体に良い油と悪い油がある? 賢い油選びで内側から健康モチ肌美人に
“あぶら”と聞いて何を連想しますか? 油=太ると思っている方が意外に多いのではないでしょうか? 一口に“あぶら”と言っても、身体やお肌にとって良いあぶらと悪いあぶらとあるのです。
ダイエットをしているからといって油抜きの食事ばかりしていると、お肌や髪の毛に艶がなくなりパサパサになってしまうこともあるのです。身体にとって必要な良いあぶらを知り、それを積極的に取り入れることは実はとても大切! そして良質な油を取り入れることは、身体の内と外から綺麗になる近道なのです!
■植物油に含まれる脂肪酸アロマセラピーなどのトリートメントに用いるホホバオイル以外の植物オイルは3つの脂肪酸とグリセリンが結合した脂質(トリグリセリド)です。脂肪酸には大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。
■飽和脂肪酸とは一般的に言われる脂肪のこと。常温で固体、融点が高いのが特徴。身体の中に入ると他の分子とは新しい結合をせず、そのまま体内にとどまり、太る原因になります。
動物性の脂肪(ラード、バターなど)に多く含まれています。
不活性なので、酸化しやすいのも特徴です。つまり、これらは、とり過ぎに注意ですね。植物からとられる物としては、ココナッツオイル、シアバターなどがこの部類にはいります。
■不飽和脂肪酸とはまだ満たされていないという意味で、“不飽和”という言葉が付けられています。植物油の主成分で常温で液体。次の3つの系統に分けられます。