俳優のジェームズ・マカヴォイが、『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)でプロフェッサーXを演じるため、長髪からスキンヘッドに頭を丸めている様子を捉えた特別映像が29日、公開された。公開された映像のタイトルは、「ジェームズがチャールズになる日」。強烈なインパクトのスキンヘッドで知られるプロフェッサーXだが、シリーズ第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)からジェームズが演じており、第5作『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)では、元祖プロフェッサーXであるパトリック・スチュワートと共演し、同じ役を分かち合った。ジェームズは、それらいずれの作品でもプロフェッサーXの若年期を担当しており、長髪をなびかせて登場。しかし、シリーズ完結編となる本作を前に、ついに頭を丸め、身も心もプロフェッサーXを継承した。特別映像の収録が行われたのは、撮影10日目。ブライアン・シンガー監督やテレビ電話越しの"未来の世界のプロフェッサーX"を演じたパトリック・スチュワートらが集まったところで、ジェームズは鏡の前に座り、バリカン片手に無邪気な表情を見せる。パトリックが「そった髪を送ってくれよ。私が再利用する」とジョークを飛ばしつつ見守る中、ジェームズは自身の髪の毛をどんどん刈り上げながら、「髪が落ちる度に力がみなぎる」と笑って話す。カットが終わり、パトリックの「似合ってる、気分は?」との問いかけに「あなたになったみたいだ」と感慨を示すジェームズ。パトリックも「19歳の頃の私にうり二つだ」と太鼓判を押している。最後に、ジェームズは「すごくしっくりきた」とコメント。プロフェッサーXという役を「前作の時より、彼から託された瞬間だった」と振り返りつつ、カメラに向かって"ドヤ顔"を披露した。本作では、X-MEN結成の秘話が明らかに。そして、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスが彼らの前に立ちはだかる。(C)2016 MARVEL (C)2016 Twentieth Century Fox
2016年07月29日世界的ヒットを続けてきたシリーズの最新作として、X-MEN結成の秘話も明かされる『X-MEN:アポカリプス』。その公開を目前に控え、ジェームズ・マカヴォイが本作で“真のプロフェッサーX”になる一部始終を収めた特別映像が解禁となった。1983年、文明の誕生以前から“神”として君臨していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ます。現在の人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を率いることに。プロフェッサーXは不穏な動きを察知するが、彼の能力を狙ったアポカリプスに捕らわれてしまう。最古最強の神アポカリプスを止めるため、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)を中心にした若きミュータントたちは、かつてない戦いへと挑む――。今回到着したのは、“ジェームズがチャールズになる日”と題されたメイキング映像だ。ジェームズ・マカヴォイはシリーズ第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からチャールズ・エグゼビアことプロフェッサーXを演じ、続く『X-MEN:フューチャー&パスト』では“元祖”のパトリック・スチュワートと共演して同じ役を分かち合った。“元祖”プロフェッサーXといえば、あのスキンヘッド!これまで“若きプロフェッサーX”ということで、長髪をなびかせながらの熱演だったマカヴォイは、今回ついに、身も心もプロフェッサーXを継承する。この映像が収められたのは、本作の撮影10日目。マカヴォイの記念すべき日を見届けたのは、監督ブライアン・シンガーとテレビ電話越しのパトリック・スチュワートだ。鏡の前に座ったマカヴォイは、バリカンを片手にハイテンション。マカヴォイ、監督、スタッフら、現場にいる全員が世紀の一瞬を見届けようとワクワクしている様子に、スチュワートの口からもなんと衝撃的な一言が!?彼はその後も茶目っ気いっぱいのエールを贈り続けながら、マカヴォイが自分に近づいていく様を見守った。映像の最後は、スキンヘッドになったマカヴォイが真のプロフェッサーXになったことを実感しつつ、カメラに向かって披露したドヤ顔で締めくくられている。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から連なる3部作の完結編にして、ついに自ら頭を丸めたマカヴォイの身も心も継承した“プロフェッサーX”の雄姿は必見といえそうだ。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日世界中で大ヒット中のパニック・サバイバル・ドラマ「ウォーキング・デッド」のシーズン7が、アメリカを含む世界125以上の国と地域でほぼ同時放送が決定!日本では10月24日(月)21時より、海外ドラマ・エンターテイメント専門チャンネル・FOXチャンネルにて放送開始。さらに、映像配信サービス「dTV」やオンライン動画配信サービス「Hulu」のFOXチャンネルにて、リアルタイム配信されることが分かった。「ウォーキング・デッド」は全米ケーブルTV史上最高聴率(米ニールセン調べ)を達成するなど、数々の記録を塗り替えた大ヒットシリーズ。“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる黙示録的なアメリカを舞台に、元保安官のリックと仲間たちが、安住の地を求めて恐怖に立ち向かう姿を描く。シーズン6後半では、シリーズ史上、最も冷酷かつ恐ろしい敵、ニーガンが登場し、激しい戦いが繰り広げられた。いままで数々の敵や困難を乗り越えてきたリックたちだが、数で勝る敵を相手にリックと仲間たち11人が捕われてしまい、誰かがニーガンによって殺されてしまう…!?という驚愕のシーンで幕を閉じた。リックたちのその後が気になるシーズン7も、怒涛のストーリーが展開され、極限状態に追い込まれた人々による衝撃の人間ドラマが綴られるという。生存者たちの絶対的リーダー、リック・グリムス役を演じるのは、BBCドラマ「This Life」で研修中の弁護士役を演じたことで一躍有名になったアンドリュー・リンカーン。シーズン1からリックと行動を共にするダリル・ディクソン役のノーマン・リーダス。リックの息子、カール・グリムス役のチャンドラー・リッグス。シーズン6ではリックと恋愛関係に発展するミショーン役のダナイ・グリラ。そのほか、リックの命の恩人グレン役のスティーブン・ユァン。シーズン6では、妊娠が発覚するがニーガンたちに捕らえられてしまうマギー役のローレン・コーハン。戦乱で人を殺すことへの罪の意識に苛まれるようになり、ひとり街を後にしたキャロル役のメリッサ・マクブライド。キャロルを探し、彼女を助けるためについに人を殺すことになったモーガン役のレニー・ジェームズらが出演する。また、「ウォーキング・デッド」のスピンオフ作品である「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」も、9月12日(月)よりスタート決定。本作は「ウォーキング・デッド」の序章ともいえる作品で、ロサンゼルスを舞台に、ゾンビが溢れる黙示録的世界に至るまでの過程が、新たな主人公とその家族の視点で描き出される。「ウォーキング・デッド」では明確に描かれなかったゾンビが発生する前のアメリカ、そして、人々が最初に潜り抜けてきた驚くべき現実とは一体どんなものだったのか?本家のファンはもちろんのこと、まだ「ウォーキング・デッド」を見たことがない視聴者にも魅力的な作品に仕上がっているという。「ウォーキング・デッド」シーズン7は、FOXチャンネルにて、10月24日(月)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2016年07月25日夏に子どもたちが喜ぶ遊びといえば、プール!家の庭やベランダにビニールプールを出して遊ばせている、というご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、アパートやマンションなどの集合住宅では、ベランダでプール遊びをさせることを禁止 しているところもあります。また、禁止してはいなくても、子どもの声による騒音や、遊び終わった後のプールの水捨て などが問題となり、近隣トラブルが起きる場合もあるようです。そこで今回は、集合住宅でのベランダプールについて、反対派と賛成派、条件付きで賛成派の声をご紹介したいと思います。●ベランダでのプールに反対派の意見『階下で洗濯物とか布団とか干してたら水がかかっちゃいそう 。私なら迷惑だからやめてほしい』(30代女性/既婚・子どもなし)『非常識だと思います。子どもの声は思ってるよりうるさい。ベランダで遊ばれたら近所迷惑 です』(40代男性/未婚・子どもなし)『うるさいから絶対にやめてほしい!お風呂に水はって遊べばいいんじゃないですか?』(20代女性/未婚・子どもなし)『ベランダは共有部分だからダメなんじゃないですか ?常識として、私はプールはもちろん、ベランダでは遊ばせません』(20代女性/既婚・子どもあり)『大量の水をベランダで流したら、隣のお宅も下のお宅も水浸しになるんじゃないでしょうか?漏水でもしたら迷惑極まりないですよね』(40代女性/既婚・子どもあり)子どもの声がうるさくて迷惑、水が飛びそう、水浸しになりそうという点から「非常識」と捉える人が多かったです。窓を締め切ってクーラーを入れている場合は、さほどベランダの声も気にならないと思いますが、窓を開けて網戸にしている家庭も少なくありません。そうなると、やはり子どもの声は気になるかもしれませんね。●賛成派の意見『なんでダメなんですか?去年、上の階でやってましたが、楽しそうでいいな〜と思いましたよ。夏の風物詩みたいなものだと思います。私からしたら、微笑ましい ですけどね』(50代女性/既婚・子どもあり)『私はいいと思いますよ。それくらい許してあげなきゃかわいそう 。ただ、友達はベランダプールで遊ばせてて隣の人に注意されたって言ってました』(30代女性/既婚・子どもなし)『そんなのもダメなんですか?ほんと、子育てしにくいですよね……』(20代女性/既婚・子どもあり)それくらいいいじゃない、という声もありましたが、少数派でした。「子育てしにくい」という意見は、なんだか心に刺さりますね……。●条件付きで賛成派の意見『隣の部屋と下の部屋に許可をもらえばいい と思います』(30代女性/既婚・子どもあり)『なるべく静かに遊ばせてくれればいいと思います。あと、プールの水をお風呂場で流してくれるならOK』(30代女性/既婚・子どもなし)『1階ならいい けど、他は迷惑になると思います』(20代女性/既婚・子どもあり)『静かに遊ぶことと、水はお風呂場で流すことを守ればいい と思います。うちもそうしています』(20代女性/既婚・子どもあり)迷惑がかかりそうな位置のご家庭に許可をもらう、水の後処理はお風呂場でする、静かに遊ぶなどの条件を守れればOKと考える人も少なくないようです。しかし、ベランダでプールという非日常な遊びに、子どものテンションが上がらないはずがありません。「静かに」と言っても、なかなか無茶な気がしますが……どうでしょう?----------夏休みはベランダにプールを出して子どもに水遊びをさせてあげようと考えているご家庭では、今一度、近隣に迷惑がかからないか、考えてみてくださいね。また、苦情などのトラブルを避けるために、隣や階下に許可を取っておくこともオススメします。●文/パピマミ編集部
2016年07月24日全世界で大ヒットを記録し続けている人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』の特別映像が公開になった。映画のタイトルにもなっているシリーズ最強の敵“アポカリプス”の魅力に迫った内容だ。公開された特別映像本シリーズは、手をつかわずに金属を動かしたり、人の気持ちが読めたりする特殊能力をもつ“ミュータント”のX-MENが活躍する作品。アポカリプスは、ミュータントたちの始祖と呼ぶべき存在で、古代エジプトでは“神”として人間を統治していた。映画は、長い眠りから覚めたアポカリプスが、人間の誤った選択によって作られた世界をすべて壊し、正しい世界を再び築こうとする。その力はシリーズに登場したどのキャラクターよりも強大で、アポカリプスを演じたオスカー・アイザックは「アポカリプスは堕落した世界を破壊しようとする。人間が作り上げたものはすべて破壊する。恐ろしい力を持っている」と語り、映像では圧倒的なパワーで世界を破壊していくアポカリプスと、彼にまったく歯が立たないX-MENの姿が描かれる。本シリーズは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でシリーズを新たに語りなおし、続く『X-MEN:フューチャー&パスト』でこれまでのシリーズのキャラクターが時を超えて共演した。そして新作『…アポカリプス』はこれまでの集大成的な内容になっており、力、精神、頭脳すべてが優れた“アポカリプス”の存在は、重要な役割を果たすことになりそうだ。なお、先の3作をいっきに上映するイベントが8月10日(水)に、東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催される。また、『…アポカリプス』の入場者に、前作『…フューチャー&パスト』がデジタル配信で観られるプレミアムカードが全国先着30万人にプレゼントされる。『X-MEN:アポカリプス』8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年07月22日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)に登場する最強のミュータント・アポカリプス。X-MENたちの前に立ちはだかるこの強敵は一体何者なのか? その能力や超人ぶりを紹介する。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)のストーリーを締めくくる完結編。アポカリプスが登場するほか、X-MEN結成の秘話も明かされる。アポカリプスは、人類がミュータントの存在に気付く以前から世界に君臨し、古代エジプトでは"神"として人を支配していたキャラ。前作では、バイオメカニカル・ロボット"センチネル"が敵となり、X-MENと死闘を展開したが、アポカリプスは、そのセンチネルがかすんで見えてしまうほどの強すぎる敵として出現。アメコミファンの間では"X-MENシリーズのみならず、マーベル・コミック史上最強のヴィラン(=悪役)の一人"とも称されている。その能力は、"相手のエネルギーを吸収して自分のパワーを増強させる"というもの。また、分子構造を操作し自身の身体を自在に変化させることもできる。加えて、テレパシー、不老不死の肉体、瞬間移動など、それぞれのミュータントたちが持つ特殊能力のほぼ全てを持ち合わせているという超人ぶり。そんなアポカリプスとの戦いを強いられた、X-MENの面々だが、ネット上では「どうやってアポカリプスに勝つのか気になる」、「ウルヴァリン参戦で勝機あるかも」といった期待や推測のコメントが上がっている。この最強キャラクターを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)でポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザック。彼は「以前から"X-MEN"コミックの大ファンだった! だから本作が作られると知った時、このキャラクターがどういう扱い方をされるのかとても興味があった」と明かしている。さらに、「アポカリプスはミュータントの本当の可能性を明らかにし、彼らを説得するパワーを持っている。そんな精神的な考えが面白く、彼には共感できたんだ」と底深い心理を持つアポカリプスに共感を示した。アイザックも話す通り、アポカリプスは"堕落した文明を自分の支配によって正す"という正義感を持った悪役。世界を滅亡させようとしているのも「核兵器開発を進める人類を"浄化"させることが目的」という信念からだ。劇中では、そんなアポカリプスとプロフェッサーX、ミスティーク率いる若いX-MENが激突していく。(C)2016 MARVEL (C)2016 Twentieth Century Fox
2016年07月16日無責任ヒーローのアクロバティック・アクションエンターテインメントかと思いきや、極上の純愛ラブストーリーでもある『デッドプール』。全世界で8億ドルを超える興収を記録し、日本でも興収20億円突破に向けて現在も上映中。観客層は20代の男女から40代のアメコミファンなどまで、幅広い層から熱い支持を受けている。本作でデッドプールを演じたライアン・レイノルズは、2010年に「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞。人気女優のブレイク・ライヴリーと結婚して娘が生まれると、2016年には同誌の「最もセクシーなパパ」に輝き、現在ブレイクは第二子を妊娠中だ。また、9月1日(木)には、他人の頭脳を転送された元特殊部隊の男を演じる『セルフレス/覚醒した記憶』が待機している。いままさに飛ぶ鳥を落とす勢いのライアンが主演するこの2作には、いくつもの共通点があった。1.“余命わずか”の宣告『デッドプール』では、運命の恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と結婚を誓った矢先、末期がんの宣告をされた主人公ウェイドを演じたライアン。『セルフレス/覚醒した記憶』でも、余命半年と宣告された著名な大富豪の建築家、ダミアン・ヘイル(ベン・キングズレー)の頭脳を転送される男マークを演じている。元傭兵のデップーは、がんを克服するために人体実験を受けるが、マークは家族のために他人の頭脳を転送される元特殊部隊という設定だ。2.アクション全開!実験によって無敵の肉体を手に入れたデッドプールは、元傭兵の圧倒的なスキルに加え、驚異的な運動能力&回復能力を得て宿敵エイジャックス(エド・スクライン)を追う。一方、新しいボディを得たダミアンは、天才的な頭脳と元特殊部隊の脅威の肉体をもつ最終兵器へと変貌、科学者オルブライト(マシュー・グード)率いる秘密組織とバトルを繰り広げる。3.愛する人のために戦う!一見、全く異なるストーリー、アクションと近未来SFというジャンルも違う2作品だが、デップーと若いダミアン/マークには“愛する人のために戦う”という共通点がある。世界のためでも、人類のためでもなく、自分だけのために戦う、無責任で自己チューなデッドプール。彼が戦う目的は、愛するヴァネッサと再会することだけ。一方、元特殊部隊の肉体に転送されたダミアンの頭脳は、娘のために自らの肉体を“売った”マークの記憶が覚醒。妻と娘を守るために秘密組織に立ち向かう。そして、クライマックスには驚愕の決断をすることになる。2017年には『デッドプール2』の撮影も始まるライアンのもとには、新作への出演オファーが殺到、いま最も輝く俳優といえる。私生活でも良き夫、良きパパであり、「愛する人のために戦う男」がよく似合うライアン。今年は彼の主演作から目が離せない。『デッドプール』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月12日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のキャラクター総選挙がこのたび開始され、本作の大ファンだというタレントの吉木りさも投票し、さらに、自身が投票したミュータントのコスプレでプレミア試写会に参加することが明らかになった。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。このたび投票が開始されたのは、さまざまな能力を持つミュータントたちの中から、一番人気のミュータントを決める総選挙。「アポカリプスと黙示録の四騎士」と「プロフェッサーXと若きX-MEN」という政党(?)に分かれている。アポカリプス、マグニートー、サイロック、ストーム、エンジェルが所属する「アポカリプスと黙示録の四騎士」は、"人類を支配してミュータントの世界を創る!"、プロフェッサーX、ミスティーク、ビースト、クイックシルバー、ジーン・グレイ、ナイトクローラー、サイクロップスが所属する「プロフェッサーXと若きX-MEN」は、"アポカリプスから世界を守り人類と共存する!"という公約まで掲げている。さらに、投票画面には、選挙ポスターともいえる出馬するキャラクターのキャッチコピーつきのビジュアルが掲載されている。なお、投票した人の中から抽選で、吉木りさ本人が投票したミュータントのコスプレで登壇するプレミア試写会に招待される。(c) 2016 MARVEL (c) 2016 Twentieth Century Fox
2016年07月01日日本では8月11日(木・祝)に公開予定の『X-MEN:アポカリプス』。全米では一足お先に公開されて大ヒットを記録したが、この映画の宣伝ポスター(ならびにビルボード)がエラい物議を醸し、6月に入ってから配給会社20世紀フォックスの責任者が公に陳謝するという事態となり世界的ニュースとなった。問題となったポスターには、「強者のみが生き残る」というキャッチフレーズとジェニファー・ローレンス演じるミスティークが本作の悪役アポカリプスに首を絞められ絶体絶命!…というシーンが使われていた。一瞬見ただけだと何の変哲もない普通のビルボードに見えるのだが、そこが大きな間違いの発端だった。映画『グラインドハウス』などで知られる女優ローズ・マッゴーワンを筆頭とする、女性の人権問題や女性に対する暴力問題に敏感な人たちが、「女性が男性に首を絞められているシーンを映画の宣伝に使用するなどもってのほか!」と立ち上がったのだ。ローズはそんな人たちの怒りを代表するかのように、有名業界紙「Hollywood Reporter」を介して20世紀フォックスにこんな公開状を突きつけた。「(抜粋)こんなに失礼な広告を出すことに社内で異議を唱える人がいなかったなんて、正直言ってバカげています。仮にこの画像が、黒人男性がが白人男性に首を絞められていたり、ゲイの人がそうではない人に乱暴をされていたりするものだったら、どうなると思いますか。きっと大問題になることでしょう。おたくのスタジオは、向こう2年間女性監督を使った劇場作品が皆無という話しですが、せめてこの広告を差し替えてくれませんか」。この皮肉たっぷりだが辛辣な公開状は、20世紀フォックスのオシリに火をつけることとなった。実は、問題のビルボードやポスターは、今年に入ってから長々と4か月ほど市民の前に姿をさらしていたのである。その間、使用されている映像が不適切であるとアメリカ国内のみならず国外からも苦情が届いていたにもかかわらず、20世紀フォックスはその対応に出なかった。そして今回、セレブであるローズが業界紙を使って直に配給会社に訴えたことで、やっと謝罪に踏み切ったのである。実のところ、筆者が初めてこのニュースを知ったとき「みんな神経過敏になりすぎているのではないか」と思った。だが、映画業界でこんなことが起きている間にアメリカ国内では「宗教上の理由であればLGBTの人たちへのサービスを拒否してもよい」という法律が南部の州で可決されたり、トランスジェンダーの人たちが性転換後の自分の性にあった公衆トイレを使用できないという問題が起きたりしていた。どれもこれも人を思いやれない心から派生した恥ずべき状況だ。そして先日フロリダ州オーランドで起きたゲイ・クラブでの銃乱射大量殺人事件。暴力の最悪の極みといえる。アメリカには暴力に対して不感症の人間が増えていっているように思えて仕方がない。今回の『X-MEN:アポカリプス』のポスター事件に関しても、映画を通じて社会に大きな影響を与え得る大手映画会社たるものが、セレブに詰め寄られるまで女性の人権を憂いた市民からの苦情を4か月以上も無視したという事態はその証ではないか。女性への暴力を容認する無神経さは、人間全てに対する暴力に対して無神経なのと同等のはずだ。人は誰もが平等であり、お互いを尊重して生きなければいけないのにX-MENのポスターのキャッチフレーズのように「強者のみが生き残る」社会になってしまうのか。このコラムを書いているうちに、問題のポスターに映るミスティークが世界の弱者たちを象徴し、彼女の首を締め付けるアポカリプスは、社会の中で弱者をつぶしていく心ない強者たちの象徴に思えてきた。(text:Akemi Tosto)
2016年06月26日すべてのアクション映画の「掟」をすべて撃ち破る、規格外のニュー・ヒーローを描く『デッドプール』が、ついに日本にも降臨。この度、そんな公開中の本作から、大ヒットを記念して本編映像が到着した。かつて特殊部隊の有能な傭兵だった男・ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐというヒーロー気取りの生活をしている。恋人との結婚を決意し幸せな日々を送っていたが、突然末期ガンを宣告される。ある組織から末期ガンが治せると聞かされた彼は、施設に連れて行かれ、そこで悲惨な人体実験を受ける。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするウェイド。しかし全身を醜く変化させられた彼は、施設から逃亡すると全身赤いコスチュームに身を包み自らを「デッドプール」と名乗るようになった。そして、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。日本に先立ち公開された全米では、3週連続No.1、全世界120か国で予想外のオープニング成績No.1を記録。6月1日(水)より公開された日本でも、見事初登場1位を獲得。さらには、日本のみの動員では100万人を突破し快進撃を続けている(6月23日現在)。そんな日本でも大旋風を巻き起こす本作からこのほど到着したのは、デップーの本領発揮の衝撃シーン。愛する恋人のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)を救うため、エイジャックス(エド・スクライン)との対決に臨むデッドプール。廃材を楯にしているデッドプールに容赦なしの銃撃が襲いかかる。たまりかねて白旗をあげた俺ちゃんは、「ちょっと待った!」と敵兵に呼びかける。実はこの白旗、コスチュームを着たまま脱いだ、脱ぎたてほやほやのパンツなのだ。いきなりの休戦の呼びかけに、「撃つのをやめろ!」という敵兵の声で銃撃戦は一時中断される。「みんな聞いて」とおもむろに立ち上がったデップーは、「あんなボケ野郎の手下でいいのか? そこで提案だ。武器を捨てれば手荒なことはしないでやる。恋人のような扱いをしてやってもいい」と、上から目線の発言を繰り出す。このふざけた申し出に敵は黙って頷くはずはなく、馬鹿にするなと言わんばかりに再び銃撃の嵐に。しかし、デッドプールの本領発揮はここから。「そうか。戦闘開始だ」と言い放ったデップーは、側面宙返りを決めて敵に突進! 次々と敵をやっつけ、繰り広げるこの華麗なアクロバティック・アクションには、思わず惚れ惚れとしてしまうはず。俺ちゃんの活躍はこれだけではない! さらなるデップーの大活躍を、ぜひ大スクリーンで見届けてみて。『デッドプール』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月25日世界的ヒットを続けてきた「X-MEN」シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』。この度、本作の予告編を、あのデッドプールが日本のファンに向けて解説する映像が到着した。文明の登場以前からミュータントの力を使い、「神」として世界を支配していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ました。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと考え、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら強力なミュータント“アポカリプスの四騎士”を従え、世界の破滅を計画。だが、その恐ろしい目論みを阻止すべく、プロフェッサーX、ミスティークが率いるジーン・グレイ、サイクロップス、クイックシルバーら若き「X-MEN」たちが立ち上がる! 彼らは強大な力を持つアポカリプスを倒し、世界を滅亡の危機から救うことができるのか!? これまで誰も見たことのない規模で描かれる、最強の敵アポカリプスと、最強チーム「X-MEN」による戦いの火蓋が切って落とされた――!本作は『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる集大成。ついに、X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強を誇るアポカリプスが降臨するのだ。このほど到着したのは、予告編と思いきや、「やぁ、日本のみんな」と、あのデッドプールが呼びかけてくる特別映像。実はデッドプール、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』にも出演しているX-MENファミリー。X-MEN入りを頑なに断っている彼だが、自身の映画『デッドプール』が日本で大ヒット公開中だから調子に乗ってか(?)「デッドプールが教える『X-MEN:アポカリプス』トリビア」と銘打ち、本作の予告編で見逃されがちな5つのポイントを紹介している。ひとつに、「目覚めの悪いアポカリプスにプロフェッサーXがボコられるという内容のようだ」などとデッドプール流ではあるが、意外にも真面目に紹介している…かと思いきや、だんだん雲行きが怪しくなり、“黙示録の四騎士”のサイロックと自身のある共通点から、「生き別れた兄妹」というデタラメを言い出す。ここまできたら、デッドプール節は止まらず、自身が登場しているとまで言い切る始末。そしてちゃっかり『デッドプール』の宣伝まで!しかし、No.4まではちゃんと本作の予告編で描かれているので、ぜひデッドプールの教えるポイントと共に予告編を確かめてみて。『デッドプール』は全国にて公開中。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『デッドプール』(公開中)の大ヒットを記念し、本編映像が22日、公開された。全世界120カ国でオープニング成績1位、日本でも週末興収1位となり、すでに国内で100万人を動員している本作は、元特殊部隊員ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)がどのようにして不死の体となり、超絶な戦闘能力を持つに至ったかを描くデッドプール誕生のストーリー。明るい毒舌家で、軽口をたたきながら敵を倒していく異色のヒーローが、日本でも支持を集めている。公開された映像は、X-MENのメンバーとして「ヒーローになれ」と誘われるも、あっさりとそれを拒否するという、デッドプールの異色のキャラクター性を端的に捉えている。自身の顔をボロボロにした宿敵エイジャックス(エド・スクライン)を捕まえることに成功したデッドプールの前に、騒ぎを聞きつけたX-MENのコロッサスとネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブラン)が現れるシーンだ。全身がメタリックな鉄人のコロッサスは「こんなことやってちゃダメだ。俺たちと力を合わせろ」と説得。しかし、デッドプールは「ボケ集団に入り、ネバーランドの屋敷に住み、カルト宗教の教祖風なハゲの、部下になる気になったら、連絡してやるよ。それまでは1人でやる」とタイヤのホイールをエイジャックスに向けて、フリスビーのように投げながら話すように、全く耳を貸す様子を見せない。さらに復讐の機会を邪魔され、いら立っているデッドプールは、ガムをかんでいるネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドに向かって「邪魔するとその女をひっぱたくぞ」と悪態をつく。けんかを売られたネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドは「バカプール」と応対しながら、デッドプールの背後を指さす。その先には、先ほどまでいたはずのエイジャックスの姿が無く、デッドプールはショックのあまりおどけた表情を見せている。(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2016年06月22日何もかもが規格外のニュー・ヒーロー像が熱い支持を獲得、現在大ヒット中の『デットプール』。このほど、日本での観客動員がついに100万人を突破したことを受け、あの“X-MEN”に勧誘されるも、あっさりとお断りする、いかにもデップーらしい本編映像が解禁となった。どんな攻撃を受けても回復できる肉体とひきかえに、全身を醜く変化させられてしまったウェイドことデッドプール(ライアン・レイノルズ)。彼は、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした宿敵エイジャックス(エド・スクライン)を、ついにハイウェイでとらえることに成功する。今回、大ヒット記念として届いた映像は、宿敵エイジャックスをとらえたデッドプールの前に、騒ぎを聞きつけたX-MENのコロッサスと“NTW”ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)が現れる本編シーンだ。全身がメタリックな鉄人のコロッサスは、デップーに「こんなことやってちゃダメだ。俺たちと力を合わせて、ヒーローになれ」と諭し始める。だが、タイヤのホイールをエイジャックスに向かって、まるでフリスビーのごとく投げているデップーは耳を貸さない。挙句の果てに、「ボケ集団に入り、ネバーランドの屋敷に住み、カルト宗教の教祖風なハゲの、部下になる気になったら、連絡してやるよ。それまでは1人でやる」と、あっさりと断ってしまうのだ。“理想郷”ネバーランドのようなお屋敷に住む、 “教祖風なハゲ”とは、もしや…?さらには、せっかくの復讐の機会を邪魔され、苛立つデップーは、ガムを噛んでいるNTWに向かって「邪魔するとその女をひっぱたくぞ」と毒舌にも拍車が掛かっていく。しかし、そんなデップーに「バカプール」と声を掛けるNTWが指さした先には、さっきまでいたはずのエイジャックスの姿はすでになし。これにはショックのあまり、驚きを隠せない“俺ちゃん”なのであった――。悪者をやっつける正義の味方、ヒーローにはまったく興味なしのデッドプール。彼はただ、愛する彼女と再会するためだけに、自分の醜く変わってしまった顔を元に戻せるエイジャックスを追っているのだ。その一途でピュアな姿には、胸キュンする女子が続出中。型破りなデップーのキャラクターを象徴する本映像でも、ときめいて(?)みて。『デッドプール』は、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日『X-MEN』シリーズのジェームズ・マースデンや『スター・トレック』シリーズのカール・アーバン、「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーらを迎え、ベルギーで2008年に公開された傑作スリラーをハリウッドリメイクした『パーフェクト・ルーム』(原題:The Loft)。豪華キャストで贈る本作の日本公開が7月16日(土)に決定、スリリングな予告映像&ビジュアルが解禁された。建築家のビンセントは、友人のクリス、ルーク、マーティ、フィリップの4人にある提案をする。それは、彼が所有するマンションの部屋を5人で共有しようというものだった。自分たちだけの “秘密の部屋”として、妻に隠れてそれぞれ自由に情事を楽しむ彼らだったが、ある朝、ルークがその部屋に向かうと、そこには女の死体と謎のメッセージが残されていた。思わぬ事件に驚愕、狼狽しながらも、彼らは互いのアリバイを探り、犯人を突き止めようとするが、事態は思いがけない展開に転がってゆき……。友人5人だけが共有する秘密の部屋で、1つの女性の死体を発見されるというショッキングな事件に端を発する本作。ベルギーで2008年に公開されるや、“国民の10人に1人が観た”といわれるほどの国民的ヒットを記録し、オランダでもすぐさまリメイクされた『ロフト.』を、豪華キャストでハリウッドリメイクしたもの。主演の男性陣には、『X-MEN』シリーズや『魔法にかけられて』のジェームズ・マースデン、『スター・トレック』シリーズや『ジャッジ・ドレッド』のカール・アーバンをはじめ、『リリーのすべて』『フランス組曲』など出演作続くマティアス・スーナールツがオリジナル版と同じ役で出演。さらには「プリズン・ブレイク」で不動の人気を誇り、 最近は脚本業に専念していたウェントワース・ミラーが4年振りの映画出演を果たすという、夢のようなメンバーが顔を揃えた作品となっている。このたび公開された予告編は、いかにも腹に何か抱えてそうな、5人の男たちの危険で妖しい私生活を垣間見る、スリリングでゴージャスな映像となっている。友人の1人によって持ちかけられた“秘密”の共有に、心ときめかせる冒頭のシーンから一転、5人しか鍵を持っていない部屋に現れた美女の死体が、順風満帆な生活を送っているはずの彼らを恐怖と混乱の底に突き落とす様に、思わず手に汗握ってしまう。謎めいた美女の正体とは?果たして犯人は“5人”の中の誰なのか…?併せて公開されたビジュアルや、本編からのショットからも、疑心暗鬼に陥る彼らの様子を感じることができる。オリジナル版でも監督を担ったエリク・ヴァン・ローイが、豪華キャストとタッグを組んで贈る、スタイリッシュで謎に満ちた傑作スリラーの公開を楽しみにしていて。『パーフェクト・ルーム』は新宿シネマカリテ<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016>にて、7月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月19日世界各国で記録的ヒットをたたき出した異端児ヒーロー映画『デッドプール』が6月1日(水)、全国744スクリーンで封切られ、R15+指定作品にもかかわらず早くも興収10億円を突破する好スタートを切った。日本でも“デップー”旋風が巻き起こった理由は?映画は謎の人体実験を受け、驚異的な治癒能力と不死の肉体を手にした代償に、顔を含めて全身の皮膚がただれてしまった元傭兵のウェイドが、デッドプールに変身し、復讐を誓うというアクション大作。過激な暴力描写に加えて、刺激が強いセリフも多々あり、全米でもR指定を受けたが、『アバター』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を超えて20世紀FOX映画史上、最高のオープニング記録を樹立し、3週連続で首位を守った。熱い支持を集める最大の理由は、何より主人公であるデッドプールのキャラクター性にあり。一見、ヒーロー然としたルックスながら、その素顔は自己チューでお調子者、利己的で無責任というギャップがとても新鮮。近年は「真の正義とは?」とシリアスに問題提起するヒーロー映画が多いだけに、ここまで弾けた(フザけた)主人公が大暴れするのは痛快そのものだし、不謹慎狩りが横行する窮屈な時代の空気に風穴を開ける清々しさもある。公開前のプロモーションでも、そんな型破りヒーローのキャラクター性を全面に押し出し、映画ファンはもちろん、普段なら実写洋画を敬遠する層まで幅広く訴求。大々的な“マーベル”アピールはせず、アメコミ映画特有のハードルの高さを打ち消した点も奏功している。この“キャラ推し”戦略は、同じくR15+指定ながら、興収40億円超えの大ヒットを記録した『テッド』(12年公開)に通じるものがあり、日本人のギャップ萌え傾向も垣間見える。もちろん、SNSによる口コミも見逃せず、やはり力を発揮するのはパッと見で認知できるキャラである。『名探偵コナン 純黒の悪夢』『ズートピア』がともに興収60億円を突破する一方、洋邦問わず実写映画の数字が思うように伸びていない2016年の映画界。夏休みシーズンには、さらに強力なアニメ作品が数多く公開されるだけに、いまこそ『デッドプール』のヒット動向を分析することで、実写映画が浮上する糸口が見えてくるかもしれない。『デッドプール』は全国にて公開中。(text:Ryo Uchida)
2016年06月14日『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『デッドプール』(公開中)の大ヒットを記念し、テレビスポットが10日、公開された。全世界120カ国でオープニング成績1位、日本でも週末興収1位とロケットスタートを切った本作は、元特殊部隊員ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)がどのようにして不死の体となり、超絶な戦闘能力を持つに至ったかを描くデッドプール誕生のストーリー。明るい毒舌家で、軽口をたたきながら敵を倒していく異色のヒーローが、日本でも支持を集めている。アメコミの映画化作品は、アクション映画ファンの男性がメインターゲットとなることが多いが、本作は、本編内でデッドプール自らが「これはラブストーリー」と観客に語りかけているように、カップルの甘い恋模様を描いている。"R指定"にすることで表現の制約も取り払われており、セクシャルな発言もためらいなく連発。下ネタも豊富だ。ラブストーリーといえば、何度も映画化された『美女と野獣』や『オペラ座の怪人』などでは、素顔を見せられない怪物のような存在が、か弱く奇麗な女性を守ってきた。本作にも、そのようないちずな愛をささげる古典的恋愛映画の手法を垣間見ることができる。最愛の女性ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と結婚を誓った矢先、末期ガンの宣告を受けたウェイドは、危険なミュータント実験を受けることに。実験は成功するが、彼は全身ボロボロになり、彼女に素顔を見せられない状態になってしまう。その顔を治せるのは、実験を指揮したエイジャックス(エド・スクライン)だけ。素顔を隠すために赤いスーツを自作し、デッドプールとなったウェイドは、彼女と再会するために宿敵を追う。そんな正義や世界のためでなく、ガールフレンドのためだけに戦う身勝手なヒーロー像がデッドプールの魅力だ。公開されたテレビスポットでも、デッドプールは「デートにも有効」とアピール。ラストでは『笑っていいとも』を思わせる演出で、「大ヒットしていいかな?」の言葉に「いいとも!」と大喜びで反応している、かわいらしい姿を見せている。(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2016年06月10日全世界120か国でオープニング成績No.1、日本でも週末興収1位を記録した規格外ヒーロー『デットプール』。この大ヒットを受け、新たなTVスポット映像が到着。その人気の裏には、ハンカチ必須の(?)ワケがあることが分かった。お互いのパズルが完璧にハマったような最愛の女性ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と結婚を誓った矢先、末期がんの宣告を受けたウェイド(ライアン・レイノルズ)は、危険なミュータント実験を受ける。試練の末に実験は成功するが、彼は全身がボロボロになり、彼女に素顔を見せられない状態になってしまう。自分の顔を治せるのは、実験を指揮したエイジャックス(エド・スクライン)だけ。素顔を隠すために赤いスーツを自作し、デッドプールとなったウェイドは、彼女と再会するために宿敵を追う――。“第四の壁”と呼ばれる映画のタブーを破り、スクリーンのほうを向いて観客に語りかけてくる『デットプール』。そのトークの中身は、思いっきり下品で毒舌で、マシンガンのように繰り出される饒舌ぶり。がんを克服するためにミュータントとなった元傭兵は、“ヒーリングファクター”(再生能力)という特別な能力を身につけ、撃たれても回復する不死身の肉体を手に入れるが、その代償として顔はおろか、全身がボロボロに…。こんな規格外なヒーローが、いま、日本でアツい支持を集めている。アメコミの映画化作品といえば、やはり男性のアクション映画ファンがメインのターゲット。強靱なヒーローが宿敵と戦う構図のもと、高額の製作費を投入したド派手なアクションが繰り広げられるが、“俺ちゃん”ことデッドプールはひと味違う。本編でデッドプール自らが観客に語りかける通り、「これはラブストーリー」なのだ。本作は男女比55:45と、R指定のスーパーヒーロー映画であるにもかかわらず、女性からもアツい支持を集めている。“俺ちゃん”のキュートで愛くるしいキャラクターに加え、世界の女性観客のハートをわしづかみにしたのは、ラブラブの要素。しかも、R指定のため言葉や表現の制約が取り払われ、エロい表現も躊躇なく連発されている。実際にSNSでは、「彼女に一途なとこにキュン…最初から最後までずっと面白かった」「ステキなラブストーリーでした」など、女性たちからは大絶賛のツイートが!そう、本作には、ラブストーリーの定番といえる『ロミオとジュリエット』『オセロ』など、狂おしい悲恋を描いたシェイクスピアの作品や、『美女と野獣』『オペラ座の怪人』など、素顔を見せられない怪物のような存在が美しい女性に一途な愛を捧げる古典的な名作と同じ文脈が確立している。正義のためでも、世の中のためでもなく、ただ“大好きな彼女のためだけに”戦う身勝手なヒーロー。早口で饒舌、しかも毒舌なデッドプールは、実はシャイで愛には一途。そんな姿こそ、世界の女性たちが求める新しいヒーロー像なのかも知れない。“俺ちゃん”なんてふざけていても、これまでのアメコミを映画化したヒーロー映画とはひと味もふた味も違う“デップー”。その愛の行方を見届けるべく、映画館に出掛けるときは、ハンカチをお忘れなく。『デッドプール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日6月1日より日本でも公開され、初日1位の大ヒットスタートとなった『デッドプール』。その勢いはとどまることを知らず、この度、公開5日間を迎え、動員数496,409人、興行収入711,756,100円を記録したことが分かった。かつて特殊部隊の有能な傭兵だった男ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐというヒーロー気取りの生活をしている。恋人との結婚を決意し幸せな日々を送っていたが、突然末期ガンを宣告される。ある組織から末期ガンが治せると聞かされた彼は、施設に連れて行かれ、そこで悲惨な人体実験を受ける。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするウェイド。しかし全身を醜く変化させられた彼は、施設から逃亡すると全身赤いコスチュームに身を包み自らを「デッドプール」と名乗るようになった。そして、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。ヒーロー映画の「掟」をすべて撃ち破る、自由すぎる自己中ヒーローが活躍する本作。すでに公開している全米では、3週連続首位を獲得、全世界120か国で予想外のオープニング成績No.1、「R指定」作品史上最大のヒットをたたき出している。海外で人気を受け日本でも公開前から話題を集め、公開するやいなや当日の興行収入ランキングは堂々1位を獲得。公開7週目の『ズートピア』、先日公開したばかりの『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』と注目作がひしめく中、“R15+指定”で動員を限定する本作が、週末の興行収入383,332,900円で、第1位を記録!ちなみに、公開初日も『ズートピア』を抜いての1位を獲得しており、この週末も満を持して興行収入1位と、ダブル1位に躍り出る結果となった。また本作は、スーパーヒーロー作品としては意外にも女性の観客が多く、年齢層は10~20代の若者を中心に幅広い客層を動員し、そして最新設備、IMAX、4DX、MX4Dにおいては、満席が出るほどの人気も博しているという。そしてSNSでは、「数年に一本級の【愛され映画】認定!」「映像も音楽もいいし、アクションもいい。なんといってもデップーちゃんのキャラが最高!」「期待通りすぎて興奮しかしねえ」と、作品に対する好感度が日々高まりをみせており、まだまだその勢いは増す一方のようだ。『デッドプール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月06日『デットプール』の世界的メガヒットで、いま最も勢いに乗るライアン・レイノルズの最新主演作『セルフレス/覚醒した記憶』が、9月1日(木)より日本公開される。このほど、その特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。“NYを創った男”と称えられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、余命半年と宣告される。支配的な父を嫌うひとり娘のクレアとの仲も修復できず絶望するダミアンに、天才科学者のオルブライトが、「遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないか」ともちかける。莫大な料金と引き換えに68歳のダミアンは死に、新たな肉体のエドワードとして新たな人生が始まる。しかし、その肉体は、マークという妻子ある特殊部隊の軍人だった!真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われる。果たして、組織の正体とは?NYを支配した頭脳×特殊な戦闘能力を持つ肉体=“最終兵器”に生まれ変わった男の、たったひとりの闘いが始まる──。世界120か国以上で初登場No.1を獲得し、R指定作品ながら、ここ日本でも洋画実写No.1を狙う圧倒的な初日興収となった『デッドプール』のライアン・レイノルズが主演を務める、SFアクション・エンターテイメント。レイノルズといえば、2010年には「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞、トップ女優のブレイク・ライヴリーと結婚して娘が生まれ、現在、彼女は第2子を妊娠中。2015年には同誌の「最もセクシーなパパ」を獲得するなど、アメリカではトム・クルーズやブラッド・ピットに続く国民的スター候補だ。また、富も名誉も権力もすべてを手に入れた代わりに、家族の愛に見放された大富豪ダミアンには、『ガンジー』でアカデミー賞を受賞してからも3度のノミネートを果たし、『アイアンマン3』『ジャングル・ブック』などでも幅広い活躍を見せる名優サー・ベン・キングズレー。人類史上世紀の開発ともいえる転送装置を創り上げた“マッド”サイエンティストのオルブライトには、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』『イノセント・ガーデン』の英国ハンサム俳優マシュー・グード。監督は、『ザ・セル』『インモータルズ ─神々の戦い─』で悪夢のように残酷で、魔法のように美しい映像世界を作り上げてきた奇才ターセム・シン。頭脳の転送、頭の中に眠る他人の記憶など、誰も想像できない未知の映像に挑んでいる。特報映像でも、記憶転送装置で新しい肉体を手に入れた大富豪のダミアンが、その肉体でまた違う人生を謳歌する一方、身に覚えのない特殊な戦闘力や記憶に戸惑う姿が映し出され、“予測不能な運命”に立ち向かうスリリングな展開を予感させている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、背後が擦れたエドワードの肉体に転送された大富豪のダミアンが佇む姿が映し出され、「彼らは脅威の“最終兵器”に変貌する―」とキャッチコピーも目を引く近未来感あふれるビジュアルに仕上がっている。レイノルズのあのボディに、キングズレーの頭脳が転送されるという“最終兵器”の覚醒に注目だ。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日アクション映画の「掟」をすべて撃ち破る、規格外のニュー・ヒーロー『デッドプール』。今月1日(水)にいよいよ日本公開を迎えた本作だが、初日動員は13万5,590人、興行収入1億6,419万4,800円の大ヒットスタートを切った。かつて特殊部隊の有能な傭兵だった男ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)は、好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐというヒーロー気取りの生活をしている。恋人との結婚を決意し幸せな日々を送っていたが、突然末期ガンを宣告される。ある組織から末期ガンが治せると聞かされた彼は、施設に連れて行かれ、そこで悲惨な人体実験を受ける。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手にするウェイド。しかし全身を醜く変化させられた彼は、施設から逃亡すると全身赤いコスチュームに身を包み自らを「デッドプール」と名乗るようになった。そして、自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にした男に復讐を果たすことを決意する――。すでに公開されている全米では、3週連続No.1、全世界120か国で予想外のオープニング成績No.1、「R指定」作品史上最大のヒットとなっており、日本公開にも期待が高まっていた。そして先日、全国744スクリーンにて日本公開された本作。初日にして動員は13万5,590人、興行収入1億6,419万4,800円を記録し、この数字は『X-MEN:フューチャー&パスト』対比225.7%、そして、今年の洋画実写映画作品興行収入が現時点でNo.1である『オデッセイ』と比較しても、144.5%越えの数字となり、デップー人気が日本でも証明されたことになる。また本作は、男女比=55:45と、R指定のスーパーヒーロー作品としては意外にも女性が多く、年齢層は10~20代の若者を中心にカップルやグループなど幅広い客層を動員。さらにIMAX、4DX、MX4Dは、満席が出るほどの人気を博しているようだ。SNS上では早速鑑賞したファンが 「デッドプール最高。純愛ラブストーリーでした」「最高にクレイジー!」「1回じゃ見足りない!!」など高い満足度を示すコメントを発信しており、「デップー」や「手乗りデップー(※先着入場者プレゼント)」がトレンド入りするなど、オンライン上を賑わせている。中には字幕版と吹替版両方を鑑賞しているファンも多く、リピーターの増殖に期待が高まるようだ。いままでのアメコミヒーローとは一線を画している無責任ヒーローを描く『デッドプール』。現在興収35億越えの『オデッセイ』を抜いて洋画実写No.1に“デップー”は踊り出ることができるのか!?『デッドプール』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月02日ホテルニューオータニ東京では7月16日から9月4日まで、都内最大級のアウトドアプール「ガーデンプール」がオープンする。敷地面積2,000平方メートルを誇る「ガーデンプール」は、ヤシの木や緑豊かな木々に囲まれ、都会にいながらにしてリゾート気分が味わえるアウトドアプール。今年も昨年に引き続いて“ハワイアントロピカル”をテーマに開催される。プールサイドレストラン「OUTRIGGER」では、人気の「ハワイアンバーガー」や「トロピカルプレートランチ」などのハワイアンメニューをはじめ、“ホテルの美味しい”を集めたレストランSATSUKIの人気メニューや、ホテルオリジナルブレンドの八穀米を使った「Jシリアルロコモコ」などに加え、オリジナルフード・カクテルも登場する。そのほか予約制で、10席限定フリーフロードリンクの付いたプライベートシート「ルアーナ(LUANA)」や、1棟限定テントスタイルのラグジュアリープライベートコテージ「カバナ(CABANA)」も用意している。また、7月22日から9月3日の18時から22時まで、真夏の夜に“大人のリゾート空間”を満喫できる「POOL by NIGHT THE "O" LOUNGE」もオープン。ホテルスタッフによるフレア バーテンディングや真夏の夜にぴったりな国内トップクラスの人気DJがBGMを演出するイベントなどが開催される。夏の関連イベントとして、8月9日、10日には日本庭園内で「大江戸紀尾井町祭」、8月15日から19日には鉄板焼「もみじ亭」でプレミアムビアガーデンも開催される予定。
2016年06月02日米BOX OFFICE MOJOは5月27日~5月29日の全米週末興業成績を発表した。シリーズ8作目となる"X-MEN"の最新作『X-MEN:アポカリプス』が初登場1位。X-MENの前日譚を描いた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)の続編にあたり、前作同様ブライアン・シンガーが監督を続投。数千年の眠りから目を覚まし、新たな敵として立ちはだかるアポカリプスとX-MENとの戦いを描く。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のオスカー・アイザックがアポカリプス役を演じている。2位も初登場の『アリス・イン・ワンダーランド~時間の旅~ 』。2010年公開の『アリス・イン・ワンダーランド』の続編で、前回の監督であるティム・バートンは製作・製作総指揮にまわり、代わって『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビンがメガホンを取る。前作に引き続き、ジョニー・デップをはじめ、アン・ハサウェイ、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャストが集結。悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため時間をさかのぼるアリスの冒険をファンタジックに描く。前週トップ3を飾った『アングリーバード』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『Neighbors 2: Sorority Rising(原題)』はそれぞれ順に3~5位に降下。以下のラインナップもそろって順位を下げる中、ジェーン・オースティンの短編小説『レイディ・スーザン』を映画化した『Love & Friendship(原題)』が前週14位から9位に浮上し、公開3週目にして初のトップ10入りを果たしている。
2016年05月30日マーベルコミック史上、最も規格外のニュー・ヒーローがついに日本に降臨する『デッドプール』。このほど、来週6月1日(水)の映画の日&レディースデイ公開に合わせて、“デップー”から日本の女性(男性も)ファンに向けた特別メッセージ映像が解禁となった。末期がんに冒された元特殊部隊のウェイド(ライアン・レイノルズ)が、謎の人体実験を受け、どんな攻撃を受けても回復できるスーパーな肉体を手に入れたものの、その代償として全身を醜い姿にされてしまう、という本作。最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできないと、“自前”の赤いスーツに身を包んだ彼は、自分の人生を台無しにしたエイジャックス(エド・スクライン)に復讐を誓う――。世界120か国で予想外のNo.1を獲得した本作。全世界の大トリとなる日本での公開を前に届いた映像では、一輪のバラを手にし、開口一番「日本のみんな、デッドプールだ!」とあいさつ。この言葉に続いて、クールでアクロバティックなアクションシーンと、なぜかデップーのヒップをクローズアップした本編シーンがインサートされ、「劇場を女性の観客で満員にしてほしい」とアピールする。そして、ヒロインのヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)が強敵のエンジェル・ダスト(ジーナ・カラー)に殴りかかる場面や、小さな身体に強大なパワーを秘めたネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド:略してNTW(ブリアナ・ヒルデブランド)ら、本作屈指の強烈な女性キャラクターたちが紹介されていく。大活躍の女性キャラの映像に乗せて、「男性諸君も見に来るといい。ムラムラした女性たちが大勢いるから」とコメントすると、NTWがエンジェル・ダストにぶつかり、小さな身体に秘められたスーパーアクションがさく裂!だが、この後もデップーの下ネタ発言は続き…。日本のファンだけに向けた特別メッセージがうれしくもあり、ちょっぴり微妙でもある(!?)本映像を、まずはこちらからご覧あれ!『デッドプール』は6月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月28日『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編『X-MAN:アポカリプス』。8月の日本公開に向けて、この度、本作の日本語吹き替え声優として松平健が大抜擢されたことが分かった。文明の登場以前からミュータントの力を使い、「神」として世界を支配していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ました。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと考え、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら強力なミュータント“アポカリプスの四騎士”を従え、世界の破滅を計画。だが、その恐ろしい目論みを阻止すべく、プロフェッサーX、ミスティークが率いるジーン・グレイ、サイクロップス、クイックシルバーら若き「X-MEN」たちが立ち上がる!彼らは強大な力を持つアポカリプスを倒し、世界を滅亡の危機から救うことができるのか!?これまで誰も見たことのない規模で描かれる、最強の敵アポカリプスと、最強チーム「X-MEN」による戦いの火蓋が切って落とされた――!本作は、世界的ヒットを続けてきた『X-MEN』シリーズの最新作で、ストーリーを締めくくる集大成となっており、シリーズ生みの親、ブライアン・シンガーが監督を務めている。「X-MEN」結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強のアポカリプスが登場する本作は、本年度のアカデミー賞主演女優賞/主演男優賞にノミネートされた、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスや、マグニートー役のマイケル・ファスベンダーら豪華出演陣も見納めとなる。そして今回本作の日本語吹き替えに抜擢された松平さんが担当するのは、「X-MEN」たちの前に立ちはだかる史上最強の敵・“神”アポカリプス。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザックが務めているアポカリプスは、文明の登場以前からミュータントの力を使い、“神”として世界を支配してきたキャラクター。人間の文明が堕落したときにはそれを浄化し、新しい文明を築いてきた。そのアポカリプスが、数千年の眠りから目を覚まし、現在の文明が間違った方向に発展したと考え、新たな秩序をもたらそうと世界の破滅を目論むのだ。松平さんが洋画の吹き替え声優にチャレンジするのは、今回が初! 「全力で努めたい」と意気込む松平さんは、悪役の担当にもかかわらず、「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」とやる気たっぷり。また「人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見どころですね」と本作をアピールした。絶対的な存在として古代から世界に君臨する“神”アポカリプスというキャラクターと、芸能界で長きに渡り活躍しする俳優・松平さんの存在感が合致し、実現した今回のキャスティング。かの有名な「暴れん坊将軍」での“将軍”・徳川吉宗役でおなじみの松平さんだが、本作では“神”へと変貌を遂げることで、どんな一面を見せてくれるのだろうか。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日全世界で大ヒットを記録し続けている人気シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』の日本語版で、俳優の松平健が史上最強の敵“アポカリプス”の声を演じることが発表になった。その他の画像本シリーズは、手をつかわずにして金属を動かしたり、人の気持ちが読めたりする特殊な能力をもつ“ミュータント”のX-MENが活躍する作品。松平が演じるアポカリプスは、ミュータントたちの始祖と呼ぶべき存在で、かつては“神”として人間を統治していた最強の敵。新作では、人間の誤った選択によって作られた世界をすべて壊し、正しい世界を再び築こうとするアポカリプスと、X-MENの壮絶な戦いが描かれる。外国映画の吹替えが初となるため「全力で努めたい」と意気込む松平は、自身の役について「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」とコメント。人気シリーズへの参加については「色々な能力を持ったミュータントの存在が面白く、壮大なスケールで描かれている作品に参加できとても光栄に思います。人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見所ですね」と語っている。『X-MEN:アポカリプス』8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2016年05月27日ライアン・レイノルズが、見事に返り咲いた。『People』誌から“最もセクシーな男”に選ばれ、大型予算をかけた『グリーン・ランタン』にも主演した彼だが、ここ3年ほどヒットに恵まれず、キャリアは低迷していた。しかし、彼が14年を費やした情熱の作品『デッドプール』は、R指定映画で史上最高の成績を上げる大ヒットに。コミックファンだけでなく、批評家からの評判も上々だ。その他の画像「プロとして25年ほど演技をしてくる中で、時間がかかったおかげでかえって良かったということもあるのだと学んできた。その間も、希望を捨てずにがんばり続けるんだ。デッドプール以上に自分に向いている役はないと、僕にはわかっていた。俳優はみんな、自分を定義するひとつの役を持っているもの。人によってはマクベスだったり、ハムレットだったりするが、僕の場合はデッドプールだったのさ」レイノルズは2009年の『ウルヴァリン』にもこの役で出演しているが、今回のデッドプールはかなり違う。口も行儀も悪い彼が、過激なジョークを自由に言えるよう、レイノルズらは、最初からR指定にすると決めた。そのせいで、5800万ドルという、このジャンルにしてはかなり低い予算しかもらえていない。比較のために例に出すと、『バットマンvsスーパーマン』の予算は2億5000万ドルだ。「それでも、1億ドルくらいかけたみたいな映画になったことを誇りに思う。この映画は、良いお手本になると思うよ。映画に2億ドルとかかける必要はない。そういう映画に僕も1度だけ出たけれど、良いものにならなかったしね。予算が少ないせいで、撮影日数はすごく限られた。出したかった悪役を、何人かあきらめたりもしている。Xメンも、使えなかった。おかげでXメンをジョークのネタにできたんだけど」それらのジョークのいくつかは、Xメンを良く知らない人にはピンとこないかもしれない。それでも十分楽しめるのが、この映画だ。「すぐにわからないジョークがあるのは、むしろ良いこと。もう1回見ようと思ってくれるからさ。7回も劇場に観に行ったという人にも会ったよ。まるで『タイタニック』の時みたいだ」続編も、もう動き出している。「次は14年もかからないよ。ファンが待っているし、何よりも、そんなことをしたら僕が年を取ってしまうからね(笑)」『デッドプール』6月1日(水) TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー取材・文:猿渡由紀
2016年05月27日俳優の松平健が、『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)で最強の敵・アポカリプス役の日本語吹き替え声優を務めることが25日、わかった。洋画吹き替えに初挑戦となる。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。洋画吹き替え初挑戦の松平は「何しろ初挑戦なので、全力で努めたい」とコメント。演じるアポカリプスについて「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながる」と説明し、「大いに暴れたいと思います」と意気込んでいる。アポカリプスは、文明の登場以前からミュータントの力を使い"神"として世界を支配。そのアポカリプスが、数千年の眠りから目を覚まし、現在の文明が間違った方向に発展したと考え、新たな秩序をもたらそうと世界の破滅をもくろむ。演じているのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザック。松平の起用は、絶対的な存在として古代から世界に君臨するアポカリプスというキャラクターと、芸能界で長きに渡り活躍しする俳優・松平の存在感が合致するとして実現した。(c) 2016 MARVEL (c) 2016 Twentieth Century Fox
2016年05月27日アーティストのGACKTが5月26日(木)、都内にて開催された映画『デッドプール』の公開直前プレミアイベントに出演し、同作の魅力を紹介した。『デッドプール』は、平和のためではなく、戦う理由は自分の復讐と彼女との復縁というアメコミの常識を打ち破るヒーローの物語。末期ガンの主人公が怪しい組織に改造され、不死身のパワーを身につけるも、全身は見るも無惨な姿になってしまい、怪しい組織に立ち向かう。全米では2月12日(現地時間)に封切られ、週末興行成績1億3500万ドルという、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』や『アバター』を超える20世紀FOX映画史上、最高のオープニング成績を記録。さらに、世界中で興行成績ナンバーワンを達成するなど話題沸騰中だ。同作の映画化を待ちわびていたというGACKTさんは、「こういうアメリカンヒーローのアプローチの仕方がなかったので、『やっと来たか!』という感じです」と心境を明かした。すでに英語版で見たそうで、「ぶっ飛んでいるんです。日本でやるときに、R-15で行けるのかなと思っていたのですが、グロいんですよ」と印象をコメント。「派手なアクションに目が行きがちなのですが、結構、細かいことを役者がやっているので、いったい何人がケガをしたのだろう?」と、GACKTさんならではの着眼点から観た感想を言葉にし、「そんな感じで観ると、2回、3回と観れるのではないかなという気がします」と同作の楽しみ方を提案する一幕もあった。イベントの最後、マイクを持ったGACKTさんは「世界でずいぶんと興行の記録を塗り替えているので」と世界中でヒットしていることに触れ、「日本が塗り替えられなかったら…、日本がつまらない国だと思われるのが嫌だな…というのがあるので、みんなで広げてくれたら嬉しいなと思います」と呼び掛けていた。イベントには、ラッパーとDJによるユニット・Creepy Nuts(R-指定、DJ 松永)も出席。レッドカーペットイベントも開催され、モデルでプロボクサーの高野人母美、プロ野球・読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラス投手とローレン夫人も出演した。映画『デッドプール』は、6月1日(水)からロードショー。(竹内みちまろ)
2016年05月26日アクション映画のあらゆる“掟”を撃ち破る、規格外のニュー・ヒーロー『デッドプール』。このほど、主演のライアン・レイノルズが“デップー”になる前の姿の、何とも斬新なプロポーズシーンの本編映像が解禁となった。マーベルコミックの『X-MEN』シリーズに登場する異端児的なキャラクターで、赤い傭兵と呼ばれているデッドプール。特殊部隊で活躍していたウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、街の悪い奴らをやっつける正義の味方だ。ある夜、プールバーで知り合ったヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)とお互いにひと目惚れ。ベッドインも完璧だった2人は結婚の約束をする。だが、ある日、激痛に倒れたウェイドを待っていたのは、末期がんの宣告だった。愛する彼女に別れを告げた彼は、がんに負けない不死身の肉体を得るために人体実験を受けることを決意。案内された謎の施設で、自らも無敵の肉体を手に入れたエイジャックス(エド・スクライン)に悲惨な実験を繰り返される。やがて、どんな攻撃を受けても回復できる肉体を手に入れるのだが、その代償として全身を醜い姿にされてしまう。最愛の彼女にボロボロの顔を見せることはできない。自前の赤いスーツに身を包んだウェイドは、デッドプールとなって自分の人生を台無しにしたエイジャックスへの復讐へと向かう…。そんな本作から届いた本編映像は、“大切なのは気持ち”とばかりのウェイドの斬新な(?)プロポーズシーン。クリスマス柄のペアルックのセーターを着て、家でくつろぐウェイドとヴァネッサ。ベッドの上のヴァネッサに「考えたんだ。なぜ相性がいいか」と問いかけるウェイド。「結論は?」とヴァネッサが笑顔で返すと、「君も俺もイカれてるから」と言う。「パズルのコマは1つだと、いびつな形でも…」と続けると、ヴァネッサは「はめ合わせると完成する」と応じ、息がぴったりの2人の様子が伺える。さらに、ヴァネッサはベッドから立ち上がり、ウェイドの肩に手を置きながら「ひとつ聞きたいことがあるの、私と…」と真剣に話しかける。そんなヴァネッサに向けて、ウェイドは可愛らしいアメの指輪を出しながら「結婚を?」とまさかのプロポーズ!驚きながらも「わかった?」と笑うヴァネッサ。「どこから出したの?」と聞くヴァネッサに対して、カメラの向きが変わると、プロポーズなのにパンツも履いていないウェイドの姿が…。その後に続く予告編では「俺はスーパーだが、ヒーローじゃない。でも愛する彼女が狙われたら、スーパーヒーローになっちゃうよ」と語るデッドプール。彼は世界のためでも、人類のためでもでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上最も無責任で自己中心的なアンチヒーロー。笑っちゃうほどアクロバティックなアクションシーンと同じくらい、妙に気が合うラブラブな2人のラブストーリーにも注目だ。『デッドプール』は6月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日現在シーズン7を製作中の「ウォーキング・デッド」のアトラクションが7月4日(現地時間)、カリフォルニアの「ユニバーサル・スタジオ」に誕生するという。“ウォーカー”と呼ばれるゾンビと生き残りの戦いを繰り広げる主人公たちの人間模様を描いた同ドラマ。画面の外から見ているだけでも十分おどろおどろしいウォーカーだが、特殊メイクアップ・アーティストのグレッグ・ニコテロは、実際にウォーカーと対面して「本物の恐怖を味わってほしい」ために、ドラマで使用したウォーカーの“型”を利用し、ドラマと同じウォーカーを製作。シーズン1の1話目で強烈な印象を残した上半身だけのウォーカー“自転車女”も登場する。情報サイト「Collider」によると、ドラマのあるエピソードで家に火を点けるシーンがあるのだが、アトラクションの一部でこのシーンが再現されており、火の熱気や燃える臭いを感じさせるようになっているのだそう。そのほかにも主人公リックが目覚めた病院など、ファンが見ればどのシーンかが一目瞭然のセットになっている。訪れた客が自ら歩いて進んでいかなければならない「ウォークスルー」タイプの「ウォーキング・デッド」のアトラクション。「ユニバーサル・スタジオ」の今夏の目玉になること間違いない。(Hiromi Kaku)
2016年05月20日