■ 約9割がいつかは妊娠したい!「いつかは妊娠したいですか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人は88.3%で、なんと9割近くの人は「いつかは妊娠したい!」と思っていることがわかりました。
やはり女性として、妊娠・出産に興味や憧れを持つ人が圧倒的に多いようです。将来、妊娠して赤ちゃんを授かるために、妊娠前から自分のカラダの状態を知り、妊娠について正しい知識を身につけることはとても大切です。また、妊娠のメカニズムを正しく理解することで、排卵のタイミングなども、うまくつかめるようになり、スムーズな妊娠にもつながりやすくなります。
■ 第一子妊娠は、生活の落ち着いた30歳前後が理想的!「 第一子を妊娠した、もしくは妊娠したいのはいつですか ?」と聞いたところ、最も多かったのは「25~29歳」35.8%、ついで「30~34歳」29.3%、「20~24歳」13.4%でした。
厚生労働省の人口動態統計によると、女性の初産の平均年齢は、2011年に30.1歳と初めて30歳を超えました。初産年齢は上昇傾向が続き、2000年時点に比べると2.1歳上昇しています。今回の調査にも同様に見られ、30歳前後で生活も落ち着いてから、妊娠を考えたいと思う人が多いようです。
■ 妊娠を意識し始めるのは、半数以上の人が20歳代と回答「妊娠を考え始めたのはいつごろですか?」と聞いたところ、最も多かったのは「25~29歳のとき」で25.1%、続いて「20~24歳」24.5%でした。20代半ばから後半になると、友人や知人など周りでも結婚、出産する人が増えてくる時期です。こうした状況の中、徐々に意識を強める人が多いのかもしれません。
妊娠には「卵巣年齢」が大きくかかわっています。卵子のもとになる原子卵胞は、お母さんのお腹にいる胎児期に500~700万個作られますが、生まれるときには200万個、思春期には10万~30万個、30代では5万個と、生理周期ごとに1,000個ずつ減少していきます。卵巣の機能も徐々に低下、閉経間際には、原子卵胞はほとんどなくなってしまいます。
このように、いくら見た目が若々しく健康でキレイであっても、卵巣には寿命があり、一般的には50歳前後で閉経を迎えます。「今はまだ…」と思っていても、生まれながらに卵子の個数は限られているため、欲しいと思ったときに、すぐに妊娠できないことも多く、不妊は決して他人事ではありません。
■ “年齢”や“パートナーとの出会い”などの環境変化が妊娠を考えるきっかけに妊娠を考えるきっかけとして最も多かったのは「年齢とともに欲しくなった」で19.7%、ついで「彼の子供が欲しかった」17.2%、「結婚した」16.5%、「友人など身近な人が妊娠した」15.2%と続いています。
やはり年齢やパートナーとの出会い、結婚といった環境の変化などから意識するようになった人が多いようです。
また周囲の人が、妊娠・出産したりすると、赤ちゃんと触れ合う機会が増え、「いつかは私も…」と意識することも多いようです。
■ 妊娠するために、5人に1人が「基礎体温をつける」と回答「妊娠するために何かしましたか?」と聞いたところ、
最も多かったのは「基礎体温をつける」で21.5%でした。妊娠する可能性を高めるためには、自身の排卵日を把握しておくことが重要です。基礎体温は排卵日だけでなく、排卵の有無もチェックすることができます。
ついで、多かったのは「タイミング法を試す」14.4%。基礎体温に続いてこちらもポイントは正確な排卵日を知ることです。
他にも、「ストレスを貯めないようにする」「産婦人科を受診した」「排卵検査薬を使用した」「体を動かすようにする」「身体にいいお茶(ルイボスティー・たんぽぽ茶)を飲むようになった」などの答えがありました。
自然に妊娠できれば一番良いですが、日ごろから自分のカラダに気をくばり、妊娠しやすいカラダづくりを心がけている方も多いようです。
※ 調査実施時期 : 2013年7月~2013年8月 調査方法および人数 : 『ルナルナ』サイト内にて会員1,475名
※『ルナルナ』は(株)エムティーアイの登録商標です。
記事引用元:
PRTIMES
女性の約7割が“女性ホルモンの知識がない”。「大塚製薬 女性のヘルスリテラシー調査」