筋肉量が減少すると、生命維持のため自動的に体で消費されるカロリー(基礎代謝量)が落ち、やせにくい体になってしまうとのこと。同じ食事量なら基礎代謝量が落ちた分だけ体内でカロリーが余るようになるため、その分は脂肪として蓄積されてしまう。
「コンビニフード」でタンパク質をプラスするのであれば、おすすめは高タンパク・低カロリーの鶏胸肉を使用した「サラダチキン」であるとしている。エネルギーの代謝に必要なビタミンB群(特にB6、ナイアシン)や、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAも多く含まれているという。1包装当たりカロリーは121kcal、タンパク質27.4g、脂質1.0g。
また、「ゆで卵」もおすすめのタンパク質のひとつ。卵のタンパク質は消化吸収率が高いのが特徴で、エネルギー代謝に関わるビタミンB群、カルシウムの吸収を促進させるビタミンD、鉄やカルシウムなど各種ミネラルも豊富であるという。ダイエット面では固ゆで卵がよいとのこと。
1個当たりカロリー66kcal、タンパク質6g、脂質4.4g。「砂肝の黒胡椒焼き」も、高タンパク・低カロリーで、噛(か)みごたえがあるため満腹感も得やすい。鉄分とビタミンB12が多く含まれているので、貧血対策にもよい。