美容師さんお墨付き。ドライヤーの正しい使い方【猫川舐子】
ドライヤーは必ず上から当てることを心がけましょう。
乾かすときは、必ず髪の根元から
水分は、根元から髪を伝って毛先へと流れるので、まずは根元から先に乾かす必要があります。乾いている吸水タオルを巻き直し、タオルの上から水分を取りつつ乾かすと、髪に直接熱風を当てずに済み、また時間も短縮できます。
ちなみに、本当に時間がないときはお辞儀をし、髪を逆立てた状態で根元付近を一気に乾かします。「ドライヤーをキューティクルの向きに沿って上から当てる」ことを遵守した末の手法、あまりに粗野で強くおすすめはしませんが、速乾かつ根元にボリュームが出ることをお伝えしておきます(笑)。
毛先を乾かすときに取り入れたい、ブラッシング
美容師さんいわく「これができると、良い髪質が維持できる」のが、毛先にかけてのブラッシング。ドライヤーを上から当てるだけでなく、濡れて開いているキューティクルを、乾かしながら正しい方向に閉じていく工程を取り入れて初めて、髪の状態をより良く仕上げることが可能になるのです。
普段手ぐしで乾かしている方にとっては、手間に感じられる作業になると思いますが、ブラッシング習慣は身につけておくべき。