エラ張り・大顔の悩みには「咬筋ほぐし」でアプローチ
この3つの筋肉は、それぞれの働きが密接に関わっています。
例えば、首の筋肉「胸鎖乳突筋」が収縮すると、食いしばりなどの咬筋の発達につながります。また、咀嚼するときに、こめかみあたりに手を置いてみてください。一緒に耳の上辺りの筋肉が動くのを感じます。
デスクワークなどの前傾姿勢・猫背などで肩凝り・首凝りがある方は、無意識のうちに食いしばり、結果、頭痛や眼精疲労に悩まされることが多いのです。
胸鎖乳突筋をほぐす
首を横にひねったときに出てくる「胸鎖乳突筋」。
この筋肉が収縮して硬くなると、首が太く短くなり、顔が大きく見えてしまいます。以前コラムでもご紹介した首筋トレーニングで、まずはこの筋肉を伸ばして緩めることが大切です。
顎体操
エラの部分に手を当て、下顎を左右にゆっくり優しくスライドさせます(×10往復)。
下顎だけ前に突き出し元に戻す(×10回)。
このとき一緒に首を動かさないよう気をつけて。
咬筋ほぐし
咬筋を掴み親指は顎に添え、他の指で咬筋を上下にほぐします。頬骨の下のくぼみや耳の横は特に凝りやすいので、しっかりとほぐしましょう。
側頭筋ほぐし
耳の上に手根(手の付け根付近)