同協会によると、乾燥パスタの大部分はデュラムセモリナという強力粉を使用している。デュラムセモリナは、栄養構成の点において、エネルギーの基となる炭水化物(=糖質)、身体を動かすための筋肉を作るたんぱく質、糖質をエネルギーに変えるビタミンB群、基礎代謝を促進させる鉄分といったエネルギー代謝に必要なものを含んでいるという。
また、乾燥することと相まって、一般的な小麦と比べて血糖値を急激に上昇させることなく、ゆっくりと消化吸収される。インスリンの分泌が抑えられるため、余分な糖を細胞に溜(た)め込まず、肥満防止につながるとのこと。こうしたことから、健康増進の点から見た場合は、生パスタより乾燥パスタのほうが有効と言えるという。
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