2013年生まれの長男、2016年生まれの次男との楽しくバタバタした日々を漫画にしています。「男児2人に振り回され隊!」というブログで育児絵日記を描いたり、PMDD(月経前不快気分障害)についての漫画を描いています。
9年前、自身の生理前の不調に病名があることを知ったなおたろーは性教育の大切さを痛感。正しい知識を知ることが自分の体を大切にすることに繋がると、息子にゆるっと性教育を始める。
心療内科って「通院が大変そう」「お金がかかりそう」。調子のいい日もあれば、起き上がれない日もあるなおたろーさんは周囲から心療内科を勧められますが、なかなか踏ん切りがつかなかったそうです。でも、うつっぽい症状で日常生活に支障がでることもあって…、ついに受診を決意!本気で心療内科について考えてみたなおたろーさんが選んだのは、オンライン心療でした。
PMDDとは「月経前不快気分障害」のことで、生理前になると女性ホルモンの変動によって精神状態に異常が出てしまう状態です。ピルなどでコントロールしていますが、それでもポンコツになってしまう日があるのです。
私は立派に育児なんて全然できなかったし、そんな部分を誰にも言えなくてしんどかった。これまで見せずに隠してきた、育児の裏側を描きます。
今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 初めこそ順調だった離乳食も、次第にベビーフードしか食べてくれなくなり、自己嫌悪に。そして迎えたイヤイヤ期。言うことが二転三転する子どもに対して、正しい判断をすることが難しくて…。 2歳児相手にね…。 ちなみにこの時期、自分がPMDD(月経前不快気分障害)だと気がついていなくて、感情のコントロールができないことに悩んでいました。 だからといってPMDDを理由にして許されることではありません。 これくらいの小さい子どもは、絶対的にママが大好き。力も弱いし、体も小さいし、口答えするほどの語彙力もないのです。 でも、この現状を誰にも伝えることができませんでした。そして、自分自身のことを止めることができませんでした。 夫も深夜まで仕事で休みもほとんどなく、完全にワンオペ育児。転勤で引っ越してきたばかりなので、周りに頼れる人間もいない。 1人で抱えるにはかなり重かったです。 他人に相談したところで無意味なのかな、と思ってしまっていました。 でも、気持ちをアウトプットすることは、絶対に無意味じゃないはずなんですよ。今の私だから言えることなのかもしれないけど…。 たった一回の育児相談だけでなく、何度も何度も言語化することで変わるものもあると思うんです。 でも私は、対話することをやめてしまいました。 家に帰っても息子のイヤイヤが落ち着くわけじゃないから。 現状が変わるわけじゃないのに、私は保健師さんになんて言葉を言ってもらいたいんだろうって。 慰めてもらって、チヤホヤされたいだけなのかな? なんて言葉をかけてもらったら、私は満足するのかな? 予約や育児相談の会場に行くまでの道のりが大変だったり、保健師さんとの相性もあったかもしれないけど、ずっと息子と家に閉じこもって辛い気持ちを1人で抱え込むよりはよかったんじゃないかなぁ…。 どちらにせよ、当時の私には「また通おう」と思えるメンタルは、もうありませんでした。 次回に続く「誰にも言えなかった私の育児」(全11話)は12時更新! この記事はあくまで筆者の体験談です。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。
2022年07月06日■前回のあらすじ 車が使える日は、なるべく2人きりにならないように支援センターへ。とはいえ、すんなり車に乗ってくれないこともあり、大人気なく0歳児に当たってしまうことも。一方で、はじめての発熱には大慌てで…。 当時は初めての育児だったので、育児書通りにいかなかった時はすごくショックを受けていたのですが…2人目育児をしたり、Twitterを始めたり、ママ友も増えてきてからは「離乳食ちゃんと食べてくれる子はレア!」って思えるようになりました(笑)。 育児だけでなく、夫との関係もまだ慣れていなかった私は、ベビーフードを毛嫌いする夫に「努力はしているけど食べてくれないんだから仕方ないじゃん」という言葉すら言うことができませんでした(今はバリバリ言えるよ!)。 ベビーフードを参考に味付けとかも研究してみたけどそれでもダメで、まずい料理しか作れないダメな母親なんだってずっと悩んでいました。 1歳すぎるまでずっとこの調子でしたが、私の実家で母の作った大学芋を食べてからは少量ながらもモリモリ食べてくれるようになりました。 ちなみに次男は離乳食は順調でしたが、幼児食は難航し…5歳になった現在はめちゃくちゃ偏食です。好きなものに関しては大食いだけど。 人それぞれなんですよね、ほんと。食べる子は食べるし、食べない子は食べない。 どう対策するか向き合うのも大事だけど、ある程度割り切らないと親も子供も楽しく食事ができなくなってしまう。 でもこの頃は食べてくれなくて、段々とイライラしてきて…。 言葉を理解していないことをいいことに「せっかく作ったご飯はゴミなんだね?ゴミはもう捨てるよ!」なんて言ってしまうこともあったし、3回食になった時は一日中憂鬱でした…。 四六時中こうだと、感覚が麻痺します。 子どものイヤイヤを受け入れるって、育児本でも育児系のテレビでも聞いたけど…これほど難しいことがあるのか!? だってこちらがどう対応したとしても子どもは「イヤァァァ!」しか言わないし、わけわかんなくなっちゃうよ。 一日中ずっとこんなのが続いてると「あれ、これは叱るべき?見守るべき?」という線引きがわからなくなって、もう考えることも嫌になっちゃって…。 「ママの方が嫌だよ!」って逃げ出したくなるけど逃げられるわけもなく、正しい判断もままならず…。 ちなみにこの時期PMDD(月経前不快気分障害)の症状がひどく、余計正しい判断が難しかったです。 次回に続く「誰にも言えなかった私の育児」(全11話)は12時更新! この記事はあくまで筆者の体験談です。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。
2022年07月05日■前回のあらすじ 赤ちゃんは泣くのが仕事というけれど、密室に響き渡る泣き声を聞きながら感じた“小さな命”と向き合うことの難しさ。散歩に出かけても、一言も話すことなく帰宅することばかりで…。 周りから見たら、きっと私はいつもニコニコしているお母さんだったと思います。 夫も、母も、みんな大変だとは思ってくれていただろうけど、思い詰めていたとまでは思っていなかったと思います。 気持ちを表に出せないからって、誰も見ていないからって、まだ0歳の息子に当たってしまっていました。 「なんて馬鹿なことしてるんだろう」と自分でも思っていたので、できるだけ車が使えるときは外に出て二人きりにならないようにしてました。 パニック~~~!! ある程度大きい子だったら「寒気がするから毛布ちょうだい」とか「冷えピタちょうだい」とか言ってくれるけど、赤ちゃんだから何も喋らない! 何をどうすればいいのかわからない! という感じで、めっちゃ慌ててしまいました。 次回に続く「誰にも言えなかった私の育児」(全11話)は12時更新! この記事はあくまで筆者の体験談です。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。
2022年07月04日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。 ■前回のあらすじ 21歳で出産するも、周りは学生ばかりでママ友ができなかったなおたろー。それから9年が経ち、出産した友達から育児についていろいろ聞かれるたびに、「私はそんなにいいママじゃない」と感じていて…。 夜もなかなか寝てくれないし、ずっと泣いているし。泣き声を聞くのが精神的にかなりきつかったです。 自分で望んだ妊娠、出産、育児なのに何言っているんだと思われるかもしれませんが、なんかもうそんなこともわけわかんないくらいに頭がバグっていました。 首も座っていないし、小さいし、ふにゃふにゃだし。私のちょっとした匙加減で、この子はすぐに死んでしまうんだなと思ったら、自分が抱えている命の重さがすごく恐ろしくなっちゃって。とにかく死なせないようにしなくちゃと必死でした。 二人目はまったくそんなことはなく、生まれた瞬間からめっちゃくちゃ溺愛できていたのですが…。やっぱり心にまったく余裕がなかったんでしょうね。 目の前にある小さな命との向き合い方がすごく難しかったです。 私の想像していた「お母さん」は、いつも赤ちゃんとおしゃべりしながらお散歩して、ずっとニコニコしているイメージでした。 でも私は、赤ちゃんになんて話しかければいいのか、ずっとわからなかったんです。 大して反応が返ってくるわけでもないし、私一人が盛り上がっているみたいで…話しかけた方がいいんだろうなぁと思いつつも、ずっと無言でした。 夫に散歩をしたと報告すると「そらじろーとなにかお話したりするの?」とよく聞かれていたのですが、いつも「ん~少しね~…」と曖昧な答えを返していました。 母親としてどうなのかな…と悩んだ時期でもありました。 次回に続く「誰にも言えなかった私の育児」(全11話)は12時更新! この記事はあくまで筆者の体験談です。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。
2022年07月03日想像していた出産・産後じゃなかった。 子犬は小さくて可愛い。 そんな感じで赤ちゃんも「小さいから可愛い」とは思えたけど、「世界で一番愛おしい我が子」とか、なかなかそういう風には思えませんでした。 自分で産んだのに、全然ピンとこなくって。 でも夫はずっとニコニコして「可愛い可愛い」って言っているから、すごく気持ちが焦っちゃって。 とにかく「死なせないようにしなくちゃ…!」と思ったら、夫が敵に見えてしまいました。 いわゆる「ガルガル期」というやつだったんだと思います。 時間が経つにつれて少しずつ母性も湧いて来るようになりましたが、最初はなかなか自覚が湧かないという事実がかなりショックでした。 次回に続く「誰にも言えなかった私の育児」(全11話)は12時更新! この記事はあくまで筆者の体験談です。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。
2022年07月02日