体調を崩しやすい人とそうでない人の違いとは ~オプティマルヘルスという考え方~

あなたの周りに、こんな人はいませんか?
・季節の変わり目になると、体調を崩す
・風邪が流行ると必ずうつる
・疲れやすく、常に体のどこかに不調がある

もしかすると、「すべて当てはまる…」という人もいるかもしれません。体調を崩しやすい人がいる一方で、同じような条件でも健康を維持している人もいます。その違いは一体どこにあるのでしょうか。
体調を崩しやすい人とそうでない人の違いとは ~オプティマルヘルスという考え方~

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■「健康」の定義とは本題に入る前に、そもそも「健康」の定義とは何なのかについて考えてみましょう。健康について、WHO憲章では次のように定義しています。

“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)”
| 健康の定義について | 社団法人 日本WHO協会

これまでは、「病気か、病気ではないか」が健康かどうかを判断する基準とされていましたが、そうではなく「満たされているかどうか」が、健康の指標となるというわけです。

しかし、「満たされているかどうか」が基準となると、次に「どれくらい満たされているのか」という、レベルが問題になってきます。
そこで、今回ご紹介したいのが、健康の度合いをレベルで表す「オプティマルヘルス」という考え方です。

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