美容師さんお墨付き。ドライヤーの正しい使い方【猫川舐子】
、髪のツヤが失われるだけでなく、髪の内部組織が守られず、ダメージが進行してしまう原因となります。
そのため、開いたキューティクルは閉じる必要があります。しかし、キューティクルは熱に弱いので、長時間に渡って熱風を当てるのではなく、短時間で、しっかりと乾かす必要があるのです。
ちなみに、タオルドライ後にアウトバストリートメントを使用するのは、キューティクルが開いている状態で髪に成分を浸透させ、髪を乾かしてキューティクルが閉じることによって、成分を髪の内部に留めるためだそうです。キューティクルが開閉する原理を用いたケアということです。
■美容師さんのお墨付き。ドライヤーの正しい使い方
お風呂上がり直後の濡れた髪を乾かすのは大変なので、私はマイクロファイバーの吸水ヘアキャップを使用して、髪の毛を水分を取っておきます。
流れとしては、お風呂上がりにまずヘアキャップを着用。
タオルドライをしながらスキン&ボディケアを済ませ、その後にドライヤーで髪を乾かします。その際に大切なポイントを列記します。
ドライヤーは必ず上から当てる
キューティクルにも向きがあり、根元から毛先の方向に閉じます。そのため、温風を毛先から上に向かって当ててしまうと、キューティクルが開いた状態のまま乾いてしまうことに……。