働き世代のコンビニランチは、カルシウムと食物繊維が不足していると判明
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)では、1日当たり推奨量は男性60g、女性50gで、ランチとして全体平均は不足が見られないものの、「菓子・惣菜パンのみ」「サラダのみ」は不足傾向だという。
脂質は、1食に占める脂質の割合は、約32%だった。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)の目標量である20~30%よりも多く、脂質過多の傾向にある。特に「菓子・惣菜パンのみ」「サラダのみ」は、脂質過多の傾向が大きい。「サラダのみ」は、サラダのみにも関わらず、ドレッシング等で脂質エネルギー比が高くなる傾向があるという。
炭水化物は、1食に占める炭水化物の割合は、約54%だった。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)の目標量である50~65%に平均値はおさまるが、個人差は大きく、炭水化物に偏っている人も多いとのこと。
カルシウムは、1食に占めるカルシウム摂取量は約136mgだった。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)の推奨量(男性650~800mg、女性650mg)に対して、ランチ摂取分としてはカルシウムがかなり不足傾向にある。鉄は、1食に占める鉄の摂取量は約2.2mgだった。