『IT/イット“それ”が見えたら、終わり』のプリクエル(前日譚)シリーズ『Welcome to Derry』の主要キャストが決定した。『Zola ゾラ』のテイラー・ペイジ、『バビロン』のジョヴァン・アデポ、『GOTHAM/ゴッサム』のクリス・チョーク、『デクスター〜警察官は殺人鬼』のジェームズ・レマーらだ。『IT/イット“それ”が見えたら、終わり』『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり』を監督したアンディ・ムスキエティは、製作総指揮を担当。第1話を含む何話かの監督もする。第1話の脚本は、『IT/イット THE END』のプロデューサーを務めたジェイソン・フュークスが執筆。フュークスはブラッド・ケイレブ・ケインと共にショーランナーも務める。シリーズはHBO Maxで配信される。文=猿渡由紀
2023年04月07日デトロイトのウェイトレス兼ストリッパー、アザイア“ゾラ”キングが自らの実体験を投稿した148のツイートを基にスタジオ「A24」が映画化『Zola ゾラ』。この度、R18+作品となる本作から、さらに刺激的な海外版レッドバンド予告が公開された。ある夜、電撃的に出会い意気投合した友人のステファニ(ライリー・キーオ)から、「一晩で楽に5,000ドルも稼げる」と“フロリダの出稼ぎダンス旅”へと誘われ、唐突な話に戸惑いつつも、踊って大金を稼げるというおいしい話の誘惑に抗えずに結局同行を決断。しかし、それは悪夢の始まりだった…。公開された映像はこれまで解禁されていた予告に、さらに刺激的な映像が盛り沢山に追加された海外版の“レッドバンド予告”。ストリップクラブの楽屋裏での明け透けなゾラとステファニの会話や、ストリッパーを演じるために実際にフロリダのクラブで名前を伏せて働いた経験を持つ主演テイラー・ペイジのエネルギッシュでセクシーなポールダンスのシーンなどが追加されている。『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Zola ゾラ 2022年8月26日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
2022年08月25日気鋭スタジオ「A24」が贈る、148のツイートから生まれたリアル“SNS”ストーリー『Zola ゾラ』。この度、主人公のゾラを演じたテイラー・ペイジと、彼女と電撃的に出会い意気投合したステファニ役ライリー・キーオのインタビュー映像が解禁された。この度解禁されるのは、ゾラを演じるテイラー・ペイジと、ステファニを演じるライリー・キーオの2人による貴重なインタビュー映像。劇中のステファニとは一変、シックなシャツと落ち着いたブラウンカラーのヘアで登場したライリーは「2人が出会って、惹かれ合うオープニングが好き」と、ゾラが働くレストランで出会ったシーンをお気に入りとして明かす。しかし、“ああこれって、最悪の始まり…”とライリー自身も語るように、その映像からは、甘い誘惑に潜む危険な空気が溢れ出ている。ゾラを演じるテイラーもファニーでキュートなゾラとは全く印象の違う、クールなストレートボブで姿を見せる。「互いを見て、爆発が起きる」「2人が一緒になるとロクなことにならない」と、この刺激的な2人の出会いについて冷静に分析。本作の撮影で初めて出会ったが、すぐ意気投合したというライリーとの関係について「いつも台詞を言い合ってた」と仲睦まじかった撮影現場を明かす。最初はただ仲の良かった2人が、時間が経過するにつれ「素敵?」「全然」と、辛辣に本音をぶつけ合うようになる2人のやりとりも必見となっている。『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Zola ゾラ 2022年8月26日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
2022年08月24日Twitterに投稿された実話を基に、気鋭スタジオ「A24」が映画化した『Zola ゾラ』。監督のジャニクサ・ブラヴォーは、本作は「バイオレントでギラギラとしたエネルギーと、友情・人種・仕事についての鋭い考察が混ざり合い、インターネット時代を反映しながらも、生き生きとした刺激的な物語」と語っており、まさにSNS時代の青春ロードムービーといえる。今回は、「『クルーレス』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』からも影響を受けた」と語るジャニクサ監督から、本作の注目ポイントの1つでもあるファッションをテーマに語ってもらった。ゾラ(テイラー・ペイジ)とステファニ(ライリー・キーオ)、それぞれのキャラクターが際立つ“Y2K”(2000年前後の世代)を意識したファッションも注目ポイントの1つである本作。ジャニクサ監督は「私の大好きな映画『クルーレス』(95年)は、衣裳がポップでキャンディみたいなイメージを受ける作品でした。だから『Zola ゾラ』もキャラクターをカートゥーンのようなマンガ的な形で描きながらユニフォームのような衣裳を着せることで、ハロウィンでコスプレできるような作品になったのではないかと思います」と言う。そして「衣裳は、キャラクターがどんな人物であるのかをのぞき見できるような窓であるべきだと思います。セリフがなくても<こういうキャラクターなんだ>と観客に分かってもらわなくてはいけないから」と断言し、ファッションが果たす劇中の大事な役割を語る。「例えば、ライリーが最初に着ているピンクの衣裳は『ディオール(Dior)』なのですが、バブルガムを想起させるような“食べちゃいたい”と思わせるルック」「ステファニはピンクで、蛇を意識した衣裳を着せています」とも解説。加えて「実は今回のスタッフに『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』等を観るように言っていて、皆ピンクの照明が印象的だったと話していましたが、『Zola ゾラ』ではピンクの照明を使わないと決めていたので、それらの作品へのオマージュとして洋服でピンクを取り入れました」「ピンクという色は、非常に甘く、ナイーブであり同時に幼さも感じさせる、バービー人形のような部分がありステファニのキャラクターにピッタリだと思ったので」とふり返った。対してゾラは、『オズの魔法使』のドロシーを意識したと言う。そのため「黄色のタータンチェックや、他にはTwitterの青を着せています」と語り、結果的に「ゾラに感情移入してもらえるのではないかと思います」とファッションによって、観客に伝えたいメッセージを明確に使い分けたことを明かした。最後、同じく「A24」作品であり、フロリダを舞台にした女性が主人公の映画『スプリング・ブレイカーズ』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』に関しても言及。「そういえば、男性が主人公だけど、『ムーンライト』や『WAVES/ウェイブス』もフロリダを舞台にした作品だから<A24>じゃなくて<フロリダ24>に改名した方がいいかもね」と笑いながら語る。「挙げた2作品はフロリダという共通点もあるけど、映画作りに自由があったという点も共通していると思います。どの作品も反骨心があるし、作り手のクリエイティビティを大事にした映画作りがされていると思います。どのA24作品も、作り手の個性がしっかりと反映されていて、制作時にクリエイティブの自由があったんだと感じられる作品だと思います」と締めくくった。人気ブランド「ミュウミュウ(miu miu)」の女性監督シリーズにも抜擢され、ジャニクサは各界から注目を集める気鋭の黒人女性監督の1人となっている。『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Zola ゾラ 2022年8月26日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
2022年08月20日SXSWフィルムフェスティバル2019にて観客賞、審査員特別賞を受賞、アメリカン・フィルム・フェスティバル2019にて観客賞を受賞するなど高い評価を受けた『セイント・フランシス』。主演・脚本を担うケリー・オサリヴァンは、これまでタブー視されることの多かった生理、避妊、中絶といった女性の身体にのしかかる様々な負担や精神的プレッシャー、セクシャルマイノリティーの人々が直面する社会的な差別といったリアルを、自身の実体験を基にユーモアと軽やかさ、そして見事なバランスをもって表現した。本作の公開を記念し、この夏ぜひスクリーンで観たい新世代の女性クリエイターたちが手掛けた作品をピックアップ!自ら脚本も手掛ける彼女たちは常識やタブーにとらわれず、自分が本当に観たいもの・描きたいものを出発点に、新しい感覚でスクリーンに映し出し、リアルで辛辣ながらもユーモアや希望の視点もけっして忘れてはいない。★長編作が今年日本初公開!A24期待の新人監督『Zola ゾラ』監督・脚本:ジャニクサ・ブラヴォーデトロイトのウェイトレス兼ストリッパーのゾラは、電撃的に出会ったダンサーのステファニから、“フロリダへの出稼ぎ旅”に誘われるが…。2015年、アザイア“ゾラ”キングが自らの実体験をTwitterに投稿し、大きな話題となったスリリングな148のツイートをスタジオ「A24」が映画化。全米では1,500スクリーンで公開されスマッシュヒットを記録、サンダンス映画祭でも大喝采を浴び、若者を中心に熱狂的なファンを生み出したSNS時代の青春ロードムービー。「私がゾラに惹かれたのは、常に主体的であることでした」とジャニクサ・ブラヴォー監督は言う。「自分を認めてくれない、守ってくれない環境の中で、主体性を構築すること。ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。彼女が声を上げる余地のない世界で、どのようにコミュニケーションを取ればいいのでしょう? そこは成功するよりも、転落していくほうが多いような世界です」と、マイノリティーに寄りそうクリエイトが特徴的。本作の成功により一躍脚光を浴び、人気ブランド「miu miu」の女性監督シリーズに抜擢され、待機作も多数。現在、ハリウッドで最も注目される若手監督である。世界のファッションアイコンが集結し、コロナウイルスによるパンデミック以降2年ぶりにスケジュール通りに開催、大いに賑わった2022年のMETガラでもそのファッショニスタぶりが注目された。★初監督作でベルリン国際映画祭スペシャルメンションを授与『マイスモールランド』監督・脚本:川和田恵真是枝裕和監督が率いる「分福」気鋭の新人監督・川和田恵真監督による商業映画デビュー作。日本に住む難民申請中のクルド人の家族をめぐる過酷な現実を17歳の主人公サーリャの視点で描き、彼女が理不尽な社会と向き合いながら、自分の居場所を探し、成長していく物語が描かれる様子が世代を問わず共感を呼んだ。本年度のベルリン国際映画祭でも、アムネスティ国際映画賞特別表彰を受けた。日本での公開後も続々と海外映画祭での招待も決まり、今後、国際的に活躍していくことが期待されている。★カンヌ映画祭「ある視点」部門正式出品カメラドール特別表彰『PLAN 75』監督・脚本:早川千絵超高齢化社会に対応すべく、75歳以上が自らの生死を選択できる<プラン75>が施行された近未来。この架空の制度を媒介に、「生きる」という究極のテーマを全世代に問いかける衝撃作は、第75回カンヌ国際映画祭にて新人監督に与えられるカメラドール特別表彰に選出された。手掛けたのは、N.Y.の美術大学School of VisualArtsで写真を専攻し、独学で映像作品の制作を始めた早川千絵監督。公開から1か月で興行収入2.8億円を突破するなど、反響を呼び続けている。★タブー視されてきた女性のリアルにユーモアとともに向き合う『セイント・フランシス』主演・初脚本:ケリー・オサリヴァンSNSでシェアされる、充実したように見える他人の人生。それに比べて「自分なんて」と落ちこむ主人公ブリジット。でも、人の人生なんてそんなに完ぺきじゃない――。グレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』(17)の女性の描き方に触発され、俳優として多くの脚本を読んできた経験を生かして自伝的要素を織りこんだ本作のオリジナル脚本を手掛けた主演・脚本のケリー・オサリヴァン。「女性に生理がなかったら地球には誰も存在しないのに、若い頃から生理のことは隠すように教育されている」と語り、世界の女性が毎月向き合う日常の当たり前を公に語ることがタブーとされ、キレイな部分だけが美化されている現状に疑問を感じ、女性の心身の本音を見せたかったのだという。また、大げさなドラマに仕立てられがちな中絶経験についても捉え方は様々。いまを生きる人たちの本音をユーモアと感動を交えてナチュラルに伝える手腕は、まさにグレタ・ガーウィグを彷彿とさせ、今後の活躍にも大きな注目が集まっている。『セイント・フランシス』は8月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイスモールランド 2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開予定©2022「マイスモールランド」製作委員会PLAN75 2022年6月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fuseeセイント・フランシス 2022年8月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開© 2019 SAINT FRANCES LLC ALL RIGHTS RESERVEDZola ゾラ 2022年8月26日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
2022年08月07日148のツイートから生まれたリアル“SNS”ストーリー『Zola ゾラ』より本予告映像が解禁された。本作は、2015年、アザイア“ゾラ”キングが自らの実体験をTwitterに投稿し、大きな話題となったスリリングな<148のツイート>をA24が映画化した青春ロードムービー。この度、公開された予告映像は、ウェイトレス兼ストリッパーとして働くゾラ(テイラー・ペイジ)が電撃的に出会い意気投合した友人のステファニ(ライリー・キーオ)から、「一晩で楽に5000ドルも稼げる」と“フロリダの出稼ぎダンス旅”へと誘われるシーンから始まる。唐突な話に戸惑いつつも、踊って大金を稼げるというおいしい話の誘惑に抗えずに結局決断するゾラ。しかし、それは悪夢の始まりだった…。旅にはXという、いかにも堅気ではない男と、ステファニの気弱な彼氏のデレクが同行することになり、ノリノリな車内に徐々に不穏な雰囲気が漂い始める。最初は魅力的に思われたステファニはどんどん暴走し始め、Xもその正体を現わしていく。やがて、<踊りに来ただけ>だったゾラは、予想外の事態に巻き込まれることに。この旅の真の目的を知ったゾラは、「あんた、ほんとにおかしいよ!」とステファニを責めるが、彼女は全く悪びれずに、「悪いことしていないし」と言い放つ。全ては仕組まれていたのだと気づいたゾラは、知恵を巡らせて何とかこの事態から逃れようとするが…。はたしてこの絶体絶命の窮地を脱することができるのか?お洒落で危険、手に汗握るスリリングな予告編となっている。『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Zola ゾラ 2022年8月26日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2021 Bird of Paradise. All Rights Reserved
2022年07月28日2015年にTwitterに投稿された実体験を元にした映画『Zola ゾラ』が8月26日(金)に公開される。この度、スリリングな予告映像が公開となった。アザイア “ゾラ” キングが⾃らの実体験をTwitterに投稿し、⼤きな話題となったスリリングな148のツイートをスタジオA24が映画化した本作は、全⽶では1500スクリーンで公開されスマッシュヒットを記録。ミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで⾔及し、カニエ・ウェストは本作を2回も⾒て、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブ達を熱狂させた。さらにサンダンス映画祭でも大喝采を浴び、若者を中⼼に熱狂的なファンを生み出した。ウェイトレス兼ストリッパーのゾラはレストランで働いていたところ、客としてやってきたステファニと「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。すると翌⽇、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局⾏くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず……。監督を務めたのは⼈気ブランドmiu miuの⼥性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注⽬を集める気鋭の⿊⼈⼥性監督ジャニクサ・ブラヴォー。また、撮影監督には、ジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたアリ・ウェグナー、劇伴にはロンドンを拠点として活躍するアーティスト“ミカチュー”ことミカ・レヴィが参加している。劇中にはUSHER、MIGOS、2 CHAINZなど、大人気アーティストたちの楽曲が使用されていることでも話題となった。主⼈公のゾラには『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じ、ヴィオラ・デイヴィスやチャドウィック・ボーズマンとの共演で⼤きな存在感を⾒せつけたテイラー・ペイジ。本作で⼤ブレイクした彼⼥はケンドリック・ラマーの話題のニューアルバム『Mr.Morale & The Big Steppers』に参加するなど、いっきにスターダムにのし上がった。ゾラの相棒でぶっ⾶んだダンサーのステファニ役には、エルヴィス・プレスリーの孫としても知られ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『アンダー・ザ・シルバーレイク』などの話題作への出演で、ハリウッド屈指の⼈気⼥優となった、ライリー・キーオ。先ごろ⾏われた第75回カンヌ映画祭では、ある視点部⾨に出品したデビュー作『WAR PONY』(原題)が新⼈監督賞「カメラ・ドール」を受賞、監督としての才能も開花させた。今回、公開された映像は、ゾラがステファニから、「⼀晩で楽に5000ドルも稼げる」と“フロリダの出稼ぎダンス旅”へと誘われるシーンから始まる。唐突な話に⼾惑いつつも、踊って⼤⾦を稼げるというおいしい話の誘惑に抗えずに結局決断するゾラ。しかし、それは悪夢の始まりだった。旅にはXという、いかにも堅気ではない男と、ステファニの気弱な彼⽒のデレクが同⾏することになり、ノリノリな⾞内に徐々に不穏な雰囲気が漂い始める。最初は魅⼒的に思われたステファニはどんどん暴⾛し始め、Xもその正体を現わしていく。やがて、踊りに来ただけだったゾラは、予想外の事態に巻き込まれることに。この旅の真の⽬的を知ったゾラは、「あんた、ほんとにおかしいよ!」とステファニを責めるが、彼⼥は全く悪びれずに、「悪いことしていないし」と⾔い放つ。すべては仕組まれていたのだと気付いたゾラは、知恵を巡らせて何とかこの事態から逃れようとする。はたしてこの絶体絶命の窮地を脱することが出来るのか……?オシャレだが危険な雰囲気が漂う、⼿に汗握るスリリングな予告映像となっている。『Zolaゾラ』8月26日(金)より公開
2022年07月27日2015年10月、デトロイトに住む一般女性アザイア・“ゾラ”・キングがTwitterに投稿した計148ツイートの連続投稿と、その物語をフィーチャーした「ローリングストーン」誌の記事を『ムーンライト』『ミッドサマー』などの気鋭スタジオ「A24」が映画化した『Zola ゾラ』が8月26日(金)より公開が決定、特報映像が解禁となった。ある日、レストランで働いていたゾラは、客としてやってきたステファニと意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。デトロイトのウェイトレスであり、ストリッパーでもあったゾラが、電撃的に出会ったダンサーのステファニから“フロリダへの出稼ぎ旅”に誘われる青春ロードムービー。解禁となった映像は、キラキラで不穏で、スリリング。リアル“SNS”ストーリーに期待が高まるような映像となっている。主人公のゾラには、『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じ、ヴィオラ・デイヴィスやチャドウィック・ボーズマンとの共演で大きな存在感を見せつけたテイラー・ペイジ。ぶっ飛んだ性格のステファニ役には、エルヴィス・プレスリーの孫としても知られ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アンダー・ザ・シルバーレイク』などへの出演でハリウッド屈指の注目俳優となったライリー・キーオ。セクシーで荒唐無稽、それでいてクール&キュートなコンビを、それぞれが魅力的に演じている。ライリー・キーオ監督を務めたのは、長編デビュー作『Lemon』(原題)がサンダンス映画祭で絶賛され、人気ブランド「ミュウミュウ(miumiu)」の女性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注目を集める気鋭の黒人女性監督ジャニクサ・ブラヴォー。ブラヴォー監督はゾラの物語と出会ったとき、「アザイアのツイートはガッツと迫力のある展開で、まるでカーディ・Bの『ボーダック・イエロー』とデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』の交差点」のように感じたという。また、主人公のゾラについて、「ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。自分を認めてくれない、守ってくれない環境の中で、彼女は主体性を保っている。私はその主体性に強く惹きつけられたのです」と語っている。撮影はジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で2022年のアカデミー賞撮影賞にノミネートされた撮影監督、アリ・ウェグナー、サントラは『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』や『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』などでも知られる“ミカチュー”ことミカ・レヴィと、キャストもスタッフも女性クルーがけん引する。本作はフォトジェニックでパワフルな作品に仕上がっており、全米公開当時にはミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで言及。カニエ・ウェストは本作を2回見て、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブたちをも熱狂させた。また、劇中にはアッシャー、「MIGOS」、2CHAINZなど、大人気アーティストたちの楽曲も満載。サンダンス映画祭で大喝采を浴び、全米では1,500スクリーンで公開されスマッシュヒット。若者を中心に熱狂的なファンを生み出している。『Zola ゾラ』は8月26日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日A24が、2015年にツイッターに投稿されたゾラという女性の話を映画化した『Zola』(原題)の予告編を公開。主人公は、ウェイトレス兼ストリッパーのゾラ。レストランで働いていたところ、ある日客としてやってきたステファニーと「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニーから「ストリップで大金を稼げる場所に行くから、一緒に行こう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。予告編では、ゾラが「このビッチ」と呼ぶステファニーのハチャメチャぶりが強調されている。ゾラ役は『マ・レイニーのブラックボトム』のテイラー・ペイジ、ステファニー役は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のライリー・キーオが演じている。監督は『Lemon』(原題)のジャニツァ・ブラボー。本作は2020年のサンダンス映画祭に出品され、世界で初めて上映された。「Variety」誌によると、観客から笑いが沸き起こり、拍手かっさいを浴びたという。アメリカでは6月30日に公開。ツイッターには「A24は絶対失敗しない」「待ちきれない」「予告編は素晴らしいし、ストーリーラインにも惹かれる。女の子たちに『賢くなるべし』っていう教訓になると思う」と期待するコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年04月01日