ビューティ情報『日本人の95%を占める2型糖尿病の対処策に新見解 ‐ 「現体重の5%減量を」』

2016年7月22日 17:24

日本人の95%を占める2型糖尿病の対処策に新見解 ‐ 「現体重の5%減量を」

で、遺伝的に糖尿病になりやすい体質のほか、食べ過ぎや運動不足、肥満、喫煙などの生活習慣が関係していると言われている。

日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2016」では、2型糖尿病の対処策に関して新しい見解を加えた。肥満の程度を知るための指数であるBMI値を意識するより、まず現体重の5%の体重減量を目標とすることが適当であるとのこと。

血糖値が高い状態が長く続くと、合併症を引き起こす可能性が高くなる。糖尿病の症例が多様化する中、従来の糖尿病合併症は網膜症・腎症・神経障害など細小血管症が主だったが、近年は肥満が発病を誘引する糖尿病が増えているため、脳卒中・心筋梗塞・抹消動脈系疾患などの大血管症が増加しているという。

糖尿病予防のためには、血中のブドウ糖値を標準値に保つ努力が必要とのこと。そのためには、主に運動と食事の2つの生活習慣を改めていくことが重要となる。運動することで、血中のブドウ糖が筋肉で消費され、血糖値が降下する。
特に食後の運動は急激な血糖値上昇を抑制するため、食後高血糖(かくれ糖尿病)には非常に有効だという。食事は、1日の摂取カロリーを守り、栄養バランスもよく食べることが必要となる。

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