アジレント・テクノロジー(アジレント)は1月5日、シングル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)「Agilent 5977B 超高感度イオン源 (HES)搭載 GC/MSD システム」を発表した。「Agilent 5977B 超高感度イオン源 (HES)搭載 GC/MSD システム」は同クラスのモデルと比べ、機器検出下限に優れていることが特長で、超高感度イオン源の採用により、シングル四重極では最高感度のOFN(オクタフルオロナフタレン)の機器検出下限1.5fgを実現した。これにより、GC/MSDへ導入する必要のあるサンプル量を削減できるため、濃縮で必要なサンプル量を削減できるほか、GC注入口ライナーやカラムの汚染を防ぐことができる。さらに、輸送コストや溶媒のコスト、メンテナンスコスト削減にも貢献するとしている。オプションとして新しいスクロールポンプIDP-3を選択可能で、従来のオイルポンプに比べて動作音が低く(オイルポンプの場合55dB であるのに対し、IDP-3 では50dB)、メンテナンスは安価なチップシールの交換のみとなっている。同社は同システムについて「優れた検出下限や静音設計の新ドライポンプの採用等により、次世代型のシングル四重極GC/MSとなっています。」とコメントしている。
2016年01月05日米Googleが10月初旬に発表した「Accelerated Mobile Pages (AMP)」だが、来年2016年初頭にも同技術を用いたコンテンツがGoogleのWeb検索で配信開始されると説明している。AMPは従来のWebコンテンツをモバイル端末向けに高速配信するための仕組みで、表示形態は従来そのままながら、インターネットからの読み込みや表示は半分以下の時間で済むという。同件は11月24日(米国時間)付けで、AMP ProjectのBlogページで紹介されている。表現のリッチ化やスクリプトの多用で年々重くなるWebページだが、モバイル端末向けのWebニュース記事を中心に素早くコンテンツにアクセスしたいという需要はあり、元の可読性を損なわずにコンテンツの読み込み速度を向上させるべくスタートしたのがGoogleのAMPだ。プロジェクトはオープンソースとしてGitHubで公開されているほか、デモを含む詳細はプロジェクトのトップページで確認できる。その特徴は、ビデオ動画や各種広告などコンテンツ配信者の収益源を損なわずにコンテンツ配信が可能な点で、すでに複数のコンテンツパートナーや広告配信事業者が賛同を表明している。前述のように検索結果の中にコンテンツを出現させたり、あるいはSNSやBlogプラットフォームと組み合わせたりと、今後の応用が期待される。AMPは発表時からFacebookの「Instant Articles」とよく比較されているが、こちらは前述のようにWebニュースコンテンツを素早くモバイルのFacebookアプリ上で見るための仕組みで、広告配信のほか、SNSの特徴を活かしたコメントや記事共有がセールスポイントになっている。説明によれば、従来方式と比較して最大10倍の読み込みスピードを実現しているという。Instant Articlesは当初それほど注目を集めていなかったものの、現在では配信パートナーも増え、コンテンツ事業者にとって必ずしも無視できない存在となっている。またWall Street Journalによれば、現在シンガポールを拠点にInstant Articlesのアジア展開をFacebookが計画しているということで、遠からずGoogleと並んでコンテンツの新しい配信形態として注目を集めることになるかもしれない。
2015年11月27日ASUS JAPANは21日、コンパクトデザインの省スペースデスクトップPC「P30AD」を発表した。シルバーとホワイトの2色を用意。10月23日から発売し、価格はオープンで、店頭予想価格(税別)は69,800円前後、または89,800円前後。○P30AD-W10I7SIL「P30AD-W10I7SIL」は省スペースデスクトップPCの上位モデルで、店頭予想価格は89,800円前後。本体カラーはシルバー。縦置きと横置きに対応し、縦置き時は幅が92mmと薄く、横置き時でもA4サイズよりわずかに広い程度のフットプリントなので、置き場所を選ばない。3,840×2,160ドット(4K)解像度での出力に対応するほか、「ASUS SonicMaster技術」による豊かなサウンド再生が可能。IEEE802.11ac対応の無線LAN機能も搭載する。ただしディスプレイとスピーカーは別売り。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、メモリがDDR3-1600 8GB(最大16GB)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはWindows 10 Home 64bit。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、USB 2.0×4、HDMI×1、D-sub×1、メモリーカードリーダー、ヘッドホン出力 / マイク入力など。本体サイズはW92×D325.6×H242mm、重量は約4.8kg。○P30AD-W10I5WHT「P30AD-W10I5WHT」はCPUにIntel Core i5(3.2GHz)、メモリにDDR3-1600 4GB(最大16GB)を搭載するモデル。店頭予想価格(税別)は69,800円前後。きょう体色はホワイトで、そのほかの仕様は「P30AD-W10I7SIL」とほぼ共通。
2015年10月21日コスパは、『機動戦士ガンダム第08MS小隊』より、陸戦型ガンダムが背負っているコンテナをモチーフにした「陸戦型ガンダムバックパック」をリリースする。発売は2016年1月下旬の予定で、価格は16,500円(税別)。兵器や装備を積載・運搬するコンテナ同様に、バックパックも大型。フロント・サイドポケットはもちろん、インナーポケットも充実しており、細かな装備品も整理して収納することが可能だ。陸戦型のキャリア・レールの左右に装備された夜間行軍用のライトをモチーフにしたリフレクターもポイント。商品には第08MS小隊のオリジナル布製脱着式ワッペンが付属し、フロントのマジックテープ部分にはコスパオリジナルの「脱着式ワッペン」や、市販のマジックテープ付きワッペンを自由に取り付けることができる。このバックパックさえあれば、ちょっとした旅行や出張はもちろん、地上戦のあらゆる局面に対応できる!?「陸戦型ガンダムバックパック」の詳細についてはコスパ公式サイトをチェックしてほしい。(C)創通・サンライズ
2015年09月14日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険ならびにあいおいニッセイ同和損害保険はこのたび、サイバー攻撃によるリスクを総合的に補償する保険を共同開発し、9月から販売を開始すると発表した。○企業や団体に対する標的型メールなどのサイバー攻撃が増加昨今、企業や団体に対する標的型メールなどのサイバー攻撃が増加しており、その手法も巧妙化していることから、被害が深刻化する傾向にあるという。こうしたリスクへの対策は企業経営における重大な課題となっており、リスクに対応した保険ニーズの高まりを受けて、このたびサイバーリスクに関する損害を幅広く補償する保険を新たに開発したとしている。MS&ADインシュアランスグループは、今後もグループ各社のノウハウを結集し、多様化する顧客ニーズに応える商品・サービスの開発を積極的に進めていくとしている。○商品名三井住友海上海上火災保険:「サイバーセキュリティ総合補償プラン」あいおいニッセイ同和損保損害保険:「サイバーセキュリティ保険(IT業務賠償責任保険[拡張補償プラン])」○新商品の特長幅広い損害をカバーサイバー攻撃等によって発生した情報漏えいや他人の業務の阻害等に対する損害賠償のほか、事故対応に必要となる各種対策費用まで補償する。また、ネットワークの停止・休止が発生した場合の利益損害を補償するオプションも用意しているサイバー攻撃等によって発生するさまざまな対策費用を補償被害者に対する通知・見舞金費用、広告宣伝活動の方法を策定するためのコンサルティング費用のほか、事故発生時の事故原因や被害範囲の調査に要する費用、被害拡大防止のために要した費用などを補償する事故時の充実したサポートサイバー攻撃などによる被害が発生した際に、専門知識・技術を要する原因調査、証拠保全等の事故対応について、顧客の要請に基づき、経験豊富な専門事業者を紹介する
2015年09月07日島津製作所は8月31日、異臭の原因物質を特定することを可能とする分析システム「GC/MS 異臭分析システム」を発表した。同システムは、島津製作所のガスクログラフ質量分析計に異臭分析に関するノウハウを有する大和製罐の技術を加える形で開発されたもので、過去の異臭問題の分析により把握されたすべての原因物質のMS情報と官能情報を組み合わせることで、どのような化合物が異臭の原因になるか分からない場合でも、すぐに分析を始め、異臭の原因物質を特定することができる。また、におい嗅ぎ装置が備わっている場合、データベースで同定された異臭成分のにおいを実際に嗅ぎ、「消毒」「ゴム」といったにおいの種類の情報と照らし合わせることで、異臭原因を確認することができる。さらに、候補と思われる対象成分の極性に応じて3種類のカラムの中から最適なものを選択可能なほか、異臭成分の中には、臭気しきい値が低く、ごく微量でも異臭と感じられる化合物があるため、微量濃度まで同定できる必要があることから、同システムでは、同社のGC/MSの高感度MRM、 SIM分析を生かし、数pptの臭気しきい値付近の成分も同定することが可能だという。
2015年08月31日MSソリューションズは、重量約69gという軽量デザインが特徴の自撮り棒「SELF SHOT STICK Compact」を8月上旬より発売する。価格は税込み2,280円。「SELF SHOT STICK Compact」は、同社が軽量化を追求したという自撮り棒。重量は約69gでLサイズの卵とほぼ同じ重さだという。素材にはアルミを採用し、軽量化と高強度化を実現した。また、スマートフォンホルダーをグリップ方向へ折りたためる構造とシャフトの全段をグリップに収められる設計になっており、最小で約17cmまで縮めることが可能。一方で撮影時には約50cmの長さにまで伸ばすことができる。装着可能な端末のサイズは横幅85mmまで。専用ケーブルを搭載し、端末のイヤホンジャックに挿すことで撮影が可能となる。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ゴールドの3色。
2015年07月29日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険ならびにあいおいニッセイ同和損害保険は24日、損害保険業界で初めてという、少子高齢化に対応した火災保険を共同開発し、10月1日以降保険始期契約から販売を開始すると発表した。昨今の少子高齢化の進展に伴い、賃貸住宅内での高齢者の孤独死や、高齢者の日常生活におけるサポートサービスのニーズが年々増加しているという。これらの環境変化へ対応すべく、火災保険の新たな特約・付帯サービスを開発したとしている。MS&ADインシュアランスグループは、今後もグループ各社のノウハウを結集し、多様化する顧客ニーズに応える商品・サービスの開発を積極的に進めていくとしている。○新特約・付帯サービスの概要(1)家主費用特約-新設加入対象者:賃貸住宅のオーナー(家主)特長:賃貸住宅内での死亡事故(孤独死・自殺・犯罪死)によりオーナー(家主)が被る家賃収入の損失や、清掃・改装・遺品整理などにかかる費用を補償する。死亡事故の発生戸室のほか、上下左右の隣接戸室も補償の対象となる新設の背景:不幸にして死亡事故が発生してしまった賃貸住宅では、その後の空室・家賃値引きなどによる家賃収入の損失や各種費用の負担が重く、オーナーにとっては賃貸経営上の大きなリスクとなっていた。賃貸住宅を対象とする火災保険に特約として補償を追加することで、これらのリスクを回避できるようになる。オーナーにとっては「安心して部屋を貸すことができる」、単身高齢者にとっては「より部屋を借りやすくなる」というメリットがある(2)受託物賠償特約-拡充他人から借りた物に損害を与えた場合の賠償責任を補償する「受託物賠償特約」に、限度額100万円のパターンを新設。これにより、従来から火災保険とその特約で補償していた「自宅内での事故」による家財の損害、「自宅外での事故」による携行中の家財などの損害に加えて、介護機器や備付家具等の高額なレンタル品に関する損害も補償できるようになった(3)家具移動・電球交換サービス-新設上記(2)の特約にセットで加入した顧客向けに、新たに「家具移動・電球交換サービス」を提供し、高齢者の日常生活をサポートする65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合は過去最高を更新し、2035年には33.4%と見込まれているという。少子高齢化のさらなる進展を踏まえつつ、今後も「過ごしやすい高齢化社会の構築」に寄与する商品・サービスの開発を積極的に進めていくとしている。
2015年06月26日声優・鈴村健一が総合プロデュースを手掛け、2014年公演では約1万人を動員し、多くの感動と衝撃を生んだ舞台「AD-LIVE(アドリブ)」。その2015年公演の出演者発表会が、2015年6月11日に開催された。「AD-LIVE(アドリブ)」とは、大まかな世界観と、舞台上で起こるいくつかの出来事、たとえば"電話が鳴る"、"誰かが来る"といったことが決められているのみで、出演者のキャラクター(役)も、セリフも、すべてアドリブで紡がれる90分間の舞台劇。お互いのキャラクターは、舞台上で初めて知ることになる。「AD-LIVE2015」には、鈴村健一をはじめ、櫻井孝宏、津田健次郎、小野賢章、釘宮理恵、梶裕貴、名塚佳織、岡本信彦、谷山紀章、岩田光央、浪川大輔、下野紘、福山潤といった全13名のキャストが参戦。「パルテノン多摩 大ホール」「三郷市文化会館 大ホール」「メルパルク大阪」の3会場で、6日間全12公演が行われ、鈴村健一は全日・全公演に出演、ほかキャストは各日2名ずつの出演となる。各公演の出演者は下記の通り。【2015年9月12日(土)】昼・夜会場:パルテノン多摩 大ホール出演者:櫻井孝宏・津田健次郎・鈴村健一【2015年9月13日(日)】昼・夜会場:パルテノン多摩 大ホール出演者:小野賢章・釘宮理恵・鈴村健一【2015年10月10日(土)】昼・夜会場:三郷市文化会館 大ホール出演者:梶裕貴・名塚佳織・鈴村健一【2015年10月11日(日)】昼・夜会場:三郷市文化会館 大ホール出演者:岡本信彦・谷山紀章・鈴村健一【2015年10月17日(土)】昼・夜会場:メルパルク大阪出演者:岩田光央・浪川大輔・鈴村健一【2015年10月18日(日)】昼・夜会場:メルパルク大阪出演者:下野紘・福山潤・鈴村健一チケットは全席指定で6,900円(税込)。一般発売は7月18日からだが、すでにチケットぴあにてプレリザーブ先行(先行抽選販売)がスタートしている。詳細については、「AD-LIVE」の公式サイトをチェックしてほしい。
2015年06月12日ASUS JAPANは10日、2015年夏モデルとして、縦置き、横置き両対応でコンパクト設計のデスクトップPC「P30AD-i74790」「P30AD-i54460」を発表した。発売日は6月下旬を予定している。店頭予想価格はCore i7搭載モデルが89,800円、Core i5搭載モデルが69,800円(いずれも税別)。Windows 10無償アップグレード対象モデルとなっている。○P30AD-i74790P30AD-i74790の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、メモリがDDR3-1600 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8.1 64bit。通信機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。主なインタフェースは、USB 3.0×4、USB 2.0×4、HDMI×1、D-sub×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×2、ライン入力×1、ライン出力×1、メディアカードリーダーなど。本体サイズはW92×D325.6×H242mm、重量は約4.8kg。114キーUSB日本語キーボード、USBマウス、無線LANダイポールアンテナが付属する。○P30AD-i54460P30AD-i54460の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.2GHz)、メモリがDDR3-1600 4GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8.1 64bit。主なインタフェース、本体サイズと重量、付属品はP30AD-i74790と共通。
2015年06月10日アジレント・テクノロジーは6月3日、ルーチン元素分析向けシングル四重極ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)「Agilent 7800」を発表した。「Agilent 7800」では新機能と新自動化ツールにより、分析設定と操作が容易になっており、すぐにルーチン分析を開始できるよう、飲料水分析、環境廃棄物分析、製薬分析などの業界別アプリケーションパッケージが提供される。パッケージには、標準分析手順書、メソッド別のバッチテンプレート、レポートフォーマットが含まれており、標準分析手順書は日本語版の提供も計画されているという。同社は「新製品Agilent 7800 ICP-MS は、簡単に使用でき、ルーチン分析に適したICP-MS です。迅速な分析、容易なメソッドセットアップを実現しており、数多くの一般的なサンプルやアプリケーションにおいて、ルーチン分析を簡素化することが可能です」とコメントしている。
2015年06月03日マウスコンピューターは30日、新デザインとなるスティック型PC「m-Stick」のファン付きモデル「MS-PS01F」を発売した。直販サイトでの参考価格は28,000円(送料込み/税込み)。m-Stickシリーズは、スティック型PCの先駆けとも言える製品。初代モデルの登場時は即完売に近く、なかなか購入できない状態が続いてた(現在は解消されている)。ラインナップとしては、ストレージが32GB eMMCの「m-Stick NH1」、64GB eMMCの「m-Stick MS-NH1-64G」、法人専用(特定用途専用)の「MS-NH1-EMBD」がある。今回の「m-Stick MS-PS01F」は2015年4月1日に発表済みで、4月下旬の発売予定となっていたものだが、このたび正式に発売となった。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、OSがWindows 8.1 with Bing 32bit版。本体にはHDMI出力端子を備え、液晶ディスプレイやテレビのHDMI入力端子に接続し、PCとして利用する。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0+LE、インタフェースは一般的なUSB 2.0(Type-A)ポートとmicroSD/microSDHC/microSDXCメモリーカードリーダーを搭載する。本体サイズはW125×D37.6×H14mm(端子部は含まず)、重量は約61g。付属品は、USB-ACアダプタ、電源供給用USBケーブル、HDMI延長ケーブルなど。
2015年04月30日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険は20日、同社の保険に契約の顧客向けに、スマートフォン向けアプリ「スマ保(同社が独自開発したスマートフォン利用者向けのアプリ。「自動車の安全運転診断」や「広域災害時の避難所への誘導支援」など、防災・減災に繋がるさまざまな機能を備えている)」ならびに公式ホームページを通じて、事故発生時の動画や損害物の画像を送信できる新サービスを開始した。同サービスは、顧客が保険金を請求する際に、「スマ保『運転力』診断」アプリのドライブレコーダー機能で録画した自動車事故の動画や、スマートフォンで撮影した損害物の写真を、Webシステムから支払担当者に送信できるようにしたもの。これにより、支払担当者との間で事故の状況を正確に共有できるようになるほか、支払い手続きにおける書面のやり取りを一部省略することが可能となるため、これまで以上に迅速な保険金の支払いに繋がるという。○新サービスの概要提供開始日:4月20日(月)対象者:同社の「お客さまWebサービス」に登録した個人の顧客。同社に自動車保険・火災保険・傷害保険等の保険金を請求している契約者に限る利用可能時間:終日利用可能(毎週月曜日の2時~4時を除く)主な機能:スマートフォンなどで撮影した写真や動画を、保険金支払担当者にタイムリーに送信できる機能利用方法:(1)パソコンの場合/公式ホームページの「お客さまWebサービス」にログインし、「事故の連絡をする」メニューから「事故の画像を送る」を選択する。(2)スマートフォンの場合/スマートフォンに「スマ保」アプリをダウンロードし、「事故サポート」メニューから「事故の画像を送る」を選択するサービスの利用画面イメージ顧客が事故状況を口頭で説明するのが難しい場合でも、事故の動画や画像を送信することで、支払担当者が状況を正確に把握できるようになり、スムーズな事故の解決に役立つという。また、携行品や家財などの損害物の画像、修理見積書のPDFデータなどを同社へダイレクトに送ることができるため、顧客の事務手続きが大幅に軽減されるという。さらに、書面でのやり取りの省略が可能になることから、これまで以上に迅速な保険金の支払いに繋がるとしている。三井住友海上では、今後も多様化する顧客ニーズに応えるべく、保険金支払い対応の向上に努めていくとしている。
2015年04月21日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険は16日、日本IBMの協力により、顧客からコールセンターに寄せられる年間70万件以上の問い合わせ内容を分析するシステムを構築し、このたび稼働を開始したと発表した。これにより、顧客からの問い合わせに一層迅速かつ的確に応えることができるよう、電話対応や情報発信を強化し、顧客満足度のさらなる向上を目指すとしている。同システムには、テキストマイニングや分析を行うソフトウェアであるIBM WatsonExplorerを採用している。クラウド上で稼働するIBMWatsonExplorerは、高度なコンテント・アナリティクスにより、顧客サービスの傾向やパターン、相関関係などを新たに見出すことを支援するという。その結果、コールセンターのオペレーターは、顧客からのさまざまな質問に対して、過去の問い合わせ内容をはじめとする構造化・非構造化データの分析に基づき、適切な情報を得ることができるとしている。構造化データは、数値や日付、文字列などの固定の型を持つデータで、非構造化データは、オフィス文書や電子メールなどの固定の型を持たないデータのこと。三井住友海上では、コールセンターに寄せられる年間70万件以上の問い合わせに対応するべく、要員の増強を中心とした各種対策を講じてきたが、増加する問い合わせに迅速かつ的確に応えるため、さらにきめ細かな対応が求められていたという。そこで、電話やWebでの問い合わせ内容等の非構造化データをIBMWatsonExplorerのテキスト解析技術を使って分析し、顧客が「なぜ(Why)」問い合わせをしたのかを明確化した。これにより、今まで以上に効果的な傾向分析と確かな未来予測が可能となり、顧客のタイプ別(年代・性別・家族構成など)、時期別、イベント別(災害発生・法制度改定など)の問い合わせ傾向の容易な把握に繋がっているという。分析によって得られる具体的な数値や傾向に基づいて、Webでの情報発信や要員の適正配置を行い、コールセンターへの問い合わせ件数の削減や応答率の向上を図っているという。また、月別の顧客の問い合わせ傾向に合わせて、新たに「お客さまに寄り添うトーク」をまとめた社員・代理店向けの「歳時記」を作成。社員・代理店それぞれが、顧客が問い合わせに至るまでの背景を踏まえつつ、ニーズに合わせた的確な対応をすることで、顧客サービスの品質向上を実現するという。このたびクラウド上に構築した分析システムのデータと、既存の基幹システムのデータとの連携を図り、全社的な顧客サービスの変革にも分析結果を役立てていくとしている。
2015年04月20日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険ならびにあいおいニッセイ同和損害保険は13日、若年者層のカーライフに合わせた2つの自動車保険を共同開発し、10月1日以降始期契約から販売開始すると発表した。自動車を取り巻く社会環境の変化の一つとして「若者の車離れ」が指摘されているという。自動車を保有する若年者層が減少している要因として、ライフスタイルの変化に加えて、「自動車を購入した当初は、自動車保険料が高額である」という声も聞かれるとしている。こうした声に応えるために、初めて自動車保険に加入する人に既存商品よりも割安な保険料で加入できる分かりやすい商品を開発したという。さらに、自身が自動車を保有せず、知人の車を運転するような人についても、手軽に加入できる商品を用意することで、若年者層を中心とした広範な自動車ユーザーに安心を届けるとしている。○「新規契約専用の自動車保険」の概要商品名/三井住友海上:「はじめての自動車保険」、あいおいニッセイ同和損保:「パーソナル自動車保険」加入対象者/初めて自動車を保有する人新商品の特長(1)安心で分かりやすい補償:基本的な補償をベースに「車両保険」等の補償有無を選択するシンプルな補償とすることで、分かりやすく安心な商品構成としている(2)加入しやすい保険料:既存商品と比較して保険料を割安にするなど、新規契約者が加入しやすい保険料水準を実現している(3)初めて自動車保険を契約する人を対象とした割引制度:「借りた自動車専用の自動車保険の加入実績や事故歴に応じて「新規契約専用の自動車保険」を割引く制度を設ける。「新規契約専用の自動車保険」以外の商品であっても、割引の適用条件(初めて自動車保険に加入)を満たす場合は、割引が適用される○「借りた自動車専用の自動車保険」の概要商品名/三井住友海上:「1DAY保険」、あいおいニッセイ同和損保:「ワンデーサポーター」加入対象者/友人・知人等の自動車を借りて運転する人新商品の特長(1)24時間単位で合理的な保険/1回の契約の保険料が約500円~(予定)で、補償開始(始期日時)から24時間補償されるなど、加入しやすく合理的な保険(2)簡便な契約手続き/スマートフォンから簡単に契約手続きを行うことが可能。1回の申込みで運転者4人まで指定でき、保険料はスマートフォンの利用料金と合わせて支払うことができる(3)お得な割引制度/2回以上契約した場合に2回目以降の保険料を割引く「2回目から割引」や、借りた自動車を交替で運転するようなケースで、複数の運転者を1回の契約でまとめて補償する場合に2人目からの運転者に対する保険料を割引く「2人目から割引」を設ける
2015年04月14日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのたび、4月にコロンビア(首都ボゴタ)に日本人駐在員を新たに派遣したと発表した。同社は中南米地域6カ国に拠点を有し、メキシコ・ブラジル・パナマに日本人駐在員が常駐しているが、経済成長が進むコロンビアにも新たに日本人駐在員を派遣した。中南米地域では、今後も日系企業の投資拡大が見込まれているという。同社は、主要提携先である中南米最大手の保険会社「マフレ社」と連携して、進出日系企業向けの保険関連サービスの提供を積極的に展開し、サービス体制を強化するとしている。○新たに駐在員を派遣する事務所の概要名称:Mitsui Sumitomo Insurance Company,Limited ボゴタ事務所派遣日:4月主な業務:各種保険サービスの提供、市場調査・情報収集業務同社はブラジルに現地法人を有するほか、メキシコ、パナマ、ぺルー、コロンビア、アルゼンチンに事務所を開設しており、メキシコ・ブラジル以外の中南米地域に事務所を有する唯一の日系損害保険会社だという。また、中南米最大手の保険会社「マフレ社」との提携を通じて、中南米16カ国で安定的にサービスを提供しているとしている。中南米地域には、経済成長が順調で投資環境も整っている国が多いことから、今後も日系企業の投資拡大が見込まれるという。同社は、域内でもとりわけ経済成長が進んでおり、治安が改善しているコロンビア(首都ボゴタ)へ常駐の日本人駐在員を新たに派遣することとした。三井住友海上は、ボゴタ事務所を戦略的拠点の一つと位置付け、中南米のネットワークを一層強化することで、日系企業向けのサービス向上を目指すとしている。
2015年04月08日島津製作所は3月16日、全自動LC/MS前処理装置「SCLAM-2000」(研究用)を発売した。「SCLAM-2000」は、遠心処理を行った採血管などのチューブと試薬、2種類の前処理専用容器をセットし、PCまたは装置本体からの操作することで、全自動で生体試料の前処理とLC/MSによる分析が実行できる装置。最大60検体のLC/MS分析を自動で実行可能で、オンラインでLC/MSに接続されているため、前処理後に試料を手動でLC/MSにセットし直す必要がない。1時間あたり約20検体を処理することが可能だ。また、1検体ごとに逐次処理を行う方式を採用しており、検体ごとの前処理反応時間の差など、個体間のばらつきをなくし、日内差、日間差を含めた再現性≦10%の分析精度を実現する(同社評価による)。バーコードリーダ(オプション)による検体のID管理や分析結果の校正機能、試薬の残量や使用期限などの管理機能、装置保守履歴の記録機能といった多彩な精度管理機能により、常に最適な状態で装置を維持し信頼性の高いデータが取得できるとしている。さらに、キャップを外した採血管や試薬をセットした後は、検体および試薬を入力する2ステップのシンプルな操作で前処理を開始できるため、手技の操作ミスを低減することができる。加えて、満杯検知センサー付きの前処理容器の廃棄ボックスや廃液タンクを装置内に備えており、感染性試料を扱う際の感染リスク低減にも工夫がなされている。なお、価格はソフトウェア込みで1750万円(税別)。
2015年03月16日日本マイクロソフト(MS)と日本ビジネスシステムズ(JBS)は3月4日、三菱東京UFJ銀行(BTMU)と三菱総合研究所(MRI、三菱総研)が女川町復興公営住宅建設推進協議会と進めている女川町災害公営住宅建設事業における電子記録債権を活用した資金支援スキームの提供にあたり、MSのパブリック・クラウドサービス「Microsoft Azure」とWindowsタブレットを工事進捗管理システムで採用したと発表した。東日本大震災の被災地における災害公営住宅の建設では、制度的に建設事業者が前払金などを受け取れず各自で立替えなければならないことが、工事の遅れにもつながっていたという。そこで三菱東京UFJ銀行と三菱総研は女川町災害公営住宅建設事業において、事業者が工事進捗状況に応じて実質的な出来高払いを受けられる資金支援スキームを実現し、2014年3月から提供している。提供開始から1年で計16棟の災害公営住宅の建設において活用しているとのことだ。この資金支援スキームを実現するためには、建築事業者が現地の工事進捗状況を出来高確認者である三菱総研に正確に報告し確認を得るプロセスを、物件ごとに実施していくための工事進捗管理システムが必要という。三菱総研は、現地の建築業者と遠隔地の出来高確認者を結ぶ工事進捗管理システムにはクラウドサービスとデバイスを駆使する必要があると考え、複数の選択肢を検討した結果、AzureとWindows 8.1搭載タブレットを採用した。採用の理由としては、他社OSのタブレットでは接続できなかった高精度GPSモジュールが接続可能だったこと、また、デバイスメーカーやフォームファクター、周辺機器オプションなど、デバイスの選択肢の幅が広いことをまず挙げている。さらに、円滑なデータのやりとりを実現するアプリケーションの開発・実装やセキュリティ、国内での災害復旧対応(ディザスタリカバリ)を考えると、東日本・西日本の国内データセンターを利用でき開発環境が整っているAzureが最適とした上で、将来的にMicrosoft Lyncを使ったビデオ会議などのシステムを追加し利用できることもあったという。システム構築はJBSが担当し、MSの業務アプリ開発ツールであるコードネーム「Microsoft Project Siena」とMicrosoft Visual Studioの活用により、1ヶ月で専用アプリケーションおよびAzure上のWebアプリケーションを完成するなど構築期間を短縮できたとし、プロジェクト開始から約3か月で工事進捗管理システムを作り上げたとのことだ。今回の公営住宅建設事業では、隣接する複数物件を同時に建設していくため、タブレットで個々の物件を撮影し位置情報とともに記録する際に、より正確な位置情報を記録できる高精度GPSモジュールが必要だったという。
2015年03月05日サードウェーブデジノスは27日、14型ディスプレイを搭載したスタンダードノートPC「Critea VH-AD2」を発表した。PCショップ「ドスパラ」にて即日販売を開始し、価格は税別49,980円から。重量2kgで据え置きのほか、持ち運んでの利用も可能な14型ノートPC。ニーズに合わせた幅広いカスタマイズが可能で、CPUやメモリ、ストレージ、光学ドライブといったハードウェアの仕様から、セキュリティソフトやオフィスソフト、周辺機器といったオプション製品を選択できる。「Intel Celeron」構成モデルの主な仕様は、CPUがIntel Celeron 2950M (2.0GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがPC3-12800 2GB、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが14型HD(1,366×768ドット)光沢液晶、OSがWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別49,980円から。「Intel Core i3」構成モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4100M (2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが14型HD(1,366×768ドット)光沢液晶、OSがWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別65,980円から。通信機能は有線LAN、 IEEE 802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 + HS。バッテリ駆動時間は約5.6時間、本体サイズはW338×D229×H25.4mm、重量は役2.0kg。
2015年02月27日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのたび、スマートフォン向けアプリ「スマ保」の新シリーズとして、代理店の情報を簡単に確認できるサービス「Myエージェント」を開発し、26日から提供を開始した。「Myエージェント」は、顧客が登録した代理店の紹介ページ(Myエージェントページ)を「スマ保」で表示する仕組み。代理店の電話番号やメールアドレス等をすぐに見つけることができるため、もしもの時の連絡ツールとして活用できるという。さらに、契約内容の照会や住所変更の手続きを行う「お客さまWebサービス」や自動車事故発生時の対応をサポートする「緊急時ナビ」などの既存サービスと合わせて、「スマ保」は顧客の安心・安全な生活に役立つより付加価値の高いアプリへと進化を続けているという。三井住友海上では、今後も顧客のニーズに応える商品・サービスの提供に努めていくとしている。「Myエージェント」は同社のスマートフォン向けアプリ「スマ保」から利用できる。初めて使う場合は、代理店の登録が必要。候補代理店の一覧から代理店を選び、「Myエージェント」として登録する。「スマ保」は、「保険をてのひらに。」をコンセプトとする同社独自のアプリ。ダウンロード件数は2014年12月時点で45万件を突破した。Myエージェントページには、手続きの簡便さと手頃な保険料が人気のインターネット専用保険「ネットde保険@シリーズ」への入口を設けている。ネットde保険@とらべる:旅行当日まで申込できる海外旅行保険。リピーター割引もあるネットde保険@さいくる:高額賠償事故に備える自転車利用者向け保険。安心の示談交渉サービス付ネットde保険@ごるふ:プレー前日まで申込できるゴルファー保険。年間保険料は3000円から
2015年01月28日コルグは、同社アナログ・シンセサイザー「MS-20」をさらに進化させた組み立て式のアナログ・シンセサイザー・モジュール「MS-20M Kit」および、あらゆる機器を接続し、自在にコントロール。 2 x 8ステップ・シーケンサー「SQ-1」を発表した。2015年1月下旬発売予定。「MS-20M Kit」は、アナログ・シンセサイザーの名機「MS-20」を、当時の回路を完全再現し、組み立てキットとして復刻したもの。オリジナルMS-20の開発エンジニア自らが設計を担当している。オシレーター・シンクやFM、前期型・後期型のふたつのフィルターを搭載、PWMなど大幅に強化されたシンセシスに加え、3系統のJUNCTION端子、MIDI IN端子、USB-MIDI端子、さらにHz/VおよびV/Oct両方に対応したCV INなどの接続端子も追加されており、他の機材との連携も容易に行える。そのほか、ボディーの側面には豪華な木製サイド・パネルを採用した。なお、同製品には、MS-20をはじめとしたあらゆる機器を接続し、自在にコントロール可能な2x8ステップ・シーケンサー「SQ-1」(電池駆動対応)が同梱される。
2015年01月27日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのたび、中堅・中小企業向け確定拠出年金(401k)の新プラン「三井住友海上401kネクスト」の販売を開始した。新プランは、各加入企業が共通の年金規約を採用する「総合型401k」。同じ年金規約に多くの企業が参加することで、割安な手数料で加入できるという。また、各加入企業は年金規約の作成などの個別手続きが不要になるほか、「掛金の設定方法」などをニーズに合わせて自由に設計することができるという。昨今、雇用の流動化や厚生年金基金の解散問題など、退職金・年金制度を取り巻く環境は複雑で、退職金・年金制度の見直しを迫られる企業が増加している。同社は新たな401kプランの提供を通じて、中堅・中小企業を支援し、安定的な企業の発展に寄与していくとしている。○「三井住友海上401kネクスト」の特長総合型401k共通の年金規約に多数の企業が参加する「総合型」の形態とすることで、単独で導入するよりもコストの削減、導入期間の短縮を実現した企業ニーズを反映させた制度設計一般的に「総合型401k」は、同一の規約に多数の企業が加入することから、個別企業のニーズは反映されないイメージがあるが、三井住友海上401kネクストは、「掛金の設定方法」、「従業員が掛金を拠出するマッチング制度の導入」など、各企業の個別ニーズを反映させることが可能コスト体系制度導入時手数料を3万円と設定し、中小企業のコスト負担を抑える体系とした合計16本の商品を用意しているという。元本確保型商品には元本保証タイプの「確定拠出年金積立傷害保険5年」と加入者利回りを高めた「確定拠出年金積立傷害保険(無配当)10年」の2本を揃えた。また、投資信託には国内株式・国内債券・外国株式・外国債券の伝統4資産およびバランス型ファンドに加え、REIT、変動バランス型ファンドをラインアップし、運用商品の充実を図ったとしている。
2014年12月08日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険の地域持株会社であるMSIGHoldings(Asia)Pte.Ltd.(以下アジア持株会社)は3日、iOnRoadLtd.(以下アイオンロード社)と提携し、スマートフォン向け安全運転アプリ「MySafeDrive」を共同開発したと発表した。3日以降、東南アジア各国・地域において、順次リリースするという。「MySafeDrive」は、「車間距離アラート機能」や「安全運転スコア機能」などのさまざまな安全運転サポート機能を有しており、同社の契約者はもちろん、契約者以外の人でも利用できる。また、より多くの人に利用してもらい、東南アジア各国・地域における安全運転への意識向上や事故防止に役立ててもらえるよう、業界初という8言語表記に対応する多言語表示機能(英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、マレー語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、日本語)を搭載しているという。三井住友海上では、アジア持株会社および東南アジア各国・地域の現地法人・支店においても、自動車の安全運転啓発・事故防止を積極的にサポートし、東南アジアにおけるリーディングカンパニーとして事故防止活動を推進するとともに、損害保険事業の発展に貢献していくとしている。同社は、2012年8月から日本国内のスマートフォン利用者向けサービスとして「スマ保」を提供しており、多くの顧客から好評を得ているという。スマートフォン向けアプリを活用した国内の取り組みを、モータリゼーションの進展に伴い自動車事故が増加傾向にある東南アジアへ展開し、事故防止活動を推進していくとしている。○「MySafeDrive」の概要提供開始日/12月3日以降、順次対象OS/Android:2.2以降、iOS:7.0以降対象地域/同アプリのダウンロードには、東南アジア地域各国および香港のアカウントが必要対象者/同社の顧客に限らず、対象地域のだれでも利用可能なお、ダウンロードに際し、各国通貨で5USドル相当額がアイオンロード社から請求される。同社がキャンペーンなどで限定配布するパスワードを使うと無償で利用できる。主な機能/利用のスマートフォンに同アプリをダウンロードすることにより、以下の機能が利用できる。同アプリ使用の際は、利用のスマートフォンをフロントガラスやダッシュボード等に固定するための車載ホルダー(クレイドル)が別途必要・前方走行車との車間距離(または衝突危険までの秒数)のタグ表示、および車間距離が近づいた際のポップアップと音声によるアラート機能・高速道路等における車線逸脱アラート機能・速度超過アラート機能、安全運転スコア機能、駐車位置メモリー機能など
2014年12月04日サードウェーブデジノスは20日、14型ノートPC「Critea VH-AD」を発売した。PCショップ「ドスパラ」各店舗や、ドスパラ通販サイトなどで販売する。BTOに対応し、最小構成価格は54,980円(税別)。最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 2950M(2GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1、最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 8.1 Update 64bit版かWindows 7 Home Premium 32bit版が選べる。14型の液晶ディスプレイは非光沢(ノングレア)タイプで、解像度は1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約6.3時間。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。インタフェース類は、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、マイク入力、ヘッドホン出力、SDカードリーダー、HD Webカメラなど。本体サイズはW340×D240×H24mm、重量は約1.9kg。上記構成から、CPUがIntel Core i3-4100M(2.5GHz)になったモデルは税別67,800円、Intel Core i7-4712MQ(2.3GHz)になったモデルは税別86,980円。
2014年11月20日エレコムはこのほど、小規模オフィスやサーバ向けのLinux搭載NAS「NSR-MS」シリーズの2TBモデル「NSR-MS2T2BLB」向けのスペアドライブを発表した。HDDにはウエスタンデジタルの「WD Red」を採用し、1TB / 2TB / 3TB / 4TBの4モデルを用意。11月上旬に発売する。価格は1TBが30,780円、2TBが40,500円、3TBが56,160円、4TBが91,800円。「NSR-MS」シリーズは、利用人数が50人以下の小規模オフィスなどに向けたNAS。中でも2TBモデル「NSR-MS2T2BLB」は、より小規模な現場に適したモデルだという。HDDにはNAS向け技術のNASware2.0を搭載したウエスタンデジタル製「WD RED」を採用し、低消費電力・低発熱・低故障率を実現する。「NSR-MS2T2BLB」では、ホットスワップ(RAID 1構成時)に対応し、電源を入れた状態でスペアドライブとの交換が可能で、システムを止めることなくドライブ交換が行える。また、オートリビルド機能により、交換後は自動的にRAIDの再構築ができるという。インタフェースはSATA 6Gb/s。本体サイズはW115×D155×H28mm。重量は1TBモデルが約430g、2TBモデルが約680g、3TBモデルが約720g、4TBモデルが約760g。
2014年11月06日MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険はこのたび、地域経済の活性化を目的に、小規模事業者や起業家を育成・支援する「地方創生支援モデル」を開発し、11月から全国展開を開始すると発表した。「地方創生支援モデル」は、三井住友海上経営サポートセンターがこれまでに培ってきた「ビジネスマッチング」や「起業家育成」「後継者育成」等のノウハウを、地域単位に展開が可能なプログラムとして新たにパッケージ化したもの。また、同モデルを活用した取り組みの第一弾として、一般社団法人さんりく未来推進センターと協働で「さんりくチャレンジ」プロジェクトを立ち上げた。今後は、この取り組みを手始めに全国各地で順次展開していく予定だという。同社は、地域経済の活性化に寄与する取り組みを積極的に進めていくとしている。○「地方創生支援モデル」の内容について小規模事業者や起業家が自立して持続的成長を続けることを目的に、自治体等と連携して以下の支援内容を展開する。なお、原則として同モデルによる支援は無料起業支援自身のアイデアを実際のビジネスとして具現化し、成長軌道に乗せるまでの対応を支援する「起業家育成塾」を開催する。具体的には、法人設立の方法や事業計画策定支援、事業立ち上げ後の会計・税務・労務等の実務支援を実施する販路拡大支援小規模事業者にとって最大の経営課題である「販路開拓」を効果的に支援する。ビジネスマッチングサービスにより販売パートナーとなる企業を紹介するのみならず、商談力や商品のアピール力を強化するための効果的な情報発信方法やプレゼンテーションの指導等も併せて実施する○「さんりくチャレンジ」について「地方創生支援モデル」を活用し、一般社団法人さんりく未来推進センターと協働で立ち上げたプロジェクトが「さんりくチャレンジ」。三陸地域の固有の風土で培われ、地元の小規模事業者・起業家がこだわりを持って生産した商品を、新商品開発等の目的で新たな商材を探している全国の企業に紹介する。また、商品アピール力や商談力を強化するために、HPによる効果的な情報発信のためのノウハウ提供やプレゼンテーションの支援等を実施する。なお、11月には、小規模事業者・起業家によるプレゼンテーションイベントを東京で開催する予定
2014年10月29日テルモは7月17日、薬剤微量投与に対応可能な構造を採用した閉鎖式輸液システム「シュアプラグAD」シリーズを発表した。入院中や手術後の患者は、輸液(点滴)を使った体調管理が必要となる。特に、手術室や集中治療室では患者の体内に入る薬剤を微量でコントロールする場合があり、注入する際に点滴ルートの接続部にわずかに残留する薬剤の量も考慮する必要がある。同製品の混注部は、薬液滞留をなくすため、独自に開発された新構造を採用しており、薬剤の微量投与にも対応する。また、注射器や点滴器具を接続する際に専用のアダプタは不要で、簡単にかつ迅速に薬液を注入できるようになる。これにより、物品管理もしやすくなり、操作間違いなどのリスクの低減など、経済面、臨床面での価値をもたらすことが期待できる。同社はこれら点滴に用いる医療機器をシステムで提案し、医療現場の安全と効率化に貢献していくとコメントしている。なお、「シュアプラグAD」シリーズには、静脈ライン用コネクタ「シュアプラグAD」、「シュアプラグADマ二フォールド」や、輸液ポンプ用ストップコック「シュアプラグAD三方活栓」を構成品とする自然落下式・ポンプ接続兼用輸液セット「シュアプラグAD輸液セット」、および延長チューブ「シュアプラグAD延長チューブ」がラインナップされている。これらにより、2014年度の売り上げは6億円を見込んでいる。
2014年07月22日日産自動車は10日、商用バン「AD」と「ADエキスパート」を一部改良して発売した。価格は、ADが129万5,700円から170万7,300円、ADエキスパートが153万4,050円から189万5,250円。今回の一部改良では、2012年7月以降の生産車に適用される安全法規に対応したほか、ADとADエキスパートの一部グレードで前席ハイバックシートのヘッドレスト上端を延長。また、全グレードで後席中央シートベルトのタングの形状を変更している。ADとADエキスパートの1.5L車は「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が減税されて75%の減税となり、1.5L車と1.6L車の全グレードがエコカー補助金の対象となる。エンジンは1.2Lから1.8LまでのCR12DE、HR15DE、HR16DE、MR18DE(すべてDOHC水冷直列4気筒)を搭載し、トランスミッションはE-ATx(フルレンジ電子制御4速オートマチック)を採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月11日4月25日、都内にて、ヤンセンファーマ株式会社によるメディアセミナーが開催された。セミナーテーマは、「AD/HD(注意欠陥/多動性障害)とResilience(レジリエンス)」である。AD/HDとは、日常生活に支障をきたす原因となる認知機能障害、また、そうした認知機能障害と関連する不注意・多動性・衝動性といった中核症状を特徴とする生物心理社会的疾患のことだ。昨今、日本でもAD/HDに対する理解が進んでいるものの、いまだ適切な治療をうけることができていない人が多数いるといわれている。同セミナーは、さらに多くの人にこの病気についての正しい理解を得てもらうことで、そうした状況を改善することを目的として開催されている。また、Resilience(レジリエンス)とは、「強いストレスからしなやかに回復する力」という意味だ。これは、トラウマなどのPTSD(心的外傷後ストレス障害)を乗り越えた人々の行動特性から導き出された概念で、昨今、心理学会や小児学会からも注目を集めている。今回のセミナー講師は、ジョージメイソン大学心理学客員教授、ユタ大学医学部臨床学准教授を務めるサム・ゴールドスタイン博士。AD/HDの世界的権威である心理学者である。博士は、どうすればResilienceを高めることができるのかという疑問について、解説にあたった。Resilienceを高めるためにはまず、親や教師が、AD/HDを持つ子どもへの理解を深めることが不可欠だという。AD/HDの子どもが、ほかの子どもと比べて長時間落ち着いてひとつのことをやり遂げることが困難であることを十分に理解した上で、「その子が興味をもてる話題を選び、会話に飽きさせない」などの工夫をしながら、子どもと上手に向き合っていくことが必要だと説明した。とはいえ、Resilienceを数週間~数か月で身につけることは難しい。そのため、患者本人よりも、それを身につけるための手助けをする立場にある親や教師のほうが、忍耐力を強いられることが多いそうだ。このストレスを克服するためには、「患者と接するにあたって、水泳学習のマインドセットを応用することが有効」と解説した。例えば、“ 同世代の子どもが瞬時に習得することなのに、なぜ同じことができないのか?”と考えてしまうと、子どもに対していら立ちを覚えやすい。しかし、人によって習得スピードにばらつきがある水泳学習のようなものだととらえれば、習得に時間がかかることにストレスを感じづらくなるという。さらに博士は、AD/HDの改善には、薬物療法が大変有効であると説明。その立証ともなる実験結果について話した。実験は、AD/HDを持つひとりの子どもとほかの子どもたちを一緒に教室で授業を受けさせ、同世代の子どもにどの子がAD/HDかを当ててもらい、さらにその後、AD/HDを持つ子どもに薬を投与し、回答者を入れ替えた上で、同様にどの子がAD/HDかを見極めさせるというもの。結果は、薬を投与する前後で、正答率が100%から30%に減退した。今回のセミナーのために初めて来日したという博士は、AD/HDのさらなる支援実現のために、日本にも正しい知識を広めたいとの考えだ。質疑応答の時間になると、「AD/HDを持つ子どもは、同じような症状を持つ子どもたちが通う学校に通わせたほうがいいのか?」という質問が挙がった。それに対して博士は、「そうした学校に通わせることが間違っているとはいわないが、子どもにとっては、大人に成長する前に実生活での生活を学ぶ機会を失うことにもなる」と指摘する。親が「かかわる人を限定しなければならない」という意識を持たないためにも、AD/HDを早期に発見して、正しい医師の診断を受けながら、長期的視野で子どもとかかわっていくことの大切さを訴えた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月03日MS&ADインシュアランスグループホールディングス(以下、MS&AD)傘下の三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険はこのほど、コンタクトセンターのシステム基盤を統合し、共同利用を開始した。今回の統合は、2013年度に予定されている基幹システムの統合に先駆けて実施するもので、災害時のBCO対策やシナジー効果の発揮などを目的としている。統合したものは、コンタクトセンターのIP電話基盤、コンタクト履歴共通管理システム、業務アプリなど。新システムでは、各社のコンタクトセンター間で顧客への応対内容を共有化するとともに、入電時に顧客情報をオペレーターのパソコンに自動的に表示することにより、顧客対応力の向上を図る。また、グループ各社が同じシステムを利用することで、品質管理指標を一元管理することが可能となるため、グループ全体での品質向上取り組みが容易になるとしている。IP電話基盤については、千葉と山梨の2カ所に同様の設備を備えるデータセンターを設置し、災害時に一方が稼動不能となった場合でも、もう一方でシステムが継続稼動できるようにした。なお、山梨のデータセンターは、電力不足などに対応するため本年度中に関西圏への移転を計画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月08日