ニコチン、タールを含まない、「吸うアロマ」感覚の電子タバコがいい香り
◼︎ヘルシーな電子タバコがあるって本当?
近年多様化してきた電子タバコ。「タバコが体へ与える負担を少し減らしただけのもの」だと思っていませんか?
既存のタバコとはまったく異なる、ビタミンやコラーゲンなどのいわゆる体に良い成分を含み、体に有害なタールやニコチンは一切含まないものなど、さまざまな電子タバコが登場しています。
両者の違いを比較するため、今さら……なんて思わず、従来のタバコの害からおさらいしてみましょう。
◼︎やはり看過できないタバコの害
肺から吸引するタバコの煙には、約2000種類もの化学物質が含まれています。うち約200種類はタールやニコチン、一酸化炭素、アンモニア化合物、ヒ素などの有害物質。うち約50〜70種類は発がん性物質です。
肺から体内へ入った物質は、血液中へ吸収され、体中に運ばれます。
有害物質のうち、最も厄介なのが依存性の高いニコチン。
タバコをやめたいのにやめられないという人は、ニコチンへの依存症にかかっているといえます。この依存度、実は薬物であるコカインやヘロインにも並ぶそう。
こんなに有害なら副流煙(受動喫煙)も勘弁!ということで、非喫煙者からも電子タバコが歓迎されるのも納得の流れ。