1964年生まれ 海と歌と心理学が好き。薬をやめると繰り返す、しつこいうつを何とかするために、放送大学で心理学を専攻。子供が不登校になったり、パートナーとうまくいかない理由が自分にあるのかもしれないと思い、心屋塾で学び始める。
自分が努力してきた方向が真逆だったこと、自分の事がいつも後回しになっていることなどに気づき、ラクに幸せを感じながら生きられるように。
真面目でいい人なのに、むくわれない。なぜか粗末に扱われて、波乱万丈になってしまう。どうしたら幸せになれるの、私のどこを直したらうまくいくの…? 幸せになるのには簡単なコツを身につけるだけでいいんです。
自分が悩んだことを生かし、さいたま新都心にあるドリーマーズサロンで、自分も大切な人も幸せにする方法をお伝えしています。
パートナーが話を聞いてくれない、自分に関心を持ってくれない、家のことは私に任せっきりで自分だけ自由に過ごしている。あるいは、友だちの中で自分だけ誘われなかった、悪口を言われた…など、ふとした瞬間に「私は大切にされていない」とつらい気持ちを抱えてしまう方もいらっしゃると思います。 今回は、心屋認定講師の石川稀月さんが、「大切にされていない」と感じてしまうあなたへの処方箋を紹介します。 ■人の厚意「あなたは素直に受け取れますか?」 あなたは「手伝おうか?」「ひとりでできる?」「大丈夫?」「おごってあげるよ」という言葉や、贈り物、おすそわけなど、周りの人の厚意を喜んで受け取っていますか? しっかりしていて、なんでもひとりでできることを自分の長所だと信じて、すべてをテキパキこなしていると、周囲の目には「この人は、周りの助けや理解は不要なのかな?」と映ってしまうこともあります。 あるいは、「迷惑をかけてはいけない」「甘えてはいけない」という意識が強く、本当は困っているのに周囲の申し出を断ったり、大丈夫なふりをしたりして、自分で自分が大切にされる機会を削ってしまっているケースも多く見受けられます。 ■「あなたを大切にしたい人」をがっかりさせていない? 多くの人は「誰かの役に立ちたい」「自分のしたことを喜んでほしい」と思っています。そのため「あなたを大切にしたい人」がいたとしても、あなたに必要とされなかったり、断られたり、せっかくやったことに文句を言われたり、役に立つ機会がなかったりすると、がっかりしてやる気を失っていきやすいものです。 いただきものに関しても、「失礼がないようにすぐにお返ししないと!」とお返しをして、儀礼的になっていませんか? 「うれしかった」「気にかけてもらえてありがたかった」「実は大好物で」など、あなたがちゃんと厚意を受け取って喜んでいることを伝えてあげると、純粋にあなたを喜ばせたい人はうれしくなることでしょう。 ■大切にされるために「心がけたい3つのこと」 1.「無理に役に立とうとしない」 あなたが誰かに喜ばれたり、ほめられたりしたいように、周りの人も「誰かに喜ばれたい」と願っています。あなたが必要以上に誰かの役に立とうと奮闘したり、なんでもこなしたりすると、それ自体はとてもすてきなことですが、「あなたが大切にされる機会」を自分で奪ってしまうことにもなります。 役に立とうと頑張りすぎず、時には人の申し出を喜んで受け入れる側になったり、ちょっとした手助けを自分からお願いする側になり、意識的に「周りに甘える、大切にされる機会」を作っていきましょう。 2.厚意は「喜んで受け取る」 「周囲に大切にされたと感じる出来事」を毎日3つずつノートに書き出してみましょう。例えば、夫は生活費をくれる、調子が悪くても家族のために働きに行く、ジョークを言って笑わせようとする…等々。「私は大切にされている」という前提に立って考えてみてください。 そうすると「思っていたよりも、自分が大切にされていること」に気づくと思います。あなたは「大切にされていない」のではなくて、「大切にされていることが見えなかった」だけかもしれない。あなたのうれしそうな笑顔と「ありがとう」を惜しまずに返して、周囲のみんなを喜ばせてあげましょう。 3.「自分で自分を大切にする」 「ありがとうを言いたくない」「嫌なのに、なんで周りの厚意を受け取らないといけないの?」という葛藤が出てくる人は、自分と対話する時間をもっと持ってみましょう。「本当はどんなことをしたい?」「本当はなにが嫌なの?」と自問自答して、わがままと思える気持ちも否定しないで、ちゃんと受け止めましょう。 そのうえで、やりたいことをやって、やりたくないことはやめる(断る)。自分を責めたり、頑張らせたりする時間は減らす。自分の味方になり、自分をほめる、楽させる、喜ばせる時間を増やす…といったことを心がけてみてください。 誰かにお願いごとや要望がある時も、ダメもとで構わないので、一応は伝えてみましょう。周りの人はあなたの望みや「してほしいこと」が分からない状態より、正解が分かっているほうが楽だと感じてくれますよ。 自分で自分をたくさん大切にして心を満たしてあげると、「大切にされていない! それじゃない!」という悲しみは減っていきます。加えて、利己的に自分自身ばかり大切にしているように見える人たちのことも以前より許せるようになり、楽になっていくことと思います。 ■大切にされるための「魔法の言葉」 最後に「自分は大切な存在」と感じるための魔法の言葉をご紹介します。 「私は大切にされている人」 「みんなが私を喜ばせたい」 「私はかけがえのない世界でひとりだけの大切な人」 「ダメ妻・ダメ女・ダメ母でも大丈夫、愛される」 「大切にしてくれる人のそばにいていい」 「わがままを言っても、迷惑をかけてもいい」 「あの人はあれでも、私を大切にしているんだ」 「嫌なことをやめてもいい」 「自分だけを優先して、大切にしてもいい」 「私は当然愛されて、大切にされるべき人」 等々 口にしてみて抵抗を感じる言葉ほど、たくさんつぶやいてみてくださいね、つぶやいているうちに視点が変わり、行動も変わり、今までと違ったほがらかな毎日がきっとやってくることと思います。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年10月25日人を好きなっただけで、誰かの活躍を見るだけで、どうしてこんなに苦しい思いになるんだろう? 嫉妬なんかしたくないのに、どうしてザワザワと胸が苦しくなってしまうんだろう? 心屋認定講師の石川稀月さんが、そんな嫉妬心に苦しむあなたへの処方箋を紹介します。 ■嫉妬深い人「愛されたくて頑張り過ぎてしまう…」 皆さんもご存じかもしれませんが、嫉妬心には2種類あります。ひとつは「自分の大切な人が、ほかの人を大切にするのがつらい“愛情に関するもの”」、もうひとつは「人気がある、仕事ができるなどの“能力に関するもの”」です。 どちらも、このつらい気持ちの根底には「自分は大切ではないのかもしれない。自分には価値がないのでは?」という悲しい勘違いが潜んでいることが多くあります。 かくいう私も、嫉妬深い性格をしています。特に愛情に関する嫉妬心が強く、パートナーが誰かを送っていったと聞いたり、ほかの誰かとの会話に夢中になりすぎて私が声をかけても気がつかなかったりすると、どうしようもなく悲しくなって、自分の嫉妬心を持て余してよく困りました。 嫉妬深い人は「他人に大切にされたり、認められたりすることで、自分に価値や存在意義を感じられる」という傾向があるため、普段から人に愛されるように、価値を認めてもらえるように…と努力や工夫をしている方が多いようです。そのため、嫉妬心の中には「こんなに頑張っているのに、思うように結果が出ない」という悲しみも含まれていることが少なくありません。 ■他人任せにしない「価値ある自分」を受け入れる しかし、人の気持ちや価値観というのは、時間や気分、立場でコロコロと変わってしまう、意外と”頼りないもの”です。そんな頼りない他人の判断に自分の価値や存在意義を任せてしまうと、あなたが一番欲しい”確かなもの”は得られません。 それならいっそ、人に愛され価値があると認めてもらうために頑張ったり工夫したりする努力や、「他人が自分をどう扱うかで、自分の存在価値が決まる」といった考え方を、思いきってやめてしまいましょう。 そのために、ぜひつぶやいてみてほしい言葉を紹介します。 「頑張らないで、ありのままでいても愛されるし、うまくいく」 「自分を愛したり、価値を認めたりするのは、まず自分自身」 「自分には、自分だけにしかない良さがある」 「私はかけがえのない人。大切で、価値のある人」 上記は、すでに決まったこと、”決定事項”として受け入れてみるのです(「そんなはずはない」「私に価値なんてない」という反論はなしです!)。 心屋塾では、「自分は大切ではない、自分には価値がない」と自身が思い込んでしまうと、その通りの場所・環境にわざわざ身を置いてしまいがちになり、さらに自分には価値がない、”ありのまま”でいたらいけないんだとと思う悪循環におちいることを”コント”と呼んでいます。 コント、つまり自分で自分を苦しめる『ありのままの私は大切ではない、価値がない』という思い込みを繰り返す人生に、ピリオドを打ちましょう。 ■強い嫉妬心「幼い頃の悲しみが原因の場合も」 「認めてもらえなかった」「自分よりほかの誰かが大切にされている」と幼い頃に感じたことがあると、大人になってから、そのときの「寂しい、報われない」という気持ちが、目の前の出来事を通してよみがえってくることがあります。 嫉妬心の苦しさには、そうした”過去の悲しみ”が潜んでいることも少なくありません。その悲しみを味わいたくないからこそ、愛されるように、認められるようにと努力して、工夫して生きてしまうのですね。 でも、悲しかったのは「昔」であって、「今」ではありません。例えるなら、昔食べ物で困ったから、今でも空腹を過度に怖れ、常におなかが空かないよう気をつけている…そんな感じです。 安心してください。幼い頃のつらい欠乏感にもう支配されることはないのです。 ■嫉妬からの解放「昔、言えなかった気持ち」を書き出してみよう 脳は、主語、時間、想像と現実の区別がつきません。そのことを利用したインナーチャイルド・ヒーリング(幼児期の心のキズを自覚し癒し、本来の自分を取り戻す心理療法)などもおすすめですが、ひとりでできる方法もお伝えしますね。以下、3つのワークを試してみてください。 1. 幼い頃、言われたかった言葉(例:「一番かわいいね」「よくできたね」「誰よりも大切だよ」「あなたが生まれて本当にうれしかった」「わがままなあなたもかわいい」など)を紙に書き出し、自分で自分に何度も言ってあげる。 2. 人に大切にされたり、認められたりする場面を想像して「私は〜された」と過去形で紙に書き、ぶつぶつと読み上げてみる。 3. 幼い頃、言いたかったのに言えなかった言葉(例:「私のことだけを見て」「私、寂しい」「私、頑張ったよ」「幸せそうな顔を見たい」「嫌だ」「私にも優しくして? ほめて?」など)を紙に書き、口に出してみる。 書く内容を変えながら何度もこの作業をしていくうちに、心の中の欠乏感が薄れていき、人のこともだんだん気にならなくなっていきます。自分が思っていることも言いやすくなり、嫌な場面を我慢することも少なくなっていくでしょう。 ありのままのあなたの前から誰かが去っていったとしても、また必ず新しい出会いがあり、孤独になることはありません。 自分で自分の心の声を聞いてあげ、自分を大切に扱うこと。あなたのことを大切にしない人とは関わらないこと。 素晴らしい人物にならなくても、あなたにはあなたにしかない”味”があります。それを自分が認め、肯定したとき、嫉妬心から解放されるでしょう。そして、あなたを大切に「ありのままでいいよ」と肯定してくれる人たちに囲まれた新しい世界が、きっと始まることと思います。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月11日人間関係はいつも悩みの種。周囲に誤解されている、悪口を言われているのではないか……とお悩みの方はいませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、「誤解されている」と感じるあなたへの処方箋を紹介します。 1.誤解されない人はいない 誤解されたり、悪口を言われたりすると「自分の何がいけなかったのか」を考えてしまいますよね。しかし、あなた本人は悪くない場合がほとんどです。 他人に1ミリも誤解されていない人や、悪口を一切言われたことがない、という人はいません。どんな人でも、周りの人の価値観やものの見方次第で、いい人にも悪い人にもなってしまうからです。 人は自分が見たいように見て、聞きたいように聞く。どんなに心を込めても、丁寧に説明しても、誤解してしまう人は誤解してしまうのです。 2.関係をよくするために黙らない 他人の反応を気にして、自分の本音を飲み込んでいませんか? 言いたいことを飲み込むのはストレスです。それで人にわかってもらえず、誤解されてしまえば、よけいに苦しいことでしょう。 こちらは気を使ってるつもりでも、周りの人にとっては「本音がわからず、つかみどころのない、理解できない、付き合いにくい人」になっているかもしれません。 周りの反応を気にして、いつも合わせているから、いつも感じがよくて優しいから、周りの人が調子に乗って、八つ当たりの対象にされてしまう…なんてこともあります。 3.あなたはわかってもらえる人です 「わかってもらえない」という不安があると、本音をなかなか口に出せませんが、実はわかってもらえなかったのは過去のこと。わかってもらえなかった経験があるだけで、「いつもわかってもらえない」わけではありません。 本音を言って叱られたこともあるかもしれませんが、それも昔のことで、今は違う環境になっています。自分のことを「周りにわかってもらえない人だ」と決めていることで、余計にわかってもらえない、誤解されるような行動をとってしまい、望まない結果を招いてしまうこともあります。 「できません」「やめてください」「お断りします」「すてきですね」「一緒に出かけませんか?」などの言いにくい言葉も、本音もちゃんと周りに伝えていきましょう。 伝え方のコツは、「私は」で始まる「I(アイ)メッセージ」にすること。 「私は悪口を言われると、私なんていないほうがいいんだと感じてしまって悲しいです」「私がみんなのことを考えて行動したことが、わかってもらえなくてつらいです」 …といったように、相手も自分も傷つけないで自分の気持ちをうまく伝えられる言い方を練習していきましょう。 4.相性のいい人とだけ付き合っていく覚悟をしましょう 私たちは「波風をたててはいけない、人とは仲良くしないといけない」と教えられて育つので、みんなと平和に暮らしていこうと考えます。 しかし実際のところ、「人と仲良く」と教えている人だって、他人といがみあうことがあります。そもそも「みんなと仲良くしよう」と思っていない人もたくさんいますし、「人をけなすことで安心する人」「人に八つ当たりして、ストレス解消をしている人」もいるのが実情です。 悪口を言ってしまう人は、「悪口を言われないように頑張っている人」「○○をしてはいけない、というルールを持っている人」「気を抜くと、悪口を言われそうで不安な人」「実はうらやましいと感じている人」なのです。悪口は自己紹介だと思って受け流してしまいましょう。 自分の中に同じ要素があるから、我慢しているから、つい注目して腹が立っただけ。あなた自身は悪くありません。 そもそも、世界中の人と仲良くするのは無理なことです。「一緒にいて楽な人」や「あなたを大切にしてくれる人」とだけ付き合っていく覚悟をしましょう。 いま同じ環境にいる人たちだって、学生時代の友人のように、環境が変わって毎日会わなくなれば、自然に疎遠になっていくかもしれません。 他の誰よりも自分自身が、自分を大切にしてあげましょう。誰に何を言われても、自分の味方でいる覚悟もしましょう。たまには誰かの悪口を(独り言でもいいので)言ってスッキリしてみると、人の悪口も気にならなくなってきます。 悪口は言ってもいい! 誤解されても大丈夫! わかってくれる人もちゃんといます。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年07月19日毎日を真面目に、ちゃんと生きてるのに、報われない――。そんなふうにお悩みの方はいませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが「報われない」と感じてしまうあなたへの処方箋を紹介します。 1.報われないときは「やめどき」 報われないと感じたときは、「自分が無理をしているサイン」です。やめてしまうか、手を抜くときが来ています。 「本当は自分はどうしたい? どんなことが好きなの?」 その声を無視して、やるべきこと、やらないといけないこと、人が喜びそうなことを続けているから苦しいのです。報われないことはさっさとやめてしまいましょう。 2.優しいつもりで包んでいる、本当の自分 自分の好きなこと、うれしいことだと思って続けていることでも、報われないと感じたときは、見直しのチャンスです。それらは喜ばれるため、愛されるためにしていることで、本当は自分にとっては負担になっている場合も少なくありません。 誰かの役に立ったり、喜ばれたりする必要が出てくるのは、「ありのまま、自分優先で生きていたら、愛されない、うまくいかない」「ありのままの自分では足りない」という思い込みがあるから。 自分の心の声を無視して、自分を粗末に扱って生きていると、あなたの声を無視して、粗末に扱う人が集まるようになってきます。 優しいつもり、親切なつもりで、自分を後回しにして人に尽くし、粗末に扱われて疲れてしまう。「愛されない、うまくいかないセルフイメージ」に合った現実を作り出し、報われないと感じてしまいます。 3.「ありのままでうまくいく、愛される人」として行動する 「ありのままでいても、人に優しくしなくても、うまくいく、愛される」としたら、どんな行動をするでしょう? 嫌なことは断ったり、甘えたり、お願いごとをしたり。疲れているときは疲れた顔をして、気に入ってる人だけに優しくするかもしれません。 「優しくて、ちゃんとしていること」はすてきなことですが、自分が自分をちゃんと評価して認めていたら、他人に報いてもらう必要も少なくなります。 報われるためにしていることや、喜ばせるため、役に立つためにしていることはさっさとやめて、自分のしたいことをする、自分を優先する勇気を持ちましょう。 その勇気を出した先に「自分が好きなことをしているだけで喜ばれる、愛される」。ラクで、幸せな毎日がやってきます。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年05月24日結婚したら、パートナーができたら、幸せになれる。そう信じて探しているのに「いいパートナーが見つからない」とお悩みの方はいませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、パートナー探しに悩むあなたへの処方箋を紹介します。 ■パートナーが見つからないわけ パートナーが欲しいと思っているけれど、本当はひとりが気楽だと感じてはいませんか? 親が望んでいるから、皆がそうしているから欲しい気がしているだけで、「自分自身、本当はパートナーを望んでいない」場合があります。 あるいは、「本当の自分を知られたら去られてしまう」「最後は悲しい思いをすることになる」といった「自分でも気づかない恐怖」がある場合もあります。実は”幸せ”は小さな不幸や不安とセットになっているもので、リスクを負う覚悟が必要でもあります。 「素晴らしいパートナーを見つけることで、自分の価値を上げたい」と高望みしすぎて、相手が見つからない場合もあります。この場合、本当に欲しいものはパートナーではなくて、人の承認や注目です。 本当に望んでいれば、パートナーはすぐ見つかるもの。趣味やサークルなど自分が楽しめる異性のいる場所に行って、まずは友達として一緒に過ごしたり、話をしたりする時間を作ってみましょう。 ■欠点で愛される 「欠点があったら愛されない」と思って、完璧な人を目指していませんか? 「俺がいなくてもおまえは大丈夫だろ?」などと言われたことがありませんか? 「放っておけない」「ちゃんとできるか心配になる」など、欠点があることやリラックスできる雰囲気を持っていることも、実は魅力のひとつです。 「ちゃんとしなさい、しっかりしなさい、人に迷惑をかけてはいけない」としつけられて育ってきた人は、完璧すぎて近づきにくかったり、相手を緊張させたりしてしまうことが、パートナーができない理由になることもあります。「俺がいないとダメなんだな」と思われたら、しめたものです。 そのようなあなたが頑張るポイントは、「自分が素晴らしくなる」ことではなくて、「周りの人を活躍させる」「周りの人の素晴らしさを見つけてあげること」。自分が既に持っている素晴らしさもたくさん見つけること。そしてまた、どんなに素晴らしくても、あなたを大切にしない人とは関わらないことも大切です。 ■おとぎ話のその後 パートナーができたら幸せになれると思いますか? 白雪姫やシンデレラは、その後はどうなったと思いますか? 実際には嫁姑問題、浮気問題、価値観の違い、時間の使い方、金銭感覚、興味趣向が違うなど、仲良くなってみたらみたで、悩みのネタはてんこ盛りです。違う人と人が関わっていくのだから、ケンカになったり、違和感を感じたりするのは普通のことです。 「え! ありえない!!」と思った方はチャンスです。今までにない考え方や、やり方をインストールして、新しいステージを体験できるチャンスです。 縁側で幸せそうにお茶を飲むおじいさんとおばあさんも、つかみ合ってケンカしたり、許せないことをあきらめたり、許したり、すり合わせたり、もしかしたら心の整理がつかないこともあるまま、一緒に過ごしているのだと思います。 時には、お別れという経過もあるかもしれませんが、どんな道筋を歩いても、その先はちゃんと”幸せ”につながっています。 時間がたてば「あんなこともあったけど、大丈夫だったな」「あのことがあって、かえって良かったな」などと思えるようになるので、驚いたり、怒ったり、もめたりしながらも、幸せな時間を楽しんでいきましょう。 ■本当に欲しいものは何だろう? パートナーを見つけられたら、手に入ると思っているものはなんですか? ワクワクでしょうか? 安心? 関心を持ってもらうこと? お金? 人からの称賛? あなたの本当に欲しいものは「それ」で、「パートナー」ではありません。 「パートナーにしてもらえそうな、うれしいこと」を、まずは自分が自分に与えてみましょう。自分自身を喜ばせる、大切にする、「かわいいね」と声をかけてあげたり、「魅力的だな」と思ってあげたりする。そんなことがあなたの心を潤し、あなたの輝きをアップさせていきます。 自分が自分を愛すること、大切にすることが愛されること幸せになることへの早道なのです。 ■パートナーをゲットする魔法の言葉をつぶやこう 「私、もう幸せだった」 「私は欠点で愛されてる人」 「私は何をしてても、幸せになれる人」 「合わないと感じるのは、仲良くなったから」 「私はすてきで、魅力的な人」 「私といる人は、必ず幸せ」 「私にはいつも幸せが待っている」 「パートナーができなくてもいい」 「『あなたに会いたい、一緒に来て、手伝って』で喜ばれる」 「自分をすてきにしてもいい」 「幸せになってもいい」 「失敗してもいい」 「私が幸せなら、皆も幸せ」など。 ピンとくる言葉を、何度もつぶやいてみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む (編集/外山ゆひら)
2018年04月12日気遣いもできるし、親切で、みんなを大切にしてる。それなのに、なぜか嫌われたり、嫌な思いをしてしまうことありませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、優しい素直な性格なのにうまくいかないあなたへの処方箋を紹介します。 ■優しいということ 私たちは「優しくしなさい」と教えられて育ってきました。だからほとんどの人は「優しくしないといけない」と感じていると思います。「優しい」とは、どのような状態を言うのでしょうか。一般的には『自分の事を後回しにして人のために尽くす』と捉えている人が多いように感じます。誰かを大切にすることはとても素敵なことなのですが、自分が後回しになってる状態とも言えます。 あなたが優しければ優しいほど、他人優先になってストレスがたまります。あなたが素直でいればいるほど、誰かが言ったことを聞き入れて、誰かにとって都合のいい人になってしまうのかもしれません。 その結果、あなたの周りに、自分中心の人、あなたを都合よく使おうとする人が集まってしまって、あなたは悪くないのに理不尽な扱いをうけるようになっていきます。 ■「嫌」を表現しないから、うまくいかない状態が続く 優し過ぎる人の心の根底には、「ありのままの自分ではうまくいかない」という不安があり、優しさや素直さで魅力を補おうとします。問題はこの「自分はうまくいかないんだ」という気持ちです。あなたは何をしてもうまくいく人です。ありのままで愛される人です。少し性格が悪かったり、従わなくてもちゃんとうまくいきます。 嫌だな? なんでこんな扱い受けないといけないの? 続けてるの辛いなあ…そう感じるなら、勇気を出して、やめてください。「嫌です」「やめます」「お断りします」などの断る言葉をちゃんと言いましょう。 あなたが嫌な思いをしてしまうのは、性格が良すぎて、我慢強く、機嫌悪くなったり、反撃してきたりしない、都合のいい人だからです。 ■自分を大切にする習慣をつけよう 他人を優先して我慢し続けると、「自分を大切にする」ということがわからなくなります。そんな時は、普段の生活から、自分はどうしたいのかを意識し、口に出す練習をしましょう。 例えば友達と食事に行く時に、自分は何を食べたいのか、どこに行きたいのか、を言ってみること。できたら自分の言い分を通してみる、なんていう小さいことから始めてみましょう。 あなたのわがままを聞いて、幸せにしたいと思っているのに、ちっとも活躍させてもらえなくて寂しい思いをしている人もいます。自分を後回しにして、人に優しくする姿を痛々しく感じて、もっと自分を大切にしてもいいのにと思っている人もいます。 あなたが自分を優先することで、あなたを大切にしていない人とは縁が切れていきます。自分を大切にしてくれる人(厳しくしたり、素の自分を見せたり、いろんな大切にする方法があります)とだけ付き合っていく覚悟をしましょう。やっていても楽しくないこと、むくわれないと感じることもさっさとやめてしましましょう。 ■魔法の言葉をつぶやこう 自分が我慢していたこと、自分がしたいこと・やめたいこと、人にしてほしいこと・やめてほしいことなど、素直につぶやいてみましょう。きっと徐々に、自分を大切にすることができるようになります。 さびしいよ、優しくして、私を優先して、おいていかないで、ずっと一緒にいてくれるよね、お母さん私にも優しくして、お母さん私ここにいるよ、私の話を聞いて、やめて、やめます、嫌だ、関わりたくない、もう疲れたよ、どうして他の人ばかり大切にするの、私優しくしてもらいたいから優しくしてたんだ、断ってもいい、嫌いになってもいい、私はありのままでうまくいく愛されてる人、不機嫌になって怒ってもいい、自分を一番大切にしてうまくいく、みんなが私に優しくしたい、尽くさない女が愛される、私は冷たい頑固者です、私優しくしなくても充分優しい、人に優しくしなくても優しくされる大丈夫 飽きるまでつぶやいてみてくださいね。きっと楽になって、今までとは違う現実が創られていきます。 ・このカウンセラーのブログを見る
2018年03月01日もう過ぎたことだとはわかっているのに、あの時、なんであんなことしちゃったんだろう? あんなことしなければよかった… など、いつまでも後悔してしまい、心が苦しい時はありませんか? 心屋認定講師の石川稀月さんが、後悔せずに今を快適に過ごせるようになる処方箋をご紹介します。 ■後悔より、素敵な未来をイメージしよう 後悔したり、反省することは一般的に、自分を省みるという点でいいこととされていますが、実はうまくいかなかったことに焦点を当て「うまくやれない自分」というイメージを強めて、自信や自己肯定感を揺るがせてしまいます。 後悔とは、自分で自分を責める行為。うまくいかなかった上に責められては、やる気が出なくなる、明るい見通しができなくなる、不安になるのは自然なことです。 自分を責めるために使ってる時間と力は、自分のいいところやうまくいっているところ、素敵な未来をイメージするために使った方が有効です。 ■違う選択肢を選んだら、うまくいったの? 「なんであの時?」と後悔しますが、その答えは「こうなることはわからなかったから」です。時間が経過して結果が出たから、違う選択肢の方がよかったと思うのです。 人は何かを決める時、その時その時で「最高の決断」をしています。自分が不幸になるように決断をする人はいないのです。例えば、たくさん食べてしまって体重が増えて後悔してしまう場合でも、それは、自分を満足させる、気分良くさせることを優先して決断した結果なのです。 違う選択肢にしたらうまくいった、などという確証はないことを、覚えておきましょう。 ■“最高の決断”をした過去の自分を認めてあげよう 自分がどうしてその決断をしたのか、思い出してみましょう。素敵な未来を創りたくて決断して、頑張ったり、努力したりしたはずです。 ぜひ自分をうんとほめたり、ねぎらってあげてください。「よく頑張ったね、思ったような結果にならなかったけど、次はきっとうまくいくよ、また一緒に頑張ろうね」など嬉しくなる言葉を、自分を抱きしめながら言ってあげましょう。 ■「現実」は、自分の心の中の「材料」で創られる うまくいかなかった原因は、「たまたま」だったりします。どんな人にもうまくいかない時があるのです。小さい頃から、○○だからダメ、××しないと、△△でいないと、□□になったら終わりだ、などと教育されます。たまたま起きたつらい出来事から、自分で学習して自分なりの決め事を作って守り通していたりもします。 その心の中の材料に影響されて、辛い努力をしてしまったり、恐れていることを実現してしまいます。 大切なのは「材料」です。 「好きなことをしていつもうまく行っちゃう人」「ありのままで人も自分も幸せにする人」「物事はうまくしかいかない」など、嬉しくなる、やる気の出る魔法の言葉を何度もつぶやいていい材料を心の中に入れておきましょう。うまくいかなかったのはたまたまで、次はきっとうまくいくと思え楽になっていけるでしょう。 ■後悔は「自分をもっと大切にして」というメッセージ 未来や他人にいい評価をもらうために我慢して、今を犠牲にしてしまうから、望んだ結果にならなかった時、損した気持ちになるのです。過去の我慢した辛さが実を結ばなかったことが悔しいのです(この悔しさが嫌いで頑張らない人たちもたくさんいたりします)。後悔はあなたからの「自分をもっと大切にして」というメッセージなのです。 ■後悔しないためにできること 他人軸をやめて自分の機嫌を大切にしましょう。自分は「本当は」どうしたいの? 自分は「本当は」どうしてもらいたいの? 何をわかってもらいたい? どんな気持ちでいるの? 我慢しすぎてない? 疲れてない? をちゃんと気にかけましょう。 今この瞬間の自分の機嫌がよければ、どんな過去でも「あんなことがあってかえって良かった」と思えるようになります。どんな状況も出来事も「しあわせのたね」として扱っていきましょう。 今感じている我慢やがんばりすぎは、本当に必要な物なのでしょうか? 好きなことをしていてもうまくいくとしたらどうしますか? なにかを決める時は、「後悔しない」「自分を責めない」ことも込みで決める。自分を大切にして、今の自分をちゃんと幸せにしていきましょう。 ・このカウンセラーのブログを見る
2018年01月25日自分なりにがんばっていたり、自分の好きなことで成果をあげたりしているのに、親や周りの人がダメ出しばかりで認めてくれない。 「そんなことではダメだ」「もっと頑張りなさい」など理解のない言葉に疲れてしまうことはありませんか? 周りの人の言葉に振り回されず、好きなように自分の人生を歩むための処方箋を、心屋認定講師の石川稀月さんがご紹介します。 ■親や周りの人が正しいとは限らない 人から言われると、ついつい自分が間違っているのではないか? いけない事をしているのではないかと不安になりますね。でもよく考えてみてください、あなたの周りにいる人は神様ではない、みんなただの人なんです。 自分が正しいと思っていることをただ伝えてきているだけで、言うとおりにしたらうまくいく保証はひとつもありません。特に、言ってる人がうまくいっているかどうか? 幸せそうかどうか? をよく観察してみるとおもしろいですよ。 ■あなたの人生はあなたが決めていい 人は子どものころから、「従うように」「変わったことをしないように」しつけられて育ちます。子どもの頃は分別もないので、従うこと、協調することが安全で命を守るすべになりますが、大人になった今は違います。 親不孝、変わり者、不適合者などなど、人と違ったことをしている人にはいろいろな呼び名がありますが、困っているのは本人ではなくて、周りの人だということにも注目してみてください。「面倒見てもらわないと困る」「ちゃんとしてもらわないと困る」「自分だけうまい汁吸われたら嫌だ」そんな思惑がチラチラしています。 大人になったあなたは、周りの人にどう思われても、自分の人生を自分の好きなように生きていいのです。 ■自分の機嫌を自分がしっかりとろう いろいろ言われて疲れてしまうあなたは、誰かをいい気分にしたり、波風立てないように気を遣うよりも、「自分の気分がいいか」「大変じゃないか」「我慢しすぎていないか」を大切にする習慣を持ちましょう。 嫌な人には会わない、聞きたくないことは聞かない。誰がどんなことを言ってきても、自分の味方でいること、自分を肯定していくと決めましょう。自分が思っていることに合わせて、現実が作られていきます。最後の責任は、どんな人も自分で取るしかないのです。 ■もしかしたら自分にも迷いがあるのかも? 何かをしようとして、何か言われてできなくなってしまう場合は、自分も迷っている場合があります。もちろん迷っていていい、ゆっくり考えていいんです。 「本当に大切なことなの?」「 本当にやりたいことなの?」誰かに見せるためとか、誰かに復讐するため、誰かを喜ばせるために無理してにやろうとしてませんか? 自分の気持ちにとことん向き合ってみましょう。 やると決めたら、後悔しないこともついでに決めて、踏み出しましょう。 ■子ども時代にできた考え方のクセを終わらせよう 人の脳は、自分の身を守るために、危なかったこと、嫌だったことなど、否定的なことをよく覚えています。そのせいか自分に対しても、ダメな人、愛されない人、必要ない人、どうでもいい人、邪魔な人、嫌われる人、人を嫌な気分にさせる人、などの間違った認識を持ち続けてしまいます。 たまたま親が機嫌が悪かった、たまたま毒舌だった、たまたまダメ出しして育てるしか方法を知らなかった、など、あなたが傷ついたのは、あなたのせいではない場合がほとんどです。 人はみんな役に立ったり立たなかったり、愛されたり嫌われたりしながら生きています。あなたはどんな人でいたいですか? 人からどんな人だと思われたいですか? たとえば「魅力的で愛されている、かけがえのない存在」だったとしたら、その言葉を書いたシールを携帯電話に張りつけて電話を見るたびに自分に言ってあげてください。だんだんその気になってきて、言葉とおりの現実が作られていきます。 ドリカムのある歌にもあるように、思ったとおりに叶えられていきます。「親(あいつ)の言うことは間違ってる」この言葉もつぶやいてみてくださいね。きっと昔からの考え方のクセから解放され、自分の人生を歩みはじめることができると思います。 ・このカウンセラーのブログを見る
2017年12月14日仕事で抜擢された、素敵な人に告白された、行ってみたいと思っていた場所に旅行に誘われた、嬉しいはずなのに心配や不安ばかりが膨らんで、苦しくなってしまうことはありませんか? せっかくつかんだ幸せに、いつも不安がついてくるのは、どうしてなのでしょうか。心屋認定講師の石川稀月さんが、不安や心配から抜け出す処方箋をご紹介します。 ■どうして不安になるの? チャンスやラッキーなことがあった時、なぜか漠然とした不安がわき起こってくることはありませんか? うまくいかないかもしれない、うまくいくけれど妬まれるかもしれない、誰かを傷つけてしまうかもしれない…。 確かに、その不安は現実に起こりそうなことですが、それは考え方の癖であることが多いです。物事のいい面と悪い面の「悪い面の方に焦点を当ててしまう癖」が、自分にあることに気づきましょう。 ■「最低な結果」を覚悟しておく 不安とは、いろいろな場面をシュミレーションしたり、事前の準備をしたりして“危険を回避”する、あなたの命や体を守る大切なものです。でも不安に押しつぶされてしまっては本末転倒、最低の結果になったらどうするか想定して“覚悟”を決めましょう。 ・最低の結果になったらまた仕切りなおせばいい ・失恋しても3ヶ月泣いて、その後もっと素敵な人と出会うかもしれない ・会社を首になったら自分にぴったりの素敵な仕事に巡り合うかもしれない どんな結果になっても、ここまで歩いてきた自分を責めるのではなくて、親友のように大切に扱う覚悟をしましょう。 ■今どうしたい? を大切にする 未来のためにやりたくないことを頑張って「今」を犠牲にしていくから、失敗した時に、余計に苦しくなるのです。未来をよくするために何かをするのではなく、「今」自分は、どんなことをしてみたいのか、どんなことをしてると嬉しいのか、「今」自分が感じる感覚を大切にしてみましょう。 今が幸せなら1秒後の未来も幸せ、1秒前の過去も幸せ。幸せな過去と未来が増えていきます。どんなやり方をしても、うまくいく確率は1/2。未来への不安を打ち消すための工夫に時間を費やすより、「どうしたい?」を大切にして、幸せな時間を積み重ねてみませんか? ■うまくいく方にも焦点をあてる うまくいく方もちゃんとシュミレーションしてみましょう。もしこのチャンスをつかんだらどんな素敵なことが起こりそうか想像してみましょう。 ・うまくいくかもしれないなぁ ・こんな風になるといいなぁ ・こんなチャンスが来てよかったな ふんわり思うだけで、脳が夢を叶えるための情報を集め始めます。緊張も減り、物事が想定外にうまくまわりやすくなるでしょう。 ■活力がでる言葉をつぶやこう 自分が楽になる、活力が出る魔法の言葉を、朝晩自分に向かって言ってあげましょう。“うまくいく、大丈夫”という前提が、だんだん定着して、前提に合った素敵な現実が作られていきます。 失敗してもいい、妬まれても大丈夫、何度でもやり直せばいい、どんなことも幸せの種、自分だけ幸せになってもいい、チャンスは何度でもやってくる、よく頑張ってるね、それでいいよ、ありのままでいてうまくいく、愛されてる人、自分の好きなことをしてうまくいく、私は理解され助けてもらえる人 人生の流れを変えたいと思うなら、今までとは違う行動、違う考え方、違うセルフイメージ・前提で生活をしてみましょう。きっと今までは見えなかった、うまくいく、幸せになる抜け道が見えてきますよ。 ・このカウンセラーのブログを見る
2017年10月05日みんなが楽しそうにしている場所で、自分だけが取り残されたような気がする。会話が弾まず、何を話したらいいのかもわからなくて疲れる。楽しく盛り上げようとして、後で心配になる。人が集まる場所で居心地の悪さを感じてしまう…。そんなふうに感じたことがあるあなたへ、心屋認定講師の石川稀月さんが処方箋をご紹介します。 こんにちは。心屋認定講師の石川稀月です。私は以前、人の集まりが苦手で、誰かと仲良くなろうと工夫しては空回りし、孤独感に苦しみました。子育て時代には、ママ友との付き合いでも苦労しました。今回は、自分の経験もふまえて、居心地が悪く感じる理由と解決策について、お話しをしていきます。 ■居心地を悪くしているのは、実はあなた自身かも 仲間に溶け込もうと思うのは、自然なことだと思います。けれど、ちょっと自分の心に聞いてみてください、その場所、本当に居心地がいい? その人と一緒にいて楽しい? ホッとできる? もしかしたら、誰でもいいから仲良くなりたい、みんなから人気があるから近づきたい、夫や子どものために付き合っておかないといけない、などの打算で、付き合う相手を決めていませんか? その場にいる人に興味がない、あまり好きじゃないのは、もしかしたらあなたなのかもしれません。 好きでもない、気が合わない人と付き合うことほど疲れることはありません。勇気を出して、一緒にいて楽しい人、ホッとできる人と付き合っていこうと決める勇気を持ちましょう。いらない付き合いに時間と力を使っているから、気の合う人たちと出会う機会と気力が減ってしまうのです。 ■「自分が」人からどう思われたら嫌ですか? 「自分が」どんな存在だと感じることが悲しいですか? 「自分」が人からどんなふうに見られたら耐えられないですか? そんなふうに考えたとき、あなたの頭に浮かぶ言葉は何ですか? 私の頭の中に浮かんでいた言葉は、 ・みんなにとってどうでもいい人 ・仲間に入れてもらえないような魅力のない人 ・うまく合わせないと居場所がなくなる ・みんなの話がつまらない… などの言葉でした。あなたの「自分が」のあとに続くのはどんな言葉ですか? ■誤解していると、誤解しているとおりに見える・なる さきほどの「頭の中に浮かぶ言葉」、実はこれがセルフイメージ(自分が、自分の事をどう思っているか?)だったりします。人は自分が持っているイメージに合うような人生を過ごしていきます。 否定的な自分へのイメージは、すべて勘違いです。たまたまつらい経験をしたことがあるだけで、あなたはいつもうまくいかない人ではありません。 「○○しないといけない」という考えも誤解だったりします。子どもや大切な人に対しても「○○してあげなくても充分やっていける人」だという視点も持ちましょう。 また、人に対して思うことは、実は、ほとんど自分宛てです。人のことをつまらないと思う人は、自分がつまらなくならないように気を使う、つまらないことがバレないように人と関わらない。人の“上から目線”が鼻につくときは、実は、自分も人を見下していたり、自分も自分自身の価値が低いと感じていたりします。 ■あなたが楽しめば、周りも楽しい あなたが居たい場所が、いつでもあなたの居場所です。誰の許可もいりません。 自分の胸の中に、自分の居場所と自分の味方がいるのをイメージして、 ・私の居場所はいつもここにある ・私の味方はいつもここにいる ・私は大切で魅力的でみんなに愛されている人 ・不器用でつまらない私でうまくいく など、ラクになる魔法の言葉を何度もつぶやいて、肯定的なセルフイメージを自分の中に取り込みましょう。 そして、必ずうまくいくとしたら、どんな行動をするかな? どんな視点で物事を見るかな? を想像して行動や言動を変えていきましょう。 人があなたをどう扱うかで、自分の価値をはかる必要はありません。自分の好きな人と自分のペースで関わると、自分自身が自分の味方になります。自分を大切にしていくことで、周りの人からも大切にされ、穏やかな気持ちで過ごす時間が増えていきますよ。 ・このカウンセラーのブログを見る
2017年08月10日