美肌やダイエットにも! 体によい食事の秘訣「まごわやさしい」とは?
「わ」は、わかめをはじめとする海藻類のことを指す。海藻類には「フコキサンチン」が含まれており、成人病予防、アレルギーの緩和、体のさびつき防止などの働きがあるとされている。各種ミネラルや食物繊維も豊富で、特に便秘解消に効果的な水溶性食物繊維が多く含まれるという。
「や」は野菜のこと。低カロリー・低脂肪で、β-カロテン、ビタミン、ミネラル、食物繊維、などの栄養素や、強い抗酸化作用を持つフィトケミカル(微量栄養素)も含んでいる。1日の摂取量の目安は350gで、加熱前の量で両手に山盛り乗る量が1食の目安とのこと。加熱するとかさが減るため、生よりもたくさん食べることができるという。
「さ」は魚のこと。
魚の脂にはオメガ3脂肪酸の主成分であるDHA・EPAが含まれている。まぐろのトロ、あじ、さば、ぶり、さんま、さけなどに多く含まれ、青魚100gを食べると、1日の必要量が摂取できるという。オメガ3脂肪酸は、血液サラサラ効果のほか、成人病のケア、アレルギーの緩和、疲労回復など多くの作用があるとされている。「し」は椎茸など、きのこ類のことを指している。きのこ類は食物繊維が多く、炭水化物(糖質)と脂質が少ないのが特徴とのこと。