ウエアのコレクションは毎シーズン新しいものを提案しているけれど、バッグはタイムレスかつ進化していくものだと考え、デザインしてきました。25年間、少しずつ改良を加えながら、続けているモデルもあります。そして、バッグの延長としてウエアやシューズがある。結果的にトータルブランドに成長しました。――ビジネス面における、日本市場のポジションを教えてください。J:日本は、ブランドがスタートして間もない頃から興味を示してくれた市場の一つなので、とても大切に思っています。ここまで日本に受け入れられたのも、日本人は伝統を好み、ストーリー性のあるものに惹かれる気質を持っているからだと思います。市場規模で見ても、ヨーロッパに次ぐ、大きな市場です。――新旗艦店の感想は?J:青山店は「J&Mデヴィッドソン」のエッセンスを反映させながら、よりモダンに進化していくという新コンセプトを採用した第1号店。仕上がりはとても気に入っています。レザーグッズを扱う1階とウエアやシューズなどを扱う地下1階をつなぐ階段にもこだわりました。お客様を招きいれるのにふさわしいエレガントな雰囲気が出るよう、どうしても螺旋階段を設置したかったのです。M:オフホワイトの空間に、柔らかな輝きを放つ真鍮を階段や什器など随所に使い、アクセントにしています。アンティークのシャンデリアやチェアなどを置き、商品がより引き立つような設えに。ただキレイなだけでなく、リラックスした雰囲気の中で買い物を楽しんでもらえるような空間を目指しました。J:青山店はブランドの哲学を集約した新コンセプトショップ。ロンドンのお店も今後リューアル予定です。
2014年11月05日KDDIは10月28日、法人ユーザーがM2Mの活用を容易にするクラウドサービス「KDDI M2Mクラウドサービス」の提供を12月1日より開始すると発表した。同サービスは、通信機器からのデータ収集・蓄積、データのレポート表示などの、M2M活用を行なう上で必要な機能をワンストップで利用できるクラウドサービス。煩雑なシステム構築が不要で多額の初期投資を行なう必要がなく、月額2000円(税別)で利用できる。なお、センサーや通信モジュール、通信料金は別途必要となる。データ表示機能については、顧客ニーズに沿ったテンプレート画面が用意されている。データ自体は、モバイル網からKDDIの閉域網を経由してクラウド上に蓄積されるため、「安心・安全な環境で利用できる」としている。ほかにも、通知機能としてしきい値によるアラートを自動音声電話やEメールで通知する「アラート判定通知」、位置情報取得や任意メッセージのSMS送信による通信機器の遠隔操作を行なう「SMS送信」といった機能が用意されている。システム構築の必要がないため、初期費用がかからず、契約事務手数料の1万円のみとなる。月額料金の内訳は、サービスID(データ表示画面ログイン用ID)利用料が1IDあたり1500円、機器接続料が1台あたり500円。また、従量料金として、アラート判定通知の電話通話料が1回につき30円、SMS受信・送信料が1回1円かかる。
2014年10月29日アットマークテクノと日本システムウエア(NSW)は10月28日、アットマークテクノ製IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」がNSWのM2Mクラウドサービス「Toami」に対応したと発表した。「Toami」は、デバイス、ネットワーク、M2Mプラットフォーム、アプリケーションまでを含むオールインワンのM2Mソリューションサービスである。リモート機器からのデータをセキュアかつリアルタイムに検索できクラウドサービスとしての安心感・安定感があるのに加え、ドラッグ&ドロップで簡単に開発できる機能など、組み込み開発現場へのクラウド導入をスピードアップする仕組みが提供される。NSWは、製造機器の遠隔監視や生産ラインの稼働率監視、電力のデマンド監視、農業向けM2M、構造物のモニタリングなどの用途を中心に「Toami」を推奨している。一方、「Armadillo-IoT」は、Linux搭載の小型・省電力組み込みCPUボード「Armadillo」の技術を応用したIoT向けのゲートウェイである。さまざまな用途での採用実績がある「Armadillo」をベースとしており、フィールド用途に耐え得る堅牢な設計となっているのに加え、ソフト/ハードウェアともに各要求に柔軟に対応することができる。特に、専用のアドオンモジュールを差し替えて各種の機能を簡単に追加できることが大きな特徴となっている。シリアル(RS232C/422/485)や接点入出力の他、Wi-SUNやEnOcean、BLE(Bluetooth Low Energy)などの無線規格に対応したアドオンモジュールも用意されている。さらに、ソフトウェア開発には無償公開されている「Armadillo」向けの開発環境やユーザーコミュニティを利用することができる。また、Linuxカーネルやデバイスドライバ、基本的なアプリケーションなどはオープンソースソフトウェアとして提供されており、用途に応じたLinuxベースのアプリケーションを自由に開発して多様な製品を実現することが可能となっている。なお、「Armadillo-IoT」は、「Toami」とすぐに接続できる「Toami Ready」ゲートウェイとして認定され、12月から「Toami」ソリューションのラインアップに加わる。NSWは、「Armadillo」が「Toami Ready」となったことで、顧客の多様な開発要望にさらに細やかに対応できる価値あるM2M/IoTサービスとして、「Toami」の提供を拡大させていくとコメントしている。
2014年10月28日パナソニックでは50代、60代のユーザーに向けて、シンプルで高級感がある家電シリーズ「Jコンセプト」を新たに展開している。同社では、この「Jコンセプト」シリーズを体感できるイベントを日本橋三越本店本館 7Fにある「はじまりのカフェ」で開催した。21日まで開催されていた同イベントの模様をパナソニック担当者のコメントとともに紹介しよう。○目利き世代に向けて上質な製品を提供現在50~60代の世代は高度経済成長期の日本を支え、その後の激変する社会を生き抜いてきた世代。パナソニックでは、こうしたシニア層を"生活経験の豊かな、モノの本質を見極めることができる世代"と捉え、「目利き世代」と名付ける。同社では、この目利き世代に向けて冷蔵庫、掃除機、エアコンといった白物家電を扱うJコンセプトシリーズを展開していく。「Jコンセプト」のJは、ジャパンの"J”と、上質感の"J”を由来としている。パナソニック担当者によると、Jコンセプトのプロジェクトは2年前にスタートしたという。「日本らしい上質な暮らしを提案するために、お客様のライフスタイルの分析や、さまざまな悩みや不満の声、使い勝手の検証などを積み重ねてきました」とのこと。3万人以上の利用者を対象に家電に関する調査を実施し、「ニッポンの心づかいと美意識を、かたちに。」をキーワードに製品を開発しているそうだ。○キライなのは掃除じゃなくて、重い掃除機このように新しい家電の世界を切り開くべく生まれた「Jコンセプト」は、同シリーズ第1弾として「エアコン Xシリーズ」 (10月21日発売)、「紙パック式 掃除機」(11月25日)、「トップユニット冷蔵庫」(2015年2月)の3製品をリリースする。「どの製品も、機能的にはとてもシンプルです。例えば冷蔵庫は6ドアが現在の主流ですが、あえて4ドアにしました。ターゲットの方々のニーズが高かった野菜室を真ん中にレイアウトし、さらに冷蔵庫の高さも日本人女性が最も使いやすい、床上88cmに設定することで使いやすくなっています。また100%引き出せて、奥の奥まで見渡せる「ワンダフルオープン」も搭載しているのもこだわりのポイントです」(担当者)。前述の調査では、掃除機の重さに対する不満が多いことが分かった。そこで、掃除機には特殊な繊維「PPFRP」を織り込んだ独自素材を採用。モーターの部品をアルミ素材を採用し、構造を見直すことで容積のスリム化にも成功した。この結果、重量わずか2kgという国内製品における最軽量(2014年9月17日時点)を実現。「展示製品を使ってみて、軽さで驚かれるお客様がとても多いようです」と担当者は語る。高い場所を掃除する、あるいは掃除機を持って階段を上がるというような場面で、使いやすい掃除機となっているという。「Jコンセプト」では、デザインにもこだわった。毎日"ウキウキ"した気分で使うことができるような、そんなデザインを目指したという。「最近の住宅事情としてLDKが増えてきています。リビングから冷蔵庫が見えるという家庭も少なくありません。また、毎日掃除機を使う家庭では、出しっ放しになることもあります。家電もインテリアのひとつ、という考えから、美しいデザインになるようこだわりました。パナソニックには日本の暮らしとともに培われた日本の家電メーカーとして、日本の美意識が息づいています」(担当者)。○なぜ、日本橋三越でイベントを開催?今回、なぜ日本橋三越本店に製品を展示したのだろうか。担当者によると「ターゲットの『目利き世代』の方々のご意見をゆっくりお聞きしたいからです。通常の店頭では慌ただしさもあり、なかなか製品を落ち着いて選ぶことができない。一方、上質なライフスタイルを望む層と親和性が高いのが百貨店です。百貨店に展示すれば、落ち着いた雰囲気の中で製品を見ていただけます。日本橋三越本店には、上質な生活空間をイメージした住居風のセットを用意しました。実生活を想像しながら、使い勝手が体感できるスペースにしました」とのこと。このほか同展示では、50~60代の「目利き世代」に家電製品を提案するため、製品の展示以外にも、「Jコンセプト」の世界観に沿った和風カフェなども設置されていた。日本橋三越本店での展示は、トライアルの意味合いも強かったとのこと。今回、スタッフの教育にも気を遣ったそうだ。「スタッフには機能の説明以上に、コンセプトや世界観、ものづくりの想いを伝えることを大事にしてもらいました。まずは"良いね"と共感してもらえる、そんなシリーズを提案していければ」と担当者は語る。○機能ばかり追っていたことを反省これは筆者の主観だが、国内メーカーの白物家電、というと”機能が満載されている”というイメージがある。今回、パナソニックが「機能重視」ではない「コンセプト重視」の製品展開を開始した狙いは、単なるシニアマーケットへの商品投入というだけではない。もう一度、日本の暮らしを見直し、ものづくりや価値提案のアプローチ方法含め新しいマーケティングに取り組むという意気込みを感じた。「Jコンセプト」の展開する製品は、来年度以降、第2弾が投入される予定だ。同社ではこの流れを洗濯機、炊飯器、テレビなどのAV機器、カメラなどの分野にも波及していくことを検討しているという。「Jコンセプト」でものづくりの考え方、伝え方の新たなかたちを提案するパナソニック。このような取り組みが海外メーカーの勢いに押され、存在感が薄れつつある国内の家電産業を盛り上げる突破口になるかも知れない。
2014年10月28日10月22日、四国勢初のJ1挑戦は、5試合を残して終わった。徳島ヴォルティスは3勝4分22敗・勝点13でJ2降格が決まったのだ。残り2枠となったJ2降格を回避する崖っぷちの戦いは、昨年と異なり、ハイレベルな争いとなっている。2013年J1リーグで降格となったのは、16位・湘南ベルマーレ・勝点25、17位・ジュビロ磐田・勝点23、18位・大分トリニータ・勝点14である。今年は13位・ベガルタ仙台・勝点33、14位・大宮アルディージャと15位・清水エスパルスが勝点31、16位・ヴァンフォーレ甲府・勝点30、17位・セレッソ大阪・勝点29といずれも昨年の残留ラインをクリアしている。ここ5試合の結果を見ると、仙台が2勝2分1敗、大宮は3勝2敗、清水とC大阪が2勝3敗、甲府が1勝3分1敗としている。前節は3連勝中だった大宮を除き、勝点を手にした。さらに仙台とC大阪は首位を走る浦和レッズから白星をもぎ取り、甲府もスコアレスドローに持ち込んだ。終盤戦から各チームとも勝点を積み重ね、勝点2差に4チームがひしめく大接戦を演じているのだ。昨季4位と躍進、今季は大物フォルランを獲得し、第2節から3連勝と悲願のタイトルへ向けて上々の滑り出しを見せたC大阪は、まさかの結果と言える。指揮官が2人交代する非常事態だったが、大熊裕司監督が就任後は3勝4敗と持ち直しつつある。夏場に加入した元ドイツ代表・カカウが直近5試合で3得点とチームにフィットしてきた。南野拓実もU-19日本代表から帰ってきて、攻撃のタクトを振るう。勝点2差のビハインドがあるが、第31節・甲府戦、第32節・仙台戦、第34節大宮戦とライバルを直接叩くチャンスも多い。甲府は派手さはないが、堅守速攻を繰り返す愚直さがある。前節・浦和戦で途中加入のFW・キリノが負傷したのは痛いが、これからもしっかり人数をかけて守り、FW・クリスティアーノへ預けるカウンターから勝機を見出していくしかない。昨季を除いて、毎年のようにJ1残留争いを強いられながらも降格を免れていた大宮は8月時点で残留圏の15位に勝点5差をつけられていた。「今年こそ、ダメか……」とサポーターすら観念した状況ながら、9月以降は5勝2敗と巻き返した。確かにズラタン、ムルジャ、家長昭博ら攻撃陣は強力だが、53失点は多すぎる。打ち合いではなく、いかにロースコアに持ち込むかが重要となる。失点が多いのは清水も一緒である。ワースト3位の50失点だ。『天皇杯』は4強入りするなどオリジナル10の清水は地力がある。11得点のノヴァコヴィッチ、6得点の大前元紀の攻撃力を活かすためにも、守備の安定が残留の条件となる。仙台は残り5試合前回の対戦で3勝2分と負けた相手はいない。早々に安全圏と言われる勝点39を稼ぎたいところ。どのチームにも勝算があれば、危険性もはらんでいる。残り5試合となったJ1残留争いは、優勝戦線よりも一層混沌としている。
2014年10月24日NECは10月14日、ユニファイドストレージ製品群「iStorage Mシリーズ」から、新製品「iStorage M710」「同 M510」「同 M310」「同 M110」「同 M11e」を販売開始した。新製品は、複数の業務システムを仮想サーバで稼働させる形の運用におけるレスポンス低下などの課題を解決するための機能を搭載している。その1つが「業務単位でストレージのI/O性能の上限・下限を設定し制御する機能」だ。新製品では、業務システム上の仮想サーバが利用するストレージの論理ディスク単位で、I/O性能の上限と下限を設定することが可能。これにより、ある業務システムに負荷がかかった際も、他の業務システムへの影響を与えず安定したパフォーマンスを確保できる。もう1つは「仮想サーバとストレージの統合管理を実現する」機能だ。従来、仮想基盤上の各システムで性能が十分に出ていない場合や障害時を特定する場合、仮想サーバの管理画面とストレージの管理画面とを比較する必要があり、時間がかかっていた。新製品では、仮想サーバとストレージのリソースを関連付けて1画面で表示でき、性能のボトルネックや障害原因を簡単に特定できる。また、仮想サーバの構築時にストレージの論理ディスクの割り当てを同時に行えるため、リソースを効率的に使用可能で、運用管理コストを低減できる。加えて、OpenStackを活用したクラウド基盤として「iStorage Mシリーズ」を利用するためのストレージ用ドライバ「Cinder」も提供される。各製品の概要は下表のとおり。
2014年10月14日東芝は10月1日、液晶テレビ「REGZA(レグザ) J10X」シリーズを発表した。ラインアップは、「55J10X」「49J10X」「43J10X」の3機種。発売日は、55J10Xと49J10Xが11月中旬で、43J10Xは11月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、55J10Xが330,000円前後、49J10Xが280,000円前後、43J10Xは250,000円前後(いずれも税別)。J10Xシリーズは、HEVCデコーダーを内蔵した4Kテレビ。同日発表の「Z10X」シリーズとは異なりChannel 4Kチューナーは搭載していないが、2014年10月よりNTTぷららが開始するVODサービス「ひかりTV 4K」には、2015年春にソフトウェアアップデートで対応予定となっている。HDMI入力は4系統装備しており、そのうち1~3は4K入力に対応。HDMI3は、HDCP 2.2に対応しており、4Kチューナーなどと接続可能だ。液晶パネルはIPS方式で、表示画素数は3,840×2,160ドット。バックライトは直下配置となっている。映像エンジンは「レグザエンジンCEVO 4K」を搭載。複数の超解像技術により、フルHDの映像を4K映像に近い精細な映像にアップスケールすることができる。内蔵しているチューナーは地上デジタル×3基と、BS/110度CS×2基。外付けのUSB HDDを使用することで、裏番組の2番組同時録画も可能だ。レグザサーバーと連携する「タイムシフトリンク」機能を搭載。J10Xシリーズはタイムシフトマシン機能を搭載していないが、レグザサーバーと併用することでJ10Xからレグザサーバーの過去番組表を利用できるようになる。また、レグザサーバーとの連携時は、見たい番組やシーンをすばやく検索できる「ざんまいスマートアクセス」も利用可能だ。
2014年10月01日ユニクロは26日、「+J」シリーズから厳選したアイテムを特別コレクションとして発売する。2009年秋冬以降、5シーズンにわたり展開していた「+J」シリーズは、販売終了後も多くの再販要望があったという。今回の特別コレクションは、その声を受けて発売される。コレクション全体を通し、正確な仕立て、斬新な生地、モダンなシルエットとデザインを楽しめるという。展開アイテムには、クラシックなメンズボタンダウンシャツ、セーター、コート、ダウンジャケットやダウンパーカなどがそろう。ウィメンズでは、「ダウンシェープドラインジャケット」(1万4,900円)、「ストレッチカシミアVネックカーディガン」(1万4,900円)、「ウールスリムフィットドレス」(7,990円)などを提供。メンズでは、「ウールフランネルテーパードパンツ」(5,990円)、「EFCスリムフィットチェックシャツ」(3,990円)、「ウールフランネルストライプジャケット」(1万4,900円)などを販売する(価格はすべて税別)。これらの商品はユニクロ銀座店、ユニクロマルシェプランタン銀座店、ユニクロ心斎橋店など日本国内28店舗と、ユニクロオンラインストアにて販売される。
2014年09月16日Jリーグは1日、サッカー漫画「キャプテン翼」とコラボレートして制作したプロモーションビデオ「Jリーグ×キャプテン翼 DREAM SHOOT」の第2弾の配信を開始した。同ビデオはJリーグが展開している2014シーズンのプロモーションの一つで、同漫画内に出てくる必殺シュートに現役Jリーガーが挑戦する姿を楽しむことが可能となっている。3月には同ビデオの第1弾として、FC東京の太田宏介選手がカミソリのように切れ味鋭く曲がる「カミソリシュート」を披露している動画がweb上で公開され、「大きな反響」(Jリーグ)があったという。第2弾となる今回のテーマは、相手が蹴ったボールを正面から蹴り返し、威力を倍増させてゴールを狙う技「反動蹴速迅砲」(はんどうしゅうそくじんほう)。Jリーグ公式サイトの特設ページなどでは、川崎フロンターレを代表する中村憲剛選手と大久保嘉人選手がこの必殺シュートにチャレンジしている映像が視聴できる。ゴール正面からやや距離のある地点で、ボールをはさんで向き合う2人。互いに軽い助走をした後、ゴールを背にした中村選手の方が一瞬早く右足を振りぬく。コンマ数秒遅れる形で、正面にいる大久保選手が、中村選手が放ったボールを右足でけり返す。けり返されたボールはそのままゴールへ向かって一直線に伸び、無人のゴールへと突き刺さっている。ゴールを決めた2人は、驚きと喜びが入り交じったような表情。中村選手は「今の反動蹴速迅砲でしょ? 今のすごいね。俺も感動した」と興奮気味で、大久保選手は「すごい(足に)当てた感じがあったもん」と"どや顔"気味に話している。2日午前の時点で、「You Tube」でのビデオ視聴回数は36万回を超えている。視聴者からは「試合でやってほしい!! 」「この技をワールドカップでの秘策にするべし!! 」などの声が挙がっている。その一方で、シュート映像がコンピュータグラフィックス(CG)かどうかをめぐり、「企画は好きだけど、CGであることは間違いない」「CGじゃないと思いますけど あのわざ決して不可能じゃないはずです 普通に考えて可能ですよ」など、さまざまな意見が寄せられている(すべて原文)。写真と本文は関係ありません
2014年05月02日イベント期間中「ジェイエムウェストン(J.M.WESTON)」を購入するとイラストレーター境陽子氏が購入者のスタイリングをイラストにしてプレゼントするサービスも。「トゥモローランド(TOMORROWLAND」 渋谷本店・御堂筋店にて「ジェイエムウェストン(J.M.WESTON)」のカラーオーダー&予約販売会が開催される。会期中は「ジェイエムウェストン」が既存で展開している180ローファーの予約販売の他、モデル180、Chelsea、Jodhpurの3型で約150色から自分の好きな色を選べるスペシャルオーダーが可能となっている。さらに、期間中「ジェイエムウェストン(J.M.WESTON)」を購入すると、購入者のスタイリングをその場でイラストレーター 境陽子氏にイラストにしてプレゼントしてもらえる”Performance drawing by YOKO SAKAI”も行う。この機会に、一生もののシューズをオーダーしてみてはいかがだろうか。【イベント概要】Performance drawing by YOKO SAKAI■トゥモローランド 渋谷本店所在地:東京都渋谷区渋谷1-23-16 1F & B1電話:03-5774-1711営業時間 : 11:30-21:00開催日時:2014年3月21(金)~2014年3月23(日)※イラストレーター境氏は 13:00~19:00の間にショップにいる予定。■トゥモローランド 御堂筋店所在地:大阪市中央区西心斎橋2-2-3 1F電話:06-6212-5911営業時間:11:00~20:00開催日時:2014年3月28(金)~2014年3月30(日)※イラストレーター境氏は、29(土)の13:00~19:00 のみ、ショップにいる予定。【オーダー&予約販売内容】■「ジェイエムウェストン(J.M.WESTON )」が既存で展開している180 ローファーの予約販売価格帯:85,000円(税抜き)レディース13 色、メンズ26 色■モデル180、Chelsea、Jodhpur の3型で約150色から自分の好きな色を選べるスペシャルオーダー一色のオーダーはもちろん、マルチカラーのオーダーも可能。お渡し期間は、オーダーから約5ヶ月の予定。価格帯:180 141,000円~、Chelsea、186,000円~、Jodhpur 196,000円~※いずれも税抜き※メンズに関しては上記3型に加え「Golf」のオーダーも可能。※画像左から:モデルChelsea/モデル180(一色のオーダー)/モデル180(マルチカラー)【ジェイエムウェストン(J.M.WESTON )とは】1891年に南フランス・リモージュにてエドワール・ブランシャールにより創業。息子のユージェーヌ・ブランシャールがアメリカに渡りグッドイヤーウェルト製法の革新的な技術と様々なウィズによる製法を学んだ後1919年に帰国、父の靴工場を引き継ぐ。最高品質の靴作りを追究するため、工業化の大きな波に逆らい、ハンドクラフトを強化し、今もなお250人以上の職人たちが伝統に忠実な製法を用いて1足1足丁寧に靴を作り続けている。またソールとアッパーのタナリーを所有している唯一の靴メーカーでもあり、ソール用のタナリーでは12か月以上かけて行う、ベジタブルタンニングの手法を18世紀から今日に至るまで守り続けている。既成靴でありながら、レングスのみならず、多数のウィズからフィットした1足を探せるのが特徴。元の記事を読む
2014年03月12日玄人志向は21日、M.2-PCIe変換ボード「M.2-PCIe」とSATA-M.2変換ボード「KRHK-M.2/S」を発表した。どちらも3月上旬より出荷を開始し、店頭予想価格は「M.2-PCIe」が2,000円前後、「KRHK-M.2/S」が1,300円前後。「M.2-PCIe」は、M.2規格(Type.M)のSSDをPCのPCI Express x4に接続するための変換ボード。基板上にM.2コネクタを備え、SSDを取り付けることができる。装着可能なSSDのカード長は42mm、60mm、80mm。本体サイズはW49xD107xH10mm、重量は約180g。ロープロファイル用のブラケットが付属する。「KRHK-M.2/S」は、SATAデバイスをM.2コネクタに接続するための変換ボード。本体の取り付けはネジで行う。本体サイズはW60xD22xH7mm、重量は約90g。
2014年02月22日(J.M.WESTONより)「ジェイエム ウエストン」の女性用の新作シューズが発売!フランスの歴史あるシューズのブランド「ジェイエム ウエストン」(J.M.WESTON)は、女性用の新しいコレクションを2014年1月20日から発売する。伊勢丹新宿店の本館と、ジェイエム ウエストン青山店での発売となる。新作のシューズは、現代のマスキュリン ルックの流行に合わせて、意志を持つ大人の女性にふさわしいアイテムとなっている。男性的な力強さと同時に、女性らしさも感じさせるアイテムの工夫コレクションのシューズは、控えめな力強さの中にも、女性らしい美しさも表現されている。「パテントローファー」は、横の方向にうねりを持つ、平織りの織物のシンプルなリボンが飾られている。また「マルチパーフォレイティッド ダービー」は、おしゃれな穴飾りが装飾されている。さらに女性らしい模様のメダリオンが装飾されている、「ワンピースオックスフォード」(レザーソール)など、多様なタイプがそろっている。また100タイプ以上のさまざまなカラーステッチやレザーから、好みのものを選び、自分だけのスペシャルな靴を作れる、特別な注文のサービスも行われる。(詳細はジェイエム ウエストン青山店まで)。興味のある方は足を運んでみては。【参考リンク】▼J.M.WESTON▼伊勢丹新宿店
2014年01月22日ニュマークジャパンコーポレーションは、M-Audioの24bit/96kHz対応4イン・4アウトのUSBオーディオMIDIインタフェース「M-Track Quad」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格3万9,800円。同製品では、ファンタム電源を搭載し、マイク、ギター、シンセサイザやDJミキサなど、様々なソースを接続することができる入力端子を装備。さらに、それらをゼロ・レーテンシィでダイレクトモニタリングすることが可能となっている。また、外部エフェクタを接続する際に便利なインサート端子をはじめ、MIDI入出力端子、パワード・ハブとして機能する3ポートのUSB2.0ポートなども搭載している。そのほか、本格的な音楽制作や編集が行える音楽制作ソフトウェア「Avid Pro Tools Express」、「iLok」、手軽に音楽制作可能な「AIR Ignite」(ダウンロード提供)なども付属する。
2014年01月22日先日、自称Mの人が多いという記事を書いたのですが、それを読んだ知人が「自称Mの男のエッチはつまらない」という、ちょっと衝撃的な話をしてくれました。彼女いわく、自称Mの男性の「いじめて」発言は、「自分は何もしたくないから、そっちが責めて」の意味なのだとか。へぇーと思って、Mっぽい男性と付き合っているという女性3人にこっそり「そうなの?」と質問してみたところ、「確かに!」とか「その通り」という意見を聞くことができました。そんなわけで今回は、最初にこのネタをくれた知人を含め4人の女性たちのコメントを紹介します。■「俺Mだもん」と逃げられる私もどちらかというとMなのですが、こっちが責めないと前戯がほぼ無しになります。あまりにもつまらなくて、セックスレスになるので、仕方なくS役を引き受けています…。たまに「○○して?」って言っても、「俺Mだもん」って逃げられる。私だってたまには責められたいのに!(Aさん34歳広報)■M=マグロのMMっていうのはマグロのMだと思います。自分で動くのが面倒で、相手に何かしてもらいたいだけ。Mとか言いながら、ちょっと強く触るだけで「痛いのはやだ」とか言うし。本当にMなら喜ぶはずですよね?(Bさん29歳営業)■実は性欲が少ないだけ?同棲中の彼は自称Mで責められたがるのですが、彼がその気になってない時に私から迫ると嫌がります。責められるのは好きだけど、女からガツガツ来られるのはイヤって本当にMなの?しかも、彼がその気になるのは月に1度か2度程度…。一度、お互い気分が乗ってる時に目隠ししたら、それは喜んでましたが。(Cさん27歳事務)■Mなのに「奉仕して」と言うと引く前に自称Sの人と付き合ったら、Hの時すごい自分本位で、私が嫌がっても自分がしたいことだけして、気が済むとすぐに寝ちゃったり。とにかく最悪でした。今の彼は自称Mなので私がしてほしいことをしてくれるのかなと期待してたのですが、そうではなく、寝っころがったまま「責めてー♪」って待ってるだけ。一度、Sっぽい口調で「Mなら奉仕してよ」と言ったら少ししてくれましたが、ちょっと引いたみたい。Mじゃないなら「俺ドM」とか、余計なこと言わなきゃいいのに。(Dさん32歳デザイナー)自称Mの彼氏を持つ女性たちは、揃いも揃って不満な様子でした。S=サービス、M=満足という説もありますが、ここに登場した自称Mの男性たちはみんなそれに近い認識を持っているのかも。自分で「俺Mだもん」とか言うのは、本来のSとMの意味をちゃんと勉強してからにしろって感じはしますね。「Mなら奉仕してよ」と言ったDさん、エラい!もし自称Mの男性とお付き合いすることになったら、奉仕させたり、お預けしたり…きっちりしつけて本物のMに目覚めさせちゃってはいかがでしょうか。さておき、SとMというのは性癖がどうこうというより、お互いが相手のために何かしてあげたいと望む関係性が、きちんと成り立っているってことのほうが大事なのかもしれませんね。―――――――――――――――――――――気になるあの人とのSM相性を知りたいなら!禁断・誕生日で知るふたりのSM相性【無料占い】()(文=Kawauso)
2013年10月27日横浜F・マリノスは、Jリーグ20周年記念企画「Jクロニクルベスト」に中村俊輔、中澤佑二、両選手がベストイレブンとして選出されたことを記念し、「Jクロニクルベストベストイレブン記念レプリカフォトフレーム」を期間限定で予約販売している。Jリーグ20周年企画「Jクロニクルベスト」は、過去20年間において「ベストゴール」、「ベストイレブン」、「ベストマッチ」と呼ぶにふさわしい試合や選手、ゴールシーンをサポーター投票により決定するという、Jリーグ主催の企画。同企画内において「ベストイレブン」MF部門では中村俊輔選手が3位に、DF部門では中澤佑二選手が2位に、それぞれベストイレブンとして選出された。中村俊輔選手の得票数は4,608票。中澤佑二選手の得票数は4,449票。同商品は、6月30日に行われた、ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦、ホームで行われた対鹿島戦において、両選手へ「Jクロニクルベスト」ベストイレブン記念として贈られたフォトフレームのレプリカ版だ。フォトフレームには両選手の名シーンの中から、えりすぐりの写真16枚が収められている。予約は既に開始しており、受付は9月8日まで。商品サイズは約400×330×15mm。価格は1万1,000円。販売場所はトリコロールワンみなとみらい店、トリコロールワンスタジアムショップ、トリコロールワンオンラインショップなど。10月上旬頃の発送予定。詳細は公式ホームページ内、ニュースを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月30日マースジャパンは「M&M’s」シリーズの期間限定フレーバーである「M&M’sクリスピーミントシングル」を、今年の3月下旬より1年間限定で、全国発売中だ。「M&M’sクリスピーミントシングル」はミント味のライスパフを、チョコレートとシュガーでコーティングした期間限定チョコ。軽くてサクサクした歯ごたえと、ミントの爽やかさ、そしてチョコレートの甘さがコラボした、夏にぴったりの爽やか系チョコレートとなっている。夏向けなのは味だけではない。表面がシュガーコーティングされており、チョコが溶けにくくなっているため、夏の携帯用チョコ、ポケットチョコとしても適している。「M&M’s」は「お口でとろけて、手にとけない」がトレードマークの、世界的に有名なシュガーコーティングチョコ。宇宙食にも採用された経歴を持つ。「M&M’s」誕生から、今年は72周年目。欧米を始め、「M&M’s」は世界の人々に愛されているお菓子となっている。「M&M’sクリスピーミントシングル」に採用された、シュガーコーティングの色は、グリーン、ミントグリーン、ホワイトの3色。味、見た目、機能性ともに夏の携帯用チョコとして活躍が期待される。「M&M’sクリスピーミントシングル」の希望小売価格は100円。容量は1袋当たり34g。今年3月下旬からの1年間限定商品。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月26日豊島は、自社製造のジーンズブランド「キャントン」と米国のアパレルブランド「Jクルー(J.CREW)」とのコラボレーションジーンズを発表した。このジーンズは開発に約2年の月日を費やしており、本国のJクルー、Jクルーリカーストアなどの直営店と通販サイトのみでの販売となる。Jクルーのレギュラーフィットジーンズのパターン(型紙)を使用し、デニム素材供給と洗い加工の手配はキャントンが行う。使用するデニム生地はオーガニックコットンを混紡した13.75オンスで、洗濯を繰り返すことによって体になじんでいく「シュリンク・トゥ・フィット」を追求した。キャントンは1963年に日本初の国産ジーンズブランドとして大石貿易が誕生させた。この時、縫製を担当したのがビッグジョンの前身であるマルオ被服である。この当時、デニム生地はアメリカでのみ製造(国産デニム生地が誕生するのはもっと後年)されており、米国キャントン・テキスタイル・ミルズ社のデニム生地を使用したことから「キャントン」ブランドと名付けられた。68年にキャントン・テキスタイル・ミルズ社とのブランド商標権の問題によりブランドが中止となり、大石貿易はその後の自社ジーンズを「ビッグストーン」のブランド名で継続した。89年に大石貿易創始者の大石哲夫氏が死去した後も大石貿易は事業を継続し、91年にはキャントンのビンテージラインを復刻させるものの、2003年に倒産した。その後、キャントンブランドを豊島が引き継いで今日に至ったという経緯がある。まさに日本の国産ジーンズの歴史を体現したブランドといえる。
2013年08月06日コラボレーションコレクション第2弾!メイクのプロフェッショナルからの支持も高く、使えるアーティスティックなコスメが豊富なM・A・C。そんなM・A・Cと、ミュージシャンでありモデルでもある、アーティストのリアーナがコラボレーションした、新コレクション「RiRi(Hearts)M・A・C Summer」が20日より、公式オンラインショップで発売開始となった。リアーナとM・A・Cのコラボはこれが2回目。第2弾として、「サマーカラー」をテーマに、彼女のもつイメージにも、とてもぴったりくる、リップスティック3種、フェイスパウダー1種、リキッドフェイスカラー1種の5アイテムが登場している。夏顔の美メイクを!コラボコレクションは今後も期待大リアーナ×M・A・Cの第1弾から引き継がれている、最大の象徴的アイテム、リップスティック「RiRi Woo」(リリウー)のスティックボディには、今回もリアーナの愛称である「RiRi」のサイン刻印入り!プレミアム感あふれる仕上がりで、ファン必見のアイテムとなっている。色合いは、彼女のこだわるマットな質感の鮮やかカラー。夏メイクを印象的に、セクシーに決める、ラインアップとなっている。新たに登場するフェイスパウダー「ハイビスカスキス」は、ブロンズとコーラルの2色の組み合わせで、テク要らずで夏顔に変身できるおすすめアイテム。ブロンズ部分に、こちらも「RiRi」の刻印入りだ。夏らしく、ほんのり日焼けしたような、美しい大人のブロンズ肌を楽しみたいなら、リキッドフェイスカラーの「バルバドスガール」がぴったり。“バルバドス”は、リアーナの出身地であり、まさに彼女のイメージ、彼女の美をフィーチャーした仕上がりといえるだろう。なお、M・A・Cとリアーナのコラボレーションコレクションは、通年で計4コレクション発売予定となっており、今後の展開も注目されている。【参考リンク】▼M・A・C CosmeticsOfficial Site▼M・A・C公式オンラインショップ元の記事を読む
2013年06月20日