恋愛コラムニスト。2000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。
50万部突破のべストセラー『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに、読者の皆様からのお悩みに解答していただくこのシリーズ。第8回目は、恋人にきつい言葉遣いをしてケンカしてしまった場合の対処法についてのご相談です。 ■相談(あり・21歳) 彼氏に素直になれず、ついきつい言い方をしてしまいます。言い方次第では丸く収まった話なのに……。きつい言い方を優しい言い方に言い換えて伝える方法を教えて下さい。 ■回答 きつい言い方を優しい言い方に変換する時のポイントは、「相手のことを想像した上で何と言うか」と考えることです。これはケンカした場合だけではなく、自分の気持ちを伝えるケース全てに当てはまります。 恋人とケンカをすると頭に血が昇って自分の思ったことをそのままぶつけてしまう人もいますが、きつい気持ちをそのまま言葉にすると、関係が破滅してしまうこともあります。さらに相手がその言葉にのせられて応戦してきてしまったら、建設的な話をすることすら難しくなってしまいます。 ですから常に、「こう伝えたら相手はどう思うか」と、相手を想像しながら言葉を選んでみて下さい。きつい言い方をしてしまう根本には、相手を責めたいという衝動よりも、もっと仲良くなりたいからという気持ちのほうが強いはずです。その根本に立ち戻って言葉を選びましょう。 恋人とケンカをするとき、つい言葉をぶつけるのではなく、頭の中が真っ白になってしまい、泣いて無言になる女性もいますよね。それは、精神的に極限の状態と言えますから、そうなってしまったら一度、その場を離れましょう。 デート中であれば自宅に戻るなどして、彼とは物理的に距離を置くのです。女性はそうなってしまった状態でも一緒に過ごしたいと思うかもしれませんが、男性の多くは「今は一緒にいたくない」と感じるものです。一緒にいても楽しくありませんし、責められることが面倒くさいからという単純な理由ではありますが、ここが男女の違いでもあります。 頭の中が真っ白になった状態で、その状況を良い方向に変えるのは相当な難関ですし、もしその場で女性から謝ったとしても、一度怒ってしまった男性は、素直になりづらいものです。 ですから仲直りは、お互いにクールダウンした翌朝にしましょう。彼からメールが到着する前に自分から短文で「ごめんなさいメール」をしてあげるのです。ケンカになった理由を分析する内容や、言い訳は不要です。ただ、「昨日はごめんね」という短い内容だけで、彼の心には響きます。 彼自身も早めに謝ろうと考えていたはず。それを先回りして言ってくれたという、その事実が男性にはうれしいものなのです。女性が先回りすることで男性は「オレのほうが悪かった」と素直になることができるので、早い段階で関係を修復できます。 後編では、ケンカ後、彼からのメールが返ってこない時の対応策と、日ごろから彼に素直に接するための心がけ&愛情の伝え方について教えていただきます。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年03月20日今回、『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんにお答えいただいたのは、「初対面の相手への伝え方」続編と、「好き」の伝え方についてのお悩みです。この悩みに当てはまる人は多いかもしれませんね! ■相談1(32歳・主婦) 相手を不快にさせない話し方って、どうしたら身につきますか? ■回答 拙著のノーをイエスに変える3つのステップを踏めば、相手を不快にさせないばかりか、自分の意見を通すことも可能になります。3つのステップは、以下の通り。 1. 自分の頭の中をそのままコトバにしない 2. 相手の頭の中を想像する 3. 相手のメリットと一致するお願いをつくる 相談者さんは主婦なので、旦那さんに家事を手伝ってもらいたいと仮定してみましょう。「洗濯たたんでよ!」と、自分の頭の中をそのままコトバにした時の旦那さんの頭の中は、「平日働いてるんだから疲れてるんだよ!」となり、そのまま返されてしまう確率も高いと思います。 そこで、「相手のメリットと一致するお願いをつくる」ステップの登場です。例えばノーをイエスに変える7つの切り口のうちの1つ、「選択の自由」を応用して「買い物とクリーニング、どちらかお願いできない?」などと頼んでみましょう。 この場合は、選ばせるということが秘訣です。まずは人は選べるというだけでメリットを感じます。1つから決めるときは決断になってしまい、なかなか決められないですが、2つからだと選べるので、「決めよう」というモードになるのです。 ■相談2(24歳・会社員) 私がお付き合いを始めた方は「好きという言葉は思ってなくても言えるから、軽いと思う」という考えの人です。そんな人に軽いと思われずに好きと伝える方法はありますか? ■回答 ある“やり手”の女性に話を聞いたところ、彼女いわく「好きな気持ちを伝える時にコトバは要りません。目を見て手を握るだけで伝わります」とおっしゃっていました。 それには私も同感で、好きな気持ちは態度で十分、伝わるものだと思うのです。相手に好きな気持ちを伝えたいと感じる時は、「相手に喜んでもらいたい」という思いが高まるからこそ、コトバにしたくなりますよね。 それを、相手をほめたり料理を作るなどして、態度に変換してみてはいががでしょうか。「好きというコトバは思ってなくても言えるから軽い」という考えを持つ彼には、自分の思いをコトバで100%伝えるよりも、態度で示したほうが伝わりやすいような気がします。 ですから相談者さんは常に、「どうやって相手を喜ばせてあげようか」という思考を態度に表してみてください。そうすれば自然と相手も喜ぶ機会が増えて、将来は結婚できるかもしれませんね。 佐々木圭一さんへのご相談は、まだまだ募集中です。伝え方に関してお悩みを持つ方はぜひ、この機会に相談してみてはいかがでしょうか。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年03月13日「専業主婦は絶滅危惧種」とまで言われるようになった日本。景気回復に実感を持てない層にとっては、しっくりくるフレーズではないでしょうか。実際、専業主婦希望の女性との結婚は無理! と宣言する男性も実在します。 そういった男性達は、専業主婦を希望する女性を見ると、ゲンナリしてしまうものなのです。男性達は、女性のどういった言動にその願望を垣間見て「ちょっと無理!」と思うのでしょうか。 ■キャリアを積む意欲が見られない 結婚&出産してから復職する際に重要なことは、キャリアの構築。日本は実力重視の厳しい世の中に変わりつつありますから、会社に利益をもたらす可能性が少ない人材を、ホイホイ受け入れる余剰は少ないのが現実です。 世界的にも有名なある日本企業を取材した時に、「復職は大歓迎ですが、復職後もできれば時短勤務ではなくフルタイムで勤務して、会社の利益を伸ばす人材になるべく頑張ってもらいたい」との意見を聞きました。 そして、復職後の制度は整えてあるが、独身時代から“腰掛け”的に勤務していた人は、復職しても育児と仕事の両立が難しく、辞めていくケースも多いという、厳しい現実を教えてくれました。 仕事を頑張り、休日を謳歌するのはとても素敵な人生だと思います。ですが、休日のため「だけ」に働く姿勢は会社からの評価も低く、男性からも疑問視される場合がある、ということです。今の仕事が好きではない、辞めたい、その後のプランがない、といった場合も男性はゲンナリしてしまうはずです。 ■専業主婦である自身の母親への憧れを堂々と口にする 20~30代女性の両親世代は、結婚したら専業主婦になることが珍しくない時代でした。両親というモデルケースを見て「こうなりたい!」と憧れる気持ちは理解できますが、時代は変わってしまったのです。 それを把握せずに堂々と「母のような人生を送りたい」と言ってしまうと、「家族を養うには年収が足りないかもしれない」と感じている男性からは即アウト! と判定されてしまいます。 恋人同士と違い、夫婦になるということは“一緒に生計を立てる”ということでもあります。男性の意見に歩み寄る姿勢すら見せないのなら、男性からも歩み寄ってはもらえません。 ■男性の勤務する企業や職種にばかり興味津々 「できるだけ年収が高い人と結婚して、結婚したら専業主婦になりたい」という願望を秘かに抱えている人に最も目立つ言動。自分では隠してなるべく平静を装っているつもりかもしれませんが、男性にはバレています。 もし合コンなどの複数の男性が集まる場でこのような言動が出てしまうと、男性陣から嫌われてしまう可能性は高いと思われます。 女子大生を中心とした若い女性の間では、専業主婦を希望する層が増加傾向にあるとのこと。しかし、現在の日本の経済状況を考えると、現実的には狭き門なのかも知れませんね。「そろそろ結婚を」と考えているみなさんは、ご自分の人生プランを、どのように描いていますか?
2014年03月07日『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに、読者の皆様からのお悩みに解答していただくこのシリーズ。6回目となる今回は、「上手なお願いの仕方」続編と、「初対面の相手への伝え方」についてです。この記事をご覧のみなさんも、一度はぶつかったことがあるのではないでしょうか? ■相談1(30歳・公務員) お願いする時にわざとらしくなってしまいます。 ■回答 わざとらしくなっていることに自分で気づくこと自体が、とてもいい兆候だと思います。伝え方について考え始めている段階であり、相手のことを想像しているからこそ、自分のわざとらしさが見えてくるからです。 拙著で紹介している伝え方のレシピも、最初の1~2回はわざとらしくなってしまうかもしれませんが、それでもかまいません。人は3回使うと自分のものにできると言われていますから、使い続けるうちに、自然と洗練されてくるはずです。 伝え方のレシピを習得する方法は、料理を覚える方法と同じ。料理も4回目ぐらいからは自己流を混ぜられるようになりますよね。それと同じで、伝え方のレシピもとりあえず最低3回は使って、自分のものにしてみてくださいね。 ■相談2(24歳・サービス業) オススメしたいものがあっても、話しながらだと内容がうまくまとまらず、結局話したいことの半分ほどしか伝えられないことばかり。いつも振り返って、あれを言い忘れた、もっとこう言いたかったと反省ばかり。もっと上手に伝えられる人になりたいです。 ■回答 人は忘れてしまう生き物です。反省するのではなく、まずは「忘れてしまう生き物なんだ」と楽観的に受け止めるようにしましょう。その上で私も実行していてオススメの方法が、「伝えたいリスト」を作ること。 文字にすることで可視化できるため、頭の中で伝えたいことが整理しやすくなり、次第に伝え方も明快になるはずです。リストを手に持って話しながら接客しても、失礼にはあたりません。 もしお客様が迷って選べない場合は、オススメの商品を3択にして幅を狭めてあげると、選びやすくなるでしょう。 ■相談3(38歳・会社員) 日本語って難しい…。日ごろからコミュ二ケーションのとれている相手ならそのまま素直に聞いてもらえることが、同じ内容を同じ口調で言っても、間逆にとらわれる場合があって困る時があります。 ■回答 相手によって受け取り方が違って当然という事実を踏まえて、拙著で紹介している、ノーを「イエス」に変える7つの切り口を参考にしてみてください。この7つの切り口は、「相手のことを想像して言い方を変える」ことが基本です。 1. 相手の好きなこと デートしてください→「驚くほど旨いパスタどう?」 2. 嫌いなこと回避 芝生に入らないで→「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」 3. 選択の自由 デートしてください→「驚くほど旨いパスタの店と、石窯フォカッチャの店どちらがいい?」 4. 認められたい欲 残業お願いできる?→「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」 5. あなた限定 自治会のミーティングに来て→「他の人が来なくても、斉藤さんだけは来てほしいんです」 6. チームワーク化 勉強しなさい→「一緒に勉強しよう」 7. 感謝 領収証をおとしてください→「いつもありがとうございます。領収証お願いできますか」 テンパっている時に、このうちのどれか1つでも思い出すことができれば、乗り切れるはずですよ。次回は「初対面の相手への伝え方」続編と、「好きの伝え方」についてのお悩みに答えていただきます。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年03月06日50万部を超える大ヒット作『伝える力が9割』の著者、佐々木圭一さんの連載が5回目を迎えました。今回は、「自分の気持ちを上手に相手に伝える方法」続編と、「上手なお願いの仕方」についてのお悩みを解決していただきます。 ■相談1(27歳・会社員) 自分の思っていることを早く伝えたくて、なかなか思うように相手に伝えることができません。 ■回答 この相談者さんのお悩みは、最初から早口でしゃべってしまい、しゃべっているうちに自分でも混乱して、思ったことを伝えられないということだと思います。そうだとしたらポイントは、第一声をゆっくりと話すように意識することです。 第一声をゆっくりと話すことができれば、その後も同じペースで話すことができます。自分のことを早口だと自覚している人は、相当ゆっくりと話すぐらいでちょうどいいでしょう。 そして、できれば相手に関わる話題から触れていってみてください。「今日着ているそのシャツ、素敵ですね」など、相手をほめることから話し始めると、相手も“話を聞くモード”に入りやすいと思います。 ■相談2(28歳) 思った通りに自分の気持ちを伝えられていなかったことがあります。自分の本当の気持ちに近いくらい内容を相手に伝えられたら良いなと思っているのですが……。 ■回答 相手に自分の思いを伝えようとした時、大抵の人が「自分の思いを100%ぶつける」ことに集中しがちだと思います。ですが、これが間違い。自分の脳みその中身と相手の脳みその中身は違いますから、相手の脳みそのサイズに合わせてあげないと、自分の思いは思った通りに伝わらないのです。 代表例は、日本語のほうが伝わる確率が高い英語。例えば、仕事を引退した年代の方に「コンプライアンスが~」と言っても、相手には内容を理解してもらえないことが多いのではないでしょうか。 実はコピーライターである私の拙著にも、「マーケティング」という、読んだだけでは意味がわかりづらい言葉は使っていません。これは、自分50%、相手50%の割合で話をすれば伝わるとわかっているからです。 自分の思ったことを思った通りに伝える最大のコツは、難しいことをどれだけ簡単に伝えるか。まれに簡単なことを難しく伝える人もいますし、学会等の発表では難しいことを難しいまま伝えるほうが好評価を得られることもありますが、難しいことを簡単に伝えることが一番、自分が想像した通りに伝わる方法です。 ■相談3(39歳) 職場で人にものを頼むのが下手です。命令口調にならずに頼む、うまい方法が知りたいです。 ■回答 拙著で紹介している、ノーをイエスに変える7つの切り口のうちの1つ、「ありがとう」=感謝の気持ちを添えてみてはいかがでしょうか。 例えば「この荷物を運んで」とお願いする前に、「ありがとう」と付け加えてみる。これまでは何かをしてもらったら「ありがとう」と伝えるのが定番でしたが、してもらう前としてもらった後、2回に増やしてみるのです。これなら命令口調にはなりませんし、最初に感謝の言葉を言われると、人は断りづらいものです。 ちなみに私も「ありがとう」を意識的に言うようにしています。言うだけで相手の反応がガラリと良くなるはずです。 次回は「上手なお願いの仕方」続編と、「初対面の相手への伝え方」についてのお悩みに解答していただきます。お楽しみに! ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年02月27日今回も2013年ビジネス書年間1位(紀伊國屋書店新宿本店調べ)『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに、みなさんの「伝え方」に関するお悩みをスッキリ解決していただきます。 ■相談1(19歳・学生) 言いにくいことを伝える時にどのような表現が良いのでしょうか。また、言い方などがまだよくわかりません。 ■回答 言いづらいことほどストレートな物言いをしてはいけません。直接的に言えば言うほど、角が立ってその後の関係に亀裂が入りかねないからです。 例えば社内である人が、企画を立てたとします。あなたは、その企画に対して「面白くない」という感想を持ったとしましょう。心の声そのままに「面白くないですね」と言ってしまったら、相手は怒るだけですよね。 相手の頭の中を想像し、立場を考慮して、「○○さんなら、もっと面白い企画ができると思いますよ」と言い換えれば、相手は「確かに甘い部分があったかもしれない」と思い直すはずです。自分自身が甘いと思う内容は、他人も甘いと思うという事実に気づくからです。 このようにビジネスの現場では、「あなたならもっとできる」という、相手に期待を寄せているひと言を添えると、同じものでもクオリティを上げることが可能です。 先輩や上司に自分の意見を通したい場合も、相手の頭の中を想像する、という点は意識してください。男性は、アンケートなどの数値データを好む傾向があります。その上司の頭の中を想像して、自分の意見を通せるようなデータを準備する。そして「どう思われますか?」と聞いて、上司自らに答えを言ってもらうように導いてみてください。 これはDJポリスも用いた「チームワーク化」という伝える技術で、相手任せにするのではなく「一緒にやりましょう」と、上司とあなたをチームワーク化するのです。人はもともとコミュニティを大切にし、集団行動をする動物という性質を生かした技術です。 ■相談2(27歳・会社員) 話がつまらない、何が言いたいのかわからないとよく言われます。話して始めてから話す順序を変えたりするので、余計にわかりづらいのかもしれません。自覚しているのですが、直りません…どうしたらよいでしょうか。 ■回答 話がつまらない、何が言いたいのかわからないと言われてしまう理由は、たった1つ。自分の頭の中に浮かんだことを、そのままコトバにしてしまうからです。直したいのであれば、押さえておくべきコツが1つあります。 「相手の好きなものに例える」です。そうすれば、話がつまらないと言われることがなくなるでしょう。相手の好きなものに例えることも、話がつまらないと言われることへの対応策に使えます。例えば野球好きな男性上司から、「仕事を急げ!」と何度も急かされているとします。ところがあなた自身は、時間をかけて完成させたほうがよいと考えていると仮定します。 この場合、野球に例えて「スピードよりも、コントロール重視でいきましょう」と提案すれば、相手に理解されやすいし、受け入れられやすくもなるはずです。自分文脈ではなく、相手文脈で話す。このことを意識するだけでも、「何を言っているのかわからない」と言われなくなるでしょう。 次回は、「自分の気持ちを上手に相手に伝える方法」続編と、上手なお願いの仕方についてお話を伺います。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年02月20日3回目となる今回は、上司への報連相の伝え方と、上手な断り方を佐々木圭一さんにお伺いしました。 ■相談1(26歳・サービス業) 私の上司は常に忙しい方なので、報告や相談のタイミングがつかめません。上司に邪険に扱われないタイミングをつかむコツってありますか? ■回答 常に忙しい相手のメリットと一致する、報告や相談をしてみてはいかがでしょうか。「今、お話を聞いていただければ後で30分ほど時間を省略できます。5分だけ、お時間よろしいでしょうか」などと切り出せば、忙しい相手は30分もの時間が省略できるメリットが得られます。このワードが抜けてしまうと、自分の要望のみを伝えることになってしまい、断られる可能性があります。 時間の短縮は、忙しい相手から見るとメリット=好きなこと。相手の好きなことをコトバに取り入れることは、私が提唱している「ノー」を「イエス」に変える7つの切り口中、最も王道の技術です。 トラブルに発展しそうな案件にかんしても、相手の好きなことを相談内容に含めて話をしましょう。「先に○○さんにお伝えしておきますが」「こういう問題が出て来そうなので、事前にお話ししておきます」などと伝えてみてください。 自分よりビジネススキルが高いであろう上司は、怒ることよりも事前に報告してもらえたことで、状況のリカバリーが効く時間の猶予(上司のメリット&好きなこと)があることのほうに注力し、頭の中を“トラブル解決モード”に切り替えてくれるはずです。これが、言いにくい物事ほど早く言ったほうがいい、という理由でもあります。 ■相談2(32歳・会社員) 参加したくない飲み会の上手な断り方を教えてください。 ■回答 こちらは「赤裸裸法」を使えば、断られた相手はイヤな気分にならず、今後の関係にもヒビが入りません。この方法は、コトバに感情をのせて熱をこめて、表現するのです。 飲み会を断る時に活用するのであれば、一例が「今日、ファスティングの日なんで食べちゃダメなんです。でも、行きたかったー!」となります。「行きたかったです」よりも「行きたかったー!」のほうが本音を赤裸裸に言っているように伝わります。参加できなくて残念な気持ちが表現されていますから、二度と誘われない、という事態も防ぐことができます。 断る理由は、地方から友人が来た、親戚が待っている等、何でもかまいません。自分が言いやすい理由をあらかじめ考えておくのも、1つの手でしょう。 ■相談3(34歳) 相手から今後、誘われたくない時のソフトな断り方が知りたいです。 ■回答 今後も円滑な関係を続けたい相手、例えば直属の上司であれば、「みんなで行きましょう」「実は彼氏がいるので……」などが定番だと思います。コレに「でも、誘ってもらえてうれしかったです」と付け加えると、相手の顔が立てられるうえに、気持ちもくみ取ることができます。 その場限りで今後、関係が継続しない相手からの誘いを断る時は、デジタル音のように感情を込めない声で、「興味がないので」と言い切ってかまいません。 電話勧誘などを断る時の、あの声です。優しく対応すると、また誘われてしまいます。感情を込めずに冷たく言えば、相手が再度誘う二度手間の省略にもつながりますから、これも、相手の頭の中を想像する一環です。 次回は、「上手な断り方」続編と、自分の気持ちを上手に相手に伝える方法を伝授していただきます。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年02月13日前編 に引き続き今回も、「デートマナーから垣間見える、ダメ男の共通点」をご紹介していきます。 ■食べ方が汚いことを隠している 「クチャクチャ食べ」や「箸がキチンと持てない」などは、女性が嫌がるマナー違反の代表ですが、多くの男性はそのことを把握しています。把握しているがゆえに、関係が安定するまで隠している男性が実在するのです。 マナーの悪さを正すのではなく隠そうとするのは、卑怯な性格の現れとも言えます。ただし、この手の男性は、口の中に食べ物が入っているのに平気でしゃべったり、大皿料理に断りなく直箸を突っ込むなど、ところどころでその片鱗を垣間見せているもの。 少しでも疑問を持ったら、彼が幼い頃から親しくしている男性の友人を交えて食事をしてみるか、早い段階で彼のご両親と食事の席をセッティングしてもらうことをオススメします。 ■食事中にSNS用の写真撮影と投稿に夢中になる これも前編で紹介した「セックスメインのデートを繰り返す」男性同様、思いやりに欠けた性格が顕著になった例。この行為は女性に多いと思われがちですが、男性にも多く存在します。写真撮影が完了するまで料理を食べられず、会話もできない状態で待つ相手の不都合が想像できないのです。 人と一緒に食事をする時は、その場にいる人との会話を楽しむことも当然のマナー。SNSは、始めたばかりの頃に夢中になったとしても、徐々に熱が冷めていくものでもあります。しかし、いつまでもそこから抜け出せない人は、実はリアルな友達が少なく、SNS上で人気を勝ち取ることに必死なのかもしれません。 ■「ありがとう」と「ごめんさい」を言わない 基本中の基本ですが、これはアナタにだけ向かって言えばいいというものではありません。例えば、電車内で1つ飛んで2つ席が空いていて、その人がどいてくれたお陰で2人並んで座ることができた時や、歩いていて人にぶつかってしまった時など、さまざまな場面でこの言葉を使う機会はあるはずです。 それを「赤の他人だから」とスルーする人は、いずれ関係が落ち着いたらアナタにも言わなくなることは必至。一緒に生活をして、いくら家事を頑張っても、「ありがとう」とも言ってもらえないかもしれませんよ。 いかがでしたでしょうか? その他「ダメ男」の特徴としては、「道端へのタバコのポイ捨て」「電車でお年寄りや妊婦さんに席を譲らない」「自分の武勇伝ばかりを語りたがる」「グルメと称して給料に見合わない高級店ばかり行く」などが挙げられます。 デートの時にはしっかりチェックして、「ダメ男」に引っかからないように気を付けましょうね!
2014年02月12日「ダメ男ってどんな人?」と質問されたら、アナタは何と答えますか? 浮気、ギャンブル、DV、モラハラなど、いろんな条件が思い浮かぶと思います。 ですが、ダメ男はすでに、デートをしている時点でそのダメっぷりを発揮しているものなのです。では、デートマナーで垣間見えるダメ男の共通点とは何でしょうか。 ■セックスメインのデートばかり繰り返す このような恋愛相談を、女性から何度か受けたことがあります。しかも女性側が「どこかへ出かけたい」と訴えても聞き入れてもらえない、という悩みが多いことに驚きました。 こういった男性は、女性に気づかいができない代表選手。相手の気持ちが理解できない、もしくはしようとしない、思いやりに欠けた人だと言えます。 この思いやりに欠けた性格は、最初のうちは「好き」という盲目の気持ちが邪魔をして見えなくなりがちですが、関係が安定した頃、随所に現れてくるはずです。その時に「こんな人だと思わなかった」と嘆いても、結局のところは自分の判断ミス。兆候は最初から現れていたのです。 ■デートは常に「きみの行きたいところでいいよ」が口グセ 上記とは真逆で、この口グセを持つ男性にも油断大敵。決断力がない、または決断を先延ばしにする性格がこの言葉に凝縮されているからです。 男性から「何が食べたい?」と聞かれ、「何でもいい」と答えたのに、結局は“何でもよくなかった”ということが女性にはありがちですが、男性にもこのタイプが存在します。この手の彼とおつき合いを続けて結婚することになった場合を想定しましょう。 「親への挨拶はいつにする?」→「きみのご家族のスケジュールに合わせるよ」→「その日、ダメになっちゃった…どうしよう」、「式はいつにする?」→「きみが好きな日でいいよ」→「やっぱりうちの親がその日はダメだって…どうしよう」など、あらゆるトラブルに対して逃げ腰になることが、容易に想像できるのではないでしょうか。 ■遅刻魔である 「仕事が忙しいから仕方がない」と優しい気持ちで許している場合ではありません。毎回決まって遅刻をする人は、仕事でも遅刻をしている可能性が高いのです。仕事上での遅刻はビジネスマンとして命取り。社内や取引先からの信用を失い、出世に響くことも十分想像できます。 社会人ならできて当たり前の時間の計算ができない男性と、もしも結婚することになった場合、親への挨拶をする時にも遅刻するかもしれませんよ! いかがでしたたか? 【後編】でも「デートマナーから垣間見える、ダメ男の共通点」をご紹介します。ぜひご覧になってください。
2014年02月11日働く女性であれば、上司への報連相の伝え方にデリケートになった経験があるのではないでしょうか。その悩みに『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんがお答えします! ■相談者1(34歳・会社員) 仕事で上司への報告をしているにも関わらず、別の人からもう一度同じことを聞かれることがあります。これって、上司が私の報告を聞いていないから、上司がその報告を周囲に伝えてなかったってことですよね? 後輩育成のためにも、どう伝えたらわかりやすいのか、いつも悩みます。 ■回答 人は、意外と相手の話を聞いていないものです。うなずきながら、『今日のお昼ご飯は何を食べようかな』と考えている人も珍しくありません(笑)。ですから、人は自分が思うほど自分の話は聞いていない、という前提を理解したうえで解決するために使える技術は、以下の2種類になります。 1. クライマックス法 「これから大切な話をします」と前置きして、直後のコトバに注目してもらう方法です。クライマックスワードには、「これだけは(1つだけ)覚えておいてほしいのですが~」「ポイントが3つあります。1つ目が~」等がありますが、いきなりメインの話をするのではなく、このワードを事前に言うことで、相手に最も重要な話がインプットされやすくなるのです。このクライマックス法は、ロケット発射直前の「3、2、1」と同じです。前もってカウントダウンを伝えることで、あなたの伝えたいことが的確に集中力を持って聞いてもらえるようになります。 2. リピート法 文字どおり、伝えたいコトバを決めて繰り返す技術です。重要なことは一度だけではなく二度、繰り返すことで、相手の記憶に残りやすくなるだけではなく、コトバにもエネルギーが生まれるものなのです。代表例がリンカーン大統領の有名な演説、「人民の、人民による、人民のための政治」。これは、「人民」という最重要ワードがリピートされたからこそ、聞く側は感情を揺さぶられ、記憶にも刷り込まれたのです。 伝えたいコトバを見つけることが苦手、という場合は、ニュースの報道番組をじっくりと観察してみてください。大切なことは一度ではなく2度、繰り返しているはずです。繰り返しているのは偶然ではなく、意志的に、ということが把握できるはずです。 ■相談者2(24歳・ウェブサイト作成) 先輩にどういった話をしたらいいのかということを知りたいです。特に報告であればいいのですが、質問や相談などは難しいです。 ■回答 あまり知られていないポイントですが、上司や先輩は、「部下や後輩に本当に心から信頼されているのか」を、口にはしませんがかなり気にしています。 ですから、「信頼しています」というニュアンスを込めたコトバを前置きして、報連相や雑談をすればいいのです。「○○さんにしか相談できないのですが……」「○○さんのようになりたいので教えてほしいのですが……」とひと言、相手を認めるワードを入れてから本題に入ってみてはいかがでしょうか。 上司や先輩は信頼されているという手ごたえを得て、親身に相談に乗ってくれるようになりますし、ためになるアドバイスをもらえる確率も上がるはずです。 次回は「上司への報連相」続編と、上手な断り方についてお答えいただきます。お楽しみに! ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年02月06日【前編】 に続いて後編でも、男性が「早く結婚したい!」と感じる瞬間を紹介します。 ■「結婚するのが当然」という年齢になったから 男性が25歳で結婚する、あなたは早いと思いますか? それとも普通の年齢だととらえますか? 筆者は男性であれば早婚だという印象を持つのですが、25歳までに結婚している男性の多くが、「結婚したい!」と感じた理由として、こう答えています。 彼らの多くはじっくりとつき合って吟味するという感じではなく、「その時につき合っていた人と何となく」「そういう年齢になったから」等、曖昧な理由で結婚するケースが目立ちます。しかし、だからといって今現在が不幸せなわけではありません。 中には「早まった」と嘆く男性もいますが、現在の生活をそれなりに楽しんでいるようです。そして彼らはこう言います。「出会いすぎても選べなくなるだけ」「フィーリングで何となく結婚した」何人もの男性との出会いがあっても迷い続けている“婚活難民”の女性には、耳が痛い言葉かもしれませんね。 ■心からパートナーを信頼できた時 男性がパートナーを心から信頼する瞬間は人によってさまざま。「自分の財布を預けてもいい経済観念の持ち主だとわかったから」「家事全般が得意で任せられるから」「自分の両親とうまくやってくれると確信できたから」「いつでも男を立ててくれるから」などの理由が挙げられます。 こんな理由が複数絡み合って、「この女性を逃したらもったいない!」という気持ちが、早く結婚をしたい気持ちに拍車をかけるのです。 ■一人暮らしで病気をした時 「介抱してくれる人が切実にほしいと思った」「孤独死が頭をよぎり結婚したいと思った」こんな理由を聞くと「女性は家政婦じゃない!」「寂しさを紛らわせるためだけに結婚したいなんて、女性を何だと思ってるの!?」と感じる女性もいるかもしれません。 ですが、恋人や気になる男性が風邪などの病気をした時は、距離を縮める絶好のチャンスなのです。 人は身体が弱ると必然的に心も弱くなり、人肌が恋しくなります。その時に進んで看病をすれば、弱っている男性にはその優しさが、通常の2倍にも3倍にも感じられるのです。 この方法を作為的であざといと感じる女性もいるかもしれません。でも、直接言葉で「そろそろ結婚したい」と伝えるより、何倍も男性の心に響くアピール方法だと思い直してみてはいかがでしょうか。 ■親の老化を目の当たりにした時 この瞬間、結婚に対して焦る気持ちは男女共にありますが、男性のほうがその気持ちは強いもの。「家を継ぐ」という言葉は古いかもしれませんが、男性は幼い頃から「男の子なんだから」と育てられ、いつか自分が家族の面倒を見るという気概を植え付けられている場合が多いのです。 今おつき合いしているパートナーとの結婚を考えている女性は、自分からせっつくのではなく、前回と今回挙げたような、男性が焦る瞬間を見計らって気持ちを伝えたほうが、得策かもしれませんね。
2014年01月31日「自分の考えていることが思ったとおりに相手に伝わらない」。この悩みに頭を抱えている人は数多く存在します。あなただけではないのです! では、この問題をどうしたら解消できるのでしょうか。45万部を超えた大ベストセラー『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに話を伺いました。 ■2013年は日本人にとって“伝え方元年” 「2020年大会のオリンピック東京招致決定は、日本人が国際舞台において伝え方で勝利した、歴史的な瞬間でした。滝川クリステルさんの『お・も・て・な・し』という言葉も印象的でしたが、安部首相のプレゼンにも、私自身は心を惹かれました。なぜかと言うと、人が票を入れたくなるような技術が盛り込まれていたからです。安部首相のプレゼンでのコトバを要約すると、以下になります。 『東京を選ぶということは、スポーツで世界をより良くしようとする国を選ぶことです』 IOCの実現したいことは、スポーツを通して世の中を良くすることです。つまり、相手の好きなこと=IOCが実現したいことを、そのまま表現していたのです。これまで“伝え下手”だと言われてきた日本人がプレゼンで勝利したことで、国全体が明るい雰囲気になったと思います」 DJポリスの活躍やドラマから名セリフが生まれるなど、2013年はまさに「伝え方」が鍵を握る1年でしたね。 「DJポリスは人が動きたくなる『チームワーク化』という技術を使って、やんちゃな若者達の心を動かしたのです。お願いをする時に相手対自分と対立するのではなく、『一緒にやりましょう』と同じ方向を向くと、思わず聞いてしまうという本能を人は持っているんです。 ドラマの名セリフにも、伝える技巧がきちんと組み込まれています。例えば『半沢直樹』では、正反対のコトバを使うとセリフが強くなる『ギャップ法』が用いられていました。流行語大賞に選ばれた『倍返しだ!』というコトバの前に、『やられたら、やり返す』というギャップを前に持ってくることで、あのセリフが強烈に浸透したのです。 2013年ほど名言が生まれた年は珍しいですよね。人々がいかに伝え方が重要か、という事実に気づいた1年でもありました。日本人は“学ぶモード”に入ると一気にレベルを上げられる特長を持っているので、なるべく早い時点で伝える技術を身につけることをオススメします」 ■伝え方は「センス」ではなく「技術」 ですが、自分の気持ちや意思を思いどおりに伝えることに、苦手意識を持つ人も多いかと。 「それは、伝え方にはセンスが必須という先入観があるからです。伝え方に必要なことは、センスではなく技術。料理を例に挙げてみましょう。キャベツの千切り初心者の小学生が知識もないままにトライしても、上手く切ることができませんが、母親に教えてもらうだけで格段にレベルが上がります。 この例でもわかるとおり、技術もないままに上手く伝えようとするのは、初めて千切りをする小学生と同じ状況なのです。技術は、先に技術を身につけた人から教えてもらえば、誰にでも習得できる、ということです」 技術はプロから学ぶのが近道! ということで、次回からは伝え方の第一人者・佐々木さんに、読者からの質問に答えていただきます。 ・「伝え方」のお悩みにアドバイスしてほしい方募集! ・『伝え方が9割』の佐々木圭一氏に聞く、心に響く伝え方
2014年01月30日「早く結婚したい!」という適齢期の女性の焦る気持ちは、もちろん男性にもあります。女性と異なるのは、そう感じる瞬間は男性の場合、年齢がまちまちという点です。ではいったい男性は、どんな時に結婚したいと感じるのでしょうか。 ■一人暮らし&毎日の外食で寂しさを感じた時 今は栄養バランスが整った食事を外食でも摂ることが可能ですが、外食の味は、やはり家庭の味とは違います。自宅で1人、テレビを観ながら買ってきた夕食を食べている時に男性は寂しさを覚えることが多いようです。これは女性の一人暮らしでも同じではないでしょうか。 ただし、女性の場合は毎日外食で済ませるという人は家庭的ではないのでよろしくない、という風潮があります。男性と同様に働く時代なので、女性にとっては何とも生きづらい時代と言えますが、料理の腕は磨いておいて損はない、ということです。 また、一人暮らしの真っ暗な部屋に帰った時に寂しさを感じて、妻が待っていて部屋に人がいる雰囲気に憧れる、という男性の声も多く聞かれました。この意見はなぜか、女性より男性のほうが多いことが特徴です。 男性は女性より、寂しがりやの人が多いと言えるのかもしれません。「人がいる部屋+料理の匂いがしたら最高!」という男性も数多くいました。 ■実家住まいで家族と一緒に食事をしている時 家族と食事をしているのだから、不満はないのでは? と思うかもしれませんが、「結婚しない限り、この生活が永遠に続くのか…」と不安を覚える男性がいます。この環境に身を置き続けることで、自分は家庭を持てない=社会的に認められていない人間だと考えてしまう男性もいるのです。 この考えも、男性に顕著に見られる傾向。女性の場合、30歳以上で独身、かつ家事は親任せという人が「楽だから離れられない」という意見とは対照的です。 ■周囲の結婚ラッシュに直面したり、子供が生まれたことを聞いた時 女性と同じく男性もこの時に、結婚したいと考えます。結婚願望が強い女性は、周りの女性が結婚ラッシュに入った時に「私もいつかは彼女達のようになりたい」と伝えがちですが、これは結婚を迫るタイミングとしては、男性にとってプレッシャーでしかありません。 男性も同性の結婚を見て焦るパターンが大半ですから、結婚したい女性は同性の結婚話を切り出すより、彼が懇意にしている友人が結婚した時に、少しずつ押すといいかもしれません。 引き続き【後編】でも、男性が「早く結婚したい!」と焦る瞬間を紹介します。
2014年01月24日前編 に引き続き、今回も「30代独身女性の恋愛観」をお伝えします。 ■恋愛を“卒業”して1人で歩む人生設計を考え始める 自分は結婚とは縁がないかもしれない、または結婚に向いていないのかもしれないとある意味悟った女性の中には、恋愛を“卒業”して、1人で歩む人生設計を考え始める人もいます。 近年、一人暮らしの女性をターゲットにした分譲マンションの販売が目立つのも、この潮流を受けてのことだと思われます。「ペットOK」「防犯面で安心」「一人暮らしでも広めのLDK」「賃貸なら月に○○円の収入可能」といった謳い文句を見て、夢を膨らませる女性も多いのではないでしょうか。野村不動産の行ったアンケートによれば、全体の60%にも及ぶ30代女性が、住宅購入に関心があると回答しています。( 野村不動産アーバンネット、ノムコム・ウーマン 参照) 住宅購入を検討する一方で、一人暮らしをしていた住居を引き払い、実家に戻る女性もいます。この場合は、「親の老後=介護は自分が担当する」と覚悟を決めて戻るパターンが目立ちます。 実家のローンは親の代で完済するから、その代わりに……と語る女性もいました。 前編 で30代女性は「自分の人生の残り時間を真剣に考える」とお伝えしましたが、真剣に考える際の優先順位は住→食→衣。最低限、住む場所だけは確保しておかねば、とう危機感の現れと言えるかもしれません。 ただし、一軒家なら経年劣化ごとに修繕費が、分譲マンションであれば月ごとに修繕費や駐車場料金等がかかります。どちらにせよ、ローンが終われば家賃がかからないとしても単独の稼ぎでは後々痛い出費になることを覚悟しておかなければなりません。 ■収入アップを狙い仕事を頑張りターゲットを広めに設定する “専業主婦は絶滅危惧種になりつつある”と言われている近年は、結婚しても共働きが主流となっています。この傾向により、それなりの収入がある女性を、男性は歓迎するようになりました。 歓迎する男性は20~40代(それ以上も)と年代が幅広いので、自分に振り向いてくれる年齢層を広めにしようと収入アップに頑張る女性がいます。30代後半から40代の女性が20代の男性と真剣交際しているのが一例です。 「年上だからしっかりしていて頼りになるから」という理由で年上女性とつき合う男性がいますが、これは女性がしっかりと稼いでいるからです。「フリーターだけど頼りになる」と言う理由で年上女性とつき合う男性はレアケースのはずです。 他にも「独身でいい男がいないから不倫から抜け出せない」等の例もありますが、30代女性のみなさんは、いくつ当てはまりましたか?
2014年01月17日厚生労働省が公表した 2013年度版の「厚生労働白書―若者の意識を探る―」 によれば、2012年の日本人の平均初婚年齢は、夫が30.8歳、妻が29.2歳。 年々晩婚化が進む中、「結婚したいと思う年齢」も上昇傾向にあり、男性で30.4歳、女性で28.4歳という結果が出ています。 30代で独身というケースも珍しくない現代ですが、30代の女性はこの2つの平均年齢よりも高いのが現実です。では、30代で結婚していない女性達は、どんな恋愛観を抱えているのでしょうか。 ■20代の頃よりも結婚相手に求める条件がシビアになっている なぜ20代の頃よりも条件がシビアになるのかというと、30代は20代よりも、人生の残り時間を真剣に計算するようになる時期だからです。会社員であれば「自分があと何年働いて、どれぐらい稼げるのか。老後はどうするのか」と考え出す人もいます。 残りの時間をできるだけ裕福に暮らしたいために、自分が稼いでいたとしても、男性側にも相応の年収を求めてしまうのです。出産を望む女性は、第一子が大学を卒業した時の自分の年齢が意外と高齢な事実に気づき、老後の貯蓄と学費をカバーしたいがために、高収入の男性を希望する場合もあります。 20代の頃よりも見た目が整った異性に目を奪われる女性がいるのも、年齢によるものです。「この年齢まで結婚しないで生きてきたんだから、相手の見た目はもちろん、中身も条件にも妥協したくない」という思いが強まってしまうのです。 ですが、多くの女性の目を惹くような見た目で高収入を得ている男性は、若い女性と結婚するパターンが大半。そういった男性は若くして結婚していることも珍しくないので、出会えたとしても「薬指に指輪をしていてガッカリ……」、または、「ピンと来る男性に巡り会える回数が激減した」という機会が増えてしまうのです。 結婚までの猶予期間が短いと焦っている女性は、結婚相手として「アリ」か「ナシ」かを判断する時間も短めです。人となりを深く知らないうちに即決してしまうのも、シビアになっている兆候と言えます。 ■「そのうちいい人に会える」と信じて特に行動を起こさない 恋愛体質だけれどここ数年、恋人がいないという30代女性によく見られる傾向です。過去、自分は自然に好みのタイプと出会ってつき合ってきたのだから、今後もそのチャンスがあるはずと信じて、特に行動を起こさず待ち続けているのです。 昨年の流行語としてもお馴染の林修先生の「いつやるか? 今でしょ! 」ではありませんが、一歩踏み出さなければ時間だけが過ぎて婚期を完全に逃しかねない、危険な心持ちです。 後編でも「30代独身女性の恋愛観」をお伝えします。
2014年01月10日前回 、 前々回 に引き続き、取材を通してまとめた「結婚相手に選ぶべき男性の特徴」をお伝えします。 ■とにかく自分に一途でいてくれる 「愛するより愛されたほうが幸せになれる」と言う既婚女性は多いですが、これは自分も相手のことが大好きだけど、それ以上に相手が自分を愛して一途でいてくれている、という意味です。決して「自分はそれほど好きではないけど、相手がすごく好きでいてくれるから」という意味ではありません。 「そんなに好きじゃなかったけど、適齢期だし相手に強く求められたから」という理由で結婚した女性がいましたが結局、自分が愛情を注げる相手をパートナー以外に探して不倫するようになってしまった、という例もあります。独身女性はこの意味をはき違えないようにしたいものです。 対して、女性も相手を愛しつつかつ、男性が一途な場合は結婚後も円満な関係を築いているカップルが多いもの。「仕事のグチをとことん聞いてくれる」「親と同じぐらい甘えられるから唯一、ワガママを言える存在」など、みな幸せそうです。 ■彼の父親が妻を溺愛している 子供は親を見てあらゆることを学びます。無意識にでも異性の愛し方も、子供は親から学ぶものです。ですから、彼の父親が妻を溺愛していたという事実は、妻になる女性にも幸せをもたらします。彼は父親、もしくは母親の背中を見て、パートナーを深く愛する表現方法を身につけている可能性が高いからです。 「父親がずっと言葉にしていたお陰か、結婚してもいつも『愛してるよ』と言ってくれるからうれしい」と語っていた既婚女性がいました。こんな夫婦に憧れる独身女性もいるのではないでしょうか。 また、父親が妻である義母を溺愛していると、別の副産物もあります。母親がパートナーからきちんと愛情を注がれていて息子から子離れしているため、夫婦関係に必要以上に口を出さないというメリットもあるのです。 逆のパターンで、親の夫婦関係がうまく行っていなかったからこそ自分は相手を大切にするということもあるので、親はうまく行っていたか、行っていないとしたら自分はどうしたいかを聞いてみるといいでしょう。 結婚の決め手となった理由を経済力やルックスと答えた女性も多かったですが、今回はその2点を外してお伝えしました。いずれも1つの項目だけで結婚を決めているわけではなく、複合的に絡み合って決断に至った女性が大半でした。独身でこの記事を読んでいるあなたにも、こんなパートナーが現れますように。
2013年12月26日前回 に続き、今回も取材を通してまとめた「結婚相手に選ぶべき男性の特徴」をお伝えします。 ■「タイプ」とは違うけれど他の人では得られない安心感がある 既婚女性がこの言葉を口にすることを聞いた経験者は多いのではないでしょうか。疑問を覚えるかもしれませんが、これは決して「見た目が好みのタイプではない」という、ネガティブな意見を言っているわけではありません。 「好みの範ちゅうには入っているけれど、今までつき合ったことがなかっただけ」で、無意識でも好きなタイプの中に入っているタイプの男性を指しています。 既婚女性がこう口にする時、本当に伝えたいのは「安心感がある人」ということ。頼りがいがあって甘えることができると言うと単なるノロケと受け取られてしまうため、照れ隠しで言う女性もいるかもしれません。 ■結婚するまでに何も“引っかかり”がない 私事で恐縮ですが、これはわたしが“婚活難民”に陥りかけた時、母に「どんな人と結婚すればいいんだろう?」と聞いた時に言われた言葉です。「引っかかり」とは広い意味で「障害」を指しますが、これは両親からの反対や、経済的理由を意味しているのではありません。 というわけで離婚経験者に、結婚するまでに“引っかかり”があったか否かを聞いてみたところ、「(性格等の不一致で)うまくいかない予感もしたけど、好きだったから結婚したらやはり離婚してしまった」という答えが多く返ってきました。ですからこの引っかかりは、交際中に浮かぶ相手に対する不信感や疑問を指すこともあります。 結婚式の準備をする際にわいた不信感や疑問も、引っかかりの一部。結婚式は2人だけのイベントではありませんが、2人で乗り越えるべき最初の共同作業と言われているため、この時点で男性に不信感を抱くと、後の結婚生活に不満を持つ女性も少なくないのです。 ですが、実は結婚式の準備までたどり着く前に、本当は何かしら引っかかりがあったはず。それを見逃してしまったとも言えるでしょう。 ■1つでもいいので彼に家事の得意分野がある 結婚後も女性が働くことが多くなった昨今、男性が家事の一端を担うことへの期待も増え、彼に家事の得意分野があるのは重要な結婚の決め手とも言えます。料理が苦手な女性が料理好きな男性と結婚を決めた、というケースもちらほら耳にするようになりました。 結婚後の家事の役割分担について話し合うことは、相手の結婚に対する価値観を見極める材料にもなります。「結婚後の生活費は折半、だけど家事は女性にお願いする」と考えている自分だけに都合のいい男性も、意外と少なくありません。恋人がいる人はぜひ、話し合う機会を設けてください。 いかがでしたか? 次回の「結婚相手に選ぶべき男性の特徴」3つも、参考にしてみてくださいね。
2013年12月20日いつか結婚したいと考えている独身女性にとって、既婚女性の結婚の決め手は何だったのか、興味がわくテーマなのではないでしょうか。そこで、取材を通してまとめた「結婚相手に選ぶべき男性の特徴」を3回に渡りお送りします。 ■マザコンではない 夫がマザコンであることが結婚生活に悪影響を及ぼすのは周知の事実ですね。困ったことがあるたび夫は母親に助けを求めることも珍しくないため、他人同士の男女が一緒に暮らして強い絆を築くという家族になるためのステップの大きな妨げになります。 交際中に彼がマザコンか否かを見抜きたいという女性は、以下のような質問を会話の中でしてみましょう。見極める材料になります。 ・母親の得意料理を質問→“母親の味”を『絶対に』マネしてほしいかどうか ・一人暮らしであれば、母親が家に訪問する頻度 ・実家暮らしであれば、家事の任せ方(ネクタイ選びや下着の購入まで任せていたらマザコンの危険度大) ・恋人ができたらどの段階で母親に報告しているか(母親に聞いてからではないと判断できない、という男性が実在しました) ・今まで母親と彼女に渡したプレゼント(母親に薄型大インチテレビをあげたことがあるけれど彼女には特にしたことがない、という男性がいました) ■「女グセが悪い男友達」がいない or 少ない これまでの取材を通じて感じたことですが、「類は友を呼ぶ」は事実のようです。なぜか浮気しない男性の周りには似たような友達が集まり、女グセが悪い男性の周りには同じ種類の男性がいるものなのです。 もちろん、なかには女グセが悪い友達がいるかもしれませんが、浮気しない男性はそういう男性とはあまり密な関係ではないことが大半。価値観が違うため、自然と親密な関係には発展しないのかもしれません。 男同士の友情は女同士よりもはるかに結束が固いので、彼の浮気のアリバイ工作を彼の友人が手伝って隠されていた、などという事態を防ぐためにも、彼の友人関係は交際中に把握しておくことが必要です。 ■性への欲望が同じレベルである 結婚後は基本的に、1人の相手としか“性活”をしませんから、欲求レベルが同じであることは大切な要素。以前、医師に取材をした際、「夫の欲求が強すぎて何十年も毎日シテいたら、妻が早死してしまった」というケースを聞いたことがあります。極端な例ですが、それほど重要ということです。 逆に、性欲が薄い男女がセックスレスのまま結婚してその後も仲良し、という例もあります。 次回も引き続き「結婚相手に選ぶべき男性の特徴」をお伝えします。
2013年12月13日別れたカレとの復縁を願う女性は数多く存在します。恋愛相談を受けている筆者の元にも、そういった悩みが多数寄せられます。元カレへの手軽な連絡ツールはメールですが、書く内容を失敗する女性がとても多いのです。元カレへのメールに書いてはいけない内容をお教えます。 ■関係継続を懇願するメールはNG! 「会いたい」「友達として連絡していい?」など、相手との関係継続を懇願するメールは、絶対に避けましょう。別れた理由はカップルによりさまざまだと思いますが、懇願することで、相手が上、自分が下という立場が形成されてしまいます。 元カレに新しい彼女や気になる女性がいた場合にこの類のメールを送ると、単純に「簡単に肉体関係に持ち込める女性」と判断されてしまうことがあるからです。こう見られてしまうと、彼女とうまく行っていない、会えていない寂しさを紛らわすためなど、都合よく利用されてしまうこともあるからです。 彼に新しい相手がいないことがわかっていたとしても、この手のメールはNG。2人は、関係を継続できないほどの理由があって別れたわけですから、元カレは、まだあなたに対して悪いイメージを持っている可能性があります。それなのに、関係を継続するお願いをされても、“重い”と感じてしまうからです。 では、どんな内容のメールをすればいいかというと、コツは…。 ■送る内容は手短に! 「久しぶり、元気?」などに付け加えて「(前の言葉に引き続き)かな、と思ってメールしてみた」等、短いメールを送って、まずは彼の反応を確かめましょう。 この時、元カレがあなたに対して快い思い出を抱いているのであれば、好反応のメールが返ってきてラリーが続くはずです。ラリーが続いたら「2人で○○に行ったね」など2人だけの共通の思い出話をして、彼から「会いたい」と思わせることが、復縁への近道になります。 何度もメールのやり取りをすることができたとしても、内容は短く抑えることがポイント。自分のあふれる思いを伝えたいばかりに何行にも渡ってメールを書いて送る女性も少なくありませんが、基本的に男性は、好きな女性からでも長文メールを送られることを心の中ではうるさく感じています。それを元カノからされたら、テンションが下がるのは当然ですから、2行を埋め尽くさない程度に留めるよう心がけましょう。 そして2人で会うことになればモトサヤも夢ではありませんが、実は個人的には、モトサヤはお勧めしていません。モトサヤに収まるためには3~6ヶ月単位という時間が必要だからです。 そこでもしうまくいかなければ、また新たな相手を探さなくてはいけません。その間の貴重な婚期を元カレに注ぐか、新たな恋を探すか、熟考してから元カレへ連絡してみてくださいね。
2013年12月06日【前編】 に引き続き後編でも「入籍の日にちを決めずに同棲をしないほうがいい理由」と、加えて「同棲をする前に決めておいたほうがいいこと」をお伝えします。 ■“長い春”になりやすい 【前編】 で「男性の結婚したい欲求が薄れる」と書きましたが、入籍の日にちを決めずに同棲をしないほうがいい理由は、これにプラスして“長い春”になりやすいことも挙げられます。 恋する気持ちを盛り上げる恋愛ホルモンは数年で落ち着くと言われていますが、ホルモンの状態が安定することと同時進行で関係が安定し、お互いに結婚するタイミングをつかめなくなりやすいのです。 結婚生活であれば関係が落ち着き安定したから離婚、ということにはなりませんが、同棲の場合は関係に慣れて結婚話が出ないことに女性が焦れて、長年同棲した結果、別れることもあります。関係が安定することに危機感を覚えるのは、結婚の約束をしないで同棲しているカップルならではと言えるでしょう。 他には、入籍の日にちを決めずに同棲をして苗字が別なままでいると、携帯電話の家族割引を受けられない、引っ越しして不動産屋に提出する書類に「婚約者」という表記しかできなくて寂しい思いをする、なども挙げられます。 では、同棲をする前に決めておいたほうがいいこととは? ポイントは次の3つです。 ■入籍の日にちと両家へ挨拶する日を決定しておく 両方とも「○月○日“ぐらいに”しよう」ではダメ。はっきりと日付を決めておかなければ、挨拶は引っ越しの忙しさにかまけて、入籍はなあなあになって引き延ばしてしまう可能性があるからです。 入籍の日にちを決めるのは当然ですが、彼があなたのご両親に挨拶するのは最低限のマナー。同棲とはいえ、ご両親は大変な思いをしながらも大切に育てた娘を嫁がせることと同義ととらえます。ここは“男の見せどころ”とも言えますから、このステップを戸惑うような彼であれば、同棲は考えたほうがいいかもしれません。 ■引っ越し費用と生活費の分担 「一緒に住もうか」という話が出た段階で、「引っ越し費用の分担はどうする?」と確認しておきましょう。ごく稀にですが、貯金もないのに一緒に住むことを提案する男性がいるからです。 物件を探し始めたら、生活費の分担や月々の貯金額を話し合っておくこともマスト。同棲には現実生活が伴うので、後のトラブルを避けるためにも事前の話し合いは必須です。 ■お互いの緊急連絡先を交換しておく 前編でお伝えしたとおり、婚姻関係ではないと緊急連絡先にはなれないパターンが大半ですが、相手に何かあって一緒にいた友人があなたに連絡してきた場合などは、あなたが彼の実家へ連絡する必要があるので、緊急連絡先は必ず交換しておきましょう。また、結婚していないと手術の同意書にサインする権利がないことも、併せて覚えておいてください。 これから同棲をする人は、以上のことを頭に入れておいてくださいね。
2013年11月29日「大好きで一緒にいたいから」という気持ちだけが先行して、結婚の日取りを決めずに同棲に踏み切ってしまうカップルは大勢います。ですが、入籍の日にちを決めないで同棲を開始することは、女性にとってリスクが高い行為なのです。今回はその理由を解説します。 ■男性側の「結婚したい!」という強い欲求が薄れてしまう 家に帰ればいつも恋人がいる、生活を共にしているからそう簡単には別れられない、わざわざ結婚しなくても今の楽しい生活が続けられる。こういった理由から、同棲をすると男性側の「結婚したい!」という強い欲求は次第に薄れていきます。 結婚を前提に同棲を始めたものの入籍日を決めていなかったため、同棲生活に彼が慣れ切ってしまい、なかなか「結婚」という二文字を切り出してくれなくなった、と悩む女性も多いようです。 同棲生活は常に一緒にいられて楽しいものですが、男性の「この女性を自分のものにしたい」という狩猟本能を減退させる一面もあるという教訓です。 ■別れる確率が高まる 欠点は誰にでもあるもの。ですが、同棲して初めて知った相手の欠点がどうしても許せず、別れに至ってしまうカップルがいます。結婚という正式な段取りを踏んでいれば、離婚は周りにも迷惑をかける行為になるため我慢することもありますが、同棲にはそういった縛りがないため、比較的簡単に別れることが可能だからです。 男性宅で同棲を始めて大ゲンカをして、男性から「2週間で荷物をまとめて出て行け!」と言われて別れた、という女性がいましたが、これがその例に当たります。結婚していれば周囲への相談や財産分与など、離婚するまでの手続きが煩雑で2週間で別れることは現実的に難しいですが、同棲だとそのステップが必要ないからです。 ■いつまで経っても相手の緊急連絡先にはなれない 入籍せず一緒に住んでいるだけだと、相手に何かあった場合、病院や警察からは相手の実家に連絡が入るパターンが大半です。寝食を共にして一番相手の近況を知っている自分は、二番手、三番手と連絡が後回しにされてしまうのです。 恋人が事故にあい、「もっと早く結婚しておくべきだった」と言っていた女性がいました。幸い男性は軽傷でしたが、「好きだから」という理由で同棲を始めてしまい、この事実に気づいていなかったのです。 【後編】では「入籍の日にちを決めずに同棲をしないほうがいい理由」と、「同棲をする前に決めておいたほうがいいこと」をお伝えします。
2013年11月22日前編 に引き続き今回も、「結婚したい!」と焦る30代女性が抱える心の闇をお伝えします。 ■遊び友達が減って孤独感が強まる 女友達が結婚して、遊び友達が1人減り、2人減り……20代後半あたりからこの傾向はありますが、30代になると孤独感はさらに増します。なぜかと言うと、30代になると仕事を任される範囲が広がり忙しくなって人と接する機会が増えることに対して、休日は独りというギャップが、20代よりも大きくなるからです。 1人の休日をとめどなく繰り返した結果、「結婚できずにこのまま働き続けて定年を迎えたら、孤独死するかも」と不安に陥る人もいます。 既婚者の友人宅に時々行って過ごす人もいますが、「旦那さんもいて子供もいて……自分とは住む世界も違うし、話題にも事欠く」と嘆き、結局、遊びに行くことをやめて縁遠くなる人もいるのではないでしょうか。 ここで挫けず、「誰かいい人がいたら紹介してよ」とお願いして、道が拓けた人もいますから、ものは考えようかもしれません。 ■実家or一人暮らしに慣れすぎてしまう 実家暮らしも一人暮らしも、赤の他人がいない環境はぬるま湯で、なかなか抜け出せなくなってしまう人が多いようです。 実家暮らしで家事は親任せ、家に入れるお金は実際にかかる費用より少額という楽な生活を続けて、「親を安心させるためにも結婚はしたい。でも、結婚しても今と同じ生活水準をキープできるのか」と葛藤する30代半ばの女性がいました。 彼女は家で家事も手伝っていないため、合コンで男性から「料理するの?」と聞かれても答えられず、曖昧に笑っていただけでした。楽な生活を享受しつつも、実はそこにコンプレックスを抱えているとう本音が垣間見えた気がします。 一人暮らしをしている女性の中には、「今の生活が楽すぎて、他人とは一緒に生活できない」と語る女性がいます。そして、「こんなふうに思う自分は結婚には向いていないのではないか」と、結婚したいと思いながらも心の中で考えていたりするのです。 どちらの場合も本当の意味での危機感を持たなければ、今の状況から脱出はできないでしょう。 ■実家に帰りづらくなる 親に結婚を急かされていなくても、一人暮らしで30代以上になると実家へ行く足が重くなる、という女性の声を数多く聞いたことがあります。親に申し訳ない、近所の目や親戚からのプレッシャーなど、理由はいくつもあり複雑に絡み合っているようです。ある30代の女性は、「急かさない親のほうがきっと遠慮している。その姿を見ていると申し訳なくなる」と言っていました。 「結婚=幸せ」ではありませんし、今は結婚しない生き方も選べる時代です。それでも30代の女性たちがこういった心の闇を抱えるのは、結婚しない生き方がスタンダードにまではなっていないからだと言えるでしょう。 結婚・出産しても働きやすい社会環境や、結婚しない男女へ冷たい視線を送る世間の常識が改善されない限り、心の闇は解消されないのかもしれません。
2013年11月15日30代に入ると、友人や知人が既に結婚しているケースはざらにあります。一方で、仕事をバリバリこなしつつ「結婚はまだ先でいいかな」と考えている女性もいます。 ですが、30代になると「まだいい」もしくは「いい人がいたら」とゆったりとかまえていながら、実は心にある種の闇を抱えているものです。一体、どんな闇を抱えているのでしょうか。 ■自分の見た目の劣化が進むことへの恐怖 何となくたるみや毛穴が目立ち始めてきた、ケアをしてもメイクのノリが以前とは違う、睡眠不足が肌にハッキリと現れる……20代の頃のように、やんちゃができなくなる30代の肌。肌の老化は見た目の老化に直結しますから、「自分の女としての賞味期限が前より少なくなった」と、ため息をつく女性が多いのが現実です。 30代に入ってから、今までと生活習慣を変えていないのになぜか太った、と悩む人もいます。そして、「これ以上、劣化が進んだら男性に相手にされなくなるのでは」と感じて急いで婚活に励んでみるものの惨敗、という人も少なくありません。 以前、広告関係の会社に勤める30代の女性が、こんなことを語っていました。 「友人が出産直後に10キロ以上も太ってしまったのですが、そんなことにはメゲずに幸せそうな顔で待ち合わせ場所に現れたんです。私は正直、あまりの変貌ぶりに驚いたのですが、彼女は旦那さんにこう言われたそうです。『出産して太るのは仕方のないことだから、ゆっくり戻せばいいよ。でも、太った君もかわいいよ』と。本当に羨ましい。婚活を続ける限り、私は激太りすることも見た目が老化することも許されないんですから」 婚活という競争に参加し続ける限り、男女ともに、自分は陳列棚に並べられた“商品”で、商品を手に取って確かめてもらうためには、見た目の劣化は許されないということです。 この、「自分が“商品”である」と自覚して愕然とするのは、20代よりも劣化の兆候が現れ始める30代のほうが多いものなのです。「後悔先に立たず」とならないように、早めに手を打ってほしいものです。 ■同年代の結婚を「素直に」喜べない 男女ともに20代でも同年代が結婚すると、「先に行かれた!」と感じることがあるのではないでしょうか。30代に入るとこの気持ちに拍車がかかります。同年代が結婚する話を聞いても素直に祝福しないばかりか、「妥協して相手を選んだ」などと毒を吐く人もいるのです。 また、お祝いの席だとは認識しつつも、祝う気持ちよりも「いい出会いがあったら……」と、結婚式や二次会に過剰な期待を込めてしまいがちになる30代女性もいます。 これはレアケースだと思いますが、結婚式当日に、上半身が白いフリルで縁取られた、ウエディングドレスさながらのワンピースで参加した女性がいました。列席者にジロジロ見られ続けて式は終了。こんなふうに、TPOよりも自身の願望を優先させてしまうほど、「結婚したい!」と焦る前に手を打ったほうが得策です。 後半でも引き続き、「結婚したい!」と焦る30代女性が抱える心の闇をお伝えします。
2013年11月08日「おせっかい=でしゃばって、いらぬ世話を焼くこと」という意味。彼のためを思ってしたことなのに、「余計なお世話なんだよ! 」と彼から拒否されてしまう女性がいます。どんな女性が彼から“おせっかいオンナ”という烙印を押されてしまうのでしょうか。 ■頼まれてもいないのに彼の部屋を掃除する たった一度しただけでもおせっかいオンナとして認定されてしまう行為。部屋は自分のテリトリーであり、特に男性は女性よりもなわばり意識が強いと言われています。もし、勝手に自分の部屋が整理整頓されていたら、不快感を覚えませんか? それは女性よりも男性のほうが強く思うということです。 ですから、例え汚部屋であったとしても「頼まれてもいないのに、勝手に」片付けることは避けましょう。逆に、勝手に片付けても文句を言わない場合は、「汚せば誰かがやってくれる」という環境の元で育ってきた可能性があり、結婚後、女性にすべて委ねて自分は何もしない、という男性かもしれません。 ■相手が嫌いな食べ物を食べさせようと無理強いする 「栄養があるんだから食べなきゃダメだよ~」などと言って、本人が嫌いな食べ物を無理強いしようとする女性がいます。彼のためを思ってしていることなのでしょうが、本人にとってはいい迷惑。 その食べ物が嫌いな理由には、育ってきた中で出されなかった、食べてみたものの好きになれなかった、アレルギーがあるなど理由がありますから、無理強いされても好きにはなれないものなのです。 彼が魚嫌いだからと、食事中、魚の骨を取って食べさせるという女性もいましたが、これはやりすぎた行為。彼女は母親ではないのです。これが手始めとなり、彼の依存心を高めてしまうこともあるので控えましょう。 ■「~したほうがいいよ」と上からアドバイスをする 女性より競争意識が強いと言われている男性にとって、「~したほうがいいよ」と言われるのはおせっかいなアドバイスに他なりません。上から物を言っている=男である自分より上でいようとする、と男性は受け取るのです。 もしアドバイスを求められたら、「~してみるっていうのはどう?」「私ならこうするな」等、ソフトに言い換えることによって、彼からおせっかいだとは思われずに済みます。 この他にも、「毎朝モーニングコールをかける」という行為もありますが、これは男性によって賛否がわかれました。ただし、習慣化されるともし結婚しても奥さんに起こされて当然という生活になるので、どの言動に関しても、やりすぎは厳禁と心得ておきましょう。
2013年10月18日婚活に励む女性がいる一方で、彼氏が欲しいと思いながらも何らかの理由で恋から遠ざかってしまう女性がいます。そういった女性達は、どんな人生をたどっていくのでしょうか。実例を元に紹介します。 ■不倫に走る 自営業を営み仕事が充実していて、それなりにお金も稼いでいるある30代女性は、仕事が忙しく彼氏がいないまま歳を重ねていました。「このままじゃマズイ」とは本人も感じていたようでしたが、彼女が次にした恋は不倫。どちらからともなく惹かれ合い、関係に至ったようです。 彼女いわく、「30歳を過ぎてから既婚者からの誘いが増えた」とのこと。既婚者の彼とつき合い出してから、さらに別の既婚者からのお誘いが増えたそうです。 「不倫で独身女性が失うもの【後編】」 でも述べましたが、人に言えない後ろめたい恋愛をしているという暗い雰囲気が、既婚者を呼び寄せてしまったのかもしれません。夜、明るい電灯に虫が群がるような連鎖が起こってしまったのです。 不倫は純粋な恋愛とは呼べません。そのまま年月が過ぎれば、ますます独身男性と交際できる機会は減り、今よりもさらに恋から遠ざかってしまうことは否めません。 ■見た目がオバサン化する 20代後半のOLをしているある女性は、元から恋愛に関心が薄くセックスもあまり好きではないタイプ。「彼氏はいつか欲しいけど、出会いもないし今は独りでいい」と言い、恋から少しずつ離れていきました。 数年後に再会した彼女は、見た目が明らかにオバサン化していました。洋服に気遣わなくなったせいか近所のスーパーに買い物へ行くような服装をし、顔を含めて体全体にぜい肉がたっぷりと付いていたのです。 見た目がオバサン化することにより、弊害も起きていました。「合コンに呼ばれなくなった」と語っていたのです。 合コンの女性幹事は、それなりの同性を集めることも仕事のうち。連れて行ったら心の中でブーイングを浴びそうな彼女を排除したのでしょう。見た目がオバサン化することで、彼女は出会いのチャンスも逃してしまったのです。 ■同性からの人気を得て満足してしまう 数人の部下を持つ30代のある女性は、彼氏いない歴が5年以上。部下である若い女性からは人気があるため、本人も「今はいなくてもそのうち彼氏はできる」と思い込んでいました。 彼女に欠落しているのは、「女性が好む女性と、男性が好む女性は異なる」という点。女性から人気を得る見た目や性格は、確かに仕事はしやすいですが、それは、女性から「ライバルにはならない」と見下されることにもつながるのです。 以上、3人のケースは、「自分『だけ』はそうはならない」と決めていても、気づいたら片足を突っ込んでいた……という実例です。恋愛だけが女性を美しく輝かせるわけではありませんが、恋人が欲しいのであれば、恋愛の現場から離れすぎてはいけないという教訓です。
2013年10月02日不倫は、相手の奥さんやお子さんを傷つける行為だからしてはいけないこと。道徳に反しているから許される恋ではない……。理性ではわかっているのに、既婚男性と不倫してしまう独身女性は大勢います。 事実、某恋愛相談サイトやブログから恋愛相談を受けていると、不倫をやめたいのにやめられない、奥さんから奪取したい、振られたけれど相手は自分の家庭に不倫がバレずのうのうと暮らしていて許せない、といった相談が山ほど寄せられます。 不倫は独身女性にとってあまりにもリスキーな恋。失うものがたくさんあるのです。その失うものに今回はスポットを当てていきましょう。 ■若さ 不倫は、長期化してしまうケースが多数。5~10年間不倫しているという独身女性も珍しくありません。当然その間、女性は婚期の鍵を握ると言っても過言ではない「若さ」を失います。そして、結婚相談所の職員がよく口にする「35歳を過ぎると女性の婚活市場での価値はほぼなくなる」という年齢を超えてしまう人もいます。 長期化してしまう理由はそれぞれですが、一度失ってしまったら若さは二度と取り戻せません。友人や社内の女性が結婚・出産していく間に彼の離婚をひたすら待ち続けて若さを失った結果、「私の婚期を返して! 」と言わんばかりに彼に執着し続ける女性もいます。失ったものの大きさを受け入れきれず、心を病んでしまう女性もいるのです。 「後悔先に立たず」ということわざがあるように、失ってから悔いても遅いので、相談を受けた際は必ずお伝えしているのですが、「そうですよね。わかっているんですけど…」と、大半の女性がお伝えした時点では気づいてくれないという悲しい現実があります。もっと自分を大切にしてほしい。切に願います。 ■お金と仕事 独身女性と既婚男性の不倫は、既婚男性がデート代を多めに負担するケースが多いようです。ですから交際中は、独身女性はデートをしても懐が寂しい思いをしないで済むため、同年代の独身男性と交際をするよりもリッチな感覚を味わっていることが多々あります。 ですが、問題は彼の奥さんにバレた時。不貞行為は不貞を働いた相手に慰謝料を請求できるのが周知の事実で、現に200万円請求された女性がいます。奥さんに会社へ乗り込まれて辞職に追い込まれ、収入源を絶たれた女性もいます。 慰謝料を支払えば終わり、新たな職に就けば終わりという話ではありません。奥さんにバレた瞬間、男性が逃げ腰になることが多いため、お金と仕事を失うだけではなく心に深い傷を負ってしまう女性も大勢いることを忘れてはいけません。 引き続き【後編】でも、不倫で独身女性が失うものをお伝えします。
2013年09月19日結婚したいけどなかなかいい人に出会えない…と嘆く婚活中の女性は必見。出会いの幅を広げるコツをお伝えします。 ■まずは相手の長所を3つ見つける 婚活中の女性は、結婚相手に完璧さを求めるあまり、理想が高くなりがちです。その理想が高い目で男性を見るから、ほとんどの男性が対象外になってしまうという事態が起こります。 人は誰にでも欠点があります。ですが、欠点だけの人間はいません。みんなどこかしら必ず、長所を持っているのです。 出会ってすぐ「この人はちょっと無理」と感じてしまうのは、生理的に受け付けない以外は、長所ではなく欠点ばかりに目を向けている証拠です。すぐにNG判断をせず、まずは相手の長所を3つ、見つけてみましょう。すると、案外それほど無理でもなかったりするものです。 実際に私もこの方法で男性を見る練習をしたことがあります。相手の長所が見えると好意的な表情で話せるようになり、会話が弾みやすくなります。長所を見つける練習をすると他人をほめることが楽になるため、婚活以外の仕事場でも応用が効くので、オススメです。 ■同級生や過去に勤めていた会社の人に紹介を頼む これはオーソドックスな方法ですが、上記の「相手の長所を3つ見つける」練習をしてから実際に会うと、出会える幅はグンと広がるはずです。 紹介を頼むのではなく、同級生や過去に勤めていた会社の男性と会ってみてもいいでしょう。時間が経ってから会うと、案外いい男に成長している場合も多々あります。 時と共に価値観は変化します。再会して、「前は何とも思わなかったけど、会ってみたら意外といい人だった。好きになりそう」ということも起こり得るのです。 ■いつでもキチンとした服装をするよう心がける 婚活中のみなさん、本番当日だけオシャレをして、予定がない平日は自分の中でどうでもいいような服装に身を包んでいませんか? 出会いはどこにあるか分かりません。気合いを入れた日とそうではない日にあまり落差をつけず、毎日平均的にキチンとしたオシャレな服装をするよう、心がけましょう。 というのも、私の周囲ではナンパがきっかけで結婚しているから。結婚した彼女達は実際にいつ見てもオシャレで、いつデートに誘われてもいいような服装をしていました! また、長所を3つ見つける練習をして同級生や過去に勤めていた会社の男性と会い、その人が運命の人にならないとも限らないのです。その時にオシャレをしていなかったら、自分にがっかり…ですよね。 人の長所を見つける目を養い、過去につながりがあった人に紹介を頼む、または会う、いつでもオシャレを心がける。この3つだけで、出会いの幅は広がってくることを実感できるはずです。
2013年09月13日前編 に引き続き、今回も、Facebook等のSNSでイラッとされる女性の投稿をお伝えします。 ■頻繁に私服写真をアップする 前編 の自分写真&料理写真同様、あまり歓迎される投稿ではありません。「今日の私服~」などと題して写真をアップしている女性を見かけますが、一般人の私達が私服に興味を持つ対象者は、芸能人やモデル、服飾関係者等。同じ一般人の私服にはそれほどソソられないのが現実です。 これは、Facebookを仕事でも活用している女性が陥りやすい例。「自分の仕事を宣伝しなくちゃいけないけどネタがない! 」と困った時に繰り出してしまいがちな作戦ですが、自分が思うほど受けはよくないと頭に入れておいたほうが無難です。 ■他人のコメント欄に自分のことにすり替えた話題を載せる 例えば誰かが「今日は○○があって大変だったけど頑張った」というような投稿に、「私は○○があって大変でした」とコメントをするのが一例。コメントした本人への返しではなく、自分の話題にすり替えてしまうのです。 これでは投稿者は返事のしようがありません。「何で他人のコメント欄に自分のことを書いてるの? 」とイラッとされる上に、他の人からも放置されてしまうのがオチです。 Facebookに投稿しているものの「いいね! 」の数が少ない人がテロ的にやってしまうことがあります。この辺りのマナーをわきまえて投稿しないと、ますます「いいね! 」の数は減っていくばかりですから、経験者は今後しないようにしてください。 ■恋人とのラブラブぶりをやたらと強調する この行為を他人は「別れたらどうするつもり? 」と、興味津々に動向を見守っています。ウザいなと思いつつ結婚するのか別れるのか、成り行きが知りたいためにあえて、突っ込みを入れないのです。 公表すること自体は悪いことではありませんが、もし別れてしまったら男性は「○○の元カノ」という目で見ます。共通の知人の元カノを積極的に口説きたいと思う男性は少数派ですから、次の出会いを探す際に、自分で自分の首を締めることにもつながりかねません。 Facebookは本名で登録するのが基本。本名だからこそ、イラッとしたり不快に感じても率直な意見を言わない、リアルな人間関係に近いSNSなのです。 「最近、『いいね! 』の数が減ってきたような気がする」と感じていたり、気づいたらブロックされていたという女性は、一度自分のタイムラインを見直して、投稿する方向を修正してみるといいかもしれませんね。
2013年09月04日SNS疲れを起こしてTwitterやFacebookをやめる人が増えている反面、まだまだハマッている人も多いことと思います。Facebookで「いいね! 」の数をいかに多く獲得するかに心を砕いている人もいるのではないでしょうか。 でも、その「いいね! 」が欲しいあまりに、自分では気づかないうちに友人からはイラッとされている場合もあるのです。一体、どんな投稿をする女性が周囲からウザがられてしまうのでしょうか。 ■自分が最もかわいく見える角度の写真を頻繁にアップする もっとも嫌われやすいと言われているパターンです。あまりに頻繁にアップされると、見ている側はお腹いっぱいになり「はい、はい。分かりましたよ」と飽きてしまうのです。 自分の中で最大限にかわいく写っている自信がある写真をアップし続けるのは、「私ってかわいいでしょ? かわいいと思うなら『いいね! 』ボタンを押して! 」という気持ちの現れ。その自画自賛ぶりに相手は辟易してしまう、ということです。 見た目はイケているのに長期間恋人がいない、またはパートナーがいてもあまりほめてもらえない女性は、自己承認欲求を恋人ではない異性に求めがちになるので、くれぐれも注意しましょう。タイムラインを覗かれた時に、「自分の写真ばっかり! 自分好きな人だな」とナルシスト認定されてしまいます。 また、パーティーに呼ばれて主催者と写真を撮ったものの、主催者は見切れていて自分だけばっちりアップで写っているような写真も、「自分が主役かよ! 」と心の中で毒づかれる恐れがあります。 ■食事写真ばかりアップする こちらも自分写真同様に嫌われる行為。芸能人か食のプロ、または見た人に有益な情報が盛り込まれているなら話は別ですが、そもそも他人は、それほど自分の食事に注目していないという事実に気づいていないのです。 以前、ごく普通の中華料理屋で自分のランチの写メを撮っている女性がいました。投稿したところで閲覧する人に何のメリットがあるのかおかまいなし、という痛い行為に見えましたが、みなさんはどう思いますか? ■ネガティブな投稿が多い 自分がいかに不快な出来事を経験したか、または体の具合が悪いなどといったネガティブな投稿の連続は、友人が引く原因の1つ。本人はストレス解消に役立つかもしれませんが、読んでいる側は暗い気分を味わわされてしまうため、たまったものではありません。 なぜかこういったネガティブな投稿は男性より女性のほうが多い傾向があり、そこには「こんなに辛いことがあったの。だから慰めて」という、悪い意味での“かまってちゃん”ぶりが透けて見えます。 読み手がいるという視点で書くのであれば、ネガティブな内容は控えたほうがイラッとされずにすみます。ノートに書いて自分ひとりでストレスを発散するか、偽名でできるTwitterに投稿先を変えてみてはいかがでしょうか。 引き続き【後編】でも更にSNSでイラッとされる女性の投稿をお伝えします。
2013年08月31日前編 に引き続き、本編でも、結婚したいのにできない女性の共通点をお伝えします。 ■次が最後の恋という思いが強すぎる 「次で最後の恋愛にしたい」婚活中の女性がよく口にする言葉です。その思いを抱くことは決して悪いことではありませんが、思いが強すぎると相手の欠点ばかりに目が行きがちになり、理想がはね上がってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。 結婚を意識する前は、もっとラフに交際していませんでしたか? 相手の些細な欠点も、「仕方ないなぁ」と許せていたはず。そして過去、交際した相手の中に、「今なら結婚相手として選んでいたかも」という人もいるかもしれません。 過去は取り戻せませんが、本来のアナタはラフに交際を楽しめるし、包容力も持ち合わせているのです。少し肩の力を抜いて、理想とする範囲を広げてみてはいかがでしょうか。 ただし、結婚する気がない男性とのおつき合いは自身の首を締めかねません。元モーニング娘。の保田圭さんのように、「結婚を考えないおつき合いはしない」と断言するのは賢い方法です。 ■年齢に見合わない“痛い”服装を好んで着る 年齢より若めの服装を好んで着る年上女性に絶句した、という意見を男性から聞いたことがあります。こういった女性の中には「自分が着たいものを着る」という信念が強すぎて、TPOをわきまえることができない人もいます そうすると、男性側としては「自分の親に合わせられない→結婚相手としては考えられない」という理屈になります。つまり、自分からご縁を遠ざけてしまっているということに。単純に、一緒に歩くと恥ずかしい=恋愛対象外とみなされないとも限りません。ドキッとした人は、一度第三者にファッションチェックをしてもらうことをお勧めします。 ■いつも忙しそう 自分磨きのためのお稽古事や頻繁な女子会でスケジュールが埋まっていることを明かすのは、男性に誘う隙を与えないのと同様の言動。男性は「誘ったらデートOKしてくれそう」という淡い期待を持って誘いますから、「予定が入っているからダメ」と断られそうな女性を、危険を承知で誘うことは避ける傾向があるからです。 仕事が忙しい人も要注意。「休日は何をしているんですか? 」と男性が聞いてくるのはアナタが気になっているサインという可能性があります。「疲れて家で寝て終わっちゃう」というように「出かけません! 」表明をするのではなく、「出かけたいんだけど、きっかけがなくて」ぐらいに曖昧にぼかし、“スキ”を与えたほうが得策です。 少し視点を変えれば改良できる点ばかりですから、当てはまった人は、ちょっとだけ心に留めてみてくださいね。
2013年08月27日